JP2001343082A - 圧力制御弁 - Google Patents

圧力制御弁

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JP2001343082A
JP2001343082A JP2000164467A JP2000164467A JP2001343082A JP 2001343082 A JP2001343082 A JP 2001343082A JP 2000164467 A JP2000164467 A JP 2000164467A JP 2000164467 A JP2000164467 A JP 2000164467A JP 2001343082 A JP2001343082 A JP 2001343082A
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pressure
hole
control piston
passage
orifice
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Kenichi Saikai
健一 西海
Bouo Kaku
卯應 郭
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異音の発生と圧力の落ち込みという2つの問
題を同時に解決することのできる圧力制御弁を提供す
る。 【解決手段】 制御ピストンPは、一方を連通孔14に
開口し、他方を摺動面に開口させた小孔21と、上記小
孔21の開口部分29からフランジ部17側に向かって
形成した凹部30と、この凹部30の途中に形成した凸
部32とを備え、上記凹部30と貫通孔13との間で通
路31を構成するとともに、上記凸部32と貫通孔13
とが相まってサブオリフィスFを構成したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御ピストンを
備えたパイロットオペレートタイプの圧力制御弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、機器本体1には、高
圧通路3と低圧通路4とを形成するとともに、これら両
通路3,4を組み付け孔2によって連通させている。そ
して、この組み付け孔2に圧力制御弁vを取り付けてい
る。この圧力制御弁vは、そのバルブケース5の一端
を、機器本体1に螺合するとともに、このバルブケース
5の他端を、ガイドプラグ6で塞いでいる。このガイド
プラグ6の先端外周には、中空のメインポペット7を摺
動自在に組み付けているが、この摺動部分にはシール部
材9を介在させている。
【0003】上記メインポペット7は、バルブケース5
との間に隙間8を形成し、この隙間8を上記低圧通路4
に連通させている。また、ガイドプラグ6とメインポペ
ット7との間に第1スプリングS1を組み込み、この第
1スプリングS1の作用で、通常は、機器本体1のシー
ト部12にメインポペット7を押しつけている。なお、
上記メインポペット7は、シール部材9の部分の直径D
1を、上記シート部12のシート径D2よりも大きくし
ている。そして、直径D1の受圧面と直径D2の受圧面
とに同じ圧力が作用したときに、図面右方向の推力をメ
インポペット7に発生させて、このメインポペット7を
シート部12に押しつけるようにしている。
【0004】上記メインポペット7には、リリーフポペ
ット10を摺動自在に組み込むとともに、その摺動部分
にもシール部材15を組み込んでいる。そして、このリ
リーフポペット10とガイド部材6との間にパイロット
室11を区画している。また、リリーフポペット10に
貫通孔13を形成し、この貫通孔13に制御ピストンp
を摺動自在に貫通させている。
【0005】上記制御ピストンpには、その軸線に沿っ
て連通孔14を形成し、この連通孔14によって高圧通
路3とパイロット室11とを連通させている。また、上
記制御ピストンpは、その高圧通路3に臨ませた先端側
にメインオリフィス16を形成し、パイロット室11に
臨ませた基端側に、フランジ部17を形成している。そ
して、フランジ部17と上記ガイドプラグ6との間に第
2スプリングS2を組み込んで、その弾性力を制御ピス
トンpに作用させている。なお、この図2では、制御ピ
ストン12のフランジ部17がリリーフポペット10か
ら離れているが、通常は、第2スプリングS2の弾性力
によって、制御ピストンpのフランジ部17をリリーフ
ポペット10に押しつけている。
【0006】上記のように制御ピストンpのフランジ部
17が押しつけられたリリーフポペット10は、その先
端をメインポペット7に形成したシート部18に押しつ
けるようにしている。したがって、メインポペット7に
形成した高圧ポート19と低圧ポート20との連通が遮
断され、高圧通路3と低圧通路4との連通が遮断され
る。なお、上記リリーフポペット10は、シール部材1
5の部分の直径D3を、シート部18のシート径D4よ
りも大きくしている。そして、直径D3の受圧面と、直
径D4の受圧面とに同じ圧力が作用したときに、図面右
方向の推力をリリーフポペット10に発生させて、この
リリーフポペット10をシート部18に押しつけるよう
にしている。
【0007】また、上記制御ピストンpには、小孔21
を径方向に形成するとともに、その一方を連通孔14に
開口し、その他方をこの制御ピストンpの摺動面に開口
させている。さらに、上記小孔21を開口させた位置か
ら図面左に向かって制御ピストンpの直径を小さくし、
この径を小さくした部分と貫通孔13との間に隙間22
を形成している。なお、上記小孔21の開口面積は、上
記メインオリフィス16の開口面積よりも小さくしてい
る。
【0008】上記ガイドプラグ6には、チェックバルブ
cvを組み込んでいる。すなわち、ガイドプラグ6に
は、弁体23および第3スプリングS3を組み込むとと
もに、第3スプリングS3の弾性力によって、ガイドプ
ラグ6に形成したシート部24に弁体23を押しつけて
いる。そして、上記第3スプリングS3を組み込んだス
プリング室25を、ガイドプラグ6に形成した通路26
を介して上記隙間8に連通させている。
【0009】さらに、上記弁体23にはロッド部27を
設け、このロッド部27を上記パイロット室11に突出
させている。そして、このロッド部27と上記制御ピス
トンpとの軸線を一致させるとともに、制御ピストンp
が第2スプリングS2に抗して移動してロッド部27に
当接したとき、連通路14を塞ぐようにしている。な
お、ガイドプラグ6にはアジャスターボルト28を取り
付けている。そして、このアジャスターボルト28の軸
方向位置を調節することにより、第3スプリングS3の
設定弾性力を変更できるようにしている。
【0010】次に、上記従来例の作用を説明する。上記
高圧通路3の圧力は、連通孔14からパイロット室11
に伝達され、チェックバルブcvの弁体23に作用す
る。そして、この作用力が第3スプリングS3の弾性力
にうち勝つと、チェックバルブcvが開弁し、パイロッ
ト室11をスプリング室25に連通させる。したがっ
て、上記高圧通路3の圧油は、メインオリフィス16→
連通孔14→パイロット室11→スプリング室25→通
路26→隙間8を経由して低圧通路4に流れる。
【0011】上記のようにしてメインオリフィス16に
流れが生じると、その前後に差圧が発生するので、その
圧力差によって制御ピストンpがロッド部27に当接す
るまで移動する。制御ピストンpがロッド部27に当接
すると、連通路14が塞がれるので、この連通路14か
らパイロット室11に流れ込む経路が遮断される。その
ため、高圧通路3側の圧油は、連通路14→小孔21→
隙間22を経由してパイロット室11に流れるが、この
ように小孔21を圧油が流れると、そこで大きな圧力降
下が生じる。このようにして大きな圧力差が生じると、
リリーフポペット10にも大きな推力が生じるので、こ
のリリーフポペット10が開弁する。
【0012】つまり、メインオリフィス16の開度がそ
れほど小さくないので、チェックバルブcvが開いた時
点では、高圧通路3とパイロット室11との圧力差もそ
れほど大きくならず、リリーフポペット10は閉弁しな
い。ただし、制御ピストンpの連通孔14が塞がれて、
小孔21を圧油が流れるようになると、そこで大きな圧
力差が発生するので、リリーフポペット10が開弁す
る。なお、メインオリフィス16の開口面積を、小孔2
1と同じにできれば、制御ピストンpは必要ない。しか
し、メインオリフィス16の開度はそれ程小さくできな
い。その理由については後で説明する。
【0013】上記のようにしてリリーフポペット10が
開弁すると、高圧ポート19と低圧ポート20とが連通
し、それによって高圧通路3と低圧通路4とが連通す
る。このように高圧通路3と低圧通路4とが連通すれ
ば、高圧通路3側の圧油が圧通路4に流れるので、この
高圧通路3側の圧力が所定の圧力に保たれる。なお、高
圧通路3が所定圧まで下がれば、チェックバルブcvが
閉じるが、このようにチェックバルブcvが閉じると、
パイロット室11内の圧力作用によってリリーフポペッ
ト10と制御ピストンpとが元の状態に復帰する。そし
て、このときパイロット室11内には、連通孔14を介
して高圧通路3から圧油が供給される。
【0014】一方、高圧通路3側の圧力が負圧になった
場合、すなわち、高圧通路3側の圧力が低圧通路4側の
圧力よりも低くなった場合には、メインポペット7が第
1スプリングS1に抗して移動してシート部12を開
く。すなわち、上記したように、シート部12の部分の
直径D2に対して、シール部材9でシールされた部分の
直径D1を大きくしているので、上記のように低圧通路
4側の圧力が高くなると、その圧両作用によってメイン
ポペット7に図面左方向の推力が作用する。したがて、
この推力によってメインポペット7が開弁する。
【0015】このようにメインポペット7が開弁すれ
ば、低圧通路4側の圧油が高圧通路3側に供給されるの
で、キャビテーションの発生が防止される。つまり、こ
の従来の圧力制御弁は、キャビテーションの発生を防止
するアンチボイド機能も有している。なお、上記のよう
にアンチボイド機能を発揮するとき、パイロット室11
内の圧油は連通孔14を介して排出されるが、このとき
メインオリフィス16の開口面積が小さいと、パイロッ
ト室11内の圧油がスムーズに排出されず、メインポペ
ット7の動きが悪くなる。このような不都合を防止する
ためには、メインオリフィス16の開口面積をある程度
確保しなければならない。そして、このような理由か
ら、メインオリフィス16の開口面積をそれほど小さく
できなかった。
【0016】上記のようにした圧力制御弁では、チェッ
クバルブcvが開いたときに、異音が発生することがあ
る。すなわち、チェックバルブcvが開いたときに、弁
体23の周囲を流れる圧油により、この弁体23が振動
し、この振動によって異音が発生する。上記異音は、弁
体23の周囲を流れる流体の流量を減らせば防止できる
が、この流量を減らすタイプの圧力制御弁を図3に示
す。
【0017】この図3に示す圧力制御弁は、図2に示し
た小孔21を省略したものであり、その他の構成は同じ
である。このようにした圧力制御弁は、連通孔14がロ
ッド部27で塞がれると、高圧通路3の圧油は、制御ピ
ストンpと貫通孔13との摺動面の僅かな隙間を経由し
てパイロット室11に供給される。そのため、上記隙間
がチョークの機能を発揮して、パイロット室11に供給
される流量が規制される。このようにパイロット室11
に供給される流量を規制すれば、チェックバルブcvが
開いたときに、その弁体23の周囲を流れる流量も少な
くなるので、異音を防止できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図3に
示したタイプの圧力制御弁には、制御ピストンpと貫通
孔13との隙間がチョーク機能を発揮するため、次のよ
うな問題があった。例えば、冬場など圧油の粘度が高い
場合には、上記隙間を圧油が非常に流れにくくなる。そ
のため、パイロット室11になかなか圧油が供給されな
い。パイロット室11に圧油が供給されないと、リリー
フポペット10の復帰速度が遅くなるため、リリーフポ
ペット10が閉弁するまでに時間がかかり、その間、高
圧通路3と低圧通路4とが必要以上に連通した状態に保
たれる。このように高圧通路3が低圧通路4に連通した
状態に保たれるので、高圧通路3側の圧力が極端に落ち
込んでしまい、この高圧通路3に接続したアクチュエー
タの作動が不安定になるという問題があった。
【0019】つまり、異音の発生を防止すると、圧力の
落ち込みによる不都合が生じ、逆に、圧力の落ち込みを
防止しようとすると、異音が発生するという問題があっ
た。この発明の目的は、異音の発生と圧力の落ち込みと
いう2つの問題を同時に解決することのできる圧力制御
弁を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、高圧通路と
低圧通路とを遮断したり連通したりするリリーフポペッ
トと、このリリーフポペットに形成した貫通孔と、この
貫通孔に摺動自在に組み込むとともに、先端を高圧通路
側に臨ませ、基端をパイロット室に臨ませた制御ピスト
ンと、この制御ピストンの基端側に形成したフランジ部
と、このフランジ部をリリーフポペットに押しつけるス
プリングと、上記制御ピストンに形成し、高圧通路とパ
イロット室とを連通する連通孔と、この連通孔に設けた
メインオリフィスと、パイロット室内の圧力が設定した
圧力に達したときに開くチェックバルブと、このチェッ
クバルブの弁体に設けるとともに、上記制御ピストンが
スプリングに抗して移動したときに連通孔を塞ぐロッド
部とを備えた圧力制御弁を前提とする。
【0021】第1の発明は、上記第1の発明を前提にし
つつ、制御ピストンには、一方を連通孔に開口し、他方
を摺動面に開口させた小孔と、上記小孔の開口部分から
フランジ部側に向かって形成した凹部と、この凹部の途
中に形成した凸部とを備え、上記凹部と貫通孔との間で
通路を構成するとともに、上記凸部と貫通孔とが相まっ
てサブオリフィスを構成したことを特徴とする。
【0022】第2の発明は、上記第1の発明において、
サブオリフィスを構成する凸部は、凹部を形成するとき
に残した部分で構成したことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1に示す実施例は、制御ピスト
ンPの構成を変更したものであり、その他の構成につい
ては前記従来例と全く同じである。そのため、以下で
は、前記従来例と同じ構成要素については同じ符号を付
し、その詳細な説明を省略する。なお、図1は、制御ピ
ストンPがロッド部17にかみついた状態を示したもの
である。また、図中第2スプリングS2が、この発明の
スプリングに相当する。
【0024】制御ピストンPには、連通孔14と小孔2
1とを形成している。上記小孔21は、その一方を連通
孔14に開口し、他方を摺動面に開口させている。ま
た、制御ピストンPには、上記小孔21の開口部分29
からフランジ部17側には、所定の間隔をあけて環状凹
部30を形成している。そして、この環状凹部30と貫
通孔13との隙間で通路31を構成している。さらに、
上記小孔21の開口部分29と環状凹部30との間を環
状凸部32とし、この環状凸部32と貫通孔13とが相
まってサブオリフィスFを構成している。このサブオリ
フィスFは、制御ピストンPの一端がガイドプラグ6の
先端33に当接したときに、貫通孔13から抜け出さな
い位置に形成している。
【0025】次に、この実施例の作用を説明する。高圧
通路3からパイロット室11内に導いた圧力の作用によ
ってチェックバルブcvが開き、メインオリフィス16
に流れが生じると、その前後の圧力差によって制御ピス
トンPが移動する。制御ピストンPが移動して、その連
通孔14がロッド部27によって塞がれると、高圧通路
3側の圧油は、メインオリフィス16→連通孔14→小
孔21→サブオリフィスF→通路31→パイロット室1
1を経由してチェックバルブcvに流れる。
【0026】上記サブオリフィスFは、メインオリフィ
ス16の開口面積よりも十分小さいので、このサブオリ
フィスFによってパイロット室11に供給される流量が
規制される。このようにパイロット室11に供給される
流量が規制されれば、チェックバルブcvの弁体23の
周囲を流れる流量も少なくなるので、チェックバルブc
vが開いたときの異音を防止できる。
【0027】一方、制御ピストンPの連通孔14にロッ
ド部17がかみこみ連通孔14が塞がれた状態で、リリ
ーフポペット10が復帰する場合、パイロット室11に
は、サブオリフィスFを経由して高圧通路3側の圧油が
供給されるが、オリフィスというのは、チョークと異な
り、流体の粘度の影響をほとんど受けない。そのため、
たとえ圧油の粘度が高くなったとしても、サブオリフィ
スを通過する圧油の流れが悪くなったりせず、リリーフ
ポペット10の復帰速度が遅くなったりしない。したが
って、高圧通路3側の極端な圧力低下が生じて、アクチ
ュエータの作動が不安定になるという問題も防止でき
る。
【0028】なお、この実施例では、環状凹部30によ
って通路31を形成しているが、この通路31を形成す
る凹部は環状でなくてもよい。ただし、環状にした方
が、簡単に加工できる。また、この実施例では、サブオ
リフィスFを構成する環状凸部32を、制御ピストンP
に一体形成しているが、環状凸部を別に設けてもよい。
ただし、環状凹部30を形成するときに、削らずに残し
た部分で環状凸部32を一体形成すれば、特別に環状凸
部32を設ける場合に比べて、製造コストを安くでき
る。
【0029】
【発明の効果】第1の発明によれば、小孔の開口部分
と、制御ピストンと貫通孔との隙間で構成した通路との
間に、サブオリフィスを設けたので、リリーフポペット
が開いたときに、高圧通路側からパイロット室に流れ込
む流量を規制することができる。したがって、チェック
バルブが開いたときの異音を防止できる。また、オリフ
ィスは、チョークと異なり流体の粘度の影響をほとんど
受けない。そのため、リリーフポペットが閉状態に復帰
するときに、サブオリフィスによって流量が大きく規制
されたりせず、パイロット室への供給流量が不足し、リ
リーフポペットの復帰速度が遅くなることもない。した
がって、高圧通路側の圧力が極端に落ち込むとう問題も
防止できる。
【0030】第2の発明によれば、凹部を形成するとき
に、残した部分で凸部を一体形成できるので、特別に凸
部を設ける場合に比べて、製造コストを安くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図である。
【図2】従来例の断面図である。
【図3】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
3 高圧通路 4 低圧通路 10 リリーフポペット 11 パイロット室 13 貫通孔 14 連通孔 16 メインオリフィス 17 フランジ部 21 小孔 23 弁体 27 ロッド部 30 環状凹部 31 通路 32 環状凸部 F サブオリフィス P 制御ピストン cv チェックバルブ S2 第2スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H059 AA06 AA17 BB02 BB30 BB38 CA04 CA12 CD05 CF09 CF14 EE13 FF03 5H316 DD09 DD18 DD20 EE04 EE10 EE12 EE20 HH04 HH16 JJ01 JJ11 KK01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧通路と低圧通路とを遮断したり連通
    したりするリリーフポペットと、このリリーフポペット
    に形成した貫通孔と、この貫通孔に摺動自在に組み込む
    とともに、先端を高圧通路側に臨ませ、基端をパイロッ
    ト室に臨ませた制御ピストンと、この制御ピストンの基
    端側に形成したフランジ部と、このフランジ部をリリー
    フポペットに押しつけるスプリングと、上記制御ピスト
    ンに形成し、高圧通路とパイロット室とを連通する連通
    孔と、この連通孔に設けたメインオリフィスと、パイロ
    ット室内の圧力が設定した圧力に達したときに開くチェ
    ックバルブと、このチェックバルブの弁体に設けるとと
    もに、上記制御ピストンがスプリングに抗して移動した
    ときに連通孔を塞ぐロッド部とを備えた圧力制御弁にお
    いて、上記制御ピストンには、一方を連通孔に開口し、
    他方を摺動面に開口させた小孔と、上記小孔の開口部分
    からフランジ部側に向かって形成した凹部と、この凹部
    の途中に形成した凸部とを備え、上記凹部と貫通孔との
    間で通路を構成するとともに、上記凸部と貫通孔とが相
    まってサブオリフィスを構成したことを特徴とする圧力
    補償弁。
  2. 【請求項2】 サブオリフィスを構成する凸部は、凹部
    を形成するときに残した部分で構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の圧力補償弁。
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