JP2001341908A - シート搬送装置及びシート処理装置 - Google Patents

シート搬送装置及びシート処理装置

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JP2001341908A JP2000164183A JP2000164183A JP2001341908A JP 2001341908 A JP2001341908 A JP 2001341908A JP 2000164183 A JP2000164183 A JP 2000164183A JP 2000164183 A JP2000164183 A JP 2000164183A JP 2001341908 A JP2001341908 A JP 2001341908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローレットベルト退避時等でも一定の搬送速
度が得られるようにすること。 【解決手段】 軸7cと、前記軸7cに固定された固定
ローラ7a2と、前記軸7cに固定されたワンウェイク
ラッチを有するワンウェイクラッチローラ7a1と、前
記ワンウェイクラッチローラ7a1の外周に内面を接す
るローレットベルト190と、前記固定ローラ7a2並びに
ローレットベルト190の外周に圧接しニップを形成する
従動コロ7bと、で構成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やLBP等
のシート搬送装置及びこれを備えるシート処理装置に関
し、詳細には、シート整合の処理操作に際し、整合手段
によるシートの集束を兼ねたシート搬送装置において、
シートの搬送を安定的に行わせ得るように改良したシー
ト搬送装置及びこれを備えるシート処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シート処理装置として、画像形
成されたシートを整合して集束し、且つ必要に応じて該
シート束の一部を針綴じする第1の処理手段(以下「処
理トレイ」という)と、整合されたシート束或いは針綴
じされたシート束を束毎に受け取って収容する第2の処
理手段(以下「スタックトレイ」という)とを組み合わ
せた装置については、例えば、特開平2−144370
号公報に開示された技術を含めて、既に数多くのものが
提案され且つ実施されている。
【0003】従来のこの種のシート処理装置における整
合部の概要構成を図7に示す。
【0004】この図において、従来例のシート処理装置
は、ソートパス700からのシートPを搬出する下部搬出
ローラ701aと搬出コロ701bとの搬出ローラ対701、搬
出されるシートPを受け入れる処理トレイユニット80
0、及び処理後に束排出されるシート束を積載するスタ
ックトレイ810を有して構成する。
【0005】搬出ローラ対701の下部搬出ローラ701aに
は、搬出コロ701bとの間の軸方向数カ所にローレット
ベルト702が巻き掛けられており、且つ各ローレットベ
ルト702間の適所に各シートガイド703が配されている。
【0006】処理トレイユニット800は、シートPの排
出方向に対して下流側(図の左上方側)を上方に、上流
側(図の右下方側)を下方に位置させることで傾斜した
処理トレイ801及び上流側端部の後端ストッパ部802と、
シート幅方向左右1対の整合部材803と、処理トレイ801
での下流側に配された1組の下部及び上部の各束排出ロ
ーラ804a,804bからなる束排出ローラ対804と、先端
部下面に上部束排出ローラ804bを有し、下部束排出ロ
ーラ804aに対して該上部束排出ローラ804bを離接可能
に支持する揺動ガイド805と、中間部上方に配される引
き込みパドル806とを有している。
【0007】この場合、束排出ローラ対804の下部及び
上部の各束排出ローラ804a,804bは、揺動ガイド805
の揺動制御により、下部束排出ローラ804aに対して上
部束排出ローラ804bを離間させた開き状態で、搬出ロ
ーラ対801からのシートPを処理トレイ801上に受け入
れ、該受け入れ終了に合わせて下部束排出ローラ804a
に上部束排出ローラ804bを当接させた綴じ状態にする
と共に、下部束排出ローラ804aを時計回り方向に回転
駆動させることにより、受け入れたシートPを処理トレ
イ801上で上流の後端ストッパ部802側、つまり、上流側
に引き戻すように付勢してから、再び離間する。
【0008】また、上流側へ付勢されたシートPは、引
き込みパドル806の回転駆動によって引き戻し作用が継
続されると共に、各整合部材803の作動で整合され、且
つこれにローレットベルト702の回転によるシート端部
の送り込み作用も加えられて、該シートPが各シートガ
イド703を経て後端ストッパ部802に突き当てられ、この
ようにして整合操作が終了する。
【0009】ローレットベルト702は、図7に示されて
いるように、外周全面に滑り止めローレットを形成して
所要径に賦形成形したもので、回転方向に変形可能な柔
軟性を有しており、排出ローラ対701間で下部側、つま
り、処理トレイ801側の排出ローラ701aに巻き掛けられ
て回転可能にされると共に、該ローレットベルト702の
下方内周面に接して遊動回転する遊動コロ704を設け、
次に述べるパドル及び整合操作時、特に、パドル操作に
引き続いて行われる整合操作の開始時にあって、該遊動
コロ704を牽引用アクチュエータ(牽引手段)705で図の
後方側、ひいては後端ストッパ802の支持面側に牽引作
動させることにより、上方のシートガイド703の内側に
引き寄せられて変形(図に2点鎖線で表示)させ、後端
ストッパ802へのシートPの突き当てを阻害しないよう
になっている。
【0010】処理トレイ801上で整合されたシート束
は、該整合位置で綴じ処理等をなした後、さらに、下部
束排出ローラ804aに上部束排出ローラ804bを当接さ
せ、且つ今度は該下部束排出ローラ804aを反時計回り
方向へ回転駆動させることにより、処理を終えたシート
束をスタックトレイ810上に束排出させるのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成において、ローレットベルト退避時にローレット
ベルト702がローレットベルト退避機構(牽引用アクチ
ュエータ705)により引っ張り力を受け、半径が小さく
なるため、搬送部(搬出ローラ対701)とローレットベ
ルト702の搬送速度が減少し、一定の搬送速度が得られ
ないという問題があった。
【0012】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
ローレットベルト退避時でも一定の搬送速度が得られる
ようにしたシート搬送装置、及びこれを備えるシート処
理装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的なシート搬送装置の構成は、軸と、前
記軸に固定された軸固定ローラ部と、前記軸に固定され
たワンウェイクラッチを有するワンウェイクラッチロー
ラ部と、前記ワンウェイクラッチローラ部の外周に内面
を接する無端ベルト部と、前記軸固定ローラ部並びに無
端ベルト部の外周に圧接しニップを形成するコロ部と、
で構成されることを特徴とする。
【0014】従って、上記構成によれば、ローレットベ
ルト退避動作等による周速遅れ発生時に、ワンウェイク
ラッチローラ部の回転を自由にし、軸固定ローラ部でシ
ートを搬送することで、安定した搬送速度が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るシート搬送装置及び
これを備えるシート処理装置の好ましい実施形態例につ
き、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】尚、本発明に係るシート搬送装置を備える
シート処理装置が用いられる、複写機やLBP等の画像
形成装置の概略構成については、説明を省略する。
【0017】以下、本発明に係るシート処理装置につい
て説明する。
【0018】〈シート処理装置の全体の概要説明〉先
ず、本シート処理装置の主要な各部構成について述べ
る。
【0019】図3は、本実施の形態によるシート処理装
置の概略構成を模式的に示す全体断面図である。
【0020】この図に示すシート処理装置(以下「フィ
ニッシャ」という)1の構成において、符号2は、画像
形成装置300の排出ローラ対302から排出されてくるシー
トPを受け入れる入口ローラ対、3は、受け入れたシー
トPを搬送する第1搬送ローラ対であって、31は、該シ
ートPの通過を検知する入口側でのシート検知センサで
ある。また、50は、搬送されてくるシートの後端部付近
に穴あけをするパンチユニットである。5は、搬送途上
に配置される比較的大径のローラ(以下「バッファロー
ラ」という)であり、外部周囲に配した各押付コロ12,
13,14でロール面にシートPを押し付けて搬送する。
【0021】11は、第1切替フラッパであって、ノンソ
ートパス21とソートパス22とを選択的に切り替える。10
は、第2切替フラッパであって、ソートパス22とシート
Pを一時的に蓄えるためのバッファパス23との切り替え
を行う。33は、ノンソートパス21内のシートPを検知す
るセンサ、32は、バッファパス23内のシートPを検知す
るセンサである。
【0022】6は、ソートパス22の第2搬送ローラ対で
あり、129は、シートPを一時的に集積し、該集積され
るシートPを整合すると共に、ステイプルユニット100
(綴じ手段)のステイプラ101によってステイプル処理
を行うために設けられる処理トレイ130を含む処理トレ
イユニットである。処理トレイ(第1の積載トレイ)13
0の排出端側には、束排出ローラ対(束移送手段)を構
成する一方の排出ローラ、ここでは、固定側としての下
部排出ローラ180aが配されている。7は、ソートパス2
2に配されてシートPを処理トレイ(第1の積載トレ
イ)130上に排出させるための第1排出ローラ対であ
り、また、9は、ノンソートパス21に配されてシートP
をサンプルトレイ201上に排出させるための第2排出ロ
ーラ対である。
【0023】180bは、揺動ガイド150に支持されてい
て、該揺動ガイド150が閉じ位置にきたときに、前記下
部排出ローラ180aに加圧的に当接されて処理トレイ130
上のシートPをスタックトレイ(第2の積載トレイ)20
0上に束排出するための上部排出ローラである。40は、
スタックトレイ200及びサンプルトレイ201上に積載され
るシート束の後端(束排出方向に対して後端)縁を支持
する束積載ガイドで、ここでは、シート処理装置1の外
装を兼ねている。
【0024】〈処理トレイユニットの概要説明〉次に、
前記処理トレイ130を含む処理トレイユニット129につ
き、図4及び図5に基づいて詳細に説明する。
【0025】処理トレイユニット129は、処理トレイ13
0、後端ストッパ131、整合手段140、揺動ガイド150、引
き込みパドル160、束排出ローラ対180と、それに、上述
の第1排出ローラ対7で回転駆動されるローレットベル
ト(無端帯状の送り部材)190とによって構成されてい
る。
【0026】この場合、前記処理トレイ130について
は、シート束の排出方向に対して下流側(図の左上方
側)を上方に、上流側(図の右下方側)を下方に位置さ
せることで傾斜した状態に設定しており、上流側である
下方端部には、シート幅方向の所定間隔毎に配置される
各シートガイド130cとローレットベルト190、及び上述
の後端ストッパ131が配置され、且つ中間部には、シー
トPの左右両側に対応する外部位置を占めて後述する引
き込みパドル160を含んだ整合手段140が配置される。ま
た、下流側でもある上部、詳しくは実質的に処理トレイ
ユニット構成の上方領域部分には、後述する引き込みパ
ドル160と束排出ローラ対180とを含んだ揺動ガイド150
が配置される。
【0027】ここで、ローレットベルト190は、図5に
示されているように、外周前面に滑り止めローレットを
形成して所要径に賦形成形したもので、回転方向に変形
可能な柔軟性を有しており、第1排出ローラ対7間で下
部側、つまり、処理トレイ130側の排出ローラ7aに巻
き掛けられて回転可能にされると共に、該ローレットベ
ルト190の下方内周面に接して遊動回転する遊動コロ191
を設け、次に述べるパドル及び整合操作時、特に、パド
ル操作に引き続いて行われる整合操作の開始時にあっ
て、該遊動コロ191を牽引用アクチュエータ(牽引手
段)192で図の後方側、ひいては後端ストッパ131の支持
面131a側に牽引作動させることにより、上方のシート
ガイド130cの内側に引き寄せられて変形(図に2点鎖
線で表示)させ、支持面131aへのシートPの突き当て
を阻害しないようになっている。
【0028】《シート排出手段の説明》前記第1排出ロ
ーラ対7は、図1に示すように、駆動軸7cにワンウェ
イクラッチを介して接続したワンウェイクラッチローラ
7a1と、直接固定した固定ローラ7a2と、これらに対
向する位置に設置した従動コロ7bと、からなる。
【0029】図1に示すように、4対のローラ対のう
ち、外側2対のワンウェイクラッチローラ7a1のワン
ウェイクラッチは、駆動軸7cに対し、正転方向である
シート搬送方向(図中矢印方向)への回転が自由で、該
搬送方向に対して逆転する方向への回転をロックするよ
うに構成されている。即ち、ワンウェイクラッチローラ
7a1が駆動軸7cより速く回転する場合には、ワンウ
ェイクラッチの作用により駆動軸7cに対しワンウェイ
クラッチローラ7a1が回転自由となる。
【0030】ローレットベルト190を退避した時に、図
2のように、ローレットベルト190の肉厚tが減少(t
>t′)し、ニップNにおけるローレットベルト190の
外径が減少するため、ローレットベルト190の線速vが
減少する(v>v′)。この時、ローレットベルト190
を駆動するワンウェイクラッチローラ7a1と固定ロー
ラ7a2に速度差(v−v′)が発生するため、ワンウ
ェイクラッチの作用によりワンウェイクラッチローラ7
a1のロックを解除し該ワンウェイクラッチローラ7a1
の回転を自由にし、固定ローラ7a2でシートを搬送す
ることで、一定の搬送速度を得ることができる。
【0031】そして、前記第1排出ローラ対7から排出
されるシートPは、自身の自重及び後述する引き込みパ
ドル160の作用と、それに、ローレットベルト190の下面
側での送り作用とで、該シートPの後端縁が各シートガ
イド130cによって下方側へガイドされながら、後端ス
トッパ131の突き当て支持面131aに突き当てられるま
で、処理トレイ130上を滑走する。
【0032】更に、処理トレイ130の上方端部には、先
にも述べたように、束排出ローラ対180を構成する一方
の下部排出ローラ180aが配置され、且つ前記揺動ガイ
ド150の下面前端部には、該下部排出ローラ180aに離接
自在に当接される他方の上部排出ローラ180bが配置さ
れており、これらの各排出ローラ対180a,180bは、駆
動モータM180で正逆回転可能にされている。
【0033】〈整合手段の詳細説明〉次に、本発明の主
要部の他方を構成する前記整合手段140につき、図4及
び図5と、図4のc矢視図である図6に基づいて詳細に
説明する。
【0034】整合手段140を構成する1組の整合部材14
1,142は、前記処理トレイ130面上で図の下方部と上方
部(シートPの両側端に対応)とに独立して対向配置さ
れると共に、一方の下方側での第1の整合部材141、及
び他方の上方側での第2の整合部材142は、それぞれに
シート側端面を押圧して支持するための、処理トレイ13
0面に対して垂直な各整合面141a,142aと、シート裏
面を支持するためのラックギア部141b,142bとを有し
ており、該各ラックギア部141b,142bは、処理トレイ
130面に開穿した上下方向(シートPの幅方向に対応)
に平行な1組のガイド溝130a,130bを通して下面側に
配置される。
【0035】即ち、これを要約すると、処理トレイ130
に対して、その上面側に各整合面141a,142aが対向し
て配置され、且つその下面側に各ラックギア部141b,1
42bが整合方向に移動可能なように組み付けられてい
る。
【0036】そして、各ラックギア部141b,142bに対
しては、それぞれの各駆動モータM141,M142によって
正逆回転可能に駆動される個々のピニオンギア143,144
が噛合されており、これによって第1,第2の整合部材
141,142がそれぞれに整合方向へ移動可能にされること
になる。ここで、第1,第2の整合部材141,142に対し
ては、それぞれのホームポジションを検知する不図示の
位置センサが配置されており、通常の場合、第1の整合
部材141が下方端部、第2の整合部材142が上方端部に設
定された各ホームポジション位置に待機している。
【0037】〈揺動ガイドの詳細説明〉次に、前記揺動
ガイド150について詳細に説明する。
【0038】揺動ガイド150は、先に述べたように下流
側(図の左側)に対応する下面前端部にあって、前記束
排出ローラ対180の下部排出ローラ180aに当接する上部
排出ローラ180bを枢着すると共に、上流側(図の右
側)に対応する下面後端部の支持軸151で枢支して揺動
自在に支持されており、駆動モータM150による回転カ
ム152の制御駆動で揺動可能にされると共に、ここで
は、下部排出ローラ180aに上部排出ローラ180bを当接
させた閉口状態がホームポジションとされ、これを検知
する不図示の位置センサが設けられる。
【0039】そして、通常の場合、個々の各シートPが
処理トレイ130上に排出される際には、開口状態(下部
排出ローラ180aに対して上部排出ローラ180bが離間、
揺動ガイド150の上方への揺動)に移行されて、該シー
トPの排出と整合との各動作、並びに次に述べる引き込
みパドル動作を支障無く行い得るようにし、また、処理
トレイ130上での処理を終了したシート束を前記スタッ
クトレイ200上へ排出する際には、閉口状態(下部排出
ローラ180aに対して上部排出ローラ180bを当接、揺動
ガイド150の下方への揺動)に移行する。
【0040】〈引き込みパドルの詳細説明〉次に、前記
引き込みパドル160について詳細に説明する。
【0041】引き込みパドル160は、前記処理トレイ130
の上方にあって駆動軸161に固定され、駆動モータM160
によって適切なタイミングで図4における反時計回り方
向に回転駆動されるようになっており、各パドルの長さ
が処理トレイ130面までの間隔よりも若干長めに設定さ
れると共に、そのホームポジションは、前記第1排出ロ
ーラ対7から処理トレイ130上へのシートPの排出の障
害にならない位置(図4の実線表示位置)に設定されて
いる。
【0042】そして、この状態で処理トレイ130上への
シートPの排出がなされると、引き込みパドル160が反
時計回り方向に回転駆動されることで、該処理トレイ13
0上に排出されるシートP、ひいては該シートPの後端
縁が後端ストッパ131の突き当て支持面131aに突き当て
られるまで引き込むのであり、その後、所定時間を待っ
て不図示の位置センサで検知される前記ホームポジショ
ン位置にタイミングよく停止する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸に固定された軸固定ローラ部のうち、無端ベルト部の
内面に接するローラ部が、前記軸に固定されたワンウェ
イクラッチを有する構成(ワンウェイクラッチローラ
部)であるので、即ち、無端ベルトの駆動ローラに搬送
方向にのみ回転するワンウェイクラッチを設けること
で、例えば、無端ベルトの牽引動作による周速遅れ発生
の際に、ワンウェイクラッチローラ部のロックを解除し
て該ワンウェイクラッチローラ部の回転を自由にし、軸
固定ローラ部でシートを搬送できるため、安定した搬送
速度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1排出ローラ対の構成を示す斜視図
【図2】ローレットベルト退避時のローレットベルト肉
厚の変化を示す側面説明図
【図3】本発明の実施の形態を適用したシート処理装置
の概略構成を模式的に示す断面説明図
【図4】揺動ガイドと処理トレイの縦断側面図
【図5】ローレットベルトとベルト移動機構を示す側面
説明図
【図6】処理トレイと整合部材移動機構の平面図
【図7】従来のシート処理装置におけるシート整合部の
概略構成を模式的に示す断面説明図
【符号の説明】
M141,M142 …駆動モータ M150 …駆動モータ M160 …駆動モータ M180 …駆動モータ N …ニップ P …シート t …肉厚 v …線速 1 …フィニッシャ 2 …入口ローラ対 3 …第1搬送ローラ対 5 …バッファローラ 6 …第2搬送ローラ対 7 …第1排出ローラ対 7a …排出ローラ 7a1 …ワンウェイクラッチローラ 7a2 …固定ローラ 7b …従動コロ 7c …駆動軸 9 …第2排出ローラ対 10 …第2切替フラッパ 11 …第1切替フラッパ 12,13,14 …押付コロ 21 …ノンソートパス 22 …ソートパス 23 …バッファパス 31 …シート検知センサ 32 …センサ 33 …センサ 50 …パンチユニット 100 …ステイプルユニット 101 …ステイプラ 129 …処理トレイユニット 130 …処理トレイ 130a,130b …ガイド溝 130c …シートガイド 131 …後端ストッパ 131a …支持面 140 …整合手段 141,142 …整合部材 141a,142a …整合面 141b,142b …ラックギア部 143,144 …ピニオンギア 150 …揺動ガイド 151 …支持軸 152 …回転カム 160 …引き込みパドル 161 …駆動軸 180 …束排出ローラ対 180a …下部排出ローラ 180b …上部排出ローラ 190 …ローレットベルト 191 …遊動コロ 192 …牽引用アクチュエータ 200 …スタックトレイ 201 …サンプルトレイ 300 …画像形成装置 302 …排出ローラ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 賢一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F049 DA04 DA12 EA02 LA02 LB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸と、 前記軸に固定された軸固定ローラ部と、 前記軸に固定されたワンウェイクラッチを有するワンウ
    ェイクラッチローラ部と、 前記ワンウェイクラッチローラ部の外周に内面を接する
    無端ベルト部と、 前記軸固定ローラ部並びに無端ベルト部の外周に圧接し
    ニップを形成するコロ部と、 で構成されることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ワンウェイクラッチによる軸に対す
    るワンウェイクラッチローラ部の回転フリー方向は、正
    転方向であるシート搬送方向であることを特徴とする請
    求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記無端ベルト部を牽引する牽引手段を
    有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    シート搬送装置。
  4. 【請求項4】 シート排出手段によりトレイ上に排出さ
    れ集積されたシートに所定の処理を施すことが可能なシ
    ート処理装置において、 前記シート排出手段として、請求項1〜請求項3のいず
    れか1項に記載のシート搬送装置を備えていることを特
    徴とするシート処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7682016B2 (en) 2002-11-26 2010-03-23 Ricoh Company, Ltd. Stably operable image-forming apparatus with improved paper conveying and ejecting mechanism

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