JP2001341278A - メタルマスクフレーム版及びその製作方法、製作用治具 - Google Patents

メタルマスクフレーム版及びその製作方法、製作用治具

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JP2001341278A JP2000168489A JP2000168489A JP2001341278A JP 2001341278 A JP2001341278 A JP 2001341278A JP 2000168489 A JP2000168489 A JP 2000168489A JP 2000168489 A JP2000168489 A JP 2000168489A JP 2001341278 A JP2001341278 A JP 2001341278A
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淳 星野
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將 白崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタルマスク板を所定のテンションを維持さ
せた状態で支持固定でき、メタルマスク板自体の交換に
際し、特別な動力機構がある専用機器を使用せずに、ま
た面倒な手間を要せずに極めて簡単に遂行でき、取扱い
も容易にする。 【解決手段】 四隅に配したコーナー体11相互間で前
後、左右の相対向する辺枠15を配装したメタルマスク
フレーム10内部にメタルマスク板5を所定のテンショ
ンを付与させて連結支持する。コーナー体11と辺枠1
5とをテンション機構21によって離反傾向に弾撥付勢
させておき、その弾撥付勢力に抗してメタルマスクフレ
ーム10全体を縮小させた状態で辺枠15の内側面とメ
タルマスク板5の辺縁部との間でジョイント手段31を
介して連結セットし、その連結セット後にメタルマスク
フレーム10の縮小状態を解除する。そして原位置に復
帰する辺枠15によってメタルマスク板5に対して所定
のテンション作用を付与させた状態でメタルマスクフレ
ーム10内部にメタルマスク板5を連繋支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として各種の電子
部品等の実装のためにプリント配線板等(ワーク)にハ
ンダペースト(レジスト等)をスクリーン印刷によって
塗布形成するに際し、高精度なパターン印刷を可能にさ
せるメタルマスク板を所定のテンションを与えた状態で
支持固定でき、またその製作、メタルマスク板自体の交
換等を簡単に遂行できるようにしたメタルマスクフレー
ム版及びその製作方法、製作用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からスクリーン印刷によってプリン
ト配線板等にハンダペースト等を塗布形成することが行
われており、その精度の向上の要請に伴いスキージ印刷
時に版が伸展しないメタルマスク板が一般的に使用され
るようになっている。このメタルマスク板によって版を
製作するには、ほぼ矩形状に構枠されたフレームに貼設
したスクリーン紗の中央部に配置した後に、その配置部
分のスクリーン紗の一部を切断除去し、その切断縁部に
メタルマスク板の周縁部をカバーテープ、硬化性樹脂剤
等によって一体状に連結することで構成するのである。
ただこのようなスクリーン紗によって支持固定して形成
することは、スキージ印刷時にメタルマスク板上を擦動
するスキージ印圧等によってスクリーン紗自体の伸縮が
完全には回避できない故に、メタルマスク板に形成され
たパターンによる印刷に誤差が生じることがあった。ま
たメタルマスク板のみを交換しようとしても、スクリー
ン紗の切断、除去等が必要であるから、その交換自体は
面倒で、簡単には行えないものであった。
【0003】これを解消すべく、フレームにメタルマス
ク板を直接に所定のテンションを付与した状態で連繋固
定することが提案されている。例えば特開平7−242
076号公報にあるようにメタルマスク板を固定した支
持枠を、フレームである印刷版支持枠の内側に着脱自在
に固定できるようにしたり、特開平11−268235
号公報にあるように隣り合う2辺の枠部が伸縮するよう
にした印刷フレームの各枠部にメタルマスク板を係合す
ると共に、その伸縮する枠部によって所定のテンション
を付与した状態で支持固定するようにしたり、特開平1
2−15777号公報にあるように支持枠内に張設した
弾性シートの中央部に、マスク部を装着したマスク部装
着枠を着脱自在に装着・固定するようにしたりすること
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこうした従来
のメタルマスク版の固定支持枠構造、固定支持方法によ
ると、メタルマスク版の全域に亙るテンションが均一に
ならず、スクリーン印刷時にメタルマスク板上を擦動す
るスキージ印圧によってそのストローク方向に位置ずれ
を生じるものである。しかも特開平7−242076号
公報による支持枠への固定構造は、メタルマスク板に必
要なテンションが付与されていない故にワークであるプ
リント配線板に対する追従性が悪く、それとの僅かな隙
間が生じればハンダペーストの滲み現象が生じて精度の
高いパターンを形成できないのである。特開平11−2
68235号公報によるマスク部に対するテンションの
付与構造は、内装したシリンダーに対するエア圧の供給
によって枠部の一部を伸縮させるから、別にエア圧源が
必要であり、メタルマスク板の脱着作業には動力機構が
ある特別な専用的な制御機器が必要とされる。更に特開
平12−15777号公報によるメタルマスク部の着脱
は弾性シートに対する強制的な伸縮制御手段を必要と
し、例えば弾性シートを強制的に支持枠内方に伸張させ
ることでメタルマスク部の着脱を行うも、伸縮制御手段
の操作は極めて面倒である。
【0005】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、例えばプリント配線板等
に対するハンダペースト等の塗布形成に際し高精度なパ
ターンを印刷可能とするメタルマスク板を所定のテンシ
ョンを維持させた状態で支持固定でき、スキージ印圧に
よる位置ずれその他を生じさせず、またメタルマスク板
自体を交換する際の着脱作業も特別な動力機構がある専
用機器を使用せずとも面倒な手間を要せずに極めて簡単
に遂行でき、取扱いも容易で安価に提供できるメタルマ
スクフレーム版及びその製作方法、製作用治具を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るメタルマスクフレーム版1にあって
は、ほぼ矩形枠状のメタルマスクフレーム10内部に所
定のテンション作用を付与させてメタルマスク板5を着
脱自在に連結支持して成るもので、メタルマスクフレー
ム10は、縮小作業孔12が開口形成されていて、四隅
に配されるコーナー体11と、このコーナー体11相互
間で配装されて前後、左右で対向している辺枠15と、
コーナー体11の側端面、辺枠15の端面相互間に介装
してコーナー体11、辺枠15相互を離反傾向に弾撥付
勢させているテンション機構21と、辺枠15内側面、
メタルマスク板5の辺縁部相互間を連繋するジョイント
手段31とを備えているものである。テンション機構2
1は、コーナー体11、辺枠15相互を離反傾向に弾撥
付勢させる例えばコイルスプリング状の拡開バネ22
と、コーナー体11、辺枠15相互を辺枠15の長さ方
向に沿って案内スライドさせるガイド23と、コーナー
体11、辺枠15相互間の弾撥離反間隔を規制するスト
ッパー手段24とを備えて成るものとでき、拡開バネ2
2、ガイド23夫々はコーナー体11の側端面、辺枠1
5の端面夫々に相対向して穿設形成した収納凹所夫々に
跨って配置されている。ジョイント手段31は、辺枠1
5の内側面に固着した連結固定板32と、メタルマスク
板5の辺縁部に固着した連結支持板33と、これらの連
結固定板32、連結支持板33相互の重ね合わせ当接面
で連結する係止手段35とから成り、係止手段35は、
上面が大きく、基部が小さい逆錐体状にして配列された
係止ピン36と、上方開口が大きく、下方開口が小さい
ラッパ孔状にして配列された係止孔37とを備え、係止
孔37は係止ピン36を係止孔37自体内でスライド可
能にさせる大きさに形成されていると共に、テンション
作用が付与されるときに係止ピン36の傾斜外周面と、
係止孔37の傾斜内周面とが当接するようにして構成す
ることができる。またその製作方法は、四隅に配したコ
ーナー体11相互間で前後、左右の相対向する辺枠15
を配装して成るメタルマスクフレーム10内部にメタル
マスク板5を所定のテンションを付与させた状態で着脱
自在に連結支持するもので、コーナー体11と辺枠15
とをテンション機構21によって離反傾向に弾撥付勢さ
せておき、その弾撥付勢力に抗してメタルマスクフレー
ム10全体を縮小させた状態で辺枠15の内側面とメタ
ルマスク板5の辺縁部との間でジョイント手段31を介
して連結セットし、その連結セット後にメタルマスクフ
レーム10の縮小状態を解除して原位置に復帰する辺枠
15によってメタルマスク板5に対して所定のテンショ
ン作用を付与させた状態でメタルマスクフレーム10内
部にメタルマスク板5を連繋支持するものである。メタ
ルマスクフレーム10全体の縮小、拡開は、コーナー体
11をメタルマスクフレーム10の内方側にスライド移
行させ、このコーナー体11の内方へのスライドに伴う
対向する前後の辺枠15に沿うコーナー体11自体のス
ライドが対向する左右の辺枠15相互を狭め、また同様
に対向する左右の辺枠15に沿うコーナー体11自体の
スライドが対向する前後の辺枠15相互を狭めることが
できる。更にその製作方法に使用される製作用治具50
にあっては、四隅に配したコーナー体11と、このコー
ナー体11相互間の前後、左右で相対向して配置した辺
枠15とを、コーナー体11の側端面、辺枠15の端面
相互間で、コーナー体11、辺枠15相互を離反傾向に
弾発付勢させるテンション機構21を内装したメタルマ
スクフレーム10を縮小、拡開させるもので、メタルマ
スクフレーム10の形状、大きさ等にほぼ対応した形
状、大きさ等を備えている治具ベース51と、メタルマ
スクフレーム10のコーナー体11に開口形成されてい
る縮小作業孔12位置に対応して治具ベース51上に配
列された錐体状の縮小操作支柱体52とから成り、隣接
する縮小操作支柱体52において、治具ベース51上に
セットされるメタルマスクフレーム10における辺枠1
5の長さ方向に沿った縮小操作支柱体52自体の上部端
側面相互間ではメタルマスクフレーム10の隣接する縮
小作業孔12の孔縁相互間の間隔に比し大きくし、同じ
く縮小操作支柱体52自体の基部側面相互間では隣接す
る縮小作業孔12の孔縁相互間の間隔に比し、コーナー
体11、辺枠15相互間の間隙を閉じさせるべく小さく
してあるものである。縮小操作支柱体52自体は傾斜角
度が小さくされた円錐柱状に形成されていて、治具ベー
ス51における対角線上に沿う治具ベース51の内方側
の外周側面部位に、メタルマスクフレーム10のコーナ
ー体11における縮小作業孔12の内方側の内周側面部
位が当接するようにしてあり、また隣接する縮小操作支
柱体52中心相互の間隔L1は、メタルマスクフレーム
10における隣接するコーナー体11の縮小作業孔12
中心相互の間隔L2に比し小さく・狭く設定されている
ものとして構成できる。また縮小操作支柱体52に嵌め
合わせる嵌め合い孔56を穿設した適宜肉厚の平盤状
で、縮小操作支柱体52に嵌め合わせられたときにその
一部でも治具ベース51、メタルマスクフレーム10外
方に外出する大きさを備えている解放補助具55を治具
ベース51上に配装することができる。
【0007】以上のように構成された本発明に係るメタ
ルマスクフレーム版1及びその製作方法、製作用治具5
0にあって、四隅に配したコーナー体11をメタルマス
クフレーム10自体の内方側に強制的にスライド移行さ
せることで、このコーナー体11相互間で前後、左右で
配された辺枠15夫々において、コーナー体11自体の
前後の辺枠15に沿うスライド移行は左右の辺枠15相
互間、同様に左右の辺枠15に沿うスライド移行は前後
の辺枠15相互間夫々をテンション機構21の弾撥力に
抗して縮小させる。この縮小状態時ではメタルマスク板
5をメタルマスクフレーム10に対して位置決めさせ
て、着脱のための取り外し、取り付けを行わせ、縮小状
態の解除でメタルマスク板5に対して所定のテンション
を付与させた状態でメタルマスク板5をメタルマスクフ
レーム10に支持連結させる。製作用治具50におい
て、治具ベース51の縮小操作支柱体52は、この縮小
操作支柱体52に縮小作業孔12によって位置合わせさ
れて配置されたメタルマスクフレーム10がその下方に
押し下げられるとき、コーナー体11をメタルマスクフ
レーム10の内方側にスライド移行させ、メタルマスク
フレーム10全体を縮小させる。この縮小は、前後、左
右夫々で相対向している辺枠15相互の間隔を狭めさ
せ、辺枠15の内側面に連結してある連結固定板32の
係止ピン36に対してメタルマスク板5における連結支
持板33の係止孔37を位置決めさせて、メタルマスク
フレーム10に対してメタルマスク板5を嵌め合わせ式
に着脱させる。メタルマスクフレーム10におけるコー
ナー体11、辺枠15相互間に配装のテンション機構2
1は、コーナー体11に対して辺枠15を拡開バネ22
によって離反傾向に弾撥付勢させてメタルマスクフレー
ム10自体をストッパー手段24による規制した一定の
範囲内で拡大させた状態に維持させる。この拡大状態
は、前後、左右の辺枠15相互間をも拡大させていて、
ジョイント手段31によって連結支持しているメタルマ
スク板5に対して所定のテンションを付与させた状態で
外方に牽引させ、メタルマスク板5に形成される所定の
印刷パターン等をスクリーン印刷時に間延びさせず、加
工精度の高い印刷パターンを再現させる。テンション機
構21の拡開バネ22はガイド23に沿って案内させて
コーナー体11の側端面から辺枠15をその長さ方向で
弾撥的に離反、拡開させており、四隅に配したコーナー
体11の相互間で辺枠15が配装されていることで、コ
ーナー体11の前後で対向した辺枠15は左右の辺枠1
5相互間、左右で対向した辺枠15は前後の辺枠15相
互間夫々を縮小、拡開させる。辺枠15の内側面、メタ
ルマスク板5の辺縁部相互間を連繋するジョイント手段
31は、テンション機構21による弾撥力の解除に伴
い、係止ピン36、係止孔37による凹凸の嵌め合い及
びその取り外しでメタルマスクフレーム10に対してメ
タルマスク板5を簡単に着脱させ、取り外し、取り付け
等の交換を円滑にさせる。またテンション機構21によ
る弾撥力の付与に伴う係止ピン36の傾斜外周面、係止
孔37の傾斜内周面相互の当接は、メタルマスク板5を
メタルマスクフレーム10にしっかりと結合連繋させ、
メタルマスクフレーム10からメタルマスク板5を離
反、解体させない。縮小操作支柱体52に対するメタル
マスクフレーム10の縮小作業孔12の位置合わせ、円
錐体状の縮小操作支柱体52の径が大きくなる基部側へ
のメタルマスクフレーム10自体の押し下げは、その押
し下げ作業・操作だけでメタルマスクフレーム10を縮
小させる。縮小状態のメタルマスクフレーム10にメタ
ルマスク板5をジョイント手段31を介しての連結配置
後で、治具ベース51上に配装してある解放補助具55
の傾けながらのメタルマスクフレーム10の押し上げ
は、メタルマスクフレーム10自体を持ち上げ、その持
ち上がりと同時にテンション機構21がメタルマスク板
5に対して所定のテンション作用を付与し、しっかりと
連繋結合させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態を説明すると、図において示される符号1は本
発明に係るメタルマスクフレーム版であり、平面ほぼ矩
形状に構枠され、自身の四隅に配設したコーナー体11
夫々に内装されているテンション機構21によって辺部
夫々に配置されている辺枠15が外方に向かって拡開傾
向に弾撥付勢されるように構成したメタルマスクフレー
ム10を用意しておき、このメタルマスクフレーム10
に、所定の印刷パターンが形成されているメタルマスク
板5を所定のテンションを付与させた状態でジョイント
手段31を介して支持固定して成るものである(図1参
照)。
【0009】メタルマスクフレーム10は、四隅夫々に
配したほぼ直方体ブロック状で、縮小作業孔12が開口
形成されているコーナー体11と、このコーナー体11
相互間で、左右、前後で対峙状に配される左右、前後の
角筒状の辺枠15と、コーナー体11側端、辺枠15端
夫々の間で介装され、コーナー体11に対して辺枠15
を離反傾向に弾撥させることで辺枠15を外側方に拡開
付勢させているテンション機構21と、辺枠12の内側
に設けたメタルマスクフレーム10に対するジョイント
手段31とを備えており、パターン印刷するメタルマス
ク板5の大きさにほぼ対応した大きさ、すなわちメタル
マスク板5を内部に支持するに足りる大きさで枠組構成
されている。
【0010】コーナー体11は例えば従来のこの種の版
枠における角筒状の枠体におけるコーナー部分とほぼ同
様な枠体自体の高さ、幅員等に対応させた高さ、幅員の
ものとして例えば合成樹脂にて形成されている。辺枠1
5は従来のこの種金属製の枠部と同様にアルミニウム製
の角筒にて形成され、端部夫々には、コーナー体11の
側端面との間で介装されるテンション機構21を設ける
ブロック状のコーナー連結体16を固着連結してある。
すなわちこのコーナー連結体16は、コーナー体11の
側端面に対峙する対峙面を一端側に備え、辺枠15の端
部に固着連結する固着部17を他端側に備え、例えば合
成樹脂にてブロック状に形成されている。図示にあって
のコーナー連結体16のコーナー体11に対する対峙面
幅員は、辺枠15の幅員に比し大きくしたコーナー体1
1における側端面幅員に対応するように大きくされ、固
着部17は辺枠15端部内に嵌め入れられた状態で例え
ば辺枠15とねじ止めされる角棒状に形成されていると
共に、メタルマスクフレーム10自体の内側で対峙面か
ら固着部17に至るに伴い次第に狭幅となるようにテー
パー面となっている。なお固着部17はコーナー連結体
16本体部分とは段差を設けてその外形が辺枠15の内
形にほぼ合致していて、辺枠15内に嵌め入れられたと
きに外面が面一状となるようにしてある(図2、図3参
照)。
【0011】テンション機構21は図示にあっては、コ
ーナー体11、コーナー連結体16相互の対峙面間に介
装され、コーナー体11、辺枠15相互を離反傾向に弾
撥付勢させるコイルスプリング状の拡開バネ22と、コ
ーナー体11、辺枠15相互を辺枠15の長さ方向に沿
って案内スライドさせるガイド23と、コーナー体1
1、辺枠15相互間の弾撥離反間隔を規制するストッパ
ー手段24とから成る。拡開バネ22はメタルマスクフ
レーム10自体によってメタルマスク板5に付与させる
テンション力に対応する弾撥力を有しており、コーナー
体11の側端面、コーナー連結体16の対峙面夫々に辺
枠15の長さ方向に沿って穿設された長穴状の収納凹所
に圧縮された状態で架け渡すことで収納されている。も
とよりこの収納凹所は開口部が適当に閉塞されるように
してコーナー体11、コーナー連結体16の上下側面に
溝状に形成されることもある。またガイド23は例えば
拡開バネ22の両側に対状にして、コーナー体11、コ
ーナー連結体16相互間に架け渡し状に配置されるピン
・棒状に形成されており、コーナー体11の側端面、コ
ーナー連結体16の対峙面夫々に辺枠15の長さ方向に
沿って穿設された長穴状の収納凹所にスライド自在にし
て収納保持されている。もとよりこれらの拡開バネ2
2、ガイド23を収納するための収納凹所は開口部が適
当に閉塞されるようにしてコーナー体11、コーナー連
結体16の上下側面に溝状に形成されることもある。
【0012】またストッパー手段24はメタルマスクフ
レーム10の外側面に位置するコーナー体11、コーナ
ー連結体16の外側面に配置されており、図5に示すよ
うにコーナー体11、コーナー連結体16相互間に掛け
て窪み状に形成したストッパー凹所25内に、コーナー
体11あるいはコーナー連結体16のいずれか一方にそ
の一端を固着することで矩形片状のストッパー片26を
配置すると共に、このストッパー片26の他端に形成し
た長孔状のスライド孔27内にコーナー体11あるいは
コーナー連結体16のいずれか他方に固着したストッパ
ーピン28をスライド自在にして嵌め入れたものであ
る。このストッパー手段24におけるスライド孔27の
長さは、拡開バネ22によってコーナー体11、コーナ
ー連結体16相互間が離反拡開するときにストッパーピ
ン28と衝接することで、メタルマスクフレーム版1に
付与させるに足りる必要なテンションの範囲内に規制す
るものとしてある。
【0013】このように構成されたテンション機構21
において、メタルマスクフレーム10の四隅に配置され
ているコーナー体11に対して拡開バネ22の弾撥力に
抗して夫々の辺枠15がその長さ方向に沿ってスライド
し、コーナー体11、コーナー連結体16相互間が当接
することでメタルマスクフレーム10全体が縮小される
ものとなっている。すなわち逆に言えばコーナー体11
をこれに隣り合う前後の一方、左右の一方の辺枠15に
対してスライドさせることで、前後あるいは左右に対峙
状に配置されている辺枠15相互の間隔幅員が縮小さ
れ、後述するジョイント手段31による連結固定板3
2、連結支持板33相互ないし係止ピン36、係止孔3
7相互の間隔が、テンションが付与されていないフリー
なメタルマスク板5における連結支持板33ないし係止
孔37に対する係止支持位置に対応するようになってい
るのである。
【0014】ジョイント手段31はメタルマスクフレー
ム10の内方でメタルマスク板5に対してその四方で、
また四方から牽引して所定のテンションを付与させた状
態で着脱自在に連結支持するものであり、メタルマスク
フレーム10の辺枠15の内側面に固着した連結固定板
32と、メタルマスク板5の辺縁部に固着した連結支持
板33と、これらの連結固定板32、連結支持板33相
互の重ね合わせ当接面で例えば凹凸の嵌め合わせによっ
て連結する係止手段35とから成る。
【0015】連結固定板32は辺枠15において、被印
刷物である例えばプリント配線板の如きワーク側に位置
する下面側(スクリーン印刷時のスキージ面側の下方に
位置する)で、辺枠15の下面側に沿って配される当接
面と、辺枠15内側面に接合当接される接合面とを備え
た断面でほぼL字形に形成されている。連結支持板33
はほぼ矩形状のメタルマスク板5の4つの辺縁夫々に例
えば両面接着テープ34によって重ね合わせて接合固着
されていて、メタルマスク板5の外側方に突出された状
態となっている。
【0016】また係止手段35は重ね合わせられた連結
固定板32、連結支持板33相互の接合面で、テンショ
ンが付与された後の連結時では抜脱されることがないよ
うな状態で、辺枠15の内側面、メタルマスク板5の辺
縁に沿って配列された例えば複数のピン・孔による凹凸
構造によって連結固定するものとしてある。図示にあっ
ての係止手段35は、連結固定板32の当接面における
ワーク面側(スクリーン印刷時において、印刷されるべ
きプリント配線板が配置される側)に、上面が大きく、
基部が小さい逆錐体状にして配列された係止ピン36
と、連結支持板33の当接面におけるスキージ面側(ス
クリーン印刷時において、メタルマスク板5上を擦動す
るスキージが配置される側)に、上方開口が大きく、下
方開口が小さいラッパ孔状にして配列された係止孔37
とから成り、係止孔37は前記テンション機構21によ
るテンション作用が解除されているときのスライド可能
範囲に対応して係止ピン36を係止孔37自体内でスラ
イド可能にさせる大きさに形成されていると共に、テン
ション作用が付与されるときに係止ピン36の傾斜外周
面と、係止孔37の傾斜内周面とが当接するようにして
あるものである。
【0017】すなわち図7(B)中において一部が取り
付け前として示されているように、メタルマスクフレー
ム10の辺枠15が内方にスライドして縮小状態となる
ようテンション機構21におけるテンション作用が解除
されて、連結固定板32及びその係止ピン36も内方に
スライド移動しているときに、メタルマスク板5の連結
支持板33を、その係止孔37を係止ピン36に嵌め合
わせることで位置決めさせるのである。このとき係止ピ
ン36の上面大きさは係止孔37の下方開口大きさに比
し小さく設定されていて、メタルマスクフレーム10が
縮小状態にあるときにはそのままでメタルマスク板5
が、ジョイント手段31を介してメタルマスクフレーム
10にセット連結されるものとしてあるのである。また
同図にあるようにテンション機構21によるテンション
作用が付与されるときには、係止ピン36の傾斜外周面
と、係止孔37の傾斜内周面とがしっくりと当接係止す
るよう、連結固定板32、連結支持板33両者夫々の傾
斜面角度はほぼ同一のものとしてあり、当接時ではしっ
かりと引っ掛かってメタルマスクフレーム10からメタ
ルマスク板5が離反しないように保持するものとなって
いる。なお図示例にあっては係止ピン36高さは連結支
持板33の肉厚にほぼ等しくされているも、連結係止時
に係止ピン36、係止孔37がしっかりと係止されるも
のとなればよいから、それらの高さ、肉厚等は特に限定
されものではない。
【0018】またメタルマスクフレーム10にメタルマ
スク板5が連結保持されたとき、メタルマスク板5にお
けるワーク側のワーク面(図7(B)における上方位置
の面)と、メタルマスクフレーム10の辺枠15におけ
る同様のワーク側の側面とは面一状となる高さ位置に設
定されている。すなわち辺枠15に対する連結固定板3
2の取付高さ位置、メタルマスク板5及び連結支持板3
3夫々の肉厚の合計等との相対的関係で辺枠15の側面
とメタルマスク板5のワーク面とが面一状となり、印刷
塗布時のスクリーン印刷機におけるメタルマスクフレー
ム版1の位置決め調整設定を容易にするように配慮され
ている。
【0019】なお係止ピン36、係止孔37夫々の配列
はテンション機構21の弾撥的なテンション作用でメタ
ルマスク板5の夫々の辺縁部分をメタルマスク板5自体
の外方に牽引するときに、メタルマスク板5自体に平均
的・均一的なテンションを付与するような間隔に設定さ
れて、複数にして配列されることとなっているのは、勿
論である。また図示を省略したが、連結固定板32に係
止孔37を、連結支持板33に係止ピン36を夫々形成
することも可能であり、更にはこうした凹凸構造によら
ずにメタルマスク板5に対してその外方に牽引すること
でテンションを付与させるものとなっていれば足りるか
ら、場合によってはU字形等のループあるいはJ字形等
のフックその他の係止構造に変更することも可能であ
る。
【0020】図8においては所定の印刷パターンが形成
されるメタルマスク板5の製作及びその製作に際し使用
される位置決め治具41が示されている。すなわちこの
位置決め治具41は、適宜肉厚の盤体上面に例えばその
四隅部夫々に対状にした位置決めピン42を突設配列し
て成るものである。そして位置決めピン42に嵌め合う
位置決め孔6をメタルマスク板5の四隅部に同様にして
開穿配列しておくのであり、位置決め孔6を位置決めピ
ン42に嵌め合わせることで位置決め治具41上に配置
したメタルマスク板5の辺縁部に両面接着テープ34を
介して、メタルマスク板5の辺縁部から外方に突出した
状態にして連結支持板33を接着固定するのである。
【0021】またメタルマスクフレーム10におけるテ
ンション機構21のテンション作用を解除し、メタルマ
スクフレーム10全体を縮小させた状態を維持し、メタ
ルマスク板5を取り付けさせるための製作用治具50が
用意されている。この製作用治具50は図1、図3乃至
図6に示すように、メタルマスクフレーム10の形状、
大きさ等にほぼ対応した形状、大きさ等を備えている例
えば平面で矩形状の適宜肉厚の盤体から成る治具ベース
51と、メタルマスクフレーム10におけるコーナー体
11の縮小作業孔12位置に対応して治具ベース51上
に配列された錐体状の縮小操作支柱体52とから成り、
隣接する縮小操作支柱体52において、治具ベース51
上にセットされるメタルマスクフレーム10における辺
枠15の長さ方向に沿った縮小操作支柱体52自体の上
部端側面相互間ではメタルマスクフレーム10の隣接す
る縮小作業孔12の孔縁相互間の間隔に比し大きくし、
同じく縮小操作支柱体52自体の基部側面相互間では隣
接する縮小作業孔12の孔縁相互間の間隔に比し、コー
ナー体11、辺枠15相互間の間隙を閉じさせるべく小
さくしてあるものである。
【0022】図示にあって縮小操作支柱体52自体は傾
斜角度が小さくされた円錐柱状に形成されていて、治具
ベース51における対角線上に沿う治具ベース51の内
方側の外周側面部位に、メタルマスクフレーム10のコ
ーナー体11における縮小作業孔12において同様にメ
タルマスクフレーム10の内方側の内周側面部位が当接
するようにしてある。そしてその当接に際し縮小操作支
柱体52の傾斜面に沿って次第に下降することで、コー
ナー体11は辺枠15に対して近接していき、テンショ
ン機構21における拡開バネ22の離反拡開力に抗して
コーナー体11を隣接する辺枠15夫々側にスライドさ
せて辺枠15との間隙を狭め、これに伴い相互に対峙す
る前後あるいは左右相互の辺枠15同士の間隔が狭めら
れ、拡開力を解除したものとするようになっている(図
6参照)。すなわち図5に示すように製作用治具50に
おける隣接する縮小操作支柱体52中心相互の間隔L1
は、メタルマスクフレーム10における隣接するコーナ
ー体11の縮小作業孔12中心相互の間隔L2に比し、
テンション機構21によるテンション作用を解除させる
に十分な程度で小さく・狭く設定されているのである。
また例えば縮小作業孔12の内径aは縮小操作支柱体5
2の基部外径bに比しやや大きく、縮小操作支柱体52
の上端部外径cはその基部外径の約1/2の大きさに、
更に縮小操作支柱体52高さはコーナー体11の肉厚に
比し高く夫々設定されているのである。このように縮小
作業孔12の下方開口縁が縮小操作支柱体52の傾斜側
面に当接して、その傾斜側面に沿ってコーナー体11が
下方に押し下げられることに伴い、コーナー体11自体
は治具ベース51の内方側に強制的にスライドされるも
のとなり、このコーナー体11と、辺枠15に固着のコ
ーナー連結体16との間隙が狭まり、その結果、対向す
る辺枠15同士の間隔が狭められるのである(図4参
照)。このため縮小操作支柱体52自体は、メタルマス
クフレーム10あるいは治具ベース51の対角線上に沿
った方向に沿う側面で少なくとも傾斜していればよく、
これによって1個のコーナー体11でこのコーナー体1
1に連繋されている隣り合う辺枠15夫々を同時にスラ
イド移行させるものとしてある。
【0023】図示にあってはメタルマスクフレーム10
の四隅にあるコーナー体11夫々をその対角線上に沿っ
てメタルマスクフレーム10の内方側に強制的にスライ
ドさせることで、1個のコーナー体11のスライドでこ
のコーナー体11に連繋されている隣り合う辺枠15夫
々をメタルマスクフレーム10内方側にスライドさせる
ものとしているも、場合によっては複数分割構成のコー
ナー体11によって辺枠15夫々を単独にスライド移行
させるようにすることも可能である。更には対向する辺
枠15相互においてのいずれか一方のみを他方に対して
スライド移行させるようにすることも可能である。
【0024】また縮小したメタルマスクフレーム10に
メタルマスク板5をコンビネーション結合した後、縮小
操作支柱体52からメタルマスクフレーム10を解放す
るための解放補助具55が、縮小操作支柱体52に嵌め
合わせられて治具ベース51上に配装され、この解放補
助具55上にメタルマスクフレーム10が配置されるよ
うになっている。解放補助具55自体は図1、図4に示
すように、縮小操作支柱体52に嵌め合わせる嵌め合い
孔56をほぼ中央に穿設した適宜肉厚の平面でほぼ円盤
状を呈するものとして形成されており、縮小操作支柱体
52に嵌め合わせられたときにその一部でも治具ベース
51、メタルマスクフレーム10外方に外出する大きさ
を備えている。この解放補助具55は製作用治具50上
に予め配装しておくことで、メタルマスクフレーム10
に対するメタルマスク板5のセット終了後で製作用治具
50に対して例えば製作用治具50からの外出部分を強
制的にでも解放補助具55自体を傾斜させながらでも持
ち上げることで(図3における矢印参照)、メタルマス
クフレーム10を縮小操作支柱体52から解放し、テン
ション機構21の拡開バネ22の弾撥作用で対向する辺
枠15相互を離反し、ジョイント手段31を介してメタ
ルマスク板5に所定のテンション作用を付与するものと
してある。
【0025】次に以上の構成によるメタルマスクフレー
ム版1の製作手順の一例を説明すると、先ず所定の印刷
パターンが所定のエッチング処理等によって形成される
ほぼ矩形状のメタルマスク板5を、図8に示すように位
置決め治具41上に位置決めピン42に嵌め合わせるこ
とで配置し、その辺縁部夫々に両面接着テープ34を介
して連結支持板33を固着する。このとき連結支持板3
3に配列開穿されている係止孔37位置は、拡大状とな
っていることでテンション作用を付与するものとするメ
タルマスクフレーム10における係止ピン36位置に対
応している。なお係止孔37の配列開穿は予め設けられ
も、両面接着テープ34による固着後に設けられるもい
ずれも差し支えなく、また印刷パターンの形成も予め行
われるも、連結支持板33の固着後に行われるも差し支
えないものである。
【0026】一方、製作用治具50における治具ベース
51上にその縮小操作支柱体52に解放補助具55を嵌
め合わせることで配装しておき、次いでスキージ面側を
下方に向けた状態のメタルマスクフレーム10を、その
コーナー体11の縮小作業孔12を縮小操作支柱体52
に嵌め合わせて製作用治具50上に位置決めすると共
に、メタルマスクフレーム10全体を押し下げる(図5
参照)。このときメタルマスクフレーム10においては
テンション機構21の拡開バネ22の弾撥力によって拡
大されているから、その拡開バネ22の弾撥力に抗して
強制的に押し下げるのであり、押し下げが終了すると同
時にコーナー体11はメタルマスクフレーム10自体の
内方にスライドする。この内方へのスライドに伴う対向
する前後の辺枠15に沿うコーナー体11自体のスライ
ドは対向する左右の辺枠15相互を狭め、また同様に対
向する左右の辺枠15に沿うコーナー体11自体のスラ
イドは対向する前後の辺枠15相互を狭めることによっ
て、メタルマスクフレーム10全体を縮小する(図4、
図6参照)。
【0027】縮小されたメタルマスクフレーム10にジ
ョイント手段31を介して先のメタルマスク板5を連結
するもので、縮小状態のメタルマスクフレーム10にお
いて辺枠15内側面に連結してある連結固定板32の係
止ピン36も同様に縮小位置にあるから、夫々の係止ピ
ン36に合致させる係止孔37によって嵌め合わせるこ
とで、スキージ面側を下方に向けたメタルマスク板5を
メタルマスクフレーム10にセットする(図7(B)の
取り付け前を示す部分図参照)。
【0028】次いで解放補助具55を傾けながらも押し
上げることで製作用治具50からメタルマスクフレーム
10を上方に持ち上げるのであり(図3参照)、この持
ち上げによってテンション機構21の拡開バネ22が拡
開し、拡大された原状態に復原するメタルマスクフレー
ム10においては対向する前後、左右の辺枠15相互間
が拡大し、ジョイント手段31を介してメタルマスク板
5に対して所定のテンション作用を付与した状態とす
る。このとき係止する係止ピン36、係止孔37相互間
では係止ピン36の外周側面と係止孔37の内周側面と
が噛み合い状に係合し、ジョイント手段31の離反、抜
脱等を阻止している(図7参照)。
【0029】このようにコンビネーションとして製作さ
れたメタルマスクフレーム版1は、通常の用法に従いス
クリーン印刷機にセットされるのであり、印刷パターン
が異なる他のメタルマスク板5を交換、使用する場合に
は、製作用治具50にメタルマスクフレーム10をセッ
トして縮小させたメタルマスクフレーム10から従前の
メタルマスク板5を取り外し、別のメタルマスク板5を
再度セットした後に持ち上げるのみで新たなメタルマス
クフレーム版1とすることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、メタルマスク板5をメタルマスクフレーム10によ
って所定のテンションを維持させた状態で支持固定で
き、スクリーン印刷時にはスキージ印圧による位置ずれ
その他を生じさせず、またメタルマスク板5自体を交換
する際の着脱作業も特別な動力機構がある専用機器を使
用せずとも、内蔵されているテンション機構21の拡開
バネ22の弾撥力に対する強制的な縮小、その解除によ
るテンションの付与によって、しかもその付与、解除に
際し構造的に極めて簡単な製作用治具50の使用で面倒
な手間を要せずに極めて容易に遂行できるのである。そ
ればかりでなく、製作用治具50の使用、その操作等は
作業従事者自身の人力、簡単な手間で取扱うことができ
るから、従来のように複雑な動力機構の組み込みも必要
でない等のために安価に提供できるのである。
【0031】すなわちこれは本発明において、四隅に配
したコーナー体11相互間で前後、左右の相対向する辺
枠15を配装して成るメタルマスクフレーム10内部に
メタルマスク板5を所定のテンションを付与させた状態
で連結支持するに際し、コーナー体11、辺枠15相互
間に配装したテンション機構21によってコーナー体1
1と辺枠15とを離反傾向に弾撥付勢させておき、その
弾撥付勢力に抗してメタルマスクフレーム10全体を縮
小させた状態で辺枠15の内側面とメタルマスク板5の
辺縁部との間でジョイント手段31を介して連結セット
し、その連結セット後にメタルマスクフレーム10の縮
小状態を解除して原位置に復帰する辺枠15によってメ
タルマスク板5に対して所定のテンション作用を付与さ
せた状態でメタルマスクフレーム10内部にメタルマス
ク板5を連繋支持するからであり、これによって、特別
な動力機構を要せずに作業者の手作業のみでもメタルマ
スクフレーム10に対してメタルマスク板5を着脱で
き、またメタルマスクフレーム10の構造を簡素化し、
取扱いを極めて容易にさせるからである。
【0032】またメタルマスクフレーム10は、縮小作
業孔12が開口形成されて四隅に配されるコーナー体1
1と、このコーナー体11相互間の前後、左右で対向配
置した辺枠15との間に、コーナー体11、辺枠15相
互を離反傾向に弾撥付勢させているテンション機構21
を配装し、また辺枠15内側面、メタルマスク板5の辺
縁部相互間を連繋するジョイント手段31とを備えてい
るから、縮小状態時ではメタルマスク板5をメタルマス
クフレーム10に対して位置決めさせて、着脱のための
取り外し、取り付けを行うことができ、また縮小状態の
解除でメタルマスク板5に対して所定のテンションを付
与させた状態でメタルマスク板5をメタルマスクフレー
ム10にしっかりと支持連結できるのである。
【0033】テンション機構21は、辺枠15を辺枠1
5自体の長さ方向に沿って案内スライドさせるガイド2
3と、弾撥離反間隔を規制するストッパー手段24とを
備えているから、コーナー体11、辺枠15相互を離反
傾向に弾撥付勢させる拡開バネ22の弾撥力によってコ
ーナー体11相互間で前後、左右で配される辺枠15夫
々を、コーナー体11の前後で対向した辺枠15では左
右の辺枠15相互間を、左右で対向した辺枠15では前
後の辺枠15相互間夫々を縮小、拡大させることがで
き、縮小時ではメタルマスク板5に対応し、拡大時では
メタルマスク板5に対して所定のテンション作用を付与
できるのである。
【0034】また拡開バネ22、ガイド23夫々はコー
ナー体11の側端面、辺枠15の端面夫々に相対向して
穿設形成した収納凹所夫々に跨って配置されているか
ら、拡開バネ22の弾撥力の付与、解除に伴うコーナー
体11に対しての辺枠15の離反、接近夫々はストッパ
ー手段24による一定の規制範囲内であることと相俟
ち、辺枠15の長さ方向に沿うものとでき、メタルマス
ク板5に対して付与するテンションもメタルマスク板5
全体を平均、均一化させたものとするのである。
【0035】ジョイント手段31は辺枠15に固着の連
結固定板32、メタルマスク板5の辺縁部に固着の連結
支持板33相互の重ね合わせ当接面で係止手段35で連
結し、その係止手段35は、上面が大きく、基部が小さ
い逆錐体状にして配列された係止ピン36と、上方開口
が大きく、下方開口が小さいラッパ孔状にして配列され
た係止孔37とから成るから、テンション機構21によ
る弾撥力の付与に伴う係止ピン36の傾斜外周面、係止
孔37の傾斜内周面相互の当接によって、メタルマスク
板5をメタルマスクフレーム10にしっかりと結合連繋
できるのであり、連繋後の例えばスクリーン印刷中であ
ってもメタルマスクフレーム10からメタルマスク板5
を離反、解体させることはなく、極めて安定させたもの
とするのである。
【0036】しかも係止孔37は係止ピン36を係止孔
37自体内でスライド可能にさせる大きさに形成されて
いると共に、テンション作用が付与されるときに係止ピ
ン36の傾斜外周面と、係止孔37の傾斜内周面とが当
接するようにしてあるから、メタルマスクフレーム10
の縮小状態時でのメタルマスク板5の位置合わせを容易
にし、メタルマスクフレーム10の拡大状態時でのメタ
ルマスク板5へのテンション付与状態の連繋結合を確実
にするのである。
【0037】またメタルマスクフレーム10全体の縮
小、拡開に際し、コーナー体11をメタルマスクフレー
ム10の内方側にスライド移行させ、このコーナー体1
1の内方へのスライドに伴う対向する前後の辺枠15に
沿うコーナー体11自体のスライドが対向する左右の辺
枠15相互を狭め、また同様に対向する左右の辺枠15
に沿うコーナー体11自体のスライドが対向する前後の
辺枠15相互を狭めるから、メタルマスクフレーム10
の縮小、拡大は、メタルマスクフレーム10内部に配装
するメタルマスク板5における各辺縁部に沿う方向のも
のとなり、その拡大によるテンションの付与に際しても
メタルマスク板5全体に平均化、均一化したものとさ
せ、形成される印刷パターンを歪めさせることもないの
である。
【0038】更に製作用治具50は、メタルマスクフレ
ーム10の形状、大きさ等にほぼ対応している治具ベー
ス51上に、コーナー体11の縮小作業孔12位置に対
応して錐体状の縮小操作支柱体52を配列し、隣接する
縮小操作支柱体52において、メタルマスクフレーム1
0における辺枠15の長さ方向に沿った縮小操作支柱体
52自体の上部端側面相互間ではメタルマスクフレーム
10の隣接する縮小作業孔12の孔縁相互間の間隔に比
し大きくし、同じく縮小操作支柱体52自体の基部側面
相互間では隣接する縮小作業孔12の孔縁相互間の間隔
に比し、コーナー体11、辺枠15相互間の間隙を閉じ
させるべく小さくしてあるから、縮小操作支柱体52に
対して縮小作業孔12を嵌め合わせることでメタルマス
クフレーム10を治具ベース51上に位置合わせできる
のである。そして円錐体状の縮小操作支柱体52の径が
大きくなる基部側へのメタルマスクフレーム10自体の
押し下げによってメタルマスクフレーム10全体を縮小
でき、しかもその押し下げ作業・操作は作業者自身の手
作業のみでも簡単に行えるから、従来のように特別な動
力機構を備えた各種機器が不要であり、取扱いは極めて
簡単であり、迅速に作業を遂行でき、面倒な保守、点検
等のメンテナンスも不要である。
【0039】また製作用治具50における治具ベース5
1上には、縮小操作支柱体52に嵌め合わせる嵌め合い
孔56を穿設した適宜肉厚の平盤状の解放補助具55
を、製作用治具50上でのメタルマスクフレーム10の
位置合わせ、押し下げに先立ち予め配装しておくこと
で、解放補助具55自体を傾けながらのメタルマスクフ
レーム10の押し上げによって、メタルマスクフレーム
10自体を持ち上げ、その持ち上がりと同時にテンショ
ン機構21がメタルマスク板5に対して所定のテンショ
ン作用を付与し、しっかりと連繋結合させることがで
き、メタルマスクフレーム10の縮小自体に特別な動力
機構が不要であることと同様に原位置への復原によるメ
タルマスクフレーム10の拡大作業を簡単迅速に行える
のである。しかもこの解放補助具55は、縮小操作支柱
体52に嵌め合わせられたときにその一部でも治具ベー
ス51、メタルマスクフレーム10外方に外出する大き
さを備えていることで、メタルマスクフレーム10の押
し下げ後でも解放補助具55自体を押し上げるのに無理
なく行うことができ、作業を容易にさせるのである。
【0040】そしてまた縮小操作支柱体52自体は傾斜
角度が小さくされた円錐柱状に形成されていて、治具ベ
ース51における対角線上に沿う治具ベース51の内方
側の外周側面部位に、メタルマスクフレーム10のコー
ナー体11における縮小作業孔12において同様に内方
側の内周側面部位が当接するようにしてあり、また隣接
する縮小操作支柱体52中心相互の間隔L1は、メタル
マスクフレーム10における隣接するコーナー体11の
縮小作業孔12中心相互の間隔L2に比し小さく・狭く
設定されているから、縮小操作支柱体52に縮小作業孔
12によって位置合わせ配置されたメタルマスクフレー
ム10がその下方に押し下げられるときには、コーナー
体11をメタルマスクフレーム10の内方側にスライド
移行させてメタルマスクフレーム10全体を縮小できる
のである。しかもこの縮小は、前後、左右夫々で相対向
している辺枠15相互の間隔を狭めさせ、辺枠15の内
側面に連結してある連結固定板32の係止ピン36に対
して係止孔37を位置決めさせるから、メタルマスクフ
レーム10に対してメタルマスク板5を嵌め合わせ式に
正確に位置決めさせて着脱させることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すメタルマスクフレ
ームへのメタルマスク板の連繋支持作業時における製作
用治具その他の各部材の配置を表す一部切欠斜視図であ
る。
【図2】同じくメタルマスクフレームの斜視図である。
【図3】同じく製作用治具にメタルマスクフレームを嵌
め合わせ位置決めしたときの要部側面図である。
【図4】同じくそのメタルマスクフレームの要部平面図
である。
【図5】同じくそのメタルマスクフレームの嵌め合わせ
位置決め時における一部切欠要部側面図である。
【図6】同じくそのメタルマスクフレームの嵌め合わせ
位置決め時における図3におけるX−X線要部断面図
で、その(A)は拡大状態時の位置合わせ開始直後、
(B)は縮小状態時の位置合わせ完了後夫々を示す。
【図7】同じくメタルマスクフレームに対するメタルマ
スク板の連繋支持時を示し、その(A)は要部平面図、
(B)は一部を取り付け前として示した要部断面図であ
る。
【図8】同じくメタルマスク版の製作時における位置決
め治具との配置を示す各部材の分解斜視図である。
【符号の説明】
L1…製作用治具における隣接する縮小操作支柱体中心
相互の間隔 L2…メタルマスクフレームにおける隣接するコーナー
体の縮小作業孔中心相互の間隔 1…メタルマスクフレーム版 5…メタルマスク板 6…位置決め孔 10…メタルマスクフレーム 11…コーナー
体 15…辺枠 16…コーナー
連結体 17…固着部 21…テンション機構 22…拡開バネ 23…ガイド 24…ストッパ
ー手段 25…ストッパー凹所 26…ストッパ
ー片 27…スライド孔 28…ストッパ
ーピン 31…ジョイント手段 32…連結固定
板 33…連結支持板 34…両面接着
テープ 35…係止手段 36…係止ピン 37…係止孔 41…位置決め治具 42…位置決め
ピン 50…製作用治具 51…治具ベー
ス 52…縮小操作支柱体 55…解放補助具 56…嵌め合い
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白崎 將 東京都葛飾区白鳥4丁目1番12号 株式会 社白崎製作所内 (72)発明者 梅崎 敬志 東京都葛飾区白鳥4丁目1番12号 株式会 社白崎製作所内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FD01 FF01 FF06 FF07 FF17 FF20 FF22 FF26 5E319 BB05 CD29 GG15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ矩形枠状のメタルマスクフレーム内
    部に所定のテンション作用を付与させてメタルマスク板
    を着脱自在に連結支持して成るメタルマスクフレーム版
    において、メタルマスクフレームは、縮小作業孔が開口
    形成されていて、四隅に配されるコーナー体と、このコ
    ーナー体相互間で配装されて前後、左右で対向している
    辺枠と、コーナー体の側端面、辺枠の端面相互間に介装
    してコーナー体、辺枠相互を離反傾向に弾撥付勢させて
    いるテンション機構と、辺枠内側面、メタルマスク板の
    辺縁部相互間を連繋するジョイント手段とを備えている
    ことを特徴とするメタルマスクフレーム版。
  2. 【請求項2】 テンション機構は、コーナー体、辺枠相
    互を離反傾向に弾撥付勢させる拡開バネと、コーナー
    体、辺枠相互を辺枠の長さ方向に沿って案内スライドさ
    せるガイドと、コーナー体、辺枠相互間の弾撥離反間隔
    を規制するストッパー手段とを備えている請求項1記載
    のメタルマスクフレーム版。
  3. 【請求項3】 拡開バネ、ガイド夫々はコーナー体の側
    端面、辺枠の端面夫々に相対向して穿設形成した収納凹
    所夫々に跨って配置されている請求項2記載のメタルマ
    スクフレーム版。
  4. 【請求項4】 ジョイント手段は、辺枠の内側面に固着
    した連結固定板と、メタルマスク板の辺縁部に固着した
    連結支持板と、これらの連結固定板、連結支持板相互の
    重ね合わせ当接面で連結する係止手段とから成り、係止
    手段は、上面が大きく、基部が小さい逆錐体状にして配
    列された係止ピンと、上方開口が大きく、下方開口が小
    さいラッパ孔状にして配列された係止孔とを備え、係止
    孔は係止ピンを係止孔自体内でスライド可能にさせる大
    きさに形成されていると共に、テンション作用が付与さ
    れるときに係止ピンの傾斜外周面と、係止孔の傾斜内周
    面とが当接するようにしてある請求項1乃至3のいずれ
    か記載のメタルマスクフレーム版。
  5. 【請求項5】 四隅に配したコーナー体相互間で前後、
    左右の相対向する辺枠を配装して成るメタルマスクフレ
    ーム内部にメタルマスク板を所定のテンションを付与さ
    せた状態で着脱自在に連結支持するメタルマスクフレー
    ム版の製作方法において、コーナー体と辺枠とをテンシ
    ョン機構によって離反傾向に弾撥付勢させておき、その
    弾撥付勢力に抗してメタルマスクフレーム全体を縮小さ
    せた状態で辺枠の内側面とメタルマスク板の辺縁部との
    間でジョイント手段を介して連結セットし、その連結セ
    ット後にメタルマスクフレームの縮小状態を解除して原
    位置に復帰する辺枠によってメタルマスク板に対して所
    定のテンション作用を付与させた状態でメタルマスクフ
    レーム内部にメタルマスク板を連繋支持することを特徴
    としたメタルマスクフレーム版の製作方法。
  6. 【請求項6】 メタルマスクフレーム全体の縮小、拡開
    は、コーナー体をメタルマスクフレームの内方側にスラ
    イド移行させ、このコーナー体の内方へのスライドに伴
    う対向する前後の辺枠に沿うコーナー体自体のスライド
    が対向する左右の辺枠相互を狭め、また同様に対向する
    左右の辺枠に沿うコーナー体自体のスライドが対向する
    前後の辺枠相互を狭める請求項5記載のメタルマスクフ
    レーム版の製作方法。
  7. 【請求項7】 四隅に配したコーナー体と、このコーナ
    ー体相互間の前後、左右で相対向して配置した辺枠と
    を、コーナー体の側端面、辺枠の端面相互間で、コーナ
    ー体、辺枠相互を離反傾向に弾発付勢させるテンション
    機構を内装したメタルマスクフレームを縮小、拡開させ
    るメタルマスクフレーム版の製作に使用される製作用治
    具において、メタルマスクフレームの形状、大きさ等に
    ほぼ対応した形状、大きさ等を備えている治具ベース
    と、メタルマスクフレームのコーナー体に開口形成され
    ている縮小作業孔位置に対応して治具ベース上に配列さ
    れた錐体状の縮小操作支柱体とから成り、隣接する縮小
    操作支柱体において、治具ベース上にセットされるメタ
    ルマスクフレームにおける辺枠の長さ方向に沿った縮小
    操作支柱体自体の上部端側面相互間ではメタルマスクフ
    レームの隣接する縮小作業孔の孔縁相互間の間隔に比し
    大きくし、同じく縮小操作支柱体自体の基部側面相互間
    では隣接する縮小作業孔の孔縁相互間の間隔に比し、コ
    ーナー体、辺枠相互間の間隙を閉じさせるべく小さくし
    てあることを特徴とするメタルマスクフレーム版の製作
    に使用される製作用治具。
  8. 【請求項8】 縮小操作支柱体自体は円錐柱状に形成さ
    れていて、治具ベースにおける対角線上に沿う治具ベー
    スの内方側の外周側面部位に、メタルマスクフレームの
    コーナー体における縮小作業孔の内方側の内周側面部位
    が当接するようにしてあり、また隣接する縮小操作支柱
    体中心相互の間隔は、メタルマスクフレームにおける隣
    接するコーナー体の縮小作業孔中心相互の間隔に比し小
    さく・狭く設定されている請求項7記載のメタルマスク
    フレーム版の製作に使用される製作用治具。
  9. 【請求項9】 縮小操作支柱体に嵌め合わせる嵌め合い
    孔を穿設した適宜肉厚の平盤状で、縮小操作支柱体に嵌
    め合わせられたときにその一部でも治具ベース、メタル
    マスクフレーム外方に外出する大きさを備えている解放
    補助具を治具ベース上に配装してある請求項7または8
    記載のメタルマスクフレーム版の製作に使用される製作
    用治具。
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