JP2713215B2 - プリンタにおけるネガキャリア装置 - Google Patents
プリンタにおけるネガキャリア装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタにおけ
るネガキャリア装置に関するものである。
るネガキャリア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルムのネガ像を感光体シートに
焼付けるプリンタにおいては、普通、ネガキャリア装置
を形成するネガマスクのフィルム案内溝にネガフィルム
を挿入し、そのネガフィルムをネガ押え枠で弾力的に押
えて露光作業を行なう工程と、露光後に、ネガ押え枠を
偏向し、ネガフィルムの押圧解除後にネガフィルムをコ
マ送りする工程とを繰り返し行なうようにしている。
焼付けるプリンタにおいては、普通、ネガキャリア装置
を形成するネガマスクのフィルム案内溝にネガフィルム
を挿入し、そのネガフィルムをネガ押え枠で弾力的に押
えて露光作業を行なう工程と、露光後に、ネガ押え枠を
偏向し、ネガフィルムの押圧解除後にネガフィルムをコ
マ送りする工程とを繰り返し行なうようにしている。
【0003】このような焼付け処理に際して、ネガフィ
ルムにはサイズの異なる数種のものが存在し、また、プ
リンタ内に装填されている感光体シートのシート幅と所
望のプリンタサイズとの関係から、必要に応じてネガフ
ィルムの送り方向を縦、横に変更してプリント作業を行
なう必要がある。
ルムにはサイズの異なる数種のものが存在し、また、プ
リンタ内に装填されている感光体シートのシート幅と所
望のプリンタサイズとの関係から、必要に応じてネガフ
ィルムの送り方向を縦、横に変更してプリント作業を行
なう必要がある。
【0004】このため、従来のネガキャリア装置におい
ては、プリンタ本体に取付けられるネガマスク台に正方
形の角孔を形成し、角形ケース内にネガマスクを内蔵し
たネガマスク本体を上記角孔に着脱自在に嵌合し、その
ネガマスク本体を角孔から、着脱させる操作と、ネガマ
スク本体の向きを90°変更する操作によってネガフィ
ルムの送り方向を変更するようにしている。
ては、プリンタ本体に取付けられるネガマスク台に正方
形の角孔を形成し、角形ケース内にネガマスクを内蔵し
たネガマスク本体を上記角孔に着脱自在に嵌合し、その
ネガマスク本体を角孔から、着脱させる操作と、ネガマ
スク本体の向きを90°変更する操作によってネガフィ
ルムの送り方向を変更するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ネガキ
ャリア装置においては、ネガマスク本体の上面外周部に
板ばねを係合させてマスク支持板を抜け止めする構成で
あるため、ネガマスク本体を斜めにした状態で角孔に対
して着脱させる必要が生じ、ネガマスク本体の着脱に非
常に手間がかかるという不都合がある。
ャリア装置においては、ネガマスク本体の上面外周部に
板ばねを係合させてマスク支持板を抜け止めする構成で
あるため、ネガマスク本体を斜めにした状態で角孔に対
して着脱させる必要が生じ、ネガマスク本体の着脱に非
常に手間がかかるという不都合がある。
【0006】この発明の課題は、マスク台に対してネガ
マスク本体を簡単に着脱することができるようにしたプ
リンタにおけるネガキャリア装置を提供することであ
る。
マスク本体を簡単に着脱することができるようにしたプ
リンタにおけるネガキャリア装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、外周対向位置にフィルム挿
通孔が形成されたケース内に、露光孔を有するネガマス
クおよび上記フィルム挿通孔に挿通されるフィルムをネ
ガマスクの下面に押し付ける押え機構を組込んだネガマ
スク本体と、このネガマスク本体を着脱自在に支持する
マスク台とから成り、前記ネガマスク本体におけるケー
スの外周下部に、対向辺間の寸法が等しい四辺形のフラ
ンジを設け、そのフランジの上面外周にテーパ面を形成
し、前記マスク台には透光用の窓を形成し、マスク台上
には窓の両側に上記フランジの両側部をスライド自在に
案内する一対の案内部と、その案内部に沿って差し込ま
れるネガマスク本体の差し込み量を制限するストッパ部
とを設け、前記案内部にはフランジのテーパ面の移動を
案内するローラを、上記テーパ面の交差方向に移動自在
に設け、そのローラにスプリングの弾力を付与して内方
向に偏向し、前記フランジには2組の対向辺における各
一辺に前記ネガマスク本体がストッパ部に当接する状態
で上記ローラと係合してネガマスクの本体を抜け止めす
る突起を設けた構成を採用している。
めに、この発明においては、外周対向位置にフィルム挿
通孔が形成されたケース内に、露光孔を有するネガマス
クおよび上記フィルム挿通孔に挿通されるフィルムをネ
ガマスクの下面に押し付ける押え機構を組込んだネガマ
スク本体と、このネガマスク本体を着脱自在に支持する
マスク台とから成り、前記ネガマスク本体におけるケー
スの外周下部に、対向辺間の寸法が等しい四辺形のフラ
ンジを設け、そのフランジの上面外周にテーパ面を形成
し、前記マスク台には透光用の窓を形成し、マスク台上
には窓の両側に上記フランジの両側部をスライド自在に
案内する一対の案内部と、その案内部に沿って差し込ま
れるネガマスク本体の差し込み量を制限するストッパ部
とを設け、前記案内部にはフランジのテーパ面の移動を
案内するローラを、上記テーパ面の交差方向に移動自在
に設け、そのローラにスプリングの弾力を付与して内方
向に偏向し、前記フランジには2組の対向辺における各
一辺に前記ネガマスク本体がストッパ部に当接する状態
で上記ローラと係合してネガマスクの本体を抜け止めす
る突起を設けた構成を採用している。
【0008】
【作用】上記の構成から成るネガキャリア装置は、一対
の案内部間に対するネガマスク本体の抜き差しにより、
そのネガマスク本体をマスク台に対して着脱する。
の案内部間に対するネガマスク本体の抜き差しにより、
そのネガマスク本体をマスク台に対して着脱する。
【0009】ネガマスク本体の装着状態では、突起がロ
ーラと係合するため、ネガマスク本体を抜け止めするこ
とができ、ネガマスク本体に安定した装着状態を得るこ
とができる。
ーラと係合するため、ネガマスク本体を抜け止めするこ
とができ、ネガマスク本体に安定した装着状態を得るこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1乃至図3に示すように、この発明に係
るネガキャリア装置は、ネガマスク本体1と、これを着
脱自在に支持するマスク台40とから成る。
るネガキャリア装置は、ネガマスク本体1と、これを着
脱自在に支持するマスク台40とから成る。
【0012】ネガマスク本体1は、ケース2を有し、そ
のケース2の外周対向位置にネガフィルムを挿通するフ
ィルム挿通孔3が形成されている。また、ケース2の上
板4および下板5には、露光用の窓6、7が形成されて
いる。上板4の窓6は角形になり、内周の対向位置には
一対の突出部8、8が設けられている。
のケース2の外周対向位置にネガフィルムを挿通するフ
ィルム挿通孔3が形成されている。また、ケース2の上
板4および下板5には、露光用の窓6、7が形成されて
いる。上板4の窓6は角形になり、内周の対向位置には
一対の突出部8、8が設けられている。
【0013】上記ケース2の内部には、上板4の下側に
ネガマスク9が取付けられている。ネガマスク9は、上
板4の窓6に対して抜き差し可能な大きさとされ、その
外周の2組の対向面のうち、一方の対向面には上記突出
部8が通過可能な一対の案内溝10、10が設けられて
いる。他方の対向面における一方には、位置決め溝11
が形成され、他方には、所要深さの位置決め凹部12が
設けられている。この位置決め凹部12はV字形に形成
され、その内面は垂直面に対して外方に傾斜している
が、位置決め凹部12の形状は図示例に限定されるもの
ではない。また、ネガマスク9の位置決め溝11を有す
る側面の下部にはテーパ面13が設けられている。
ネガマスク9が取付けられている。ネガマスク9は、上
板4の窓6に対して抜き差し可能な大きさとされ、その
外周の2組の対向面のうち、一方の対向面には上記突出
部8が通過可能な一対の案内溝10、10が設けられて
いる。他方の対向面における一方には、位置決め溝11
が形成され、他方には、所要深さの位置決め凹部12が
設けられている。この位置決め凹部12はV字形に形成
され、その内面は垂直面に対して外方に傾斜している
が、位置決め凹部12の形状は図示例に限定されるもの
ではない。また、ネガマスク9の位置決め溝11を有す
る側面の下部にはテーパ面13が設けられている。
【0014】前記ケース2の内部には、窓6からネガマ
スク9が差し込まれたとき、そのネガマスク9の位置決
め溝11に嵌合する第1の位置決め突起14が上板4の
下側に設けられている。また、位置決め突起14が位置
決め溝11に嵌る状態において、案内溝10と突出部8
とが位置ずれする方向にネガマスク9を水平方向にスラ
イドさせたとき、位置決め凹部12に嵌合する第2の位
置決め突起15が設けられている。この第2の位置決め
突起15は円錐形のピンから成り、その第2の位置決め
突起15が位置決め凹部12に嵌合する状態において、
第1の位置決め突起14は位置決め溝11に嵌る状態に
ある。
スク9が差し込まれたとき、そのネガマスク9の位置決
め溝11に嵌合する第1の位置決め突起14が上板4の
下側に設けられている。また、位置決め突起14が位置
決め溝11に嵌る状態において、案内溝10と突出部8
とが位置ずれする方向にネガマスク9を水平方向にスラ
イドさせたとき、位置決め凹部12に嵌合する第2の位
置決め突起15が設けられている。この第2の位置決め
突起15は円錐形のピンから成り、その第2の位置決め
突起15が位置決め凹部12に嵌合する状態において、
第1の位置決め突起14は位置決め溝11に嵌る状態に
ある。
【0015】第1の位置決め突起14の取付位置がわに
は、押し爪16が設けられ、その押し爪16の先端に
は、上記突起14が嵌る溝17が設けられている。ま
た、押し爪16の先端部上面にはテーパ面18が設けら
れ、そのテーパ面18は、窓6にネガマスク9を差し込
んだとき、そのネガマスク9のテーパ面13と係合す
る。
は、押し爪16が設けられ、その押し爪16の先端に
は、上記突起14が嵌る溝17が設けられている。ま
た、押し爪16の先端部上面にはテーパ面18が設けら
れ、そのテーパ面18は、窓6にネガマスク9を差し込
んだとき、そのネガマスク9のテーパ面13と係合す
る。
【0016】上記押し爪16は、第2の位置決め突起1
5に向けてスライド自在に支持され、その押し爪16を
第2の位置決め突起15に向けて移動させるスプリング
19がその背部に設けられている。
5に向けてスライド自在に支持され、その押し爪16を
第2の位置決め突起15に向けて移動させるスプリング
19がその背部に設けられている。
【0017】前記ネガマスク9の下面には、フィルム案
内溝20が形成され、そのフィルム案内溝20の上部に
露光孔21が設けられている。このネガマスク9は、フ
ィルム案内溝20および露光孔21のサイズが異なる数
種のものが用意され、ネガフィルムのサイズに応じて使
い分けられる。
内溝20が形成され、そのフィルム案内溝20の上部に
露光孔21が設けられている。このネガマスク9は、フ
ィルム案内溝20および露光孔21のサイズが異なる数
種のものが用意され、ネガフィルムのサイズに応じて使
い分けられる。
【0018】ケース2のフィルム挿通孔3からネガマス
ク9のフィルム案内溝20に挿入されるネガフィルムF
は、押え機構22によってフィルム案内溝20の上面に
押圧および押圧解除される。
ク9のフィルム案内溝20に挿入されるネガフィルムF
は、押え機構22によってフィルム案内溝20の上面に
押圧および押圧解除される。
【0019】図3および図5に示すように、押え機構2
2は、ネガマスク9の下面に複数のピン23を設け、そ
のピン23に沿って移動自在に支持され、かつ抜け止め
された支持板24をピン23の外側に嵌合したスプリン
グ25で押し下げている。また支持板24の上面に突設
したピン26でフィルム案内溝20に嵌合可能な角形の
押え枠27を移動自在に支持し、ピン26の外側に嵌合
したスプリング28で押え枠27を押し下げている。さ
らに、前記支持板24の下面をアーム29の中途で支持
し、そのアーム29の一端をピン30で揺動自在に支持
し、アーム29の他端をソレノイド31で上下動させる
ようにしている。
2は、ネガマスク9の下面に複数のピン23を設け、そ
のピン23に沿って移動自在に支持され、かつ抜け止め
された支持板24をピン23の外側に嵌合したスプリン
グ25で押し下げている。また支持板24の上面に突設
したピン26でフィルム案内溝20に嵌合可能な角形の
押え枠27を移動自在に支持し、ピン26の外側に嵌合
したスプリング28で押え枠27を押し下げている。さ
らに、前記支持板24の下面をアーム29の中途で支持
し、そのアーム29の一端をピン30で揺動自在に支持
し、アーム29の他端をソレノイド31で上下動させる
ようにしている。
【0020】上記のような構成によって、ソレノイド3
1を励磁してアーム29を上方に揺動させると、押え枠
27が上昇してネガフィルムFをフィルム案内溝20の
上面に押し付け、ソレノイド31の励磁を解除すると、
スプリング25の弾力により支持板24が下降し、同時
に押え枠27が下降してネガフィルムFの押圧が解除さ
れる。
1を励磁してアーム29を上方に揺動させると、押え枠
27が上昇してネガフィルムFをフィルム案内溝20の
上面に押し付け、ソレノイド31の励磁を解除すると、
スプリング25の弾力により支持板24が下降し、同時
に押え枠27が下降してネガフィルムFの押圧が解除さ
れる。
【0021】図4に示す32は、支持板24に形成した
露光用の孔を示す。
露光用の孔を示す。
【0022】図2に示すように、前記ケース2のフィル
ム挿通孔3からネガマスク9のフィルム案内溝20に至
るフィルム通路には、送りローラ33が設けられてい
る。この送りローラ33は上下に配置され、ケース2の
隅部に設けたモータ34によって駆動され、ネガフィル
ムFをコマ送りする。上記モータ34には摘み35が形
成れ、その摘み35の回転によっても送りローラ33を
回転させることができるようにしてある。
ム挿通孔3からネガマスク9のフィルム案内溝20に至
るフィルム通路には、送りローラ33が設けられてい
る。この送りローラ33は上下に配置され、ケース2の
隅部に設けたモータ34によって駆動され、ネガフィル
ムFをコマ送りする。上記モータ34には摘み35が形
成れ、その摘み35の回転によっても送りローラ33を
回転させることができるようにしてある。
【0023】前記ケース2の外周下部にはフランジ36
が設けられ、そのフランジ36の対向辺間の寸法は等し
くなっている。このフランジ36の上面外周にはテーパ
面37が形成されている。また、フランジ36の対向す
る2組の辺の各一辺にV字形の突起38が設けられてい
る。
が設けられ、そのフランジ36の対向辺間の寸法は等し
くなっている。このフランジ36の上面外周にはテーパ
面37が形成されている。また、フランジ36の対向す
る2組の辺の各一辺にV字形の突起38が設けられてい
る。
【0024】ネガマスク本体1を支持する前記マスク台
40には透孔用の窓41が形成されている。このマスク
台40の上面には、窓41の両側にフランジ36の両側
部をスライド自在に支持する一対の案内部42と、その
案内部42の先端間に渡る位置決め部材43とが設けら
れている。
40には透孔用の窓41が形成されている。このマスク
台40の上面には、窓41の両側にフランジ36の両側
部をスライド自在に支持する一対の案内部42と、その
案内部42の先端間に渡る位置決め部材43とが設けら
れている。
【0025】前記案内部42は、マスク台40の上面両
側に一対の突出部44、44を設け、各突出部44の上
面を内方向に向けて傾斜させ、その傾斜面45上にフラ
ンジ36のテーパ面37に接触可能なローラ46、47
を取付けてある。対向位置に設けられたローラ46、4
7のうち、一方のローラ47はアーム48の先端部に支
持され、そのアーム48は突出部44の上面に突設した
ピン49を中心に揺動自在に支持されている。このた
め、ローラ47は案内部42に差し込まれるフランジ3
6の両側のテーパ面37に対して交差方向に移動自在と
なり、アーム48に付与したスプリング50の弾力によ
って内方向に偏向されている。
側に一対の突出部44、44を設け、各突出部44の上
面を内方向に向けて傾斜させ、その傾斜面45上にフラ
ンジ36のテーパ面37に接触可能なローラ46、47
を取付けてある。対向位置に設けられたローラ46、4
7のうち、一方のローラ47はアーム48の先端部に支
持され、そのアーム48は突出部44の上面に突設した
ピン49を中心に揺動自在に支持されている。このた
め、ローラ47は案内部42に差し込まれるフランジ3
6の両側のテーパ面37に対して交差方向に移動自在と
なり、アーム48に付与したスプリング50の弾力によ
って内方向に偏向されている。
【0026】また、各突出部44、44の内側にレール
51を設けてある。
51を設けてある。
【0027】前記位置決め部材43の内面一端部には、
ネガマスク本体1の差し込み量を制限するストッパ部5
2が設けられ、そのストッパ部52に当る位置までネガ
マスク本体1を差し込むと、突起38がローラ47と係
合し、その係合によってネガマスク本体1は抜け止めさ
れる。
ネガマスク本体1の差し込み量を制限するストッパ部5
2が設けられ、そのストッパ部52に当る位置までネガ
マスク本体1を差し込むと、突起38がローラ47と係
合し、その係合によってネガマスク本体1は抜け止めさ
れる。
【0028】また、位置決め部材43の内面他端部には
雄コネクタ53が取付けられ、その雄コネクタ53に対
して着脱自在の雌コネクタ54がネガマスク本体1の外
周2個所に取付けられ、雄コネクタ53と雌コネクタ5
4の接続によって、ネガマスク本体1内のソレノイド3
1およびモータ34に通電される。
雄コネクタ53が取付けられ、その雄コネクタ53に対
して着脱自在の雌コネクタ54がネガマスク本体1の外
周2個所に取付けられ、雄コネクタ53と雌コネクタ5
4の接続によって、ネガマスク本体1内のソレノイド3
1およびモータ34に通電される。
【0029】上記の構成から成るマスク台40は、レー
ル51の上面がプリンタの外装ケース60の上面より上
位に位置するようプリンタ本体に取付けられる。
ル51の上面がプリンタの外装ケース60の上面より上
位に位置するようプリンタ本体に取付けられる。
【0030】実施例で示すネガキャリア装置は上記の構
造から成り、図2は、ネガフィルムFを横送りする状態
を示し、その状態からネガフィルムFを縦送りするに
は、同図の右側にネガマスク本体1を引き抜き、ネガマ
スク本体1をマスク台40から取外した状態において、
ネガマスク本体1の向きを90°変換し、それより、一
対の案内部42間にネガマスク本体1のフランジ36を
差し込む。このとき、突起38がアーム48で支持され
たローラ47と対向し、一対のレール51で下面が支持
されるようにしてネガマスク本体1を差し込む。
造から成り、図2は、ネガフィルムFを横送りする状態
を示し、その状態からネガフィルムFを縦送りするに
は、同図の右側にネガマスク本体1を引き抜き、ネガマ
スク本体1をマスク台40から取外した状態において、
ネガマスク本体1の向きを90°変換し、それより、一
対の案内部42間にネガマスク本体1のフランジ36を
差し込む。このとき、突起38がアーム48で支持され
たローラ47と対向し、一対のレール51で下面が支持
されるようにしてネガマスク本体1を差し込む。
【0031】上記ネガマスク本体1の差し込みによっ
て、テーパ面37はローラ46、47で案内され、上記
ローラ47に突起38が対向すると、アーム48は外方
向に揺動し、ネガマスク本体1がストッパ部52に当る
位置まで差し込まれると、アーム48は内方向に揺動し
てローラ47が突起38に係合し、その係合によってネ
ガマスク本体1は抜け止めされる。また、雄コネクタ5
3に雌コネクタ54が接続される。
て、テーパ面37はローラ46、47で案内され、上記
ローラ47に突起38が対向すると、アーム48は外方
向に揺動し、ネガマスク本体1がストッパ部52に当る
位置まで差し込まれると、アーム48は内方向に揺動し
てローラ47が突起38に係合し、その係合によってネ
ガマスク本体1は抜け止めされる。また、雄コネクタ5
3に雌コネクタ54が接続される。
【0032】上記のような状態において、ネガフィルム
の焼付作業を行なうようにし、そのネガフィルムがサイ
ズの異なるネガフィルムに変更された場合は、ネガマス
ク9を交換する。
の焼付作業を行なうようにし、そのネガフィルムがサイ
ズの異なるネガフィルムに変更された場合は、ネガマス
ク9を交換する。
【0033】ネガマスク9の交換に際しては、マスク台
40からネガマスク本体1を取外した状態において、露
光孔21の内周に指をかけ、ネガマスク9を押し爪16
方向にスライドさせ、図5(II)の示すように、突出部
8と案内溝10とを位置合わせした状態でネガマスク9
を引き上げて窓6を通過させる。そして交換用のネガマ
スク9を窓6に差し込むようにする。このとき、図5
(I)に示すように、ネガマスク9の案内溝10と突出
部8と位置合わせして窓6に差し込むようにする。
40からネガマスク本体1を取外した状態において、露
光孔21の内周に指をかけ、ネガマスク9を押し爪16
方向にスライドさせ、図5(II)の示すように、突出部
8と案内溝10とを位置合わせした状態でネガマスク9
を引き上げて窓6を通過させる。そして交換用のネガマ
スク9を窓6に差し込むようにする。このとき、図5
(I)に示すように、ネガマスク9の案内溝10と突出
部8と位置合わせして窓6に差し込むようにする。
【0034】上記ネガマスク9を図5(II)に示すよう
に、上板4の下方位置まで差し込むと、位置決め溝11
が第1の位置決め突起14の外側に嵌合すると共に、テ
ーパ面18の押圧によって押し爪16が後退する。その
状態において押し下げを解除すると、スプリング19の
弾力により押し爪16が前進し、その押し爪16でネガ
マスク9が押され、図5(III )に示すように、位置決
め凹部12が第2の位置決め突起15に係合し、ネガマ
スク9が位置決めされる。
に、上板4の下方位置まで差し込むと、位置決め溝11
が第1の位置決め突起14の外側に嵌合すると共に、テ
ーパ面18の押圧によって押し爪16が後退する。その
状態において押し下げを解除すると、スプリング19の
弾力により押し爪16が前進し、その押し爪16でネガ
マスク9が押され、図5(III )に示すように、位置決
め凹部12が第2の位置決め突起15に係合し、ネガマ
スク9が位置決めされる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、マ
スク台上に設けた一対の案内部に対してネガマスク本体
を抜き差しすることができるため、ネガマスク本体をき
わめて簡単に着脱することができ、ネガフィルムの送り
方向の変更操作が容易である。
スク台上に設けた一対の案内部に対してネガマスク本体
を抜き差しすることができるため、ネガマスク本体をき
わめて簡単に着脱することができ、ネガフィルムの送り
方向の変更操作が容易である。
【0036】また、ネガマスク本体の装着状態ではフラ
ンジの突起がローラと係合し、その係合によってネガマ
スク本体が抜け止めされ、かつ上方に移動するのが防止
されるため、ネガマスク本体にきわめて安定した装着状
態を得ることができる。
ンジの突起がローラと係合し、その係合によってネガマ
スク本体が抜け止めされ、かつ上方に移動するのが防止
されるため、ネガマスク本体にきわめて安定した装着状
態を得ることができる。
【図1】この発明に係るネガキャリア装置の分解斜視図
【図2】同上のセット状態における一部切欠平面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】同上のネガマスク本体の一部とネガマスクとを
示す分解斜視図
示す分解斜視図
【図5】(I)、(II)、(III )はネガマスクの取付
け状態を段階的に示す断面図
け状態を段階的に示す断面図
1 ネガマスク本体 2 ケース 3 フィルム挿通孔 9 ネガマスク 21 露光孔 22 押え機構 36 フランジ 37 テーパ面 38 突起 50 スプリング 53 ストッパ部
Claims (1)
- 【請求項1】 外周対向位置にフィルム挿通孔が形成さ
れたケース内に、露光孔を有するネガマスクおよび上記
フィルム挿通孔に挿通されるフィルムをネガマスクの下
面に押し付ける押え機構を組込んだネガマスク本体と、
このネガマスク本体を着脱自在に支持するマスク台とか
ら成り、前記ネガマスク本体におけるケースの外周下部
に、対向辺間の寸法が等しい四辺形のフランジを設け、
そのフランジの上面外周にテーパ面を形成し、前記マス
ク台には透光用の窓を形成し、マスク台上には窓の両側
に上記フランジの両側部をスライド自在に案内する一対
の案内部と、その案内部に沿って差し込まれるネガマス
ク本体の差し込み量を制限するストッパ部とを設け、前
記案内部にはフランジのテーパ面の移動を案内するロー
ラを、上記テーパ面の交差方向に移動自在に設け、その
ローラにスプリングの弾力を付与して内方向に偏向し、
前記フランジには2組の対向辺における各一辺に前記ネ
ガマスク本体がストッパ部に当接する状態で上記ローラ
と係合してネガマスクの本体を抜け止めする突起を設け
たことを特徴とするプリンタにおけるネガキャリア装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8908895A JP2713215B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | プリンタにおけるネガキャリア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8908895A JP2713215B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | プリンタにおけるネガキャリア装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25505995A Division JP2755228B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | ネガキャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07270938A JPH07270938A (ja) | 1995-10-20 |
JP2713215B2 true JP2713215B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=13961126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8908895A Expired - Lifetime JP2713215B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | プリンタにおけるネガキャリア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713215B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0185802B1 (ko) * | 1995-10-25 | 1999-05-15 | 니시모토 강이치 | 사진처리장치 |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP8908895A patent/JP2713215B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07270938A (ja) | 1995-10-20 |
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