JP2001341239A - 帯電防止フィルム及び該帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシート - Google Patents

帯電防止フィルム及び該帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシート

Info

Publication number
JP2001341239A
JP2001341239A JP2000167532A JP2000167532A JP2001341239A JP 2001341239 A JP2001341239 A JP 2001341239A JP 2000167532 A JP2000167532 A JP 2000167532A JP 2000167532 A JP2000167532 A JP 2000167532A JP 2001341239 A JP2001341239 A JP 2001341239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
conductive agent
adhesive tape
sheet
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000167532A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Hamano
尚吉 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Giken Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Giken Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Giken Chemical Co Ltd filed Critical Kyodo Giken Chemical Co Ltd
Priority to JP2000167532A priority Critical patent/JP2001341239A/ja
Publication of JP2001341239A publication Critical patent/JP2001341239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】導電付与剤の性能を再現でき、分散2次凝集等
の問題を低減し、又塗布層の厚みの低減と透明性を有
し、また、ヒートシール性のある帯電防止フイルム、ま
た、導電性の帯電防止粘着テープ又はシート用剥離フィ
ルム並びに粘着テープ又はシートを提供する。 【解決手段】溶剤活性型、水活性型又は熱活性型のプラ
イマー層を介して、プラスチックフィルム基材の少なく
とも片面に、導電剤層を、該導電剤層の固形分100wt%に
対して接着性を有する樹脂バインダーが固形分0〜49wt%
の範囲である帯電防止フィルム、前記導電剤層にシリコ
ーン系剥離剤を積層した導電性の帯電防止粘着テープ又
はシート用剥離フィルム並びに前記基材に粘着剤を塗布
した粘着テープ又はシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性の帯電防止
フィルムまた、導電性の帯電防止粘着テープ又はシート
用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシートに関するも
のであり、さらに具体的には、導電付与剤をフイルムに
塗布して、分散2次凝集等の問題を低減し、又塗布層の
厚みの低減と透明性を有し、又、ヒートシール性を犠牲
にすることなく導電性を有する包装袋用途などに用いる
導電性帯電防止フイルムそして導電性の片面又は両面粘
着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又
はシートを安価に提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来から、集積度の高い、半導体などの
ICや電子部品は静電気、粉塵を嫌うため包装封止用と
して導電性プラスチックシート及びプラスチックフイル
ムが用いられている。
【0003】プラスチックシートないしフイルムに導電
性を付与する方法として金属粉、酸化金属粉、カーボン
ブラック等の無機系の粉体とスルホン酸型、第4級アン
モニュウム塩型、多価アルコールエステル型などの水依
存性界面活性剤を導電付与剤として練り込み若しくは樹
脂バインダーを用いて表面に塗布する方法がある。
【0004】これら導電付与剤として、具体的には、A
u,Ag,Pt,In,亜鉛、錫、アルミ、カーボンブ
ラック、ポリアミン系、ポリピロール系等の粉体若しく
は分散液が用いられるが、ポリオレフイン系フイルム、
PETフイルム、PVCフイルム等に塗布する場合、こ
れら粉体は単体として用いられる事はなく、粉体間の継
なぎとフイルム界面の接着のためウレタン系、ポリエス
テル系、アクリル系等の樹脂バインダーを導電剤固形分
100wt%に対して固形分約100wt%以上含有させこれに担持
させ塗布するのが一般的であった。界面活性型の導電付
与剤もほぼ同様である。
【0005】また、従来から粘着テープあるいはシート
の基材として剥離紙あるいは剥離剤を塗布した剥離フィ
ルムあるいはシート(本願明細書において、単に、フィ
ルムという。)が用いられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】樹脂バインダーとの練
り込みまたプラスチックフィルムへの塗布については、
フイルムの靭性、加工性の特性からシート、フイルムへ
の練りこみより塗布形式が一般的であり、塗布の場合は
シートないしフイルム界面への接着性が要求されるので
多量の接着性を有する樹脂バインダーが必須となり、こ
れがため導電付与剤の実力が生かされ難かった。
【0007】一般的に接着性を有する前記樹脂バインダ
ーは電気絶縁性が高く、導電性能を阻害させる方向に働
き、導電付与剤の実力性能を100%実現できなかっ
た。
【0008】又、金属粉、酸化金属粉、カーボンブラッ
ク等の無機系の粉体は、透明性に欠け、ブリード、脱落
の危険があり集積度の高いICへの短絡要因となりやす
くこの対策としてバインダー樹脂を多くすると導電性が
得られ難くなり、一方界面活性剤を用いた導電性の付与
は湿度依存性が高く、湿度45%以下の領域は導電性が低
下しやすくまた、ブリードアウトにより長期の信頼と容
器の水洗浄によるリサイクル性に欠ける他、フイルム加
工時におけるヒートシール等の加工適性を欠きやすい。
【0009】一方、金属箔、金属系蒸着の様な電気抵抗
の低い特性は静電気を中和できず、抵抗が104〜12Ω/50
0vの範囲が望ましく、これらの理由から金属箔、金属系
蒸着は好ましくない。
【0010】また、上述した粘着シート(粘着タック・
ラベルその他の粘着剤を塗布した紙、合成紙、フィルム
ないしシートを含む)、粘着テープの基材に用いられる
剥離紙若しくは剥離フイルムは使用時の剥離による帯電
若しくは放電で表面酸化等による重剥離化、初期手捲れ
性、ゴミの付着、IC関連電子機器における短絡の発生
と過電流事故及び周辺電気制御機器へのノイズの発生な
どの問題があった。
【0011】特に、製造環境におけるクリーン化で、剥
離紙は繊維片の粉塵が生じやすいため、その使用が躊躇
される傾向になっており、一方、プラスチックフイルム
はクリーン化に対して好適であるが、従前の剥離紙より
電気絶縁性は高いため帯電しやすく、安定した剥離性能
と透明性を有する静電気防止の剥離フイルム若しくは剥
離紙を製造するには困難性が伴うものであった。
【0012】一方、剥離紙は繊維ゆえ面平滑性に欠け、
この1〜20μmの凹凸が粘着面に形状転写され、ゆづ面状
となって現れ透明のフイルムを用いたラベル・タック・
フイルムに用いるときは透明性が犠牲になる難点があっ
た、又紙にスパーカレンダー処理、PE樹脂等の厚みを
上げる方法もあるがコスト高となり、又、面平滑性はプ
ラスチックフイルムには及ばない。
【0013】しかしながら、ポリオレフイン系、ポリエ
ステル系等の剥離フイルムは水分依存性の剥離紙と比べ
より帯電し易い性質がありこれがため、上述の問題が生
じやすくプラスチック系の剥離フイルムは採用されなか
った。
【0014】さらに、プラスチック系フイルムに用いら
れるシリコーン系剥離剤はジメチルポリシロキサン、メ
チルポリシロキサンなど一般的に不活性で有機化合物に
対しては非混和性を有し、これに対して導電性付与剤
(導電剤)粉体のブリード防止としてシランカップリング
剤で金属、酸化金属粉、カーボンブラックを担時させる
方法のほか、シリコーン剥離剤に対して、で導電付与剤
を増やすと重剥離になりやすく、更には、シリコーンは
高圧変圧器の絶縁油として用いられる様に電気絶縁抵抗
が高く、これがため、通常の樹脂と比べ導電付与剤の配
合比を多くしないと導電性が得られずシリコーンの粘着
剤に対する剥離性は犠牲になりやすい。
【0015】一方の、シリコーン系剥離剤で付加反応型
は分散、希釈液中の数ppmの硫黄化合物、燐化合物、酸
化錫、クレー等無機に含まれる酸化金属、水などにより
触媒中毒が生じ易く導電付与剤の配合は極めて困難で、
縮合型は反応速度が遅く高温、長時間の硬化を必要と
し、この構造から、表裏の両面剥離処理をし重ね巻きし
た場合、ブロッキングが生じやすいため両面粘着用剥離
フイルムには適しておらず又、付加反応型に比較し高速
剥離力が大きい傾向にあり、これらから、シリコーン系
剥離剤は比較的短時間、低温で硬化可能な付加反応型が
一般に用いられるが、上述の触媒中毒を受けやすい性質
上、導電付与剤の担持は困難であり、更には透明性を有
する有機系の導電付与剤ポリピロール、ポリアセチレ
ン、ポリアミン系などは分散性に欠け、剥離性に優れる
長鎖アルキル系、長鎖アルキル変性体、シリコーン系剥
離剤において所定の透明性、導電性と剥離性の兼備は極
めて困難であった。
【0016】一般的に、剥離剤の臨海表面張力は、長鎖
アルキル系、長鎖アルキル変性体、フッ素系など非シリ
コーン系で30dyn/cm以下シリコーン系24dyn/cmで無けれ
ば粘着剤に対して所定の剥離性は得られず、一方の導電
剤は49dyn/cm以上であり上記非シリコーン系のように重
剥離系に導電性を再現しようとする剥離性が大きく犠牲
になりシリコーン系においてもシリコーン剥離固有の剥
離軽さが大きく犠牲になる。
【0017】本発明は、上述の課題を解決するために開
発されたもので、導電付与剤を、多量の樹脂バインダー
に依存することなくフイルムに塗布して、真空蒸着法の
ように導電付与剤の性能を再現でき、分散2次凝集等の
問題を低減し、又塗布層の厚みの低減と透明性を有する
事による内容物の視認、識別化、更には最外層にヒート
シール性樹脂又はフィルムをオーバーコート又は、ラミ
ネートすることによりヒートシール性を犠牲にすること
なく安価で再現性が簡便な導電性を有する帯電防止フイ
ルム及び導電性の帯電防止粘着テープ又はシート用剥離
フィルム並びに粘着テープ又はシートを提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明帯電防止フィルム
は、上記目的を達成するため、溶剤活性型、水活性型又
は熱活性型のプライマー層を介して、プラスチックフィ
ルム基材の少なくとも片面に、導電剤層を積層して成
り、この導電剤層を、前記導電剤に対して有機系、無機
系樹脂バインダーを、前記プライマー層が存在しない状
態において前記導電剤が前記プラスチックフイルム基材
に接着しない範囲で配合し、積層形成したことを特徴と
する。
【0019】そして、前記導電剤の固形分100wt%に対し
て接着性を有する樹脂バインダーを固形分0〜49wt%の範
囲で配合し、積層形成することができる。
【0020】前記導電剤層にヒートシール層を積層し、
また、コロナ放電処理した基材にプライマー層を介して
積層した導電剤層に、コロナ放電処理した他の基材に積
層したプライマー層をさらに積層することができる。
【0021】また、前記導電剤層は、導電剤単独又は、
導電剤を非接着性樹脂バインダーに担持したもので構成
することができる。
【0022】さらに、本発明帯電防止フィルムは、表面
電気抵抗と体積抵抗のいずれか若しくは両者が1012Ω以
下のものであることを特徴とする。
【0023】又、本発明帯電防止フィルムを用いた粘着
テープ又はシート用剥離フィルムは、前記導電剤層に付
加反応型シリコーン剥離剤を塗布積層したものである。
【0024】さらに、本発明帯電防止フィルムを用いた
粘着テープ又はシートは、前記基材に粘着剤を塗布した
ものである。
【0025】
【発明の実施の形態】ポリオレフイン系フイルム、PE
Tフイルム、PVCフイルム等のフイルム若しくはシー
トを基材として、この基材にプライマーとしてウレタン
系、ポリエステル系、アクリル系、EVA系、塩素化ポ
リプロピレン系、ゴム系等の樹脂を固形部分0.1〜100μ
m好ましくは3〜10μm厚みで塗布若しくは押出しラミネ
ートする。
【0026】プライマーの厚み範囲は、後述導電付与剤
の粒径と平衡領域をとすることが粒体の脱落防止、面平
滑性などから望ましく、一方、有機系のポリピロール
系、ポリアミン系、界面活性型導電剤ならばできるだけ
薄い方がコスト上合理的である。
【0027】プライマーは微量を塗布する観点から、溶
液型若しくはエマルジョン型の溶液分散型が好ましい。
【0028】樹脂プライマーは、このプライマー上に塗
布形成される導電付与剤との接着及び親和を図るため、
溶剤活性型か水活性型若しくは熱活性型が望ましく、そ
のため分子量は低く架橋度が少ないものが好適であるが
高分子量、高架橋型でも若干の溶剤活性か水活性、もし
くは熱活性が得られるならば差し支えなく、又粘着性を
有していても支障がない。
【0029】プライマーの表面活性が少なく、導電付与
剤が同プライマーに対して接着しない場合は、導電付与
剤固形分100wt%に対してプライマーと同種の樹脂をバイ
ンダーとして固形分49wt%以下、好ましくは、30wt%以
下、より好ましくは、10wt%以下の少量添加配合し塗布
しても構わない。
【0030】プライマーと導電性粉体 金属、酸化金属等の導電性粉体、特に粒径が1μm以下0.
5〜0.03μm領域になると液体下での分散も困難だが、同
様にこの困難さはフイルム上で導電性粉体を塗布乾燥す
る工程でピンホール、フッシュアイなどが生ずる他、分
離して、2次凝集を生じやすく、さらに、静電気による
フイルムへの帯電、歪などで導電性粉体の塗布面が断続
的に波状になりやすく全数不良となりやすい。
【0031】これらの一要因は、導電性粉体に用いる溶
液バインダーの収縮と粉体のブリードに起因すとると思
われる。
【0032】コーティング法においては、通常、溶液若
しくは水液で塗布されるが塗布基材フイルムの界面接着
とピンホール、フッシュアイ等の防止を図るため、一般
に樹脂バインダーを多くする傾向にあり、樹脂バインダ
ーを多くすると導電付与剤の性能の低下を招き、また乾
燥時の溶剤の気散で、一般的に約40〜90%の立体方向収
縮力が働き、特に微粉体において粉体が塗布の上面にブ
リードする傾向に動きやすく、又この間粉体の2次凝集
が生じやすい。
【0033】これらの現象から、多くの実験の結果、本
願発明においては、導電付与剤に対して、受容層として
のプライマー層を設けることにより乾燥時の収縮力を弱
め挙動を少なくすることが上記の問題解決になることを
見出した。
【0034】予め、受容層としてのプライマー層を、基
材フイルムに塗布形成することにより、導電付与剤は、
基材フイルムとの接着収縮歪、ブリード等の挙動から開
放されており、導電付与剤はバインダーに依存せず、液
に対して分散に留意していれば良く、2次凝集の少ない
導電性の再現が確実な導電性フイルムの製造が可能とな
る。
【0035】受容層となるプライマー層として、ウレタ
ン系、アクリル系、SIS.IR他ゴム系、EVA系、
ポリエステル系、塩素化ポリプロピレン系等の溶剤活性
型、水活性型若しくは常態粘着型塗料をもちいることが
好適である。
【0036】受容層としてのプライマー層が、架橋硬化
型の場合は、導電剤を溶剤希釈して塗布しても架橋が完
了しているため担時させるのが困難であり、この場合は
架橋途上に塗布できる連続塗布方式を用いてもよい。
【0037】受容層の厚みは固形分で0.1〜50μmの範囲
が好適で、導電付与剤が粒体の場合は粒経と平衡をとる
ことが望ましいが界面接着が得られるならばこの限りで
はない。
【0038】また、本発明導電性の粘着テープ又はシー
ト用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシートは、フイ
ルムの厚み4〜300μmの片面、若しくは両面に受容層と
してのプライマー層を塗布し剥離層と導電層を別層と
し、積層塗布することにより剥離性能と導電性能の要求
性能を満たす。
【0039】剥離性能は300g以下(25mm幅、180゜剥
離:300mm/分)、電気抵抗は1012Ω□/500v以下であ
る。
【0040】ポリオレフン系フイルム、PETフイルム
等の厚み4〜300μmフイルムの片面もしくは両面に導電
剤の受容層としてのプライマー層として溶剤型若しくは
エマルジョン型でウレタン系、アクリル系、飽和ポリエ
ステル系、EVA系、ゴム系、天然ゴム系の溶剤活性型
樹脂を固形分0.1〜100μm好ましくは1〜μmの範囲でグ
ラビヤコーター、キスコーターなどで塗布乾燥しその上
に導電付与剤の有機系ポリピロール類、ポリアミン系、
ポリメタフェニレン、ポリアセチレン系を分散媒液にて
固形分0.5〜30μm好ましくは1〜5μmの範囲にてグラビ
ヤコーター、キスコーターなどで片面若しくは両面に塗
布乾燥する。
【0041】更に、導電剤塗布面の上に剥離剤シリコー
ン系、長鎖アルキル基型、フッ素系等を固形分0.1〜10
μm厚み好ましくは0.5〜5μmをグラビヤコーター、キス
コターなどで片面若しくは両面に塗布乾燥し、導電性10
3〜12Ω□、180度剥離300g以下を得る。
【0042】片面処理品の透明性が60%以上。両面処理
品の透明性は40%以上、テープを貼り付けた時背面の字
などが識別可能な範囲であった。
【0043】実施例1 PET25μm厚み延伸フイルム「東洋紡績製#1002
5」を基材とし、この基材の片面に、プライマーとして
飽和ポリエステル樹脂塗料「東洋紡績製バイロン50A
S」をキスコーターで固形分3μmとなるように塗布し、
乾燥した。ついで、この塗布面上に有機性導電剤ポリピ
ロール(日本曹達製SSPY)と電子受体ドーピング剤
(2’3’−6−7−1’4’5’8テトラシアノテトラアザナ
フタレン等不純物としてのドーピング剤)「日本曹達製
TCNA」をポリピロール100重量部に対して30重
量部の比率で配合し、固形分1μmの厚みになるようにグ
ラビヤコーターにて塗布した。
【0044】比較例1 一方、プライマーなしでの比較例として、PETフイル
ムの基材に導電付与剤ポリピロールを塗布した。
【0045】導電付与剤ポリピロール単体ではPETフ
イルムに対して界面接着は得られないので樹脂バインダ
ーとして同上の東洋紡績製バイロン50ASを用いた、
バインダーの配合比はフイルムに対して接着が得られる
限界値付近である導電付与剤ポリピロール固形分重量比
100に対してバインダー固形分重量70とし、塗布厚み固
形分1μmとした。
【0046】抵抗値は下記の通り、導電付与剤の数値
は、導電剤そのものの実力を検証するためプライマーな
しで導電剤を剥離紙にキスロールでコートし導電剤単独
のフィルム状のものを得た、厚みは同じく固形分1μmと
した。
【0047】その結果、導電付与剤の実力性能が再現で
き、一方のバインダーに担持させた例は導電性能が犠牲
になった。結果値は下記の通り。
【0048】
【表1】
【0049】実施例2 基材としての厚み25μmのOPPフイルム(両面コロナ
処理品「サントックス製OA#25」)の片面に、受容
層としてのプライマー層になる塩素化ポリプロピレン
「東洋化成製商品名ハードレン#15LPB」をキスコ
ターで固形分3μm厚みとなるように塗布し、更にその上
に酢酸エチル100重量部に対して導電剤層として酸化
錫の粒径2〜0.2μm(石原産業製商品名FS−10)を
20重量部の配合比でボールミルにて分散させた溶液を
キスコーターで固形分0.5〜2μm厚みとなるように塗布
した。
【0050】比較例2 一方、上記プライマーなしの比較例として前記フイルム
基材に、前記酸化錫粉とバインダー樹脂として前記塩素
化ポリプロピレンを用いた分散液を塗布した、バインダ
ーの配合比は同フイルムに対して界面接着が得られる限
界付近の配合比率とし、同バインダー固形分重量部10
0に対して導電付与剤として酸化錫粉重量部140とし
た、塗布厚みは固形分で1〜2μmとし導電剤層を形成し
た。
【0051】結果は下記の通り、酸化錫の実力2〜5Ω/4
vに対して比較例2の前記バインダー入り導電剤層のも
のは測定機の測定範囲をオーバーし500v印加で109Ω/50
0vの数値を示した一方、実施例2は4v印加で106Ω/4vと
ほぼ粉体の実力が再現できた。導電付与剤の実力性能は
粉体単体の測定値。
【0052】
【表2】
【0053】実施例3 本実施例3は、前記、実施例1及び2で得られた帯電防
止フイルムにヒートーシール性、表面硬度と靭性等を有
し、且つ、導電付与剤のブリード脱落、防止が図れる導
電性フイルム若しくは製袋用フイルムに関する。
【0054】前記、実施例1で得られた帯電防止フイル
ムの導電剤層上にヒートール用の熱可塑性樹脂飽和ポリ
エテル「東洋紡績製バイロン50AS」を下記の厚みで
塗布した。ヒートシール剤の実力性能を阻害せず又、文
字が識別可能な半透明を有し、導電性とヒートシール他
特性が再現でき、特に5μm厚みの領域は導電性能を犠牲
にすることなく再現できることが確認された。
【0055】
【表3】
【0056】実施例4 本実施例4は、集積回路関連、製袋用、精密機械用保護
シートなどとして、ヒートシール、引き裂け強度、ガス
バリヤー性を付与した帯電防止フィルムに関する。
【0057】基材として、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のポリオレフイン系、ポリエステル系、塩化ビニー
ル系等のフイルム厚み4〜200μmで、好ましくは10〜60
μm厚みの範囲のものを用い、これらのフイルムの片面
に実施例2における導電剤受容層としてのプライマー層
を設け、前記導電付与剤を塗布した後、更に同上のフイ
ルム若しくは樹脂をダイス押出しラミネート、キャスト
コート、ドライラミネートなどの方法により基材と同種
のものを積層する。
【0058】本実施例4は、半導体等の集積回路関連、
薬品、食品、精密機器等の静電気、粉塵などによる短絡
事故と汚れから保護するための包装材料として、中味が
識別可能な透明性の透過率が40〜90%の範囲で導電付与
剤のブリード、脱落、のない導電性透明フイルム又は袋
を形成した。
【0059】導電付与剤は透明性と湿度依存性の無い有
機導電剤ポリピロールが望ましく、無機系のならば酸化
錫、酸化亜鉛、ニッケルなどの微粉体の単独、併用又は
有機導電との併用でも構わない、粉体は透明性から2μm
径以下で、好ましくは0.5μm径以下。しかし更に望まし
くは積層体断面からもブリードの懸念が無い有機導電ポ
リピロールが好ましい。
【0060】実施例5 LDポリエチレン片面コロナ処理品厚み40μmのフイル
ムに、湿気硬化型ウレタン系接着剤「ノーテープ製#3
020」を受容層のプライマー層として固形分が5μm厚
みとなるようにグラビヤコータで塗布乾燥し、直ちに連
続工程の次工程でキスコーターにより有機導電剤ポリピ
ロールを実施例1と同じ配合比で、塗布厚み固形分1μm
となるように塗布する。
【0061】さらに、上記と同じLDポリエチレンフイ
ルムのコロナ処理面に上記、湿気硬化型接着剤を固形分
7μmとなるように塗布し、乾燥後直ちに上記、導電処理
フイルムとラミネートを行う、ラミネートの面は導電付
与剤のブリード、脱落防止から導電付与剤面にラミネー
トをする。
【0062】こうして得たフイルムは、導電性と透明性
を有し、製袋用としてヒートシールができフイルムの表
裏が、導電剤のブリードと脱落から開放され安定した導
電性が維持できる。
【0063】
【表4】 粘着テープ又はシート用剥離フィルム
【0064】実施例6 二軸延伸ポリエステルフイルム片面コロナ25μm厚み
「東洋紡績製商品名E1025」のコロナ処理面に飽和
ポリエスル樹脂[東洋紡績製バイロン50AS]をキス
コーターで固形分3μmの厚みになるように塗布乾燥さ
せ、その上面にその上面に電子供与体の有機導電性ポリ
ピロール「日本曹達製SSPY」に電子受与体ドーピン
グ剤「日本曹達製TCNA」をポリピロール100重量
部に対してドーピング剤30重量部の比率で、固形分1
μmになるようにグラビヤコーターで塗布乾燥させ、更
にその上面に付加反応型シリコーン系剥離剤「東レダウ
コーニング製SD7226」100重量部に対して白金
触媒キャタリストを2重量部の比率で固形分0.5,1,2,3,
4,5μmと6例作成した。
【0065】剥離剤の触媒中毒が無く、剥離性と導電
性、透明性も得られた。測定値は下記の通り。
【0066】
【表5】 #剥離試験は25mm幅粘着テープの剥離数値、引き剥がし
速度は300mm/分、使用粘着テープ共同技研化学製#21
3を使用。
【0067】実施例7 OPPフイルム25μmの厚み両面コロナ処理品「サント
ックス製PA#25」の片面に、受容層となる塩素化ポ
リプロピレン樹脂「東洋化成製ハードレン#15LB
P」をキスコーターで固形分2μm厚みとなるように塗布
し、その上面に電子供与体の有機導電性ポリピロール
「日本曹達製SSPY」に電子受与体ドーピング剤「日
本曹達製TCNA」をポリピロール100重量部に対し
てドーピング剤30重量部の比率で、固形分1μmになる
ようにグラビヤコーターで塗布乾燥させ、更にその上面
に長鎖アルキル基型剥離剤「一方社油脂製ピーロイル#
1050」固形分0.5,1,2,μmとグラビヤコーターで3
例作成した。透明性と、剥離性が得られ導電性も得られ
た。測定値は下記の通り。
【0068】
【表6】
【0069】実施例8 OPP25μm厚みの半透明導電性粘着テープ。実施例7
と同じように、OPPフイルム25μmの厚み両面コロナ
処理品「サントックス製PA#25」の片面に、受容層
となる塩素化ポリプロピレン樹脂「東洋化成製ハードレ
ン#15LBP」をキスコーターで固形分2μm厚みとな
るように塗布し、その上面に電子供与体の有機導電性ポ
リピロール「日本曹達製SSPY」に電子受与体ドーピ
ング剤「日本曹達製TCNA」をポリピロールポリピロ
ール100重量部に対してドーピング剤30重量部の比
率で、固形分1μmになるようにグラビヤコーターで塗布
乾燥させ、更にその上面に長鎖アルキル基型剥離剤「一
方社油脂製ピーロイル#1050」固形分1μmとグラビ
ヤコーターで塗布し、こうして得たフイルムの反対面に
受容層と導電層を上述と同じ組成、条件で塗布しこの導
電層の上面にアクリル系粘着剤「綜研化学製#133
0」100重量部に対してポリイソシアネート「固形分
75%」を0.5重量部を配合し固形分10,15,20,25,30,35
μmとなるようにコンマコーターで塗布した。
【0070】半透明性を有し、剥離面、粘着面ともに粉
体などのブリードアウトの無い導電性を有し粘着力性
能、剥離性能、共犠牲になることのない導電性粘着テー
プが得られた。
【0071】
【表7】
【0072】両面粘着テープの製造 両面粘着テープの基材となるフイルムを、使用する粘着
剤に対して親和性の高い樹脂をオレフイン系フイルムか
工程紙を用いキヤスト法で成膜し、例えば粘着剤主成分
がアクリル酸エステルポリマー系ならば同系アクリル系
が好ましく、且つ使用する両面剥離紙に対する耐ブロッ
キング、耐コールドフロー性と粘着力の強化から使用す
る粘着剤より靭性強度があり、一方可塑性を有すること
が必須である。これらから1例として粘着剤主成分のア
クリル酸エステルポリマー重量平均分子量60万に対して
基材となる主成分アクリル酸エステルポリマーの重量平
均分子量はこれ以上、70万〜300万までの範囲を用い
る。
【0073】こうして得た基材、厚み3μmのアクリル系
フイルムの片面、若しくは両面に、電荷移動錯体で電子
供与体の有機導電剤ポリピロールと、電子受容体テトラ
シアノテトラアナフタレンでドープし、片面の固形分が
2μmになるように塗布する。
【0074】この導電性アクリル系基材フイルムの表面
と、裏面の両面に同系主成分のアクリル系粘着剤を片面
の固形分が、10〜100μmでテープ総厚みが約20〜210μm
となる様に転写法若しくはダイレクト法で塗布する。
【0075】こうして得た、両面粘着テープは厚みが薄
いにも関わらず粘着力は、不織布など他の構成体基材を
用いた同じ厚み品に比べ粘着力が2倍近くになり導電性
も得られやすく、又より薄いくできることにより体積方
向の熱伝導も熱伝導付与剤の依存が少なく設計でき透明
性も得られ、一方電磁波シールドにおいて基材層、導電
層、粘着剤層にCu,A,Fe,Sn,Zn等の金属粉
若しくは酸化金属を単体か併用することにより粒形特性
からも電磁波の吸収、分散、遮蔽と粘着力を著しく犠牲
にすることなく要求性能が得られやすい。
【0076】今日、電気、情報、通信機器等は性能向
上、エネルギー効率等から機体の集積度をより高め、よ
り薄く、軽くとの傾向を強めている。
【0077】このような傾向の中で、一構成体に多機能
を求めるのは必然であり、本願発明は、樹脂のコンパウ
ンド、アロイ化とともに各々特性を生かし、熱可塑性、
熱硬化性、通気性、ガスバリヤー性、接着性など物理特
性の他、導電性、電磁波シールド、熱吸収、静電気防
止、偏光、熱伝導、情報記録フイルムなどのより多くの
機能を複合し構成体にすることが可能であり、時代の要
求に答えることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 7/02 C09J 7/02 Z // C08L 67:00 C08L 67:00 Fターム(参考) 4F006 AA35 AB73 BA07 CA07 DA04 EA03 4F073 AA03 AA04 BA23 BB01 CA21 4F100 AK01A AK01B AK42 AR00B AR00C AS00B BA02 BA03 BA10A BA10C CA21B EJ55A EJ65A GB41 JG01 JG01B JG04 JL11 JL11B JL11C JN01 YY00 4J004 AA05 AA09 AA10 AA14 AA15 CA04 CA05 CA06 CC02 CD08 CE01 DA04 DB01 FA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶剤活性型、水活性型又は熱活性型のプラ
    イマー層を介して、プラスチックフィルム基材の少なく
    とも片面に、導電剤層を、前記導電剤に対して樹脂バイ
    ンダーを、前記プライマー層が存在しない状態において
    前記導電剤が前記プラスチックフイルム基材に接着しな
    い範囲で配合し、積層形成したことを特徴とする請求項
    1記載の帯電防止フィルム。
  2. 【請求項2】前記導電剤の固形分100wt%に対して接着性
    を有する樹脂バインダーを固形分0〜49wt%の範囲で配合
    し、積層形成したことを特徴とする請求項1記載の帯電
    防止フィルム。
  3. 【請求項3】前記導電剤層にヒートシール層を積層した
    請求項1又は2記載の帯電防止フィルム。
  4. 【請求項4】前記基材がコロナ放電処理した基材であ
    り、前記導電剤層に、コロナ放電処理した他の基材に積
    層したプライマー層を積層してなる帯電防止フィルム請
    求項1又は2記載の帯電防止フィルム。
  5. 【請求項5】前記導電剤層は、導電剤が非接着性樹脂バ
    インダーに担持してなる請求項1〜4いずれか1項記載
    の帯電防止フィルム。
  6. 【請求項6】前記導電剤層は、導電剤単独でなる請求項
    1〜5いずれか1項記載の帯電防止フィルム。
  7. 【請求項7】表面電気抵抗と体積抵抗のいずれか若しく
    は両者が1012Ω以下である請求項1〜6いずれか1項記
    載の帯電防止フィルム。
  8. 【請求項8】前記導電剤層に付加反応型シリコーン剥離
    剤を塗布積層してなる請求項1、4〜7いずれか1項記載
    の帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥
    離フィルム。
  9. 【請求項9】前記基材に粘着剤を塗布した請求項1、
    2、4〜7いずれか1項記載の帯電防止フィルムを用い
    た粘着テープ又はシート。
JP2000167532A 2000-06-05 2000-06-05 帯電防止フィルム及び該帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシート Pending JP2001341239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167532A JP2001341239A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 帯電防止フィルム及び該帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167532A JP2001341239A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 帯電防止フィルム及び該帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001341239A true JP2001341239A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18670675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000167532A Pending JP2001341239A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 帯電防止フィルム及び該帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001341239A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003261700A (ja) * 2002-03-12 2003-09-19 Kimoto & Co Ltd 制電性合成樹脂板製造用帯電防止フィルム
KR100650133B1 (ko) 2005-03-02 2006-11-27 (주)국제라텍 투명 대전방지 이형필름, 이의 제조방법 및 이로부터 형성된 점착테이프
JP2007001293A (ja) * 2005-05-23 2007-01-11 Tohcello Co Ltd 静電防止性多層フィルム
WO2010004662A1 (ja) * 2008-07-07 2010-01-14 有限会社アイレックス 放熱シート及び放熱シートの製造方法
JP2012062342A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Nitto Denko Corp 両面粘着シート
KR20170128407A (ko) 2015-03-13 2017-11-22 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 유기 일렉트로루미네센스 소자용의 전하 수송성 박막 형성 조성물, 유기 일렉트로루미네센스 소자용의 전하 수송성 박막 및 유기 일렉트로루미네센스 소자
CN110938386A (zh) * 2018-09-25 2020-03-31 上海和辉光电有限公司 一种薄膜封装结构保护膜及其褪膜方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998050238A1 (de) * 1997-05-03 1998-11-12 Technoplast Beschichtungsgesellschaft Mbh Leitfähige bedruckte bahnen aus kunststoff
JP2001328194A (ja) * 2000-05-19 2001-11-27 Tdk Corp 機能性フィルム及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998050238A1 (de) * 1997-05-03 1998-11-12 Technoplast Beschichtungsgesellschaft Mbh Leitfähige bedruckte bahnen aus kunststoff
JP2001328194A (ja) * 2000-05-19 2001-11-27 Tdk Corp 機能性フィルム及びその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003261700A (ja) * 2002-03-12 2003-09-19 Kimoto & Co Ltd 制電性合成樹脂板製造用帯電防止フィルム
KR100650133B1 (ko) 2005-03-02 2006-11-27 (주)국제라텍 투명 대전방지 이형필름, 이의 제조방법 및 이로부터 형성된 점착테이프
JP2007001293A (ja) * 2005-05-23 2007-01-11 Tohcello Co Ltd 静電防止性多層フィルム
WO2010004662A1 (ja) * 2008-07-07 2010-01-14 有限会社アイレックス 放熱シート及び放熱シートの製造方法
JP2012062342A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Nitto Denko Corp 両面粘着シート
KR20170128407A (ko) 2015-03-13 2017-11-22 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 유기 일렉트로루미네센스 소자용의 전하 수송성 박막 형성 조성물, 유기 일렉트로루미네센스 소자용의 전하 수송성 박막 및 유기 일렉트로루미네센스 소자
CN110938386A (zh) * 2018-09-25 2020-03-31 上海和辉光电有限公司 一种薄膜封装结构保护膜及其褪膜方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5291115B2 (ja) カバーテープ
EP1775119A2 (en) Pressure-sensitive adhesive label for hard disk drive, and hard disk drive using the pressure-sensitive adhesive label for hard disk drive
US20150191636A1 (en) Pressure-sensitive adhesive sheet
WO2005078035A1 (ja) 接着剤及びそれを用いた電気資材用被覆フィルム
KR19980703724A (ko) 적층체, 덮개 및 자루
JPH04503831A (ja) 導電性感圧型接着剤
WO2013129303A1 (ja) 再剥離性保護粘着フィルム及びその製造方法
JP2019527283A (ja) 伸縮性導電性接着テープ
JP2004263030A (ja) 導電性粘着シート
KR102247258B1 (ko) 커버 필름 및 전자 부품 포장체
CN103764513A (zh) 用于包装电子元件的热密封包覆膜
JP4544563B2 (ja) ヒートシール積層体およびキャリアテープ包装体
JP2001341239A (ja) 帯電防止フィルム及び該帯電防止フィルムを用いた粘着テープ又はシート用剥離フィルム並びに粘着テープ又はシート
TWI499639B (zh) A release agent composition, a release film, and a subsequent film using the same
JP5683096B2 (ja) キャリアテープ体の剥離帯電量低減方法
TW393405B (en) Compound membrane for packaging
TWI682980B (zh) 接著劑組成物及膜卷裝體
JP2002038111A (ja) 粘着シートおよび貼着体
JP5419329B2 (ja) 包装材用積層テープ
JP2001171033A (ja) 多層異方性導電膜積層体
KR102194023B1 (ko) 연성회로기판용 공정시트 및 이의 제조방법
KR102389424B1 (ko) 도전성 점착 시트
KR102390524B1 (ko) 도전성 점착 시트
JPWO2017104665A1 (ja) 導電性粘着テープ
JP2004237996A (ja) カバーテープ及びこれを用いた包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100804