JP2001339510A - 通信機 - Google Patents

通信機

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JP2001339510A
JP2001339510A JP2000154192A JP2000154192A JP2001339510A JP 2001339510 A JP2001339510 A JP 2001339510A JP 2000154192 A JP2000154192 A JP 2000154192A JP 2000154192 A JP2000154192 A JP 2000154192A JP 2001339510 A JP2001339510 A JP 2001339510A
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JP
Japan
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microcomputer
cutoff
communication device
power
signal
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Application number
JP2000154192A
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English (en)
Inventor
Takaaki Okude
隆昭 奥出
Keiko Noda
桂子 野田
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Tetsuya Koda
哲也 甲田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信を行わないときは電源供給を抑えるこ
とにより、電力消費を抑制し、電池寿命の長期化、待機
電力の削減、省エネ、省電力が実行できる通信機を提供
する。 【解決手段】 送受信等を行わない時はマイクロコンピ
ュータ17をスリープ状態などの低消費電力モードに抑
え、電源供給を抑制するとともに、電波信号などの有効
な信号を受信したと蓄電手段14とマイクロコンピュー
タ動作レベル検出手段15の情報によりマイクロコンピ
ュータ17を通常処理を行える状態とし、必要な処理を
確実に行える通信機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能を有する
通信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている通信機の一例を
図11を使用して説明する。通信機1と通信機2は、そ
れぞれアンテナ3と送受信手段4とマイクロコンピュー
タ5と回路電源6を有している。
【0003】以上の構成で、アンテナ3に届いた通信信
号を送受信手段4が検出してマイクロコンピュータ5に
データとして入力する。データを入力されたマイクロコ
ンピュータ5は規定の処理を行う。またマイクロコンピ
ュータ5からデータが送受信手段4に送られアンテナ3
を介してデータを送信する。ここで回路電源6は送受信
手段4、マイクロコンピュータ5等に電源を供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の通信機は、
常に送受信手段4、マイクロコンピュータ5等の回路に
回路電源6から電源を供給しており、データを受信また
は送信するとき以外も無駄な電源消費を行っていること
となり、通信機が電池駆動の場合は早期に電池切れが発
生するとともに、商用電源からの供給の場合は待機電力
を増大させるという課題を有している。
【0005】本発明は上記課題に鑑み、待機電力の消費
電力を低減する通信機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナが受
信した信号を検出する信号受信手段とアンテナが受信し
た信号をエネルギーとして検出するエネルギー検出手段
を有し、エネルギー検出手段の出力が一定値以上または
一定値以下となったときは、送受信を行わない等により
電源供給を抑えることにより、マイクロコンピュータま
たは信号受信手段の消費電力を低下させ、電池寿命の長
期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実行できる通
信機としている。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、アン
テナが受信した信号を検出する信号受信手段とアンテナ
が受信した信号をエネルギーとして検出するエネルギー
検出手段を有し、エネルギー検出手段の出力が一定値以
上または一定値以下となったときマイクロコンピュータ
または信号受信手段の消費電力を低下させる通信機とし
ている。
【0008】請求項2に記載した発明は、アンテナが受
信した信号を検出する信号受信手段とアンテナが受信し
た信号をエネルギーとして検出するエネルギー検出手段
を有し、エネルギー検出手段が検出したエネルギーを蓄
電手段に蓄え、蓄電手段の電位が一定値を上回ったとき
はマイクロコンピュータを通常動作状態とし、逆に一定
値を下回った時はマイクロコンピュータを低消費電力の
モードとすることにより、送受信を行わない時は電源供
給を抑え、電力消費を抑制し、電池寿命の長期化、待機
電力の削減、省エネ、省電力が実行できる通信機ととし
ている。
【0009】請求項3に記載した発明は、信号受信手段
への回路電源供給路を遮断する回路電源遮断手段と回路
電源遮断手段を制御する回路電源遮断手段制御手段を有
し、アンテナが受信した信号をエネルギーとして検出す
るエネルギー検出手段が検出して蓄電手段に蓄えられ電
位が一定値を上回ったとき回路電源遮断手段制御手段を
介し回路電源遮断手段を通電状態として信号受信手段を
通常動作状態とし、逆に蓄電手段に蓄えられ電位が一定
値を下回った時は回路電源遮断手段制御手段を介し回路
電源遮断手段を遮断状態とする回路電源遮断手段動作レ
ベル検出手段を有する構成にすることにより、送受信を
行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、電池
寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実行
できる通信機ととしている。
【0010】請求項4に記載した発明は、回路電源遮断
手段動作レベル検出手段の出力をマイクロコンピュータ
に入力し、マイクロコンピュータはこの入力値に基づい
て回路電源遮断手段制御手段を介し回路電源遮断手段を
通電状態/遮断状態と制御する構成にすることにより、
送受信を行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制
し、電池寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電
力が実行できる通信機としている。
【0011】請求項5に記載した発明は、信号受信手段
からの信号が一定期間以上マイクロコンピュータに入力
されなかったとき前記マイクロコンピュータを低消費電
力のモードとする構成にすることにより、送受信を行わ
ない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、電池寿命
の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実行でき
る通信機としている。
【0012】請求項6に記載した発明は、信号受信手段
からの信号が一定期間以上マイクロコンピュータに入力
されなかったとき回路電源遮断手段制御手段を介し回路
電源遮断手段を遮断状態と制御する構成にすることによ
り、送受信を行わない時は電源供給を抑え、電力消費を
抑制し、電池寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、
省電力が実行できる通信機ととしている。
【0013】請求項7に記載した発明は負荷への電力供
給を遮断する負荷電源遮断手段を有し、マイクロコンピ
ュータは前記負荷電源遮断手段の通電/遮断を制御し、
負荷電源遮断手段が遮断状態の時はマイクロコンピュー
タを低消費電力のモードとする構成にすることにより、
送受信を行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制
し、電池寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電
力が実行できる通信機ととしている。
【0014】請求項8に記載した発明は、負荷電源遮断
手段が遮断状態の時は回路電源遮断手段制御手段を介し
回路電源遮断手段を遮断状態と制御する構成にすること
により、送受信を行わない時は電源供給を抑え、電力消
費を抑制し、電池寿命の長期化、待機電力の削減、省エ
ネ、省電力が実行できる通信機ととしている。
【0015】請求項9に記載した発明は、負荷に対して
起動/停止信号を出力することにより負荷を制御するマ
イクロコンピュータを有し、負荷が停止状態にある時は
マイクロコンピュータを低消費電力のモードとする構成
にすることにより、送受信を行わない時は電源供給を抑
え、電力消費を抑制し、電池寿命の長期化、待機電力の
削減、省エネ、省電力が実行できる通信機ととしてい
る。
【0016】請求項10に記載した発明は、負荷が停止
状態の時は回路電源遮断手段制御手段を介し回路電源遮
断手段を遮断状態と制御する構成にすることにより、送
受信を行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制
し、電池寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電
力が実行できる通信機ととしている。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1から第9の実施例につい
て説明する。図1は本発明の第1から第9の実施例の通
信機を用いたシステムを説明したものである。通信機7
と通信機8はそれぞれ送受信機能を有し、相互に通信す
ることにより所定の目的を実現するものである。図1に
は2台の通信機のみを記載しているが、本発明において
は3台以上のシステム構成も想定しており、本発明の第
1から第9の実施例の通信機は、図1に示すような相互
に通信するシステムを構成する少なくとも1台の通信機
についての実施例である。
【0018】(実施例1)以下本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図2は本実施例の構成を示すブロック
図である。通信機10は、アンテナ11と、信号受信手
段12と、エネルギー受信手段13と、蓄電手段14
と、マイクロコンピュータ動作レベル検出手段15と、
マイクロコンピュータ動作レベル検出手段基準電位16
と、マイクロコンピュータ17と、回路電源18を備え
ている。アンテナ11は他の通信機からの電波信号など
の信号を受信し、チューナなどで構成する信号受信手段
12に伝える。一方、アンテナの受信した電波信号など
に含まれる電気エネルギーを取り込んだインピーダンス
マッチング回路やトランジスタなどで構成したエネルギ
ー受信手段13は取り込んだ電気エネルギーをコンデン
サなどで構成した蓄電手段14に蓄える。蓄電手段14
の電位が比較回路などで構成するマイクロコンピュータ
動作レベル検出手段15の基準電位であるマイクロコン
ピュータ動作レベル検出手段基準電位16の電位を上回
ったとき、マイクロコンピュータ動作レベル検出手段1
5はアンテナ11が一定以上の電波信号などの有効な信
号を受信したことをマイクロコンピュータ17に伝達す
る。マイクロコンピュータ17はあらかじめ消費電力低
減のためスリープ状態などの低消費電力モードとしてい
るが、マイクロコンピュータ動作レベル検出手段15か
らアンテナ11が一定以上の電波信号などの有効な信号
を受信したことを伝達されたときスリープ状態などの低
消費電力モードを脱して通常処理のモードとなる。この
時、回路電源18から回路電源を供給されている信号受
信手段12は、受信した電波信号などの電文をマイクロ
コンピュータ17に伝える。スリープ状態を脱し、通常
処理状態となっているマイクロコンピュータ17は、信
号受信手段12からの電文を処理しその後の所定の機能
を果たすものである。
【0019】以上のように本実施例の通信機10は、送
受信等を行わない時はマイクロコンピュータ17をスリ
ープ状態などの低消費電力モードに抑え、電源供給を抑
制するとともに、電波信号などの有効な信号を受信する
ことによりマイクロコンピュータ17を通常処理を行え
る状態とし、必要な処理を確実に行える構成とすること
により、使用電力抑制ととともに、マイクロコンピュー
タ17による支障のないデータ処理を行える通信機とし
ているものである。
【0020】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。図3は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例の通信機20は回路電源遮断手段
動作レベル検出手段21と、回路電源遮断手段動作レベ
ル検出手段基準電位22と、回路電源遮断手段制御手段
23と、回路電源遮断手段24を備えている。エネルギ
ー受信手段13が取り込んだ電気エネルギーを蓄電した
蓄電手段14の出力は比較器などで構成する回路電源遮
断手段動作レベル検出手段21に入力され、この電位が
回路電源遮断手段動作レベル検出手段基準電位22を上
回ったとき、この情報をリレー駆動回路などで構成する
回路電源遮断手段制御手段23に伝達する。リレーなど
で構成する回路電源遮断手段24は回路電源18からの
信号受信手段12などへの電源供給を抑え、消費電力を
低減するためにあらかじめ遮断状態にあるが、蓄電手段
14の電位が回路電源遮断手段動作レベル検出手段基準
電位22を上回ったという情報を伝達されたとき、回路
電源遮断手段制御手段23は、回路電源遮断手段24を
導通状態とし、信号受信手段への電源供給を行う。これ
により、電波信号などアンテナ11が受信した信号はマ
イクロコンピュータ17へ電文が伝達されその後の処理
が行われる。
【0021】以上のように本実施例の通信機20は、送
受信等を行わない時は信号受信手段12への電源供給を
抑制するとともに、電波信号などの有効な信号を受信す
ることにより信号受信手段12を通常処理を行える状態
とし、必要な処理を確実に行える状態とすることによ
り、使用電力抑制とともに、信号受信手段12とマイク
ロコンピュータ17による支障のないデータ処理を行え
る通信機としているものである。なお、本実施例の機能
と実施例1の機能を両方備えた通信機とすることができ
るのはいうまでもない。つまり、マイクロコンピュータ
17をスリープ状態などの低消費電力モードに抑え、電
源供給を抑制する場合、マイクロコンピュータ17に図
1のように直接、回路電源遮断手段動作レベル検出手段
21を出力するようにしても良いし、信号受信手段12
の信号によりマイクロコンピュータ17の低消費電力モ
ードの切換を行うようにしても良い。
【0022】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について説明する。図4は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例の通信機30は、マイクロコンピ
ュータ31を備えている。回路電源遮断手段動作レベル
検出手段21からの情報はマイクロコンピュータ31に
入力される。前記第2の実施例と同様の信号を受け取っ
たマイクロコンピュータ31は、リレー駆動回路などで
構成する回路電源遮断手段制御手段23にこの情報を伝
達する。リレーなどで構成する回路電源遮断手段24は
回路電源18からの信号受信手段12などへの電源供給
を抑え、消費電力を低減するためにあらかじめ遮断状態
にあるが、蓄電手段14の電位が回路電源遮断手段動作
レベル検出手段基準電位22を上回った時、この情報は
マイクロコンピュータ31に伝達される。マイクロコン
ピュータ31はこれに基づき、回路電源遮断手段制御手
段23に対して回路電源遮断手段24を導通状態とする
よう指令する。この時、回路電源遮断手段制御手段23
は、回路電源遮断手段24を導通状態とし、信号受信手
段への電源供給を行う。これにより、電波信号などアン
テナ11が受信した信号はマイクロコンピュータ31へ
電文が伝達されその後の処理が行われる。
【0023】以上のように本実施例の通信機30は、送
受信等を行わない時は信号受信手段12への電源供給を
抑制するとともに、電波信号などの有効な信号を受信す
ることにより信号受信手段12を通常処理を行える状態
とし、使用電力抑制とともに、信号受信手段12とマイ
クロコンピュータ31による支障のないデータ処理を行
える通信機としているものである。なお、本実施例の機
能と実施例1の機能を両方備えた通信機とすることがで
きるのはいうまでもない。
【0024】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について説明する。図5は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例の通信機40は、タイマ手段42
とタイマ手段からの指令により低消費電力モードになる
マイクロコンピュータ41を備えている。蓄電手段14
の電位がマイクロコンピュータ動作レベル検出手段15
の基準電位であるマイクロコンピュータ動作レベル検出
手段基準電位16の電位を上回ったとき、マイクロコン
ピュータ動作レベル検出手段15はアンテナ11が一定
以上の電波信号などの有効な信号を受信したことをマイ
クロコンピュータ41に伝達する。マイクロコンピュー
タ41はあらかじめ消費電力低減のためスリープ状態な
どの低消費電力モードとしているが、マイクロコンピュ
ータ動作レベル検出手段15からアンテナ11が一定以
上の電波信号などの有効な信号を受信したことを伝達さ
れたときスリープ状態などの低消費電力モードを脱して
通常処理のモードとなる。回路電源18から回路電源を
供給されている信号受信手段12は、受信した電波信号
などの電文をマイクロコンピュータ17に伝える。スリ
ープ状態を脱し、通常処理状態となっているマイクロコ
ンピュータ17は、信号受信手段12からの電文を処理
しその後の所定の機能を果たすものである。一方、タイ
マ手段42が信号受信手段12からの信号をあらかじめ
決められた一定期間受信しないとき、タイマ手段42は
マイクロコンピュータ41に対してマイクロコンピュー
タ41をスリープモードなどの低消費電力モードにする
よう指令する。
【0025】以上のように本実施例の通信機40は、マ
イクロコンピュータ41は信号受信手段12が一定期間
信号を受信しないとき、マイクロコンピュータ41をス
リープ状態などの低消費電力モードに抑え、電源供給を
抑制するとともに、電波信号などの有効な信号を受信す
ることによりマイクロコンピュータ41を通常処理を行
える状態とし、使用電力抑制するとともに、マイクロコ
ンピュータ41による支障のないデータ処理を行える通
信機としているものである。
【0026】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
について説明する。図6は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例の通信機50は、タイマ手段52
とタイマ手段52からの指令により、回路電源遮断手段
制御手段23にこの情報を伝達するマイクロコンピュー
タ51を備えている。回路電源遮断手段動作レベル検出
手段21からの情報はマイクロコンピュータ51に入力
される。信号を受け取ったマイクロコンピュータ51
は、リレー駆動回路などで構成する回路電源遮断手段制
御手段23にこの情報を伝達する。リレーなどで構成す
る回路電源遮断手段24は回路電源18からの信号受信
手段12などへの電源供給を抑え、消費電力を低減する
ためにあらかじめ遮断状態にあるが、蓄電手段14の電
位が回路電源遮断手段動作レベル検出手段基準電位22
を上回ったという情報をマイクロコンピュータ51から
伝達されたとき、回路電源遮断手段制御手段23は、回
路電源遮断手段24を導通状態とし、信号受信手段への
電源供給を行う。これにより、電波信号などアンテナ1
1が受信した信号はマイクロコンピュータ51に対して
電文が伝達され、その後の処理が行われる。一方、タイ
マ手段52が信号受信手段12からの信号をあらかじめ
決められた一定期間受信しないとき、タイマ手段52は
マイクロコンピュータ51に対して回路電源遮断手段2
4を遮断するように、回路電源遮断手段制御手段23に
指令するよう指令する。
【0027】以上のように、マイクロコンピュータ51
は信号受信手段12が一定期間信号を受信しないとき、
信号受信手段12に対して回路電源を供給せず、使用電
力抑制を行うとともに、マイクロコンピュータ51によ
る支障のないデータ処理を行える通信機としているもの
である。
【0028】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
について説明する。図7は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例の通信機60は、マイクロコンピ
ュータ61と、リレーなどで構成する負荷遮断手段62
を備えており、家電商品などの負荷63への商用電源な
どである電源64からの電源供給を導通/遮断の制御を
行っている。負荷遮断手段62が遮断状態の時マイクロ
コンピュータ61はスリープモードなどの低消費電力モ
ードとなる。
【0029】以上のように、マイクロコンピュータ61
は負荷に電源を供給していない時、マイクロコンピュー
タ61をスリープ状態などの低消費電力モードに抑え、
電源供給を抑制するとともに、電波信号などの有効な信
号を受信することによりマイクロコンピュータ61を通
常処理を行える状態とし、使用電力抑制するとともに、
マイクロコンピュータ61による支障のないデータ処理
を行える通信機としているものである。
【0030】(実施例7)次に、本発明の第7の実施例
について説明する。図8は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例の通信機70はマイクロコンピュ
ータ71を備えている。負荷遮断手段62が遮断状態の
時、マイクロコンピュータ71は回路電源遮断手段制御
手段23にこの情報を伝達し、回路電源遮断手段24を
遮断するよう指令する。
【0031】以上のように、マイクロコンピュータ71
は負荷に電源を供給していない時、回路電源遮断手段2
4を遮断状態とし、信号受信手段12などに回路電源を
供給しないことで電源供給を抑制するとともに、電波信
号などの有効な信号を受信することによりマイクロコン
ピュータ71を通常の支障のないデータ処理が行える通
信機としているものである。
【0032】(実施例8)次に、本発明の第8の実施例
について説明する。図9は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例の通信機70は、マイクロコンピ
ュータ81を備えている。マイクロコンピュータ81は
マイクロコンピュータ83を有するマイコン式負荷82
に制御信号を伝達する。マイコン式負荷82は単なる電
源供給の導通/遮断だけでは制御できない機器であり、
たとえば電機工業会が規定しているJEM−A端子のよ
うにマイコンに対して直接制御信号を伝達して制御する
タイプの負荷である。マイコン式負荷82が停止してい
る時、マイクロコンピュータ81はスリープモードなど
の低消費電力モードとなる。
【0033】以上のように、マイクロコンピュータ81
はマイコン式負荷が停止している時、マイクロコンピュ
ータ81をスリープ状態などの低消費電力モードに抑
え、電源供給を抑制するとともに、電波信号などの有効
な信号を受信することによりマイクロコンピュータ81
を通常処理を行える状態とすることにより、使用電力抑
制するとともに、マイクロコンピュータ81による支障
のないデータ処理を行える通信機としているものであ
る。
【0034】(実施例9)次に、本発明の第9の実施例
について説明する。図10は本実施例の構成を示すブロ
ック図である。本実施例の通信機90は、マイクロコン
ピュータ91を備えている。マイクロコンピュータ81
はマイクロコンピュータ83を有するマイコン式負荷8
2に制御信号を伝達する。マイコン式負荷82が停止し
ている時、マイクロコンピュータ91は回路電源遮断手
段制御手段23にこの情報を伝達し、回路電源遮断手段
24を遮断するよう指令する。
【0035】以上のように、マイクロコンピュータ91
はマイコン式負荷が停止している時、回路電源遮断手段
24を遮断状態とし、信号受信手段12などに回路電源
を供給しないことで電源供給を抑制するとともに、電波
信号などの有効な信号を受信することによりマイクロコ
ンピュータ91を通常の支障のないデータ処理が行える
通信機としているものである。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、エネルギー
検出手段の出力に応じてマイクロコンピュータをスリー
プ状態などの低消費電力モードに抑え、また、信号受信
手段への電源供給を抑制するなどにより、マイクロコン
ピュータ、信号受信手段への電源供給を抑制することに
より、電力消費を抑制し、電池寿命の長期化、待機電力
の削減、省エネ、省電力が実行できるとともに、マイク
ロコンピュータによる支障のないデータ処理を行える通
信機を実現するものである。
【0037】請求項2に記載した発明は、送受信等を行
わない時はマイクロコンピュータをスリープ状態などの
低消費電力モードに抑え、電源供給を抑制するととも
に、電波信号などの有効な信号を受信することによりマ
イクロコンピュータを通常処理を行える状態とすること
で、送受信を行わない時は電源供給を抑え、電力消費を
抑制し、電池寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、
省電力が実行できるとともに、マイクロコンピュータに
よる支障のないデータ処理を行える通信機を実現するも
のである。
【0038】請求項3に記載した発明は、送受信等を行
わない時は信号受信手段への電源供給を抑制するととも
に、信号などの有効な信号を受信することにより信号受
信手段を通常処理を行える状態とすることで、送受信を
行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、電池
寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実行
できるとともに、マイクロコンピュータによる支障のな
いデータ処理を行える通信機を実現するものである。
【0039】請求項4に記載した発明は、送受信等を行
わない時は信号受信手段への電源供給を抑制するととも
に、信号などの有効な信号を受信することにより信号受
信手段を通常処理を行える状態とすることで、送受信を
行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、電池
寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実行
できるとともに、マイクロコンピュータによる支障のな
いデータ処理を行える通信機を実現するものである。
【0040】請求項5に記載した発明は、マイクロコン
ピュータは信号受信手段が一定期間信号を受信しないと
き、マイクロコンピュータをスリープ状態などの低消費
電力モードに抑え、電源供給を抑制するとともに、電波
信号などの有効な信号を受信することによりマイクロコ
ンピュータを通常処理を行える状態とすることで、送受
信を行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、
電池寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が
実行できるとともに、マイクロコンピュータによる支障
のないデータ処理を行える通信機を実現するものであ
る。
【0041】請求項6に記載した発明は、マイクロコン
ピュータは信号受信手段が一定期間信号を受信しないと
き、信号受信手段に対して回路電源を供給せず、使用電
力抑制を行うとともに、マイクロコンピュータによる支
障のないデータ処理を行える状態とすることで、送受信
を行わない時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、電
池寿命の長期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実
行できるとともに、マイクロコンピュータによる支障の
ないデータ処理を行える通信機を実現するものである。
【0042】請求項7に記載した発明は、マイクロコン
ピュータは負荷が停止している時、マイクロコンピュー
タをスリープ状態などの低消費電力モードに抑え、電源
供給を抑制するとともに、電波信号などの有効な信号を
受信することによりマイクロコンピュータを通常処理を
行える状態とすることで、送受信を行わない時は電源供
給を抑え、電力消費を抑制し、電池寿命の長期化、待機
電力の削減、省エネ、省電力が実行できるとともに、マ
イクロコンピュータによる支障のないデータ処理を行え
る通信機を実現するものである。
【0043】請求項8に記載した発明は、マイクロコン
ピュータは負荷が停止している時、信号受信手段に対し
て回路電源を供給せず、使用電力抑制を行うとともに、
マイクロコンピュータによる支障のないデータ処理を行
える状態とすることで、送受信を行わない時は電源供給
を抑え、電力消費を抑制し、電池寿命の長期化、待機電
力の削減、省エネ、省電力が実行できるとともに、マイ
クロコンピュータによる支障のないデータ処理を行える
通信機を実現するものである。
【0044】請求項9に記載した発明は、マイクロコン
ピュータはマイコン式負荷が停止している時、マイクロ
コンピュータをスリープ状態などの低消費電力モードに
抑え、電源供給を抑制するとともに、電波信号などの有
効な信号を受信することによりマイクロコンピュータを
通常処理を行える状態とすることで、送受信を行わない
時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、電池寿命の長
期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実行できると
ともに、マイクロコンピュータによる支障のないデータ
処理を行える通信機を実現するものである。
【0045】請求項10に記載した発明は、マイクロコ
ンピュータはマイコン式負荷が停止している時、信号受
信手段に対して回路電源を供給せず、使用電力抑制を行
うとともに、マイクロコンピュータによる支障のないデ
ータ処理を行える状態とすることで、送受信を行わない
時は電源供給を抑え、電力消費を抑制し、電池寿命の長
期化、待機電力の削減、省エネ、省電力が実行できると
ともに、マイクロコンピュータによる支障のないデータ
処理を行える通信機を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の通信機が構成するシステム例
を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図3】本発明の第2の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図4】本発明の第3の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図5】本発明の第4の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図6】本発明の第5の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図7】本発明の第6の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図8】本発明の第7の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図9】本発明の第8の実施例である通信機を示すブロ
ック図
【図10】本発明の第9の実施例である通信機を示すブ
ロック図
【図11】従来例である通信機を示すブロック図
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60、70、80、9
0 通信機 11 アンテナ 12 信号受信手段 13 エネルギー受信手段 14 蓄電手段 15 マイクロコンピュータ動作レベル検出手段 16 マイクロコンピュータ動作レベル検出手段基準電
位 17、31、41、、61、71、81、91 マイク
ロコンピュータ 18 回路電源 21 回路電源遮断手段動作レベル検出手段 22 回路電源遮断手段動作レベル検出手段基準電位 23 回路電源遮断手段制御手段 24 回路電源遮断手段 42、52 タイマ手段 62 負荷遮断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貞平 匡史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 甲田 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K011 DA29 FA07 GA01 JA01 KA03 5K027 AA11 BB17 CC08 EE11 GG03 MM04 5K067 AA43 BB02 GG11 KK01 KK05 KK13 5K101 KK20 LL11 MM04 MM06 NN18 NN45

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナが受信した信号を検出する信号
    受信手段と、前記アンテナが受信した信号をエネルギー
    として検出するエネルギー検出手段と、前記エネルギー
    検出手段の出力に応じてマイクロコンピュータまたは前
    記信号受信手段の消費電力を低下させる通信機。
  2. 【請求項2】 アンテナが受信した信号を検出する信号
    受信手段と、前記アンテナが受信した信号をエネルギー
    として検出するエネルギー検出手段と、前記エネルギー
    検出手段が検出したエネルギーを蓄える蓄電手段と、前
    記蓄電手段の電位が一定値を上回ったときはマイクロコ
    ンピュータを通常動作状態とし、逆に一定値を下回った
    時はマイクロコンピュータを低消費電力のモードとする
    マイクロコンピュータ動作レベル検出手段を有し、前記
    マイクロコンピュータが前記通常動作状態の時のみ前記
    信号受信手段が受信した信号をマイクロコンピュータに
    取り込みマイクロコンピュータは所定の処理を行う通信
    機。
  3. 【請求項3】 アンテナが受信した信号を検出する信号
    受信手段と、前記アンテナが受信した信号をエネルギー
    として検出するエネルギー検出手段と、前記エネルギー
    検出手段が検出したエネルギーを蓄える蓄電手段と、前
    記信号受信手段への回路電源供給路を遮断する回路電源
    遮断手段と、前記回路電源遮断手段を制御する回路電源
    遮断手段制御手段と、前記蓄電手段に蓄えた電位が一定
    値を上回ったとき前記回路電源遮断手段制御手段を介し
    回路電源遮断手段を通電状態として前記信号受信手段を
    通常動作状態とし、逆に前記蓄電手段に蓄えた電位が一
    定値を下回った時は前記回路電源遮断手段制御手段を介
    し前記回路電源遮断手段を遮断状態とする回路電源遮断
    手段動作レベル検出手段を有する通信機。
  4. 【請求項4】 回路電源遮断手段動作レベル検出手段の
    出力をマイクロコンピュータに入力し、マイクロコンピ
    ュータはこの入力値に基づいて回路電源遮断手段制御手
    段を介し回路電源遮断手段を通電状態/遮断状態と制御
    する請求項3記載の通信機。
  5. 【請求項5】 信号受信手段からの信号が一定期間以上
    マイクロコンピュータに入力されなかったとき前記マイ
    クロコンピュータを低消費電力のモードとする請求項1
    乃至4のいずれか1項に記載の通信機。
  6. 【請求項6】 信号受信手段からの信号が一定期間以上
    マイクロコンピュータに入力されなかったとき回路電源
    遮断手段制御手段を介し回路電源遮断手段を遮断状態と
    制御する請求項3乃至5のいずれか1項に記載の通信
    機。
  7. 【請求項7】 負荷への電力供給を遮断する負荷電源遮
    断手段を有し、マイクロコンピュータは前記負荷電源遮
    断手段の通電/遮断を制御し、前記負荷電源遮断手段が
    遮断状態の時は前記マイクロコンピュータを低消費電力
    のモードとする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    通信機。
  8. 【請求項8】 負荷への電力供給を遮断する負荷電源遮
    断手段を有し、マイクロコンピュータは前記負荷電源遮
    断手段の通電/遮断を制御し、前記負荷電源遮断手段が
    遮断状態の時は回路電源遮断手段制御手段を介して回路
    電源遮断手段を遮断状態と制御する請求項3乃至7のい
    ずれか1項に記載の通信機。
  9. 【請求項9】 負荷のマイコンに対して起動/停止信号
    を出力することにより負荷を制御するマイクロコンピュ
    ータを有し、負荷が停止状態にある時はマイクロコンピ
    ュータを低消費電力のモードとする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の通信機。
  10. 【請求項10】 負荷のマイコンに対して起動/停止信
    号を出力することにより負荷を制御するマイクロコンピ
    ュータを有し、負荷が停止状態の時は回路電源遮断手段
    制御手段を介し回路電源遮断手段を遮断状態と制御する
    請求項3乃至7のいずれか1項に記載の通信機。
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