JP2001338712A - フレキシブル基板用電気コネクタ - Google Patents

フレキシブル基板用電気コネクタ

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JP2001338712A
JP2001338712A JP2000159636A JP2000159636A JP2001338712A JP 2001338712 A JP2001338712 A JP 2001338712A JP 2000159636 A JP2000159636 A JP 2000159636A JP 2000159636 A JP2000159636 A JP 2000159636A JP 2001338712 A JP2001338712 A JP 2001338712A
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Ryuichi Takayasu
隆一 高安
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Hirose Electric Co Ltd
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Hirose Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの薄型を可能とし、どの接触子に対
しても均一にフレキシブル基板を押圧接触せしめるフレ
キシブル基板用電気コネクタを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 加圧部材30と端子10の接触部12B
との間に端子配列方向にて複数の端子10,20の範囲
にわたり延びる仲介部材40が上下可能に配置されてお
り、加圧部材30からの力を仲介部材40が複数の端子
10,20の接触部12A,22Aに対してフレキシブ
ル基板Pを押圧するように伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブル基板用
電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気コネクタとしては、例えば
特開平9−283235に開示されているものが知られ
ている。
【0003】この公知のコネクタは、添付図面の図4の
ごとく、金属板を抜き加工して得られた二種の端子5
1,52を、その面が紙面と平行となるようにして、紙
面に直角な方向に等間隔でそれぞれ複数、ハウジング5
3に植設されている。
【0004】上記端子51は、上方から、支持腕部5
4、接触子腕部55、固定腕部56、そして接続部57
を順に有している。支持腕部54は幅広で剛性を有し、
その先端部に略円形の回動支持部54Aが形成され、一
方、接触子腕部55は比較的細長く可撓性を有するよう
に形成されており、その先端には接触部55Aが設けら
れている。又、固定腕部56は係止突起56Aを有して
いる。そして、接続部57はハウジング外に突出して回
路基板P上に位置している。かかる端子51は、ハウジ
ング53の対応溝へ右方から挿入され、上記係止突起5
6Aによりその位置が固定される。
【0005】もう一種の端子52は、上記の端子51に
比し、支持腕部を有していない以外は、上記端子51と
同じであるが、ハウジング53へは逆向きで左方から挿
入されて、その接続部58は左方へ突出している。した
がって、端子51と52が交互に植設されたとき、それ
らの接触部55Aそして59Aは、挿入方向で距離をも
っており、上方から見たときには、千鳥状に配置され
る。
【0006】上記端子51の回動支持部54Aは、紙面
に直角な方向に延びるように櫛歯状に位置しており、こ
れらにより加圧部材60が回動自在に支持されている。
この加圧部材60は、円弧状の面61で閉位置へ向け回
動案内され、内側面をなす加圧部62でフレキシブル基
板70を圧する。フレキシブル基板70は、先端に補強
部71を有し、その下面に回路部72が支持されてい
る。
【0007】使用時にあっては、加圧部材60を回動支
持部54Aを中心にして矢印F1方向に回動し、上記接
触子腕部55の上方に大きな開放空間を形成し、ここへ
左方から上記フレキシブル基板70を挿入する。かくし
て、フレキシブル基板70の回路部72は接触部55
A,59A上に配置される。
【0008】しかる後、上記加圧部材60を上記矢印F
1とは反対方向の矢印F2方向に回動させ、図示の閉位
置にもたらす。
【0009】その結果、フレキシブル基板70は加圧部
材60の加圧部62により圧せられ、該フレキシブル基
板70の回路部72が接触部55A,59Aを弾性変位
させた状態で該接触部55A,59Aと電気的に接続さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この種のコネクタは、
このコネクタを採用する電子機器を小型化するために、
高さ方向寸法を小さく薄型にすること、いわゆる低背化
が要求される。
【0011】しかしながら、このコネクタは通常多くの
端子を有していて加圧部材が紙面に直角方向に長いもの
となっており、図4の公知のコネクタにあっては、加圧
部材が閉位置へ向けての回動中にこれらの端子からの反
力をフレキシブル基板を介して受けて撓むことがあり、
その場合、回動支持部から外れてしまう虞れがある。そ
こで、この撓みによる外れを防止するために、加圧部材
は剛性を十分に確保すべく、厚いものとなり、これがコ
ネクタの低背化に障害となる。
【0012】又、図4のコネクタでは、交互に配置され
ている二種の端子の接触部はフレキシブル基板の挿抜方
向で間隔をもって位置しており、両者へ有効にフレキシ
ブル基板を圧するためには、加圧部材を支持する回動支
持部は上記二種の接触部から高さ方向に離れていること
が望ましく、そのためにも、加圧部材は厚いものとなっ
てしまう。
【0013】さらには、図4のコネクタでは、加圧部材
の閉位置への回動操作に伴い、該加圧部材とフレキシブ
ル基板との摺擦により、フレキシブル基板の設定位置か
らの位置ずれが生じてしまい、接触不良等の不都合があ
ったり、あるいは、接触部で好ましい接圧が得られない
等の改善の余地があった。
【0014】これに加え、複数種の端子が前後方向に離
れて接触部を有しているため、前後の接触部間で接圧の
ばらつきが生ずる傾向にある。
【0015】本発明は、かかる点を改善し、加圧部材を
薄くしてコネクタの低背化を可能とし、二種の端子が離
れた位置に接触部を有していても、低背化を確保しつつ
有効にフレキシブル基板を圧することのでき、又、加圧
部材の操作時にフレキシブル基板がずれることなくそし
て複数の接触部に均一に押圧できるフレキシブル基板用
電気コネクタを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフレキシブ
ル基板用電気コネクタは、前方及びこれに隣接せる上方
の部分で連通して開口せるハウジングの開口部もしくは
その内方に端子の接触部が配設された端子を複数有し、
各端子がハウジングの底部側に位置する下腕部とこれに
対して上方に位置する上腕部とをそれぞれ前方に延びる
ようにして有している。そして、上記下腕部の上縁に上
記接触部が設けられている。該下腕部の上方位置には、
開放位置と閉位置との間で移動自在な加圧部材が上記開
口部に設けられ、該加圧部材の開放時に上記開口部内へ
前方から挿入されるフレキシブル基板の回路面が上記下
腕部の接触部の上に配置された後に加圧部材の閉位置へ
の移動時に該加圧部材により上記接触部へ圧せられる。
【0017】かかる電気コネクタにおいて、本発明は、
加圧部材と接触部との間に端子配列方向にて複数の端子
の範囲にわたり延びる仲介部材が上下可能に配列されて
おり、上記加圧部材からの力を仲介部材が複数の端子の
接触部に対してフレキシブル基板を押圧するように伝達
できることを特徴としている。
【0018】このような本発明では、加圧部材の閉位置
への移動に伴い、仲介部材が、加圧部材からの力を受け
てフレキシブル基板を圧し、該フレキシブル基板が接触
部へ押圧される。したがって、仲介部材が薄いもので
も、この押圧がフレキシブル基板を有効に各端子の接触
部へ圧し、小型化(低背化)そして接圧均一化をもたら
す。仲介部材は剛性の大きいもの程、薄くすることがで
きる。
【0019】加圧部材の開放位置から閉位置への移動
は、回動であっても、挿入による直動であってもよい。
加圧部材は、回動をする場合、回動被案内部を有し、仲
介部材と上腕部とで協働して形成される回動案内部によ
り上記回動被案内部が回動案内されるようにすることが
できる。
【0020】上記コネクタの複数の端子は、前後方向の
異なる位置で接触部を有する複数種の端子から成ってい
るように構成することもでき、この場合、上記仲介部材
によりどの接触部でもほぼ等しい接触圧を得られる。
【0021】回動被案内部は、加圧部材が開放位置から
閉位置に向け回動する際に、仲介部材と上腕部における
回動被案内部との接触部位間の距離を次第に拡大するカ
ムを形成し、該距離の拡大時に該上腕部が上方に弾性撓
む。したがって、加圧部材が閉位置にあるときに、仲介
部材を介してフレキシブル基板を確実に押す。
【0022】上記仲介部材は金属部材であることが望ま
しく、そうすることにより、剛性を確保しながら薄型の
ものとすることができ、また、シールド機能をも具備で
きる。仲介部材は板状の金属部材で作られているときに
は、その一部が切り起こされて形成された切起部が上腕
部の凹部と相俟って回動案内部を形成し、回動被案内部
は回動軸線に直角な面での断面が長円をなしているよう
に形成できる。さらに、上記仲介部材は前縁部に湾曲し
た、フレキシブル基板導入のための導入部を有している
ことが好ましい。
【0023】仲介部材は、金属部材で作られていると
き、ハウジングの両側部で金属の支持部材により支持さ
れており、該支持部材を介して直接もしくは間接に、コ
ネクタが取りつけられる回路基板の接地回路部と接続可
能となっているならば、該仲介部材にシールド機能をも
たせ、これを接地できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1ないし図3
にもとづき、本発明の実施形態を説明する。
【0025】本実施形態のコネクタは、図1において横
方向に幅広く作られていて、絶縁材から成るハウジング
1に形成された二種の収容溝2,3に異種の端子10,
20がそれぞれ収められていている。本実施形態の場
合、収容溝2,3は、互いに平行な面に広がるスリット
状をなし、上記横方向に所定間隔をもって交互に形成さ
れている。一連の収容溝2,3は、図にて上方隅部で、
互いに連通していて一つの開口部4を形成している。
【0026】端子10,20は共に金属板から作られて
いて、その金属板の面を保ったまま、例えば抜き抜き加
工により形成されており、前方(図2にて左方)に延び
る上腕部と下腕部とを有し、両腕部は連結部にて連結さ
れ一体となっている。両端子10,20は接続部を除い
てほぼ同じ形態に作られており、上記収容溝2,3へそ
れぞれ挿入されている。図では、一方の端子10が見え
ており、上腕部11、下腕部12そして連結部13を有
している。したがって、ここでは、一方の端子10のみ
について説明を加え、他方の端子については説明を省略
する。
【0027】一方の端子10は、図1及び図2(A)に見
られれるように、上記収容溝2内へ右方から挿入され、
右端部での該収容溝2への圧入により該端子10の抜け
防止を図っている。又、連結部13の右部下方にはハウ
ジング外に突出せる脚状の接続部14が形成されてい
る。上記上腕部11及び下腕部12は全体として上下方
向に撓みを生ずるように弾性を有していて、上記上腕部
11の先端側に設けられた指状部11Aは、ハウジング
1の開口部4に位置し丸味を有しており、後述の加圧部
材の回動の際の案内を行う凹部11Bが形成されてい
る。さらに、下腕部12の先端上縁には、上方に突出せ
る接触部12Aが形成されている。該接触部12Bは前
後方向においては、上記上腕部11の指状部11Aより
も前方(図にて左方)に位置している。
【0028】このような二種の端子10,20を交互に
有するコネクタのハウジング1の開口部4には、加圧部
材30が設けられている。該加圧部材30は、ハウジン
グ1と同様に絶縁材から作られており、上記端子10の
上腕部11の指状部11Aに形成された凹部11Bによ
り回動自在に支持されている。該加圧部材30は、端子
10の上腕部11に対応した位置に溝部31が形成され
ており、該溝部31には長円形の回動被案内部31Aが
島状に設けられている。
【0029】上記端子10の上腕部11と下腕部12の
間には、加圧部材30の回動被案内部31Aの下方に、
金属板から成る仲介部材40が配設されている。該仲介
部材40は、コネクタの幅方向両端位置で、金属製の支
持部材41により上下方向に可動に案内支持されてお
り、そしてこの支持部材41はコネクタの補強部材42
と接続されている。該補強部材42は脚部42Aを有し
ていて、その下面がコネクタが載置接続される回路基板
(図示せず)の対応回路部と電気的に接続されるように
なている。
【0030】上記仲介部材40は、上記幅方向の中間位
置に、回動案内部43と導入部44とを有している。回
動案内部43は上記板状の仲介部材40の中央部が部分
的に切り起こされて形成され、断面にて略L字状をな
し、その屈曲部が湾曲しており、この湾曲部近傍が上記
回動案内部43を成している。導入部44は、上記幅方
向の中央位置にて比較的長い範囲にわたり仲介部材40
の側縁が屈曲されて形成されている。その断面形状は上
記回動案内部43とほぼ同じである。該導入部44はフ
レキシブル基板をさそい込み、その導入を容易にする。
さらに、上記加圧部材30には、その回動時に、上記回
動案内部43と導入部44の起立部分と干渉しないよう
に逃げ溝33,34が形成されている(図2参照)。
【0031】かくして、上記加圧部材30の回動被案内
部31Aは、端子10の弾性を有する上腕部11の指状
部11Aと上記仲介部材40の回動案内部43の間で両
者に接触して回動案内される。この回動被案内部31A
と指状部11Aそして回動案内部43とはカムとして機
能するようになる。
【0032】かかるコネクタは、次の要領で使用され作
動する。 先ず、コネクタが回路基板(図示せず)上に配さ
れ、二種の端子10,20の接続部14,26がそれぞ
れ該回路基板の対応回路部と半田により接続される。 次に、加圧部材30が図2(A)に見られる開放位置
にもたらされる。このとき、加圧部材30の長円形の回
動被案内部31Aは横長となるように位置し、この回動
被案内部31Aに対し、端子10の上腕部11Aは指状
部11Aにて軽く弾圧接触している。 上記加圧部材30が上記の開放位置にもたらされた
ことにより、左方に大きく開いた開口部4へフレキシブ
ル基板Pが上記仲介部材40の下面に沿って挿入され
る。該フレキシブル基板Pは下面に接続回路部が形成さ
れていて、所定位置までの挿入により、各接続回路部が
端子10,20の接触部12A,22A上に位置するよ
うになる。これらの接触部12A,22Aは、端子10,
20が逆向きに配置されている関係で、互いに離れて位
置している。 しかる後、図2(A)の状態から図2(B)の状態へ
と、上記加圧部材30を下方に向け回動させる。回動に
より、該加圧部材30の長円形断面の回動被案内部31
Aは、横長の状態から縦長の状態へと移行する。したが
って上記端子10の上腕部11の指状部11Aと仲介部
材40の間隔が次第に増大する。すなわち、弾性を有す
る上腕部11は上方に弾性撓みを生じ、該上腕部11か
らの反力も利用して、仲介部材40を確実に押圧するよ
うになる。端子の弾性変位を上腕部11Aにも分散でき
るので、下腕部12の変位量を少なくすることができ低
背化を可能とする。該仲介部材40はその広い面積です
べての端子10,20の接触部12A,22Aにわたる範
囲でフレキシブル基板Pと接触しており、該フレキシブ
ル基板Pをこれらの接触部12A,22Aに一律に圧す
る。かくして、フレキシブル基板Pはすべての接触部1
2A,22Aとしっかりと接触するようになる。 上記仲介部材40は、本実施形態では、端子とフレ
キシブル基板との接触部位を広く覆っており、電気的に
はシールドの機能を有する。フレキシブル基板Pの上面
にグランド面が設けられている場合には、該グランド面
は仲介部材40に接触し、補強部材42を介して回路基
板上での接地を得る。
【0033】かかる本発明にあっては、上述のごとく、
加圧部材は仲介部材を介して均一にフレキシブル基板を
圧するので、薄型に作られても仲介部材で補強される。
かくして、加圧部材の薄型化によってコネクタ全体を薄
型、すなわち、いわゆる低背化が可能となる。特に、既
出の実施形態の場合のごとく、仲介部材が金属の場合に
は、その効果が大きい。
【0034】本発明において加圧部材は、図1及び図2
のように回動する形式のものでなくとも、直動移動する
ものであってもよい。図3の実施形態では、前実施形態
の回動式の加圧部材30に代え、直動式の加圧部材35
が設けられている。又、仲介部材40は、前実施形態の
ものと比べ、切り起こし形成された回動案内部を有して
いない点で相違しており、他は同様である。
【0035】上記加圧部材35は、本実施形態では、ハ
ウジングと同様の材質でモールド成形されて作られてお
り、階段状に厚みを増したものとなっていて、第一挿入
部35A,第二挿入部35Bそして操作部35Cの順に
厚くなっている。この加圧部材35は、開放位置にあっ
ては第一挿入部35Aのみが端子10の指状部11Aと
仲介部材40との間に挿入されていて加圧部材35自身
をコネクタから脱落しない位置を保っている。次に、操
作部35Cにて押込み力を受けて、第二挿入部35Bが
挿入されると、この第二挿入部35Bが上記端子の上腕
部11を押し上げると共に、仲介部材40を押し下げ、
図2(B)と同じ状態にもたらす。
【0036】既出の実施形態では、端子は二種有し、そ
れらの接触部の位置が互いに前後にずれて位置していた
が、本発明ではこれに限定されず、一種でもあるいは三
種以上であても良い。又、加圧部材は、開放位置にある
ときに、仲介部材と下腕部の接触部との距離がフレキシ
ブル基板の厚みに比し十分に大きく設定されるならば、
いわゆる零挿抜力が可能となる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、加圧部材からの力を仲介部材
を介してフレキシブル基板に伝達し、このフレキシブル
基板を複数の端子の接触部へ押圧することとしたので、
仲介部材が剛性をもたらし、加圧部材が薄型なものであ
っても撓み変形がきわめて小さくなり、コネクタのいわ
ゆる低背化、すなわち小型化を可能とする。特に仲介部
材を金属とすればその効果は著しい。又、上記仲介部材
によりフレキシブル基板は均一に圧せられるので、複数
の端子の接触部が互いにずれ位置していても、接触部と
の接圧は均一なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコネクタの断面斜視図で
ある。
【図2】図1のコネクタの断面図であり、(A)は加圧
部材が開放位置にあるとき、そして(B)は閉位置にあ
るときを示す。
【図3】他の実施形態のコネクタの断面図であり、(A)
は加圧部材が開放位置にあるとき、そして(B)は閉位置
にあるときを示す。
【図4】従来のコネクタの断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 10 端子 11 上腕部 12 下腕部 12A 接触部 20 端子 22A 接触部 30 加圧部材 31A 回動被案内部 35 加圧部材 40 仲介部材 43 回動案内部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方及びこれに隣接せる上方の部分で連
    通して開口せるハウジングの開口部もしくはその内方に
    端子の接触部が配設された端子を複数有し、各端子がハ
    ウジングの底部側に位置する下腕部とこれに対して上方
    に位置する上腕部とをそれぞれ前方に延びるようにして
    有し、上記下腕部の上縁に上記接触部が設けられ、該下
    腕部の上方位置にて開放位置と閉位置との間で移動自在
    な加圧部材が上記開口部に設けられ、該加圧部材の開放
    時に上記開口部内へ前方から挿入されるフレキシブル基
    板の回路面が上記下腕部の接触部の上に配置された後に
    加圧部材の閉位置への移動時に該加圧部材の力により上
    記接触部へ圧せられる電気コネクタにおいて、上記加圧
    部材と接触部との間に端子配列方向にて複数の端子の範
    囲にわたり延びる仲介部材が上下可能に配置されてお
    り、上記加圧部材からの力を仲介部材が複数の端子の接
    触部に対してフレキシブル基板を押圧するように伝達す
    ることを特徴とするフレキシブル基板用電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 加圧部材は、開放位置と閉位置との間で
    回動自在となっていることとする請求項1に記載のフレ
    キシブル基板用電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 加圧部材は回動被案内部を有し、仲介部
    材と上腕部とで協働して形成される回動案内部で上記回
    動被案内部が回動案内されることとする請求項2に記載
    のフレキシブル基板用電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 回動被案内部は、加圧部材が開放位置か
    ら閉位置に向け回動する際に、仲介部材と上腕部におけ
    る回動被案内部との接触部位間の距離を次第に拡大する
    カムを形成し、該距離の拡大時に該上腕部が上方に弾性
    撓みするようになっていることとする請求項3に記載の
    フレキシブル基板用電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 加圧部材は、開放位置から閉位置へ直動
    して挿入可能となっていることとする請求項1に記載の
    フレキシブル基板用電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 複数の端子は、前後方向の異なる位置で
    接触部を有する複数種の端子から成っていることとする
    請求項1に記載のフレキシブル基板用電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 仲介部材は金属部材であることとする請
    求項1、請求項3、請求項4のうちの一つに記載のフレ
    キシブル基板用電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 仲介部材は板状の金属部材で作られてお
    り、一部が切り起こされて形成された切起部が上腕部の
    凹部と相俟って回動案内部を形成し、回動被案内部は回
    動軸線に直角な面での断面が長円をなしていることとす
    る請求項2又は請求項7に記載のフレキシブル基板用電
    気コネクタ。
  9. 【請求項9】 仲介部材は前縁部に湾曲した、フレキシ
    ブル基板導入のための導入部を有していることとする請
    求項1、請求項7、請求項8のうちの一つに記載のフレ
    キシブル基板用電気コネクタ。
  10. 【請求項10】 仲介部材はハウジングの両側部で支持
    部材により支持されており、該支持部材を介して直接も
    しくは間接に、コネクタが取りつけられる回路基板の接
    地回路部と接続可能となっていることとする請求項7な
    いし請求項9のうちの一つに記載のフレキシブル基板用
    電気コネクタ。
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