JP2001338701A - 圧接端子および該圧接端子を備えたジョイントコネクタ - Google Patents

圧接端子および該圧接端子を備えたジョイントコネクタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子の電線の圧接箇所を位置ずれしたり、電
線が外れることがないようにする。 【解決手段】 導電性金属材を折り曲げ加工して形成し
ており、上端より圧接スロットを切り欠いた電線圧接部
21と、該電線圧接部の一側端との間に上端より切り欠
いた凹部22aを介して直角に屈折された電線保持部2
2を備え、上記電線圧接部で圧接接続された電線の先端
を上記凹部に通して電線を保持し、あるいは、電線圧接
部で圧接接続された電線に巻き付けるように電線保持部
を屈曲させて電線を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接端子および該
圧接端子を用いたジョイントコネクタに関し、特に、多
様な分岐接続回路を形成する必要があるジョイントコネ
クタに好適に使用され、圧接接続される電線を圧接位置
に確実に保持できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスの組み立ては、
図8に示すように、複数のサブハーネス(仮結束ハーネ
ス)1、2、3…に分割してそれぞれ製造しておき、こ
れら仮結束されたサブハーネス1、2、3…をワイヤハ
ーネス組立図板上において布線治具で保持して布線した
後にテープ巻き等を施して本結束し、ワイヤハーネスを
組み立てている。
【0003】上記サブハーネスを形成する仮結束工程で
は、構成する電線wの端末をコネクタ4に挿入している
が、他のサブハーネスのコネクタに接続される電線、ジ
ョイントコネクタに接続される電線、機器に接続される
電線等は、その端末に接続した端子5が、仮結束された
サブハーネス1、2、3の状態ではコネクタへの未挿入
で露出し、所謂、ブラ端子となっている。
【0004】また、通常用いられるジョイントコネクタ
6は、図9に示すように、ケース7内にジョイントバス
バー8を収容しており、サブハーネスをまとめて結束し
た状態で、ジョイントする必要のある電線wを相手方コ
ネクタ9に収容し、該コネクタ9をジョイントコネクタ
6に嵌合して、ジョイントバスバー8を介して回路接続
している。
【0005】上記ジョイントコネクタに対して、本出願
人は、図10に示す圧接ジョイントコネクタを提供して
いる。該圧接ジョイントコネクタ6’では、ケース7’
内に圧接スロット8a’を並設した圧接用ジョイントバ
スバー8’が取り付けられており、仮結束工程で、圧接
スロット8a’に電線wを圧接接続することにより分岐
接続を形成し、該ジョイントコネクタ6’を本結束工程
で積層して一体化している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記図9に示す本結束
工程でコネクタ9に後入れ端子を挿入する場合、仮結束
工程から本結束工程までの間、後入れ端子に変形や損傷
が発生しやすいと共に、本結束時に他のサブハーネスの
コネクタあるいはジョイントコネクタへの後入れ作業が
必要となり、作業手数がかかる問題がある。また、サブ
ハーネスの電線同士を接続する場合には、スプライス処
理して接続する必要もあり、この場合も作業手数がかか
る問題がある。さらに、車種、グレード等が相違して回
路変更があっても、容易に対応できない問題がある。
【0007】図10に示す圧接ジョイントコネクタ6’
を用いる場合は、本結束工程において後入れ端子を無く
すことが出来ると共に、圧接ジョイントバスバーに対し
て電線の圧接接続の自動化を図ることが出来るが、電線
と端子との接続は圧接箇所のみであるため、仮結束工程
から本結束工程までの移動中に外力により圧接位置がず
れることがあるため、電線が端子から外れる恐れがあ
り、外れなくとも接触不良が発生して接続信頼性の点で
問題がある。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、上記圧接ジョイントコネクタを用いる場合におい
て、電線と圧接端子との圧接位置がずれることなく確実
に固定できるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、まず、圧接位置がずれることのない圧接
端子を提供している。即ち、導電性金属材を折り曲げ加
工して形成しており、上端より圧接スロットを切り欠い
た電線圧接部と、該電線圧接部の一側端との間に上端よ
り切り欠いた凹部を介して直角に屈折された電線保持部
を備え、上記電線圧接部で圧接接続された電線の先端を
上記凹部に通して電線を保持し、あるいは、電線圧接部
で圧接接続された電線に巻き付けるように電線保持部を
屈曲させて電線を保持する構成としていることを特徴と
する圧接端子を提供している。
【0010】上記のように、電線圧接部で圧接した電線
を屈曲させて凹部に通すと、圧接位置がずれることが防
止できる。また、電線圧接部で圧接した電線に対して電
線保持部を巻き付けるように屈曲させることにより、電
線圧接部から電線が外れることを防止できる。なお、電
線保持部を半周巻きする場合には電線の上半周に巻き付
けるようにし、全周巻き付ける場合には、上側から下側
にかけて電線を巻き込むように屈曲させることが好まし
い。
【0011】上記圧接端子をジョイントコネクタ用とし
て用いる場合には、上記電線圧接部の他端側にメス端子
部を備えると共に、電線圧接部の下方に屈曲させて上記
メス端子部と上下同一位置にタブ形状のオス端子部を設
けている。さらに、上記圧接端子を連結板部を介して並
列状態に連鎖させて、連鎖状端子を形成しておくことが
好ましい。
【0012】即ち、上記ジョイントコネクタ用の圧接端
子とした場合、この圧接端子をケース内に並列に設けた
端子収容室内に収容し、上記ケースに配線した電線を電
線圧接部で圧接接続させると共に上記電線保持部で電線
を保持させており、かつ、上記ケースを上下積層配置す
ると共に、ケース上下面に穴を設け、これら上下の穴を
通して上下のメス端子部とオス端子部とを嵌合接続さ
せ、ケース別に配線した電線同士を接続する構成として
いる。
【0013】上記ケースの端子収容室には、上記電線保
持部を電線を巻き込んで屈曲させた状態で、該電線保持
部の先端を圧入する溝部を設けていることが好ましい。
【0014】上記のように、各ケース内に圧接端子を配
列し、かつ、これらケースを上下に積層して、上下の端
子をオス端子部とメス端子部との嵌合で接続させると、
接続する圧接端子を選択して電線を圧接接続することに
より、車種やグレードが相違して回路が異なる場合、こ
の回路変更に容易に対応することができる。
【0015】特に、上記ジョイントコネクタの1つのケ
ースをサブハーネス毎に接続し、該ケース内の端子に圧
接接続する電線群は1つのサブハーネスの電線群とし、
サブハーネス内の所要の電線同士を上記端子を連鎖させ
ることにより接続し、さらに、サブハーネスを本結束す
る時に上記ケースを上下に積層して、異なるサブハーネ
スの電線を端子のオス端子部とメス端子部との嵌合によ
り接続していることが好ましい。このように、異なるサ
ブハーネスに接続する電線を上記ケース内の端子と接続
しておくと、これらケースを上下に積層して一体化させ
ることにより、端子のオス端子部とメス端子部との上下
嵌合で、サブハーネスの電線同士を接続することがで
き、後入れ端子およびスプライス処理を不要とすること
ができる。よって、サブハーネスにブラ端子を無くして
完結型とすることができ、本結束工程の作業手数を低減
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1(A)(B)は本発明に係わる
圧接端子20を示し、導電性金属材を打ち抜き加工し
て、図1(B)に示す形状とし、これを折り曲げ加工し
て、図1(A)に示す形状としている。
【0017】圧接端子20は直角に屈折される3つの垂
直板部からなる電線圧接部21、電線保持部22、メス
端子部23を備え、中央の電線圧接部21は上端より圧
接スロット21aを切り欠いている。該電線圧接部21
の一側端より前向きに90度屈折させる電線保持部22
は、電線圧接部21との間に上端より凹部22aを設け
ている。また、電線圧接部21に他端側より後向きに9
0度屈曲させるメス端子部23は上端よりタブ嵌合溝2
3aを切り欠いている。
【0018】また、電線圧接部21の下端を水平方向に
屈折させ、該屈折部25の先端を下方へ突出させてタブ
形状のオス端子部24を設けている。該オス端子部24
は上記メス端子部23と上下同一線上に位置させ、か
つ、互いに直交方向として、上下に配置する圧接端子2
0、20の間でオス端子部24をメス端子23に嵌合し
て接続できる構成としている。
【0019】上記圧接端子20は、図2に示すように、
電線圧接部21の圧接スロット21aに電線wを通して
圧接接続させた後、電線wを折り返して凹部22aに通
して、圧接接続位置の位置ずれおよび抜けの発生を防止
している。
【0020】あるいは、図3(A)に示すように、電線
圧接部21の圧接スロット21aに電線を通して圧接接
続させた後、電線保持部22を電線圧接部21の前方に
倒すように屈曲させ、電線wの上半周を押さえ込むよう
にしている。なお、図3(B)に示すように、電線保持
部22を電線wの上側から下側へと電線wの全周を巻き
込むように屈曲させていてもよい。
【0021】なお、図4(A)(B)に示すように、コ
ネクタ26の端子収容室27には、電線保持部22を屈
曲させた状態で、その先端部22aを圧入する溝28を
設けて、屈曲状態の保持を図っている。
【0022】上記圧接端子20は図5に示すように連鎖
状端子40として設けておくことが好ましく、各圧接端
子20を連結板部30を介して並列状態に連鎖させ、該
連結板部30は隣接する圧接端子20のオス端子部24
の側面間に形成している。上記連結板部30は、隣接す
る圧接端子20を接続させる場合には折り返して圧接端
子20の間をピッチP1を小ピッチとする一方、隣接す
る圧接端子20を非接続とする場合には連結板部30を
切除している。
【0023】上記圧接端子20をジョイントコネクタ用
として用いる場合には、図5に示す連鎖状端子40とし
ておき、図6(A)に示すように、端子をケース32に
収容し、各ケース32(32A、32B)を図6(B)
に示すように、仮結束されたサブハーネスA、Bに夫々
接続し、本結束工程時にケース32A、32Bを上下積
層して一体化している。なお、説明の簡略化のために2
つのサブハーネスA,Bに接続した2個のケースを上下
2段に積層した構成としているが、必要に応じてサブハ
ーネスの個数を増加してケースを3段以上に積層しても
良いことは言うまでもない。
【0024】上記サブハーネスA,Bの電線群は、それ
ぞれ互いに接続する必要がある電線を1つのケース32
に配線して、該ケース32内に収容する連鎖状接続端子
40の各圧接端子20と圧接接続している。
【0025】連鎖状接続端子40は、1つのサブハーネ
スA、Bにそれぞれ取付られるケース32に並列で設け
た端子収容室33に予め端子20を挿入係止している。
其の際、上記したように、端子20の圧接接続する電線
同士を接続する必要がある場合には連結板部30を折り
返して連結状態のままとし、2連、あるいは、3連等の
連鎖状で端子収容室33に挿入しており、端子収容室3
3の仕切壁には連結板部30を嵌合する溝を設けてい
る。このように圧接端子20を連結板部30で連結して
連鎖状としておくことにより、1つのサブハーネス内の
任意の本数の電線を接続することができる。また、サブ
ハーネス内の電線のうち、他のサブハーネスの電線との
み接続する電線と圧接接続する圧接端子20は、隣接す
る端子との間の連結板部30を切除して接続を解いてい
る。
【0026】上記ケース32(32A、32B)は図7
に概略的に示すように、細長いボックス形状で、上記連
鎖状接続端子40を収容する左右方向に並列した端子収
容室33を前後2段に設けている。ケース32の上面は
開口であり、底面には各端子収容室33の底面に当たる
位置にタブ突出用の端子孔35を設けている。また、端
子収容室33を区画する仕切壁36に連結板部30を嵌
合する溝36aを設けている。さらに、ケース32の前
壁37および前後の端子収容室を仕切る仕切壁38には
電線挿通溝37a、38aを設けている。さらに、ケー
ス32は、本結束時において各サブハーネスA、Bにそ
れぞれ接続したケース32Aと32Bとを上下に積層し
て一体化させため、周壁を互いに嵌合可とする形状とす
ると共に、互いに固定するロック部(図示せず)を設け
ている。
【0027】次に、組み立て方法を説明すると、サブハ
ーネスA、Bの電線wをケース32A、32Bに配線し
て、各列の端子収容室33に電線wを通した後、電線w
を圧接端子20の圧接スロット21aに押し込むことに
より、電線wを圧接端子20と圧接接続させる。その
後、電線wを前記したように、電線保持部22で保持し
ている。
【0028】其の際、端子収容室32の全てに端子20
を収容しておき、電線wを全ての接端子20と圧接接続
させることができると共に、電線wを必要な圧接端子2
0とのみ圧接接続させてもよく、さらに、電線wと圧接
接続させる圧接端子20のみを端子収容室33に収容し
てもよい。なお、ケース32の全ての端子収容室33内
に圧接端子20を収容しておくと、回路変更に応じて電
線wと圧接する圧接端子20を変えるだけでよいため、
共用化して用いることができる。
【0029】ケース32AにはサブハーネスAの電線を
接続する一方、ケース32BにはサブハーネスBの電線
を接続する。これらサブハーネスAとBとは別個に製造
される。本結束工程において、ケース32Aと32Bと
は上下に積層して一体化する。この仮結束工程から本結
束工程への移動時に、圧接端子20と圧接接続された電
線wは電線保持部22により位置決め保持および圧接ス
ロットからの抜けが防止できるため、電気接続信頼性を
高めることができる。
【0030】上記のように上下ケース32Aと32Bと
を結合すると、上段ケース32A内の圧接端子20のオ
ス端子部24が端子穴を通して下方に重ねる下段ケース
32Bの圧接端子20のメス端子部23に挿入し、上下
ケース32Aと32Bの同一直線上に収容した圧接端子
20が接続される。
【0031】その結果、サブハーネスAとBの接続した
い電線同士を上下ケースの圧接端子20を電気接続する
ことができる。このように、サブハーネスA、Bの互い
に接続したい電線は、サブハーネスの仮結束工程で、ケ
ース32A、32B内の圧接端子20と接続しておくこ
とができ、本結束工程まで露出させるブラ端子を無くす
ことができ、サブハーネスを完結型とすることができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、まず、圧接端子に電線保持部を設けたことに
より、電線の圧接状態を保持でき、圧接スロットからの
電線に位置ずれおよび抜けを防止することができる。そ
の結果、電気接続信頼性を高めることができる。また、
ジョイントコネクタのケース内に挿入して用いる場合、
仮結束工程から本結束工程への移動時にも圧接状態の保
持ができる。
【0033】また、電線圧接部と電線保持部のほかに上
下にオス端子部、メス端子部を備え、かつ、連結板部で
連続した連鎖状とした場合、ジョイントコネクタ用の端
子として好適に用いることができ、特に、サブハーネス
毎にケースに圧接端子を挿入して電線に接続しておく
と、本結束時にケース同士を積層して一体化させること
により、他のサブハーネスの電線と接続させることがで
きる。よって、サブハーネスの後入れ端子を無くすこと
ができると共に、電線同士のスプライス接続をなくすこ
とができ、ワイヤハーネスの組み立て作業性を向上させ
ることができる。
【0034】また、ケース内に圧接端子を収容したもの
を設けておくと、電線との圧接位置を変えるだけで簡単
に回路変更をすることができる。よって、自動車の車種
やグレードが異なって回路構成が変わる場合にも容易に
対応することができ、かつ、上記接続用端子を収容した
ケースを共用化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の圧接端子を示し、(A)
は斜視図、(B)は展開図である。
【図2】 端子に圧接した電線を電線保持部で保持する
状態を示す図面である。
【図3】 (A)(B)は端子に圧接した電線を他の方
法で電線保持部により保持する状態を示す図面である。
【図4】 (A)(B)は上記圧接端子をコネクタに挿
入した状態を示す断面図である。
【図5】 圧接端子を連鎖状とした場合の斜視図であ
る。
【図6】 (A)はジョイントボックスの分解斜視図、
(B)は組立状態の概略斜視図である。
【図7】 (A)は上記ジョイントボックスのケースの
概略平面図、(B)は概略底面図である。
【図8】 従来のワイヤハーネスの形成方法を示す図面
である。
【図9】 従来のジョイントコネクタを示す概略図であ
る。
【図10】 従来の他のジョイントボックスの概略図で
ある。
【符号の説明】
A、B サブハーネス w 電線 20 圧接端子 21 電線圧接部 22 電線保持部 23 メス端子部 24 オス端子部 30 連結板部 40 連鎖状端子 32(32A、32B) ケース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性金属材を折り曲げ加工して形成し
    ており、上端より圧接スロットを切り欠いた電線圧接部
    と、該電線圧接部の一側端との間に上端より切り欠いた
    凹部を介して直角に屈折された電線保持部を備え、 上記電線圧接部で圧接接続された電線の先端を上記凹部
    に通して電線を保持し、あるいは、電線圧接部で圧接接
    続された電線に巻き付けるように電線保持部を屈曲させ
    て電線を保持する構成としていることを特徴とする圧接
    端子。
  2. 【請求項2】 上記電線圧接部の他端側にメス端子部を
    備えると共に、電線圧接部の下方に屈曲させて上記メス
    端子部と上下同一位置にタブ形状のオス端子部を備えて
    いる請求項1に記載の圧接端子。
  3. 【請求項3】 上記圧接端子は、連結板部を介して並列
    状態に連鎖させている請求項1または請求項2に記載の
    圧接端子。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の圧接端
    子を用い、この圧接端子をケース内に並列に設けた端子
    収容室内に収容し、 上記ケースに配線した電線を電線圧接部で圧接接続させ
    ると共に上記電線保持部で電線を保持させており、か
    つ、 上記ケースを上下積層配置すると共に、ケース上下面に
    穴を設け、これら上下の穴を通して上下のメス端子部と
    オス端子部とを嵌合接続させ、ケース別に配線した電線
    同士を接続する構成としている圧接端子を用いたジョイ
    ントコネクタ。
  5. 【請求項5】 上記ケースの端子収容室には、上記電線
    保持部を電線を巻き込んで屈曲させた状態で、該電線保
    持部の先端を圧入する溝部を設けている請求項4に記載
    のジョイントコネクタ。
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