JP2001256846A - 端子付きフラットケーブルの製造方法及びそれに使用する治具並びにフラットケーブル - Google Patents

端子付きフラットケーブルの製造方法及びそれに使用する治具並びにフラットケーブル

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JP2001256846A
JP2001256846A JP2000064836A JP2000064836A JP2001256846A JP 2001256846 A JP2001256846 A JP 2001256846A JP 2000064836 A JP2000064836 A JP 2000064836A JP 2000064836 A JP2000064836 A JP 2000064836A JP 2001256846 A JP2001256846 A JP 2001256846A
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connector terminal
fixing
cable
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Hiroshi Murakami
弘志 村上
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットケーブルの裏表を簡単に識別するこ
とができ、フラットケーブルにコネクタ端子の固定の向
き(裏側固定又は表側固定)を間違えて固定するのを防
止することができる端子付きフラットケーブルの製造方
法及びそれに使用する治具並びにフラットケーブルを提
供する。 【解決手段】 並行する複数の導体線11a(21a,
31a,411〜414)を絶縁材11b(21b,3
1b,41b)で被覆したフラットケーブル11(2
1,31,41)において、コネクタ端子の固定の向き
を識別する識別マーク11c(21c,31c,31
d,41c)がケーブル端部の絶縁材11b(21b,
31b,41b)に形成されている構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などの配線に
用いられる端子付きフラットケーブル(例えば、FF
C:フレキシブルフラットケーブル等)の製造方法及び
それに使用する治具並びにフラットケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】端子付きフラットケーブルは、従来より
ワイヤハーネスとして車両などの配線に多く用いられて
いる。このワイヤハーネス90は、例えば、図12に示
すように、並行する4本のフラットケーブル91〜94
が固定テープ81,82で整列固定されており、配線パ
ターンに応じて、各フラットケーブル91〜94を適宜
分割したり折り曲げたりして、所望のハーネス形状にし
て各電装品の接続箇所に導くようになっており、それぞ
れの端部のコネクタ端子15(図13参照)が各コネク
タハウジング51〜55に挿着されている。尚、このコ
ネクタ端子15は、各コネクタハウジング51〜55に
設けられた周知の係止機構によって、係止ランスを端子
係止部に係合させて抜き出ないように係止されている。
そして、各コネクタハウジング51〜55を、各電装品
等の相手コネクタ61〜65にそれぞれ結合するように
なっている。
【0003】上記フラットケーブル91は、例えば、図
13に示すように、並行する2つの導体線91a(例え
ば、アルミニウム線や銅線等の平角導体)を絶縁材91
bで被覆したものであって、このフラットケーブル91
の端部とコネクタ端子15とを治具で挟んでプレス加工
して、図13(b)に示すように、コネクタ端子15の
接続片15aをフラットケーブル91に突き刺してカー
ルさせて、フラットケーブル91の導体線91aにコネ
クタ端子15を圧着して固定するようにしている。フラ
ットケーブル92〜94についても、上記したフラット
ケーブル91と同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
のフラットケーブルを組み合わせて構成した端子付きフ
ラットケーブルを所望のハーネス形状にする際には、配
線パターンに応じて各フラットケーブルを適宜分割、切
断、折り曲げを行う必要がある。各フラットケーブルの
末端に固定されるコネクタハウジングは、電装品の相手
コネクタとの結合関係が決まっているため、上記係止機
構に起因してコネクタ端子の挿着姿勢(上下関係)が自
ずと決まってくる。
【0005】これに対し、上記のようにフラットケーブ
ルを折り曲げると裏表が反転するため、フラットケーブ
ルの全長が長くなり折り曲げ回数が増えてくると、フラ
ットケーブルにコネクタ端子を圧着等により固定する際
に、作業者がコネクタ端子の固定の向き(裏側固定又は
表側固定)を間違えて設計とは逆の向きに固定してしま
うおそれがある。コネクタ端子の固定の向きが間違って
いたときは、上記係止機構に起因してコネクタ端子をコ
ネクタハウジングに挿着することができなくなる。
【0006】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、フラットケーブルの裏表を簡単に識別
することができ、フラットケーブルにコネクタ端子の固
定の向き(裏側固定又は表側固定)を間違えて固定する
のを防止することができる端子付きフラットケーブルの
製造方法及びそれに使用する治具並びにフラットケーブ
ルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフラットケーブ
ルは、並行する複数の導体線を絶縁材で被覆したもので
あって、コネクタ端子の固定の向きを識別する識別マー
クがケーブル端部の絶縁材に形成されている。
【0008】この構成によれば、配線パターンに応じて
フラットケーブルを何度も折り曲げて裏表が反転して
も、ケーブル端部の識別マークによってコネクタ端子の
固定の向きを簡単に識別することが可能となるので、フ
ラットケーブルにコネクタ端子を固定する際に、作業者
がコネクタ端子の固定の向き(裏側固定又は表側固定)
を設計どおりに間違えることなく固定することが可能と
なる。
【0009】上記した本発明のフラットケーブルにおい
て、上記識別マークは、例えばケーブル端部における絶
縁材の幅方向一側の形状を他側の形状と異なる形状とし
たものが好適である。より具体的には、上記識別マーク
は、ケーブル端部に形成された面取り、切欠又はスリッ
トである構成とすることができる。
【0010】この構成によれば、ケーブル端部における
絶縁材の幅方向一側の形状と他側の形状とが異なってい
るため、それによってコネクタ端子の固定の向きを簡単
に識別することが可能となる。この識別マークが面取
り、切欠又はスリットである構成とすれば、単純形状で
識別するのが容易であることに加えて、識別マークを簡
単な加工で施すことが可能である。
【0011】本発明の端子付きフラットケーブルの製造
方法は、並行する複数の導体線を絶縁材で被覆したフラ
ットケーブルに対し、コネクタ端子の固定の向きを識別
する識別マークをケーブル端部の絶縁材に形成する識別
マーク形成工程と、この識別マークが形成されたフラッ
トケーブルの端部を、識別マークに対応する係合部を有
する治具上に識別マークを係合させてセットし、対向す
る治具でフラットケーブルの端部とコネクタ端子とを挟
んでプレス加工して、フラットケーブルの導体線にコネ
クタ端子を圧着又は圧接して固定する端子固定工程とを
包含する。
【0012】この構成によれば、識別マーク形成工程で
フラットケーブルの端部に識別マークが形成され、端子
固定工程で識別マークに対応する係合部を有する治具上
に識別マークを係合させた状態でフラットケーブルの導
体線にコネクタ端子を圧着又は圧接して固定するため、
作業者がコネクタ端子の固定の向き(裏側固定又は表側
固定)を設計どおりに間違えることなく固定することが
可能となる。
【0013】また、本発明の端子付きフラットケーブル
の他の製造方法は、並行する複数の導体線を絶縁材で被
覆した複数本のフラットケーブルを所定長にそれぞれ切
断すると共に、各ケーブル端部の絶縁材にコネクタ端子
の固定の向きを識別する識別マークを形成する識別マー
ク形成工程と、識別マークが形成された各フラットケー
ブルを整列させて固定する整列固定工程と、識別マーク
が形成された各フラットケーブルの端部を、識別マーク
に対応する係合部を有する治具上に識別マークを係合さ
せてセットし、対向する治具でフラットケーブルの端部
とコネクタ端子とを挟んでプレス加工して、フラットケ
ーブルの導体線にコネクタ端子を圧着又は圧接して固定
する端子固定工程と、各フラットケーブルを配線パター
ンに応じて所定箇所で折り曲げる折り曲げ工程とを包含
する。
【0014】この構成によれば、上記した最初の製造方
法と同様の作用効果を奏することに加えて、整列固定工
程で複数本のフラットケーブルを整列固定し、折り曲げ
工程で各フラットケーブルを配線パターンに応じて所定
箇所で折り曲げることによって、所望の形状のワイヤー
ハーネスを容易に製造することが可能となる。
【0015】更に、本発明の端子付きフラットケーブル
の他の製造方法は、並行する複数の導体線を絶縁材で被
覆した広幅のフラットケーブルの一方端を長手方向に沿
って所定長の切目を入れて所定本数に分割する裁断工程
と、分割された各ケーブルを所定長にそれぞれ切断する
と共に、各ケーブル端部の絶縁材にコネクタ端子の固定
の向きを識別する識別マークを形成する識別マーク形成
工程と、識別マークが形成された各フラットケーブルの
端部を、識別マークに対応する係合部を有する治具上に
識別マークを係合させてセットし、対向する治具でフラ
ットケーブルの端部とコネクタ端子とを挟んでプレス加
工して、フラットケーブルの導体線にコネクタ端子を圧
着又は圧接して固定する端子固定工程と、各フラットケ
ーブルを配線パターンに応じて所定箇所で折り曲げる折
り曲げ工程とを包含する。
【0016】この構成によれば、上記した最初の製造方
法と同様の作用効果を奏することに加えて、裁断工程で
広幅のフラットケーブルの一方端を長手方向に沿って所
定長の切目を入れて所定本数に分割し、折り曲げ工程で
各フラットケーブルを配線パターンに応じて所定箇所で
折り曲げることによって、所望の形状のワイヤーハーネ
スを容易に製造することが可能となる。
【0017】上記した本発明の端子付きフラットケーブ
ルの各製造方法において、上記識別マーク形成工程を、
プレス加工又はレーザ加工により行う構成にすると、識
別マークを所望の形状に容易に加工することが可能とな
る。
【0018】また、本発明の治具は、フラットケーブル
の端部とコネクタ端子とを挟んでプレス加工して、フラ
ットケーブルの導体線にコネクタ端子を圧着又は圧接し
て固定するための一対の対向する治具であって、対向す
る治具の一方が、固定の向きを識別する識別マークとし
てフラットケーブルの端部に形成された識別マークの形
状に対応する係合部を有していてフラットケーブルの裏
表いずれか一方の側からのみ挿入可能な挿入部を具備す
る。
【0019】この構成によれば、識別マークに対応する
係合部を有する治具の挿入部に識別マークを係合させた
状態でフラットケーブルをセットする必要があり、この
挿入部によってフラットケーブルの挿入方向が裏表いず
れか一方の側に挿入規制されるため、作業者がコネクタ
端子の固定の向き(裏側固定又は表側固定)を設計どお
りに間違えることなく、フラットケーブルの導体線にコ
ネクタ端子を圧着又は圧接して固定することが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。
【0021】本発明のフラットケーブルは、並行する複
数の導体線(例えば、アルミニウム線や銅線等の平角導
体)を樹脂等の絶縁材で被覆した構成からなり、ケーブ
ル端部の絶縁材にコネクタ端子の固定の向きを識別する
識別マークが形成されている。
【0022】具体的には、例えば、図1(a)に示すフ
ラットケーブル11は、識別マークとしてケーブル端部
の絶縁材11bの片側に面取り11cが形成されてい
る。
【0023】図1(b)に示すフラットケーブル21
は、識別マークとしてケーブル端部の絶縁材21bの片
側に半円弧状の切欠21cが形成されている。
【0024】図1(c)に示すフラットケーブル31
は、識別マークとしてケーブル端部の絶縁材31bの両
側に大きさの異なる半円弧状の切欠31c,31dが形
成されている。
【0025】尚、上記のフラットケーブル11(21,
31)は、並行する2本の導体線11a(21a,31
a)を絶縁材11b(21b,31b)で被覆した構成
からなる。
【0026】図1(d)に示すフラットケーブル41
は、並行する4本の導体線411〜414を絶縁材41
bで被覆した構成からなり、識別マークとしてケーブル
端部の導体線411と導体線412の間の絶縁材21b
に所定長のスリット41cが形成されている。
【0027】上記した各種の識別マークは、プレス加
工、レーザ加工等により行うことができ、例えば、CO
2レーザを用いれば、樹脂等の絶縁材に対し識別マーク
を所望の形状に容易に加工することができる。
【0028】尚、本発明のフラットケーブルは、上記し
た識別マークの具体的構成に限定されるものではなく、
ケーブル端部における絶縁材の幅方向一側の形状を他側
の形状と異なる形状としたものであればどんな形状とし
てもよい。
【0029】次に、端子付きフラットケーブルの製造方
法について説明する。
【0030】上記フラットケーブル11は、予め識別マ
ークとしてケーブル端部の絶縁材11bの片側に面取り
11cが形成されているので、この面取り11cによっ
てフラットケーブル11のコネクタ端子15の固定の向
きを識別することができる。
【0031】従って、設計により決められた所定の面を
上にした図2(a)に示すフラットケーブル11の端部
とコネクタ端子15とを治具で挟んでプレス加工して、
コネクタ端子15の接続片15aをフラットケーブル1
1に突き刺してカールさせて、図2(b)に示すよう
に、フラットケーブル11の導体線11aにコネクタ端
子15を圧着して固定するようにしている。フラットケ
ーブル21,31,41についても、上記したフラット
ケーブル11と同様である。
【0032】より詳しくは、上記プレス加工は、プレス
加工機に取り付けられた図3に示す対向する2つの治具
71,72を用いて行う。
【0033】上側の治具71は、図4に示すように、下
方に突出する押部71aを有し、この押部71aの下面
にはコネクタ端子15の接続片15aを折り曲げて圧着
するための折曲用凹部71bが形成されている。
【0034】下側の治具72は、図3及び図4に示すよ
うに、フラットケーブル11をセットするステージ73
が摺動穴72aを摺動して埋没可能にコイルばね74に
よって保持されている。このステージ73には、フラッ
トケーブル11の裏表いずれか一方の側からのみ挿入可
能な構造として、識別マークである面取り11cに対応
する形状の係合部73cを有する挿入部73aが形成さ
れている。また、治具72の上部には、コネクタ端子1
5を埋没させた状態で保持する保持溝72bが形成され
ており、ステージ73に形成された貫通孔73bからコ
ネクタ端子15を挿入して保持溝72bで保持する構造
になっている。
【0035】従って、図3及び図4(a)に示すよう
に、治具72の保持溝72bにコネクタ端子15を挿入
した後に、識別マークである面取り11cが形成された
フラットケーブル11の端部を、ステージ73の係合部
73cに面取り11cを係合させて治具72上にセット
することによって、フラットケーブル11の裏表を間違
えることなく、設計により決められた状態でフラットケ
ーブル11を治具72上にセットすることができる。次
に、図4(b)に示すように、対向する治具71,72
でフラットケーブル11の端部とコネクタ端子15とを
挟んでプレス加工して、コネクタ端子15の接続片15
aをフラットケーブル11に突き刺してカールさせて、
フラットケーブル11の導体線11aにコネクタ端子1
5を圧着して固定する。次に、図4(c)に示すよう
に、プレスを解除して、コネクタ端子15を圧着したフ
ラットケーブル11が得られる。
【0036】尚、図1(b)に示すフラットケーブル2
1の形態をとる場合には、図5に示す治具74を用いて
上記した構成の場合と同様にして、フラットケーブル2
1の裏表を間違えることなく、コネクタ端子15を設計
により決められた固定の向き(裏側固定又は表側固定)
で圧着したフラットケーブル21を製造することができ
る。この治具74には、フラットケーブル21の裏表い
ずれか一方の側からのみ挿入可能な構造として、識別マ
ークである半円弧状の切欠21cに対応する形状の係合
部74bを有する挿入部74aが形成されている。
【0037】また、図1(c)に示すフラットケーブル
31の形態や、図1(d)に示すフラットケーブル41
の形態をとる場合も、同様にして識別マークに対応する
形状の係合部を有する挿入部が形成された治具を用い
て、フラットケーブル31(41)の裏表を間違えるこ
となく、コネクタ端子15を設計により決められた固定
の向き(裏側固定又は表側固定)でフラットケーブル3
1(41)に圧着することができる。
【0038】次に、図6に示すワイヤハーネス10の製
造方法について説明する。
【0039】このワイヤハーネス10は、並行する4本
のフラットケーブル11〜14が固定テープ81,82
で整列固定されており、配線パターンに応じて、各フラ
ットケーブル11〜14を適宜分割したり折り曲げたり
して、所望のハーネス形状にして各電装品の接続箇所に
導くようになっており、それぞれの端部のコネクタ端子
15(図2参照)が各コネクタハウジング51〜55に
挿着されている。尚、このコネクタ端子15は、各コネ
クタハウジング51〜55に設けられた周知の係止機構
によって、係止ランスを端子係止部に係合させて抜き出
ないように係止されている。そして、各コネクタハウジ
ング51〜55を、各電装品等の相手コネクタ61〜6
5にそれぞれ結合するようになっている。ここで、各フ
ラットケーブル11〜14は、並行する複数の導体線を
絶縁材で被覆した構造になっている。
【0040】まず、図7に示すように、4本のフラット
ケーブル11,12,13,14を設計に基づいて所定
長にそれぞれ切断し、各ケーブル11,12,13,1
4の端部の絶縁材の片側にコネクタ端子15の固定の向
き(裏側固定又は表側固定)を識別する識別マークとし
ての面取り11c,11d,12c,12d,13c,
13d,14c,14dの加工を行う(識別マーク形成
工程)。この面取り加工は、各フラットケーブル11,
12,13,14の折り曲げ加工の箇所や回数、コネク
タ端子15の固定の向き(裏側固定又は表側固定)が予
め決定されているので、それに従って行う。
【0041】具体的には、フラットケーブル11の一方
端に表側固定を示す面取り11c、他方端に裏側固定を
示す面取り11dが加工され、フラットケーブル12の
一方端に表側固定を示す面取り12c、他方端に裏側固
定を示す面取り12dが加工される。また、フラットケ
ーブル13の一方端に裏側固定を示す面取り13c、他
方端に裏側固定を示す面取り13dが加工され、フラッ
トケーブル14の一方端に表側固定を示す面取り14
c、他方端に裏側固定を示す面取り12dが加工され
る。これらの面取り加工は、プレス加工、レーザ加工等
により行うことができる。
【0042】次に、図8に示すように、面取り11d,
12d,13d,14dが右側にくる状態にして端部を
揃え、並行する4本のフラットケーブル11〜14をこ
の順で整列させて固定テープ81〜84で適宜固定する
(整列固定工程)。尚、固定テープ81〜84は、樹脂
板、接着剤等の他の固定部材を用いてもよい。
【0043】次に、図9に示すように、各フラットケー
ブル11〜14を配線パターンに応じて所定箇所で折り
曲げる(折り曲げ工程)。具体的には、フラットケーブ
ル11は位置Aで分岐した後位置Gで折り曲げ、フラッ
トケーブル12は位置A,B,Cの3カ所で折り曲げ位
置Bで分岐する。また、フラットケーブル13は位置
A,Dの2カ所で折り曲げ位置Dで分岐し、フラットケ
ーブル14は位置A,E,Fの3カ所で折り曲げ位置D
で分岐する。
【0044】次に、図3に示すように、各フラットケー
ブル11〜14の端部を、治具72の係合部73cに各
面取り11c,11d,12c,12d,13c,13
d,14c,14dを係合させてセットし、図4に示す
ように、対向する治具71でフラットケーブル11〜1
4の端部とコネクタ端子15とを挟んでプレス加工し
て、フラットケーブル11〜14の導体線にコネクタ端
子15を圧着して固定する(端子固定工程)。そして、
フラットケーブル11〜14に固定された各コネクタ端
子15がコネクタハウジング51〜55にそれぞれ挿着
される。これによって、図6に示すワイヤハーネス10
が完成する。
【0045】尚、上記では、ワイヤハーネス10を、並
行する4本のフラットケーブル11〜14を整列固定し
て製造する例を示したが、図10に示す広幅のフラット
ケーブル40を用いてもよい。この場合には、フラット
ケーブル40の一方端を長手方向に沿って所定長の切目
40a,40b,40cを入れて4本のフラットケーブ
ル401〜404に分割すると共に各フラットケーブル
401〜404を所定長に切断し(裁断工程)、各ケー
ブル401〜404の端部の絶縁材の片側にコネクタ端
子15の固定の向き(裏側固定又は表側固定)を識別す
る識別マークとしての面取り401c,402c,40
3c,404c,40dの加工を行う(識別マーク形成
工程)。これによって、図8に示す形態と同等のフラッ
トケーブルが得られる。従って、上記折り曲げ工程、端
子固定工程を経てワイヤハーネス10と同等のものを製
造することができる。
【0046】また、上記したいずれの製造方法をとる場
合にも、上記折り曲げ工程と端子固定工程の工程順序は
逆にしてもよい。
【0047】以上、本発明の端子付きフラットケーブル
の製造方法及びそれに使用する治具並びにフラットケー
ブルは、上記した各実施形態の具体的構成に限定される
ものではなく、必要に応じ適宜構成又は工程を変形、追
加又は削除した構成としてもよいことは言うまでもな
い。
【0048】例えば、上記ではフラットケーブルの導体
線が平角導体である場合の例を示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、図11に示すように、並行
する複数の導体線42aが丸導体からなり、これらを絶
縁材42bで被覆した構成のフラットケーブル42であ
ってもよい。また、導体線は単芯であっても、撚線であ
ってもよい。
【0049】また、上記ではフラットケーブルの導体線
にコネクタ端子を圧着して固定する例を示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、コネクタ端子を圧
接して固定するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフラット
ケーブルによれば、コネクタ端子の固定の向きを識別す
る識別マークがケーブル端部の絶縁材に形成されている
ので、配線パターンに応じてフラットケーブルを何度も
折り曲げて裏表が反転しても、ケーブル端部の識別マー
クによってコネクタ端子の固定の向きを簡単に識別する
ことができるので、フラットケーブルにコネクタ端子を
固定する際に、作業者がコネクタ端子の固定の向き(裏
側固定又は表側固定)を設計どおりに間違えることなく
固定することができる。
【0051】この識別マークを、ケーブル端部における
絶縁材の幅方向一側の形状と他側の形状とが異なってい
る構成とすれば、それによってコネクタ端子の固定の向
きを簡単に識別することができる。また、この識別マー
クが面取り、切欠又はスリットである構成とすれば、単
純形状で識別するのが容易であることに加えて、識別マ
ークを簡単な加工で施すことができる。
【0052】また、本発明の端子付きフラットケーブル
の製造方法によれば、識別マーク形成工程でフラットケ
ーブルの端部に識別マークが形成され、端子固定工程で
識別マークに対応する係合部を有する治具上に識別マー
クを係合させた状態でフラットケーブルの導体線にコネ
クタ端子を圧着又は圧接して固定するため、作業者がコ
ネクタ端子の固定の向き(裏側固定又は表側固定)を設
計どおりに間違えることなく固定することができる。
【0053】また、本発明の製造方法が上記整列固定工
程と折り曲げ工程を有する構成とすれば、上記と同様の
作用効果を奏することに加えて、整列固定工程で複数本
のフラットケーブルを整列固定し、折り曲げ工程で各フ
ラットケーブルを配線パターンに応じて所定箇所で折り
曲げることによって、所望の形状のワイヤーハーネスを
容易に製造することができる。
【0054】また、本発明の製造方法が上記裁断工程と
折り曲げ工程を有する構成とすれば、上記と同様の作用
効果を奏することに加えて、裁断工程で広幅のフラット
ケーブルの一方端を長手方向に沿って所定長の切目を入
れて所定本数に分割し、折り曲げ工程で各フラットケー
ブルを配線パターンに応じて所定箇所で折り曲げること
によって、所望の形状のワイヤーハーネスを容易に製造
することができる。
【0055】上記した本発明の各製造方法において、上
記識別マーク形成工程を、プレス加工又はレーザ加工に
より行う構成にすると、識別マークを所望の形状に容易
に加工することができる。
【0056】また、本発明の治具によれば、識別マーク
に対応する係合部を有する治具の挿入部に識別マークを
係合させた状態でフラットケーブルをセットする必要が
あり、挿入部によってフラットケーブルの挿入方向が裏
表いずれか一方の側に挿入規制されるため、作業者がコ
ネクタ端子の固定の向き(裏側固定又は表側固定)を設
計どおりに間違えることなく、フラットケーブルの導体
線にコネクタ端子を圧着又は圧接して固定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラットケーブルの構成例を示す斜視
図である。
【図2】本発明の端子付きフラットケーブルの構成例を
示す斜視図であって、(a)は端子をフラットケーブル
に固定する前の状態を、(b)は端子をフラットケーブ
ルに固定した状態を表す。
【図3】本発明の端子付きフラットケーブルの製造に使
用する治具の構成例を示す斜視図である。
【図4】端子をフラットケーブルに圧着する過程を示す
断面図であって、(a)は端子を圧着する前の状態を、
(b)は端子を圧着している状態を、(c)は端子の圧
着が完了した状態を表す。
【図5】本発明の端子付きフラットケーブルの製造に使
用する他の治具の構成例を示す斜視図である。
【図6】本発明の端子付きフラットケーブルを用いたワ
イヤーハーネスの構成例を示す斜視図である。
【図7】本発明の端子付きフラットケーブルを用いたワ
イヤーハーネスの製造方法における切断工程と識別マー
ク形成工程を示す斜視図である。
【図8】本発明の端子付きフラットケーブルを用いたワ
イヤーハーネスの製造方法における整列固定工程を示す
斜視図である。
【図9】本発明の端子付きフラットケーブルを用いたワ
イヤーハーネスの製造方法における折り曲げ工程を示す
斜視図である。
【図10】本発明の端子付きフラットケーブルを用いた
ワイヤーハーネスの製造方法における裁断工程と識別マ
ーク形成工程を示す斜視図である。
【図11】導体線が丸導体であるフラットケーブルの構
成例を示す斜視図である。
【図12】従来の端子付きフラットケーブルを用いたワ
イヤーハーネスの構成例を示す斜視図である。
【図13】従来の端子付きフラットケーブルの構成例を
示す斜視図であって、(a)は端子をフラットケーブル
に固定する前の状態を、(b)は端子をフラットケーブ
ルに固定した状態を表す。
【符号の説明】
11,12,13,14,15,21,31,41 フ
ラットケーブル 11a,21a,31a,411〜414 導体線 11b,21b,31b,41b 絶縁材 11c,11d,12c,12d,13c,13d,1
4c,14d,401c,402c,403c,404
c,40d 面取り(識別マーク) 15 コネクタ端子 21c,31c,31d 切欠(識別マーク) 40a,40b,40c 切目 41c スリット(識別マーク) 71,72,74 治具 73 ステージ(治具) 73a,74a 挿入部 73c,74b 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 43/01 H01R 43/01 Z H02G 1/14 H02G 1/14 A (72)発明者 村上 弘志 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E051 JA03 JB09 5G309 AA03 AA06 5G311 CA01 CB01 CC01 CD03 CF02 5G315 JA01 JB02 JC04 5G355 AA08 BA08 CA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行する複数の導体線を絶縁材で被覆し
    たフラットケーブルであって、コネクタ端子の固定の向
    きを識別する識別マークがケーブル端部の絶縁材に形成
    されていることを特徴とするフラットケーブル。
  2. 【請求項2】 上記識別マークが、ケーブル端部におけ
    る絶縁材の幅方向一側の形状を他側の形状と異なる形状
    としたものである請求項1記載のフラットケーブル。
  3. 【請求項3】 上記識別マークが、ケーブル端部に形成
    された面取り、切欠又はスリットである請求項2記載の
    フラットケーブル。
  4. 【請求項4】 並行する複数の導体線を絶縁材で被覆し
    たフラットケーブルに対し、コネクタ端子の固定の向き
    を識別する識別マークをケーブル端部の絶縁材に形成す
    る識別マーク形成工程と、 この識別マークが形成されたフラットケーブルの端部
    を、識別マークに対応する係合部を有する治具上に識別
    マークを係合させてセットし、対向する治具でフラット
    ケーブルの端部とコネクタ端子とを挟んでプレス加工し
    て、フラットケーブルの導体線にコネクタ端子を圧着又
    は圧接して固定する端子固定工程とを包含することを特
    徴とする端子付きフラットケーブルの製造方法。
  5. 【請求項5】 並行する複数の導体線を絶縁材で被覆し
    た複数本のフラットケーブルを所定長にそれぞれ切断す
    ると共に、各ケーブル端部の絶縁材にコネクタ端子の固
    定の向きを識別する識別マークを形成する識別マーク形
    成工程と、 識別マークが形成された各フラットケーブルを整列させ
    て固定する整列固定工程と、 識別マークが形成された各フラットケーブルの端部を、
    識別マークに対応する係合部を有する治具上に識別マー
    クを係合させてセットし、対向する治具でフラットケー
    ブルの端部とコネクタ端子とを挟んでプレス加工して、
    フラットケーブルの導体線にコネクタ端子を圧着又は圧
    接して固定する端子固定工程と、 各フラットケーブルを配線パターンに応じて所定箇所で
    折り曲げる折り曲げ工程とを包含することを特徴とする
    端子付きフラットケーブルの製造方法。
  6. 【請求項6】 並行する複数の導体線を絶縁材で被覆し
    た広幅のフラットケーブルの一方端を長手方向に沿って
    所定長の切目を入れて所定本数に分割する裁断工程と、 分割された各ケーブルを所定長にそれぞれ切断すると共
    に、各ケーブル端部の絶縁材にコネクタ端子の固定の向
    きを識別する識別マークを形成する識別マーク形成工程
    と、 識別マークが形成された各フラットケーブルの端部を、
    識別マークに対応する係合部を有する治具上に識別マー
    クを係合させてセットし、対向する治具でフラットケー
    ブルの端部とコネクタ端子とを挟んでプレス加工して、
    フラットケーブルの導体線にコネクタ端子を圧着又は圧
    接して固定する端子固定工程と、 各フラットケーブルを配線パターンに応じて所定箇所で
    折り曲げる折り曲げ工程とを包含することを特徴とする
    端子付きフラットケーブルの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記識別マーク形成工程を、プレス加工
    又はレーザ加工により行う請求項4〜請求項6のいずれ
    かに記載の端子付きフラットケーブルの製造方法。
  8. 【請求項8】 フラットケーブルの端部とコネクタ端子
    とを挟んでプレス加工して、フラットケーブルの導体線
    にコネクタ端子を圧着又は圧接して固定するための一対
    の対向する治具であって、 対向する治具の一方が、コネクタ端子の固定の向きを識
    別する識別マークとしてフラットケーブルの端部に形成
    された識別マークの形状に対応する係合部を有していて
    フラットケーブルの裏表いずれか一方の側からのみ挿入
    可能な挿入部を具備することを特徴とする治具。
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