JP2001338578A - 画像表示装置の製造法及び製造装置 - Google Patents
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Abstract
短縮及び高真空度化を容易に行えるようにし、もって製
造効率を向上させる。 【解決手段】 画像表示装置のパネルを構成するパネル
部材101、102を、それぞれ温度制御手段を備える
減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御しなが
らパネル部材に複数の処理を施した後、パネル部材を封
着するに際し、パネル部材をベーク処理するベーク処理
室106と、ベーク処理後にパネル部材が搬送され、パ
ネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室109と
を有し、このゲッタ処理は、ゲッタ処理室109におけ
るパネル部材の温度を、ベーク処理室106においてベ
ーク処理されるパネル部材の温度よりも低い温度に設定
する。
Description
表示パネルの表示面を構成するフェースプレートと、該
フェースプレートと間隔をおいて対向配置されて該表示
パネルの背面を構成するリアプレートとを、封着するこ
とにより形成される表示パネルを有する画像表示装置の
製造法及びその製造装置に関する。
して熱電子放出素子と冷陰極電子放出素子の2種類のも
のが知られている。冷陰極電子放出素子には、電界放出
型(以下、FE型という)、金属/絶縁層/金属型(以
下、MIM型という)、表面伝導型電子放出素子などが
ある。
& W.W.Dolan,”Field Emissi
on”,Advance in Electron P
hysics,8,89(1956)、あるいはC.
A.Spindt,”PHYSICAL Proper
ties of thin−film field e
mission cathodes with mol
ybdenum cones”,J.Appl.Phy
s.,47,5248(1976)などに開示されたも
のが知られている。
d,”Operation of Tunnel−Em
ission Devices”,J.Appl.Ph
ys.,32,646(1961)などに開示されたも
のが知られている。
M.I.Elinson,Radio Eng.Ele
ctron Phys.,10,1290(1965)
などに開示されたものがある。
された小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことに
より電子放出が生ずる現象を利用するものである。この
表面伝導型電子放出素子としては、前記エリンソン等に
よるSnO2薄膜を用いたもの、Au薄膜によるもの
[G.Dittmer:”Thin Solis Fi
lms,”9,317(1972)]、In2O3/Sn
O2薄膜によるもの[M.Hartwell and
C.G.Fonstad:”IEEE Trans.E
D Conf.”,519(1975)]、カーボン薄
膜によるもの[荒木久他:真空、第26巻、第1号、2
2頁(1983)]などが報告されている。
示装置の製造には、これら電子放出素子をマトリクス配
置した電子源基板(リアプレート)を用意すると共に、
電子線の励起を受けて発光する蛍光体を設けた蛍光体基
板(フェースプレート)を用意し、電子放出素子と蛍光
体とが内側となるようにして、且つ、間に真空シール構
造を提供する外囲器及び耐大気圧構造を提供するスペー
サを配置して、これらフェースプレートとリアプレート
とを対向配置してから、フリットガラスなどの低融点物
質を封着材として用いて内部をシールし、予め設けてお
いた真空排気管から内部を真空排気した後、真空排気管
を封止して表示パネルとする製造工程が用いられてい
る。
表示パネルを製造するのに、非常に長時間を必要とし、
また、例えば、内部を真空度10-6Pa以上とするよう
な表示パネルの製造には適していないものであった。
11−135018号公報に記載された方法によって解
消された。
5018号公報に記載された方法は、単一の真空室内
で、FPとRPとを位置合わせした後、この2枚の基板
を封着する工程のみが用いられているので、上記した表
示パネルを作成する上で必要な他の工程であるベーク処
理、ゲッタ処理や電子線クリーニング処理などの工程
は、やはり各々単一の真空室での処理を施すことが必要
となり、FP及びRPの各真空室間の移動は、大気を破
って行われるため、FP及びRPの搬入毎に各真空室を
真空排気することから、製造工程時間が長くなっていた
ため、製造工程時間の大幅な短縮が求められていたのと
同時に、短時間で、最終製造工程での表示パネル内を真
空度10 -6Pa以上のような高真空を達成することも求
められていた。
れたもので、画像表示装置の製造における真空排気時間
の短縮及び高真空度化を容易に行えるようにし、もって
製造効率を向上させることを目的とする。
画像表示装置のパネルを構成するパネル部材を、それぞ
れ温度制御手段を備える減圧された複数の処理室に順次
搬送し、温度制御しながら前記パネル部材に複数の処理
を施した後、前記パネル部材を封着してパネルを形成す
る画像表示装置の製造方法であって、前記複数の処理室
は、前記パネル部材をベーク処理するベーク処理室と、
前記ベーク処理後に前記パネル部材が搬送され、前記パ
ネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室とを有
し、前記ゲッタ処理は、前記ゲッタ処理室におけるパネ
ル部材の温度を、前記ベーク処理室においてベーク処理
されるパネル部材の温度よりも低い温度に設定して行わ
れることを特徴とする画像表示装置の製造方法である。
処理室は、前記ベーク処理室でのベーク処理後、前記ゲ
ッタ処理室への搬送前に前記パネル部材が搬送される、
前記ゲッタ処理室と隣接した前室を含み、該前室内及び
前記ゲッタ処理室内は、10 -4Pa以下に設定されるこ
と、が好ましい。
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施した後、前記
パネル部材を封着してパネルを形成する画像表示装置の
製造方法であって、前記複数の処理室は、前記パネル部
材をベーク処理するベーク処理室と、前記ベーク処理後
に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材の表面浄
化処理がなされる表面浄化処理室と、前記表面浄化処理
後に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材にゲッ
タ処理がなされるゲッタ処理室とを有し、前記ゲッタ処
理は、前記ゲッタ処理室におけるパネル部材の温度を、
前記ベーク処理室においてベーク処理されるパネル部材
の温度よりも低い温度に設定して行われることを特徴と
する画像表示装置の製造方法である。
複数の処理室は、前記表面浄化処理室での表面浄化処理
後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材が搬
送される、前記ゲッタ処理室と隣接した前室を含み、該
前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
定されること、あるいは、前記表面浄化処理室は、前記
ゲッタ処理室と隣接しており、前記表面浄化処理室及び
前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定されるこ
と、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表
面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処理で
あること、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部
材の表面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する
処理であること、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入
した部材の表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄
化する処理であること、あるいは、前記表面浄化処理
は、搬入した部材の表面にプラズマを照射して前記部材
の表面を浄化する処理であること、が好ましい。
いては、前記ゲッタ処理室において、更に、ゲッタ処理
室内のゲッタ処理が行われること、あるいは、前記パネ
ル部材の封着は、前記パネル部材の温度を、前記ゲッタ
処理室においてゲッタ処理されるパネル部材の温度より
も高い温度に設定して行われること、が好ましい。
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施した後、前記
パネル部材を封着してパネルを形成する画像表示装置の
製造方法であって、前記複数の処理室は、前記パネル部
材をベーク処理するベーク処理室と、前記ベーク処理後
に前記パネル部材が搬送され、当該処理室内のゲッタ処
理がなされる第1のゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理後
に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材にゲッタ
処理がなされる、前記第1のゲッタ処理室と隣接した第
2のゲッタ処理室とを有し、前記パネル部材へのゲッタ
処理は、前記第2のゲッタ処理室におけるパネル部材の
温度を、前記ベーク処理室においてベーク処理されるパ
ネル部材の温度よりも低い温度に設定して行われること
を特徴とする画像表示装置の製造方法である。
複数の処理室は、前記ベーク処理室でのベーク処理後、
前記第1のゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材が
搬送される、前記第1のゲッタ処理室と隣接した前室を
含み、該前室内、前記第1及び第2のゲッタ処理室内
は、10-4Pa以下に設定されること、が好ましい。
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施した後、前記
パネル部材を封着してパネルを形成する画像表示装置の
製造方法であって、前記複数の処理室は、前記パネル部
材をベーク処理するベーク処理室と、前記ベーク処理後
に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材の表面浄
化処理がなされる表面浄化処理室と、前記表面浄化処理
後に前記パネル部材が搬送され、当該処理室内のゲッタ
処理がなされる第1のゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理
後に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材にゲッ
タ処理がなされる、前記第1のゲッタ処理室と隣接した
第2のゲッタ処理室とを有し、前記パネル部材へのゲッ
タ処理は、前記第2のゲッタ処理室におけるパネル部材
の温度を、前記ベーク処理室においてベーク処理される
パネル部材の温度よりも低い温度に設定して行われるこ
とを特徴とする画像表示装置の製造方法である。
表面浄化処理室は、前記第1のゲッタ処理室と隣接して
おり、前記表面浄化処理室、前記第1及び第2のゲッタ
処理室内は、10-4Pa以下に設定されること、あるい
は、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表面に電子線
を照射して前記部材の表面を浄化する処理であること、
あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表面に
イオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理である
こと、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であること、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した
部材の表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化
する処理であること、が好ましい。
は、前記パネル部材の封着は、前記パネル部材の温度
を、前記第2のゲッタ処理室においてゲッタ処理される
パネル部材の温度よりも高い温度に設定して行われるこ
と、が好ましい。
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施した後、前記
パネル部材を封着してパネルを形成する画像表示装置の
製造方法であって、前記複数の処理室は、前記パネル部
材をベーク処理するベーク処理室と、前記ベーク処理後
に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材を冷却す
る冷却処理室と、前記冷却処理後に前記パネル部材が搬
送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ
処理室とを有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法である。
複数の処理室は、前記冷却処理室での冷却処理後、前記
ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材が搬送され
る、前記ゲッタ処理室と隣接した前室を含み、該前室内
及び前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定され
ること、あるいは、前記冷却処理室は、前記ゲッタ処理
室と隣接しており、前記冷却処理室及び前記ゲッタ処理
室内は、10-4Pa以下に設定されること、あるいは、
前記ゲッタ処理室において、更に、ゲッタ処理室内のゲ
ッタ処理が行われること、あるいは、前記冷却処理室内
で、更に前記パネル部材の表面浄化処理を行うこと、あ
るいは、前記冷却処理室内で、更に前記冷却室内のゲッ
タ処理を行うこと、あるいは、前記冷却処理室内で、更
に前記パネル部材の表面浄化処理と前記冷却処理室内の
ゲッタ処理とを行うこと、あるいは、前記表面浄化処理
は、搬入した部材の表面に電子線を照射して前記部材の
表面を浄化する処理であること、あるいは、前記表面浄
化処理は、搬入した部材の表面にイオンを照射して前記
部材の表面を浄化する処理であること、あるいは、前記
表面浄化処理は、搬入した部材の表面に紫外線を照射し
て前記部材の表面を浄化する処理であること、あるい
は、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表面にプラズ
マを照射して前記部材の表面を浄化する処理であるこ
と、が好ましい。
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施した後、前記
パネル部材を封着してパネルを形成する画像表示装置の
製造方法であって、前記複数の処理室は、前記パネル部
材をベーク処理するベーク処理室と、前記ベーク処理後
に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材を冷却す
る冷却処理室と、前記冷却処理後に前記パネル部材が搬
送され、前記パネル部材の表面浄化処理がなされる表面
浄化処理室と、前記表面浄化処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッ
タ処理室とを有することを特徴とする画像表示装置の製
造方法である。
複数の処理室は、前記表面浄化処理室での表面浄化処理
後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材が搬
送される、前記ゲッタ処理室と隣接した前室を含み、該
前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
定されること、あるいは、前記表面浄化処理室は、前記
ゲッタ処理室と隣接しており、前記表面浄化処理室及び
前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定されるこ
と、あるいは、前記ゲッタ処理室において、更に、ゲッ
タ処理室内のゲッタ処理が行われること、あるいは、前
記表面浄化処理は、搬入した部材の表面に電子線を照射
して前記部材の表面を浄化する処理であること、あるい
は、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表面にイオン
を照射して前記部材の表面を浄化する処理であること、
あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表面に
紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理である
こと、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する処
理であること、が好ましい。
は、前記パネル部材の封着は、前記パネル部材の温度
を、前記ゲッタ処理室においてゲッタ処理されるパネル
部材の温度よりも高い温度に設定して行われること、が
好ましい。
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施した後、前記
パネル部材を封着してパネルを形成する画像表示装置の
製造方法であって、前記複数の処理室は、前記パネル部
材をベーク処理するベーク処理室と、前記ベーク処理後
に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材を冷却す
る冷却処理室と、前記冷却処理後に前記パネル部材が搬
送され、当該処理室内のゲッタ処理がなされる第1のゲ
ッタ処理室と、前記ゲッタ処理後に前記パネル部材が搬
送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされる、前記
第1のゲッタ処理室に隣接した第2のゲッタ処理室とを
有することを特徴とする画像表示装置の製造方法であ
る。
冷却処理室は、前記第1のゲッタ処理室と隣接してお
り、前記冷却処理室、前記第1及び第2のゲッタ処理室
内は、10-4Pa以下に設定されること、あるいは、前
記冷却処理室内で、更に前記パネル部材の表面浄化処理
を行うこと、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した
部材の表面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化す
る処理であること、あるいは、前記表面浄化処理は、搬
入した部材の表面にイオンを照射して前記部材の表面を
浄化する処理であること、あるいは、前記表面浄化処理
は、搬入した部材の表面に紫外線を照射して前記部材の
表面を浄化する処理であること、あるいは、前記表面浄
化処理は、搬入した部材の表面にプラズマを照射して前
記部材の表面を浄化する処理であること、が好ましい。
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施した後、前記
パネル部材を封着してパネルを形成する画像表示装置の
製造方法であって、前記複数の処理室は、前記パネル部
材をベーク処理するベーク処理室と、前記ベーク処理後
に前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材を冷却す
る冷却処理室と、前記冷却処理後に前記パネル部材が搬
送され、前記パネル部材の表面浄化処理がなされる表面
浄化処理室と、前記表面浄化処理後に前記パネル部材が
搬送され、当該処理室内のゲッタ処理がなされる第1の
ゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされる、前
記第1のゲッタ処理室に隣接された第2のゲッタ処理室
とを有することを特徴とする画像表示装置の製造方法で
ある。
表面浄化処理室は、前記第1のゲッタ処理室と隣接して
おり、前記表面浄化処理室、前記第1及び第2のゲッタ
処理室内は、10-4Pa以下に設定されること、あるい
は、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表面に電子線
を照射して前記部材の表面を浄化する処理であること、
あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部材の表面に
イオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理である
こと、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であること、あるいは、前記表面浄化処理は、搬入した
部材の表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化
する処理であること、が好ましい。
は、前記パネル部材の封着は、前記パネル部材の温度
を、前記第2のゲッタ処理室においてゲッタ処理される
パネル部材の温度よりも高い温度に設定して行われるこ
と、が好ましい。
いては、前記パネル部材は、前記パネルの表示面を構成
するフェースプレートを有し、該フェースプレートと間
隔をおいて対向配置されて前記パネルの背面を構成する
リアプレートと封着されること、あるいは、前記リアプ
レート側には、前記パネル部材との封着をなす第1の封
着材が設けられていること、あるいは、前記リアプレー
ト側には、第2の封着材で固定された前記パネルの側面
を構成する外枠と、該外枠に配置された前記パネル部材
との封着をなす第1の封着材とが設けられていること、
あるいは、前記第2の封着材は、前記第1の封着材より
もその融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材
は、低融点金属あるいはその合金であること、あるい
は、前記第2の封着材は、フリットガラスであること、
が好ましい。
いては、前記パネル部材は、更に、前記フェースプレー
トに配置された第1の封着材を有し、前記リアプレート
と前記第1の封着材で封着されること、あるいは、前記
リアプレート側には、第2の封着材で固定され前記パネ
ルの側面を構成する外枠が設けられていること、あるい
は、前記第2の封着材は、前記第1の封着材よりもその
融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材は、低融
点金属あるいはその合金であること、あるいは、前記第
2の封着材は、フリットガラスであること、が好まし
い。
は、前記パネル部材は、更に、前記フェースプレートに
第2の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する
外枠を有し、前記リアプレートと封着されること、ある
いは、前記リアプレート側には、前記パネル部材との封
着をなす第1の封着材が設けられていること、あるい
は、前記第2の封着材は、前記第1の封着材よりもその
融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材は、低融
点金属あるいはその合金であること、あるいは、前記第
2の封着材は、フリットガラスであること、が好まし
い。
は、前記パネル部材は、更に、前記フェースプレートに
第2の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する
外枠と、該外枠に配置された第1の封着材とを有し、前
記リアプレートと前記第1の封着材で封着されること、
あるいは、前記第2の封着材は、前記第1の封着材より
もその融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材
は、低融点金属あるいはその合金であること、あるい
は、前記第2の封着材は、フリットガラスであること、
が好ましい。
は、前記パネル部材は、前記パネルの表示面を構成する
フェースプレートと間隔をおいて対向配置されて前記パ
ネルの背面を構成するリアプレートを有し、前記フェー
スプレートと封着されること、あるいは、前記フェース
プレート側には、前記パネル部材との封着をなす第1の
封着材が設けられていること、あるいは、前記フェース
プレート側には、第2の封着材で固定された前記パネル
の側面を構成する外枠と、該外枠に配置された前記パネ
ル部材との封着をなす第1の封着材とが設けられている
こと、あるいは、前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いこと、あるいは、前記第1の封
着材は、低融点金属あるいはその合金であること、ある
いは、前記第2の封着材は、フリットガラスであるこ
と、が好ましい。
は、前記パネル部材は、更に、前記リアプレートに配置
された第1の封着材を有し、前記フェースプレートと前
記第1の封着材で封着されること、あるいは、前記フェ
ースプレート側には、第2の封着材で固定され前記パネ
ルの側面を構成する外枠が設けられていること、あるい
は、前記第2の封着材は、前記第1の封着材よりもその
融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材は、低融
点金属あるいはその合金であること、あるいは、前記第
2の封着材は、フリットガラスであること、が好まし
い。
は、前記パネル部材は、更に、前記リアプレートに第2
の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠
を有すること、あるいは、前記フェースプレート側に
は、前記パネル部材との封着をなす第1の封着材が設け
られていること、あるいは、前記第2の封着材は、前記
第1の封着材よりもその融点が高いこと、あるいは、前
記第1の封着材は、低融点金属あるいはその合金である
こと、あるいは、前記第2の封着材は、フリットガラス
であること、が好ましい。
は、前記パネル部材は、更に、前記リアプレートに第2
の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠
と、該外枠に配置された第1の封着材とを有し、前記フ
ェースプレートと前記第1の封着材で封着されること、
あるいは、前記第2の封着材は、前記第1の封着材より
もその融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材
は、低融点金属あるいはその合金であること、あるい
は、前記第2の封着材は、フリットガラスであること、
が好ましい。
は、前記フェースプレートは、蛍光体を有すること、あ
るいは、前記フェースプレートは、蛍光体とメタルバッ
クとを有すること、あるいは、前記リアプレートは、蛍
光体励起手段を有すること、あるいは、前記蛍光体励起
手段は、電子放出素子を有すること、が好ましい。
造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有し、前記工程bは、ゲッタ処理される部材
の温度が、前記工程aにおける加熱温度よりも低い温度
にて行われることを特徴とする画像表示装置の製造方法
である。
製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の冷却処理室に真空雰囲気下で
搬入し、冷却処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法である。
記工程bにおける冷却処理室内で、搬入した一方の部材
又は搬入した両方の部材のうちの一方又は両方に表面浄
化処理を行うこと、あるいは、前記工程bにおける冷却
処理室内で、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方に表面浄化処理と、前記冷却処
理室内のゲッタ処理とを行うこと、が好ましい。
製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法である。
記工程bの表面浄化処理室内で、表面浄化処理室内のゲ
ッタ処理を行うこと、あるいは、前記工程bの表面浄化
処理室内で、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材の冷却を行うこと、が好ましい。
製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第1のゲッタ処理室に真空雰
囲気下で搬入し、前記第1のゲッタ処理室内のゲッタ処
理を行う工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第2のゲッタ処理室に真空雰
囲気下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方
の部材のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 e:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法である。
記工程bの表面浄化処理室内で、搬入した一方の部材又
は搬入した両方の部材の冷却を行うことが好ましい。
製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の冷却処理室に真空雰囲気下で
搬入し、冷却処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 e:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法である。
製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の冷却処理室に真空雰囲気下で
搬入し、冷却処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第1のゲッタ処理室に真空雰
囲気下で搬入し、前記第1のゲッタ処理室内のゲッタ処
理を行う工程と、 e:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第2ゲッタ処理室に真空雰囲
気下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の
部材のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 f:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法である。
おいて、冷却処理室内のゲッタ処理、表面浄化処理室内
のゲッタ処理、あるいは、第1のゲッタ処理室内のゲッ
タ処理とは、各々の処理室内の真空度を上げる目的でな
される処理であり、画像表示装置の構成部材に対してゲ
ッタ膜を形成するか、処理室内に配置された画像表示装
置の非構成部材に対してゲッタ膜を形成する処理であ
る。
おいて、表面浄化処理とは、上記部材の表面を浄化する
処理であり、部材の表面に電子線、イオン、紫外線、あ
るいは、プラズマを照射することが好ましい。
おいて、上記部材のゲッタ処理は、前記部材を加熱しな
がら行われるのが好ましい。
製造装置において、真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を
配置した基板を含む第1の部材と蛍光体を配置した基板
を含む第2の部材のうちの一方又は両方の部材をゲッタ
処理するためのゲッタ処理室と、前記第1の部材と前記
第2の部材とを加熱して封着処理するための封着処理室
と、を有するとともに、前記第1の部材及び前記第2の
部材を、前記ゲッタ処理室から前記封着処理室へと搬送
可能な搬送手段を備え、前記ゲッタ処理室と前記封着処
理室との間には熱遮蔽部材が設けられていることを特徴
とする画像表示装置の製造装置である。
製造装置において、真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を
配置した基板を含む第1の部材と蛍光体を配置した基板
を含む第2の部材とを加熱してベーク処理するためのベ
ーク処理室と、前記第1の部材と前記第2の部材のうち
の一方又は両方の部材をゲッタ処理するためのゲッタ処
理室と、を有するとともに、前記第1の部材及び前記第
2の部材を、前記ベーク処理室から前記ゲッタ処理室へ
と搬送可能な搬送手段を備え、前記ベーク処理室と前記
ゲッタ処理室との間には熱遮蔽部材が設けられているこ
とを特徴とする画像表示装置の製造装置である。
製造装置において、真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を
配置した基板を含む第1の部材と蛍光体を配置した基板
を含む第2の部材とを加熱してベーク処理するためのベ
ーク処理室と、前記第1の部材と前記第2の部材のうち
の一方又は両方の部材をゲッタ処理するためのゲッタ処
理室と、前記第1の部材と前記第2の部材とを加熱して
封着処理するための封着処理室と、を有するとともに、
前記第1の部材及び前記第2の部材を、ベーク処理室、
ゲッタ処理室、封着処理室の順で搬送可能な搬送手段を
備え、前記各処理室間には熱遮蔽部材が設けられている
ことを特徴とする画像表示装置の製造装置である。
製造装置において、真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を
配置した基板を含む第1の部材と蛍光体を配置した基板
を含む第2の部材とを加熱してベーク処理するためのベ
ーク処理室と、前記第1の部材と前記第2の部材のうち
の一方又は両方の部材を冷却するための冷却処理室と、
前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は両方
の部材をゲッタ処理するためのゲッタ処理室と、を有す
るとともに、前記第1の部材及び前記第2の部材を、前
記ベーク処理室、前記冷却処理室、前記ゲッタ処理室の
順に搬送可能な搬送手段を備えることを特徴とする画像
表示装置の製造装置である。
記ベーク処理室と前記冷却処理室との間に熱遮蔽部材が
設けられていること、あるいは、各処理室間に熱遮蔽部
材が設けられていること、が好ましい。
製造装置において、真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を
配置した基板を含む第1の部材と蛍光体を配置した基板
を含む第2の部材とを加熱してベーク処理するためのベ
ーク処理室と、前記第1の部材と前記第2の部材のうち
の一方又は両方の部材を冷却するための冷却処理室と、
前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は両方
の部材をゲッタ処理するためのゲッタ処理室と、前記第
1の部材と前記第2の部材とを加熱し封着処理するため
の封着処理室と、を有するとともに、前記第1の部材及
び前記第2の部材を、前記ベーク処理室、前記冷却処理
室、前記ゲッタ処理室、前記封着処理室の順に搬送可能
な搬送手段とを備えることを特徴とする画像表示装置の
製造装置である。
記ベーク処理室と前記冷却処理室との間に熱遮蔽部材が
設けられていること、あるいは、前記ゲッタ処理室と前
記封着処理室との間には熱遮蔽部材が設けられているこ
と、あるいは、前記ベーク処理室と前記冷却処理室との
間、及び、前記ゲッタ処理室と前記封着処理室との間に
は熱遮蔽部材が設けられていること、あるいは、各処理
室間に熱遮蔽部材が設けられていること、が好ましい。
いて、前記熱遮蔽部材は、反射性金属により形成されて
いることが好ましい。
おいて、前記第1の部材は、蛍光体励起手段を配置した
基板と外枠とを有すること、あるいは、蛍光体励起手段
を配置した基板とスペーサとを有すること、あるいは、
蛍光体励起手段を配置した基板と、外枠と、スペーサと
を有すること、が好ましい。
した基板と外枠とを有すること、あるいは、蛍光体を配
置した基板とスペーサとを有すること、あるいは、蛍光
体を配置した基板と、外枠と、スペーサとを有するこ
と、が好ましい。
おいて、前記ゲッタ処理に用いられるゲッタは、蒸発型
ゲッタであること、あるいは、前記蛍光体励起手段は、
電子放出素子を有すること、が好ましい。
下に、各処理室が夫々設けられているので、上記各処理
工程における、第1あるいは第2の部材の温度を各処理
室ごとに独立して設定することができ、処理温度の昇降
にかかる時間を大幅に短縮できる。
処理される部材の温度が、ベーク処理される部材の温度
よりも低い温度に設定されてゲッタ処理されることは、
前記部材に形成されるゲッタ膜の熱による劣化を大幅に
低減することができる。
処理室と隣接した、前室内あるいは前の処理室内が、1
0-4Pa以下、更に好ましくは、10-5Pa以下の減圧
状態に設定されることは、ゲッタ処理室へ部材を搬送し
た際のゲッタ処理室内の真空度の極端な低減を防ぐこと
ができ、ゲッタ処理室へ部材を搬送してからゲッタ処理
までの待機時間を短縮することができる。
処理される部材を加熱しながらゲッタ処理がなされるこ
とは、ゲッタ処理工程とその前後の加熱工程との間での
温度差を小さくすることができ、第1または第2の部材
の極端な降温による破損を防げるほか、ゲッタ処理工程
と封着処理工程間での前記第1あるいは第2の部材の温
度差を小さくすることができるので、封着工程時におけ
る昇温に要する時間を大幅に低減することができる。
理、あるいは、冷却処理室を有することは、第1または
第2の部材の極端な降温による破損を防げるほか、ベー
ク処理工程とゲッタ処理工程の間に設けることで、前記
部材に形成されるゲッタ膜の熱による劣化を大幅に低減
することができる。
理がなされる処理室内で、第1または第2の部材の表面
浄化処理を行うことは、ベーク処理工程などの前の工程
における余熱を前記部材の表面浄化に利用することがで
き、表面浄化処理をより効率的に行うことができる。
処理工程などの第1あるいは第2の部材への加熱処理工
程の後に、前記部材の表面浄化処理を行うことは、前記
加熱処理工程における余熱を前記部材の表面浄化に利用
することができ、表面浄化処理をより効率的に行うこと
ができる。
処理室と封着処理室との間、あるいは、ベーク処理室と
ゲッタ処理室との間に熱遮蔽部材を設けることは、ゲッ
タ膜の熱による劣化を大幅に低減することができる。
スプレートあるはリアプレートに外枠を、高融点の第2
の封着材を用いて固定しておくことは、封着処理室にお
ける第1の封着材の封着処理温度での前記第2の封着材
の軟化による前記プレートと外枠との位置ずれを防ぐこ
とができる。
置を模式的に示した図、図1(b)は画像表示装置のパ
ネル部材、即ち、上述した第1の部材あるいは第2の部
材の温度を示す温度プロファイル、図1(c)は製造装
置内真空度を示す真空度プロファイルである。以下、こ
れらに基づいて本発明に係る製造方法と製造装置の一例
を説明する。
であるところのリアプレート(以後RPと表記する)で
あり、蛍光体励起手段として、複数の電子放出素子がマ
トリクス配線された電子源が形成されている。102は
パネル部材であるところのフェィスプレート(以後FP
と表記する)であり、蛍光体、メタルバックなどが形成
されている。103はパネル部材であるところの外枠で
ありRP101とFP102の間に配置され、RP10
1及びFP102とともに気密容器であるパネルを構成
する。104はスペーサであり、RP1010とFP1
02との間隔を維持するものである。本実施形態では外
枠103、とスペーサ104は事前にRP101上に配
置固定されている場合を図示している。
07は表面浄化処理室、108は第1のゲッタ処理室
(チャンバーゲッタ処理室)、109は第2のゲッタ処
理室(パネルゲッタ処理室)、110は封着処理室、1
11は冷却室であり、順次搬送方向(図中の矢印14
5)に従って配列接続され、それぞれ不図示の真空ポン
プで排気されて、真空雰囲気が形成されている。
室107は、電子線照射手段が設けられたエレクトロン
・ビーム照射処理室(以後EB照射処理室と表記)とな
っている。大気および、各処理室間はゲートバルブ11
2、113、114、115,116,117,11
8,119で隔てられており、パネル部材であるRP1
01,FP102、外枠103、スペーサ104は、ま
ず、ゲートバルブ112の開閉により前室105に搬入
され、順次、処理室へ各ゲートバルブの開閉によって移
動する。120はパネル部材の各処理室への移動用のた
めの搬送ローラーである。
136はRP101および、これに固定された外枠10
3とスペーサ104を加熱するためのホットプレートで
ある。一方、122,124,128,133,137
はFP102を加熱するためのホットプレートである。
射するための電子銃、126は電子銃125から照射さ
れたエレクトロン・ビームである。チャンバーゲッタ処
理室108内において、129はチャンバーゲッタフラ
ッシュ装置、130はチャンバーゲッタフラッシュ装置
から発生されるチャンバーゲッタフラッシュであり、B
aなどの材料を瞬間的に蒸発させたものである。131
はチャンバーゲッタ板であり、チャンバーゲッタフラッ
シュ130が被着し、チャンバーゲッタとして排気作用
を行う、即ち、チャンバーゲッタ処理室108内の真空
度を上げることができる。
4はパネルゲッタフラッシュ装置、135はパネルゲッ
タフラッシュ装置134から発生されるパネルゲッタフ
ラッシュであり、Baなどの材料を瞬間的に蒸発させた
ものであり、FP102に被着される。
は昇降機であり、それぞれ、ホットプレート121,1
23,127,132,136を支持しており、RP1
01を各処理工程に必要な高さに昇降させる機能を有す
る。
造装置における各処理室での工程を示し、縦軸が各処理
室での工程におけるパネル部材の温度プロファイルであ
る。この温度プロファイルは、RP101、FP102
の温度状態を示すものである。また、図1(c)はその
横軸が、図1(a)の製造装置における各処理室での工
程を示し、縦軸が各処理室での真空度プロファイルであ
る。
ペーサ104は、搬送手段である搬送ローラ120の駆
動によって、順次、矢印145方向に各処理室を通過
し、この通過中に各種の処理が施される。
の真空雰囲気下に、電子源が配置されたRP101、外
枠103、及び、スペーサ104からなる第1の部材
と、蛍光体及びメタルバックが配置されたFP102か
らなる第2の部材とが用意され、ベーク処理室106に
おけるベーク処理、EB照射処理室107における電子
線照射、チャンバーゲッタ処理室108におけるチャン
バーゲッタ処理による高真空到達、パネルゲッタ処理室
109におけるパネルゲッタ処理によるパネルへのゲッ
タフラッシュ、封着処理室110における加熱封着及び
冷却室111における冷却処理の各工程が直列された一
ライン上で行われるものとなっている。
間には、前述の通り、ゲートバルブ112、113、1
14、115、116、117、118、119が配置
されており、各処理室は不図示の真空排気系で真空排気
される。本実施形態においては、ゲートバルブ112、
113、114、115、116、117、118、1
19を各処理室間毎に配置したが、このゲートバルブ配
置は図1(c)に図示する真空度プロファイルの真空度
が相違する処理室間および装置外大気間のみでよく、例
えば、チャンバーゲッタ処理室108、パネルゲッタ処
理室109、封着室110の間のゲートバルブ116、
117は省略することも可能である。
ルブがなく、しかも各処理工程におけるパネル部材の温
度が異なる場合は、該処理工程間には、例えばアルミニ
ウム、クロム、ステンレスなどの反射性金属によって形
成した熱遮蔽部材(板形状、フィルム形状など)が配置
されていることが好ましい。この熱遮蔽部材は、図1
(b)に図示するパネル部材の温度プロファイルの温度
が相違する処理室間、例えば、ベーク処理室106とパ
ネルゲッタ処理室109との間の何処か、あるいは、パ
ネルゲッタ処理室109と封着処理室110との間、あ
るいは、上記両方に配置するのが好ましい。また、該熱
遮蔽部材は各処理室間毎に配置してもよい。上記熱遮蔽
部材は、上に載置したFP102とRP101とが各処
理室間を移動する際には、障害を与えないように設置さ
れる。
する前のRP101に、予め、真空構造をシールする外
枠103及び耐大気圧構造を形成するスペーサ104を
固定設置してあるがこれに限るものではない。例えば、
外枠103にスペーサ104を事前に固定し(例えば外
枠103内を横切る板状スペーサ104として、その両
端を外枠103に固定。)、これを単独の構成部材とし
てRP101やFP102とは別に本装置内に投入し、
各処理工程を行い、最終的に封着処理工程でパネルの構
成部材として、所望の位置に配置固定することも、ま
た、外枠103をFP102側に予め固定設置しておく
ものであっても良い。
外枠103を予め固定設置しておく場合には、その固定
を後述する封着材143よりもより高い融点をもつ封着
材を用いて行うことが好ましい。例えば、後述する封着
材143がインジウムなどの低融点金属又はその合金で
あれば、フリットガラスを用いて外枠103をRP10
1あるいはFP102に予め固定しておくことが好まし
い。
着材であり、RP101に配置された外枠103のFP
102側端部に事前にフリットガラスなどの低融点物質
やインジウムなどの低融点金属又はその合金として設け
ることができる。封着材143の配置はこれに限るもの
ではなく、外枠103が接触固定されるFP102上の
部分に配置しておいても良い。さらには、外枠103を
単独の構成部材として独立して、本装置内に投入する場
合は、外枠103のRP101側端部及びFP102側
端部に封着材143を設けても良い。また、封着材14
3は、外枠103が接触固定されるRP101およびF
P102上の部分に配置されても良い。上記封着材14
3を設ける部分は、外枠103の端部と、この外枠10
3の端部が接触固定されるRP101およびFP102
上の部分の少なくともいずれか一方に設けてあれば良
い。
ネルを真空排気して封着する工程を以下に示す。尚、以
下の工程は1枚のパネルを封着する場合を示す場合であ
るが、連続して複数のパネルを連続的に処理して封着す
る場合は、各処理工程の処理時間が異なる場合があり、
処理時間の長い工程については他の処理工程時間と調整
するように、処理工程を複数の処理室に分割すること、
あるいは同一の処理室に処理のための構成要素を、例え
ば、ホットプレート等を複数配置して、同時に処理を行
うことよって可能となる。
事前に固定され、封着材143も事前に配置されたRP
101と、FP102を前室105に搬入する。ここ
で、外枠103およびスペーサ104はRP101にフ
リットガラスを用いて固定されており、封着材143と
してインジウムが用いられる。搬入に際しては搬送用の
治具に上記のRP101とFP102とを配置し、構造
上、両者の基板に間隔が形成されるようにしてある。
尚、搬入、搬送は治具を用いることに限るものではな
く、RP101、FP102の基板をそのまま、装置本
体側の支持搬送ユニットで搬送することも可能である。
ルブ112を遮蔽し、この前室105の内部を真空排気
する。この間、ベーク処理室106以降の処理室は各々
の真空度と温度プロファイルに設定されている。以降、
RP101,FP102の基板の搬送に際して、対応す
る処理室間のゲートバルブ113〜119を順次、開
放、遮断する。
状態に達したとき、ゲートバルブ113を開放し、RP
101とFP102とを前室105から搬出してベーク
処理室106に移動し、この移動終了後にゲートバルブ
113を遮断する。
6に移動されてきたRP101とFP102は、このベ
ーク処理室106内で、ホットプレート121,122
の加熱処理(ベーク処理)が施される。このベーク処理
によって、RP101とFP102に含有、吸着されて
いる水素、酸素、水などの不純物をガス排出させること
ができる。このときのベーク温度は、一般的に、300
℃〜400℃、好ましくは350℃〜380℃である。
このときの真空度は約10-4Paである。
02とをEB照射処理室107に移動させ、RP101
をホットプレート123に固定し、昇降機139によっ
てEB照射処理室107の上部へ移動させる。この間、
一時的にRP101とFP102は加熱源であるベーク
処理室106のホットプレート121、122から離れ
ることになるが、急激な温度低下を発生しないようにし
てEB照射処理室107のホットプレート123,12
4に固定し、加熱することで、穏やかに降温を行う。こ
の降温状態の基板温度域において、電子銃125からE
B126を任意の領域へ放出してEB照射処理を行う。
EB照射処理は、一般に基板温度域が100℃からベー
ク温度までの範囲において行われる。この時の真空度は
約10-4Paから10-5Paになる。ここで、EB照射
処理室107のようなパネル部材の表面浄化処理室内は
10-4Pa以下、より好ましくは、10-5Pa以下の真
空状態となるように設定されていることが好ましい。
の照射による吸着不純物のガス脱離による基板クリーニ
ング等の効果がある。また、上述の通り、この際、ベー
ク処理工程での余熱を利用することができるので上記ク
リーニング効果は一層向上する。また、EB照射はRP
101、FP102の両方、または、いずれか一方のみ
の処理でも良い。
に限らず、EB照射工程チャンバー内の任意の領域に照
射しても良い。EB照射処理は、基板クリーニング以外
に、チャンバー空間にEB照射することにより、ベーキ
ング、EB照射基板クリーニングによって脱離したガス
をEB照射によりイオン化し、後工程のゲッタフラッシ
ュ処理工程で、よりゲッタへの吸着を促進することがで
きる効果もある。
あるいは、このEB照射処理室107と後述する第1の
ゲッタ処理室108(チャンバーゲッタ処理室)とは、
ベーク処理を終了したRP101及びFP102の降温
を行う、冷却却処理室としての機能をも果たすものであ
るが、ベーク処理室106とEB照射処理室107との
間に別個、冷却処理室を設けることも好ましい形態の一
つである。
処理時の加熱温度からの急激な温度低下を発生しないよ
うに、RP101及びFP102はそれぞれホットプレ
ートに固定され、穏やかに降温を行う。この時のホット
プレートの温度域は100℃からベーク温度までの範囲
で設定され、処理室内の真空状態は10-4Pa以下、よ
り好ましくは、10-5Pa以下となるように設定され
る。
を降下させた後、ホットプレート123からRP101
を取り外し、FP102と共に、チャンバーゲッタ処理
室108へ移動する。このとき、RP101とFP10
2は、チャンバーゲッタ処理室108に大気に曝すこと
なく移動される。チャンバーゲッタ処理室108内の真
空状態は10-5Pa以下となるように設定されている。
このチャンバーゲッタ処理室では、チャンバーゲッタフ
ラッシュ装置129内に内蔵させていた蒸発型ゲッタ材
(例えば、バリウムなどのゲッタ材)を抵抗加熱などの
方法で加熱蒸発させてチャンバーゲッタフラッシュ13
0を生じさせ、パネル部材以外のチャンバー内に配置さ
れたチャンバーゲッタ板131の表面にバリウム膜など
からなるゲッタ膜(図示せず)を被着せしめる。この際
のパネルゲッタの膜厚は、一般的に5nm〜500n
m、好ましくは10nm〜200nm、より好ましく
は、20nm〜200nmである。このチャンバーゲッ
タ処理工程により、チャンバーゲッタ板131に被着し
たゲッタ膜がチャンバー内のガスを吸着排気して、チャ
ンバーゲッタ処理室の真空度は10-6Pa台に到達す
る。RP101、FP102の基板温度はベーク温度か
ら100℃までの温度範囲で当該処理が行われる。な
お、チャンバーゲッタフラッシュ130によって、ゲッ
タ材が蒸発するため、一時的にチャンバー内の真空度は
低下するが、真空排気により、高真空へと移行する。
尚、以上述べたチャンバーゲッタ処理は、本実施の形態
のようにチャンバーゲッタ処理室を独立して設けて行う
に限らず、チャンバーゲッタ処理室を特に設けずに、以
降述べるパネルゲッタ処理室内で行われるものであって
も良い。
ゲッタ処理室109に移動させ、RP101をホットプ
レート132に固定し、昇降機141によってパネルゲ
ッタ処理室109の上部へ移動させる。パネルゲッタ処
理室は事前に10-6Pa台に真空排気されている。この
真空度に到達するためには、一般的な真空排気ポンプの
他に、上記、蒸発型ゲッタ材のフラッシュによる排気、
非蒸発ゲッタ材の加熱活性化による排気などによる補助
排気手段を用いることもできる。上記10-6Pa台に真
空排気方法は、以下に述べる封着処理室110、冷却処
理室111にも用いることができる。
タフラッシュ装置134内に内蔵させている蒸発型ゲッ
タ材(例えば、バリウムなどのゲッタ材)を抵抗加熱な
どの方法で加熱蒸発させてパネルゲッタフラッシュ13
5を生じさせ、FPの表面にバリウム膜などからなるゲ
ッタ膜(図示せず)を被着せしめる。この際のパネルゲ
ッタの膜厚は、一般的に5nm〜500nm、好ましく
は10nm〜200nm、より好ましくは、20nm〜
200nmである。ここで成膜された蒸発型ゲッタは、
当該処理工程のチャンバーが10-6Paの高真空である
ためにガス吸着による劣化は小さく、十分にゲッタ真空
排気能力を維持したまま、次の封着処理工程へ移され
る。
被着、形成したが、形成する部材はこれに限るものでは
なく、RP101等に形成することも可能である。ただ
し、ゲッタ材は一般に導電性であるため、封着されたパ
ネルの画像表示駆動時に大きなリーク電流の発生や、駆
動電圧の耐圧が維持できないなどの問題が発生する場合
がある。例えば、図1(a)のRP101にパネルゲッ
タフラッシュを行うと、外枠103、スペーサ104に
も導電性のゲッタ膜が成膜されるために、駆動時の電気
的な問題が発生する場合がある。この様な場合には、ゲ
ッタ膜を被着成膜してはならない部分をメタル薄板の成
膜マスクで覆い、ゲッタ膜が被着形成されないようにし
ながらRP101の必要な部分にのみゲッタ膜を成膜さ
せることができる。なお、パネルゲッタフラッシュによ
って、ゲッタ材が蒸発するため、一時的にチャンバー内
の真空度は低下するが、真空排気により、高真空へと移
行する。
機141を降下させた後、ホットプレート132からR
P101を取り外し、FP102と共に、封着処理室1
08へ移動する。
a台まで真空排気した封着処理室110へ移動させ、R
P101、FP102を各々ホットプレート136、1
37に固定する。この時、RP101に配置固定された
枠103上の封着材143とスペーサ104はFP10
2と接触せず、わずかに間隔を有して固定される。また
この固定時にRP101とFP102のパネル封着時の
相対位置が決定される。相対位置の決定は突き当てピン
による端面基準で行うことができるがこれに限るもので
はない。
101に配置固定された外枠103をFP102に接
触、押圧させながら、図1(b)の温度プロファイルに
示すように、基板を、封着材143の材料に適した封着
温度まで上昇させ、封着材143を軟化、または溶解さ
せてからピーク温度で10分間保持し、その後、基板温
度を降温させて、封着材料が接着固定される。これによ
り外枠103に形成された封着材143が軟化、溶解し
て外枠103とFP102が接着された後、封着材14
3が硬化して固定される。このとき封着処理室110の
真空度は10-6Paを維持しており、本工程で封着され
たパネル内も10-6Paの真空度となる。封着材143
の接着固定温度は例えば、インジュウム金属であれば加
熱ピーク温度は160℃、硬化固定温度を140℃に設
定とした。また封着材143がフリットガラスの場合は
ピーク温度390℃、硬化固定温度は300℃とした。
加熱の昇温レートは20℃/分、降温レートは5℃/分
としたがこれに限るものではない。また加熱ピーク温
度、硬化固定温度も上記に限るものではない。
た時点で、封着処理が終了し、この後、ホットプレート
136からRP101部を取り外し、昇降機142を上
昇さる。ホットプレート137からFP102部を取り
外しRP101、FP102外枠103、スペーサ10
4で構成された封着パネル144を、冷却処理室111
へ移動する。この時、冷却処理室111は封着処理室の
真空度を維持するために、10-6Pa台に真空排気され
ている。封着パネル144は封着材の硬化固定温度でホ
ットプレートから取りはずされ、冷却処理室111で冷
却される。冷却手段としては、水冷による温度制御機能
を有する冷却プレートなどが用いられるがこれに限るも
のではなく、封着パネル144の急激な温度降下による
基板損傷などが発生しなければ、冷却処理室111内で
自然冷却を行っても良い。
室温に近い温度まで降下した段階で、冷却処理室111
の真空リークを行い処理室を大気圧にする。その後、装
置外大気側のゲートバルブ119を開放し、封着パネル
144を装置外へ搬出する。
110と冷却室111との間に、ゲートバルブ118と
を設け、該ゲートバルブの開放時に封着処理室110か
ら表示パネルを搬出させ、冷却室111に搬入後、該ゲ
ートバルブを遮蔽し、ここで冷却後、搬出口119を開
放し、表示パネルを冷却室111から搬出させ、最後に
該搬出口119を遮蔽して、全工程を終了する。また、
次の工程の開始前に、冷却室111の内部を独立配置し
た真空排気系(図示せず)によって、真空状態に設定し
ておくのがよい。
材のほかに、RP101又はRP102上に、予め、チ
タン材などからなる非蒸発型ゲッタ膜又は非蒸発型ゲッ
タ部材を設けておいてもよい。
3、127、132、136は、FP101が脱落する
ことなく十分な力で固定することができる機材、例え
ば、機械的に基板周辺をつかむツメによるチャック方
式、静電チャック方式や真空着チャック方式を利用した
機材を用いることができる。
が、各処理工程の組み合わせによって、処理室の構成例
があげられる。すなわち、とりわけ、ベーク処理から封
着処理までの過程においては、第1の変形例として、前
室105における真空雰囲気下での用意の後、ベーク処
理室106におけるベーク処理、パネルゲッタ処理室1
09におけるパネルゲッタ処理、封着処理室110にお
ける加熱封着順に工程を進めるように各処理室を直列さ
せる例が挙げられる。
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、EB照射処理室107におけるEB照
射処理などの表面浄化処理、パネルゲッタ処理室109
におけるパネルゲッタ処理、封着処理室110における
加熱封着の順に工程を進めるように各処理室を直列させ
る例が挙げられる。
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、チャンバーゲッタ処理室108におけ
るチャンバーゲッタ処理、パネルゲッタ処理室109に
おけるパネルゲッタ処理、封着処理室110における加
熱封着の順に工程を進めるように各処理室を直列させる
例が挙げられる。
る真空雰囲気下での用意の後、EB照射処理室107に
おけるEB照射処理などの表面浄化処理、チャンバーゲ
ッタ処理室108におけるチャンバーゲッタ処理、パネ
ルゲッタ処理室109におけるパネルゲッタ処理、封着
処理室110における加熱封着の順に工程を進めるよう
に各部屋を直列させる例が挙げられる。
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、パネルゲッタ処理室109におけるパネルゲッタ
処理、封着処理室110における加熱封着の順に工程を
進めるように各処理室を直列させる例が挙げられる。
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、EB照射処理室107におけるEB照射処理など
の表面浄化処理、パネルゲッタ処理室109におけるパ
ネルゲッタ処理、封着処理室110における加熱封着の
順に工程を進めるように各処理室を直列させる例が挙げ
られる。
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、チャンバーゲッタ処理室108におけるチャンバ
ーゲッタ処理、パネルゲッタ処理室109におけるパネ
ルゲッタ処理、封着処理室110における加熱封着の順
に工程を進めるように各処理室を直列させる例が挙げら
れる。
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、EB照射処理室107におけるEB照射処理など
の表面浄化処理、チャンバーゲッタ処理室108におけ
るチャンバーゲッタ処理、パネルゲッタ処理室109に
おけるパネルゲッタ処理、封着処理室110における加
熱封着の順に工程を進めるように各処理室を直列させる
例が挙げられる。
2、外枠103、スペーサ104の搬送と装置導入の変
形例として、第1の変形例としては、RP101とFP
102と外枠103へ固定配置したスペーサ104との
3個の構成部材として本装置内に投入することもでき
る。この場合、外枠103の本装置内での封着処理によ
る封着面はRP101、FP102側両面となるため
に、それぞれの封着面に対して封着材を事前に形成して
おくことが必要である。
102へ接着固定配置した外枠103、あるいは、RP
101とFP102へ接着固定配置した外枠103及び
スペーサ104の2個の構成部材として本装置に投入す
ることもできる。この場合、外枠103の本装置内での
封着処理による封着面はRP101側面となるために、
封着面に対して封着材を事前に形成しておくことが必要
である。
の構成部材ごとに装置の処理室を個別に一列のライン状
に並べて、封着処理工程ですべての構成部材がひとつの
処理室に合流して封着処理が行われる装置構成の変形例
として、第1の変形例としては、RP101とFP10
2と外枠103へ固定配置したスペーサ104と3個の
構成部材として、前室105以降、パネルゲッタラッシ
ュ処理室109までの各処理室を3ライン並べ、上記3
個の構成部材を別々に各々の装置へ投入し、3つのパネ
ルゲッタ処理室がひとつの封着処理室に合流するように
接続され、該封着処理室で3個の構成部材を封着処理を
行い、冷却処理を行う装置構成が挙げられる。
101へ接着固定配置した外枠103、あるいは、FP
102とRP101に接着固定配置した外枠103及び
スペーサ104の2個の構成部材、または、RP101
とFP102へ接着固定配置した外枠103、あるい
は、RP101とFP102に接着固定配置した外枠1
03及びスペーサ104の2個の構成部材として、前室
105以降、パネルゲッタラッシュ処理室109までの
各処理室を2ライン並べ、上記2個の構成部材を別々に
装置へ投入し、2つのパネルゲッタ処理室がひとつの封
着処理室に合流するように接続され、該封着処理室で3
個の構成部材の封着処理を行い、冷却処理を行う装置構
成が挙げられる。尚以上の第1及び第2の変形例におい
ては、ゲッタ処理は3個あるいは2個の構成部材のうち
のいずれか一つになされれば良い場合をも含んでいる。
着時の真空度を10-6Pa台に設定していたが、本発明
はこの数値に限るものではない。すなわち、パネル封着
時の真空度を一般の真空排気ポンプで到達可能な10-5
Pa台に設定することもできる。この場合、処理室内の
到達真空度を上げるために行われるチャンバーゲッタ処
理室140と当該ゲッタ処理工程の省略が可能である。
また10-6Paに到達するための補助的なゲッタポンプ
による真空排気も省略することができる。
44は、Baなどの蒸発型ゲッタ材が、例えばFP上に
成膜形成されているにも関わらず、従来の封着パネルで
存在していた蒸発型ゲッタ材の蒸発源である主に高周波
加熱によってゲッタフラッシュを行うゲッタリングや主
に抵抗加熱でゲッタフラッシュするゲッタラインが封着
パネル内に残留しないという構成上の特徴を有してい
る。
ッタフラッシュ処理工程と連続した封着工程が異なった
処理室で構成されているという特徴を有している。
法を用いて作成した画像表示装置の一部を示す断面図で
ある。
る。上記装置及び方法によって作成した画像表示装置
は、RP101とFP102と外枠103とによって真
空容器又は減圧容器が形成されている。上記減圧容器内
には、アルゴンガス、ネオンガスなどの不活性ガス又は
水素ガスを減圧下で含有することができる。
上、好ましくは、10-6Pa以上の高真空に設定するこ
とができる。
サ104が配置さて耐大気圧構造を形成している。本発
明で用いたスペーサ104は、無アルカリガラスなどの
無アルカリ絶縁物質からなる本体311と、該本体31
1の表面を覆って配置した高抵抗物質で成膜された高抵
抗膜309と両端に設けた金属(タングステン、銅、
銀、金、モリブデンやこれらの合金など)膜308及び
310とを有し、配線306上に導電性接着剤308を
介して電気的に接続接着されている。スペーサ104
は、上記前室105に搬入する際には、前もってRP1
01に接着剤308によって接着固定され、封着処理室
110において処理が終了した時点で、上記スペーサ1
04のもう一方の端部とFP102とは電気的に接続さ
れて接して配置される。
4と、ナトリウムなどのアルカリの侵入を防止するため
の下地膜(SiO2、SnO2など)305と、XYマト
リクス配列した複数の電子線放出素子312とが配置さ
れている。配線306は、電子線放出素子と接続したカ
ソード側XYマトリクス配線の一方のカソード側配線を
構成する。
子部材として用いた電子線放出素子312に変えて、プ
ラズマ発生素子を用いることができる。この際、容器内
には、アルゴンガス、ネオンガスなどの不活性ガス又は
水素ガスを減圧下で含有させる。
1と蛍光体層302とアノード源(図示せず)に接続し
たアノード金属(アルミニウム、銀、銅など)膜303
とが配置されている。
用いた際には、画像表示用部材として用いた蛍光体に変
えて、カラーフィルターを用いることができる。
る際には、前もってRP101にフリットガラスなどの
低融点接着剤307によって接着固定しておき、上記封
着処理室110における処理工程で、インジウムやフリ
ットガラスを用いた封着材143によって固定接着され
ている。
ラズマ発生素子をXY方向に100万画素以上のように
大容量で設け、且つこの大容量画素を対角サイズ30イ
ンチ以上の大画面に設けた画像表示装置を製造するに当
たって、製造工程時間を大幅に短縮することができたの
と同時に、画像表示装置を構成する真空容器を10-6P
a以上のような高真空に達成させることができた。
び製造装置内の各室間の真空度プロファイルと共に本発
明に係る製造装置を模式的に示した図である。
た画像表示装置の一部を示す断面図である。
室) 109 第2のゲッタ処理室(パネルゲッタ処理室) 110 封着処理室 111 冷却室 112〜119 ゲートバルブ 120 搬送ローラー 121,123,127,132,136 ホットプレ
ート(RP用) 122,124,128,133,137 ホットプレ
ート(FP用) 125 電子銃 126 エレクトロン・ビーム(EB) 129 チャンバーゲッタフラッシュ装置 130 チャンバーゲッタフラッシュ 131 チャンバーゲッタ板 134 パネルゲッタフラッシュ装置 135 パネルゲッタフラッシュ 138〜142 昇降機 143 封着材 144 封着パネル 145 搬送方向を示す矢印 301 透明基板 302 蛍光体層 303 アノード金属膜 304 透明基板 305 下地膜 306 配線 307 低融点接着剤 308 金属膜 309 高抵抗膜 310 金属膜 311 本体 312 電子放出素子
Claims (144)
- 【請求項1】 画像表示装置のパネルを構成するパネル
部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複数
の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル部
材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着して
パネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッ
タ処理室とを有し、前記ゲッタ処理は、前記ゲッタ処理
室におけるパネル部材の温度を、前記ベーク処理室にお
いてベーク処理されるパネル部材の温度よりも低い温度
に設定して行われることを特徴とする画像表示装置の製
造方法。 - 【請求項2】 前記複数の処理室は、前記ベーク処理室
でのベーク処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記
パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接した
前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10
-4Pa以下に設定されることを特徴とする請求項1に記
載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項3】 画像表示装置のパネルを構成するパネル
部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複数
の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル部
材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着して
パネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材の表面浄化処理がなされる表
面浄化処理室と、前記表面浄化処理後に前記パネル部材
が搬送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲ
ッタ処理室とを有し、前記ゲッタ処理は、前記ゲッタ処
理室におけるパネル部材の温度を、前記ベーク処理室に
おいてベーク処理されるパネル部材の温度よりも低い温
度に設定して行われることを特徴とする画像表示装置の
製造方法。 - 【請求項4】 前記複数の処理室は、前記表面浄化処理
室での表面浄化処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に
前記パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接
した前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、
10-4Pa以下に設定されることを特徴とする請求項3
に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記表面浄化処理室は、前記ゲッタ処理
室と隣接しており、前記表面浄化処理室及び前記ゲッタ
処理室内は、10-4Pa以下に設定されることを特徴と
する請求項3に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の表
面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処理で
あることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の
画像表示装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の表
面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理で
あることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の
画像表示装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の表
面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理で
あることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の
画像表示装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の表
面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載
の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記ゲッタ処理室において、更に、ゲ
ッタ処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする
請求項1〜9のいずれかに記載の画像表示装置の製造方
法。 - 【請求項11】 前記パネル部材の封着は、前記パネル
部材の温度を、前記ゲッタ処理室においてゲッタ処理さ
れるパネル部材の温度よりも高い温度に設定して行われ
ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
画像表示装置の製造方法。 - 【請求項12】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
部材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着し
てパネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、当該処理室内のゲッタ処理がなされる第1の
ゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされる、前
記第1のゲッタ処理室と隣接した第2のゲッタ処理室と
を有し、前記パネル部材へのゲッタ処理は、前記第2の
ゲッタ処理室におけるパネル部材の温度を、前記ベーク
処理室においてベーク処理されるパネル部材の温度より
も低い温度に設定して行われることを特徴とする画像表
示装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記複数の処理室は、前記ベーク処理
室でのベーク処理後、前記第1のゲッタ処理室への搬送
前に前記パネル部材が搬送される、前記第1のゲッタ処
理室と隣接した前室を含み、該前室内、前記第1及び第
2のゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定されるこ
とを特徴とする請求項12に記載の画像表示装置の製造
方法。 - 【請求項14】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
部材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着し
てパネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材の表面浄化処理がなされる表
面浄化処理室と、前記表面浄化処理後に前記パネル部材
が搬送され、当該処理室内のゲッタ処理がなされる第1
のゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理後に前記パネル部材
が搬送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされる、
前記第1のゲッタ処理室と隣接した第2のゲッタ処理室
とを有し、前記パネル部材へのゲッタ処理は、前記第2
のゲッタ処理室におけるパネル部材の温度を、前記ベー
ク処理室においてベーク処理されるパネル部材の温度よ
りも低い温度に設定して行われることを特徴とする画像
表示装置の製造方法。 - 【請求項15】 前記表面浄化処理室は、前記第1のゲ
ッタ処理室と隣接しており、前記表面浄化処理室、前記
第1及び第2のゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
定されることを特徴とする請求項14に記載の画像表示
装置の製造方法。 - 【請求項16】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項14又は15に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項17】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項14又は15に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項18】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項14又は15に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項19】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項14又は15に記載の
画像表示装置の製造方法。 - 【請求項20】 前記パネル部材の封着は、前記パネル
部材の温度を、前記第2のゲッタ処理室においてゲッタ
処理されるパネル部材の温度よりも高い温度に設定して
行われることを特徴とする請求項12〜19のいずれか
に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項21】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
部材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着し
てパネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前
記冷却処理後に前記パネル部材が搬送され、前記パネル
部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室とを有するこ
とを特徴とする画像表示装置の製造方法。 - 【請求項22】 前記複数の処理室は、前記冷却処理室
での冷却処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記パ
ネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接した前
室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4
Pa以下に設定されることを特徴とする請求項21に記
載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項23】 前記冷却処理室は、前記ゲッタ処理室
と隣接しており、前記冷却処理室及び前記ゲッタ処理室
内は、10-4Pa以下に設定されることを特徴とする請
求項21に記載の画像表示装置の製造方法 - 【請求項24】 前記ゲッタ処理室において、更に、ゲ
ッタ処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする
請求項21〜23のいずれかに記載の画像表示装置の製
造方法。 - 【請求項25】 前記冷却処理室内で、更に前記パネル
部材の表面浄化処理を行うことを特徴とする請求項21
〜24のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項26】 前記冷却処理室内で、更に前記冷却室
内のゲッタ処理を行うことを特徴とする請求項21〜2
3のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項27】 前記冷却処理室内で、更に前記パネル
部材の表面浄化処理と前記冷却処理室内のゲッタ処理と
を行うことを特徴とする請求項21〜23のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項28】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項25又は27に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項29】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項25又は27に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項30】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項25又は27に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項31】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項25又は27に記載の
画像表示装置の製造方法。 - 【請求項32】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
部材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着し
てパネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前
記冷却処理後に前記パネル部材が搬送され、前記パネル
部材の表面浄化処理がなされる表面浄化処理室と、前記
表面浄化処理後に前記パネル部材が搬送され、前記パネ
ル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室とを有する
ことを特徴とする画像表示装置の製造方法。 - 【請求項33】 前記複数の処理室は、前記表面浄化処
理室での表面浄化処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前
に前記パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣
接した前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内
は、10-4Pa以下に設定されることを特徴とする請求
項32に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項34】 前記表面浄化処理室は、前記ゲッタ処
理室と隣接しており、前記表面浄化処理室及び前記ゲッ
タ処理室内は、10-4Pa以下に設定されることを特徴
とする請求項32に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項35】 前記ゲッタ処理室において、更に、ゲ
ッタ処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする
請求項32〜34のいずれかに記載の画像表示装置の製
造方法。 - 【請求項36】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項32〜35のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項37】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項32〜35のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項38】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項32〜35のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項39】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項32〜35のいずれか
に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項40】 前記パネル部材の封着は、前記パネル
部材の温度を、前記ゲッタ処理室においてゲッタ処理さ
れるパネル部材の温度よりも高い温度に設定して行われ
ることを特徴とする請求項21〜39のいずれかに記載
の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項41】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
部材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着し
てパネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前
記冷却処理後に前記パネル部材が搬送され、当該処理室
内のゲッタ処理がなされる第1のゲッタ処理室と、前記
ゲッタ処理後に前記パネル部材が搬送され、前記パネル
部材にゲッタ処理がなされる、前記第1のゲッタ処理室
に隣接した第2のゲッタ処理室とを有することを特徴と
する画像表示装置の製造方法。 - 【請求項42】 前記冷却処理室は、前記第1のゲッタ
処理室と隣接しており、前記冷却処理室、前記第1及び
第2のゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定される
ことを特徴とする請求項41に記載の画像表示装置の製
造方法。 - 【請求項43】 前記冷却処理室内で、更に前記パネル
部材の表面浄化処理を行うことを特徴とする請求項41
又は42に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項44】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項43に記載の画像表示装
置の製造方法。 - 【請求項45】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項43に記載の画像表示装
置の製造方法。 - 【請求項46】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項43に記載の画像表示装
置の製造方法。 - 【請求項47】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項43に記載の画像表示
装置の製造方法。 - 【請求項48】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
部材に複数の処理を施した後、前記パネル部材を封着し
てパネルを形成する画像表示装置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベーク処理する
ベーク処理室と、前記ベーク処理後に前記パネル部材が
搬送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前
記冷却処理後に前記パネル部材が搬送され、前記パネル
部材の表面浄化処理がなされる表面浄化処理室と、前記
表面浄化処理後に前記パネル部材が搬送され、当該処理
室内のゲッタ処理がなされる第1のゲッタ処理室と、前
記ゲッタ処理後に前記パネル部材が搬送され、前記パネ
ル部材にゲッタ処理がなされる、前記第1のゲッタ処理
室に隣接された第2のゲッタ処理室とを有することを特
徴とする画像表示装置の製造方法。 - 【請求項49】 前記表面浄化処理室は、前記第1のゲ
ッタ処理室と隣接しており、前記表面浄化処理室、前記
第1及び第2のゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
定されることを特徴とする請求項48に記載の画像表示
装置の製造方法。 - 【請求項50】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項48又は49に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項51】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項48又は49に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項52】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処理
であることを特徴とする請求項48又は49に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項53】 前記表面浄化処理は、搬入した部材の
表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項48又は49に記載の
画像表示装置の製造方法。 - 【請求項54】 前記パネル部材の封着は、前記パネル
部材の温度を、前記第2のゲッタ処理室においてゲッタ
処理されるパネル部材の温度よりも高い温度に設定して
行われることを特徴とする請求項41〜53のいずれか
に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項55】 前記パネル部材は、前記パネルの表示
面を構成するフェースプレートを有し、該フェースプレ
ートと間隔をおいて対向配置されて前記パネルの背面を
構成するリアプレートと封着されることを特徴とする請
求項1〜54のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項56】 前記リアプレート側には、前記パネル
部材との封着をなす第1の封着材が設けられていること
を特徴とする請求項55に記載の画像表示装置の製造方
法。 - 【請求項57】 前記リアプレート側には、第2の封着
材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠と、該
外枠に配置された前記パネル部材との封着をなす第1の
封着材とが設けられていることを特徴とする請求項55
に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項58】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項57に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項59】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項56〜58
のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項60】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項57又は58に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項61】 前記パネル部材は、更に、前記フェー
スプレートに配置された第1の封着材を有し、前記リア
プレートと前記第1の封着材で封着されることを特徴と
する請求項55に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項62】 前記リアプレート側には、第2の封着
材で固定され前記パネルの側面を構成する外枠が設けら
れていることを特徴とする請求項61に記載の画像表示
装置の製造方法。 - 【請求項63】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項62に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項64】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項61〜63
のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項65】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項62又は63に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項66】 前記パネル部材は、更に、前記フェー
スプレートに第2の封着材で固定された前記パネルの側
面を構成する外枠を有し、前記リアプレートと封着され
ることを特徴とする請求項55に記載の画像表示装置。 - 【請求項67】 前記リアプレート側には、前記パネル
部材との封着をなす第1の封着材が設けられていること
を特徴とする請求項66に記載の画像表示装置の製造方
法。 - 【請求項68】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項67に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項69】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項67又は6
8に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項70】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項66〜69のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項71】 前記パネル部材は、更に、前記フェー
スプレートに第2の封着材で固定された前記パネルの側
面を構成する外枠と、該外枠に配置された第1の封着材
とを有し、前記リアプレートと前記第1の封着材で封着
されることを特徴とする請求項55に記載の画像表示装
置。 - 【請求項72】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項71に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項73】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項71又は7
2に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項74】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項71〜73のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項75】 前記パネル部材は、前記パネルの表示
面を構成するフェースプレートと間隔をおいて対向配置
されて前記パネルの背面を構成するリアプレートを有
し、前記フェースプレートと封着されることを特徴とす
る請求項1〜54のいずれかに記載の画像表示装置。 - 【請求項76】 前記フェースプレート側には、前記パ
ネル部材との封着をなす第1の封着材が設けられている
ことを特徴とする請求項75に記載の画像表示装置の製
造方法。 - 【請求項77】 前記フェースプレート側には、第2の
封着材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠
と、該外枠に配置された前記パネル部材との封着をなす
第1の封着材とが設けられていることを特徴とする請求
項75に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項78】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項77に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項79】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項76〜78
のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項80】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項77又は78に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項81】 前記パネル部材は、更に、前記リアプ
レートに配置された第1の封着材を有し、前記フェース
プレートと前記第1の封着材で封着されることを特徴と
する請求項75に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項82】 前記フェースプレート側には、第2の
封着材で固定され前記パネルの側面を構成する外枠が設
けられていることを特徴とする請求項81に記載の画像
表示装置の製造方法。 - 【請求項83】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項82に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項84】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項81〜83
のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項85】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項82又は83に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項86】 前記パネル部材は、更に、前記リアプ
レートに第2の封着材で固定された前記パネルの側面を
構成する外枠を有することを特徴とする請求項75に記
載の画像表示装置。 - 【請求項87】 前記フェースプレート側には、前記パ
ネル部材との封着をなす第1の封着材が設けられている
ことを特徴とする請求項86に記載の画像表示装置の製
造方法。 - 【請求項88】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項87に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項89】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項87又は8
8に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項90】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項86〜89のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項91】 前記パネル部材は、更に、前記リアプ
レートに第2の封着材で固定された前記パネルの側面を
構成する外枠と、該外枠に配置された第1の封着材とを
有し、前記フェースプレートと前記第1の封着材で封着
されることを特徴とする請求項75に記載の画像表示装
置の製造方法。 - 【請求項92】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項91に
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項93】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
いはその合金であることを特徴とする請求項91又は9
2に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項94】 前記第2の封着材は、フリットガラス
であることを特徴とする請求項91〜93のいずれかに
記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項95】 前記フェースプレートは、蛍光体を有
することを特徴とする請求項55〜94のいずれかに記
載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項96】 前記フェースプレートは、蛍光体とメ
タルバックとを有することを特徴とする55〜94のい
ずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項97】 前記リアプレートは、蛍光体励起手段
を有することを特徴とする請求項55〜96のいずれか
に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項98】 前記蛍光体励起手段は、電子放出素子
を有することを特徴とする請求子97に記載の画像表示
装置の製造方法。 - 【請求項99】 画像表示装置の製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有し、 前記工程bは、ゲッタ処理される部材の温度が、前記工
程aにおける加熱温度よりも低い温度にて行われること
を特徴とする画像表示装置の製造方法。 - 【請求項100】前記工程bにおけるゲッタ処理は、搬
入した一方の部材又は搬入した両方の部材のうちの一方
又は両方を加熱しながら行われ、前記加熱温度は前記工
程aにおける加熱温度よりも低いことを特徴とする請求
項99に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項101】 画像表示装置の製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の冷却処理室に真空雰囲気下で
搬入し、冷却処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法。 - 【請求項102】 前記工程bにおける冷却処理室内
で、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材のうち
の一方又は両方に表面浄化処理を行うことを特徴とする
請求項101に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項103】 前記工程bにおける冷却処理室内
で、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材のうち
の一方又は両方に表面浄化処理と、前記冷却処理室内の
ゲッタ処理とを行うことを特徴とする請求項101に記
載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項104】 画像表示装置の製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法。 - 【請求項105】 前記工程bの表面浄化処理室内で、
表面浄化処理室内のゲッタ処理を行うことを特徴とする
請求項104に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項106】 前記工程bの表面浄化処理室内で、
搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材の冷却を行
うことを特徴とする請求項104又は105に記載の画
像表示装置の製造方法。 - 【請求項107】 前記工程cにおけるゲッタ処理は、
搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材のうちの一
方又は両方を加熱しながら行われ、前記加熱温度は前記
工程aにおける加熱温度よりも低いことを特徴とする請
求項101〜106のいずれかに記載の画像表示装置の
製造方法。 - 【請求項108】 画像表示装置の製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第1のゲッタ処理室に真空雰
囲気下で搬入し、前記第1のゲッタ処理室内のゲッタ処
理を行う工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第2のゲッタ処理室に真空雰
囲気下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方
の部材のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 e:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法。 - 【請求項109】 前記工程bの表面浄化処理室内で、
搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材の冷却を行
うことを特徴とする請求項108に記載の画像表示装置
の製造方法。 - 【請求項110】 画像表示装置の製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の冷却処理室に真空雰囲気下で
搬入し、冷却処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気のゲッタ処理室に真空雰囲気下
で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材
のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 e:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法。 - 【請求項111】 前記工程dにおけるゲッタ処理は、
搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材のうちの一
方又は両方を加熱しながら行われ、前記加熱温度は前記
工程aにおける加熱温度よりも低いことを特徴とする請
求項108〜110のいずれかに記載の画像表示装置の
製造方法。 - 【請求項112】 画像表示装置の製造方法において、 a:蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の部材と
蛍光体を配置した基板を含む第2の部材とを真空雰囲気
のベーク処理室に搬入し、加熱してベーク処理する工程
と、 b:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の冷却処理室に真空雰囲気下で
搬入し、冷却処理する工程と、 c:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の表面浄化処理室に真空雰囲気
下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の部
材のうちの一方又は両方を表面浄化処理する工程と、 d:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第1のゲッタ処理室に真空雰
囲気下で搬入し、前記第1のゲッタ処理室内のゲッタ処
理を行う工程と、 e:前記第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は
両方の部材を真空雰囲気の第2ゲッタ処理室に真空雰囲
気下で搬入し、搬入した一方の部材又は搬入した両方の
部材のうちの一方又は両方をゲッタ処理する工程と、 f:前記第1の部材と前記第2の部材とを真空雰囲気の
封着処理室に真空雰囲気下で搬入し、加熱して封着する
工程と、を有することを特徴とする画像表示装置の製造
方法。 - 【請求項113】 前記工程eにおけるゲッタ処理は、
搬入した一方の部材又は搬入した両方の部材のうちの一
方又は両方を加熱しながら行われ、前記加熱温度は前記
工程aにおける加熱温度よりも低いことを特徴とする請
求項112に記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項114】 前記表面浄化処理は、搬入した部材
の表面に電子線を照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項102〜113のいず
れかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項115】 前記表面浄化処理は、搬入した部材
の表面にイオンを照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項102〜113のいず
れかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項116】 前記表面浄化処理は、搬入した部材
の表面に紫外線を照射して前記部材の表面を浄化する処
理であることを特徴とする請求項102〜113のいず
れかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項117】 前記表面浄化処理は、搬入した部材
の表面にプラズマを照射して前記部材の表面を浄化する
処理であることを特徴とする請求項102〜113のい
ずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項118】 前記第1の部材は、蛍光体励起手段
を配置した基板と外枠とを有することを特徴とする請求
項99〜117のいずれかに記載の画像表示装置の製造
方法。 - 【請求項119】 前記第1の部材は、蛍光体励起手段
を配置した基板とスペーサとを有することを特徴とする
請求項99〜117のいずれかに記載の画像表示装置の
製造方法。 - 【請求項120】 前記第1の部材は、蛍光体励起手段
を配置した基板と、外枠と、スペーサとを有することを
特徴とする請求項99〜117のいずれかに記載の画像
表示装置の製造方法。 - 【請求項121】 前記第2の部材は、蛍光体を配置し
た基板と外枠とを有することを特徴とする請求項99〜
117のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項122】 前記第2の部材は、蛍光体を配置し
た基板とスペーサとを有することを特徴とする請求項9
9〜117のいずれかに記載の画像表示装置の製造方
法。 - 【請求項123】 前記第2の部材は、蛍光体を配置し
た基板と、外枠と、スペーサとを有することを特徴とす
る請求項99〜117のいずれかに記載の画像表示装置
の製造方法。 - 【請求項124】 前記ゲッタ処理に用いられるゲッタ
は、蒸発型ゲッタであることを特徴とする請求項99〜
123のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項125】 前記蛍光体励起手段は、電子放出素
子を有することを特徴とする請求項99〜124のいず
れかに記載の画像表示装置の製造方法。 - 【請求項126】 画像表示装置の製造装置において、 真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を配置した基板を含む
第1の部材と蛍光体を配置した基板を含む第2の部材の
うちの一方又は両方の部材をゲッタ処理するためのゲッ
タ処理室と、前記第1の部材と前記第2の部材とを加熱
して封着処理するための封着処理室と、を有するととも
に、前記第1の部材及び前記第2の部材を、前記ゲッタ
処理室から前記封着処理室へと搬送可能な搬送手段を備
え、 前記ゲッタ処理室と前記封着処理室との間には熱遮蔽部
材が設けられていることを特徴とする画像表示装置の製
造装置。 - 【請求項127】 画像表示装置の製造装置において、 真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を配置した基板を含む
第1の部材と蛍光体を配置した基板を含む第2の部材と
を加熱してベーク処理するためのベーク処理室と、前記
第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は両方の部
材をゲッタ処理するためのゲッタ処理室と、を有すると
ともに、前記第1の部材及び前記第2の部材を、前記ベ
ーク処理室から前記ゲッタ処理室へと搬送可能な搬送手
段を備え、 前記ベーク処理室と前記ゲッタ処理室との間には熱遮蔽
部材が設けられていることを特徴とする画像表示装置の
製造装置。 - 【請求項128】 画像表示装置の製造装置において、 真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を配置した基板を含む
第1の部材と蛍光体を配置した基板を含む第2の部材と
を加熱してベーク処理するためのベーク処理室と、前記
第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は両方の部
材をゲッタ処理するためのゲッタ処理室と、前記第1の
部材と前記第2の部材とを加熱して封着処理するための
封着処理室と、を有するとともに、前記第1の部材及び
前記第2の部材を、ベーク処理室、ゲッタ処理室、封着
処理室の順で搬送可能な搬送手段を備え、 前記各処理室間には熱遮蔽部材が設けられていることを
特徴とする画像表示装置の製造装置。 - 【請求項129】 前記熱遮蔽部材は、反射性金属によ
り形成されていることを特徴とする請求項126〜12
8のいずれかに記載の画像表示装置の製造装置。 - 【請求項130】 画像表示装置の製造装置において、 真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を配置した基板を含む
第1の部材と蛍光体を配置した基板を含む第2の部材と
を加熱してベーク処理するためのベーク処理室と、前記
第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は両方の部
材を徐冷するための冷却処理室と、前記第1の部材と前
記第2の部材のうちの一方又は両方の部材をゲッタ処理
するためのゲッタ処理室と、を有するとともに、前記第
1の部材及び前記第2の部材を、前記ベーク処理室、前
記冷却処理室、前記ゲッタ処理室の順に搬送可能な搬送
手段を備えることを特徴とする画像表示装置の製造装
置。 - 【請求項131】 画像表示装置の製造装置において、 真空雰囲気下に、蛍光体励起手段を配置した基板を含む
第1の部材と蛍光体を配置した基板を含む第2の部材と
を加熱してベーク処理するためのベーク処理室と、前記
第1の部材と前記第2の部材のうちの一方又は両方の部
材を徐冷するための冷却処理室と、前記第1の部材と前
記第2の部材のうちの一方又は両方の部材をゲッタ処理
するためのゲッタ処理室と、前記第1の部材と前記第2
の部材とを加熱し封着処理するための封着処理室と、を
有するとともに、前記第1の部材及び前記第2の部材
を、前記ベーク処理室、前記冷却処理室、前記ゲッタ処
理室、前記封着処理室の順に搬送可能な搬送手段とを備
えることを特徴とする画像表示装置の製造装置。 - 【請求項132】 前記ベーク処理室と前記冷却処理室
との間には熱遮蔽部材が設けらていることを特徴とする
請求項130又は131に記載の画像表示装置の製造装
置。 - 【請求項133】 前記ゲッタ処理室と前記封着処理室
との間には熱遮蔽部材が設けられていることを特徴とす
る請求項131に記載の画像表示装置の製造装置。 - 【請求項134】 前記ベーク処理室と前記冷却処理室
との間、及び、前記ゲッタ処理室と前記封着処理室との
間には熱遮蔽部材が設けられていることを特徴とする請
求項131に記載の画像表示装置の製造装置。 - 【請求項135】 前記各処理室間には熱遮蔽部材が設
けられていることを特徴とする請求項130又は131
に記載の画像表示装置の製造装置。 - 【請求項136】 前記熱遮蔽部材は、反射性金属によ
り形成されていることを特徴とする請求項132〜13
5のいずれかに記載の画像表示装置の製造装置。 - 【請求項137】 前記第1の部材は、蛍光体励起手段
を配置した基板と外枠とを有することを特徴とする請求
項126〜136のいずれかに記載の画像表示装置の製
造装置。 - 【請求項138】 前記第1の部材は、蛍光体励起手段
を配置した基板とスペーサとを有することを特徴とする
請求項126〜136のいずれかに記載の画像表示装置
の製造装置。 - 【請求項139】 前記第1の部材は、蛍光体励起手段
を配置した基板と、外枠と、スペーサとを有することを
特徴とする請求項126〜136のいずれかに記載の画
像表示装置の製造装置。 - 【請求項140】 前記第2の部材は、蛍光体を配置し
た基板と外枠とを有することを特徴とする請求項126
〜136のいずれかに記載の画像表示装置の製造装置。 - 【請求項141】 前記第2の部材は、蛍光体を配置し
た基板とスペーサとを有することを特徴とする請求項1
26〜136のいずれかに記載の画像表示装置の製造装
置。 - 【請求項142】 前記第2の部材は、蛍光体を配置し
た基板と、外枠と、スペーサとを有することを特徴とす
る請求項126〜136のいずれかに記載の画像表示装
置の製造装置。 - 【請求項143】 前記ゲッタ処理に用いられるゲッタ
は、蒸発型ゲッタであることを特徴とする請求項126
〜142のいずれかに記載の画像表示装置の製造装置。 - 【請求項144】 前記蛍光体励起手段は、電子放出素
子を有することを特徴とする請求項126〜143のい
ずれかに記載の画像表示装置の製造装置。
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