JP2001337786A - 記憶装置用アダプタ - Google Patents

記憶装置用アダプタ

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JP2001337786A
JP2001337786A JP2000155574A JP2000155574A JP2001337786A JP 2001337786 A JP2001337786 A JP 2001337786A JP 2000155574 A JP2000155574 A JP 2000155574A JP 2000155574 A JP2000155574 A JP 2000155574A JP 2001337786 A JP2001337786 A JP 2001337786A
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Takaharu Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の記憶装置用アダプタでは、LBAモー
ドのアドレスからCHSモードのアドレスへの変換手段
として、乗算回路、除算回路、剰余算回路を用いる構成
を有しており、これは記憶装置用アダプタのコスト面や
処理時間面で課題を有していた。 【解決手段】 LBAアドレス記憶手段111と、CH
Sモードのアドレスのうちのシリンダ番号記憶手段11
2とヘッド番号記憶手段113とセクタ番号記憶手段1
14とからなるCHSアドレス記憶手段110と、セレ
クタ118とを備え、前記記憶手段111〜114を同
時に更新した後、セレクタ118でLBAアドレス記憶
手段111の値かCHSアドレス記憶手段110の値か
を選択することで上記課題を解決することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部記憶装置内の
情報をホストコンピュータで用いるための記憶装置用ア
ダプタの技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な携帯機器が急速に浸透して
おり、それらの携帯機器には一般に他の機器とのデータ
のやりとりを可能にするために、何らかの着脱可能な外
部記憶装置が用いられている場合が大多数である。たと
えば、デジタルカメラでは、ATA規格インタフェース
に準拠しないスマートメディア(登録商標)カードなど
の小型の記憶装置が画像データを保存するためによく利
用されている。この小型の記憶装置に保存された画像デ
ータをパソコンで読み書きできるようにPCカードAT
A規格インタフェースに接続するためによく利用されて
いるPCカードアダプタが、記憶装置用アダプタの代表
例であり、以下、従来例として、図7、8、9、10を
用いて説明する。
【0003】図7は、従来の記憶装置用アダプタである
PCカードアダプタの回路ブロック構成の一例を示す図
であり、図8は、LBAモードのアドレスとCHSモー
ドのアドレスの相関関係を示す図であり、図9は、従来
の記憶装置用アダプタであるPCカードアダプタのアド
レス制御手段の回路ブロック構成の一例を示す図であ
り、図10は、従来の記録装置用アダプタであるPCカ
ードアダプタの動作を示すフロー図である。PCカード
のインタフェースとしては、PCカードATA規格イン
タフェースが用いられる。
【0004】従来、PCカードアダプタは、図7に示す
ように、記憶装置をPCカードアダプタに接続する接続
手段1と、ホストコンピュータのATA規格インタフェ
ースにPCカードアダプタを接続する接続手段2と、ホ
ストコンピュータのATA規格インタフェースを通し
て、ホストコンピュータへデータの受け渡しを行うAT
A規格インタフェース制御手段3と、記憶装置中のメモ
リ領域に記憶されているデータを読み書きする記憶装置
アクセス手段4と、PCカードアダプタ全体の動作を管
理するアダプタ管理部5とで構成されている。
【0005】また、前記アダプタ管理部5は、記憶装置
中のメモリ領域に記憶されているデータから、メモリ領
域の容量やシリンダ数(指定できるシリンダ番号の最大
値)やヘッド数(指定できるヘッド番号の最大値)やト
ラックあたりのセクタ数(指定できるセクタ番号の最大
値)といった情報を算出するアドレスパラメータ検出手
段6と、ホストコンピュータから受けとったアドレス情
報を前記ATA規格インタフェース制御手段3から読み
出し、そのアドレス情報と前記アドレスパラメータ検出
手段6から得た記憶装置中のメモリ領域の各種パラメー
タをもとに、アドレス全般の計算を行うアドレス制御手
段7とからなる。
【0006】PCカードATA規格インタフェースにお
いては、ホストコンピュータは、記憶装置中のメモリ領
域の先頭からセクタ番号を割り当ててアクセスを行うL
BA(論理ブロックアドレス)モードと、シリンダ、ヘ
ッド、セクタの位置を指定してデータの読み書きを行う
CHS(シリンダ・ヘッド・セクタ)モードの2つで記
憶装置中のメモリ領域のデータにアクセス可能である。
【0007】ホストコンピュータが指定するアドレス値
のビット幅は28ビットであり、アドレスがLBAモー
ドのときは、この28ビットがそのままアドレス値とな
り、CHSモードのときは、上位4ビットがヘッド番号
を、中位16ビットがシリンダ番号を、下位8ビットが
セクタ番号をそれぞれ意味する。
【0008】また、前記LBAモードとCHSモードに
は、図8に示す相関関係があり、図8において「*」は
乗算を示す記号、「/」は除算を示す記号、「mod」
は剰余算を示す記号である。
【0009】記憶装置中のメモリ領域に実際に設定する
アドレスは、アダプタ内部でLBAモードのアドレスか
ら生成するので、アダプタ内部ではホストコンピュータ
が指定するアドレスをLBAモードで記憶している。し
たがって、ホストコンピュータが指定するアドレスがC
HSモードのときは、図8に示す変換式を用いて、アダ
プタの内部で一旦CHSモードのアドレスをLBAモー
ドのアドレスに変換する必要がある。
【0010】また、記憶装置中のメモリ領域にアクセス
した後では、記憶装置用アダプタは、ホストコンピュー
タに対して、最後にアクセスした記憶装置中のメモリ領
域のアドレスをホストコンピュータが指定するアドレス
モードで返さなくてはならない。したがって、ホストコ
ンピュータの指定するアドレスがCHSモードのとき
は、図8に示す変換式を用いて、アダプタ内部のLBA
モードのアドレスをCHSモードのアドレスに変換する
必要がある。
【0011】このため、従来のPCカードアダプタのア
ドレス制御手段7は図9に示すように、アドレス記憶手
段40と、記憶装置中のメモリ領域の容量とシリンダ数
とヘッド数とトラック当たりのセクタ数とを記憶するア
ドレスパラメータ記憶部41と、アドレス変更部42
と、アドレスモード判定手段43とで構成され、アドレ
ス変更部42内には、CHSモードのアドレスからLB
Aモードのアドレスへの変換手段61と、LBAモード
のアドレスからCHSモードのアドレスへの変換手段6
2と、アドレス更新手段63とを有する構成となってい
る。
【0012】以下、図10を用いて、従来例であるPC
カードアダプタの動作を説明する。まず、ATA規格イ
ンタフェース制御手段3を介して読み込んだホストコン
ピュータが指定したアドレス値をアドレス記憶手段40
に記憶させる(ステップ80)。次に、ホストコンピュ
ータが指定するアドレスのモードをアドレスモード判定
手段43で判定する(ステップ81) ホストコンピュータが指定するアドレスがCHSモード
であった場合、CHSモードのアドレスからLBAモー
ドのアドレスへの変換手段61を用いて、アドレス記憶
手段40の値をLBAモードのアドレスに変換する(ス
テップ82)。
【0013】次に、記憶装置アクセス手段4により記憶
装置にアクセスしながら、必要に応じてアドレス更新手
段63を用いてアドレス記憶手段40の値を更新する
(ステップ83)。次に、ホストコンピュータが指定す
るアドレスのモードをアドレスモード判定手段43で判
定する(ステップ84)。
【0014】ホストコンピュータが指定するアドレスが
CHSモードであった場合、LBAモードのアドレスか
らCHSモードのアドレスへの変換手段62を用いて、
アドレス記憶手段40の値をCHSモードのアドレスに
変換する(ステップ85)。
【0015】最後に、アドレス記憶手段40の値を、A
TA規格インタフェース制御手段3を介してホストコン
ピュータに返す(ステップ86)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LBA
モードのアドレスからCHSモードのアドレスへの変換
手段62は、図8の変換式にあるとおり、28ビットと
いう多ビットのアドレス値についての乗算、除算、剰余
算をしなければならない。しかも、乗算回路、除算回
路、剰余算回路は大規模であり処理時間もかかるため、
これらを多用する構成の記憶装置用アダプタはコストが
高くなり処理時間がかかるという課題を有していた。
【0017】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、処理回路が大規模で、処理時間がかかっ
ていたLBAモードのアドレスからCHSモードのアド
レスへの変換手段を導入しなくても、LBAモード及び
CHSモードのいずれであってもホストコンピュータか
らアクセス可能である、低コストで高速処理の記憶装置
用アダプタを提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の記憶装置用アダプタは、メ
モリ領域を有する記憶装置をホストコンピュータに接続
する記憶装置用アダプタにおいて、LBAモードのアド
レスを記憶するLBAアドレス記憶手段と、CHSモー
ドのアドレスのうちのシリンダ番号を記憶するシリンダ
番号記憶手段、ヘッド番号を記憶するヘッド番号記憶手
段、及びセクタ番号を記憶するセクタ番号記憶手段から
なるCHSアドレス記憶手段と、前記LBAアドレス記
憶手段の値を更新すると同時に、前記CHSアドレス記
憶手段内の前記シリンダ番号記憶手段の値、前記ヘッド
番号記憶手段の値、及び前記セクタ番号記憶手段の値を
更新するアドレス更新手段と、前記アドレス更新手段に
よる更新後、前記LBAアドレス記憶手段の値と、前記
CHSアドレス記憶手段の3つの値の組とのいずれかを
選択し、前記ホストコンピュータに出力するセレクタと
を有することを特徴とする。このことにより、LBAモ
ードのアドレスからCHSモードのアドレスへの変換手
段を導入する必要がなくなり、LBAモードでもCHS
モードでもホストコンピュータからアクセス可能であ
る、低コストで高速処理の記憶装置用アダプタを提供す
ることができる。
【0019】また、本発明の請求項2記載の記憶装置用
アダプタは、請求項1記載の記憶装置用アダプタであっ
て、記憶装置中のメモリ領域のヘッド数を記憶するヘッ
ド数記憶手段、及びトラック当たりのセクタ数を記憶す
るトラック当りのセクタ数記憶手段をさらに有し、前記
アドレス更新手段は、前記CHSアドレス記憶手段の3
つの値に対してLBAアドレス記憶手段の値を1増やす
のと等価な更新を行うアドレス加算更新手段を含むもの
であり、前記アドレス加算更新手段は、前記LBAアド
レス記憶手段の値を1増やすと同時に、前記ヘッド番号
記憶手段の値と前記ヘッド数記憶手段の値との比較と、
前記セクタ番号記憶手段の値と前記トラック当りのセク
タ数記憶手段の値との比較とを行い、それらの比較結果
に応じて、前記シリンダ番号記憶手段の値と、前記ヘッ
ド番号記憶手段の値と、前記セクタ番号記憶手段の値と
を変更するものであることを特徴とする。このことによ
り、回路が大規模で処理時間もかかっていたLBAモー
ドからCHSモードへのアドレス変換手段を持たなくて
もアドレス値の変換が可能な、低コストで高速処理の記
憶装置用アダプタを提供することができる。
【0020】また、本発明の請求項3記載の記憶装置用
アダプタは、請求項1記載の記憶装置用アダプタであっ
て、記憶装置中のメモリ領域の容量を記憶するメモリ領
域容量記憶手段、及びシリンダ数を記憶するシリンダ数
記憶手段をさらに有し、前記アドレス更新手段は、前記
LBAアドレス記憶手段の値と、前記CHSアドレス記
憶手段の3つの値とを規定の値に更新するアドレス代入
更新手段を含むものであり、前記アドレス代入更新手段
は、前記LBAアドレス記憶手段の値を前記メモリ領域
容量記憶手段の値に変更すると同時に、前記シリンダ番
号記憶手段の値を前記シリンダ数記憶手段の値に変更
し、前記ヘッド番号記憶手段の値を0とし、前記セクタ
番号記憶手段の値を1とするものであることを特徴とす
る。このことにより、ホストコンピュータからのアクセ
スがLBAモード及びCHSモードのいずれであっても
記憶装置中のメモリ領域の容量を知ることができる低コ
ストで高速処理の記憶装置用アダプタを提供することが
できる。
【0021】また、本発明の請求項4記載の記憶装置用
アダプタは、請求項1記載の記憶装置用アダプタであっ
て、記憶装置中のメモリ領域のヘッド数を記憶するヘッ
ド数記憶手段、トラック当たりのセクタ数を記憶するト
ラック当りのセクタ数記憶手段、容量を記憶するメモリ
領域容量記憶手段、及びシリンダ数を記憶するシリンダ
数記憶手段をさらに有し、前記アドレス更新手段は、前
記CHSアドレス記憶手段の3つの値に対してLBAア
ドレス記憶手段の値を1増やすのと等価な更新を行うア
ドレス加算更新手段と、前記LBAアドレス記憶手段の
値と、前記CHSアドレス記憶手段の3つの値とを規定
の値に更新するアドレス代入更新手段とを含むものであ
り、前記アドレス加算更新手段は、前記LBAアドレス
記憶手段の値を1増やすと同時に、前記ヘッド番号記憶
手段の値と前記ヘッド数記憶手段の値との比較と、前記
セクタ番号記憶手段の値と前記トラック当りのセクタ数
記憶手段の値との比較とを行い、それらの比較結果に応
じて、前記シリンダ番号記憶手段の値と、前記ヘッド番
号記憶手段の値と、前記セクタ番号記憶手段の値とを変
更するものであり、前記アドレス代入更新手段は、前記
LBAアドレス記憶手段の値を前記メモリ領域容量記憶
手段の値に変更すると同時に、前記シリンダ番号記憶手
段の値を前記シリンダ数記憶手段の値に変更し、前記ヘ
ッド番号記憶手段の値を0とし、前記セクタ番号記憶手
段の値を1とするものであることを特徴とする。このこ
とにより、ホストコンピュータからのアクセスがLBA
モード及びCHSモードのいずれであっても、回路が大
規模で処理時間もかかっていたLBAモードからCHS
モードへのアドレス変換手段を持たなくてもアドレス値
の変換が可能な、さらにホストコンピュータからのアク
セスがLBAモード及びCHSモードのいずれであって
も、記憶装置中のメモリ領域の容量を知ることができる
低コストで高速処理の記憶装置用アダプタを提供するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本実施の形態1
においては、記憶装置用アダプタとして、PCカードA
TA規格インタフェースに接続・着脱可能で、ノートパ
ソコン等のホストコンピュータと情報のやりとりをする
PCカードアダプタを例に用いて、図1から図7を参照
しながら説明する。
【0023】まず、図1、7を用いて、本実施の形態1
におけるPCカードアダプタの構成を説明する。図1
は、本発明の実施の形態1における、PCカードアダプ
タ内のアドレス制御手段7の回路ブロックの一構成例を
示す図である。PCカードアダプタは、従来例と同じく
図7の構成をとり、その中のアドレス制御手段7につい
てのみ、本発明を適用するものである。
【0024】図1において、本実施の形態1におけるア
ドレス制御手段7は、LBAモードのアドレスを記憶す
るLBAアドレス記憶手段111と、CHSモードのア
ドレスを記憶するCHSアドレス記憶手段110と、ア
ドレスパラメータ記憶部115と、アドレス変更部11
6と、アドレスモード判定手段117と、前記アドレス
モード判定手段117の判定結果に応じて出力が変化す
るセレクタ118とで構成される。
【0025】CHSアドレス記憶手段110は、CHS
モードのアドレスのシリンダ番号を記憶するシリンダ番
号記憶手段112と、ヘッド番号を記憶するヘッド番号
記憶手段113と、セクタ番号を記憶するセクタ番号記
憶手段114とからなり、アドレスパラメータ記憶部1
15は、記憶装置中のメモリ領域の容量を記憶するメモ
リ領域容量記憶手段121と、シリンダ数を記憶するシ
リンダ数記憶手段122と、ヘッド数を記憶するヘッド
数記憶手段123と、トラック当たりのセクタ数を記憶
するトラック当たりのセクタ数記憶手段124とからな
る。
【0026】アドレス変更部116は、CHSモードの
アドレスからLBAモードのアドレスへの変換手段13
1と、LBAアドレス記憶手段111の値を更新すると
同時に、CHSアドレス記憶手段110の3つの値(シ
リンダ番号記憶手段112の値,ヘッド番号記憶手段1
13の値,セクタ番号記憶手段114の値)を更新する
アドレス更新手段132とを備え、前記アドレス更新手
段132は、LBAのアドレス記憶手段111の値を1
増やすと同時に、シリンダ番号記憶手段112の値とヘ
ッド番号記憶手段113の値とセクタ番号記憶手段11
4の値も等価な更新を行うアドレス加算更新手段132
aと、LBAアドレス記憶手段111の値とシリンダ番
号記憶手段112の値とヘッド番号記憶手段113の値
とセクタ番号記憶手段114の値とを規定の値に同時に
更新を行うアドレス代入更新手段132bとからなる。
【0027】ここで、図2、3を用いて、前記アドレス
加算更新手段132aと前記アドレス代入更新手段13
2bの回路について説明する。図2は、本実施の形態1
におけるアドレス加算更新手段132aの回路ブロック
の一構成例であり、図3は、実施の形態1におけるアド
レス代入更新手段132bの回路ブロックの一構成例で
ある。
【0028】まず、図2において、アドレス加算更新手
段132aは、2入力1出力の比較器151,152
と、入力を−1して出力する減算器153と、入力を+
1して出力する加算器154〜157と、2つの入力の
どちらか一方を制御信号で選択して出力するセレクタ1
58〜160と、前記比較器151,152の値によっ
て前記セレクタ158〜160の出力信号を制御する制
御信号を出力するデコード手段161とで構成される。
【0029】上記のように構成されたアドレス加算更新
手段132aは、起動されるたびに以下の動作を行うこ
とにより、LBAアドレス記憶手段の値を1増やして更
新すると同時にCHSアドレス記憶手段の3つの値も、
それと等価な更新を行う。
【0030】アドレス加算更新手段132aが起動する
と、比較器151にてヘッド番号記憶手段113の値と
減算器153の出力値を比較し、前記2つの記憶手段の
値が等しければ「1」を出力し、そうでなければ「0」
を出力する。同時に、比較器152によってセクタ番号
記憶手段114の値とトラック当たりのセクタ数記憶手
段124の値を比較し、前記2つの記憶手段の値が等し
ければ「1」を出力し、そうでなければ「0」を出力す
る。
【0031】次に、デコード手段161によって、比較
器151の出力と比較器152の出力とから、セレクタ
158〜160の動作をコントロールする。具体的に
は、比較器151と152の出力がともに「1」であれ
ば、セレクタ158の入力Cの値を「1」かつセレクタ
159,160の入力Cの値を「0」とし、比較器15
1の出力が「0」で比較器152の出力が「1」であれ
ば、セレクタ159の入力Cの値を「1」かつセレクタ
158,160の入力Cの値を「0」とし、比較器15
2の出力が「0」であればセレクタ158,159の入
力Cの値を「0」かつセレクタ160の入力Cの値を
「1」とする。
【0032】セレクタ158〜160は、入力Cの値が
「0」であれば入力Aを出力とし、入力Cの値が「1」
であれば入力Bを出力とするものである。したがって、
セレクタ158の入力Cの値が「0」であれば、シリン
ダ番号記憶手段112の値は更新せず、入力Cの値が
「1」であれば、シリンダ番号記憶手段112の値を加
算器155によって+1した値をシリンダ番号記憶手段
112の新たな値とする。同様にして、ヘッド番号記憶
手段113、セクタ番号記憶手段114についても行
う。
【0033】つまり、前記アドレス加算更新手段132
aは、LBAアドレス記憶手段111の値を1増やすご
とに、CHSアドレス記憶手段110内の記憶手段11
2〜114について、次の〜を行うことにより、L
ABモードのアドレスを更新すると同時にCHSモード
のアドレスを変更する。 ヘッド番号記憶手段113の値と減算器153(ヘ
ッド数記憶手段123の値−1)の値が等しく、かつセ
クタ番号記憶手段114の値とトラック当たりのセクタ
数記憶手段124の値が等しい場合、シリンダ番号記憶
手段112の値を1増やし、ヘッド番号記憶手段113
の値を0とし、セクタ番号記憶手段114の値を1とす
る。 ヘッド番号記憶手段113の値と減算器153(ヘ
ッド数記憶手段123の値−1)の値が等しくなく、か
つセクタ番号記憶手段114の値とトラック当たりのセ
クタ数記憶手段124の値が等しい場合、シリンダ番号
記憶手段112の値はそのままにし、ヘッド番号の記憶
手段113の値を1増やし、セクタ番号記憶手段114
の値を1とする。 のどちらにも該当しない場合、シリンダ番号記
憶手段112の値とヘッド番号記憶手段113の値はそ
のままにし、セクタ番号記憶手段114の値を1増や
す。
【0034】次に、図3を用いて、アドレス代入更新手
段132bについて説明する。図3において、アドレス
代入更新手段132bは、第一のスイッチ171と、第
二のスイッチ172と、第三のスイッチ173と、第四
のスイッチ174とで構成され、前記スイッチ171〜
174は通常OFF(開放)されており、アドレス代入
更新手段132bが起動されるたびにON(接続)とな
ることにより、ホストコンピュータからのアドレス値を
規定の値に更新する。つまり、LBAアドレス記憶手段
111の値をメモリ領域容量記憶手段121の値に変更
すると同時に、シリンダ番号記憶手段112の値をシリ
ンダ数記憶手段122の値に変更し、ヘッド番号記憶手
段113の値を「0」とし、セクタ番号記憶手段114
の値を「1」とする。
【0035】次に、本実施の形態1の記憶装置用アダプ
タの動作を、2つの具体例(A.ホストコンピュータが
指定したアドレスから3セクタのデータをリードする要
求を出した場合、B.ホストコンピュータがメモリ領域
の容量を返答値とする要求を出した場合)を挙げて説明
する。
【0036】以下の説明では、前記記憶手段に記憶させ
る値は16進数表記とし、末尾に「h」をつける。ま
た、LBAアドレス記憶手段111のビット幅は28ビ
ット、シリンダ番号記憶手段112のビット幅は16ビ
ット、ヘッド番号記憶手段113のビット幅は4ビッ
ト、セクタ番号記憶手段114のビット幅は8ビットと
する。また、前記2つの具体例において、本実施の形態
1の記憶装置用アダプタが動作を行う前段階で、アドレ
スパラメータ検出手段6によりメモリ領域容量記憶手段
121に「00001EC0h」が、シリンダ数記憶手
段122に「007Bh」が、ヘッド数記憶手段123
に「02h」が、トラック当たりのセクタ数記憶手段1
24に「20h」がそれぞれ設定されているとする。ま
た、データの転送単位はセクタ単位であり、1セクタは
512バイトであるとする。
【0037】A.ホストコンピュータが指定したメモリ
領域のアドレスから3セクタのデータをリードする要求
を出した場合図4、5を用いて、ホストコンピュータが
指定したメモリ領域のアドレスから3セクタのデータを
リードする要求を出した場合について説明する。図4は
本実施の形態1における記憶装置用アダプタの動作を示
すフロー図、図5は本実施の形態1におけるアドレス更
新の状態を示す図であり、このとき、ホストコンピュー
タが発行したアドレス値は「100011Fh」で、ア
ドレッシングモードはCHSモードであるとする。これ
は、ホストコンピュータが指定したアドレスはCHSモ
ードであり、シリンダ番号=0001h、ヘッド番号=
1h、セクタ番号=1Fhであることを意味する。
【0038】まず、アドレス制御手段7は、ATA規格
インタフェース制御手段3を介してホストコンピュータ
から読み込んだアドレスがLBAモードであろうと、C
HSモードであろうと、その値を記憶手段111〜11
4に書き込む。具体的には、アドレス値「100011
Fh」をLBAアドレス記憶手段111に書き込むと同
時に、アドレス値の上位4ビット「1h」をヘッド番号
記憶手段113に、アドレス値の中位16ビット「00
01h」をシリンダ番号記憶手段112に、アドレス値
の下位8ビット「1Fh」をセクタ番号記憶手段114
にそれぞれ書き込む(ステップ200)。
【0039】次に、ホストコンピュータが指定している
アドレッシングモードを、アドレスモード判定手段11
7で判定する(ステップ201)。今回の場合はCHS
モードであるので、CHSモードのアドレスからLBA
モードのアドレスへの変換手段131を用いてLBAア
ドレス記憶手段111に記憶されている値をLBAモー
ドのアドレスに変換する(ステップ202)。このと
き、LBAアドレス記憶手段111の値は「00000
07Eh」となる。
【0040】次に、記憶装置アクセス手段4を起動し、
ホストコンピュータが要求する3セクタ分だけ、記憶装
置のメモリ領域からデータをリードしホストコンピュー
タに転送する。このとき、1セクタ転送完了毎に(最終
セクタのデータ転送完了後は除く)、アドレス加算更新
手段132aを起動して記憶手段111〜114の値を
更新する(ステップ203)。アドレス加算更新手段1
32aを起動するたびに、記憶手段111〜114の値
は図5に示すように更新される。ここでLBAモードの
アドレスとCHSモードのアドレスが同時に更新された
ことになる。図5に示すように、データ転送後のLBA
アドレス記憶手段111の値は「0000080h」、
シリンダ番号の記憶手段112の値は「0002h」、
ヘッド番号の記憶手段113の値は「0h」、セクタ番
号の記憶手段114の値は「01h」となる。
【0041】次に、ホストコンピュータが指定している
アドレッシングモードを、アドレスモード判定手段11
7で判定する(ステップ204)。今回はCHSモード
なので、シリンダ番号記憶手段112の値とヘッド番号
の記憶手段113の値とセクタ番号記憶手段114の値
からなるCHSアドレス記憶手段の値をセレクタ118
の出力として、ATA規格インタフェース制御手段3を
介してホストコンピュータに返す。(ステップ20
5)。
【0042】今回の動作例にはあてはまらないが、ステ
ップ204の段階で、アドレスモード判定手段117で
LBAモードと判定した場合、LBAアドレス記憶手段
111の値をセレクタ118の出力として、ATA規格
インタフェース制御手段3を介してホストコンピュータ
に返す(ステップ206)。
【0043】以上のステップによりホストコンピュータ
は、PCカードアダプタが出力したアドレス値を読み込
むことで、メモリ領域を最後にアクセスした場所を認知
することができる。以上のように、LBAアドレス記憶
手段の値を1増やすと同時に、ヘッド番号記憶手段の値
とヘッド数記憶手段の値との比較と、セクタ番号記憶手
段の値とトラック当たりのセクタ数記憶手段の値との比
較とを行い、それらの比較結果に応じて、シリンダ番号
記憶手段の値、ヘッド番号記憶手段の値、及びセクタ番
号記憶手段の値とを変更する手段とを備えた構成をとる
ことで、LBAモードのアドレスからCHSモードのア
ドレスへの変換手段を用いなくても、LBAモード及び
CHSモードのいずれであってもホストコンピュータか
らアクセス可能となる、低コストで高速処理の記憶装置
用アダプタを提供することができる。
【0044】B.ホストコンピュータが記憶装置のメモ
リ領域の容量を返答値とする要求を出した場合図6を用
いて、ホストコンピュータが、メモリ領域の容量(メモ
リ領域容量記憶手段121の値)をアドレスの返答値と
することを要求した場合について説明する。このときの
ホストコンピュータが指定するアドレスはCHSモード
であるとする。
【0045】まず、アドレス制御手段7は、そのアドレ
スがLBAモードであろうと、CHSモードであろう
と、ホストコンピュータが設定したアドレス値を記憶手
段111〜114に書き込む。具体的には、ホストコン
ピュータが設定したアドレス値をLBAモードのアドレ
ス記憶手段111に書き込むと同時に、アドレス値の上
位4ビットをヘッド番号記憶手段113に、アドレス値
の中位16ビットをシリンダ番号記憶手段112に、ア
ドレス値の下位8ビットをセクタ番号記憶手段114に
それぞれ書き込む(ステップ220)。
【0046】次に、ホストコンピュータが指定している
アドレッシングモードを、アドレスモード判定手段11
7で判定する(ステップ221)。今回の場合はCHS
モードであるので、CHSモードのアドレスからLBA
モードのアドレスへの変換手段131を用いてLBAア
ドレス記憶手段111の値をLBAモードのアドレスに
変換する(ステップ222)。
【0047】次に、アドレス代入更新手段132bを起
動して、LBAアドレス記憶手段111の値をメモリ領
域容量記憶手段121の値「00001EC0h」に変
更すると同時に、シリンダ番号記憶手段112の値をシ
リンダ数記憶手段122の値「007Bh」に変更し、
ヘッド番号記憶手段113の値を「0h」とし、セクタ
番号記憶手段114の値を「01h」とする操作を行う
(ステップ223)。ここでLBAモードのアドレスと
CHSモードのアドレスが同時に更新される。
【0048】次に、ホストコンピュータが指定している
アドレッシングモードを、アドレスモード判定手段11
7で判定する(ステップ224)。今回はCHSモード
なので、CHSアドレス記憶手段の3つの値(シリンダ
番号記憶手段112の値,ヘッド番号記憶手段113の
値,セクタ番号記憶手段114の値)をセレクタ118
の出力として、ATA規格インタフェース制御手段3を
介してホストコンピュータに返す(ステップ225)。
【0049】今回の動作例にはあてはまらないが、ステ
ップ224の段階で、もしアドレスモード判定手段11
7でLBAモードと判定したら、LBAアドレス記憶手
段111の値をセレクタ118の出力として、ATA規
格インタフェース制御手段3を介してホストコンピュー
タに返す。(ステップ226)。
【0050】以上のステップによりホストコンピュータ
は、PCカードアダプタが出力したアドレス値を読み込
むことで、記憶装置中のメモリ領域の容量を認知するこ
とができる。以上のように、LBAアドレス記憶手段の
値をメモリ領域容量記憶手段の値に変更すると同時に、
シリンダ番号記憶手段の値をシリンダ数記憶手段の値に
変更し、ヘッド番号記憶手段の値を0とし、セクタ番号
記憶手段の値を1とする手段とを備えた構成をとること
で、LBAモードのアドレスからCHSモードのアドレ
スへの変換手段を用いなくても、ホストコンピュータか
らのアクセスがLBAモード及びCHSモードのいずれ
であっても、記憶装置のメモリ領域容量を知ることが可
能である、低コストで高速処理の記憶装置用アダプタを
提供することができる。
【0051】また、本実施の形態1においては、ホスト
コンピュータとのインタフェースとして、PCカードA
TA規格インタフェースをイメージして記載している
が、IDEインタフェース等ほかの規格をインタフェー
スとする記憶装置用アダプタに本発明を適用しても同様
の効果が得られる。よって、本発明はPCカードアダプ
タのみに限定されるものではなく、記憶装置用アダプタ
全般に及ぶものである。さらに、本実施の形態1におい
ては、アドレスのモードを1回1回読み込んで判定して
いるが、記憶装置用アダプタの内部でこの情報を格納し
てもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明の記憶装置用アダ
プタは、LBAモードのアドレスを記憶するLBAアド
レス記憶手段と、CHSモードのアドレスのうちシリン
ダ番号を記憶するシリンダ番号記憶手段、ヘッド番号を
記憶するヘッド番号記憶手段、及びセクタ番号を記憶す
るセクタ番号記憶手段からなるCHSアドレス記憶手段
と、前記LBAアドレス記憶手段の値を更新すると同時
に、前記CHSアドレス記憶手段内の前記シリンダ番号
記憶手段の値、前記ヘッド番号記憶手段の値、及び前記
セクタ番号記憶手段の値を更新するアドレス更新手段
と、前記アドレス更新手段による更新後、前記LBAア
ドレス記憶手段の値と、前記CHSアドレス記憶手段の
3つの値の組とのいずれかを選択し、前記ホストコンピ
ュータに出力するセレクタとを備えた構成をとり、前記
アドレス更新手段は、前記LBAアドレス記憶手段の値
を1増やすと同時に、前記ヘッド番号記憶手段の値と前
記ヘッド数記憶手段の値との比較と、前記セクタ番号記
憶手段の値と前記トラック当りのセクタ数記憶手段の値
との比較とを行い、それらの比較結果に応じて、前記シ
リンダ番号記憶手段の値と、前記ヘッド番号記憶手段の
値と、前記セクタ番号記憶手段の値とを変更するアドレ
ス加算更新手段であることにより、LBAモードのアド
レスからCHSモードのアドレスへの変換手段を導入し
なくても、LBAモード及びCHSモードのいずれであ
ってもホストコンピュータからアクセス可能である、低
コストで高速処理の記憶装置用アダプタを提供すること
ができる。
【0053】また、本発明の記憶装置用アダプタにおい
て前記アドレス更新手段は、前記LBAアドレス記憶手
段の値を前記メモリ領域容量記憶手段の値に変更すると
同時に、前記シリンダ番号記憶手段の値を前記シリンダ
数記憶手段の値に変更し、前記ヘッド番号記憶手段の値
を0とし、前記セクタ番号記憶手段の値を1とするアド
レス代入更手段であることにより、LBAモードのアド
レスからCHSモードのアドレスへの変換手段を導入し
なくても、ホストコンピュータからのアクセスがLBA
モード及びCHSモードのいずれであっても記憶装置の
メモリ領域容量を知ることができる、低コストで高速処
理の記憶装置用アダプタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1におけるアドレス制御手段7の
回路のブロック構成の一例を示す図である。
【図2】本実施の形態1における、アドレス加算更新手
段132aの回路のブロック構成の一例を示す図であ
る。
【図3】本実施の形態1における、アドレス代入更新手
段132bの回路のブロック構成の一例を示す図であ
る。
【図4】本実施の形態1における、アドレス加算更新手
段132aが起動したときの記憶装置用アダプタの動作
を示すフロー図である。
【図5】本実施の形態1における、アドレスの更新の状
態を示す図である。
【図6】本実施の形態1における、アドレス代入更新手
段132bが起動したときの記憶装置用アダプタの動作
を示すフロー図である。
【図7】従来の記憶装置用アダプタの回路ブロック構成
の一例を示す図である。
【図8】LBA⇔CHS変換の式を示す図である。
【図9】従来の記憶装置用アダプタのアドレス制御手段
の回路ブロック構成を示す図である。
【図10】従来の記憶装置用アダプタにおける動作を示
すフロー図である。
【符号の説明】
7 アドレス制御手段 110 CHSアドレス記憶手段 111 LBAアドレス記憶手段 112 シリンダ番号記憶手段 113 ヘッド番号記憶手段 114 セクタ番号記憶手段 121 メモリ領域容量記憶手段 122 シリンダ数記憶手段 123 ヘッド数記憶手段 124 トラック当たりのセクタ数記憶手段 132 アドレス更新手段 132a アドレス加算更新手段 132b アドレス代入更新手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ領域を有する記憶装置をホストコ
    ンピュータに接続する記憶装置用アダプタにおいて、 LBAモードのアドレスを記憶するLBAアドレス記憶
    手段と、 CHSモードのアドレスのうちのシリンダ番号を記憶す
    るシリンダ番号記憶手段、ヘッド番号を記憶するヘッド
    番号記憶手段、及びセクタ番号を記憶するセクタ番号記
    憶手段からなるCHSアドレス記憶手段と、 前記LBAアドレス記憶手段の値を更新すると同時に、
    前記CHSアドレス記憶手段内の前記シリンダ番号記憶
    手段の値、前記ヘッド番号記憶手段の値、及び前記セク
    タ番号記憶手段の値を更新するアドレス更新手段と、 前記アドレス更新手段による更新後、前記LBAアドレ
    ス記憶手段の値と、前記CHSアドレス記憶手段の3つ
    の値の組とのいずれかを選択し、前記ホストコンピュー
    タに出力するセレクタとを有する、 ことを特徴とする記憶装置用アダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記憶装置用アダプタであ
    って、 記憶装置中のメモリ領域のヘッド数を記憶するヘッド数
    記憶手段、及びトラック当たりのセクタ数を記憶するト
    ラック当りのセクタ数記憶手段をさらに有し、 前記アドレス更新手段は、前記CHSアドレス記憶手段
    の3つの値に対してLBAアドレス記憶手段の値を1増
    やすのと等価な更新を行うアドレス加算更新手段を含む
    ものであり、 前記アドレス加算更新手段は、前記LBAアドレス記憶
    手段の値を1増やすと同時に、前記ヘッド番号記憶手段
    の値と前記ヘッド数記憶手段の値との比較と、前記セク
    タ番号記憶手段の値と前記トラック当りのセクタ数記憶
    手段の値との比較とを行い、それらの比較結果に応じ
    て、前記シリンダ番号記憶手段の値と、前記ヘッド番号
    記憶手段の値と、前記セクタ番号記憶手段の値とを変更
    するものである、 ことを特徴とする記憶装置用アダプタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記憶装置用アダプタであ
    って、 記憶装置中のメモリ領域の容量を記憶するメモリ領域容
    量記憶手段、及びシリンダ数を記憶するシリンダ数記憶
    手段をさらに有し、 前記アドレス更新手段は、前記LBAアドレス記憶手段
    の値と、前記CHSアドレス記憶手段の3つの値とを規
    定の値に更新するアドレス代入更新手段を含むものであ
    り、 前記アドレス代入更新手段は、前記LBAアドレス記憶
    手段の値を前記メモリ領域容量記憶手段の値に変更する
    と同時に、前記シリンダ番号記憶手段の値を前記シリン
    ダ数記憶手段の値に変更し、前記ヘッド番号記憶手段の
    値を0とし、前記セクタ番号記憶手段の値を1とするも
    のである、 ことを特徴とする記憶装置用アダプタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記憶装置用アダプタであ
    って、 記憶装置中のメモリ領域のヘッド数を記憶するヘッド数
    記憶手段、トラック当たりのセクタ数を記憶するトラッ
    ク当りのセクタ数記憶手段、容量を記憶するメモリ領域
    容量記憶手段、及びシリンダ数を記憶するシリンダ数記
    憶手段をさらに有し、 前記アドレス更新手段は、 前記CHSアドレス記憶手段の3つの値に対してLBA
    アドレス記憶手段の値を1増やすのと等価な更新を行う
    アドレス加算更新手段と、 前記LBAアドレス記憶手段の値と、前記CHSアドレ
    ス記憶手段の3つの値とを規定の値に更新するアドレス
    代入更新手段とを含むものであり、 前記アドレス加算更新手段は、前記LBAアドレス記憶
    手段の値を1増やすと同時に、前記ヘッド番号記憶手段
    の値と前記ヘッド数記憶手段の値との比較と、前記セク
    タ番号記憶手段の値と前記トラック当りのセクタ数記憶
    手段の値との比較とを行い、それらの比較結果に応じ
    て、前記シリンダ番号記憶手段の値と、前記ヘッド番号
    記憶手段の値と、前記セクタ番号記憶手段の値とを変更
    するものであり、 前記アドレス代入更新手段は、前記LBAアドレス記憶
    手段の値を前記メモリ領域容量記憶手段の値に変更する
    と同時に、前記シリンダ番号記憶手段の値を前記シリン
    ダ数記憶手段の値に変更し、前記ヘッド番号記憶手段の
    値を0とし、前記セクタ番号記憶手段の値を1とするも
    のである、 ことを特徴とする記憶装置用アダプタ。
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