JP2003297088A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003297088A
JP2003297088A JP2002093148A JP2002093148A JP2003297088A JP 2003297088 A JP2003297088 A JP 2003297088A JP 2002093148 A JP2002093148 A JP 2002093148A JP 2002093148 A JP2002093148 A JP 2002093148A JP 2003297088 A JP2003297088 A JP 2003297088A
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JP2002093148A
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Hiroshi Horiuchi
浩 堀内
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】外部装置側の負荷を軽減し、外部装置のアドレ
スでそのままアクセスすることのできる半導体装置の提
供。 【解決手段】本発明に係わる半導体記憶装置は、メモリ
と、外部から論理アドレスを受信して前記論理アドレス
に対応する物理アドレスを決定しその物理アドレスに対
応する前記メモリ上の記憶領域にアクセスする手段とを
備える。また、論理アドレスに対応する物理アドレスを
決定するために両者の対応付けをメモリに記憶すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリを
有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の一つとして、フラッシ
ュメモリ10がある。一般に、フラッシュメモリ10に
アクセスするデジタルカメラなどの外部装置24は、ア
クセス先となるフラッシュメモリ10上のデータを、O
Sにて使用する論理フォーマット上のアドレスである論
理アドレスで管理している。例えばフラッシュメモリ1
0の場合には、同一アドレスへのアクセスの極端な集中
を避けるため論理アドレスとメモリ上の実際の記憶アド
レスである物理アドレスの対応を動的に変化させる手法
がある。このためフラッシュメモリ10の実記憶領域に
アクセスする場合には、前記論理アドレスと、フラッシ
ュメモリ10上の実記憶領域を特定する物理アドレスと
の間の変換が必要である。
【0003】論理アドレスと物理アドレスの変換は、図
12に示すとおりフラッシュメモリ10の管理情報27
を一通りアクセスし、ワークメモリ26内にアドレス変
換テーブル25を作成し、これを元に行われる。外部装
置24は、例えば、フラッシュメモリ10のアクセス時
等に外部装置24上のワークメモリ26からアドレス変
換テーブル25を読み出し、これを利用してフラッシュ
メモリ10へのアクセスを行う。
【0004】図10は、外部装置24がフラッシュメモ
リ10にアクセスする際の動作を説明するタイミングチ
ャートである。まず、外部装置24は、外部装置24上
のワークメモリ26からアドレス変換テーブル25を読
み出す。つぎに外部装置24は、アクセスしようとする
論理アドレスに対応する物理アドレスを、前記テーブル
17を利用して求め、その物理アドレスによりフラッシ
ュメモリ10の記憶領域にアクセスし、目的のデータを
読み出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の読み
出し処理においては、初期化の度にメモリ全体の管理情
報27をワークメモリに蓄積し、アクセス時には必ずア
ドレス変換作業が必要となるので煩雑であり、外部装置
24からフラッシュメモリ10へのアクセス速度を低下
させる要因となっている。また、論理アドレスから物理
アドレスへの変換処理を、外部装置24側で行っている
ため、外部装置24側に負荷が生じることになる。
【0006】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、外部装置側の負荷を軽減し、外部装置のアドレ
スでそのままアクセスすることのできる半導体記憶装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の主たる本発明は、メモリと、外部から第一のアドレス
を受信して前記第一のアドレスに対応する第二のアドレ
スを決定しその第二のアドレスに対応する前記メモリ上
の記憶領域にアクセスする手段と、を備えることを特徴
とする半導体記憶装置である。
【0008】本発明の他の特徴については、添付図面及
び本明細書の記載により明らかにする。
【0009】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 以下の開示により、少なくとも次のことが明らかにされ
る。
【0010】メモリと、外部から第一のアドレスを受信
して前記第一のアドレスに対応する第二のアドレスを決
定しその第二のアドレスに対応する前記メモリ上の記憶
領域にアクセスする手段と、を備えることを特徴とする
半導体記憶装置。
【0011】なお、前記第一のアドレスは論理アドレ
ス、前記第二のアドレスは物理アドレスである。
【0012】また、前記半導体記憶装置であって、第一
のアドレスと第二のアドレスとの対応づけを記憶し、受
信した前記第一のアドレスを前記対応づけに対照するこ
とで前記第二のアドレスを決定する手段を備えてもよ
い。
【0013】あるいは、受信した前記第一のアドレスを
入力パラメータとするアルゴリズムにより前記第二のア
ドレスを決定する手段を備えてもよい。
【0014】また、前記半導体記憶装置であって、外部
から第一のアドレスと書き込みデータとを受信して前記
第一のアドレスに基づいて決定した第二のアドレスで指
定される前記メモリ上の記憶領域に前記書き込みデータ
を記憶してもよい。
【0015】また、前記半導体記憶装置であって、外部
から第一のアドレスと複数単位の書き込みデータとを受
信して前記第一のアドレスに基づいて決定した第二のア
ドレスで指定される前記メモリ上の領域に前記複数単位
の書き込みデータを記憶してもよい。
【0016】好ましくは、前記複数単位の書き込みデー
タに、複数のデータフォーマットの異なるデータが含ま
れてもよいし、前記複数単位の書き込みデータの記憶先
を指定する前記第二のアドレスを、前記メモリ上の連続
した領域に決定してもよい。
【0017】また、前記半導体記憶装置であって、前記
メモリ上の記憶領域についての使用・未使用状態を記憶
する手段を備え、前記使用・未使用状態から把握される
未使用領域に対応するアドレスを前記第二のアドレスと
して決定する手段を備えてもよい。
【0018】また、前記未使用領域に対応する前記第二
のアドレスを、前記メモリ上のデータ格納位置の使用回
数が平均化されるように決定する手段を備えてもよい。
【0019】好ましくは、前記第二のアドレスを、適宜
なタイミングで設定値分だけ変化させることとしてもよ
いし、あるいは適宜なタイミングでランダムに変更して
もよい。
【0020】また、前記半導体記憶装置であって、前記
メモリ上の記憶領域についての正常・欠陥状態を記憶す
る手段を備え、前記正常・欠陥状態から把握される正常
な記憶領域に対応する第二のアドレスに前記書き込みデ
ータを記憶してもよい。
【0021】また、前記書き込みデータを前記メモリ上
に記憶した後、書き込み完了通知を外部に出力してもよ
い。
【0022】また、前記半導体記憶装置であって、外部
から第一のアドレスと範囲指定情報と更新データと更新
位置指定情報とを受信し、前記メモリ上の記憶領域につ
いての使用・未使用状態を記憶し、前記使用・未使用情
報に基づいて前記メモリ上の未使用領域を確保し、前記
第一のアドレスに基づいて決定した第二のアドレスと前
記範囲指定情報とで指定される前記メモリ上の記憶領域
に記憶されているデータのうちの前記更新位置指定情報
で指定される領域のデータを前記更新データで置き換え
たデータを前記確保した前記未使用領域に記憶し、前記
第二のアドレスと前記範囲指定情報とで指定される前記
記憶領域に未使用状態を示すデータを記憶するとともに
当該記憶領域に対応する前記使用・未使用状態の内容を
未使用に変更してもよいし、必要に応じて前述した一連
の処理の完了を外部に通知してもよい。
【0023】また、前記半導体記憶装置であって、外部
から第一のアドレスと範囲指定情報とを受信し、前記メ
モリ上の記憶領域についての使用・未使用状態を記憶
し、前記使用・未使用情報に基づいて前記メモリ上の未
使用領域を確保し、前記第一のアドレスに基づいて決定
した第二のアドレスと前記範囲指定情報とで指定される
前記メモリ上の記憶領域に記憶されたデータを、確保し
た前記未使用領域に記憶し、前記第二のアドレスと前記
範囲指定情報とで指定される前記記憶領域に未使用状態
を示すデータを記憶するとともに当該記憶領域に対応す
る前記使用・未使用状態の内容を未使用に変更してもよ
いし、必要に応じて前述した一連の処理の完了を外部に
通知してもよい。
【0024】また、前記半導体記憶装置であって、外部
から第一のアドレスを受信して、前記第一のアドレスに
基づいて決定した第二のアドレスで指定される前記メモ
リ上の記憶領域からデータを読み出し、読み出した前記
データを外部に出力してもよいし、あるいは、外部から
範囲指定情報を受信し、前記メモリ上の記憶領域からの
データの読み出しは、前記第一のアドレスに基づいて決
定した第二のアドレスと前記範囲指定情報とで指定され
る前記メモリ上の記憶領域からデータを読み出してもよ
い。
【0025】また、前記半導体記憶装置であって、前記
メモリ上の記憶領域についての使用・未使用状態を記憶
し、外部から第一のアドレスと範囲指定情報とを受信
し、前記第二のアドレスと前記範囲指定情報とで指定さ
れる前記記憶領域に未使用状態を示すデータを記憶する
とともに当該記憶領域に対応する前記使用・未使用状態
の内容を未使用に変更することとしてもよいし、必要に
応じて消去完了通知を外部に出力してもよい。
【0026】また、前記メモリは不揮発性メモリとして
もよいし、前記半導体記憶装置をフラッシュメモリとし
てもよい。 ===実施例=== 次に、本発明の主な適用対象であるフラッシュメモリに
ついて説明する。
【0027】図1(a)は、外部装置24が管理する論
理アドレス空間である。また、図1(b)はフラッシュ
メモリ10の物理アドレス空間である。論理アドレス空
間および物理アドレス空間には、エリア指定領域(25ビ
ット〜22ビット)、ブロック指定領域(21ビット〜13ビ
ット)、セクタ指定領域(12ビット〜9ビット )が区画
されている。
【0028】フラッシュメモリ10のブロック構成を図
2に示す。フラッシュメモリ10は、外部装置24から
各種コマンドを受信するコマンドシーケンサー14、外
部装置24に対してデータの送受信などを行い、1セク
タサイズ分のデータを格納するデータレジスタ12、後
述するプレアクセスによってメモリ11から読み出した
管理情報を所定のセレクト信号(i_RealAdrs_Select)
に基づいて、アドレス生成回路15に出力するデータセ
レクタ13を備える。
【0029】内部アドレス生成回路15は、図3に示す
ように、後述するプレアクセス時には、外部装置24か
ら受信する論理アドレスとメモリ11内に記憶する各オ
フセット(エリアオフセット、ブロックオフセット、セ
クタオフセット)とを加算し、内部アドレスを生成す
る。なお、内部アドレス生成回路15は、後述するリア
ルアクセス時には、データセレクタ13を介してメモリ
11から読み出された物理ブロックアドレスをブロック
オフセットと加算し、ブロックについての物理アドレス
を生成する。メモリ11は、通常のデータを記憶するブ
ロック領域以外に、メモリ11内に記憶するSP(Specia
l Pointer)ポインタによって指定されるFAT情報を
格納するブロック(以下、SP0ブロックと称する)と1
ブロック分の各種管理情報(物理ブロックアドレス、セ
クタオフセット、ブロック使用・未使用情報、ブロック
欠陥情報など)を2バイト単位で格納するブロック(以
下、SP1ブロックと称する)を確保している。
【0030】なお、フラッシュメモリ10は、例えば、
電源投入時において、メモリ11内のSP0ブロックか
ら、エリアオフセット、ブロックオフセット、および各
エリアについてのSPポインタを読み出し、これらを所定
のレジスタに記憶する。また、フラッシュメモリ10
は、SP0ブロック内に格納するセクタサイズ情報を初期
化時に更新し、そのセクタサイズ情報に応じて、セクタ
オフセットのサイズを変更することもできる。
【0031】(書き込みコマンド)つぎに、外部装置2
4からフラッシュメモリ10に書き込みコマンドが入力
された場合の処理を、図4のフローチャートとともに説
明する。
【0032】なお、書き込みコマンド等の外部装置24
から入力されるコマンド(後述するリードモディファイ
コマンド、コピーコマンド、読み出しコマンド、消去コ
マンド、なども同様である)に対する処理において、フ
ラッシュメモリ10は、外部装置24から入力された論
理アドレスに基づいて物理アドレスを求める第一段階の
処理(以下、「プレアクセス」と称する)と、第一段階
の処理により求めた物理アドレスを用いて実際にメモリ
11に対してアクセスを行う第二段階の処理(以下、
「リアルアクセス」と称する)を実行する。
【0033】まず、プレアクセスについて説明する。フ
ラッシュメモリ10は、外部装置24から書き込みコマ
ンドが入力されると、これに付帯して入力される論理ア
ドレスから、メモリ11上の前記論理アドレスに対応す
る物理アドレスや、ブロックの使用・未使用情報や、欠
陥情報などの管理情報の格納位置を特定する。
【0034】具体的には、フラッシュメモリ10は、ま
ず、記憶しているエリアオフセットを前記論理アドレス
に加算した値によりアクセス対象となるエリアを決定す
る(S401)。つぎに、フラッシュメモリ10は、記憶し
ているSP1ポインタとブロックオフセットとを加算した
値により前記エリア内におけるSP1ブロックを特定する
(S402)。そして、そのブロック内の先頭セクタ「0」
を、管理情報の格納位置として認知する(S403〜S40
4)。
【0035】つぎに、フラッシュメモリ10は、前記管
理情報に含まれるブロック使用・未使用情報を用い、デ
ータの書き込み先となる未使用ブロックを決定する(S4
05〜S407)。これらの一連の処理を図5とともに説明す
る。まず、フラッシュメモリ10は、物理ブロック単位
で管理されている前記使用・未使用情報をメモリ11上
から読み出す。
【0036】具体的には、前記SP1ブロック内の先頭セ
クタに格納しているブロック使用・未使用ビット(使用
の場合は「0」、未使用の場合は「1」になっている)
を全ブロックサイズ分(32Byte)読み出し、これをブロッ
ク使用・未使用テーブル情報として記憶する(S501)。
なお、前記ブロック使用・未使用テーブル内の各ビット
は、4Byte単位でセレクタ回路18に引き渡される(S50
2)。
【0037】つぎに、フラッシュメモリ10は、セレク
タ回路18により前記ブロック使用・未使用テーブルか
ら最初の4Byte単位のデータを選択し、Exclusive OR回
路とインバータ回路などで構成されるエッジ検出回路1
9に転送する。両エッジ検出回路19は、転送された4
Byte単位のデータの最上位ビットからPosEdge(0→1)、
NegEdge(1→0)の位置情報を順次検出する(S503)。ここ
で、両エッジが検出された場合は、NegEdgeからPosEdge
間の各ビットに対応する各ブロックを書き込み可能領域
とし、例えば書き込み可能領域内の先頭アドレスを未使
用ブロックのアドレスとして決定する(S505)。
【0038】一方、両エッジ検出回路19において、Ne
gEdgeからPosEdge間が検索されなかった場合には、セレ
クタ回路18は、前記ブロック使用・未使用テーブルか
ら次の4Byte単位のデータを選択し、上記のような処理
を繰り返し行う。以上のようにして未使用ブロックが決
定される。そして、この未使用ブロックの物理アドレス
は、レジスタ等に記憶される。以上によりプレアクセス
が終了する。
【0039】フラッシュメモリ10は、プレアクセスに
引き続きリアルアクセスを行う。リアルアクセスにおい
て、フラッシュメモリ10は、前記プレアクセスにより
決定され、レジスタに記憶している未使用ブロックの物
理アドレスと、記憶しているブロックオフセットとを加
算して、その加算値により外部から受信した書き込みデ
ータを記憶するブロックの物理アドレスを決定する(S40
7)。つぎに、内部アドレス生成回路15により、前記物
理アドレス内のセクタアドレスをカウンタ等によりセク
タサイズ分生成する。フラッシュメモリ10は、前記生
成されたセクタアドレスが指定するセクタ毎に、前記書
き込みデータを記憶する(S408)。また、前記書き込みデ
ータが該当セクタに記憶されると、前記管理情報におい
て該当する物理ブロックアドレスと、ブロック使用・未
使用ビットとを更新する。また、必要な場合には、フラ
ッシュメモリ10は、前記書き込み処理が完了したこと
を外部装置24に通知する。
【0040】以上のように、本実施例のフラッシュメモ
リ10は、書き込み処理に際し、外部装置24から物理
アドレスではなく論理アドレスを受信し、これに対応す
る物理アドレスをフラッシュメモリ10側で決定する。
従って、外部装置24は、アドレス変換テーブル25の
読み出しや、論理アドレスから物理アドレスへの変換処
理を行う必要がなく、外部装置24からのアクセス速度
の向上と、外部装置24側の処理負荷の軽減が図られ
る。
【0041】(複数単位データの書き込みコマンド)と
ころで、前述の実施例は、一の書き込みコマンドにおい
て、外部装置24から一つの論理アドレスと一つの書き
込みデータをフラッシュメモリ10に入力する場合であ
ったが、外部装置24から一つの論理アドレスと複数単
位の書き込みデータを与え、フラッシュメモリ10の内
部で各書き込みデータの書き込み先となる物理アドレス
を生成するようにしてもよい。
【0042】ここで前記データは、例えば、所定のデー
タフォーマットで記述されたファイルである。このよう
な書き込み方式は、例えば、デジタルカメラで撮影した
際に生成される映像データと音声データなどのフォーマ
ットの異なる複数のデータを一括して管理する場合に有
効である。
【0043】例えば、このような書き込み方式を採用し
た場合には、外部装置24から一の書き込みコマンドを
入力するだけで、映像データとこれに対応する音声デー
タとを、一度にフラッシュメモリ10に書き込むことが
可能となる。なお、この場合、フラッシュメモリ10の
内部での物理アドレスの決定などのため、一の書き込み
コマンドで複数の論理アドレスを入力する仕組みとして
もよい。また、このように一の書き込みコマンドにより
複数のデータを書き込む場合には、各データの書き込み
先となる物理アドレスは、例えば、各データについての
物理アドレスをあらかじめ設定された間隔にする方法、
各データのデータサイズやメモリ11上の各ブロックの
使用頻度などをパラメータとするアルゴリズムにより決
定する方法、各データが連続した領域に書き込まれるよ
うに物理アドレスを決定する方法など、様々に設定する
ことができる。
【0044】(オフセット変更手段)ところで、フラッ
シュメモリ10の信頼性は、書き換え回数の増大につれ
て低下することが知られている。このため、フラッシュ
メモリ10への書き込みに際しては、通常、メモリ11
上の各記憶領域の書き換え回数の平均化が期待されるよ
うにする仕組みを設ける必要がある。具体的には、例え
ば、前述した各オフセット(エリアオフセット、ブロッ
クオフセット、セクタオフセット)を、メモリ11上に
データを書き込むごとなどの、適宜なタイミングで設定
値分だけ変化させるようにする。
【0045】図6は、この仕組みを実現するための一実
施例として説明する、オフセット生成回路20のブロッ
ク構成図と、その動作を説明するフローチャートであ
る。まず、フラッシュメモリ10は、外部装置24から
前記コマンドを受信すると、各オフセットの値を設定値
(1ビット単位)分増分することを許可する信号(以
下、1インクリメント許可信号と称する)を生成すると
ともに、オフセットセレクタ23によって対象とするオ
フセットを選択し、アップカウンタ22にセットする
(S601)。
【0046】つぎに、オフセット生成回路20は、エッ
ジ検出回路21によって、1インクリメント許可信号の
エッジを検出し、アップカウンタ22に対してオフセッ
トを1ビット単位分増分する指示を出す(S602)。
【0047】つぎに、前記指示により、アップカウンタ
22によってセットされたオフセットを1ビット単位分
増分し、それをメモリ11上の元の格納位置に記憶する
(S603〜S604)。なお、1ビット単位分増分したオフセッ
トをメモリ上の元の格納位置に記憶する際に、当該オフ
セット内のビット列を反転させてもよい。
【0048】以上のように、オフセットを適宜なタイミ
ングで変化させることより、あるデータ格納位置に対し
て集中的に書き込みデータが記憶されることはなくな
り、前記メモリ11上のデータ格納位置の使用回数につ
いて平均化を期待することができる。これによりフラッ
シュメモリ10の信頼性の向上が図られる。
【0049】なお、以上に説明した方法のほか、適宜な
タイミングでオフセットをランダムに変化させることも
考えられる。また、オフセットを変化させるタイミング
として、例えば、後述するリードモディファイライトコ
マンドやブロック消去コマンドを実行した場合でのメモ
リ11への最初のアクセス開始時などが考えられる。
【0050】(リードモディファイライトコマンド)つ
ぎに、リードモディファイライトコマンドが入力された
場合の、本実施例のフラッシュメモリ10の動作を、図
7のフローチャートとともに説明する。まず、外部装置
24から、フラッシュメモリ10にこのコマンドととも
に、論理アドレス、範囲指定情報、更新データ、更新位
置指定情報が入力される。すると、フラッシュメモリ1
0は、論理アドレスに基づいて決定した物理アドレスと
範囲指定情報とで指定されるメモリ11上の記憶領域に
記憶されているデータのうち更新位置指定情報で指定さ
れる領域のデータを更新データで置き換えたデータを、
新たに確保したメモリ11上の未使用領域に記憶する。
また、物理アドレスと範囲指定情報とで指定される記憶
領域に未使用状態を示すデータ(例えば、「FFh」)を
記憶するとともに、当該記憶領域に対応する前記使用・
未使用状態の内容を未使用に変更する。
【0051】具体的には、まず、フラッシュメモリ10
は、書き込み処理のプレアクセスの説明と同様に、論理
アドレス(範囲指定情報)を用いて、アクセス対象とな
るエリアと、このエリア内におけるSP1ブロックと、さ
らに管理情報が格納されるSP1ブロック内の先頭セクタ
とを順に特定する(S702〜S703)。
【0052】つぎに、論理アドレスのブロック指定アド
レスに基づいて、前記管理情報に含まれる論理ブロック
アドレス/物理ブロックアドレスの対応情報を対照して
物理ブロックアドレスを求め、この物理ブロックアドレ
スとブロックオフセットとを加算し、読み出し対象とな
る物理ブロック(以下、リードブロックと称する)を決
定する(S704〜S706)。
【0053】つぎに、フラッシュメモリ10は、リード
ブロックを決定するとともに、前記管理情報に含まれる
使用・未使用情報を参照し、データの書き込み先となる
未使用ブロックも併せて決定する。また、この未使用ブ
ロックアドレスとブロックオフセットとを加算し、書き
込み対象となる物理ブロック(以下、ライトブロックと
称する)を決定する(S707〜S709)。
【0054】つづいて、内部アドレス生成回路15は、
リードブロックのセクタアドレス(以下、リードセクタ
アドレスと称する)とライトブロックのセクタアドレス
(以下、ライトセクタアドレスと称する)とを、それぞ
れ同じタイミングで先頭番地から順に生成する。なお、
フラッシュメモリ10は、リードセクタアドレスが生成
される毎に、当該アドレスにより指定されるセクタから
データを読み出し、レジスタ等に格納する(S711)。
【0055】つぎに、フラッシュメモリ10は、アドレ
ス比較回路16により前記更新範囲指定情報とリードセ
クタアドレスとを比較して、リードセクタアドレスが更
新データを書き込むセクタ範囲内のセクタアドレスかど
うかを判定し、データ選択回路17に対してデータセレ
クト信号を出力する(S712〜S713)。ここでデータセレ
クト信号は、リードセクタアドレスが前記セクタ範囲内
であれば「1」、セクタ範囲外であれば「0」に設定さ
れる。
【0056】データ選択回路17は、前記データセレク
ト信号が「1」である場合は、リードセクタアドレスと
同一のライトセクタアドレスが指定するセクタに更新デ
ータを書き込む(S714)。一方、前記データセレクト信
号が「0」である場合は、前記レジスタ等に格納された
データを書き込む(S715)。以上の処理を、フラッシュ
メモリ10は、リードブロック内の前記更新位置指定情
報で指定される領域のデータを更新データに置き換え、
そのデータをライトブロックに記憶するまで行う(S716
〜S717)。
【0057】また、最後に、リードブロックに対して未
使用状態を示すデータ(例えば、「FFh」)を書き込
み、FAT情報と、前記管理情報内のリードブロック及
びライトブロックそれぞれに該当する物理ブロックアド
レス、ブロック使用・未使用情報を更新する(S718〜S71
9)。また、必要な場合には、フラッシュメモリ10
は、前述した一連の処理が完了したこと外部装置24に
通知する。
【0058】ところで、以上に説明したリードモディフ
ァイライトコマンドが実行された場合には、フラッシュ
メモリ10へのデータの書き込みに附随して、既に書き
込まれているデータが別の記憶領域への移動が行われる
ことになる。従って、このコマンドが繰り返し実行され
ることで、フラッシュメモリ10に記憶されているデー
タは、フラッシュメモリ10上の領域内をつぎつぎに移
動していくことになり、これによりメモリ11上の各記
憶領域についての書き換え回数の平均化が図られること
になる。
【0059】(コピーコマンド)つぎに、コピーコマン
ドが入力された場合における、本実施例のフラッシュメ
モリ10の動作を図7のフローチャートとともに説明す
る。なお、このコマンドは、通常、欠陥ブロックが検出
された場合に、その欠陥ブロック内のデータを他の正常
なブロックに複製する場合などに利用される。
【0060】まず、外部装置24からこのコピーコマン
ドと論理アドレス(範囲指定情報)が、フラッシュメモ
リ10に対して入力される。フラッシュメモリ10は、
このコマンドが入力されると、図7のフローチャートと
ともに説明したリードモディファイライトコマンドが入
力された場合と同様に、前記論理アドレスを用いてリー
ドブロックとライトブロックを決定する。
【0061】つぎに、内部アドレス生成回路15によっ
て、リードセクタアドレスとライトセクタアドレスとを
それぞれ同じタイミングで先頭番地から順に生成し、リ
ードセクタアドレスにて指定されるセクタからデータを
読み出し、該当するライトセクタアドレスが指定するセ
クタに対してそのデータを書き込む。
【0062】リードブロックから読み出された全てのデ
ータが、ライトブロックの所定の格納位置に書き込まれ
ると、リードブロックに対して未使用状態を示すデータ
を記憶するとともに、前記管理情報内のリードブロック
及びライトブロックそれぞれに該当する物理ブロックア
ドレス、ブロック使用・未使用情報を更新する。なお、
前記リードブロックが欠陥ブロックであった場合には、
前記管理情報内の前記リードブロックに該当するブロッ
ク欠陥情報も併せて更新する。また、必要な場合には、
フラッシュメモリ10は、前述した一連の処理が完了し
たこと外部装置24に通知する。
【0063】このように、前述のリードモディファイラ
イトコマンドと同様にコピーコマンドを実行した場合
も、フラッシュメモリ10に記憶されているデータは、
フラッシュメモリ10上の領域内を移動することとな
り、これによりメモリ11上の各記憶領域についての書
き換え回数の平均化が図られる。
【0064】(読み出しコマンド)つぎに、外部装置2
4から読み出しコマンドが入力された場合のフラッシュ
メモリ10の動作を図7のフローチャート及び図8のタ
イミングチャートとともに説明する。
【0065】まず、コマンド及びそれに付帯する論理ア
ドレスが入力されると、フラッシュメモリ10は、図7
のフローチャートとともに説明したリードモディファイ
ライトコマンド実行時におけるリードブロックを決定す
るまでの手順と同様に、まずアクセス対象となるエリア
と、SP1ブロックと、前記管理情報が格納されるSP1ブロ
ックの先頭セクタとを順に特定する。そして、フラッシ
ュメモリ10は、前記論理アドレスのブロック指定アド
レスを用いて、前記管理情報を参照し、読み出し対象と
なるブロックの物理アドレスを決定する。
【0066】つぎに、フラッシュメモリ10は、内部ア
ドレス生成回路15によって、前記読み出し対象となる
ブロック内のセクタアドレスを順に生成し、生成された
セクタアドレスにて指定されるセクタからデータを読み
出し、データレジスタ12に記憶する。フラッシュメモ
リ10は、データセレクタ13を経由してデータレジス
タ12に記憶しているデータを1バイト単位毎に外部装
置24へ出力する。
【0067】このように、本実施例のフラッシュメモリ
10は、読み出し処理に際し、外部装置24から物理ア
ドレスではなく論理アドレスを受信し、これに対応する
物理アドレスをフラッシュメモリ10側で決定する。従
って、外部装置24は、アドレス変換テーブル25の生
成や、論理アドレスから物理アドレスへの変換処理を行
う必要がなくなり、外部装置24からのアクセス速度の
向上と、外部装置24側の処理負荷の軽減が図られる。
【0068】(消去コマンド)つぎに、外部装置24か
ら消去コマンドが入力された場合のフラッシュメモリ1
0の動作を、図7のフローチャートとともに説明する。
【0069】まず、データの消去を行うブロックを決定
するまでの基本的な手順は、図7のフローチャートとと
もに説明したリードモディファイライトコマンド実行時
におけるリードブロックを決定するまでの手順と同様で
ある。つぎに、前記物理アドレスが指定するブロック内
に未使用状態を示すデータを記憶するとともに、前記管
理情報内の該当するブロック使用・未使用情報を未使用
に更新する。また、必要な場合には、フラッシュメモリ
10は、前記消去処理が完了したことを外部装置24に
通知する。
【0070】なお、以上に説明した、半導体記憶装置の
内部構成としては、CQ出版社発行の雑誌「Interface」199
9年12月号10頁の図3に示されるような周知のハードウェ
ア構成を用いて実現される。
【0071】また、本実施形態は、半導体記憶装置とし
てフラッシュメモリ10を採りあげているが、本発明
は、他の種類の半導体記憶装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるアドレス空間を説明
する図である。
【図2】 本発明の一実施例によるフラッシュメモリの
動作を説明するブロック図である。
【図3】 本発明の一実施例によるフラッシュメモリ内
の内部アドレス生成回路を説明する図である。
【図4】 本発明の一実施例による書き込みコマンドを
実行した時のフラッシュメモリの動作を説明するフロー
チャートである。
【図5】 本発明の一実施例による書き込みコマンドを
実行したときのフラッシュメモリの動作を説明するフロ
ーチャート及びブロック図である。
【図6】 本発明の一実施例によるフラッシュメモリの
オフセット生成回路を説明するフローチャート及びブロ
ック図である。
【図7】 本発明の一実施例によるリードモディファイ
ライトコマンドを実行した時のフラッシュメモリの動作
を説明するフローチャートである。
【図8】 本発明の一実施例による読み出しコマンドを
実行した時のフラッシュメモリの動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図9】 従来のフラッシュメモリの動作を説明するブ
ロック図である。
【図10】 従来のフラッシュメモリの動作を説明する
タイミングチャートである。
【符号の説明】
10 フラッシュメモリ 11 メモリ 12 データレジスタ 13 データセレクタ 14 コマンドシーケンサー 15 内部アドレス生成回路 16 アドレス比較回路 17 データ選択回路 18 セレクタ回路 19 両エッジ検出回路 20 オフセット生成回路 21 エッジ検出回路 22 アップカウンタ 23 オフセットセレクタ 24 外部装置 25 アドレス変換テーブル 26 ワーク・メモリ 27 管理情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 17/00 601C

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリと、外部から第一のアドレスを受
    信して前記第一のアドレスに対応する第二のアドレスを
    決定しその第二のアドレスに対応する前記メモリ上の記
    憶領域にアクセスする手段と、を備えることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 第一のアドレスと第二のアドレスとの対
    応づけを記憶し、受信した前記第一のアドレスを前記対
    応づけに対照することで前記第二のアドレスを決定する
    手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 受信した前記第一のアドレスを入力パラ
    メータとするアルゴリズムにより前記第二のアドレスを
    決定することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 外部から第一のアドレスと書き込みデー
    タとを受信して前記第一のアドレスに基づいて決定した
    第二のアドレスで指定される前記メモリ上の記憶領域に
    前記書き込みデータを記憶することを特徴とする請求項
    1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 外部から第一のアドレスと複数単位の書
    き込みデータとを受信して前記第一のアドレスに基づい
    て決定した第二のアドレスで指定される前記メモリ上の
    領域に前記複数単位の書き込みデータを記憶することを
    特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記複数単位の書き込みデータには、デ
    ータフォーマットの異なる書き込みデータが含まれるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記複数単位の書き込みデータの記憶先
    を指定する前記第二のアドレスを、前記メモリ上の連続
    した領域に決定することを特徴とする請求項5または6
    に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリ上の記憶領域についての使用
    ・未使用状態を記憶する手段を備え、前記使用・未使用
    状態から把握される未使用領域に対応するアドレスを前
    記第二のアドレスとして決定する手段を備えることを特
    徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の半導体記憶
    装置。
  9. 【請求項9】 前記未使用領域に対応する前記第二のア
    ドレスを、前記メモリ上のデータ格納位置の使用回数が
    平均化されるように決定する手段を備えることを特徴と
    する請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第二のアドレスを、適宜なタイミ
    ングで設定値分だけ変化させることを特徴とする請求項
    9に記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記第二のアドレスは、適宜なタイミ
    ングでランダムに変更する手段を備えることを特徴とす
    る請求項9に記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記メモリ上の記憶領域についての正
    常・欠陥状態を記憶する手段を備え、前記正常・欠陥状
    態から把握される正常な記憶領域に対応する第二のアド
    レスに前記書き込みデータを記憶することを特徴とする
    請求項4乃至11のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記書き込みデータを前記メモリ上に
    記憶した後、書き込み完了通知を外部に出力することを
    特徴とする請求項4乃至12のいずれかに記載の半導体
    記憶装置。
  14. 【請求項14】 外部から第一のアドレスと範囲指定情
    報と更新データと更新位置指定情報とを受信し、前記メ
    モリ上の記憶領域についての使用・未使用状態を記憶
    し、前記使用・未使用情報に基づいて前記メモリ上の未
    使用領域を確保し、前記第一のアドレスに基づいて決定
    した第二のアドレスと前記範囲指定情報とで指定される
    前記メモリ上の記憶領域に記憶されているデータのうち
    の前記更新位置指定情報で指定される領域のデータを前
    記更新データで置き換えたデータを前記確保した前記未
    使用領域に記憶し、前記第二のアドレスと前記範囲指定
    情報とで指定される前記記憶領域に未使用状態を示すデ
    ータを記憶するとともに当該記憶領域に対応する前記使
    用・未使用状態の内容を未使用に変更することを特徴と
    する請求項1に記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 外部から第一のアドレスと範囲指定情
    報とを受信し、前記メモリ上の記憶領域についての使用
    ・未使用状態を記憶し、前記使用・未使用情報に基づい
    て前記メモリ上の未使用領域を確保し、前記第一のアド
    レスに基づいて決定した第二のアドレスと前記範囲指定
    情報とで指定される前記メモリ上の記憶領域に記憶され
    たデータを、確保した前記未使用領域に記憶し、前記第
    二のアドレスと前記範囲指定情報とで指定される前記記
    憶領域に未使用状態を示すデータを記憶するとともに当
    該記憶領域に対応する前記使用・未使用状態の内容を未
    使用に変更することを特徴とする請求項1に記載の半導
    体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶領域に未使用状態を示すデー
    タを記憶するとともに当該記憶領域に対応する前記使用
    ・未使用状態の内容を未使用に変更した後、当該半導体
    記憶装置内部での処理の完了通知を外部に出力すること
    を特徴とする請求項14または15に記載の半導体記憶
    装置。
  17. 【請求項17】 外部から第一のアドレスを受信して、
    前記第一のアドレスに基づいて決定した第二のアドレス
    で指定される前記メモリ上の記憶領域からデータを読み
    出し、読み出した前記データを外部に出力することを特
    徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 外部から範囲指定情報を受信し、前記
    メモリ上の記憶領域からのデータの読み出しは、前記第
    一のアドレスに基づいて決定した第二のアドレスと前記
    範囲指定情報とで指定される前記メモリ上の記憶領域か
    らデータを読み出すことを特徴とする請求項17に記載
    の半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記メモリ上の記憶領域についての使
    用・未使用状態を記憶し、外部から第一のアドレスと範
    囲指定情報とを受信し、前記第二のアドレスと前記範囲
    指定情報とで指定される前記記憶領域に未使用状態を示
    すデータを記憶するとともに当該記憶領域に対応する前
    記使用・未使用状態の内容を未使用に変更することを特
    徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記記憶領域に未使用状態を示すデー
    タを記憶するととも当該記憶領域に対応する前記使用・
    未使用情報を未使用に変更した後、消去完了通知を外部
    に出力することを特徴とする請求項19に記載の半導体
    記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記メモリは不揮発性メモリであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至20のいずれかに記載の半
    導体記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記半導体記憶装置はフラッシュメモ
    リであることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか
    に記載の半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記第一のアドレスは論理アドレスで
    あり、前記第二のアドレスは物理アドレスであることを
    特徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載の半導体
    記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133550A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Nec Corp 仮想記憶管理装置、仮想記憶管理方法および仮想記憶管理プログラム
US8332579B2 (en) 2010-05-31 2012-12-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Data storage apparatus and method of writing data
JP2014194689A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Mega Chips Corp 不揮発性記憶システム、不揮発性記憶装置、および、メモリコントローラ

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