JP2001337729A - シリーズレギュレータ - Google Patents

シリーズレギュレータ

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JP2001337729A
JP2001337729A JP2000163155A JP2000163155A JP2001337729A JP 2001337729 A JP2001337729 A JP 2001337729A JP 2000163155 A JP2000163155 A JP 2000163155A JP 2000163155 A JP2000163155 A JP 2000163155A JP 2001337729 A JP2001337729 A JP 2001337729A
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voltage
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differential amplifier
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Teruyoshi Koyama
輝芳 小山
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電圧が規定値以下に下がった場合、出力
電圧調整用のブーストトランジスタの駆動電流が急激に
増加するのを防止する。 【解決手段】 入出力経路上に接続した第1のトランジ
スタと、第1のトランジスタの駆動用の第2のトランジ
スタと、基準電圧と第1のトランジスタの出力側電圧と
を比較しその差に応じた電流を発生して第2のトランジ
スタのベースに供給する第1の差動増幅器とを備えるシ
リーズレギュレータにおいて、第1のトランジスタのエ
ミッタ−コレクタ間電圧が一定値以下となった場合導通
する第3のトランジスタと、第3のトランジスタの導通
を検出して第2のトランジスタのベース電位をクランプ
する電流検出回路とを設け、第1のトランジスタを外付
け素子で構成し、第1の差動増幅器、第2、第3のトラ
ンジスタおよび電流検出回路をICとして一体に構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にシリーズレギ
ュレータに関し、特に入力電圧が通常使用時の範囲以下
となった場合でも消費電力の急激な増加を防ぐことが可
能なシリーズレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、PNPトランジスタを用いた低
飽和型シリーズレギュレータの従来例を示す。この回路
は、例えば自動車等のバッテリである入力電源VINか
らマイコン等の入力電源として用いられる出力を確保す
るための定電圧回路である。図の点線で囲んだ部分が通
常1個のIC10として構成される。図においてINは
入力端子、OUTは出力端子、GNDは接地端子を示
し、この回路は三端子レギュレータとして構成されてい
る。
【0003】またVOUTは出力電圧、Q1は出力電圧
調整用のブーストトランジスタ、Q2はブーストトラン
ジスタQ1の駆動用トランジスタ、R1はトランジスタ
Q2のリックカット用抵抗、R2はトランジスタQ1の
駆動電流制限用抵抗を示す。さらに、AMP1は出力電
圧誤差検出用の差動増幅器、VREFは内部基準電圧生
成用の電源、R3およびR4は出力電圧モニタ用の抵
抗、CLLは出力安定化用バイパスコンデンサ、さらに
CPは発振防止用コンデンサである。
【0004】図1に示すような一般的なシリーズレギュ
レータでは、入力端子INに規定値以上の入力電圧VI
Nが与えられると、一定の出力電圧VOUTが出力端子
OUTより出力され、定電圧回路として動作する。図2
は、図1に示す回路における電源電圧、出力電圧および
消費電流の関係を概念的に示す図である。図示するよう
に、通常のシリーズレギュレータでは電源電圧VINが
規定値以上では、出力電圧VOUTは一定値となり、通
常の定電圧回路として動作する。ところが入力電圧VI
Nが規定値以下となるとブーストトランジスタQ1が飽
和し、それ以降出力電圧VOUTが電源電圧VINにほ
ぼ等しく(VOUT≒VIN)なり、電源電圧VINの
低下と共に低下する。
【0005】ところがこの様なシリーズレギュレータで
は、入力電圧が規定値以下となるとその消費電流が急激
に増加する。これは以下の様な理由による。出力電圧が
低下すると誤差検出用の差動増幅器AMP1はトランジ
スタQ2を制御してブーストトランジスタQ1の駆動電
流(ベース電流)を増加させ、出力電圧の低下を補おう
とする。
【0006】ところが電源電圧VINが規定値以下であ
るため、トランジスタQ1の駆動電流値がトランジスタ
Q1の駆動電流制限抵抗Rによる制限値まで上昇しても
所定の出力電圧を得ることはできない。さらにトランジ
スタQ1の駆動電流は、出力最大負荷電流とトランジス
タQ1の直流電流増幅率hFEによって決まっているの
で、抵抗R2の値を大きくすることもできない。その結
果本シリーズレギュレータの消費電流は、電源電圧が規
定値以下となると図2に示す様に出力電圧と関係無く急
激に上昇し、電力が無駄に消費されることとなる。
【0007】入力電源VINが自動車のバッテリである
場合を例に取ると、バッテリ出力は通常12V程度に設
定されている。ところがエンジンの動作時では14V程
度になり、またイグニッションスイッチをオンした場合
のサージ電圧等により100Vあるいは200V程度に
もなることがある。エンジンを切ると電源電圧は減少す
るが、自動車の電子機器には電源電圧が8V程度でも動
作させる必要のあるものもある。
【0008】図1に示す従来のシリーズレギュレータで
は、バッテリ出力が急激に増加した場合でもブーストト
ランジスタQ1が出力電圧を一定値に調整するので、安
定した出力電圧が得られる。図3は、図1に示すシリー
ズレギュレータを低耐圧プロセスのICとして構成する
場合の回路図を示す。自動車のバッテリは前述した様に
サージ等の影響により電源電圧の変動が大きく、例えば
12Vが通常の出力であっても時として100V、20
0V程度の電圧が出力される場合もある。図1のシリー
ズレギュレータでは、ICの電源電圧として入力電源V
INの電圧を直接使用しているので、このICを自動車
用に用いる場合は100V以上の高電圧に耐える様に製
造しなければならず、製造コストが上昇する。
【0009】図3に示すシリーズレギュレータでは、ブ
ーストトランジスタQ1およびトランジスタQ1駆動用
のトランジスタQ2を例えばディスクリート素子で構成
し、IC20の外付けとしている。またトランジスタQ
1によってこのIC20の耐圧よりも低い定電圧VCC
を発生させ、これをIC20の電源として用いているた
め、IC20を低耐圧の安価なICとして製造が可能で
ある。電源が自動車のバッテリの場合、IC20の耐圧
は15V程度にすることが可能である。
【0010】なお図3の回路ではIC20を低耐圧プロ
セスICとして構成しているので、入力電圧VINを直
接モニタすることができない。そのため入力電圧モニタ
端子(ST)とバッテリ22間に抵抗R5を接続して電
流制限を行い、かつIC20内部に起動/クランプ回路
21を設けてIC20に印加される電圧がこのICの耐
圧を越えない様にしている。CNTはトランジスタQ2
のベースに接続される制御端子、VCCは電源端子、さ
らにGNDは接地端子である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、従来の低
飽和型シリーズレギュレータでは、電源電圧が規定値以
下となると消費電流が急激に増加し、無駄な電力消費が
発生するという問題を有している。本発明は、このよう
な点に鑑みてなされたもので、電源電圧が規定値以下と
なった場合でも消費電流の増加を効果的に抑えることが
できる新規な構造のシリーズレギュレータを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様で
は、入出力経路上に接続した第1のトランジスタと、こ
の第1のトランジスタの駆動用の第2のトランジスタ
と、基準電圧と第1のトランジスタの出力側電圧とを比
較しその差に応じた電流を発生して第2のトランジスタ
のベースに供給する第1の差動増幅器とを備えるシリー
ズレギュレータにおいて、第1のトランジスタのエミッ
タ−コレクタ間電圧が一定値以下となった場合導通する
第3のトランジスタと、第3のトランジスタの導通を検
出して第2のトランジスタのベース電位をクランプする
電流検出回路とを設け、かつ第1のトランジスタを外付
け素子で構成し、第1の差動増幅器、第2、第3のトラ
ンジスタおよび電流検出回路をICとして一体に構成し
たシリーズレギュレータを構成する。
【0013】このシリーズレギュレータでは、ブースト
トランジスタである第1のトランジスタのエミッタ−コ
レクタ間電圧が飽和状態になった場合第3のトランジス
タが導通して第2のトランジスタのベース電位をクラン
プしこのトランジスタをオフとする。これによって第1
のトランジスタの駆動電流が低下する。第3のトランジ
スタは第1のトランジスタの駆動電流の低下、即ち第1
のトランジスタのエミッタ−コレクタ間電圧が飽和状態
ではなくなったことを検出して再びオフとなり、その結
果第2のトランジスタは再びオンとなって第1のトラン
ジスタの駆動電流を流す。この動作を繰り返すことによ
って、第1のトランジスタの入力側電位が規定値以下に
低下した場合でも第1のトランジスタの駆動電流の急激
な増加は抑えられる。
【0014】第2の態様では、入出力経路上に接続した
第1のトランジスタと、第1のトランジスタの駆動用の
第2のトランジスタと、基準電圧と第1のトランジスタ
の出力側電圧とを比較しその差に応じた電流を発生して
前記第2のトランジスタのベースに供給する第1の差動
増幅器とを備えるシリーズレギュレータにおいて、第1
のトランジスタの出力側に出力電流検出用の第2の抵抗
を接続すると共に、第2の抵抗によって検出された出力
電流に応じて第2のトランジスタのベースのクランプ電
位を可変制御するクランプ電圧制御回路を設けたシリー
ズレギュレータを構成する。
【0015】第3の態様では、入出力経路上に接続した
第1のトランジスタと、第1のトランジスタの駆動用の
第2のトランジスタと、基準電圧と第1のトランジスタ
の出力側電圧とを比較しその差に応じた電流を発生して
第2のトランジスタのベースに供給する第1の差動増幅
器とを備えるシリーズレギュレータにおいて、第1のト
ランジスタの出力側に出力電流検出用の第2の抵抗を接
続すると共に、第2の抵抗によって検出された出力電流
に応じて第2のトランジスタのベース電流を決定するカ
レントミラー回路を設け、第2のトランジスタのベース
電流の制御により第1のトランジスタの駆動電流を制御
するシリーズレギュレータを構成する。
【0016】上記2例のシリーズレギュレータでは、ブ
ーストトランジスタである第1のトランジスタの出力電
流に応じてその駆動電流が制御されるので、第1のトラ
ンジスタの入力電圧が規定値以下に低下した場合でもそ
の駆動電流の急激な増加は抑えられる。第4の態様で
は、入出力経路上に接続した第1のトランジスタと、第
1のトランジスタの駆動用の第2のトランジスタと、基
準電圧と第1のトランジスタの出力側電圧とを比較しそ
の差に応じた電流を発生して第2のトランジスタのベー
スに供給する第1の差動増幅器とを備えるシリーズレギ
ュレータにおいて、第1のトランジスタのエミッタ−コ
レクタ間電圧に応じた電流を出力する第2の差動増幅器
と、第2の差動増幅器の出力電流によって第2のトラン
ジスタのベース電流を制御して第1のトランジスタのエ
ミッタ−コレクタ間電圧をその飽和電圧よりも高い値に
維持するシリーズレギュレータを構成する。
【0017】このシリーズレギュレータによれば、第2
の差動増幅器によって第1のトランジスタのエミッタ−
コレクタ間電圧が検出されその検出値に基づいて第1の
トランジスタの駆動電流が制御されるため、第1のトラ
ンジスタの入力電圧が規定値以下に低下した場合でも、
その駆動電流の急激な増加は抑えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】図4は本発明の第1の実施形態を
示す回路ブロックであり、図5はこのシリーズレギュレ
ータの動作説明のための電圧・電流特性図である。なお
以下の各図面において、図1、図2と同じ符号は同一ま
たは類似の構成要素を示すので、その重複した説明は省
略する。
【0019】図1に示す従来のシリーズレギュレータで
は、前述した様に入力電圧VINが低下しブーストトラ
ンジスタQ1が飽和してしまうと以降VINの低下と共
に出力電圧VOUTも低下し、誤差検出用差動増幅器A
MP1の制御によりトランジスタQ1の駆動電流I2が
増加してしまう。そこで本実施形態では、図4に示す様
に、ブーストトランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間
電圧を検出するためのトランジスタQ3と、トランジス
タQ3に流れる電流を検出してトランジスタQ1の駆動
用トランジスタQ2のベース電流を制御する電流検出回
路31を、図1または図2に示す従来のシリーズレギュ
レータに付加した構成を特徴とする。
【0020】電流検出回路31は例えば、そのコレクタ
を誤差検出用差動増幅器AMP1とトランジスタQ2の
ベース間に接続し、そのベースをトランジスタQ3のコ
レクタに接続したトランジスタQ4と電流I3制限用の
抵抗R6によって構成されている。次に図4のシリーズ
レギュレータの回路動作を図5の特性図を参照して説明
する。ブーストトランジスタQ1の出力経路上に接続さ
れたトランジスタQ3はそのベースがブーストトランジ
スタQ1の入力側に接続されているので、入力電圧VI
Nが低下し出力電圧VOUTにほぼ等しくなった時点で
オンする(図5参照)。これによって電流検出回路31
のトランジスタQ4がオンとなって、トランジスタQ2
をオフとするため、ブーストトランジスタQ1の駆動電
流I2は流れなくなる。
【0021】一方、トランジスタQ2がオフとなること
によって、トランジスタQ3は再びオフとなり電流検出
回路31のトランジスタQ4をオフとするので、トラン
ジスタQ2は再びオンとなって電流I2を流し始める。
以上の動作はある点で安定し、その安定点はこのシリー
ズレギュレータが通常動作をしている時の電流値I2で
ある(図5参照)。これによって電源電圧が規定値以上
に低下した場合であっても消費電流の急激な増加は回避
される。
【0022】なお図4の回路では、ブーストトランジス
タQ1をIC30中に一体に構成せず、ディスクリート
素子として外付けする構成をとっている。これはブース
トトランジスタQ1を流れる電流が大きい場合、その発
熱がICに与える悪影響を取り除く為である。特に本回
路を自動車のバッテリに接続して使用すると、出力側の
負荷として比較的大きな電流(50〜数100mA)を
消費するマイコンを想定する必要がある。この場合、ブ
ーストトランジスタQ1にはかなりの電流が流れるた
め、このトランジスタをIC内に集積化して構成する
と、その発熱によりIC本体がジャンクション温度を越
え、誤動作を起こす場合がある。
【0023】本実施形態では従ってトランジスタQ1を
ディスクリート素子として構成し、IC本体に外付けす
ることにより、この様な誤動作を防止し安定に動作する
ICを得るようにしたものである。図6は本発明の第2
の実施形態にかかるシリーズレギュレータの基本構成を
示す図であり、図7にその動作説明のための電圧・電流
特性を示す。さらに図8、9および10に本シリーズレ
ギュレータの実施態様を示す。
【0024】図4に示す第1の実施形態では、ブースト
トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間電圧からトラ
ンジスタQ1が飽和状態に近づいたことを検出し、この
検出によってトランジスタQ1駆動用のトランジスタQ
2のベース電流供給量を低減させることにより、トラン
ジスタQ1の駆動電流、即ちベース電流の増加を抑えて
いる。
【0025】これに対して図6の第2の実施形態では、
ブーストトランジスタQ1の出力電流IOUTを検出
し、トランジスタQ1駆動用のトランジスタQ2のベー
ス電位のクランプをこの出力電流IOUTに応じて変動
させることにより、トランジスタQ1の駆動電流、即ち
ベース電流I2が出力電流IOUTに応じた電流値以上
に流れない様にする。これによってトランジスタQ1の
飽和時であってもそのベース電流が出力電圧に関係なく
急激に増加することはない。
【0026】以下に、第2の実施形態について詳細に説
明する。図6の回路において、点線で示す部分がIC4
0として構成される。したがってこの回路は三端子レギ
ュレータである。本実施形態では、ブーストトランジス
タQ1の出力側に出力抵抗R7を設け、この抵抗によっ
て出力電流IOUTに応じた電圧降下VR7を発生させ
る。次にこの電圧降下をクランプ電圧制御回路41によ
って検出し、検出された値に基づいてトランジスタQ2
のベース電圧VB2を制御して、ブーストトランジスタ
Q1の駆動電流制限値を変える。
【0027】今、ブーストトランジスタQ1の直流電流
増幅率hEFが出力電流の範囲内でほぼ一定であるとする
と、出力電流IOUTを検知すればこの電流を形成する
ために必要なブーストトランジスタQ1の駆動電流I2
が分かる。したがって、出力電流値IOUTに応じて電
流I2の制限値を変えることによって、トランジスタQ
1が飽和状態でも必要以上に電流I2が流れない様にす
ることができる。
【0028】電流制限は、図6に示す様に、トランジス
タQ2にエミッタ抵抗R2を付加し、トランジスタQ2
のベース電位VB2をトランジスタQ1の出力抵抗R7
の両端の電圧VR7に応じた電圧以上にならない様にク
ランプすることによって実行される。この結果、電流I
2は、I2=(VB2−VBE)/R2で制限される様に
なる。VBEはトランジスタQ2のベース−エミッタ間電
圧である。
【0029】なお本シリーズレギュレータにおいて、図
7の特性図に示す様に、IOUT≒0になっても出力電
圧VOUTが問題無く出力される様に、アイドリング分
の電流が流れるようにしておく必要がある。さらに、出
力電流IOUTの増加に伴って電流I2が過剰に流れな
いように、過電流保護機構を設ける必要がある。本シリ
ーズレギュレータが通常動作をしている場合は、クラン
プ電圧制御回路41が出力電流に応じた電流I2の制御
を行っていても、トランジスタQ2のベース電流制御は
基本的に誤差検出用差動増幅器AMP1によって行われ
る。ブーストトランジスタQ1が飽和して誤差増幅器A
MP1で電流I2を制御出来なくなった状態では、この
回路41が電流I2の制御を行う様になる。
【0030】図8に、図6に基本構成を示す回路の1実
施態様を示す。この回路では点線で囲んだ部分がIC4
0として一体に形成され、端子IN、OUTおよびGN
Dを有する三端子レギュレータとして構成されている。
この回路において、差動増幅器AMP2と抵抗R8は、
出力電流IOUTによって抵抗R7の両端に発生する電
圧降下に応じた電流を形成してクランプ電圧制御のため
のトランジスタQ3を駆動するための回路素子である。
またトランジスタQ3、Q4および抵抗9はクランプ電
圧制御用の回路素子、ダイオード列Dは前述の過電流保
護のための回路素子、定電流源I4は前述のアイドリン
グ電流形成のための回路である。
【0031】図8のシリーズレギュレータにおいて、出
力電流IOUTは抵抗R7によって電圧に変換され、同
等の電圧が抵抗R8においても発生するので、差動増幅
器AMP2は出力電流IOUTに応じた電流をトランジ
スタQ3のベースに供給する。その結果、出力電流IO
UTに応じた電流が、抵抗R9を流れることになる。ト
ランジスタQ1駆動用のトランジスタQ2のベース電位
はトランジスタQ4によってクランプされるので、その
クランプ電圧は抵抗R9の電圧降下によって変動する。
その結果、トランジスタQ1の駆動電流I2は出力電流
IOUTに応じた電流値以上には流れないようになる。
【0032】なお、抵抗R9と入力端子IN間に定電流
回路42を設けてその間に定電流I1を流しておくこと
によって、出力電流IOUTがほぼゼロの場合でも抵抗
R9に電圧降下が起こる様にしている。これは、前述し
たように出力電流IOUTがほぼゼロの場合でも出力電
圧を確保するためのアイドリング電流生成のためであ
る。
【0033】また過電流に対する保護は、抵抗R9に並
列にダイオード列Dを接続し、トランジスタQ2のベー
ス電位が出力電流に関係なくある一定の電圧値以上にな
らないようにすることによって、実施している。図9は
図7に基本回路構成を示すシリーズレギュレータの他の
一実施態様を示す。この回路は、図4に示す第1の実施
形態の場合と同様に、ブーストトランジスタQ1をIC
50に内蔵せず外付けとしたもので、ブーストトランジ
スタによる発熱の問題をクリアするべく構成したもので
ある。この回路の基本的な構成およびその動作は図9に
示す回路例と同じであるので、その説明は省略するが、
本図でMONは出力電流のモニタ端子を示している。
【0034】図10は、上記第2の実施形態の更に他の
実施態様を示すものであり、本シリーズレギュレータを
低耐圧プロセスのIC60として実現する場合の構成を
示す。消費電流制御のための動作は図8に示した回路と
同じであるが、IC60が低耐圧プロセスで構成されて
いるために入力電圧モニタ端子STを直接電源VINに
接続することはできない。
【0035】そのため、図3に示す従来例と同様に、電
源電圧VINと端子ST間に抵抗R5を挿入して電流の
制限を行い、かつトランジスタQ5、Q6、抵抗R1
0、定電流回路61によって起動(スタータ)/クラン
プ回路を形成している。図11に本発明の第3の実施形
態にかかるシリーズレギュレータの基本回路構成を示
す。この実施形態は、図6に示す第2の実施形態の電流
制限方式の変形である。
【0036】第3の実施形態にかかるシリーズレギュレ
ータは、図6に示す第2の実施形態と同様に、出力電流
IOUTを抵抗R7の両端の電圧降下VR7によって検
出し、この検出電圧を電圧・電流変換(V/I変換)お
よび過電流保護回路71によって電流に変換し、その電
流をトランジスタQ2のベースに供給してブーストトラ
ンジスタQ1の駆動電流制御に用いる方式である。
【0037】この結果、トランジスタQ1の駆動電流I
2は、トランジスタQ1の飽和時であってもIOUTに
応じた電流値に制限される。また、IOUTに応じてト
ランジスタQ1の駆動電流も増え続けるので、過電流保
護機能が必要となる。図12に上記第3の実施形態の一
実施態様を示す。この実施態様では、図8に示した第2
の実施形態の回路と同様に、抵抗R8および差動増幅器
AMP2は出力電流IOUTに応じた電流をトランジス
タQ3のベースに供給する。その結果、出力電流IOU
Tに応じた電流が抵抗9を流れる。次にトランジスタQ
2、Q7、Q8で構成されるカレントミラー回路によっ
て、トランジスタQ2のベース電流値を、トランジスタ
Q3を流れる電流値に対して一定の比率となる様に決定
する。これによってブーストトランジスタQ1の駆動電
流値を、出力電流値IOUTに応じて制限することがで
きる。
【0038】このシリーズレギュレータでは電源投入時
に駆動電流がないと出力が立ち上がらないので、定電流
源I1で起動をかけている。過電流の保護は抵抗R9に
よって行っている。図13は上記第3の実施形態の他の
実施態様を示す。この回路は、ブーストトランジスタQ
1をIC80の外に出してブーストトランジスタQ1に
よる発熱の影響を取り除く様にしたものである。この回
路の構成および動作は図12に示す実施例と同様である
のでその説明は省略する。
【0039】図14は本発明の第4の実施形態にかかる
シリーズレギュレータ90を示す。この回路は、ブース
トトランジスタQ1が飽和しないように制御することに
よって消費電流の増加を抑える方式であり、その点では
図4に示す第1の実施形態と同じである。しかしながら
本実施形態のシリーズレギュレータでは、この回路の入
出力間電圧(ブーストトランジスタQ1のコレクタ−エ
ミッタ間電圧)を差動増幅器AMP2によってモニタし
て、この入出力間電圧がある電圧以下にならないように
制御している。このある電圧とは、抵抗R2および電流
源I1で決まる電圧降下分にあたり、ブーストトランジ
スタQ1の飽和電圧よりも若干高めに設定されている。
トランジスタQ1が飽和しなければこのトランジスタQ
1の駆動電流が増加しないので、消費電流低減につなが
る。
【0040】図15は図14に示すシリーズレギュレー
タ回路の動作説明のための入出力電圧特性を示す図であ
る。図示する様にこの回路では、入力電圧VINが低下
して出力電圧VOUTに近づいたある点Vt、即ちVt
=R2・I1において差動増幅器AMP2により、入出
力間電圧を一定に保つ制御に移る。なお、このシリーズ
レギュレータが通常の動作を行っている場合は、誤差増
幅器AMP1によって出力電圧を規定値に保つ制御が行
われる。
【0041】この様に、誤差増幅器2個を用いてトラン
ジスタQ1が飽和しない様に出力電圧制御を行うことに
よって、入力電圧が規定値以下に下がった場合でも消費
電流の急激な増加を回避することができる。図16は図
14に示すシリーズレギュレータの他の実施態様を示す
図である。このシリーズレギュレータは、図4、9およ
び13に示す各実施態様と同様に、ブーストトランジス
タQ1を除いてその他の素子を1個のIC100とした
ものである。この回路の構成および動作は、図14に示
すシリーズレギュレータと同じであるため、その説明は
省略する。
【0042】図17は図14に示すシリーズレギュレー
タの更に他の実施態様を示すもので、図14の回路を低
耐圧プロセスのIC110として構成する場合の回路構
成を示す。回路動作は図14に示す回路と同じである
が、低耐圧プロセスICで図14の回路を実現するため
に、入力電圧モニタ端子STによって直接入力電圧VI
Nをモニタすることができない。そのため、電源と端子
ST間に抵抗R5を挿入して電流制限を行うと共に、ト
ランジスタQ10およびQ11によるクランプ回路を設
けてICの耐圧以上の電圧がこのICに印加されないよ
うにしている。このクランプ電圧は、ブーストトランジ
スタQ1が飽和するのを防止するための差動増幅器AM
P2の制御の妨げとならない様な電圧にする必要がある
ので、その値は、「出力電圧VCC+R2・I2」以上
にする必要がある。また、端子STを起動用電源端子と
共用させて端子数を減らすために、抵抗R11でトラン
ジスタQ2を駆動できる様にする(トランジスタQ5は
電源変動によってトランジスタQ2のベース電流が変動
するのを抑制するためのものである)。起動時は出力電
圧VCCはまだ0Vであるため、端子STのクランプ電
圧をVCC+VBE以上にしないと、トランジスタQ2
のベースに起動電流が流れないので、クランプ電圧はV
CC+2VBEとしている。
【0043】
【発明の効果】以上、各実施形態について詳細に説明し
た様に、本発明のシリーズレギュレータでは入力電圧が
規定値以下に下がった場合でもその消費電力は急激に増
加することはない。そのため、入力電圧の変動の大きな
システムに使用する場合、その効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシリーズレギュレータの回路例を示す図
である。
【図2】図1の回路の入出力電圧電流特性を示す図であ
る。
【図3】図1に示す回路の変形例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかるシリーズレギ
ュレータの基本構成を示す図である。
【図5】図4に示す回路の動作説明のための入出力電圧
電流特性を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかるシリーズレギ
ュレータの基本構成を示す図である。
【図7】図6に示す回路の動作説明のための入出力電圧
電流特性を示す図である。
【図8】図6に示す第2の実施形態の一実施態様にかか
る回路を示す図である。
【図9】図6に示す第2の実施形態の他の実施態様にか
かる回路を示す図である。
【図10】図6に示す第2の実施形態の更に他の実施態
様にかかる回路を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態にかかるシリーズレ
ギュレータの基本構成を示す図である。
【図12】図11に示す第3の実施形態の一実施態様に
かかる回路を示す図である。
【図13】図11に示す第3の実施形態の他の実施態様
にかかる回路を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施形態にかかるシリーズレ
ギュレータの一実施態様を示す図である。
【図15】図14に示す回路の動作説明のための入出力
電圧特性を示す図である。
【図16】図14に示す第4の実施形態の他の実施態様
にかかる回路を示す図である。
【図17】図14に示す第4の実施形態の更に他の実施
態様にかかる回路を示す図である。
【符号の説明】
Q1〜Q11…トランジスタ R1〜R11…抵抗 AMP1、AMP2…差動増幅器 CP、CP1、CP2…発振防止用コンデンサ CLL…バイパスコンデンサ 10、20、30、40、50、60、70、80、9
0、100、110…IC 22…バッテリ 31…電流検出回路 41…クランプ電圧制御回路 71…電圧・電流変換および過電流防止回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力経路上に接続した第1のトランジ
    スタと、該第1のトランジスタの駆動用の第2のトラン
    ジスタと、基準電圧と前記第1のトランジスタの出力側
    電圧とを比較しその差に応じた電流を発生して前記第2
    のトランジスタのベースに供給する第1の差動増幅器と
    を備えるシリーズレギュレータにおいて、前記第1のト
    ランジスタのエミッタ−コレクタ間電圧が一定値以下と
    なった場合導通する第3のトランジスタと、該第3のト
    ランジスタの導通を検出して前記第2のトランジスタの
    ベース電位をクランプする電流検出回路とを設け、かつ
    前記第1のトランジスタを外付け素子で構成し、前記第
    1の差動増幅器、第2、第3のトランジスタおよび前記
    電流検出回路をICとして一体に構成したことを特徴と
    する、シリーズレギュレータ。
  2. 【請求項2】 前記電流検出回路は、前記第3のトラン
    ジスタの出力側に接続された第1の抵抗と、そのベース
    を前記第3のトランジスタの出力側に接続しエミッタ−
    コレクタ間を前記増幅器の出力と接地端子間に接続した
    第4のトランジスタとで構成することを特徴とする、請
    求項1に記載のシリーズレギュレータ。
  3. 【請求項3】 入出力経路上に接続した第1のトランジ
    スタと、該第1のトランジスタの駆動用の第2のトラン
    ジスタと、基準電圧と前記第1のトランジスタの出力側
    電圧とを比較しその差に応じた電流を発生して前記第2
    のトランジスタのベースに供給する第1の差動増幅器と
    を備えるシリーズレギュレータにおいて、前記第1のト
    ランジスタの出力側に出力電流検出用の第2の抵抗を接
    続すると共に、該第2の抵抗によって検出された前記出
    力電流に応じて前記第2のトランジスタのベースのクラ
    ンプ電位を可変制御するクランプ電圧制御回路を設けた
    ことを特徴とする、シリーズレギュレータ。
  4. 【請求項4】 前記第1のトランジスタを外付け素子で
    構成し、前記第1の差動増幅器、前記第2、第3のトラ
    ンジスタおよび前記クランプ電圧制御回路を1個のIC
    として構成したことを特徴とする、請求項3に記載のシ
    リーズレギュレータ。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2のトランジスタを外付け
    の素子で構成し、前記ICの入力電圧モニタ用端子を抵
    抗を介して電源電圧に接続し、前記ICを低耐圧プロセ
    スICで構成したことを特徴とする、請求項4に記載の
    シリーズレギュレータ。
  6. 【請求項6】 入出力経路上に接続した第1のトランジ
    スタと、該第1のトランジスタの駆動用の第2のトラン
    ジスタと、基準電圧と前記第1のトランジスタの出力側
    電圧とを比較しその差に応じた電流を発生して前記第2
    のトランジスタのベースに供給する第1の差動増幅器と
    を備えるシリーズレギュレータにおいて、前記第1のト
    ランジスタの出力側に出力電流検出用の第2の抵抗を接
    続すると共に、該第2の抵抗によって検出された前記出
    力電流に応じて前記第2のトランジスタのベース電流を
    決定するカレントミラー回路を設け、前記第2のトラン
    ジスタのベース電流の制御により前記第1のトランジス
    タの駆動電流を制御することを特徴とする、シリーズレ
    ギュレータ。
  7. 【請求項7】 前記第1のトランジスタおよび前記第2
    の抵抗を外付け素子で構成し、前記第1の差動増幅器、
    前記第2のトランジスタ、前記カレントミラー回路をI
    Cとして一体構成したことを特徴とする、請求項6に記
    載のシリーズレギュレータ。
  8. 【請求項8】 入出力経路上に接続した第1のトランジ
    スタと、該第1のトランジスタの駆動用の第2のトラン
    ジスタと、基準電圧と前記第1のトランジスタの出力側
    電圧とを比較しその差に応じた電流を発生して前記第2
    のトランジスタのベースに供給する第1の差動増幅器と
    を備えるシリーズレギュレータにおいて、前記第1のト
    ランジスタのエミッタ−コレクタ間電圧に応じた電流を
    出力する第2の差動増幅器と、該第2の差動増幅器の出
    力電流によって前記第2のトランジスタのベース電流を
    制御して前記第1のトランジスタのエミッタ−コレクタ
    間電圧をその飽和電圧よりも高い値に維持することを特
    徴とする、シリーズレギュレータ。
  9. 【請求項9】 前記第1のトランジスタを外付け素子で
    構成し、前記第1の差動増幅器、前記第2のトランジス
    タおよび前記第2の差動増幅器をICとして一体に構成
    したことを特徴とする、請求項8に記載のシリーズレギ
    ュレータ。
  10. 【請求項10】 前記第1のトランジスタおよび前記第
    2のトランジスタを外付け素子で構成し、前記第1の差
    動増幅器および第2の差動増幅器をICとして一体に構
    成し、当該ICの入力電圧モニタ用端子を抵抗を介して
    電源電圧に接続するすると共に前記入力電圧モニタ用端
    子を介して当該ICに印加される電圧をクランプして当
    該ICの耐圧以下とするためのクランプ回路を備える、
    請求項8に記載のシリーズレギュレータ。
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