JP2001337713A - 工程設計装置、工程設計方法およびその方法を実現するプログラムを記録した機械読取可能な記録媒体 - Google Patents

工程設計装置、工程設計方法およびその方法を実現するプログラムを記録した機械読取可能な記録媒体

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JP2001337713A
JP2001337713A JP2000156744A JP2000156744A JP2001337713A JP 2001337713 A JP2001337713 A JP 2001337713A JP 2000156744 A JP2000156744 A JP 2000156744A JP 2000156744 A JP2000156744 A JP 2000156744A JP 2001337713 A JP2001337713 A JP 2001337713A
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Japan
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time
work time
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Naohiro Matsuo
直大 松尾
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業工程の作業時間の変更に対応して、生産
工程を設計する。 【解決手段】 工程設計方法は、複数の作業工程におけ
る作業内容を準備するステップと、作業工具ごとの作業
時間を準備するステップと、生産工程における制約条件
を入力するステップと、各作業工程において使用する作
業工具を決定するステップ(S102)と、決定した作
業工具に基づいて作業時間を読出すステップ(S10
4)と、生産工程における作業時間を算出するステップ
(S106)と、算出された作業時間と入力された制約
条件とに基づいて、生産工程における生産能力を算出し
て生産工程を設計するステップ(S132)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産工程を設計す
る技術に関し、特に、複数の作業工程からなる生産工程
を設計する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータを用いて工場等
の生産ラインを設計する方法が提案されている。このよ
うな設計方法として、特開平5−88711号公報に開
示されるものがある。この公報に開示された組立ライン
の計画支援方法は、組立対象製品、コンベアスピード等
の要求生産方式を入力する第1の入力ステップと、入力
された組立対象製品に基づいて、組立対象製品を構成す
る部品の種類、数量および重量などのCAD(computer
aided design)情報を読込む読込みステップと、組立
対象製品の組立性評価記号と組付け順序とを入力する第
2の入力ステップと、読込まれたCAD情報と組立性評
価記号と組付け順序とに基づいて、作業時間を算出する
算出ステップと、作業時間が標準時間内になるように、
かつ要求生産方式を満たすように工程設計する設計ステ
ップと、設計された工程設計結果をシミュレーションモ
デルに変換する変換ステップと、シミュレーションモデ
ルに基づいて、予め定められた判定条件を満たすまでシ
ミュレーション実行条件を変更してシミュレーションす
るシミュレーションステップとを含む。
【0003】この公報に開示された組立ラインの計画支
援方法によると、第1の入力ステップにて、要求生産方
式を入力して、読込みステップにて、入力された組立対
象製品に基づいてCAD情報を読込む。第2の入力ステ
ップにて、組立対象製品の組立性評価記号と組付け順序
とを入力する。算出ステップにて、読込まれたCAD情
報と組立性評価記号と組付け順序とに基づいて、作業時
間を算出して、設計ステップにて、作業時間が標準時間
内になるように、かつ要求生産方式を満たすように工程
設計する。変換ステップにて、設計された工程設計結果
をシミュレーションモデルに変換して、シミュレーショ
ンステップにて、予め定められた判定条件を満たすまで
シミュレーション実行条件を変更してシミュレーション
する。これにより、予め定められた判定条件を満たす、
最適な組立ラインを設計できる。その結果、CAD情報
から組立対象品の部品種類などの部品情報を読込み、部
品の組付け順序を判断して、作業時間を算出するので、
正確な作業時間に基づく工程を設計できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公報に開示された発明では、部品を製品に組付けるため
に必要な作業時間は予め定められた時間(たとえば、現
状の組付け作業工程に配置された作業工具に基づいて予
め定められた時間)であって、その時間に基づいて工程
の設計を行なう。そのため、各作業工程における作業工
具を変えるなどして作業時間を変更して工程設計するこ
とができない。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、予め定められた複数の作業工程か
らなる生産工程において、作業工程の作業時間の変更に
対応して、生産工程を設計する工程設計装置、工程設計
方法および工程設計方法を実現するプログラムを記録し
た機械読取可能な記録媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る工程設
計装置は、予め定められた複数の作業工程からなる生産
工程を設計する工程設計装置であって、複数の作業工程
の少なくとも1つの作業工程においては、作業工程にお
ける作業時間が異なる2種類以上の作業工具のいずれか
1つの作業工具を使用し、複数の作業工程を記憶するた
めの工程記憶手段と、作業工程および作業工程において
使用される作業工具ごとに、作業時間を記憶するための
作業時間記憶手段と、生産工程における制約条件を入力
するための入力手段と、工程記憶手段と作業時間記憶手
段とに接続され、予め定められた条件に従って各作業工
程において使用される作業工具を決定して、各作業工程
における作業時間を算出するための作業時間算出手段
と、入力手段と作業時間算出手段とに接続され、算出さ
れた作業時間と入力された制約条件とに基づいて、生産
工程を設計するための設計手段とを含む。
【0007】第1の発明によると、工程記憶手段は、複
数の作業工程を記憶する。作業時間記憶手段は、作業工
程および作業工程において使用される作業工具ごとに、
作業時間を記憶する。入力手段は、生産工程における制
約条件を入力する。作業時間算出手段は、予め定められ
た条件に従って各作業工程において使用される作業工具
を決定して、各作業工程における作業時間を算出する。
設計手段は、算出された作業時間と入力された制約条件
とに基づいて、生産工程を設計する。これにより、複数
の作業工程の少なくとも1つの作業工程においては、作
業工程における作業時間が異なる2種類以上の作業工具
のいずれか1つの作業工具を決定して、各作業工程にお
ける作業時間を算出し、この作業時間と目標生産能力や
作業者数などの制約条件とに基づいて生産工程を設計す
ることができる。その結果、予め定められた複数の作業
工程からなる生産工程において、作業工程の作業時間の
変更に対応して、生産工程を設計する工程設計装置を提
供することができる。
【0008】第2の発明に係る工程設計装置は、第1の
発明の構成に加えて、入力手段は、生産工程における目
標生産能力を入力するための手段を含み、設計手段は、
作業時間算出手段と入力手段とに接続され、作業時間算
出手段により算出された各作業工程における作業時間と
目標生産能力とに基づいて、生産工程の作業者数を算出
するための手段を含む。
【0009】第2の発明によると、入力手段は、生産工
程における目標生産能力を入力する。設計手段は、作業
時間算出手段と入力手段とに接続され、作業時間算出手
段により算出された各作業工程における作業時間と目標
生産能力とに基づいて、生産工程の作業者数を算出す
る。これにより、作業時間が異なる2種類以上の作業工
具のいずれか1つの作業工具を決定して、各作業工程に
おける作業時間を算出することができる。算出された作
業時間に基づいて、たとえば、目標生産能力から算出し
た作業者1人当りの作業時間以内になるように作業者に
作業工程を割当てて、生産工程の作業者数を算出するこ
とができる。その結果、予め定められた複数の作業工程
からなる生産工程において、作業工程の作業時間の変更
に対応して、生産工程を設計する工程設計装置を提供す
ることができる。
【0010】第3の発明に係る工程設計装置は、第1の
発明の構成に加えて、作業時間算出手段に接続され、作
業時間算出手段により算出された各作業工程における作
業時間に基づいて、生産工程における総作業時間を算出
するための総作業時間算出手段をさらに含み、入力手段
は、生産工程における作業者数を入力するための手段を
含み、設計手段は、総作業時間算出手段と入力手段とに
接続され、総作業時間と作業者数とに基づいて、生産工
程の生産能力を算出するための手段を含む。
【0011】第3の発明によると、総作業時間算出手段
は、作業時間算出手段により算出された各作業工程にお
ける作業時間に基づいて、生産工程における総作業時間
を算出する。入力手段は、生産工程における作業者数を
入力する。設計手段は、総作業時間と作業者数とに基づ
いて、生産工程の生産能力を算出する。これにより、作
業時間が異なる2種類以上の作業工具のいずれか1つの
作業工具を決定して、各作業工程における作業時間から
生産工程における総作業時間を算出することができる。
算出された総作業時間に基づいて、たとえば、総作業時
間を作業者数で除算して作業者1人当りの作業時間を算
出し、算出された作業者1人当りの作業時間に基づいて
作業者に作業工程を割当てて、割当てられた作業者1人
当りの作業時間の中で最大の作業時間に基づいて、生産
工程の生産能力を算出することができる。その結果、予
め定められた複数の作業工程からなる生産工程におい
て、作業工程の作業時間の変更に対応して、生産工程を
設計する工程設計装置を提供することができる。
【0012】第4の発明に係る工程設計装置は、第2の
発明の構成に加えて、設計手段は、各作業工程における
作業時間と目標生産能力とに基づいて、各作業者ごとに
担当する作業工程を割当てるための手段を含む。
【0013】第4の発明によると、設計手段は、各作業
工程における作業時間と目標生産能力とに基づいて、各
作業者ごとに担当する作業工程を割当てる。これによ
り、たとえば、目標生産能力から算出した作業者1人当
りの作業時間以内になるように、かつ、作業者1人当り
の作業工具数が所定数以下になるように、作業工程を担
当する作業者を割当てることができる。
【0014】第5の発明に係る工程設計装置は、第3の
発明の構成に加えて、設計手段は、総作業時間と作業者
数とに基づいて、各作業者ごとに担当する作業工程を割
当てるための手段を含む。
【0015】第5の発明によると、設計手段は、総作業
時間と作業者数とに基づいて、各作業者ごとに担当する
作業工程を割当てる。これにより、たとえば、総作業時
間を作業者数で除算して作業者1人当りの作業時間を算
出し、算出された作業者1人当りの作業時間になるよう
に、かつ、作業者1人当りの作業工具数が所定数以下に
なるように、作業工程を担当する作業者を割当てること
ができる。
【0016】第6の発明に係る工程設計装置は、第1〜
5のいずれかの発明の構成に加えて、予め定められた条
件は、作業工程ごとに作業時間が最小になる条件であ
る。
【0017】第6の発明によると、作業時間算出手段
は、作業工程ごとに作業時間が最小になる条件に従って
各作業工程において使用される作業工具を決定して、各
作業工程における作業時間を算出する。これにより、各
作業工程ごとに最も作業時間の短い作業工具が選択さ
れ、この作業時間と制約条件とに基づいて生産工程を設
計することができる。その結果、予め定められた複数の
作業工程からなる生産工程において、作業工程の作業時
間が最も短くなるように、生産工程を設計する工程設計
装置を提供することができる。
【0018】第7の発明に係る工程設計装置は、第1〜
5のいずれかの発明の構成に加えて、作業工程において
使用される作業工具ごとに、作業工具の価格を記憶する
ための価格記憶手段をさらに含み、予め定められた条件
は、作業工程ごとに作業工具の価格が最小になる条件で
ある。
【0019】第7の発明によると、価格記憶手段は、作
業工程において使用される作業工具ごとに、作業工具の
価格を記憶する。作業時間算出手段は、作業工程ごとに
作業工具の価格が最小になる条件に従って各作業工程に
おいて使用される作業工具を決定して、各作業工程にお
ける作業時間を算出する。これにより、各作業工程ごと
に最も作業工具の価格が低い作業工具が選択され、この
作業時間と制約条件とに基づいて生産工程を設計するこ
とができる。その結果、予め定められた複数の作業工程
からなる生産工程において、作業工具の価格が最も低く
なるように、生産工程を設計する工程設計装置を提供す
ることができる。
【0020】第8の発明に係る工程設計装置は、第7の
発明の構成に加えて、生産工程設計装置は、生産工程に
おいて使用される作業工具の価格を算出する価格算出手
段をさらに含む。
【0021】第8の発明によると、価格算出手段は、生
産工程において使用される作業工具の価格を算出する。
これにより、生産工程における作業工具の価格の合計値
を容易に知ることができる。
【0022】第9の発明に係る工程設計方法は、予め定
められた複数の作業工程からなる生産工程を設計する工
程設計方法であって、複数の作業工程の少なくとも1つ
の作業工程においては、作業工程における作業時間が異
なる2種類以上の作業工具のいずれか1つの作業工具を
使用し、複数の作業工程を表わす情報を準備する工程準
備ステップと、作業工程および作業工程において使用さ
れる作業工具ごとに、作業時間を表わす情報を準備する
作業時間準備ステップと、生産工程における制約条件を
入力する入力ステップと、予め定められた条件に従って
各作業工程において使用される作業工具を決定して、各
作業工程における作業時間を算出する作業時間算出ステ
ップと、算出された作業時間と入力された制約条件とに
基づいて、生産工程を設計する設計ステップとを含む。
【0023】第9の発明によると、工程準備ステップに
て、複数の作業工程を表わす情報を準備する。作業時間
準備ステップにて、作業工程および作業工程において使
用される作業工具ごとに、作業時間を表わす情報を準備
する。入力ステップにて、生産工程における制約条件を
入力する。作業時間算出ステップにて、予め定められた
条件に従って各作業工程において使用される作業工具を
決定して、各作業工程における作業時間を算出する。設
計ステップは、算出された作業時間と入力された制約条
件とに基づいて、生産工程を設計する。これにより、複
数の作業工程の少なくとも1つの作業工程においては、
作業工程における作業時間が異なる2種類以上の作業工
具のいずれか1つの作業工具を決定して、各作業工程に
おける作業時間を算出し、この作業時間と目標生産能力
や作業者数などの制約条件とに基づいて生産工程を設計
することができる。その結果、予め定められた複数の作
業工程からなる生産工程において、作業工程の作業時間
の変更に対応して、生産工程を設計する工程設計方法を
提供することができる。
【0024】第10の発明に係る工程設計方法は、第9
の発明の構成に加えて、入力ステップは、生産工程にお
ける目標生産能力を入力するステップを含み、設計ステ
ップは、作業時間算出ステップにて算出された各作業工
程における作業時間と目標生産能力とに基づいて、生産
工程の作業者数を算出するステップを含む。
【0025】第10の発明によると、入力ステップは、
生産工程における目標生産能力を入力する。設計ステッ
プは、作業時間算出ステップにて算出された各作業工程
における作業時間と目標生産能力とに基づいて、生産工
程の作業者数を算出する。これにより、作業時間が異な
る2種類以上の作業工具のいずれか1つの作業工具を決
定して、各作業工程における作業時間を算出することが
できる。算出された作業時間に基づいて、たとえば、目
標生産能力から算出した作業者1人当りの作業時間以内
になるように作業者に作業工程を割当てて、生産工程の
作業者数を算出することができる。その結果、予め定め
られた複数の作業工程からなる生産工程において、作業
工程の作業時間の変更に対応して、生産工程を設計する
工程設計方法を提供することができる。
【0026】第11の発明に係る工程設計方法は、第9
の発明の構成に加えて、作業時間算出ステップにて算出
された各作業工程における作業時間に基づいて、生産工
程における総作業時間を算出する総作業時間算出ステッ
プをさらに含み、入力ステップは、生産工程における作
業者数を入力するステップを含み、設計ステップは、総
作業時間と作業者数とに基づいて、生産工程の生産能力
を算出するステップを含む。
【0027】第11の発明によると、総作業時間算出ス
テップは、作業時間算出ステップにて、算出された各作
業工程における作業時間に基づいて、生産工程における
総作業時間を算出する。入力ステップは、生産工程にお
ける作業者数を入力する。設計ステップは、総作業時間
と作業者数とに基づいて、生産工程の生産能力を算出す
る。これにより、作業時間が異なる2種類以上の作業工
具のいずれか1つの作業工具を決定して、各作業工程に
おける作業時間から生産工程における総作業時間を算出
することができる。算出された総作業時間に基づいて、
たとえば、総作業時間を作業者数で除算して作業者1人
当りの作業時間を算出し、算出された作業者1人当りの
作業時間に基づいて作業者に作業工程を割当てて、割当
てられた作業者1人当りの作業時間の中で最大の作業時
間に基づいて、生産工程の生産能力を算出することがで
きる。その結果、予め定められた複数の作業工程からな
る生産工程において、作業工程の作業時間の変更に対応
して、生産工程を設計する工程設計方法を提供すること
ができる。
【0028】第12の発明に係る工程設計方法は、第1
0の発明の構成に加えて、設計ステップは、各作業工程
における作業時間と目標生産能力とに基づいて、各作業
者ごとに担当する作業工程を割当てるステップを含む。
【0029】第12の発明によると、設計ステップは、
各作業工程における作業時間と目標生産能力とに基づい
て、各作業者ごとに担当する作業工程を割当てる。これ
により、たとえば、目標生産能力から算出した作業者1
人当りの作業時間以内になるように、かつ、作業者1人
当りの作業工具数が所定数以下になるように、作業工程
を担当する作業者を割当てることができる。
【0030】第13の発明に係る工程設計方法は、第1
1の発明の構成に加えて、設計ステップは、総作業時間
と作業者数とに基づいて、各作業者ごとに担当する作業
工程を割当てるステップを含む。
【0031】第13の発明によると、設計ステップは、
総作業時間と作業者数とに基づいて、各作業者ごとに担
当する作業工程を割当てる。これにより、たとえば、総
作業時間を作業者数で除算して作業者1人当りの作業時
間を算出し、算出された作業者1人当りの作業時間にな
るように、かつ、作業者1人当りの作業工具数が所定数
以下になるように、作業工程を担当する作業者を割当て
ることができる。
【0032】第14の発明に係る工程設計方法は、第9
〜13のいずれかの発明の構成に加えて、予め定められ
た条件は、作業工程ごとに作業時間が最小になる条件で
ある。
【0033】第14の発明によると、作業時間算出ステ
ップは、作業工程ごとに作業時間が最小になる条件に従
って各作業工程において使用される作業工具を決定し
て、各作業工程における作業時間を算出する。これによ
り、各作業工程ごとに最も作業時間の短い作業工具が選
択され、この作業時間と制約条件とに基づいて生産工程
を設計することができる。その結果、予め定められた複
数の作業工程からなる生産工程において、作業工程の作
業時間が最も短くなるように、生産工程を設計する工程
設計方法を提供することができる。
【0034】第15の発明に係る工程設計方法は、第9
〜13のいずれかの発明の構成に加えて、作業工程にお
いて使用される作業工具ごとに、作業工具の価格を表わ
す情報を準備する価格準備ステップをさらに含み、予め
定められた条件は、作業工程ごとに作業工具の価格が最
小になる条件である。
【0035】第15の発明によると、価格準備ステップ
は、作業工程において使用される作業工具ごとに、作業
工具の価格を表わす情報を準備する。作業時間算出手段
は、作業工程ごとに作業工具の価格が最小になる条件に
従って各作業工程において使用される作業工具を決定し
て、各作業工程における作業時間を算出する。これによ
り、各作業工程ごとに最も作業工具の価格が低い作業工
具が選択され、この作業時間と制約条件とに基づいて生
産工程を設計することができる。その結果、予め定めら
れた複数の作業工程からなる生産工程において、作業工
具の価格が最も低くなるように、生産工程を設計する工
程設計方法を提供することができる。
【0036】第16の発明に係る工程設計方法は、第1
5の発明の構成に加えて、生産工程において使用される
作業工具の価格を算出する価格算出ステップをさらに含
む。
【0037】第16の発明によると、価格算出ステップ
は、生産工程において使用される作業工具の価格を算出
する。これにより、生産工程における作業工具の価格の
合計値を容易に知ることができる。
【0038】第17の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、予め定められた複数の作業工程からなる生産工程
を設計する工程設計方法を実現するプログラムを記録し
た機械読取可能な記録媒体であって、複数の作業工程の
少なくとも1つの作業工程においては、作業工程におけ
る作業時間が異なる2種類以上の作業工具のいずれか1
つの作業工具を使用し、工程設計方法は、複数の作業工
程を表わす情報を準備する工程準備ステップと、作業工
程および作業工程において使用される作業工具ごとに、
作業時間を表わす情報を準備する作業時間準備ステップ
と、生産工程における制約条件を入力する入力ステップ
と、予め定められた条件に従って各作業工程において使
用される作業工具を決定して、各作業工程における作業
時間を算出する作業時間算出ステップと、算出された作
業時間と入力された制約条件とに基づいて、生産工程を
設計する設計ステップとを含む。
【0039】第17の発明によると、工程準備ステップ
にて、複数の作業工程を表わす情報を準備する。作業時
間準備ステップにて、作業工程および作業工程において
使用される作業工具ごとに、作業時間を表わす情報を準
備する。入力ステップにて、生産工程における制約条件
を入力する。作業時間算出ステップにて、予め定められ
た条件に従って各作業工程において使用される作業工具
を決定して、各作業工程における作業時間を算出する。
設計ステップは、算出された作業時間と入力された制約
条件とに基づいて、生産工程を設計する。これにより、
複数の作業工程の少なくとも1つの作業工程において
は、作業工程における作業時間が異なる2種類以上の作
業工具のいずれか1つの作業工具を決定して、各作業工
程における作業時間を算出し、この作業時間と目標生産
能力や作業者数などの制約条件とに基づいて生産工程を
設計することができる。その結果、予め定められた複数
の作業工程からなる生産工程において、作業工程の作業
時間の変更に対応して、生産工程を設計する工程設計方
法を実現するプログラムを記録した機械読取可能な記録
媒体を提供することができる。
【0040】第18の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、第17の発明の構成に加えて、入力ステップは、
生産工程における目標生産能力を入力するステップを含
み、設計ステップは、作業時間算出ステップにて算出さ
れた各作業工程における作業時間と目標生産能力とに基
づいて、生産工程の作業者数を算出するステップを含
む。
【0041】第18の発明によると、入力ステップは、
生産工程における目標生産能力を入力する。設計ステッ
プは、作業時間算出ステップにて算出された各作業工程
における作業時間と目標生産能力とに基づいて、生産工
程の作業者数を算出する。これにより、作業時間が異な
る2種類以上の作業工具のいずれか1つの作業工具を決
定して、各作業工程における作業時間を算出することが
できる。算出された作業時間に基づいて、たとえば、目
標生産能力から算出した作業者1人当りの作業時間以内
になるように作業者に作業工程を割当てて、生産工程の
作業者数を算出することができる。その結果、予め定め
られた複数の作業工程からなる生産工程において、作業
工程の作業時間の変更に対応して、生産工程を設計する
工程設計方法を実現するプログラムを記録した機械読取
可能な記録媒体を提供することができる。
【0042】第19の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、第17の発明の構成に加えて、工程設計方法は、
作業時間算出ステップにて算出された各作業工程におけ
る作業時間に基づいて、生産工程における総作業時間を
算出する総作業時間算出ステップをさらに含み、入力ス
テップは、生産工程における作業者数を入力するステッ
プを含み、設計ステップは、総作業時間と作業者数とに
基づいて、生産工程の生産能力を算出するステップを含
む。
【0043】第19の発明によると、総作業時間算出ス
テップは、作業時間算出ステップにて、算出された各作
業工程における作業時間に基づいて、生産工程における
総作業時間を算出する。入力ステップは、生産工程にお
ける作業者数を入力する。設計ステップは、総作業時間
と作業者数とに基づいて、生産工程の生産能力を算出す
る。これにより、作業時間が異なる2種類以上の作業工
具のいずれか1つの作業工具を決定して、各作業工程に
おける作業時間から生産工程における総作業時間を算出
することができる。算出された総作業時間に基づいて、
たとえば、総作業時間を作業者数で除算して作業者1人
当りの作業時間を算出し、算出された作業者1人当りの
作業時間に基づいて作業者に作業工程を割当てて、割当
てられた作業者1人当りの作業時間の中で最大の作業時
間に基づいて、生産工程の生産能力を算出することがで
きる。その結果、予め定められた複数の作業工程からな
る生産工程において、作業工程の作業時間の変更に対応
して、生産工程を設計する工程設計方法を実現するプロ
グラムを記録した機械読取可能な記録媒体を提供するこ
とができる。
【0044】第20の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、第18の発明の構成に加えて、設計ステップは、
各作業工程における作業時間と目標生産能力とに基づい
て、各作業者ごとに担当する作業工程を割当てるステッ
プを含む。
【0045】第20の発明によると、設計ステップは、
各作業工程における作業時間と目標生産能力とに基づい
て、各作業者ごとに担当する作業工程を割当てる。これ
により、たとえば、目標生産能力から算出した作業者1
人当りの作業時間以内になるように、かつ、作業者1人
当りの作業工具数が所定数以下になるように、作業工程
を担当する作業者を割当てることができる。
【0046】第21の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、第19の発明の構成に加えて、設計ステップは、
総作業時間と作業者数とに基づいて、各作業者ごとに担
当する作業工程を割当てるステップを含む。
【0047】第21の発明によると、設計ステップは、
総作業時間と作業者数とに基づいて、各作業者ごとに担
当する作業工程を割当てる。これにより、たとえば、総
作業時間を作業者数で除算して作業者1人当りの作業時
間を算出し、算出された作業者1人当りの作業時間にな
るように、かつ、作業者1人当りの作業工具数が所定数
以下になるように、作業工程を担当する作業者を割当て
ることができる。
【0048】第22の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、第17〜21のいずれかの発明の構成に加えて、
予め定められた条件は、作業工程ごとに作業時間が最小
になる条件である。
【0049】第22の発明によると、作業時間算出ステ
ップは、作業工程ごとに作業時間が最小になる条件に従
って各作業工程において使用される作業工具を決定し
て、各作業工程における作業時間を算出する。これによ
り、各作業工程ごとに最も作業時間の短い作業工具が選
択され、この作業時間と制約条件とに基づいて生産工程
を設計することができる。その結果、予め定められた複
数の作業工程からなる生産工程において、作業工程の作
業時間が最も短くなるように、生産工程を設計する工程
設計方法を提供することができる。
【0050】第23の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、第17〜21のいずれかの発明の構成に加えて、
生産工程設計方法は、作業工程において使用される作業
工具ごとに、作業工具の価格を表わす情報を準備する価
格準備ステップをさらに含み、予め定められた条件は、
作業工程ごとに作業工具の価格が最小になる条件であ
る。
【0051】第23の発明によると、価格準備ステップ
は、作業工程において使用される作業工具ごとに、作業
工具の価格を表わす情報を準備する。作業時間算出手段
は、作業工程ごとに作業工具の価格が最小になる条件に
従って各作業工程において使用される作業工具を決定し
て、各作業工程における作業時間を算出する。これによ
り、各作業工程ごとに最も作業工具の価格が低い作業工
具が選択され、この作業時間と制約条件とに基づいて生
産工程を設計することができる。その結果、予め定めら
れた複数の作業工程からなる生産工程において、作業工
具の価格が最も低くなるように、生産工程を設計する工
程設計方法を提供することができる。
【0052】第24の発明に係る機械読取可能な記録媒
体は、第23の発明の構成に加えて、生産工程設計方法
は、生産工程において使用される作業工具の価格を算出
する価格算出ステップをさらに含む。
【0053】第24の発明によると、価格算出ステップ
は、生産工程において使用される作業工具の価格を算出
する。これにより、生産工程における作業工具の価格の
合計値を容易に知ることができる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明の繰返しは適宜省略する。
【0055】本発明の実施の形態に係る工程設計装置に
おける処理は、パーソナルコンピュータまたはワークス
テーションなど、コンピュータ上で実行されるソフトウ
ェアにより実現される。
【0056】図1に、本実施の形態に係る工程設計装置
100の一例であるコンピュータの外観を示す。図1を
参照して、この工程設計装置100は、FD(Floppy D
isk)駆動装置114およびCD−ROM(Compact Dis
c-Read Only Memory)駆動装置110を備えたコンピュ
ータ本体102と、モニタ104と、キーボード106
と、マウス108とを含む。
【0057】図2に、このコンピュータ本体102の構
成をブロック図形式で示す。図2に示すように、コンピ
ュータ本体102は、前述のFD駆動装置114および
CD−ROM駆動装置110に加えて、相互にバスで接
続されたCPU(Central Processing Unit)120
と、メモリ122と、固定ディスク124とを含む。F
D駆動装置114にはFD116が装着される。CD−
ROM駆動装置110にはCD−ROM112が装着さ
れる。
【0058】既に述べたように、工程設計装置100を
実現する装置は、コンピュータハードウェアとCPU1
20により実行されるソフトウェアとにより実現され
る。一般的にこうしたソフトウェアは、FD116、C
D−ROM112などの記録媒体に格納されて流通し、
FD駆動装置114またはCD−ROM駆動装置110
などにより記録媒体から読取られて固定ディスク124
に一旦格納される。さらに固定ディスク124からメモ
リ122に読出されて、CPU120により実行され
る。図1および図2に示したコンピュータのハードウェ
ア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最
も本質的な部分は、FD116、CD−ROM112、
固定ディスク124などの記録媒体に記録されたソフト
ウェアである。なお、図1および図2に示したコンピュ
ータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な
説明は繰返さない。
【0059】図3を参照して、工程設計装置100の固
定ディスク124に記憶される、作業項目および作業条
件ごとの作業時間を格納したデータテーブルについて説
明する。図3に示すようにデータテーブルは、作業番
号、作業項目、作業条件および作業時間を含む。なお、
作業時間は、1/100分(0.6秒)を1DM(deci
mal minutes)とするDM単位で表示される。たとえ
ば、作業番号1−1はハンドドライバを用いてねじ締結
する作業時間が40DM(24秒)であることを示し、
作業番号1−2は電気ドライバを用いてねじ締結をする
作業時間が30DM(18秒)であることを示す。この
ねじ締結作業以外に、コンベックス締付け作業、位置決
めモータ挿入作業および部品取上げ作業については、作
業条件が異なるとそれぞれの作業時間が異なる。
【0060】図4を参照して、固定ディスク124に記
憶される、作業工具ごとの価格および保有数を格納した
データテーブルについて説明する。図4に示すように、
このデータテーブルは、作業工具、価格および保有数の
データを含む。たとえば、電気ドライバは、価格が2
0,000円であって、現在の保有数が3台であること
を示す。なお、図4に示す作業工具のデータは、図3に
おける作業条件の作業工具のデータと共通する。
【0061】図5を参照して、固定ディスク124に記
憶される、作業工程を格納したデータテーブルについて
説明する。図5に示すように、このデータテーブルは、
たとえば、作業工程番号1から28の各々に対応した作
業項目が記憶される。作業工程番号1において、部品
(小)が取上げられ、作業工程番号2において、ねじが
締結される。さらに、その後所定の作業工程が行なわ
れ、作業工程番号28の外観検査が行なわれ、この製品
が完成する。なお、図5に示す作業項目のデータは、図
3に示す作業項目のデータと共通する。たとえば、作業
工程番号2のねじ締結作業については、図3に示すよう
に、ハンドドライバを用いる場合にねじ締結に必要な作
業時間は40DMであり、電気ドライバを用いる場合に
ねじ締結に必要な作業時間は30DMである。このよう
に、予め定められた作業工程番号に対応して、作業項目
が記憶される。また、作業項目の一部は、作業条件によ
り作業時間が異なる。
【0062】図6を参照して、工程設計装置100で実
行されるプログラムは、以下のような制御構造を有す
る。
【0063】まず、ステップ100(以下、ステップを
Sと略す。)にて、CPU120は、変数Iを初期化
(I=1)する。S102にて、CPU120は、予め
定められた条件に従って作業工程(I)における工具を
決定する。予め定められた条件とは、各作業工程(I)
における作業工具の価格が最小になるような条件であっ
たり、各作業工程(I)における作業時間が最小になる
ような条件であったりする。たとえば、図5に示す作業
工程番号2のねじ締結作業の場合には、作業工具価格最
小という条件である場合には、図4に示す価格からハン
ドドライバが選択され、作業時間最小という条件の場合
には、図3に示す作業時間から電気ドライバが選択され
る。
【0064】S104にて、CPU120は、作業工程
(I)における作業時間T(I)と工具価格C(I)と
を、図3に示すデータテーブルおよび図4に示すデータ
テーブルから読出す。
【0065】S106にて、CPU120は、T=T+
T(I)の演算を行なう。S108にて、CPU120
は、C=C+C(I)の演算を行なう。S110にて、
CPU120は、変数IについてI=I+1の演算を行
なう。
【0066】S112にて、CPU120は、IがKを
上回っているか否かを判断する。なお、Kは生産工程に
おける全ての作業工程の数を表わす。たとえば、図5に
示す生産工程の場合にはK=28となる。
【0067】変数IがKを上回る場合には(S112に
てYES)、処理はS114へ移される。一方、IがK
以下である場合には(S112にてNO)、処理はS1
02へ戻され、次の作業工程における工具を決定し、作
業時間および工具価格をそれぞれ加算する。なお、変数
IがKを上回る場合には(S112にてYES)、予め
定められた条件(作業工具価格最小、作業時間最小)に
従って、生産工程の全ての作業工程における総作業時間
Tと、生産工程の全ての作業工程における作業工具の合
計価格Cとが算出される。
【0068】S114にて、CPU120は、作業者人
数または目標生産能力のいずれが指定されたかを判断す
る。この判断は、キーボード106から入力されたデー
タに基づいて行なわれる。キーボード106から入力さ
れたデータが作業者人数である場合には、処理はS11
6へ移される。一方、キーボード106から入力された
データが目標生産能力である場合には、処理はS122
へ移される。
【0069】S116にて、CPU120は、作業者人
数Nを指定されたデータとする。S118にて、CPU
120は、作業者1人当りの作業時間が、総作業時間/
工程数(=T/N)近傍になるように、作業工程の順序
に従って、作業工程に作業者を割当てる。S120に
て、CPU120は、各作業者ごとに割当てられた作業
時間TX(J)(1≦J≦N)を計算する。
【0070】S122にて、キーボード106から入力
されたデータが目標生産能力である場合には、目標生産
能力を指定されたデータとする。S124にて、CPU
120は、TXM=稼動時間/目標生産能力の演算を行
なう。S126にて、CPU120は、作業者1人当り
の作業時間がTXMを超えない範囲で、作業工程の順序
に従って、作業工程に作業者を割当てる。S128に
て、CPU120は、作業工程順に最後の作業工程まで
作業者を割当て、その結果、割当てられた作業者人数L
を算出する。また、割当てられた作業時間TX(J)
(1≦J≦L)を計算する。
【0071】S130にて、CPU120は、S120
またはS128における処理の後、TX(J)の最大値
TXLを抽出する。S132にてCPU120は、生産
能力=稼動時間/TXLの演算を行なう。以上のように
して、S114にて作業者人数を指定した場合には、生
産能力が算出され(S132)、S114にて目標生産
能力を指定した場合には、作業者人数L(S128にて
算出)と生産能力(S132にて算出)とが算出され
る。
【0072】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、工程設計装置100の動作について説明する。
【0073】[指定:目標生産能力、条件:作業工具価
格最小]目標生産能力が指定された場合であって、作業
工程における工具を決定する際の条件は作業工具価格が
最小という条件である場合について、工程設計装置10
0の動作について説明する。
【0074】変数Iを初期化して(S100)、作業工
具価格が最小になる条件に従って作業工程(I)におけ
る工具を決定する(S102)。たとえば、図4を参照
して、ねじ締結作業においては、電気ドライバよりも作
業工具価格が安いハンドドライバを選択して、コンベッ
クス締付け作業および位置決め作業においては、手作業
を選択して、各作業工程における作業工具を決定する。
作業工具を決定すると、作業工程(I)における作業時
間T(I)および工具価格C(I)を固定ディスク12
4から読出して(S104)、一時的にメモリ122に
格納する。たとえば、図5に示す作業工程番号2のねじ
締結作業においては、作業工具価格が最小になる条件に
従って、図4を参照して作業工具価格が電気ドリルより
も安いハンドドライバを選択して、その価格である1,
000円と、図3を参照して作業時間40DMとをメモ
リ122に一時的に格納する。このような作業が、変数
Iが工程数Kを上回るまで行なわれ(S112にてYE
S)、すべての工程について作業時間Tおよび工具価格
Cをそれぞれ加算する。
【0075】図7を参照して、作業工程番号に対応する
作業項目ごとに、作業工具価格が最小になるように作業
工具を選択して、その選択した作業工具に対応する作業
時間をメモリ122に格納して、メモリに格納した作業
時間を加算することにより、生産工程における全28作
業工程の総作業時間が1240DMと算出される。
【0076】すべての作業工程における作業工具を決定
して、作業時間と工具価格とをそれぞれ加算したものを
算出すると(S112にてYES)、指定された目標生
産能力を用いて、TXM=稼動時間/目標生産能力を算
出する(S124)。TXMを算出すると、作業者1人
当りの作業時間がTXMを超えない範囲で、作業工程の
順序に従って作業工程に作業者を割当てる(S12
6)。たとえば、図7に示すように、目標生産能力が1
33台/日、稼動時間480分/日の場合は、TXM=
48000/133=360DMとなる。作業者1人当
りの作業時間が360DMを超えない範囲で、作業工程
の順序に従って作業工程に作業者を割当てていく(S1
26)。たとえば、作業工程番号1〜8の作業時間の合
計が300DMであり、作業工程番号1〜9の作業時間
の合計が500DMであるため、360DMを超えない
範囲である作業工程番号1〜8を1人の作業者Aに割当
てる。同じようにして、作業時間の合計が360DMで
ある作業工程番号9〜14を作業者Bに割当て、作業時
間の合計が330DMである作業工程番号15〜22を
作業者Cに割当て、作業時間の合計が250DMである
作業工程番号23〜28を作業者Dに割当てる(S12
6)。その結果、作業工程番号1〜28の生産工程にお
いて割当てられた作業人数は4人であり、作業者Aが担
当する作業時間は300DM、作業者Bが担当する作業
時間は360DM、作業者Cが担当する作業時間は33
0DM、作業者Dが担当する作業時間は250DMとな
る(S128)。
【0077】作業者が担当する作業時間の中の最大値T
XLを抽出し(S130)、稼動時間を抽出したTXL
で除算することにより生産能力を求める(S132)。
図7に示すように、作業者A〜Dが担当する作業時間の
中の最大値は、作業者Bの360DMであるため、作業
者1人が担当する最大の作業時間360DM(3.6
分)と稼動時間480分/日とから、1日当りの生産能
力を133台と算出する。
【0078】また、作業工具の価格については、作業工
程ごとに用いられる作業工具の価格を一旦加算して(S
108)、その後、作業者の割当てが完了すると、作業
者ごとに作業工具の価格を再計算する。これは、1人の
作業者が同時に別の作業項目の作業を行なうことができ
ないためである。そのため、1人の作業者に必要な作業
工具に基づいて、生産工程における作業工具の価格を算
出する。たとえば、図7に示す場合には、価格欄の括弧
書きの部分を減算して再計算する。これにより、目標生
産能力133台/日と指定し、作業工具価格が最小とい
う条件で工程設計した場合の作業工具の価格は3,00
0円となる。なお、作業工具の価格を一旦加算してから
再計算するのではなく、作業者の割当てが完了してから
1人の作業者に必要な作業工具に基づいて、生産工程に
おける作業工具の価格を算出するようにしてもよい。
【0079】また、作業者ごとに作業工程を割当て、必
要な作業工具を決定した後、決定した作業工具と図4に
示す作業工具ごとの保有数とを比較して、新たに必要な
作業工具を抽出して、抽出した作業工具の価格を算出す
ることにより、新規に必要な工具の価格を算出するよう
にしてもよい。
【0080】なお、作業者A〜Dの1人当りが担当する
作業時間に大きなばらつきがある場合には(たとえば、
作業者Dの作業時間が極端に少ない場合)、再度作業者
ごとに作業工程を割当てなおして、作業者1人当りの作
業負荷の平準化を図るようにしてもよい。
【0081】[指定:目標生産能力、条件:作業時間最
小]目標生産能力が指定された場合であって、作業工程
における工具を決定する際の条件は作業時間が最小とい
う条件である場合について、工程設計装置100の動作
について説明する。
【0082】変数Iを初期化して(S100)、作業時
間が最小になる条件に従って作業工程(I)における工
具を決定する(S102)。たとえば、図3を参照し
て、ねじ締結作業においては、ハンドドライバよりも作
業時間が短い電気ドライバを選択して、コンベックス締
付け作業においては、手作業よりも作業時間が短いラジ
オペンチを選択して、位置決め作業においては、手作業
よりも作業時間が短い治具Aを選択して、各作業工程に
おける作業工具を決定する。作業工具を決定すると、作
業工程(I)における作業時間T(I)および工具価格
C(I)を固定ディスク124から読出して、一時的に
メモリ122に格納する。たとえば、図5に示す作業工
程番号2のねじ締結作業においては、作業時間が最小に
なる条件に従って、図3を参照して作業時間がハンドド
リルよりも短い電気ドリルを選択して、その作業時間3
0DMと、図3を参照して作業工具価格である20,0
00円とをメモリ122に一時的に格納する。このよう
な作業が、変数Iが工程数Kを上回るまで行なわれ(S
112にてYES)、すべての工程について作業時間T
および工具価格Cをそれぞれ加算する。
【0083】図8を参照して、作業工程番号に対応する
作業項目ごとに、作業時間が最小になるように作業工具
を選択して、その選択した作業工具に対応する作業時間
をメモリ122に格納して、メモリに格納した作業時間
を加算することにより、生産工程における全28作業工
程の総作業時間が980DMと算出される。
【0084】すべての作業工程における作業工具を決定
して、作業時間と工具価格とをそれぞれ加算したものを
算出すると(S112にてYES)、指定された目標生
産能力を用いて、TXM=稼動時間/目標生産能力を算
出する(S124)。TXMを算出すると、作業者1人
当りの作業時間がTXMを超えない範囲で、作業工程の
順序に従って作業工程に作業者を割当てる(S12
6)。たとえば、図8に示すように、目標生産能力が1
85台/日、稼動時間480分/日の場合は、TXM=
48000/185=260DMとなる。作業者1人当
りの作業時間が260DMを超えない範囲で、作業工程
の順序に従って作業工程に作業者を割当てていく(S1
26)。たとえば、作業工程番号1〜8の作業時間の合
計が260DMであるため、作業工程番号1〜8の作業
を作業者Aに割当てる。同じようにして、作業時間の合
計が250DMである作業工程番号9〜14を作業者B
に、作業時間の合計が260DMである作業工程番号1
5〜22を作業者Cに、作業時間の合計が210DMで
ある作業工程番号23〜28を作業者Dに割当てる。そ
の結果、作業工程番号1〜28の生産工程において割当
てられた作業者数は4人であり、作業者Aの担当する作
業時間が260DM、作業者Bが担当する作業時間が2
50DM、作業者Cが担当する作業時間が260DM、
作業者Dが担当する作業時間が210DMと算出される
(S128)。
【0085】作業者が担当する作業時間の中の最大値T
XLを抽出し(S130)、稼動時間を抽出したTXL
で除算することにより生産能力を求める(S132)。
図8に示すように、作業者A〜Dが担当する作業時間の
中の最大値は、作業者AおよびCの260DMであるた
め、作業者1人が担当する最大の作業時間260DM
(2.6分)と稼動時間480分/日とから、1日当り
の生産能力を185台と算出する。
【0086】また、前述と同じように、作業工具の価格
については、1人の作業者に必要な作業工具に基づい
て、生産工程における作業工具の価格を再計算する。た
とえば、図8に示す場合には、価格欄の括弧書きの部分
を減算する。これにより、目標生産能力185台/日と
指定し、作業時間が最小という条件で工程設計した場合
の作業工具の価格は111,500円となる。なお、作
業者の割当てが完了してから生産工程における作業工具
の価格を算出するようにしてもよい。
【0087】また、前述と同じように、決定した作業工
具と図4に示す作業工具ごとの保有数とを比較して、新
規に必要な工具の価格を算出するようにしてもよい。
【0088】なお、前述と同じように、作業者A〜Dの
1人当りが担当する作業時間に大きなばらつきがある場
合には作業工程を割当てなおして、作業者1人当りの作
業負荷の平準化を図るようにしてもよい。
【0089】[指定:作業者人数5人、条件:作業工具
価格最小]生産工程における作業者数が指定された場合
であって、作業工程における工具を決定する際の条件は
作業工具価格が最小という条件である場合について、工
程設計装置100の動作について説明する。
【0090】なお、作業工具価格が最小になるように作
業工程における工具を決定し、作業時間および作業工具
価格をそれぞれ加算して、全ての作業工程における作業
時間および作業工具の価格を算出する動作については、
前述のとおりであるためここでの詳細な説明は繰返さな
い。
【0091】すべての作業工程における作業工具を決定
して、作業時間と工具価格とをそれぞれ加算したものを
算出すると(S112にてYES)、指定された作業人
数を用いて、作業者1人当りの作業時間が総作業時間/
作業人数(=T/N)近傍になるように、作業工程の順
序に従って作業工程に作業者を割当てる(S118)。
たとえば、図9に示すように、作業総時間Tが1240
DMの場合は、指定された作業者人数である5人より、
作業者1人が担当する作業時間は1240/5=248
DMとなる。この248DM近傍になるように、作業工
程の順序に従って作業工程に作業者を割当てていく(S
118)。たとえば、作業工程番号1〜7の作業時間の
合計が260DMであるため、この作業工程番号1〜7
の工程を作業者Aに割当てる。同じようにして、作業時
間の合計が240DMとなる作業工程番号8〜9を作業
者Bに割当て、作業時間の合計が240DMとなる作業
工程番号10〜16を作業者Cに割当て、作業時間の合
計が250DMとなる作業工程番号17〜22を作業者
Dに割当て、作業時間の合計が250DMとなる作業工
程番号23〜28を作業者Eに割当てる。
【0092】作業者が担当する作業時間の中の最大値T
XLを抽出し(S130)、稼動時間を抽出したTXL
で除算することにより生産能力を求める(S132)。
図9に示すように、作業者A〜Eが担当する作業時間の
中の最大値は、作業者Aの260DMであるため、作業
者1人が担当する最大の作業時間260DM(2.6
分)と稼動時間480分/日とから、1日当りの生産能
力を185台と算出する。
【0093】また、前述と同じように、作業工具の価格
については、1人の作業者に必要な作業工具に基づい
て、生産工程における作業工具の価格を再計算する。た
とえば、図9に示す場合には、価格欄の括弧書きの部分
を減算する。これにより、作業者数を5人と指定し、作
業工具価格が最小という条件で工程設計した場合の作業
工具の価格は4,000円となる。なお、作業者の割当
てが完了してから生産工程における作業工具の価格を算
出するようにしてもよい。
【0094】また、前述と同じように、決定した作業工
具と図4に示す作業工具ごとの保有数とを比較して、新
規に必要な工具の価格を算出するようにしてもよい。
【0095】[指定:作業者人数5人、条件:作業時間
最小]生産工程における作業者数が指定された場合であ
って、作業工程における工具を決定する際の条件を作業
時間が最小であるという条件にした場合について、工程
設計装置100の動作について説明する。
【0096】なお、作業工具価格が最小になるように作
業工程における工具を決定し、作業時間および作業工具
価格をそれぞれ加算して、全ての作業工程における作業
時間および作業工具の価格を算出する動作については、
前述のとおりであるためここでの詳細な説明は繰返さな
い。
【0097】すべての作業工程における作業工具を決定
して、作業時間と工具価格とをそれぞれ加算したものを
算出すると(S112にてYES)、指定された作業人
数を用いて、作業者1人当りの作業時間が総作業時間/
作業人数(=T/N)近傍になるように、作業工程の順
序に従って作業工程に作業者を割当てる(S118)。
たとえば、図10に示すように、作業総時間Tが980
DMの場合は、指定された作業者人数である5人より、
作業者1人が担当する作業時間は980/5=196D
Mとなる。この196DM近傍になるように、作業工程
の順序に従って作業工程に作業者を割当てていく(S1
18)。たとえば、作業工程番号1〜6の作業時間の合
計が200DMであるため、この作業工程番号1〜6の
工程を作業者Aに割当てる。同じようにして、作業時間
の合計が190DMとなる作業工程番号7〜10を作業
者Bに割当て、作業時間の合計が210DMとなる作業
工程番号11〜17を作業者Cに割当て、作業時間の合
計が170DMとなる作業工程番号18〜22を作業者
Dに割当て、作業時間の合計が210DMとなる作業工
程番号23〜28を作業者Eに割当てる。
【0098】作業者が担当する作業時間の中の最大値T
XLを抽出し(S130)、稼動時間を抽出したTXL
で除算することにより生産能力を求める(S132)。
図10に示すように、作業者A〜Eが担当する作業時間
の中の最大値は、作業者CおよびEの210DMである
ため、作業者1人が担当する最大の作業時間210DM
(2.1分)と稼動時間480分/日とから、1日当り
の生産能力を229台と算出する。
【0099】また、前述と同じように、作業工具の価格
については、1人の作業者に必要な作業工具に基づい
て、生産工程における作業工具の価格を再計算する。た
とえば、図10に示す場合には、価格欄の括弧書きの部
分を減算する。これにより、作業者数を5人と指定し、
作業時間が最小という条件で工程設計した場合の作業工
具の価格は133,000円となる。なお、作業者の割
当てが完了してから生産工程における作業工具の価格を
算出するようにしてもよい。
【0100】また、前述と同じように、決定した作業工
具と図4に示す作業工具ごとの保有数とを比較して、新
規に必要な工具の価格を算出するようにしてもよい。
【0101】以上のようにして、本実施の形態に係る工
程設計装置は、作業工程ごとに作業時間の異なる作業工
具を決定し、作業時間、総作業時間を算出することがで
きる。算出された作業時間または総作業時間と目標生産
能力または作業者人数とに基づいて、生産能力などを算
出することができる。その結果、予め定められた複数の
作業工程からなる生産工程において、作業工程の作業時
間の変更に対応して、生産工程を設計する工程設計装置
を提供することができる。
【0102】以下、本実施の形態の変形例について説明
する。なお、この変形例におけるハードウェア構成につ
いては、前述と同じであるため、ここでの詳細な説明は
繰返さない。
【0103】図11を参照して、工程設計装置100で
実行されるプログラムは、以下のような制御構造を有す
る。
【0104】S200にて、CPU120は、目標生産
能力を指定されたデータとする。S202にてCPU1
20は、作業者1人当りの最大担当作業時間TPを指定
されたデータとする。S204にて、CPU120は、
作業者1人当りの最大担当設備数Sを指定されたデータ
とする。これらS200〜S204の処理については、
キーボード106から入力されたデータに基づいて行な
われる。
【0105】S206にて、CPU120は、TXS=
稼動時間/目標生産能力の演算を行なう。S208に
て、CPU120は、S206にて計算したTXSがS
202にて指定された最大担当作業時間TPを上回るか
否かを判断する。TXSがTPを上回ると(S208に
てYES)、処理はS212へ移される。一方、TXS
がTP以下であると(S208にてNO)、処理はS2
14へ移される。
【0106】S210にて、CPU120は、TXMに
TXSを代入する。S212にてCPU120はTXM
にTPを入力する。S214にて、CPU120は、作
業者1人当りの作業時間が、TXMを超えない範囲で、
かつ、作業者1人当りの担当設備数が最大担当設備数S
を超えない範囲で、作業工程の順序に従って作業工程に
作業者を割当てる。
【0107】S216にて、CPU120は、割当てら
れた作業者人数Lと割当てられた作業時間TX(J)
(1≦J≦L)を算出する。
【0108】S218にて、CPU120は、S216
にて算出した作業者1人当りの作業時間TX(J)の最
大値TXLを抽出する。S220にてCPU120は、
稼動時間をS218にて抽出したTXLで除算すること
により生産能力を求める。
【0109】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、工程設計装置100の動作について説明する。
【0110】キーボード106から入力された目標生産
能力を指定されたデータとし(S200)、作業者1人
当りの最大担当作業時間TPを指定されたデータとし
(S202)、作業者1人当りの最大担当設備数Sを指
定されたデータとする(S204)。TXS=稼動時間
/目標生産能力の演算を行ない(S206)、TXSと
TPとを比較する。図12を参照して、目標生産能力が
200台/日、稼動時間480分/日である場合には、
TXS=240DMとなる。一方、S202にて指定し
た作業者1人当りの最大担当作業時間TPが300DM
であり、TXSはTP以下であるため(S208にてN
O)、TXMにはTXSが代入される(S210)。従
って、この場合には、TXM=240DMとなる。
【0111】作業者1人当りの作業時間がTXMを超え
ない範囲で、かつ、作業者1人当りの担当設備数が最大
担当設備数Sを超えない範囲で、作業工程の順序に従っ
て作業工程に作業者を割当てる(S214)。図12を
参照して、TXM=240DMかつ作業者1人当りの最
大担当設備数S(=3)を超えない範囲で、作業工程の
順序に従って作業工程に作業者を割当てる。作業時間の
合計が210DMであり、担当設備数である作業工具数
が2(ハンドドライバ、ラジオペンチ)である作業工程
番号1〜6を作業者Aに、作業時間の合計が230DM
であり、作業工具数が3(ハンドドライバ、ラジオペン
チ、治具A)である作業工程番号7〜11を作業者B
に、作業時間の合計が240DMであり、担当する作業
工具数が2(ラジオペンチ、電気ドライバ)である作業
工程番号12〜19を作業者Cに、作業時間の合計が2
20DMであり、担当する作業工具数が2(ラジオペン
チ、電気ドライバ)である作業工程番号20〜25を作
業者Dに、作業時間の合計が100DMであり、担当す
る作業工具数が1(電気ドライバ)である作業工程番号
26〜28を作業者Eに割当てる(S216)。
【0112】割当てた作業時間の中の最大値TXLを抽
出し(S218)、稼動時間をTXLで除算することに
より生産能力を求める(S220)。図12に示すよう
に、作業者A〜Eが担当する作業時間の最大値は、作業
者Cの240DMであるため、作業者1人が担当する最
大の作業時間240DM(2.4分)と稼動時間480
分/日とから、1日当りの生産能力を200台と算出す
る。また、この作業工程における作業工具の合計価格
は、114,000円となる。
【0113】また、図13を参照して、目標生産能力が
100台/日と指定された場合には、稼動時間480分
/日よりTXS=480DMとなる。TP=300DM
であることから、TXSがTPを上回るため(S208
にてYES)、TXMにはTPである300DMが代入
される。これにより、作業時間の合計が280DMであ
り、担当設備数である作業工具数が2である作業工程番
号1〜8を作業者Aに割当てる。すなわち、作業者Aが
治具Aを用いた作業工程番号9の位置決め作業まで担当
するようにしても作業時間の合計は380DMでありT
XS以下であるが、その場合に担当設備数である作業工
具数が4となるため、最大作業設備数の条件を満足する
ように、作業者Aに割当てる作業工程は作業工程番号1
〜8とする。さらに、作業時間の合計が280DMであ
り、担当する作業工具数が2である作業工程番号9〜1
5を作業者Bに、作業時間の合計が280DMであり、
担当する作業工具数が2である作業工程番号16〜23
を作業者Cに、作業時間の合計が160DMであり、担
当する作業工具数が1である作業工程番号24〜28を
作業者Dに割当てる。
【0114】割当てた作業時間の中の最大値TXLを抽
出し(S218)、稼動時間をTXLで除算することに
より生産能力を求める(S220)。図13に示すよう
に、作業者A〜Dが担当する作業時間の最大値は、作業
者A、BおよびCの280DMであるため、作業者1人
が担当する最大の作業時間280DM(2.8分)と稼
動時間480分/日とから、1日当りの生産能力を17
1台と算出する。また、この作業工程における作業工具
の合計価格は、112,500円となる。
【0115】さらに、図14を参照して、目標生産能力
が400台/日と指定された場合には、、稼動時間48
0分/日よりTXS=120DMとなる。TP=300
DMでありTXSがTP以下であるため(S208にて
NO)、TXMにはTXSである120DMが代入され
る。これにより、作業時間の合計が100DMであり、
担当設備数である作業工具数が1である作業工程番号1
〜3を作業者Aに割当てる。さらに、作業時間の合計が
110DMであり、担当する作業工具数が1である作業
工程番号4〜6を作業者Bに、作業時間の合計が70D
Mであり、担当する作業工具数が2である作業工程番号
7〜8を作業者Cに、作業時間の合計が100DMであ
り、担当する作業工具数が1である作業工程番号9を作
業者Dに、作業時間の合計が110DMであり、担当す
る作業工具数が1である作業工程番号10〜13を作業
者Eに割当てる。さらに、作業時間の合計が100DM
であり、担当する作業工具数が1である作業工程番号1
4〜16を作業者Fに、作業時間の合計が120DMで
あり、担当する作業工具数が1である作業工程番号17
〜20を作業者Gに、作業時間の合計が80DMであ
り、担当する作業工具数が1である作業工程番号21〜
22を作業者Hに、作業時間の合計が110DMであ
り、担当する作業工具数が1である作業工程番号23〜
25を作業者Iに、作業時間の合計が100DMであ
り、担当する作業工具数が1である作業工程番号26〜
28を作業者Jに割当てる。その結果、この生産工程を
担当する作業者数は10人となる。
【0116】割当てた作業時間の中の最大値TXLを抽
出し(S218)、稼動時間をTXLで除算することに
より生産能力を求める(S220)。図14に示すよう
に、作業者A〜Jが担当する作業時間の最大値は、作業
者Gの120DMであるため、作業者1人が担当する最
大の作業時間120DM(1.2分)と稼動時間480
分/日とから、1日当りの生産能力を400台と算出す
る。また、この作業工程における作業工具の合計価格
は、134,000円となる。
【0117】以上のようにして、本実施の形態に係る工
程設計装置は、予め定められた複数の作業工程からなる
生産工程において、作業工程において担当する設備数を
条件として、作業者ごとに担当する作業工程を割当て、
生産工程における作業工具価格を知ることができる。
【0118】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る工程設計装置を実
現するコンピュータの外観図である。
【図2】 図1に示すコンピュータの制御ブロック図で
ある。
【図3】 作業項目および作業条件ごとの作業時間を格
納したデータテーブルを示す図である。
【図4】 作業工具ごとの価格および保有数を格納した
データテーブルを示す図である。
【図5】 作業工程を示す図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係る工程設計装
置における、工程設計処理の制御の手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】 工程設計結果(目標生産能力指定、作業工具
価格最小)を示す図(その1)である。
【図8】 工程設計結果(目標生産能力指定、作業時間
最小)を示す図(その1)である。
【図9】 工程設計結果(作業者人数指定、作業工具価
格最小)を示す図(その2)である。
【図10】 工程設計結果(作業者人数指定、作業時間
最小)を示す図(その2)である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態に係る工程設計
装置における、工程設計処理の制御の手順を示すフロー
チャートである。
【図12】 工程設計結果(目標生産能力200台)を
示す図である。
【図13】 工程設計結果(目標生産能力100台)を
示す図である。
【図14】 工程設計結果(目標生産能力400台)を
示す図である。
【符号の説明】 100 工程設計装置、102 コンピュータ本体、1
04 モニタ、106キーボード、108 マウス、1
10 CD−ROM駆動装置、112 CD−ROM、
114 FD駆動装置、116 FD、120 CP
U、122 メモリ、124 固定ディスク

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた複数の作業工程からなる
    生産工程を設計する工程設計装置であって、前記複数の
    作業工程の少なくとも1つの作業工程においては、前記
    作業工程における作業時間が異なる2種類以上の作業工
    具のいずれか1つの作業工具を使用し、 前記工程設計装置は、 前記複数の作業工程を記憶するための工程記憶手段と、 前記作業工程および前記作業工程において使用される前
    記作業工具ごとに、作業時間を記憶するための作業時間
    記憶手段と、 前記生産工程における制約条件を入力するための入力手
    段と、 前記工程記憶手段と前記作業時間記憶手段とに接続さ
    れ、予め定められた条件に従って各前記作業工程におい
    て使用される作業工具を決定して、各前記作業工程にお
    ける作業時間を算出するための作業時間算出手段と、 前記入力手段と前記作業時間算出手段とに接続され、算
    出された前記作業時間と入力された前記制約条件とに基
    づいて、前記生産工程を設計するための設計手段とを含
    む、工程設計装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記生産工程における
    目標生産能力を入力するための手段を含み、 前記設計手段は、前記作業時間算出手段と前記入力手段
    とに接続され、前記作業時間算出手段により算出された
    各前記作業工程における作業時間と前記目標生産能力と
    に基づいて、前記生産工程の作業者数を算出するための
    手段を含む、請求項1に記載の工程設計装置。
  3. 【請求項3】 前記工程設計装置は、 前記作業時間算出手段に接続され、前記作業時間算出手
    段により算出された各前記作業工程における作業時間に
    基づいて、前記生産工程における総作業時間を算出する
    ための総作業時間算出手段をさらに含み、 前記入力手段は、前記生産工程における作業者数を入力
    するための手段を含み、 前記設計手段は、前記総作業時間算出手段と前記入力手
    段とに接続され、前記総作業時間と前記作業者数とに基
    づいて、前記生産工程の生産能力を算出するための手段
    を含む、請求項1に記載の工程設計装置。
  4. 【請求項4】 前記設計手段は、各前記作業工程におけ
    る作業時間と前記目標生産能力とに基づいて、各前記作
    業者ごとに担当する作業工程を割当てるための手段を含
    む、請求項2に記載の工程設計装置。
  5. 【請求項5】 前記設計手段は、前記総作業時間と前記
    作業者数とに基づいて、各前記作業者ごとに担当する作
    業工程を割当てるための手段を含む、請求項3に記載の
    工程設計装置。
  6. 【請求項6】 前記予め定められた条件は、前記作業工
    程ごとに作業時間が最小になる条件である、請求項1〜
    5のいずれかに記載の工程設計装置。
  7. 【請求項7】 前記生産工程設計装置は、前記作業工程
    において使用される作業工具ごとに、前記作業工具の価
    格を記憶するための価格記憶手段をさらに含み、 前記予め定められた条件は、前記作業工程ごとに前記作
    業工具の価格が最小になる条件である、請求項1〜5の
    いずれかに記載の工程設計装置。
  8. 【請求項8】 前記生産工程設計装置は、前記生産工程
    において使用される前記作業工具の価格を算出する価格
    算出手段をさらに含む、請求項7に記載の工程設計装
    置。
  9. 【請求項9】 予め定められた複数の作業工程からなる
    生産工程を設計する工程設計方法であって、前記複数の
    作業工程の少なくとも1つの作業工程においては、前記
    作業工程における作業時間が異なる2種類以上の作業工
    具のいずれか1つの作業工具を使用し、 前記工程設計方法は、 前記複数の作業工程を表わす情報を準備する工程準備ス
    テップと、 前記作業工程および前記作業工程において使用される前
    記作業工具ごとに、作業時間を表わす情報を準備する作
    業時間準備ステップと、 前記生産工程における制約条件を入力する入力ステップ
    と、 予め定められた条件に従って各前記作業工程において使
    用される作業工具を決定して、各前記作業工程における
    作業時間を算出する作業時間算出ステップと、算出され
    た前記作業時間と入力された前記制約条件とに基づい
    て、前記生産工程を設計する設計ステップとを含む、工
    程設計方法。
  10. 【請求項10】 前記入力ステップは、前記生産工程に
    おける目標生産能力を入力するステップを含み、 前記設計ステップは、前記作業時間算出ステップにて算
    出された各前記作業工程における作業時間と前記目標生
    産能力とに基づいて、前記生産工程の作業者数を算出す
    るステップを含む、請求項9に記載の工程設計方法。
  11. 【請求項11】 前記工程設計方法は、 前記作業時間算出ステップにて算出された各前記作業工
    程における作業時間に基づいて、前記生産工程における
    総作業時間を算出する総作業時間算出ステップをさらに
    含み、 前記入力ステップは、前記生産工程における作業者数を
    入力するステップを含み、 前記設計ステップは、前記総作業時間と前記作業者数と
    に基づいて、前記生産工程の生産能力を算出するステッ
    プを含む、請求項9に記載の工程設計方法。
  12. 【請求項12】 前記設計ステップは、各前記作業工程
    における作業時間と前記目標生産能力とに基づいて、各
    前記作業者ごとに担当する作業工程を割当てるステップ
    を含む、請求項10に記載の工程設計方法。
  13. 【請求項13】 前記設計ステップは、前記総作業時間
    と前記作業者数とに基づいて、各前記作業者ごとに担当
    する作業工程を割当てるステップを含む、請求項11に
    記載の工程設計方法。
  14. 【請求項14】 前記予め定められた条件は、前記作業
    工程ごとに作業時間が最小になる条件である、請求項9
    〜13のいずれかに記載の工程設計方法。
  15. 【請求項15】 前記生産工程設計方法は、前記作業工
    程において使用される作業工具ごとに、前記作業工具の
    価格を表わす情報を準備する価格準備ステップをさらに
    含み、 前記予め定められた条件は、前記作業工程ごとに前記作
    業工具の価格が最小になる条件である、請求項9〜13
    のいずれかに記載の工程設計方法。
  16. 【請求項16】 前記生産工程設計方法は、前記生産工
    程において使用される前記作業工具の価格を算出する価
    格算出ステップをさらに含む、請求項15に記載の工程
    設計方法。
  17. 【請求項17】 予め定められた複数の作業工程からな
    る生産工程を設計する工程設計方法を実現するプログラ
    ムを記録した機械読取可能な記録媒体であって、前記複
    数の作業工程の少なくとも1つの作業工程においては、
    前記作業工程における作業時間が異なる2種類以上の作
    業工具のいずれか1つの作業工具を使用し、 前記工程設計方法は、 前記複数の作業工程を表わす情報を準備する工程準備ス
    テップと、 前記作業工程および前記作業工程において使用される前
    記作業工具ごとに、作業時間を表わす情報を準備する作
    業時間準備ステップと、 前記生産工程における制約条件を入力する入力ステップ
    と、 予め定められた条件に従って各前記作業工程において使
    用される作業工具を決定して、各前記作業工程における
    作業時間を算出する作業時間算出ステップと、 算出された前記作業時間と入力された前記制約条件とに
    基づいて、前記生産工程を設計する設計ステップとを含
    む、工程設計方法を実現するプログラムを記録した機械
    読取可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記入力ステップは、前記生産工程に
    おける目標生産能力を入力するステップを含み、 前記設計ステップは、前記作業時間算出ステップにて算
    出された各前記作業工程における作業時間と前記目標生
    産能力とに基づいて、前記生産工程の作業者数を算出す
    るステップを含む、請求項17に記載の機械読取可能な
    記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記工程設計方法は、 前記作業時間算出ステップにて算出された各前記作業工
    程における作業時間に基づいて、前記生産工程における
    総作業時間を算出する総作業時間算出ステップをさらに
    含み、 前記入力ステップは、前記生産工程における作業者数を
    入力するステップを含み、 前記設計ステップは、前記総作業時間と前記作業者数と
    に基づいて、前記生産工程の生産能力を算出するステッ
    プを含む、請求項17に記載の機械読取可能な記録媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記設計ステップは、各前記作業工程
    における作業時間と前記目標生産能力とに基づいて、各
    前記作業者ごとに担当する作業工程を割当てるステップ
    を含む、請求項18に記載の機械読取可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記設計ステップは、前記総作業時間
    と前記作業者数とに基づいて、各前記作業者ごとに担当
    する作業工程を割当てるステップを含む、請求項19に
    記載の機械読取可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記予め定められた条件は、前記作業
    工程ごとに作業時間が最小になる条件である、請求項1
    7〜21のいずれかに記載の機械読取可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記生産工程設計方法は、前記作業工
    程において使用される作業工具ごとに、前記作業工具の
    価格を表わす情報を準備する価格準備ステップをさらに
    含み、 前記予め定められた条件は、前記作業工程ごとに前記作
    業工具の価格が最小になる条件である、請求項17〜2
    1のいずれかに記載の機械読取可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記生産工程設計方法は、前記生産工
    程において使用される前記作業工具の価格を算出する価
    格算出ステップをさらに含む、請求項23に記載の機械
    読取可能な記録媒体。
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