JP3104535B2 - ロボットの作業分担決定方法 - Google Patents

ロボットの作業分担決定方法

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JP3104535B2
JP3104535B2 JP06172870A JP17287094A JP3104535B2 JP 3104535 B2 JP3104535 B2 JP 3104535B2 JP 06172870 A JP06172870 A JP 06172870A JP 17287094 A JP17287094 A JP 17287094A JP 3104535 B2 JP3104535 B2 JP 3104535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば1つのワーク
に対して複数台のロボットで作業を行う場合に、各ロボ
ットの作業分担を効率的に振り分けることができるよう
にしたロボットの作業分担決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、車体の溶接を行なう溶接ライ
ンには、複数台のロボットが密接して配置されている
が、これらのロボットは搬送された車体の位置決めの終
了とほぼ同時に一斉に作動し、ほぼ同一の時間をもって
作業を終了するようになっている。車体に設定された多
くの溶接箇所をどのロボットに割り当てるかは、設計者
などが、これまでの経験や知識に基づいて判断してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のロボットの作業分担の決定方法にあっては、
知識と経験が豊富な熟練した設計者が必要であり、多く
の溶接ラインを一度に変更するような場合には対応しき
れない場合もある。また、ロボットの台数が多くなる
と、熟練した設計者といえどもその検討には非常に多く
の時間を要し、検討時間が充分にとれないこともあっ
て、検討精度が必ずしも十分であると言えないことが多
く、不具合の発生要因が内在されている。また、時間を
十分にとっても最適な分割を行うのは至難の技であると
言うのが現状である。
【0004】本発明はこのような従来の問題点を解消す
るためになされたものであり、各作業点のロボットへの
振り分けを画一的かつ迅速に行えるようにするロボット
の作業分担決定方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の構成は、ワークに予め設定されている
複数の作業点のそれぞれを、複数のロボットに振り分け
ることによって、当該複数のロボットのそれぞれに効率
的な作業分担を与えるロボットの作業分担決定方法であ
って、それぞれのロボットの作業可能領域から、当該作
業点のそれぞれについて作業可能なロボットを判定する
段階と、当該判定において、一台のロボットでのみ作業
可能であると判定された作業点が存在する場合には、ロ
ボット毎にそれぞれの作業点を振り分ける段階と、ロボ
ット毎に振り分けられた作業点に基づいて、ロボットの
原位置から振り分けられたそれぞれの作業点までの到達
時間を演算して最短時間の作業点を選択し、さらに、当
該選択された作業点から残余の作業点までの到達時間を
演算して最短時間の作業点を選択するという処理を、各
該当ロボット毎に振り分けられている全ての作業点に対
して各該当ロボット毎に行う段階とから成ることを特徴
とする。
【0006】さらに、本発明の第2の構成は、ワークに
予め設定されている複数の作業点のそれぞれを、複数の
ロボットに振り分けることによって、当該複数のロボッ
トのそれぞれに効率的な作業分担を与えるロボットの作
業分担決定方法であって、それぞれのロボットの作業可
能領域から、当該作業点のそれぞれについて作業可能な
ロボットを判定する段階と、当該判定において、一台の
ロボットでのみ作業可能であると判定された作業点が存
在する場合には、それぞれのロボット毎にその作業点を
振り分ける段階と、ロボット毎に振り分けられた作業点
に基づいて、ロボットの原位置から振り分けられたそれ
ぞれの作業点までの到達時間を演算して最短時間の作業
点を選択し、さらに、当該選択された作業点から残余の
作業点までの到達時間を演算して最短時間の作業点を選
択するという処理を、各該当ロボット毎に振り分けられ
ている全ての作業点に対して各該当ロボット毎に行う段
階と、複数のロボットで作業可能な作業点が存在する場
合には、該当ロボットのそれぞれについて作業可能な作
業点を振り分ける段階と、ロボット毎に振り分けられた
作業点に基づいて、再びロボットの原位置から振り分け
られたそれぞれの作業点までの到達時間を演算して最短
時間の作業点を選択し、さらに、当該選択された作業点
から残余の作業点までの到達時間を演算して最短時間の
作業点を選択するという処理を、各該当ロボット毎に振
り分けられている全ての作業点に対して各該当ロボット
毎に行う段階と、算出されたロボット毎の作業時間をそ
れぞれのロボットに予め設定されているサイクルタイム
と比較して、この比較において当該作業時間がサイクル
タイムよりも長くなるロボットについては、その割り当
てられた作業点を削除する一方、当該作業時間がサイク
ルタイムよりも短いロボットについては、この作業点が
増加したことで増加する作業時間をロボット毎に算出す
る段階と、サイクルタイムに与える影響が大きい作業点
から順番に当該作業点の増加により増加する作業時間が
最も少ないロボットに、当該作業点を振り分ける段階と
からなることを特徴とする。
【0007】本発明の第3の構成は、前記作業点を振り
分ける段階は、作業可能なロボットの台数が少ない作業
点から順番に、作業点の増加により増加する作業時間が
最も少ないロボットに、当該作業点を振り分けることを
特徴とする。
【0008】本発明の第4の構成は、ワークに予め設定
されている複数の作業点のそれぞれを、複数のロボット
に振り分けることによって、当該複数のロボットのそれ
ぞれに効率的な作業分担を与えるロボットの作業分担決
定方法であって、それぞれのロボットの作業可能領域か
ら、当該作業点のそれぞれについて作業可能なロボット
を判定する段階と、当該判定において、一台のロボット
でのみ作業可能であると判定された作業点が存在する場
合には、それぞれのロボット毎にその作業点を振り分け
る段階と、ロボット毎に振り分けられた作業点に基づい
て、ロボットの原位置から振り分けられたそれぞれの作
業点までの到達時間を演算して最短時間の作業点を選択
し、さらに、当該選択された作業点から残余の作業点ま
での到達時間を演算して最短時間の作業点を選択すると
いう処理を、各該当ロボット毎に振り分けられている全
ての作業点に対して各該当ロボット毎に行う段階と、複
数のロボットで作業可能な作業点が存在する場合には、
該当ロボットのそれぞれについて作業可能な作業点を振
り分ける段階と、ロボット毎に振り分けられた作業点に
基づいて、再びロボットの原位置から振り分けられたそ
れぞれの作業点までの到達時間を演算して最短時間の作
業点を選択し、さらに、当該選択された作業点から残余
の作業点までの到達時間を演算して最短時間の作業点を
選択するという処理を、各該当ロボット毎に振り分けら
れている全ての作業点に対して各該当ロボット毎に行う
段階と、算出されたロボット毎の作業時間をそれぞれの
ロボットに予め設定されているサイクルタイムと比較し
て、この比較において当該作業時間がサイクルタイムよ
りも長くなるロボットについては、その割り当てられた
作業点を削除する一方、当該作業時間がサイクルタイム
よりも短いロボットについては、この作業点が増加した
ことで増加する作業時間をロボット毎に算出する段階
と、前記算出されたロボット毎の作業時間をそれぞれの
ロボットに予め設定されているサイクルタイムで割って
余裕率を算出する段階と、当該余裕率が小さいロボット
から順番に、作業点の増加により増加する作業時間が最
も少ない作業点を当該ロボットに振り分ける段階とから
なることを特徴とする。
【0009】本発明の第5の構成は、上記第2から第4
の構成において、振り分けられた全ての作業点について
の作業を行った場合の作業時間がサイクルタイムよりも
短い振り分け案の中から、それぞれの案のサイクルタイ
ムをaとし、また、サイクルタイムの分散をbとし、
a,bに重みWa,Wbを与えた時に、W=Wa×a+
Wb×bの値を最小にする振り分け案を選択する段階を
さらに含むことを特徴とする。
【0010】そして、本発明の第6の構成は、前記のW
aとWbとの比は、1.0〜1.5とすることを特徴と
する。
【0011】
【作用】このように構成した本発明にかかるロボットの
作業分担決定方法によれば、それぞれの構成において次
のように作用する。
【0012】第1の構成においては次のように作用す
る。
【0013】それぞれのロボットの作業可能領域から当
該作業点のそれぞれについて作業可能なロボットを判定
する段階によって、どの作業点はどのロボットで作業す
ることができるのかを、作業点の1つ1つについて、全
ての作業点について行う。このような判定を行った結
果、一台のロボットでのみ作業可能であると判定された
作業点が存在する場合には、そのロボットでしか作業を
することができないのであるから、そのような作業点は
そのロボットに振り分けてしまう。次に、ロボット毎に
振り分けたそれらの作業点に基づいて、ロボットの原位
置からその振り分けたそれぞれの作業点までの到達時間
を演算して最短時間の作業点を選択し、さらに、当該選
択された作業点から残余の作業点までの到達時間を演算
して最短時間の作業点を選択するという処理を、各該当
ロボット毎に振り分けられている全ての作業点に対して
各該当ロボット毎に行う。
【0014】つまり、1つのロボットに対して3箇所の
作業点が振り分けられた場合には、そのロボットの原位
置からその3箇所のぞれぞれまでの到達時間を求めて、
最も到達時間の小さい作業点を第1の作業点とし、次
に、この第1の作業点から残りの2箇所の作業点のぞれ
ぞれまでの到達時間を求めて、最も到達時間の小さい作
業点を第2の作業点とし、その残りの作業点を第3の作
業点とする処理を行う。以上の処理によって、そのロボ
ットでしか作業できない作業点の振り分けと作業順序が
決定されることになる。
【0015】第2の構成においては次のように作用す
る。
【0016】第1の構成における作用に加えて、さら
に、複数のロボットで作業可能な作業点が存在する場合
には、該当ロボットのそれぞれについて作業可能な作業
点を振り分ける。つまり、それぞれのロボットについて
どの作業点の作業が可能であるのかを判断し、1台1台
のロボットについて作業可能な作業点をそれぞれのロボ
ットに全て割り当てる。したがって、ある作業点が5台
のロボットで作業可能な場合には、重複しているが一時
的にその5台のロボットに対してその作業点が割り当て
られることになる。つぎに、このようにして割り当てた
作業点を、これまでに割り当てられた作業点に加えた場
合に、どの程度の動作時間となるのかを各ロボットごと
に算出する。この動作時間の算出は、第1の構成の場合
の作業順序を決定する場合と同様にして算出された各点
間の到達時間の合計として求められる。
【0017】この動作時間がサイクルタイムを越えるも
のについては、作業点数が多すぎるのであるから、作業
点の削除をし、サイクルタイム内に収まっているもの
は、この作業点が増加したことで増加する動作時間を各
ロボット毎に算出する。そしてサイクルタイムに与える
影響が大きい作業点から順番に、この動作時間の増加の
最も少ないロボットにこの作業点を振り分ける。
【0018】第3の構成においては次のように作用す
る。
【0019】この構成では、第2の構成のように動作時
間の増加の最も少ないロボットに作業点を振り分けるの
ではなく、作業可能なロボットの台数が少ない作業点か
ら順番に、作業点の増加により増加する作業時間が最も
少ないロボットに、当該作業点を振り分ける。
【0020】第4の構成においては次のように作用す
る。
【0021】この構成は、第2または第3の構成とは異
なって、各ロボットに割り当てられた作業点の全ての作
業を終了するまでの作業時間をサイクルタイムで割って
余裕率を算出し、この余裕率が小さいロボットから順番
に、作業点の増加により増加する作業時間が最も少ない
作業点をロボットに振り分ける。
【0022】第5の構成においては次のように作用す
る。
【0023】以上の第2から第4の構成によって得られ
た作業点の振り分け案のうち、最適なものを選択するわ
けであるが、この選択は、作業時間がサイクルタイムよ
りも短い振り分け案の中から、それぞれの案の最長のサ
イクルタイムをaとし、また、サイクルタイムの分散を
bとし、a,bに重みWa,Wbを与えた時に、W=W
a×a+Wb×bの値を最小にするものを選択するとい
う方法で行う。これによれば、ばらつきのあまりない平
準化された作業点の振り分けがされたものが選択される
ことになる。
【0024】第6の構成においては、前記のWaとWb
との比は、1.0〜1.5とすることを特徴としている
ので、作業点の振り分けとしては最適のものが得られる
ようになる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、実施例としては、車体の溶接工程に用い
るロボットの作業分担を例に挙げて説明することとす
る。図1は、本発明にかかるロボットの作業分担決定方
法の演算を実行する装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0026】この装置の構成は通常用いられているコン
ピュータとほぼ同一の構成を有している。
【0027】入力装置1は、本発明方法の演算に必要な
情報,たとえば、作業点の座標や、設置されている各ロ
ボットの形態、サイクルタイム等を入力する装置であ
る。記憶部2は、入力装置1から入力された各種のデー
タや本発明の方法を実行させるためのプログラムを記憶
するものである。演算部3は、入力装置1から入力され
た前述の各種データ及び記憶部2に記憶されているデー
タおよびプログラム等に基づいてロボットの作業分担の
決定を行う部分である。定義部4は、入力装置1から入
力された前述の各種データ及び記憶部2に記憶されてい
るデータおよびプログラム等に基づいてデータ等の定義
付けを行う部分である。
【0028】制御部5は、記憶部2に記憶されているプ
ログラムや演算部3によって演算された作業分担の決定
に基づいてロボット等の動きを制御するものである。出
力装置6は、制御部5からの信号に基づいてロボットな
どに駆動信号を出力するものである。
【0029】図2は、本発明のロボットの作業分担決定
方法の手順を示すフローチャートである。このフローチ
ャートは、図1に示した装置によって実行されるが、概
略の処理は次のように大きく3つに分けられる。
【0030】A 作業分割のための情報作成処理 (1)まず作業分担の決定に必要な要素,(a)ロボッ
トやハンドに関するデータ(どのような形式のロボット
かどのようなハンドを備えているかなど),(b)作業
内容(それぞれの作業点についてどのような内容の作業
を行うのか),(c)サイクルタイムの3つの情報を与
える。
【0031】(2)この与えられた各種の情報に従っ
て、作業分担に必要なテーブルを作成する。
【0032】B 作業分割案決定処理 (3)作成されたテーブルに基づいて、作業分担案を演
算する。
【0033】C 最適化処理 (4)演算された作業分担案の中から最適なものを選択
する。
【0034】次に、上記の(1)及び(2)に示した処
理について詳細に説明する。
【0035】まず、前提として図3に示すように、車体
の溶接ラインにおいて、溶接ガンgi(i=1〜m)が
備えられたロボットRi(i=1〜m)を用いて作業点
Wj(j=1〜n)を溶接する場合を想定し、このライ
ンのサイクルタイムをTとし、また、各ロボットには、
干渉を回避するための情報が与えられるものとする。ステップ1:逃げのポイントの追加 溶接用ロボットのように、密集して配置された多数のロ
ボットが同時に作業を行うものにあっては、他のロボッ
トとの干渉を回避するために、作業点以外にロボットが
通過する必要のあるポイントを設定しておく必要があ
る。このような点が予め分かっている場合には、そのポ
イントを作業点情報として作業点群Wjに追加する。
【0036】ステップ2:作業可能性判定処理 図4に示すように、演算部3が有する作業可能性判定部
では、入力装置1から入力された作業点W1,W2,
…,Wj、ロボットR1,R2,…,Rn、ロボットの
作業部が有するツールの種類に関する情報g1,g2,
…,g3に基づいて、ツールをワークの面直回りに図5
に示すように一定間隔毎に(たとえば、3゜,5゜づ
つ)回転させて、前述の情報Ri,giで干渉すること
なくW1に到達することができるかどうかを判定する。
この判定の結果、干渉しなければTrueの信号を、干
渉してしまえばFalseの信号を出力する。このよう
な処理を全ての作業点に対して全てのロボットについて
行うことによって、下記の表1に示されているような作
業点とロボットとの組み合わせに関するテーブル1を作
成する。
【0037】
【表1】
【0038】ステップ3:条件付作業点情報入力 特定のロボットに作業させなければならない作業点、ま
た、特定のロボットでなければ作業ができない作業点な
どの、条件つきの作業点が存在する場合には、その作業
点をどのロボットで作業させるかを入力する。たとえ
ば、作業点W1,W3は特殊なツールを有するロボット
R4でしか作業ができない作業点であるときには、作業
点W1,W3はロボットR4に割り付ける。ステップ2
において作成した表1では、作業点W1は、ロボットR
4以外のロボット(ロボットR1,R3)で作業可能な
作業点となっているが、この作業点W1は上記の通りロ
ボットR4に作業をさせる点であるので、これ以外のロ
ボットについては作業点W1についての表からは削除す
る(表1に示してあるように、ロボットR1とR3とを
この表から削除する(×印))。
【0039】ステップ4:作業点振り分け処理 以上までの処理によって、全ての作業点について、作業
可能なロボットがどれであるのかが明確となるが、次
に、表1において1つの作業点が1台のロボットでのみ
作業できるようなもののみを抽出して、これを今度はそ
れぞれのロボットに振り分ける。表1では、作業点W1
についてのロボットR4,作業点W3についてのロボッ
トR4,作業点W5についてのロボットR4,作業点W
7についてのロボットR4が該当する。
【0040】そしてこの振り分けと共に、振り分けられ
た作業点(表1では、作業点W1,W3,W5,W7)
は表1から削除する。また、この削除によって残された
作業点については、今度はロボット毎に溶接可能な作業
点を表した表2に示すようなテーブル2を作成する。
【0041】
【表2】
【0042】ステップ5:溶接順序決定処理 ステップ4までの処理で、作業点が1台のロボットのみ
で溶接させなければならない場合、あるいは、1台のロ
ボットでしか作業することができない場合の作業点とし
て抽出した作業点を、ロボット毎に割り付けて、ロボッ
ト毎に割り付けられた作業点の溶接順序を決定する。た
とえば、上記の例によれば、図6に示すように、ロボッ
トR4のみで作業しなければならない作業点がW1,W
3,W5,W7であるので、まず、ロボットR4の原位
置からそれぞれの作業点W1,W3,W5,W7までの
到達時間を演算し、到達時間の最小の作業点を第1番目
に作業する作業点とする(同図ではW1が第1番目の作
業点である)。次に、第1番目の作業点が決定したら、
つぎに、この第1の作業点W1から他の作業点W3,W
5,W7までのそれぞれの到達時間を演算し、この到達
時間の最小の作業点を第2番目に作業する作業点とする
(同図ではW7が第2番目の作業点である)。さらに、
この第2の作業点W7から他の作業点W3,W5までの
それぞれの到達時間を演算し、この到達時間の最小の作
業点を第3番目に作業する作業点とし(同図ではW3が
第3番目の作業点である)、残りの作業点W5を第4番
目に作業をする作業点とする。このようにして、それぞ
れのロボット毎に各作業点の作業順序を決定する。
【0043】ステップ6:動作時間の見積り処理 ステップ5において、それぞれのロボットに割り当てら
れ、決定された作業順序で全ての作業点についての作業
を行った場合のロボットの動作時間TRiを各ロボット
毎に求める。この演算は図7に示すように演算部3に設
けられている動作時間見積り部によって、入力されるロ
ボットRiに関するデータやツールに関する情報gi、
また、作業点(打点群)に関する情報に基づいて行われ
る。上記の例では、ロボットR4については、作業点W
1,W7,W3,W5の順番で作業を行った場合の動作
時間が図8のように演算されることになる。
【0044】以上の処理によって、作業分割のための情
報作成処理が終了し、それぞれの作業点はどのロボット
で作業できるかを示したテーブル1の作成と、各ロボッ
トがそれぞれどの作業点の作業をすることができるかを
示したテーブル2の作成と、特定のロボットでしか作業
できない作業点の各ロボットへの割り付け及び各ロボッ
トがその割り付けられた作業点を作業した場合の動作時
間とが求められることになる。
【0045】次に、以上の処理で得られたテーブルなど
に基づいて作業分割案決定処理が行われる。
【0046】以下に、(3)に示した処理について説明
する。この作業分割案の決定処理としては、次に示す3
通りの方法がある。
【0047】ステップ7:作業分割案決定処理 まず、第1の方法(経験則による作業分割処理)は次の
ように行われる。
【0048】以上までの処理によって、溶接可能な作業
点として未だにロボットに振り分けられていない作業点
については(テーブル1に残されているもの)、その作
業点について溶接可能なロボットに振り分けて、上記の
ステップ4からステップ6までの処理を行う。つまり、
テーブル1の作業点W2は、ロボットR1,R2,R4
の3台で作業させることが可能なのであるから、この作
業点W2は、これらの3台のロボットのそれぞれについ
て疑似的に割り当てる。作業点W4,W6,Wjについ
ても同様である。つまり、全ての作業点について、それ
ぞれの作業点を作業できるロボットに振り分けて、前述
のように、振り分けられた作業点の作業順序を決定し、
それぞれのロボット毎に動作時間を算出し、これらの動
作時間をTRi′とする。
【0049】この算出されたTRi′がサイクルタイム
Tよりも大きければ、テーブル1の作業点Wjの項目か
らサイクルタイムを越えるロボットRiを削除する。一
方、算出されたTRi′からステップ6までの処理で求
めたTRiを差し引き、その差分の時間Δtiを演算す
る。このような処理を行うことによって、表3に示した
テーブル3を作成する。
【0050】
【表3】
【0051】次に、以上のようにして作成されたテーブ
ル3に基づいて、各作業点について各ロボット毎に算出
されたΔtiの合計Sjを各作業点ごとに求める。ま
た、この算出されたSjを溶接作業が可能なロボットの
台数で割ってPjを算出する。このPjの値が大きい
程、作業点Wjがサイクルタイムに与える影響が大きい
と言えるので、このPjの値が大きい順に、その作業点
に対するΔtを最小にするロボットにその作業点を割り
当てる。次に、作業点が割り当てられたロボットについ
て再度ステップ6の動作時間見積り処理を行って、動作
時間TRi′を算出する。そして、残されている作業点
に対して再度Δtiを算出する。
【0052】以上の処理を繰り返して全ての作業点を各
ロボットに割り当てる。
【0053】次に、第2の方法(経験則による作業分割
処理)は次のように行われる。
【0054】第1の方法と同様に、テーブル3を作成
し、単に溶接可能なロボットの台数の少ない作業点から
順番に、その作業点に対するΔtを最小にするロボット
にその作業点を割り当てる。次に、作業点が割り当てら
れたロボットについて再度ステップ6の動作時間見積り
処理を行って、動作時間TRi′を算出する。そして、
残されている作業点に対して再度Δtiを算出する。
【0055】以上の処理を繰り返して全ての作業点を各
ロボットに割り当てる。
【0056】最後に第3の方法(経験則による作業分割
処理)は次のように行われる。
【0057】まず、ステップ6の動作時間見積り処理で
得られた動作時間TRi′をサイクルタイムTで割った
値を余裕率Rとし、表4に示すようなテーブル4を作成
する。
【0058】
【表4】
【0059】そして、この余裕率Rの小さいロボットか
ら順に、そのロボットに対するΔtを最小にする作業点
をロボットに振り分ける。次に、作業点が割り当てられ
たロボットについて再度ステップ6の動作時間見積り処
理を行って、動作時間TRi′および余裕率Rを算出す
る。そして、残されている作業点に対して再度Δtiを
算出する。
【0060】以上の処理を繰り返して全ての作業点を各
ロボットに割り当てる。
【0061】最後に、以上の処理で得られた作業分割案
の内、最良のものを判定して選択する最適化処理が行わ
れる。以下に、(4)に示した処理について説明する。
【0062】ステップ8:最適化処理 以上までの処理によって、全ての作業点がそれぞれのロ
ボットに対して割り当てられるが、以上の3方法によっ
て決定された作業分割案の内のどれが最良であるかはこ
のステップ8の処理によって判別される。つまり、 をそれぞれ求めて、a,bにそれぞれ重みを与えた時
に、W=W1a+W2bの値を最小にするものを選択す
る。ここで、W1,W2のそれぞれの値は、W1:W2
=10:8程度に設定するのが最適化の点で望ましいこ
とが分かっている。
【0063】以上のような処理を行うことによって得ら
れた作業点の振り分けは、人間が経験や知識に基づいて
行うものではないので、迅速かつ正確に行うことができ
ることとなり、これまで多くの時間を要していたこの種
の作業を著しく効率的にすることが可能となる。また、
操作は通常のコンピュータと同様であるから、必要なデ
ータを用意さえすれば、ロボットについての知識の全く
ない者であっても、そのデータを入力しさえすればだれ
が操作しても同一の結果が得られるという利点がある。
【0064】なお、以上の実施例においては、溶接ライ
ンに配置されるロボットを例示して説明したが、これに
限られないのはもちろんであり、同一のワークに対して
複数のロボットが同時に作業を行うラインにおける作業
点の振り分けであれば、どのようなものであっても本発
明を適用することができるのはもちろんである。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、それ
ぞれの請求項について次のような効果を生じる。
【0066】請求項1に記載の方法にあっては、それぞ
れのロボットの作業可能領域から当該作業点のそれぞれ
について作業可能なロボットを判定する段階によって、
どの作業点はどのロボットで作業することができるのか
を、作業点の1つ1つについて、全ての作業点について
行い、一台のロボットでのみ作業可能であると判定され
た作業点が存在する場合には、そのような作業点はその
ロボットに振り分け、ロボット毎に振り分けたそれらの
作業点に基づいて、ロボットの原位置からその振り分け
たそれぞれの作業点までの到達時間を演算して最短時間
の作業点を選択し、さらに、当該選択された作業点から
残余の作業点までの到達時間を演算して最短時間の作業
点を選択するという処理を、各該当ロボット毎に振り分
けられている全ての作業点に対して各該当ロボット毎に
行うようにしたので、そのロボットでしか作業できない
作業点の振り分けと作業順序とを迅速に決定することが
できる。
【0067】請求項2に記載の方法にあっては、さら
に、複数のロボットで作業可能な作業点が存在する場合
には、該当ロボットのそれぞれについて作業可能な作業
点を振り分け、このようにして割り当てた作業点を、こ
れまでに割り当てられた作業点に加えた場合に、どの程
度の動作時間となるのかを各ロボットごとに算出し、こ
の動作時間がサイクルタイムを越えるものについては、
作業点の削除をし、サイクルタイム内に収まっているも
のは、この作業点が増加したことで増加する動作時間を
各ロボット毎に算出し、サイクルタイムに与える影響が
大きい作業点から順番にこの動作時間の増加の最も少な
いロボットにこの作業点を振り分けるようにしたので、
全てのロボットに対して、それぞれのロボットが最も動
作時間が少なくなるような作業点が振り分けられること
になる。
【0068】請求項3に記載の方法にあっては、作業可
能なロボットの台数が少ない作業点から順番に、作業点
の増加により増加する作業時間が最も少ないロボットに
当該作業点を振り分けるので、それぞれのロボットが最
も動作時間が少なくなるような作業点がそれぞれのロボ
ットに対して振り分けられることになる。
【0069】請求項4に記載の方法にあっては、各ロボ
ットに割り当てられた作業点の全ての作業を終了するま
での作業時間をサイクルタイムで割って余裕率を算出
し、この余裕率が小さいロボットから順番に、作業点の
増加により増加する作業時間が最も少ない作業点をロボ
ットに振り分けるようにしたので、余裕率が平均化され
るように作業点の振り分けを行うことができるようにな
る。
【0070】請求項5に記載の方法にあっては、種々の
方法で作業点の振り分けが行われたものの内、最もばら
つきのない平準化された作業点の振り分けがされたもの
を選択することができる。
【0071】請求項6に記載の方法にあっては、作業点
の振り分けとしては最適のものの選択ができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるロボットの作業分担決定方法
を実行するコンピュータの概略構成図である。
【図2】 本発明にかかるロボットの作業分担決定方法
の処理工程を示すフローチャートである。
【図3】 本発明方法の処理を開始するにあたり、必要
な入力データの一例を示す図である。
【図4】 演算部に設けられている作業可能判別部の動
作説明に供する図である。
【図5】 ツールの干渉チェックの処理の説明に供する
図である。
【図6】 作業順序の決定処理の説明に供する図であ
る。
【図7】 演算部に設けられている動作時間見積り部の
動作説明に供する図である。
【図8】 動作時間の算出方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…入力装置、 2…記憶部、3…演算部、
4…定義部、5…制御部、 6…出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/18 - 19/46 B25J 3/00 - 3/04 B25J 9/10 - 9/22 B25J 13/00 - 13/08 B25J 19/02 - 19/06 B23Q 41/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに予め設定されている複数の作業
    点のそれぞれを、複数のロボットに振り分けることによ
    って、当該複数のロボットのそれぞれに効率的な作業分
    担を与えるロボットの作業分担決定方法であって、 それぞれのロボットの作業可能領域から、当該作業点の
    それぞれについて作業可能なロボットを判定する段階
    と、 当該判定において、一台のロボットでのみ作業可能であ
    ると判定された作業点が存在する場合には、ロボット毎
    にそれぞれの作業点を振り分ける段階と、 ロボット毎に振り分けられた作業点に基づいて、ロボッ
    トの原位置から振り分けられたそれぞれの作業点までの
    到達時間を演算して最短時間の作業点を選択し、さら
    に、当該選択された作業点から残余の作業点までの到達
    時間を演算して最短時間の作業点を選択するという処理
    を、各該当ロボット毎に振り分けられている全ての作業
    点に対して各該当ロボット毎に行う段階とから成ること
    を特徴とするロボットの作業分担決定方法。
  2. 【請求項2】 ワークに予め設定されている複数の作業
    点のそれぞれを、複数のロボットに振り分けることによ
    って、当該複数のロボットのそれぞれに効率的な作業分
    担を与えるロボットの作業分担決定方法であって、 それぞれのロボットの作業可能領域から、当該作業点の
    それぞれについて作業可能なロボットを判定する段階
    と、 当該判定において、一台のロボットでのみ作業可能であ
    ると判定された作業点が存在する場合には、ロボット毎
    にそれぞれの作業点を振り分ける段階と、 ロボット毎に振り分けられた作業点に基づいて、ロボッ
    トの原位置から振り分けられたそれぞれの作業点までの
    到達時間を演算して最短時間の作業点を選択し、さら
    に、当該選択された作業点から残余の作業点までの到達
    時間を演算して最短時間の作業点を選択するという処理
    を、各該当ロボット毎に振り分けられている全ての作業
    点に対して各該当ロボット毎に行う段階と、 複数のロボットで作業可能な作業点が存在する場合に
    は、該当ロボットのそれぞれについて作業可能な作業点
    を振り分ける段階と、 ロボット毎に振り分けられた作業点に基づいて、再びロ
    ボットの原位置から振り分けられたそれぞれの作業点ま
    での到達時間を演算して最短時間の作業点を選択し、さ
    らに、当該選択された作業点から残余の作業点までの到
    達時間を演算して最短時間の作業点を選択するという処
    理を、各該当ロボット毎に振り分けられている全ての作
    業点に対して各該当ロボット毎に行う段階と、 算出されたロボット毎の作業時間をそれぞれのロボット
    に予め設定されているサイクルタイムと比較して、この
    比較において当該作業時間がサイクルタイムよりも長く
    なるロボットについては、その割り当てられた作業点を
    削除する一方、当該作業時間がサイクルタイムよりも短
    いロボットについては、この作業点が増加したことで増
    加する作業時間をロボット毎に算出する段階と、 サイクルタイムに与える影響が大きい作業点から順番に
    当該作業点の増加により増加する作業時間が最も少ない
    ロボットに、当該作業点を振り分ける段階とからなるこ
    とを特徴とするロボットの作業分担決定方法。
  3. 【請求項3】 前記作業点を振り分ける段階は、作業可
    能なロボットの台数が少ない作業点から順番に、作業点
    の増加により増加する作業時間が最も少ないロボット
    に、当該作業点を振り分けることを特徴とする請求項2
    に記載のロボットの作業分担決定方法。
  4. 【請求項4】 ワークに予め設定されている複数の作業
    点のそれぞれを、複数のロボットに振り分けることによ
    って、当該複数のロボットのそれぞれに効率的な作業分
    担を与えるロボットの作業分担決定方法であって、 それぞれのロボットの作業可能領域から、当該作業点の
    それぞれについて作業可能なロボットを判定する段階
    と、 当該判定において、一台のロボットでのみ作業可能であ
    ると判定された作業点が存在する場合には、ロボット毎
    にそれぞれの作業点を振り分ける段階と、 ロボット毎に振り分けられた作業点に基づいて、ロボッ
    トの原位置から振り分けられたそれぞれの作業点までの
    到達時間を演算して最短時間の作業点を選択し、さら
    に、当該選択された作業点から残余の作業点までの到達
    時間を演算して最短時間の作業点を選択するという処理
    を、各該当ロボット毎に振り分けられている全ての作業
    点に対して各該当ロボット毎に行う段階と、 複数のロボットで作業可能な作業点が存在する場合に
    は、該当ロボットのそれぞれについて作業可能な作業点
    を振り分ける段階と、 ロボット毎に振り分けられた作業点に基づいて、再びロ
    ボットの原位置から振り分けられたそれぞれの作業点ま
    での到達時間を演算して最短時間の作業点を選択し、さ
    らに、当該選択された作業点から残余の作業点までの到
    達時間を演算して最短時間の作業点を選択するという処
    理を、各該当ロボット毎に振り分けられている全ての作
    業点に対して各該当ロボット毎に行う段階と、 算出されたロボット毎の作業時間をそれぞれのロボット
    に予め設定されているサイクルタイムと比較して、この
    比較において当該作業時間がサイクルタイムよりも長く
    なるロボットについては、その割り当てられた作業点を
    削除する一方、当該作業時間がサイクルタイムよりも短
    いロボットについては、この作業点が増加したことで増
    加する作業時間をロボット毎に算出する段階と、 前記算出されたロボット毎の作業時間をそれぞれのロボ
    ットに予め設定されているサイクルタイムで割って余裕
    率を算出する段階と、 当該余裕率が小さいロボットから順番に、作業点の増加
    により増加する作業時間が最も少ない作業点を当該ロボ
    ットに振り分ける段階とからなることを特徴とするロボ
    ットの作業分担決定方法。
  5. 【請求項5】 請求項2、3、4それぞれの方法によっ
    て振り分けられた全ての作業点についての作業を行った
    場合の作業時間がサイクルタイムよりも短い振り分け案
    の中から、 それぞれの案の最大の作業時間をaとし、また、サイク
    ルタイムの分散をbとし、a,bに重みWa,Wbを与
    えた時に、W=Wa×a+Wb×bの値を最小にする振
    り分け案を選択する段階をさらに含むことを特徴とする
    請求項2、3または4に記載のロボットの作業分担決定
    方法。
  6. 【請求項6】前記のWaとWbとの比は、1.0〜1.
    5とすることを特徴とする請求項5に記載のロボットの
    作業分担決定方法。
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