JP2001336056A - 湿潤性不織布 - Google Patents
湿潤性不織布Info
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Abstract
与するのに好適な、液体含浸性に優れるとともにべたつ
き感が少なく、かつ使用時の耐久性、触感、手持ち感に
優れた湿潤性不織布を提供することを目的とする。 【解決手段】 合成短繊維および親水性短繊維を所望の
範囲で混綿した繊維ウェブをクロスレイヤーを用いて、
機械方向に対し斜め方向に折り重なるように集積させ、
ニードルパンチ処理により予備絡合を施した後、水流絡
合処理を施し、単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張
強さとMD方向の湿潤時引張強さとの比、およびCD方
向の湿潤時伸び率とMD方向の湿潤時伸び率との比を調
整して、目的に応じた所望の液体で湿潤させることによ
り、湿潤性不織布を得る。
Description
家具、自動車などの製品、セラミック製品、プラスチッ
ク製品、金属製品など対物、あるいは皮脂、化粧品、そ
の他の汚れの付着した肌など対人の清掃、拭き取りや、
肌に保湿成分や制汗成分などの機能剤を付与するのに好
適な、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少な
く、かつ使用時の耐久性、触感、手持ち感に優れた湿潤
性不織布に関する。
おしぼりなどにはレーヨン等の親水性繊維または親水性
繊維と熱接着性複合繊維の混綿からなる繊維ウェブに高
圧水流処理を施した不織布、あるいは前記不織布を機能
的な改善を施した様々な不織布が提案されている。例え
ば、特開平11−49641号公報には、セルロース系
繊維が50重量%以上からなり、平均繊度3デニール以
下、反射率45%以上の水流交絡不織布からなる皮膚洗
浄用シートが提案され、特開平10−140458号公
報には、スパンボンド不織布とパルプ繊維を水流交絡さ
せた後、クレープ処理を施すことにより、不織布の伸び
率に異方性を持たせて拭き取り性を高めた複合シートが
提案され、特開平10−77560号公報には、天然繊
維および/または再生繊維と、合成短繊維とが50/5
0〜90/10の割合で混繊し、三次元交絡して比容積
を13cc/g以上とすることにより、湿潤時においても嵩
高性を有する不織布が提案され、特開平10−2802
63号公報、特開平11−217757号公報には、分
割型複合繊維と吸水性繊維とを混綿し、構成繊維同士を
三次元交絡させたワイパー用不織布が提案されている。
潤性不織布は、以下の問題点が挙げられる。例えば、特
開平11−49641号公報では、セルロース系繊維が
50重量%、好ましくは70重量%以上含有するため、
湿潤時にへたりボリューム感がないだけでなく、含浸さ
せた液体が不織布全面を湿らせることとなり、べたつき
感があり、拭き取り後も液体が肌に必要以上に残存し、
使用者が不快感を与える。特開平10−140458号
公報では、クレープ処理により見掛け上ボリューム感を
出しているものの、不織布自体にボリュームがなく保液
量に劣るだけでなく、スパンボンド不織布とパルプ繊維
という比較的硬いシートを使用しているため、柔軟性に
も劣り、対人には不向きである。特開平10−7756
0号公報、特開平10−280263号公報、および特
開平11−217757号公報では、主としてランダム
カードを用いて不織布の機械方向および機械方向に直交
する方向における引張強力がバランスよくなるように調
整されているが、一般にランダムウェブは繊維長が比較
的短いため繊維同士が絡合しにくく、ワイパーとして使
用したときに繊維が脱落し易い。また、ランダムウェブ
を用いたとしても繊維配向が機械方向に配向する傾向が
強く、機械方向の引張強力の方が機械方向に直交する方
向に比べ強くなるため、市販されている湿潤シートのパ
ッケージでは、湿潤シートを容器から取り出すときに不
織布のCD方向から引っ張り、取り出すことが多く、C
D方向の湿潤時引張強さが大きくないと、あるいは湿潤
時伸び率が小さくないと、湿潤シートが容易に切れた
り、伸びたりして取り扱い性が悪い。本発明はかかる実
情を鑑みてなされたものであり、液体含浸性に優れると
ともにべたつき感が少なく、かつ使用時の耐久性、触
感、手持ち感に優れた湿潤性不織布を提供することを目
的とする。
め、合成短繊維および親水性短繊維が混綿され、構成繊
維同士が三次元的に絡合されてなる不織布であって、前
記不織布の機械方向をMD方向とし、MD方向に直交す
る方向をCD方向としたとき、単位目付あたりのCD方
向の湿潤時引張強さとMD方向の湿潤時引張強さとの比
を1.5〜2.5とし、かつCD方向の湿潤時伸び率と
MD方向の湿潤時伸び率との比を0.6〜1.2とする
ことにより、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が
少なく、かつ使用時の耐久性、触感、手持ち感に優れた
湿潤性不織布が得られることが判り、本発明に至った。
あたりのCD方向の湿潤時引張強さが1.2〜2.5N
/5cm・(g/m2)であることが好ましい。
維および親水性短繊維の混綿比率(質量比率)は、合成
短繊維/親水性短繊維で80/20〜50/50である
ことが好ましい。また、合成短繊維または親水性短繊維
の繊維長は、45〜70mmであることが好ましい。さら
に、合成短繊維は、異なる2成分からなる分割型複合短
繊維であることが好ましい。以下、本発明の内容を具体
的に説明する。
しては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレートなどのポリエステル系繊維、ナイロン6,
ナイロン66などのポリアミド系繊維、アクリル系繊
維、ポリエチレン、ポリプロピレンなどからなるポリオ
レフィン系繊維、あるいはそれらの樹脂を2成分以上組
み合わせた複合繊維などが1種類、または2種類以上用
いられ、特に、ポリエステル系樹脂あるいはポリオレフ
ィン系樹脂からなる疎水性合成短繊維が使用時のべたつ
き感や使用後の過剰な液体残存量を抑制する点で好まし
い。その繊維断面の形態も特に限定されず、円形、異
形、中空などいずれであってもよい。またその繊度は、
3dtex以下であることが不織布にしたときの触感が柔ら
かく、保液性に優れる点で好ましい。なかでも、合成短
繊維として異なる2成分からなる分割型複合短繊維を用
いると、後述する三次元的絡合処理により、各々の成分
に分割されて、繊度が1dtex未満、好ましくは0.5dt
ex未満の極細繊維が発現し、その触感と保液性の点で特
に好ましい。前記分割型複合繊維に用いられる樹脂の構
成としては、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート/ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート/エチレン−プロピレン共重
合体、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリエチレンテ
レフタレート/ナイロンなどが好ましく用いられる。
接着を施してもよいが、三次元的な絡合のみの方がその
触感の柔らかさを与えることができ、好ましい。熱接着
を施すのであれば、例えば、前記合成繊維として低融点
成分と高融点成分とからなる鞘芯型複合繊維や分割型複
合繊維を用い、後述する三次元絡合処理後、熱風や熱ロ
ールなどにより熱接着を施すとよい。
は、パルプ、コットン、シルク、ウールなどの天然繊
維、レーヨン、キュプラ、テンセルなどの再生繊維など
が1種類、または2種類以上用いられる。なかでも、レ
ーヨン繊維が取り扱い性、汎用性の観点から好ましく用
いられる。その繊度は、3dtex以下であることが不織布
にしたときの触感が柔らかく、保液性に優れる点で好ま
しい。
水性短繊維は混綿されて繊維ウェブとなす。混綿比率は
特に限定はされないが、使用時のべたつき感や使用後の
液体残存量を考慮すると、合成短繊維/親水性短繊維で
80/20〜50/50(質量比率)であることが好ま
しい。
性短繊維の繊維長は、繊維ウェブを形成できる範囲であ
れば特に限定はされないが、25〜100mmからなるス
テープル繊維が好ましい。より好ましくは、45〜70
mmである。繊維長が45mm未満であると、三次元的な絡
合性に劣るだけでなく、所望の湿潤時引張強さが得られ
ず、繊維長が70mmを超えると、触感が硬くなるだけで
なく、三次元的な絡合性に劣り、ボリューム感に劣るか
らである。
成繊維からなる三次元的に絡合された不織布の機械方向
をMD方向とし、MD方向に直交する方向をCD方向と
したとき、単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張強さ
(JIS−L−1913の6.3.2(湿潤時)に準ず
る)とMD方向の湿潤時引張強さとの比が1.5〜2.
5とする。より好ましくは、1.7〜2.3である。ま
た、本発明においてはCD方向の湿潤時伸び率とMD方
向の湿潤時伸び率との比が0.6〜1.2、より好まし
くは0.8〜1.15の範囲を満たすことが必要であ
る。湿潤時引張強さは、繊維の配向状態を示す指標であ
り、湿潤時伸び率は、繊維の絡合状態を示す指標とな
る。本発明によれば、繊維配向はCD方向寄りに配向し
ているので、CD方向/MD方向の湿潤時引張強さの比
は大きいが、繊維同士の絡合性が良好であるため、CD
方向/MD方向の湿潤時伸び率の比は均等となる。そし
て、上記範囲を満たすことにより、繊維同士の絡合性が
良好であってボリューム感があり、耐久性、手持ち感に
優れ、従来の湿潤シートのパッケージングでも取り扱い
性に優れた湿潤性不織布となる。
引張強さは、1.2〜2.5N/5cm・(g/m2)であること
が好ましい。より好ましくは、1.4〜2.1N/5cm・
(g/m 2)である。CD方向の湿潤時引張強さが1.2N/5
cm・(g/m2)未満であると、使用時に容易に変形してしま
い、取り扱い性が悪く、また手持ち感に劣り、2.5N
/5cm・(g/m2)を超えると、触感が硬くなるからであ
る。
〜100%であることが好ましい。より好ましくは、4
5〜90%である。CD方向の湿潤時伸び率が40%未
満であると、触感が硬くなり、100%を超えると、使
用時に容易に変形してしまい、取り扱い性が悪く、また
手持ち感に劣るからである。
30g/m2であることが好ましい。目付が40g/m2未満で
あると、厚みが薄くなり過ぎ、湿潤時引張強さも劣り、
手持ち感が得られないばかりか地合も悪くなり、130
g/m2を超えると、使用者の取り扱い性が悪く、コスト高
となるからである。
ついて説明する。まず、前記合成短繊維および親水性短
繊維を所望の範囲で混綿し、繊維ウェブを作製する。こ
のとき繊維ウェブの繊維配向をCD方向への配向量を調
整しておくと、所望の湿潤時引張強さの比が得られる。
具体的にはクロスレイヤーを用いて、排出されたカード
ウェブを後述する水流絡合処理装置に対して進行方向
(MD方向)に配置されたコンベア上に集積させると、
コンベア上には機械方向に対し斜め方向に折り重なるよ
うにカードウェブが集積され、このときのカードウェブ
の排出速度とコンベア速度とクロスレイヤーのカードウ
ェブ振り落とし速度などを調整することによって、得ら
れる。
置、水流絡合装置などの公知の三次元的絡合処理装置に
より、三次元的に絡合される。特に、ニードルパンチ処
理により予備絡合を施した後、水流絡合処理するのが好
適である。その条件は、最終的に得ようとする不織布の
目付や剛軟性などに応じて設定すればよい。例えば、ま
ず、繊維ウェブをニードルパンチ装置を用いて予備絡合
される。ニードルパンチ処理の条件としては、パンチ密
度10〜20本/cm2で処理するとよい。次いで、孔径
0.05〜0.5mmのオリフィスが0.5〜1.5mmの
間隔で設けられたノズルから、水圧4〜15MPaの柱状
水流を不織布の表裏面側からそれぞれ1〜4回ずつ噴射
するとよい。より好ましくは、水圧を6〜12MPaの高
圧で処理すると、繊維同士の絡合性が向上し、所望の不
織布の湿潤時引張強さの比および湿潤時伸び率の比が得
られる。また、合成短繊維として分割型複合繊維を使用
するのであれば、分割性を考慮し、水圧を8〜15MPa
とするとよい。水流絡合処理後は、水分を除去するため
に乾燥させる。このとき、前記合成短繊維として熱接着
性繊維を用いた場合、乾燥後または乾燥と同時に熱接着
性繊維のみ溶融する温度で熱処理を行うとよい。
に応じて、水、エチレングリコール、プロピレングリコ
ールなどの湿潤剤、アルコール類、抗菌剤、防かび剤、
香料など薬剤等の所望の液体を公知の方法によって付与
させるとよい。液体の保液率としても、その目的に応じ
て適宜設定すればよいが、不織布質量に対して通常10
0〜300mass%で湿潤させるとよい。
る。なお、得られた不織布の厚み、湿潤時引張強さ、湿
潤時伸び率は、以下の方法で測定した。
GAUGE モデルH(株)大栄科学精器製作所製)を用
い、試料1cm2あたり180gの荷重を加えた状態で測
定した。
−L−1913の6.3.2(湿潤時)に準じ、幅5c
m、長さ15cmの試料片をつかみ間隔10cmで把持し、
定速伸長型引張試験機を用いて引張速度30cm/分で伸
長し、切断時の荷重値および伸び率をそれぞれ湿潤時引
張強さ、湿潤時伸び率とした。
をポリエチレンテレフタレートとし、第2成分を高密度
ポリエチレンとし、放射状に8分割配置された繊度2.
2dtex、繊維長51mmの分割型複合短繊維を用い、親水
性短繊維として繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨ
ン繊維(ダイワボウレーヨン(株)製)を用い、混綿比
率を合成短繊維/親水性短繊維=60/40とし準備し
た。次に、上記繊維群をセミランダムカード機を用いて
カードウェブを排出し、クロスレイヤーを用いて、排出
されたカードウェブを後述する水流絡合処理装置に対し
て進行方向(MD方向)に配置されたコンベア上に集積
して繊維ウェブを作製した。
ンチ装置を用い、パンチ密度14.5本/cm2、針深度
8mmで予備絡合させた後、水流絡合処理装置を用い、孔
径0.1mmのオリフィスが0.6mm間隔で設けられてい
るノズルから繊維ウェブの表面側に水圧5MPa、10MPa
の柱状水流をそれぞれ1回ずつ、裏側にも同様の処理を
施し、構成繊維を絡合させるとともに分割型複合短繊維
を分割発現させて、熱風貫通型乾燥機を用いて100℃
で乾燥することにより、湿潤性不織布を得た。
をポリプロピレンとし、第2成分をエチレン−ビニルア
ルコール共重合体とし、放射状に16分割配置された繊
度3.3dtex、繊維長45mmの分割型複合短繊維(大和
紡績(株)製、DF−2)を用い、親水性短繊維として
繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨン繊維(ダイワ
ボウレーヨン(株)製)を用い、混綿比率を合成短繊維
/親水性短繊維=50/50とした以外は実施例1と同
様の方法で、湿潤性不織布を得た。
ランダムカード機を用いてカードウェブを排出し、繊維
ウェブを作製し、水流絡合処理装置を用い、孔径0.1
mmのオリフィスが0.6mm間隔で設けられているノズル
から繊維ウェブの表面側に水圧4MPa、6MPaの柱状水流
をそれぞれ1回ずつ、裏側にも同様の処理を施し、構成
繊維を絡合させるとともに分割型複合短繊維を分割発現
させて、熱風貫通型乾燥機を用いて100℃で乾燥する
ことにより、不織布を得た。
織布に不織布質量に対して水を200mass%含浸させた
湿潤シートを下記の項目により評価した。
感をモニター10名によって評価した。 ○:手持ち感があり、柔らかい。 △:柔らかいが手持ち感がない。 ×:硬い。
ージ(ピジョン(株)製、商品名おしりナップ)に試料
を詰め替え、その取り出し性を評価した。 ○:取り出し性が良好である。 △:若干横伸びがある。 ×:横伸びが大きく取り出し性が悪い。 上記実施例1、2および比較例1の物性を表1に示す。
よび親水性短繊維を混綿し、三次元的絡合してなる不織
布であって、CD方向とMD方向との湿潤時引張強さの
比を1.5〜2.5とし、かつCD方向とMD方向との
湿潤時伸び率の比を0.6〜1.2とすることにより、
液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少なく、かつ
使用時の耐久性、触感、手持ち感に優れた湿潤性不織布
を得ることができる。また、合成短繊維/親水性短繊維
の混綿比率を80/20〜50/50(質量比率)とす
ることにより、使用時のべたつき感が少なく、使用後に
も適度な液体残存量を得ることができる。さらに、合成
短繊維として異なる2成分からなる分割型複合短繊維を
用いると、触感が柔らかく、保液性、液体含浸性に優れ
た湿潤性不織布を得ることができる。本発明の湿潤性不
織布は、眼鏡、OA機器、家具、自動車などの製品、セ
ラミック製品、プラスチック製品、金属製品など対物、
あるいは皮脂、化粧品、その他の汚れの付着した肌など
対人の清掃、拭き取りや、肌に保湿成分や制汗成分など
の機能剤を付与するのに好適である。
Claims (5)
- 【請求項1】 合成短繊維および親水性短繊維が混綿さ
れ、構成繊維同士が三次元的に絡合されてなる不織布で
あって、前記不織布の機械方向をMD方向とし、MD方
向に直交する方向をCD方向としたとき、単位目付あた
りのCD方向の湿潤時引張強さとMD方向の湿潤時引張
強さとの比が1.5〜2.5であり、かつCD方向の湿
潤時伸び率とMD方向の湿潤時伸び率との比が0.6〜
1.2であることを特徴とする湿潤性不織布。 - 【請求項2】 単位目付あたりのCD方向の湿潤時引張
強さが1.2〜2.5N/5cm・(g/m2)であることを特徴
とする請求項1記載の湿潤性不織布。 - 【請求項3】 合成短繊維および親水性短繊維の混綿比
率(質量比率)が合成短繊維/親水性短繊維で80/2
0〜50/50であることを特徴とする請求項1または
2に記載の湿潤性不織布。 - 【請求項4】 合成短繊維または親水性短繊維の繊維長
が45〜70mmであることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の湿潤性不織布。 - 【請求項5】 合成短繊維が異なる2成分からなる分割
型複合短繊維であることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の湿潤性不織布。
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Cited By (5)
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JP2006000625A (ja) * | 2004-05-20 | 2006-01-05 | Daiwabo Co Ltd | ワイピングシート |
KR20170045309A (ko) | 2014-09-30 | 2017-04-26 | 구라레 구라후렛쿠스 가부시키가이샤 | 와이핑 시트 |
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CN111629640A (zh) * | 2018-02-28 | 2020-09-04 | 大王制纸株式会社 | 纸巾 |
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2000
- 2000-05-29 JP JP2000158372A patent/JP3961741B2/ja not_active Expired - Fee Related
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