JP2001335585A - ポリ(アミノ有機官能基シロキサン) - Google Patents

ポリ(アミノ有機官能基シロキサン)

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JP2001335585A JP2001080655A JP2001080655A JP2001335585A JP 2001335585 A JP2001335585 A JP 2001335585A JP 2001080655 A JP2001080655 A JP 2001080655A JP 2001080655 A JP2001080655 A JP 2001080655A JP 2001335585 A JP2001335585 A JP 2001335585A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】誘導体のポリ(有機官能基シロキサン)の中間
体として、及び化粧品、テキスタイル及び自動車用途に
おいて、さらに塗料及び接着剤として有用な新規化合物
を提供する。 【解決手段】プロピル置換基の3位の各第1級アミノ基
の位置に関して約95%を超える異性体純度を有する一
般式: MeSi(HNCHCHCHMeSiO)
OSiMe (HNCHCHCHMeSiO)
(式中、Meはメチルであり、xは2〜約100の範囲
であり得、yは3〜約7の範囲であり得る)のポリ(3
−アミノプロピルメチルシロキサン)ホモポリマー流体
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、高純度のポリ(3−アミノプ
ロピルメチルシロキサン)及びその製造方法に関する。
より具体的には、本発明は、少なくとも95%の異性体
純度を有する3−(3−アミノプロピル)−1,1,
1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサンを塩
基性触媒の存在下で脱トリメチルシリル化及び重合して
製造される95%を超える異性体純度を有する線状及び
環状のポリ(3−アミノプロピルメチルシロキサン)流
体に関する。前記ポリ(3−アミノプロピルメチルシロ
キサン)は、他の誘導体のポリ(有機官能基シロキサ
ン)のための中間体として、及び化粧品、テキスタイル
及び自動車用途において、さらに塗料及び接着剤として
有用である。
【0002】
【発明の背景】ポリ(アミノアルキルメチルシロキサ
ン)の合成に関してはかなりの従来技術がある。通常、
ポリ(アミノアルキルメチルシロキサン)は、まずアミ
ノアルキルメチルジアルコキシシランを作成し、その後
任意に末端ブロック剤(例えば、トリメチルシリル誘導
体)を用いて加水分解して環状及び線状のポリ(3−ア
ミノアルキルメチルシロキサン)を形成することにより
製造されてきた。従来技術の方法により製造したポリ
(アミノアルキルメチルシロキサン)流体の異性体純度
は、合成の第1ステップで作成したアミノアルキルメチ
ルジアルコキシシランの異性体純度に依存する。ドイツ
特許第2408480号明細書は、アリルアミン及びオ
ルガノヒドロクロロシランからのシラザン誘導体をプロ
トン受容体の存在下で反応させて中間体シラザンを形成
し、その後この中間体を白金触媒によって触媒されたヒ
ドロシリル化反応にかけることを記載している。加アル
コール分解すると、中間体のヒドロシリル化生成物から
70%総収率で3−アミノプロピルメチルジエトキシシ
ランが形成される。この方法では、アリルアミンが少な
くとも50%のモル過剰で使用される。生成物中のβ−
異性体の同定はなされていなかった。日本国特開平10
−017578号公報は、N,N−ビス(トリメチルシ
リル)アリルアミンのメチルジメトキシシランによるヒ
ドロシリル化による別の合成方法を記載している。この
反応生成物をその後メタノールと共に加熱すると、少な
くとも85%の総収率で3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシランが形成される。生成物中のβ−異性体の存
在は同定されていなかった。日本国特開平11−209
384号公報は、メチルジエトキシシランをアリルアミ
ンに付加して78%の収率で3−アミノプロピルメチル
ジエトキシランを形成するためのヒドロシリル化触媒と
してロジウム−シクロオクタジエン複合体の使用を記載
している。この方法では、2−アミノプロピルメチルジ
エトキシシランが0.5%を越えない非常に低収率で形
成されている。米国特許第5,391,675号明細書
は、アルコールを除去しながら、シラノール末端のポリ
ジメチルシロキサンを3−アミノプロピルアルコキシシ
ランと水酸化バリウムまたはストロンチウム触媒の存在
下で縮合させてアミノプロピルメチルシロキシ含有ポリ
ジメチルシロキサンを形成することを記載している。
【0003】しかしながら、本発明の高い異性体純度を
有するポリ(3−アミノプロピルメチルシロキサン)は
いずれの先行文献にも記載されていない。本発明のポリ
(3−アミノプロピルメチルシロキサン)は、ポリ(有
機官能基シロキサン)の製造用中間体として、及び化粧
品、テキスタイル及び自動車用途において、さらに塗料
及び接着剤として非常に有用である。
【0004】
【発明の要旨】本発明は、約95%を超える異性体純度
を有する一般式: MeSiO(HNCHCHCHMeSiO)
SiMe (HNCHCHCHMeSiO)
(式中、Meはメチルであり、xは2〜約100または
それ以上の範囲であり得、yは3〜約7の範囲であり得
る)のポリ(3−アミノプロピルメチルシロキサン)を
ほぼ定量収率で提供する。
【0005】本発明はまた、少なくとも95%の異性体
純度を有する3−(3−アミノプロピル)−1,1,
1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサンを塩
基性触媒と一緒に加熱し、ヘキサメチルジシロキサンを
除去することを含む一般式: MeSiO(HNCHCHCHMeSiO)
SiMe (HNCHCHCHMeSiO)
(式中、Meはメチルであり、xは2〜約100または
それ以上の範囲であり得、yは3〜約7の範囲であり得
る)のポリ(3−アミノプロピルメチルシロキサン)を
迅速に製造するための簡単な方法を提供する。
【0006】 〔発明の詳細な説明〕本発明は、約95%を超える異性
体純度を有する一般式: MeSiO(HNCHCHCHMeSiO)
SiMe (HNCHCHCHMeSiO)
(式中、Meはメチルであり、xは2〜約100または
それ以上の範囲であり得、yは3〜約7の範囲であり得
る)のポリ(3−アミノプロピルメチルシロキサン)を
ほぼ定量収率で提供する。本発明はまた、ヘキサメチル
ジシロキサンを約97%を超えて含まず且つ他の有機及
び無機化合物を実質的に含まない高純度のポリ(3−ア
ミノプロピルメチルシロキサン)ホモポリマーをも提供
する。本発明の流体中の環状ポリマーに対する線状ポリ
マーの比は広範囲で変更可能であるが、通常約1:10
〜約10:1の範囲である。
【0007】本発明はまた、本発明の高い異性体純度を
有するポリ(3−アミノプロピルメチルシロキサン)を
製造するための新規方法を提供し、その方法は(a)3
−(3−アミノプロピル)ヘプタメチルトリシロキサン
を塩基性触媒と混合し、(b)混合物を加熱して本発明
のホモポリマー及びヘキサメチルジシロキサンを生成
し、ヘキサメチルジシロキサンを混合物から揮発させ、
(c)混合物を排気して、残留ヘキサメチルジシロキサ
ンを除去し、(d)排気した生成物を加熱して塩基性触
媒を熱分解し、高い異性体純度を有するポリ(3−アミ
ノプロピルメチルシロキサン)ホモポリマー生成物を回
収することを含む。
【0008】好ましくは、3−(3−アミノプロピル)
ヘプタメチルトリシロキサンは、少なくとも95%の異
性体純度を有する3−(3−アミノプロピル)−1,
1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン
であり、好ましくは米国特許第5,892,084号明
細書に記載されている方法により製造される。
【0009】本発明を実施する際に使用される塩基性触
媒には、多くの金属水酸化物、金属酸化物、第4級有機
アンモニウム水酸化物、第4級有機ホスホニウム水酸化
物及び金属トリメチルシラノレートが含まれる。好まし
い触媒は、第4級有機アンモニウム水酸化物、第4級有
機ホスホニウム水酸化物及び金属トリメチルシラノレー
トである。本発明の脱トリメチルシリル化及び重合のた
めに特に有用な触媒は水酸化テトラメチルアンモニウム
である。触媒は通常、3−(3−アミノプロピル)ヘプ
タメチルトリシロキサンの重量に基づいて約100〜約
10,000ppm、好ましくは約1,000〜約5,
000ppm、最も好ましくは約2,000〜約4,0
00ppmの濃度で使用される。
【0010】少なくとも95%の異性体純度を有する3
−(3−アミノプロピル)−1,1,1,3,5,5,
5−ヘプタメチルトリシロキサンからヘキサメチルジシ
ロキサンを除去することにより進行する重合ステップ
(b)は、約80〜約200℃、好ましくは約80〜約
150℃、より好ましくは約100〜約130℃の温度
で実施され得る。好ましくは、残留混合物からのヘキサ
メチルジシロキサンの揮発がもはや観察されなくなるま
で混合物の加熱を続けるべきである。
【0011】次いで、重合/揮発ステップ(b)の生成
物を排気して、溶解している残留ヘキサメチルジシロキ
サンを除去する。このステップは、重合生成物の圧力を
約200mmHgの圧力または当業者には自明の他の圧
力に低下することにより実施される。
【0012】次いで、本発明のホモポリマー及び触媒を
含む排気混合物を約130〜約160℃の温度に少なく
とも約2時間加熱して、触媒を分解すると共に触媒分解
生成物を除去する。このようにして、ヘキサメチルジシ
ロキサンを約97%以上含まず且つ他の有機及び無機化
合物を実質的に(すなわち、98%以上)含まない本発
明のホモポリマーが形成される。
【0013】本発明は、各ホモポリマー成分またはその
混合物を単離するために、例えば(HNCHCH
CHMeSiO)の単離を含めた環状ポリマーを単
離するために本発明のホモポリマーを真空蒸留すること
をも含む。
【0014】
【好ましい実施態様の説明】本発明を下記実施例により
説明する。これらの実施例は決して請求の範囲を限定す
るものと解釈されない。
【0015】実施例1 攪拌機、コンデンサー、温度計、ストリップヘッド、加
熱マントル及び窒素オーバーガスを備えた500ml容
量の丸底フラスコに、(米国特許第5,892,084
号明細書の教示に従って製造した)少なくとも約95%
の異性体純度を有する3−(3−アミノプロピル)ヘプ
タメチルトリシロキサン(338g,1.2mol)及
び水酸化テトラメチルアンモニウム(1g,3000p
pm)を添加した。混合物を80℃に30分間加熱し
た。次いで、混合物の温度を130℃に上げ、この間に
ヘキサメチルジシロキサン(108g,0.67mo
l)を105〜115℃(755mmHg圧)で蒸留し
た。フラスコには、222gの少なくとも95%の異性
体純度を有するポリ(3−アミノプロピルメチルシロキ
サン)が残った。アミン等価分析によると、生成物は
2.25の重合度及び411の平均分子量を有してい
た。
【0016】実施例2 攪拌機、コンデンサー、温度計、ストリップヘッド、加
熱マントル及び窒素オーバーガスを備えた500ml容
量の丸底フラスコに、(米国特許第5,892,084
号明細書の教示に従って製造した)少なくとも約95%
の異性体純度を有する3−(3−アミノプロピル)ヘプ
タメチルトリシロキサン(324g,1.16mol)
及び水酸化テトラメチルアンモニウム(1g,3000
ppm)を添加した。混合物を加熱した。次いで、混合
物の温度を194℃に上げ、この間にヘキサメチルジシ
ロキサン(113g,0.70mol)を105〜11
5℃(755mmHg圧)で蒸留した。フラスコには、
213gの生成物が残った。この時点で、この生成物4
8gを保留物として除去した。次いで、フラスコを50
℃に冷却し、200mmHg圧まで排気した。90℃に
加熱しながら、44g(0.27mol)のヘキサメチ
ルジシロキサンをストリップ蒸留した。アミン等価分析
によると、少なくとも95%の異性体純度を有するポリ
(3−アミノプロピルメチルシロキサン)生成物は9.
1の重合度及び1,277の平均分子量を有していた。
ゲル透過クロマトグラフィーにより、生成物が36%の
シクロシロキサン及び64%の線状ポリ(3−アミノプ
ロピルメチルシロキサン)であったことが判明した。平
均シクロシロキサンの重合度を5と仮定すると、線状分
画の平均分子量は約1,585で、重合度は14であ
る。
【0017】上記生成物の気相クロマトグラフィーによ
り、数種の低分子量オリゴマー化合物の存在が判明し
た。上記生成物を真空蒸留して、数種の成分を単離し
た。その1つは、質量分析によりトリス(3−アミノプ
ロピルメチル)シクロトリシロキサンと同定された。こ
の化合物は、第1級アミン(P−30)に特徴的なクラ
ッキングパターン及びすべてのメチル置換オルガノシリ
コン化合物(P−15)に特徴的なクラッキングパター
ンを示した。
【0018】本発明の変更は、上記した詳細説明にてら
して当業者に自明である。本明細書に記載した発明の態
様は例示にすぎず、請求の範囲で規定される本発明の範
囲を限定するものではない。
【0019】上記した特許明細書はすべて援用により本
明細書に含まれるとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61K 7/00 A61K 7/00 J C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ベニーグノ・エイ・ジヤネイロ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08016、バーリントン、ケアマーク・ドラ イブ・41、

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: MeSiO(HNCHCHCHMeSiO)
    SiMe (HNCHCHCHMeSiO)
    (式中、Meはメチルであり、xは2〜約100の範囲
    であり、yは3〜約7の範囲である)のポリ(3−アミ
    ノプロピルメチルシロキサン)ホモポリマー流体であっ
    て、前記流体はプロピル置換基の3位の各第1級アミノ
    基の位置に関して少なくとも95%の異性体純度を有す
    ることを特徴とする前記ホモポリマー流体。
  2. 【請求項2】 ヘキサメチルジシロキサンを97%を超
    えて含まず且つ有機及び無機化合物を実質的に含まない
    ことを特徴とする請求項1に記載のホモポリマー流体。
  3. 【請求項3】 一般式: (HNCHCHCHMeSiO) (式中、Meはメチルであり、yは3〜約7の範囲であ
    る)の環状ポリマーに対する一般式: MeSiO(HNCHCHCHMeSiO)
    SiMe (式中、Meはメチルであり、xは2〜約100の範囲
    である)の線状ポリマーの比が約10:1〜約1:10
    であることを特徴とする請求項1に記載のホモポリマー
    流体。
  4. 【請求項4】 一般式: (HNCHCHCHMeSiO) (式中、Meはメチルであり、yは3〜約7の範囲であ
    る)の環状ポリマーのみが存在することを特徴とする請
    求項1に記載のホモポリマー流体。
  5. 【請求項5】 環状ポリマーが一般式: (HNCHCHCHMeSiO) を有することを特徴とする請求項4に記載のホモポリマ
    ー流体。
  6. 【請求項6】 一般式: MeSiO(HNCHCHCHMeSiO)
    SiMe (HNCHCHCHMeSiO)
    (式中、Meはメチルであり、xは2〜約100の範囲
    であり、yは3〜約7の範囲である)のポリ(3−アミ
    ノプロピルメチルシロキサン)ホモポリマー流体の製造
    方法であって、(a)少なくとも約95%の異性体純度
    を有する3−(3−アミノプロピル)ヘプタメチルトリ
    シロキサンを塩基性触媒と混合するステップ、(b)混
    合物を加熱して、ポリ(3−アミノプロピルメチルシロ
    キサン)ホモポリマー及びヘキサメチルジシロキサンを
    生成し、ヘキサメチルジシロキサンを混合物から揮発さ
    せるステップ、(c)混合物を排気して、残留ヘキサメ
    チルジシロキサンをホモポリマーから除去するステッ
    プ、及び(d)生成物を加熱して塩基性触媒を熱分解
    し、プロピル置換基の3位の各第1級アミノ基の位置に
    関して少なくとも約95%の異性体純度を有するポリ
    (3−アミノプロピルメチルシロキサン)ホモポリマー
    生成物を回収するステップを含むことを特徴とする前記
    方法。
  7. 【請求項7】 ヘキサメチルジシロキサンを少なくとも
    約97%含まず且つ有機及び無機化合物を実質的に含ま
    ないポリ(3−アミノプロピルメチルシロキサン)ホモ
    ポリマーを生成することを特徴とする請求項6に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 塩基性触媒が金属水酸化物、金属酸化
    物、第4級有機アンモニウム水酸化物、第4級有機ホス
    ホニウム水酸化物、金属トリメチルシラノレート及びそ
    の混合物からなる群から選択されることを特徴とする請
    求項6または7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 塩基性触媒が第4級有機アンモニウム水
    酸化物、第4級有機ホスホニウム水酸化物、金属トリメ
    チルシラノレート及びその混合物からなる群から選択さ
    れることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 塩基性触媒が水酸化テトラメチルアン
    モニウムを含むことを特徴とする請求項9に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 3−(3−アミノプロピル)ヘプタメ
    チルトリシロキサンに対する塩基性触媒の濃度が約10
    0〜約10,000ppm、好ましくは1,000〜約
    5,000ppm、最も好ましくは2,000〜約4,
    000ppmであることを特徴とする請求項6〜10の
    いずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ステップ(b)において混合物を約8
    0〜約200℃の温度、好ましくは約100〜約130
    ℃の温度に加熱して混合物からヘキサメチルジシロキサ
    ンを揮発させ、残留混合物からのヘキサメチルジシロキ
    サンの揮発がもはや観察されなくなったときに加熱を停
    止することを特徴とする請求項6〜11のいずれか1項
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 残留混合物を約200mmHgまで排
    気して溶解ヘキサメチルジシロキサンを除去することを
    特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 排気した混合物を約130〜約160
    ℃の温度に少なくとも約2時間加熱して触媒を分解させ
    ることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 更に、ホモポリマー生成物を真空蒸留
    して各ホモポリマー成分を単離するステップを含むこと
    を特徴とする請求項6〜14のいずれか1項に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 一般式: (HNCHCHCHMeSiO) の環状ホモポリマーを単離することを特徴とする請求項
    15に記載の方法。
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