JP2001335550A - ジハロプロペン化合物、その用途およびその製造中間体 - Google Patents

ジハロプロペン化合物、その用途およびその製造中間体

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JP2001335550A
JP2001335550A JP2000156888A JP2000156888A JP2001335550A JP 2001335550 A JP2001335550 A JP 2001335550A JP 2000156888 A JP2000156888 A JP 2000156888A JP 2000156888 A JP2000156888 A JP 2000156888A JP 2001335550 A JP2001335550 A JP 2001335550A
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Japan
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phenoxy
dichloro
propenyloxy
tert
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JP2000156888A
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Hiroshi Ikegami
宏 池上
Masaya Suzuki
雅也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】すぐれた殺虫・殺ダニ活性を有する化合物を提
供すること。 【解決手段】一般式[a] [式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7およびR8
は水素原子等R9はC1〜C10アルキル基等、R10
C1〜C6アルキル基等、Zは酸素原子等、AはC1〜
C6アルキレン基等、nは0〜2の整数、Xは塩素原子
等、Qは酸素原子等を表す。]で示されるジハロプロペ
ン化合物、それを有効成分として含有する殺虫・殺ダニ
剤、およびその製造中間体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジハロプロペン化
合物、その用途およびその製造中間体に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、すぐれた殺
虫・殺ダニ活性を有する化合物を提供することを課題と
する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、優れた殺
虫、殺ダニ効力を有する化合物を見出すべく鋭意検討を
重ねた結果、下記一般式[c]で示されるジハロプロペ
ン化合物が優れた殺虫・殺ダニ効力を有する化合物を有
することを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、本発明は、一般式[c] [式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7およびR8
は同一又は相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜
C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3
ハロアルキル基またはC1〜C3ハロアルコキシ基を表
す。R9は水素原子、C1〜C10アルキル基、C2〜
C6ハロアルキル基、C3〜C10アルケニル基、C3
〜C6ハロアルケニル基、C3〜C6アルキニル基、C
3〜C6ハロアルキニル基、フェニル基(該フェニル基
はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1〜C4アル
キル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアル
キル基およびC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されて
いてもよい)、もしくはベンジル基(該ベンジル基はハ
ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1〜C4アルキル
基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアルキル
基およびC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されていて
もよい)を表す。R10は水素原子、C1〜C6アルキル
基、C1〜C3ハロアルキル基、フェニル基(該フェニ
ル基はハロゲン原子、ニトロ基、C1〜C4アルキル
基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアルキル
基およびC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されていて
もよい)を表すか、またはR10とR1とがアルキレン基
またはアルキリデン基で結合して5員環または6員環を
形成する。Zは単結合、酸素原子、S(O)l、または
NR11を表し、R11は水素原子またはC1〜C4アルキ
ル基を表し、lは0〜2の整数を表す。AはC1〜C6
アルキレン基またはC2〜C6アルキリデン基を表す。
nは0〜2の整数を表し、nが2の場合は2個の(A−
Z)基が同一でも相異なっていてもよい。Xは同一また
は相異なり、塩素原子または臭素原子を表す。Qは酸素
原子、S(O)m、NR12またはC(R13)(R14)を
表し、R12は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表
し、R13およびR14は同一または相異なり、水素原子又
はC1〜C4アルキル基を表し、mは0〜2の整数を表
す。]で示されるジハロプロペン化合物(以下、本発明
化合物と記す。)およびそれを有効成分とする殺虫、殺
ダニ剤を提供する。
【0004】本発明はさらに、本発明化合物の製造中間
体として有用な、一般式[d] [式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8
は同一又は相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜
C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3
ハロアルキル基またはC1〜C3ハロアルコキシ基を表
す。R10は水素原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C
3ハロアルキル基、フェニル基(該フェニル基はハロゲ
ン原子、ニトロ基、シアノ基、C1〜C4アルキル基、
C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアルキル基ま
たはC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されていてもよ
い)を表すか、またはR10とR1とがアルキレン基また
はアルキリデン基で結合して5員環または6員環を形成
する。Zは単結合、酸素原子、S(O)lまたはNR11
を表し、R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を
表し、lは0〜2の整数を表す。AはC1〜C6アルキ
レン基またはC1〜C6アルキリデン基を表す。nは0
〜2の整数を表し、nが2の場合はAおよびZは同一で
も相異なっていてもよい。Xは同一または相異なり、塩
素原子または臭素原子を表す。Qは酸素原子、S(O)
m、NR12、またはC(R13)(R14)を表し、R12
水素原子またはC1〜C4アルキル基を表し、R13およ
びR14は同一または相異なり、水素原子またはC1〜C
4アルキル基を表し、mは0〜2の整数を表す。]で示
されるジハロプロペン化合物をも提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明化合物において、R1
2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8で表わされ
る、ハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子またはヨウ素原子であり、R1、R2、R3、R4
5、R6、R7およびR8で表される、C1〜C4アルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基およびtert−ブチル基があげられ、R1、R2、R
3、R4、R5、R6、R7およびR8で表わされる、C1〜
C4アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブ
トキシ基、sec−ブトキシ基およびtert−ブトキ
シ基があげられ、
【0006】R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およ
びR8で表されるC1〜C3ハロアルキル基としては、
例えばトリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ジ
フルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、2,
2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロ
ロエチル基、2,2,2−トリブロモエチル基、2−フ
ルオロエチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチ
ル基、2−ヨードエチル基、2,2−ジフルオロエチル
基、2,2−ジクロロエチル基、2,2−ジブロモエチ
ル基、3−フルオロプロピル基、3−クロロプロピル
基、3−ブロモプロピル基、3−ヨードプロピル基、
3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロピル基、1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピル基、2−フルオ
ロプロピル基、2−クロロプロピル基、2−ブロモプロ
ピル基、2−ヨードプロピル基および2,3−ジブロモ
プロピル基があげられ、
【0007】R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およ
びR8で表わされるC1〜C3ハロアルコキシ基として
は、例えばトリフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロ
メトキシ基、1−フルオロエトキシ基、1−クロロエト
キシ基、1−ブロモエトキシ基、パーフルオロエトキシ
基、2−ブロモ−1,1,2,2−テトラフルオロエト
キシ基、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ基、
2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエトキシ基、2
−ブロモ−1,1,2−トリフルオロエトキシ基、2,
2,2−トリフルオロエトキシ基、2,2,2−トリク
ロロエトキシ基、2,2,2−トリブロモエトキシ基、
2−フルオロエトキシ基、2−クロロエトキシ基、2−
ブロモエトキシ基、2−ヨードエトキシ基、2,2−ジ
フルオロエトキシ基、2,2−ジクロロエトキシ基、
2,2−ジブロモエトキシ基、3−フルオロプロポキシ
基、3−クロロプロポキシ基、3−ブロモプロポキシ
基、3−ヨードプロポキシ基、3,3,3−トリフルオ
ロプロポキシ基、2,2,2,3,3,3−ヘキサフル
オロプロポキシ基、1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロ−2−プロポキシ基、2−フルオロプロポキシ
基、2−クロロプロポキシ基、2−ブロモプロポキシ
基、2−ヨードプロポキシ基および2,3−ジブロモプ
ロポキシ基があげられ、
【0008】R9で表わされるC1〜C10アルキル基
としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチ
ル基、tert−ブチル基、ペンチル基、1−メチルブ
チル基、2−メチルブチル基、イソペンチル基、ネオペ
ンチル基、1−エチルプロピル基、1,2−ジメチルプ
ロピル基、tert−ペンチル基、ヘキシル基、1−メ
チルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペ
ンチル基、イソヘキシル基、1−エチルブチル基、2−
エチルブチル基、1−エチルペンチル基、3,3−ジメ
チルブチル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、
1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル
基、1,3−ジメチルブチル基、1−エチル−2−メチ
ルプロピル基、1−エチル−1−メチルプロピル基、ヘ
プチル基、1−メチルヘキシル基、1−エチルペンチル
基、1,1−ジメチルペンチル基、1,1−ジエチルプ
ロピル基、1,3,3−トリメチルブチル基、2,2−
ジメチル−1−エチルプロピル基、1−メチル−1−
(1−メチルエチル)プロピル基、2−メチル−1−
(1−メチルエチル)プロピル基、1,4−ジメチルペ
ンチル基、1−(1−メチルエチル)ブチル基、1,1
−ジエチル−2,2−ジメチルプロピル基、オクチル
基、1−メチルヘプチル基、1−エチルヘキシル基、2
−エチルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、1,5
−ジメチルヘキシル基、1−エチル−2−メチルペンチ
ル基、2,4,4−トリメチルペンチル基、ノニル基、
1−メチルオクチル基、3,5,5−トリメチルヘキシ
ル基、3−メチル−1−(2−メチルプロピル)ブチル
基、デシル基、1−メチルノニル基、1−プロピルヘプ
チル基、3,7−ジメチルオクチル基および1−エチル
−1,5−ジメチルヘキシル基があげられ、
【0009】R9で表わされるC2〜C6ハロアルキル
基としては、例えば2,2,2−トリフルオロエチル
基、2,2,2−トリクロロエチル基、2,2,2−ト
リブロモエチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロ
エチル基、2−ブロモエチル基、2−ヨードエチル基、
2,2−ジフルオロエチル基、2,2−ジクロロエチル
基、2,2−ジブロモエチル基、3−フルオロプロピル
基、3−クロロプロピル基、3−ブロモプロピル基、3
−ヨードプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル基、2,2,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピ
ル基、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−
プロピル基、2−フルオロプロピル基、2−クロロプロ
ピル基、2−ブロモプロピル基、2−ヨードプロピル
基、2,3−ジブロモプロピル基、4−フルオロブチル
基、4−クロロブチル基、4−ブロモブチル基、4−ヨ
ードブチル基、3−クロロ−2,2−ジメチルプロピル
基、3−ブロモ−2,2−ジメチルプロピル基、2,
2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチル
基、6−クロロヘキシル基および6−ブロモヘキシル基
があげられ、
【0010】R9で表わされるC3〜C10アルケニル
基としては、例えばアリル基、2−ブテニル基、3−ブ
テニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル
−2−プロペニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニ
ル基、4−ペンテニル基、1−メチル−2−ブテニル
基、2−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−2−ブ
テニル基、1−メチル−3−ブテニル基、2−メチル−
3−ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基、1−エ
チル−2−プロペニル基、2−エチル−2−プロペニル
基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、4−ヘキセ
ニル基、5−ヘキセニル基、1−メチル−2−ペンテニ
ル基、2−メチル−2−ペンテニル基、3−メチル−2
−ペンテニル基、4−メチル−2−ペンテニル基、1−
メチル−3−ペンテニル基、2−メチル−3−ペンテニ
ル基、3−メチル−3−ペンテニル基、4−メチル−3
−ペンテニル基、1−メチル−4−ペンテニル基、2−
メチル−4−ペンテニル基、3−メチル−4−ペンテニ
ル基、4−メチル−4−ペンテニル基、7−オクテニル
基、3−ノネニル基、9−デセニル基およびシトロネリ
ル基等があげられ、
【0011】R9で表わされるC3〜C6ハロアルケニ
ル基としては、例えば3−クロロ−2−プロペニル基、
3−ブロモ−2−プロペニル基、2−クロロ−2−プロ
ペニル基、2−ブロモ−2−プロペニル基、3,3−ジ
クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジブロモ−2−プ
ロペニル基、3,3−ジフルオロ−2−プロペニル基、
2,3−ジクロロ−2−プロペニル基、2,3−ジブロ
モ−2−プロペニル基、3−クロロ−2−ブテニル基、
3−クロロ−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテニル
基、3−ブロモ−4,4,4−トリフルオロ−2−ブテ
ニル基、3,4−ジクロロ−4,4−ジフルオロ−2−
ブテニル基、3,4,4,4−テトラフルオロ−2−ブ
テニル基、4,4−ジクロロ−3−ブテニル基、4,4
−ジブロモ−3−ブテニル基、5,5−ジクロロ−4−
ペンテニル基、5,5−ジブロモ−4−ペンテニル基、
6,6−ジクロロ−5−ヘキセニル基および6,6−ジ
ブロモ−5−ヘキセニル基があげられ、R9で表わされ
るC3〜C6アルキニル基としては、例えば2−プロピ
ニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1−メチル
−2−プロピニル基、2−ペンチニル基、3−ペンチニ
ル基、4−ペンチニル基、1−メチル−2−ブチニル
基、1−メチル−3−ブチニル基、2−メチル−3−ブ
チニル基、1−エチル−2−プロピニル基、2−ヘキシ
ニル基、3−ヘキシニル基、4−ヘキシニル基、5−ヘ
キシニル基、1−エチル−2−ブチニル基、1−エチル
−3−ブチニル基、2−エチル−3−ブチニル基があげ
られ、
【0012】R9で表わされるC3〜C6ハロアルキニ
ル基としては、例えば3−クロロ−2−プロピニル基、
3−ブロモ−2−プロピニル基、4−クロロ−2−ブチ
ニル基、4−クロロ−3−ブチニル基、4−ブロモ−2
−ブチニル基、4−ブロモ−3−ブチニル基、5−クロ
ロ−4−ペンチニル基、4−クロロ−1−メチル−2−
ブチニル基、4−クロロ−1−メチル−3−ブチニル
基、4−クロロ−2−メチル−3−ブチニル基、5−ブ
ロモ−4−ペンチニル基、4−ブロモ−1−メチル−2
−ブチニル基、4−ブロモ−1−メチル−3−ブチニル
基、4−ブロモ−2−メチル−3−ブチニル基、6−ク
ロロ−5−ヘキシニル基および6−ブロモ−5−ヘキシ
ニル基があげられ、
【0013】R9においてフェニル基またはベンジル基
に置換し得るハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子またはヨウ素原子であり、R9においてフ
ェニル基またはベンジル基に置換し得るC1〜C4アル
キル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチ
ル基およびtert−ブチル基があげられ、R9におい
てフェニル基またはベンジル基に置換し得るC1〜C4
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロ
ポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキ
シ基、sec−ブトキシ基およびtert−ブトキシ基
があげられ、
【0014】R9においてフェニル基またはベンジル基
に置換し得るC1〜C3ハロアルキル基としては、例え
ばトリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ジフル
オロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、2,2,2
−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチ
ル基、2,2,2−トリブロモエチル基、2−フルオロ
エチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、
2−ヨードエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、
2,2−ジクロロエチル基、2,2−ジブロモエチル
基、3−フルオロプロピル基、3−クロロプロピル基、
3−ブロモプロピル基、3−ヨードプロピル基、3,
3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3,3
−ペンタフルオロプロピル基、1,1,1,3,3,3
−ヘキサフルオロ−2−プロピル基、2−フルオロプロ
ピル基、2−クロロプロピル基、2−ブロモプロピル
基、2−ヨードプロピル基および2,3−ジブロモプロ
ピル基があげられ、
【0015】R9においてフェニル基またはベンジル基
に置換し得るC1〜C3ハロアルコキシ基としては、例
えばトリフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキ
シ基、1−フルオロエトキシ基、1−クロロエトキシ
基、1−ブロモエトキシ基、パーフルオロエトキシ基、
2−ブロモ−1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ
基、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ基、2−
クロロ−1,1,2−トリフルオロエトキシ基、2−ブ
ロモ−1,1,2−トリフルオロエトキシ基、2,2,
2−トリフルオロエトキシ基、2,2,2−トリクロロ
エトキシ基、2,2,2−トリブロモエトキシ基、2−
フルオロエトキシ基、2−クロロエトキシ基、2−ブロ
モエトキシ基、2−ヨードエトキシ基、2,2−ジフル
オロエトキシ基、2,2−ジクロロエトキシ基、2,2
−ジブロモエトキシ基、3−フルオロプロポキシ基、3
−クロロプロポキシ基、3−ブロモプロポキシ基、3−
ヨードプロポキシ基、3,3,3−トリフルオロプロポ
キシ基、2,2,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロ
ポキシ基、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−
2−プロポキシ基、2−フルオロプロポキシ基、2−ク
ロロプロポキシ基、2−ブロモプロポキシ基、2−ヨー
ドプロポキシ基および2,3−ジブロモプロポキシ基が
あげられ、
【0016】R10で表わされるC1〜C6アルキル基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、ペンチル基、1−メチルブチ
ル基、2−メチルブチル基、イソペンチル基、ネオペン
チル基、1−エチルプロピル基、1,2−ジメチルプロ
ピル基、tert−ペンチル基、ヘキシル基、1−メチ
ルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペン
チル基、イソヘキシル基、1−エチルブチル基、2−エ
チルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1,2,2
−トリメチルプロピル基、1,1−ジメチルブチル基、
1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル
基、1−エチル−2−メチルプロピル基および1−エチ
ル−1−メチルプロピル基があげられ、
【0017】R10で表わされる、C1〜C3ハロアルキ
ル基としては、例えばトリフルオロメチル基、トリクロ
ロメチル基、ジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメ
チル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,
2−トリクロロエチル基、2,2,2−トリブロモエチ
ル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、2
−ブロモエチル基、2−ヨードエチル基、2,2−ジフ
ルオロエチル基、2,2−ジクロロエチル基、2,2−
ジブロモエチル基、3−フルオロプロピル基、3−クロ
ロプロピル基、3−ブロモプロピル基、3−ヨードプロ
ピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,
2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロピル基、2
−フルオロプロピル基、2−クロロプロピル基、2−ブ
ロモプロピル基、2−ヨードプロピル基および2,3−
ジブロモプロピル基があげられ、
【0018】R10においてフェニル基に置換し得るハロ
ゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子または
ヨウ素原子であり、R10においてフェニル基に置換し得
るC1〜C4アルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、sec−ブチル基およびtert−ブチル基があ
げられ、R10においてフェニル基に置換し得るC1〜C
4アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブト
キシ基、sec−ブトキシ基およびtert−ブトキシ
基があげられ、R10においてフェニル基に置換し得るC
1〜C3ハロアルキル基としては、例えばトリフルオロ
メチル基、トリクロロメチル基、ジフルオロメチル基、
ブロモジフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロ
エチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、2,2,
2−トリブロモエチル基、2−フルオロエチル基、2−
クロロエチル基、2−ブロモエチル基、2−ヨードエチ
ル基、2,2−ジフルオロエチル基、2,2−ジクロロ
エチル基、2,2−ジブロモエチル基、3−フルオロプ
ロピル基、3−クロロプロピル基、3−ブロモプロピル
基、3−ヨードプロピル基、3,3,3−トリフルオロ
プロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロ
ピル基、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2
−プロピル基、2−フルオロプロピル基、2−クロロプ
ロピル基、2−ブロモプロピル基、2−ヨードプロピル
基および2,3−ジブロモプロピル基があげられ、
【0019】R10においてフェニル基に置換し得るC1
〜C3ハロアルコキシ基としては、例えばトリフルオロ
メトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、1−フルオ
ロエトキシ基、1−クロロエトキシ基、1−ブロモエト
キシ基、パーフルオロエトキシ基、2−ブロモ−1,
1,2,2−テトラフルオロエトキシ基、1,1,2,
2−テトラフルオロエトキシ基、2−クロロ−1,1,
2−トリフルオロエトキシ基、2−ブロモ−1,1,2
−トリフルオロエトキシ基、2,2,2−トリフルオロ
エトキシ基、2,2,2−トリクロロエトキシ基、2,
2,2−トリブロモエトキシ基、2−フルオロエトキシ
基、2−クロロエトキシ基、2−ブロモエトキシ基、2
−ヨードエトキシ基、2,2−ジフルオロエトキシ基、
2,2−ジクロロエトキシ基、2,2−ジブロモエトキ
シ基、3−フルオロプロポキシ基、3−クロロプロポキ
シ基、3−ブロモプロポキシ基、3−ヨードプロポキシ
基、3,3,3−トリフルオロプロポキシ基、2,2,
2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ基、1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロポキシ
基、2−フルオロプロポキシ基、2−クロロプロポキシ
基、2−ブロモプロポキシ基、2−ヨードプロポキシ基
および2,3−ジブロモプロポキシ基があげられ、
【0020】R10とR1とがアルキレン基またはアルキ
リデン基で結合して5員環または6員環を形成するとき
のアルキレン基としては、例えばメチレン基、エチレン
基、トリメチレン基およびプロピレン基があげられ、R
10とR1とがアルキレン基またはアルキリデン基で結合
して5員環または6員環を形成するときのアルキリデン
基としては、例えばエチリデン基、イソプロピリデン基
があげられ、R11で表わされるC1〜C4アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基およ
びtert−ブチル基があげられ、
【0021】 12で表わされるC1〜C4アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基およ
びtert−ブチル基があげられ、 13で表わされるC
1〜C4アルキル基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、
sec−ブチル基およびtert−ブチル基があげら
れ、 14で表わされるC1〜C4アルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、イソブチル基、sec−ブチル基およびter
t−ブチル基があげられ、
【0022】Aで表わされるC1〜C6アルキレン基と
は、例えばメチレン基、エチレン基、トリメチレン基、
プロピレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、
ヘキサメチレン基等であり、Aで表わされるC2〜C6
アルキリデン基とは、例えばエチリデン基、プロピリデ
ン基、ブチリデン基、イソブチリデン基、ペンチリデン
基、イソペンチリデン基、2−メチルブチリデン基、ネ
オペンチリデン基、イソプロピリデン基、sec−ブチ
リデン基、1−メチルブチリデン基、1,2−ジメチル
プロピリデン、1−メチルペンチリデン基、1,3−ジ
メチルブチリデン基、1,2−ジメチルブチリデン基、
1,2,2−トリメチルプロピリデン基等である。
【0023】本発明化合物の様態としては以下の態様が
あげられる。Qが酸素原子であるジハロプロペン化合
物;nが0であり、かつQが酸素原子であるジハロプロ
ペン化合物;nが1であり、かつQが酸素原子であるジ
ハロプロペン化合物;nが1であり、かつQおよびZが
共に酸素原子であるジハロプロペン化合物;R1、R2
3、R4、R6、R7およびR8がすべて水素原子である
り、かつnが0であり、かつQが酸素原子であるジハロ
プロペン化合物;R1、R2、R3、R4、R6、R7および
8が水素原子であるり、かつnが1であり、かつQお
よびZが共に酸素原子であるジハロプロペン化合物;R
1、R2、R3、R4、R6、R7およびR8が水素原子であ
り、R5が水素原子、塩素原子またはメトキシ基のいず
れかであり、かつnが0であり、かつQが酸素原子であ
るジハロプロペン化合物;R1、R2、R3、R4、R6
7およびR8が水素原子であるり、R5が水素原子、塩
素原子またはメトキシ基のいずれがであり、nが1であ
り、QおよびZが酸素原子であるジハロプロペン化合
物;R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8が水
素原子であり、nが0であり、Qが酸素原子であるジハ
ロプロペン化合物;R1、R2、R3、R4、R5、R6、R
7およびR8が水素原子であり、かつnが1であり、Qお
よびZが酸素原子であるジハロプロペン化合物。
【0024】本発明化合物は、例えば、以下の方法(製
造法A〜製造法F)により製造することができ、本発明
化合物の置換基の態様により、適宜いずれかの方法を選
択することができる。
【0025】(製造法A) 一般式[e] [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。] で示されるフェノール化合物と一般式[f] L−CH2CH=CX2 [f] [式中、Lはハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原
子、よう素原子等)、メタンスルホニルオキシオキシ基
またはトルエンスルホニルオキシ基を表わし、他の記号
は前記と同じ意味を表わす。]で示される化合物とを反
応させることによって製造する方法。該反応は、通常塩
基の存在下、不活性溶媒中で行われる。反応に使用され
る溶媒としては、例えばアセトン、メチルエチルケト
ン、4−メチル−2−ペンタノン等のケトン類、1,2
−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジアルキル(例えばC1〜C4)エーテル(例え
ば、ジメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等)等
のエーテル類、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素類、トルエン、ベンゼン、キ
シレン等の炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリア
ミド、スルホラン、アセトニトリル、ニトロメタン、水
またはこれらの混合溶媒をあげられ、使用する塩基に応
じて適宜選択することができる。
【0026】反応に使用される塩基としては、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カ
ルシウム等のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸カルシウム等のアルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属の炭酸化物、水素化リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化カルシウム等のアルカリ金
属もしくはアルカリ土類金属の水素化物、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−tert
−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド、トリエチ
ルアミン、ピリジン等の有機塩基等があげられる。また
必要に応じて、アンモニウム塩(例えば、トリエチルベ
ンジルアンモニウムクロライド等)等の触媒を一般式
[e]で示される化合物1モルに対し、0.01〜1モ
ルの割合添加して反応を行うこともできる。反応温度
は、通常、−20℃から150℃(反応に使用する溶媒
の沸点が150℃以下の場合はその沸点)の範囲をとる
ことができる。反応に供する原料および塩基のモル比は
任意に設定できるが、等モルまたはそれに近い比率で反
応を行うのが有利である。反応終了後の反応液は、有機
溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明
化合物を単離することができる。必要ならば、クロマト
グラフィー、蒸留、再結晶等の通常の操作によってさら
に精製することもできる。
【0027】(製造法B) 前記一般式[e]で示される化合物と一般式[g] HO−CH2CH=CX2 [g] [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]で示される
アルコール化合物とを反応させることによって製造する
方法。該反応は、通常脱水剤の存在下、不活性溶媒中行
われる。該反応に使用される脱水剤としては、例えばジ
シクロヘキシルカルボジイミド、ジアルキル(例えば、
C1〜C4)アゾジカルボキシレート(ジエチルアゾジ
カルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレ
ート等)−トリアルキル(例えば、C1〜C20)ホス
フィンまたはトリアリールホスフィン(トリフェニルホ
スフィン、トリオクチルホスフィン、トリブチルホスフ
ィン等)系等をあげることができる。反応に使用される
溶媒としては、例えばトルエン、ベンゼン、キシレン等
の炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジア
ルキル(例えばC1〜C4)エーテル(例えば、ジメチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル等)等のエーテル
類または四塩化炭素、ジクロロメタン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類等をあ
げることができる。反応温度は、通常、−20℃から2
00℃(反応に使用する溶媒の沸点が200℃以下のと
きはその沸点)の範囲をとることができる。反応に供す
る原料および脱水剤のモル比は任意に設定できるが、等
モルまたはそれに近い比率で反応を行うのが有利であ
る。反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、濃縮等の通
常の後処理を行い、目的の本発明化合物を単離すること
ができる。必要ならば、クロマトグラフィー、蒸留、再
結晶等の通常の操作によってさらに精製することもでき
る。
【0028】(製造法C) 一般式[h] [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]で示される
アルデヒド化合物を四塩化炭素または四臭化炭素と反応
させることにより製造する方法。該反応は、トリアルキ
ルホスフィンまたはトリアリールホスフィン存在下、通
常、不活性溶媒中で行われる。反応に使用される溶媒と
しては、例えばトルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化
水素類およびテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジアル
キル(例えばC1〜C4)エーテル(例えば、ジメチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル等)等のエーテル類
をあげることができる。反応温度の範囲は、通常、−3
0℃から150℃(反応に使用する溶媒の沸点が150
℃以下のときはその沸点)の範囲である。反応に供する
トリアルキルホスフィンまたはトリアリールホスフィン
としては、例えばトリフェニルホスフィンおよびトリオ
クチルホスフィンをあげることができる。
【0029】一般式[h]で示される化合物と反応に用
いる試剤のモル比は任意に設定できるが、一般式[h]
で示されるアルデヒド化合物1モルに対して、四塩化炭
素または四臭化炭素は2モルの割合、トリアルキルホス
フィンまたはトリアリールホスフィンは2〜4モルの割
合で行うのが有利である。反応終了後の反応液は、有機
溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明
化合物を単離することができる。必要ならば、クロマト
グラフィー、蒸留、再結晶等の通常の操作によってさら
に精製することもできる。
【0030】(製造法D)一般式[d]で示されるカル
ボニル化合物と一般式[i] R9−ONH2 [i] [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]で示される
O−置換ヒドロキシルアミン塩とを反応させることによ
って製造する方法。該反応は、通常塩基の存在下、通常
不活性溶媒中で行うことができる。反応に使用される溶
媒としては、例えば、メタノール、エタノール等のアル
コール類、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジアルキル(たとえばC1〜C4)
エーテル(たとえば、ジメチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル等)等のエーテル類、ピリジン、水およびそ
れらの混合物があげられる。反応に使用される塩基とし
ては、たとえば、トリエチルアミン、ピリジン、酢酸ナ
トリウム等をあげることができる。原料のO−置換ヒド
ロキシルアミン化合物塩は、例えば塩酸塩、硫酸塩およ
び硝酸塩の無機酸塩があげられる。
【0031】反応温度は、通常、0〜150℃(反応に
使用する溶媒の沸点が150℃以下のときは、その沸
点)の範囲である。反応に供する原料および試剤のモル
比は任意に設定できるが、一般式[d]で示されるカル
ボニル化合物と一般式[i]で示されるO−置換ヒドロ
キシルアミンまたはその塩とは、等モルまたはそれに近
い比率で反応を行うことが好ましく、塩基は、上述の一
般式[i]で示される化合物1モルに対して1モル以上
用いて反応を行うことが好ましい。反応終了後の反応液
は、有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的
の本発明化合物を単離することができる。必要ならば、
クロマトグラフィー、蒸留、再結晶等の通常の操作によ
ってさらに精製することもできる。
【0032】(製造法E) 一般式[j] [式中、Z1は酸素原子、硫黄原子またはNR11を表わ
し、その他記号は前記と同じ意味を表わす。]で示され
る化合物と一般式[k] [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]で示される
化合物とを反応させることにより製造する方法。該反応
は、通常塩基の存在下、不活性溶媒中で行われる。反応
に使用される溶媒としては、例えばアセトン、メチルエ
チルケトン、4−メチル−2−ペンタノン等のケトン
類、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジアルキル(例えばC1〜C4)エーテル
(例えば、ジメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
等)等のエーテル類、1,2−ジクロロエタン、クロロ
ベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、トルエン、ベンゼ
ン、キシレン等の炭化水素類、N,N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド、スルホラン、アセトニトリル、ニトロメタ
ン、水およびこれらの混合物があげられる。
【0033】反応に使用される塩基としては、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カ
ルシウム等のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸カルシウム等のアルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属の炭酸化物、水素化リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化カルシウム等のアルカリ金
属もしくはアルカリ土類金属の水素化物、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−tert
−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド(例えば、
C1〜C4)、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩
基等があげられる。反応温度は、通常、−20℃から1
50℃(反応に使用する溶媒の沸点が150℃以下のと
きはその沸点)の範囲をとることができる。反応に供す
る原料および塩基のモル比は任意に設定できるが、等モ
ルまたはそれに近い比率で反応を行うのが有利である。
また必要に応じて、トリエチルベンジルアンモニウムク
ロライド等の第4級アンモニウム塩等を一般式[j]で
示される化合物1モルに対し、0.01〜1モルの割合
添加することもできる。反応終了後の反応液は、有機溶
媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化
合物を単離することができる。必要ならば、クロマトグ
ラフィー、蒸留、再結晶等の通常の操作によってさらに
精製することもできる。
【0034】(製造法F) 一般式[l] [式中、R31はC1〜C10アルキル基、C3〜C6ア
ルケニル基、フェニル基(該フェニル基はフッ素原子、
塩素原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキ
シ基またはトリフルオロメチル基で置換されていてもよ
い)またはベンジル基(該ベンジル基はフッ素原子、塩
素原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ
基またはトリフルオロメチル基で置換されていてもよ
い)を表わし、R32は水素原子、C1〜C6アルキル
基、トリフルオロメチル基またはフェニル基(該フェニ
ル基はフッ素原子、塩素原子、C1〜C4アルキル基、
C1〜C4アルコキシ基またはトリフルオロメチル基で
置換されていてもよい)を表わし、R33、R34、R35
よびR36は同一または相異なり、水素原子、フッ素原
子、塩素原子、C1〜C4アルキル基、1〜C4アルコ
キシ基またはトリフルオロメチル基を表わし、Z3は単
結合、酸素原子、S(O)lまたはNR11(ただし、R
11は水素原子を除く)を表わし、その他の記号は前記と
同じ意味を表わす。]で示されるフェニルボロン酸化合
物と一般式[m] [式中、R37、R38、R39およびR40は同一または相異
なり、水素原子、フッ素原子、塩素原子、C1〜C4ア
ルキル基、C1〜C4アルコキシ基またはトリフルオロ
メチル基を表わし、Q4は酸素原子またはNR12を表わ
し、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。]で示さ
れる化合物とを反応させる方法。
【0035】該反応は、通常、銅塩および塩基の存在
下、必要に応じて不活性溶媒中で行なわれる。反応に使
用される溶媒としては、アセトン、メチルエチルケト
ン、4−メチル−2−ペンタノン等のケトン類、1,2
−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジアルキル(例えばC1〜C4)エーテル(例え
ば、ジメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等)等
のエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2
−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化
水素類、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素
類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、ヘキサメチルリン酸トリアミド、スルホラン、ア
セトニトリル、ニトロメタンおよびこれらの混合物があ
げられる。反応使用される銅塩としては、塩化銅(I
I)、臭化銅(II)、よう化銅(II)等のハロゲン
化銅(II)化合物あるいは酢酸銅(II)等があげら
れる。反応に使用される塩基としては、トリエチルアミ
ン、ピリジン等の有機塩基等があげられる。反応温度の
範囲は、通常、−20℃から150℃(反応に使用する
溶媒の沸点が150℃以下のときはその沸点)の範囲を
とることができる。反応に供する原料、銅塩および塩基
のモル比は任意に設定できるが、フェニルボロン酸化合
物[l]に対して等モルまたはそれ以上の比率で反応を
行うのが有利である。
【0036】反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出、濃
縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を単離
することができる。必要ならば、クロマトグラフィー、
蒸留、再結晶等の通常の操作によってさらに精製するこ
ともできる。
【0037】本発明化合物の中で、不斉炭素原子を有す
る化合物の場合は、本発明化合物には光学活性なそれぞ
れの異性体((+)−体、(−)−体)およびそれらの
あらゆる比率の混合物をも含むまれる。また、本発明化
合物の中で、幾何異性を有する化合物の場合は、本発明
化合物はそれぞれの幾何異性体(シス体、トランス体)
およびそれらのあらゆる比率の混合物をも含まれる。
【0038】また、本発明化合物の製造中間体として有
用な一般式[d]で示される化合物も殺虫活性を有す
る。
【0039】次に、本発明化合物の具体例を化1(化1
−1)〜(化1−32)に例示するが、本発明化合物は
これらに限定されるものではない。
【0040】(化1−1)
【0041】(化1−2)
【0042】(化1−3)
【0043】(化1−4)
【0044】(化1−5)
【0045】(化1−6)
【0046】(化1−7)
【0047】(化1−8)
【0048】(化1−9)
【0049】(化1−10)
【0050】(化1−11)
【0051】(化1−12)
【0052】(化1−13)
【0053】(化1−14)
【0054】(化1−15)
【0055】(化1−16)
【0056】(化1−17)
【0057】(化1−18)
【0058】(化1−19)
【0059】(化1−20)
【0060】(化1−21)
【0061】(化1−22)
【0062】(化1−23)
【0063】(化1−24)
【0064】(化1−25)
【0065】(化1−26)
【0066】(化1−27)
【0067】(化1−28)
【0068】(化1−29)
【0069】(化1−30)
【0070】(化1−31)
【0071】(化1−32)
【0072】化1において、R9およびR10は表1〜表
38に記載のものを表わす。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】
【表5】
【0078】
【表6】
【0079】
【表7】
【0080】
【表8】
【0081】
【表9】
【0082】
【表10】
【0083】
【表11】
【0084】
【表12】
【0085】
【表13】
【0086】
【表14】
【0087】
【表15】
【0088】
【表16】
【0089】
【表17】
【0090】
【表18】
【0091】
【表19】
【0092】
【表20】
【0093】
【表21】
【0094】
【表22】
【0095】
【表23】
【0096】
【表24】
【0097】
【表25】
【0098】
【表26】
【0099】
【表27】
【0100】
【表28】
【0101】
【表29】
【0102】
【表30】
【0103】
【表31】
【0104】
【表32】
【0105】
【表33】
【0106】
【表34】
【0107】
【表35】
【0108】
【表36】
【0109】
【表37】
【0110】次に、本発明化合物を製造する際の中間体
の製造法について説明する。本発明化合物の製造中間体
である、一般式[d]で示される化合物は、例えば、ス
キームI〜スキームIXに従って製造することが出来、
置換基の種類に応じて適宜選択できる。
【0111】[スキームI] (Zが単結合の場合) [式中、R15はメチル基またはメトキシメチル基を表わ
し、Q1は酸素原子、硫黄原子またはNR12を表わし、
1はハロゲン原子を表わし、その他の記号は前記と同
じ意味を表わす。]
【0112】[スキームII] (Zが単結合の場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0113】[スキームIII] (Zが単結合の場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0114】[スキームIV−1] (nが1であり、かつZが単結合でない場合、あるいは
nが2であり、かつ右側のZが単結合でない場合) [式中、Bnはベンジル基を表わし、Phはフェニル基
を表わし、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0115】[スキームIV−2] (nが1であり、かつZが単結合でない場合、あるいは
nが2であり、かつベンゼン環に近い側のZが単結合で
ない場合) [式中、kは0または1を表わし、その他の記号は前記
と同じ意味を表わす。]
【0116】[スキームV−1] (nが1であり、かつZが単結合でない場合、あるいは
nが2であり、かつベンゼン環に近い側のZが単結合で
ない場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0117】[スキームV−2] (nが1であり、かつZが単結合でない場合、あるいは
nが2であり、かつベンゼン環近い側のZが単結合でな
い場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0118】[スキームVI] (nが1であり、かつZが単結合でない場合、あるいは
nが2であり、かつベンゼン環に近い側のZが単結合で
ない場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0119】[スキームVII] (Zが単結合、酸素原子、NR11の場合、ただしR11
水素原子は除く) [式中、Z2は単結合、酸素原子、NR11(ただしR11
は水素原子は除く)を表わし、その他の記号は前記と同
じ意味を表わす。]
【0120】[スキームVIII] (Zが単結合、酸素原子、S(O)lまたはNR11、か
つQが酸素原子、S(O)m、NR12またはC(R13
(R14)の場合、ただしR11およびR12は水素原子は除
く) [式中、R16およびR17は同一または相異なり、塩素原
子、臭素原子またはよう素原子を表わし、Q2は酸素原
子、S(O)m、NR12(ただしR12は水素原子は除
く)またはC(R13)(R14)を表わし、その他の記号
は前記と同じ意味を表わす。]
【0121】[スキームIX] [式中、R41はメチル基またはエチル基を表わし、他の
記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0122】本発明化合物の製造中間体である、一般式
[e]で示される化合物は、例えば、スキームX〜スキ
ームXVに従って製造することが出来る。
【0123】[スキームX] (Zが単結合の場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0124】[スキームXI] (Zが単結合の場合) [式中、jは1または2を表わし、その他の記号は前記
と同じ意味を表わす。]
【0125】[スキームXII] (Zが単結合、酸素原子、S(O)lまたはNR11、か
つQが酸素原子、S(O)m、NR12またはC(R13
(R14)の場合、ただしR11およびR12は水素原子は除
く) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0126】[スキームXIII] (nが1であり、かつZが単結合でない場合、あるいは
nが2であり、かつ右側のZが単結合でない場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0127】[スキームXIV] (nが1であり、かつZが酸素原子またはNR11(ただ
し、R11は水素原子を除く)である場合、あるいはnが
2であり、かつZが酸素原子またはNR11(ただし、R
11は水素原子を除く)である場合) [式中、Z4は酸素原子またはNR11(ただし、R11
水素原子を除く)を表わし、その他の記号は前記と同じ
意味を表わす。]
【0128】[スキームXV] [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0129】本発明化合物の製造中間体である、一般式
[f]で示される化合物および一般式[g]で示される
化合物は、市販されているものを用いるか、または、文
献J.Org.Chem.,56,1037〜1041
(1991)、Izvest.Akad.Nauk
S.S.S.R.,Otdel.Khim.Nauk,
1960,447〜451〔CA(ケミカル アブスト
ラクト)vol54 22344d〕、Doklady
Akad.Nauk S.S.S.R.,132,6
06〜608(1960)〔CA(ケミカル アブスト
ラクト)vol54 22331h〕等に準じて製造す
るか、または、スキームXVIに従って製造することが
出来る。
【0130】[スキームXVI] [式中、L2は塩素原子または臭素原子を表わし、L3
メシルオキシ基またはトシルオキシ基を表わし、その他
の記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0131】本発明化合物の製造中間体である、一般式
[h]で示される化合物は、例えば、スキームXVII
に従って製造することが出来る。 [スキームXVII] [式中、R18は同一または相異なり、C1〜C3アルキ
ル基を表わすか、2個のR18が互いに末端で結合して、
エチレン基またはトリメチレン基を表わし、その他の記
号は前記と同じ意味を表わす。]
【0132】本発明化合物の製造中間体である、一般式
[i]で示される化合物は、市販されているものを用い
るか、または、スキームXIIIに従って製造すること
が出来る。 [スキームXIII] [式中、R19およひR20は同一または相異なり、C1〜
C3アルキル基を表わし、R21はハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アル
コキシ基、C1〜C3ハロアルキル基およびC1〜C3
ハロアルコキシ基を表わし、その他の記号は前記と同じ
意味を表わす。]
【0133】本発明化合物の製造中間体である、一般式
[j]で示される化合物は、例えば、スキームXIX〜
スキームXXIに従って製造することが出来る。[スキ
ームXIX] (Z1が酸素原子の場合)
【0134】[スキームXX−1] (Z1が酸素原子以外であり、かつQが酸素原子、S
(O)mまたはNR12の場合) [式中、Q3は酸素原子、S(O)mまたはNR22を表わ
し、R22はC1〜C4アルキル基またはアセチル基を表
わし、Acはアセチル基を表わし、その他の記号は前記
と同じ意味を表わす。]
【0135】[スキームXX−2] (Z1が酸素原子以外であり、かつQが酸素原子、S
(O)mまたはNR12の場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0136】[スキームXXI] (Z1が酸素原子以外であり、かつQがC(R13)(R
14)の場合) [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0137】本発明化合物の製造中間体である、一般式
[k]で示される化合物は、例えば、スキームXXII
〜スキームXXVに従って製造することが出来る。 [スキームXXII] [式中、R23およびR26はC1〜C5アルキル基を表わ
し、R24およびR25は同一または相異なり、C1〜C5
アルキル基(ただし、R24およびR25の炭素数の和は5
以下)を表わし、R27、R28およびR29は同一または相
異なり、C1〜C3アルキル基(ただし、R27、R28
よびR29の炭素数の和は5以下)を表わし、R30は水素
原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1〜C4
アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロ
アルキル基またはC1〜C3ハロアルコキシ基を表わ
し、その他の記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0138】[スキームXXV] [式中、記号は前記と同じ意味を表わす。]
【0139】本発明化合物を有害生物防除剤の有効成分
として用いる場合には、本発明化合物をそのまま用いて
も良いが、通常は本発明化合物を製剤化する。その製剤
としては、例えば油剤、乳剤、水和剤、フロアブル剤
(水中懸濁剤、水中乳濁剤等)、粒剤、粉剤、エアゾー
ル剤、加熱蒸散剤(蚊取り線香、蚊取りマット、吸液芯
型加熱蒸散殺虫剤等)、加熱燻煙剤(自己燃焼型燻煙
剤、化学反応型燻煙剤、多孔セラミック板燻煙剤等)、
非加熱蒸散剤(樹脂蒸散剤、含浸紙蒸散剤等)、煙霧剤
(フォッキング等)、ULV剤および毒餌があげられ
る。製剤化の方法としては、例えば以下の方法を挙げる
ことができる。 (1)本発明化合物を固体担体、液体担体、ガス状担
体、餌等と混合し、必要があれば界面活性剤その他の製
剤用補助剤を添加・加工する方法 (2)本発明化合物を有効成分を含有していない蚊取り
線香や電気蚊取りマット等の基材に含浸する方法 (3)本発明化合物と蚊取り線香や電気蚊取りマット等
の基材とを混合した後に成形加工する方法。 これらの製剤には、本発明化合物を、製剤形態にもよる
が、通常、重量比で0.001〜95%含有する。
【0140】製剤化の際に用いられる固体担体として
は、例えば、粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含
水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土
等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セリ
サイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シ
リカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安
等)等の微粉末あるいは粒状物等があげられ、液体担体
としては、例えば、水、アルコール類(メタノール、エ
タノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケト
ン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシ
レン、エチルベンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族
炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油
等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニト
リル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エ
ーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、
酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジ
クロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジ
メチルスルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等があ
げられ、ガス状担体、すなわち噴射剤としては、例え
ば、フロンガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガ
ス)、ジメチルエーテル、炭酸ガス等があげられる。界
面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、
アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオキシ
エチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多
価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等があげ
られる。その他の製剤用補助剤としては、例えば、カゼ
イン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム、
セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、
ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT
(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノー
ル)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフ
ェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノ
ールとの混合物)、植物油、鉱物油、脂肪酸またはその
エステル等があげられる。蚊取線香の基材としては、例
えば、木粉、粕粉等の植物性粉末とタブ粉、スターチ、
グルテイン等の結合剤との混合物があげられる。電気蚊
取マットの基材としては、例えば、コットンリンターを
板状に固めたもの、コットンリンターとパルプとの混合
物のフィブリルを板状に固めたもの等があげられる。自
己燃焼型燻煙剤の基材としては、例えば、硝酸塩、亜硝
酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロー
ス、エチルセルロース、木粉などの燃焼発熱剤、アルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、重クロム酸塩、クロム
酸塩などの熱分解刺激剤、硝酸カリウムなどの酸素供給
剤、メラミン、小麦デンプンなどの支燃剤、硅藻土など
の増量剤、及び合成糊料などの結合剤があげられる。化
学反応型燻煙剤の基材としては、例えば、アルカリ金属
の硫化物、多硫化物、水硫化物、含水塩、酸化カルシウ
ム等の発熱剤、炭素質物質、炭化鉄、活性白土などの触
媒剤、アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒド
ラジド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ポリス
チレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、及び天然繊維
片、合成繊維片等の充填剤があげられる。非加熱蒸散剤
の基材としては、例えば、熱可塑性樹脂(ポリエステ
ル、ポリアミド、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸メ
チル共重合体等)、紙(濾紙、和紙、上質紙、ノート用
紙、チリ紙、ダンボール等)、及び布(不織布等)があ
げられる。毒餌の基材としては、例えば、穀物粉、植物
油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキ
シトルエン、ノルジヒドログアセレチック酸等の酸化防
止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末などの誤
食防止剤、及びチーズ香料、タマネギ香料、ピーナッツ
オイルなどの誘引剤があげられる。
【0141】本発明化合物の製剤の使用方法としては、
例えば以下の方法が挙げられ、製剤の剤型、使用場所等
に応じて適宜選択できる。 (1)製剤をそのまま害虫の生息場所に処理する方法。 (2)製剤を水等の溶媒で希釈した後に、害虫の生息場
所に処理する方法。 (3)製剤を害虫の生息場所で加熱する方法。
【0142】また、他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、
殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌
改良剤、動物用飼料等と混用または併用することもでき
る。
【0143】かかる殺虫剤および/または殺ダニ剤およ
び/または殺線虫剤としては、例えばフェニトロチオ
ン、フェンチオン、ダイアジノン、クロルピリホス、ア
セフェート、メチダチオン、ジスルホトン、DDVP、
スルプロホス、プロフェノホス、シアノホス、ジオキサ
ベンゾホス、ジメトエート、フェントエート、マラチオ
ン、トリクロルホン、アジンホスメチル、モノクロトホ
ス、エチオン、ホスチアゼート等の有機リン系化合物、
BPMC、ベンフラカルブ、プロポキスル、カルボスル
ファン、カルバリル、メソミル、エチオフェンカルブ、
アルジカルブ、オキサミル、フェノチオカルブ、チオジ
カルブ等のカーバメート系化合物、エトフェンプロック
ス、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェン
プロパトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリ
ン、ゼータシペルメトリン、ペルメトリン、シハロトリ
ン、ラムダシハロトリン、デルタメトリン、シクロプロ
トリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、ビフ
ェントリン、アクリナトリン、シフルトリン、β−シフ
ルトリン、トラロメトリン、シラフルオフェン等のピレ
スロイド化合物、アセタミプリド、チアメトキサム、ニ
テンピラム、ニジノテフラン等のネオニコチノイド系化
合物、ブプロフェジン等のチアジアジン誘導体、カルタ
ップ、チオシクラム、ベンスルタップ等のネライストキ
シン誘導体、、エンドスルファン、γ−BHC等の塩素
化炭化水素化合物、クロルフルアズロン、テフルベンズ
ロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェ
ニュロン等のベンゾイルフェニルウレア系化合物、アミ
トラズ、クロルジメホルム等のホルムアミジン誘導体、
ジアフェンチウロン等のチオ尿素誘導体、フェニルピラ
ゾール系化合物、テブフェノジド、メトキシフェノジ
ド、ハロフェノジド、クロマフェノジド等のフェニルヒ
ドラジン誘導体、クロルフェナピル、ブロモプロピレー
ト、プロパルゲイト、酸化フェンブタスズ、ヘキシチア
ゾクス、クロフェンテジン、エトキサゾール、アセキノ
シル、ビフェナゼート、ピリダベン、フェンピロキシメ
ート、テブフェンピラド、ピリミジフェン、フェナザキ
ン、ポリナクチンコンプレックス〔テトラナクチン、ジ
ナクチン、トリナクチン〕、ミルベメクチン、エバーメ
クチン、エマメクチン安息香酸塩、アザジラクチン、ピ
メトロジン、インドキサカルブ、スピノシン誘導体等が
あげられる。
【0144】本発明化合物により防除することができる
有害昆虫類や有害ダニ類としては、例えば下記のものが
挙げられる。 半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellu
s)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロ
ウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグ
ロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツ
マグロヨコバイ(Nephotettix virescens)等のヨコバ
イ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカ
アブラムシ(Myzus persicae)、ミカンミドリアブラ
ムシ(Aphis citricola)、ニセダイコンアブラムシ
(Lipaphis pserudobrassicae)、ナシミドリオオアブ
ラムシ(Nippolachnus piri)コミカンアブラムシ(To
xoptera aurantii)、ミカンクロアブラムシ(Toxopte
ra ciidius)等のアブラムシ類、アオクサカメムシ(N
ezara antennata)、ホソハリカメムシ(Cletus punc
tiger)、ホソヘリカメムシ(Riptortus clavetus)、
チャバネアオカメムシ(Plautia stali)等のカメムシ
類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporarioru
m)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバー
リーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)等のコナ
ジラミ類、アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurant
ii)、サンホーゼカイガラムシ(Comstockaspis perni
ciosa)、シトラススノースケール(Unaspis citr
i)、クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentag
ona)、オリーブカタカイガラムシ(Saissetia olea
e)、ミカンノカキカイガラムシ(Lepidosaphes becki
i)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、イセリ
ヤカイガラムシ(Icerya purchasi)等のカイガラムシ
類、グンバイムシ類、キジラミ類等。
【0145】鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppres
salis)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinali
s)、ヨーロピアンコーンボーラー(Ostrinia nubilal
is)、シバツトガ(Parapediasia teterrella)、ワタ
ノメイガ(Notarcha derogata)、ノシメマダラメイガ
(Plodia interpunctella)等のメイガ類、ハスモンヨ
トウ(Spodoptera litura)、アワヨトウ(Pseudaleti
a separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タ
マナヤガ(Agrotis ipsilon)、トリコプルシア属、ヘ
リオティス属、ヘリコベルパ属等のヤガ類、モンシロチ
ョウ(Pierisrapae)等のシロチョウ類、アドキソフィ
エス属、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、
コドリンガ(Cydia pomonella)等のハマキガ類、モモ
シンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ
類、リオネティア属等のハモグリガ類、リマントリア
属、ユープロクティス属等のドクガ類、コナガ(Plutel
laxylostella)等のスガ類、ワタアカミムシ(Pectinop
hora gossypiella)等のキバガ類、アメリカシロヒト
リ(Hyphantria cunea)等のヒトリガ類、イガ(Tinea
translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)等
のヒロズコガ類等。双翅目害虫:アカイエカ(Culex p
ipiens pallens)、コガタアカイエカ(Culex tritae
niorhynchus)等のイエカ類、(Aedes aegypti)、(A
edes albopictus)等のエーデス属、(Anopheles sin
ensis)等のアノフェレス属、ユスリカ類、イエバエ(M
usca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulan
s)等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイ
エバエ類、タネバエ(Deliaplatura)、タマネギバエ
(Delia antiqua)等のハナバエ類、ミバエ類、ショウ
ジョウバエ類、チョウバエ類、ブユ類、アブ類、サシバ
エ類、ハモグリバエ類等。
【0146】鞘翅目害虫:ウエスタンコーンルームワー
ム(Diabrotica virgifera virgifera)、サザンコー
ンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howar
di)等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ(An
omala cuprea)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)
等のコガネムシ類、メイズウィービル(Sitophiluszeam
ais)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilu
s)、アルファルファタコゾウムシ(Hypera pastic
a)、アズキゾウムシ(Callosobruchuys chienensis)
等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ(Tene
brio molitor)、コクヌストモドキ(Tribolium cast
aneum)等のゴミムシダマシ類、ウリハムシ(Aulacophor
a femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta stri
olata)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineat
a)等のハムシ類、シバンムシ類、ニジュウヤホシテン
トウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のエピラク
ナ類、ヒラタキクイムシ類、ナガシンクイムシ類、カミ
キリムシ類、アオバアリガタハネカクシ(Paederus fu
scipes)等。 ゴキブリ目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germa
nica)、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、
ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロ
ゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ
(Blatta orientalis)等。
【0147】アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウ
マ(Thrips palmi)、ネギアザミウマ(Thrips tabac
i)、ハナアザミウマ(Thrips hawaiiensis)、チャノ
キイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ヒラズ
ハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)、ミカンキ
イロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、カ
キクダアザミウマ(Ponticulothrips diospyrosi)
等。 膜翅目害虫:アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、
ニホンカブラバチ(Athalia japonica)等のハバチ類
等。 直翅目害虫:ケラ類、バッタ類等。 隠翅目害虫:ネコノミ(Ctenocephalides felis)、イ
ヌノミ(Ctenocephalides canis)、ヒトノミ(Pulex i
rritans)等。 シラミ目害虫:コロモジラミ(Pediculus humanus co
rporis)、ケジラミ(Phthirus pubis)等。
【0148】シロアリ目害虫:ヤマトシロアリ(Reticu
litermes speratus)、イエシロアリ(Coptotermes f
ormosanus)等。 ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カ
ンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダ
ニ(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus
ulmi)、オリゴニカス属等のハダニ類、ミカンサビダ
ニ(Aculops pelekassi)、チャノサビダニ(Calacaru
s carinatus)等のフシダニ類、チャノホコリダニ(Po
lyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類、ヒメハ
ダニ類、ケナガハダニ類、ヤマトチマダニ(Haemaphysa
lis japonica)、キチマダニ(Haemaphysalis flav
a)、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicorni
s)、オウシマダニ(Boophils microplus)、ヤマトマ
ダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persu
lcatus) 等のマダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagusp
utrescentiae)等のコナダニ類、コナヒョウヒダニ(Der
matophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatop
hagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ホソツメ
ダニ(Cheyletus eruditus)、フトツメダニ(Cheyletus
fortis) 、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccens
is)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ
類、ワクモ類等。
【0149】さらに本発明化合物は既存の殺虫・殺ダニ
剤に対し、抵抗性の発達した害虫にも殺虫・殺ダニ活性
を有する。
【0150】
【実施例】以下、本発明を製造例、製剤例および試験例
によりさらに詳しく説明するが、本発明は、これらの例
のみに限定されるものではない。
【0151】まず、本発明化合物の製造例を示す。 製造例1 (製造法D)による化合物(1)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕3.0gをピリジン10mlに溶解し、室温で
攪拌しながらO−tert−ブチルヒドロキシルアミン
塩酸塩1.54gを加え、室温で2時間攪拌した。その
後、反応液に10%塩酸をゆっくり加えて酸性とし、t
ert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧下濃縮することにより粗生成物を得た。この粗生成
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製するこ
とにより、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O
−tert−ブチルオキシム3.02gを得た。 収率 84.3% nD 21.5 1.5503
【0152】製造例2 (製造法E)による化合物(4
0)の製造 3−ブロモ−1,1,1−トリフルオロアセトン=O−
メチルオキシム〔本化合物は文献J.Org.Che
m.,57,339(1992)記載の方法に従って製
造した。〕0.53g、4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノール0.
50gをN,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶解
し、炭酸カリウム0.33gを加え、室温で6時間攪拌
した。その後、反応液に10%塩酸水をゆっくり加えて
酸性とし、tert−ブチルメチルエーテルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより粗生成物を
得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製することにより、3−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−1,1,1−トリフルオロアセトン=O−メ
チルオキシム0.48gを得た。 収率 66.2% nD 24.5 1.5368
【0153】製造例3 (製造法D)による化合物(4
5)の製造 6−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)−1−テトラロン〔中間体製造例2参
照〕0.36gをピリジンに溶解し、室温で攪拌しなが
らO−tert−ブチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.
14gを加え、さらに室温で攪拌した。その後、反応液
に10%塩酸水をゆっくり加えて酸性とし、tert−
ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を10%塩
酸、水で順次洗浄し、さらに無水硫酸マグネシウムで乾
燥した後、減圧下濃縮して粗生成物を得た。この粗生成
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製するこ
とにより、6−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)−1−テトラロン=O−te
rt−ブチルオキシム0.37gを得た。 収率 85.2% nD 25.0 1.5793
【0154】製造例4 (製造法F)による化合物(1
0)の製造 4´−ブロモアセトフェノン9.95gをピリジン30
mlに溶解し、室温で攪拌しながらO−tert−ブチ
ルヒドロキシルアミン塩酸塩6.91gを加え、さらに
室温で4時間攪拌を続けた。その後、反応液に10%塩
酸水をゆっくり加えて酸性とし、酢酸エチルで抽出し
た。この酢酸エチル層を10%塩酸水、水で順次洗浄
し、さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下
濃縮することにより4´−ブロモアセトフェノン=O−
tert−ブチルオキシム12.7gを得た(収率9
4.0%)。
【0155】4´−ブロモアセトフェノン=O−ter
t−ブチルオキシム5.40gをテトラヒドロフランに
溶解し、窒素雰囲気下、−70℃で攪拌しながらn−ブ
チルリチウムのヘキサン溶液(1.56M)15.4m
lを滴下した。滴下終了後、−70℃で攪拌した後、ト
リエトキシボラン8.76gを−70℃で攪拌しながら
滴下した。滴下後、反応混合物を室温に戻し、反応液に
10%塩酸水を少量ずつ加え酸性とした。この液を酢酸
エチル−水で分液した。有機層を10%塩酸水、水で順
次洗浄し、さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧下濃縮することにより油状物を得た。この油状物に
ヘキサンを加えて生じた結晶を濾取し、4−(1−(t
ert−ブトキシイミノ)エチル)フェニルボロン酸
2.42gを得た(収率51.5%)。
【0156】4−(1−(tert−ブトキシイミノ)
エチル)フェニルボロン酸0.22g、4−(3,3−
ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール0.26
g、酢酸銅(II)0.27g、モレクラーシーブス4
A粉末0.30gおよびピリジン0.24gをテトラヒ
ドロフランに注加して、それを室温で攪拌した。その
後、反応混合物中の不溶物を濾過し、濾液に10%塩酸
水を少量ずつ加え酸性とし、酢酸エチルで抽出した。こ
の酢酸エチル層を10%塩酸水、水で順次洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することに
より粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製することにより、4´−(4
−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノ
キシ)アセトフェノン=O−tert−ブチルオキシム
0.20gを得た。収率52.1%nD 24.6 1.56
65
【0157】製造例5 (製造法E)による化合物
(3)の製造 クロロアセトアルデヒド=O−tert−ブチルオキシ
ム〔本化合物は文献J.Org.Chem.,57,3
39(1992)記載の方法に従って製造した。〕0.
18gおよび4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノール0.31gを
N,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウム
0.17gを加え、室温で2時間攪拌した後、60℃で
14時間攪拌した。その後、反応液に10%塩酸水をゆ
っくり加えて酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層
を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減
圧下濃縮することにより粗生成物を得た。この粗生成物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、(4
−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)
フェノキシ)フェノキシ)アセトアルデヒド=O−te
rt−ブチルオキシム0.24gを得た。 収率 56.6% nD 26.3 1.5520
【0158】製造例6 (製造法A)による化合物
(8)の製造 クロロアセトン=O−tert−ブチルオキシム〔本化
合物は文献J.Org.Chem.,57,339(1
992)記載の方法に従って製造した。〕4.91gお
よび4−ブロモフェノール5.19gをN,N−ジメチ
ルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウム4.56gを加
え、室温で4時間攪拌した後、60℃で4時間攪拌し
た。その後、反応液を濾過し、濾液に酢酸エチルを加
え、10%塩酸水で2回洗浄した後、水で洗浄した。有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮
して粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、(4−ブロモフェノキ
シ)アセトン=O−tert−ブチルオキシム6.80
gを得た(収率75.5%)。
【0159】(4−ブロモフェノキシ)アセトン=O−
tert−ブチルオキシム6.80gをテトラヒドロフ
ランに溶解し、窒素雰囲気下、−70℃で攪拌しながら
n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.63M)1
6.7mlを滴下した。滴下終了後、−70℃で1時間
攪拌した後、トリエトキシボラン4.97gを−70℃
で攪拌しながら滴下した。滴下終了後、反応液を室温に
戻し、反応液に10%塩酸水を少量ずつ加え酸性とし
た。この液を酢酸エチル−水で分液した。この有機層を
10%塩酸水、水で順次洗浄し、さらに無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下濃縮して粗生成物を得た。
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、4−(2−(tert−ブトキシイミノ)プロポキ
シ)フェニルボロン酸2.60gを得た(収率43.2
%)。
【0160】4−(2−(tert−ブトキシイミノ)
プロポキシ)フェニルボロン酸0.80g、4´−ヒド
ロキシ−3´−メトキシアセトフェノン0.60g、酢
酸銅(II)0.82g、モレキュラーシーブス4A粉
末0.45gおよびピリジン0.71gをテトラヒドロ
フランに注加し、室温で攪拌した。その後、反応混合物
中の不溶物を濾別し、濾液に10%塩酸水を少量ずつ加
え酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を10%塩
酸水、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、減圧下濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、(4−
(4−アセチル−2−メトキシフェノキシ)フェノキ
シ)アセトン=O−tert−ブチルオキシム0.61
gを得た(収率50.7%)。
【0161】(4−(4−アセチル−2−メトキシフェ
ノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−ブチル
オキシム0.61gおよびトリフルオロ酢酸0.043
gをクロロホルムに溶解し、氷冷下攪拌しながらm−ク
ロロ過安息香酸1.05gを加えしばらく攪拌した後、
室温で4時間攪拌した。その後、反応液に飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機
層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で3回、飽和亜硫酸
ナトリウム水溶液で1回、水で1回順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することによ
り粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製して、(4−(4−アセトキシ−2
−メトキシフェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−t
ert−ブチルオキシム0.19gを得た(収率31.
1%)。
【0162】(4−(4−アセトキシ−2−メトキシフ
ェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−ブチ
ルオキシム0.19gをメタノール10mlに溶解し、
室温で攪拌しながら、水酸化カリウム(85.5重量
%)0.046gの0.5ml水溶液を加えた。その
後、反応液に10%塩酸水を少量ずつ加え酸性とし、酢
酸エチルで抽出した。有機層を10%塩酸水、水で順次
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃
縮することにより(4−(4−ヒドロキシ−2−メトキ
シフェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−
ブチルオキシム0.12gを得た(収率70.6%)。
【0163】(4−(4−ヒドロキシ−2−メトキシフ
ェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−ブチ
ルオキシム0.12gおよび1,1,3−トリクロロプ
ロペン0.073gをN,N−ジメチルホルムアミド5
mlに溶解し、炭酸カリウム0.069gを加え、室温
で攪拌した。その後、反応液に10%塩酸水をゆっくり
加えて酸性とし、tert−ブチルメチルエーテルで抽
出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下濃縮して粗生成物を得た。
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)−2−メトキシフェノキシ)フェノキシ)アセ
トン=O−tert−ブチルオキシム0.12gを得
た。 収率 77.1% nD 25.0 1.5450
【0164】製造例7 (製造法F)による化合物
(9)の製造 4´−ヒドロキシ−2´−メチルアセトフェノン3.0
0gおよび1,1,3−トリクロロプロペン3.20g
をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウ
ム3.04gを加え、室温で攪拌した。その後、反応混
合物を濾過し、濾液に10%塩酸水を加えて酸性とし、
酢酸エチルで抽出した。有機層を10%塩酸水、10%
水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して4´−(3,
3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−2´−メチル
アセトフェノン4.10gを得た(収率74.5%)。
4´−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−
2´−メチルアセトフェノン4.10gおよびトリフル
オロ酢酸0.42gをクロロホルムに溶解し、氷冷下攪
拌しながらm−クロロ過安息香酸4.50gを加えしば
らく攪拌した後、室温で12時間攪拌した。その後、反
応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水、飽和亜硫酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順
次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下
濃縮して酢酸4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)−2−メチルフェニル3.80gを得た(収率
92.7%)。
【0165】酢酸4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)−2−メチルフェニル3.80gをメタノ
ール50mlに溶解し、室温で攪拌しながら、水酸化カ
リウム(85.5重量%)1.36gを水10ml溶液
を加えた。その後、反応液に10%塩酸水を少量ずつ加
え酸性とし、酢酸エチルで抽出した。この酢酸エチル層
を10%塩酸水、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後、減圧下濃縮して粗生成物を得た。粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−2
−メチルフェニノール1.64g(収率51.0%)。
【0166】4−(2−(tert−ブトキシイミノ)
プロポキシ)フェニルボロン酸〔製造例6参照〕0.2
7g、4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)−2−メチルフェニノール0.28g、酢酸銅(I
I)0.27g、モレキュラーシーブス4A粉末0.3
0gおよびピリジン0.24gをテトラヒドロフランに
注加して、室温で攪拌した。その後、反応混合物中の不
溶物を濾過し、濾液に10%塩酸水を少量ずつ加え酸性
とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を10%塩酸水、
水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧下濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、(4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−2−メ
チルフェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert
−ブチルオキシム0.27gを得た。 収率 59.7% nD 24.6 1.5430
【0167】製造例8 (製造例F)による化合物
(5)の製造 4−(2−(tert−ブトキシイミノ)プロポキシ)
フェニルボロン酸〔製造例6参照〕0.27g、2−ク
ロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェニノール0.30gおよびモレキュラーシーブ
ス4A粉末0.15gをテトラヒドロフランに注加し、
それに室温で酢酸銅(II)0.27gおよびピリジン
0.24gを加え、室温で8時間攪拌した。その後、反
応混合物中の不溶物を濾過し、濾液に10%塩酸水を少
量ずつ加え酸性とし、酢酸エチルで抽出した。有機層を
10%塩酸水、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、減圧下濃縮することにより粗生成物を得
た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、(4−(2−クロロ−4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ア
セトン=O−tert−ブチルオキシム0.28gを得
た。 収率 59.2% nD 26.3 1.5480
【0168】製造例9 (製造法A)による化合物(1
2)の製造 クロロアセトン=O−tert−ブチルオキシム〔製造
例6参照〕3.27gおよびヒドロキノン6.60gを
N,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウム
3.32gを加え、60℃で8時間攪拌した。その後、
反応混合物をセライト濾過し、濾液に10%塩酸水を加
え、酢酸エチルで抽出した。この酢酸エチル層を10%
塩酸水、水で順次洗浄した後、さらに無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより粗生成物
を得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、4−(2−(tert−ブトキシイミ
ノ)プロポキシ)フェノール3.05gを得た(収率6
4.3%)。
【0169】4−(2−(tert−ブトキシイミノ)
プロポキシ)フェノール0.95gをN,N−ジメチル
ホルムアミドに溶解し、室温で攪拌しながらN−クロロ
スクシンイミド0.53gを加え、室温で4時間攪拌し
た。その後、反応液に10%塩酸水に加え、酢酸エチル
で抽出した。有機層を10%塩酸水、水で順次洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮するこ
とにより粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製することにより、2−ク
ロロ−4−(2−(tert−ブトキシイミノ)プロポ
キシ)フェノール0.65gを得た(収率59.8
%)。
【0170】4−ベンジルオキシフェニルボロン酸0.
55g、2−クロロ−4−(2−(tert−ブトキシ
イミノ)プロポキシ)フェノール0.65gおよびモレ
キュラーシーブス4A粉末0.40gをテトラヒドロフ
ランに注加し、それに室温で酢酸銅(II)0.65g
およびピリジン0.57gを加え、室温で8時間攪拌し
た。その後、反応混合物中の不溶物を濾別し、濾液に1
0%塩酸水を少量ずつ加え酸性とし、酢酸エチルで抽出
した。有機層を10%塩酸水、水で順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して粗生成物
を得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、(4−(4−ベンジルオキシフェノキ
シ)−3−クロロフェノキシ)アセトン=O−tert
−ブチルオキシム0.40gを得た(収率36.9
%)。
【0171】(4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)
−3−クロロフェノキシ)アセトン=O−tert−ブ
チルオキシム0.40gを酢酸エチルに溶解し、窒素雰
囲気下室温で10%パラジウム−カーボンを加え、水素
気流下、室温で激しく攪拌した。その後、10%パラジ
ウム−カーボン濾別し、濾液を減圧下濃縮して粗生成物
を得た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、(3−クロロ−4−(4−ヒドロキシ
フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−ブ
チルオキシム0.24gを得た(収率75.0%)。
【0172】(3−クロロ−4−(4−ヒドロキシフェ
ノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−ブチル
オキシム0.24gおよび1,1,3−トリクロロプロ
ペン0.12gをN,N−ジメチルホルムアミドに溶解
し、炭酸カリウム0.11gを加え70℃で2時間攪拌
した。その後、反応液に10%塩酸水を加えて酸性と
し、酢酸エチルで抽出した。有機層を10%塩酸水、水
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減
圧下濃縮して粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製し、(3−クロロ−
4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert
−ブチルオキシム0.28gを得た。 収率 90.0% nD 23.5 1.5503
【0173】製造例10 (製造法A)による化合物
(13)の製造 4−(2−(tert−ブトキシイミノ)プロポキシ)
フェノール0.95gおよびN−クロロスクシンイミド
1.34gを用いて、製造例9に記載の方法に準じて、
2,6−ジクロロ−4−(2−(tert−ブトキシイ
ミノ)プロポキシ)フェノール0.89gを得た(収率
72.7%)。
【0174】4−ベンジルオキシフェニルボロン酸0.
66g、2,6−ジクロロ−4−(2−(tert−ブ
トキシイミノ)プロポキシ)フェノール0.89g、モ
レキュラーシーブス4A粉末0.45g、酢酸銅(I
I)0.79gおよびピリジン0.49gを用いて、製
造例9に記載の方法に準じて、(4−(4−ベンジルオ
キシフェノキシ)−3,5−ジクロロフェノキシ)アセ
トン=O−tert−ブチルオキシム0.57gを得た
(収率40.1%)。
【0175】(4−(4−ベンジルオキシフェノキシ)
−3,5−ジクロロフェノキシ)アセトン=O−ter
t−ブチルオキシム0.57gおよび10%パラジウム
−カーボンを用いて、製造例9に記載の方法に準じて、
(3,5−ジクロロ−4−(4−ヒドロキシフェノキ
シ)フェノキシ)アセトン=O−tert−ブチルオキ
シム0.20gを得た(収率42.9%)。
【0176】(3,5−ジクロロ−4−(4−ヒドロキ
シフェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−
ブチルオキシム0.20g、炭酸カリウム0.083g
および1,1,3−トリクロロプロペン0.083gを
用いて、製造例9に記載の方法に準じて、(3,5−ジ
クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−t
ert−ブチルオキシム0.23gを得た。 収率 90.7% nD 23.5 1.5591
【0177】製造例11 (製造法D)による化合物
(20)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.40gおよびO−メチルヒドロキシルアミ
ン塩酸塩0.14gを用いて、製造例1に記載の方法に
準じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
メチルオキシム0.29gを得た。 収率 67.1% mp 58.4℃
【0178】製造例12 (製造法D)による化合物
(21)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.40gおよびO−エチルヒドロキシルアミ
ン塩酸塩0.16gを用いて、製造例1に記載の方法に
準じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
エチルオキシム0.32gを得た。 収率 71.6% nD 24.5 1.5624
【0179】製造例13 (製造法D)による化合物
(22)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.40gおよびO−ネオペンチルヒドロキシ
ルアミン塩酸塩0.23gを用いて、製造例1に記載の
方法に準じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン
=O−ネオペンチルオキシム0.37gを得た。 収率 75.0% nD 24.5 1.5450
【0180】製造例14 (製造法D)による化合物
(23)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.40gおよびO−アリルヒドロキシルアミ
ン塩酸塩0.18gを用いて、製造例1に記載の方法に
準じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
アリルオキシム0.32gを得た。 収率 69.5% nD 24.5 1.5668
【0181】製造例15 (製造法D)による化合物
(24)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.40gおよびO−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニル)ヒドロキシルアミン塩酸塩0.29gを
用いて、製造例1に記載の方法に準じて、(4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)アセトン=O−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニル)オキシム0.39gを得た。 収率 72.8% nD 27.0 1.5743
【0182】製造例16 (製造法E)による化合物
(25)の製造 4,4´−チオジフェノール7.85gをN,N−ジメ
チルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウム2.45gを
加えた液に、60℃で攪拌しながら1,1,3−トリク
ロロプロペン2.62gを滴下し、その後60℃で2時
間攪拌した。その後、反応液に10%塩酸水にゆっくり
と加えて酸性とし、tert−ブチルメチルエーテルで
抽出した。有機層を10%塩酸水で1回、10%水酸化
ナトリウム水溶液で1回、水で2回、10%塩酸水で1
回、水で1回順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、減圧下濃縮し油状物を得た。この油状物にヘキ
サンを加え、生じた結晶を濾取し、4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェニルチオ)フ
ェノール3.35gを得た(収率56.9%)。クロロ
アセトン=O−tert−ブチルオキシム0.82g、
4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェニルチオ)フェノール1.96gおよび炭酸カ
リウム0.83gを用いて、製造例5に記載の方法に準
じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)アセトン=O−
tert−ブチルオキシム2.20gを得た。 収率 96.8% nD 29.0 1.5693
【0183】製造例17 (製造法E)による化合物
(26)の製造 4,4´−ジヒドロキシジフェニルメタン8.01g、
炭酸カリウム2.76gおよび1,1,3−トリクロロ
プロペン2.91gを用いて、製造例16に記載の方法
に準じて、4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)ベンジル)フェノール3.68gを得た
(収率59.9%)。クロロアセトン=O−tert−
ブチルオキシム0.82g、4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)ベンジル)フェノール
1.84gおよび炭酸カリウム0.83gを用いて、製
造例5に記載の方法に準じて、(4−(4−(3,3−
ジクロロ−2−プロペニルオキシ)ベンジル)フェノキ
シ)アセトン=O−tert−ブチルオキシム1.81
gを得た。 収率 83.0% nD 29.0 1.5475
【0184】製造例18 (製造法D)による化合物
(29)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕3.01gおよ
びO−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.92gを用
いて、製造例1に記載の方法に順次じて、3,3−ジメ
チル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノ
ン=O−メチルオキシム2.69gを得た。 収率 83.5% nD 22.5 1.5568
【0185】製造例19 (製造法D)による化合物
(30)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−tert−ブチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.
23gを用いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,
3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2
−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム0.52g
を得た。 収率 88.7% nD 27.0 1.5348
【0186】製造例20 (製造法D)による化合物
(31)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕2.30gおよ
びヒドロキシルアミン塩酸塩0.59gを用いて、製造
例1に記載の方法に準じて、3,3−ジメチル−1−
(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン=オキシ
ムを得た。 収率 87.6% mp 104.0℃
【0187】製造例21 (製造法E)による化合物
(32)の製造 1−フルオロ−4−ニトロベンゼン17.8gおよび4
−(ベンジルオキシ)フェノール25.3gをN,N−
ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウム19.2
gを加え、100℃で1時間攪拌した。その後、反応液
を室温に戻し、反応液に10%塩酸水を加えて酸性と
し、酢酸エチルで抽出した。この酢酸エチル層を10%
塩酸水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより粗結晶を得
た。この粗結晶を再結晶して、1−(4−(ベンジルオ
キシ)フェノキシ)−4−ニトロベンゼン26.4gを
得た(収率65.2%)。
【0188】10%酢酸水280mlに電解鉄粉83g
を加え、30分間加熱還流した後、加熱還流下、1−
(4−(ベンジルオキシ)フェノキシ)−4−ニトロベ
ンゼン26.4gを酢酸エチル60mlおよび酢酸60
mlの混合物に溶解した液を滴下した。滴下終了後、さ
らに2時間加熱還流した。その後、反応液を室温まで戻
し、炭酸水素ナトリウム126gを少しずつ加え、水で
希釈した。不溶物をセライト濾過により除き、濾液を酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄
し、水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮する
ことにより4−(4−(ベンジルオキシ)フェノキシ)
アニリン8.47gを得た(収率34.8%)。一方、
濾別した不溶物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機
層を飽和食塩水で2回洗浄し、水硫酸マグネシウムで乾
燥した後、減圧下濃縮することにより、4−(4−(ベ
ンジルオキシ)フェノキシ)アニリン9.26gを得た
(収率38.1%)。
【0189】4−(4−(ベンジルオキシ)フェノキ
シ)アニリン8.47gをテトラヒドロフランに溶解
し、二炭酸ジ−tert−ブチル7.0gを加え、2時
間加熱還流した。その後、反応液を室温まで戻し、減圧
下濃縮することにより粗生成物を得た。この粗生成物に
ヘキサンを加え、結晶を濾取し4−(4−(ベンジルオ
キシ)フェノキシ)−N−(tert−ブトキシカルボ
ニル)アニリン10.2gを得た(収率89.5%)。
【0190】4−(4−(ベンジルオキシ)フェノキ
シ)−N−(tert−ブトキシカルボニル)アニリン
10.2gおよび10%パラジウム−カーボン粉末を用
い、製造例9記載の方法に準じて、4−(4−ヒドロキ
シフェノキシ)−N−(tert−ブトキシカルボニ
ル)アニリン7.81gを得た(収率100%)。4−
(4−ヒドロキシフェノキシ)−N−(tert−ブト
キシカルボニル)アニリン7.81gをN,N−ジメチ
ルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウム3.58gを加
えた。この液に、室温で攪拌しながら1,1,3−トリ
クロロプロペン3.77gを加え、室温で攪拌した後、
60℃で攪拌した。その後、反応液に10%塩酸水をゆ
っくり加えて酸性とし、tert−ブチルメチルエーテ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して粗結晶を得
た。この粗結晶をヘキサン−酢酸エチル混合溶媒を用い
た再結晶によって精製し、4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−N−(te
rt−ブトキシカルボニル)アニリン7.33gを得た
(収率69.0%)。
【0191】4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)−N−(tert−ブトキ
シカルボニル)アニリン6.81gを1,4−ジオキサ
ン130mlに溶解し、室温で攪拌しながら濃硫酸13
mlをゆっくりと加えた。その後、反応液を氷水に注加
し、炭酸水素ナトリウムを加えてアルカリ性とし、酢酸
エチルで抽出した。この酢酸エチル層を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより油
状物を得た。この油状物に酢酸エチルを加え、少量の濃
塩酸を加えて生じた結晶を濾取し、4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)アニ
リン塩酸塩4.35gを得た(収率75.6%)。
【0192】クロロアセトアルデヒド=O−tert−
ブチルオキシム0.43gおよび4−(4−(3,3−
ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)アニリ
ン塩酸塩0.91gをN,N−ジメチルホルムアミドに
溶解し、炭酸カリウム0.76gを加え、60℃で攪拌
した。その後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。この酢酸エチル層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより粗生成物
を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製することにより、(4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルア
ミノ)アセトン=O−tert−ブチルオキシム0.2
0gを得た。nD 25.0 1.5597
【0193】製造例22 (製造法D)による化合物
(33)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.50gおよびO−ベンジルヒドロキシルア
ミン塩酸塩0.33gを用いて、製造例1に記載の方法
に準じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O
−ベンジルオキシム0.50gを得た。 収率 77.8% mp 49.3℃
【0194】製造例23 (製造法D)による化合物
(34)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.50gおよびO−イソプロピルヒドロキシ
ルアミン塩酸塩0.23gを用いて、製造例1に記載の
方法に準じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン
=O−イソプロピルオキシム0.48gを得た。 収率 83.2% nD 25.0 1.5540
【0195】製造例24 (製造法D)による化合物
(35)の製造 (4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン〔中間体製造例
1参照〕0.50gおよびO−sec−ブチルヒドロキ
シルアミン塩酸塩0.26gを用いて、製造例1に記載
の方法に準じて、(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセト
ン=O−sec−ブチルオキシム0.47gを得た。 収率 78.8% nD 25.0 1.5511
【0196】製造例25 (製造法D)による化合物
(36)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.18gを用
いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,3−ジメチ
ル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン
=O−エチルオキシム0.49gを得た。 収率 88.8% nD 24.5 1.5498
【0197】製造例26 (製造法D)による化合物
(37)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(2−クロロ−4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−2−ブタノン〔中間体製造例4参
照〕0.39gおよびO−メチルヒドロキシルアミン塩
酸塩0.11gを用いて、製造例1に記載の方法に準じ
て、3,3−ジメチル−1−(4−(2−クロロ−4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−メチルオキシム
0.38gを得た。 収率 91.3% nD 24.5 1.5609
【0198】製造例27 (製造法D)による化合物
(38)の製造 3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン〔中
間体製造例5参照〕0.50gおよびO−tert−ブ
チルヒドロキシルアミン塩酸塩0.25gを用いて、製
造例1に記載の方法に準じて、3−(4−(4−(3,
3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フ
ェノキシ)−2−ブタノン=O−tert−ブチルオキ
シム0.52gを得た。 収率 87.7% nD 25.0 1.5421
【0199】製造例28 (製造法D)による化合物
(39)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−イソプロピルヒドロキシルアミン塩酸塩0.20
gを用いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,3−
ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブ
タノン=O−イソプロピルオキシム0.43gを得た。 収率 75.6% nD 24.5 1.5420
【0200】製造例29 (製造法D)による化合物
(41)の製造 2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)フェノキシ)フェノキシ)−4´−メチルアセ
トフェノン〔中間体製造例6参照〕0.50gおよびO
−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.14gを用い
て、製造例1に記載の方法に準じて、2−(4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−4´−メチルアセトフェノン=O−
メチルオキシム0.36gを得た。 収率 67.4% nD 25.0 1.5989
【0201】製造例30 (製造法D)による化合物
(42)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−アリルヒドロキシルアミン塩酸塩0.20gを用
いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,3−ジメチ
ル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン
=O−アリルオキシム0.50gを得た。 収率 88.3% nD 25.5 1.5537
【0202】製造例31 (製造法D)による化合物
(43)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル)ヒドロキ
シルアミン塩酸塩0.33gを用いて、製造例1に記載
の方法に準じて、3,3−ジメチル−1−(4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−(3,3−ジク
ロ−2−プロペニル)オキシム0.57gを得た。 収率 87.6% nD 25.5 1.5623
【0203】製造例32 (製造法D)による化合物
(44)の製造 4−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)フェノキシ)フェニル)−2−ブタノン〔中間
体製造例7参照〕0.37gおよびO−tert−ブチ
ルヒドロキシルアミン塩酸塩0.14gを用いて、製造
例1に記載の方法に準じて、4−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ニル)−2−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム
0.38gを得た。 収率 87.1% nD 25.0 1.5461
【0204】製造例33 (製造法D)による化合物
(46)の製造 (2−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン
〔中間体製造例8参照〕0.52gおよびO−tert
−ブチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.24gを用い
て、製造例1に記載の方法に準じて、(2−クロロ−4
−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)
フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−tert−ブ
チルオキシム0.51gを得た。 収率 83.6% nD 24.5 1.5562
【0205】製造例34 (製造法D)による化合物
(47)の製造 3,3−ジメチル−1−(2−クロロ−4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−2−ブタノン〔中間体製造例9参
照〕0.55gおよびO−メチルヒドロキシルアミン塩
酸塩0.16gを用いて、製造例1に記載の方法に準じ
て、3,3−ジメチル−1−(2−クロロ−4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−メチルオキシム
0.56gを得た。 収率 95.5% nD 24.5 1.5635
【0206】製造例35 (製造法D)による化合物
(48)の製造 (2,6−ジクロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセ
トン〔中間体製造例10参照〕0.20gおよびO−t
ert−ブチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.08gを
用いて、製造例1に記載の方法に準じて、(2,6−ジ
クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−t
ert−ブチルオキシム0.18gを得た。 収率 77.3% nD 24.5 1.5588
【0207】製造例36 (製造法D)による化合物
(49)の製造 3,3−ジメチル−1−(2,6−ジクロロ−4−(4
−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノ
キシ)フェノキシ)−2−ブタノン〔中間体製造例11
参照〕0.20gおよびO−メチルヒドロキシルアミン
塩酸塩0.05gを用いて、製造例1に記載の方法に準
じて、3,3−ジメチル−1−(2,6−ジクロロ−4
−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)
フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−メチル
オキシム0.15gを得た。 収率 71.0% nD 24.5 1.5646
【0208】製造例37 (製造法D)による化合物
(50)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−sec−ブチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.2
3gを用いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,3
−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−
ブタノン=O−sec−ブチルオキシム0.50gを得
た。 収率 85.3% nD 24.0 1.5393
【0209】製造例38 (製造法D)による化合物
(51)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−イソブチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.23g
を用いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,3−ジ
メチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタ
ノン=O−イソブチルオキシム0.48gを得た。 収率 81.9% nD 24.0 1.5401
【0210】製造例39 (製造法D)による化合物
(52)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−ネオペンチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.26
gを用いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,3−
ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブ
タノン=O−ネオペンチルオキシム0.48gを得た。 収率 79.6% nD 24.5 1.5364
【0211】製造例40 (製造法D)による化合物
(53)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−ベンジルヒドロキシルアミン塩酸塩0.29gを
用いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,3−ジメ
チル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノ
ン=O−ベンジルオキシム0.49gを得た。 収率 78.1% nD 24.5 1.5713
【0212】製造例41 (製造法D)による化合物
(54)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−(3−クロロ−2−プロペニル)ヒドロキシルア
ミン塩酸塩0.26gを用いて、製造例1に記載の方法
に準じて、3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,
3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フ
ェノキシ)−2−ブタノン=O−(3−クロロ−2−プ
ロペニル)オキシム0.48gを得た。 収率 78.9% nD 24.5 1.5592
【0213】製造例42 (製造法D)による化合物
(55)の製造 3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−2−ブタノン〔中間体製造例3参照〕0.50gおよ
びO−(2−ブテニル)ヒドロキシルアミン塩酸塩0.
23gを用いて、製造例1に記載の方法に準じて、3,
3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2
−ブタノン=O−(2−ブテニル)オキシム0.48g
を得た。 収率 82.2% nD 24.5 1.5512
【0214】製造例43 (製造法E)による化合物
(56)の製造 1−ブロモ−2−ブタノン=O−tert−ブチルオキ
シム〔本化合物は文献J.Org.Chem.,57,
339(1992)記載の方法に従って製造した。〕
0.36g、4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノール0.50gおよ
び炭酸カリウム0.22gを用いて、製造例2に記載の
方法に準じて、1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2
−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム0.52g
を得た。 収率 71.4% nD 25.5 1.5443
【0215】製造例44 (製造法E)による化合物
(61)の製造 3−ブロモ−1,1,1−トリフルオロアセトン=O−
tert−ブチルオキシム〔本化合物は文献J.Or
g.Chem.,57,339(1992)記載の方法
に従って製造した。〕0.51g、4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノール0.51gおよび炭酸カリウム0.27gを用い
て、製造例2に記載の方法に準じて、3−(4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−1,1,1−トリフルオロアセトン
=O−tert−ブチルオキシム0.75gを得た。 収率 93.5% nD 23.5 1.5199
【0216】製造例45 (製造法D)による化合物
(80)の製造 1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フェノ
キシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン〔中間体製造
例12参照〕5.85gおよびO−メチルヒドロキシル
アミン塩酸塩1.70gを用いて、製造例1に記載の方
法に準じて、1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエ
チル)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン
=O−メチルオキシム5.74gを得た。 収率 92.2% nD 25.0 1.5509
【0217】製造例46 (製造法D)による化合物
(76)の製造 (4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フェノキ
シ)アセトン〔中間体製造例13参照〕0.55gおよ
びO−tert−ブチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.
26gを用いて、製造例1に記載の方法に準じて、(4
−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオ
キシ)フェニル)−1−メチルエチル)フェノキシ)ア
セトン=O−tert−ブチルオキシム0.65gを得
た。 収率 100% nD 25.0 1.5452
【0218】製造例47 (製造法D)による化合物
(64)の製造 2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトフェノン〔中
間体製造例14参照〕0.49gおよびO−メチルヒド
ロキシルアミン塩酸塩0.14gを用いて、製造例1に
記載の方法に準じて、2−(4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)アセトフェノン=O−メチルオキシム0.45gを
得た。 収率 86.1% nD 24.5 1.5993
【0219】次に、本発明化合物の具体例の幾つかを化
合物番号およびあるものは物性値と共に示す。 (1)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−t
ert−ブチルオキシムnD 21.5 1.5503 (2)(4−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)アセトン=O−tert−ブチルオキシムnD 25.0
1.5513 (3)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトアルデヒド
=O−tert−ブチルオキシムnD 26.3 1.552
0 (4)(5−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ペンチルオ
キシ)アセトン=O−tert−ブチルオキシムnD
26.3 1.5318 (5)(4−(2−クロロ−4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセ
トン=O−tert−ブチルオキシムnD 26.3 1.5
480 (6)(4−(3−クロロ−4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセ
トン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.0 1.5
476 (7)(4−(3,5−ジクロロ−4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)アセトン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.0
1.5472 (8)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)−2−メトキシフェノキシ)フェノキシ)ア
セトン=O−tert−ブチルオキシムnD 25.0 1.
5450 (9)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)−2−メチルフェノキシ)フェノキシ)アセ
トン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.6 1.5
430 (10)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)アセトフェノン=O−ter
t−ブチルオキシムnD 24.6 1.5665
【0220】(11)4´−(2−クロロ−4−(3,
3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)ア
セトフェノン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.6
1.5691 (12)(3−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ア
セトン=O−tert−ブチルオキシムnD 23.5 1.
5503 (13)(3,5−ジクロロ−4−(4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)アセトン=O−tert−ブチルオキシムnD 23.5
1.5591 (14)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)−2−メトキシフェノキシ)アセトフェノ
ン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.5 1.56
42 (15)4´−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)アセトフ
ェノン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.0 1.
5575 (16)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)−2−エトキシフェノキシ)フェノキシ)
アセトン=O−tert−ブチルオキシムnD 23.0
1.5442 (17)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)−2−エトキシフェノキシ)アセトフェノ
ン=O−tert−ブチルオキシムnD 23.0 1.56
21 (18)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)−2−イソプロポキシフェノキシ)フェノ
キシ)アセトン=O−tert−ブチルオキシムnD
23.5 1.5363 (19)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)−2−イソプロポキシフェノキシ)アセト
フェノン=O−tert−ブチルオキシムnD 23.5
1.5381 (20)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
メチルオキシム
【0221】mp 58.4℃ (21)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
エチルオキシムnD 24.5 1.5624 (22)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
ネオペンチルオキシムnD 24.5 1.5450 (23)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
アリルオキシムnD 24.5 1.5668 (24)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニル)オキシムnD
27.0 1.5743 (25)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)アセトン=O
−tert−ブチルオキシムnD 29.0 1.5693 (26)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)アセトン=O−t
ert−ブチルオキシムnD 29.0 1.5475 (27)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェニルスルフィニル)フェノキシ)アセ
トン=O−tert−ブチルオキシムnD 25.0 1.5
772 (28)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェニルスルホニル)フェノキシ)アセト
ン=O−tert−ブチルオキシム (29)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−メチルオキシムnD 26.5
1.5556 (30)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−tert−ブチルオキシ
ムnD 27.0 1.5348
【0222】(31)3,3−ジメチル−1−(4−
(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フ
ェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン=オキシムmp
104.0℃ (32)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)アセトン=
O−tert−ブチルオキシムnD 25.0 1.5597 (33)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
ベンジルオキシムmp 49.3℃ (34)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
イソプロピルオキシムnD 25.0 1.5540 (35)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトン=O−
sec−ブチルオキシムnD 25.0 1.5511 (36)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−エチルオキシムnD 24.5
1.5498 (37)3,3−ジメチル−1−(4−(2−クロロ−
4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェ
ノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−メチルオキ
シムnD 24.5 1.5609 (38)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタ
ノン=O−tert−ブチルオキシムnD 25.0 1.5
421 (39)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−イソプロピルオキシムn
D 24.5 1.5420 (40)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−1,1,
1−トリフルオロアセトン=O−メチルオキシムnD
24.5 1.5368
【0223】(41)2−(4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)−4´−メチルアセトフェノン=O−メチルオキシ
ムnD 25.0 1.5989 (42)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−アリルオキシムnD 25.5
1.5623 (43)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−(3,3−ジクロ−2−
プロペニル)オキシムnD 25.5 1.5623 (44)4−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−2−ブタノ
ン=O−tert−ブチルオキシムnD 25.0 1.54
61 (45)6−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)−1−テトラロン=O−ter
t−ブチルオキシムnD 25.0 1.5793 (46)(2−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ア
セトン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.5 1.
5562 (47)3,3−ジメチル−1−(2−クロロ−4−
(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フ
ェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−メチルオ
キシムnD 24.5 1.5635 (48)(2,6−ジクロロ−4−(4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)アセトン=O−tert−ブチルオキシムnD 24.5
1.5588 (49)3,3−ジメチル−1−(2,6−ジクロロ−
4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−メ
チルオキシムnD 24.5 1.5646 (50)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−sec−ブチルオキシム
D 24.0 1.5393
【0224】(51)3,3−ジメチル−1−(4−
(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フ
ェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−イソブチ
ルオキシムnD 24.0 1.5401 (52)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−ネオペンチルオキシムn
D 24.5 1.5364 (53)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−ベンジルオキシムnD
24.5 1.5713 (54)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−(3−クロロ−2−プロ
ペニル)オキシムnD 24.5 1.5592 (55)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−2−ブタノン=O−(2−ブテニル)オキシ
ムnD 24.5 1.5512 (56)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタ
ノン=O−tert−ブチルオキシムnD 25.5 1.5
443 (57)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ペン
タノン=O−tert−ブチルオキシム (58)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−3−ペン
タノン=O−tert−ブチルオキシム (59)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)プロピオン
アルデヒド=O−tert−ブチルオキシム (60)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ブチルアル
デヒド=O−tert−ブチルオキシム
【0225】(61)3−(4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)−1,1,1−トリフルオロアセトン=O−ter
t−ブチルオキシムnD 23.5 1.5199 (62)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−1,1,
1−トリフルオロ−2−ブタノン=O−tert−ブチ
ルオキシム (63)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトフェ
ノン=オキシム (64)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトフェ
ノン=O−メチルオキシム (65)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトフェ
ノン=O−エチルオキシム (66)4,4−ジメチル−2−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−3−ペンタノン=O−メチルオキシム (67)4,4−ジメチル−2−(4−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェ
ノキシ)−3−ペンタノン=O−エチルオキシム (68)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトアルデヒ
ド=O−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)
オキシム (69)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)プロピオン
アルデヒド=O−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ル)オキシム (70)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタ
ノン=O−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル)オキ
シム
【0226】(71)1−(4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)−2−ブタノン=O−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニル)オキシム (72)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−3−ペン
タノン=O−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル)オ
キシム (73)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ペン
タノン=O−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル)オ
キシム (74)4−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2,2−
ジメチル−3−ペンタノン=O−(3,3−ジクロ−2
−プロペニル)オキシム (75)(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フ
ェノキシ)アセトアルデヒド=O−tert−ブチルオ
キシム (76)(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フ
ェノキシ)アセトン=O−tert−ブチルオキシム (77)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチ
ル)フェノキシ)−2−ブタノン=O−tert−ブチ
ルオキシム (78)3−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチ
ル)フェノキシ)−2−ブタノン=O−tert−ブチ
ルオキシム (79)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチ
ル)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
オキシム (80)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチ
ル)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
O−メチルオキシムnD 25.0 1.5509
【0227】(81)1−(4−(1−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−
メチルエチル)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−
ブタノン=O−エチルオキシム (82)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチ
ル)フェノキシ)アセトフェノン=オキシム (83)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチ
ル)フェノキシ)アセトフェノン=O−メチルオキシム (84)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチ
ル)フェノキシ)アセトフェノン=O−エチルオキシム (85)(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキシ)ア
セトアルデヒド=O−tert−ブチルオキシム (86)(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキシ)ア
セトン=O−tert−ブチルオキシム (87)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキ
シ)−2−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (88)3−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキ
シ)−2−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (89)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキ
シ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=オキシム (90)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキ
シ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=O−メチルオ
キシム
【0228】(91)1−(4−(1−(4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル)エチ
ル)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
O−エチルオキシム (92)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキ
シ)アセトフェノン=オキシム (93)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキ
シ)アセトフェノン=O−メチルオキシム (94)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキ
シ)アセトフェノン=O−エチルオキシム (95)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)アセトアルデヒド
=O−tert−ブチルオキシム (96)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−2−ブタノ
ン=O−tert−ブチルオキシム (97)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−2−ブタノ
ン=O−tert−ブチルオキシム (98)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−3,3−ジ
メチル−2−ブタノン=オキシム (99)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−3,3−ジ
メチル−2−ブタノン=O−メチルオキシム (100)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−3,3−
ジメチル−2−ブタノン=O−エチルオキシム
【0229】(101)2−(4−(4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)ベンジル)フェノキ
シ)アセトフェノン=オキシム (102)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)アセトフェ
ノン=O−メチルオキシム (103)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)アセトフェ
ノン=O−エチルオキシム (104)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)アセトアル
デヒド=O−tert−ブチルオキシム (105)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−2−
ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (106)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−2−
ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (107)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−3,
3−ジメチル−2−ブタノン=オキシム (108)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−3,
3−ジメチル−2−ブタノン=O−メチルオキシム (109)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−3,
3−ジメチル−2−ブタノン=O−エチルオキシム (110)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)アセト
フェノン=オキシム
【0230】(111)2−(4−(4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノ
キシ)アセトフェノン=O−メチルオキシム (112)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)アセト
フェノン=O−エチルオキシム (113)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)アセトア
ルデヒド=O−tert−ブチルオキシム (114)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)アセトン
=O−tert−ブチルオキシム (115)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−2
−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (116)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−2
−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (117)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−
3,3−ジメチル−2−ブタノン=オキシム (118)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−
3,3−ジメチル−2−ブタノン=O−メチルオキシム (119)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−
3,3−ジメチル−2−ブタノン=O−エチルオキシム (120)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)アセ
トフェノン=オキシム
【0231】(121)2−(4−(4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェ
ノキシ)アセトフェノン=O−メチルオキシム (122)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)アセ
トフェノン=O−エチルオキシム (123)(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)
フェノキシ)アセトアルデヒド=O−tert−ブチル
オキシム (124)(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)
フェノキシ)アセトン=O−tert−ブチルオキシム (125)1−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミ
ノ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−tert−ブチ
ルオキシム (126)3−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミ
ノ)フェノキシ)−2−ブタノン=O−tert−ブチ
ルオキシム (127)1−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミ
ノ)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
オキシム (128)1−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミ
ノ)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
O−メチルオキシム (129)1−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミ
ノ)フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
O−エチルオキシム (130)2−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミ
ノ)フェノキシ)アセトフェノン=オキシム
【0232】(131)2−(4−(N−(4−(3,
3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)フェノキシ)アセトフェノン=O−メ
チルオキシム (132)2−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミ
ノ)フェノキシ)アセトフェノン=O−エチルオキシム (133)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)アセトア
ルデヒド=O−tert−ブチルオキシム (134)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)−2
−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (135)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)−2
−ブタノン=O−tert−ブチルオキシム (136)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)−
3,3−ジメチル−2−ブタノン=オキシム (137)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)−
3,3−ジメチル−2−ブタノン=O−メチルオキシム (138)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)−
3,3−ジメチル−2−ブタノン=O−エチルオキシム (139)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)アセ
トフェノン=オキシム (140)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−
プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)アセ
トフェノン=O−メチルオキシム
【0233】(141)2−(4−(4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル
アミノ)アセトフェノン=O−エチルオキシム (142)(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メ
チルアミノ)アセトアルデヒド=O−tert−ブチル
オキシム (143)(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メ
チルアミノ)アセトン=O−tert−ブチルオキシム (144)1−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)−2−ブタノン=O−tert−ブチ
ルオキシム (145)3−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)−2−ブタノン=O−tert−ブチ
ルオキシム (146)1−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
オキシム (147)1−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
O−メチルオキシム (148)1−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=
O−エチルオキシム (149)2−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)アセトフェノン=オキシム (150)2−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N
−メチルアミノ)アセトフェノン=O−メチルオキシム
【0234】(151)2−(N−(4−(4−(3,
3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フ
ェニル)−N−メチルアミノ)アセトフェノン=O−エ
チルオキシム
【0235】次に、一般式[d]で示される中間体化合
物の製造例を示す。 中間体製造例1 中間体化合物1)の製造 4,4´−ジヒドロキシジフェニルエーテル110g、
1,1,3−トリクロロプロペン56mlをN,N−ジ
メチルホルムアミド300mlに溶解し、炭酸カリウム
90gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、この反
応混合物に10%塩酸水を数回に分けて加え酸性とし、
tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を
10%塩酸水、飽和食塩水、0.38M水酸化ナトリウ
ム水溶液800ml、0.20M水酸化ナトリウム水溶
液400mlで順次洗浄した。その有機層を1.14M
水酸化カリウム水溶液800mlと分液し、水層をとっ
た。この水層に濃塩酸を加えて酸性とした後、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し油状物を得
た。この油状物にヘキサンを加えて生じた結晶を濾取
し、4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオ
キシ)フェノキシ)フェノール61.2gを得た(収率
36.2%)。
【0236】4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノール6.0g、クロ
ロアセトン2.3mlおよび炭酸カリウム4.0gを
N,N−ジメチルホルムアミド30mlに溶解し、室温
で12時間攪拌した。その後、この反応混合物を氷水に
注加し、さらに10%塩酸水を数回に分けて加えて酸性
とし、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有
機層を10%塩酸水で2回、水で1回、10%水酸化ナ
トリウム水溶液で1回、水で1回、飽和食塩水で1回、
順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧
下濃縮することにより粗結晶を得た。この粗結晶にヘキ
サンを加えて濾取し、(4−(4−(3,3−ジクロロ
−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ア
セトン5.80gを得た。 収率 81.8% mp 75.4℃
【0237】中間体製造例2 中間体化合物31)の製
造 4−ブロモフェノール57.1g、イミダゾール44.
9gをN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、室温で
攪拌しながらtert−ブチルジメチルシリルクロリド
45.2gのN,N−ジメチルホルムアミド溶液を滴下
した。滴下終了後、室温で30分間攪拌した後、50℃
で2時間攪拌した。その後、反応液を室温まで冷却し、
10%塩酸水に注加してtert−ブチルメチルエーテ
ルで抽出した。有機層を10%塩酸水で2回、水で1
回、10%水酸化ナトリウム水溶液で2回、水で1回、
飽和食塩水で1回順次洗浄し、さらに無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより1−ブロ
モ−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)ベ
ンゼン79.2gを得た(収率91.9%)。
【0238】1−ブロモ−4−(tert−ブチルジメ
チルシリルオキシ)ベンゼン71.8gをテトラヒドロ
フランに溶解し、窒素雰囲気下、−70℃で攪拌しなが
らn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.60M)1
70mlを滴下した。滴下終了後、−70℃で1時間攪
拌した後、トリイソプロポキシボラン56.4gを−7
0℃で攪拌しながら滴下した。その後、反応混合物の温
度を室温に戻し、10%塩酸水を少量ずつ加え酸性と
し、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、さらに無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、減圧下濃縮することにより粗結晶を得
た。この粗結晶にヘキサンを加えて濾取し、4−(te
rt−ブチルジメチルシリルオキシ)フェニルボロン酸
47.8gを得た(収率75.8%)。
【0239】4−(tert−ブチルジメチルシリルオ
キシ)フェニルボロン酸2.52g、6−ヒドロキシ−
1−テトラロン1.62g、酢酸銅(II)2.73
g、モレキュラーシーブス4A粉末4.50g、ピリジ
ン2.37gをテトラヒドロフランに溶解し、これを8
時間加熱還流した。その後、室温に戻してから、反応液
に10%塩酸水を少量ずつ加え酸性とし、tert−ブ
チルメチルエーテルで抽出した。有機層を10%塩酸、
水、10%水酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、
さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮
することにより粗生成物を得た。この粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製することにより、
6−(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)
フェノキシ)−1−テトラロン1.56gを得た(収率
42.3%)。
【0240】6−(4−(tert−ブチルジメチルシ
リルオキシ)フェノキシ)−1−テトラロン1.56g
をエタノール10mlに溶解し、室温で攪拌しながら濃
塩酸1mlを加え、さらに室温で5時間攪拌した。この
反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、t
ert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を水
洗後、10%水酸化ナトリウム水溶液と分液した。つい
で、水層に濃塩酸を加えて酸性にし、tert−ブチル
メチルエーテルで抽出した。この有機層を水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し粗結
晶を得た。この粗結晶にヘキサンを加えて濾取し、6−
(4−ヒドロキシフェノキシ)−1−テトラロン0.9
8gを得た(収率90.9%)。
【0241】6−(4−ヒドロキシフェノキシ)−1−
テトラロン0.98g、1,1,3−トリクロロプロペ
ン0.62gをN,N−ジメチルホルムアミドに溶解
し、炭酸カリウム0.64gを加えて室温で1時間攪拌
した後、さらに50℃で3時間攪拌した。その後、反応
液を室温に戻し、10%塩酸水を加え酸性とし、ter
t−ブチルメチルエーテルで抽出した。このtert−
ブチルメチルエーテル層を10%塩酸水、水、10%水
酸化ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し6−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)−1−テトラロン1.36gを得た。収率 97.
3%nD 22.0 1.6069
【0242】中間体製造例3 中間体化合物20)の製
造 4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノール〔中間体製造例1参照〕1
0.0g、1−ブロモ−3,3−ジメチル−2−ブタノ
ン8.62gおよび炭酸カリウム6.65gを用いて、
中間体製造例1に記載の方法に準じて、3,3−ジメチ
ル−1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン
10.8gを得た。 収率75.8% mp 57.7℃
【0243】中間体製造例4 中間体化合物26)の製
造 4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)フェニ
ルボロン酸〔中間体製造例2参照〕0.50g、2−ク
ロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノール0.51g、酢酸銅(II)0.55
g、モレキュラーシーブス4A粉末0.90gおよびピ
リジン0.48gを用いて、中間体製造例2に記載の方
法に準じて、1−(4−(tert−ブチルジメチルシ
リルオキシ)フェノキシ)−2−クロロ−4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)ベンゼン0.52
gを得た(収率56.5%)。
【0244】1−(4−(tert−ブチルジメチルシ
リルオキシ)フェノキシ)−2−クロロ−4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)ベンゼン2.60
g、エタノール10mlおよび濃塩酸0.3mlを用い
て、中間体製造例2に記載の方法に準じて、4−(2−
クロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノール1.46gを得た(収率7
5.4%)。
【0245】4−(2−クロロ−4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノール
0.50g、1−ブロモ−3,3−ジメチル−2−ブタ
ノン0.39gおよび炭酸カリウム0.30gを用い
て、中間体製造例1に記載の方法に準じて、3,3−ジ
メチル−1−(4−(2−クロロ−4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)−2−ブタノン0.54gを得た。 収率83.9% nD 25.0 1.5657
【0246】中間体製造例5 中間体化合物27)の製
造 4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノール〔中間体製造例1参照〕
1.56g、3−ブロモ−2−ブタノン1.13gおよ
び炭酸カリウム1.04gを用いて、中間体製造例1に
記載の方法に順じて、3−(4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)−2−ブタノン1.55gを得た。 収率81.3% nD 26.0 1.5664
【0247】中間体製造例6 中間体化合物28)の製
造 4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノール〔中間体製造例1参照〕
1.56g、2−ブロモ−4´−メチルアセトフェノン
1.07gおよび炭酸カリウム0.69gを用いて、中
間体製造例1に記載の方法に準じて、2−(4−(4−
(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキ
シ)フェノキシ)−4´−メチルアセトフェノン1.4
8gを得た。 収率66.8% mp 73.1℃
【0248】中間体製造例7 中間体化合物30)の製
造 4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)フェニ
ルボロン酸〔中間体製造例2参照〕0.50g、4−
(4−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノン1.64
g、酢酸銅(II)2.73g、モレキュラーシーブス
4A粉末4.50gおよびピリジン2.37gを用い
て、中間体製造例2に記載の方法に準じて、4−(4−
(4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)フェ
ノキシ)フェニル)−2−ブタノン1.95gを得た
(収率52.6%)。
【0249】4−(4−(4−(tert−ブチルジメ
チルシリルオキシ)フェノキシ)フェニル)−2−ブタ
ノン1.95g、エタノール10mlおよび農塩酸1m
lを用いて、中間体製造例2に記載の方法に準じて、4
−(4−(4−ヒドロキシフェノキシ)フェニル)−2
−ブタノン1.02gを得た(収率80.1%)。
【0250】4−(4−(4−ヒドロキシフェノキシ)
フェニル)−2−ブタノン1.01gおよび1,1,3
−トリクロロプロペン0.68gをN,N−ジメチルホ
ルムアミドに溶解し、炭酸カリウム0.70gを加え、
室温で1時間攪拌した後、50℃で3時間攪拌した。そ
の後、反応液の温度を室温まで冷却し、不溶物をセライ
ト濾過により分離した。濾液に10%塩酸水を加えて酸
性とし、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。
有機層を10%塩酸水、水、10%水酸化ナトリウム水
溶液、水で順次洗浄し、さらに無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後、減圧下濃縮することにより4−(4−(4
−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノ
キシ)フェニル)−2−ブタノン1.38gを得た。 収率89.1%1 H−NMR(CDCl3、TMS、δ(ppm):2.
14(3H、s)、2.70〜2.90(4H、m)、
4.63(2H、d)、6.16(1H、t)、6.8
2〜6.89(4H、m)、6.91〜6.98(2
H、m)、7.09〜7.14(2H、m)
【0251】中間体製造例8 中間体化合物32)の製
造 4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノール〔中間体製造例1参照〕
3.11gをN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、
室温で攪拌しながらN−クロロスクシンイミド1.34
gを加え、室温で30分間攪拌した後、50℃〜60℃
で2時間30分攪拌した。その後、反応液を室温に戻
し、この液を氷水に注加し、10%塩酸水で酸性とした
後、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機
層を10%塩酸水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することにより
粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製して、2−クロロ−4−(4−(3,
3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フ
ェノール2.54gを得た(収率73.5%)。
【0252】2−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノール
0.50g、クロロアセトン0.20gおよび炭酸カリ
ウム0.30gを用い、中間体製造例1記載に方法に準
じて、(2−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセ
トン0.58gを得た。 収率100% nD 24.5 1.5855
【0253】中間体製造例9 中間体化合物33)の製
造 2−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノール〔中間体製造例
8参照〕0.50g、1−ブロモ−3,3−ジメチル−
2−ブタノン0.39gおよび炭酸カリウム0.30g
を用い、中間体製造例1記載に方法に準じて、3,3−
ジメチル−1−(2−クロロ−4−(4−(3,3−ジ
クロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)−2−ブタノン0.64gを得た。 収率99.5% nD 24.5 1.5753
【0254】中間体製造例10 中間体化合物34)の
製造 4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノール〔中間体製造例1参照〕
3.11gをN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、
室温で攪拌しながらN−クロロスクシンイミド1.34
gを加え、50℃〜60℃で3時間攪拌した。その後、
この反応液にN−クロロスクシンイミド1.34gを加
え、さらに50℃〜60℃で攪拌した。その後、反応液
を室温まで戻し、この液に10%塩酸水を加えて酸性と
した後、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。
有機層を10%塩酸水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮することに
より粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製することにより、2,6−ジクロ
ロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオ
キシ)フェノキシ)フェノール1.15gを得た(収率
27.7%)。
【0255】2,6−ジクロロ−4−(4−(3,3−
ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノ
ール0.41g、クロロアセトン0.14gおよび炭酸
カリウム0.21gを用い、中間体製造例1記載に方法
に準じて、(2,6−ジクロロ−4−(4−(3,3−
ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノ
キシ)アセトン0.29gを得た。 収率61.6% nD 24.5 1.5852
【0256】中間体製造例11 中間体化合物35)の
製造 2,6−ジクロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノール〔中間体
製造例10参照〕0.40g、1−ブロモ−3,3−ジ
メチル−2−ブタノン0.27gおよび炭酸カリウム
0.21gを用い、中間体製造例1記載に方法に準じ
て、3,3−ジメチル−1−(2,6−ジクロロ−4−
(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フ
ェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノン0.27gを得
た。 収率52.7% mp 104.6℃
【0257】中間体製造例12 中間体化合物48)の
製造 4,4´−イソプロピリデンジフェノール67.8gお
よび1,1,3−トリクロロプロペン43.2gをN,
N−ジメチルホルムアミド500mlに溶解し、炭酸カ
リウム49.2gを加え、室温で3時間攪拌した。その
後、反応液に10%塩酸水を加えて酸性とし、tert
−ブチルメチルエーテルで抽出した。有機層を10%塩
酸水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、減圧下濃縮することにより粗生成物を得
た。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)
フェノール48.1gを得た(収率48.0%)。
【0258】4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)
フェノール5.13g、1−ブロモ−3,3−ジメチル
−2−ブタノン3.81gおよび炭酸カリウム2.94
gを用いて、中間体製造例1に記載の方法に準じて、1
−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペ
ニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フェノキ
シ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン6.39gを得
た。 収率96.6% nD 25.0 1.5548
【0259】中間体製造例13 中間体化合物45)の
製造 4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フェノール
〔中間体製造例12参照〕5.02g、クロロアセトン
2.03gおよび炭酸カリウム2.88gを用いて、中
間体製造例1に記載の方法に準じて、(4−(1−(4
−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェニ
ル)−1−メチルエチル)フェノキシ)アセトン3.7
9gを得た。 収率64.7% nD 23.5 1.5711
【0260】中間体製造例14 中間体化合物42)の
製造 4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキ
シ)フェノキシ)フェノール〔中間体製造例1参照〕
2.01g、臭化フェナシル1.80gおよび炭酸カリ
ウム1.25gを用いて、中間体製造例1に記載の方法
に準じて(ただし、精製は再結晶にて行なった。)、2
−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオ
キシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトフェノン0.9
9gを得た。 収率35.7% mp 54.8℃
【0261】次に、一般式[d]で示される中間体化合
物の具体例の幾つかを、化合物番号およびあるものは物
性値と共に示す。 1)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトンmp 7
5.4℃ 2)(4−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
アセトン 3)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトアルデヒド 4)(5−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ペンチルオキ
シ)アセトン 5)(4−(2−クロロ−4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセト
ン 6)(4−(3−クロロ−4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセト
ン 7)(4−(3,5−ジクロロ−4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
アセトン 8)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)−2−メトキシフェノキシ)フェノキシ)アセ
トン 9)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニル
オキシ)−2−メチルフェノキシ)フェノキシ)アセト
ン 10)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)アセトフェノン
【0262】11)4´−(2−クロロ−4−(3,3
−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)アセ
トフェノン 12)(3−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセ
トン 13)(3,5−ジクロロ−4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)アセトン 14)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)−2−メトキシフェノキシ)アセトフェノン 15)4´−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)アセトフェ
ノン 16)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)−2−エトキシフェノキシ)フェノキシ)ア
セトン 17)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)−2−エトキシフェノキシ)アセトフェノン 18)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)−2−イソプロポキシフェノキシ)フェノキ
シ)アセトン 19)4´−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)−2−イソプロポキシフェノキシ)アセトフ
ェノン 20)3,3−ジメチル−1−(4−(4−(3,3−
ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノ
キシ)−2−ブタノンmp 57.7℃
【0263】21)(4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)ア
セトン 22)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)ベンジル)フェノキシ)アセトン 23)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェニルスルフィニル)フェノキシ)アセト
ン 24)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェニルスルホニル)フェノキシ)アセトン 25)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)アセトン 26)3,3−ジメチル−1−(4−(2−クロロ−4
−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノ
キシ)フェノキシ)−2−ブタノンnD 25.0 1.56
57 27)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノ
ンnD 26.0 1.5664 28)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−4´−メチ
ルアセトフェノン=O−メチルオキシムmp 73.1
℃ 29)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−1,1,1
−トリフルオロアセトン 30)4−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−2−ブタノン
【0264】31)6−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−テトラロン 32)(2−クロロ−4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセ
トンnD 24.5 1.5855 33)3,3−ジメチル−1−(2−クロロ−4−(4
−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノ
キシ)フェノキシ)−2−ブタノンnD 24.5 1.57
53 34)(2,6−ジクロロ−4−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキ
シ)アセトンnD 24.5 1.5852 35)3,3−ジメチル−1−(2,6−ジクロロ−4
−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)
フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノンmp 10
4.6℃ 36)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ブタノ
ン 37)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2−ペンタ
ノン 38)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)プロピオンア
ルデヒド 39)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−3−ペンタ
ノン 40)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)ブチルアルデ
ヒド
【0265】41)3−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)
−1,1,1−トリフルオロ−2−ブタノン 42)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)アセトフェノ
ンmp 54.8℃ 43)4−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェノキシ)−2,2−ジ
メチル−3−ペンタノン 44)(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フェ
ノキシ)アセトアルデヒド 45)(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)フェ
ノキシ)アセトンnD 23.5 1.5711 46)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)
フェノキシ)−2−ブタノン 47)3−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)
フェノキシ)−2−ブタノン 48)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)
フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノンnD
25.0 1.5548 49)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−1−メチルエチル)
フェノキシ)アセトフェノン 50)(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキシ)アセ
トアルデヒド
【0266】51)(4−(1−(4−(3,3−ジク
ロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェ
ノキシ)アセトン 52)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキシ)
−2−ブタノン 53)3−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキシ)
−2−ブタノン 54)1−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキシ)
−3,3−ジメチル−2−ブタノン 55)2−(4−(1−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)エチル)フェノキシ)
アセトフェノン 56)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)ベンジル)フェノキシ)アセトアルデヒド 57)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−2−ブタノン 58)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−2−ブタノン 59)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)−3,3−ジメ
チル−2−ブタノン 60)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)ベンジル)フェノキシ)アセトフェノン
【0267】61)(4−(4−(3,3−ジクロロ−
2−プロペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)ア
セトアルデヒド 62)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−2−ブタ
ノン 63)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−2−ブタ
ノン 64)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)−3,3−
ジメチル−2−ブタノン 65)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルチオ)フェノキシ)アセトフェ
ノン 66)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)アセトアルデ
ヒド 67)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)アセトン 68)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−2−ブ
タノン 69)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−2−ブ
タノン 70)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキシ)−3,3
−ジメチル−2−ブタノン
【0268】71)2−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェニルアミノ)フェノキ
シ)アセトフェノン 72)(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)フェ
ノキシ)アセトアルデヒド 73)(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)フェ
ノキシ)アセトン 74)1−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)
フェノキシ)−2−ブタノン 75)3−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)
フェノキシ)−2−ブタノン 76)1−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)
フェノキシ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン 77)2−(4−(N−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェニル)−N−メチルアミノ)
フェノキシ)アセトフェノン 78)(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニ
ルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)アセトアルデ
ヒド 79)1−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)−2−ブ
タノン 80)3−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)−2−ブ
タノン
【0269】81)1−(4−(4−(3,3−ジクロ
ロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミ
ノ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン=オキシム 82)2−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニルオキシ)フェノキシ)フェニルアミノ)アセトフ
ェノン 83)(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メチル
アミノ)アセトアルデヒド 84)(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2−プ
ロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メチル
アミノ)アセトン 85)1−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メ
チルアミノ)−2−ブタノン 86)3−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メ
チルアミノ)−2−ブタノン 87)1−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メ
チルアミノ)−3,3−ジメチル−2−ブタノン 88)2−(N−(4−(4−(3,3−ジクロロ−2
−プロペニルオキシ)フェノキシ)フェニル)−N−メ
チルアミノ)アセトフェノン
【0270】次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表
わす。 製剤例1 本発明化合物(1)〜(151)の各々50部、リグニ
ンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム
2部及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合するこ
とにより、各々の水和剤を得る。 製剤例2 本発明化合物(1)〜(151)の各々20部とソルビ
タントリオレエート1.5部とを、ポリビニルアルコー
ル2部を含む水溶液28.5部と混合し、湿式粉砕法で
微粉砕した後、この中に、キサンタンガム0.05部及
びアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含む
水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコール10
部を加えて攪拌混合し各々のフロアブル製剤を得る。 製剤例3 本発明化合物(1)〜(151)の各々2部、カオリン
クレー88部及びタルク10部をよく粉砕混合すること
により、各々の粉剤を得る。 製剤例4 本発明化合物(1)〜(151)の各々5部、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸カルシウム6部及びキシレン75部
をよく混合することにより、各々の乳剤を得る。 製剤例5 本発明化合物(1)〜(151)の各々2部、合成含水
酸化珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベ
ントナイト30部及びカオリンクレー65部をよく粉砕
混合し、水を加えてよく練り合せた後、造粒乾燥するこ
とにより、各々の粒剤を得る。
【0271】製剤例6 本発明化合物(1)〜(151)の各々10部、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウ
ム塩50部を含むホワイトカーボン35部、及び水55
部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々
のフロアブル製剤を得る。 製剤例7 本発明化合物(1)〜(151)の各々0.1部をキシ
レン5部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを
脱臭灯油89.9部に混合して各々の0.1%油剤を得
る。 製剤例8 本発明化合物(1)〜(151)の各々0.1部、トリ
クロロエタン10部および脱臭灯油59.9部を混合溶
解し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付け
た後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)3
0部を加圧充填して各々の油性エアゾールを得る。 製剤例9 本発明化合物(1)〜(151)の各々0.2部、キシ
レン5部、脱臭灯油3.8部および乳化剤{アトモス3
00(アトラスケミカル社登録商標名)}1部を混合溶
解したものと、純水50部とをエアゾール容器に充填
し、バルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通じて噴射
剤(液化石油ガス)40部を加圧充填して各々の水性エ
アゾールを得る。 製剤例10 本発明化合物(1)〜(151)の各々100mgを適
量のアセトンに溶解し、4.0cm×4.0cm、厚さ
1.2cmの多孔セラミック板に含浸させて各々の加熱
燻煙剤を得る。 製剤例11 本発明化合物(1)〜(151)の各々10mgをアセ
トン0.5mlに溶解し、この溶液を、動物用固型飼料
粉末(飼育繁殖用固型飼料粉末CE−2、日本クレア株
式会社商品名)5gに処理し、均一に混合する。ついで
アセトンを風乾し、各々の0.5%毒餌を得る。
【0272】次に、本発明化合物が殺虫・殺ダニ剤とし
て有用であることを試験例で示す。本発明化合物の防除
効力は、供試害虫の死虫率等を算出することにより評価
した。なお、本発明化合物は前記の化合物番号で示す。
【0273】試験例1:ハスモンヨトウ(Spodop
tera litura)に対する殺虫試験 製剤例6に準じて得られた本発明化合物(2)〜(1
2)、(14)、(20)〜(26)、(29)、(3
3)〜(45)、(48)の各々のフロアブル製剤の水
希釈液(500ppm)2mlを、直径11cmのポリ
エチレンカップ内に調製した13gの人工飼料(インセ
クタLF:日本農産工業株式会社製)にしみ込ませた。
その中にハスモンヨトウ4齢幼虫5頭を放ち、6日後に
その生死を確認し、死虫率を求めた。その結果、本試験
に供した上記の本発明化合物はいずれも死虫率80%以
上を示した。
【0274】試験例2:リンゴコカクモンハマキに対す
る殺虫試験 製剤例6に準じて得られた本発明化合物(1)〜
(9)、(12)〜(14)、(16)、(18)、
(20)〜(26)、(29)、および(31)〜(4
9)の各々のフロアブル製剤の水希釈液(500pp
m)1mlを、直径5.5cmのポリエチレンカップ内
に調製した5gの人工飼料(インセクタLF:日本農産
工業株式会社製)にしみ込ませた。その中にリンゴコカ
クモンハマキ初齢幼虫30頭を放ち、6日後にその生死
を確認し、死虫率を求めた。その結果、本試験に供した
上記の本発明化合物は死虫率80%以上を示した。
【0275】試験例3:ワタアブラムシ(Aphis
gossypii)に対する殺虫試験 製剤例6に準じて得られた本発明化合物(7)の各々の
フロアブル製剤の水希釈液(500ppm)を、ワタア
ブラムシ成虫を処理前日に放したポリエチレンカップ植
えのキュウリ(第1本葉展開期)に対しポット当たり2
0ml散布した。薬液散布6日後に式 1により防除価
を求めた。その結果、本発明化合物(7)は防除価90
%以上を示した。 式 1 防除価={1−(Cb×Tai)/(Tb×Cai)}×100 Cb :無処理区の処理前の虫数 Cai:無処理区の観察時の虫数 Tb :実験区の処理前の虫数 Tai:実験区の観察時の虫数
【0276】試験例4:ナミハダニ(Tetranyc
hus urticae)に対する殺ダニ試験 播種7日後のプラスチックカップ植えのツルナシインゲ
ン(初生葉期)に、約20頭のナミハダニ雌成虫を放
し、1日間放置後、製剤例6に準じて得られた本発明化
合物(3)、(5)、(8)〜(10)、(13)、
(22)〜(24)、(29)、(34)〜(44)お
よび(46)〜(49)各々のフロアブル製剤の水希釈
液(500ppm)20mlを散布処理した。14日後
に、式 1により防除価を求めた。その結果、本試験に
供した上記の本発明化合物はいずれも防除価90%以上
を示した。
【0277】
【発明の効果】本発明化合物は、優れた殺虫・殺ダニ効
力を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 323/20 C07C 323/20 Fターム(参考) 4H006 AA01 AA03 AB02 BW19 BW31 BW33 TA05 TB12 TB13 TB14 TC34 4H011 AC01 AC02 AC03 AC04 AC05 BA01 BB05 BB07 DA02 DA15 DA16 DA21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[a] [式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7およびR8
    は同一又は相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜
    C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3
    ハロアルキル基またはC1〜C3ハロアルコキシ基を表
    す。R9は水素原子、C1〜C10アルキル基、C2〜
    C6ハロアルキル基、C3〜C10アルケニル基、C3
    〜C6ハロアルケニル基、C3〜C6アルキニル基、C
    3〜C6ハロアルキニル基、フェニル基(該フェニル基
    はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1〜C4アル
    キル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアル
    キル基およびC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されて
    いてもよい)、もしくはベンジル基(該ベンジル基はハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1〜C4アルキル
    基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアルキル
    基およびC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されていて
    もよい)を表す。R10は水素原子、C1〜C6アルキル
    基、C1〜C3ハロアルキル基、フェニル基(該フェニ
    ル基はハロゲン原子、ニトロ基、C1〜C4アルキル
    基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアルキル
    基およびC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されていて
    もよい)を表すか、またはR10とR1とがアルキレン基
    またはアルキリデン基を介して5員環または6員環を形
    成する。Zは単結合、酸素原子、S(O)l、またはN
    11を表し、R11は水素原子またはC1〜C4アルキル
    基を表し、lは0〜2の整数を表す。AはC1〜C6ア
    ルキレン基またはC2〜C6アルキリデン基を表す。n
    は0〜2の整数を表し、nが2の場合は2個の(A−
    Z)基が同一であっても相異なっていてもよい。Xは同
    一または相異なり、塩素原子または臭素原子を表す。Q
    は酸素原子、S(O)m、NR12またはC(R13)(R
    14)を表し、R12は水素原子またはC1〜C4アルキル
    基を表し、R13およびR14は同一または相異なり、水素
    原子又はC1〜C4アルキル基を表し、mは0〜2の整
    数を表す。]で示されるジハロプロペン化合物。
  2. 【請求項2】Qが酸素原子である請求項1記載のジハロ
    プロペン化合物。
  3. 【請求項3】nが0または1である請求項1又は2記載
    のジハロプロペン化合物。
  4. 【請求項4】nが1、Zが酸素原子である請求項2記載
    のジハロプロペン化合物。
  5. 【請求項5】R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およ
    びR8が水素原子である請求項1〜4記載のジハロプロ
    ペン化合物。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のジハロプ
    ロペン化合物を有効成分として含有することを特徴とす
    る殺虫・殺ダニ剤。
  7. 【請求項7】一般式[b] [式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8
    は同一又は相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜
    C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3
    ハロアルキル基またはC1〜C3ハロアルコキシ基を表
    す。R10は水素原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C
    3ハロアルキル基、フェニル基(該フェニル基はハロゲ
    ン原子、ニトロ基、シアノ基、C1〜C4アルキル基、
    C1〜C4アルコキシ基、C1〜C3ハロアルキル基ま
    たはC1〜C3ハロアルコキシ基で置換されていてもよ
    い)を表すか、またはR10とR1とがアルキレン基また
    はアルキリデン基を介して5員環または6員環を形成す
    る。Zは単結合、酸素原子、S(O)lまたはNR11
    表し、R11は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表
    し、lは0〜2の整数を表す。AはC1〜C6アルキレ
    ン基またはC1〜C6アルキリデン基を表す。nは0〜
    2の整数を表し、nが2の場合は2個の(A−Z)基が
    同一でも相異なっていてもよい。Xは同一または相異な
    り、塩素原子または臭素原子を表す。Qは酸素原子、S
    (O)m、NR12、またはC(R13)(R14)を表し、
    12は水素原子またはC1〜C4アルキル基を表し、R
    13およびR14は同一または相異なり、水素原子またはC
    1〜C4アルキル基を表し、mは0〜2の整数を表
    す。]で示されるジハロプロペン化合物。
  8. 【請求項8】Qが酸素原子である請求項7記載のジハロ
    プロペン化合物。
  9. 【請求項9】nが0または1である請求項7または8記
    載のジハロプロペン化合物。
  10. 【請求項10】nが1、Zが酸素原子である請求項8記
    載のジハロプロペン化合物。
  11. 【請求項11】R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7
    よびR8が水素原子である請求項7〜10記載のジハロ
    プロペン化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020056090A1 (en) * 2018-09-14 2020-03-19 Fmc Corporation Fungicidal halomethyl ketones and hydrates

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