JP2001334868A - 光拡散防止構造 - Google Patents

光拡散防止構造

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JP2001334868A
JP2001334868A JP2000159348A JP2000159348A JP2001334868A JP 2001334868 A JP2001334868 A JP 2001334868A JP 2000159348 A JP2000159348 A JP 2000159348A JP 2000159348 A JP2000159348 A JP 2000159348A JP 2001334868 A JP2001334868 A JP 2001334868A
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light
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hole
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Tadaoki Ichikawa
忠沖 市川
Hiroshi Ito
浩史 伊藤
Kazuji Noda
和司 野田
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q3/00Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
    • B60Q3/70Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by the purpose
    • B60Q3/76Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by the purpose for spotlighting, e.g. reading lamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2106/00Interior vehicle lighting devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光が通過する透孔で、光が拡散することのな
いこと。 【解決手段】 ランプ10と、そのランプ10の光を通
過させる透孔13を有するグリル12とを具備し、グリ
ル12の透孔13は、ランプ10側の直径Bの開口面積
を反光源側の直径Aの開口面積よりも狭くした立体形状
とし、ランプ10を点と仮想し、当該点光源と光源側の
開口を直線a,bで結ぶとき、前記反光源側の直径Aは
直線a,bで結ばれた範囲外とし、かつ、当該点光源と
光源側の開口を結ぶ直線a,bが、ランプ10側の直径
Bの開口の構造部材の厚み面と線接触または面接触しな
い構造としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光拡散防止構造に
関するもので、特に、構造物の内装を構造部材で行い、
その構造部材で閉じられた空間の外側に光源を配設し、
当該光源から光をその構造部材で閉じられた空間内に導
くときの光拡散防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光源とその光源からの光を通過さ
せる透孔を有する構造部材との関係は図3及び図4のよ
うになっていた。
【0003】図3は従来の光源とその光源からの光を通
過させる透孔を有する構造部材との関係を示す説明図、
図4はグリルからシフトレバーにスポットライトを当て
る光源との関係を示す説明図である。
【0004】図において、ランプ20は白熱ランプ等か
らなり、光源となるものであり、ランプホルダ21に装
着されている。グリル22は車両の内装用に取付けられ
た装飾パネルである。グリル22にはシフトレバー30
にスポットライトを当てるために、光を通過させる透孔
23が形成されている。
【0005】したがって、照射角θでシフトレバー30
にスポットライトを当てており、そのスポット照明の指
向性はグリル22の下面の開口によって決定されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スポット照
明の指向性がグリル22の下面の開口によって決定され
るが、ランプ20の光はグリル22の肉厚面23a及び
肉厚面23bにも照射される。肉厚面23a及び肉厚面
23bの明るさは距離の二乗に反比例するから、ランプ
20に近付く位置にあり、肉厚面23aは光源に対向す
る面であるから、光の照射方向に平行する面の肉厚面2
3bの明るさよりも明るくなる。
【0007】当然、肉厚面23aの明るさは周囲の明る
さよりも明るくなり、その光が直接目に入る位置にあっ
たり、ルームミラー31を介して目に入ると、運転者の
気の散る要因になる。
【0008】そこで、本発明は、光が通過する透孔で光
が拡散することのない構造の光拡散防止構造の提供を課
題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる光拡散
防止構造は、光源と、その光源からの光を通過させる透
孔を有する構造部材とを具備し、前記構造部材の透孔
は、前記光源側の開口面積を反光源側の開口面積よりも
狭くした立体形状とし、前記光源を点と仮想し、当該点
光源と光源側の開口を直線で結ぶとき、前記反光源側の
開口は前記直線で結ばれた範囲外とし、かつ、当該点光
源と光源側の開口を結ぶ直線が、前記光源側の開口の構
造部材の厚み面と線接触または面接触しない構造とした
ものである。
【0010】したがって、前記光源側の開口面積を反光
源側の開口面積よりも狭くし、当該点光源と前記光源側
の開口を直線で結ぶとき、前記光源側の開口以外は前記
直線で結ばれた範囲外になるものであるから、光源から
の光を直接受けて、それを反射する部位が存在しなくな
り、構造部材の透孔による光拡散が生じない。
【0011】ところで、本発明を実施する場合の光源と
しては、白熱電球、発光ダイオード、蛍光灯等が対象と
なる。構造部材の透孔としては、光が通過する透明部材
で塞いだ孔であればよく、必ずしも貫通孔を意味するも
のではない。そして、構造部材の厚み面とは、肉厚また
は加工によって光源からの直線方向の寸法の変化が生ず
るものである。請求項2にかかる光拡散防止構造は、光
源と、その光源からの光を通過させる透孔を有する構造
部材とを具備し、前記構造部材の透孔は、前記光源側の
開口面積を反光源側の開口面積よりも狭くした立体形状
とし、当該光源側の開口と当該光源の反対側の対抗する
開口とを直線で結ぶとき、前記光源側の開口と当該光源
の反対側の対抗する開口とが結ばれた直線の開口角度
が、160度以下としたものである。
【0012】したがって、前記光源側の開口面積を反光
源側の開口面積よりも狭くした立体形状とし、かつ、当
該光源側の開口と当該光源の反対側の対抗する開口とを
直線で結ばれた直線の開口角度が、160度以下とした
ものであるから、前記光源側の開口エッジが明るくなっ
ても、その開口エッジからの反射光が運転者の直接視界
外であり、かつ、ルームミラーを介して運転者の視界に
入り込むことがなくなるから、運転者の気の散る要因が
なくなる。即ち、構造部材の透孔が光の指向性を決定
し、光拡散が生じない。
【0013】ところで、本発明を実施する場合の光源と
しては、白熱電球、発光ダイオード、蛍光灯等が対象と
なる。構造部材の透孔としては、光が通過する透明部材
で塞いだ孔であればよく、必ずしも貫通孔を意味するも
のではない。そして、構造部材の厚み面とは、肉厚また
は加工によって光源からの直線方向の寸法の変化が生ず
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0015】図1は本発明の実施の形態1における光拡
散防止構造の説明図、図2は本発明の実施の形態1にお
ける光拡散防止構造の基本原理を説明する説明図であ
る。
【0016】図において、ランプ10は白熱ランプ、発
光ダイオード、蛍光灯等からなる光源であり、必ずしも
スポット照明を前提とする光源に限定されるものではな
い。しかし、後述するように、本発明を実施する場合に
は、スポット照明を前提とする光源に特に有用である。
ランプホルダ11は、ランプ10を収容し、電力を供給
すると共に位置決めを行うものである。グリル12は車
両の内装用に取付けられた装飾パネルであり、車体の内
装デザインによって、その意匠性が表現されている。
【0017】このグリル12には、従来例と同様、図示
しないシフトレバー等にスポットライトを当てるため
に、光を通過させる透孔13が形成されている。
【0018】この透孔13は、下面に段差を持たせて開
口する段差孔13aを有している。その段差孔13aの
下面の直径Aは、その上面の開口の直径Bよりも大きく
形成されている。この下面の直径Aは段差孔13aの段
差によって形成しているが、本発明を実施する場合に
は、必ずしも、段差を持たせた開口は必要としない。図
2がその実施の形態を示すものである。
【0019】なお、図2の実施の形態では、図1の実施
の形態の下面に段差孔13aを有しない点が相違するも
のであるので、ここではその説明を省略し、図1の実施
の形態の説明にのみとどめる。
【0020】透孔13は直径Aと直径Bとの間に、高低
差Hを持たせている。この高低差Hは、グリル12の肉
厚とすることもできる。本実施の形態では、透孔13の
直径Aと直径Bとの間に高低差Hを持たせ、かつ、段差
孔13aの段差によって透孔13の直径Aと直径Bとの
差を大きくしている。
【0021】グリル12の透孔13の直径Aと直径B
は、光源のランプ10側の直径Bの開口面積をランプ1
0の反対側の直径Aの開口面積よりも狭くした立体形状
とし、光源のランプ10側を点と仮想したとき、当該ラ
ンプ10の点光源と光源側の直径Bの開口を直線a,b
で結ぶとき、反光源側の直径Aの開口は直線a,bで結
ばれた範囲外となるように形成されている。
【0022】また、当該ランプ10の点光源と光源側の
直径Bの開口を結ぶ直線a,bが、光源側の直径Bの開
口のグリル12の厚み面と線接触または面接触しない構
造としている。
【0023】これらの直線a及び直線bは、直径Bの開
口の一部のエッジと接触するが、それ以外の個所で接触
することがない。特に、内周面13bは、その面が直線
a及び直線bの方向に略並行しているから、その面の照
度は内装面の照度よりも高くならない。このように、グ
リル12の透孔13の内周面13bの照度が明るくなら
ないから、照度の高い反射光源となる照度の高い光照射
面が存在しないことになり、直接またはルームミラーを
介して運転者の視界に入り込み、運転者の気の散る要因
がなくなる。よって、光が通過するグリル12の透孔1
3で、光が拡散することのない構造とすることができ
る。
【0024】更に、本実施の形態では、直径Bの開口の
一部のエッジと直径Aのエッジとが接触する直線X及び
直線Yとは、両直線X及び直線Yが交差する角度が小さ
くなっているから、喩え、直線a及び直線bと直径Bの
開口の一部のエッジと接触する点が、その仕上げ状態が
繊維状で、乱反射面となっても、両直線X及び直線Yが
交差する角度が小さくなっているから、その光が直接ま
たはルームミラーを介して運転者の視界に入り込むこと
がない。
【0025】特に、本発明者等の実験によれば、両直線
X及び直線Yが交差する角度が160度以下であれば、
運転者の視界に直接またはルームミラーを介して入り込
む確率が低下し、150度以下であれば殆どその影響が
無視できることを確認した。更に、図1及び図2を用い
て、本実施の形態の光拡散防止構造について整理する。
【0026】本実施の形態の光拡散防止構造は、図1及
び図2に示すように、ランプ10からなる光源と、その
光源からの光を通過させる透孔13を有するグリル12
等の内装部材からなる構造部材とを具備し、前記グリル
12等の内装部材からなる構造部材の透孔13は、ラン
プ10からなる光源側の直径Bの開口面積を反光源側の
直径Aの開口面積よりも狭くした立体形状とし、ランプ
10からなる光源を点と仮想し、当該点光源と光源側の
開口を直線a,bで結ぶとき、前記反光源側の直径Aの
開口は直線a,bで結ばれた範囲外とし、かつ、当該点
光源と光源側の開口を結ぶ直線a,bが、ランプ10か
らなる光源側の直径Bの開口の構造部材の厚み面と線接
触または面接触しない構造としたものである。
【0027】グリル12の透孔13の直径Aと直径B
は、光源のランプ10側の直径Bの開口面積をランプ1
0の反対側の直径Aの開口面積よりも狭くし、かつ、高
低差Hの立体形状とし、光源のランプ10側を点と仮想
したとき、当該ランプ10の点光源と光源側の直径Bの
開口を直線a,bで結ぶとき、反光源側の直径Aの開口
は直線a,bで結ばれた範囲外となるように形成されて
いる。
【0028】また、当該ランプ10の点光源と光源側の
直径Bの開口を結ぶ直線a,bが、光源側の直径Bの開
口のグリル12の厚み面と線接触または面接触しない構
造としている。これらの直線a及び直線bは、直径Bの
開口の一部のエッジと接触するが、それ以外の個所で接
触することがない。特に、内周面13bは、その面が直
線a及び直線bの方向に略並行しているから、その面の
照度は光を垂直に受けるものに比較して非常に低くなる
から、直接内周面13bを見ても運転者にとって気にな
る明るさにはならない。
【0029】このように、グリル12の透孔13の内周
面13bの照度が、内装面よりも明るくならないから、
照度の高い光照射(光反射)面が存在しないことにな
り、直接またはルームミラーを介して運転者の視界に入
り込み、運転者の気の散る要因がなくなる。
【0030】よって、光が通過するグリル12の透孔1
3で、光が拡散することのない構造とすることができ
る。
【0031】更に、本実施の形態の光拡散防止構造は、
図1及び図2に示すように、ランプ10からなる光源
と、その光源からの光を通過させる透孔13を有するグ
リル12等の内装部材からなる構造部材とを具備し、前
記グリル12等の内装部材からなる構造部材の透孔13
は、前記光源側の直径Bの開口面積を反光源側の直径A
の開口面積よりも狭くし、かつ、立体形状とし、当該光
源側の直径Bの開口と当該ランプ10からなる光源の反
対側の対抗する直径Aの開口とを直線X及び直線Yで結
ぶとき、ランプ10からなる光源側の直径Aの開口とラ
ンプ10からなる光源の反対側の対抗する直径Bの開口
とが結ばれた直線X,Yの開口角度δを160度以下と
したものである。
【0032】したがって、直径Bの開口の一部のエッジ
と直径Aの対抗するエッジとが接触する直線X及び直線
Yは、両直線X及び直線Yが交差する角度が小さくなっ
ているから、喩え、直線a及び直線bと直径Bの開口の
一部のエッジと接触する部位の仕上げの性状から乱反射
が生じても、両直線X及び直線Yが交差する角度が小さ
くなっているから、その光が直接またはルームミラーを
介して運転者の視界に入り込むことがない。
【0033】故に、従来例に示す照射角θでシフトレバ
ー等にスポットライトを当てても、そのスポット照明の
指向性はグリル12の透孔13によって決定され、透孔
13から拡散される光をなくすことができる。
【0034】ところで、上記実施の形態の光源側の直径
Bと、反光源側の直径Aとは、円形を前提として説明し
たが、本発明を実施する場合には、正方形、長方形また
は他の形状とすることができる。
【0035】また、上記実施の形態のランプ10からな
る光源と、その光源からの光を通過させる透孔13を有
するグリル12は、グリル12が光源からの光を通過さ
せる透孔13を有するものであるから、本発明を実施す
る場合には、光源からの光を通過させる透孔を有する内
装部材からなる構造部材とすることができる。
【0036】そして、上記実施の形態では、図1及び図
2に示すように、ランプ10からなる光源と、その光源
からの光を通過させる透孔13を有するグリル12等の
内装部材からなる構造部材とを具備し、前記グリル12
等の内装部材からなる構造部材の透孔13は、ランプ1
0からなる光源側の直径Bの開口面積を反光源側の直径
Aの開口面積よりも狭くした立体形状とし、ランプ10
からなる光源を点と仮想し、当該点光源と光源側の開口
を直線a,bで結ぶとき、前記反光源側の直径Aの開口
は直線a,bで結ばれた範囲外とし、かつ、当該点光源
と光源側の開口を結ぶ直線a,bが、ランプ10からな
る光源側の直径Bの開口の構造部材の厚み面と線接触ま
たは面接触しない構造とし、更に、前記グリル12等の
内装部材からなる構造部材の透孔13は、当該光源側の
直径Bの開口と当該ランプ10からなる光源の反対側の
対抗する直径Aの開口とを直線X及び直線Yで結ぶと
き、ランプ10からなる光源側の直径Aの開口とランプ
10からなる光源の反対側の対抗する直径Bの開口とが
結ばれた直線X,Yの開口角度δを160度以下とした
ものである。
【0037】したがって、当該ランプ10の点光源と光
源側の直径Bの開口を結ぶ直線a,bが、光源側の直径
Bの開口のグリル12の厚み面と線接触または面接触し
ない構造とし、直径Bの開口の一部のエッジとのみ接触
するが、それ以外の個所で接触することがない。特に、
内周面13bは、その面が直線a及び直線bの方向に略
並行しているから、その面の照度は光を垂直に受けるも
のに比較して非常に低くなるから、直接内周面13bを
見ても運転者にとって気になる明るさにはならない。こ
のように、グリル12の透孔13の内周面13bの照度
が、内装面よりも明るくならないから、照度の高い光照
射(光反射)面が存在しないことになり、直接またはル
ームミラーを介して運転者の視界に入り込み、運転者の
気の散る要因がなくなる。
【0038】更に、直径Bの開口の一部のエッジと直径
Aの対抗するエッジとが接触する直線X及び直線Yは、
両直線X及び直線Yが交差する角度が小さくなっている
から、喩え、直線a及び直線bと直径Bの開口の一部の
エッジと接触する部位の仕上げの性状から乱反射が生じ
ても、両直線X及び直線Yが交差する角度が小さくなっ
ているから、その光が直接またはルームミラーを介して
運転者の視界に入り込むことがない。
【0039】したがって、両条件を同時に満たすことに
より信頼性をより高くすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1の光拡散防止構
造は、光源と、その光源からの光を通過させる透孔を有
する構造部材とを具備し、前記構造部材の透孔は、前記
光源側の開口面積を反光源側の開口面積よりも狭くした
立体形状とし、前記光源を点と仮想し、当該点光源と光
源側の開口とを直線で結ぶとき、前記反光源側の開口は
前記直線で結ばれた範囲外とし、かつ、当該点光源と光
源側の開口を結ぶ直線が、前記光源側の開口の構造部材
の厚み面と線接触または面接触しない構造としたもので
ある。
【0041】したがって、前記構造部材の透孔の面積
は、光源側の開口面積を反対側の開口面積よりも狭く
し、かつ、立体形状とし、そして、光源側を点と仮想し
たとき、当該点光源と光源側の開口を直線で結ぶとき、
反光源側の直径の開口は直線で結ばれた範囲外となるよ
うに形成できる。即ち、当該点光源と光源側の開口を結
ぶ直線が、光源側の開口の前記構造部材の厚み面と線接
触または面接触しない構造としている。これらの直線
は、開口の一部のエッジと接触するが、それ以外の個所
で接触することがない。特に、内周面はその面が直線の
方向に略並行しているから、その面の照度は光を垂直に
受けるものに比較して非常に低くなり、直接内周面を見
ても運転者にとって気になる明るさにはならない。この
ように、透孔の内周面の照度が、内装面よりも明るくな
らないから、照度の高い光照射面が存在しないことにな
り、直接またはルームミラーを介して運転者の視界に入
り込み、運転者の気の散る要因がなくなる。よつて、構
造部材の光が通過する透孔で、光が拡散することがなく
なる。
【0042】請求項2の光拡散防止構造は、光源と、そ
の光源からの光を通過させる透孔を有する構造部材とを
具備し、前記構造部材の透孔は、前記光源側の開口面積
を反光源側の開口面積よりも狭くした立体形状とし、当
該光源側の開口と当該光源の反対側の対抗する開口とを
直線で結ぶとき、前記光源側の開口と当該光源の反対側
の対抗する開口とが結ばれた直線の開口角度が、160
度以下としたものである。
【0043】したがって、直径の開口の一部のエッジと
直径の対抗するエッジとが接触する直線は、両直線が交
差する角度が小さくなっているから、喩え、直線と直径
の開口の一部のエッジと接触する部位の仕上げの性状か
ら乱反射が生じても、両直線及び直線が交差する角度が
小さくなっているから、その光が直接またはルームミラ
ーを介して運転者の視界に入り込むことがない。よつ
て、構造部材の光が通過する透孔で、光が拡散すること
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1における光拡散
防止構造の説明図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1における光拡散
防止構造の基本原理を説明する説明図である。
【図3】 図3は従来の光源とその光源からの光を通過
させる透孔を有する構造部材との関係を示す説明図であ
る。
【図4】 図4はグリルからシフトレバーにスポットラ
イトを当てる光源との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
A,B 直径 a,b 直線 H 高低差 10 ランプ 12 グリル 13 透孔 13a 段差孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 和司 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3K040 CA01 CA03 CA05 EA01 EA03 EB01 EC08 GA04 GB07 GC11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、その光源からの光を通過させる
    透孔を有する構造部材とを具備し、 前記構造部材の透孔は、前記光源側の開口面積を反光源
    側の開口面積よりも狭くした立体形状とし、前記光源を
    点と仮想し、当該点光源と光源側の開口とを直線で結ぶ
    とき、前記反光源側の開口は前記直線で結ばれた範囲外
    とし、かつ、当該点光源と光源側の開口を結ぶ直線が、
    前記光源側の開口の構造部材の厚み面と線接触または面
    接触しない構造としたことを特徴とする光拡散防止構
    造。
  2. 【請求項2】 光源と、その光源からの光を通過させる
    透孔を有する構造部材とを具備し、 前記構造部材の透孔は、前記光源側の開口面積を反光源
    側の開口面積よりも狭くした立体形状とし、当該光源側
    の開口と当該光源の反対側の対抗する開口とを直線で結
    ぶとき、前記光源側の開口と当該光源の反対側の対抗す
    る開口とが結ばれた直線の開口角度が、160度以下と
    したことを特徴とする光拡散防止構造。
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