JP4021891B2 - 車載用灯具 - Google Patents

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この発明は、乗用車等の車両で使用するのに好適な車載用灯具に関する。
従来、1個のランプハウジングに2種類のランプを取り付けて、車両の走行中にそれらのランプを使い分けることができる車載用灯具は公知である。例えば、特開2001−229710公報(特許文献1)には、LEDランプを光源としLED用反射面を有するLED灯具と、白熱ランプを光源とし白熱用反射面を有する白熱灯具とからなり、LED灯具と白熱灯具とが反射面を重ねるように連結されている車載用灯具が開示されている。
特開2001−229710公報
特許文献1に記載の車載用灯具では、LED用反射面と白熱用反射面との2種類の反射面を用意しなければならず、そのために車載用灯具製作上において手間がかかるということがある。また、この車載用灯具は、2種類の反射面を使用することによって、外形が大きなものになりがちであるということがある。
この発明が課題とするのは、1個のランプハウジングに2種類のランプを取り付けて使用する車載用灯具において、その製作に手間がかからないように改良を施すこと、およびその外形を小さくすることができるように改良を施すことを課題にしている。
前記課題解決のために、この発明が対象とするのは、水平に横方向へ延びるx軸と、垂直に縦方向へ延びるy軸と、水平に前後方向へ延びるz軸とを有し、これらx,y,z軸が互いに直交するランプハウジングの内部にハロゲンランプが設けられ、前記ハロゲンランプの第1バルブが前記z軸上に位置しており、前記z軸上における前記バルブの前方には前面レンズが設けられる一方、前記第1バルブの後方には前記レンズに対向する反射面が設けられ、前記前面レンズと前記反射面との間には、前記z軸に直交する方向の断面形状が環状を成すランプハウジング内周面が形成されている車載用灯具である。
かかる灯具において、前記内周面には、前記第1バルブと交差するとともに前記z軸に直交する線上に開口が形成され、前記開口には前記第1バルブに投光可能なLEDランプの第2バルブが納められて内周面の外側に位置する。
前記第1バルブには、前記第1バルブを囲む筒状のシェードが取り付けられている。
前記シェードは、前記線上における前記第2バルブから前記第1バルブまでの光路を遮ることがないように前記線上に位置する部位とその近傍とが切り欠かれていることを特徴とする。
請求項に係るこの発明の好ましい実施態様において、前記開口では、前記第2バルブの光を前記ハウジングの内部に向かって拡散させることが可能なレンズが前記第2バルブの前方に設けられている。
請求項1に係るこの発明においては、ランプハウジングの内周面に形成された開口にLEDランプの第2バルブが納められて内周面の外側に位置し、その第2バルブは、シェードが取り付けられたハロゲンランプの第1バルブに向かってz軸に直交する方向から投光可能である。第2バルブからの投光は、シェードが取り付けられた第1バルブで反射、拡散して、一部のものはハロゲンランプの反射面に向かい、この反射面で再び反射して前面レンズの外へ出る。
かかる車載用灯具は、ハロゲンランプと、LEDランプを使用しても、反射面は1つだけであるから、反射面を2つ必要とする従来技術に比べて、その製作が容易であり、ランプハウジングは小型化することが可能になる。
また、LEDランプの光を第1バルブで反射、拡散させた後に、その光を主光源であるハロゲンランプのための大きな反射面で反射させて前面レンズの外へ出すことができるから、LEDランプの如き照射角度の狭いランプを採用しても、広い照射角度を得ることができる。
請求項に係るこの発明の実施態様では、第2バルブからの光が第2バルブ前方のレンズによって拡散し、その拡散した光の一部も反射面で反射して前面レンズの外へ出るから、第2ランプの光の利用率が向上する。
添付の図面を参照して、この発明に係る車載用灯具の詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2,3は、車載用灯具の一例であるフォグランプ1の側面図と、部分破断斜視図と、図2におけるIII−III線断面図とである。フォグランプ1は、ランプハウジング2と、ランプハウジング2へ進入する第1電源コード3と、第2電源コード4とを有する。ランプハウジング2は、図2に示されるように、水平に横方向へ延びるx軸と、垂直に縦方向へ延びるy軸と、水平に前後方向へ延びるz軸とを有し、これらx,y,z軸が原点Oにおいて直交している。かかるハウジング2は、円筒状部分6がz軸に沿って延びているボディー7と、z軸上に位置する第1ランプ11と、z軸上において第1ランプ11の前方に位置していてボディー7に取り付けられた前面レンズ8と、z軸上において第1ランプ11の後方に位置していてボディー7の内側に設けられた反射面9とを有する。第1ランプ11は、第1バルブ12と第1バルブ固定部13とを有し、第1バルブ12がz軸に沿って長く延びており、第1バルブ固定部13には第1電源コード3がつながっている。好ましい第1バルブ12は、その内部に設けられたフィラメント等の光源(図示せず)が反射面9の焦点でもある原点Oに位置している。ボディー7の内側にはまた、シェード16が設けられている。シェード16は、第1バルブ12の前方部分を覆うように形成された被覆部17と、被覆部17から後方へ延びるように形成されてボディー7にねじ18によって固定されているアーム部19とを有し、被覆部17の後方では、第1バルブ12の一部分12aが下方に向かって露出している。ボディー7の円筒状部6は、z軸に直交する方向の断面形状が環状を成す内周面6aを有し、その内周面6aには、第2ランプ22の第2バルブ23の前端部分がのぞくように開口24が形成されている。かような開口24は、第1バルブ12における露出している部分12aと交差するとともにz軸に直交する線26の上に形成されている(図3参照)。
第2ランプ22は、ランプ取り付けユニット27に納められていて、そのユニット27がボディー7にねじ28によって固定されるとともに第2電源コード4につながっている。第2バルブ23の内部に設けられたフィラメント等の光源(図示せず)からの光は、開口24を通って第1バルブ12の一部分12aに向かい、その一部分12aを含む第1バルブ12において反射する。反射した第2バルブ23の光は、その一部分が反射面9において反射して前面レンズ8の外へ向かう。
かように形成されたフォグランプ1では、第1ランプ11に例えばハロゲンランプやキセノンランプ、白熱ランプ等を採用する一方、第2ランプ22には例えばLEDランプやハロゲンランプ、白熱ランプ等を採用して、第1ランプ11と第2ランプ22とを適宜切り替えるならば、フォグランプ1をフォグランプそのものとして使用したり、デイタイムランプやポジションランプとして使用したりすることができる。第1ランプ11と第2ランプ22とには、それぞれの使用目的に適した灯色を選ぶことができることはいうまでもない。また、このフォグランプ1では、第2ランプ22の光を第1バルブ12で反射、拡散させた後に、その光を主光源である第1ランプ11のための大きな反射面9で反射させて前面レンズ8の外へ出すことができるから、例えばLEDランプの如き照射角度の狭いランプを第2ランプとして採用しても、広い照射角度を得ることができる。しかも、その第2ランプ22は、ランプハウジング2の開口24に納まって内周面6aの外側に位置しているから、第2ランプ22の存在が第1ランプ11の配光パターンを乱す原因になったり、前面レンズ8の外へ向かう光量を低下させる原因になったりすることがない。第1ランプ11と第2ランプ22とは、このように反射面9を共用するものであるから、それぞれのランプ11,12がそれぞれの反射面を持つような従来技術のフォグランプのランプハウジングに比べると、ランプハウジング2は、その外形寸法を小さくすることが可能になる。ボディー7の開口24には、第2ランプ22の光をランプハウジング2の内部に向かって拡散させるレンズを取り付けておき、このレンズで拡散した光を反射面9で反射させることもできる。
図4,5は、この発明の実施態様の一例を示す図2,3と同様な図である。図示例のフォグランプ1では、第1ランプ11と第2ランプ22とが図2の場合と同様に取り付けられているが、第1ランプ11に使用されているシェード16は、第1バルブ12の先端部分のみを覆う被覆部17とアーム部19とからなる。第1バルブ12は、その先端部分以外が露出しており、y軸に平行して第2バルブ23から第1バルブ12へ向かう光路はシェード16によって遮られることがない。このようなフォグランプ1もまた、図2のフォグランプ1と同様に作用する。
図6,7もまた、この発明の実施態様の一例を示す図2,3と同様な図である。図示例のフォグランプ1は、図2のそれと同様に円筒状被覆部17とアーム部19とからなるシェード16を有する。ただし、図6,7のシェード16は、第1バルブ11のほぼ全長を覆う長さの被覆部17を有し、その被覆部17の下方部分には、z軸に平行して延びるスリット31が形成されているもので、図2における線26に相当する線32は、そのスリット31を通って第1バルブ12と第2バルブ23との間に延びている。このようなフォグランプ1もまた、図2,3のそれと同様に作用する。
この発明によれば、ランプハウジングに2種類のランプが取り付けられる車載用灯具を小型化することが可能であって、その製作に手間がかからない。
灯具(フォグランプ)の側面図。 灯具の部分破断斜視図。 図2のIII−III線断面図。 実施態様の一例を示す図2と同様な図。 実施態様の一例を示す図3と同様な図。 実施態様の他の一例を示す図2と同様な図。 実施態様の他の一例を示す図3と同様な図。
符号の説明
1 灯具(フォグランプ)
8 前面レンズ
9 反射面
11 第1ランプ
12 第1バルブ
22 第2ランプ
23 第2バルブ
x x軸
y y軸
z z軸

Claims (2)

  1. 水平に横方向へ延びるx軸と、垂直に縦方向へ延びるy軸と、水平に前後方向へ延びるz軸とを有しこれらx,y,z軸が互いに直交するランプハウジングの内部にハロゲンランプが設けられ、前記ハロゲンランプの第1バルブが前記z軸上に位置しており、前記z軸上における前記バルブの前方には前面レンズが設けられる一方、前記第1バルブの後方には前記レンズに対向する反射面が設けられ、前記前面レンズと前記反射面との間には、前記z軸に直交する方向の断面形状が環状を成すランプハウジング内周面が形成されている車載用灯具であって、
    前記内周面には、前記第1バルブと交差するとともに前記z軸に直交する線上に開口が形成され、前記開口には前記第1バルブに投光可能なLEDランプの第2バルブが納められて内周面の外側に位置し、
    前記第1バルブには、前記第1バルブを囲む筒状のシェードが取り付けられており、前記シェードが前記線上における前記第2バルブから前記第1バルブまでの光路を遮ることがないように前記線上に位置する部位とその近傍とが切り欠かれている
    ことを特徴とする前記灯具。
  2. 前記開口では、前記第2バルブの光を前記ハウジングの内部に向かって拡散させることが可能なレンズが前記第2バルブの前方に設けられている請求項1に記載の灯具。
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