JP2002203407A - 車両用ヘッドランプ装置 - Google Patents
車両用ヘッドランプ装置Info
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Abstract
好な車両用ヘッドランプ装置を提供する。 【解決手段】バルブ光を発光するヘッドランプバルブ5
と、ヘッドランプバルブ5から発光されたバルブ光を車
両前方に反射させるリフレクタ19と、リフレクタ19
の前面部に設けられた凸レンズ部材21と、凸レンズ部
材21を、リフレクタ19の前面部周縁19aに固定す
るリテーリングスプリング22と、リフレクタ19の側
面部19cに設けられて、バルブ光を車両側方に導出す
る開口部19dとを有する車両用ヘッドランプ装置であ
る。リテーリングスプリング22は、開口部19dの周
縁19eを覆う位置まで延設される延設部23を有して
いる。
Description
部をヘッドランプバルブを用いて照明する車両用ヘッド
ランプ装置に関するものである。
3号公報に記載された車両用ヘッドランプ装置が知られ
ている。
左,右両側方を各々照明するコーナーリングランプ3,
3が、左右一対のヘッドランプ4,4の各側縁に隣設し
て配置されている。
9号公報に記載されているものでは、ヘッドランプ4の
ハウジング7内に、バルブ光を発光するヘッドランプバ
ルブ5が設けられている。このハウジング7では、前面
部が開口形成されて、アウタレンズ9が装着されてい
る。
光されたバルブ光が、リフレクタ6によって車両前方に
反射されるように構成されている。
欠状の開口部6bが設けられて、この開口部6bに、コ
ーナーリングランプのインナレンズ8が設けられてい
る。
の作用について説明する。
インナレンズ8を透過した前記バルブ光が、この開口部
6bから車両側方に導出される。
で、ヘッドランプの前照灯としてのバルブと、コーナー
リングランプ3のバルブとが兼用できる。
ヘッドランプ装置としては、実開平5−82666号公
報に記載されているようなものが知られている。
うな従来のものでは、コーナーリングランプのインナレ
ンズ8を設けるために、リフレクタ6の側面部6aに切
欠状の開口部6bが形成されているため、前記リフレク
タ6の側面部6aが、アウタレンズ9越しに外部から見
えてしまう。
は、外部に露出する部分ではないので、塗装等の外観品
質を保持するための塗装或いはメッキ処理等の外観品質
を保持する処理は施されていない。
塗装或いはメッキ処理を施すと製造コストが増大してし
まうといった問題があった。
解消し、製造コストの増大を抑制しつつ、外観品質が良
好な車両用ヘッドランプ装置を提供することにある。
に、請求項1に記載された発明では、バルブ光を発光す
るヘッドランプバルブと、該ヘッドランプバルブから発
光されたバルブ光を車両前方に反射させるリフレクタ
と、該リフレクタの前面部に設けられたインナレンズ
と、該インナレンズを、前記リフレクタの前面部周縁に
固定するリテーリングスプリングと、前記リフレクタの
側面部に設けられて、前記バルブ光を車両側方に導出す
る開口部とを有する車両用ヘッドランプ装置であって、
前記リテーリングスプリングは、前記開口部周縁を覆う
位置まで延設される延設部を有する車両用ヘッドランプ
装置を特徴としている。
では、リテーリングスプリングの延設部によって、前記
リフレクタの側面部に設けられた開口部周縁が覆われ
る。
と、外観品質を向上させる為に塗装或いはメッキ処理さ
れているので、このリテーリングスプリングによって、
該側面部が覆われると、前記リフレクタの側面部を外側
方から見た外観品質を良好なものとすることができる。
ともと、塗装或いはメッキ処理されているので、別途、
前記リフレクタの側面部に塗装或いはメッキ処理等の外
観品質を向上させるための処理を行う場合に比して、製
造コストの増大を抑制できる。
記延設部は、前記開口部の外側に位置するインナフィニ
シャ部材の窓部開口の内周縁部よりも、外周縁が大きく
なるように構成される請求項1記載の車両用ヘッドラン
プ装置を特徴としている。
では、前記インナフィニシャ部材の窓部開口から、内部
を覗いても、前記リテーリングスプリングが見えるのみ
であるので、更に、外観品質が良好である。
形態1について、図示例と共に説明する。なお、前記従
来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付し
て説明する。
の車両用ヘッドランプ装置を示すものである。
1の車両用ヘッドランプ装置では、自動車10の前部2
左,右両端縁近傍には、主に車両前方を照明すると共
に、左,右側方も照明できるヘッドランプ装置11,1
1が各々設けられている。
すように、ハウジング12が、車体14の凹部14a内
に固定されて設けられている。このハウジング12は、
前面部12a及び側面部12bに渡って開口形成されて
いて、透明のアウタレンズ13が、この開口周縁に嵌着
されるように構成されている。
に、走行用前照灯15が収納される前照灯ケース部12
cと、車幅灯16が収納される車幅灯ケース部12d
と、すれ違い前照灯17が収納されるすれ違い前照灯ケ
ース部12eとが、車両内側から外側に向けて順次形成
されている。
内には、バルブ光を発光するヘッドランプバルブ5が、
前記ハウジング12に固定されたソケット部材18に装
着されて設けられている。
フレクタ19が設けられていて、前記ヘッドランプバル
ブ5から発光されたバルブ光が、主に車両前方に反射さ
れるように構成されている。
部分のみバルブ光を透過させるシェード部材20と、こ
のシェード部材20を透過したバルブ光を屈折させて、
車両前方を照明するインナレンズとしての凸レンズ部材
21とが配設されると共に、このリフレクタ19の前面
部周縁19aに、これらのシェード部材20及び凸レン
ズ部材21の外周縁20a,21aを固定する金属製の
リテーリングスプリング22が設けられている。
ング状を呈して、図6に示すように、断面形状を略コ字
状とすることにより、外周縁21a前面に弾接して、前
面部周縁19aに形成された内向きフランジ部19bと
の間に、前記外周縁20a,21aを挟持するように構
成されている。
は、予めメッキ処理が施されている。
には、略四角状の開口部19dが設けられて、この開口
部19dから前記バルブ光が車両側方に導出されるよう
に構成されている。
の一側部からは、この開口部19dの周縁19eを覆う
位置まで、車両後方に向けて延設される延設部23が一
体に形成されている。
りもやや面積を小さく設定されることにより、図7中二
点鎖線で示すように、開口部19dの周縁19eを被覆
する略四角形形状を呈するボロ隠し窓部23aが、形成
されている。
19d及びリテーリングスプリング23の外側で、前記
アウタレンズ13の内側に位置するようにインナフィニ
シャ部材24が設けられている。
4aには、前記ボロ隠し窓部23aに対応する位置に、
窓部開口としてのイルミネーション窓部開口24bが形
成されている。
4bの内周縁部24cよりも、前記延設部23の外周縁
23bが大きくなるように構成されている。
bには、イルミネーション用拡散レンズ25が外側から
装着されている。
明する。
置では、前記ヘッドランプバルブ5を点灯すると、この
ヘッドランプバルブ5から発せられたバルブ光は、前記
シェード部材20,凸レンズ部材21及びアウタレンズ
13を介して車両前方方向へ向けて照射されると共に、
前記リフレクタ19に形成された開口部19d,ボロ隠
し窓部23a,イルミネーション窓部開口24に設けら
れた前記イルミネーション用拡散レンズ25を介して前
記アウタレンズ13から車両側方へ照射される。
スプリング22の延設部23によって、前記リフレクタ
19の側面部19cに設けられた開口部19dの周縁1
9aが覆われる。
もと、外観品質を向上させる為にメッキ処理されている
ので、このリテーリングスプリング22の延設部23に
よって、この側面部19cのうち、前記イルミネーショ
ン窓部開口24bを介して、車両外部側方から見える部
分が、外観装飾部材で覆われて、前記リフレクタ19の
側面部19cを外側方から見た外観品質を良好なものと
することができる。
は、もともと、メッキ処理されているので、別途、前記
リフレクタ19の側面部19cに塗装或いはメッキ処理
等の外観品質を向上させるための処理を行う場合に比し
て、製造コストの増大を抑制できる。
dの外側に位置するインナフィニシャ部材24の窓部開
口24bの内周縁部24cよりも、外周縁23bが大き
くなるように構成されているので、前記インナフィニシ
ャ部材24の窓部開口24bから、内部を覗いても、前
記リテーリングスプリング23が見えるのみであるの
で、更に、外観品質が良好である。
スプリング22の表面にメッキ処理を施しているが、特
にこれに限らず、例えば、塗装等、外観品質が保持でき
るものであるならばよいことは当然である。
置を示し、図3中A−A線に沿った位置での要部の断面
図である。
装置が装着された車両の全体の構成を説明する外観斜視
図である。
部の斜視図である。
成を説明する側面図である。
レンズ等の分解斜視図である。
3中B−B線に沿った位置での断面図である。
部の分解斜視図である。
の斜視図である。
方向の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】バルブ光を発光するヘッドランプバルブ
と、該ヘッドランプバルブから発光されたバルブ光を車
両前方に反射させるリフレクタと、該リフレクタの前面
部に設けられたインナレンズと、該インナレンズを、前
記リフレクタの前面部周縁に固定するリテーリングスプ
リングと、前記リフレクタの側面部に設けられて、前記
バルブ光を車両側方に導出する開口部とを有する車両用
ヘッドランプ装置であって、 前記リテーリングスプリングは、前記開口部周縁を覆う
位置まで延設される延設部を有することを特徴とする車
両用ヘッドランプ装置。 - 【請求項2】前記延設部は、前記開口部の外側に位置す
るインナフィニシャ部材の窓部開口の内周縁部よりも、
外周縁が大きくなるように構成されることを特徴とする
請求項1記載の車両用ヘッドランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400770A JP3671841B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 車両用ヘッドランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400770A JP3671841B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 車両用ヘッドランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002203407A true JP2002203407A (ja) | 2002-07-19 |
JP3671841B2 JP3671841B2 (ja) | 2005-07-13 |
Family
ID=18865295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000400770A Expired - Fee Related JP3671841B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 車両用ヘッドランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3671841B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055943A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Toyota Auto Body Co Ltd | 乗用車のランプユニット |
JP2013220806A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Toyota Motor East Japan Inc | 前照灯の車両への取付配置構造 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000400770A patent/JP3671841B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010055943A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Toyota Auto Body Co Ltd | 乗用車のランプユニット |
JP2013220806A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Toyota Motor East Japan Inc | 前照灯の車両への取付配置構造 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3671841B2 (ja) | 2005-07-13 |
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