JP2001334022A - 遊技機の装飾部材 - Google Patents

遊技機の装飾部材

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JP2001334022A
JP2001334022A JP2000158208A JP2000158208A JP2001334022A JP 2001334022 A JP2001334022 A JP 2001334022A JP 2000158208 A JP2000158208 A JP 2000158208A JP 2000158208 A JP2000158208 A JP 2000158208A JP 2001334022 A JP2001334022 A JP 2001334022A
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JP2000158208A
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Toshihiro Uchigashima
敏博 内ヶ島
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
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Takao Co Ltd
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Takao Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の特別図柄表示装置を有するセンター役
物を採用した遊技機であっても遊技領域を小さくするこ
とがなく、しかも、遊技球を遊技領域の内側方向に誘導
することができる遊技機の装飾部材を提供すること。 【解決手段】遊技盤14に形成される遊技領域22の左
右側端部に装飾部材であるサイドランプ29、29を配
設する。このサイドランプ29、29は、平面板状の弓
形状を有し、サイドランプ29、29の前面を遊技球が
流下可能とすることにより、大型化した特別図柄表示装
置24を有するセンター役物23を遊技領域22に配設
しても、遊技領域22を小さくすることがない。しか
も、このサイドランプ29、29には、サイドランプ2
9、29の前面を流下してきた遊技球を遊技領域22の
内側方向へ誘導する案内部材41、41が設けられてい
るので、遊技領域22に配設される各入賞口へ入賞する
可能性を持たせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、詳
しくは遊技機の代表例であるパチンコ機等の遊技盤に配
設される装飾部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の代表例としてのパチンコ
機は、機枠と、略中央部に窓孔が設けられた額縁状の前
面枠とを有し、この窓孔を塞ぐように前面枠の裏側に遊
技盤が固定されると共に、窓孔の周縁部分に金枠が開閉
可能に取付けられており、該金枠に嵌められた透明な透
過部材によって遊技盤の前面を覆うように構成されてい
る。
【0003】前記遊技盤には、遊技領域区画部材で囲ん
で遊技領域が形成され、この遊技領域内に、遊技部材で
ある複数の入賞口、特定口、センター役物、アウト口、
遊技球の誘導部材である風車、遊技の進行に合わせて遊
技性を高める装飾部材であるサイドランプ等が配設され
ている。そして、この遊技領域のほぼ全域に遊技球の進
路を不規則にするための障害釘が突設している。また、
前記センター役物内には、遊技球が特定口を通過するこ
とに基づいて複数の識別情報を変動表示可能な可変表示
装置が設けられており、遊技球が特定口を通過すると、
可変表示装置の複数の図柄が変動を開始し、所定時間経
過後に停止した図柄の組み合わせが予め定められた大当
り図柄であれば、大当りとなり、通常時には入賞不可能
な可変入賞口を開状態とすることにより、遊技者に有利
となる特別遊技を実行させるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
この種のパチンコ機は、可変表示装置の演出内容を多様
化させ、その演出内容も細かく表示できるように、大型
の可変表示装置、特に縦方向の長さよりも横方向の長さ
が長くなっている、いわゆるワイド型画面を採用した可
変表示装置を有するセンター役物が採用されてきてい
る。このように大型の可変表示装置を有するセンター役
物を遊技盤に配設すると、遊技領域内の中央大部分をセ
ンター役物が占有することになる。特に、ワイド型画面
を採用した可変表示装置を有するセンター役物の場合に
は、このセンター役物とサイドランプ間に残される左右
の遊技領域が極めて小さくなり、センター役物の左右を
流下する遊技球の流下経路がほとんど決められてしまっ
ている。要するに、遊技者は、遊技領域に発射された遊
技球があらゆる方向に誘導される挙動を楽しむというパ
チンコ機本来の興趣を殺ぐことになっている。また、複
数の入賞口、可変入賞口等は、遊技領域の中央付近に多
く配設されており、センター役物の左右を流下してきた
遊技球は、他の経路を流下してきた遊技球よりも入賞口
に入賞する可能性が極めて低くなるという点において
も、遊技者に対して不利益を及ぼすこととなっている。
【0005】そこで、本発明は上記のような事情に鑑み
てなされたもので、遊技領域に大型の可変表示装置を有
するセンター役物を配設しても、センター役物とサイド
ランプ間の遊技領域を小さくすることなく遊技領域を確
保することができ、しかも、センター役物の左右を流下
してきた遊技球を遊技領域の内側方向に案内することに
より、入賞口に入賞する可能性を高めることができる遊
技機の装飾部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み提案されたもので請求項1記載の遊技機の装飾部材
は、遊技領域を形成した遊技盤と、前記遊技領域内の略
中央部に配設され、遊技球が特定口を通過したことに基
づいて複数の識別情報を変動表示可能な縦幅よりも横幅
の大きい可変表示装置を有するセンター役物と、前記遊
技領域内の左右側端部分に各々配設され、遊技の進行に
合わせて表示態様を変化可能な電気部品を有する弓状の
装飾部材とを備えた遊技機において、前記装飾部材は、
遊技盤に螺設するための平面板状の本体枠と、該本体枠
の前面に取り付けられ、装飾効果を高めるためのレンズ
部材と、該レンズ部材の裏面に配設される前記電気部品
とから構成すると共に、前記本体枠の前面を遊技球が流
下可能であることを特徴とするものである。
【0007】加えて、請求項2記載の遊技機の装飾部材
は、請求項1記載の遊技機の装飾部材において、前記装
飾部材に、前記本体枠の前面を流下してくる遊技球を前
記遊技領域の内側方向に案内する案内部材を設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、好適な実施例により発明の
実施の形態をより具体的に説明する。なお、本発明の実
施の形態は、下記の実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り
得ることはいうまでもない。
【0009】
【実施例】図1は遊技機の代表例であるパチンコ機10
の正面斜視図である。このパチンコ機10は、遊技店の
遊技機設置島に設置固定するための外枠11にヒンジ機
構12、12を上下に設け、額縁状に形成された内枠1
3を開閉可能に軸着している。内枠13には、開口部を
塞ぐように遊技盤14が装着されており、内枠13の前
面側からは遊技盤14の遊技領域を透視するための透過
部材15を有する金枠16が開閉可能に螺着されてい
る。
【0010】遊技盤14の下方には、遊技球を整列流下
させながら発射装置(図示は省略)に誘導するための上
皿17が配設されている。この上皿17は払出された賞
品球が流出する流出口17aおよび上皿17に貯留され
た遊技球を排出するための上皿球抜きレバー17bを有
している。
【0011】上皿17の下方には、下皿18が配設され
ている。この下皿18は、上皿17が遊技球で満杯とな
り、上皿17に賞品球が払出せなくなったときに、賞品
球は上皿17の裏面に設けられているオーバーフロー通
路(図示は省略)を流下して下皿18に設けられる流出
口18aから流出し、下皿18に貯留される。また、下
皿18は貯留した遊技球を球箱などに排出するための下
皿球抜きレバー18bを有すると共に、右端部には、発
射レバー19を有した発射ハンドル20が装着されてい
る。そして、この発射レバー19を遊技者が回転操作す
ることで遊技球を遊技盤14の上方に発射することがで
きる。
【0012】次に、図2にしたがって、遊技盤14の構
成について説明する。図2は遊技盤14の正面図であ
る。図に示すように、遊技盤14は周囲を遊技領域区画
部材であるガイドレール21で円形状に外囲され、この
ガイドレール21で囲まれた領域が遊技領域22とな
る。遊技領域22の略中央部には、センター役物23が
装着されている。このセンター役物23は、中央部に特
別図柄の表示態様を変化させた後に確定表示させる液晶
式の特別図柄表示装置24が装着されている。この特別
図柄表示装置24は、縦幅よりも横幅がはるかに大き
な、いわゆるワイド型の液晶式表示装置で、7インチ程
度の大きさを有している。
【0013】そして、特別図柄表示装置24の上部には
普通図柄の表示態様を変化させた後に確定表示させる普
通図柄表示装置25が装着されている。この普通図柄表
示装置25は、三角形のそれぞれの頂点に3個のLED
が配置されており、所定条件を満足すると、この3個の
LEDが時計回りに順次点灯しながら変動を開始し、あ
る一定時間変動すると、何れかの頂点のLEDが点灯す
ることにより確定表示される。そして、この確定表示さ
れたLEDが、上頂点の場合には「当り」となり、左頂
点、右頂点の場合には「はずれ」となる。
【0014】また、センター役物23の上部左右には、
遊技球が入球可能なワープ口26、26が設けられてお
り、このワープ口に入球した遊技球は、センター役物2
3の左右両端部に設けられる図示しないワープ通路を流
下して、その下方に設けられるステージ27面に排出さ
れる。そして、ステージ27面上に排出された遊技球
は、ステージ27面上を左右に揺動した後、ステージ2
7面上から自然落下することにより、再び遊技領域22
を流下する。
【0015】センター役物23の上方には、風車28、
28が配設されており、センター役物23の左右、遊技
領域22の左右側端部には、装飾部材であるサイドラン
プ29、29が各々配設されている。そして、センター
役物23の下方には、普通図柄始動用ゲート30、30
および特定口である開閉羽根31a、31bを有した普
通電動役物31が配設されている。なお、サイドランプ
29、29は、本発明の要旨であるので、詳細な説明は
後述することとする。
【0016】普通電動役物31の左右、サイドランプ2
9、29の下部には、普通入賞口32、32が配設され
ており、普通電動役物31の下方には、可変入賞装置で
ある第1種特別電動役物33が装着されている。この第
1種特別電動役物33は、中央部に大入賞口34が設け
られており、この大入賞口34内部には、特定領域とし
てのVゾーン35が設けられている。また、大入賞口3
4の両端には、普通入賞口36、36が設けられてお
り、第1種特別電動役物33の下方、遊技領域22の最
下部には、アウト口37が設けられている。
【0017】次に、本発明の要旨である遊技の進行に合
わせて表示態様を変化可能な電気部品を有する装飾部材
のサイドランプ29の構造について図3〜図6にしたが
って説明する。図3は、サイドランプ29の正面図、図
4は、同縦断面図、図5は、同正面斜視図、図6は、同
裏面斜視図である。なお、ここでは、遊技盤14の左側
端部に配設されるサイドランプ29を代表例として説明
するが、遊技盤14の右側端部に配設されるサイドラン
プ29は、左側端部に配設されるサイドランプ29を左
右対称としたものであり、構造は同一である。
【0018】図に示すように、サイドランプ29は、遊
技盤14に螺設するための本体枠38と、この本体枠3
8に様々な部品を取付ることにより構成されている。ま
ず、本体枠38は、平面板状の弓形状を有しており、遊
技盤14に螺設するためのビスを貫通するビス孔38a
が4箇所開口している。また、本体枠38の前面には、
後述するLEDが点灯あるいは点滅作動することによ
り、装飾効果を高めるための発光部となる上レンズ39
および下レンズ40が裏面より取り付けられている。そ
して、本体枠38の略中央部には、サイドランプ29の
前面を流下してきた遊技球を遊技領域22の内側方向に
案内するための案内部材41が裏面からのビスにより取
り付けられている。この案内部材41は、上面に下り勾
配を形成した案内部42が設けられており、この案内部
42は、傾斜の異なる2つの傾斜面を有し、傾斜角が大
きい傾斜面42aと、傾斜角が傾斜面42aよりも小さ
い傾斜面42bで形成される。そして、本体枠38の下
部には、普通入賞口32が設けられている。
【0019】また、本体枠38の裏面には、遊技の進行
に合わせて点灯あるいは点滅作動する複数個のLEDを
有する上LED基板43と、下LED基板44が設けら
れており、この上LED基板43と下LED基板44を
保護するための上基板カバー45および下基板カバー4
6が各々の基板の背面に取り付けられている。また、前
述した普通入賞口32の背面には、入賞した遊技球を背
面に誘導するための誘導樋47が本体枠38と一体に形
成されている。
【0020】続いて、図7にしたがって、前述したサイ
ドランプ29の構成部品についてさらに詳細に説明す
る。図7は、サイドランプ29の分解斜視図である。図
に示すように、本体枠38は、平面板状の弓形状を有
し、合成樹脂で形成されている。そして、この本体枠3
8には、遊技盤14に螺設するためのビス孔38aが4
箇所設けられており、上部には上レンズ39を嵌め込む
ための開口部48が開口し、下部には下レンズ40を嵌
め込むための開口部49が開口している。また、普通入
賞口32の取付面には、普通入賞口32に入賞した遊技
球を本体枠38の裏面に設けられる誘導樋47と連通し
た開口部50も開口している。
【0021】本体枠38の前面には、前述したように案
内部材41および普通入賞口32が取り付けられてい
る。案内部材41は、上面に本体枠38の前面を流下し
てきた遊技球を遊技領域22の内側方向に案内するため
の案内部42が設けられており、この案内部42は、傾
斜の異なる2つの傾斜面を有し、傾斜角が大きい傾斜面
42aと、傾斜角が傾斜面42aよりも小さい傾斜面4
2bが設けられている。また、前面、左右側面および下
面には、見栄えを向上させるための装飾が施されてお
り、これらの面を合成樹脂により一体で成形される。そ
して、この案内部材41を本体枠38に取り付ける場合
には、案内部材41の背面を本体枠38に当接し、本体
枠38の裏面から図示しないビスにより締着させる。こ
のように取り付けることにより、本体枠38の前面に案
内部材41を突出して設けることができる。
【0022】また、普通入賞口32は、上面に遊技球が
入賞可能な開口部32aが開口しており、前面、左右側
面および下面には、見栄えを向上させるための装飾が施
され、これらの面を合成樹脂により一体で成形される。
そして、この普通入賞口32を本体枠38に取り付ける
場合には、普通入賞口32の背面を本体枠38に当接
し、本体枠38の裏面から図示しないビスにより締着さ
せる。このように取り付けることにより、普通入賞口3
2の開口部32aと本体枠38の開口部50が連通する
ことになる。即ち、普通入賞口32の開口部32aに入
賞した遊技球は、開口部32aを落下し、開口部50を
通過して誘導樋47に誘導され、本体枠38の裏面に排
出することができる。
【0023】本体枠38の裏面には、上レンズ39およ
び下レンズ40が取り付けられている。これら上レンズ
39および下レンズ40は、透過性のある合成樹脂で形
成されており、表面には光を拡散するための処理が施さ
れている。そして、上レンズ39および下レンズ40の
背面には、上LED基板43および下LED基板44が
装着されている。これら上LED基板43および下LE
D基板44には、複数個のLED51が設けられてお
り、これらのLED51を遊技の進行に合わせて点灯あ
るいは点滅作動させることにより、装飾効果を高めてい
る。また、上LED基板43および下LED基板44の
背面には、これらの基板を覆うことにより保護するため
の上基板カバー45および下基板カバー46が図示しな
いビスにより取り付けられている。
【0024】次に、前述したサイドランプ29を遊技盤
14に取り付ける場合の取付方法について、図8にした
がって説明する。図8は、サイドランプ29を遊技盤1
4に取り付ける場合の説明図である。図8に示すよう
に、遊技盤14内に形成される遊技領域22の左右側端
部には、サイドランプ29を嵌め込むための開口部52
が開口している。この開口部52は、サイドランプ29
の本体枠38よりも小さく、本体枠38の裏面に取り付
けられる上LED基板43、下LED基板44および上
基板カバー45、下基板カバー46を挿入可能な大きさ
を有するものである。そして、開口部52にサイドラン
プ29を取り付ける場合には、開口部52の前方よりサ
イドランプ29を嵌め込むように装着し、本体枠38に
設けられるビス孔38aに図示しないビスを介して遊技
盤14に締着させる。このように、サイドランプ29を
遊技盤14に取り付けることにより、図9に示すよう
に、本体枠38の前面と遊技盤14の表面とをほぼ同一
面にすることができる。
【0025】次に、このようにサイドランプ29を遊技
盤14に取り付けたパチンコ機10で遊技を行った場合
について、図10〜図12にしたがって説明する。図1
0は遊技盤14の正面図、図11はサイドランプ29を
遊技盤に取り付けた状態の縦断面図、図12はサイドラ
ンプ29を遊技盤14に取り付けた状態の拡大正面斜視
図である。図10に示すように、遊技盤14に形成され
る遊技領域22の上方に発射された遊技球53は、遊技
領域22に設けられる図示しない誘導釘や風車28等に
より様々な方向に進路を変更されながら下方に流下す
る。そして、ある遊技球53は、センター役物23の上
部に設けられるワープ口26、26に入球し、ワープ口
26、26に入球しなかった遊技球53は、センター役
物23の左右の何れかを流下することになる。
【0026】そして、遊技領域22の左右側端部には、
サイドランプ29、29が取り付けられているが、この
サイドランプ29、29は、前述したように本体枠38
が平面板状に形成されている。即ち、図11に示すよう
に、本体枠38の前面と遊技盤14の前面が同一面とな
るように取り付けられているため本体枠38の前面を遊
技球が流下可能である。即ち、サイドランプ29の前面
を遊技球が流下可能であるので、大型化した特別図柄表
示装置24を有するセンター役物23を採用しても遊技
球53の流下方向に変化を与えるだけの遊技領域22を
確保することができる。要するに遊技領域22が小さく
なるということがない。
【0027】しかも、このサイドランプ29には、案内
部材41が設けられているので、サイドランプ29の前
面を流下してきた遊技球は、この案内部材41により遊
技領域22の内側方向に誘導することができる。このこ
とについて、図12にしたがって説明すると、サイドラ
ンプ29の前面を流下してきた遊技球は、その下方に突
設する案内部材41の上面に形成される案内部42に当
接する。この案内部42は、遊技領域22の内側方向に
傾斜した傾斜面42a、42bで構成されているので、
案内部42に当接した遊技球がその傾斜面42a、42
bにより、遊技領域の内側方向へ誘導させることができ
る。即ち、遊技球を入賞口が多く配設されている遊技領
域22の内側方向に誘導することにより、入賞口に入賞
する可能性をワープ口26、26に入球してステージ2
7面上から落下した遊技球53と同様にすることができ
る。
【0028】以上のように、このサイドランプを使用す
れば、遊技球がサイドランプの前面を流下可能であるの
で、遊技領域を小さくすることなく、大型の特別図柄表
示装置を有するセンター役物を採用することができる。
しかも、このサイドランプには、前面を流下してきた遊
技球を遊技領域の内側方向へ誘導するための案内部材が
設けてあるので、サイドランプの前面を流下してきた遊
技球であっても、他の経路を流下してきた遊技球と同様
に、遊技領域に配設される複数の入賞口に入賞する可能
性がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の遊
技機の装飾部材によれば、遊技領域を形成した遊技盤
と、前記遊技領域内の略中央部に配設され、遊技球が特
定口を通過したことに基づいて複数の識別情報を変動表
示可能な縦幅よりも横幅の大きい可変表示装置を有する
センター役物と、前記遊技領域内の左右側端部分に各々
配設され、遊技の進行に合わせて表示態様を変化可能な
電気部品を有する弓状の装飾部材とを備えた遊技機にお
いて、前記装飾部材は、遊技盤に螺設するための平面板
状の本体枠と、該本体枠の前面に取り付けられ、装飾効
果を高めるためのレンズ部材と、該レンズ部材の裏面に
配設される前記電気部品とから構成すると共に、前記本
体枠の前面を遊技球が流下可能であることとしたので、
大型の特別図柄表示装置を有するセンター役物を採用し
ても、遊技球の挙動に変化を与えるだけの遊技領域を確
保することができる。即ち、遊技領域を小さくすること
なく遊技を行うことができる。したがって、遊技者は遊
技球の挙動に一喜一憂して遊技を楽しむことができる。
なお、遊技盤に配設される特別図柄表示装置が大型化す
るほど、本発明の効果も大きくなると言える。
【0030】加えて、請求項2記載の遊技機によれば、
請求項1記載の遊技機の装飾部材において、前記装飾部
材に、前記本体枠の前面を流下してくる遊技球を前記遊
技領域の内側方向に案内する案内部材を設けた構成とし
たので、装飾部材の前面を流下してくる遊技球であって
も、他の経路を流下してきた遊技球と同様に遊技領域に
配設される入賞口等に入賞する可能性を持たすことがで
きる。即ち、遊技者に不利益になるということがない。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面斜視図である。
【図2】 実施例の遊技盤の正面図である。
【図3】 実施例のサイドランプの正面図である。
【図4】 実施例のサイドランプの縦断面図である。
【図5】 実施例のサイドランプの正面斜視図である。
【図6】 実施例のサイドランプの裏面斜視図である。
【図7】 実施例のサイドランプの分解斜視図である。
【図8】 実施例のサイドランプを遊技盤に取り付ける
場合の説明図である。
【図9】 実施例のサイドランプを遊技盤に取り付けた
状態の縦断面図である。
【図10】実施例の遊技盤を流下する遊技球の経路を示
す説明図である。
【図11】実施例のサイドランプの前面を流下する遊技
球の様子を示す説明図である。
【図12】実施例のサイドランプの案内部材により誘導
される遊技球の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機、11…外枠、12…ヒンジ機構、1
3…内枠、14…遊技盤、15…透過部材、16…金
枠、17…上皿、17a…流出口、17b…上皿球抜き
レバー、18…下皿、18a…流出口、18b…下皿球
抜きレバー、19…発射レバー、20…発射ハンドル、
21…ガイドレール、22…遊技領域、23…センター
役物、24…特別図柄表示装置、25…普通図柄表示装
置、26…ワープ口、27…ステージ、28…風車、2
9…サイドランプ、30…普通図柄始動用ゲート、31
…普通電動役物、31a、b…開閉羽根、32…普通入
賞口、33…第1種特別電動役物、34…大入賞口、3
5…Vゾーン、36…普通入賞口、37…アウト口、3
8…本体枠、38a…ビス孔、39…上レンズ、40…
下レンズ、41…案内部材、42…案内部、42a、b
…傾斜面、43…上LED基板、44…下LED基板、
45…上基板カバー、46…下基板カバー、47…誘導
樋、48…開口部、49…開口部、50…開口部、51
…LED、52…開口部、53…遊技球。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域を形成した遊技盤と、前記遊技
    領域内の略中央部に配設され、遊技球が特定口を通過し
    たことに基づいて複数の識別情報を変動表示可能な縦幅
    よりも横幅の大きい可変表示装置を有するセンター役物
    と、前記遊技領域内の左右側端部分に各々配設され、遊
    技の進行に合わせて表示態様を変化可能な電気部品を有
    する弓状の装飾部材とを備えた遊技機において、 前記装飾部材は、遊技盤に螺設するための平面板状の本
    体枠と、 該本体枠の前面に取り付けられ、装飾効果を高めるため
    のレンズ部材と、 該レンズ部材の裏面に配設される前記電気部品とから構
    成すると共に、 前記本体枠の前面を遊技球が流下可能であることを特徴
    とする遊技機の装飾部材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技機の装飾部材におい
    て、 前記装飾部材に、前記本体枠の前面を流下してくる遊技
    球を前記遊技領域の内側方向に案内する案内部材を設け
    たことを特徴とする遊技機の装飾部材。
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