JP2001332327A - 端子接続方法 - Google Patents
端子接続方法Info
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
ようにする。 【解決手段】 端子14の先端部には一対の延出部1
5、16が形成されていると共に、その根元部外側には
当て部17a、17bが形成されている。さらに、延出
部15、16の外側部は、端子接続孔12に挿通された
状態で該端子接続孔12内面に対して根元部側から先端
部側に向かうに従って順次離間する傾斜状に形成されて
いる。また、延出部15、16の先端には外側へ屈曲し
て突出する爪部18、19が形成されている。端子14
をプリント基板11の端子接続孔12に圧着させるにつ
いては、この端子14を端子接続孔12に挿通し、その
後、延出部15、16を拡開変形させて、その外側部を
端子接続孔12内面に圧接すると共に爪部18、19を
端子接続孔12縁部に圧着させる。
Description
子接続孔に挿通し、その後、前記延出部の先端部を端子
接続孔縁部に圧着させるようにした端子接続方法に関す
る。
方法の一例を図8を参照して説明する。端子1の先端部
には、左右一対の延出部2、3がほぼストレート形状に
形成されている。この場合、この延出部2、3の外側部
間の寸法Cは、プリント基板4の端子接続孔5の内幅寸
法より僅かに小さくなるように設定されている。なお、
このプリント基板4の端子接続孔5の内面と、該プリン
ト基板4の上面と、下面とにかけて導体層6が形成され
ている。この端子1の延出部2、3を、前記端子接続孔
5に挿通し、この後、延出部2、3において端子接続孔
5から突出する部分をそれぞれ別々に左右に屈曲させ、
もって端子1をプリント基板4の端子接続孔5縁部に圧
着すると共に、端子1の抜け止めも図るようになってい
る。この後、端子接続孔5に半田を充填し、電気的導通
の確実化を図るようになっている。
突出部を屈曲させる場合に、その小さな突出部を曲げ加
工することはかなり面倒で、しかも、一度に最終状態
(ほぼ90°の角度状態)まで屈曲させることができ
ず、通常は、一旦ほぼ45°の中間角度状態まで曲げ、
その後、最終状態まで曲げるものであり、作業工数が多
く、総じて圧着作業が面倒であった。
あり、その目的は、端子を基板に簡単に圧着することが
できる端子接続方法を提供するにある。
と、一対の延出部には予め外側へ屈曲された爪部が形成
されているから、延出部を端子接続孔に挿通して延出部
間を拡開させると、自ずと、爪部を基板の他面側の端子
接続孔縁部に圧着させることができる。この場合、この
爪部自体を大きく曲げ加工する必要がないから、拡開工
程は1回では良い。また、端子の当て部が基板の一面側
の端子接続孔縁部に当てられ、且つ爪部が基板の他面側
の端子接続孔縁部に圧着することで、端子が基板に動き
止め状態に固着される。このように一対の延出部を拡開
させるのみで、端子を、基板に簡単に圧着することがで
きる。
端子接続孔に挿通したときに、この延出部の根元部が端
子挿通孔に隙間なく嵌合することにより、端子を端子接
続孔にずれなく位置決めできる。しかも、延出部の外側
部が傾斜状をなすことにより、延出部を端子接続孔に挿
通して延出部間を拡開させたときに、延出部の外側部が
端子接続孔内面に圧着されるようになり、電気的な接触
抵抗の低減および機械的な固着強化を図ることができ
る。
き図1ないし図4を参照して説明する。基板たるプリン
ト基板11には、図3に示すように、端子接続孔12が
形成されている。この端子接続孔12は、全体として円
形をなす部分12aの両側に細い溝12b、12cを有
する構成である。そして、この端子接続孔12の内面か
ら、基板11の一面である上面11aおよび他面である
下面11bにかけて導体層13(これはきわめて薄い層
であるが、図面上は見易くするために厚くしてある)が
形成されている。また、この基板11には絶縁被膜も形
成されているが、図示は省略している。
記端子接続孔12の内幅寸法Bより若干幅広な平板状を
なしている。この端子14の先端には相互に離間する左
右一対の延出部15、16が形成されている。この延出
部15、16の根元部間の寸法A2は前記端子接続孔1
2の内幅寸法Bより僅かに小さくなるように設定されて
おり、また、延出部15、16の外側部の形状は、端子
接続孔12に挿通されたときにその根元部から先端側に
向かうに従って端子接続孔12内面から順次離間する傾
斜状となるように形成されている。
6の根元部には平坦な当て部17a、17bが形成され
ており、この当て部17a、17bの外側間寸法は端子
14の幅寸法A1と同じであり、従って端子接続孔12
の内幅寸法Bより大きな寸法(幅広)となっている。そ
して、この延出部15、16の先端には外側へ屈曲して
突出する爪部18、19が形成されている。この爪部1
8、19の外側間寸法A3も端子接続孔12の内幅寸法
Bよりは小さく(幅狭に)設定されている。なお、延出
部15、16の間には若干上方へ入り込むように溝部2
0が形成され、この溝部20の両側縁部には切欠部20
a、20bが形成されている。
基板11に接続する場合、端子14の延出部15、16
を、図1に示すように、その当て部17a、17bがプ
リント基板11の上面11aに当たるまで、端子接続孔
12に挿通する。このとき延出部15、16の根元部が
端子接続孔12にほとんど隙間なく嵌合するようにな
る。そして、延出部15、16間に、図示しないが例え
ばくさび形状の拡開用の工具を圧入して、延出部15、
16を押し広げる。これにより、図4に示すように、延
出部15、16が切欠部20a、20b部分から広がる
ように変形され、延出部15、16の各外側部が端子接
続孔12内面(導体層13内面)に圧接すると共に、爪
部15、16が自ずと基板11の下面11bにおける端
子接続孔12縁部に圧着する。これにより、端子14が
プリント基板11に動き止め状態に固着される。なお、
この後、基板11の下面11b側を半田液に浸漬して導
体層13と端子14とを半田付けする。この場合、端子
挿通孔12に円形の部分12aつまり空間が存在するこ
とにより、半田が端子挿通孔12内に良好に浸入して延
出部15、16の根元部まで回り込むようになる。
部15、16に、外側へ屈曲する形態の爪部18、19
を予め形成しておくことにより、延出部15、16を端
子接続孔12に挿通して延出部15、16間を拡開させ
たときに、自ずと、爪部18、19を基板11の下面1
1b側の端子接続孔12縁部に圧着させることができる
ようになる。この場合、この爪部18、19自体を大き
く曲げ加工する必要がないから、拡開工程は1回では済
み、もって、端子14を、基板11に簡単に圧着するこ
とができる。
6を端子接続孔12に挿通したときに、この延出部1
5、16の根元部が端子挿通孔12に隙間なく嵌合する
ことにより、端子14を端子接続孔12にずれなく位置
決めできる。さらに、延出部15、16の外側部の形状
を、端子接続孔12に挿通されたときにその根元部から
先端側に向かうに従って端子接続孔12内面から順次離
間する傾斜状となるように形成したから、延出部15、
16を端子接続孔12に挿通して延出部15、16間を
拡開させたときに、延出部15、16の外側部が端子接
続孔12内面に圧着されるようになり、電気的な接触抵
抗の低減および機械的な固着強化を図ることができる。
さらに、切欠部20a、20bを形成したので、延出部
15、16の拡開変形が容易となる。
おり、この実施例においては、次の点が第1の実施例と
異なる。すなわち、第1の実施例では、延出部15、1
6の形状として、その根元部が太くなっている形状を例
示したが、この第2の実施例では、延出部15、16
を、その根元部も先端部もほぼ同じ太さに形成してい
る。この実施例においても、延出部15、16を根元部
から容易に変形させることができる。
側部を傾斜状に形成したが、本発明の第3の実施例とし
て示す図6のように、延出部15、16の外側部および
内側部ともにストレート状に形成しても良く、このよう
にしても本発明の所期の目的は達成できるものである。
の実施例として示す図7のように、端子の延出部が挿通
し得る程度のスリット状の端子接続孔21でも良い。さ
らにまた、基板としてはプリント基板以外でも、導体板
を貼着した基板や、ワイヤー接続される構成の基板にも
適用できるものである。
断正面図
斜視図
層、14は端子、15、16は延出部、17a、17b
は当て部、18、19は爪部、21は端子接続孔を示
す。
Claims (2)
- 【請求項1】 基板の端子接続孔に端子を接続する端子
接続方法において、 端子の先端に、前記端子接続孔への挿通が可能な幅寸法
の一対の延出部を形成すると共に、各延出部の根元部に
前記端子接続孔より幅広な当て部を形成し、 前記延出部の各先端部に、前記端子接続孔より幅狭で外
側へ屈曲する爪部を形成し、 前記延出部を基板の一面側より前記端子接続孔に挿通し
て前記当て部を基板の一面側の端子接続孔縁部に当て、 この状態で、前記延出部間を拡開させて前記爪部を基板
の他面側の端子接続孔縁部に圧着させるようにしたこと
を特徴とする端子接続方法。 - 【請求項2】 延出部の外側部の形状を、端子接続孔へ
の挿通状態で、延出部根元部で端子接続孔とほぼ隙間な
く嵌合し且つその根元部から先端側に向かうに従って端
子接続孔内面から順次離間する傾斜状に形成したことを
特徴とする請求項1記載の端子接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148115A JP4258954B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 端子接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001332327A true JP2001332327A (ja) | 2001-11-30 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173174A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Jimbo Electric Co Ltd | 配線器具 |
JP2008502114A (ja) * | 2004-06-09 | 2008-01-24 | ファイゲル アンドレアス | 圧入コンタクト及び該圧入コンタクトの製作法 |
JP2010080333A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 端子金具付き電線及び端子金具 |
CN113411949A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-09-17 | 广州广合科技股份有限公司 | 制作pcb压接孔的方法 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000148115A patent/JP4258954B2/ja not_active Expired - Fee Related
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