JP2010080333A - 端子金具付き電線及び端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】強い力で圧着しなくても良好な電気的接続状態を確保することができる端子金具付き電線及び端子金具を提供する。
【解決手段】端子金具30の底板部から突出する雄端子51,52の先端部51A,52Aが単芯線21の露出した扁平部23に形成された端子挿入孔25に挿入されており、その先端部51A,52Aが端子挿入孔25の孔縁25Aにかしめられている。雄端子51,52の先端部51A,52Aがかしめられるときに、先端部51A,52Aが端子挿入孔25の孔縁25Aのエッジ部分に擦られるため、強芯線の酸化膜や水酸化膜等の絶縁性の皮膜が破られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子金具付き電線及び端子金具に関する。
被覆電線に端子金具を取り付けるに際して被覆電線の露出した芯線を端子金具に圧着接続することが行われる(特許文献1参照)。
ここで、芯線を端子金具に圧着するに際しては、例えば、底板部の側縁から立ち上げた一対のバレル部を有するオープンバレル型の端子金具をアンビル上に載置してその底板部に芯線を宛がう。そして、端子金具の上方に配したクリンパを降下させると、バレル部が芯線を包み込むように徐々に変形するとともに、バレル部の先端部が芯線を押し潰すように芯線に食い込むことにより圧着が行われる。
特開2007−12341公報
ところで、電線の芯線は導電性の金属であるため、芯線の周囲には酸化膜が形成されやすい。特に、芯線にアルミニウムやアルミニウム合金を用いた場合には、酸化膜が形成されやすい。そのため、ワイヤバレル及び芯線を圧着する(かしめる)際に芯線がワイヤバレルに擦られて酸化膜が破られるようになっている。
このことから、酸化膜を破るという観点からは、ワイヤバレル及び芯線を強い力で圧着することが望ましい。
しかし、ワイヤバレル及び芯線を強い力で圧着した場合には、芯線が押し潰され、その下の底板部に強い力がかかる。このとき底板部が押し潰されて芯線の軸方向に伸びが生じ、これにより、端子金具全体としても伸びが生じることになる。
このような端子金具の伸びが発生すると、その全長寸法が設計寸法よりも予期しない量だけ長くなって他の部品との干渉を起こしたり、製造時の寸法管理を困難にする等の問題を生じさせる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、強い力で圧着しなくても良好な電気的接続状態を確保することができる端子金具付き電線及び端子金具を提供することを目的とする。
本発明に係る端子金具付き電線は、単芯線を有し、この単芯線の端末部に端子挿入孔を貫通形成してなる電線と、この電線の単芯線にかしめられた端子金具とからなり、前記端子金具は、相手側端子と電気的に接続される接続部と、前記接続部から延出され前記単芯線の端末部が載置される底板部と、前記底板部から突出した先端部が前記端子挿入孔を貫通するとともに、この先端部が前記端子挿入孔の孔縁にかしめられるかしめ部と、を備えるところに特徴を有する(手段1)。
手段1において、前記かしめ部は、所定の厚みの金属板材が打ち抜かれることにより互いに反対方向に突出し、かつ、前記単芯線の軸方向に長い一対の雄端子がが共に前記単芯線側に屈曲されることにより形成されているようにしてもよい(手段2)。
このようにすれば、打ち抜き加工により雄端子を容易に形成することができる。また、雄端子は、単芯線の軸方向に長いから、幅方向に長い場合と比較して、雄端子の長さを自由に設定できる。
手段1又は手段2において、前記かしめ部に加えて、前記電線の絶縁被覆の上から前記電線を保持する一対のかしめ片を有するインシュレーションバレル部を備えるようにしてもよい(手段3)。
このようにすれば、かしめ部と単芯線との接続のみで電線を保持するよりも、確実に電線を保持することができる。
本発明に係る端子金具は、相手側端子と電気的に接続される接続部と、
前記接続部から延出され単芯線を有する電線の端末部が載置される底板部と、
前記底板部から突出した先端部が、前記端末部の単芯線に貫通形成された端子挿入孔を貫通可能とされるとともに、この先端部が前記端子挿入孔の孔縁にかしめられるかしめ部と、を備えるところに特徴を有する(手段4)。
手段4において、前記かしめ部は、所定の厚みの金属板材が打ち抜かれることにより互いに反対方向に突出し、かつ、前記単芯線の軸方向に長い一対の雄端子がが共に前記単芯線が配される側に屈曲されることにより形成されているようにしてもよい(手段5)。
このようにすれば、打ち抜き加工により雄端子を容易に形成することができる。また、雄端子は、単芯線の軸方向に長いから、幅方向に長い場合と比較して、雄端子の長さを自由に設定できる。
手段4又は手段5において、前記かしめ部に加えて、前記電線の絶縁被覆の上から前記電線を保持する一対のかしめ片を有するインシュレーションバレル部を備えるようにしてもよい(手段6)。
このようにすれば、かしめ部と単芯線との接続のみで電線を保持するよりも、確実に電線を保持することができる。
本構成によれば、かしめ部の先端部が端子挿入孔を貫通するまで挿入され、その先端部が端子挿入孔の孔縁にかしめられる。ここで、かしめ部の先端部が端子挿入孔の孔縁にかしめられると、強い力でかしめられていなくても、かしめ部の先端部のうち前記孔縁に接する部分が端子挿入孔の孔縁のエッジ部分に擦られて単芯線の酸化膜や水酸化膜等の絶縁性の皮膜が破られる。これにより、強い力で圧着しなくても単芯線と端子金具との間で良好な電気的接続状態が得られる。
また、強い力で圧着する必要がないから、端子金具の一部が強く押し潰されることによる延びが生じず、端子金具全体としての延びを抑制することができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1の端子金具付き電線10について、図1〜図8を参照して説明する。
本実施形態の端子金具付き電線10は、図1に示すように、被覆電線20の端末部に端子金具30が圧着接続されてなり、例えば電気自動車において走行用の動力源を構成するバッテリ、インバータ、モータなどの装置(図示せず)の間に配索されるものである。なお、図1の右方を前方とし、左方を後方として説明する。
被覆電線20(電線)は、アルミニウムからなる単芯線21を樹脂製の絶縁被覆22(絶縁層)で被覆したものであり、その端末部においては、絶縁被覆22が剥き取られて単芯線21が露出されている。なお、単芯線21は、銅合金製の従来の単芯線に代えてアルミ製の単芯線を使用することで、軽量化や低コスト化が図られている。また、単芯線21とは、複数本が束になったり複数本を撚り合せたものでなく、一本のみからなる芯線をいう。
単芯線21の露出した端末部は、扁平に加工された扁平部23とされており(図8参照)、この扁平部23の中心部には、図3に示すように、単芯線21の軸方向に長い長方形状の端子挿入孔25が板厚方向に貫通形成されている。
扁平部23を有する単芯線21の成形方法について説明すると、まず被覆電線20を切断機により切断端面が軸方向と垂直になるように切断し、被覆電線20の端末部(先端部)において絶縁被覆を剥ぎ取り、単芯線21を露出させる。
次に、扁平部23の軸方向における長さに相当する長さの平坦な加圧面を有する上型61と下型62からなる金型を用いて(図4)、単芯線21の露出部分を金型で鍛造することにより扁平な形に成形される(図5)。その後、打ち抜き加工により扁平部23の中心部を長方形状(角筒状)の型(図示しない)で打ち抜くことにより扁平部23に端子挿入孔25が成形され、被覆電線20の端末部の加工が終了する。
端子金具30は、アルミ製よりも高い強度が得られる銅合金製とされ、図1に示すように、相手側端子(図示しない)と接続される接続部31と、接続部31から延出され単芯線21の端末部が載置される底板部35と、被覆電線20を保持するインシュレーションバレル部41と、を備え、これらが一体に構成されている。
接続部31は、箱型の雌端子であって、図示しない雄端子が挿入孔31Aに挿入されることにより、電気的接続が図られる。
インシュレーションバレル部41は、底板部35と一体に形成され、被覆電線20の軸方向(軸方向とは被覆電線20の軸方向をいう。即ち図1の左右方向)に底板部35と連続した位置に配されている。
具体的には、インシュレーションバレル部41は、底板部35から連続した底板の左右両側縁から一対のかしめ片41A,41Aが立ち上げられてなり、これらの一対のかしめ片41A,41Aを被覆電線20側に湾曲させることにより、被覆電線20が離脱や位置ずれしないように保持されている。
底板部35は、ほぼ平坦で、前後方向(単芯線21の軸方向)に長い長方形状をなし、接続部31の後端部の下部(側面部31Aのほぼ下半分及び底面部31B)と軸方向に連なっている。
底板部35の前後方向(軸方向)の長さは、単芯線21の露出されている部分よりもやや長く、底板部35の幅寸法は、単芯線21の扁平部23の幅よりやや大きい幅寸法となっている。
また、底板部35には、単芯線21をかしめ付けるかしめ部50が設けられている。
かしめ部50は、共に上方に突出する長方形状(短冊状)の2本の雄端子51,52からなり、底板部35に、端子挿入孔25に対応する所定の間隔を空けて前後一対軸方向に並んで形成されている。
これら一対の雄端子51,52が端子挿入孔25を貫通するとともに、端子挿入孔25を貫通した雄端子51,52の先端部51A,52Aが端子挿入孔25の孔縁25Aにかしめられている。即ち、雄端子51,52は前方側に屈曲することで孔縁25Aに係止され、雄端子51,52は後方側に屈曲することで孔縁25Aに係止されている。
端子金具30のかしめ部50の成形方法は、まず、図7に示すように、所定の厚みの金属板材が打ち抜かれることにより互いに反対方向に突出し、かつ、前記単芯線21の軸方向に長い一対の雄端子51,52が形成される。なお、図7は、インシュレーションバレル部41のかしめ片41A,41A及び底板部35の両側縁部については打ち抜き後の端子原板に曲げ加工を施して屈曲させたものとなっている。
そして、図8に示すように、治具(図示しない)を用いて一対の雄端子51,52を上方に向けて直角に屈曲させることにより、かしめ部50の成形が終了する。なお、雄端子51,52の曲げ加工後には、底板部35に長方形状の開口部39が残される。
次に、端子金具付き電線の製造方法について説明する。
図8に示すように、被覆電線20が端子金具30の上方であって、扁平部23の面が底板部35の面と平行となる位置から、かしめ部50が端子挿入孔25内に挿入されるように、底板部35の上面に被覆電線20の扁平部23を載置する(図9)。
そして、図10に示すように、例えば、端子金具30を基台70の上に載置した状態で、軸方向の対称な位置に傾斜面81,82を有する山形のかしめ治具80の山形の頂部を一対の雄端子51,52の間に挿し込む。そして、強い力で下方に押し付ける。このとき、雄端子51,52が傾斜面81,82に押されて変形していき、端子挿入孔25の孔縁25Aに、当該孔縁25Aと接する雄端子51,52の部分(先端部51A,52A)が孔縁25Aのエッジ部分に擦られつつ徐々にかしめられていく。そして、図1に示すように、雄端子51,52の先端部51A,52Aが端子挿入孔25の孔縁25Aにかしめられて端子金具付き電線の製造が終了する。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
かしめ部50の先端部51A,52Aが端子挿入孔25を貫通するまで挿入され、その先端部51A,52Aが端子挿入孔25の孔縁25Aにかしめられる。ここで、かしめ部50の先端部51A,52Aが端子挿入孔25の孔縁25Aにかしめられると、強い力でかしめられていなくても、かしめ部50の先端部51A,52Aのうち孔縁25Aに接する部分が端子挿入孔25の孔縁25Aのエッジ部分に擦られて単芯線21の酸化膜や水酸化膜等の絶縁性の皮膜が破られる。これにより、強い力で圧着しなくても単芯線21と端子金具30との間で良好な電気的接続状態が得られる。
また、強い力で圧着する必要がないから、端子金具30の一部が強く押し潰されることによる延びが生じず、端子金具30全体としての延びを抑制することができる。
さらに、かしめ部50は、所定の厚みの金属板材が打ち抜かれることにより互いに反対方向に突出し、かつ、単芯線21の軸方向に長い一対の雄端子51,52が共に単芯線21側に屈曲されることにより形成されている。
このようにすれば、打ち抜き加工により雄端子51,52を容易に形成することができる。また、雄端子51,52は、単芯線21の軸方向に長いから、幅方向に長い場合と比較して、雄端子51,52の長さを自由に設定できる。
さらに、かしめ部50に加えて、被覆電線20(電線)の絶縁被覆22の上から被覆電線20を保持する一対のかしめ片41A,41Aを有するインシュレーションバレル部41を備えるから、かしめ部50と単芯線21との接続のみで被覆電線20を保持するよりも、確実に被覆電線20を保持することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2の端子金具付き電線110を図11〜図17を参照して説明する。なお、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態1では、かしめ部50は、一対の雄端子51,52からなるものであったが、実施形態2のかしめ部150は、図11,図12に示すように、円筒形状をなすものである。そのため、被覆電線20の端子挿入孔125は、円形状となっている(図13)。
より詳しくは、図11に示すように、実施形態2の底板部35には、上方に突出するかしめ部150が一体に設けられている。
かしめ部150は、底板部35から立ち上がる円筒形状の筒形端子部151が端子挿入孔125に挿通されるとともに、端子挿入孔125を貫通した先端部151Aが端子挿入孔125の孔縁125Aにかしめられることにより、先端部151Aが全周に亘って反り返った状態で孔縁125Aに係止されている。
なお、かしめ部150のかしめ前には、図14に示すように、端子金具130の筒形端子部151の先端部151Aは反り返っておらず、全体が筒状になっている。
次に、端子金具付き電線の製造方法について説明する。
図15に示すように、被覆電線20が端子金具30の上方であって、扁平部23が底板部35と平行となる位置から、かしめ部150が端子挿入孔125内に配されるように、底板部35の上面に被覆電線20の扁平部23を載置する(図16参照)。
そして、図17に示すように、例えば、端子金具30の底板部35のうち、かしめ部150の近傍を基台70の上に載置した状態で、全周に亘ってテーパ状の傾斜面181を有するかしめ治具180の山形の頂部から筒形端子部151の筒形の内部に挿し込む。そして、強い力で下方に押し付ける。このとき、筒形端子部151の先端部151Aが傾斜面181に押されて変形していくにしたがって、端子挿入孔125の孔縁125Aに、当該孔縁125Aと接する筒形端子部151の部分(先端部151A)が孔縁125Aのエッジ部分に擦られつつ徐々にかしめられていく。そして、図11に示すように、筒形端子部151の先端部151Aが全周に亘って端子挿入孔125の孔縁125Aにかしめられて端子金具付き電線の製造が終了する。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
かしめ部150の先端部151Aが端子挿入孔125を貫通するまで挿入され、その先端部151Aが端子挿入孔125の孔縁125Aにかしめられる。ここで、かしめ部150の先端部151が端子挿入孔25の孔縁25Aにかしめられると、強い力でかしめられていなくても、かしめ部150の先端部151Aのうち孔縁125Aに接する部分が端子挿入孔125の孔縁125Aのエッジ部分に擦られて単芯線21の酸化膜や水酸化膜等の絶縁性の皮膜が破られる。これにより、強い力で圧着しなくても単芯線21と端子金具130との間で良好な電気的接続状態が得られる。
また、強い力で圧着する必要がないから、端子金具30の一部が強く押し潰されることによる延びが生じず、端子金具30全体としての延びを抑制することができる。
さらに、かしめ部150に加えて、電線の絶縁被覆の上から電線を保持する一対のかしめ片41A,41Aを有するインシュレーションバレル部41を備えるから、かしめ部150と単芯線21との接続のみで電線を保持するよりも、確実に電線を保持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、かしめ部50,150に加えてインシュレーションバレル部41により被覆電線20を保持する構成としたが、かしめ部50のみで被覆電線20を保持するようにしてもよい。
(2)単芯線21はアルミニウムからなることとしたが、アルミニウム合金や他の種類からなる単芯線21を用いても良い。ただし、アルミニウムやアルミニウム合金の単芯線を用いる場合には、一般に酸化膜等を破るために強い力でかしめなくてはならないが、本発明の構成によれば、強い力でかしめなくても酸化膜等を破ることができるため好適である。
実施形態1に係る端子金具付き電線の一部を側断面で表した図 端子金具付き電線の上面図 被覆電線の端末部の上面図 扁平部の成形方法を説明する図 金型により扁平部が成形された状態を示す図 端子金具の上面図 雄端子の屈曲前の形状を表す図 端子金具付き電線の製造方法を説明する図 端子挿入孔に雄端子が挿入された状態を示す図 かしめ方法を説明する図 実施形態2に係る端子金具付き電線のの一部を側断面で表した図 端子金具付き電線の上面図 被覆電線の端末部の上面図 端子金具の上面図 端子金具付き電線の製造方法を説明する図 端子挿入孔に筒状端子部が挿入された状態を示す図 かしめ方法を説明する図
符号の説明
10,110…端子金具付き電線
20…被覆電線
21…単芯線
22…絶縁被覆
23…扁平部
25,125…端子挿入孔
25A,125A…孔縁
30,130…端子金具
31…接続部
35…底板部
41…インシュレーションバレル部
41A…かしめ片
50,150…かしめ部
51,52…雄端子
51A,52A,151A…先端部
151…筒形端子部

Claims (6)

  1. 単芯線を有し、この単芯線の端末部に端子挿入孔を貫通形成してなる電線と、
    この電線の単芯線にかしめられた端子金具とからなり、
    前記端子金具は、
    相手側端子と電気的に接続される接続部と、
    前記接続部から延出され前記単芯線の端末部が載置される底板部と、
    前記底板部から突出した先端部が前記端子挿入孔を貫通するとともに、この先端部が前記端子挿入孔の孔縁にかしめられるかしめ部と、を備えることを特徴とする端子金具付き電線。
  2. 前記かしめ部は、所定の厚みの金属板材が打ち抜かれることにより互いに反対方向に突出し、かつ、前記単芯線の軸方向に長い一対の雄端子が共に前記単芯線側に屈曲されることにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の端子金具付き電線。
  3. 前記かしめ部に加えて、前記電線の絶縁被覆の上から前記電線を保持する一対のかしめ片を有するインシュレーションバレル部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子金具付き電線。
  4. 相手側端子と電気的に接続される接続部と、
    前記接続部から延出され単芯線を有する電線の端末部が載置される底板部と、
    前記底板部から突出した先端部が、前記端末部の単芯線に貫通形成された端子挿入孔を貫通可能とされるとともに、この先端部が前記端子挿入孔の孔縁にかしめられるかしめ部と、を備えることを特徴とする端子金具。
  5. 前記かしめ部は、所定の厚みの金属板材が打ち抜かれることにより互いに反対方向に突出し、かつ、前記単芯線の軸方向に長い一対の雄端子が共に前記単芯線が配される側に屈曲されることにより形成されていることを特徴とする請求項4記載の端子金具。
  6. 前記かしめ部に加えて、前記電線の絶縁被覆の上から前記電線を保持する一対のかしめ片を有するインシュレーションバレル部を備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の端子金具。
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