JP2001331059A - 画像形成装置の定着装置および定着方法 - Google Patents

画像形成装置の定着装置および定着方法

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JP2001331059A JP2000151689A JP2000151689A JP2001331059A JP 2001331059 A JP2001331059 A JP 2001331059A JP 2000151689 A JP2000151689 A JP 2000151689A JP 2000151689 A JP2000151689 A JP 2000151689A JP 2001331059 A JP2001331059 A JP 2001331059A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像画像又は低解像画像に対しても良好に
定着を行うことが可能な画像形成装置の定着装置および
定着方法を提供すること。 【解決手段】 低解像モードと高解像モードで画像を形
成できる画像形成装置に備えられ、シート上に転写され
た顕像剤画像をシート上に定着させるための画像形成装
置の定着装置において、所定の定着温度でシートを加熱
圧着する加熱圧着部と、前記加熱圧着部の定着温度を、
該モードの解像度および定着速度に応じて決定する制御
部とを有し、前記制御部は低解像モードにおける定着速
度(VL)、解像度(RL)および好適な定着温度(T
L)と、高解像モードにおける定着速度(VH)および
解像度(RH)とから、下記式(a)を用いて、高解像
モードでの定着温度(TH)を決定する。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−T
L≦10・(RH/RL)(VH/VL)+10 …
(a)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,ファクシ
ミリ装置,プリンター等の電子写真装置に備えられ、シ
ートに転写した画像を定着させるための定着装置、およ
び、この定着装置において使用されている定着方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置(電子写真
装置)は、感光体に形成したトナー画像をシートに印刷
するものである。また、電子写真装置によっては、シー
トに印刷する画像の解像度を、ユーザーによって設定で
きるものがある。そして、このような装置では、画像の
解像度に応じて、プロセス速度を変更するようになって
いる。
【0003】すなわち、解像度を向上させるためには、
トナー画像の形成プロセス(ポリゴンミラーの回転数
等)を増加させる必要がある。このため、シートの搬送
速度を一定としたままでは、画像形成プロセスの負担が
大きくなってしまう。このため、高解像度画像の形成時
には、シートの搬送速度を遅くしてプロセス速度を減少
できるように設定されている。
【0004】このような電子写真装置は、例えば、特開
平9‐146417号公報に記載されている。この公報
に記載の装置では、シートに画像を加熱定着させるため
の定着装置の温度を、定着速度(定着装置を通過するシ
ートの速度;プロセス速度と同義)に応じて調整するよ
うになっている。これは、シート上の画像に与える熱量
を、搬送速度によらず一定とするためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、解像度
を変更する場合、シート上の画像に与える熱量を一定と
する定着処理では、画像の定着を適切に行えないという
問題がある。図9は、定着装置の定着ニップ部における
定着ローラ(ヒートローラ)から記録紙上のトナー画像
への伝熱現象を示した図である。図中、は定着ローラ
からトナー画像に伝わる熱量、はトナー画像から空気
中に逃げる熱量、は記録紙に対してトナー画像の面積
より広く拡散して逃げる熱量、は記録紙に対してトナ
ー画像の面積内に逃げる熱量を表している。熱量は単
位面積当たりで考えれば、トナー画像の面積によらず一
定である。一方、熱量や熱量は、トナー画像の面積
が大きい場合は供給される熱量に対して無視できるほ
ど小さいが、トナー画像の面積が小さくなるほどその影
響度合いが大きくなる。このため、シートに与える熱量
を一定とする制御では、解像度を高くした場合に、トナ
ーを十分に加熱できないため、定着強度の低下や、低温
オフセットを招来してしまうという問題がある。
【0006】本発明は、前記の問題点を解消するために
なされたものであって、高解像画像又は低解像画像に対
しても良好に定着を行うことが可能な画像形成装置の定
着装置および定着方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次の構成を有する。本発明の第1の要旨
は、低解像モードと高解像モードで画像を形成できる画
像形成装置に備えられ、シート上に転写された顕像剤画
像をシート上に定着させるための画像形成装置の定着装
置において、所定の定着温度でシートを加熱圧着する加
熱圧着部と、前記加熱圧着部の定着温度を、該モードの
解像度および定着速度に応じて決定する制御部とを有す
ることを特徴とする画像形成装置の定着装置にある。
【0008】本発明の第1の要旨によれば、定着速度だ
けでなく、画像の解像度についても考慮するため、定着
温度を適切に設定できる。これにより、各解像モード
の、及び各解像モードの変更後の定着不良を防止でき
る。
【0009】本発明の第2の要旨は、前記制御部は、低
解像モードにおける定着速度(VL)、解像度(RL)
および好適な定着温度(TL)と、高解像モードにおけ
る定着速度(VH)および解像度(RH)とから、下記
式(a)を用いて、高解像モードでの定着温度(TH)
を決定するように設定されていることを特徴とする要旨
1に記載の画像形成装置の定着装置にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0010】本発明の第3の要旨は、前記制御部は、高
解像モードにおける定着速度(VH)および解像度(R
H)および好適な定着温度(TH)と、低解像モードに
おける定着速度(VL)、解像度(RL)とから、下記
式(a)を用いて、低解像モードでの定着温度(TL)
を決定するように設定されていることを特徴とする請求
項1に記載の画像形成装置の定着装置にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0011】本発明の第4の要旨は、前記制御部は、低
解像モードにおける定着温度(TL)、解像度(RL)
および好適な定着速度(VL)と、高解像モードにおけ
る定着温度(TH)および解像度(RH)とから、下記
式(a)を用いて、高解像モードでの定着速度(VH)
を決定するように設定されていることを特徴とする要旨
1に記載の画像形成装置の定着装置にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0012】本発明の第5の要旨は、前記制御部は、高
解像モードにおける定着温度(TH)および解像度(R
H)および好適な定着速度(VH)と、低解像モードに
おける定着温度(TL)、解像度(RL)とから、下記
式(a)を用いて、低解像モードでの定着速度(VL)
を決定するように設定されていることを特徴とする請求
項1に記載の画像形成装置の定着装置にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0013】本発明の第2,3の要旨によれば、各解像
モードでの定着温度を容易に決定することができ、本発
明の第4,5の要旨によれば、各解像モードでの定着速
度を容易に決定することができる。
【0014】本発明の第6の要旨は、高解像あるいは低
解像モードでシートに転写した顕像剤画像を、所定の定
着温度で加熱圧着することでシートに定着させる画像形
成装置に用いる定着装置の定着方法において、前記定着
温度を、該モードの解像度および定着速度に応じて決定
する第1の工程を有することを特徴とする定着方法にあ
る。
【0015】本発明の第6の要旨によれば、定着速度だ
けでなく、画像の解像度についても考慮するため、定着
温度を適切に設定できる。これにより、各解像モード
の、及び各解像モードの変更後の定着不良を防止でき
る。
【0016】本発明の第7の要旨は、前記第1の工程
は、低解像モードにおける定着速度(VL)、解像度
(RL)および好適な定着温度(TL)と、高解像モー
ドにおける定着速度(VH)および解像度(RH)とか
ら、以下の(a)式を用いて、高解像モードでの定着温
度(TH)を決定することを特徴とする要旨6に記載の
定着方法にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0017】本発明の第8の要旨は、前記第1の工程
は、高解像モードにおける定着速度(VH)、解像度
(RH)および好適な定着温度(TH)と、低解像モー
ドにおける定着速度(VL)及び解像度(RL)とか
ら、以下の(a)式を用いて、低解像モードでの定着温
度(TL)を決定することを特徴とする要旨6に記載の
定着方法にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0018】本発明の第9の要旨は、前記第1の工程
は、低解像モードにおける定着温度(TL)、解像度
(RL)および好適な定着速度(VL)と、高解像モー
ドにおける定着温度(TH)および解像度(RH)とか
ら、以下の(a)式を用いて、高解像モードでの定着速
度(VH)を決定することを特徴とする要旨6に記載の
定着方法にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0019】本発明の第10の要旨は、前記第1の工程
は、高解像モードにおける定着温度(TH)、解像度
(RH)および好適な定着速度(VH)と、低解像モー
ドにおけ定着温度(TL)及び解像度(RL)とから、
以下の(a)式を用いて、低解像モードでの定着速度
(VL)を決定することを特徴とする請求項6に記載の
定着方法にある。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
【0020】本発明の第7,8の要旨によれば、各解像
モードでの定着温度を容易に決定することができ、本発
明の第9,10の要旨によれば、各解像モードでの定着
温度を容易に決定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかか
る画像形成装置である、小型複写機(以下、本複写機と
する)の構成を示す説明図である。この図に示すよう
に、本複写機は、略コの字型の形状を有しており、スキ
ャナー部A、印刷部B、用紙搬送部Cと、シート排出機
構Dとから構成されている。また、本複写機には、これ
ら部材A〜Dの全動作を制御するための制御部(図示せ
ず)が設けられている。
【0022】まず、スキャナー部Aについて説明する。
図1に示すように、スキャナー部Aは、上面に透明なガ
ラス等からなる原稿台7を有している。そして、この原
稿台7の下方には、スキャナー光学系10が配されてい
る。このスキャナー光学系10には、露光ランプ11,
反射鏡12−1・12−2・12−3,結像レンズ1
3,光電変換素子(CCD)14とが備えられている。
【0023】露光ランプ11は、原稿に光を走査するた
めの光源である。反射鏡12‐1〜3は、原稿からの反
射光を、例えば図中に一点鎖線で示すように、結像レン
ズ13およびCCD14まで導くものである。
【0024】CCD14は、結像レンズ13によって結
像された反射光を受光し、反射光に応じた電気信号の画
像データを生成するものである。画像データは、所定の
画像処理が施された後、後述するレーザースキャニング
ユニットに伝達される。
【0025】次に、印刷部Bおよび用紙搬送部Cについ
て説明する。図2は、印刷部Bおよび用紙搬送部Cの一
部を示す説明図である。この図2および図1に示すよう
に、印刷部Bは、感光体ローラ28、帯電部29、現像
部30、転写チャージャー31およびクリーニング装置
32と、レーザースキャニングユニット(LSU;図示
せず)とを備えている。
【0026】感光体ローラ28は、ドラム形状の感光体
ローラであり、矢印方向に回転駆動されるようになって
いる。帯電部29は、感光体ローラ28の表面を所定の
電位に均一に帯電させるものである。
【0027】LSUは、帯電された感光体ローラ28の
表面をレーザー光によって露光することにより、画像デ
ータに応じた静電潜像を、所定の解像度で形成するもの
である。また、現像部30は、LSUによって形成され
た静電潜像を現像ローラ30aによって現像することに
よって、感光体ローラ28上にトナー像を形成するもの
である。
【0028】転写チャージャー31は、感光体ローラ2
8上のトナー像をシート(用紙、OHP用紙等の、トナー
像を転写、定着できる転写媒体)に転写するものであ
る。クリーニング装置32は、トナー像がシートに転写
された後、感光体ローラ28の表面に残留した顕像剤、
例えばトナーを除去するものである。
【0029】また、図1に示すように、用紙搬送部C
は、主搬送路L、給紙搬送路N、副搬送路S、手差し搬
送路M、搬出搬送路R、固定給紙カセット15、手差し
トレイ16、ピックアップローラ18、給紙ローラ19
・21、レジストローラ22、定着ローラ23、ガイド
部材41・42、排紙ローラ25、排紙口40、排出ト
レイ39、および搬送ローラ27−1・27−2・27
−3と、図示しないレジスト前検知スイッチ、定着紙検
知スイッチおよび排紙検知スイッチとを備えている。
【0030】固定給紙カセット15は、印刷にかかるシ
ートPを収納するためのものである。手差しトレイ16
は、固定給紙カセット15に収納できない、あるいは収
納したくない種類のシートPを給紙するためのものであ
る。
【0031】ピックアップローラ18は、固定給紙カセ
ット15あるいは手差しトレイ16の先端に備えられ、
これらトレイ15・16からシートPを1枚毎に出紙す
る半月状の呼び込みローラである。
【0032】給紙ローラ21は、手差しトレイ16から
取り出されたシートPを、手差し搬送路Mを介して主搬
送路Lに送り込むための搬送ローラである。また、同様
に、給紙ローラ19は、固定給紙カセット15から取り
出されたシートPを、給紙搬送路Nを介して主搬送路L
に送り込むためのものである。
【0033】また、固定給紙カセット15および手差し
トレイ16には、シートPの排出を補助するための、図
示しない用紙さばき部が設けられている。この用紙さば
き部は、ローラと摩擦シート部材あるいは逆転ローラと
から構成することが可能である。
【0034】また、給紙搬送路N,副搬送路Sおよび手
差し搬送路Mは、レジストローラ22の上流側(カセッ
ト側を上流、排出側を下流とする)で合流している。そ
して、合流箇所の近傍に、レジスト前検知スイッチが設
けられている。
【0035】このレジスト前検知スイッチは、主搬送路
Lに向けて搬送されているシートPが所定の位置を通過
したことを検知し、検知信号を出力するものである。レ
ジストローラ22は、主搬送路Lを搬送されているシー
トPをいったん保持するものである。そして、感光体ロ
ーラ28上のトナー像をシートPに良好に転写できるよ
うに、感光体ローラ28の回転にあわせて、シートPを
転写チャージャー31にタイミングよく搬送する機能を
有する。
【0036】すなわち、レジストローラ22は、レジス
ト前検知スイッチの出力した検知信号に基づいて、感光
体ローラ28上のトナー画像の先端がシートPにおける
印刷範囲の先端に押し付けられるように、シートPを搬
送するようになっている。
【0037】定着ローラ23は、シートPに転写された
トナー像を、シートP上に熱定着させるものである。な
お、この定着ローラ23については後述する。定着紙検
知スイッチは、シートPが定着ローラ23を通過したこ
とを検知するためのものである。
【0038】定着ローラ23の下流側では、主搬送路L
と副搬送路Sとの分岐点、および、排出搬送路Kと排出
搬送路Rとの分岐点(合流点)が設けられている。ま
た、各分岐点には、シートPの搬送路を設定するための
ガイド部材(切換ゲート)41・42が備えられてい
る。さらに、排出搬送路Rの終端に位置する排出口40
の近傍には、シートPを排出トレイ39に排出するため
の排紙ローラ25が設けられている。
【0039】これら排紙ローラ25およびガイド部材4
1・42は、副搬送路Sとともに、両面印刷機構として
機能するように設定されている。すなわち、通常の片面
印刷では、ガイド部材40・41を上側に回動しておく
ことによって、主搬送路Lと排紙ローラ25との間が開
放されるようになっている。これにより、定着ローラ2
3を抜けたシートPは、排出搬送路Rに搬送された後、
排紙ローラ25によって排出トレイ39に載置される。
【0040】一方、シートPの双方の面に印刷を行う場
合、シートPの一方の面に対する印刷が終了し、シート
Pが主搬送路Lから搬出搬送路Rに搬送されたときに、
ガイド部材41が下側に回動され、副搬送路Sと排紙ロ
ーラ25との間が開放されるように設定されている。
【0041】その後、排紙ローラ25は、シートPの後
端部がガイド部材41を通過するまで順方向(排紙方
向)に回転した後、シートPを保持したまま、逆方向に
回転する。これにより、シートPは、後端部から副搬送
路Sに運ばれ、搬送ローラ27−1〜27−3を介して
再びレジストローラ22まで搬送され、裏面に印刷され
るようになっている。なお、ガイド部材41の近傍に
は、シートPがガイド部材41を通過したことを検知す
るための検知スイッチ(図示せず)が設けられている。
【0042】また、印刷後のシートPをシート排出機構
Dに送る場合、ガイド部材41を上側に、ガイド部材4
2を下側にそれぞれ回動することで、主搬送路Lと、後
述するシート排出機構Dにおける排出搬送路Kとの間を
開放するように設定されている。
【0043】次に、シート排出機構Dについて説明す
る。シート排出機構Dは、スキャナー部Aの下面に取り
つけられており、印刷部Bから印刷済のシートを受け取
って、ステープル等の後処理を施して出力する機能を有
している。また、シート排出機構Dは、ユーザーの指示
に応じて、シートに仕分け処理を施した状態で出力する
ことも可能なものである。
【0044】図1に示すように、シート排出機構Dは、
排出搬送路K、ガイド部材43、第1パス3、第2パス
4、第1排出ローラ5、第2排出ローラ6、ステープラ
ー8、トレイラック7、排出トレイ1、エスケープトレ
イ2を備えている。
【0045】搬出搬送路Kは、シート排出機構Dにシー
トPを導入するための搬送路である。ガイド部材43
は、排出搬送路Kを搬送されてきたシートPを、パス3
・4の何れかに導くための切換ゲートである。
【0046】パス3・4は、搬出搬送路Kを通過してき
たシートPを外側に排出するためのルートである。特
に、第1パス3は、ステープラー8を備えており、シー
トPに対してステープル処理を施す場合に使用されるよ
うに設定されている。
【0047】第2パス4は、ステープル処理を行わない
シートPを排出するためのルートである。また、本複写
機では、ステープル処理を禁止されているシート(特殊
紙や小サイズ紙等)をシート排出機構Dに搬送した場合
には、自動的に第2パス4が用いられるように設定され
ている。
【0048】第1排出ローラ5は、第1パス3を搬送さ
れてきたシートPを、上下方向にスライド可能な排出ト
レイ1に排出するためのローラである。同様に、第2排
出ローラ6は、第2パス4を搬送されてきたシートP
を、排出トレイ1の上方に設けられたエスケープトレイ
2に排出するためのローラである。
【0049】トレイラック7は、排出トレイ1およびエ
スケープトレイ2を設置し、さらに、トレイ上のシート
Pの散逸を防止するためのラックであり、本複写機にお
いて、印刷部Bと反対側の側面に設置されている。次
に、定着ローラ23の構成について詳細に説明する。図
3は、定着ローラ23の構成を示す説明図である。この
図に示すように、定着ローラ23は、加熱ローラ101
と、この加熱ローラ101を圧接する加圧ローラ102
とを有している。
【0050】加熱ローラ101は、アルミ製の芯金10
1aの表面に被覆層101bを設けた構成を有してお
り、その内部に、ヒーターランプ103を配設してい
る。このヒーターランプ103は、加熱ローラ101の
加熱源であり、ハロゲンランプから構成されている。ま
た、被覆層101bの表面には、加熱ローラ101の表
面温度を計測するための温度計104が取り付けられて
いる。
【0051】加熱ローラ101の上面には、安全装置1
05が設けられている。この安全装置105は、サーモ
スタットや温度ヒューズ等からなるものである。そし
て、この安全装置105は、温度計104や制御部の故
障等により、加熱ローラ101の表面温度を制御できな
くなった場合に、ヒーターランプ103への通電を遮断
する機能を有している。
【0052】このような構成を有する定着ローラ23で
は、感光体ローラ28のトナー像Tを転写されたシート
Pを、ローラ101・102間に誘導するように設定さ
れている。そして、これらの間における圧接部Wn(定
着ニップ部)によって加熱圧着することにより、トナー
像TをシートPに定着させるようになっている。また、
加熱ローラ101の表面温度、すなわち定着温度は、制
御部により調整されるようになっている。
【0053】なお、本複写機では、LSUおよび現像部
30が、ユーザーによって指定された解像度(高解像度
(1200dpi)あるいは低解像度(600dp
i))で、感光体ローラ28にトナー像を形成するよう
になっている。そして、制御部は、トナー像の解像度に
応じて、本複写機のプロセス速度を変化させるように設
定されている。
【0054】すなわち、制御部は、高解像画像の形成時
(高解像モード)では、低解像画像の形成時(低解像モ
ード)よりも、プロセス速度を遅くするようになってい
る。これは、LSUに負担をかけることなく、高解像画
像の形成を実現するための措置である。
【0055】さらに、本複写機では、定着ローラ23に
よる画像定着を良好に行えるように、制御部が、画像の
解像度および定着速度(プロセス速度と同一)に応じ
て、定着ローラ23の定着温度(加熱ローラ101の表
面温度)を、十分な定着強度を実現できる温度(好適温
度)となるように調整するようになっている。
【0056】そして、本複写機では、低解像モードにお
ける定着速度(VL)、解像度(RL)および好適温度
(TL)と、高解像モードにおける定着速度(VH)お
よび解像度(RH)とから、以下の(a)式を用いて、
高解像モードでの好適温度(TH)を認定するようにな
っている。 10・x−30≦y≦10x+10…(a) ここで、xは、両モードにおける解像度の比(RH/R
L)と定着速度の比(VH/VL)の積である。また、
yは、両モードにおける好適温度の差(TH−TL)で
ある。
【0057】以下に、高解像モードにおける好適温度
を、上記(a)式によって導き出せる理由について説明
する。図4〜6は、定着温度(横軸)と定着強度(縦
軸)との関係を測定した結果を示したグラフである。こ
こで、定着強度とは、サンプルシートに対する擦り試験
の結果を以下の(b)式に代入することで求められる、
定着残存率のことである。 定着残存率(%)=(擦り試験後の光学反射濃度)/(擦り試験前の光学反射 濃度)×100 … (b)
【0058】図4の測定では、サンプルシートとして、
解像度を変えて印刷された2種類のシートを用いた。す
なわち、サンプルシートとして、光学反射濃度I.D.
0.2〜1.5のハーフトーン(HT)画像を、120
0dpiおよび600dpiの解像度で形成したものを
用いた。また、両シートに対する画像の定着速度は、と
もに122mm/秒であった。この図に示すように、定
着温度を上昇させると、定着強度を向上できることがわ
かる。また、定着温度および定着速度を同一としても、
画像解像度を高めると、定着強度を低下させてしまうこ
とがわかる。
【0059】一方、図5の測定では、サンプルシートと
して、定着速度を変えて印刷された2種類のシートを用
いた。すなわち、サンプルシートとして、上記のハーフ
トーン画像を、61mm/秒および122mm/秒の定
着速度で形成したものを用いた。また、両シートにおけ
る画像の解像度は、ともに1200dpiとした。この
図に示すように、定着温度および画像解像度を同一とし
ても、定着速度を減少させた場合には、定着強度を向上
できることがわかる。
【0060】また、図6の測定では、サンプルシートと
して、定着速度および解像度を変えて印刷された2種類
のシートを用いた。すなわち、サンプルシートとして、
上記のハーフトーン画像を、122mm/秒の定着速
度,600dpiの解像度で印刷したシートと、61m
m/秒の定着速度,1200dpiの解像度で印刷した
シートとを用いた。
【0061】図6に示すように、上記のように定着速度
および解像度を設定した場合、2種類のシートにおける
定着温度と定着速度との関係を、ほぼ同様とできること
がわかる。
【0062】また、表1は、画像解像度と定着速度とを
3水準変更させた場合に、十分な定着強度(定着残存率
70%以上)を確保できる定着温度(すなわち好適温
度)を求めた結果を示す表である。
【0063】
【表1】
【0064】この表および図4〜6の結果より、低解像
モードよりもプロセス速度を減速して高解像画像を形成
する場合、シートに与える熱量(定着温度/定着速度)
を同一とするように定着温度を低減すると、高解像モー
ドでの定着強度を低下させてしまうことがわかる。
【0065】そして、表1および図6に示すように、プ
ロセス速度を半減させて解像度を2倍に向上させる場
合、定着温度は、低解像モードとほぼ同様とすることが
好ましいといえる。
【0066】また、図7は、表1の結果に基づいて作成
したグラフである。定着強度は、トナーの熱特性(ガラ
ス転移点、融点等)、定着ニップ幅÷定着速度で求まる
定着時間(デュエルタイム)、定着圧力、及び上述した
ように、画像解像度に左右される。ここで、本実施例の
ように同一機器で、定着速度を変更することにより、異
なる解像度の画像を出力する場合、高解像モードと低解
像モードとの間で、トナーの熱特性、定着ニップ幅、定
着圧力は同一条件であることから、高解像モードと低解
像モードとの間での定着強度の関係は、定着速度と解像
度との関係で一義的に決まる。そこで、高解像モードと
低解像モードとの間の定着強度の関係を明確にするた
め、解像度の比(RH/RL)と定着速度の比(VH/
VL)の積(x)というパラメータを導入し、グラフの
横軸とした。また、縦軸は、高解像モードと低解像モー
ドとにおける定着温度の差(TH−TL;y)を示して
いる。また、各プロット点は、表1において対応付けら
れている解像度,定着速度および好適温度の組(表1に
おける1対の解像度および定着速度と、これらに応じた
好適温度とからなる組)の2つから得られたものであ
る。
【0067】この図に示すように、表1における異なる
2つの組に応じたプロットは、好適温度の差(y)が、
全て、10x‐30(deg)以上であり、かつ、10
x+10(deg)の間に位置していることがわかる。
従って、このグラフと低解像モードにおける好適温度と
に基づいて、高解像モードの好適温度を取得することが
可能となる。すなわち、高解像モードの好適温度は、低
解像モードにおける好適温度との差yが、10x−30
≦y≦10x+10の範囲となるような温度となる。
【0068】以上のように、本複写機では、高解像モー
ドにおける定着温度を、低解像モードでの好適温度,定
着速度および解像度と、高解像モードにおける定着速度
および解像度と、上記(a)式とに基づいて設定するよ
うになっている。これにより、高解像モードでの定着を
良好に行える。また、高解像モードの好適温度を容易に
設定できるので、製造コストを削減できる。なお、本実
施の形態では、高解像モードの好適温度を設定すると記
載している。しかしながら、これに限らず、高解像モー
ドでの好適温度,定着速度および解像度と、低解像モー
ドにおける定着速度および解像度と、上記(a)式とに
基づいて、低解像モードの好適温度を設定することもで
きる。
【0069】また、本実施の形態では、制御部が、R
H,RL,VH,VL,TLに基づいて、THを決定す
るとしている。しかしながら、これに限らず、RH,R
L,VL,TL,THに基づいて、(a)式を用いてV
Hを決定するようにしてもよい。また、この場合には、
TL−THが20℃以内となるように、VHを決定する
ことが好ましい。
【0070】表2は、従来の複写機における高解像モー
ド(1200dpi)と低解像モード(600dpi)
とにおける定着温度を示す表である。これらの表に示す
ように、従来の複写機では、モード間の定着温度差が大
きく、モードの切り替えに要する時間が長くなってい
た。これに対し、上記の構成では、モード間の定着温度
差を20℃以内とするように、高解像モードの定着速度
を設定することで、この切り換え時間を短く設定できる
ようになっている。
【0071】
【表2】
【0072】また、本実施の形態では、本複写機が、定
着装置として定着ローラ23を備えていると記載してい
る。しかしながら、これに限らず、本複写機に、図8に
示すフィルム定着方式(SURF定着方式)の定着装置
を備えるようにしてもよい。
【0073】この定着装置は、定着ベルト201と、こ
のベルト201を圧接する加圧ローラ203とを備えて
いる。定着ベルト201は、シートPの搬送方向に張架
されたエンドレスフィルム形状を有しており、その内部
に、加圧ローラ203との圧接部分(定着ニップ部)を
加熱する発熱体202を配設している。
【0074】このような構成を有する定着装置では、ト
ナー像Tの転写されたシートPを、ベルト201・ロー
ラ202間に誘導するように設定されている。そして、
これらの間における圧接部によって加熱圧接することに
より、トナー像TをシートPに定着させるようになって
いる。
【0075】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の要旨によれ
ば、高解像モード、或は低解像モードにおける定着温度
を、定着速度を簡単な数式を用いて容易に求めることが
できるので、各解像モードでの定着を良好に行うことが
でき、製造コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の作用
的に示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る印字部B及び用紙搬
送部Cの一部の作用的説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る定着ローラ23の構
成を示す説明図である。
【図4】定着温度(横軸)と定着強度(縦軸)との関係
を、解像度を変え、定着速度を同一とした場合の説明図
である。
【図5】定着温度(横軸)と定着強度(縦軸)との関係
を、解像度を同一、定着速度を変えた場合の説明図であ
る。
【図6】定着温度(横軸)と定着強度(縦軸)との関係
を、解像度と定着速度の双方を変えた場合の説明図であ
る。
【図7】表1に基づいて作成した説明図である。
【図8】フィルム定着方式の定着装置の説明図である。
【図9】加熱ローラからシートに与えられる熱量の説明
図である。
【符号の説明】 A スキャナー部 B 印字部 C 用紙搬送部 23 定着ローラ 201 定着ベルト 202 発熱体 203 加圧ローラ T トナー像 P シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB01 EA12 EC20 ED25 EE03 EE04 EE07 EF06 EF09 FA30 FA35 2H033 AA45 BA11 BA30 CA07 CA30 CA36 CA40 CA48 3K058 AA44 AA73 AA86 BA18 CC05 CC09 CE17 CE19 DA02 DA05 FA15 GA06 9A001 BB04 BB06 HH23 JJ35 KK42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低解像モードと高解像モードで画像を形
    成できる画像形成装置に備えられ、シート上に転写され
    た顕像剤画像をシート上に定着させるための画像形成装
    置の定着装置において、 所定の定着温度でシートを加熱圧着する加熱圧着部と、 前記加熱圧着部の定着温度を、該モードの解像度および
    定着速度に応じて決定する制御部とを有することを特徴
    とする画像形成装置の定着装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、低解像モードにおける定
    着速度(VL)、解像度(RL)および好適な定着温度
    (TL)と、高解像モードにおける定着速度(VH)お
    よび解像度(RH)とから、下記式(a)を用いて、高
    解像モードでの定着温度(TH)を決定するように設定
    されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置の定着装置。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
  3. 【請求項3】 前記制御部は、高解像モードにおける定
    着速度(VH)および解像度(RH)および好適な定着
    温度(TH)と、低解像モードにおける定着速度(V
    L)、解像度(RL)とから、下記式(a)を用いて、
    低解像モードでの定着温度(TL)を決定するように設
    定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置の定着装置。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
  4. 【請求項4】 前記制御部は、低解像モードにおける定
    着温度(TL)、解像度(RL)および好適な定着速度
    (VL)と、高解像モードにおける定着温度(TH)お
    よび解像度(RH)とから、下記式(a)を用いて、高
    解像モードでの定着速度(VH)を決定するように設定
    されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置の定着装置。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
  5. 【請求項5】 前記制御部は、高解像モードにおける定
    着温度(TH)および解像度(RH)および好適な定着
    速度(VH)と、低解像モードにおける定着温度(T
    L)、解像度(RL)とから、下記式(a)を用いて、
    低解像モードでの定着速度(VL)を決定するように設
    定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置の定着装置。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
  6. 【請求項6】 高解像あるいは低解像モードでシートに
    転写した顕像剤画像を、所定の定着温度で加熱圧着する
    ことでシートに定着させる画像形成装置に用いる定着装
    置の定着方法において、 前記定着温度を、該モードの解像度および定着速度に応
    じて決定する第1の工程を有することを特徴とする定着
    方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の工程は、低解像モードにおけ
    る定着速度(VL)、解像度(RL)および好適な定着
    温度(TL)と、高解像モードにおける定着速度(V
    H)および解像度(RH)とから、下記式(a)を用い
    て、高解像モードでの定着温度(TH)を決定すること
    を特徴とする請求項6に記載の定着方法。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
  8. 【請求項8】 前記第1の工程は、高解像モードにおけ
    る定着速度(VH)、解像度(RH)および好適な定着
    温度(TH)と、低解像モードにおける定着速度(V
    L)及び解像度(RL)とから、下記式(a)を用い
    て、低解像モードでの定着温度(TL)を決定すること
    を特徴とする請求項6に記載の定着方法。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
  9. 【請求項9】 前記第1の工程は、低解像モードにおけ
    る定着温度(TL)、解像度(RL)および好適な定着
    速度(VL)と、高解像モードにおける定着温度(T
    H)および解像度(RH)とから、下記式(a)を用い
    て、高解像モードでの定着速度(VH)を決定すること
    を特徴とする請求項6に記載の定着方法。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
  10. 【請求項10】 前記第1の工程は、高解像モードにお
    ける定着温度(TH)、解像度(RH)および好適な定
    着速度(VH)と、低解像モードにおけ定着温度(T
    L)及び解像度(RL)とから、下記式(a)を用い
    て、低解像モードでの定着速度(VL)を決定すること
    を特徴とする請求項6に記載の定着方法。 10・(RH/RL)(VH/VL)−30≦TH−TL≦10・(RH/R L)(VH/VL)+10 … (a)
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