JP2006201535A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置の置かれる環境において温度・湿度が変化して用紙の調湿度合いが変化しても印字品位が安定化し、印字のゆがみや画像欠けを生じることがなく、かつ、用紙の皺やカールが生じることと排出用紙のスタッキング性の低下を防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置内の感光体ドラム11、転写ローラ14、定着装置30からなる印字手段周囲の環境の湿度を検出する温度・湿度センサの環境検出手段78と、環境判定手段80の判定結果が検出湿度が所定の湿度以上になったと判定したときに、給紙手段から給紙された用紙に未定着現像剤(トナー)の転写を行わずにその用紙を定着装置30によって加熱・加圧して用紙中の水分を調湿する調湿運転を行うように印字手段を制御する調湿制御手段82とを備えて、調湿運転によって用紙中の水分を調湿した後にその用紙に印字処理を施す。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、用紙を転写部および定着部からなる印字手段に通過させてその用紙の一面に印字処理し、その後その用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理する両面印字が可能な画像形成装置に関する。
従来、複写機あるいはプリンタ等の画像形成装置は、感光体ドラム上に書込み形成された原稿画像の静電潜像を、現像器から供給される現像剤により現像し、そのトナー像(未定着トナー像)を給紙カセット内から供給される用紙(「記録用紙」とも称する)上に転写ローラ等の転写部によって転写した後、この用紙上に転写されたトナー像を定着部において定着ローラによる加熱と加圧ローラによる加圧によって定着して排紙することにより、画像形成プロセスを形成している。このように転写部と定着部とによって用紙に印字を行うので、転写部と定着部とを合わせて印字手段と呼ぶ。
このような画像形成装置において、前記給紙カセット内に収納される用紙は、装置の置かれる周囲の環境変化(温度・湿度等の変化)によって、その調湿度合いが変化することが知られている。
例えば、恒温・恒湿(気温25℃、湿度60%)時の用紙の含水率は概ね5〜8%であるのに対し、高温・高湿(気温35℃、湿度85%)時の用紙の含水率は概12〜18%になり、低温・低湿(気温10℃、湿度15%)時の用紙の含水率は2〜4%になることが知られている。
このように印字に用いられる用紙の含水率が変化すると、用紙の抵抗値が変化する。例えば、環境が低温・低湿→恒温・恒湿→高温・高湿と変化する場合に、用紙の抵抗値は1×1010〜1×1012Ω・cm→1×108〜1×1010Ω・cm→1×106〜1×107Ω・cmと変化する。この用紙の抵抗値の変化は、画像形成装置の印字工程における未定着トナーの転写(転写部)に影響を与え、一定の転写電界を与えていても転写効率が変化し、印字品位の安定が損なわれるという問題点が生じる虞がある。
また、高湿となった用紙は、用紙自体が有する"腰"(湾曲性)がなくなり、軟らかく"腰がない"と呼ばれる状態となる。この"腰がない"状態では印字手段直前のアイドルローラで用紙の斜め搬送を矯正しても、転写部に到達するまでや、転写部から定着部に到達するまでに用紙に斜行が再発し、印字の歪み、画像欠けを発生することがある。
さらに、高湿な状態の用紙が定着部に突入すると、用紙中の水分蒸発に加熱ローラ(定着ローラ)表面の温度が奪われてしまい、加熱ローラによって現像剤を溶融することができずに、定着不良を発生する恐れがある。
また、定着装置で用紙の表裏面から水分が蒸発すると、用紙の組成物であるセルロースは収縮し、用紙にカール、皴が発生する。この時、表面と裏面とが同一温度の影響を受けると表裏の収縮度に変化がなく、用紙のカール、皴の発生は軽微なものとなるが、通常、定着装置を構成する加熱ローラと加圧ローラの表面温度は50〜70℃位加熱ローラの方が高くなっているためにカールの発生を未然に予防することが出来ず、排出用紙のスタッキング性の低下を招来する等の問題点がある。
このように、用紙の含水率変化によって多数の問題点の発生があり、画像形成装置の技術分野において印字用紙の含水率調整は従来から検討課題として上げられている。
例えば、特開昭63−14169号報(特許文献1)では、給紙される用紙を転写工程の直前に配置される加熱手段によって調湿(乾燥)する手法が提案されている。
しかしながら、この手法では、画像形成装置に別途加熱手段を設けて装置を複雑化・高価なものにし、しかもその加熱手段が加熱電力を消費することから、近年の省電力を考慮した画像形成装置には不適である。
また、近年、画像形成装置のコンパクト化を考慮して、スイッチバック方式を用いる両面印字装置の開発が多くされている。
特開昭63−14169号公報
本発明は、上述のような技術背景を基になされたものであって、画像形成装置の置かれる環境において温度・湿度が変化して用紙の調湿度合いが変化しても印字品位が安定化し、印字のゆがみや画像欠けを生じることがなく、かつ、用紙の皺やカールが生じることと排出用紙のスタッキング性の低下を防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は画像形成装置に係るものである。
請求項1に係る本発明の画像形成装置は、用紙収納部から1枚ずつの用紙を選択的に搬出して印字手段に給紙する給紙手段と、給紙された用紙上に未定着現像剤を用いた画像情報を転写部によって転写すると共にその転写部を経た後の用紙を定着部によって加熱・加圧してその用紙上にその画像情報を溶融・固着する印字処理を行う印字手段とを有し、用紙を印字手段に通過させてその用紙の一面に印字処理し、その後その用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理する両面印字が可能な画像形成装置において、画像形成装置内の印字手段周囲の環境の湿度を検出する環境検出手段と、検出した湿度が所定の湿度以上になったか否かを判定する環境判定手段と、環境判定手段によって検出湿度が所定の湿度以上になったことを判定したときに、前記給紙手段から給紙された用紙に未定着現像剤の転写を行わずにその用紙を定着部によって加熱・加圧して用紙中の水分を調湿する調湿運転を行うように印字手段を制御する調湿制御手段とを備えており、調湿運転によって用紙中の水分を調湿した後にその用紙に印字処理を施すことを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の発明において、用紙を印字手段に通過させてその用紙の一面に印字処理した後に排紙部に排紙する片面印字モードと、用紙の一面に印字処理した後にその用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理した後に排紙する両面印字モードとを選択する手段を設けていることを特徴とする。
請求項3に係る本発明の画像形成装置は、請求項2に記載の発明において、前記印字手段の上流側に位置し、その印字手段に給紙手段から給紙された用紙を間欠的に送り込むアイドルローラと、印字手段の下流側の搬送路に位置し、正転・逆転が可能であって正転時に画像情報を印字した用紙を搬送路に送り込む搬送ローラと、搬送ローラによって搬送路上に送り込まれた用紙を、その搬送ローラの逆転によって用紙の後端から前記アイドルローラに導くスイッチバック搬送路とを設けており、調湿制御手段によって印字手段を調湿運転させて用紙の水分を調湿した後に、搬送ローラの逆転によってその用紙をスイッチバック搬送路を経由してアイドルローラに送り込むことを特徴とする。
請求項4に係る本発明の画像形成装置は、請求項1から3のうちのいずれかに1項に記載の発明において、転写部が、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、現像剤を静電潜像担持体上に添付してその現像剤によって静電潜像を現像する現像部と、用紙に現像剤像を転写する転写電圧を印加する転写器とを有しており、調湿制御手段によって前記印字手段を調湿運転させるように制御するときに、静電潜像担持体、現像部、および転写器への印加電界は用紙に印字処理を行うときの印加条件と同一とすることを特徴とする。
請求項5に係る本発明の画像形成装置は、請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の発明において、調湿制御手段によって前記印字手段を用紙の水分を調湿するように制御するときに、前記印字手段によって画像情報の無い非画像書込みの制御を行うようにすることを特徴とする。
本発明の請求項1〜5に記載の画像形成装置によれば、環境検出手段によって画像形成装置内の印字手段周囲の環境の湿度を検出し、その検出した湿度が所定の湿度以上になったか否かを環境判定手段によって判定し、その環境判定手段によって検出湿度が所定の湿度以上になったことを判定したときに、調湿制御手段が、前記給紙手段から給紙された用紙に未定着現像剤の転写を行わずにその用紙を定着部によって加熱・加圧して用紙中の水分を調湿する調湿運転を行うように印字手段を制御して、調湿運転によって用紙中の水分を調湿した後にその用紙に印字処理を施す。
したがって、印字手段周囲の環境の湿度が所定以上になって用紙が現像剤の転写・定着に不都合な水分を含有する状況において、用紙に未定着現像剤の転写を行わずに定着部によって加熱・加圧処理することによって余分な水分を乾燥させ調湿することができる。よって、従来のように印字手段とは別途の加熱手段を設けることなく、省電力を考慮しつつ構造も複雑化を防止して、用紙の含水率調整を行うことができる。
このため、画像形成装置の置かれる環境において温度・湿度が変化して用紙の調湿度合いが変化しても印字品位が安定化し、印字のゆがみや画像欠けを生じることがなく、かつ、用紙の皺やカールが生じることと排出用紙のスタッキング性の低下を防止できる
なお、各請求項記載の発明は、上記作用・効果に加えて次の作用・効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、用紙を印字手段に通過させてその用紙の一面に印字処理した後に排紙部に排紙する片面印字モードと、用紙の一面に印字処理した後にその用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理した後に排紙する両面印字モードとを選択する手段を設けているので、調湿のために別途に印字手段によって加熱する工程を設ける必要が無く、従来の両面印字モードのある画像形成装置によって本発明を容易に実施できる。
請求項3に記載の発明によれば、前記印字手段の上流側に位置するアイドルローラによって、その印字手段に給紙手段から給紙された用紙を間欠的に送り込み、印字手段の下流側の搬送路に位置する搬送ローラが、正転・逆転が可能であって正転時に画像情報を印字した用紙を搬送路に送り込み、搬送ローラによって搬送路上に送り込まれた用紙を、その搬送ローラの逆転によって用紙の後端から前記アイドルローラに導くスイッチバック搬送路とを設け、調湿制御手段によって印字手段を調湿運転させて用紙の水分を調湿した後に、搬送ローラの逆転によってその用紙をスイッチバック搬送路を経由してアイドルローラに送り込むようにするので、コンパクト化を考慮したスイッチバック搬送路を用いた画像形成装置において、省電力を考慮しつつ構造も複雑化を防止して、用紙の含水率調整を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、調湿制御手段によって前記印字手段を調湿運転させるように制御するときに、静電潜像担持体、現像部、および転写器への印加電界は用紙に印字処理を行うときの印加条件と同一とするので、未定着現像剤によって画像情報を転写・定着するときと調湿運転するときとで印加電界を掛ける電界印加手段の構成を複雑にすること無くかつ印加電界設定を別にする手間を省くことができ、好ましい。
請求項5に記載の発明によれば、調湿制御手段によって前記印字手段を用紙の水分を調湿するように制御するときに、前記印字手段によって画像情報の無い非画像書込みの制御を行うようにするので、調湿運転を単純に非画像書き込みによって行うことができ、構成を複雑にすること無く、かつ、調湿運転の設定が容易になる。
以下、本発明の画像形成装置を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る画像形成装置の全体の外観構成を示す。図2は、該画像形成装置の内部構成を示し、図3は該画像形成装置の電気制御系の制御ブロック部を示す。符号1は装置本体(機体)である。また、図4は、画像形成装置において、用紙(記録用紙)Pの搬送経路の要部構成を概略的に示す説明図である。
この画像形成装置は、図1〜図4に示すように、スキャナ部(原稿読み取り手段)3、用紙搬送部(給紙手段)59、画像形成部10および定着装置30(印字手段)、および排紙処理部(排紙手段)60から主になり、給紙カセット(用紙収納部)23から1枚ずつの用紙Pを選択的に搬出して画像形成部10に給紙する用紙搬送部59と、給紙された用紙上にトナー(未定着現像剤)を用いた画像情報を転写部(感光体ドラム11、転写ローラ14)によって転写すると共にその転写部を経た後の用紙を定着装置(定着ローラ31、加圧ローラ32)30によって加熱・加圧してその用紙上にその画像情報を溶融・固着する印字処理を行う印字手段とを有し、この印字手段に通過させて用紙の一面に印字処理し、その後その用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理する両面印字が可能な画像形成装置である。
図1に示すように、原稿読み取り手段が給紙手段の上方に配設され、排紙手段が原稿読み取り手段と給紙手段との中間部位に配設される。
そして、この画像形成装置は、印字モードとして原稿画像を読み取ってその画像情報を用紙にトナー(現像剤)画像として転写・定着する複写モード(コピアモード)、外部からの画像情報を用紙にトナー画像として転写・定着するプリンタモード、ファクシミリ信号を介した画像情報を用紙にトナー画像として転写・定着するファクシミリモードとを所望に選択できるようになっており、後述する操作スイッチ類76への設定操作によって、中央処理ユニット(CPU)54が各モードにおける印字要求内容に応じて各処理モードが選択される。
また、用紙を印字手段に通過させてその用紙の一面に印字処理した後に排紙部に排紙する片面印字モードと、用紙の一面に印字処理した後にその用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理した後に排紙する両面印字モードとを選択する手段として操作スイッチ類76に片面・両面の印字モード選択スイッチを設けている。これによって、調湿のために別途に印字手段によって加熱する工程を設ける必要が無く、従来の両面印字モードのある画像形成装置によって本発明を容易に実施できる。
画像形成装置についてさらに詳しく説明する。図1〜図2に示すように、この装置本体1の上面部には、原稿が載置される透明ガラス(「プラテンガラス」とも称する)からなる原稿載置台2が設けられ、この原稿載置台2の下方には、原稿Gの画像情報の読み取る原稿読み取り部であるスキャナ部3が配置されている。
〔スキャナ部3〕
このスキャナ部3は、原稿載置台2の下方に配置されて平行に往復移動する第1走査ユニット4及び第2の走査ユニット5と、光学レンズ体6と、光電変換素子(CCD)7を備えた原稿画像読み取りユニットにて構成されている。図2において、スキャナ部3の光路は一点鎖線で示している。
第1の走査ユニット4は、露光ランプ4A(コピーランプ)と、この露光ランプ4Aからの光を原稿画像表面に露光させるリフレクタ4Bと、このリフレクタ4Bを介して露光され反射される原稿からの反射光像を所定の方向に向かって導くための第1のミラー4Cとを有し、原稿載置台2の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で平行に往復移動制御されるようになっている。
第2の走査ユニット5は、第1の走査ユニット4の第1のミラー4Cにより導かれた原稿からの反射光像を更に所定の方向に向かって導くための第2のミラー5A及び第3のミラー5Bを有し、第1の走査ユニット4と一定の速度関係を保って平行に往復移動制御されるようになっている。
光学レンズ体6は、第2の走査ユニット5の第3のミラー5Bにより導かれた原稿画像の反射光の光路上に配置され、その光像を光電変換素子7に結像させるようになっているものである。
この光電変換素子(例えばCCD(電荷結合素子))7は、光学レンズ体6により結像された原稿画像の光像を読み取って電気信号に光電変換することによって原稿画像情報(原稿画像データ)を作成するものであり、その原稿画像情報を画像処理部57に向けて出力する。
〔画像処理部57〕
画像処理部57は、光電変換素子7が出力した原稿画像情報を、解像度や濃度等が印字に適した印字用画像情報(印字用画像データ)に画像処理するものである。画像処理後の印字用画像情報は、レーザスキャニングユニット(LSU)8の画像データ入力部へと転送されるようになっている。
〔画像形成部10〕
そして、レーザスキャニングユニット8は、画像処理部57から出力された印字用画像情報に応じたレーザ光を、ポリゴンミラー、各種レンズを通して、画像形成部(画像形成プロセス)10を構成する感光体ドラム11の表面に照射する。これにより、感光体ドラム11に印字用画像情報の静電潜像が書込み形成されるようになっている。
感光体ドラム11は、矢印方向に回転駆動する。感光体ドラム11の周囲には、主帯電器12、レーザスキャニングユニット8、現像装置(現像部)13、転写ローラ(転写部)14、およびクリーニング装置15が感光体ドラム11の回転方向に沿って順に配置されている。
主帯電器12は、この感光体ドラム11の表面を所定の電位に帯電させる。
レーザスキャニングユニット8は、感光体ドラム11表面に画像情報に応じたレーザ光を照射して、このレーザ光の照射によって感光体ドラム11上に画像情報に応じた静電潜像を形成する。
現像装置13は、現像槽中のトナー(現像剤)を現像ローラ(MGローラ)により感光体ドラム11の送り込んで感光体ドラム11引き寄せさせて、感光体ドラム11上に形成された静電潜像の電位ギャップに応じてトナーによって現像して顕像化する。
転写ローラ14は、この現像装置13にて顕像化された原稿画像のトナー像(現像剤像)を後述する給紙カセット23から給紙搬送路25を介して給紙される用紙(「転写紙」とも称する)P上に転写電圧を印加して転写する。
クリーニング装置15は、この転写ローラ14による転写後の感光体ドラム11上に残留する残留トナーを感光体ドラム11に当接させたクリーニングブレードによって掻き取るなどして回収ボックスに回収してクリーニングする。
なお、前記画像形成部10の主帯電器12は、クリーニング装置15によるクリーニング後の感光体ドラム11表面の電荷を除電する図示しない除電装置の機能を有している。また、転写部には、転写ローラ14に代えて、コロナを発生する転写電極を設けることができる。
〔定着装置(定着部)30〕
定着装置30は、ヒータランプ等の加熱部材を内蔵する定着ローラ(加熱ローラとも称する)31と加圧ローラ32との間のニップ部に用紙Pを挟持して、定着ローラ31による所定の加熱と加圧ローラ32による所定の加圧によって当該用紙Pに前記感光体ドラム11から転写された未定着トナー像の定着を行うものである。
感光体ドラム11と転写ローラ14との間に挟持されてトナー像が転写された後の用紙Pは、感光体ドラム11上から剥離されて主搬送路(定着部に到達させるガイド部)16を経由して、定着装置30の定着ローラ31と加圧ローラ32との間に突入する。この場合、定着ローラ31と加圧ローラ32との当接部には所定の押圧力によってニップ部が形成されている。
この定着装置30によってトナー像が定着後の用紙Pは、定着装置30以後の排紙処理部60によって排紙口20から排紙カセット22に向けて排紙される。
画像形成装置内の画像形成部10と定着装置30からなる印字手段の周囲には、その印字手段周囲の環境の湿度を検出する環境検出手段として、温度・湿度センサ78が設けられている。この温度・湿度センサ78の検出信号は、後述するCPU54に伝達されて、調湿運転を行うようになっている。なお、温度・湿度センサ78は、感光体ドラム11の周囲や後述するアイドルローラ26から排紙駆動ローラ18との間に適宜の位置に設けることができる。
〔用紙搬送部〕
装置本体1の内底部側には、用紙Pが所定の用紙サイズ毎に積載収容された交換可能な給紙カセット23が配置される。この給紙カセット23の排紙側上部には、半月状の用紙ピックアップローラ24が配置されている。
この用紙ピックアップローラ24は、給紙カセット23内に積載収容された用紙Pを最上層から1枚づつピックアップし、下流側に向かって(便宜上の用紙Pの流れ出し側(給紙カセット23側)を上流、排紙側を下流とする)給紙搬送路25のアイドルローラ(「レジストローラ」とも称する)26まで搬送させる。アイドルローラ26は、画像形成部10と定着装置30からなる印字手段の上流側に位置し、その印字手段に給紙手段から給紙された用紙を間欠的に送り込むようになっている。
アイドルローラ26の上流側には、レジスト前検知スイッチ21Cが設けられており、このレジスト前検知スイッチ21Cは給紙カセット23から給紙搬送される用紙Pを検知する。その信号を基に給紙タイミングを図りながら、上述した画像形成部10に給紙するようになっている。
〔排紙処理部60〕
排紙処理部60には、印字手段の下流側の排紙搬送路17に位置し、正転・逆転が可能であって正転時に画像情報を印字した用紙を搬送路に送り込む排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19からなる搬送ローラと、この搬送ローラによって排紙搬送路17上に送り込まれた用紙を、その搬送ローラの逆転によって用紙の後端から前記アイドルローラ26に導く用紙切換えゲート27、副搬送路28などからなるスイッチバック搬送路とを設けている。
この排紙処理部60は、定着装置30および排紙駆動ローラ18間を繋ぐ側方視で「つ」の字形状に下方から上方に向けて滑らかに湾曲し側方に向くガイド部17aと、ガイド部17aの排紙駆動ローラ18位置から水平方向に向く排紙搬送路17と、排紙搬送路17出側の排紙口20に設けられた排紙ローラ19と有し、用紙Pをガイド部17aを介して排紙駆動ローラ18まで通し、排紙駆動ローラ18によって排紙口20側の排紙ローラ19に向け搬送する。搬送ローラ19は排紙が指令された場合に正転して排紙カセット22に印字済みの用紙Pを排紙する。排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19は、正転・逆転の可能な可逆運転モータによって正転・逆転駆動するようになっている。
なお、排紙搬送路17に搬送される用紙Pは、定着装置30の下流側に設けた、定着ローラ31と加圧ローラ32との間を用紙Pが通過する状態を定着検知スイッチ21Aにて検知される。
用紙Pは、前記画像形成部10の横方向位置の排紙カセット22(ストッカとも称する)に排紙され、かつ、その排紙された用紙Pは、給紙カセット23の上方かつスキャナ部3の下方位置に排出される。
通常の片面印字の場合には、そのまま排紙駆動ローラ18(搬出部)及び排紙ローラ19の回転駆動(正転駆動)により、排紙搬送路17を通過して排紙口20からスキャナ部3の下部空間に設置した排紙カセット22上に排紙される。この排紙ローラ19の用紙Pの通過状態は、排紙ローラ19の上流側に設けた排紙検知スイッチ21Bにて検知する。
一方、両面印字を行う場合には、画像形成部10による用紙Pの片面印字後、排紙搬送路17に搬送されて定着装置30を通過した後の用紙Pを、一旦、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19側の排紙搬送路17に搬送し、この状態で、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19を逆転駆動させることにより用紙切換えゲート27を切換え制御して、用紙Pをスイッチバックさせて用紙反転用の副搬送路28に導入する。
用紙切換えゲート27は、くさび形状もしくは涙滴形状を呈して主搬送路16と副搬送路28の分岐部に位置しており、通常は自重によって主搬送路16を覆うように傾いている。用紙切換えゲート27は、定着装置30から搬出された用紙Pを主搬送路16側面に摺動させながらガイド部17aに向かわせて、排紙搬送路17に搬入させる。用紙Pがこの排紙搬送路17に搬入し終わった状態では、前記用紙切換えゲート27は自重によって主搬送路16側に傾く。この状態で、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19を逆転駆動することによって用紙切換えゲート27の副搬送路28側面に用紙Pが摺動して用紙Pを副搬送路28に導入できるようになっている。
そして、この副搬送路28の上流部(排紙搬送路17側)と下流部(アイドルローラ26側)に設けた副駆動ローラ29、29の回転駆動によって、再び、アイドルローラ26の上流側に用紙Pを搬送し、印字手段によって用紙Pの他面印字を行うようになっている。
ここで、各処理モードのなかから複写モード(コピアモード)を設定した場合について説明する。
原稿読み取り部(スキャナ部3)の原稿載置台2の透明ガラス上に印字を希望する原稿が載置された後、ユーザが給紙部の給紙カセット23に用紙Pを装着し、装置本体1の外装前面部に配置される操作パネル上の操作スイッチ類76のうちの条件入力キー(印字枚数/印字倍率等々)を入力した後に、スタートキーを押し下げるとコピー動作が開始される。
このようにして印字を開始する画像形成装置は、まず、スタートキーが押されると、ほぼ同時にメイン駆動モータが始動し、各駆動ギアが回転する。その後、用紙ピックアップローラ24等の給紙ローラが回転し用紙が給紙される、給紙された用紙は、搬送ローラを通過、アイドルローラ26へ到達する。
この場合、用紙は、感光体ドラム11上の画像先端部と同期をとるため、一時停止し、用紙の先端部は、均一にアイドルローラ26に押しつけられて用紙の先端位置の補正が行なわれる。
そして、タイミングを合わせて用紙に原稿画像を転写定着して、片面処理が終了する。
一方、装置本体1の原稿載置台2上には、例えば、原稿移動方式による両面原稿自動読み取り装置(R−SPF)からなる原稿押えカバーを兼用する自動原稿処理装置40が開閉自在に搭載されている。
この自動原稿処理装置40は、図2に示すように、原稿Gが載置される原稿トレイ41を有し、この原稿トレイ41上に載置された原稿Gを原稿ピックアップローラ42にてピックアップして、原稿Gを、原稿駆動ローラ43を介して原稿搬送路44に導入して原稿用のアイドルローラ(PSローラ)45の上流側に案内搬送されるようになっている。
このアイドルローラ45の上流側には、原稿Gの原稿サイズが検出可能にするため原稿入紙センサ46が設けられ、この原稿入紙センサ46にて原稿Gの先端及び後端を検知し、その信号を基に搬送タイミングを図りながら、原稿Gを原稿載置台2の片側に隣接させて配置したスリットガラスからなる原稿読み取り台9上に向け搬送制御するようになっている。
この場合、スキャナ部3の第1の走査ユニット4は、原稿読み取り台9の下方に待機し位置するように移動制御されている。
この原稿読み取り台9上に搬送される原稿Gは、その移動と共に片面側の第1画像読み取り面G1がスキャナ部3の第1の走査ユニット4にて走査される。その他の光電変換素子7での読み取り、画像情報の画像処理、印字等の画像形成処理は、上述と同様である。
そして、原稿読み取り台9上での画像読み取り後の原稿Gは、搬送ローラ47を介して原稿排紙路48の原稿排紙ローラ49側に搬送され、片面読み取りのみ場合は、原稿切換えゲート50の切換え制御により原稿排紙トレイ51上に排紙されるようになっている。
一方、両面原稿読み取りを行う場合は、原稿Gを原稿切換えゲート50の切換え制御により、一旦、原稿トレイ41と原稿排紙トレイ51との間に配置された中間トレイ52上に向け排紙した後、原稿排紙ローラ49を逆転駆動させてスイッチバックさせることにより、原稿反転路53に導入し、再び、原稿搬送路44に原稿Gを搬送することにより、原稿Gの裏側の画像読み取り面の原稿画像の読み取りが行われるとともに、上述した片面印字工程と同様に、用紙Pの第1印字面P1に、原稿Gの裏面側の原稿画像が印字されるようになっている。
この用紙Pの第1印字面P1(一面の例)への印字工程が終了すると、用紙Pは、上述した用紙反転機構にて反転され、再び、画像形成部10に搬送されて、その第2印字面P2(他面の例)に、予めメモリに記憶された原稿Gの表面側の原稿画像が印字される。
図1に示すように、画像形成装置の上部側の前面部には、複写モード、プリントモード、ファクシミリモードの切替えの設定と、使用者が用紙Pの用紙種類(用紙寸法のほか、用紙の厚み等)、印刷枚数、倍率、濃度等の画像形成条件を設定する操作スイッチ類76が配設されている。
次に、実施形態に係る画像形成装置の制御系を、図3に基づき説明する。
図3に示すように、実施形態に係る画像形成装置は、画像の読み取り処理、画像処理、画像形成処理、および用紙Pの搬送処理等をROM(Read Only Memory)55に予め記憶されたプログラムにしたがって中央処理ユニット(CPU)54がRAM(Random access Memory)56等の一時的記憶手段を用いて処理を実行する。ROMやRAMに代えてHDD(ハードディスクドライブ)等の記憶手段を用いることができる。
画像形成装置において、スキャナ部(原稿読み取り部)3によって読み取った原稿の画像情報(原稿画像データ)、または、図示しない通信ネットワークに繋がれた各端末装置から送信された原稿画像情報は、通信処理部58を介して画像処理部57に入力されるようになっている。
画像処理部57は、RAM56等の記憶部に記憶された原稿画像情報を印字(記録用紙への画像形成)に適した印字用画像に上記のプログラムによって処理するものである。
印字用画像情報は画像形成部10に入力される。
画像形成部10、用紙搬送部(給紙搬送路25、主搬送路16、副搬送路28(これらはペーパーガイドとも称する)において用紙Pの各種検出・制御を行う)59、定着装置30、排紙処理部(排紙搬送路17において用紙Pの各種の検出・制御を行う)60は、各々の駆動制御部と連動している。
用紙搬送部59によって搬送する用紙P上に印字工程(画像形成部10においての画像情報の印字処理)と、その後に、その印字処理された用紙Pに対する定着工程(定着装置30)を経て記録用紙のストッカ(排紙カセット22:排出部とも称する)に排出されるようになっている。なお、温度・湿度センサ78の検出した温度・湿度信号はCPU54に適宜のインタフェイスを介して入力されるようになっている。用紙搬送部59には、上記のレジスト前検知スイッチ21C、定着検知スイッチ21A、および排紙検知スイッチ21Bの検出信号が入力されるようになっている。
画像形成装置は、運転条件設定部77が設けられる。この運転条件設定部77は、操作スイッチ類76によって使用者が設定したモード(複写モード、プリンタモード、ファクシミリモードのうちのいずれか)と、画像形成要求または記録媒体の種類等の画像形成条件にしたがって、画像形成装置の画像形成、または搬送条件等の運転条件を設定するものである。
また、画像形成装置は、設定された前記運転条件にしたがって、前記読み取り部(スキャナ部3)、用紙搬送部59、画像形成部10、定着装置30および排紙処理部60等の駆動用アクチュエータである、原稿読み取り駆動部64、記録用紙搬送駆動部66、印字処理駆動部68、定着駆動部70および排紙駆動部72を、ROM55に記憶されたプログラムに基づく、CPU54の指令にしたがった同期した動作を駆動制御部62の制御によって行うようになっているものである。
原稿読み取り駆動部64は、スキャナ部3の第1走査ユニット4、第2走査ユニット5の駆動用アクチュエータである。
記録用紙搬送駆動部66は、用紙搬送部59、具体的には、上述の給紙搬送路25上の用紙ピックアップローラ24、アイドルローラ26の駆動用モータである。印字処理駆動部68は、感光体ドラム11の駆動用モータである。定着駆動部70は、定着装置30の定着ローラ31および加圧ローラ32の駆動用モータである。排紙駆動部72は、排紙駆動ローラ18、排紙ローラ19等の駆動用モータである。これらの各駆動部の駆動用モータは、それぞれ同じまたは異なるモータを駆動源として適宜に動力伝達機構を介して構成できる。
また、画像形成装置には、オプション構成74として、後処理装置(ステープル、パンチ、複数段排紙トレイ、シフター等々)、自動原稿読み取り装置(自動原稿処理装置40等)、大容量給紙カセット等が配置可能であり、それらオプション構成74は上記画像形成装置の制御部とは別に各々のオプション構成74内に制御部を持ちながら、装置とのタイミング調整を、前記通信処理部58を介して同期するように構成されている。
図5は画像形成する対象の用紙Pの含水率と抵抗値の変化の関係を、例として国内紙を挙げて示すグラフである。用紙の含水率(%)が上がると用紙の抵抗値(Ω・cm)が低下する傾向になる。
この含水率は、前述のように温度・湿度によって変化し、含水率が変化すれば用紙の抵抗値も変化することから、温度・湿度と抵抗値の関係を図5に示すように、予め測定しておき、この関係と温度・湿度の検出値に基づいて用紙の抵抗値も求めることができる。例えば、恒温・恒湿(気温25℃、湿度60%)時の用紙の含水率は概ね5〜8%になることから、用紙の抵抗値が1×1010〜1×1012Ω・cmと求めることができる。高温・高湿(気温35℃、湿度85%)時の用紙の含水率は概12〜18%になることから、用紙の抵抗値が1×108〜1×1010Ω・cmと求めることができる。低温・低湿(気温10℃、湿度15%)時の用紙の含水率は2〜4%になることから、用紙の抵抗値が1×106〜1×107Ω・cmと求めることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のプログラムは、用紙収納部から1枚ずつの用紙を選択的に搬出して印字手段に給紙する給紙手段と、給紙された用紙上に未定着現像剤を用いた画像情報を転写部によって転写すると共にその転写部を経た後の用紙を定着部によって加熱・加圧してその用紙上にその画像情報を溶融・固着する印字処理を行う印字手段とを有し、用紙をこの印字手段に通過させてその用紙の一面に印字処理し、その後その用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理する両面印字が可能な画像形成装置用のプログラムにおいて、画像形成装置内の前記印字手段周囲の環境の湿度を検出する環境検出機能と、検出した湿度が所定の湿度以上になったか否かを判定する環境判定機能と、環境判定機能によって検出湿度が所定の湿度以上になったことを判定したときに、前記給紙手段から給紙された用紙に未定着現像剤の転写を行わずにその用紙を定着部によって加熱・加圧して用紙中の水分を調湿する調湿運転を行うように印字手段を制御する調湿制御機能とを実現して、調湿運転によって用紙中の水分を調湿した後にその用紙に印字処理を施すものである。
上記の各機能は、画像形成装置の、主に、運転条件設定部77、用紙搬送部59および定着装置30がCPU54、RAM56によって、ROM55に記憶されたプログラムにしたがって、駆動制御部62を介して印字処理駆動部68、定着駆動部70、排紙駆動部72を制御することによって達成する。
画像形成装置において、給紙手段、(転写部、定着部からなる)印字手段は、実施形態ではそれぞれ記録用紙搬送駆動部66、印字処理駆動部68および排紙駆動部72であって周知の電子写真方式によって記録媒体である用紙Pに画像形成を行うものである。
上記の画像形成部10の感光体ドラム11、定着装置30の定着ローラ31、排紙駆動ローラ18、排紙ローラ19、副搬送路28の副駆動ローラ29の駆動源は図示しないが、駆動速度をCPU54ひいては駆動制御部62の指令にしたがって所望に制御できる直流モータ、ステッピングモータ、サーボモータ、インバータ駆動の交流モータ等種々に採用できる。
〔環境検出手段〕
環境検出手段は、実施形態では、画像形成装置内の前記印字手段周囲の環境の湿度を検出する温度・湿度センサ78からなるものである。
印字手段は、実施形態では、感光体ドラム11、転写ローラ14(転写部)、および定着装置30(定着ローラ31、加圧ローラ32)(定着部)である。また、温度・湿度センサ78は、感光体ドラム11の上流側若しくは主搬送路16近傍の適宜の位置の設けることができる。
環境判定手段80は、検出した湿度が所定の湿度以上になったか否かを判定する。実施形態では、所定の湿度とは、用紙Pに調湿が必要なる設定した湿度であって、恒温・恒湿(気温25℃、湿度60%)時の湿度を超えて、高温・高湿(気温35℃、湿度85%)時の湿度を所定の湿度とする。勿論装置や用紙の特性、環境の条件を考慮してこの湿度は適宜に数値を設定できる。
調湿制御手段82は、環境判定手段80によって検出湿度が所定の湿度以上になったことを判定したときに、前記給紙手段から給紙された用紙に未定着現像剤の転写を行わずにその用紙を定着装置30によって加熱・加圧して用紙中の水分を調湿する調湿運転を行うように印字手段を制御する。そして、調湿運転によって用紙中の水分を調湿した後にその用紙に印字処理を施す。
そして、調湿制御手段82によって感光体ドラム11に対向する転写ローラ14および定着装置30(印字手段)を調湿運転させて用紙の水分を調湿した後に、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19(搬送ローラ)の逆転によってその用紙をスイッチバック搬送路(排紙搬送路17、用紙切換えゲート27および副搬送路28)を経由して(スイッチバックして)アイドルローラ26に送り込む。
調湿制御手段82によって前記印字手段を調湿運転させるように制御するときに、感光体ドラム11(静電潜像担持体)、現像装置13(現像部)、および転写ローラ14(転写器への印加電界は用紙に印字処理を行うときの印加条件と同一とすることが好適である。
調湿制御手段82は、前記印字手段を用紙の水分を調湿するように制御するときに、前記印字手段によって画像情報の無い非画像書込みの制御を行うようにすることも好適である。
次に、実施形態の画像形成装置の作動(調湿制御)を図6〜図7のフローチャートにしたがって説明する。
図6〜図7に示すフローチャートでは各ステップ1…を「S…」と略記する。
まず、待機時に印字要求が入力された場合(S1)に、印字条件が入力されているか否かを判定する(S2)。
印字条件が入力されていない場合は(S2:No)、印字条件の入力を促す表示を表示部によって行う(S3)。
一方、印字条件が入力されている場合は(S2:Yes)、印字する用紙Pは裏紙(:既に片面が印字されている用紙)であるか否かを判定する(S4)。
S4の判定結果が裏紙であれば(S4:Yes)、その用紙Pは印字面以外の片面のみの印字が可能であると判断する(S5)。そして、S10以降のステップであるS10〜S23、S24を実行する。
また、S4の判定結果が裏紙でなければ(S4:No)、両面に印字が可能な用紙Pと判断する(S6)。そして、S30以降のステップであるS30〜S38、S24を実行する。
〔片面に印字可能な用紙(裏紙)を用いる場合〕
S4において、印字する用紙Pが裏紙であって片面のみ印字が可能であると判断された場合は、本画像形成装置内環境の湿度(相対湿度)が設定値以上か否かを判定する(S10)。本画像形成装置内環境の温度が設定値以上でないならば(S10:No)、用紙Pの片面の印字面に対して印字処理を実行する(S11)。
本画像形成装置内環境の温度が設定値以上であるならば(S10:Yes)、制御部では用紙を印字手段に搬送する回数を3回とする搬送モードを行うように設定する(S12)。
次いで、給紙カセット23から用紙を給紙し、第1回目の用紙搬送を行う(S13)。
次いで、印字手段によって印字処理工程(転写工程と定着工程)を実行するが、用紙領域全面に対して「白原稿」の処理を行う(S14)。つまり第1回目の用紙搬送時には、転写工程でトナー像を転写しない状態で定着工程で加熱を行わせる。
第1回目の搬送される用紙の先端(逆転時には後端になる)を可逆回転が可能な排紙ローラ19がチャックした(噛み込んだ)か否かを判定し、チャックされたならばステップ16に進む。この排紙ローラ19が用紙Pをチャックしたことは、排紙検知スイッチ21Bが用紙Pを検出した信号を出力することによって排紙ローラ19に用紙が到達しチャックしていると判定する。
S16では、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19を逆回転させて副搬送路28(スイッチバック搬送路)に導いて、用紙をスイッチバックする。
次いで、スイッチバック搬送路によってスイッチバックされた用紙がアイドルローラ26に到達したか否かを判定する(S17)。アイドルローラ26に用紙Pが到達したか否かはレジスト前検知スイッチ21Cによって用紙Pを検出した信号が出力されたか否かによって判定する。
次いで、スイッチバックされた用紙Pをアイドルローラ26から印字手段に再給紙し、第2回目の用紙搬送を行う(S18)。
次いで、印字手段によって処理工程(転写工程と定着工程)を実行するが、用紙領域全面に対して「白原稿」の処理を行う(S19)。つまり第2回目の用紙搬送時にも、トナー像を転写しない状態で定着工程で加熱を行わせる。
次いで、第2回目の搬送される用紙の先端(逆転時には後端になる)を可逆回転が可能な排紙ローラ19がチャックした(噛み込んだ)か否かを判定し(S20)、チャックされたならばステップ21に進む。この排紙ローラ19が用紙Pをチャックしたか否かは、排紙検知スイッチ21Bが用紙を検出した信号を出力しているか否かによって判定する。
S21では、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19を逆回転させて副搬送路28(スイッチバック搬送路)に導く。
次いで、用紙がアイドルローラ26に到達したか否かを判定する(S22)。アイドルローラ26に用紙Pが到達したか否かは、レジスト前検知スイッチ21Cによって用紙Pを検出した信号が出力されたか否かによって判定する。
次いで、スイッチバックされた用紙Pをアイドルローラ26から印字手段に再給紙し、用紙の印字しようとする面に印字要求画像の印字処理を実行する(S23)。その後、次の印字要求があるまで待機する(S24)
〔両面に印字が可能な用紙(新品の用紙)を用いる場合〕
S4において、印字する用紙Pが裏紙でなく、通常用紙であって両面の印字が可能であると判断された場合は(S6)、本画像形成装置内環境の湿度(相対湿度)が設定値以上か否かを判定する(S30)。本画像形成装置内環境の温度が設定値以上でないならば(S30:No)、用紙Pの両面の印字面に対して通常の印字処理を実行する(S31)。
一方、本画像形成装置内環境の温度が設定値以上であるならば(S31:Yes)、制御部では用紙を印字手段に搬送する回数を2回とする搬送モードを行うように設定する(S32)。
次いで、給紙カセット23から用紙を給紙し、第1回目の用紙搬送を行う(S33)。
次いで、印字手段によって処理工程(転写工程と定着工程)を実行するが、用紙領域全面に対して「白原稿」の処理を行う(S34)。つまり第1回目の用紙搬送時には、トナー像を転写しない状態で定着工程によって加熱を行わせる。
次いで、S35では、第1回目の搬送される用紙の先端(逆転時には後端になる)を可逆回転が可能な排紙ローラ19がチャックした(噛み込んだ)か否かを判定し、チャックされたならばステップ16に進む。この排紙ローラ19が用紙Pをチャックしたか否かは、排紙検知スイッチ21Bが用紙の検出した信号を出力しているか否かによって判定する。
S36では、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19を逆回転させて副搬送路28(スイッチバック搬送路)に導く。
次いで、用紙がアイドルローラ26に到達したか否かを判定する(S37)。アイドルローラ26に用紙Pが到達したか否かはレジスト前検知スイッチ21Cによって用紙Pを検出した信号が出力されたか否かによって判定する。
次いで、スイッチバックされた用紙Pをアイドルローラ26から印字手段に再給紙し、用紙の印字しようとする面に印字要求画像の印字処理を実行する(S38)。その後、次の印字要求があるまで待機する(S24)。
したがって、本実施形態の画像形成装置によれば、印字手段周囲の環境の湿度が所定以上になって用紙が現像剤の転写・定着に不都合な水分を含有する状況において、用紙Pに未定着トナーの転写を行わずに定着装置30によって加熱・加圧処理することによって余分な水分を乾燥させ調湿することができる。よって、従来のように印字手段とは別途の加熱手段を設けることなく、省電力を考慮しつつ構造も複雑化を防止して、用紙の含水率調整を行うことができる。
このため、画像形成装置の置かれる環境において温度・湿度が変化して用紙の調湿度合いが変化しても印字品位が安定化し、印字のゆがみや画像欠けを生じることがなく、かつ、用紙の皺やカールが生じることと排出用紙のスタッキング性の低下を防止できる
また、片面印字モードと両面印字モードとを選択する手段として操作スイッチ類76を設けているので、調湿のために別途に印字手段によって加熱する工程を設ける必要が無く、従来の両面印字モードのある画像形成装置によって本発明を容易に実施できる。
また、前記印字手段の上流側に位置するアイドルローラ26によって、その印字手段に給紙手段から給紙された用紙を間欠的に送り込み、印字手段の下流側の搬送路に位置する排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19(搬送ローラ)が、正転・逆転が可能であって正転時に画像情報を印字した用紙Pを搬送路に送り込み、用紙Pの後端から前記アイドルローラに導く用紙切換えゲート27およびや副搬送路28等からなるスイッチバック搬送路とを設け、CPU54の調湿制御手段82によって印字手段を調湿運転させて用紙の水分を調湿した後に、排紙駆動ローラ18および排紙ローラ19の逆転によってその用紙Pをスイッチバック搬送路を経由してアイドルローラ26に送り込むようにするので、コンパクト化を考慮したスイッチバック搬送路を用いた画像形成装置において、省電力を考慮しつつ構造も複雑化を防止して、用紙の含水率調整を行うことができる。
また、調湿制御手段82によって前記印字手段を調湿運転させるように制御するときに、感光体ドラム11、現像装置13、および転写ローラ14への印加電界は用紙に印字処理を行うときの印加条件と同一とするので、未定着現像剤によって画像情報を転写・定着するときと調湿運転するときとで印加電界を掛ける電界印加手段の構成を複雑にすること無くかつ印加電界設定を別にする手間を省くことができ、好ましい。
また、調湿制御手段82によって前記印字手段を用紙の水分を調湿するように制御するときに、前記印字手段によって画像情報の無い非画像書込みの制御を行うようにするので、調湿運転を単純に非画像書込みによって行うことができ、構成を複雑にすること無く、かつ、調湿運転の設定が容易になる。
尚、本発明の画像形成装置は、上記した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の実施形体に係る画像形成装置の全体構成の外観を示す説明図である。 図1の画像形成装置の内部構成を一部概略的に示す断面視の説明図である。 図1の画像形成装置の電気制御系を示す制御ブロック部である。 図1の画像形成装置において、用紙の搬送経路の要部構成を概略的に示す説明図である。 画像形成する対象の用紙の含水率と抵抗値の変化の関係を、例として国内紙を挙げて示すグラフである。 図1の画像形成装置の作動に係る調湿制御のフローチャートである。 図6から続く調湿制御のフローチャートである。
符号の説明
1 装置本体
2 原稿載置台
3 スキャナ部
4 走査ユニット
5 走査ユニット
6 光学レンズ体
7 光電変換素子
8 レーザスキャニングユニット
9 原稿読み取り台
10 画像形成部
11 感光体ドラム
12 主帯電器
13 現像装置
14 転写ローラ(印字手段の転写部)
15 クリーニング装置
16 主搬送路
17 排紙搬送路
18 排紙駆動ローラ
19 排紙ローラ
20 排紙口
21A 定着検知スイッチ
21B 排紙検知スイッチ
21C レジスト前検知スイッチ
22 排紙カセット
23 給紙カセット
24 用紙ピックアップローラ
25 給紙搬送路
26 アイドルローラ
27 用紙切換えゲート
28 副搬送路
29 副駆動ローラ
30 定着装置(印字手段の定着部)
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
54 中央処理ユニット(CPU)
55 ROM
56 RAM
57 画像処理部
58 通信処理部
59 用紙搬送部
60 排紙処理部
62 駆動制御部
64 原稿読み取り駆動部
66 記録用紙搬送駆動部
68 印字処理駆動部
70 定着駆動部
72 排紙駆動部
76 操作スイッチ類
78 温度・湿度センサ(環境検出手段)
80 環境判定手段
82 調湿制御手段

Claims (5)

  1. 用紙収納部から1枚ずつの用紙を選択的に搬出して印字手段に給紙する給紙手段と、給紙された用紙上に未定着現像剤を用いた画像情報を転写部によって転写すると共にその転写部を経た後の用紙を定着部によって加熱・加圧してその用紙上にその画像情報を溶融・固着する印字処理を行う印字手段とを有する画像形成装置において、
    画像形成装置内の前記印字手段周囲の環境の湿度を検出する環境検出手段と、
    検出した湿度が所定の湿度以上になったか否かを判定する環境判定手段と、
    環境判定手段によって検出湿度が所定の湿度以上になったことを判定したときに、前記給紙手段から給紙された用紙に未定着現像剤の転写を行わずにその用紙を定着部によって加熱・加圧して用紙中の水分を調湿する調湿運転を行うように印字手段を制御する調湿制御手段とを備えており、
    調湿運転によって用紙中の水分を調湿した後にその用紙に印字処理を施すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙を印字手段に通過させてその用紙の一面に印字処理した後に排紙部に排紙する片面印字モードと、用紙の一面に印字処理した後にその用紙を再び印字手段に通過させてその用紙の他面に印字処理した後に排紙する両面印字モードとを選択する手段を設けていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印字手段の上流側に位置し、その印字手段に給紙手段から給紙された用紙を間欠的に送り込むアイドルローラと、
    印字手段の下流側の搬送路に位置し、正転・逆転が可能であって正転時に画像情報を印字した用紙を搬送路に送り込む搬送ローラと、
    搬送ローラによって搬送路上に送り込まれた用紙を、その搬送ローラの逆転によって用紙の後端から前記アイドルローラに導くスイッチバック搬送路とを設けており、
    調湿制御手段によって印字手段を調湿運転させて用紙の水分を調湿した後に、搬送ローラの逆転によってその用紙をスイッチバック搬送路を経由してアイドルローラに送り込むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 転写部は、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、現像剤を静電潜像担持体上に添付してその現像剤によって静電潜像を現像する現像部と、用紙に現像剤像を転写する転写電圧を印加する転写器とを有しており、
    調湿制御手段によって前記印字手段を調湿運転させるように制御するときに、静電潜像担持体、現像部、および転写器への印加電界は用紙に印字処理を行うときの印加条件と同一とすることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 調湿制御手段は、前記印字手段を用紙の水分を調湿するように制御するときに、前記印字手段によって画像情報の無い非画像書込みの制御を行うようにすることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。

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