JP2001272897A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JP2001272897A
JP2001272897A JP2000085762A JP2000085762A JP2001272897A JP 2001272897 A JP2001272897 A JP 2001272897A JP 2000085762 A JP2000085762 A JP 2000085762A JP 2000085762 A JP2000085762 A JP 2000085762A JP 2001272897 A JP2001272897 A JP 2001272897A
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • G03G15/2042Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature specially for the axial heat partition

Abstract

(57)【要約】 【課題】定着不良の発生を防止し画像形成効率の向上し
た画像形成装置、および画像形成方法を提供する。 【解決手段】定着器60の加熱ローラはいずれの寸法の
コピー用紙にも接触する通紙部、およびいずれの寸法の
コピー用紙にも接触しない非通紙部を有し、定着制御部
は、通紙部の温度が基準温度となるように加熱部を制御
するとともに、次に送られてくるコピー用紙の寸法、お
よび非通紙部の温度に応じて、画像形成動作および用紙
搬送動作を制御する。小サイズのコピー用紙複数枚に連
続画像形成することにより加熱ローラの非通紙部の温度
が過度に上昇した際、続けて小サイズのコピー用紙に画
像形成する場合は、画像形成動作および用紙搬送動作を
続行し、より大きなサイズのコピー用紙に画像形成する
場合は、加熱ローラの温度が所定温度に低下するまで画
像形成動作および用紙搬送動作を待機状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、転写材等の記録
媒体上に形成された現像剤像を定着器により定着させて
画像を形成する画像形成装置、および画像形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置は、
転写用紙上に形成された現像剤像を加熱溶融して転写用
紙に定着させるための定着器を備えている。この定着器
は、一般に、ヒータ等の加熱源が内蔵された加熱ローラ
と、加熱ローラに所定の圧力で転接した加圧ローラと、
を備えている。そして、現像剤像の形成された転写用紙
は、これらの加熱ローラと加圧ローラとの間を通して搬
送され、その際、加熱ローラおよび加圧ローラからの熱
および圧力により現像剤像が転写用紙に定着される。
【0003】上記構成の定着器において、現像剤像を転
写用紙に充分に定着させるためには、加熱ローラおよび
加圧ローラを所定の温度に維持しておく必要がある。そ
のため、通常、サーミスタ等の温度センサによって加熱
ローラの表面温度を検出し、その検出結果に応じて加熱
源を制御している。
【0004】特開平9−179437号公報に開示され
た装置によれば、予め、使用する転写用紙のサイズに応
じた加熱ローラの基準温度を設定しておき、この基準温
度に基いて加熱ローラの温度を制御している。
【0005】また、例えば、複写機においては、転写用
紙は、形成する画像の大きさに応じて種々のサイズのも
のが用意され、画像の大きさに対応した寸法の転写用紙
が選択的に供給される。そして、定着器の加熱ローラお
よび加圧ローラの幅、つまり、軸方向長さは、使用する
最大寸法の転写用紙に合わせて設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな定着器において、転写用紙として幅の小さな小幅サ
イズ紙に定着を行う場合、加熱ローラと加圧ローラとの
間の圧接部には、転写用紙が通過して転写用紙に接触す
る通紙部と、転写用紙に接触しない、つまり、転写用紙
が通過しな非通紙部と、が生じる。そして、このような
小幅サイズ紙を用いて複数枚の連続複写動作を行うと、
通紙部と非通紙部とでは熱消費量が相違し、非通紙部は
所定温度よりも高い温度まで上昇する。従って、次の複
写動作において、大幅サイズの転写用紙を用いた場合、
この転写用紙の一部は、定着器において上記過度に加熱
された非通紙部を通過することになり、高温オフセット
等の画像不良や紙剥離不良等の通紙不良が生じる。
【0007】特公平5−5112号公報に開示された装
置によれば、所定枚数以上の転写用紙に対して連続複写
動作を行う場合、連続複写動作中に、加熱ローラの設定
温度を徐々に下げて行き、非通紙部の過度の温度上昇を
防止している。
【0008】一方、近年、画像形成装置として、複写
機、プリンタ、ファックシミリ等の複数の機能を複合し
た複合型画像形成装置が提供されている。このような画
像形成装置では、パーソナルコンピュータ等の外部機器
や、通信回線等から種々の画像データが入力され、これ
らの画像データは混合、割り込み処理されて画像形成さ
れる。そのため、この種の複合型画像形成装置では、ア
ナログ複写機等に比較し、小幅サイズの転写用紙と大幅
サイズの転写用紙とが混合して使用される場合が多くな
り、上述した定着器における画像不良や通紙不良が発生
しやすい。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、定着不良の発生を防止できるとともに
画像形成効率の向上した画像形成装置、および画像形成
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る画像形成装置は、記録媒体上に現像
剤像を形成する画像形成手段と、上記画像形成手段によ
り形成された現像剤像を加熱および加圧して記録媒体上
に定着させる定着手段と、寸法の異なる種々の記録媒体
を選択的に給紙する給紙手段と、上記給紙手段から給紙
された記録媒体を上記画像形成手段および定着手段を通
して搬送する搬送手段と、上記給紙手段から給紙された
記録媒体の寸法を検出するサイズ検出手段と、上記定着
手段の表面温度を検出する温度検出手段と、予め設定さ
れた基準温度に応じて上記定着手段の定着温度を制御す
るとともに、次に送られてくる記録媒体の寸法、および
上記温度検出手段によって検出された上記定着手段の表
面温度に応じて、上記画像形成手段の画像形成動作およ
び上記搬送手段の記録媒体搬送動作を制御する制御手段
と、を備えていることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係る画像形成方法は、形
成する画像に対応する寸法の記録媒体を選択的に供給
し、上記供給された記録媒体上に現像剤像を形成し、上
記記録媒体上に形成された現像剤像を定着手段により加
熱および加圧して記録媒体上に定着させ、上記定着工程
において、上記定着手段の表面温度を検出し、予め設定
された基準温度に応じて上記定着手段の定着温度を制御
するとともに、次に送られてくる記録媒体の寸法、およ
び上記検出された上記定着手段の表面温度に応じて、上
記現像剤像の形成動作および上記記録媒体の給紙動作を
制御することを特徴としている。
【0012】上記のように構成された画像形成装置およ
び画像形成方法によれば、例えば、サイズの小さな記録
媒体に対して複数枚連続画像形成することにより定着手
段の温度が通常よりも上昇した際、次に送られてくる記
録媒体の寸法と定着手段の温度とに応じて、画像形成手
段の画像形成動作および上記搬送手段の搬送動作を制御
する。すなわち、続けて小サイズの記録媒体に画像形成
する場合は、画像形成手段の画像形成動作および上記搬
送手段の搬送動作を続行し、より大きなサイズの記録媒
体に画像形成する場合は、定着手段の温度が所定温度に
低下するまで画像形成手段の画像形成動作および上記搬
送手段の搬送動作を待機状態とする。これにより、定着
不良の発生を防止するとともに、画像形成動作の待機時
間を短縮し、効率の向上を図ることができる。
【0013】また、この発明の係る他の画像形成装置
は、入力された種々の画像情報を記憶する記憶手段と、
上記記憶手段から送られた上記画像情報に応じて記録媒
体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、上記画像形
成手段により現像剤像の形成された記録媒体を加熱およ
び加圧して、現像剤像を記録媒体上に定着させる定着手
段と、寸法の異なる種々の記録媒体を含んでいるととも
に、上記記憶手段から送られた上記画像情報の寸法に対
応する寸法の記録媒体を選択して給紙する給紙手段と、
上記給紙手段から給紙された記録媒体を上記画像形成手
段および定着手段を通して搬送する搬送手段と、上記定
着手段の表面温度を検出する温度検出手段と、予め設定
された基準温度に応じて上記定着手段の定着温度を制御
するとともに、上記温度検出部によって検出された上記
定着手段の表面温度に応じて、次に画像形成を行う画像
情報を上記記憶手段から選択する制御手段と、を備えて
いることを特徴としている。
【0014】上記のように構成された画像形成装置によ
れば、温度検出手段によって検出された定着手段の表面
温度に適したサイズの記録媒体に対応する画像情報を上
記記憶手段から選択し、優先的に画像形成動作を開始す
る。そのため、例えば、サイズの小さな記録媒体に対し
て複数枚連続画像形成することにより定着手段の温度が
通常よりも上昇した際、同様に小サイズの記録媒体に対
応する画像情報が存在する場合には、この画像情報を選
択して画像形成動作を続行する。また、定着手段の温度
に適したサイズの記録媒体に対応する画像情報が存在し
ない場合には、定着手段の温度が所定温度に低下するま
で画像形成手段の画像形成動作および上記搬送手段の搬
送動作を待機状態とする。これにより、定着不良の発生
を防止するとともに、画像形成動作の待機時間を短縮
し、効率の向上を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の画像形成装置をデジタル複写機に適用した実施の
形態について詳細に説明する。
【0016】このデジタル複写機は、原稿から読取った
画像情報、パーソナルコンピュータ等の外部機器から入
力された画像情報、および公衆回線を通して送られた画
像情報、つまり、ファクシミリからの画像情報に応じて
複製画像を形成するマルチ機能複写機である。
【0017】図1に示すように、デジタル複写機は、矩
形箱状の筐体10を備え、筐体10内には、画像読み取
り部として機能するスキャナ部4、およびコピー用紙上
に画像を形成するプリンタ部6が設けられている。
【0018】筐体10の上面には、読取対象物、つまり
処理対象画像を有する原稿Dが載置される透明なガラス
からなる原稿載置台12が設けられている。また、筐体
10の上面には、原稿載置台12上に原稿を自動的に送
る自動原稿送り装置7(以下、ADFと称する)が配設
されている。このADF7は、原稿載置台12に対して
開閉可能に配設され、原稿載置台に載置された原稿Dを
原稿載置台12に密着させる原稿押さえとしても機能す
る。
【0019】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿Dのサイズを検知するサイズセンサ17、原稿載置
台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベルト1
8を備えている。そして、原稿トレイ8に上向きにセッ
トされた複数枚の原稿は、一番上の原稿から順に取り出
され、アライニングローラ対16により整位された後、
搬送ベルト18によって原稿載置台12の所定位置へ搬
送される。
【0020】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ部4によ
り画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18に
より原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ2
0、フラッパ22、および排紙ローラ23を介してAD
F7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏
面を読み取る場合、フラッパ22を切換えることによ
り、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、
反転ローラ20によって反転された後、再度搬送ベルト
18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0021】筐体10内に配設されたスキャナ部4は、
原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源とし
ての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を所定
の方向に偏向する第1ミラー26を有し、これらの露光
ランプ25および第1ミラー26は、原稿載置台12の
下方に配設された第1キャリッジ27に取り付けられて
いる。
【0022】第1キャリッジ27は、原稿載置台12と
平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等
を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を往
復移動される。
【0023】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2キャリッジ28が配設
されている。第2キャリッジ28には、第1ミラー26
により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第
2および第3ミラー30、31が互いに直角に取り付け
られている。第2キャリッジ28は、第1キャリッジ2
7を駆動する歯付きベルト等により、第1キャリッジ2
7に対して従動されるとともに、第1キャリッジに対し
て、1/2の速度で原稿載置台12に沿って平行に移動
される。
【0024】また、原稿載置台12の下方には、第2キ
ャリッジ28上の第3ミラー31からの反射光を集束す
る結像レンズ32と、結像レンズにより集束された反射
光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配設さ
れている。結像レンズ32は、第3ミラー31により偏
向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介して移動
可能に配設され、自身が移動することで反射光を所望の
倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、入射し
た反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応する電
気信号を出力する。すなわち、CCDセンサ34は、原
稿となる文書画像を縦横に分割した単位画素毎に原稿に
照射された光源からの反射光を電気信号に変換し、各画
素毎に8ビットのデジタルデータを出力する。
【0025】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光部40を備えている。レーザ露光
部40は、光源としての半導体レーザ41と、半導体レ
ーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向する走
査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミラー
36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モータ
としてのポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーからの
レーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導く光
学系42とを備えている。このような構成のレーザ露光
部40は、筐体10の図示しない支持フレームに固定支
持されている。
【0026】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、外部機器130から入
力された画像情報、あるいはファクシミリ送受信文書情
報等に応じてオン・オフ制御され、このレーザ光はポリ
ゴンミラー36および光学系42を介して感光体ドラム
44へ向けられ、感光体ドラム44周面を走査すること
により感光体ドラム44周面上に静電潜像を形成する。
【0027】また、プリンタ部6は、筐体10のほぼ中
央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ドラ
ム44を有し、感光体ドラム44の周面は、レーザ露光
部40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像
が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周
面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光
体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤とし
てのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器
46、後述する用紙カセットから給紙された記録紙、つ
まり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離させる
ための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体ドラム
44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チ
ャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー用紙P
を剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に残留し
たトナーを清掃する清掃部50、および、感光体ドラム
44周面の除電する除電器51が順に配置されている。
そして、これらのレーザ露光部、感光体ドラム、帯電チ
ャージャ、現像器、剥離チャージャ、転写チャージャ、
清掃部、および除電器は、この発明における画像形成手
段として機能する画像形成部を構成している。
【0028】筐体10内の下部には、それぞれ筐体から
引出し可能な上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54が互いに積層状態に配設され、各カセッ
ト内にはサイズの異なるコピー用紙が装填されている。
なお、例えば、上段カセット52には、第1記録紙とし
てA4−Rサイズのコピー用紙が、中段カセット53に
は、第2記録紙としてB4サイズのコピー用紙が、ま
た、下段カセット54には、第3記録紙としてA3サイ
ズのコピー用紙が、それぞれ装填されている。これらの
カセットの側方には大容量フィーダ55が設けられ、こ
の大容量フィーダ55には、使用頻度の高いサイズのコ
ピー用紙P、例えば、A4サイズのコピー用紙Pが約3
000枚収納されている。また、大容量フィーダ55の
上方には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセット57
が脱着自在に装着されている。
【0029】筐体10内には、各カセットおよび大容量
フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージャ4
8との間に位置した転写部を通って延びる搬送路58が
形成され、搬送路58の終端には定着器60が設けられ
ている。定着器60に対向した筐体10の側壁には排出
口61が形成され、排出口には排紙トレイ62が装着さ
れている。
【0030】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。これらのカセット5
3,54,57、大容量フィーダ55、およびピックア
ップローラ63は、給紙部を構成している。また、搬送
路58には、ピックアップローラ63により取り出され
たコピー用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給
紙ローラ対64が設けられている。
【0031】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達、およびコピ
ー用紙のサイズを検出するアライニング前センサ66が
設けられている。
【0032】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0033】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着器60に搬送される。そして、定着器60によって現
像剤像がコピー用紙Pに溶融定着された後、コピー用紙
Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69により
排出口61を通して排紙トレイ62上へ排出される。
【0034】搬送路58の下方には、定着器60を通過
したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対65
へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面装
置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積部
71と、搬送路58から分岐し、定着器60を通過した
コピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転路7
2と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ
取り出すピックアップローラ73と、取り出された用紙
を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙する
給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58と反
転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口61あ
るいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート
76が設けられている。
【0035】両面コピーを行う場合、定着器60を通過
したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転路
72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一時
的に集積された後、ピックアップローラ73および給紙
ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジスト
ローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着器60および排
紙ローラ69を介して排紙トレイ62上に排紙される。
【0036】デジタル複写機は、図2に示すように、更
に、操作パネル80、および主制御部90を含んでい
る。
【0037】操作パネル80は、複写開始を指示するプ
リントキー81、デジタル複写機における画像出力のた
めの条件、例えば、複写あるいは印字枚数および倍率、
用紙サイズ、あるいは、部分複写の指定やその領域の座
標を入力するための、例えば、複数の押しボタンスイッ
チあるいはカラーブラウン管あるいは液晶の画面上に透
明なタッチセンサパネルが設けられている入力部82、
操作パネル80を制御するパネルCPU83、複写枚数
および複写倍率の設定に利用されるテンキー84を含ん
でいる。更に、入力部82は、ファクシミリとして使用
する際のファクシミリキー82aを有している。
【0038】入力部82は、デジタル複写機に関する操
作手順あるいは入力すべき条件に応じて配置され、例え
ば、絵記号、数字、文字あるいは文字列などが表示され
ている複数の入力キーとしてのタッチセンサ、および操
作案内等や入力内容が表示される表示部を有している。
この表示部には、複写枚数、複写倍率、用紙サイズ、コ
ピー可、ソート時のメモリ容量やこのメモリ容量に対応
する読取り可能な原稿枚数等が表示されるようになって
いる。
【0039】カラー複写機の制御系は、図2に示すよう
に、主制御部90内のメインCPU(セントラル・プロ
セッシング・ユニット)91、スキャナ部4のスキャナ
CPU100、および、プリンタ部6のプリンタCPU
110の3つのCPUで構成される。メインCPU91
は、プリンタCPU110と共有RAM95を介して双
方向通信を行うものであり、メインCPU91は動作指
示をだし、プリンタCPU110は状態ステータスを返
すようになっている。プリンタCPU110とスキャナ
CPU100はシリアル通信を行い、プリンタCPU1
10は動作指示をだし、スキャナCPU100は状態ス
テータスを返すようになっている。操作パネル80は、
メインCPU91に接続されている。
【0040】主制御部90は、メインCPU91、RO
M92、RAM93、NVM94、共有RAM95、画
像処理部96、ページメモリ制御部97、ページメモリ
98、プリンタコントローラ99、およびプリンタフォ
ントROM121によって構成されている。プリンタコ
ントローラ99には、インターフェース120を介し
て、パーソナルコンピュータ等の外部機器130、およ
び公衆回線131が接続されている。
【0041】メインCPU91は、主制御部90の全体
を制御するものである。ROM92は、制御プログラム
が記憶されているものである。RAM93は、一時的に
データを記憶するものである。
【0042】NVM(持久ランダムアクセスメモリ:n
onvolatile RAM)94は、バッテリ(図
示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであ
り、電源を切った時NVM94上のデータを保持するよ
うになっている。共有RAM95は、メインCPU91
とプリンタCPU110との間で、双方向通信を行うた
めに用いるものである。
【0043】メインCPU91は、スキャナ部4で読み
取られた原稿の画像情報、外部機器130から入力され
た画像情報、公衆回線131を介してファクシミリ等か
ら入力された画像情報、原稿サイズ、用紙サイズ、縮小
(拡大)率等をページメモリ98に記憶するようになっ
ている。また、メインCPU91は、スキャナ部4のサ
イズセンサ17により検出された原稿のサイズに応じて
用紙サイズを判定し、判定結果をページメモリ98に記
憶する。
【0044】ページメモリ制御部97は、ページメモリ
98に画像データを記憶したり、読出したりするもので
ある。プリンタフォントROM121には、プリントデ
ータに対応するフォントデータが記憶されている。
【0045】プリンタコントローラ99は、外部機器1
30あるいは公衆回線から送られた画像情報をその画像
情報に付与されている解像度を示すデータに応じた解像
度でプリンタフォントROM121に記憶されているフ
ォントデータを用いて画像データに展開するものであ
る。
【0046】スキャナ部4は、スキャナ部4の全体を制
御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶
されているROM101、データ記憶用のRAM10
2、CCDセンサ34を駆動するCCDドライバ10
3、露光ランプ25およびミラー26、30、31等を
移動するモータの回転を制御するスキャンモータドライ
バ104、CCDセンサ34からのアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換回路とCCDセンサ34
のばらつきあるいは周囲の温度変化などに起因するCC
Dセンサ34からの出力信号に対するスレッショルドレ
ベルの変動を補正するためのシェーディング補正回路と
シェーディング補正回路からのシェーディング補正され
たデジタル信号を一旦記憶するラインメモリからなる画
像補正部105によって構成されている。
【0047】プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制
御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶
されているROM111、データ記憶用のRAM11
2、半導体レーザ41による発光をオン/オフするレー
ザドライバ113、レーザ露光部40のポリゴンモータ
37の回転を制御するポリゴンモータドライバ114、
給紙部によるコピー用紙Pの給紙動作を制御する給紙制
御部123、搬送機構によるコピー用紙Pの搬送動作を
制御する紙搬制御部115、帯電チャージャ45、現像
器46、転写チャージャ48を用いて帯電、現像、転写
を行う現像プロセス部116、定着器60を制御する定
着制御部117、およびオプション制御部118によっ
て構成されている。
【0048】また、画像処理部96、ページメモリ制御
部97、ページメモリ98、プリンタコントローラ9
9、画像補正部105、レーザドライバ113は、画像
データバス123によって互いに接続されている。
【0049】次に、定着器60の構成について詳細に説
明する。図1、図3および図4に示すように、定着器6
0は、加熱ローラ126、およびこの加熱ローラに所定
の圧力で転接した加圧ローラ127を備え、これらのロ
ーラは互いに平行に延びている。
【0050】加熱ローラ126としては、金属として例
えば、アルミからなる直径30mm、厚さ1.5mmの
円筒状の芯金126aの外周面に、テフロン(商標)コ
ート層126bを被覆したものが用いられている。加熱
ローラ126内には、加熱部として機能するヒータラン
プ128が配設され、加熱ローラ126はこのヒータラ
ンプによって加熱される。ヒータランプ128として
は、例えば、出力900Wのハロゲンランプが用いられ
ている。また、加熱ローラ126の軸方向両端部は、そ
れぞれ軸受によって回転自在に支持されている。
【0051】一方、加圧ローラ127は、ステンレスか
らなる直径20mmの芯金127aを5.0mm厚の弾
性層127bで被覆し、更に、テフロンコート層からな
る表面層127cを設けて構成されている。そして、加
熱ローラ126の軸方向長さは、テフロンコート層12
6bの部分で320mm、加圧ローラ127の軸方向長
さは、弾性層127bの部分で316mmにそれぞれ形
成されている。また、加熱ローラ126および加圧ロー
ラ127は、図示しない加圧ばねにより約200Nの定
着荷重が付加され、ニップ幅は、A4サイズの用紙の長
手方向の画像中心部で約4mm以上となっている。これ
らの加熱ローラ126および加圧ローラ127は、これ
らの圧接部分を除いてカバー132によって覆われてい
る。
【0052】加熱ローラ126の周囲には、加熱ローラ
の外周面にオイルを塗布するオイル塗布ローラ133、
134、および、加熱ローラの外周面をウェブにより清
掃する清掃機構が設けられている。この清掃機構は、ウ
ェブ巻取りローラ135、ウェブを加熱ローラ126外
周面に押し付ける押し付けローラ136、ウェブ送りロ
ーラ137により構成されている。
【0053】また、加熱ローラ126の周囲には、加熱
ローラの表面温度を検出する第1温度検出部として機能
する第1サーミスタ138aと、第2温度検出部として
機能する第2サーミスタ138bと、が設けられてい
る。第1サーミスタ138aは、加熱ローラ126の長
手方向中央部で、すなわち、使用される全てのサイズの
コピー用紙に接触する通紙部140aの位置で、加熱ロ
ーラの外周面に接触して設けられている。また、第2サ
ーミスタ138bは、加熱ローラ126の長手方向一端
部で、すなわち、使用されるいずれのサイズのコピー用
紙にも接触しない非通紙部140bの位置で、加熱ロー
ラの外周面に接触して設けられている。
【0054】これら第1および第2サーミスタ138
a、138bは、例えば、表面がカプトン、テフロン等
で被覆されたものを用いている。
【0055】図5に示すように、加熱ローラ126のヒ
ータランプ128は、サーモスイッチ142を介してA
C電源143に接続され、更に、サイリスタ144を介
して前述した定着制御部117に接続されている。ま
た、第1および第2サーミスタ138a、138bは、
検出した温度信号を定着制御部117へ入力する。そし
て、定着制御部117により、第1サーミスタ138a
の第1検出温度に応じて、ヒータランプ128をオン・
オフ制御することにより、加熱ローラ126の温度が制
御される。
【0056】なお、プリンタ部6のRAM112には、
定着器60を制御するためのデータとして、加熱ローラ
126の定着基準温度、後述する定着許可温度範囲等が
格納されている。
【0057】加熱ローラ126および加圧ローラ127
を回転駆動する駆動部として機能するローラ駆動系14
6は、電磁クラッチ147を介してプリンタ部6のメイ
ンモータ119に接続されている。そして、定着制御部
117によって電磁クラッチ147をオン・オフ制御す
ることにより、加熱ローラ126および加圧ローラ12
7の回転が制御される。
【0058】上記構成の定着器60によれば、画像形成
動作時、加熱ローラ126は、ヒータランプ128をオ
ン・オフ制御することにより、所定の定着基準温度、例
えば、180℃に維持されるとともに、図3に示す矢印
C方向に一定の周速度で回転される。
【0059】画像形成部でトナー像Tの形成されたコピ
ー用紙Pが搬送ベルト67により定着器60に送られて
来ると、このコピー用紙Pは加熱ローラ126と加圧ロ
ーラ127との間に導かれ、これらのローラにより排紙
ローラ対68に向かって搬送される。加熱ローラ126
と加圧ローラ127との間を通る際、コピー用紙P上の
トナー像Tは加熱ローラにより加熱されて溶融するとと
もに、加圧ローラの圧力によりコピー用紙Pに押し付け
られる。これにより、トナー像Tはコピー用紙P上に溶
融定着する。そして、トナー像Tの定着されたコピー用
紙Pは、排紙ローラ対68によって排紙トレイ62上に
排紙される。
【0060】一方、コピー用紙の幅を、加熱ローラ12
6の軸方向に沿った用紙の長さとすると、例えば、A4
−Rのような小幅サイズ紙を用いてプリント動作を行っ
た場合、A4−Rの用紙幅は、加熱ローラの軸方向長さ
よりも充分に短くなる。そのため、加熱ローラ126と
加圧ローラ127との圧接部には、A4−R用紙が通過
する通紙部、つまり、加熱ローラの中央部と、通紙部の
両側に位置しA4−R用紙が通過しない、すなわち、用
紙に接触しない非通過部と、が存在する。従って、小幅
サイズ紙を用いて複数枚連続プリント動作を行った場
合、図6および図7に示すように、第1サーミスタ13
8aにより検出された加熱ローラ126の通紙部の表面
温度t1は、ほぼ定着基準温度180℃に維持される
が、第2サーミスタ138bにより検出される非通紙部
の表面温度t2は、230℃程度まで上昇する。このよ
うに非通紙部の表面温度が過度に上昇した状態で、次
に、幅の広いコピー用紙、例えば、B4用紙に対して定
着動作を行うと、B4用紙の両側部で定着不良が生じ
る。なお、連続プリント動作終了後、待機状態になる
と、加熱ローラ126の非通紙部の温度は、約30秒程
度で定着基準温度よりも僅かに低くい温度まで低下す
る。
【0061】そこで、本実施の形態に係るデジタル複写
機においては、複写機としてコピー動作を行う場合、定
着器60は、図8に示す制御動作、および図9に示す条
件に基づいて作動する。
【0062】すなわち、前のコピー動作が終了した後、
次のコピー動作開始時、定着制御部117は、次のコピ
ー動作に用いられるコピー用紙のサイズを検知する(S
T1)。このサイズ検知は、例えば、操作パネル80の
入力部82により選択された用紙サイズ、ADF7のサ
イズセンサ17、あるいはプリンタ部6のアライニング
前センサ66からの検出信号に基づいてなされる。
【0063】そして、次のコピー用紙のサイズがLT−
R用紙以上であるか(ST2)、また、コピー用紙のサ
イズがLT−Rより大きくB4以下であるか(ST3)
を判断し、B4以上であるときは複写機に装填されてい
る最大サイズのコピー用紙であると判断する(ST
4)。
【0064】次のコピー用紙がLT−R用紙よりも小さ
い場合、定着制御部117は、第2サーミスタ138b
によって検出された加熱ローラ126の非通紙部の表面
温度、つまり、第2検出温度t2が230℃以上である
かを検知し(ST5)、230℃(第1検出温度t1+
50℃)以上である場合には、プリンタ部6の用紙搬送
動作、画像形成動作を停止して待機状態とする(ST
6)。待機状態とすることにより第2検出温度t2が2
30℃よりも低下した時点で、定着制御部117は、用
紙搬送動作および画像形成動作を開始し、次のコピー用
紙に対するコピー動作を継続して行う(ST7)。
【0065】ST3において、次のコピー用紙がLT−
R用紙よりも大きくB4よりも小さいと検知された場
合、定着制御部117は、第2サーミスタ138bによ
って検出された第2検出温度t2が220℃(第1検出
温度t1+40℃)以上であるかを検知し(ST8)、
220℃以上である場合には、プリンタ部6の用紙搬送
動作、画像形成動作を停止して待機状態とする(ST
9)。待機状態とすることにより第2検出温度t2が2
20℃よりも低下した時点で、定着制御部117は、用
紙搬送動作および画像形成動作を開始し、次のコピー用
紙に対するコピー動作を継続して行う(ST7)。
【0066】更に、ST4において次のコピー用紙がB
4よりも大きいと検知された場合、定着制御部117
は、第2サーミスタ138bによって検出された第2検
出温度t2が210℃(第1検出温度t1+30℃)以
上であるかを検知し(ST10)、210℃以上である
場合には、プリンタ部6の用紙搬送動作、画像形成動作
を停止して待機状態とする(ST11)。待機状態とす
ることにより第2検出温度t2が210℃よりも低下し
た時点で、定着制御部117は、用紙搬送動作および画
像形成動作を開始し、次のコピー用紙に対するコピー動
作を継続して行う(ST7)。
【0067】例えば、図10に示すように、LT−Rよ
りも小さなA4−Rサイズのコピー用紙を用いて連続複
写動作を行った場合、加熱ローラ126の第2検出温度
t2はほぼ230℃まで上昇する。そのため、次のコピ
ー動作を開始する際、次のコピー動作に用いられるコピ
ー用紙がA3であると検知されると、定着制御部117
は、給紙モータを停止するとともに画像形成動作を停止
して待機状態とする。そして、定着制御部117は、第
2検出温度t2が210℃まで下がった時点で給紙動作
および画像形成動作を開始し、A3用紙を用いた次のコ
ピー動作を行う。
【0068】また、図11に示すように、LT−Rより
も小さなA4−Rサイズのコピー用紙を用いて連続複写
動作を行った後、次のコピー動作を開始する際、次のコ
ピー動作に用いられるコピー用紙が同様にA4−Rであ
ると検知されると、定着制御部117は、第2検出温度
t2が230℃以上であるかを検知する。この場合、前
のコピー動作終了後、次のコピー動作開始までの間に、
第2検出温度t2は、230℃以下に低下する。そのた
め、定着制御部117は、コピー待機状態とすることな
く、直ちに次のコピー動作を開始する。
【0069】以上のように、本デジタル複写機によれ
ば、コピー動作時、例えば、サイズの小さなコピー用紙
に対して複数枚連続画像形成することにより加熱ローラ
126の端部の温度が通常よりも上昇した際、次に送ら
れてくるコピー用紙の寸法と加熱ローラの温度とに応じ
て、画像形成部の画像形成動作および搬送機構の搬送動
作を制御する。すなわち、続けて小サイズのコピー用紙
に画像形成する場合は、画像形成部の画像形成動作およ
び上記搬送機構の搬送動作を続行して待機時間の短縮を
図り、逆に、より大きなサイズのコピー用紙に画像形成
する場合は、加熱ローラ126の非通紙部の温度が所定
温度に低下するまで画像形成部の画像形成動作および上
記搬送機構の搬送動作を待機状態とする。これにより、
定着不良、画像不良が発生しない温度領域で定着を行い
安定した画像を提供することができるとともに、画像形
成動作の待機時間を短縮し、効率の向上を図ることがで
きる。
【0070】一方、上述したデジタル複写機において、
コピー動作、外部機器130から入力された画像情報の
プリント動作、および公衆回線131を介して入力され
たファクシミリ画像情報のプリント動作を複合して行う
場合、定着器60は、図12に示す制御動作、および図
13に示す条件に基づいて作動する。
【0071】前のコピー動作が終了した後、次の画像形
成動作開始時、定着制御部117は、第2サーミスタ1
38bによって検出された加熱ローラ126の非通紙部
140bの表面温度、つまり、第2検出温度t2を検知
する(ST1)。そして、定着制御部117は、第2検
出温度t2が230℃(第1検出温度t1+50℃)以
上であるかを判断し(ST2)、230℃以上である場
合には、プリンタ部6の用紙搬送動作、画像形成動作を
停止して待機状態とし(ST3)、ステップ2に戻る。
【0072】第2検出温度t2が230℃よりも低いと
判断した場合、着制御部117は、第2検出温度t2が
220℃(第1検出温度t1+40℃)以上であるかを
判断し(ST4)、220℃以上である場合、主制御部
90のページメモリ98に記憶されている画像情報の
内、LT−R以下のサイズのコピー用紙に対応する画像
情報が存在するか否かを判断する(ST5)。そして、
LT−R以下のサイズのコピー用紙に対応する画像情報
が存在する場合、定着制御部117は、その画像情報を
選択して呼び出しプリント部6の画像形成動作、用紙搬
送動作を開始する(ST6)。
【0073】また、ステップ5において、LT−R以下
のサイズのコピー用紙に対応する画像情報が存在しない
場合、定着制御部117は、プリンタ部6の用紙搬送動
作、画像形成動作を停止して待機状態とし(ST7)、
ステップ4に戻る。
【0074】ステップ4において、第2検出温度t2が
220℃よりも低いと判断した場合、定着制御部117
は、第2検出温度t2が210℃(第1検出温度t1+
30℃)以上であるかを判断し(ST8)、210℃以
上である場合、主制御部90のページメモリ98に記憶
されている画像情報の内、B4以下のサイズのコピー用
紙に対応する画像情報が存在するか否かを判断する(S
T9)。そして、B4以下のサイズのコピー用紙に対応
する画像情報が存在する場合、定着制御部117は、そ
の画像情報を選択して呼び出しプリンタ部6の画像形成
動作、用紙搬送動作を開始する(ST6)。
【0075】また、ステップ9において、B4以下のサ
イズのコピー用紙に対応する画像情報が存在しない場
合、定着制御部117は、プリンタ部6の用紙搬送動
作、画像形成動作を停止して待機状態とし(ST1
0)、ステップ8に戻る。
【0076】そして、ステップ8において、第2検出温
度t2が210℃よりも低いと判断した場合、定着制御
部117は、主制御部90のページメモリ98に記憶さ
れている画像情報を、対応する用紙サイズに関係なく、
ページメモリに入力された順に呼び出しプリンタ部6の
画像形成動作、用紙搬送動作を開始する(ST11)。
【0077】例えば、図14および図15に示すよう
に、A4−Rのコピー用紙を用いて連続コピー動作を行
っている状態で、公衆回線131を介して入力された用
紙サイズA4に対応のファクシミリ画像情報と、複写機
のスキャナ部4に読み取られた用紙サイズA4−Rに対
応の画像情報と、が主制御部90のページメモリ98に
順に入力されたとする。この場合、A4−Rの用紙を用
いたコピー動作終了後、定着制御部117は、加熱ロー
ラ126の第2検出温度t2を検出する。そして、第2
検出温度t2が220℃であると判断すると、定着制御
部117は、ページメモリ98に記憶されている画像情
報の内、用紙サイズA4−Rに対応の画像情報を選択し
て呼び出し、用紙サイズA4に対応のファクシミリ画像
情報に優先して画像形成動作を開始する。
【0078】A4−Rに対応する画像情報のプリント動
作が終了した後、定着制御部117は、加熱ローラ12
6の第2検出温度t2を検出し、第2検出温度t2が2
20℃以上である場合には、次に画像形成動作および給
紙動作を待機状態とする。そして、第2検出温度t2が
220℃よりも低下した時点で、定着制御部117は、
ページメモリ98に残っている用紙サイズA4に対応の
ファクシミリ画像情報を呼び出し、画像形成動作を開始
する。
【0079】上記のように構成されたデジタル複写機に
よれば、第2サーミスタ138bによって検出された加
熱ローラ126端部の第2検出温度に適したサイズのコ
ピー用紙に対応する画像情報をページメモリ98から選
択し、優先的に画像形成動作を開始する。そのため、例
えば、サイズの小さなコピー用紙に対して複数枚連続画
像形成することにより加熱ローラ126の端部の温度が
通常よりも上昇した際、同様に小サイズのコピー用紙に
対応する画像情報が存在する場合には、この画像情報を
選択して画像形成動作を続行する。
【0080】また、加熱ローラ126の端部の温度に適
したサイズのコピー用紙に対応する画像情報が存在しな
い場合には、加熱ローラの温度が所定温度に低下するま
で画像形成部の画像形成動作および搬送機構の搬送動作
を待機状態とする。そして、第2検出温度が所定値まで
低下した後、次のプリント動作を開始する。更に、加熱
ローラ126の第2検出温度が所定値よりも低い場合に
は、コピー用紙のサイズに関係なく、ページメモリ98
に記録されている画像情報をその入力順に順次画像形成
する。これにより、画像不良、定着不良の発生を防止す
るとともに、画像形成動作の待機時間を短縮し、効率の
向上を図ることができる。
【0081】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、この発明に係る画像形成装置は、上述し
たデジタル複写機に限らず、アナログ複写機、レーザプ
リンタ等の他の画像形成装置にも適用可能である。ま
た、加熱ローラの定着基準温度は、180℃に限らず、
使用する用紙、現像剤の種類によって種々選択可能であ
る。同時に、使用するコピー用紙のサイズは、必要に応
じて変更可能であるとともに、各用紙に対応する定着許
容温度も種々設定可能である。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、定着手段の温度および次に画像形成を行なう記録媒
体のサイズに応じて画像形成動作、記録媒体の搬送動
作、定着動作を制御する構成としたことから、定着不良
の発生を防止できるとともに画像形成効率の向上した画
像形成装置、および画像形成方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るデジタル複写機の
断面図。
【図2】上記デジタル複写機の制御系を示すブロック
図。
【図3】上記デジタル複写機の定着器を示す断面図。
【図4】上記定着器の加熱ローラおよび加圧ローラを示
す正面図。
【図5】上記定着器の構成を概略的に示すブロック図。
【図6】複数枚のコピー用紙に連続コピーを行った場合
の加熱ローラを温度変化を示すグラフ。
【図7】複数枚のコピー用紙に連続コピーを行った場合
の加熱ローラの温度分布を示すグラフ。
【図8】上記デジタル複写機におけるコピー動作を示す
フローチャート。
【図9】上記コピー動作時の制御条件を示す図。
【図10】上記コピー動作時における加熱ローラの温度
変化の一例を示すグラフ、および上記コピー動作時の給
紙モータのオン・オフ状態を示すタイミングチャート。
【図11】上記コピー動作時における加熱ローラの温度
変化の他の例を示すグラフ、および上記コピー動作時の
給紙モータのオン・オフ状態を示すタイミングチャー
ト。
【図12】上記デジタル複写機におけるコピー動作、外
部機器から入力された画像情報、ファクシミリ画像情報
をプリントする動作を示すフローチャート。
【図13】上記プリント動作時の制御条件を示す図。
【図14】上記プリント動作の一例を示すフローチャー
ト。
【図15】上記プリント動作時における加熱ローラの温
度変化の一例を示すグラフ、および上記プリント動作時
の給紙モータのオン・オフ状態を示すタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
4…スキャナ部 6…プリンタ部 40…レーザ露光部 44…感光体ドラム 46…現像器 60…定着器 90…主制御部 117…定着制御部 126…加熱ローラ 127…加圧ローラ 130…外部機器 131…公衆回線 138a、138b…サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA12 DC10 DC19 EA12 ED06 ED16 EE02 EE05 EE08 ZA07 2H033 AA02 AA20 CA07 CA17 CA32 CA35 2H072 AB07 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA07 BA28 CA03 DA08 EA01 EB22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に現像剤像を形成する画像形成
    手段と、 上記画像形成手段により形成された現像剤像を加熱およ
    び加圧して記録媒体上に定着させる定着手段と、 寸法の異なる種々の記録紙を選択的に給紙する給紙手段
    と、 上記給紙手段から給紙された記録媒体を上記画像形成手
    段および定着手段を通して搬送する搬送手段と、 上記給紙手段から給紙された記録媒体の寸法を検出する
    サイズ検出手段と、 上記定着手段の表面温度を検出する温度検出手段と、 予め設定された基準温度に応じて上記定着手段の定着温
    度を制御するとともに、次に送られてくる記録媒体の寸
    法、および上記温度検出手段によって検出された上記定
    着手段の表面温度に応じて、上記画像形成手段の画像形
    成動作および上記搬送手段の記録媒体搬送動作を制御す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、次に送られてくる記録媒
    体の寸法が上記温度検出手段によって検出された上記定
    着手段の表面温度に対応する所定寸法よりも大きい場
    合、上記画像形成手段の画像形成動作および上記搬送手
    段の記録媒体搬送動作を停止して待機状態とし、上記検
    出された表面温度が上記次の記録媒体の寸法に対応する
    温度まで低下した時点で上記画像形成手段の画像形成動
    作および上記搬送手段の記録媒体搬送動作を開始する手
    段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】上記制御手段は、次に送られてくる記録媒
    体の寸法が上記温度検出手段によって検出された上記定
    着手段の表面温度に対応する所定寸法以下である場合、
    上記画像形成手段の画像形成動作および上記搬送手段の
    記録媒体搬送動作を続行させる手段を備えていることを
    特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記定着手段は、内部に加熱部が設けられ
    た加熱ローラと、 上記加熱ローラに転接して設けられ、上記加熱ローラと
    の間を通る上記記録媒体を上記加熱ローラと共同して加
    熱および加圧する加圧ローラと、を備え、 上記温度検出手段は、上記加熱ローラの表面温度を検出
    することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記加熱ローラは上記いずれの寸法の記録
    媒体にも接触する通紙部、および上記いずれの寸法の記
    録媒体にも接触しない非通紙部を有し、 上記温度検出手段は、上記加熱ローラの上記通紙部の表
    面温度を検出する第1温度検出部と、上記加熱ローラの
    上記非通紙部の表面温度を検出する第2温度検出部と、
    を有し、 上記制御手段は、上記第1温度検出部により検出された
    第1温度が予め設定された基準温度となるように上記加
    熱部を制御するとともに、次に送られてくる記録媒体の
    寸法、および上記第2温度検出部によって検出された第
    2温度に応じて、上記画像形成手段の画像形成動作およ
    び上記搬送手段の記録媒体搬送動作を制御する定着制御
    部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】原稿を載置する原稿載置台と、上記原稿載
    置台に載置された原稿の画像情報を読み取る画像読み取
    り手段と、上記画像読み取り手段によって読み取られた
    画像情報、および外部から入力された種々の画像情報を
    記憶する記憶手段と、を備え、 上記制御手段は、上記温度検出手段によって検出された
    上記定着手段の表面温度に応じて、上記画像形成手段に
    よって次に画像形成を行う画像情報を上記記憶手段から
    選択する定着制御部を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】上記定着制御部は、上記記憶部に複数の画
    像情報が記憶されている場合、上記温度検出手段によっ
    て検出された上記定着手段の表面温度に適応した所定寸
    法の記録媒体に対応する画像情報を上記記憶手段から優
    先的に選択して上記画像形成手段により画像形成動作を
    行う手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】上記定着制御部は、上記温度検出手段によ
    って検出された上記定着手段の表面温度に適応した所定
    寸法の記録媒体に対応する画像情報が上記記憶手段に存
    在しない場合、上記画像形成手段の画像形成動作および
    上記搬送手段の記録媒体搬送動作を停止して待機状態と
    し、上記検出された表面温度が所定温度まで低下した時
    点で上記記憶手段ら画像情報を選択して上記画像形成手
    段の画像形成動作および上記搬送手段の記録媒体搬送動
    作を開始する手段を備えていることを特徴とする請求項
    7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】上記定着制御部は、上記温度検出手段によ
    って検出された上記定着手段の表面温度が所定温度より
    も低い場合、上記記憶手段に入力された順番に応じて記
    憶手段から画像情報を呼び出し、上記画像形成手段の画
    像形成動作および上記搬送手段の記録媒体搬送動作を続
    行する手段を備えていることを特徴とする請求項7に記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】公衆回線に接続され、公衆回線を介して
    入力されたファクシミリ画像情報を上記記憶手段に入力
    するとともに、外部機器に接続され、外部機器から入力
    された画像情報を上記記憶手段に入力する主制御部を備
    えていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】入力された種々の画像情報を記憶する記
    憶手段と、 上記記憶手段から送られた上記画像情報に応じて記録媒
    体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、 上記画像形成手段により現像剤像の形成された記録媒体
    を加熱および加圧して、現像剤像を記録媒体上に定着さ
    せる定着手段と、 寸法の異なる種々の記録媒体を含んでいるとともに、上
    記記憶手段から送られた上記画像情報の寸法に対応する
    寸法の記録媒体を選択して給紙する給紙手段と、 上記給紙手段から給紙された記録媒体を上記画像形成手
    段および定着手段を通して搬送する搬送手段と、 上記定着手段の表面温度を検出する温度検出手段と、 予め設定された基準温度に応じて上記定着手段の定着温
    度を制御するとともに、上記温度検出手段によって検出
    された上記定着手段の表面温度に応じて、次に画像形成
    を行う画像情報を上記記憶手段から選択する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】記録媒体上に画像を形成する画像形成方
    法において、 形成する画像に対応する寸法の記録媒体を選択的に供給
    し、 上記供給された記録媒体上に現像剤像を形成し、 上記記録媒体上に形成された現像剤像を定着手段により
    加熱および加圧して記録媒体上に定着させ、 上記定着工程において、上記定着手段の表面温度を検出
    し、 予め設定された基準温度に応じて上記定着手段の定着温
    度を制御するとともに、次に送られてくる記録媒体の寸
    法、および上記検出された上記定着手段の表面温度に応
    じて、上記現像剤像の形成動作および上記記録媒体の給
    紙動作を制御することを特徴とする画像形成方法。
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