JP2001331033A - 現像装置及びカラー画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びカラー画像形成装置

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JP2001331033A
JP2001331033A JP2000150747A JP2000150747A JP2001331033A JP 2001331033 A JP2001331033 A JP 2001331033A JP 2000150747 A JP2000150747 A JP 2000150747A JP 2000150747 A JP2000150747 A JP 2000150747A JP 2001331033 A JP2001331033 A JP 2001331033A
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toner
carrier
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toner carrier
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English (en)
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Eiji Gyotoku
栄二 行徳
Akihiro Kawasaki
明博 河崎
Hiroshi Goto
浩 後藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー担持体を像担持体と対向する現像領域
おいて下方から上方に移動するように回転させてトナー
を搬送させると共に、このトナー担持体の下部において
搬送されるトナーの量を規制する現像装置において、粒
径の小さなトナーが先に現像に使用されるのを防止す
る。 【解決手段】 上記の現像装置において、その装置本体
20内に仕切り部材23によってトナーtをトナー担持体21
に供給するトナー供給部24を形成し、トナー担持体によ
って搬送されるトナーの量をトナー担持体の下部で規制
するにあたり、トナー供給部からトナー担持体の回転方
向下流側に向かう第1規制部材26の先端部と、この第1
規制部材の先端部よりトナー担持体の回転方向下流側に
第2規制部材27の先端部をトナー担持体に接触させ、第
1規制部材を通過したトナーの85%以上が第2規制部材
を通過するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
ター等の画像形成装置において、像担持体に形成された
静電潜像を現像するのに使用する現像装置及びこのよう
な現像装置を複数使用し、各現像装置にそれぞれ色彩の
異なったトナーを収容させてカラー画像を形成するよう
にしたカラー画像形成装置に係り、特に、装置本体内に
収容されたトナーをローラ状になったトナー担持体に供
給し、このトナー担持体を像担持体と対向する現像領域
において下方から上方に移動するように回転させてトナ
ーを搬送させると共に、このトナー担持体の下部側にお
いて搬送されるトナーの量を規制し、このトナーをトナ
ー担持体により現像領域に導いて現像を行うようにした
現像装置及びこのような現像装置を使用したカラー画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンター等の画像
形成装置において使用される現像装置としては、現像剤
にトナーとキャリアとを使用した2成分現像方式のもの
の他に、キャリアを使用せずにトナーのみを使用した1
成分現像方式のものが知られている。
【0003】ここで、上記のように現像剤にトナーのみ
を使用した1成分現像方式の現像装置においては、一般
に、図1に示すように、装置本体1内に収容されたトナ
ーtをトナー送り部材2によりローラ状になったトナー
供給部材3に送り、このトナー供給部材3を回転させて
トナーtをローラ状になったトナー担持体4に供給し、
このように供給されたトナーtをこのトナー担持体4の
回転によって搬送させると共に、このトナー担持体4の
表面に規制部材5を圧接させ、この規制部材5によりト
ナー担持体4によって搬送されるトナーtの量を規制す
ると共にこのトナーtを摩擦帯電させ、このように規制
されて帯電されたトナーtをトナー担持体4により像担
持体6と対向する現像領域に導いて、像担持体6に形成
された静電潜像を現像するようにしていた。
【0004】そして、このようにして現像を行った後、
このトナー担持体4に残っているトナーtを装置本体1
内に戻して、上記のトナー供給部材3により残っている
トナーtをトナー担持体4から離脱させると共に、新た
なトナーtをトナー担持体4に供給するようにしてい
た。
【0005】ここで、上記のような従来の現像装置にお
いては、同図に示すように、トナー担持体4と像担持体
6とが対向する現像領域において、トナー担持体4と像
担持体6とがそれぞれ上方から下方に移動するようにし
ていた。
【0006】しかし、画像形成装置の種類によっては、
上記の像担持体を現像領域において下方から上方に移動
させることが必要になることがあり、特に、複数の現像
装置にそれぞれ異なった色彩のトナーを収容させてカラ
ー画像を形成するカラー画像形成装置において、像担持
体に形成されたトナー像を重ねて転写させる中間転写体
を設けるようにした場合、その装置をコンパクト化させ
るために、像担持体を現像領域において下方から上方に
移動させることが必要になることがあった。
【0007】ここで、このように現像領域において像担
持体を下方から上方に移動させる場合において、上記の
ようにトナー担持体が現像領域において上方から下方に
移動するように回転させると、トナー担持体と像担持体
とを接触させて現像させる場合には、トナー担持体が像
担持体と接触する上流部分にトナーが溜って、このトナ
ーが外部にこぼれたり、形成される画像にカブリが生じ
るという問題があり、またトナー担持体と像担持体とを
接触させないで現像させる場合には、トナー担持体と像
担持体との間でリークが発生しやすくなるという問題が
あった。
【0008】このため、近年においては、特開平8−2
97411号公報、特開平9−244406号公報、特
開平10−171226号公報等に示されるように、ト
ナー担持体と像担持体とが対向する現像領域において像
担持体が下方から上方に移動する場合に、トナー担持体
が現像領域において下方から上方に移動するようにトナ
ー担持体を回転させ、このトナー担持体にローラ状にな
ったトナー供給部材からトナーを供給した後、このトナ
ー供給部材よりトナー担持体の回転方向下流側における
トナー担持体の下部側においてトナー担持体に供給され
たトナーを規制部材によって規制するようにした現像装
置が提案されている。
【0009】しかし、このような現像装置及び前記の図
1に示した現像装置においても同様であるが、上記のよ
うにトナー担持体の表面に規制部材を圧接させてトナー
担持体によって搬送されるトナーの量を規制するように
した場合、粒径の大きなトナーがトナー担持体から離脱
されて、粒径の小さなトナーが先に現像に使用されるよ
うになり、また現像後のトナー担持体に残っているトナ
ーを離脱させる場合においても、粒径の大きなトナーが
トナー担持体から離脱されるようになり、次第に装置本
体内において粒径の大きなトナーの割合が増加し、形成
される画像の画質が低下するという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、複写機や
プリンター等の画像形成装置において使用される現像装
置における上記のような問題を解決することを課題とす
るものであり、特に、ローラ状になったトナー担持体を
像担持体と対向する現像領域において下方から上方に移
動するように回転させて、このトナー担持体によりトナ
ーを搬送させると共に、このトナー担持体の下部におい
て規制部材によりトナー担持体によって搬送されるトナ
ーの量を規制するようにした現像装置において、粒径の
小さなトナーが先に現像に使用されて、次第に装置本体
内において粒径の大きなトナーの割合が増加するのを防
止し、良好な画像が安定して得られるようにすることを
課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における現像装
置においては、上記のような課題を解決するため、装置
本体内に収容されたトナーをローラ状になったトナー担
持体に供給し、このトナー担持体を像担持体と対向する
現像領域において下方から上方に移動するように回転さ
せてトナーを搬送させると共に、このトナー担持体の下
部側において搬送されるトナーの量を規制し、このトナ
ーをトナー担持体により現像領域に導いて現像を行う現
像装置において、上記の装置本体内に仕切り部材によっ
てトナーをトナー担持体に供給するトナー供給部を形成
すると共に、トナー担持体によって搬送されるトナーの
量をこのトナー担持体の下部において規制するにあた
り、上記のトナー供給部からトナー担持体の回転方向下
流側に向かう第1規制部材の先端部をトナー担持体に接
触させると共に、この第1規制部材の先端部よりトナー
担持体の回転方向下流側において第2規制部材の先端部
をトナー担持体に接触させ、上記の第1規制部材を通過
したトナーの85%以上が第2規制部材を通過するよう
に設定したのである。
【0012】そして、この発明における現像装置のよう
に、装置本体内に仕切り部材を設けて、トナーをトナー
担持体に供給するトナー供給部を形成すると共に、この
トナー供給部からトナー担持体の回転方向下流側に向か
う第1規制部材の先端部をトナー担持体に接触させてト
ナー担持体によって搬送されるトナーの量を規制する
と、この第1規制部材によりトナー担持体から離脱され
たトナーはこのトナー供給部に残って、粒径の大きなト
ナーが装置本体内に戻るのが抑制され、またこのように
第1規制部材によりトナー担持体から離脱された粒径の
大きなトナーも、トナー供給部におけるトナーの粒径が
安定した状態では、上記の第1規制部材を通過して搬送
されるようになる。
【0013】また、上記のように第1規制部材を通過し
たトナーの85%以上が第2規制部材を通過するように
設定すると、第2規制部材によってトナー担持体の表面
から離脱されるトナーの量が少なくなって、粒径の大き
なトナーが装置本体内に戻されるのが抑制されるように
なる。
【0014】このため、この発明における現像装置にお
いては、粒径の小さなトナーだけが先に現像に使用され
るのが抑制され、従来のように、装置本体内において次
第に粒径の大きなトナーの割合が増加するのが抑制され
て、良好な画像が安定して得られるようになり、特に、
第1規制部材を通過したトナーの90%以上が第2規制
部材を通過するように設定すると、装置本体内において
粒径の大きなトナーの割合が増加するのがより一層抑制
されて、より安定して良好な画像が得られるようにな
る。
【0015】ここで、上記のように第1規制部材を通過
したトナーの85%以上が第2規制部材を通過するよう
に設定するにあたっては、トナー担持体に接触させる第
1規制部材及び第2規制部材の接触圧を変更させたり、
トナー担持体と接触する第2規制部材の先端部をトナー
担持体と接触する部分からさらに突出させる長さや、ト
ナー担持体と接触する第2規制部材の先端部の形状を変
更させることによって調整することができ、特に、請求
項2に示すように、平板状になった第2規制部材を用い
ると、この第2規制部材によってトナー担持体の表面か
ら離脱されるトナーの量が少なくなって、粒径の大きな
トナーが多く装置本体内に戻されるのがより一層抑制さ
れるようになる。
【0016】また、この発明におけるカラー画像形成装
置においては、異なった色彩のトナーを収容させた複数
の現像装置と、これらの各現像装置により像担持体に形
成されたトナー像が重ねて転写される中間転写体とを備
えたカラー画像形成装置において、この発明における上
記のような現像装置を用いるようにしたのである。
【0017】そして、このようにカラー画像形成装置に
おける各現像装置に、像担持体と対向する現像領域にお
いてトナー担持体が下方から上方に移動するように回転
するこの発明の現像装置を使用すると、カラー画像形成
装置の構成に対応して装置をコンパクト化させることが
できると共に、この発明の現像装置においては、長く画
像を形成した場合において、上記のように粒径の大きな
トナーが現像装置に多く残って現像に使用されるのも抑
制され、形成される画像の画質が大きく低下するという
ことがなく、良好なカラー画像が安定して得られるよう
になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
現像装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0019】この実施形態における現像装置において
は、像担持体10と僅かな間隔を介して対向するように
トナー担持体21を設け、このトナー担持体21と像担
持体10とを逆方向に回転させて、トナー担持体21と
像担持体10とが対向する現像領域において、トナー担
持体21と像担持体10とがそれぞれ下方から上方に移
動されるようにすると共に、トナー担持体21に現像バ
イアス電源29から現像バイアス電圧を印加させるよう
にしている。
【0020】また、この現像装置においては、その装置
本体20の収容部20a内にトナーtを収容させると共
に、この装置本体20内に仕切り部材23によってトナ
ーtを上記のトナー担持体21に供給するトナー供給部
24を形成し、装置本体20の収容部20a内に設けた
トナー送り部材22を回転させ、このトナー送り部材2
2に設けられた羽根部材22aによって、装置本体20
の収容部20a内に収容されたトナーtを上記のトナー
供給部24に供給するようにしている。
【0021】また、このようにしてトナーtが供給され
るトナー供給部24に、外周部に複数のセルを有する導
電性の弾性層25aが設けられたローラ状のトナー供給
部材25を設け、このトナー供給部材25の弾性層25
aをトナー担持体21に圧接させるようにしている。
【0022】そして、このトナー供給部材25をトナー
担持体21と同方向に回転させ、トナー供給部材25と
トナー担持体21とが接触する部分において、トナー供
給部材25とトナー担持体21とを逆方向に移動させる
と共に、上記の現像バイアス電源29からトナー担持体
21に印加させる現像バイアス電圧よりもトナーtの帯
電極性と同極性側に大きくなったバイアス電圧を電源
(図示せず)からこのトナー供給部材25に印加させ、
このトナー供給部材25からトナー供給部24における
トナーtを所定の極性に予備帯電させてトナー担持体2
1に供給するようにしている。このようにすると、予備
帯電されたトナーtがトナー担持体21に静電気力によ
り保持されて搬送されるようになる。
【0023】また、上記の仕切り部材23に板状に形成
された第1規制部材26の一端を取り付け、この第1規
制部材26をトナー供給部材25の下方においてトナー
担持体21の回転方向下流側に向けて延出させ、トナー
供給部材25よりもトナー担持体21の回転方向下流側
の位置において、この第1規制部材26の先端部をトナ
ー担持体21の表面に適当な接触圧で接触させている。
【0024】そして、この第1規制部材26によってト
ナー担持体21に保持されたトナーtの量を規制すると
共にこのトナーtを帯電させ、このように帯電されたト
ナーtをトナー担持体21に保持させて搬送させるよう
にしている。
【0025】ここで、このように第1規制部材26によ
ってトナー担持体21に保持されたトナーtの量を規制
するようにした場合、当初は粒径の大きなトナーtがト
ナー担持体21から離脱されるが、このように離脱され
た粒径の大きなトナーtはトナー供給部24内に留まっ
て装置本体20の収容部20aに戻されるということが
なく、またこのように離脱された粒径の大きなトナーt
もトナー供給部24内におけるトナーtの粒径が安定す
ると、次第に第1規制部材26を通過して搬送されるよ
うになる。
【0026】また、上記のようにトナー担持体21に保
持されたトナーtを第1規制部材26によって帯電させ
るにあたり、トナー担持体21に印加させる現像バイア
ス電圧よりもトナーtの帯電極性と同極性側に大きくな
ったバイアス電圧を電源(図示せず)からこの第1規制
部材26に印加させるようにしてもよい。
【0027】そして、上記の第1規制部材26の先端部
よりもトナー担持体21の回転方向下流側におけるトナ
ー担持体21の下部において、図3に示すように、この
第1規制部材26の先端部と適当な間隔を介するように
して、トナー担持体21の回転方向上流側に向けて延出
された板状の第2規制部材27の先端部をトナー担持体
21の表面に接触させると共に、トナー担持体21と接
触する部分からこの第2規制部材27を第1規制部材2
6側に適当な長さdだけ突出させ、トナー担持体21に
保持されて第1規制部材26を通過したトナーtをこの
第2規制部材27に導くようにしている。
【0028】このようにトナー担持体21に保持されて
第1規制部材26を通過したトナーtを第2規制部材2
7に導く場合、上記のようにトナーtが第1規制部材2
6によってある程度帯電されてトナー担持体21に静電
気力によって保持されているため、第2規制部材27に
導かれる前にトナーtがトナー担持体21から離れて落
下するのが抑制される。
【0029】そして、上記の第2規制部材27によりト
ナー担持体21に保持されて現像領域に搬送されるトナ
ーtの量を規制すると共に、このトナーtを適切に帯電
させるようにする一方、この第2規制部材27によって
トナー担持体21から離脱されたトナーtを、その下方
に設けられた戻しローラ28によって上記の収容部20
aに戻すようにしている。なお、トナー担持体21に保
持されたトナーtを第2規制部材27によって帯電させ
るにあたり、トナー担持体21に印加させる現像バイア
ス電圧よりもトナーtの帯電極性と同極性側に大きくな
ったバイアス電圧を、電源(図示せず)からこの第2規
制部材26に印加させるようにしてもよい。
【0030】そして、この実施形態の現像装置において
は、上記のようにトナー担持体21に保持されて第1規
制部材26を通過したトナーtを第2規制部材27によ
って規制するにあたり、第1規制部材26を通過したト
ナーtの85%以上が第2規制部材27を通過するよう
に設定しており、第2規制部材27によってトナー担持
体21の表面から離脱されるトナーtの量が少なくな
り、戻しローラ28によって装置本体20の収容部20
aに戻される粒径の大きなトナーtの量が非常に少なく
なる。なお、上記の第2規制部材27としては、図4
(A)に示すように、トナー担持体21の表面に接触さ
せる先端部を折り曲げたものであっても、図4(B)に
示すように、平板状になったものであってもよいが、こ
の第2規制部材27によってトナー担持体21の表面か
ら離脱されるトナーtの量を少なくするためには、図4
(B)に示すような平板状になった第2規制部材27を
用いることが好ましい。
【0031】そして、上記のように第2規制部材27に
より規制されて適切に帯電されたトナーtを、トナー担
持体21によって像担持体10と対向する現像領域に搬
送し、この現像領域において、上記のようにトナー担持
体21と像担持体10とをそれぞれ下方から上方に移動
させると共に、このトナー担持体21に上記の現像バイ
アス電源29から直流電圧に交流電圧が重畳された現像
バイアス電圧を印加させて、トナー担持体21と像担持
体10との間に振動電界を作用させ、像担持体10に形
成された静電潜像の部分にトナー担持体21からトナー
tを供給して現像を行うようにしている。なお、この実
施形態においては、上記のようにトナー担持体21と像
担持体10とを現像領域において僅かな間隔を介して対
向させて現像を行うようにしたが、トナー担持体21と
像担持体10とを現像領域において接触させて現像を行
うことも可能である。
【0032】また、上記のようにして像担持体10に形
成された静電潜像を現像した後は、このトナー担持体2
1の表面に残ったトナーtを装置本体20に戻すように
すると共に、装置本体20に戻す位置において、クッシ
ョン材31によりシール材32をトナー担持体21に押
し付け、このシール材32によりトナー担持体21の表
面に残ったトナーtを除電させるようにしている。
【0033】そして、このようにトナー担持体21の表
面に残ったトナーtを除電させた後、このトナーtを前
記のようにトナー担持体21とが接触する部分において
逆方向に移動するトナー供給部材25によりトナー担持
体21から離脱させて、トナー供給部24におけるトナ
ーtと混合させると共に、前記のようにこのトナー供給
部材25からトナー担持体21に新たなトナーtを供給
させるようにする。
【0034】ここで、この実施形態の現像装置において
は、上記のようにトナー担持体21とが接触する部分に
おいて、トナー供給部材25をトナー担持体21と逆方
向に移動させるようにしているため、トナー供給部材2
5をトナー担持体21と同方向に移動させる場合のよう
に、トナー担持体21から粒径の大きなトナーtだけが
離脱されて、粒径の小さなトナーtがトナー担持体21
に残るということがなく、トナー担持体21における粒
径の小さなトナーtもこのトナー供給部材25によって
トナー担持体21から確実に離脱されるようになる。こ
のため、トナー供給部24において、先に粒径の小さな
トナーtが多く現像に使用されるのも抑制されるように
なる。
【0035】次に、上記の図2に示す現像装置におい
て、トナー担持体21に保持されて搬送されるトナーt
を第1規制部材26と第2規制部材27とによって規制
するにあたり、これらの規制条件を変更させて、第1規
制部材26を通過して第2規制部材27に導かれたトナ
ーtがこの第2規制部材27を通過する割合を変更させ
た実験を行い、この発明の条件を満たす実施例の現像装
置を用いた場合には、先に粒径の小さなトナーtが多く
現像に使用されるのが抑制されて、良好な画像が安定し
て得られるようになることを比較例を挙げて明らかにす
る。
【0036】ここで、この実験においては、トナーtに
平均粒径が8.5μmになった負帯電性のトナーを使用
すると共に、上記の像担持体10に直径が30mmの感
光体ドラムを用い、また上記のトナー担持体21に直径
が16mm、表面粗さRzが4.5μmになった導電性
ゴムローラを用いるようにした。
【0037】そして、上記のトナー担持体21と像担持
体10とが0.2mmの間隔を介して対向するように設
け、このトナー担持体21と像担持体10とを逆方向に
回転させて、トナー担持体21と像担持体10とが対向
する現像領域において、トナー担持体21と像担持体1
0とをそれぞれ下方から上方に移動させると共に、像担
持体10の周速度を150mm/sにする一方、トナー
担持体21の周速度を像担持体10の周速度の2倍の3
00mm/sにした。
【0038】また、上記のトナー供給部材25として
は、電気抵抗が105 Ω・cm、アスカーF硬度が60
°、セル数が100個/インチになった発泡ウレタンで
構成された厚みdが2.5mmになった弾性層25aを
外周部に設けた直径が11mmのローラを用い、このト
ナー供給部材25における弾性層25aの凹み量が0.
6mmになるように、このトナー供給部材25を上記の
トナー担持体21に押し付け、このトナー供給部材25
をトナー担持体21と同じ方向に300mm/sの周速
度で回転させ、このトナー供給部材25とトナー担持体
21とが接触する部分においては、トナー供給部材25
とトナー担持体21とが逆方向に移動するようにした。
【0039】ここで、この実験においては、下記の表1
に示すように、上記の第1規制部材26としては図4
(B)に示すような平板状になったものを用いる一方、
第2規制部材27としては、前記の図4(A)に示すよ
うな先端が折り曲げられたものと、図4(B)に示すよ
うな平板状になったものとを用い、また第1規制部材2
6と第2規制部材27とをトナー担持体21の表面に圧
接させる際の接触圧をそれぞれ変更させると共に、第2
規制部材27がトナー担持体21と接触する部分から第
1規制部材26側に突出する長さdを変更させるように
した。
【0040】そして、上記の像担持体10の表面を−6
00Vに帯電させた後、この像担持体10の表面を露光
して、その表面電位が−100Vになった潜像部分の比
率が5%の文字画像に対応した静電潜像を形成する一
方、上記のトナー担持体21に上記の現像バイアス電源
29から−350Vの直流電圧に、ピーク・ピーク値V
ppが1700V、周波数が2kHz、現像側のDut
yが38%になった交流電圧を重畳させた現像バイアス
電圧を印加させると共に、上記のトナー供給部材25と
第1規制部材26と第2規制部材27とにおいてはそれ
ぞれ上記のトナー担持体21よりも−100V大きくな
ったバイアス電圧が作用するようにして、上記の条件で
それぞれ反転現像を行い、黒の部分の比率が5%になっ
た文字画像を得るようにした。
【0041】そして、下記の表1に示す各条件の下で、
第1規制部材26を通過して第2規制部材27に導かれ
たトナーtの量と、この第2規制部材27を通過して現
像領域に搬送されたトナーtの量とを測定して、第1規
制部材26を通過して第2規制部材27に導かれたトナ
ーtが第2規制部材27を通過する比率(通過率)を求
め、その結果を表1に示した。
【0042】また、上記の各条件の下で、それぞれ上記
のようにして1万枚の文字画像を形成する耐刷試験を行
った後、−600Vに帯電された像担持体10の表面を
露光して、その表面電位が−100Vになった網点画像
に対応した静電潜像を形成して、上記の場合と同様にし
て反転現像を行い、それぞれ形成された網点画像を目視
により評価すると共に、トナー担持体21により現像領
域に搬送されてきたトナーtの粒径を、コールターカウ
ンター(コールター社製)によって測定し、その結果を
表1に示した。
【0043】ここで、網点画像における画像の評価につ
いては、網点画像にがさつきがほとんどない場合を○、
がさつきがあるが実用上問題がない場合を△、がさつき
が目立って実用上問題となる場合を×で示した。
【0044】
【表1】
【0045】この結果、第1規制部材26を通過して第
2規制部材27に導かれたトナーtの85%以上が第2
規制部材27を通過するようになったこの発明の条件を
満たす実施例1〜6の各現像装置においては、上記の通
過率が85%未満になった比較例1〜3の各現像装置に
比べ、1万枚の耐刷時においてトナー担持体21により
現像領域に搬送されてきたトナーtの粒径が小さくなっ
ていると共に、がさつきが少ない良好な画像が得られ
た。
【0046】また、第1規制部材26を通過して第2規
制部材27に導かれたトナーtが第2規制部材27を通
過する比率が90%を越えた実施例2〜6の各現像装置
においては、がさつきの発生がさらに抑制されてない良
好な画像が得られ、特に、上記の第2規制部材27とし
て、図4(B)に示すような平板状になったものを用い
た実施例4〜6の各現像装置においては、第1規制部材
26を通過して第2規制部材27に導かれたトナーtが
第2規制部材27を通過する比率が97%以上になっ
て、一層がさつきの少ない良好な画像が得られた。
【0047】次に、前記の実施形態に示した現像装置を
用いたこの発明の実施形態に係るカラー画像形成装置の
添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0048】ここで、第1の実施形態におけるカラー画
像形成装置においては、図5に示すように、上記の実施
形態における現像装置A1〜A4を4つ使用し、この4
つの現像装置A1〜A4に黄色,マゼンダ色,シアン
色,黒色の異なった色彩のトナーを収容させ、この4つ
の現像装置A1〜A4を回転するホルダー40に保持さ
せ、このホルダー40により各現像装置A1〜A4の位
置を変更させて、各現像装置A1〜A4におけるトナー
担持体21を像担持体10と対向する位置に順々に導
き、トナー担持体21と像担持体10とが対向する現像
領域において、トナー担持体21と像担持体10とがそ
れぞれ下方から上方に移動するようにしている。
【0049】そして、この第1の実施形態におけるカラ
ー画像形成装置によってカラー画像を形成するにあたっ
ては、例えば、先ず黄色のトナーが収容された第1の現
像装置A1におけるトナー担持体21を像担持体10と
対向するように位置させ、像担持体10を回転させて、
像担持体10の表面を帯電装置41によって一様に帯電
させ、このように帯電された像担持体10に対して露光
装置42により画像信号に従った露光を行って、この像
担持体10の表面に静電潜像を形成する。
【0050】次いで、このように静電潜像が形成された
像担持体10と第1の現像装置A1におけるトナー担持
体21とが対向する現像領域において、トナー担持体2
1と像担持体10とをそれぞれ下方から上方に移動させ
て、このトナー担持体21から黄色のトナーを像担持体
10に形成された静電潜像部分に供給して、像担持体1
0に静電潜像に対応した黄色のトナー像を形成する。
【0051】そして、このように像担持体10に形成さ
れた黄色のトナー像を、像担持体10の上方において架
け渡された無端ベルト状になった中間転写体43に転写
させる一方、転写後における像担持体10に残留してい
る黄色のトナーをクリーニング装置44によって像担持
体10から除去させるようにする。
【0052】その後は、上記のホルダー40を回転させ
て、次にマゼンダ色のトナーが収容された第2の現像装
置A2におけるトナー担持体21を像担持体10と対向
するように位置させ、上記の第1の現像装置A1の場合
と同様にして、像担持体10の表面にマゼンダ色のトナ
ー像を形成し、このマゼンダ色のトナー像を黄色のトナ
ー像が転写された上記の中間転写体43に転写させる一
方、転写後における像担持体10に残留しているマゼン
ダ色のトナーをクリーニング装置44によって像担持体
10から除去させる。
【0053】そして、同様の操作を行って、シアン色の
トナーが収容された第3の現像装置A3により像担持体
10の表面にシアン色のトナー像を形成し、このシアン
色のトナー像を上記の中間転写体43に転写させ、黒色
のトナーが収容された第4の現像装置A4により像担持
体10の表面に黒色のトナー像を形成し、このシアン色
のトナー像を上記の中間転写体43に転写させ、このよ
うに中間転写体43上に黄色,マゼンダ色,シアン色,
黒色の各トナー像を転写させてフルカラーのトナー像を
形成する。
【0054】そして、このカラー画像形成装置の下部に
設けられた用紙カセット45から記録シート46を、送
りローラ47によって中間転写体43と転写ローラ48
とが対向する部分に導き、中間転写体43に形成された
フルカラーのトナー像をこの記録シート46に転写さ
せ、このように記録シート46上に転写されたフルカラ
ーのトナー像を定着装置49により記録シート46に定
着させて排紙させる一方、転写されずに中間転写体43
に残ったトナーをクリーニング装置50によって中間転
写体43から除去するようにしている。
【0055】また、第2の実施形態におけるカラー画像
形成装置においては、図6に示すように、上記の実施形
態における現像装置A1〜A4を4つ使用し、この4つ
の現像装置A1〜A4に黄色,マゼンダ色,シアン色,
黒色の異なった色彩のトナーを収容させて、この4つの
現像装置A1〜A4をカラー画像形成装置内に上から順
番に配置させると共に、各現像装置A1〜A4における
トナー担持体21と対向するようにしてそれぞれ像担持
体10を設け、これらの各トナー担持体21と各像担持
体10とが対向する現像領域において、トナー担持体2
1と像担持体10とがそれぞれ下方から上方に移動する
ようにしている。
【0056】また、上記の各現像装置A1〜A4と像担
持体10を介して反対側の位置に上下方向に架け渡され
た無端ベルト状になった中間転写体43を設け、この中
間転写体43を各像担持体10と接触する側において上
方から下方に移動するようにしている。
【0057】ここで、この第2の実施形態におけるカラ
ー画像形成装置によってカラー画像を形成するにあたっ
ては、黄色のトナーが収容された第1の現像装置A1の
トナー担持体21と対向する像担持体10を回転させ
て、この像担持体10の表面を帯電装置41によって一
様に帯電させ、このように帯電された像担持体10に対
して露光装置42で画像信号に従った露光を行い、この
像担持体10の表面に静電潜像を形成する。
【0058】そして、このように静電潜像が形成された
像担持体10と第1の現像装置A1におけるトナー担持
体21とが対向する現像領域において、トナー担持体2
1と像担持体10とをそれぞれ下方から上方に移動させ
て、このトナー担持体21から黄色のトナーを像担持体
10に形成された静電潜像部分に供給して、像担持体1
0に静電潜像に対応した黄色のトナー像を形成する。
【0059】次いで、このように像担持体10に形成さ
れた黄色のトナー像を、上記の中間転写体43に転写さ
せる一方、転写後における像担持体10に残留している
黄色のトナーをクリーニング装置44によって像担持体
10から除去させるようにする。
【0060】そして、上記の第1の現像装置A1と同様
にして、第2〜第4の現像装置A2〜A4における各ト
ナー担持体21と対向する各像担持体10に順々にマゼ
ンダ色,シアン色,黒色のトナー像を形成し、このよう
に各像担持体10に形成されたマゼンダ色,シアン色,
黒色のトナー像を、上記のように黄色のトナー像が転写
された中間転写体43に順々に転写させて、この中間転
写体43上にフルカラーのトナー像を形成する。
【0061】その後は、上記の第1のカラー画像形成装
置と同様に、このカラー画像形成装置の下部に設けられ
た用紙カセット45から記録シート46を、送りローラ
47によって中間転写体43と転写ローラ48とが対向
する部分に導き、中間転写体43に形成されたフルカラ
ーのトナー像をこの記録シート46に転写させ、このよ
うに記録シート46上に転写されたフルカラーのトナー
像を定着装置49により記録シート46に定着させて排
紙させる一方、転写されずに中間転写体43に残ったト
ナーをクリーニング装置50によって中間転写体43か
ら除去するようにしている。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
現像装置においては、トナー担持体を像担持体と対向す
る現像領域において下方から上方に移動するように回転
させてトナーを搬送させると共に、このトナー担持体の
下部側において搬送されるトナーの量を規制し、このト
ナーをトナー担持体により現像領域に導いて現像を行う
にあたり、装置本体内に仕切り部材によって設けられた
トナー供給部においてトナーをトナー担持体に供給する
と共に、このトナー供給部からトナー担持体の回転方向
下流側に向かう第1規制部材の先端部をトナー担持体に
接触させて、トナー担持体によって搬送されるトナーの
量を規制するようにしたため、この第1規制部材により
トナー担持体から離脱されたトナーはこのトナー供給部
に残り、粒径の大きなトナーが装置本体内に戻るのが抑
制されると共に、第1規制部材によりトナー担持体から
離脱された粒径の大きなトナーも、トナー供給部におけ
るトナーの粒径が安定した状態では、上記の第1規制部
材を通過して搬送されるようになった。
【0063】また、この発明における現像装置において
は、上記のように第1規制部材を通過したトナーの85
%以上が第2規制部材を通過するようにしたため、第2
規制部材によってトナー担持体の表面から離脱されるト
ナーの量が少なくなって、粒径の大きなトナーが装置本
体内に戻されるのが抑制されるようになった。
【0064】この結果、この発明における現像装置にお
いては、粒径の小さなトナーだけが先に現像に使用され
るのが抑制され、従来のように、装置本体内において次
第に粒径の大きなトナーの割合が増加して、形成される
画像の画質が著しく低下するのが抑制され、良好な画像
が安定して得られるようになった。
【0065】また、この発明におけるカラー画像形成装
置においては、異なった色彩のトナーを収容させた複数
の現像装置と、これらの各現像装置により像担持体に形
成されたトナー像が重ねて転写される中間転写体とを備
えたカラー画像形成装置において、この発明における上
記のような現像装置を用いるようにしたため、カラー画
像形成装置の構成に対応して装置をコンパクト化させる
ことができると共に、長く画像を形成した場合において
も、粒径の大きなトナーが現像装置に残って現像に使用
されるのが抑制され、形成される画像の画質が大きく低
下するということがなく、良好なカラー画像が安定して
得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の現像装置の概略説明図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る現像装置の概略説
明図である。
【図3】同実施形態における現像装置において、トナー
担持体の表面に第1規制部材と第2規制部材とを接触さ
せて、トナー担持体によって搬送されるトナーを規制す
る状態を示した部分説明図である。
【図4】同実施形態における現像装置において使用する
2種類の第2規制部材を示した側面図である。
【図5】この発明の第1の実施形態に係るカラー画像形
成装置の概略説明図である。
【図6】この発明の第2の実施形態に係るカラー画像形
成装置の概略説明図である。
【符号の説明】
10 像担持体 20 装置本体 21 トナー担持体 23 仕切り部材 24 トナー供給部 25 トナー供給部材 26 第1規制部材 27 第2規制部材 43 中間転写体 A1〜A4 現像装置 t トナー
フロントページの続き (72)発明者 後藤 浩 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AB02 BB24 BB38 BB42 2H077 AC04 AD02 AD06 AD13 AD16 AD17 AD36 EA16 FA01 FA22 FA25 GA03 GA12 GA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に収容されたトナーをローラ
    状になったトナー担持体に供給し、このトナー担持体を
    像担持体と対向する現像領域において下方から上方に移
    動するように回転させてトナーを搬送させると共に、こ
    のトナー担持体の下部側において搬送されるトナーの量
    を規制し、このトナーをトナー担持体により現像領域に
    導いて現像を行う現像装置において、上記の装置本体内
    に仕切り部材によってトナーをトナー担持体に供給する
    トナー供給部を形成すると共に、トナー担持体によって
    搬送されるトナーの量をこのトナー担持体の下部におい
    て規制するにあたり、上記のトナー供給部からトナー担
    持体の回転方向下流側に向かう第1規制部材の先端部を
    トナー担持体に接触させると共に、この第1規制部材の
    先端部よりトナー担持体の回転方向下流側において第2
    規制部材の先端部をトナー担持体に接触させ、上記の第
    1規制部材を通過したトナーの85%以上が第2規制部
    材を通過するように設定したことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した現像装置において、
    平板状になった第2規制部材を用いたことを特徴とする
    現像装置。
  3. 【請求項3】 異なった色彩のトナーを収容させた複数
    の現像装置と、これらの各現像装置により像担持体に形
    成されたトナー像が重ねて転写される中間転写体とを備
    えたカラー画像形成装置において、上記の現像装置とし
    て、請求項1に記載した現像装置を用いたことを特徴と
    するカラー画像形成装置。
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JP2007233106A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置

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