JP2001329250A - 酸化セリウム研磨剤および基板の研磨法 - Google Patents

酸化セリウム研磨剤および基板の研磨法

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JP2001329250A
JP2001329250A JP2001103920A JP2001103920A JP2001329250A JP 2001329250 A JP2001329250 A JP 2001329250A JP 2001103920 A JP2001103920 A JP 2001103920A JP 2001103920 A JP2001103920 A JP 2001103920A JP 2001329250 A JP2001329250 A JP 2001329250A
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polishing
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Masato Yoshida
誠人 吉田
Toranosuke Ashizawa
寅之助 芦沢
Hiroki Terasaki
裕樹 寺崎
Yasushi Kurata
靖 倉田
Jun Matsuzawa
純 松沢
Kiyohito Tanno
清仁 丹野
Hiroto Otsuki
裕人 大槻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SiO絶縁膜等の被研磨面を傷なく高速に
研磨する酸化セリウム研磨剤を提供する。 【解決手段】 TEOS−CVD法で作製したSiO
絶縁膜を形成させたSiウエハを、一次粒子の径が10
〜600nmで中央値が30〜250nmであり粒子径
の中央値が150〜600nmで最大径が3000nm
以下である酸化セリウム粒子を媒体に分散させたスラリ
ーの、スラリー中の酸化セリウム粒子のゼ−タ電位が−
100mV以上−10mV以下である酸化セリウム粒子
を含む酸化セリウム研磨剤で研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化セリウム研磨
剤及び基板の研磨法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造工程において、
プラズマ−CVD、低圧−CVD等の方法で形成される
SiO絶縁膜等無機絶縁膜層を平坦化するための化学
機械研磨剤としてコロイダルシリカ系の研磨剤が一般的
に検討されている。コロイダルシリカ系の研磨剤は、シ
リカ粒子を四塩化珪酸を熱分解する等の方法で粒成長さ
せ、アンモニア等のアルカリ金属を含まないアルカリ溶
液でpH調整を行って製造している。しかしながら、こ
の様な研磨剤は無機絶縁膜の研磨速度が充分な速度を持
たず、実用化には低研磨速度という技術課題がある。
【0003】一方、フォトマスク用ガラス表面研磨とし
て、酸化セリウム研磨剤が用いられている。酸化セリウ
ム粒子はシリカ粒子やアルミナ粒子に比べ硬度が低く、
したがって研磨表面に傷が入りにくいことから仕上げ鏡
面研磨に有用である。また、酸化セリウムは強い酸化剤
として知られるように化学的活性な性質を有している。
この利点を活かし、絶縁膜用化学機械研磨剤への適用が
有用である。しかしながら、フォトマスク用ガラス表面
研磨用酸化セリウム研磨剤をそのまま無機絶縁膜研磨に
適用すると、1次粒子径が大きく、そのため絶縁膜表面
に目視で観察できる研磨傷が入ってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、SiO
縁膜等の被研磨面を傷なく高速に研磨することが可能な
酸化セリウム研磨剤及び基板の研磨法を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の酸化セリウム研
磨剤は、一次粒子径の中央値が30〜250nmであり
粒子径の中央値が150〜600nmである酸化セリウ
ム粒子を媒体に分散させたスラリーを含むものである。
また本発明の酸化セリウム研磨剤は、一次粒子径の中央
値が100〜250nmであり粒子径の中央値が150
〜350nmである酸化セリウム粒子を媒体に分散させ
たスラリーを含むものであることができる。上記の酸化
セリウム粒子では、一次粒子の最大径は600nm以下
が好ましく、一次粒子径は10〜600nmであること
が好ましい。
【0006】また本発明の酸化セリウム研磨剤は、一次
粒子径の中央値が30〜70nmであり粒子径の中央値
が250〜600nmである酸化セリウム粒子を媒体に
分散させたスラリーを含むものであることができる。上
記の酸化セリウム粒子では、一次粒子径は10〜100
nmであることが好ましい。本発明の酸化セリウム研磨
剤では、酸化セリウム粒子の最大径は3000nm以下
であることが好ましい。
【0007】媒体として水を使用することができ、例え
ば水溶性有機高分子、水溶性陰イオン界面活性剤、水溶
性非イオン性界面活性剤及び水溶性アミンから選ばれる
少なくとも1種である分散剤が使用され、ポリアクリル
酸アンモニウム塩が好ましい。酸化セリウム粒子は炭酸
セリウムを焼成した酸化セリウムが好ましく使用され
る。本発明の酸化セリウム研磨剤で、例えばシリカ膜が
形成された半導体チップ等の所定の基板を研磨すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】一般に酸化セリウムは、炭酸塩、
硫酸塩、蓚酸塩等のセリウム化合物を焼成することによ
って得られる。TEOS−CVD法等で形成されるSi
絶縁膜は1次粒子径が大きく、かつ結晶歪が少ない
ほど、すなわち結晶性がよいほど高速研磨が可能である
が、研磨傷が入りやすい傾向がある。そこで、本発明で
用いる酸化セリウム粒子は、あまり結晶性を上げないで
作製される。また、半導体チップ研磨に使用することか
ら、アルカリ金属およびハロゲン類の含有率は1ppm
以下に抑えることが好ましい。本発明の研磨剤は高純度
のもので、Na、K、Si、Mg、Ca、Zr、Ti、
Ni、Cr、Feはそれぞれ1ppm以下、Alは10
ppm以下である。
【0009】本発明において、酸化セリウム粒子を作製
する方法として焼成法が使用できる。ただし、研磨傷が
入らない粒子を作製するためにできるだけ結晶性を上げ
ない低温焼成が好ましい。セリウム化合物の酸化温度が
300℃であることから、焼成温度は600℃以上90
0℃以下が好ましい。炭酸セリウムを600℃以上90
0℃以下で5〜300分、酸素ガス等の酸化雰囲気で焼
成すること好ましい。焼成された酸化セリウムは、ジェ
ットミル等の乾式粉砕、ビ−ズミル等の湿式粉砕で粉砕
することができる。ジェットミルは例えば化学工業論文
集第6巻第5号(1980)527〜532頁に説明さ
れている。焼成された酸化セリウムをジェットミル等の
乾式粉砕で粉砕すると粉砕残りの発生が観察された。
【0010】本発明における酸化セリウムスラリーは、
上記の方法により製造された酸化セリウム粒子を含有す
る水溶液又はこの水溶液から回収した酸化セリウム粒
子、水及び必要に応じて分散剤からなる組成物を分散さ
せることによって得られる。ここで酸化セリウム粒子の
濃度には制限は無いが、懸濁液の取り扱い易さから0.
1〜10重量%の範囲が好ましい。また分散剤として
は、金属イオン類を含まないものとして、アクリル酸重
合体及びそのアンモニウム塩、メタクリル酸重合体及び
そのアンモニウム塩、ポリビニルアルコール等の水溶性
有機高分子類、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム等の水溶性
陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル、ポリエチレングリコールモノステアレート等の
水溶性非イオン性界面活性剤、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン等の水溶性アミン類などが挙げられ
る。
【0011】ポリアクリル酸アンモニウム塩、特に重量
平均分子量5000〜20000のポリアクリル酸アン
モニウム塩が好ましい。これらの分散剤の添加量は、ス
ラリー中の粒子の分散性及び沈降防止性などから酸化セ
リウム粒子100重量部に対して0.01重量部から5
重量部の範囲が好ましく、その分散効果を高めるために
は分散処理時に分散機の中に粒子と同時に入れることが
好ましい。
【0012】これらの酸化セリウム粒子を水中に分散さ
せる方法としては、通常の撹拌機による分散処理の他
に、ホモジナイザー、超音波分散機、ボールミルなどを
用いることができる。特に酸化セリウム粒子を1μm以
下の微粒子として分散させるためには、ボールミル、振
動ボールミル、遊星ボールミル、媒体撹拌式ミルなどの
湿式分散機を用いることが好ましい。また、スラリーの
アルカリ性を高めたい場合には、分散処理時又は処理後
にアンモニア水などの金属イオンを含まないアルカリ性
物質を添加することができる。
【0013】本発明の酸化セリウム研磨剤は、上記スラ
リ−をそのまま使用してもよいが、N,N−ジエチルエ
タノ−ルアミン、N,N−ジメチルエタノ−ルアミン、
アミノエチルエタノ−ルアミン等の添加剤を添加して研
磨剤とすることができる。
【0014】本発明のスラリーに分散される酸化セリウ
ム粒子を構成する一次粒子径の中央値は30〜250n
mであり、粒子径の中央値は150〜600nmであ
る。一次粒子径の中央値が30nm未満又は粒子径の中
央値が150nm未満であればSiO絶縁膜等の被研
磨面を高速に研磨することができず、一次粒子径の中央
値が250nmを越える又は粒子径の中央値が600n
mを越えるとSiO絶縁膜等の被研磨面に傷が発生す
る。
【0015】また一次粒子径の中央値が100〜250
nmであり粒子径の中央値が150〜350nmである
酸化セリウム粒子が好ましく、それぞれの中央値が上記
下限値未満であると研磨速度が小さくなり、上限値を越
えると傷が発生しやすい。上記の酸化セリウム粒子で
は、一次粒子の最大径は600nm以下が好ましく、一
次粒子径は10〜600nmであることが好ましい。一
次粒子が600nmを上限値を越えると傷が発生しやす
く、10nm未満であると研磨速度が小さくなる。
【0016】また一次粒子径の中央値が30〜70nm
であり粒子径の中央値が250〜600nmである酸化
セリウム粒子が好ましく、それぞれの中央値が上記下限
値未満であると研磨速度が小さくなり、上限値を越える
と傷が発生しやすい。
【0017】上記の酸化セリウム粒子では、一次粒子径
は10〜100nmであることが好ましく、一次粒子が
10nm未満であると研磨速度が小さくなり、100n
mを上限値を越えると傷が発生しやすくなる。
【0018】本発明の酸化セリウム研磨剤では、酸化セ
リウム粒子の最大径は3000nm以下であることが好
ましい。酸化セリウム粒子の最大径が3000nmを越
えると傷が発生しやすい。
【0019】焼成酸化セリウムをジェットミル等の乾式
粉砕で粉砕した酸化セリウム粒子には粉砕残りが含ま
れ、この粉砕残り粒子は一次粒子が再凝集した凝集体と
は異なっており、研磨時の応力により破壊され活性面を
発生すると推定され、SiO絶縁膜等の被研磨面を傷
なく高速に研磨することに寄与していると考えられる。
本発明のスラリ−には、3000nm以下の粉砕残り粒
子を含むことができる。
【0020】本発明で、一次粒子径は走査型電子顕微鏡
(例えば(株)日立製作所製 S−900型)による観
察で測定する。スラリ−粒子である酸化セリウム粒子径
はレ−ザ回折法(例えばマルバーンインスツルメンツ社
製 Master Sizermicroplus、屈折
率:1.9285、光源:He−Neレーザー、吸収
0)によって測定する。
【0021】本発明のスラリ−に分散された酸化セリウ
ム粒子を構成する一次粒子のアスペクト比は1〜2、中
央値1.3が好ましい。アスペクト比は走査型電子顕微
鏡(例えば(株)日立製作所製 S−900型)による
観察で測定する。
【0022】本発明のスラリ−に分散された酸化セリウ
ム粒子として、粉末X線リートベルト法(RIETAN
−94)による解析で等方的微小歪を表わす構造パラメ
ーター:Yの値が0.01以上0.70以下である酸化
セリウム粒子を使用することができる。このような結晶
歪みを有する酸化セリウム粒子を使用することにより、
被研磨表面に傷をつけることなく、かつ高速に研磨する
ことができる。
【0023】本発明のスラリ−に分散された酸化セリウ
ム粒子の比表面積は7〜45m/gが好ましい。比表
面積が7m/g未満だと被研磨表面に傷をつけるやす
くなり、45m/gを越えると研磨速度が遅くなる傾
向にある。スラリ−の酸化セリウム粒子の比表面積は分
散される酸化セリウム粒子の比表面積と同じである。
【0024】本発明のスラリ−中の酸化セリウム粒子の
ゼ−タ電位は−100mV以上−10mVが好ましい。
これにより酸化セリウム粒子の分散性を良好にし被研磨
表面に傷をつけることなく、かつ高速に研磨することが
できる。
【0025】本発明のスラリ−に分散された酸化セリウ
ム粒子は平均粒径が200nm以上400nm以下で粒
度分布の半値幅が300nm以下とすることができる。
本発明のスラリ−のpHは7以上10以下が好ましく、
8以上9以下がより好ましい。
【0026】スラリ−調整後、ポリエチレン等の容器に
入れ5〜55℃で7日以上、より好ましくは30日以上
放置して使用すれば傷の発生が少なくなる。
【0027】本発明のスラリ−は分散性に優れ沈降速度
が遅く、直径10cm高さ1mの円中のどの高さの位置
でも2時間放置濃度変化率が10%未満である。
【0028】本発明の酸化セリウム研磨剤が使用される
無機絶縁膜の作製方法として、低圧CVD法、プラズマ
CVD法等が挙げられる。低圧CVD法によるSiO
絶縁膜形成は、Si源としてモノシラン:SiH、酸
素源として酸素:Oを用いる。このSiH−O
酸化反応を400℃程度以下の低温で行わせることによ
り得られる。高温リフローによる表面平坦化を図るため
にリン:Pをドープするときには、SiH−O−P
系反応ガスを用いることが好ましい。プラズマCV
D法は、通常の熱平衡下では高温を必要とする化学反応
が低温でできる利点を有する。プラズマ発生法には、容
量結合型と誘導結合型の2つが挙げられる。反応ガスと
しては、Si源としてSiH、酸素源としてNOを
用いたSiH−NO系ガスとテトラエトキシシラン
(TEOS)をSi源に用いたTEOS−O系ガス
(TEOS−プラズマCVD法)が挙げられる。基板温
度は250℃〜400℃、反応圧力は67〜400Pa
の範囲が好ましい。このように、本発明のSiO絶縁
膜にはリン、ホウ素等の元素がド−プされていても良
い。
【0029】所定の基板として、半導体基板すなわち回
路素子と配線パターンが形成された段階の半導体基板、
回路素子が形成された段階の半導体基板等の半導体基板
上にSiO絶縁膜層が形成された基板が使用できる。
このような半導体基板上に形成されたSiO絶縁膜層
を上記酸化セリウム研磨剤で研磨することによって、S
iO絶縁膜層表面の凹凸を解消し、半導体基板全面に
渡って平滑な面とする。ここで、研磨する装置として
は、半導体基板を保持するホルダーと研磨布(パッド)
を貼り付けた(回転数が変更可能なモータ等を取り付け
てある)定盤を有する一般的な研磨装置が使用できる。
研磨布としては、一般的な不織布、発泡ポリウレタン、
多孔質フッ素樹脂などが使用でき、特に制限がない。ま
た、研磨布にはスラリーが溜まる様な溝加工を施すこと
が好ましい。研磨条件には制限はないが、定盤の回転速
度は半導体が飛び出さない様に100rpm以下の低回
転が好ましく、半導体基板にかける圧力は研磨後に傷が
発生しない様に1kg/cm 以下が好ましい。研磨し
ている間、研磨布にはスラリーをポンプ等で連続的に供
給する。この供給量には制限はないが、研磨布の表面が
常にスラリーで覆われていることが好ましい。
【0030】研磨終了後の半導体基板は、流水中で良く
洗浄後、スピンドライヤ等を用いて半導体基板上に付着
した水滴を払い落としてから乾燥させることが好まし
い。このようにして平坦化されたSiO絶縁膜層の上
に、第2層目のアルミニウム配線を形成し、その配線間
および配線上に再度上記方法によりSiO絶縁膜を形
成後、上記酸化セリウム研磨剤を用いて研磨することに
よって、絶縁膜表面の凹凸を解消し、半導体基板全面に
渡って平滑な面とする。この工程を所定数繰り返すこと
により、所望の層数の半導体を製造する。
【0031】本発明の酸化セリウム研磨剤は、半導体基
板に形成されたSiO絶縁膜だけでなく、所定の配線
を有する配線板に形成されたSiO絶縁膜、ガラス、
窒化ケイ素等の無機絶縁膜、フォトマスク・レンズ・プ
リズムなどの光学ガラス、ITO等の無機導電膜、ガラ
ス及び結晶質材料で構成される光集積回路・光スイッチ
ング素子・光導波路、光ファイバ−の端面、シンチレ−
タ等の光学用単結晶、固体レ−ザ単結晶、青色レ−ザ用
LEDサファイア基板、SiC、GaP、GaAS等の
半導体単結晶、磁気ディスク用ガラス基板、磁気ヘッド
等を研磨するために使用される。
【0032】このように本発明において所定の基板と
は、SiO絶縁膜が形成された半導体基板、SiO
絶縁膜が形成された配線板、ガラス、窒化ケイ素等の無
機絶縁膜、フォトマスク・レンズ・プリズムなどの光学
ガラス、ITO等の無機導電膜、ガラス及び結晶質材料
で構成される光集積回路・光スイッチング素子・光導波
路、光ファイバ−の端面、シンチレ−タ等の光学用単結
晶、固体レ−ザ単結晶、青色レ−ザ用LEDサファイア
基板、SiC、GaP、GaAS等の半導体単結晶、磁
気ディスク用ガラス基板、磁気ヘッド等を含む。
【0033】
【実施例】実施例1 (酸化セリウム粒子の作製1)炭酸セリウム水和物2k
gを白金製容器に入れ、800℃で2時間空気中で焼成
することにより黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末
をX線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムであ
ることを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100ミク
ロンであった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で
観察したところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒
界に囲まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したとこ
ろ、その分布の中央値が190nm、最大値が500n
mであった。焼成粉末についてX線回折精密測定を行
い、その結果についてリートベルト法(RIETAN−
94)による解析で、一次粒子径を表わす構造パラメー
タ−:Xの値が0.080、等方的微少歪みを表わす構
造パラメータ−:Yの値が0.223であった。酸化セ
リウム粉末1kgをジェットミルを用いて乾式粉砕を行
った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡で観察したと
ころ、一次粒子径と同等サイズの小さな粒子の他に、1
ミクロンから3ミクロンの大きな粉砕残り粒子と0.5
から1ミクロンの粉砕残り粒子が混在していた。粉砕残
り粒子は、一次粒子の凝集体ではない。粉砕粒子につい
てX線回折精密測定を行い、その結果についてリートベ
ルト法(RIETAN−94)による解析で、一次粒子
径を表わす構造パラメータ−:Xの値が0.085、等
方的微少歪みを表わす構造パラメータ−:Yの値が0.
264であった。この結果、粉砕による一次粒子径変量
はほとんどなく、また粉砕により粒子に歪みが導入され
ていた。さらにBET法による比表面積測定の結果、1
0m/gであることがわかった。
【0034】(酸化セリウム粒子の作製2)炭酸セリウ
ム水和物2kgを白金製容器に入れ、750℃で2時間
空気中で焼成することにより黄白色の粉末を約1kg得
た。この粉末をX線回折法で相同定を行ったところ酸化
セリウムであることを確認した。焼成粉末粒子径は30
〜100ミクロンであった。焼成粉末粒子表面を走査型
電子顕微鏡で観察したところ、酸化セリウムの粒界が観
察された。粒界に囲まれた酸化セリウム一次粒子径を測
定したところ、その分布の中央値が141nm、最大値
が400nmであった。焼成粉末についてX線回折精密
測定を行い、その結果についてリートベルト法(RIE
TAN−94)による解析で、一次粒子径を表わす構造
パラメータ−:Xの値が0.101、等方的微少歪みを
表わす構造パラメータ−:Yの値が0.223であっ
た。酸化セリウム粉末1kgをジェットミルを用いて乾
式粉砕を行った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡で
観察したところ、一次粒子径と同等サイズの小さな粒子
の他に、1ミクロンから3ミクロンの大きな粉砕残り粒
子と0.5から1ミクロンの粉砕残り粒子が混在してい
た。粉砕残り粒子は、一次粒子の凝集体ではない。粉砕
粒子についてX線回折精密測定を行い、その結果につい
てリートベルト法(RIETAN−94)による解析
で、一次粒子径を表わす構造パラメータ−:Xの値が
0.104、等方的微少歪みを表わす構造パラメータ
−:Yの値が0.315であった。この結果、粉砕によ
る一次粒子径変量はほとんどなく、また粉砕により粒子
に歪みが導入されていた。さらにBET法による比表面
積測定の結果、16m/gであることがわかった。
【0035】(酸化セリウムスラリーの作製)上記作製
1,2の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アン
モニウム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8
977gを混合し、攪拌しながら超音波分散を10分間
施した。得られたスラリーを1ミクロンフィルターでろ
過をし、さらに脱イオン水を加えることにより3wt.
%研磨剤を得た。スラリーpHは8.3であった。スラ
リー粒子の粒度分布をレーザー回折法(測定装置:マル
バーンインスツルメンツ社製Master Sizer
microplus、屈折率:1.9285、光源:H
e−Neレーザー、吸収0で測定)を用いて調べたとこ
ろ、中央値がともに200nmであった。最大粒子径は
780nm以上の粒子が0体積%であった。スラリーの
分散性およびスラリー粒子の電荷を調べるため、スラリ
ーのゼータ電位を調べた。両側に白金製電極を取り付け
てある測定セルに酸化セリウムスラリーを入れ、両電極
に10Vの電圧を印加した。電圧を印加することにより
電荷を持ったスラリー粒子はその電荷と反対の極を持つ
電極側に移動する。この移動速度を求めることにより粒
子のゼータ電位を求めることができる。ゼータ電位測定
の結果、それぞれマイナスに荷電し、−50mV、−6
3mVと絶対値が大きく分散性が良好であることを確認
した。
【0036】(絶縁膜層の研磨)保持する基板取り付け
用の吸着パッドを貼り付けたホルダーにTEOS−プラ
ズマCVD法で作製したSiO絶縁膜を形成させたS
iウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッ
ドを貼り付けた定盤上に絶縁膜面を下にしてホルダーを
載せ、さらに加工荷重が300g/cmになるように
重しを載せた。定盤上に上記の酸化セリウムスラリー
(固形分:3重量%)を50cc/minの速度で滴下
しながら、定盤を30rpmで2分間回転させ、絶縁膜
を研磨した。研磨後ウエハをホルダーから取り外して、
流水で良く洗浄後、超音波洗浄機によりさらに20分間
洗浄した。洗浄後、ウエハをスピンドライヤーで水滴を
除去し、120℃の乾燥機で10分間乾燥させた。光干
渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚変化を測定
した結果、この研磨によりそれぞれ600nm、580
nm(研磨速度:300nm/min.、290nm/
min.)の絶縁膜が削られ、ウエハ全面に渡って均一
の厚みになっていることがわかった。また、光学顕微鏡
を用いて絶縁膜表面を観察したところ、明確な傷は見ら
れなかった。
【0037】実施例2 (酸化セリウム粒子の作製)炭酸セリウム水和物2kg
を白金製容器に入れ、700℃で2時間空気中で焼成す
ることにより黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末を
X線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムである
ことを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100ミクロ
ンであった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で観
察したところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒界
に囲まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したところ、
その分布の中央値が50nm、最大値が100nmであ
った。焼成粉末についてX線回折精密測定を行い、その
結果についてリートベルト法(RIETAN−94)に
よる解析で、一次粒子径を表わす構造パラメータ−:X
の値が0.300、等方的微少歪みを表わす構造パラメ
ータ−:Yの値が0.350であった。酸化セリウム粉
末1kgをジェットミルを用いて乾式粉砕を行った。粉
砕粒子について走査型電子顕微鏡で観察したところ、一
次粒子径と同等サイズの小さな粒子の他に、2ミクロン
から4ミクロンの大きな粉砕残り粒子と0.5から1.
2ミクロンの粉砕残り粒子が混在していた。粉砕残り粒
子は、一次粒子の凝集体ではない。粉砕粒子についてX
線回折精密測定を行い、その結果についてリートベルト
法(RIETAN−94)による解析で、一次粒子径を
表わす構造パラメータ−:Xの値が0.302、等方的
微少歪みを表わす構造パラメータ−:Yの値が0.41
2であった。この結果、粉砕による一次粒子径変量はほ
とんどなく、また粉砕により粒子に歪みが導入されてい
た。さらにBET法による比表面積測定の結果、40m
/gであることがわかった。
【0038】(酸化セリウムスラリーの作製)上記作製
の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アンモニウ
ム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8977
gを混合し、攪拌しながら超音波分散を10分間施し
た。得られたスラリーを2ミクロンフィルターでろ過を
し、さらに脱イオン水を加えることにより3wt.%研
磨剤を得た。スラリーpHは8.0であった。スラリー
粒子の粒度分布をレーザー回折法(測定装置:Mast
er Sizer製microplus、屈折率:1.
9285)を用いて調べたところ、中央値が510nm
で、最大粒子径は1430nm以上の粒子が0%であっ
た。スラリーの分散性およびスラリー粒子の電荷を調べ
るため、スラリーのゼータ電位を調べた。両側に白金製
電極を取り付けてある測定セルに酸化セリウムスラリー
を入れ、両電極に10Vの電圧を印加した。電圧を印加
することにより電荷を持ったスラリー粒子はその電荷と
反対の極を持つ電極側に移動する。この移動速度を求め
ることにより粒子のゼータ電位を求めることができる。
ゼータ電位測定の結果、マイナスに荷電し、−64mV
と絶対値が大きく分散性が良好であることを確認した。
【0039】(絶縁膜層の研磨)保持する基板取り付け
用の吸着パッドを貼り付けたホルダーにTEOS−プラ
ズマCVD法で作製したSiO絶縁膜を形成させたS
iウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッ
ドを貼り付けた定盤上に絶縁膜面を下にしてホルダーを
載せ、さらに加工加重が300g/cmになるように
重しを載せた。定盤上に上記の酸化セリウムスラリー
(固形分:3重量%)を35cc/minの速度で滴下
しながら、定盤を30rpmで2分間回転させ、絶縁膜
を研磨した。研磨後ウエハをホルダーから取り外して、
流水で良く洗浄後、超音波洗浄機によりさらに20分間
洗浄した。洗浄後、ウエハをスピンドライヤーで水滴を
除去し、120℃の乾燥機で10分間乾燥させた。光干
渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚変化を測定
した結果、この研磨により740nm(研磨速度:37
0nm/min.)の絶縁膜が削られ、ウエハ全面に渡
って均一の厚みになっていることがわかった。また、光
学顕微鏡を用いて絶縁膜表面を観察したところ、明確な
傷は見られなかった。
【0040】実施例3 (酸化セリウム粒子の作製)炭酸セリウム水和物2kg
を白金製容器に入れ、800℃で2時間空気中で焼成す
ることにより黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末を
X線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムである
ことを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100ミクロ
ンであった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で観
察したところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒界
に囲まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したところ、
その分布の中央値が190nm、最大値が500nmで
あった。焼成粉末についてX線回折精密測定を行い、そ
の結果についてリートベルト法(RIETAN−94)
による解析で、一次粒子径を表わす構造パラメータ−:
Xの値が0.080、等方的微少歪みを表わす構造パラ
メータ−:Yの値が0.223であった。酸化セリウム
粉末1kgをビーズミルを用いて湿式粉砕を行った。粉
砕粒子を含む液を乾燥し、乾燥粒子をボールミル粉砕を
行った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡で観察した
ところ、一次粒子径と同等サイズの粒子まで粉砕されて
おり、大きな粉砕残りは見られなかった。粉砕粒子につ
いてX線回折精密測定を行い、その結果についてリート
ベルト法(RIETAN−94)による解析で、一次粒
子径を表わす構造パラメータ−:Xの値が0.085、
等方的微少歪みを表わす構造パラメータ−:Yの値が
0.300であった。この結果、粉砕による一次粒子径
変量はほとんどなく、また粉砕により粒子に歪みが導入
されていた。さらにBET法による比表面積測定の結
果、10m/gであることがわかった。
【0041】(酸化セリウムスラリーの作製)上記作製
の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アンモニウ
ム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8977
gを混合し、攪拌しながら超音波分散を10分間施し
た。得られたスラリーを1ミクロンフィルターでろ過を
し、さらに脱イオン水を加えることにより3wt.%研
磨剤を得た。スラリーpHは8.3であった。スラリー
粒子の粒度分布をレーザー回折法(測定装置:Mast
erSizer製microplus、屈折率:1.9
285)を用いて調べたところ、中央値が290nm
で、最大粒子径は780nm以上の粒子が0%であっ
た。スラリーの分散性およびスラリー粒子の電荷を調べ
るため、スラリーのゼータ電位を調べた。両側に白金製
電極を取り付けてある測定セルに酸化セリウムスラリー
を入れ、両電極に10Vの電圧を印加した。電圧を印加
することにより電荷を持ったスラリー粒子はその電荷と
反対の極を持つ電極側に移動する。この移動速度を求め
ることにより粒子のゼータ電位を求めることができる。
ゼータ電位測定の結果、マイナスに荷電し、−50mV
と絶対値が大きく分散性が良好であることを確認した。
【0042】(絶縁膜層の研磨)保持する基板取り付け
用の吸着パッドを貼り付けたホルダーにTEOS−プラ
ズマCVD法で作製したSiO絶縁膜を形成させたS
iウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッ
ドを貼り付けた定盤上に絶縁膜面を下にしてホルダーを
載せ、さらに加工加重が300g/cmになるように
重しを載せた。定盤上に上記の酸化セリウムスラリー
(固形分:3重量%)を35cc/minの速度で滴下
しながら、定盤を30rpmで2分間回転させ、絶縁膜
を研磨した。研磨後ウエハをホルダーから取り外して、
流水で良く洗浄後、超音波洗浄機によりさらに20分間
洗浄した。洗浄後、ウエハをスピンドライヤーで水滴を
除去し、120℃の乾燥機で10分間乾燥させた。光干
渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚変化を測定
した結果、この研磨により560nm(研磨速度:28
0nm/min.)の絶縁膜が削られ、ウエハ全面に渡
って均一の厚みになっていることがわかった。また、光
学顕微鏡を用いて絶縁膜表面を観察したところ、明確な
傷は見られなかった。
【0043】実施例4 (酸化セリウム粒子の作製)炭酸セリウム水和物2kg
を白金製容器に入れ、700℃で2時間空気中で焼成す
ることにより黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末を
X線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムである
ことを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100ミクロ
ンであった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で観
察したところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒界
に囲まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したところ、
その分布の中央値が50nm、最大値が100nmであ
った。焼成粉末についてX線回折精密測定を行い、その
結果についてリートベルト法(RIETAN−94)に
よる解析で、一次粒子径を表わす構造パラメータ−:X
の値が0.300、等方的微少歪みを表わす構造パラメ
ータ−:Yの値が0.350であった。酸化セリウム粉
末1kgをビーズミルを用いて湿式粉砕を行った。粉砕
粒子を含む液を乾燥し、乾燥粒子をボールミル粉砕を行
った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡で観察したと
ころ、一次粒子径と同等サイズの粒子まで粉砕されてお
り、大きな粉砕残りは見られなかった。粉砕粒子につい
てX線回折精密測定を行い、その結果についてリートベ
ルト法(RIETAN−94)による解析で、一次粒子
径を表わす構造パラメータ−:Xの値が0.302、等
方的微少歪みを表わす構造パラメータ−:Yの値が0.
450であった。この結果、粉砕による一次粒子径変量
はほとんどなく、また粉砕により粒子に歪みが導入され
ていた。さらにBET法による比表面積測定の結果、4
0m/gであることがわかった。
【0044】(酸化セリウムスラリーの作製)上記作製
の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アンモニウ
ム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8977
gを混合し、攪拌しながら超音波分散を10分間施し
た。得られたスラリーを1ミクロンフィルターでろ過を
し、さらに脱イオン水を加えることにより3wt.%研
磨剤を得た。スラリーpHは8.5であった。スラリー
粒子の粒度分布をレーザー回折法(測定装置:Mast
erSizer製microplus、屈折率:1.9
285)を用いて調べたところ、中央値が290nm
で、最大粒子径は780nm以上の粒子が0%であっ
た。スラリーの分散性およびスラリー粒子の電荷を調べ
るため、スラリーのゼータ電位を調べた。両側に白金製
電極を取り付けてある測定セルに酸化セリウムスラリー
を入れ、両電極に10Vの電圧を印加した。電圧を印加
することにより電荷を持ったスラリー粒子はその電荷と
反対の極を持つ電極側に移動する。この移動速度を求め
ることにより粒子のゼータ電位を求めることができる。
ゼータ電位測定の結果、マイナスに荷電し、−65mV
と絶対値が大きく分散性が良好であることを確認した。
【0045】(絶縁膜層の研磨)保持する基板取り付け
用の吸着パッドを貼り付けたホルダーにTEOS−プラ
ズマCVD法で作製したSiO絶縁膜を形成させたS
iウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッ
ドを貼り付けた定盤上に絶縁膜面を下にしてホルダーを
載せ、さらに加工加重が300g/cmになるように
重しを載せた。定盤上に上記の酸化セリウムスラリー
(固形分:3重量%)を35cc/minの速度で滴下
しながら、定盤を30rpmで2分間回転させ、絶縁膜
を研磨した。研磨後ウエハをホルダーから取り外して、
流水で良く洗浄後、超音波洗浄機によりさらに20分間
洗浄した。洗浄後、ウエハをスピンドライヤーで水滴を
除去し、120℃の乾燥機で10分間乾燥させた。光干
渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚変化を測定
した結果、この研磨により400nm(研磨速度:20
0nm/min.)の絶縁膜が削られ、ウエハ全面に渡
って均一の厚みになっていることがわかった。また、光
学顕微鏡を用いて絶縁膜表面を観察したところ、明確な
傷は見られなかった。
【0046】比較例 実施例と同様にTEOS−CVD法で作製したSiO
絶縁膜を形成させたSiウエハについて、市販シリカス
ラリー(キャボット社製、商品名SS225)を用いて
研磨を行った。この市販スラリーのpHは10.3で、
SiO粒子を12.5wt%含んでいるものである。
研磨条件は実施例と同一である。その結果、研磨による
傷は見られず、また均一に研磨がなされたが、2分間の
研磨により150nm(研磨速度:75nm/mi
n.)の絶縁膜層しか削れなかった。
【0047】
【発明の効果】本発明の研磨剤により、SiO絶縁膜
等の被研磨面を傷なく高速に研磨することが可能とな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺崎 裕樹 茨城県つくば市和台48 日立化成工業株式 会社筑波開発研究所内 (72)発明者 倉田 靖 茨城県つくば市和台48 日立化成工業株式 会社筑波開発研究所内 (72)発明者 松沢 純 茨城県つくば市和台48 日立化成工業株式 会社筑波開発研究所内 (72)発明者 丹野 清仁 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎工場内 (72)発明者 大槻 裕人 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社茨城研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次粒子径の中央値が30〜250nm
    であり粒子径の中央値が150〜600nmである酸化
    セリウム粒子を媒体に分散させたスラリーの、スラリー
    中の酸化セリウム粒子のゼ−タ電位が−100mV以上
    −10mV以下である酸化セリウム粒子を含む酸化セリ
    ウム研磨剤。
  2. 【請求項2】 一次粒子径の中央値が100〜250n
    mであり粒子径の中央値が150〜350nmである酸
    化セリウム粒子を媒体に分散させたスラリーの、スラリ
    ー中の酸化セリウム粒子のゼ−タ電位が−100mV以
    上−10mV以下である酸化セリウム粒子を含む酸化セ
    リウム研磨剤。
  3. 【請求項3】 一次粒子径の中央値が30〜70nmで
    あり粒子径の中央値が250〜600nmである酸化セ
    リウム粒子を媒体に分散させたスラリーの、スラリー中
    の酸化セリウム粒子のゼ−タ電位が−100mV以上−
    10mV以下である酸化セリウム粒子を含む酸化セリウ
    ム研磨剤。
  4. 【請求項4】 酸化セリウム粒子の最大径が3000n
    m以下である請求項1〜3のいずれかに記載の酸化セリ
    ウム研磨剤。
  5. 【請求項5】 一次粒子の最大径が600nm以下であ
    る請求項1又は2記載の酸化セリウム研磨剤。
  6. 【請求項6】 一次粒子径が10〜600nmである請
    求項1又は2記載の酸化セリウム研磨剤。
  7. 【請求項7】 一次粒子径が10〜100nmである請
    求項3記載の酸化セリウム研磨剤。
  8. 【請求項8】 媒体が水である請求項1〜7のいずれか
    に記載の酸化セリウム研磨剤。
  9. 【請求項9】 スラリ−が分散剤を含む請求項1〜8の
    いずれかに記載の酸化セリウム研磨剤。
  10. 【請求項10】 分散剤が水溶性有機高分子、水溶性陰
    イオン界面活性剤、水溶性非イオン性界面活性剤及び水
    溶性アミンから選ばれる少なくとも1種である請求項1
    〜9のいずれかに記載の酸化セリウム研磨剤。
  11. 【請求項11】 分散剤がポリアクリル酸アンモニウム
    塩である請求項10記載の酸化セリウム研磨剤。
  12. 【請求項12】 請求項1〜3のいずれかに記載の酸化
    セリウム粒子をポリアクリル酸アンモニウム塩を含有す
    る水に分散させたスラリーを含む酸化セリウム研磨剤。
  13. 【請求項13】 酸化セリウム粒子が炭酸セリウムを焼
    成した酸化セリウムである請求項1〜12のいずれかに
    記載の酸化セリウム研磨剤。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載の酸
    化セリウム研磨剤で所定の基板を研磨することを特徴と
    する基板の研磨法。
  15. 【請求項15】 所定の基板がシリカ膜が形成された半
    導体チップである請求項14記載の基板の研磨法。
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