JP2002359216A - セリアスラリーを用いた研磨方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents
セリアスラリーを用いた研磨方法および半導体装置の製造方法Info
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B37/00—Lapping machines or devices; Accessories
- B24B37/04—Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
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- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/30—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
- H01L21/302—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
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- H01L21/30625—With simultaneous mechanical treatment, e.g. mechanico-chemical polishing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高選択性セリアスラリーを用い、優れた平坦
性と量産性とを両立させた研磨方法を提供する。 【解決手段】 研磨工程を研磨初期、平坦化過程、平坦
化終了後の複数段階に分け、各段階ごとに研磨条件を変
えて研磨を行うようにすることにより、各段階ごとに異
なる適当な研磨条件で研磨を行うことで、各段階ごとに
研磨レートを上げて研磨時間を短縮するとともに、平坦
化特性に優れた高選択性セリアスラリーを用いて研磨す
ることにより、高平坦化性と高生産性とを両立すること
ができるようにする。
性と量産性とを両立させた研磨方法を提供する。 【解決手段】 研磨工程を研磨初期、平坦化過程、平坦
化終了後の複数段階に分け、各段階ごとに研磨条件を変
えて研磨を行うようにすることにより、各段階ごとに異
なる適当な研磨条件で研磨を行うことで、各段階ごとに
研磨レートを上げて研磨時間を短縮するとともに、平坦
化特性に優れた高選択性セリアスラリーを用いて研磨す
ることにより、高平坦化性と高生産性とを両立すること
ができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセリアスラリーを用
いた研磨方法に関し、特に、半導体デバイスプロセスや
配線組み込み一体型液晶プロセスなどにおける、CMP
(Chemical Mechanical Polishing:化学的機械研磨
法)技術を用いた平坦化工程に適用して好適なものであ
る。
いた研磨方法に関し、特に、半導体デバイスプロセスや
配線組み込み一体型液晶プロセスなどにおける、CMP
(Chemical Mechanical Polishing:化学的機械研磨
法)技術を用いた平坦化工程に適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高密度化および微細化に対
応するための技術の一環として、製造プロセスにおいて
半導体基板上の表面をCMP法によって平坦化する手法
がある。そこで、従来のCMP法に用いる研磨装置の一
例として、特開平8−294861号公報に記載された
研磨装置について説明する。
応するための技術の一環として、製造プロセスにおいて
半導体基板上の表面をCMP法によって平坦化する手法
がある。そこで、従来のCMP法に用いる研磨装置の一
例として、特開平8−294861号公報に記載された
研磨装置について説明する。
【0003】図6および図7を参照して、水平面内で回
転する回転定盤113上に、被研磨面を研磨するための
研磨クロス115が貼付されている。回転定盤113の
上方には、ウエハ116を保持して研磨クロス115の
表面に半導体基板の被研磨面を対向させるためのウエハ
保持盤114が配置されている。ウエハ保持盤114の
回転中心Cは、回転定盤113の回転中心Dに対して所
定のオフセット距離Eを有するように配置されている。
転する回転定盤113上に、被研磨面を研磨するための
研磨クロス115が貼付されている。回転定盤113の
上方には、ウエハ116を保持して研磨クロス115の
表面に半導体基板の被研磨面を対向させるためのウエハ
保持盤114が配置されている。ウエハ保持盤114の
回転中心Cは、回転定盤113の回転中心Dに対して所
定のオフセット距離Eを有するように配置されている。
【0004】また、回転定盤113の上方には、研磨ク
ロス115の研磨面115aに研磨液を供給するための
研磨液供給管117と、研磨面115aにドレッシング
液を供給するためのドレッシング液供給管120とが配
置されている。さらに、回転定盤113の上方には、研
磨加工後の研磨廃液やドレッシング液を研磨面115a
から排出するための液排出機構123が配置されてい
る。
ロス115の研磨面115aに研磨液を供給するための
研磨液供給管117と、研磨面115aにドレッシング
液を供給するためのドレッシング液供給管120とが配
置されている。さらに、回転定盤113の上方には、研
磨加工後の研磨廃液やドレッシング液を研磨面115a
から排出するための液排出機構123が配置されてい
る。
【0005】ウエハ保持盤114の直径は回転定盤11
3の半径よりも短く、また、回転定盤113およびウエ
ハ保持盤114はそれぞれ矢印A、矢印Bに示す方向に
回転する。なお、図7に示された二点鎖線の円Fは、ウ
エハ保持盤114に保持されたウエハ116の外周部分
が研磨クロス115の回転中心側部位に描く軌跡を示し
ている。
3の半径よりも短く、また、回転定盤113およびウエ
ハ保持盤114はそれぞれ矢印A、矢印Bに示す方向に
回転する。なお、図7に示された二点鎖線の円Fは、ウ
エハ保持盤114に保持されたウエハ116の外周部分
が研磨クロス115の回転中心側部位に描く軌跡を示し
ている。
【0006】従来の研磨装置の主要部分は上記のように
構成される。次に、上述した研磨装置の動作について説
明する。一定速度で回転させた回転定盤113に貼り付
けられた研磨クロス115の研磨面115aに、研磨液
供給管117から研磨液を供給する。これと同時に、ド
レッシング液供給管120からドレッシング液の水を研
磨面115aに供給する。
構成される。次に、上述した研磨装置の動作について説
明する。一定速度で回転させた回転定盤113に貼り付
けられた研磨クロス115の研磨面115aに、研磨液
供給管117から研磨液を供給する。これと同時に、ド
レッシング液供給管120からドレッシング液の水を研
磨面115aに供給する。
【0007】そして、ウエハ116が固定されたウエハ
保持盤114を一定速度で回転させた状態で、ウエハ保
持盤114を下方に移動させる。これにより、ウエハ1
16の被研磨面を研磨面115aに押圧させて、被研磨
面の研磨加工を行う。研磨加工後の研磨廃液とドレッシ
ング液とを液排出機構123によって回収する。以上の
ようにして、ウエハ116の研磨加工が行われる。
保持盤114を一定速度で回転させた状態で、ウエハ保
持盤114を下方に移動させる。これにより、ウエハ1
16の被研磨面を研磨面115aに押圧させて、被研磨
面の研磨加工を行う。研磨加工後の研磨廃液とドレッシ
ング液とを液排出機構123によって回収する。以上の
ようにして、ウエハ116の研磨加工が行われる。
【0008】従来、酸化膜の研磨では、研磨用薬液とし
てシリカ系スラリー(SiO2系)が多く用いられてき
た。シリカ系スラリーの特徴は、粒径がそろえ易く、ス
クラッチが発生し難い点にある。しかし、研磨レートが
低いため、研磨量が多い場合には適用に問題があった。
そこで、最近では、研磨レートが高いセリアスラリー
(CeO2系)が注目され、多く用いられるようになっ
た。
てシリカ系スラリー(SiO2系)が多く用いられてき
た。シリカ系スラリーの特徴は、粒径がそろえ易く、ス
クラッチが発生し難い点にある。しかし、研磨レートが
低いため、研磨量が多い場合には適用に問題があった。
そこで、最近では、研磨レートが高いセリアスラリー
(CeO2系)が注目され、多く用いられるようになっ
た。
【0009】しかし、何れの研磨液を用いた場合も、パ
ターン段差の平坦化を実施すると、凹部の研磨が進むた
め、ある高さ以下には段差を低減することができない。
また、その高さの段差に至るまでに多くの研磨量が必要
であるという問題もあった。この問題を解決するスラリ
ーとして、添加剤を加えたセリアスラリー(以後、高選
択性セリアスラリーと呼ぶ)が開発された。
ターン段差の平坦化を実施すると、凹部の研磨が進むた
め、ある高さ以下には段差を低減することができない。
また、その高さの段差に至るまでに多くの研磨量が必要
であるという問題もあった。この問題を解決するスラリ
ーとして、添加剤を加えたセリアスラリー(以後、高選
択性セリアスラリーと呼ぶ)が開発された。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この高選択性セリアス
ラリーを用いれば、凹部の研磨速度を抑え、平坦化特性
を従来のスラリーより格段に向上させることが可能であ
る。図8に、高選択性セリアスラリーを用いた研磨結果
の一例を示す。研磨条件は、研磨終了時におけるウエハ
面内の残膜均一性と、高選択性セリアスラリーの特徴で
ある凹部研磨が進まない範囲とで最適化してある。
ラリーを用いれば、凹部の研磨速度を抑え、平坦化特性
を従来のスラリーより格段に向上させることが可能であ
る。図8に、高選択性セリアスラリーを用いた研磨結果
の一例を示す。研磨条件は、研磨終了時におけるウエハ
面内の残膜均一性と、高選択性セリアスラリーの特徴で
ある凹部研磨が進まない範囲とで最適化してある。
【0011】図8において、横軸は研磨時間、縦軸は残
膜厚を示す。■のプロット点を有するグラフは凹部の研
磨状態を示している。また、◆のプロット点を有するグ
ラフは凸部の研磨状態を示している。図8に示すよう
に、研磨開始から480秒までの間は主に凸部の研磨が
行われ、凹部の残膜厚と凸部の残膜厚とがほぼ同じとな
って平坦化が終了する。平坦化終了後は、凹部と凸部と
が更に所定の残膜厚になるまで研磨される。
膜厚を示す。■のプロット点を有するグラフは凹部の研
磨状態を示している。また、◆のプロット点を有するグ
ラフは凸部の研磨状態を示している。図8に示すよう
に、研磨開始から480秒までの間は主に凸部の研磨が
行われ、凹部の残膜厚と凸部の残膜厚とがほぼ同じとな
って平坦化が終了する。平坦化終了後は、凹部と凸部と
が更に所定の残膜厚になるまで研磨される。
【0012】一般に、セリアスラリーの場合、研磨開始
から120秒までの間、特に研磨開始から60秒までの
領域では、研磨レートが低い(図8中には示されていな
い)ことが確認されている。このことと図8のグラフよ
り、高選択性セリアスラリーを用いた場合にも以下の問
題点がある。
から120秒までの間、特に研磨開始から60秒までの
領域では、研磨レートが低い(図8中には示されていな
い)ことが確認されている。このことと図8のグラフよ
り、高選択性セリアスラリーを用いた場合にも以下の問
題点がある。
【0013】(1)研磨初期において研磨レートが著し
く低い領域がある。 (2)平坦化進行中の研磨レートが、従来のセリアスラ
リーに比べて低い。 (3)平坦化終了後の研磨レートが著しく低く、所定の
残膜厚にするのに時間がかかる。 以上より、高選択性セリアスラリーには、平坦化特性は
優れているが、量産性が低いという問題があった。
く低い領域がある。 (2)平坦化進行中の研磨レートが、従来のセリアスラ
リーに比べて低い。 (3)平坦化終了後の研磨レートが著しく低く、所定の
残膜厚にするのに時間がかかる。 以上より、高選択性セリアスラリーには、平坦化特性は
優れているが、量産性が低いという問題があった。
【0014】この問題を解決するための方法として、複
数の種類のスラリーを用いる研磨プロセスも考えられて
いる。しかしながら、付帯設備(スラリー供給ユニット
等)が多くなるだけでなく、異なる種類のスラリーが混
在した状態での研磨を防ぐため、スラリー切り替え時に
洗浄ステップが必要になるなど、トータル的には量産性
の向上が図れない問題がある。
数の種類のスラリーを用いる研磨プロセスも考えられて
いる。しかしながら、付帯設備(スラリー供給ユニット
等)が多くなるだけでなく、異なる種類のスラリーが混
在した状態での研磨を防ぐため、スラリー切り替え時に
洗浄ステップが必要になるなど、トータル的には量産性
の向上が図れない問題がある。
【0015】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、高選択性セリアスラリーを用
い、優れた平坦性と量産性とを両立させることが可能な
研磨方法を提供することを目的とする。また、このよう
な研磨方法を用いる半導体装置の製造方法を提供するも
のである。
に成されたものであり、高選択性セリアスラリーを用
い、優れた平坦性と量産性とを両立させることが可能な
研磨方法を提供することを目的とする。また、このよう
な研磨方法を用いる半導体装置の製造方法を提供するも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るセリアス
ラリーを用いた研磨方法は、回転する研磨面にセリアス
ラリーを供給し、当該研磨面に対向させた半導体基板の
被研磨面を、当該研磨面に押圧して研磨する研磨方法に
おいて、上記研磨の工程を複数段階に分け、各段階ごと
に研磨条件を変えて研磨を行うようにしたものである。
ラリーを用いた研磨方法は、回転する研磨面にセリアス
ラリーを供給し、当該研磨面に対向させた半導体基板の
被研磨面を、当該研磨面に押圧して研磨する研磨方法に
おいて、上記研磨の工程を複数段階に分け、各段階ごと
に研磨条件を変えて研磨を行うようにしたものである。
【0017】例えば、上記研磨の工程を研磨初期、平坦
化過程、平坦化終了後の複数段階に分け、各段階ごとに
研磨条件を変えて研磨を行う。各段階の研磨条件は、例
えば以下の通りである。研磨初期の段階では、上記被研
磨面を上記研磨面に押圧する圧力として、所定の値より
大きな圧力を印加して研磨を行う。平坦化過程の段階で
は、上記研磨面および上記被研磨面を回転させる速度と
して、所定の値より大きな速度を用いて研磨を行う。平
坦化終了後の段階では、上記被研磨面を上記研磨面に押
圧する圧力として、所定の値より大きな圧力を印加して
研磨を行う。
化過程、平坦化終了後の複数段階に分け、各段階ごとに
研磨条件を変えて研磨を行う。各段階の研磨条件は、例
えば以下の通りである。研磨初期の段階では、上記被研
磨面を上記研磨面に押圧する圧力として、所定の値より
大きな圧力を印加して研磨を行う。平坦化過程の段階で
は、上記研磨面および上記被研磨面を回転させる速度と
して、所定の値より大きな速度を用いて研磨を行う。平
坦化終了後の段階では、上記被研磨面を上記研磨面に押
圧する圧力として、所定の値より大きな圧力を印加して
研磨を行う。
【0018】また、上記セリアスラリーとしては、好適
には例えば高選択性セリアスラリーを用いる。また、上
記複数段階の研磨工程のうち幾つかの段階で通常のセリ
アスラリーを用い、他の段階で高選択性セリアスラリー
を用いるようにしても良い。また、この発明に係る半導
体装置の製造方法は、上記のいずれかの研磨方法を用い
るものである。
には例えば高選択性セリアスラリーを用いる。また、上
記複数段階の研磨工程のうち幾つかの段階で通常のセリ
アスラリーを用い、他の段階で高選択性セリアスラリー
を用いるようにしても良い。また、この発明に係る半導
体装置の製造方法は、上記のいずれかの研磨方法を用い
るものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態を適用し
た研磨プロセスを示すフローチャートである。図1に示
すように、本実施の形態では、一連の研磨工程を研磨初
期(ステップS1)、平坦化過程(ステップS2)、平
坦化終了後(ステップS3)の複数段階に分け、各段階
ごとに研磨条件を変えて研磨を行うようにしている。
面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態を適用し
た研磨プロセスを示すフローチャートである。図1に示
すように、本実施の形態では、一連の研磨工程を研磨初
期(ステップS1)、平坦化過程(ステップS2)、平
坦化終了後(ステップS3)の複数段階に分け、各段階
ごとに研磨条件を変えて研磨を行うようにしている。
【0020】まず、研磨初期の研磨条件について説明す
る。この段階の研磨レートが著しく低い原因であるが、
これは、段差計の測定より、パターン段差のエッジ形状
の影響に因るものであることが解っている。エッジ部が
丸みを帯びることで、研磨レートは上昇する。したがっ
て、本実施の形態では、エッジ部に早く丸みを持たせる
手段として、高加圧研磨を実施する。このとき印加する
圧力は、従来の30KPaより大きな圧力、できれば5
0〜70KPaが望ましい。
る。この段階の研磨レートが著しく低い原因であるが、
これは、段差計の測定より、パターン段差のエッジ形状
の影響に因るものであることが解っている。エッジ部が
丸みを帯びることで、研磨レートは上昇する。したがっ
て、本実施の形態では、エッジ部に早く丸みを持たせる
手段として、高加圧研磨を実施する。このとき印加する
圧力は、従来の30KPaより大きな圧力、できれば5
0〜70KPaが望ましい。
【0021】図2に、研磨圧力50KPaで60秒間、
高選択性セリアスラリーによる研磨を導入したときの結
果を示す。図2において、横軸は研磨時間、縦軸は残膜
厚を示す。■のプロット点を有するグラフは凹部の研磨
状態を示している。また、◆のプロット点を有するグラ
フは凸部の研磨状態を示している。図8に示す従来との
比較で、平坦化が終了するまでに60秒程度の時間短縮
が図られている。研磨圧力を50KPa以上とすること
で、60〜120秒の時間短縮を実現できる。
高選択性セリアスラリーによる研磨を導入したときの結
果を示す。図2において、横軸は研磨時間、縦軸は残膜
厚を示す。■のプロット点を有するグラフは凹部の研磨
状態を示している。また、◆のプロット点を有するグラ
フは凸部の研磨状態を示している。図8に示す従来との
比較で、平坦化が終了するまでに60秒程度の時間短縮
が図られている。研磨圧力を50KPa以上とすること
で、60〜120秒の時間短縮を実現できる。
【0022】高選択性セリアスラリーを用いた高加圧研
磨を、段差を有するウエハの研磨に適用した場合は、圧
力差による研磨レートのばらつきが大きく、均一性が悪
くなる。しかし、この段階では、ウエハの最終の均一性
に影響を与えないため、この方法が導入できる。ただ
し、この段階での研磨量は、段差の凹部の研磨が始まる
前までに止めなければならない。なお、この段階では、
従来のセリアスラリーを用いた研磨を導入することも可
能である。
磨を、段差を有するウエハの研磨に適用した場合は、圧
力差による研磨レートのばらつきが大きく、均一性が悪
くなる。しかし、この段階では、ウエハの最終の均一性
に影響を与えないため、この方法が導入できる。ただ
し、この段階での研磨量は、段差の凹部の研磨が始まる
前までに止めなければならない。なお、この段階では、
従来のセリアスラリーを用いた研磨を導入することも可
能である。
【0023】次に、平坦化過程における研磨レートの向
上方法について示す。高選択性セリアスラリーを用い、
段差のない酸化膜を形成したウエハ(以後、ベタ膜と略
す)を研磨した場合、表1に示すように、研磨レートは
ウエハおよび回転定盤(ターンテーブル)の回転数にあ
まり依存しない。
上方法について示す。高選択性セリアスラリーを用い、
段差のない酸化膜を形成したウエハ(以後、ベタ膜と略
す)を研磨した場合、表1に示すように、研磨レートは
ウエハおよび回転定盤(ターンテーブル)の回転数にあ
まり依存しない。
【0024】
【表1】
【0025】しかし、ウエハ上に段差がある場合は、ウ
エハと回転定盤の回転数を上昇させることにより、研磨
レートを上昇させることができる。本実施形態では、ウ
エハと回転定盤の回転数を従来の25〜30rpmより
も大きくして研磨する。図3に、回転数を100rpm
にして研磨したときの結果を示す。図3において、横軸
は研磨時間、縦軸は残膜厚を示す。■のプロット点を有
するグラフは凹部の研磨状態を示している。また、◆の
プロット点を有するグラフは凸部の研磨状態を示してい
る。
エハと回転定盤の回転数を上昇させることにより、研磨
レートを上昇させることができる。本実施形態では、ウ
エハと回転定盤の回転数を従来の25〜30rpmより
も大きくして研磨する。図3に、回転数を100rpm
にして研磨したときの結果を示す。図3において、横軸
は研磨時間、縦軸は残膜厚を示す。■のプロット点を有
するグラフは凹部の研磨状態を示している。また、◆の
プロット点を有するグラフは凸部の研磨状態を示してい
る。
【0026】高速回転による研磨を実施した場合、研磨
開始から平坦化終了(240秒)までの平均研磨レート
は400nm/minである。これは、通常条件時にお
ける平坦化終了(図8の240〜480秒)までの平均
研磨レートの300nm/minに比べてかなり高いレ
ートである。高速回転条件の研磨レートが研磨初期から
の平均レートであることを考えると、従来条件に比べて
研磨レートが飛躍的に高くなっている。
開始から平坦化終了(240秒)までの平均研磨レート
は400nm/minである。これは、通常条件時にお
ける平坦化終了(図8の240〜480秒)までの平均
研磨レートの300nm/minに比べてかなり高いレ
ートである。高速回転条件の研磨レートが研磨初期から
の平均レートであることを考えると、従来条件に比べて
研磨レートが飛躍的に高くなっている。
【0027】この高速回転条件において、研磨加工圧力
は、平坦化効率F(次式(1)で定義する)が低下しない
範囲、できれば35KPa以下とするのが望ましい。 F=(A−B+C)/(A−B)*100 …(1) ただし、A:初期段差、B:凸部研磨量、C:凹部研磨
量 また、回転数については、回転数が高くなり過ぎてスラ
リーが遠心力によりウエハ表面に導入されなくなり、そ
の結果研磨レートが低下したり、段差部でエッジが欠け
たりしない範囲であることが必要であり、その範囲内で
出来るだけ大きい値であることが望ましい。一般的に
は、70〜120rpmの範囲が望ましい。
は、平坦化効率F(次式(1)で定義する)が低下しない
範囲、できれば35KPa以下とするのが望ましい。 F=(A−B+C)/(A−B)*100 …(1) ただし、A:初期段差、B:凸部研磨量、C:凹部研磨
量 また、回転数については、回転数が高くなり過ぎてスラ
リーが遠心力によりウエハ表面に導入されなくなり、そ
の結果研磨レートが低下したり、段差部でエッジが欠け
たりしない範囲であることが必要であり、その範囲内で
出来るだけ大きい値であることが望ましい。一般的に
は、70〜120rpmの範囲が望ましい。
【0028】平坦化終了後は、ウエハ上の段差の影響は
殆どなく、ベタ膜研磨の条件を適用できる。高選択性セ
リアスラリーでも、研磨圧力を増加すると研磨レートが
高くなる。図4に、研磨圧力と研磨レートとの関係を示
す。この図4に示されるように、研磨圧力を30〜60
KPaに上げることで、研磨レートを30〜150nm
/minにすることができる。
殆どなく、ベタ膜研磨の条件を適用できる。高選択性セ
リアスラリーでも、研磨圧力を増加すると研磨レートが
高くなる。図4に、研磨圧力と研磨レートとの関係を示
す。この図4に示されるように、研磨圧力を30〜60
KPaに上げることで、研磨レートを30〜150nm
/minにすることができる。
【0029】このように、平坦化終了後は高加圧研磨を
導入することができ、通常条件を使用した場合の残膜厚
合わせにかかる時間を1/5程度に短縮することができ
る。なお、この平坦化終了後のステップにおいて、通常
のセリアスラリーを用いて研磨することも可能である。
何れのセリアスラリーを用いた場合も、ベタ膜研磨時の
均一性が良好であることが必要である。
導入することができ、通常条件を使用した場合の残膜厚
合わせにかかる時間を1/5程度に短縮することができ
る。なお、この平坦化終了後のステップにおいて、通常
のセリアスラリーを用いて研磨することも可能である。
何れのセリアスラリーを用いた場合も、ベタ膜研磨時の
均一性が良好であることが必要である。
【0030】以上説明した研磨初期時、平坦化過程時、
平坦化終了後の各ステップにおける本実施形態の研磨条
件は、それぞれ単独で適用しても良いし、これらを適宜
組み合わせて複合的に適用しても良い。図5に、研磨初
期時および平坦化過程時に本実施形態の研磨条件を適用
した複合研磨実施結果を示す(平坦化後の残膜厚合わせ
研磨は未実施)。
平坦化終了後の各ステップにおける本実施形態の研磨条
件は、それぞれ単独で適用しても良いし、これらを適宜
組み合わせて複合的に適用しても良い。図5に、研磨初
期時および平坦化過程時に本実施形態の研磨条件を適用
した複合研磨実施結果を示す(平坦化後の残膜厚合わせ
研磨は未実施)。
【0031】この図5に示すグラフと図8に示したグラ
フとの比較から分かるように、本実施の形態によれば、
高選択性セリアスラリーを用いた従来の標準条件での研
磨に比べて、研磨時間を240〜300秒程度短縮する
ことができている。また、研磨終了時の段差残りも従来
の標準条件の場合と同等である。したがって、高平坦化
性と量産性との両立を達成することができる。
フとの比較から分かるように、本実施の形態によれば、
高選択性セリアスラリーを用いた従来の標準条件での研
磨に比べて、研磨時間を240〜300秒程度短縮する
ことができている。また、研磨終了時の段差残りも従来
の標準条件の場合と同等である。したがって、高平坦化
性と量産性との両立を達成することができる。
【0032】なお、複合研磨を実施する際、上述したよ
うに研磨初期と平坦化終了後とで通常のセリアスラリー
を用い、平坦化過程のみで高選択性セリアスラリーを用
いることも可能である。この場合、スラリーの切替が必
要になるが、この切替時間を含めても、従来に比べて量
産性の向上を図ることが可能である。
うに研磨初期と平坦化終了後とで通常のセリアスラリー
を用い、平坦化過程のみで高選択性セリアスラリーを用
いることも可能である。この場合、スラリーの切替が必
要になるが、この切替時間を含めても、従来に比べて量
産性の向上を図ることが可能である。
【0033】以上に説明した実施の形態は、本発明を実
施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎ
ず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈さ
れてはならないものである。すなわち、本発明はその精
神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々
な形で実施することができる。
施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎ
ず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈さ
れてはならないものである。すなわち、本発明はその精
神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々
な形で実施することができる。
【0034】例えば、セリアスラリーを用いて研磨する
被研磨物としては、Siウエハだけでなく、石英基板、
セラミックス基板などでも良く、表面に凹凸のパターン
を有するデバイスウエハ(パターンウエハ)であれば何
れにも適用可能である。また、本発明の研磨方法を半導
体基板等の研磨に適用して半導体装置を製造することが
できる。
被研磨物としては、Siウエハだけでなく、石英基板、
セラミックス基板などでも良く、表面に凹凸のパターン
を有するデバイスウエハ(パターンウエハ)であれば何
れにも適用可能である。また、本発明の研磨方法を半導
体基板等の研磨に適用して半導体装置を製造することが
できる。
【0035】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、一連の研磨工程を分けた複数の段階ごと
に異なる適当な研磨条件で研磨を行うことにより、各段
階ごとに研磨レートを上げて研磨時間を短縮することが
できる。また、少なくとも一部の段階で平坦化特性に優
れた高選択性セリアスラリーを用いて研磨することによ
り、高平坦化性と高生産性とを両立することができる。
れているので、一連の研磨工程を分けた複数の段階ごと
に異なる適当な研磨条件で研磨を行うことにより、各段
階ごとに研磨レートを上げて研磨時間を短縮することが
できる。また、少なくとも一部の段階で平坦化特性に優
れた高選択性セリアスラリーを用いて研磨することによ
り、高平坦化性と高生産性とを両立することができる。
【図1】 本実施の形態を適用した研磨プロセスを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図2】 研磨圧力50KPaで60秒間研磨したとき
の段差変化の様子を示す特性図である。
の段差変化の様子を示す特性図である。
【図3】 ウエハおよび回転定盤の回転数を100rp
mとして研磨したときの段差変化の様子を示す特性図で
ある。
mとして研磨したときの段差変化の様子を示す特性図で
ある。
【図4】 研磨圧力と研磨レートとの関係を示す特性図
である。
である。
【図5】 研磨初期時および平坦化過程時に本実施形態
の研磨条件を適用した複合研磨の実施結果を示す特性図
である。
の研磨条件を適用した複合研磨の実施結果を示す特性図
である。
【図6】 研磨装置の斜視図である。
【図7】 図6に示す研磨装置の上面図である。
【図8】 高選択性セリアスラリーを用いた研磨結果の
一例を示す特性図である。
一例を示す特性図である。
113 回転定盤、 114 ウエハ保持盤、 1
15 研磨クロス、115a 研磨面、 116 ウ
エハ、 117 研磨液供給管、 120 ドレッ
シング液供給管、 123 液排出機構。
15 研磨クロス、115a 研磨面、 116 ウ
エハ、 117 研磨液供給管、 120 ドレッ
シング液供給管、 123 液排出機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24B 37/00 B24B 37/00 Z
Claims (11)
- 【請求項1】 回転する研磨面にセリアスラリーを供給
し、当該研磨面に対向させた半導体基板の被研磨面を、
当該研磨面に押圧して研磨する研磨方法において、 上記研磨の工程を複数段階に分け、各段階ごとに研磨条
件を変えて研磨を行うようにしたことを特徴とするセリ
アスラリーを用いた研磨方法。 - 【請求項2】 回転する研磨面にセリアスラリーを供給
し、当該研磨面に対向させた半導体基板の被研磨面を、
当該研磨面に押圧して研磨する研磨方法において、 上記研磨の工程を研磨初期、平坦化過程、平坦化終了後
の複数段階に分け、各段階ごとに研磨条件を変えて研磨
を行うようにしたことを特徴とするセリアスラリーを用
いた研磨方法。 - 【請求項3】 上記研磨初期の段階では、上記被研磨面
を上記研磨面に押圧する圧力として、所定の値より大き
な圧力を印加して研磨を行うことを特徴とする請求項2
に記載のセリアスラリーを用いた研磨方法。 - 【請求項4】 上記平坦化過程の段階では、上記研磨面
および上記被研磨面を回転させる速度として、所定の値
より大きな速度を用いて研磨を行うことを特徴とする請
求項2または3に記載のセリアスラリーを用いた研磨方
法。 - 【請求項5】 上記平坦化終了後の段階では、上記被研
磨面を上記研磨面に押圧する圧力として、所定の値より
大きな圧力を印加して研磨を行うことを特徴とする請求
項2〜4の何れか1項に記載のセリアスラリーを用いた
研磨方法。 - 【請求項6】 上記セリアスラリーとして高選択性セリ
アスラリーを用いたことを特徴とする請求項1〜5の何
れか1項に記載のセリアスラリーを用いた研磨方法。 - 【請求項7】 上記セリアスラリーとして、上記複数段
階の研磨工程のうち幾つかの段階で通常のセリアスラリ
ーを用い、他の段階で高選択性セリアスラリーを用いた
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のセ
リアスラリーを用いた研磨方法。 - 【請求項8】 回転する研磨面にセリアスラリーを供給
し、当該研磨面に対向させた半導体基板の被研磨面を、
当該研磨面に押圧して研磨する研磨方法において、 上記研磨面を研磨する研磨初期の段階において、上記被
研磨面を上記研磨面に押圧する圧力として、所定の値よ
り大きな圧力を印加して研磨を行うことを特徴とするセ
リアスラリーを用いた研磨方法。 - 【請求項9】 回転する研磨面にセリアスラリーを供給
し、当該研磨面に対向させた半導体基板の被研磨面を、
当該研磨面に押圧して研磨する研磨方法において、 上記研磨面を平坦化する平坦化過程の段階において、上
記研磨面および上記被研磨面を回転させる速度として、
所定の値より大きな速度を用いて研磨を行うことを特徴
とするセリアスラリーを用いた研磨方法。 - 【請求項10】 回転する研磨面にセリアスラリーを供
給し、当該研磨面に対向させた半導体基板の被研磨面
を、当該研磨面に押圧して研磨する研磨方法において、 上記研磨面を平坦化した後の平坦化終了後の段階におい
て、上記被研磨面を上記研磨面に押圧する圧力として、
所定の値より大きな圧力を印加して研磨を行うことを特
徴とするセリアスラリーを用いた研磨方法。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の研
磨方法を用いたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163102A JP2002359216A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | セリアスラリーを用いた研磨方法および半導体装置の製造方法 |
US10/156,014 US6800556B2 (en) | 2001-05-30 | 2002-05-29 | Polishing method using ceria slurry, and method of manufacturing semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163102A JP2002359216A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | セリアスラリーを用いた研磨方法および半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002359216A true JP2002359216A (ja) | 2002-12-13 |
Family
ID=19006135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001163102A Withdrawn JP2002359216A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | セリアスラリーを用いた研磨方法および半導体装置の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6800556B2 (ja) |
JP (1) | JP2002359216A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008136240A1 (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | 半導体装置の製造方法 |
JP2009279720A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Jgc Catalysts & Chemicals Ltd | 研磨用粒子分散液およびその製造方法 |
JP2013031909A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Seiko Instruments Inc | ガラス基板の研磨方法、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器、電子機器並びに電波時計 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI280425B (en) * | 2002-12-20 | 2007-05-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Method of fabricating light guide plate having diffusion function |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3240247B2 (ja) | 1995-04-25 | 2001-12-17 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法及び研磨装置 |
US6595831B1 (en) * | 1996-05-16 | 2003-07-22 | Ebara Corporation | Method for polishing workpieces using fixed abrasives |
JP3462052B2 (ja) | 1996-09-30 | 2003-11-05 | 日立化成工業株式会社 | 酸化セリウム研磨剤および基板の研磨法 |
JP2000216120A (ja) | 1999-01-27 | 2000-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | 研磨装置およびこれを用いた半導体装置の製造方法 |
SG87886A1 (en) * | 1999-02-11 | 2002-04-16 | Applied Materials Inc | Chemical mechanical polishing processes and components |
US6217412B1 (en) * | 1999-08-11 | 2001-04-17 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method for characterizing polish pad lots to eliminate or reduce tool requalification after changing a polishing pad |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001163102A patent/JP2002359216A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-05-29 US US10/156,014 patent/US6800556B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008136240A1 (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | 半導体装置の製造方法 |
JP2009279720A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Jgc Catalysts & Chemicals Ltd | 研磨用粒子分散液およびその製造方法 |
JP2013031909A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Seiko Instruments Inc | ガラス基板の研磨方法、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器、電子機器並びに電波時計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020187637A1 (en) | 2002-12-12 |
US6800556B2 (en) | 2004-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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