JP2001328297A - インクジェットプリンタとそれを用いた印字方法 - Google Patents

インクジェットプリンタとそれを用いた印字方法

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JP2001328297A JP2000151484A JP2000151484A JP2001328297A JP 2001328297 A JP2001328297 A JP 2001328297A JP 2000151484 A JP2000151484 A JP 2000151484A JP 2000151484 A JP2000151484 A JP 2000151484A JP 2001328297 A JP2001328297 A JP 2001328297A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面又は両面印字を簡単な構成で能率よく行
うこと。 【解決手段】 往復移動するキャリジと、キャリジ上に
背中合わせに搭載され互いに逆方向にインクを吐出する
第1および第2ヘッドと、キャリジが第1および第2ヘ
ッドを主走査方向に移動させるとき用紙を第1および第
2ヘッドに対向させて副走査方向に搬送して印字を行う
第1および第2印字部と、用紙搬入口および用紙排出口
と、用紙搬入口を第1および第2印字部にそれぞれ接続
する第1および第2用紙搬送路と、第1および第2印字
部を用紙排出口にそれぞれ接続する第3および第4用紙
搬送路と、U字状用紙搬送路と、第1印字部をU字状用
紙搬送路の入口と出口それぞれに接続する第5および第
6用紙搬送路と、第2印字部をU字状用紙搬送路の出口
と入口にそれぞれ接続する第7および第8用紙搬送路を
備えたインクジェットプリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインクジェットプ
リンタとそれを用いた印字方法に関し、特に両面吐出型
のインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速印字を行うインクジェットプ
リンタとしては、両面吐出型インクジェットヘッドを用
いて奇数ページと偶数ページを同時に印字するようにし
たもの(例えば、特開平10−34902号公報参
照)、給紙部から排紙部に至る用紙搬送路に印字ヘッド
を対峙させ用紙両面にほぼ同時に印字するようにしたも
の(例えば、特開平3−256762号公報参照)、あ
るいは、用紙の表面印字用ヘッドと裏面印字用ヘッドを
備えて両面印字を行うもの(例えば、特開平10−76
713号公報参照)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなインクジェットプリンタは構造や制御が複雑
で、装置が大型になるという問題点があった。この発明
はこのような事情を考慮してなされたもので、単純な構
造で、用紙の搬送手順を合理化することにより、高速で
両面印字および片面印字を行うことが可能なインクジェ
ットプリンタおよびそれを用いた印字方法を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、往復移動す
るキャリジと、キャリジ上に背中合わせに搭載され互い
に逆方向にインクを吐出する第1および第2ヘッドと、
キャリジが第1および第2ヘッドを主走査方向に移動さ
せるとき用紙を第1および第2ヘッドに対向させて副走
査方向に搬送して印字を行う第1および第2印字部と、
用紙搬入口および用紙排出口と、用紙搬入口を第1およ
び第2印字部にそれぞれ接続する第1および第2用紙搬
送路と、第1および第2印字部を用紙排出口にそれぞれ
接続する第3および第4用紙搬送路と、U字状用紙搬送
路と、第1印字部をU字状用紙搬送路の入口と出口それ
ぞれに接続する第5および第6用紙搬送路と、第2印字
部をU字状用紙搬送路の出口と入口にそれぞれ接続する
第7および第8用紙搬送路を備えたインクジェットプリ
ンタを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明のキャリジは、インクヘ
ッドを搭載して主走査方向に往復移動するものであり、
例えば、直線状のシャフトに摺動可能に支持され、ベル
トによって駆動されるようになっている。また、第1お
よび第2ヘッドはキャリジ上で背中合わせに配置され互
いに逆方向にインクを吐出するように構成されるが、各
ヘッドは、例えばインクカートリッジと、インクノズル
と、インクカートリッジからのインクをインクノズルに
吐出制御するための圧電(ピエゾ)素子を備える。な
お、インクカートリッジは交換可能であることが好まし
く、また、両ヘッド共通のものであってもよい。
【0006】この発明における第1および第2印字部と
は、第1および第2ヘッドに対し副走査方向にそれぞれ
用紙を印字速度で供給,排出する印字実行箇所であり、
第1および第2印字部は、用紙を正逆の副走査方向に搬
送可能な搬送ローラを備え、第1および第2ヘッドは用
紙がいずれの副走査方向に搬送されても印字可能である
ことが好ましい。
【0007】また、第1および第2印字部が印字を行わ
ずに用紙を通過させる場合に備えて、その搬送ローラは
印字に適した副操作速度(印字速度)と、それよりも高
速の用紙搬送速度で駆動可能であることが好ましい。
【0008】この発明における第1〜第8用紙搬送路お
よびU字状用紙搬送路は、例えば公知の用紙案内部材と
搬送ローラとの組合せで構成できる。第1〜第8用紙搬
送路の搬送ローラは用紙を一方向のみに搬送するものを
用いることができ、これによって搬送ローラの回転制御
が簡単になる。
【0009】なお、第1および第2印字部に隣接する用
紙搬送路に設けられる搬送ローラは、印字部に対して印
字速度で用紙を搬入又は搬出することがあるので、印字
速度(低速)と用紙搬送速度(高速)の両方の速度で駆
動されることが好ましい。
【0010】この発明のインクジェットプリンタにおい
て、用紙搬入口から第1および第2印字部へ2枚の用紙
を順次搬送し、第1および第2印字部により、各用紙に
同時に印字を行ってもよい。これによって印字能率が向
上する。また、1枚目と2枚目の用紙に片面印字を行う
とき、1枚目の用紙を優先して排出することが好まし
い。それによって、用紙の排出順序が整う。
【0011】この発明において、第1および第2印字部
でそれぞれ異なる用紙に片面印字を行うとき、第1印字
部で印字を終了した用紙の排出速度を第2印字部におけ
る印字状態に応じて制御してもよい。それによって用紙
の排出順序を整えることができる。なお、第1および第
2印加部のいずれか一方が印字不能(例えばインク切
れ)の場合、他方の印字部のみで1枚以上の用紙に印字
を行うことができる。
【0012】この発明のインクジェットプリンタにおい
て、複数枚の用紙に両面印字を行う場合、奇数目と偶数
枚目の用紙を異なる搬送路で搬送しそれぞれを第1およ
び第2印字部で印字してもよい。これによって印字能率
が向上する。この発明では、第1〜第8用紙搬送路の少
なくとも1つが用紙の搬送方向長さに対応する長さを有
してもよい。それによって、用紙の衝突が防止される。
用紙搬入口から用紙を搬入するとき、搬入した用紙の後
端が用紙搬入口を通過したのちに次の用紙を用紙搬入口
へ搬入し、印字を行うことが好ましい。それによって、
用紙の衝突が防止される。
【0013】この発明のインクジェットプリンタにおい
て、1枚目と2枚目の用紙の両面印字を行うときに、1
枚目の用紙は、用紙搬入口,第2用紙搬送路,第2印字
部,第8用紙搬送路,U字状用紙搬送路,第7用紙搬送
路,第2印字部,第4用紙搬送路および用紙排出口を順
に経由して第2印字部で両面印字され、2枚目の用紙
は、用紙搬入口,第1用紙搬送路,第1印字部,第5用
紙搬送路,U字状用紙搬送路,第6用紙搬送路,第1印
字部,第3用紙搬送路を順に経由して第1印字部で両面
印字されることが好ましい。これによって、両面印字が
能率よく行われる。
【0014】1枚目と2枚目の用紙の片面印字を行うと
きに、1枚目および2枚目の用紙は、用紙搬入口,第1
用紙搬送路,第1印字部,第5用紙搬送路,U字状用紙
搬送路,第7用紙搬送路,第2印字部,第4用紙搬送路
および用紙排出口を経由して、1枚目の用紙は第2印字
部で、2枚目の用紙は第1印字部でそれぞれ印字される
ことが好ましい。これによって片面印字が能率よく行わ
れる。
【0015】1枚目の用紙に片面印字を、2枚目の用紙
に両面印字を行うとき、1枚目の用紙を第2印字部で片
面印字し、2枚目の用紙を第1印字部で両面印字して、
1枚目の用紙を2枚目の用紙より先に排出してもよい。
これによって片面印字と両面印字を能率よく行うことが
できる。
【0016】この発明のインクジェットプリンタにおい
て、1枚目の用紙に両面印字を、2枚目の用紙に片面印
字を行うとき、1枚目の用紙を第2印字部で両面印字
し、2枚目の用紙を第1印字部で片面印字して、1枚目
の用紙を2枚目の用紙より先に排出することが好まし
い。それによって印字が能率よく行われると共に、用紙
の排出順序が整う。
【0017】この発明は、搬送される用紙の搬送経路を
規制する複数の可動レバーをさらに備え、複数の可動レ
バーは、駆動源により駆動される主動レバーと、スプリ
ングにより一方向に付勢される従動レバーからなること
が好ましい。これによって、用紙の進行方向が正しく決
定され、衝突することがない。
【0018】この発明のインクジェットプリンタにおい
て、複数枚の用紙に片面印字を行うとき、往復移動する
第1および第2ヘッドが、往又は復のいずれか一方の移
動時に印字を行うことが好ましい。それによって印字し
ない移動時の速度を高くして、印字能率を向上させるこ
とができる。
【0019】また、用紙に両面印字を行うとき、用紙の
表面と裏面とでは第1および第2ヘッドの印字走査方向
と用紙の搬送方向が異なることが好ましい。これによっ
て、能率よく両面印字を行うことができる。
【0020】2枚の用紙に4ページ分の情報を印字する
とき、第2印字部により1枚目の用紙に2ページ目の情
報を印字し、第1印字部により2枚目の用紙に3ページ
目の情報を印字し、各用紙を反転させ、第2印字部によ
って1枚目の用紙に1ページ目の情報を印字し、第1印
字部により2枚目の用紙に4ページ目の情報を印字し、
1枚目の用紙を排出し、その後2枚目の用紙を排出して
もよい。これによって、両面印字を能率よく行うことが
できると共に、用紙の排出順序を整えることができる。
【0021】実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述す
る。これによってこの発明が限定されるものではない。
図1はこの発明のインクジェットプリンタの実施例の側
面構成図である。同図において、上部ハウジング1に印
字機構3が設けられ、下部ハウジング2には、印字前の
用紙を収容する用紙トレイ6と、印字済み用紙を収容す
る排紙トレイ4とが設けられている。用紙トレイ6の端
部には給紙ローラ5が設けられ、給紙ローラ5によって
用紙トレイ6から用紙が一枚ずつ印字機構3の用紙搬入
口3aへ搬入され、印字機構3で印字された用紙は用紙
排出口3bから排紙トレイ4へ排出され順番に重なるよ
うになっている。
【0022】図2は印字機構3の構成説明図である。同
図に示すように印字機構3は中央にキャリジ100を備
え、キャリジ100に搭載された2つの印字ヘッド(後
述)のインクのズル11,12によってそれぞれ印字作
業を行う2つの印字部101と102を備える。
【0023】さらに、印字機構3は、用紙搬入口3aを
印字部101に接続する用紙搬送路111,用紙搬入口
3aを印字部102に接続する用紙搬送路112,印字
部101を用紙排出口3bに接続する用紙搬送路11
3,印字部102を用紙排出口3bに接続する用紙搬送
路114,U字状用紙搬送路120,印字部101をU
字状用紙搬送路120の入口120aと出口120bに
それぞれ接続する用紙搬送路115と116,印字部1
02をU字状用紙搬送路120の出口120bと入口1
20aにそれぞれ接続する用紙搬送路117と118を
備える。
【0024】なお、用紙搬送路112と113,および
用紙搬送路116と118とは、それぞれ交差部121
と122において互いに交差している。
【0025】用紙を搬送する搬送ローラR1,R4,R
5,R6,R7,R8,R9は、用紙搬送路111の用
紙搬入側,U字状用紙搬送路120の入口120a,中
間部120c,出口120b,交差部122,交差部1
21,用紙搬送路114の用紙排出側に、それぞれ設け
られてる。
【0026】また、印字部101には印字用の搬送ロー
ラR2とR3が、印字部102には印字用の搬送ローラ
R10とR11が、それぞれ設けられている。
【0027】さらに、用紙検出センサS6とS5がそれ
ぞれ用紙搬入口3aと用紙排出口3bとに設けられてい
る。また、用紙検出センサS1とS2が印字部101
に、用紙検出センサS3とS4が印字部102にそれぞ
れ設けられている。
【0028】また、用紙搬送路111又は112のいず
れかを選択して用紙搬入口3aから搬入される用紙を案
内する主動レバーL1,用紙搬送路111における用紙
の逆搬送を防止する従動レバーL2,印字部101から
用紙搬送路116への用紙の逆搬送を防止する従動レバ
ーL3,用紙搬送路116又は117のいずれかを選択
して用紙搬送路からの用紙を案内する主動レバーL4,
交差部122において用紙が用紙搬送路116から11
8へ搬送されることを防止する従動レバーL5,交差部
122において用紙が用紙搬送路116から118へ、
又は118から116へ誤って搬送されることを防止す
る主動レバーL6,交差部121において用紙が用紙搬
送路112から113へ又は113から112へ誤って
搬送されることを防止する主動レバーL7,用紙搬送路
112における用紙の逆搬送を防止する従動レバーL
8,用紙搬送路117における用紙の逆搬送を防止する
従動レバーL9が設けられている。
【0029】なお、主動レバーL1,L4,L6,L7
は後述のようにアクチュエータによって駆動される。従
動レバーL2,L3,L5,L8,L9は、図示しない
スプリングにより付勢され、順方向には用紙の搬送を許
すが逆方向の搬送を禁止する構造を有する。
【0030】キャリジ100は、図3に示すように、交
換可能なインクカートリッジ121,122からそれぞ
れ供給されるインクを独立した印字信号に応じてインク
ノズル11,12から用紙P1とP2とに吐出する印字
ヘッド131,132を搭載している。キャリジ100
はシャフト140に紙面に直角方向に摺動可能に支持さ
れ、駆動ベルト141により駆動される。なお、キャリ
ジ100はフォトインタラプタ142に備え、帯状のス
リット板143に対する相対位置を監視するようになっ
ている。
【0031】図4はこの実施例のインクジェットプリン
タの制御回路を示すブロック図である。同図に示すよう
に、信号処理部Cは、入力部K,用紙検知センサS1〜
S7,印字データ入力部D,フォトインタラプタ142
からの出力信号を受け、受けた信号を処理して印字用モ
ータM1,M2,搬送モータM3〜M7,印字ヘッド1
31,132,アクチュエータA1〜A4,給紙モータ
M8,ベルト駆動モータM9を駆動制御するようになっ
ている。
【0032】なお、印字用モータM1は印字用の搬送ロ
ーラR2,R3を、印字用モータM2は印字用の搬送ロ
ーラR10,R11をそれぞれ変速および正逆転可能に
駆動する。搬送モータM3は搬送ローラR1を、搬送モ
ータM4は搬送ローラR4〜R6を、搬送モータM5は
搬送ローラR7を、搬送モータM6は搬送ローラR8
を、搬送モータM7は搬送ローラR9を、それぞれ変速
可能に一方向回転で駆動する。
【0033】また、アクチュエータA1〜A4は、主動
レバーL1,L4,L6,L7をそれぞれ駆動し、ベル
ト駆動モータM9はベルト141(図3)を変速および
正逆転可能に駆動し、給紙モータM8は給紙ローラ(図
1)を駆動する。
【0034】印字部101においては、用紙がローラR
2からR3の方向へ又はローラR3からR2の方向へ印
字速度で搬送されるとき、インクノズル11は、用紙の
進行方向に対してインクノズル11から見て用紙の左か
ら右の方向に移動するときのみに、インクを吐出して印
字を行う。つまり、用紙がローラR2からR3の方向へ
搬送されるときに、インクノズル11が往路の走査時に
印字を行うとすると、用紙がローラR3からR2の方向
へ搬送されるときには、インクノズルは往路の走査時に
印字を行う。そして、いずれの場合も用紙の進行方向に
対して先端から後端の方向に副走査されるようになって
いる。印字部102においても同様である。
【0035】このような構成における印字動作を次に説
明する。片面印字 2枚の用紙P1,P2に片面印字を同時に行う場合に
は、図5に示すようにまず、1枚目の用紙P1を、用紙
搬入口3a,印字部101およびU字状用紙搬送路12
0を経由して、印字部102まで搬送速度で搬送し、次
に2枚目の用紙P2を用紙搬入口3aから印字部101
まで搬送速度で搬送する。
【0036】そして、印字部102では用紙P1をロー
ラR11からR10の方向へ印字速度で送給し、同時に
印字部101では用紙P2をローラR3からR3の方向
へ印字速度で送給する。この時、キャリジ100が往復
移動をくり返し、その往路又は復路のみにおいてインク
ヘッド11,12が同時にインクを吐出し印字を行う。
【0037】つまり、1枚目の用紙P1が用紙搬入口3
aから挿入され搬送ローラR1にて用紙搬送速度で挿入
される。用紙P1は用紙搬送速度で図の点線に従って用
紙搬送路を搬送され、用紙検知センサーS3にて用紙先
端が検知されたときに、搬送速度は搬送ローラR11に
て印字速度に減速される。
【0038】また用紙P1の後端が用紙検知センサーS
6で検知されたとき、引き続き2枚目の用紙P2が用紙
搬入口から挿入され、用紙検知センサーS1にて用紙先
端が検知されると搬送ローラR2にて同様に用紙P2の
搬送速度が印字速度に減速される。そして、印字ヘッド
12,11は用紙P1,P2への印字を開始する。この
場合、印字開始は同時であってもよいし、どちらか先に
印字を開始してもよい。なお、用紙搬送路変更用の従動
レバーL9は用紙の搬送力にて押し上げられる程度の加
重がかかっている。そのため用紙搬送に特に支障はな
い。
【0039】用紙P1の印字が終了した時点で搬送ロー
ラR10,R9は用紙搬送速度に加速され、用紙P1を
排出する。用紙P2の印字終了時点で用紙P1が印字中
の場合には用紙P1の印字が終了するまで用紙P1の搬
送速度を加速することなく停止状態または減速状態に設
定しておく。
【0040】従って、用紙P1に対する印字が終了する
と、用紙P2に対する印字状態と関係なく用紙P1は優
先的に用紙搬送路114を介して用紙排出口3bへ排出
される。次に、用紙P2の印字が終了すると、用紙P2
は用紙搬送路115,120,117,114を経由し
て排出される。
【0041】また、インクカートリッジ121,122
(図3)のいずれか一方のインクがなくなった場合、イ
ンクカートリッジにインクが残っている方の印字ヘッド
のみを用いて印字を行う。図6は印字ヘッド132(イ
ンクノズル12)のみを用いて片面印字を行う場合を示
し、用紙P1,P2は順次、用紙搬入口3a,印字部1
01,U字状用紙搬送路120を通過して印字部102
で印字され、用紙排出口3bから排出される。
【0042】印字ヘッド131(インクノズル11)の
みを用いて片面印字を行う場合は、用紙P1,P2は順
次、用紙搬入口3aから印字部101へ搬入され、印字
部101で印字され、U字状用紙搬送路120から印字
部102を通過して用紙排出口3bから排出される。
【0043】両面印字 図7と図8は、複数枚の用紙の両面印字を行う場合の用
紙搬送手順を示す。1枚目の用紙は、図7の破線で示す
ように、用紙搬入口3aから用紙搬送路112を経由し
てまず表面が印字部102で印字され、用紙搬送路11
8,U字状用紙搬送路120および用紙搬送路117を
経由することにより反転され、次に裏面が印字部102
で印字され用紙排出口3bから排出される。
【0044】次に、2枚目の用紙は、図8の破線で示す
ように、用紙搬入口3aから用紙搬送路111を経由し
て表面が印字部101で印字され、用紙搬送路115,
U字状用紙搬送路120および用紙搬送路116を経由
することにより反転され、次に、裏面が印字部101で
印字され用紙搬送路113を経由して用紙排出口3bか
ら排出される。この場合には1枚目の用紙と2枚目の用
紙について、専用の印字部でそれぞれの両面印字され、
かつ、用紙の搬送路を異にするので、印字能率が向上す
る。
【0045】なお、用紙搬送路117の長さは、図9に
示すように1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2とが衝
突しないように、用紙の搬送方向の長さに対応して決定
されている。また、用紙搬送路112の長さも、図10
に示すように1枚目の用紙P1の先端が印字部102で
印字されるとき、その後端が次に搬入される2枚目の用
紙P2の先端と衝しないように、用紙の搬送方向の長さ
に対応して決定される。
【0046】さらに、図11に示すように1枚目の用紙
P1の搬送方向のサイズが大きく、その後端が用紙搬入
口3aに残っている場合には、2枚目の用紙P2を用紙
搬入口3aの手前で待機させ、1枚目の用紙P1の後端
が用紙搬送路112へ入ってから2枚目の用紙P2を用
紙搬入口3aへ搬入し、それによって用紙P1とP2の
衝突を避けるようにしている。
【0047】ここで、図7および図8を用いて概略説明
した印字動作をさらに詳細に説明する。図12に示すよ
うに、1枚目の用紙P1が用紙搬送速度で搬入され用紙
検知センサS6で検知された時、主動レバーL1が作動
し用紙P1を印字部102の方向へ搬送を切り替える。
用紙先端がレバーL1を通過した後すぐにレバーL1の
作動は停止し、元の位置へ復帰するが用紙への圧接は用
紙の進行には支障のない程度のものである。用紙検知セ
ンサーS4が用紙P1の先端を検知したとき、搬送ロー
ラR8は速度を低下して印字速度に減速する。そして印
字部102にて印字を開始する。
【0048】図13に示すように、用紙P1の後端が搬
送ローラR1を通過した時点で、2枚目の用紙P2を搬
送ローラR1にて搬入する。用紙P2は用紙検知センサ
S1にて用紙の先端が検知された時点で用紙P1と同様
に搬送ローラR2が用紙印字速度で駆動し印字部101
に用紙を先端から送給し印字が開始される。主動レバー
L1は用紙P2の時は作動しない。
【0049】次に、図14に示すように、用紙P1の印
字を終了した時点で搬送ローラR11は用紙搬送速度に
加速され、用紙P1は引き続き用紙搬送ローラR7,R
4,R5,R6へと搬送され反転されて再び搬送ローラ
11に戻ってくる。このとき搬送ローラR11,R10
は回転方向を逆転しかつ印字速度に減速し、印字部10
2は用紙P1の裏面を印字する。
【0050】一方、用紙P2は印字部101での印字が
終了した時点で搬送ローラR3,R4,R5,R6を通
過し、レバーL4は2枚目の用紙先端が搬送ローラR6
を通過する前に作動して用紙P2の先端を搬送ローラR
7の方向へ切り替える。用紙P2の先端の方向が搬送ロ
ーラR7の方向に切り替えられた時レバーL4は作動を
停止し、レバーL1と同様バネの力で元の位置に戻る。
しかしながらバネの圧力は用紙の搬送に支障を来す程強
くはない。
【0051】次に、用紙P2の先端が用紙検知センサー
S2に検知されたとき搬送ローラR7は搬送速度を印字
速度に減速しローラR3,R2も搬送速度を印字速度に
減速しかつ回転駆動方向を逆転させる。用紙P2の先端
が印字部101の位置にきたときに印字が開始される。
【0052】図15に示すように、用紙P1の印字終了
後、搬送ローラR10,R9は用紙搬送速度で、用紙P
1を排出する。その後、用紙P2は搬送ローラR8,R
9によって排出される。このようにして用紙P1,P2
は互いに衝突したり重なったりしないように効率よく搬
送され、能率的な両面印字が行われ、順序よく排出され
る。
【0053】次に、印字データの容量(ページ数)に対
応する印字用紙枚数と用紙の搬送経路の関係ついて説明
する。なお、搬送経路は搬送ローラR1〜R11を用い
て示している。
【0054】印字用紙枚数が1枚の場合 ・1ページの場合には、次の順序で用紙が搬送され片面
印字される。 R1→R2→印字部101(印字:なし)→R3→R4
→R5→R6→R11→印字部102(印字1ページ
目)→R10→R9 ・2ページの場合には、次の順序で用紙が搬送され、両
面印字される。 R1→R2→印字部101(印字:1ページ目)→R3
→R4→R5→R6→R7→R3→印字部101(印
字:2ページ目)→R2→R8→R9
【0055】印字用紙枚数が2枚の場合 ・3ページの場合(:1枚目は両面印字、2枚目は片面
印字) ・1枚目に1,2ページ目を両面印字する。 R1→R8→R10→印字部102(印字:2ページ
目)→R11→R7→R4→R5→R6→R11→印字
部102(印字:1ページ目)→R10→R9 ・2枚目に3ページ目を片面印字する。 R1→R2→印字部101(印字:3ページ目)→R3
→R4→R5→R6→R7→R3→印字部101(印
字:なし)→R2→R8→R9 ・4ページの場合 ・1枚目1,2ページ目に両面印字する。 R1→R8→R10→印字部102(印字:2ページ
目)→R11→R7→R4→R5→R6→R11→印字
部102(印字:1ページ目)→R10→R9 ・2枚目3,4ページ目に両面印字する。 R1→R2→印字部101(印字:3ページ目)→R3
→R4→R5→R6→R7→R3→印字部101(印
字:4頁目)→R2→R8→R9 ・5頁の場合 1ページの場合に戻り、以下同様である。
【0056】この実施例において、連続して同時に複数
枚のテキストの印字を行う場合、そのテキストの印字が
片面印字の場合には、印字ヘッドの印字は片面移動時
(往路)のみ印字を行うようにしている。これによっ
て、印字ヘッドの駆動方法を簡略化し非印字時間におけ
る印字ヘッドのリターン時の速度を速め、印字枚数の高
速化を計っている。つまり、図16に示すように、用紙
P1,P2に片面印字する時、印字ヘッド131及び1
32の往復移動(キャリッジ100の往復移動)に対し
て往路時のみ印字タイミングとし、印字ヘッドの復路は
高速にリターンする。その印字ヘッドの復路において印
字用紙P1,P2を次の印字領域へ1ステップ搬送させ
る。
【0057】両面印字の場合には、図17,図18およ
び表1に示すように、印字ヘッド131,132は両側
移動時(往復路)印字を行う。つまり、1枚目用紙P1
の表面は復路、2枚目用紙P2の表面は往路、1枚目用
紙P1の裏面は往路、2枚目用紙P2の表面は復路にて
印字する。これによって、用紙に印字する情報を2枚の
用紙P1,P2に印字する場合のデータ処理が簡単にな
る。
【0058】また、この場合、印字ヘッド131,13
2が往復駆動するとき、1枚目の用紙P1が印字されて
いる時(復路)には、2枚目の用紙は印字されずに用紙
を次に印字ピッチまで移動し、印字ヘッドがリターンし
ている時(往路)2枚目の用紙にP2に印字ヘッド13
1にて印字を行いその間の間(往路)1枚目の用紙の印
字は行わず、前記と同様、1枚目の用紙P1を次の印字
ピッチまで移動するよう交互に印字、交互に用紙移動を
行う。これによって、用紙に印字する情報を2枚の用紙
に打ち出す場合のデータ処理がさらに簡単になる。
【0059】
【表1】
【0060】以上に説明した複数枚用紙への両面印字処
理手順をまとめて、整理すると、図19のフローチャー
トのようになる。
【0061】図19において、印字すべき印字データが
4ページ分以上ある場合(ステップS1)。用紙2枚が
搬入され(ステップS2)、インクノズル12(印字ヘ
ッド132)にて1枚目の用紙に2ページ目が、インク
ノズル11(印字ヘッド131)にて2枚目の用紙に3
ページ目が同時に印字される(ステップS3,S4)。
次に、1枚目と2枚目の用紙が反転され(ステップS
5)、インクノズル12にて1枚目の用紙裏面に1ペー
ジ目が、インクノズル11にて2枚目の用紙裏面に4ペ
ージ目が同時に印字され(ステップS6,S7)、1枚
目と2枚目の用紙が順次排出される(ステップS9)。
【0062】印字データが4ページ分減じられ(ステッ
プS10)、ステップS2〜S10がくり返される。そ
して、ステップS1において、残る印字データが1ペー
ジ分である場合には(ステップS11)、用紙1枚が搬
入され、インクノズル12にて1ページ分の印字が行わ
れ、排出され(ステップS12〜S14)、印字作業は
終了する。
【0063】ステップS1において残る印字データが2
ページ分である場合には(ステップS15)、用紙1枚
が搬入され、インクノズル11にて両面が印字され排出
される(ステップS16〜S20)。また、ステップS
1において残る印字データが3ページ分である場合には
(ステップS21)、用紙2枚が搬入され、インクノズ
ル12にて1枚目の用紙に3ページ目が同時に印字され
る(ステップS22〜S24)。次に、2枚の用紙は反
転され、インクノズル12にて1枚目の用紙裏面に1ペ
ージ目が印字され、1枚目と2枚目の用紙が順次排出さ
れる(ステップS25〜S28)。このようにして両面
印字を能率よく行い、しかも用紙排出順序をページ順に
整えることができる。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、1つのキャリジに2
つの印字ヘッドを搭載し、2枚の用紙にそれぞれのヘッ
ドで片面又は両面印字を順序よく行うことができるの
で、印字能率を向上させしかも用紙の排出順序を整える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のインクジェットプリンタの実施例の
側面構成図である。
【図2】図1の要部構成説明図である。
【図3】図2の要部構成説明図である。
【図4】実施例の制御回路を示すブロック図である。
【図5】実施例の片面印字方法を示す説明図である。
【図6】実施例の1枚印字の場合の印字方法を示す説明
図である。
【図7】実施例において複数枚両面印字を行う場合の用
紙搬送経路を示す説明図である。
【図8】実施例において複数枚両面印字を行う場合の用
紙搬送経路を示す説明図である。
【図9】実施例における用紙搬送路の長さを示す説明図
である。
【図10】実施例における用紙搬送路の長さを示す説明
図である。
【図11】実施例の用紙搬送処理を示す説明図である。
【図12】実施例の両面印字手順を示す詳細説明図であ
る。
【図13】実施例の両面印字手順を示す詳細説明図であ
る。
【図14】実施例の両面印字手順を示す詳細説明図であ
る。
【図15】実施例の両面印字手順を示す詳細説明図であ
る。
【図16】実施例の片面印字における印字ヘッドの印字
方向を示す説明図である。
【図17】実施例の両面印字における印字ヘッドの印字
方向を示す説明図である。
【図18】実施例の両面印字における印字ヘッドの印字
方向を示す説明図である。
【図19】実施例の両面複数枚印字の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 上部ハウジング 2 下部ハウジング 3 印字機構 3a 用紙搬入口 3b 用紙排出口 4 排紙トレイ 5 給紙ローラ 6 用紙トレイ 101 印字部 102 印字部 111 用紙搬送路 112 用紙搬送路 113 用紙搬送路 114 用紙搬送路 115 用紙搬送路 116 用紙搬送路 117 用紙搬送路 118 用紙搬送路 120 U字状用紙搬送路 120a 入口 120b 出口 R1 搬送ローラ R2 搬送ローラ R3 搬送ローラ R4 搬送ローラ R5 搬送ローラ R6 搬送ローラ R7 搬送ローラ R8 搬送ローラ R9 搬送ローラ R10 搬送ローラ R11 搬送ローラ S1 用紙検知センサ S2 用紙検知センサ S3 用紙検知センサ S4 用紙検知センサ S5 用紙検知センサ S6 用紙検知センサ L1 主動レバー L4 主動レバー L6 主動レバー L7 主動レバー L2 従動レバー L3 従動レバー L5 従動レバー L8 従動レバー L9 従動レバー
フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 KK00 KK02 KK12 2C056 EA01 EC80 FA10 HA28 HA29 2C062 RA06 3F053 EA05 EB02 EC02 ED03 LA07 LB03 3F100 AA02 CA13 CA15 CA16 DA01 EA04 EA08 EA13 EA15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復移動するキャリジと、キャリジ上に
    背中合わせに搭載され互いに逆方向にインクを吐出する
    第1および第2ヘッドと、キャリジが第1および第2ヘ
    ッドを主走査方向に移動させるとき用紙を第1および第
    2ヘッドに対向させて副走査方向に搬送して印字を行う
    第1および第2印字部と、用紙搬入口および用紙排出口
    と、用紙搬入口を第1および第2印字部にそれぞれ接続
    する第1および第2用紙搬送路と、第1および第2印字
    部を用紙排出口にそれぞれ接続する第3および第4用紙
    搬送路と、U字状用紙搬送路と、第1印字部をU字状用
    紙搬送路の入口と出口それぞれに接続する第5および第
    6用紙搬送路と、第2印字部をU字状用紙搬送路の出口
    と入口にそれぞれ接続する第7および第8用紙搬送路を
    備えたインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 第1〜第8用紙搬送路の少なくとも1つ
    が用紙の搬送方向長さに対応する長さを有することを特
    徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 第1および第2印字部は、用紙を正逆の
    副走査方向に搬送可能な搬送ローラを備え、第1および
    第2ヘッドは用紙が搬送ローラによっていずれの副走査
    方向に搬送されても印字可能である請求項1記載のイン
    クジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 搬送される用紙の搬送経路を規制する複
    数の可動レバーをさらに備え、複数の可動レバーは、駆
    動源により駆動される主動レバーと、スプリングにより
    一方向に付勢される従動レバーからなる請求項1記載の
    インクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
    において、用紙搬入口から第1および第2印字部へ2枚
    の用紙を順次搬送し、第1および第2印字部により、各
    用紙に同時に印字を行うことを特徴とする印字方法。
  6. 【請求項6】 1枚目と2枚目の用紙に片面印字を行う
    とき、1枚目の用紙を優先して排出することを特徴とす
    る請求項2記載の印字方法。
  7. 【請求項7】 第1印字部で印字を終了した用紙の排出
    速度を第2印字部における印字状態に応じて制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載の印字方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
    において、第1および第2印加部のいずれか一方が印字
    不能の場合、他方の印字部のみで1枚以上の用紙に印字
    を行うことを特徴とする印字方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のインクジェットプリンタ
    において、複数枚の用紙に両面印字を行う場合、奇数目
    と偶数枚目の用紙を異なる搬送路で搬送しそれぞれ第1
    および第2印字部で印字することを特徴とする印字方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、用紙搬入口から用紙を搬入するとき、搬入
    された用紙の後端が用紙搬入口を通過したのちに次の用
    紙を用紙搬入口へ搬入し、印字を行うことを特徴とする
    印字方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、1枚目と2枚目の用紙の両面印字を行うと
    きに、1枚目の用紙は、用紙搬入口,第2用紙搬送路,
    第2印字部,第8用紙搬送路,U字状用紙搬送路,第7
    用紙搬送路,第2印字部,第4用紙搬送路および用紙排
    出口を順に経由して第2印字部で両面印字され、2枚目
    の用紙は、用紙搬入口,第1用紙搬送路,第1印字部,
    第5用紙搬送路,U字状用紙搬送路,第6用紙搬送路,
    第1印字部,第3用紙搬送路を順に経由して第1印字部
    で両面印字されることを特徴とする印字方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、1枚目と2枚目の用紙の片面印字を行うと
    きに、1枚目および2枚目の用紙は、用紙搬入口,第1
    用紙搬送路,第1印字部,第5用紙搬送路,U字状用紙
    搬送路,第7用紙搬送路,第2印字部,第4用紙搬送路
    および用紙排出口を経由して、1枚目の用紙は第2印字
    部で、2枚目の用紙は第1印字部でそれぞれ印字される
    ことを特徴とする印字方法。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、1枚目の用紙に片面印字を、2枚目の用紙
    に両面印字を行うとき、1枚目の用紙を第2印字部で片
    面印字し、2枚目の用紙を第1印字部で両面印字して、
    1枚目の用紙を2枚目の用紙より先に排出することを特
    徴とする印字方法。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、1枚目の用紙に両面印字を、2枚目の用紙
    に片面印字を行うとき、1枚目の用紙を第2印字部で両
    面印字し、2枚目の用紙を第1印字部で片面印字して、
    1枚目の用紙を2枚目の用紙より先に排出することを特
    徴とする印字方法。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、複数枚の用紙に片面印字を行うとき、往復
    移動する第1および第2ヘッドが、往又は復のいずれか
    一方の移動時に印字を行うことを特徴とする印字方法。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、用紙に両面印字を行うとき、用紙の表面と
    裏面とでは第1および第2ヘッドの印字走査方向と用紙
    搬送方向が異なることを特徴とする印字方法。
  17. 【請求項17】 請求項1記載のインクジェットプリン
    タにおいて、2枚の用紙に4ページ分の情報を印字する
    とき、第2印字部により1枚目の用紙に2ページ目の情
    報を印字し、第1印字部により2枚目の用紙に3ページ
    目の情報を印字し、各用紙を反転させ、第2印字部によ
    って1枚目の用紙に1ページ目の情報を印字し、第1印
    字部により2枚目の用紙に4ページ目の情報を印字し、
    1枚目の用紙を排出し、その後2枚目の用紙を排出する
    ことを特徴とする印字方法。
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