JPH0890854A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0890854A
JPH0890854A JP23136394A JP23136394A JPH0890854A JP H0890854 A JPH0890854 A JP H0890854A JP 23136394 A JP23136394 A JP 23136394A JP 23136394 A JP23136394 A JP 23136394A JP H0890854 A JPH0890854 A JP H0890854A
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Hideyuki Tanaami
英之 田名網
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続または単葉の被記録材に記録が可能であ
り、単葉の被記録材上に連続して同一画像を記録する場
合の記録時間を短縮することができるシリアル型の記録
装置を提供する。 【構成】 単葉または連続する被記録材を記録装置に導
き、記録ヘッド112の走査により被記録材上に記録が
可能な記録装置であって、複数の単葉被記録材1A,1
Bを記録位置に並列させた状態で導くようになし、これ
らの被記録材1A,1B上に記録ヘッド112の1回の
走査中に同一の記録データによって同一の画像記録が得
られるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置に関し、詳し
くは、シリアルスキャンにより画像を記録する記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図10は従来のシリアル型記録装
置の構成例を示すもので、本例は大判ロールシートとカ
ットシートとの双方の形態の被記録材に対して記録が可
能なシリアル型記録装置の例である。これらの図におい
て、101はカセット102上に積載状態に保持される
単葉被記録材(以下でカットシートと呼ぶ)、103は
記録装置内の所定の位置にロール状に保持される連続被
記録材(以下ではロールシートと呼ぶ)、また、104
はカセット102上に積載されたカットシート101を
上面に位置するものから1枚ずつ送出するためのピック
アップローラである。カットシート101の搬送路には
カットシートレジストローラ対105、第1搬送ローラ
対106および第2搬送ローラ対107がそれぞれ設け
られる一方、ロールシート103の搬送路にはロールシ
ート用の第1搬送ローラ対108、第2搬送ローラ対1
09がそれぞれ設けられている。
【0003】双方の搬送路はこれらの下流側に設けられ
ている下搬送ローラ対110のところで一致し、ここか
ら更にプラテン111上に送給されて、プラテン111
に沿って往復移動走査する記録ヘッド112によりカッ
トシート101またはロールシート103上に記録が行
われる。なお、113はカットシート101の先端部お
よび後端部、あるいはロールシート103の先端部がそ
れぞれ下搬送ローラ対110の位置に到達したときにこ
れを検知するシート検知センサである。
【0004】また、114はシート101または103
を図10の(A)または(B)に示すように下搬送ロー
ラ対110と協動してプラテン111上の記録位置に保
持する上搬送ローラ対であり、このような状態でカット
シート101上またはロールシート103上の斜線を施
して示した記録領域に対して記録ヘッド112による一
走査分の記録がなされるたびに上搬送ローラ対114お
よび下搬送ローラ対110によるシート送りと記録のた
めの走査とが繰返される。かくしてカットシート101
の場合は個々のシートに対する記録終了後、また、ロー
ルシート103の場合は所望の記録分が記録された後排
出されるもので、ロールシート103の場合は記録が終
了したあと不図示のカットシート手段によりロールシー
ト103がカットされる。
【0005】そこで、このように構成された記録装置で
は、記録シートの選択モードに応じてカットシートモー
ドの時はカセット102からカットシート101の先端
部がピックアップローラ104によりまずレジストロー
ラ対105の位置に送給されて、この位置で送給のタイ
ミングが調整された後、第1搬送ローラ対106および
第2搬送ローラ対107により下搬送ローラ対110の
位置に導かれ、ここから上搬送ローラ対114と下搬送
ローラ対110との協動と記録ヘッド112の走査との
繰返しにより記録が行われていく。また、ロールシート
モードの時は第1搬送ローラ対108および第2搬送ロ
ーラ対109により下搬送ローラ対110の位置に導か
れたロールシート103に対し、同様にして記録が行わ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシリアルスキャン型記録装置では、その記録
時間が記録ヘッドの走査中保持される記録幅、走査速度
および記録後排出までの搬送速度等によってほぼ一義的
に決まってしまう。そこで、例えば、大判ロールシート
のシート幅がA1判短手(594mm)で、カットシー
トのシート幅がA4判長手(297mm)であるとする
と、ロールシートに対して、カットシートの方はその幅
が1/2であり、記録のための走査長さは短くなるが、
その走査に要する前後の加減速時間や、給排出時間は変
わらず、記録全体に要する時間はロールシートより幾分
カットシートの方が早くなる程度であり、1/2にはな
らない。そのために、例えば、このようなカットシート
に同じ画像を連続して記録しようとする場合、同じ面積
をロールシート上に記録する場合に比べてはるかに時間
がかかってしまう。
【0007】本発明の目的は、大判ロールシートとカッ
トシートとの双方に記録が可能であり、カットシートに
連続して同一画像の記録を行う時に要する記録時間の短
縮を図ることのできるシリアル型の記録装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、単葉または連続する被記録材を送給可
能であり、送給された前記被記録材を搬送手段により記
録位置に導き、搬送方向とは交差する方向に走査する記
録ヘッドにより前記被記録材上に記録が可能な記録装置
であって、複数の前記単葉被記録材を前記走査方向に並
列させた状態で前記記録位置に導く搬送手段と、前記記
録位置に導かれた並列の前記単葉被記録材に対し、前記
記録ヘッドによる1回の走査中同一の記録データにより
同一画像の記録が可能なように制御する制御手段と、前
記同一画像の記録が要求される単葉被記録材の枚数を前
記制御手段に認識させる手段と、を具備することを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、複数の単葉被記録材を搬送手
段によって記録位置に並列させた状態で導いた上、記録
ヘッドの一回の走査によって上述の並列状態に保たれる
複数の単葉被記録材上に同一の記録データによる記録を
実施するもので、このような記録動作により同一の記録
画像を複数の被記録材上に記録するときの記録速度の短
縮を図ることができ、しかも連続する被記録材上にも記
録することが可能なユーザに取って使い勝手のよい記録
装置を提供することができる。
【0010】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
【0011】図1の(A)は本発明の第1実施例の構成
を示すもので、以下では図9および図10に示したと同
一機能を有する部材および個所には同一符号を用いてそ
の詳細な説明は省略する。なお本例の場合、図示はしな
いがロールシートを記録位置に搬送する搬送路にかかわ
る部材の配置については図9に示した従来例と変わら
ず、図1の(A)および(B)はカットシート搬送系の
構成のみが示されている。図1の(A)において、2A
および2Bは同一サイズのカットシート(例えばA4判
長手)1が積層収納可能なカセット、5Aおよび5Bは
個別に駆動可能なレジストローラ対、6Aと6Bおよび
7Aと7Bはそれぞれ並列配置され、個別に駆動可能な
第1搬送ローラ対および第2搬送ローラ対である。
【0012】なお、以下では2A,5A,6A,7Aの
方にAの符号をまた、2B,5B,6B,7Bの方にB
の符号をそれぞれ付して、例えば2AをAカセット、5
AをAレジストローラ対、6Aを第1A搬送ローラ対、
7Aを第2A搬送ローラ対、…といった風に呼称する。
13Aおよび13Bは下搬送ローラ対110にカセット
2A側から送給されてきたカットシート1(以下では1
Aという)およびカセット2B側から送給されてきたカ
ットシート1(以下では1Bという)がそれぞれ到達し
たときにこれを検知するAレジストセンサおよびBレジ
ストセンサである。
【0013】図2は本発明にかかる制御用の回路構成例
を示す。ここで、20は中央演算処理装置(CPU)で
あり、種々の記録モードに対応するプログラムを格納す
るROM21を有している。また、22は書込部、23
は読出部、24はRAM25のデータメモリ部であり、
ホストコンピュータ200から記録データがCPU20
に送給されてくると、例えば一走査分ごとに書込部22
を介してデータメモリ部24にバンドデータとしていっ
たん格納され、その記録開始に応じて読出部23によっ
て読み出され、記録が行われる。
【0014】更にまた図2において、26はカットシー
ト搬送系の駆動手段、27はロールシート搬送系の駆動
手段、28は双方の駆動手段26,27を介して搬送さ
れてきた記録シートに対して記録を実施するために駆動
される上下搬送ローラ駆動手段であり、上下搬送ローラ
114,110(図1参照)により記録ヘッド112に
よる一走査分の記録がなされるたびに副走査方向のシー
ト送りがなされ、記録終了后に記録シート1を排出す
る。29は記録ヘッド112をプラテン111に沿って
所定のタイミングで主走査方向に駆動する駆動手段、3
0は記録ヘッド112に選択的に記録信号を供給するた
めのヘッド駆動部である。なお、本例ではカットシート
1の2組の搬送系が、1つの駆動手段26により連動さ
れるものとしたが、これら2組の搬送系は個別の駆動源
によって駆動されるように構成することも可能である。
【0015】ついで、図3に従って、本発明にかかる記
録時の制御動作について説明する。
【0016】まず、ステップS1で記録モードがカット
シートモードであるか否かを判断し、カットシートモー
ドで無いとの判断であればロールシートモードであるの
で、ステップS20のとしてロールモード記録時の制
御動作を実施する。また、ステップS1において、肯定
の判断の場合はステップS2に進み、同じ記録データの
もとにこれらが記録されるべきカットシートの枚数が2
枚以上であるか否かを判断する。そして、ここで肯定の
判断の場合はステップS3AおよびステップS3Bで並
行してカセットAおよびカセットBからそれぞれ記録シ
ート1Aおよび1Bの送給を開始し、ステップS4Aお
よびステップS4BでそれぞれAレジストセンサおよび
Bレジストセンサにより記録シート1Aおよび1Bの到
達が判断され、肯定の場合はステップS5Aおよびステ
ップS5Bで搬送駆動手段を介して2組の搬送系ローラ
をそれぞれ停止させる。
【0017】かくしてステップS6でカットシート1
A,1Bの双方が共に下搬送ローラ110の記録開始位
置に搬送されているか否かを判断する。ここで否定の場
合は、上記のステップS3〜S5でなんらかの誤動作ま
たは誤検知があったものとしてステップS30に進みエ
ラー処理を実施する。また、ステップS6で肯定の判
断であれば、ステップS7に進み、上下搬送ローラ11
0,114を駆動して双方のカットシート1A,1Bを
図1の(B)に示すようにプラテン111上に送給し、
ステップS8で読出部23を介して同一画像にかかわる
データを所定のタイミングで2度繰返して記録ヘッド駆
動部30に供給し、カットシート1A,1B上に記録を
実施する。かくしてステップS9,S10により一走査
分の記録ごとに上下搬送ローラ110,114を駆動し
てシート送りし、以上の交互動作によりステップS9で
記録を終了したとの判断でステップS11に進みカット
シート1A,1Bを同時に排出する。
【0018】なお、ステップS11のあとは再びステッ
プS2に戻り、以下のステップによる動作が繰返えされ
る。また、ステップS2において残りの記録枚数が2枚
以上でなくなれば、ステップS12で更にその枚数が1
枚であるか否かが判断され、1枚の場合は、ステップS
13に進み通常のカットシートに対する記録動作、例え
ばカセットAの方からのみ記録シートを送給して記録を
行うようにすればよい。更にまた、ステップS12で否
定の場合はこの手順による一連の記録動作を終了する。
【0019】上述したように同一画像を2枚以上のカッ
トシート上に連続して記録しようとする場合、2枚ずつ
を同時に記録することで、記録時間の短縮を図ることが
できる。
【0020】図4は本発明の第2実施例の構成を示す。
本例は1つのカセット2を移動させることによりA,B
の2系統からなるカットシート搬送系(6A,6B,7
A,7B)に交互にカットシート1を送給し、下搬送ロ
ーラ110の位置に双方のカットシート1,1が並列に
セットされたところで、プラテン111上に導き、1回
の走査で同じ画像を2枚のカットシート1,1上に記録
するものである。ここで、5はカセット2と共にキャリ
ア8に搭載され、カセット2からのカットシート送給に
かかわるレジストローラ、9はキャリア8の案内レー
ル、10はキャリア8を案内レール9に沿ってこの図に
示すA搬送系送給位置8AとB搬送系送給位置8Bとに
移動させるキャリア移動モータ、11は移動用ベルトで
ある。なお、本例の場合図示はしないが好ましくはA搬
送系とB搬送系とは個別に駆動可能なように構成される
ことが望ましい。
【0021】第2実施例による記録時の制御動作手順を
図5に従って説明する。ここでステップS101からス
テップS105までの基本的動作は図3のところで説明
したステップS1からステップS5Aまでのそれと変わ
らない、但し本例の場合、この状態ではキャリア8がA
搬送系への送給位置8Aにある。かくしてステップS1
05でカセット2からの1枚目のカットシート1の先端
部が下搬送ローラ110の位置に到達したところで、ス
テップS106においてカセットキャリア8をB搬送系
送給位置8Bに移動し、図3のステップS3Bからステ
ップS5Bまでに対応する動作を本例の場合ステップS
107からステップS109において実施する。つい
で、ステップS110でカセットキャリア8を元の位置
8Aに戻した上、ステップS111以下ステップS11
6で図3のステップS6〜ステップS11に対応する記
録ならびに排出動作を実施し、ステップS102に戻
る。なお、その他のステップにおける動作と手順は図3
に示したものと変わらないのでその説明は省略する。本
例の場合、フローの説明を分り易くするために、動作別
にステップを設けたが、例えばステップS105とステ
ップS106、また、ステップS109とステップS1
10とは少なくとも同時であって良く、更にまた、記録
動作中であってもカットシート1,1が下搬送ローラ1
10から送り出されてしまえば次の送給が可能であり、
逆に云えば、第1実施例、第2実施例において、カット
シート1,1が下搬送ローラ110から送り出されるま
でには次のカットシートの送給待ちとなるので、本実施
例による送給動作の手順のために全体の記録時間が殊更
に延びるようなことはない。
【0022】図6および図7は本発明の第3実施例の構
成を示す。本例は同一サイズのカットシート1を収容可
能なカセットおよび中間トレイを1つの搬送系とかかわ
る位置に配設し、2枚以上同一画像を同一サイズのカッ
トシート上に記録する場合に限り、カセットおよび中間
トレイの双方から下搬送ローラ110へのシート送給を
行わせるようにするものである。図6および図7におい
て、2は所定の位置に位置決めされるカセット(以下で
固定カセットという)、2Cはベルト31によって移動
可能な中間トレイ(以下で可動トレイという)、30は
その駆動モータである。本例の場合、図7に示すよう
に、固定カセット2に積層されたカットシート1を下搬
送ローラ110に導くためにレジストローラ対5および
第1搬送ローラ対6が設けられると共に、図6の
(A),(B)に示すようにレジストローラ対5、第1
搬送ローラ対6等で構成される搬送路と直交する方向に
沿って可動であり、かつ姿勢の変更が可能な可動ガイド
32が設けられている。なお、この可動ガイド32は図
6の(A)に示す姿勢で固定カセット2から送給されて
くるカットシート1を可動トレイ2Cに導くことができ
る。また、図6の(B)は可動トレイ2Cからカットシ
ート1を下搬送ローラ110に導く時の可動ガイド32
の姿勢を示す。
【0023】以下に、図8のフローに従って第3実施例
による記録時のシート送給動作について説明する。
【0024】ここでステップS201からステップS2
02までの動作およびステップS202での否定の判断
時におけるステップS12,S13での動作については
これまで変わらない。本例ではステップS202で肯定
の場合、ステップS203で図6の(A)に示すように
可動ガイド32をシート受入れの姿勢に保つと共に可動
トレイ2Cを第1搬送ローラ対6の上流側に位置せしめ
る。そして、次のステップS204で固定カセット2か
ら送給を開始し、ステップS205で、カセット2から
送給されたカットシート1が可動トレイ2Cに収納され
るのを待ち、ステップS206に進んで可動トレイ2C
を図7に示す送給位置に移動する。
【0025】そして、ステップS207で可動ガイド3
2を図6の(B)に示すようにシート送給姿勢に変更
し、次のステップS208でまず可動トレイ2Cから上
記の収納されたカットシート1を下搬送ローラ110の
位置にまで送給する。続いてステップS209で、こん
どは固定カセット2からレジストローラ対5および第1
搬送ローラ対6を経て次のカットシート1を下搬送ロー
ラ110の位置にまで送給する。以上の動作により2枚
のカットシート1,1が並列の形で下搬送ローラ対11
0の記録開始位置にとどめられるので、ステップS21
1において、その状態にあるか否かを判断し、否定の場
合はステップS30に移行してエラー処理を、肯定の
場合はステップS212に進み、ステップS212〜S
215で上下搬送ローラ110,114の駆動により2
枚のカットシート1,1のプラテン111上の記録位置
への送給、1回の走査による2枚のカットシート1,1
上への同一画像の記録、更に上下搬送ローラ110,1
14によるシート送りを実施し、ステップS214にお
いて上述の画像記録の交互の動作後記録が終了したとの
判断でステップS216に進み、カットシート1,1を
同時に排出してステップS202に戻る。
【0026】なお、以上に述べた各実施例ではその記録
ヘッドについて、インクを吐出して記録を行うインクジ
ェット記録方式などのノンインパクト式のものか、ある
いはインパクト式のものかなど方式や種類に関してはな
んら述べなかったが、本発明はシリアル型の記録装置で
ある限り広く適用できるものであることはいうまでもな
い。
【0027】また、以上の説明では2枚のカットシート
を並列にプラテン上に保持し、記録ヘッドによる一走査
中に同じデータを繰返して読み出し、記録を行う場合に
ついてであったが、本発明の適用はこれに限られるもの
ではなく、例えば3枚など複数の同一サイズのカットシ
ートをプラテン上に並列保持するように構成することも
可能である。
【0028】更にまた、2枚のカットシートをそれぞれ
送給部から記録位置に導くためのローラ対はそれぞれの
搬送系別に設けられた個別の駆動モータによって駆動さ
れてもよいが、1つの駆動モータによりクラッチなどの
切換手段を介して搬送系別に駆動されるように構成する
ことも可能であり、特に第1実施例のように双方の送給
部(カセット2A,2B)から同時に送給が行われるよ
うに構成する場合には1つの駆動モータにより双方の搬
送系を同時に駆動させるようにすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、複数の前記単葉被記録材を前記走査方向に並列させ
た状態で前記記録位置に導く搬送手段と、前記記録位置
に導かれた並列の前記単葉被記録材に対し、前記記録ヘ
ッドによる1回の走査中同一の記録データにより同一画
像の記録が可能なように制御する制御手段と、前記同一
画像の記録が要求される単葉被記録材の枚数を前記制御
手段に認識させる手段と、を具備するので、複数の単葉
被記録材上に同一画像を記録する場合、そのモードを指
示するだけで、1回の走査ごとに同じ記録データを用い
て連続的に並列保持される複数のカットシート上に記録
を実施することが可能となり、記録時間の短縮に貢献で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による構成を模式的にカッ
トシート送給前の状態(A)および送給後の記録状態
(B)で示す平面図である。
【図2】本発明による制御用の回路構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第1実施例による複数のカットシート
上への同一記録画像形成時の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第2実施例による構成を示す平面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例による複数のカットシート
上への同一記録画像形成時の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第3実施例による構成を可動トレイへ
のカットシート送給時(A)および可動トレイからのカ
ット送給時(B)の状態でそれぞれ示す側面図である。
【図7】本発明の第3実施例による構成を示す平面図で
ある。
【図8】本発明の第3実施例による複数のカットシート
上への同一記録画像形成時の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】従来例の構成を模式的に示す側面図である。
【図10】従来例による構成をカットシート上への記録
時の状態(A)およびロールシート上への記録時の状態
(B)で示す平面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B カットシート 2A,2B カセット 2C 可動トレイ 5A,5B レジストローラ対 6A,6B,7A,7B 搬送ローラ対 8 キャリア 8A,8B (キャリア)移動位置 10 キャリア駆動モータ 13A,13B レジストセンサ 20 CPU 21 ROM 22 書き込み部 23 読み出し部 25 RAM 26 カットシート搬送系駆動手段 28 上下搬送ローラ駆動手段 29 (記録ヘッド)駆動手段 32 可動ガイド 110 下搬送ローラ 111 プラテン 112 記録ヘッド 114 上搬送ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単葉または連続する被記録材を送給可能
    であり、送給された前記被記録材を搬送手段により記録
    位置に導き、搬送方向とは交差する方向に走査する記録
    ヘッドにより前記被記録材上に記録が可能な記録装置で
    あって、 複数の前記単葉被記録材を前記走査方向に並列させた状
    態で前記記録位置に導く搬送手段と、 前記記録位置に導かれた並列の前記単葉被記録材に対
    し、前記記録ヘッドによる1回の走査中同一の記録デー
    タにより同一画像の記録が可能なように制御する制御手
    段と、 前記同一画像の記録が要求される単葉被記録材の枚数を
    前記制御手段に認識させる手段と、を具備することを特
    徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の単葉被記録材は同一サイズの
    ものを収容する複数の送給部から送給可能であることを
    特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の単葉被記録材は同一サイズの
    ものを収容する1つの送給部から順次連続的に送給可能
    であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記連続する被記録材の前記走査方向の
    幅は、前記単葉被記録材の前記走査方向の幅に対し、ほ
    ぼ複数倍であることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかの項に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドはインクを吐出して記録
    を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかの項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドはインクを吐出するため
    のエネルギ発生素子としてインクに膜沸騰を生じさせる
    熱エネルギを発生する電気熱変換素子を有することを特
    徴とする請求項5に記載の記録装置。
JP23136394A 1994-09-27 1994-09-27 記録装置 Pending JPH0890854A (ja)

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Cited By (6)

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