JP2001328025A - ツールホルダ - Google Patents

ツールホルダ

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JP2001328025A
JP2001328025A JP2000149990A JP2000149990A JP2001328025A JP 2001328025 A JP2001328025 A JP 2001328025A JP 2000149990 A JP2000149990 A JP 2000149990A JP 2000149990 A JP2000149990 A JP 2000149990A JP 2001328025 A JP2001328025 A JP 2001328025A
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cutting
opening edge
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Kiyoshi Okada
清 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湾曲している被加工物に形成されている孔の
例えば下側開口縁又はその近傍を、簡単にしかも正確に
面取り等の切削加工ができるようにすること。 【解決手段】 被加工物17に形成された孔18に、こ
の孔18の上側開口部から保持部19を挿通させて、保
持部19を回転させることにより保持部19に設けられ
ている切刃20により、孔18の下側開口縁18aの面
取り加工をするためのツールホルダにおいて、切刃20
を被加工物17に所定の力で押し付けるための付勢手段
21を保持部19に設け、付勢手段21は、スラスト軸
受27を介して保持部19に対して回動自在に設けてあ
り、付勢手段21の上端部がスラスト軸受27と当接す
ると共に、下端部が被加工物17の孔18の上側開口部
側の上面に当接する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば被加工物
に形成されている孔の裏側の開口縁のバリ取り、及び面
取り、並びに、裏側の開口縁及びその近傍の座ぐりをす
るためのツールホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバリ取り工具の一例を図9乃至図
11を参照して説明する(実開昭60−45602号公
報参照)。図10は、このバリ取り工具1に設けられて
いる一対のカッタ2、2が本体部3の内側に収容されて
いる収容位置にある状態であり、この状態で本体部3の
先端部3aを被加工物4に形成されている孔5に挿通可
能である。次に、図10に示す孔5の下側開口縁5aに
形成されているバリ6を除去するときは、まず、本体部
3の先端部3aを孔5に挿通して下側開口部から外側に
露出させる。そして、作業者が図9に示す操作部7をL
字状の係止溝8の上端位置から下端位置に押し下げ、こ
の下端位置から左方向に回転させて係止位置9に移動さ
せる。この状態では、図11に示すように、カッタ2が
本体部3の外側であって、孔5の内径よりも半径方向の
外側に突出する加工位置となっている。図11に示す状
態では、保持軸10の先端面が一対のカッタ2の各基端
部と当接しており、加工位置にある一対のカッタ2が収
容位置に戻らないように係止している。次に、図11に
示すように、このバリ取り工具1を所定の方向11に回
転させながら上方に持ち上げて、一対のカッタ2、2を
孔5の下側開口縁5aに当接させる。これにより、孔5
の下側開口縁5aに形成されているバリ6を削り取って
除去することができる。
【0003】なお、一対の各カッタ2、2は、図10に
示すように、枢軸12、12を介して揺動自在に本体部
3に設けてある。そして、一対のカッタ2、2は、バネ
13によって互いに連結しており、保持軸10が上昇位
置にある状態でバネ13の力によって収容位置に保持さ
れている。また、バネ14は、図10に示すように、保
持軸10を上昇方向に付勢しており、保持軸10の上端
部に設けられている鍔状部15が本体部3の内側に設け
られている段部と当接することにより、所定の上昇位置
で保持軸10が停止している。本体部3の上部にシャン
ク16を形成してあり、このシャンク16の上部にタン
グを形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
リ取り工具1によると、図11に示すように、被加工物
4が平板であり、この平板に設けた孔5の下側開口縁5
aのバリ取りを行う場合は、このバリ取り工具1を図1
1に示す高さに保持した状態で所定の方向11に回転さ
せればよいが、例えば図3(a)に示す管17の側壁に
形成されている孔18の下側開口縁18aのバリ取りを
行う場合に問題が生じる。つまり、この場合、図3
(a)に示す孔18の下側開口縁18aの中央部に対し
て適切な切り込み量でバリを除去することができるよう
に、バリ取り工具1を所定の高さに保持した状態で回転
させると、下側開口縁18aの両端の部分に対しては比
較的大きな切り込み量でバリを除去することとなり、下
側開口縁18aの両端部分を大きく削り取ることとな
る。従って、孔18の下側開口縁18aの全周に亘って
略均等な切り込み量によりバリ取りを行うことができな
いという問題がある。
【0005】このように、管17等の湾曲した被加工物
に形成されている孔18の下側開口縁18aのバリ取り
作業を行う場合、バリ取り工具1をマシニングセンタ等
の装置に取り付けて自動的に行うときは、断続切削とな
り種々の問題を引き起こすこととなる。そして、手作業
により行うときは、孔18の下側開口縁18aが湾曲し
ているので、カッタ2を孔18の下側開口縁18aの全
周に亘って略均等な切り込み量を与えながらこのバリ取
り工具1を手で回転させることが困難な作業となり、バ
リ6を綺麗に除去することができない場合がある。
【0006】本発明は、特に、湾曲している被加工物に
形成されている孔の例えば下側開口縁又はその近傍を、
簡単にしかも正確に切削加工することができるツールホ
ルダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るツール
ホルダは、被加工物に形成された孔に、この孔の一方の
開口部から保持部を挿通させて、上記保持部を回転させ
ることにより上記保持部に設けられている切刃により、
上記孔の他方の開口縁又はその近傍を切削加工するため
のツールホルダにおいて、上記切刃を上記被加工物に所
定の力で押し付けるための付勢手段を上記保持部に設け
たことを特徴とするものである。
【0008】第2の発明に係るツールホルダは、第1の
発明において、上記付勢手段は、スラスト軸受を介して
上記保持部に対して回動自在に設けてあり、当該付勢手
段の一方の端部が上記スラスト軸受と当接すると共に、
他方の端部が被加工物の上記孔の一方の開口部側の面に
当接して、上記切刃を上記被加工物に所定の力で押し付
ける構成としたことを特徴とするものである。
【0009】第3の発明に係るツールホルダは、第1又
は第2の発明において、上記切刃は、上記孔に挿通可能
な収容位置と、上記孔の内径よりも外側に突出する加工
位置と、に移動自在に設けてあることを特徴とするもの
である。
【0010】第1の発明によると、被加工物に形成され
た孔に、この孔の一方の開口部から保持部を挿通させ
て、上記保持部を回転させることにより上記保持部に設
けられている切刃により、この孔の他方の開口縁又はそ
の近傍の切削加工を行うことができる。そして、この切
削加工を行う際に、付勢手段により、切刃を被加工物に
対して所定の力で押し付けることができる。
【0011】第2の発明の付勢手段によると、切刃を被
加工物に所定の力で押し付けている状態で、付勢手段の
一方の端部が上記スラスト軸受と当接すると共に、他方
の端部が被加工物に形成されている孔の一方の開口部側
の面に当接している。この状態で保持部を所定の方向に
回転させると、スラスト軸受の保持部と結合する回転側
部材は保持部に伴って回転するが、付勢手段の一方の端
部と当接する固定側部材は停止した状態となる。スラス
ト軸受の固定側部材が停止しているのは、付勢手段の他
方の端部が被加工物に当接しており、この摩擦抵抗がス
ラスト軸受の回転側部材と固定側部材との摩擦抵抗より
も大きいからである。
【0012】第3の発明によると、被加工物に形成され
ている孔の他方の開口縁等を切削加工するために保持部
を孔に挿通するときは、切刃を収容位置に移動させる。
これにより、保持部に設けられている切刃を孔に挿通さ
せることができる。しかる後に、収容位置にある切刃を
加工位置に移動させて、この加工位置にある切刃により
孔の他方の開口縁等を切削加工することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るツールホルダの第1
実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。各図に示
す19は保持部、20は切刃、21は付勢手段である。
このツールホルダ22は、例えばボール盤又はマシニン
グセンタ(図示せず)のチャックに取り付けて、図1に
示すように、被加工物17に形成されている孔18の下
側開口縁18aに対して面取り(裏面取り)を行うこと
ができるものである。つまり、このツールホルダ22に
は、図1に示すように、裏面取りを行うための切刃20
を取り付けてある。勿論、この裏面取り用切刃20が取
り付けられているツールホルダ22を使用して、孔18
の下側開口縁18aに形成されているバリを除去するこ
ともできる。ただし、この裏面取り用切刃20に代え
て、裏座ぐり用切刃を取り付けることにより、孔18の
下側開口縁18a及びその近傍に対して裏座ぐりを行う
ことができる。
【0014】保持部19は、図1(a)に示すように、
直径が例えば約20mmであって、所定の長さの細長い
略円柱状に形成したものであり、上部にシャンク16を
形成してある。切刃20は、図1(b)及び図2に示す
ように、略台形の板状体のチップであり、被加工物17
に形成されている孔18の下側開口縁18aの面取り
(裏面取り)を行うためのものである。切刃20は、ウ
イング23に対してボルト24により締め付けて取り付
けてある。ウイング23は、一方の縁部に設けられてい
る枢軸25を介して揺動自在に保持部19の下端部に取
り付けてあり、この枢軸25は、保持部19の長さ方向
と平行している。ウイング23は、図1(b)及び図2
(a)に示す開位置(加工位置)と図1(a)及び図2
(b)に示す閉位置(収容位置)との間の約180度の
範囲で揺動自在に設けてある。ウイング23は、図1
(b)に示すように、加工位置の状態で、切刃20の刃
先20aが約45度に傾斜した状態となっており、切刃
20の刃先20aを孔18の下側開口縁18aに当接さ
せることができる。そして、ウイング23が図2(b)
に示すように収容位置の状態で、保持部19に形成され
ている凹部26内に収容され、保持部19の外周面19
aよりも内側に収容された状態となる。
【0015】付勢手段21は、図1(a)に示すよう
に、切刃20の刃先20aを被加工物17に形成されて
いる孔18の下側開口縁18aに対して所定の力で押し
付けるためのものであり、スラスト軸受27とバネ28
を備えている。スラスト軸受27は、従来公知の滑り軸
受であるが、これに代えて転がり軸受を使用してもよ
い。スラスト軸受27は、低摩擦係数の円環状の滑り部
材29を上下から回転側軌道輪(回転側部材)30と固
定側軌道輪(固定側部材)31とにより挟み込んで成る
構成である。この回転側軌道輪30と固定側軌道輪31
は、互いに所定の間隔を隔てて係合しており、その周方
向に互いに回動自在である。回転側軌道輪30は、図1
(a)に示すように、取り付け部材32を介して保持部
19に固定して取り付けてあり、固定側軌道輪31はバ
ネ28の上端部と結合している。バネ28は、圧縮コイ
ルバネであり、下端部に円環状のパッド33を設けてあ
る。バネ28は、伸びた状態でパッド33がウイング2
3の下端部と対向する位置となる長さである。これらス
ラスト軸受27、バネ28、及びパッド33の内縁の内
径は、保持部19の直径よりも少し大きくしてあり、こ
れらの内縁と保持部19の外周面19aとの間に隙間が
形成されている。
【0016】次に、上記のように構成されたツールホル
ダ22を使用して、図3(a)に示すように、断面形状
が円弧状に湾曲した金属製の被加工物17、例えば管に
形成されている孔18の裏面取りをする手順、及びツー
ルホルダ22の作用について説明する。なお、ツールホ
ルダ22の保持部19は、孔18に挿通することができ
るように、孔18の内径よりも小さく形成したものを使
用している。まず、ツールホルダ22のシャンク16を
マシニングセンタのチャックに挿入して取り付ける。そ
して、図1(a)及び図2(b)に示すようにツールホ
ルダ22を、ウイング23が収容位置に揺動する逆転方
向34に回転させる。そして、このようにウイング23
が収容位置に揺動した状態で回転するツールホルダ22
の保持部19の先端部を孔18の上側開口部から挿入す
る(図1(b)参照)。そして、付勢手段21のパッド
33が被加工物17の上面に当接した状態で、バネ28
のバネ力に抗してツールホルダ22を更に下方に押し下
げて、ウイング23に取り付けられている切刃20が孔
18の下側開口縁18aよりも下側となる位置で下方へ
の移動を停止させて回転も停止させる。なお、図1
(a)に示すように、付勢手段21のパッド33が被加
工物17の上面と非接触の状態では、付勢手段21が保
持部19と共に回転する。そして、パッド33が被加工
物17の上面と当接した状態では、取り付け部材32、
及び回転側軌道輪30が保持部19と共に回転するが、
固定側軌道輪31、バネ28、及びパッド33は停止し
た状態となる。スラスト軸受27の固定側軌道輪31が
停止しているのは、パッド33が被加工物17の上面に
当接しており、パッド33と被加工物17の摩擦抵抗が
スラスト軸受27の回転側軌道輪30と固定側軌道輪3
1との摩擦抵抗よりも大きいからである。
【0017】次に、図2(a)に示すようにツールホル
ダ22を、ウイング23が収容位置から加工位置に揺動
する正転方向35に回転させる。そして、このようにウ
イング23が加工位置に揺動した状態で回転するツール
ホルダ22を上昇させて、切刃20の刃先20aにより
孔18の下側開口縁18aを切削して所定の裏面取りを
行う(図1(b)参照)。この図1(b)に示すように
切削加工を行っている状態では、図には示さないが、チ
ャックに取り付けられているツールホルダ22がチャッ
クと共に昇降自在な状態でマシニングセンタに保持され
ており、しかも、切刃20の刃先20aは、バネ28の
バネ力によって孔18の下側開口縁18aに略一定の力
で押し付けられた状態となっている。これにより、図1
(b)及び図3(b)に示すように、孔18の下側開口
縁18aに対して略一定の切り込み量で裏面取りを行う
ことができる。
【0018】つまり、図3(a)に示すように、孔18
の下側開口縁18aは、両端に向かうほど下側に向かっ
て湾曲しているので、切刃20の刃先20aを下側開口
縁18aに押し当てて、従来のバリ取り工具のように切
刃20を一定の高さに保持した状態で正転方向35に回
転させると、下側開口縁18aの中央部の切り込み量が
適切な大きさであっても、両端に向かうほど切り込み量
が大きくなり、一定の切り込み量で裏面取りを行うこと
ができない。これに対して、この実施形態のツールホル
ダ22によると、バネ28により、切刃20の刃先20
aを孔18の下側開口縁18aに対して略一定の力で押
し付けており、かつ、保持部19が昇降自在にマシニン
グセンタに保持されているので、回転する切刃20が円
弧状に湾曲している下側開口縁18aに対して一定の力
で押し付けられた状態で昇降移動し、これにより一定の
切り込み量で下側開口縁18aの裏面取りを行うことが
できる。
【0019】このようにして、裏面取りが終了すると、
図1(c)に示すように、ツールホルダ22を少し押し
下げて切刃20の刃先20aを孔18の下側開口縁18
aから引き離して正転方向35の回転を停止させてる。
しかる後に、図1(d)に示すように、ツールホルダ2
2を逆転方向34に回転させてウイング23を収容位置
に移動させる。そして、この回転させた状態でツールホ
ルダ22を上昇させて保持部19を孔18から抜き取
り、ツールホルダ22の回転を停止させる。これで裏面
取りの作業が終了する。
【0020】また、このツールホルダ22によると、図
1(b)に示すように、被加工物17に形成されている
孔18の上側開口部から保持部19の先端部を挿通させ
て、この挿入した状態で切刃20を孔18の下側開口縁
18aに当接させることができ、この挿通させた状態
で、保持部19の孔18に挿入されていない上側部分に
設けられている付勢手段21により、切刃20を孔18
の下側開口縁18aに対して略一定の所定の力で押し付
けることができる。従って、孔18の下側開口部の側、
即ち、被加工物17の下面側に付勢手段21を配置する
ことができない被加工物17に対しても、そのような被
加工物17に形成されている孔18の下側開口縁18a
の面取りを行うことができる。そして、被加工物17の
上面と当接するバネ28を回転させずに停止させた状態
で裏面取りを行うことができるので、被加工物17をパ
ッド33及びバネ28により傷を付けないようにするこ
とができる。
【0021】更に、図1(b)に示すように、被加工物
17に形成されている孔18の上側開口部から保持部1
9を挿通させて、この挿通させた状態で、収容位置にあ
る切刃20を加工位置に揺動させて、この加工位置にあ
る切刃20により孔18の下側開口縁18aの面取りを
行うことができる。従って、孔18の下側開口部の側、
即ち、被加工物17の下面側から切刃20を保持部19
に取り付けることができない被加工物17に対しても、
そのような被加工物17に形成されている孔18の下側
開口縁18aを、このツールホルダ22を使用して面取
り加工することができる。そして、切刃20を保持部1
9に取り付けた状態で孔18に挿通させることができる
ので、多数の孔18の下側開口縁18aの面取り加工を
行う場合、その都度、切刃20を保持部19に取り付け
たり取り外す必要がなく、作業をスピーディーに行うこ
とができる。
【0022】次に、ツールホルダの第2実施形態を図4
乃至図8を参照して説明する。各図に示す36は保持
部、37、38は切刃、21は付勢手段である。このツ
ールホルダ39は、第1実施形態と同様に、例えばボー
ル盤又はマシニングセンタのチャックに取り付けて、図
5に示すように、湾曲した形状の被加工物17(図3参
照)に形成されている孔18の下側開口縁18aに対し
て裏面取りを行うことができるものである。勿論、第1
実施形態と同様に、この裏面取り用切刃が取り付けられ
ているツールホルダ39を使用して、孔18の下側開口
縁18aに形成されているバリを除去することもでき
る。更に、この裏面取り用切刃に代えて、座ぐり用切刃
を取り付けることにより、孔18の下側開口縁18a及
びその近傍に対して裏座ぐりを行うことができる。
【0023】保持部36は、図4に示すように、直径が
約20mmであって、所定の長さに形成した細長い略円
筒形状の筒状部40と、この筒状部40の内孔に収容さ
れている軸状部41と、を備えている。筒状部40は、
上端部にシャンク16を形成してある。軸状部41は、
長さ方向に対して直角方向の断面形状が円形であり、筒
状部40の内孔に沿って昇降移動可能に設けてある。図
4(a)は、軸状部41が上昇位置にあり、切刃37、
38が筒状部40の内側に収容されている収容位置にあ
る状態である。図5は、軸状部41が下降位置にあり、
切刃37、38の先端部が筒状部40の下端部の側壁に
形成されている第1及び第2の各開口部42、43から
突出している加工位置にある状態である。切刃37、3
8は、図4(a)及び図5に示すように、第1の切刃3
7と第2の切刃38とから成っている。第1及び第2の
各切刃37、38は、略三角形の板状体のチップであ
り、それぞれが対応する各リンク44、45の先端部に
ボルト46、47により締め付けて取り付けてある。各
リンク44、45の基端部は、軸状部41の下端部に枢
軸48、49を介して揺動自在に取り付けてある。各枢
軸48と49は、軸状部41の長さ方向と直交してお
り、互いに平行している。そして、リンク44は、図4
(a)に示すように、軸状部41の下端部の正面に設け
てあり、リンク45はその下端部の背面に設けてある。
【0024】図6は、軸状部41が上昇位置にあり、第
1及び第2の切刃37、38が筒状部40の内側に収容
されている収容位置にある状態である。図6(a)は、
第1及び第2の切刃37、38を上方から見た拡大断面
図であり、図6(b)は拡大正面図である。図7は、図
6(b)に示す第1及び第2の切刃37、38の拡大側
面図である。この第1及び第2の切刃37、38は、図
6(b)に示すように、収容位置にある状態では、それ
ぞれの先端部が、案内部50に形成されている突条51
の左側傾斜面51aと右側傾斜面51bに当接してい
る。この案内部50は、図6(b)に示すように、軸状
部41が上昇位置にあって、第1及び第2の各切刃3
7、38の先端部がこの案内部50の左側傾斜面51a
及び右側傾斜面51bに当接した状態において、軸状部
41を下降位置に移動させたときに、第1及び第2の切
刃37、38の各刃先が、それぞれと対応する左側及び
右側の各傾斜面51a、51b及びこの各斜面と連なる
左側及び右側の各案内面に沿って左側方向及び右側方向
に移動する。この際、図6(a)に示すリンク44が枢
軸48を中心にして時計方向に揺動すると共に、リンク
45が枢軸49を中心にして反時計方向に揺動する。こ
のように、軸状部41を下降位置に移動させた状態で、
図8に示すように、第1及び第2の切刃37、38は、
それぞれの先端部が第1及び第2の各開口部42、43
から突出している加工位置に移動し、各切刃37、38
の刃先37a、38aが約45度に傾斜した状態となっ
ており、各切刃37、38の刃先37a、38aにより
孔18の下側開口縁18aに面取りを施すことができ
る。なお、図8に示すように、軸状部41が下降位置に
移動して、第1及び第2の切刃37、38が加工位置に
ある状態で、軸状部41の下端部に形成されている段部
の下面52が各リンク44、45を介して案内部50の
突条51の上面と当接しており、これにより下降位置に
ある軸状部41がこの位置よりも下方に移動しないよう
に係止している。この突条51は、底蓋53の上面に形
成されており、この底蓋53は筒状部40の下端部に固
定して設けてある。
【0025】図5に示す54は、係止部材である。この
係止部材54は、下降位置にある軸状部41がこの位置
よりも上方に移動しないように係止して、第1及び第2
の切刃37、38を加工位置の状態に固定して保持する
ためのものである。係止部材54は、断面形状が長方形
であり、上面54aと下面54bがテーパ状に形成され
ている部材であり、先端部に雄ねじ55を突設してあ
る。この係止部材54は、図5に示すように、第1及び
第2の切刃37、38を加工位置に固定する状態で、筒
状部40及び軸状部41に設けられている係止孔56、
57に嵌入されている。図4(b)は、係止孔56、5
7の横断面図である。この状態で係止部材54の上面5
4aが筒状部40の係止孔56の上側縁と当接すると共
に、下面54aが軸状部41の係止孔57の下側縁と当
接し、これによって、軸状部41の段部に形成されてい
る下面52をリンク44、45を介して底蓋53に押し
付けることができ、軸状部41を上下方向に移動しない
ように筒状部40に固定することができる。図5に示す
58はナット、59は座金である。このナット58は、
雄ねじ55に螺合させて締付けることにより、係止部材
54が係止孔56、57から外れないように止めておく
ためのものである。
【0026】図4に示す60は操作部である。操作部6
0は、軸状部41を上昇位置の状態で保持するためのも
のである。この操作部60は、ピン状部材であり、軸状
部41の上端部に水平にして固定して設けてある。そし
て、この操作部60の両端部は、筒状部40の側壁に設
けられているL字状の係止溝61に挿通している。この
係止溝61は、図4(a)に示すように、互いに連通す
る水平部61aと鉛直部61bとから成っており、筒状
部40の側壁の正面と背面にそれぞれ設けてある。操作
部60の両端部を、一対の係止溝61の水平部61aに
係合させることにより、図4に示すように、軸状部41
を上昇位置に保持することができる。そして、操作部6
0の両端部を、一対の係止溝61の鉛直部61bの下端
部に移動させることにより、図5に示すように、軸状部
41を下降位置に移動させることができる。
【0027】付勢手段21は、第1実施形態のものと同
等のものであり、図5に示すように、第1及び第2の切
刃37、38の刃先37a、38aを被加工物17に形
成されている孔18の下側開口縁18aに対して所定の
力で押し付けるためのものであり、取り付け部材32、
スラスト軸受27、バネ28、及びパッド33を備えて
いる。つまり、取り付け部材32は、筒状部40に固定
して設けてあり、この取り付け部材32にスラスト軸受
27の回転側軌道輪30を結合してある。そして、この
回転側軌道輪30は、滑り部材29を介して固定側軌道
輪31と円周方向に回動自在に連結しており、この固定
側軌道輪31にバネ28の上端部が結合している。バネ
28は、下端部に円環状のパッド33を設けてあり、バ
ネ28が伸びた状態でパッド33が第1及び第2の開口
部42、43の下方位置となる長さに形成してある。
【0028】次に、上記のように構成されたツールホル
ダ39を使用して、図3(a)に示すように、断面形状
が円弧状に湾曲した金属製の被加工物17、例えば管に
形成されている孔18の裏面取りをする手順、及びツー
ルホルダ39の作用について説明する。なお、ツールホ
ルダ39の保持部36は、孔18に挿通することができ
るように、孔18の内径よりも小さく形成したものを使
用している。まず、ツールホルダ39のシャンク16を
ボール盤又はマシニングセンタのチャックに挿入して取
り付ける。そして、図4(c)に示すように、操作部6
0の両端部を係止溝61の水平部61aの右側端部に移
動させる。この状態で、図4(a)に示すように、軸状
部41を上昇位置に保持することができ、第1及び第2
の切刃37、38を収容位置に移動させることができ
る。このようにして、ツールホルダ39を図4(a)に
示す状態にして、保持部36の先端部を停止した状態で
孔18の上側開口部から挿入する。そして、付勢手段2
1のパッド33が被加工物17の上面に当接した状態
で、バネ28のバネ力に抗してツールホルダ39を更に
下方に押し下げて、筒状部40に設けられている第1及
び第2の開口部42、43が孔18の下側開口縁18a
よりも下側となる位置で下方への移動を停止させる。
【0029】次に、操作部60の両端部を係止溝61の
鉛直部61bの下端部に移動させて軸状部41を下降位
置に移動させる。そして、係止部材54を、図5に示す
ように、筒状部40及び軸状部41に設けられている係
止孔56、57に嵌入し、そして、ナット58を雄ねじ
55に螺合して係止部材54をこのツールホルダ39に
固定する。これにより、第1及び第2の切刃37、38
を加工位置に固定することができる。次に、図5に示す
ように、バネ28の付勢力により互いに結合する筒状部
40及び軸状部41を上昇させて、第1及び第2の切刃
37、38の刃先37a、38aを被加工物17に形成
されている孔18の下側開口縁18aに当接させる。し
かる後に、ツールホルダ39を所定方向に回転させて、
第1及び第2の切刃37、38の刃先37a、38aに
より孔18の下側開口縁18aを切削して所定の裏面取
りを行う。この図5に示すように切削加工を行っている
状態では、第1実施形態と同様に、図には示さないが、
チャックに取り付けられているツールホルダ39がチャ
ックと共に昇降自在な状態でボール盤等に保持されてお
り、しかも、切刃37、38の刃先37a、38aは、
バネ28のバネ力によって孔18の下側開口縁18aに
略一定の力で押し付けられた状態となっている。これに
より、図5及び図3(b)に示すように、孔18の下側
開口縁18aに対して略一定の切り込み量で裏面取りを
行うことができる。
【0030】つまり、この実施形態のツールホルダ39
によると、第1実施形態と同様に、バネ28により、切
刃37、38の刃先37a、38aを孔18の下側開口
縁18aに対して略一定の力で押し付けており、かつ、
保持部36が昇降自在にボール盤等に保持されているの
で、回転する切刃37、38が円弧状に湾曲している下
側開口縁18aに対して一定の力で押し付けられた状態
で昇降移動し、これにより一定の切り込み量で下側開口
縁18aに対して裏面取りを行うことができる。
【0031】このようにして、裏面取りが終了すると、
ツールホルダ39を図5に示す状態よりも少し押し下げ
て切刃37、38の刃先37a、38aを孔18の下側
開口縁18aから引き離して所定方向の回転を停止させ
てる。しかる後に、雄ねじ55からナット58を外し
て、係止部材54を筒状部40及び軸状部41に形成さ
れている係止孔56、57から抜き取る。そして、係止
溝61の鉛直部61bの下端部に位置している操作部6
0の両端部を、作業者が指で挟んで保持し、この操作部
60を係止溝61の水平部61aの左側端部に移動させ
る。これにより、下降位置にある軸状部41を上昇位置
に移動させて係止溝61に支持された状態にすることが
でき、図4(a)に示すように、第1及び第2の切刃3
7、38を加工位置から収容位置に移動させることがで
きる。そして、この状態でツールホルダ39を上昇させ
て保持部36を孔18から抜き取る。これで裏面取りの
作業が終了する。
【0032】また、このツールホルダ39によると、図
5に示すように、第1実施形態と同様に、被加工物17
に形成されている孔18の上側開口部から保持部36の
先端部を挿通させて、この状態で保持部36の孔18に
挿入されていない上側部分に設けられている付勢手段2
1により、切刃37、38を孔18の下側開口縁18a
に略一定の所定の力で押し付けることができる。従っ
て、被加工物17の下面側に付勢手段21を配置するこ
とができない被加工物17に対しても、そのような被加
工物17に形成されている孔18の下側開口縁18aの
裏面取りを行うことができる。そして、被加工物17の
上面と当接するバネ28を回転させずに停止させた状態
で裏面取り加工をすることができるので、被加工物17
をバネ28により傷を付けないようにすることができ
る。
【0033】更に、図5に示すように、第1実施形態と
同様に、被加工物17に形成されている孔18の上側開
口部から保持部36を挿通させて、この状態で、収容位
置にある切刃37、38を加工位置に揺動させて、この
加工位置にある切刃37、38により孔18の下側開口
縁18aの面取りを行うことができる。従って、被加工
物17の下面側から切刃37、38を保持部36に取り
付けることができない被加工物17に対しても、そのよ
うな被加工物17に形成されている孔18の下側開口縁
18aを、このツールホルダ39を使用して面取り加工
をすることができる。
【0034】ただし、上記各実施形態では、ツールホル
ダ22、39をボール盤等のチャックに取り付けて、こ
のボール盤等に設けられているモータによりツールホル
ダ22、39を回転させて被加工物17に形成されてい
る孔18の下側開口縁18aに対して裏面取りを行う構
成としたが、これに代えて、上記各実施形態のツールホ
ルダ22、39において、上端部に設けられているシャ
ンク16に代えて把手又はハンドルを設け、作業者がこ
の把手又はハンドルを操作してツールホルダ22、39
を回転させて被加工物17に形成されている孔18の下
側開口縁18aに対して裏面取りを行う構成としてもよ
い。このツールホルダ22、39によると、上記各実施
形態と同様に、下側開口縁18aに対して略均一な切り
込み量で裏面取りを行うことができると共に、このツー
ルホルダ22、39を作業者が手で回転させて裏面取り
の加工を行う際に、切刃を被加工物17に対して所定の
力で押し付けるための作業者の労力を解消することがで
きる。例えば、孔18が鉛直方向に形成されており、そ
の孔18の裏面取りを行う場合は、ツールホルダ22、
39を上方に引き上げるための労力を解消することがで
きる。
【0035】
【発明の効果】第1の発明によると、このツールホルダ
を使用して、被加工物である例えば管の側壁に形成され
ている孔の内側開口縁等を切削加工するときは、管の内
孔に面している内側開口縁等も管の内側面に沿って湾曲
しているので、その湾曲した内側開口縁等に沿って切刃
を回転させながら孔の方向に昇降移動させる必要がある
が、付勢手段により、切刃を被加工物に対して所定の力
で押し付けているので、保持部を孔の方向に移動自在に
保持することにより、その湾曲している内側開口縁等に
沿って一定の切り込み量の切削加工を施すことができ
る。また、このツールホルダを作業者が手作業で回転さ
せて切削加工を行う場合、切刃を被加工物に対して所定
の力で押し付けるための作業者の労力を解消することが
できる。例えば、孔が鉛直方向に形成されており、その
孔の裏面取りを行う場合は、ツールホルダを上方に引き
上げるための労力を解消することができる。
【0036】第2の発明によると、被加工物に形成され
ている孔の一方の開口部から保持部を挿通させて、この
挿入した状態で切刃を孔の他方の開口縁又はその近傍に
当接させることができ、この挿通させた状態で、保持部
の孔に挿入されていない部分に設けられている付勢手段
により、切刃を被加工物に所定の力で押し付けることが
できる。従って、孔の他方の開口部の側に付勢手段を配
置することができない被加工物に対しても、そのような
被加工物に形成されている孔の他方の開口縁又はその近
傍を、このツールホルダを使用して切削加工をすること
ができる。そして、被加工物と当接する付勢手段を回転
させずに停止させた状態で切削加工することができるの
で、被加工物を付勢手段により傷を付けないようにする
ことができる。
【0037】第3の発明によると、切刃を収容位置に移
動させた状態で、被加工物に形成されている孔の一方の
開口部から保持部を挿通させて、この挿通させた状態
で、収容位置にある切刃を加工位置に移動させて、この
加工位置にある切刃により孔の他方の開口縁等を切削加
工することができる。従って、孔の他方の開口部の側か
ら切刃を保持部に取り付けることができない被加工物に
対しても、そのような被加工物に形成されている孔の他
方の開口縁又はその近傍を、このツールホルダを使用し
て切削加工をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るツールホルダを
示す図であり、(a)は被加工物の上方位置にある状態
を示す正面図、(b)は保持部を被加工物に形成されて
いる孔に挿入して裏面取りを行う状態を示す正面図、
(c)は切刃を孔の下側開口縁から引き離した状態を示
す正面図、(d)は保持部を孔から抜き取る状態を示す
正面図である。
【図2】同第1実施形態の切刃を示す図であり、(a)
は切刃が加工位置にある状態を示す底面図、(b)は切
刃が収容位置にある状態を示す底面図である。
【図3】(a)は被加工物に形成されている加工前の孔
の縦断面図、(b)は被加工物の孔の下側開口縁に裏面
取りを施した状態を示す縦断面図である。
【図4】同発明の第2実施形態に係るツールホルダの切
刃が収容位置にある状態を示す図であり、(a)はツー
ルホルダの縦断面図、(b)は筒状部及び軸状部に形成
されている各係止孔の縦断面図、(c)は係止溝の正面
図である。
【図5】同第2実施形態に係るツールホルダの切刃が加
工位置にある状態を示す縦断面図である。
【図6】同第2実施形態に係るツールホルダの切刃が収
容位置にある状態を示す図であり、(a)は切刃を図6
(b)のA−A方向から見た拡大横断面図、(b)は切
刃の拡大正面図である。
【図7】図6(b)で示されている切刃の側面図であ
る。
【図8】同第2実施形態に係るツールホルダの切刃が加
工位置にある状態を示す図であり、(a)は切刃を図8
(b)のB−B方向から見た拡大横断面図、(b)は切
刃の拡大正面図である。
【図9】従来のバリ取り工具の正面図である。
【図10】同従来のバリ取り工具のカッタが収容位置に
ある状態の縦断面図である。
【図11】同従来のバリ取り工具のカッタが加工位置に
ある状態の縦断面図である。
【符号の説明】
17 被加工物 18 孔 18a 下側開口縁 19、36 保持部 20 切刃 21 付勢手段 22 ツールホルダ 27 スラスト軸受 28 バネ 32 取り付け部材 37 第1の切刃 38 第2の切刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物に形成された孔に、この孔の一
    方の開口部から保持部を挿通させて、上記保持部を回転
    させることにより上記保持部に設けられている切刃によ
    り、上記孔の他方の開口縁又はその近傍を切削加工する
    ためのツールホルダにおいて、 上記切刃を上記被加工物に所定の力で押し付けるための
    付勢手段を上記保持部に設けたことを特徴とするツール
    ホルダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のツールホルダにおい
    て、上記付勢手段は、スラスト軸受を介して上記保持部
    に対して回動自在に設けてあり、当該付勢手段の一方の
    端部が上記スラスト軸受と当接すると共に、他方の端部
    が被加工物の上記孔の一方の開口部側の面に当接して、
    上記切刃を上記被加工物に所定の力で押し付ける構成と
    したことを特徴とするツールホルダ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のツールホルダに
    おいて、上記切刃は、上記孔に挿通可能な収容位置と、
    上記孔の内径よりも外側に突出する加工位置と、に移動
    自在に設けてあることを特徴とするツールホルダ。
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