JP2001327605A - 可撓性チューブの製造方法 - Google Patents

可撓性チューブの製造方法

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JP2001327605A
JP2001327605A JP2000154948A JP2000154948A JP2001327605A JP 2001327605 A JP2001327605 A JP 2001327605A JP 2000154948 A JP2000154948 A JP 2000154948A JP 2000154948 A JP2000154948 A JP 2000154948A JP 2001327605 A JP2001327605 A JP 2001327605A
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tube
inner tube
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reinforcing material
flexible tube
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JP2000154948A
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Takashi Higashikubo
隆 東久保
Hirokazu Kuzushita
弘和 葛下
Atsushi Uchiumi
厚 内海
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押し込み性、トルク伝達性および追随性の全
ての特性を同時に満たすことのできる高品位な可撓性チ
ューブを、管腔の形状が潰れることなく好適に製造する
ことができる製造方法を提供する。 【解決手段】 軸線方向両端部にそれぞれ開口しかつ互
いに連通しない複数個の管腔を有する管外周が略円状の
内管の外表面上に、一または複数本の線状体を該内管の
軸線方向に対して各線状体の成す角度が該軸線方向に概
ね沿って段階的にまたは連続的に変化するように網状に
編組して補強材層を形成する補強材層形成工程と、補強
材層を介して内管の外表面に固着される略円筒状の外管
を形成する外管形成工程とを少なくとも含有し、該補強
材層形成工程において内管を−100℃〜10℃の温度
範囲に冷却しながら線状体を編組することを特徴とする
可撓性チューブの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用のマルチル
ーメンカテーテルチューブに好適な可撓性チューブの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医療用のカテーテルに用いられる可撓性
チューブは、一個の管腔を有するシングルルーメンカテ
ーテルチューブと、複数個の管腔を有するマルチルーメ
ンカテーテルチューブとに大きく分けられる。マルチル
ーメンカテーテルチューブは、複数個の管腔が互いに連
通しないように形成されているので、血管造影剤や薬液
の注入、先端部に付設されたバルーンを膨張させるため
のガスの注入、鉗子、レーザーファイバーの導入などを
一本のチューブで行うことができる。
【0003】このようなカテーテル用の可撓性チューブ
には、経皮的、経鼻的、経口的に細く複雑なパターンの
体腔(血管、尿管、卵管、胆管、膵管など)内に迅速か
つ確実な選択性をもって挿入し得るような優れた操作性
が要求されるため、下記(1)〜(3)の特性を同時に
満たすことが必要である。 (1)血管内を挿通させるために術者の押し込む力が術
者の手元側となるカテーテルの基端部から先端部に確実
に伝達され得る押し込み性 (2)基端部にて加えられた回転力が確実に先端部に伝
達され得るようなトルク伝達性 (3)曲がった血管内を先行するガイドワイヤに沿って
血管内壁を損傷することなく円滑に進み得るような追随
【0004】カテーテル用の可撓性チューブが上記の押
し込み性、トルク伝達性および追随性の全ての特性を一
本のチューブで同時に満たすためには、チューブの軸線
方向に沿って曲げ剛性が変化し、大略的に基端部側から
先端部側に向かって曲げ剛性が小さくなっていくことが
要求される。シングルルーメンカテーテルチューブの場
合、たとえば同径でかつ互いに硬さの異なる二種類以上
のチューブを軸線方向に接合することで上記要求を満た
すカテーテルチューブを実現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらマルチル
ーメンカテーテルチューブを上記のようなチューブの接
合で実現しようとすると、複数個の管腔を有しかつ互い
に硬さの異なる二種類以上の同径のチューブを接合する
ため、接合部において管腔の形状を維持することが難し
い。また、硬さの異なる二種の材料を二台の押出機を用
いて混合して押出し、押出す総量を一定にしながら各材
料の割合を変化させていくことによって軸線方向に沿っ
て硬さを調節して連続的に押出す方法もあるが、材料ご
とに溶融特性が異なることから管腔の径の変動が大き
く、実用化レベルのマルチルーメンカテーテルチューブ
は得られていない。このように上記各特性を同時に満足
することのでき、かつ管腔の形状の保持されたマルチル
ーメンカテーテルチューブとして好適な高品位な可撓性
チューブを得るための製造方法が望まれている。
【0006】本発明の目的は、押し込み性、トルク伝達
性および追随性の全ての特性を同時に満たすことのでき
る高品位な可撓性チューブを、管腔の形状が潰れること
なく好適に製造することができる製造方法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を行った結果、複数個の管腔を
有する内管の硬さを高めた状態で、その外表面上に該内
管の軸線方向に概ね沿って曲げ剛性が変化するように内
管を補強する補強材層を形成し、該補強材層を介した状
態で内管の外側に外管を形成することで、押し込み性、
トルク伝達性および追随性の全ての特性を同時に満たす
とともに管腔の形状が保持されたマルチルーメンカテー
テルチューブとして好適な可撓性チューブの製造方法を
提供できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は以下のとおりである。軸線
方向両端部にそれぞれ開口しかつ互いに連通しない複数
個の管腔を有する管外周が略円状の内管の外表面上に、
一または複数本の線状体を該内管の軸線方向に対して各
線状体の成す角度が該軸線方向に概ね沿って段階的にま
たは連続的に変化するように網状に編組して補強材層を
形成する補強材層形成工程と、補強材層を介して内管の
外表面に固着される略円筒状の外管を形成する外管形成
工程とを少なくとも含有し、該補強材層形成工程におい
て内管を−100℃〜10℃の温度範囲に冷却しながら
線状体を編組することを特徴とする可撓性チューブの製
造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の可撓性チューブの
製造方法を詳細に説明する。本発明の可撓性チューブの
製造方法は、基本的に、内管の外表面上に補強材層を形
成する補強材層形成工程と、内管の外側に補強材層を介
して固着される外管を形成する外管形成工程とを含有す
る。
【0010】補強材層形成工程において、当業者が一般
に行っているようにたとえば30mmφ押出機を用いた
押出成形によって形成されたものであって、複数個の管
腔を有する管外周が円状、好ましくは管外周が真円状の
チューブ部材が内管として用いられる。内管を形成する
材料としては、可撓性チューブとして成形した際に要求
される程度の可撓性と剛性とを有するような材料であれ
ば特には限定されないが、好ましい材料としては、たと
えばポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビ
ニル樹脂、ナイロン樹脂、ポリプロピレン樹脂などが挙
げられ、中でもポリエチレン樹脂、特に高密度ポリエチ
レン樹脂が好ましい。また該内管は、外径が好ましくは
1.4mm〜2.5mm、より好ましくは1.7mm〜
2.3mm、またショアD硬度が好ましくは40〜8
0、より好ましくは50〜60のものが用いられる。
【0011】内管の複数個の管腔は、互いに連通するこ
となく内管の両端部にそれぞれ開口を有する。管腔の形
状は特には限定されないが、好ましくは略円柱状、より
好ましくは真円の円柱状に実現される。該各管腔は、そ
れぞれ長手方向が略平行であることが好ましく、さらに
この各長手方向が内管の軸線方向に略平行であることが
より好ましい。また管腔の数も特には限定されないが、
好ましくは二個〜六個、より好ましくは三個〜五個、特
に好ましくは四個、たとえば後述するように互いに径の
異なる二種類の管腔二個ずつの全部で四個の管腔が形成
されたものが好適に用いられる。このような場合、各管
腔は、径の同じ管腔同士が内管の軸線に関して対称とな
るように配置されているのが好ましい。この場合におい
て、大きな方の管腔の径は好ましくは0.4mm〜1.
2mm、より好ましくは0.6mm〜1.0mmであ
り、小さな方の管腔の径は好ましくは0.3mm〜0.
8mm、より好ましくは0.4mm〜0.7mmであ
る。
【0012】このような内管の外表面に線状体を螺旋状
に巻き付けて、網状に編組することによって補強材層を
形成する。このような線状体としては、その延在方向に
対して垂直な断面形状が略円状である丸線状体や、該断
面形状が略長方形状である平角線状体などを好ましく用
いることができ特には限定されないが、平角線状体を用
いるのが特に好ましい。このような線状体の材料として
はSUS304、SUS316、SUS201、SUS
303、SUS305、SUS309、SUS310な
どのステンレス鋼線、銅線、ニッケル−チタン合金線、
アラミド繊維などが挙げられ、特にSUS304を用い
るのが好ましい。
【0013】線状体が平角線状体で実現される場合、該
断面の略長方形状において長辺に沿った方向を線状体の
幅方向とし、該長辺に対し略垂直な短辺に沿った方向を
線状体の厚み方向とする。上記略長方形状は長辺および
短辺の少なくともいずれかが曲線であるものも含有し、
また略正方形状も含有する。該断面形状が略正方形状で
ある場合は四つの辺のうちいずれかの辺に沿った方向を
幅方向とし、これに略垂直な方向を厚み方向とする。平
角線状体を用いる場合は、その厚み方向が内管の径方向
と略一致するように編組する。線状体の大きさは、上記
編組に適するものであれば特には限定されないが、その
幅が好ましくは40μm〜200μm、より好ましくは
50μm〜100μmであり、その厚みが好ましくは5
μm〜50μm、より好ましくは20μm〜40μmで
ある。
【0014】線状体が丸線状体で実現される場合には、
径方向における断面積が、上記平角線状体の断面積と同
程度のものを用いるのが好ましい。このような丸線状体
としては、その径が好ましくは30μm〜60μm、よ
り好ましくは45μm〜55μmのものが用いられる。
【0015】また線状体は、JIS G 4309に規
定される測定方法にて測定される引張強さが好ましくは
500MPa〜2000MPa、より好ましくは100
0MPa〜1500MPaのものが用いられる。上記引
張強さが500MPa未満であると、編組の際に線状体
が切断され易い不具合があるため好ましくない。また上
記引張強さが2000MPaを超えると、編組の乱れや
たるみが起こり易い不具合があるため好ましくない。
【0016】線状体は、内管の外表面に巻き付けられ、
網状に編組される。なお本明細書でいう「網状」とは、
たとえば複数本の線状体を内管の外表面に互いに巻き付
け方向を変えてたるむことなく螺旋状に巻き付けること
などによって編組された線状体が互いに規則的に交差す
るような編組状態をさす。補強材層は、たとえば線状体
が互いに規則的に交差することで、各線状体に囲まれた
いわば網目となる部分の形状が各々菱形状となるように
編組される。線状体は、上記網状に編組されるならば用
いる本数は特には限定されず、一本であってもよいし、
複数本であってもよいが、特に好ましくは一本の線状体
を用いて編組する。
【0017】本発明の製造方法においては、上記線状体
の編組は、内管を−100℃〜10℃、好ましくは−7
0℃〜0℃の温度範囲に冷却しながら行われる。このよ
うな編組時に行う冷却の方法は特には限定されないが、
たとえば図1に簡略化して示すような冷却編組装置1を
用いることによって好ましく行うことができる。冷却編
組装置1は、基本的には、編組装置2と、冷却装置3と
を備える。編組装置2は、当分野において通常用いられ
ている編組装置であって、送出機4と、引取機5と、巻
取機6と、回転体7とを有する。
【0018】送出機4は、略円柱状の部材に予め内管8
を巻き付けてなるものであって、その軸線9を中心とし
て送出方向Aに回転することによって内管8を引き出す
ことができる。引取機5は、内管8を送出機4より引き
出すためのものであって、該内管8を挟み込み、内管8
がその軸線方向に平行な方向に沿って送出機4から引き
出されるように回転する複数個のローラ10を有する。
このような引取機5によって、内管8は送出機4より引
き出され、その軸線方向に平行な搬送方向Bに沿って搬
送される。巻取機6は、引取機5を挟んで送出機4と対
向するように配置される略円柱状の部材であって、その
軸線11を中心として巻取方向Cに回転することによっ
て送出機4より搬出方向Bに沿って引き取られた内管8
を巻き取ることができる。
【0019】回転体7は、たとえば送出機4と引取機5
との間に配置され、上記のように搬送方向Bに沿って搬
送される内管8の軸線方向をその回転軸線として回転自
在に設けられた部材である。このような回転体7にはた
とえば複数本の線状体12の各一端側が内管8の外表面
上の編組部分13で編組可能なように、線状体12の各
他端部が取り付けられる。このように内管8が搬送方向
Bに搬送されると同時に回転体7が上記のように回転す
ることによって、上記編組部分13は内管8の外表面上
で搬送方向Bとは逆方向にずれていき、内管8の軸線方
向に沿ったほぼ全長にわたる外表面上に線状体12を網
状に編組することができる。
【0020】本発明の製造方法で好適に用いられる冷却
編組装置1は、上記のような構成の編組装置2に冷却装
置3を加えたものである。冷却装置3は特には限定され
ないが、圧縮空気を吹き付けるコールダーなどと呼ばれ
る空気吹付装置によって実現され、たとえば図1に示す
ように回転体7と編組部分13との間の第一の冷却装置
3aおよび編組部分13と引取機5との間の第二の冷却
装置3bが、それぞれ二個ずつ内管8を挟んで対向する
ように設けられる。
【0021】このような冷却編組装置1を用いること
で、補強材層形成工程において内管を冷却しながら編組
を行うことができる。このように冷却しながら編組を行
うことによって、冷却せずに常温(23℃)で編組を行
う場合と比較して、編組の際の内管の硬さを高めること
ができる。これによって編組中および内管の引き取り中
や巻き取り中に内管が潰れてしまい管腔の形状が変形し
てしまう不具合を確実に解消することができ、管腔の形
状を保持したままで編組を行うことができる。また図1
に示したように編組部分13の前後において各々冷却装
置3a,3bを設けて冷却を施すことによって、編組部
分13の前(第一の冷却装置3a)のみ設けた場合のよ
うにある程度温度の上昇している引取機5付近で管腔が
潰れてしまったり、あるいは編組部分13の後ろ(第二
の冷却装置3b)のみ設けた場合のように編組部分13
で管腔が潰れてしまうといった不具合がなく、管腔が潰
れることなく確実に編組を行うことができる。
【0022】なお図1に示した構成の冷却編組装置はあ
くまで一例であって、本発明においてはそれぞれ一般的
に広く用いられている編組装置および冷却装置を組み合
わせて好適に用いることができる。たとえば編組装置と
して、内管自体を軸線を中心として回転させながら移動
させて編組を行うものを用いてもよい。
【0023】また編組の際の冷却は、上記のように−1
00℃〜10℃、好ましくは−70℃〜0℃の温度範囲
で行われる。上記冷却温度が−100℃未満であると、
内管が脆くなり編組中に割れてしまいやすい不具合があ
り、また上記冷却温度が10℃を超えると、内管の硬さ
が不充分であり内管が潰れてしまいやすい不具合があ
る。本発明においては、上記不具合を解消し、管腔の形
状を確実に保持したままで線状体の編組を行うことがで
きる。このようにして、内管の外表面上に補強材層が形
成される。
【0024】なお本発明において補強材は、内管の軸線
方向に対して各線状体の成す角度が該軸線方向に概ね沿
って変化するように該線状体が網状に編組される。上記
角度の変化は、段階的であってもよく、また連続的であ
ってもよい。たとえば後述するような複数個の領域にお
いて上記角度が段階的に変化するような構成の可撓性チ
ューブを得たいときには、回転体7の回転速度を一定と
した場合、内管の搬送方向Bに沿った搬送の速度を上記
各領域のそれぞれの巻き付け位置において順次増加させ
ることによって、上記角度が各領域ごとに段階的に変化
するように線状体を編組することができる。
【0025】先端部に補強材層を有しない可撓性チュー
ブを製造する場合には、このような線状体の編組の後、
たとえばストリッパなどの器具を用いて、先端部におい
て編組された線状体を除去する。なお本発明の可撓性チ
ューブの製造においてこの線状体の除去は必ずしも必要
ではなく、先端部にも補強材を有するような可撓性チュ
ーブを得たい場合には、この除去を行わなければよい。
【0026】続く外管形成工程では、上記補強材層形成
工程で得られた内管に線状体を巻き付けたものを、後述
する外管を形成する材料で、所定の外径となるように被
覆する。該被覆は、たとえばディップコート装置を用い
てディップコートした後、乾燥することによって行われ
る。ディップコートには、たとえば7wt%のDMF
(N,N−ジメチルホルムアミド)を溶媒とする溶液が
好ましく用いられる。本発明の製造方法において外管を
押出成形によって形成すると、該押出成形時に管腔が潰
れてしまいその形状を保持することができない不具合が
生じる。したがって本発明において外管は、ディップコ
ートによって好ましく形成される。乾燥は、その温度が
好ましくは40℃〜100℃、より好ましくは50℃〜
70℃、その時間が0.5時間〜24時間、より好まし
くは1時間〜16時間の条件で行われる。中でも特に6
0℃で3時間乾燥を施すのが好ましい。
【0027】該被覆は、外管の内表面が内管の外表面お
よび線状体と固着するようになされる。また外管の内表
面と内管の外表面および線状体との間に、ウレタン系接
着剤、エポキシ系接着剤などの接着剤を介在させること
で上記固着を行ってもよい。このようにして外管が内管
の外側となるように補強材層を介して固着されてなる可
撓性チューブ材が形成される。
【0028】外管は略円筒状のチューブ部材、好ましく
は真円の円筒状のチューブ部材に形成される。外管を形
成する材料としては、可撓性チューブとして成形した際
に要求される程度の可撓性と剛性とを有するような材料
であれば特には限定されないが、好ましい材料として
は、たとえばポリウレタン樹脂、パリレン樹脂、ナイロ
ン樹脂などが挙げられる。後述するように本発明の可撓
性チューブをカテーテルに用いる場合には、中でも抗血
栓性に優れるポリウレタン樹脂が好ましい。このような
外管は、その外径が好ましくは1.6mm〜2.7m
m、より好ましくは1.9mm〜2.5mmであるよう
に形成される。また外管の材料としては、ショアD硬度
が好ましくは40〜80、より好ましくは50〜70の
ものが用いられる。
【0029】また内管および/または外管の構成材料
中、好ましくは外管の構成材料中には、使用時にX線透
視下で可撓性チューブの位置を確認できるようにX線造
影剤が混練される。該X線造影剤としては、たとえば白
金、金、銀、タングステンまたはこれらの合金による金
属粉末、硫酸バリウム、酸化ビスマスまたはそれらのカ
ップリング化合物などが挙げられる。
【0030】なお内管および外管の各径は、内管の軸線
方向に沿ってそれぞれ一定であってもよく、また該軸線
方向に沿ってそれぞれの好適な径の範囲内で変化しても
よい。たとえば後述するように本発明の製造方法によっ
て製造される可撓性チューブが、線状体の該軸線方向に
対して成す角度が段階的に変化する構成の場合、上記線
状体の角度が変化する前後や、先端部と補強材層介在部
とが連なる境界の前後において、内管の外径または外管
の外径が該軸線方向に沿って先端部に向かって漸減した
り、内管の内径が同様に先端部に向かって漸増したりす
るように形成されてもよい。
【0031】最後に、上記の可撓性チューブ材を所望す
る長さに切断することによって、可撓性チューブを好適
に得ることができる。該可撓性チューブ材の切断は、た
とえばニッパなどの器具を用いて行う。
【0032】このような本発明の製造方法によって製造
された可撓性チューブの好適な例を図2および図3に、
該可撓性チューブを用いたカテーテルの好適な例を図4
に示す。図2は本発明によって得られた好ましい一例の
可撓性チューブ21の補強材層介在部22を一部切り欠
いた状態で模式的に示す側面図であり、図3は図2の内
管23の軸線方向Eに対して垂直な仮想一平面における
切断面線II−IIからみた簡略化した断面図であり、
図4は図2の可撓性チューブ21を用いたカテーテル2
6の好ましい一例を簡略化して示す図である。図2およ
び図3に示すように本発明によって得られた可撓性チュ
ーブ21は、可撓性を有する内管23および外管24
と、それらの間に介在される補強材層25とを有する補
強材層介在部22を備える。内管23と外管24とは、
内管23が外管24の内側となるように、内管23の外
表面と外管24の内表面との間に補強材層25を介して
固着される。なお本明細書において「補強材層」とは、
内管23と外管24との間に介在される補強材を含有す
る部分を指し、上述したように補強材を含んで接着剤を
層状に形成したものでもよく、また図1および図2に示
すように補強材のみからなり層状に形成されていないも
のでもよい。
【0033】図4に示すように、可撓性チューブ21は
上記の補強材層介在部22以外に、補強材層介在部22
の一端部分22aに連なる先端部27を備える。該先端
部27は補強材層介在部22とは異なり、内管23と外
管24との間に補強材層25を介在しない。可撓性チュ
ーブ21をカテーテル26に用いる場合、このような先
端部27には、たとえば後述する複数個の管腔30の先
端部27側における開口のうちの少なくとも一個に、外
部空間から概ね気密に保持されるように連なるバルーン
40が付設される。またこの場合、補強材層介在部22
の上記一端部分22aとは反対側の他端部分22bに
は、複数個、たとえば後述の管腔30の数と同数のハブ
28が装着される。図3に示すように可撓性チューブ2
1は、その内部に複数個の管腔、たとえば互いに径の異
なる二種類の管腔30a,30bの二個ずつの全部で四
個の管腔30が形成されている。該管腔30は、可撓性
チューブ21の基端部29から上記先端部27にかけて
連なる。該管腔30は、本発明の製造方法で得られた可
撓性チューブをマルチルーメンカテーテルチューブとし
て用いる場合には薬液やバルーン膨張のためのガスの流
路となるものである。図4に示す上述の二個のバルーン
40は、たとえば二個の管腔30bの先端部27側の各
開口に、外部空間から概ね気密に保持されるように連な
って付設される。図4では該チューブ21の基端部29
側に管腔30の数と同じく四個装着されているハブ28
は、管腔30内への薬液やガスなどの注入口および前記
ガイドワイヤの挿入口として機能し、また、可撓性チュ
ーブ21を操作する際の把持部としても機能する。
【0034】なお本発明の製造方法によって得られた可
撓性チューブは、上述のように内管の軸線方向に対して
成す角度が該軸線方向に概ね沿って段階的にまたは連続
的に変化するよう各線状体が編組されることによって、
該軸線方向における曲げ剛性が段階的にまたは連続的に
変化するように調整される。したがって上記曲げ剛性の
変化を内管23および外管24に用いる構成材料の剛性
の差異によって調整しなくてもよく、内管23および外
管24を同一の材料で構成してもよい。内管23および
外管24を同一の材料で構成する場合には、可撓性チュ
ーブ21の製造をより容易とすることができるととも
に、製造コストもより安価とすることができる。
【0035】このような内管23と外管24との間に介
在される補強材層25は、複数本の線状体31が網状に
編組されてなる補強材32を有する。図2には、上記角
度が段階的に変化する場合を示している。内管23の軸
線方向Eに対して各線状体31の成す角度が段階的に変
化する場合、補強材層介在部22は軸線方向Eに沿った
複数個の領域に分けられる。図2では、たとえば補強材
層介在部22を、該可撓性チューブ21の先端部27側
から基端部29側に向かって順に先端側領域34と中間
領域35と基端側領域36との三つの領域に分けた態様
を示す。
【0036】このような可撓性チューブ21において、
図2に示すように先端側領域34の線状体31が上記軸
線方向Eに対して角度θ1を成し、中間領域35の線状
体31が上記軸線方向Eに対して角度θ2を成し、基端
側領域36の線状体31が上記軸線方向Eに対して角度
θ3を成すとき、θ1>θ2>θ3の関係が成り立つ。
上記角度θ1は、好ましくは50°〜90°、より好ま
しくは60°〜80°の範囲から選ばれ、上記角度θ2
は、好ましくは35°〜65°、より好ましくは45°
〜55°の範囲から選ばれ、上記角度θ3は、好ましく
は10°〜50°、より好ましくは20°〜40°の範
囲から選ばれる。
【0037】補強材層25において、線状体31の上記
角度が小さいほど、編組された線状体31の延在方向が
可撓性チューブ21の軸線方向Eと平行に近くなる。補
強材32は、線状体31の延在方向が内管23の軸線方
向Eに対して平行に近づく程、その補強効果は高まり、
補強材層介在部22に付与される曲げ剛性が大きくな
る。したがって線状体31の角度を上記のように設定す
ることで、中間領域35は基端側領域36よりも曲げ剛
性が小さくなり、先端側領域34は中間領域35よりも
曲げ剛性が小さくなり、補強材層25の存在しない先端
部27においては、先端側領域34よりもさらに曲げ剛
性が小さくなる。言い換えれば、可撓性チューブ21
は、基端部29側から先端部27側に向かうにつれて順
次柔軟性が増すように構成される。
【0038】このような構成の場合、補強材層介在部2
2は、前記先端側領域34における曲げ剛性を1とした
場合に、前記中間領域35における曲げ剛性が好ましく
は1〜3、より好ましくは1.5〜2.5となるよう
に、前記基端側領域36における曲げ剛性が好ましくは
2〜5、より好ましくは3〜4となるように実現され
る。
【0039】上記先端側領域34、中間領域35および
基端側領域36の上記軸線方向Eに沿った長さは、その
用途に応じて適宜選択されるが、たとえば可撓性チュー
ブ21の全長が110cmであるとき、上記先端側領域
34の長さが1cm〜10cm、中間領域35の長さが
10cm〜40cm、基端側領域36の長さが50cm
〜80cmである。
【0040】以上のように本発明の製造方法によって得
られた可撓性チューブ21は、基端部29側から先端部
27側に向かうにつれて曲げ剛性が小さくなるように構
成される。このように全体にわたって適度な柔軟性を有
し、特に先端部27側において柔軟性の高い構成である
ので、カテーテルに用いた場合には血管内壁などに与え
る刺激が極めて少なく、血管内を先行するガイドワイヤ
に沿って血管内壁を損傷することなく円滑に進み得るよ
うな追随性に優れた可撓性チューブ21を提供すること
ができる。
【0041】また可撓性チューブ21は、血管内を挿通
させるために術者の押し込む力が術者の手元側となる可
撓性チューブ21の基端部29から先端部27に確実に
伝達され得、かつ基端部29にて加えられた回転力が確
実に先端部27に伝達され得るに充分な剛性を可撓性チ
ューブ21全体にわたって有し、特に基端部29側では
剛性の高い構成である。したがって優れた押し込み性お
よびトルク伝達性を発揮することができる可撓性チュー
ブ21を提供することができる。
【0042】また本発明の製造方法によって製造された
可撓性チューブ21では、線状体31として、好ましく
は図3に示したような平角線状体が用いられる。該平角
線状体は、その厚みと同じ径の丸線を用いた可撓性チュ
ーブよりも径方向の圧縮強さが大きくなるため、補強材
層25の厚みが大きくなることなく耐キンク性を向上す
ることができる。
【0043】また上記のように本発明の製造方法は、補
強材層形成工程において、内管を−100℃〜10℃、
好ましくは−70℃〜0℃に冷却しながら線状体の編組
を行うので、編組の際内管の硬さが高められて管腔が潰
れてしまうことがない。さらに外管を押出成形ではなく
ディップコートによって形成するので管腔の形状が確実
に保持される。したがって上述した各特性を全て満たす
とともに管腔30の形状が保持されたカテーテル用とし
て極めて実用的で高品位な可撓性チューブ21を得るこ
とができる。
【0044】上記の態様では、該可撓性チューブ21の
先端部27は、内管23と外管24との間に補強材層2
5が介在されない構成であったけれども、本発明の製造
方法によって得られた可撓性チューブは、先端部にも補
強材層が介在されていてもよい。このような場合には、
先端部における線状体の上記軸線方向Eに対する角度
は、先端側領域34における上記角度θ1よりも大きく
なるように実現される。
【0045】また図2に示した態様では、補強材層介在
部22は、三つの領域、すなわち先端側領域34、中間
領域35および基端側領域36に分けられたけれども、
このような三つの領域への分割には限定されず、基端部
29側から先端部27側に向かうにつれて柔軟性が順次
増加する構成であるならば、二個の領域に分割される構
成に製造されてもよくまた四個以上の領域に分割される
ような構成に製造されてもよい。
【0046】また上記のように先端部27側から基端部
29側へ向かって段階的に剛性が増加するような構成で
あったけれども、本発明によって得られる可撓性チュー
ブはこれに限定されず、先端部27側から基端部29側
へ向かって連続的に剛性が増加するような構成であって
もよい。
【0047】また本発明の製造方法によって得られる可
撓性チューブにおいて、基本的には、先端部側から基端
部側へ向かって段階的にまたは連続的に剛性が増加する
ような構成であるけれども、必ずしもそうである必要は
なく、たとえば本発明を中間領域で予め湾曲するような
湾曲部を備える可撓性チューブで実現する場合には、中
間領域における剛性が基端側領域の剛性よりも大きくな
るように形成されてもよい。
【0048】また本発明の製造方法で得られた可撓性チ
ューブは、カテーテルにおけるマルチルーメンカテーテ
ルチューブとして特に好適であるけれども、その用途は
カテーテルに限定されない。
【0049】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。 実施例1 図2および図3に示した構成の可撓性チューブ21の試
作品を、上述した製造方法によって作製した。該チュー
ブ21の各部の条件は以下のとおりである。なお、線状
体31として用いた平角線状体の編組には、図1に示し
た冷却装置付きの超小型高速度編組機を用い、内管を冷
却しながら編組を行った。 可撓性チューブ21の全長:110cm 先端側領域34の長さ:10cm 中間領域35の長さ:20cm 基端側領域36の長さ:70cm 先端部27の長さ:10cm 内管23の外径:1.7mm 管腔30aの内径:0.65mm 管腔30bの内径:0.40mm 外管24の厚み:40μm 内管23の構成材料:高密度ポリエチレン樹脂(ショア
D硬度:65) 外管24の構成材料:ポリウレタン樹脂(ショアD硬
度:60) 平角線状体の構成材料:SUS304 平角線状体の引張強さ:1420MPa 平角線状体の幅:89μm 平角線状体の厚み:22μm 角度θ1:70° 角度θ2:45° 角度θ3:30° 内管の温度:−10℃
【0050】実施例2 内管の温度を−70℃とした以外は実施例1と同様にし
て、可撓性チューブの試作品を作製した。
【0051】比較例1 内管の温度を−120℃とした以外は実施例1と同様に
して、可撓性チューブの試作品を作製した。
【0052】比較例2 内管の温度を23℃とした以外は実施例1と同様にし
て、可撓性チューブの試作品を作製した。
【0053】実施例1,2および比較例1,2の各試作
品について、内管に割れが生じていなかったものを○、
割れが生じていたものを×とした。また各試作品につい
て管腔が潰れていなかったものを○、管腔が潰れていた
ものを×とした。結果を表1に示す。
【0054】曲げ剛性試験 また実施例1,2および比較例1,2の各試作品につい
て、JIS K 7203に規定される試験方法によっ
て曲げ剛性の試験を行った。各試作品の先端側領域およ
び基端側領域をそれぞれ5cm長に切断し、三点曲げに
より2mmたわみ時の荷重を測定しこれを曲げ剛性とし
た。追随性の判定は、各試作品の先端側領域について曲
げ剛性が0.3N以下の場合には追随性が充分であると
して○、0.3Nを超える場合には追随性に劣るとして
×とした。また押し込み性およびトルク伝達性の判定
は、各試作品の基端側領域について曲げ剛性が0.6N
以上の場合には押し込み性およびトルク伝達性が充分で
あるとして○、0.6N未満の場合には押し込み性およ
びトルク伝達性に劣るとして×とした。なお該試験は、
試験速度が1mm/min、支持点間の距離が30m
m、試験温度が23℃の条件で行った。結果を表1に示
す。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、押し込み性、トルク伝達性および追随性の全て
の特性を同時に満たすことのできる高品位な可撓性チュ
ーブを、管腔の形状が潰れることなく好適に製造するこ
とができる製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可撓性チューブの製造方法の補強材層
形成工程において用いる冷却編組装置1を簡略化して示
す図である。
【図2】本発明の製造方法によって製造された好ましい
一例の可撓性チューブ21を、補強材層介在部22を一
部切り欠いた状態で模式的に示す側面図である。
【図3】図2の内管23の軸線方向Eに対して垂直な仮
想一平面における切断面線II−IIからみた簡略化し
た断面図である。
【図4】図2の可撓性チューブ21を用いたカテーテル
26の好ましい一例を示す図である。
【符号の説明】 1 冷却編組装置 2 編組装置 3 冷却装置 8 内管 12 線状体 21 可撓性チューブ 22 補強材層介在部 23 内管 24 外管 25 補強材層 26 カテーテル 27 先端部 29 基端部 31 線状体 32 補強材 34 先端側領域 35 中間領域 36 基端側領域
フロントページの続き (72)発明者 内海 厚 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA35 CA22 CB03 CB14 CC07 DB21 EA12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向両端部にそれぞれ開口しかつ互
    いに連通しない複数個の管腔を有する管外周が略円状の
    内管の外表面上に、一または複数本の線状体を該内管の
    軸線方向に対して各線状体の成す角度が該軸線方向に概
    ね沿って段階的にまたは連続的に変化するように網状に
    編組して補強材層を形成する補強材層形成工程と、 補強材層を介して内管の外表面に固着される略円筒状の
    外管を形成する外管形成工程とを少なくとも含有し、 該補強材層形成工程において内管を−100℃〜10℃
    の温度範囲に冷却しながら線状体を編組することを特徴
    とする可撓性チューブの製造方法。
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