JP2001326878A - テレビ音声多重復調器 - Google Patents
テレビ音声多重復調器Info
- Publication number
- JP2001326878A JP2001326878A JP2000146499A JP2000146499A JP2001326878A JP 2001326878 A JP2001326878 A JP 2001326878A JP 2000146499 A JP2000146499 A JP 2000146499A JP 2000146499 A JP2000146499 A JP 2000146499A JP 2001326878 A JP2001326878 A JP 2001326878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discrimination
- voltage source
- constant voltage
- variable current
- comparator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路規模を大きくすることなく、過度の判別
切り替わりを抑制できるテレビ音声多重復調器を提供す
る。 【解決手段】 判別信号の周波数判別をするパルスカウ
ンタ２と、パルスカウンタ２により制御される可変電流
源３と、可変電流源３に接続された時定数設定容量４及
び負荷抵抗５と、負荷抵抗５と直列接続された基準定電
圧源６と、二音声判別用定電圧源７が接続された第１の
コンパレータ９と、ステレオ判別用定電圧源８が接続さ
れた第２のコンパレータ１０を備え、第１及び第２のコ
ンパレータ９，１０は可変電流源３の出力に基づく出力
電圧と二音声判別用定電圧源７及びステレオ判別用定電
圧源８の設定電圧を比較して受信状態信号を出力するよ
うにしたものである。
切り替わりを抑制できるテレビ音声多重復調器を提供す
る。 【解決手段】 判別信号の周波数判別をするパルスカウ
ンタ２と、パルスカウンタ２により制御される可変電流
源３と、可変電流源３に接続された時定数設定容量４及
び負荷抵抗５と、負荷抵抗５と直列接続された基準定電
圧源６と、二音声判別用定電圧源７が接続された第１の
コンパレータ９と、ステレオ判別用定電圧源８が接続さ
れた第２のコンパレータ１０を備え、第１及び第２のコ
ンパレータ９，１０は可変電流源３の出力に基づく出力
電圧と二音声判別用定電圧源７及びステレオ判別用定電
圧源８の設定電圧を比較して受信状態信号を出力するよ
うにしたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビ音声多重復調
器、特に、テレビ音声多重信号のＣｕｅ判別信号の安定
した検出を行うことができるテレビ音声多重復調器に関
するものである。
器、特に、テレビ音声多重信号のＣｕｅ判別信号の安定
した検出を行うことができるテレビ音声多重復調器に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的にテレビ音声多重放送の受信状態
を判別する場合の判別方式としてＣｕｅ判別信号による
判別方式が用いられている。この方式は、ＡＭ復調され
た識別信号をパルスカウンタに入力し、０Ｈｚであれば
モノラル放送、９２２．５Ｈｚであれば二音声放送、９
８２．５Ｈｚであればステレオ放送と判別するものであ
り、外来ノイズや不安定な受信状態における過度の判別
切り替わりを防止するため、ＡＭ復調された識別信号を
複数周期入力して判別していた。
を判別する場合の判別方式としてＣｕｅ判別信号による
判別方式が用いられている。この方式は、ＡＭ復調され
た識別信号をパルスカウンタに入力し、０Ｈｚであれば
モノラル放送、９２２．５Ｈｚであれば二音声放送、９
８２．５Ｈｚであればステレオ放送と判別するものであ
り、外来ノイズや不安定な受信状態における過度の判別
切り替わりを防止するため、ＡＭ復調された識別信号を
複数周期入力して判別していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、カウンタの回路規模がその繰り返し周期
に比例して大きくなり、また、判別の時定数が小さく不
安定であるという問題点があった。
うな構成では、カウンタの回路規模がその繰り返し周期
に比例して大きくなり、また、判別の時定数が小さく不
安定であるという問題点があった。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、回路規模を大きくすることなく、過度の判別切
り替わりを抑制できるテレビ音声多重復調器を提供する
ことを目的とする。
であり、回路規模を大きくすることなく、過度の判別切
り替わりを抑制できるテレビ音声多重復調器を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のテレビ音声多重
復調器は、判別信号の周波数判別をするパルスカウンタ
と、前記パルスカウンタにより制御される可変電流源
と、前記可変電流源に接続された時定数設定容量及び負
荷抵抗と、前記負荷抵抗と直列接続された基準定電圧源
と、二音声判別用定電圧源が接続された第１のコンパレ
ータと、ステレオ判別用定電圧源が接続された第２のコ
ンパレータを備え、前記第１及び第２のコンパレータは
前記可変電流源の出力に基づく出力電圧と二音声判別用
定電圧源及びステレオ判別用定電圧源の設定電圧を比較
して受信状態信号を出力するようにしたものである。
復調器は、判別信号の周波数判別をするパルスカウンタ
と、前記パルスカウンタにより制御される可変電流源
と、前記可変電流源に接続された時定数設定容量及び負
荷抵抗と、前記負荷抵抗と直列接続された基準定電圧源
と、二音声判別用定電圧源が接続された第１のコンパレ
ータと、ステレオ判別用定電圧源が接続された第２のコ
ンパレータを備え、前記第１及び第２のコンパレータは
前記可変電流源の出力に基づく出力電圧と二音声判別用
定電圧源及びステレオ判別用定電圧源の設定電圧を比較
して受信状態信号を出力するようにしたものである。
【０００６】この発明によれば、外来ノイズや不安定な
受信状態時、パルスカウンタが判別信号の１周期分で周
波数を判別しても、この判別に基づく切り替わりの時定
数を大きく設定できるので、カウンタの回路規模を大き
くすることなく、過度の判別切り替わりを抑制すること
ができる。
受信状態時、パルスカウンタが判別信号の１周期分で周
波数を判別しても、この判別に基づく切り替わりの時定
数を大きく設定できるので、カウンタの回路規模を大き
くすることなく、過度の判別切り替わりを抑制すること
ができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図１は本発明のテレビ
音声多重復調器の一実施の形態における構成を示す回路
図である。
て図面を参照しながら説明する。図１は本発明のテレビ
音声多重復調器の一実施の形態における構成を示す回路
図である。
【０００８】図１において、１は判別信号入力端子、２
はパルスカウンタ、３はパルスカウンタ２により制御さ
れその電流値が変化する可変電流源、４は時定数設定容
量、５は負荷抵抗、６は基準電圧源、７は二音声判別用
定電圧源、８はステレオ判別用定電圧源、９は二音声判
別用の第1のコンパレータ、１０はステレオ判別用の第
２のコンパレータ、１１は二音声判別出力端子、１２は
ステレオ判別出力端子である。
はパルスカウンタ、３はパルスカウンタ２により制御さ
れその電流値が変化する可変電流源、４は時定数設定容
量、５は負荷抵抗、６は基準電圧源、７は二音声判別用
定電圧源、８はステレオ判別用定電圧源、９は二音声判
別用の第1のコンパレータ、１０はステレオ判別用の第
２のコンパレータ、１１は二音声判別出力端子、１２は
ステレオ判別出力端子である。
【０００９】以上のように構成された本実施の形態のテ
レビ音声多重復調器について、以下、その動作を説明す
る。まず、判別信号入力端子１よりＡＭ復調されたＣｕ
ｅ判別信号が入力されると、パルスカウンタ２はこのＣ
ｕｅ判別信号の１周期分の内容から周波数の判別をす
る。この結果、モノラル放送時にはＣｕｅ判別信号が存
在しないので可変電流源３を制御してその値が０になる
よう設定し、また、二音声放送時にはＡＭ復調されたＣ
ｕｅ判別信号が９２２．５Ｈｚであることを判別して可
変電流源３の値をＩに設定し、更に、ステレオ放送時に
はＡＭ復調されたＣｕｅ判別信号が９８２．５Ｈｚであ
ることを判別して可変電流源３の値を−Ｉに設定する。
レビ音声多重復調器について、以下、その動作を説明す
る。まず、判別信号入力端子１よりＡＭ復調されたＣｕ
ｅ判別信号が入力されると、パルスカウンタ２はこのＣ
ｕｅ判別信号の１周期分の内容から周波数の判別をす
る。この結果、モノラル放送時にはＣｕｅ判別信号が存
在しないので可変電流源３を制御してその値が０になる
よう設定し、また、二音声放送時にはＡＭ復調されたＣ
ｕｅ判別信号が９２２．５Ｈｚであることを判別して可
変電流源３の値をＩに設定し、更に、ステレオ放送時に
はＡＭ復調されたＣｕｅ判別信号が９８２．５Ｈｚであ
ることを判別して可変電流源３の値を−Ｉに設定する。
【００１０】この可変電流源３の出力には負荷抵抗５
（抵抗値＝Ｒ）と基準電圧源６（電圧値＝Ｖｒｅｆ）の
直列回路及び時定数設定容量４（容量値＝Ｃ）が接続さ
れているため、相当の時定数を持ちながら次のような出
力電圧が得られる。
（抵抗値＝Ｒ）と基準電圧源６（電圧値＝Ｖｒｅｆ）の
直列回路及び時定数設定容量４（容量値＝Ｃ）が接続さ
れているため、相当の時定数を持ちながら次のような出
力電圧が得られる。
【００１１】 ａ．モノラル放送時：出力電圧＝Ｖｒｅｆ ｂ．二音声の放送時：出力電圧＝Ｖｒｅｆ＋ＩＲ ｃ．ステレオ放送時：出力電圧＝Ｖｒｅｆ−ＩＲ これらの出力電圧を二音声判別用の第１のコンパレータ
９及びステレオ判別用の第２のコンパレータ１０で、そ
れぞれ二音声判別用定電圧源７及びステレオ判別用定電
圧源８の各設定電圧と比較し、受信状態を検出してＨｉ
またはＬｏ電圧で二音声判別出力端子１１及びステレオ
判別出力端子１２に受信状態信号として出力する。
９及びステレオ判別用の第２のコンパレータ１０で、そ
れぞれ二音声判別用定電圧源７及びステレオ判別用定電
圧源８の各設定電圧と比較し、受信状態を検出してＨｉ
またはＬｏ電圧で二音声判別出力端子１１及びステレオ
判別出力端子１２に受信状態信号として出力する。
【００１２】以上のように本実施の形態によれば、負荷
抵抗５に時定数設定容量４を接続しているため、外来ノ
イズや不安定な受信状態でも、過度の判別切り替わりを
抑制できると同時にパルスカウンタ２はＣｕｅ判別信号
の１周期分で判別しているため、回路規模が大きくなる
ことはない。
抵抗５に時定数設定容量４を接続しているため、外来ノ
イズや不安定な受信状態でも、過度の判別切り替わりを
抑制できると同時にパルスカウンタ２はＣｕｅ判別信号
の１周期分で判別しているため、回路規模が大きくなる
ことはない。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、切り替わ
りの時定数を大きく設定できるので、外来ノイズや不安
定な受信状態でも、回路規模を大きくすることなく過度
の判別切り替わりを抑制することができるという有利な
効果が得られる。
りの時定数を大きく設定できるので、外来ノイズや不安
定な受信状態でも、回路規模を大きくすることなく過度
の判別切り替わりを抑制することができるという有利な
効果が得られる。
【図１】本発明のテレビ音声多重復調器の一実施の形態
における構成を示す回路図
における構成を示す回路図
１ 判別信号入力端子 ２ パルスカウンタ ３ 可変電流源 ４ 時定数設定容量 ５ 負荷抵抗 ６ 基準電圧源 ７ 二音声判別用定電圧源 ８ ステレオ判別用定電圧源 ９ 第1のコンパレータ １０ 第２のコンパレータ １１ 二音声判別出力端子 １２ ステレオ判別出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 龍 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5C026 DA12
Claims (1)
- 【請求項１】 判別信号の周波数判別をするパルスカウ
ンタと、前記パルスカウンタにより制御される可変電流
源と、前記可変電流源に接続された時定数設定容量及び
負荷抵抗と、前記負荷抵抗と直列接続された基準定電圧
源と、二音声判別用定電圧源が接続された第1のコンパ
レータと、ステレオ判別用定電圧源が接続された第２の
コンパレータを備え、前記第1及び第２のコンパレータ
は前記可変電流源の出力に基づく出力電圧と二音声判別
用定電圧源及びステレオ判別用定電圧源の設定電圧を比
較して受信状態信号を出力することを特徴とするテレビ
音声多重復調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000146499A JP2001326878A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | テレビ音声多重復調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000146499A JP2001326878A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | テレビ音声多重復調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001326878A true JP2001326878A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18652846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000146499A Withdrawn JP2001326878A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | テレビ音声多重復調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001326878A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007067546A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体集積回路及び音声多重信号処理回路 |
-
2000
- 2000-05-18 JP JP2000146499A patent/JP2001326878A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007067546A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体集積回路及び音声多重信号処理回路 |
| JP4700440B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-06-15 | 三洋電機株式会社 | 半導体集積回路及び音声多重信号処理回路 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1741376B (zh) | 自动增益控制电路 | |
| US5210796A (en) | Stereo/monaural detection apparatus | |
| US20070003070A1 (en) | Signal detection method and device | |
| JP2001326878A (ja) | テレビ音声多重復調器 | |
| US9578411B2 (en) | Electronic device having noise removal function | |
| JPH028504B2 (ja) | ||
| JPH07135579A (ja) | クランプ回路 | |
| JP3632327B2 (ja) | データスライサ | |
| KR100596654B1 (ko) | 과도 회복 보조 장치를 갖는 증폭기 장치 | |
| JPS62144220A (ja) | 静電容量式キ−ボ−ドスイツチ | |
| JP4700440B2 (ja) | 半導体集積回路及び音声多重信号処理回路 | |
| KR960008188B1 (ko) | 방송 모드에 따른 음성 특성 절환 회로 | |
| JPS5917741A (ja) | スペ−ス・ダイバ−シテイ受信機の切換検知回路 | |
| KR900007851Y1 (ko) | 모니터용 다중입력 자동선택 회로 | |
| KR100226477B1 (ko) | Tv 음성 신호 제어 회로 | |
| JP3022030B2 (ja) | クランプ回路 | |
| JP2002300011A (ja) | ヒステリシス付き電圧比較器 | |
| JPS6042940A (ja) | 緊急警報放送受信機 | |
| JPH0556303A (ja) | 同期回路 | |
| JPH077391A (ja) | オートサーチチューニングシステム | |
| JPS5852752Y2 (ja) | 映像信号の変調極性判別回路 | |
| KR950004854Y1 (ko) | 방송 파이롯 신호 판별 안정화 회로 | |
| KR970000200B1 (ko) | 음장모드 선택장치 | |
| JP2707848B2 (ja) | 騒音検出回路 | |
| KR950010579A (ko) | 스테레오/모노 강제 전환회로 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060113 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081015 |