JP2707848B2 - 騒音検出回路 - Google Patents

騒音検出回路

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JP2707848B2 JP1929091A JP1929091A JP2707848B2 JP 2707848 B2 JP2707848 B2 JP 2707848B2 JP 1929091 A JP1929091 A JP 1929091A JP 1929091 A JP1929091 A JP 1929091A JP 2707848 B2 JP2707848 B2 JP 2707848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡声電話装置の騒音検
出回路に利用する。特に、通信回路における無音声時の
雑音成分を検出する騒音検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の騒音検出回路のブロック
構成図である。回線を通し伝送されている受話信号は拡
声装置を通すことで、拡声装置内の回路素子に起因する
白色雑音が加算される。音声入力があるときには、音声
のレベルが白色雑音のレベルに比べ非常に高いために白
色雑音の存在は問題にならないが、音声入力がないとき
には、白色雑音のみがスピーカの増幅器で増幅され出力
されるために騒音として聞こえてくる。この白色雑音の
問題の解決手段としては、従来ロウパスフィルタを用い
た回路が多く用いられてきた。
【0003】従来、騒音検出回路(受話音声白色雑音抑
制回路)は、図4に示すように、受話側増幅器14を通り
ハンズフリー回路15に入力される音声信号を検波回路25
で検波し、検波回路25に入力されるレベルをコンパレー
タ12で監視し、スイッチ13を制御していた。音声入力が
あるときには、スイッチ13が「オン」となり受話入力端
子1に入力された音声信号は受話側増幅器14、ハンズフ
リー回路15およびスイッチ13を通りスピーカアンプ17に
出力される。音声入力がないときには、スイッチ13はオ
フのままで受話入力端子1に入力された音声信号(ここ
では白色雑音)は受話側増幅器14、ハンズフリー回路15
およびロウパスフィルタ16を通過しスピーカアンプ17に
より出力される。
【0004】上述のように、ロウパスフィルタ16のスイ
ッチ13は音声入力の有無によって「オン」「オフ」が制
御される構成となっている。すなわち、音声入力がない
ときには、ロウパスフィルタ16を通すことによって白色
雑音を抑制する。一方、音声入力があるときには、音声
信号の高域成分が抑圧されて音声の明瞭度が劣化するこ
とを防ぐために、ロウパスフィルタ16を通さずに出力す
る。
【0005】コンパレータ12は、コンパレータ12の入力
端の一方に音声入力の有無の基準になる所定の基準電圧
を入力し、他方の入力端に音声信号のレベルを入力し、
両レベルを比較することによって音声入力の有無の判定
を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の騒音検出回路では、コンパレータによって音声入
力レベルと所定の基準電圧とを比較することによって音
声かまたは白色雑音かを判定する場合に、送話側の雑音
の入力レベルが音声入力レベルより高い場合には、スイ
ッチ13は動作せずに音声と誤認識された雑音成分はロウ
パスフィルタ16を通さずに出力され、その結果非常に耳
障りなものとなる欠点があった。
【0007】本発明は、上記欠点を解決するもので、音
声の明瞭度を劣化させることなく、音声入力のないとき
の白色雑音および送信側周囲の雑音を検出できる騒音検
出回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力する制御
信号に基づき入力する受信信号に含まれる白色雑音を除
去する低域通過濾波器を短絡するスイッチを備えた騒音
検出回路において、上記受信信号を検波する検波手段
と、この検波手段の出力信号を入力する二組の互いに異
なる時定数を持つ充電時定数手段と、上記検波手段の出
力信号を入力する二組の互いに異なる時定数を持つ放電
時定数手段と、上記二組の内の時定数の大きい方の充電
時定数手段および上記二組の内の時定数の小さい方の放
電時定数手段の出力信号を一方の入力端に入力し上記二
組の内の時定数の小さい方の充電時定数手段および上記
二組の内の時定数の大きい方の放電時定数手段の出力信
号を他方の入力端に入力しこの二つの出力信号のレベル
を比較しその比較結果に基づき上記制御信号を与える比
較手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】検波手段は受信信号を検波し、二組の互いに異
なる時定数を持つ充電時定数手段と二組の互いに異なる
時定数を持つ放電時定数手段とはこの検波手段の出力信
号をそれぞれ入力する。比較手段は二組の内の時定数の
大きい方の充電時定数手段および二組の内の時定数の小
さい方の放電時定数手段の出力信号を一方の入力端に入
力し、二組の内の時定数の小さい方の充電時定数手段お
よび二組の内の時定数の大きい方の放電時定数手段の出
力信号を他方の入力端に入力し、この二つの出力信号の
レベルを比較して時定数の小さい方の充電手段および時
定数の大きい方の放電時定数手段の出力信号の方が大き
いときには、制御信号をスイッチに与えて低域通過濾波
器を短絡する。すなわち、音声入力の有無の基準となる
値を絶対的な値から相対的な値に変え、絶えず変化する
音声信号の振幅と音声信号の周波数によって決まる値と
で比較してスイッチを制御する。以上により音声の明瞭
度を劣化することなく、音声入力のないときの白色雑音
および送信側周囲の雑音を検出できる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明一実施例騒音検出回路のブロック構
成図である。図1において、騒音検出回路は、入力する
制御信号に基づき入力する受信信号に含まれる白色雑音
を除去する低域通過濾波器としてロウパスフィルタ16を
短絡するスイッチ13を備える。
【0011】ここで本発明の特徴とするところは、受信
信号を検波する検波手段として検波回路2および平滑回
路3と、平滑回路3の出力信号を入力する二組の互いに
異なる時定数を持つ充電時定数手段として電圧ホロワ4
および充電時定数部9、10を含む充電時定数回路6と、
平滑回路3の出力信号を入力する二組の互いに異なる時
定数を持つ放電時定数手段として放電時定数部7、8を
含む放電時定数回路5と、二組の内の時定数の大きい方
の充電時定数部10および二組の内の時定数の小さい方の
放電時定数部7の出力信号を一方(「+」)の入力端に
入力し二組の内の時定数の小さい方の充電時定数部9お
よび二組の内の時定数の大きい方の放電時定数部8の出
力信号を他方(「−」)の入力端に入力しこの二つの出
力信号のレベルを比較しその比較結果に基づき上記制御
信号を与える比較手段としてコンパレータ12およびバイ
アス回路11とを備えたことにある。
【0012】このような構成の動作について説明する。
図2は本発明の騒音検出回路の詳細な回路図である。図
3は本発明の騒音検出回路の基本動作を示すタイムチャ
ートである。
【0013】検波回路2は、受信信号端子1を介して入
力された音声信号を検波し、平滑回路3は整流して充電
時定数回路6に与える。充電時定数回路6は相異なる時
定数を持つ充電時定数部9、10から構成されている。よ
って平滑回路3で整流された音声信号の一方は時定数の
小さい充電時定数部9に入力され、他方は時定数の大き
い充電時定数部10に入力される。さらに、時定数の小さ
い充電時定数部9に入力された音声信号は、時定数の大
きい放電時定数部8に入力され、時定数の大きい充電時
定数部10に入力された音声信号は時定数の小さい放電時
定数部7に入力される。充電時定数部9および放電時定
数部10から出力される音声信号はコンパレータ12の入力
端にそれぞれ入力され、コンパレータ12は入力される音
声信号を比較しスイッチ13の制御を行う。
【0014】図2および図3を参照して騒音検出の基本
動作を説明する。
【0015】受話側増幅器14を通りハンズフリー回路
15に入力される音声信号を検波回路2および平滑回路
3で検出する。コンパレータ12のマイナス側の入力端
には、時定数の小さい充電時定数部9と時定数の大きい
放電時定数部8を通った音声信号が入力され、コンパレ
ータ12のプラス側の入力端には、時定数の大きい充電
時定数部10と時定数の小さい放電時定数部7を通った
音声信号が入力される。図3に実線で示す20は、コン
パレータ12のマイナス側の入力端に入力される音声信
号を示し、点線で示す19はコンパレータのプラス側の
入力端に入力される音声信号を示す。コンパレータ12
はプラス側とマイナス側との入力端に入力される音声信
号を比較し、スイッチ13の制御を行う。21は、白色
雑音が平滑回路3から出力されたときのコンパレータ1
2に入力される音声信号を示す。白色雑音のときは、時
定数の大きい充電時定数部10と時定数の小さい放電時
定数部7を通った音声信号は点線19に示すようにな
り、時定数の小さい充電時定数部9と時定数の大きい放
電時定数部8を通った音声信号は実線20に示すように
なり、両者とも白色雑音の時間の間ほぼ一定レベルを出
力するため、両者を比較するコンパレータ12の出力
は、Hの出力になり、スイッチ13をオフにする。22
は、音声入力があるときのコンパレータ12に入力され
る音声信号を示すもので、音声入力のあるときは、時定
数の大きい充電時定数部10と時定数の小さい放電時定
数部7を通った音声信号と時定数の小さい充電時定数部
9と時定数の大きい放電時定数部8を通った音声信号と
は、その波形が相違するため、両者を比較するコンパレ
ータ12の出力はLであり、スイッチ13はオンにな
る。23は、送話側の周囲の雑音のみが入力されたとき
のコンパレータ12に入力される音声信号、コンパレー
タ12の出力信号およびスイッチ13の動作を示す。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、音声の
明瞭度を劣化することなく、音声入力のないときの白色
雑音および送信側周囲の雑音を検出できる優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例騒音検出回路のブロック構成
図。
【図2】 本発明の騒音検出回路の詳細な回路図。
【図3】 本発明の騒音検出回路の基本動作を示すタイ
ムチャート。
【図4】 従来例の騒音検出回路のブロック構成図。
【符号の説明】
1 受信信号端子 2 検波回路 3 平滑回路 4 電圧ホロワ 5 放電時定数回路 6 充電時定数回路 7 時定数の小さい放電時定数部 8 時定数の大きい放電時定数部 9 時定数の小さい充電時定数部 10 時定数の大きい充電時定数部 11 バイアス回路 12 コンパレータ 13 スイッチ 14 受話側増幅器 15 ハンズフリー回路 16 ロウパスフィルタ 17 スピーカアンプ 18 音声出力端子 19 コンパレータ12のプラス側に入力される音声信号 20 コンパレータ12のマイナス側に入力される音声信号 21 白色雑音検出時の基本動作を示す図 22 音声入力時の基本動作を示す図 23 雑音検出時の基本動作を示す図 24 騒音検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力する制御信号に基づき入力する受信
    信号に含まれる白色雑音を除去する低域通過濾波器を短
    絡するスイッチを備えた騒音検出回路において、上記受
    信信号を検波する検波手段と、この検波手段の出力信号
    を入力する二組の互いに異なる時定数を持つ充電時定数
    手段と、上記検波手段の出力信号を入力する二組の互い
    に異なる時定数を持つ放電時定数手段と、上記二組の内
    の時定数の大きい方の充電時定数手段および上記二組の
    内の時定数の小さい方の放電時定数手段の出力信号を一
    方の入力端に入力し上記二組の内の時定数の小さい方の
    充電時定数手段および上記二組の内の時定数の大きい方
    の放電時定数手段の出力信号を他方の入力端に入力しこ
    の二つの出力信号のレベルを比較しその比較結果に基づ
    き上記制御信号を与える比較手段とを備えたことを特徴
    とする騒音検出回路。
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