JP2001326286A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001326286A
JP2001326286A JP2000143314A JP2000143314A JP2001326286A JP 2001326286 A JP2001326286 A JP 2001326286A JP 2000143314 A JP2000143314 A JP 2000143314A JP 2000143314 A JP2000143314 A JP 2000143314A JP 2001326286 A JP2001326286 A JP 2001326286A
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pattern
contact
forming
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Akio Shimano
彰男 嶋野
Seiki Ogura
正気 小椋
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Halo LSI Design and Device Technology Inc
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Halo LSI Design and Device Technology Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク工程を行なうことなく、サイドウォー
ル形状を有するゲート電極にコンタクトを形成できるよ
うにする。 【解決手段】 シリコンからなる半導体基板10上の浮
遊ゲート13における素子領域以外の領域には、コント
ロールゲート11Aと同一工程のポリシリコンからな
り、コントロールゲート11Aと所定の間隙を設けるよ
うに、孤立パターンである方形状のコンタクト形成補助
パターン11Bが形成されている。コントロールゲート
11Aとコンタクト形成補助パターン11Bとの間に
は、浮遊ゲート13を構成するポリシリコンが充填され
てなる充填部13bが形成されており、充填部13bの
上には、例えばタングステン等からなるコンタクト15
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
た素子パターンの側面の段差部を用いて形成された電極
を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に所定の段差部を設けてお
き、該段差部を覆うように薄膜を堆積し、異方性エッチ
ングにより薄膜を除去することにより薄膜の一部が段差
部の側面に残存し、その幅が堆積した薄膜の膜厚程度と
なることがよく知られている。
【0003】この、いわゆるサイドウォール形成技術
は、例えばMOSトランジスタのLDD構造を実現する
上で欠かせない技術であり、また、段差部を緩和して平
滑化する等の目的にも広く利用されている。さらには、
光露光技術では得られないような微小な幅を有するパタ
ーン形成が可能となることを利用して、微細な幅の電極
を形成する手法が提案されている。例えば、特開平第1
1−220044号公報には、スプリットゲート構造を
持つフラッシュEEPROMメモリセルの浮遊ゲートを
形成する手法としてサイドウォール形成技術を用いるこ
とにより、微細な幅のゲート電極を得ることができ、メ
モリセルの縮小化及び性能の向上等を図れることが開示
されている。
【0004】前記公報に係るフラッシュEEPROMの
場合は、サイドウォール形成技術によって浮遊ゲートを
形成しているため、該浮遊ゲートは外部との電気的な接
続を取る必要はない。しかしながら、これと同一のスプ
リットゲート構造を持つトランジスタを読み出し回路の
参照セルとして用いる場合や、拡散工程のモニタとして
メモリセルの特性を静的に測定するためには、外部から
浮遊ゲートに相当するゲート電極に対して所定の電圧を
印加したり、電流を測定したりする必要がある。
【0005】ところで、サイドウォール形成技術によっ
て得られる側壁部の幅は、段差部の側面に形成された堆
積膜の膜厚程度であるため、例えば側壁部が浮遊ゲート
である場合に、浮遊ゲートと電気的接触を図るためのコ
ンタクトを該浮遊ゲートに設けようとしても、その幅が
コンタクトの開口径よりも小さいので、他の導電膜との
接触や基板に対するコンタクトホールの突き抜け等が生
じる虞がある。このため、浮遊ゲートに対して安定した
電気的接続が取りにくいという問題があった。
【0006】以下、従来のゲート電極に対するコンタク
ト形成方法であって、特に、浮遊ゲートをサイドウォー
ル形成技術で形成した不揮発性メモリについて図面を参
照しながら説明する。
【0007】図3(a)〜図3(c)は従来のサイドウ
ォール形状の浮遊ゲートであって、図3(a)は浮遊ゲ
ートを含むコンタクト形成領域の平面構成を示し、図3
(b)は(a)のIIIb−IIIb線における断面構成を示
し、図3(c)は図3(a)のIIIc−IIIc線における
断面構成を示している。
【0008】図3(a)及び図3(b)に示すように、
シリコンからなる半導体基板100上には、ポリシリコ
ンからなるコントロールゲート101が形成され、コン
トロールゲート101の側面にはポリシリコンからなる
浮遊ゲート102が絶縁膜103を介して形成されてい
る。
【0009】また、図3(a)及び図3(c)に示すよ
うに、浮遊ゲート102におけるメモリセルトランジス
タの素子領域以外の領域に設けられたコンタクト形成領
域104には、コンタクト105が形成されており、該
コンタクト105は図示されない上層メタル配線と電気
的に接続されている。
【0010】以下、コントロールゲート101、浮遊ゲ
ート102及びコンタクト105の形成方法を簡単に説
明する。
【0011】まず、コントロールゲート101をパター
ニングした後、堆積法又は熱酸化法によりコントロール
ゲート101の表面上に該コントロールゲート101と
浮遊ゲート102とを絶縁する絶縁膜103を形成す
る。続いて、コントロールゲート101の側面に所定の
幅が得られる膜厚を有するポリシリコンからなる浮遊ゲ
ート形成膜を堆積する。
【0012】次に、通常のリソグラフィ法を用いてコン
タクト形成領域104をマスクするレジストパターンを
形成した後、形成したレジストパターンをマスクとして
浮遊ゲート形成膜に対して異方性エッチング(エッチバ
ック)を行なうことにより、図3(b)に示すように、
コントロールゲート101の側面にサイドウォール形状
を持つ浮遊ゲート102を形成することができる。
【0013】一方、レジストパターンによりマスクされ
たコンタクト形成領域104においては、図3(c)に
示すように、浮遊ゲート形成膜からなり、コントロール
ゲート101の側面から基板面方向に延びた平坦部が形
成される。その後、この平坦部に通常の方法でコンタク
ト105を形成すれば、サイドウォールで形成された浮
遊ゲート102を他の配線層と電気的に接続することが
できるので、浮遊ゲート102に対して、外部から電位
を与えたり電流を測定したりすることが可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のサイドウォ
ール形状のゲート電極に対するコンタクト形成方法は、
本来はマスクパターンを用いずに異方性エッチングのみ
により微小幅の浮遊ゲート102を形成できる。しかし
ながら、浮遊ゲート形成膜の一部分からなるコンタクト
形成領域104をマスクするマスク材をパターニングす
るためのマスク工程が必要となるため、例えば拡散工程
のスループットが低下すると共に、ウェーハのコストが
増大するという問題がある。
【0015】本発明は、コンタクト形成領域用のマスク
工程を行なうことなく、サイドウォール形状を持つゲー
ト電極にコンタクトを形成できるようにすることを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、半導体基板上におけるパターン同士の間
に間隙を設けた第1の薄膜パターンを形成しておき、第
1の薄膜パターンのサイドウォールとして形成される第
2の薄膜を、第1の薄膜パターンのパターン同士の間隙
が充填されるように堆積し、堆積された第2の薄膜にお
ける間隙の充填部にコンタクトを設ける構成とする。
【0017】具体的に、本発明に係る第1の半導体装置
は、半導体基板上に形成された第1の電極パターンと、
半導体基板上における第1の電極パターンの側面に該第
1の電極パターンと絶縁されて形成された第2の電極パ
ターンと、半導体基板上に第2の電極パターンと電気的
に接続されるように設けられたコンタクトと、半導体基
板上に第1の電極パターンと所定の間隔をおいて形成さ
れ、第1の電極パターンと同一の部材からなる孤立した
コンタクト形成補助パターンとを備え、第2の電極パタ
ーンは、第1の電極パターンとコンタクト形成補助パタ
ーンとの間の間隙に第2の電極パターンの構成部材が充
填されてなる充填部を有し、コンタクトは充填部の上に
形成されている。
【0018】第1の半導体装置によると、第2の電極パ
ターンが第1の電極パターンとコンタクト形成補助パタ
ーンとの間の間隙に第2の電極パターンの構成部材が充
填されてなる充填部を有し、コンタクトが第2の電極パ
ターンの充填部の上に形成されているため、第2の電極
パターンにおけるコンタクト形成領域が、第1の電極パ
ターンとコンタクト形成補助パターンとの間の領域に自
己整合的に形成されているので、コンタクト形成領域を
形成するためのマスク工程が不要となり、プロセスを簡
略化できる。
【0019】第1の半導体装置において、第1の電極パ
ターンがコントロールゲートであり、第2の電極パター
ンが浮遊ゲートであり、コンタクト形成補助パターン
が、浮遊ゲートにおける素子領域と異なる領域に形成さ
れていることが好ましい。このようにすると、半導体装
置が不揮発性半導体記憶装置となる。
【0020】本発明に係る第2の半導体装置は、半導体
基板上に形成された第1の電極パターンと、半導体基板
上における第1の電極パターンの側面に該第1の電極パ
ターンと絶縁されて形成された第2の電極パターンと、
半導体基板上に第2の電極パターンと電気的に接続され
るように設けられたコンタクトと、半導体基板上に第1
の電極パターンと絶縁されて形成され、第1の電極と同
一の部材からなる孤立した第1のコンタクト形成補助パ
ターンと、半導体基板上に第1のコンタクト形成補助パ
ターンと所定の間隔をおいて形成され、第1の電極パタ
ーンと同一部材からなる孤立した第2のコンタクト形成
補助パターンとを備え、第2の電極パターンは、第1の
コンタクト形成補助パターンと第2のコンタクト形成補
助パターンとの間の間隙に第2の電極パターンの構成部
材が充填されてなる充填部を有し、コンタクトは充填部
の上に形成されている。
【0021】第2の半導体装置によると、第2の電極パ
ターンが、第1のコンタクト形成補助パターンと第2の
コンタクト形成補助パターンとの間の間隙に第2の電極
パターンの構成部材が充填されてなる充填部を有し、コ
ンタクトが第2の電極パターンの充填部の上に形成され
ているため、第1のコンタクト形成補助パターン及び第
2のコンタクト形成補助パターンが電気的に浮遊な状態
であれば、コンタクトの径を充填部の幅よりも大きくす
ることができる。すなわち、コンタクトの径が第2の電
極パターンの幅寸法に依存しなくなるため、第2の電極
パターンの幅寸法を小さくしても、第2の電極パターン
と他の配線層との電気的な接続が安定し且つコンタクト
形成時のマージンも大きくなる。
【0022】第2の半導体装置において、第1の電極パ
ターンがコントロールゲートであり、第2の電極パター
ンが浮遊ゲートであり、第1のコンタクト形成補助パタ
ーン及び第2のコンタクト形成補助パターンが、それぞ
れ電気的に浮遊な状態で且つ浮遊ゲートにおける素子領
域と異なる領域に形成されていることが好ましい。この
ようにすると、半導体装置が不揮発性半導体記憶装置と
なる。
【0023】本発明に係る第1の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に、互いに隣接する側辺部同士の間に
間隙を設けるように第1の電極パターンと孤立パターン
とを形成する工程と、第1の電極パターン及び孤立パタ
ーンの上に間隙を残すように絶縁膜を形成する工程と、
半導体基板上に、第1の電極パターン及び孤立パターン
を含む全面にわたって間隙が充填されるように第2の電
極パターン形成膜を形成する工程と、第2の電極パター
ン形成膜に対してエッチバックを行なって、第2の電極
パターン形成膜から、第1の電極パターンの側面に形成
された側壁部と間隙に充填された充填部とからなる第2
の電極パターンを形成する工程と、充填部の上に該充填
部と電気的に接続されるコンタクトを形成する工程とを
備えている。
【0024】第1の半導体装置の製造方法によると、半
導体基板上に、互いに隣接する側辺部同士の間に間隙を
設けて第1の電極パターンと孤立パターンとを形成して
おき、該間隙が充填されるように第2の電極パターン形
成膜を形成する。続いて、第2の電極パターン形成膜か
ら、第1の電極パターンの側面に形成された側壁部と間
隙に充填された充填部とからなる第2の電極パターンを
形成し、形成された充填部の上に該充填部と電気的に接
続されるコンタクトを形成するため、第2の電極パター
ンにおけるコンタクト形成領域が、第1の電極パターン
とコンタクト形成補助パターンとの間の間隙に充填部と
して自己整合的に形成されるので、コンタクト形成領域
を形成するためのマスク工程が不要となき、その結果、
プロセスを簡略化できる。
【0025】第1の半導体装置の製造方法において、第
1の電極パターンがコントロールゲートであり、第2の
電極パターンが浮遊ゲートであることが好ましい。この
ようにすると、浮遊ゲートがモニタ可能な不揮発性半導
体記憶装置を得ることができる。
【0026】第1の半導体装置の製造方法において、第
1の電極パターン、孤立パターン及び第2の電極パター
ンがポリシリコンからなることが好ましい。このように
すると、これらのパターンを確実に形成することができ
る。
【0027】本発明の第2の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に、第1の電極パターンと、該第1の電極
パターンと隣接し且つ互いに対向する側辺部同士の間に
間隙を設けた少なくとも2つの孤立パターンを形成する
工程と、第1の電極パターン及び各孤立パターンの上に
間隙を残すように絶縁膜を形成する工程と、半導体基板
上に、第1の電極パターン及び各孤立パターンを含む全
面にわたって少なくとも1つの間隙が充填されるように
第2の電極パターン形成膜を形成する工程と、第2の電
極パターン形成膜に対してエッチバックを行なって、第
2の電極パターン形成膜から、第1の電極パターンの側
面に形成された側壁部と各孤立パターン同士の間の少な
くとも1つの間隙に充填された充填部とからなる第2の
電極パターンを形成する工程と、充填部の上に該充填部
と電気的に接続されるコンタクトを形成する工程とを備
えている。
【0028】第2の半導体装置の製造方法によると、第
2の電極パターン形成膜から、第1の電極パターンの側
面に形成された側壁部と各孤立パターン同士の間の少な
くとも1つの間隙に充填された充填部とからなる第2の
電極パターンを形成し、さらに、充填部の上に該充填部
と電気的に接続されるコンタクトを形成するため、第2
の電極パターンにおけるコンタクト形成領域が、少なく
とも2つの孤立パターン同士の間の間隙に充填部として
自己整合的に形成されるので、コンタクト形成領域を形
成するためのマスク工程が不要となる。その上、各孤立
パターンが電気的に浮遊な状態であれば、コンタクトの
径を充填部の幅よりも大きくすることができ、コンタク
トの径が第2の電極パターンの幅寸法に依存しなくなる
ため、第2の電極パターンの幅寸法を小さくしても、第
2の電極パターンと他の配線層との電気的な接続を確実
に行なえると共に、コンタクト形成時のマージンをも大
きくできる。
【0029】第2の半導体装置の製造方法において、第
1の電極パターンがコントロールゲートであり、第2の
電極パターンが浮遊ゲートであり、各孤立パターンは電
気的に浮遊な状態であることが好ましい。
【0030】第2の半導体装置の製造方法において、第
1の電極パターン、各孤立パターン及び第2の電極パタ
ーンがポリシリコンからなることが好ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明の第1
の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0032】図1(a)〜図1(c)は第1の実施形態
に係る半導体装置におけるサイドウォール形状を持つ浮
遊ゲートのコンタクト形成領域であって、図1(a)は
コンタクト形成領域の平面構成を示し、図1(b)は図
1(a)のIb−Ib線における断面構成を示し、図1
(c)は図1(a)のIc−Ic線における断面構成を
示している。
【0033】図1(a)及び図1(b)に示すように、
本実施形態に係る半導体装置は、例えばシリコンからな
る半導体基板10上のメモリセルトランジスタ領域(素
子領域)に、第1の電極パターンとしてのポリシリコン
からなるコントロールゲート11Aと、半導体基板10
上におけるコントロールゲート11Aの一方の側面に絶
縁膜12を介在させた第2の電極パターンとしてのポリ
シリコンからなる浮遊ゲート13の側壁部13aとが形
成されている。また、コントロールゲート11A及び浮
遊ゲート13の側壁部13bは層間絶縁膜14により覆
われている。
【0034】一方、図1(a)及び図1(c)に示すよ
うに、半導体基板10上の浮遊ゲート13における素子
領域以外の領域には、コントロールゲート11Aと同一
工程のポリシリコンからなり、コントロールゲート11
Aと所定の間隙を設けるように、孤立パターンである方
形状のコンタクト形成補助パターン11Bが形成されて
いる。コントロールゲート11Aとコンタクト形成補助
パターン11Bとの間には、浮遊ゲート13を構成する
ポリシリコンが充填されてなる充填部13bが形成され
ており、該充填部13bの上には、例えばタングステン
等からなるコンタクト15が形成されている。コンタク
ト15は図示されない上層メタル配線と電気的に接続さ
れている。
【0035】以下、前記のように構成された半導体装置
の製造方法を説明する。
【0036】まず、半導体基板10上に、堆積法及びリ
ソグラフィ法を用いて、互いに隣接する側辺部同士の間
隔を約0.3μmとする間隙を設けて、ポリシリコンか
らなるコントロールゲート11Aとコンタクト形成補助
パターン11Bとを形成する。なお、0.18μmのデ
ザインルールを用いれば、コントロールゲート11Aと
コンタクト形成補助パターン11Bとの間隔を0.30
μm程度にすることは容易である。
【0037】次に、堆積法又は熱酸化法を用いて、コン
トロールゲート11Aとコンタクト形成補助パターン1
1Bの表面上に、膜厚が約0.01μmで浮遊ゲート1
3との絶縁を図る絶縁膜12を形成する。これにより、
コントロールゲート11Aとコンタクト形成補助パター
ン11Bとの間の間隙の寸法は約0.28μmとなる。
【0038】次に、堆積法を用いて、半導体基板10上
に、コントロールゲート11A及びコンタクト形成補助
パターン11Bを含む全面にわたって両者の間隙が充填
されるように、膜厚が約0.18μmのポリシリコンか
らなる第2の電極パターン形成膜としての浮遊ゲート形
成膜を堆積する。本実施形態においては、浮遊ゲート形
成膜の膜厚を約0.18μmとして、コントロールゲー
ト11Aとコンタクト形成補助パターン11Bとの間の
間隙の2分の1以上に設定することにより、この間隙を
ポリシリコンにより確実に充填できるようにしている。
【0039】次に、浮遊ゲート形成膜に対して異方性エ
ッチング(エッチバック)を行なって、浮遊ゲート形成
膜から、コントロールゲート11Aの側面に形成された
側壁部13aと、コントロールゲート11Aとコンタク
ト形成補助パターン11Bとの間の間隙に充填された充
填部13bとにより構成される浮遊ゲート13を形成す
る。このように、コンタクト形成領域が、コンタクト形
成補助パターン11Bを半導体基板10上の素子領域以
外の領域で且つコントロールゲート11Aの近傍に所定
の間隙を設けて形成することにより、浮遊ゲート13の
一部分からなる充填部13bを自己整合的に形成でき
る。
【0040】次に、半導体基板10上にコントロールゲ
ート11A、コンタクト形成補助パターン11B及び浮
遊ゲート13を含む全面にわたって酸化シリコン等から
なる層間絶縁膜14を堆積し、その後、リソグラフィ法
を用いて、充填部13bの上に、開口径が約0.24μ
mのコンタクトホールを形成する。続いて、蒸着法等を
用いて、充填部13bと電気的に接続されるようにコン
タクト15を形成する。
【0041】次に、図示はしていないが、層間絶縁膜1
4の上に、例えばアルミニウムからなる上層配線パター
ンをコンタクト15と接続されるように形成する。
【0042】ここでは、不揮発性メモリセルのサイドウ
ォール形状の浮遊ゲート13と、コンタクト15が形成
された充填部13bとは一体に形成されているため、浮
遊ゲート13と上層配線パターンとを電気的に接続する
ことができる。
【0043】以上説明したように、第1の実施形態によ
ると、コントロールゲート11Aをパターニングする工
程で、コントロールゲート11Aとの間に浮遊ゲート1
3の構成部材が充填される程度の間隙を設けたコンタク
ト形成補助パターン11Bを形成しておき、続く浮遊ゲ
ート13の側壁部13aを形成する際の異方性エッチン
グにより、コンタクト形成領域(充填部13b)を自己
整合的に形成することができる。
【0044】言い換えると、コンタクト形成領域をマス
クすることなく側壁部13aを形成するための異方性エ
ッチングを行なっても、コンタクト形成領域である充填
部13bを得ることができるため、コンタクト形成領域
をマスクするマスク工程を不要とすることができる。従
って、不揮発性メモリの浮遊ゲート形成工程を変更する
ことなく浮遊ゲート13のコンタクト15を形成するこ
とができるので、拡散工程の短縮化及び製造コストの低
減を図ることができ、その効果は極めて大きい。
【0045】なお、コンタクト形成補助パターン11B
が電気的に浮遊な状態とすれば、コンタクト15がコン
タクト形成補助パターン11Bと接触しても動作に支障
を来たさないため、コンタクト15の設計マージンを大
きくできる。
【0046】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0047】第2の実施形態は、第1の実施形態におい
てサイドウォール形状の浮遊ゲートの幅寸法をさらに縮
小する場合に有効となる。
【0048】例えば、第1の実施形態において、浮遊ゲ
ートの幅寸法を縮小して0.12μm程度とすると、コ
ントロールゲート11Aとコンタクト形成補助パターン
11Bとの間隔を0.23μm程度にする必要がある。
従って、絶縁膜12の生成後では両者の間隔を0.21
μmに設計する必要がある。その結果、両者の間隔がコ
ンタクト15の幅寸法の0.24μmよりも小さくなっ
てしまい、コンタクト15がコントロールゲート11A
と接触してしまう。
【0049】以下、このような事態に対処できる第2の
実施形態について説明する。
【0050】図2(a)〜図2(c)は第2の実施形態
に係る半導体装置におけるサイドウォール形状を持つ浮
遊ゲートのコンタクト形成領域であって、図2(a)は
コンタクト形成領域の平面構成を示し、図2(b)は図
2(a)のIIb−IIb線における断面構成を示し、図2
(c)は図2(a)のIIc−IIc線における断面構成を
示している。
【0051】図2(a)及び図2(b)に示すように、
本実施形態に係る半導体装置は、例えばシリコンからな
る半導体基板20上のメモリセルトランジスタ領域(素
子領域)に、第1の電極パターンとしてのポリシリコン
からなるコントロールゲート21Aと、半導体基板20
上におけるコントロールゲート21Aの一方の側面に絶
縁膜22を介在させた第2の電極パターンとしてのポリ
シリコンからなる浮遊ゲート23の側壁部23aとが形
成されている。また、コントロールゲート21A及び浮
遊ゲート23の側壁部23bは層間絶縁膜24により覆
われている。
【0052】一方、図2(a)及び図2(c)に示すよ
うに、半導体基板20上の浮遊ゲート23における素子
領域以外の領域には、コントロールゲート21Aと同一
工程のポリシリコンからなり、コントロールゲート21
Aと所定の間隙を設けて隣接する孤立パターンである方
形状の第1のコンタクト形成補助パターン21Bと、該
第1のコンタクト形成補助パターン21Bと所定の間隙
を設けて隣接する孤立パターンである方形状の第2のコ
ンタクト形成補助パターン21Cとが形成されている。
【0053】コントロールゲート21Aと第1のコンタ
クト形成補助パターン21Bとの間には、浮遊ゲート2
3を構成するポリシリコンが充填されてなる第1充填部
23bが形成されていると共に、第1のコンタクト形成
補助パターン21Bと第2のコンタクト形成補助パター
ン21Cとの間には、浮遊ゲート23を構成するポリシ
リコンが充填されてなる第2充填部23cが形成されて
いる。
【0054】第2の実施形態の特徴として、第1及び第
2のコンタクト形成補助パターン21B、21Cとの間
隙に形成される第2充填部23cの上に、例えばタング
ステン等からなるコンタクト25が形成されている。さ
らに、該コンタクト25における各コンタクト形成補助
パターン21B、21C側に位置する側辺部が、これら
コンタクト形成補助パターン21B、21Cの上面の周
縁部にまでまたがるように形成され、図2(c)に示す
ようにコンタクト25と各コンタクト形成補助パターン
21B、21Cとは接触している。また、コンタクト2
5は図示されない上層メタル配線と電気的に接続されて
いる。
【0055】このように、第2の実施形態においては、
それぞれが電気的に浮遊な状態とされた複数のコンタク
ト形成補助パターン21B、21Cが、コントロールゲ
ート21Aが延びる方向と垂直な方向に所定の間隙を設
けるように配置されている。これにより、図2(b)に
示す浮遊ゲート23の側壁部23aの幅寸法の縮小化を
図るために、浮遊ゲート23の堆積膜厚を小さくする
と、その堆積膜厚に応じて第1充填部23b及び第2充
填部23cの幅も小さくなってしまう。しかしながら、
本実施形態に係るコンタクト25は、電気的に浮遊な状
態にある第1及び第2のコンタクト形成補助パターン2
1B、21Cの間に充填されてなる第2充填部23cの
上に形成されているため、コンタクト25とこれらコン
タクト形成補助パターン21B、21Cとが互いに接触
したとしてもリークが生じることがないので、第2充填
部23cの幅寸法に規制されることなく所望の開口寸法
のコンタクトホールを形成できる。
【0056】以下、前記のように構成された半導体装置
の製造方法を説明する。
【0057】まず、半導体基板20上に、堆積法及びリ
ソグラフィ法を用いて、互いに隣接する側辺部同士の間
隔を約0.23μmとする間隙を設けて、ポリシリコン
からなるコントロールゲート21Aと第1のコンタクト
形成補助パターン21Bと第2のコンタクト形成補助パ
ターン21Cとを形成する。
【0058】次に、堆積法又は熱酸化法を用いて、コン
トロールゲート21Aと各コンタクト形成補助パターン
21B、21Cの表面上に、膜厚が約0.01μmで浮
遊ゲート23との絶縁を図る絶縁膜22を形成する。こ
れにより、コントロールゲート21A、第1及び第2の
コンタクト形成補助パターン21B、21Cのそれぞれ
の間の間隙の寸法は約0.21μmとなる。
【0059】次に、堆積法を用いて、半導体基板20上
に、コントロールゲート21A及び各コンタクト形成補
助パターン21B、21Cを含む全面にわたって各パタ
ーン21A、21B、21Cの間隙が充填されるよう
に、膜厚が約0.12μmのポリシリコンからなる第2
の電極パターン形成膜としての浮遊ゲート形成膜を堆積
する。
【0060】次に、浮遊ゲート形成膜に対して異方性エ
ッチング(エッチバック)を行なって、浮遊ゲート形成
膜から、コントロールゲート21Aの側面に形成された
側壁部23a、コントロールゲート21Aと第1のコン
タクト形成補助パターン21Bとの間の間隙に充填され
た第1充填部23b及び第1のコンタクト形成補助パタ
ーン21Bと第2のコンタクト形成補助パターン21C
との間の間隙に充填された第2充填部23cにより構成
される浮遊ゲート23を形成する。このように、コンタ
クト形成領域が、コンタクト形成補助パターン21Bを
半導体基板20上の素子領域以外の領域で且つコントロ
ールゲート21Aの近傍に所定の間隙を設けて形成する
ことにより、浮遊ゲート23の一部分からなる第1充填
部23b及び第2充填部23cを自己整合的に形成でき
る。
【0061】次に、半導体基板20上にコントロールゲ
ート21A、第1及び第2のコンタクト形成補助パター
ン21B、21C及び浮遊ゲート23を含む全面にわた
って酸化シリコン等からなる層間絶縁膜24を堆積し、
その後、リソグラフィ法を用いて、第2充填部23cの
上に、開口径が約0.24μmのコンタクトホールを形
成する。続いて、蒸着法等を用いて、第2充填部23c
と電気的に接続されるようにコンタクト25を形成す
る。
【0062】次に、図示はしていないが、層間絶縁膜2
4の上に、例えばアルミニウムからなる上層配線パター
ンをコンタクト25と接続されるように形成する。
【0063】ここでは、不揮発性メモリセルの浮遊ゲー
ト23と、コンタクト25が形成された第2充填部23
cとは一体に形成されているため、ゲート長がより短縮
された浮遊ゲート23と上層配線パターンとを電気的に
確実に接続することができるようになる。
【0064】このように、コントロールゲート21Aを
パターニングする工程で、コントロールゲート21Aと
の間に、それぞれ浮遊ゲート23の構成部材が充填され
る程度の間隙を設けた電気的に浮遊な第1のコンタクト
形成補助パターン21B及び第2のコンタクト形成補助
パターン21Cを形成しておき、続く浮遊ゲート23の
側壁部23aを形成する際の異方性エッチングにより、
浮遊ゲート23の幅寸法に規制されることがないコンタ
クト形成領域(第2充填部23c)を自己整合的に形成
することができる。
【0065】すなわち、コンタクト25の径寸法を変え
ることなく、浮遊ゲート23の幅寸法を縮小しても、浮
遊ゲート23に対する電気的な接続を確実に設けること
ができる。また、第1及び第2のコンタクト形成補助パ
ターン21B、21Cの間隔をより大きく設定すれば、
さらに大きなコンタクトに対しても有効となり、且つ、
マスクの重ね合わせマージンを十分に確保することも可
能となる。
【0066】以上説明したように、第2の実施形態によ
ると、半導体基板20上のコントロールゲート21Aに
おける素子領域以外の領域において、コントロールゲー
ト21Aと隣接し且つ電気的に浮遊な状態にある第1及
び第2のコンタクト形成補助パターン21B、21Cを
配置しておき、これらのパターン間の間隙の寸法の2分
の1以上の膜厚を持つ浮遊ゲート形成膜を堆積して、サ
イドウォール形成法により浮遊ゲート23を形成するこ
とにより、浮遊ゲート23の幅寸法とコンタクト25の
径寸法とをそれぞれ独立して設定できるようになる。
【0067】その結果、本実施形態は、浮遊ゲート23
と他の配線パターンとを安定して接続できるコンタクト
25を設けることができる上に、コンタクト形成領域を
マスクするマスク工程を不要とできるため、その効果は
極めて大きい なお、第2の実施形態においては、コンタクト形成領域
となる充填部を形成するために2つのコンタクト形成補
助パターン21B、21Cを設けているが、3つ以上の
コンタクト形成補助パターンを設けてもよい。しかしな
がら、本発明の趣旨からは、第2充填部23cが形成さ
れさえすればよい。
【0068】また、第1の実施形態及び第2の実施形態
においては、浮遊ゲート型不揮発性メモリ装置について
説明したが、これに限らず、素子パターンの側面等から
なる段差部又は基板の上部が堀り込まれてなる段差部に
サイドウォール形成法を用いて形成された導電膜を有す
る半導体装置においても同様の効果を期待できる。
【0069】また、サイドウォール形成法により形成さ
れる導電膜はポリシリコン膜に限られず、アルミニウム
等の金属又はポリサイド等の他の材料であっても同様の
効果を得ることができる。
【0070】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置及びその製造方
法によると、第2の電極パターンにおけるコンタクト形
成領域が、第1の電極パターンとコンタクト形成補助パ
ターンとの間、又はコンタクト形成補助パターン同士の
間の領域に充填部として自己整合的に形成されるため、
コンタクト形成領域を形成するためのマスク工程が不要
となるので、プロセスを簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の第1の実施形態に係
る半導体装置を示し、(a)はコンタクト形成領域の平
面図であり、(b)は(a)のIb−Ib線における構
成断面図であり、(c)は(a)のIc−Ic線におけ
る構成断面図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の第2の実施形態に係
る半導体装置を示し、(a)はコンタクト形成領域の平
面図であり、(b)は(a)のIIb−IIb線における構
成断面図であり、(c)は(a)のIIc−IIc線におけ
る構成断面図である。
【図3】(a)〜(c)は従来の不揮発性半導体記憶装
置を示し、(a)はコンタクト形成領域を含む平面図で
あり、(b)は(a)のIIIb−IIIb線における構成断
面図であり、(c)は(a)のIIIc−IIIc線における
構成断面図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 11A コントロールゲート(第1の電極パターン) 11B コンタクト形成補助パターン(孤立パターン) 12 絶縁膜 13 浮遊ゲート(第2の電極パターン) 13a 側壁部 13b 充填部 14 層間絶縁膜 15 コンタクト 20 半導体基板 21A コントロールゲート(第1の電極パターン) 21B 第1のコンタクト形成補助パターン(孤立パタ
ーン) 21C 第2のコンタクト形成補助パターン(孤立パタ
ーン) 22 絶縁膜 23 浮遊ゲート(第2の電極パターン) 23a 側壁部 23b 第1充填部 23c 第2充填部 24 層間絶縁膜 25 コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋野 彰男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小椋 正気 アメリカ合衆国,ニューヨーク州 12590, ワッピンジャーズ フォールス,オールド ホープウェル ロード 140,ヘイロー エルエスアイ デザイン アンド デバ イス テクノロジー インコーポレイテッ ド内 Fターム(参考) 5F001 AA01 AA03 AA32 AB02 AG15 5F083 EP03 EP22 ER22 GA28 GA30 PR39 5F101 BA01 BA14 BA17 BB02 BH26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1の電極パ
    ターンと、 前記半導体基板上における前記第1の電極パターンの側
    面に該第1の電極パターンと絶縁されて形成された第2
    の電極パターンと、 前記半導体基板上に前記第2の電極パターンと電気的に
    接続されるように設けられたコンタクトと、 前記半導体基板上に前記第1の電極パターンと所定の間
    隔をおいて形成され、前記第1の電極パターンと同一の
    部材からなる孤立したコンタクト形成補助パターンとを
    備え、 前記第2の電極パターンは、前記第1の電極パターンと
    前記コンタクト形成補助パターンとの間の間隙に前記第
    2の電極パターンの構成部材が充填されてなる充填部を
    有し、 前記コンタクトは前記充填部の上に形成されていること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電極パターンはコントロール
    ゲートであり、前記第2の電極パターンは浮遊ゲートで
    あり、 前記コンタクト形成補助パターンは、前記浮遊ゲートに
    おける素子領域と異なる領域に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された第1の電極パ
    ターンと、 前記半導体基板上における前記第1の電極パターンの側
    面に該第1の電極パターンと絶縁されて形成された第2
    の電極パターンと、 前記半導体基板上に前記第2の電極パターンと電気的に
    接続されるように設けられたコンタクトと、 前記半導体基板上に前記第1の電極パターンと絶縁され
    て形成され、前記第1の電極と同一の部材からなる孤立
    した第1のコンタクト形成補助パターンと、 前記半導体基板上に前記第1のコンタクト形成補助パタ
    ーンと所定の間隔をおいて形成され、前記第1の電極パ
    ターンと同一部材からなる孤立した第2のコンタクト形
    成補助パターンとを備え、 前記第2の電極パターンは、前記第1のコンタクト形成
    補助パターンと前記第2のコンタクト形成補助パターン
    との間の間隙に前記第2の電極パターンの構成部材が充
    填されてなる充填部を有し、 前記コンタクトは前記充填部の上に形成されていること
    を特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電極パターンはコントロール
    ゲートであり、前記第2の電極パターンは浮遊ゲートで
    あり、 前記第1のコンタクト形成補助パターン及び第2のコン
    タクト形成補助パターンは、それぞれ電気的に浮遊な状
    態で且つ前記浮遊ゲートにおける素子領域と異なる領域
    に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に、互いに隣接する側辺部
    同士の間に間隙を設けるように第1の電極パターンと孤
    立パターンとを形成する工程と、 前記第1の電極パターン及び孤立パターンの上に前記間
    隙を残すように絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板上に、前記第1の電極パターン及び孤立
    パターンを含む全面にわたって前記間隙が充填されるよ
    うに第2の電極パターン形成膜を形成する工程と、 前記第2の電極パターン形成膜に対してエッチバックを
    行なって、前記第2の電極パターン形成膜から、前記第
    1の電極パターンの側面に形成された側壁部と前記間隙
    に充填された充填部とからなる第2の電極パターンを形
    成する工程と、 前記充填部の上に該充填部と電気的に接続されるコンタ
    クトを形成する工程とを備えていることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の電極パターンはコントロール
    ゲートであり、前記第2の電極パターンは浮遊ゲートで
    あることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の電極パターン、孤立パターン
    及び第2の電極パターンはポリシリコンからなることを
    特徴とする請求項5又は7に記載の半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に、第1の電極パターン
    と、該第1の電極パターンと隣接し且つ互いに対向する
    側辺部同士の間に間隙を設けた少なくとも2つの孤立パ
    ターンを形成する工程と、 前記第1の電極パターン及び各孤立パターンの上に前記
    間隙を残すように絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板上に、前記第1の電極パターン及び各孤
    立パターンを含む全面にわたって少なくとも1つの間隙
    が充填されるように第2の電極パターン形成膜を形成す
    る工程と、 前記第2の電極パターン形成膜に対してエッチバックを
    行なって、前記第2の電極パターン形成膜から、前記第
    1の電極パターンの側面に形成された側壁部と前記各孤
    立パターン同士の間の少なくとも1つの間隙に充填され
    た充填部とからなる第2の電極パターンを形成する工程
    と、 前記充填部の上に該充填部と電気的に接続されるコンタ
    クトを形成する工程とを備えていることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の電極パターンはコントロール
    ゲートであり、前記第2の電極パターンは浮遊ゲートで
    あり、 前記各孤立パターンは電気的に浮遊な状態であることを
    特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の電極パターン、各孤立パタ
    ーン及び第2の電極パターンはポリシリコンからなるこ
    とを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体装置の製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006054292A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Renesas Technology Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2012191223A (ja) * 2005-03-23 2012-10-04 Renesas Electronics Corp 半導体記憶装置
JP2014229844A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

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