JP2001325420A - マネジメント情報生成システム - Google Patents

マネジメント情報生成システム

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JP2001325420A
JP2001325420A JP2000140854A JP2000140854A JP2001325420A JP 2001325420 A JP2001325420 A JP 2001325420A JP 2000140854 A JP2000140854 A JP 2000140854A JP 2000140854 A JP2000140854 A JP 2000140854A JP 2001325420 A JP2001325420 A JP 2001325420A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の複数の業務システムを利用し、業務シ
ステムに入力された種々の業務データのデータ形式を共
通化し、所定の演算処理を施すことによって所望のデー
タを新たに導出することを図る。 【解決手段】 業務項目をシステム識別情報に書き換え
てシステムデータとする書換手段10と、システムデー
タを記憶する1次記憶手段20と、システムデータに演
算処理を施し、新たなシステムデータである演算処理デ
ータを生成する演算処理手段30と、システムデータと
演算処理データとを業務管理データとして記憶する2次
記憶手段35と、業務管理データから必要とする業務管
理データを抽出する抽出手段37と、抽出手段37で抽
出した業務管理データを定形で出力する出力手段40と
を備え、データ形式の異なる業務データをデータ形式が
統一されたシステムデータにし、そのシステムデータか
ら業務管理に有用な業務管理データを導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マネジメント情報
生成システムに係り、複数の業務システムで用いられる
夫々異なる形式のデータを共通のデータ形式に統一し、
各種データ処理を可能にするマネジメント情報生成シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マネジメント情報生成システムと
して、例えば、特開平3−19074号公報に記載のも
のが挙げられる。図12に示すように、従来のマネジメ
ント情報生成システムSは、業務内容の異なる医療事務
システム1,用度システム2,給与計算システム3,財
務会計システム4と、医療事務システム1,用度システ
ム2,給与計算システム3で入力されたデータのうち、
財務会計システム4に必要なデータを伝票単位で記憶す
る会計データファイル5と、会計データファイル5に記
憶されたデータを財務会計システム4のデータとして記
憶する財務会計データベース6とを備えて構成されてい
る。この従来のマネジメント情報生成システムSによれ
ば、医療事務システム1,用度システム2,給与計算シ
ステム3で入力されたデータのうち財務会計システム4
に必要なデータは、一旦会計データファイル5に格納さ
れ、財務会計システム4に取り込まれた後は財務会計デ
ータベース6に記憶される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のマネ
ジメント情報生成システムSを構築するためには、各シ
ステム間でデータ移動できるように財務会計システム4
のデータ形式と、医療事務システム1,用度システム
2,給与計算システム3のデータ形式を一致させるよう
に、4つのサブシステムを構築しなければならず、シス
テムの構築に手間を要するという問題があった。また、
従来のマネジメント情報生成システムSで導出されるデ
ータは、医療事務システム1,用度システム2,給与計
算システム3で入力された入出金データから財務会計シ
ステム4のデータ、即ち勘定科目,補助科目もしくは財
務諸表等のデータを自動的に導入するものであって、通
常の財務会計のデータを生成するシステムの枠を越える
ものではなかった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、既存の複数の業務システムを利用し、業務
システムに入力された種々の業務データのデータ形式を
共通化し、所定の演算処理を施すことによって所望のデ
ータを新たに導出できるマネジメント情報生成システム
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、複数の業務システムに
夫々記憶され、各業務システム固有の形式の固有識別情
報で区別された多数の業務項目毎に実情報が書き込まれ
た多数の業務項目データを備えた業務データを利用し
て、業務管理用のデータを調整するマネジメント情報生
成システムにおいて、上記業務項目データを、上記多数
の業務項目毎に対応して定めた統一した形式のシステム
識別情報に従って、上記業務項目をシステム識別情報に
書き換えてシステムデータとする書換手段と、上記書換
手段で書き換えられた上記システムデータを記憶する1
次記憶手段と、上記1次記憶手段に記憶された上記シス
テムデータに演算処理を施し、新たなシステムデータで
ある演算処理データを生成する演算処理手段と、上記シ
ステムデータと上記演算処理データとを業務管理データ
として記憶する2次記憶手段と、上記2次記憶手段に記
憶された業務管理データから必要とする上記業務管理デ
ータを抽出する抽出手段と、上記抽出手段で抽出した上
記業務管理データを定形で出力する出力手段とを備えて
構成した。複数の業務システムからマネジメント情報生
成システムに供給される業務データは、書換手段にてマ
ネジメント情報生成システムのデータ形式に書き換えら
れる。業務データは、業務システム固有の形式の固有識
別情報により、多数の業務項目を区別している。書換手
段は、固有識別情報を業務項目毎に対応して定めた統一
した形式のシステム識別情報に書き換えて、業務データ
をマネジメント情報生成システムにおいて利用可能なデ
ータ形式のシステムデータにする。システムデータは、
一旦1次記憶手段に記憶され業務システムから供給され
た情報としてデータベース化される。演算処理手段は、
1次記憶手段に記憶されたシステムデータに所望の演算
処理を施して、業務管理データとして有用な新たなシス
テム識別情報を有する演算処理データを形成する。2次
記憶手段は、演算処理データとそのままで業務管理デー
タとして有用なシステムデータとを業務管理データとし
てデータベース化する。抽出手段は、抽出の際に必要と
なる業務管理データを2次記憶手段から抽出する。出力
手段は、抽出手段が抽出した業務管理データを所定の定
形様式で出力する。
【0006】また、必要に応じ、上記システムデータ
を、階層化した構成とした。システムデータを階層化す
ることにより、システムデータを上位階層から下位階層
に位置するシステムデータとして分類することが容易に
なる。階層を指定することにより、目的とするシステム
データを容易に導出できる。また、抽出の際にシステム
データの並び替えも行なえる。更に、必要に応じ、上記
書換手段に、上記業務項目と上記システム識別情報とを
マッチングするマップを備えた構成とした。固有識別情
報は、マップで固有識別情報にマッチングされたシステ
ム識別情報に書き換えられる。書き換えられたシステム
識別情報は、マネジメント情報生成システムにおいて共
通のコードとして利用される。更にまた、必要に応じ、
上記書換手段に、書き換え対象にする上記業務項目を選
択する業務項目選択部を備えた構成とした。業務管理デ
ータを導出するために必要な業務データを選択すること
ができるので、不要な業務データに対して演算処理を施
す必要がなくなる。また、必要に応じ、上記書換手段
に、上記システム識別情報を用いて演算処理の計算式を
設定する1次計算式設定部を備えた構成とした。1次計
算式設定部で所望なシステムデータを予め纏めたシステ
ムデータにしておくことができる。
【0007】更に、必要に応じ、上記1次記憶手段に、
上記システムデータを業務システム毎に記憶する業務フ
ァイルを備えた構成とした。業務システム対応に業務フ
ァイルを設けたので、書換処理で書き換えられたシステ
ムデータは容易に業務システム単位に分類される。更に
また、必要に応じ、上記1次記憶手段に、上記業務シス
テム以外から供給される業務項目データを上記システム
データと別個のシステムデータとして記憶する個別ファ
イルを備えた構成とした。業務システムから得ることが
出来ない情報をシステムデータとして蓄えることができ
る。また、必要に応じ、上記業務ファイルに、記憶され
た上記システムデータの履歴を保持する履歴ファイルを
備えた構成とした。業務管理データを生成するためのシ
ステムデータの選択肢を増加させ、有効な業務管理デー
タの生成を助長する。更に、必要に応じ、上記演算処理
手段に、上記システム識別情報を用いて演算処理の計算
式を設定する2次計算式設定部を備えた構成とした。2
次計算式設定部で計算式を設定して、業務管理に必要な
データを形成することができる。
【0008】更にまた、必要に応じ、上記2次記憶手段
に、上記演算処理手段から供給されたシステムデータを
保持する履歴記憶部を備えた構成とした。演算処理手段
で導出した業務管理に有効なデータを保存しておくこと
ができる。また、必要に応じ、上記抽出手段に、抽出条
件として、上記システム識別情報を選択する識別情報選
択部と抽出期間を指定する期間指定部とを備えた構成と
した。出力すべき業務管理データを必要に応じて、シス
テム識別情報及び履歴記憶部に記憶されている期間に応
じた抽出期間を指定して抽出することができる。更に、
必要に応じ、上記出力手段に、上記抽出手段で抽出した
上記業務管理データをファイル形式で出力するファイル
出力機構を備えた構成とした。抽出した業務管理データ
は、既存のソフトで利用できる所定のデータ形式からな
るファイル形式で出力され、既存のソフトのデータとし
て直接利用させることができる。更にまた、必要に応
じ、上記業務管理データを修正する修正手段を設けた構
成とした。演算処理手段での演算処理後においても、業
務管理データのシステム識別情報及び実情報を修正する
ことができる。また、必要に応じ、上記修正手段に、上
記システム識別情報を修正する識別情報修正部と、修正
したシステム識別情報に係る計算式を修正する計算式修
正部とを備えた構成とした。識別情報修正部でシステム
識別情報を修正した際には、計算式修正部により修正対
象となったシステム識別情報が設定してある1次計算式
設定部及び2次計算式設定部の設定内容も更新される。
更に、必要に応じ、上記業務システムを搭載した端末に
ネットワークを介して接続し、当該接続した業務システ
ムがネットワークを介して提供する上記業務データを受
信して上記書換手段に供給するデータ受信制御手段を設
けた構成とした。業務システムが遠隔地に在っても、ネ
ットワークを介して接続して直接マネジメント情報生成
システムに業務データを容易に供給することができる。
更にまた、必要に応じ、ネットワークを介して接続した
端末に、上記出力手段から出力する上記業務管理データ
を送出するデータ送信制御手段を設けた構成とした。得
られる業務管理データは、ネットワークを介して接続し
た端末に直接提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係るマネジメント情報生成システムにつ
いて説明する。図1に示すように、マネジメント情報生
成システムSは、複数の業務システムGに夫々記憶さ
れ、各業務システムGに固有の形式の固有識別情報で区
別された多数の業務項目毎に実情報が書き込まれた多数
の業務項目データからなる業務データを利用して、業務
管理データを調整する。業務システムGとは、業務対象
が異なる既存の業務処理を行なうシステムを意味する。
ここでは、具体的に業務システムGの一例として、入出
金伝票を入力して勘定科目等に基づいて財務諸表を作成
する財務会計システムG1,従業員の給与及び賞与等の
支給額を計算する給与計算システムG2,営業対象商品
の売り上げ額や契約状況等の集計を行なう販売管理等シ
ステムG3を挙げる。本発明は、これらの業務システム
Gに限定されるものではない。業務管理データとは、組
織の経営状態を客観的に把握するための尺度に利用され
るデータであり、ユーザの目的に応じて作られ、その具
体的な内容は秘密裏にされる。
【0010】図1に示すように、マネジメント情報生成
システムSは、業務項目データを、多数の業務項目毎に
対応して定めた統一した形式のシステム識別情報に従っ
て、業務項目をシステム識別情報に書き換えてシステム
データとする書換手段10と、書換手段10で書き換え
られたシステムデータを記憶する1次記憶手段20と、
1次記憶手段20に記憶されたシステムデータに演算処
理を施し、新たなシステムデータである演算処理データ
を生成する演算処理手段30と、システムデータと演算
処理データとを業務管理データとして記憶する2次記憶
手段35と、2次記憶手段35に記憶された業務管理デ
ータから必要とする業務管理データを抽出する抽出手段
37と、抽出手段37で抽出した業務管理データを定形
で出力する出力手段40とを備えて構成される。
【0011】書換手段10は、図2及び図3に示すよう
に、固有識別情報とシステム識別情報とをマッチングす
るマップ11を備え、固有識別情報をシステム識別情報
に書き換える。マップ11は、予め固有識別情報とシス
テム識別情報とを関連付けたマトリックスであり、入力
された固有識別情報をシステム識別情報に書き換える際
に固有識別情報とシステム識別情報との対応表として利
用される。図2に示すように、書換手段10は、業務デ
ータをマネジメント情報生成システムSのデータ形式で
あるシステムデータに書き換える。その際、業務データ
の固有識別情報は、多数の業務項目毎に対応して定めた
統一した形式のシステム識別情報に書き換えられる。図
3には、書換手段10が、固有識別情報をシステム識別
情報に書き換える一例が示される。各業務システムGの
固有識別情報には、業務システムGの業務対象とする部
署を示す情報を有している。固有識別情報において、数
値化した箇所が部署を示す情報である。同図では、同一
部署を示す情報が表記されているが、同一部署であるに
も関わらず、業務システムG毎に異なった値(12,5
6,246)になっている。書換手段10は、この異な
った値をマップ11を使って1つの値(1−2)に帰一
して、システム識別情報を形成する。このように、固有
識別情報において、コードが異なるがその意味するとこ
ろが同じ情報を、同一のコードに帰一化することで、シ
ステムデータを構造化することができる。
【0012】また、書換手段10は、固有識別情報に係
る実情報も所定のデータ長に調整する。図4に示すよう
に、業務システムGで利用している実情報のデータ長
は、業務システムG毎に異なっている。実情報のデータ
長が異なると、実情報の演算処理に支障を来す場合があ
るため、書換手段10は、この実情報のデータ長を揃え
る処理も行なう。例えば、業務システムGに依って、実
情報のデータ長が8ビットや16ビットであるとき、書
換手段10は、全ての業務システムGの実情報を最長の
データ長に調整する。ここでは、システムデータの実情
報のデータ長を16ビットにしている。また、書換手段
10は、固有識別情報を用いて演算処理の計算式を設定
する1次計算式設定部12を備えている。1次計算式設
定部12で設定した計算式に従って、固有識別情報の実
情報に四則演算を行なった値に新たなシステム識別情報
を付加して、所望のシステムデータを生成することがで
きる。更に、書換手段10は、必要とする業務項目を選
択する業務項目選択部13を備えている。業務項目選択
部13は、選択した必要とする業務データのみを書換手
段10に供する。このようにして得られるシステムデー
タは、システム識別情報を利用して階層化され、システ
ムデータに共通な概念の層が複数生じるように形成され
る。図5には、システムデータを階層化した一例が示さ
れる。ここで階層化のシステム識別情報として、組織構
成部署を示す情報を利用した。ここでは、組織構成部署
をシステム識別情報中、4ビットで識別させ、ビット”
1”を最上位階層の組織全体を示す情報とし、ビット”
2”からビット”4”へと順次下層となる部署情報、組
織を構成する部、部を構成する課、課を構成する係の順
に階層化して識別情報で表現し、システムデータを部署
を示す情報で階層化している。
【0013】1次記憶手段20は、得られたシステムデ
ータを業務システムG毎に記憶する業務ファイル21を
備えている。図1に示すように、業務ファイル21とし
て、財務会計システムG1の業務データを変換して得ら
れたシステムデータを保存する財務ファイル21aと、
給与計算システムG2の業務データを変換して得られた
システムデータを保存する給与ファイル21bと、販売
管理等システムG3の業務データを変換して得られたシ
ステムデータを保存する販売等ファイル21cとを備え
る。また、1次記憶手段20は、業務システムG以外の
システムデータを記憶する個別ファイル22を備えてい
る。業務システムG以外のシステムデータは、書換手段
10を介することなく、直接1次記憶手段20の個別フ
ァイル22にシステムデータとして入力される。各業務
ファイル21及び個別ファイル22は、記憶されたシス
テムデータを保持する履歴ファイル23を必要に応じて
有する。ここで用いる業務システムGは、一か月単位で
データ集計処理を行なうことから、履歴ファイル23を
一か月単位で備えている。この履歴ファイル23は、所
望とする業務管理データを形成するために必要な月分備
えることができる。演算処理手段30は、図6に示すよ
うに、システム識別情報を用いて演算処理の計算式を設
定する2次計算式設定部31を備えている。2次計算式
設定部31で設定した計算式に従って、システム識別情
報の実情報に四則演算を行なった結果である実情報に新
たなシステム識別情報を付加して、所望とする演算処理
データを生成する。
【0014】2次記憶手段35は、演算処理手段30か
ら供給されたシステムデータを保持する履歴記憶部36
を備えている。履歴記憶部36は、過去に2次記憶手段
35が記憶したシステムデータを保持することができ
る。抽出手段37は、図7に示すように、抽出条件とし
て、システム識別情報を選択する識別情報選択部38と
抽出期間を指定する期間指定部39とを備えている。抽
出手段37の抽出対象は、2次記憶手段35及び履歴記
憶部36に記憶しているシステムデータである。識別情
報選択部38では、単にシステム識別情報を選択するの
みにあらず、システム識別情報にアンドまたはオア等の
論理条件を加えることができる。期間指定部39では、
履歴記憶部36の履歴期間を限度に、抽出する業務管理
データの期間設定を可能にする。抽出手段37は、識別
情報選択部38及び期間指定部39で指定した範囲で2
次記憶手段35及び履歴記憶部36に記憶しているシス
テムデータを抽出できる。抽出範囲は、2次記憶手段3
5及び履歴記憶部36に記憶している1システムデータ
から全システムデータに及ぶ。出力手段40は、図7に
示すように、プリントアウトや画像表示を行なうととも
に、抽出手段37で抽出した業務管理データをファイル
形式で出力するファイル出力機構41を備えている。フ
ァイル出力機構41は、抽出した業務管理データを既存
の表計算用プログラムで活用できるデータ形式のデータ
にすることができる。
【0015】更に、マネジメント情報生成システムSに
は、業務管理データを修正する修正手段50を設けた。
修正手段50は、システム識別情報を修正する識別情報
修正部51と、修正したシステム識別情報に係る計算式
を修正する計算式修正部52とを備える。識別情報修正
部51は、システム識別情報の修正値を入力させる入力
画面を備え、必要に応じ、1次記憶手段20及び2次記
憶手段35に記憶されているシステムデータのシステム
識別情報の更新を行なう。計算式修正部52は、識別情
報修正部51で入力された修正値に基づいて、1次計算
式設定部12及び2次計算式設定部31で設定したシス
テム識別情報を必要に応じ更新する。
【0016】従って、この実施の形態に係るマネジメン
ト情報生成システムによれば、図8に示すフローチャー
トの処理a〜gに従って、既存の業務システムGに入力
された業務データから、新たな付加価値を有する業務管
理データを導出することができる。 (業務データ)業務システムGである財務会計システム
G1,給与計算システムG2,販売管理等システムG3
は、各業務システムGで処理した業務データを夫々テキ
スト出力する機能を有している。マネジメント情報生成
システムSに、各業務システムGの業務データを入力す
るときは、各業務システムGにて業務データをテキスト
出力させる。テキスト出力された業務データは、各業務
システムGのデータ形式で出力されるため、業務システ
ムG毎にデータ長が異なる。テキスト出力された業務デ
ータは、夫々テキストファイル化されてマネジメント情
報生成システムに供給される。供給手段としては、F
D,MO,CD等の記録媒体が用いられる。業務データ
は、各業務システムGのデータ取纏め時期に応じて供給
される。財務会計システムG1,給与計算システムG
2,販売管理等システムG3においては、1か月単位で
データの取纏めが行なわれることから、ここでは一か月
毎に各業務システムGから業務データがマネジメント情
報生成システムSに供給される。
【0017】(書換処理a)書換手段10は、各業務シ
ステムGから供給されたテキスト出力された業務データ
を順次読み込む。マップ11には、予め読み込む固有識
別情報とそれを書き換えるシステム識別情報とが対応付
けられている。従って、マップ11に固有識別情報が供
給されると、双方の識別情報のマッチングが行なわれ、
固有識別情報に対応するシステム識別情報が導出され
る。図3には、固有識別情報がシステム識別情報に書き
換えられる一例を示した。ここでは、固有識別情報のう
ち部署を示す部分を書き変える過程を示した。財務会計
システムG1の固有識別情報のうち最初の”12”と、
給与計算システムG2の固有識別情報のうち最初の”5
6”と、販売管理等システムG3の固有識別情報のうち
最初の”246”は、同一部署を示す情報である。そこ
で、書換手段10では、それらの情報を統一した値に書
き換える処理を行ない、システムデータの階層化を行な
う。マップ11では、予め財務会計システムG1及び給
与計算システムG2の固有識別情報の最初の2桁と、販
売管理等システムG3の固有識別情報の最初の3桁とが
部署を示す情報であり、その固有識別情報が各”1
2”,”56”,”246”の情報がシステム識別情報
においては”1−2”となることを認識している。そこ
で、書換手段10は、マップ11にそのような情報が供
給されたとき、固有識別情報の”12”,”56”,”
246”を”1−2”に書き換えてシステム識別情報に
する処理を行なう。この際、単にマップ11にてマッチ
ングした箇所の書き換えのみならず、システム識別情報
のデータ長も一定に調整される。他の固有識別情報の部
分においても、一定値に帰一化できる情報を有するとき
には、同様の処理が施される。
【0018】このように、システムデータは、単にシス
テム識別情報で分類されるのではなく、上位層から下位
層にシステムデータを構造化される。また、書換手段1
0は、業務項目選択部13で業務項目を選択して書き換
える業務データを選択することができる。例えば、固有
識別番号で業務項目を選択すれば、書き換え選択した業
務データ以外は書換手段10に供されず、不要な処理を
省くことができる。また、書換手段10は、図4に示す
ように、実情報のデータ長を一定に調整する。実情報の
データ長が異なったままでは、データ処理が煩雑になる
ので実情報のデータ長を一定にする。ここで、書換手段
10は、8ビット、16ビットの実情報を16ビットの
データ長に統一している。このように、書換手段10
は、各業務システムGから供給される業務データを統一
した形式のシステムデータにする。
【0019】(1次記憶処理b)書換手段10で得られ
たシステムデータは、1次記憶手段20に供給され、各
業務システムG対応に設けられた業務ファイル21に格
納される。すなわち、財務会計システムG1に係るシス
テムデータは財務ファイル21aに、給与計算システム
G2に係るシステムデータは給与ファイル21bに、販
売管理等システムG3に係るシステムデータは販売等フ
ァイル21cに格納される。これら業務ファイル21
は、1か月単位の履歴ファイル23を複数有しており、
書換処理後のシステムデータを保存している。また、1
次記憶手段20は、業務システムGから供給されない情
報を、システムデータの形式の個別管理項目データとし
て保存する個別ファイル22を有している。個別管理項
目データは、必要に応じて外部から個別ファイル22に
入力される。個別ファイル22にも、必要に応じ履歴フ
ァイル23が形成される。
【0020】(演算処理c)演算処理手段30は、1次
記憶手段20に記憶されたシステムデータを利用して業
務管理に利用できる演算処理データを生成する。演算処
理は、図6に示すように、2次計算式設定部31で設定
した条件に従って行なわれる。2次計算式設定部31
は、システム識別情報に四則演算を施す設定をすること
ができる。例えば、新たなシステム識別情報”9999
9999”を設け(図では、例えば損益科目)、1次記
憶手段20に記憶されたシステムデータのシステム識別
情報(例えば、00000001(例えば、財務ファイ
ル21a等のある勘定科目等で実情報は36)と000
00002(例えば、財務ファイル21a等のある勘定
科目等で実情報は3)を用いる)に係る実情報の四則演
算の結果を、新たなシステム識別情報”9999999
9”に係る実情報として、業務管理データを生成する。 計算式設定例:99999999=(00000001
*00000002)/12 この計算式設定例によれば、システム識別情報が”99
999999”、実情報が6の演算処理データが生成さ
れる。また、2次計算式設定部31では、1次記憶手段
20に記憶されたシステムデータのシステム識別情報の
みを修正したり、1次記憶手段20に記憶されたシステ
ムデータをそのまま2次記憶手段35にスルーさせる設
定も可能である。
【0021】(2次記憶処理d)2次記憶手段35に
は、演算処理手段30で得られた演算処理データとスル
ーしたシステムデータが供給され、業務管理データとし
て記憶される。2次記憶手段35は、演算処理手段30
を介して供給されるシステムデータを保持する履歴記憶
部36を備えている。履歴記憶部36は、以前の業務管
理用のデータとして導出した業務管理データを保持して
いる。ここに記憶される業務管理データは、業務管理を
行なう際の指標として経営診断等に利用される。
【0022】(抽出処理e)抽出手段37は、2次記憶
手段35に記憶されている業務管理データから、出力対
象とするシステムデータの抽出を行なう。抽出条件は、
識別情報選択部38でシステム識別情報を選択し、かつ
その識別情報に係る情報が履歴を有する場合には期間指
定部39でその抽出期間を指定することができる。図7
には、抽出対象データから人事項目及び人事係数が外さ
れ、抽出期間を1〜6月と限定した抽出例が示される。
業務管理データは、システム識別情報により階層化され
ているので、システム識別情報の各階層に応じたシステ
ムデータに分類して抽出することができる。例えば、業
務管理データは部署のシステム識別情報で階層化されて
いる。部署は、組織全体,部,課,係の順に階層化され
ている場合、組織全体を指定したときは、その下層にあ
る部,課,係に係る業務管理データが抽出対象となり、
ある部のある課を指定したときは、その下層に係る係の
業務管理データが抽出対象になる。図9の(1)から
(3)には、抽出した出力例が示される。(1)は、組
織を部の階層の業務管理データで顕し、(2)は部を課
の階層の業務管理データで顕し、(3)は課を係の階層
の業務管理データで顕したもので、(1)は(2)の上
層、(2)は(3)の上層の業務管理データになる。
【0023】(修正処理f)マネジメント情報生成シス
テムSは、形成したシステムデータを修正させることが
できる。修正は、システム識別情報,実情報毎に行なわ
れる。システム識別情報の修正は、識別情報修正部51
に修正前と修正後のシステム識別情報を設定することに
よって行なわれる(図7参照)。識別情報修正部51の
設定による修正処理は、マップ11のシステム識別情
報,1次記憶手段20に記憶されているシステムデータ
のシステム識別情報,2次記憶手段35に記憶されてい
る業務管理データのシステム識別情報,抽出手段37の
識別情報選択部38で設定されているシステム識別情報
を対象に行なわれる。計算式修正部52では、識別情報
修正部51の設定に基づいて、1次計算式設定部12,
2次計算式設定部31に設定してあるシステム識別情報
の修正を行なう。このように、識別情報修正部51で修
正値を設定すれば、マネジメント情報生成システム全体
に修正値が反映されるので、システムデータの階層構造
を容易に変更することができる。実情報の修正は、修正
したいシステムデータをシステム識別情報を検索するこ
とにより係る実情報の修正が行なわれる。この場合、個
々のシステムデータの実情報の修正のみならず、システ
ム識別情報でシステムデータの階層を指定して、指定し
た階層に属するシステムデータの実情報の修正を一括し
て行なうことができる。この実情報の一括修正は、有効
数字の変更や単位変換するときに有効に利用できる。
【0024】(出力処理g)抽出手段37で抽出された
業務管理データは、一定の形式で出力される。出力は、
必要に応じ、プリンタ,CRT,出力データのファイル
化等で行なわれる。プリンタ,CRTでの出力は、抽出
された業務管理データが一定の出力表示形式にて行なわ
れる。出力データのファイル化は、抽出した業務管理デ
ータをファイル出力機構41で所定のデータ形式に変換
して行なわれる。例えば、業務管理データを所定のデー
タ形式でテキストファイル化すれば、既存の表計算ソフ
トにデータとして組み込むことができる。
【0025】次に、添付図面に基づいて本発明の他の実
施の形態に係るマネジメント情報生成システムSについ
て説明する。前述のマネジメント情報生成システムSに
おいて、業務システムGの業務データの供給手段は特に
制限されることなく、供給手段の一例として通常用いら
れる記録媒体による手段を挙げた。ここでは、通信手段
を利用して業務データをマネジメント情報生成システム
Sに供給する。図10に示すように、マネジメント情報
生成システムSは、前述のマネジメント情報生成システ
ムSに、受信制御手段61と送信制御手段62とを設け
た構成とした。ここで、マネジメント情報生成システム
Sと業務システムGを搭載した端末Tは、ネットワーク
N(LAN,WANやインターネット)に配置されてお
り、必要に応じて接続することができる。端末Tに搭載
された業務システムGは、業務データを所定のデータ形
式で蓄積しており、端末Tは蓄積した業務データを必要
に応じて接続したマネジメント情報生成システムSに送
信することができる。受信制御手段61は、受信バッフ
ァを備え、端末Tから送信された業務データを受信バッ
ファで一旦保持して書換手段10に供給する。送信制御
手段62は、送信バッファを備え、出力手段40から出
力された業務管理データを送信バッファで一旦保持し、
出力先の端末Tに送信する。また、送信制御手段62に
は、端末Tに対して蓄積している業務データの送信要求
を行なう機能を備える。
【0026】従って、この他の実施の形態に係るマネジ
メント情報生成システムSによれば、図11に示すよう
に、図8に示すフローチャートの処理a〜gに、処理a
の前に受信処理r、処理gの後に送信処理sを加え、ネ
ットワークNを介して業務システムGから供給された業
務データから業務管理データを生成し、ネットワークN
を介して端末Tに送信することができる。処理a〜gは
前述と同様である。 (業務データ)端末Tは、自発的にまたはマネジメント
情報生成システムSの要求により、業務システムGに蓄
積した業務データを所定のデータ形式でマネジメント情
報生成システムSに送信する。 (受信処理r)端末Tから送信された業務データは、受
信制御手段61により、一旦受信バッファで保持された
後、書換手段10に供給される。記録媒体に依ることな
くネットワークNを介して業務データを書換手段10に
供給できるので、業務システムGとマネジメント情報生
成システムSとの位置関係に関わらず業務データの供給
が容易になる。 (送信処理s)得られた業務管理データは、ネットワー
クNを介して提供することができる。業務管理データが
供給される端末Tは、必要に応じてマネジメント情報生
成システムSに接続すれば、生成した業務管理データを
得ることができる。尚、送信制御手段62は、抽出手段
37の抽出操作をするリモート抽出機能を備えれば、端
末Tに所望の業務管理データの生成を指示させることが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマネジメ
ント情報生成システムによれば、業務項目データを、多
数の業務項目毎に対応して定めた統一した形式のシステ
ム識別情報に従って、業務項目をシステム識別情報に書
き換えてシステムデータとする書換手段と、書換手段で
書き換えられたシステムデータを記憶する1次記憶手段
と、1次記憶手段に記憶された上記システムデータに演
算処理を施し、新たなシステムデータである演算処理デ
ータを生成する演算処理手段と、システムデータと演算
処理データとを業務管理データとして記憶する2次記憶
手段と、2次記憶手段に記憶された業務管理データから
必要とする業務管理データを抽出する抽出手段と、抽出
手段で抽出した業務管理データを定形で出力する出力手
段とを備えたので、既存の業務システムの業務データを
利用して、業務管理に利用するデータを容易に導出する
ことを可能にした。
【0028】また、システムデータを、階層化した場合
には、システムデータの目的に応じた分類を容易にする
ことができる。更に、書換手段に、業務項目とシステム
識別情報とをマッチングするマップを備えた場合には、
業務項目からシステム識別情報への書き換え処理効率を
向上することができる。更にまた、書換手段に、書き換
え対象にする業務項目を選択する業務項目選択部を備え
た場合には、書き換え対象を絞ることができるので書き
換え処理効率を向上することができる。また、書換手段
に、システム識別情報を用いて演算処理の計算式を設定
する1次計算式設定部を備えた場合には、予め所望のデ
ータ処理を施すことで、後のデータ処理効率を向上する
ことができる。
【0029】更に、1次記憶手段に、システムデータを
業務システム毎に記憶する業務ファイルを備えた場合に
は、システムデータを供給源毎に分類することができる
ので、データの取り扱いが容易になる。更にまた、1次
記憶手段に、業務システム以外から供給される業務項目
データをシステムデータと別個のシステムデータとして
記憶する個別ファイルを備えた場合には、業務システム
から供給されない情報もシステムデータにすることがで
きる。また、業務ファイルに、記憶されたシステムデー
タの履歴を保持する履歴ファイルを備えた場合には、業
務管理データを導出するために利用することができるデ
ータを増加することができ、業務管理データの導出範囲
を広げることができる。更に、演算処理手段に、システ
ム識別情報を用いて演算処理の計算式を設定する2次計
算式設定部を備えた場合には、システムデータの演算処
理の条件が容易に設定でき、目的の業務管理データを容
易に導出することができる。
【0030】更にまた、2次記憶手段に、演算処理手段
から供給されたシステムデータを保持する履歴記憶部を
備えた場合には、出力対象とする業務管理データが増加
するので、出力する業務管理データの選択肢が増大す
る。また、抽出手段に、抽出条件として、システム識別
情報を選択する識別情報選択部と抽出期間を指定する期
間指定部とを備えた場合には、出力対象を容易に指定す
ることができる。更に、出力手段に、抽出手段で抽出し
た業務管理データをファイル形式で出力するファイル出
力機構を備えた場合には、出力を既存の表計算プログラ
ムのデータとして利用させることができる。更にまた、
業務管理データを修正する修正手段を設けた場合には、
書換処理や演算処理をやり直すことなく、必要な箇所の
みを訂正することができるので、システムデータの修正
が容易になる。また、修正手段に、システム識別情報を
修正する識別情報修正部と、修正したシステム識別情報
に係る計算式を修正する計算式修正部とを備えた場合に
は、識別情報修正部で修正した内容が、計算式設定部に
も反映されるので、修正処理をより容易にすることがで
きる。
【0031】更に、業務システムを搭載した端末にネッ
トワークを介して接続し、接続した業務システムがネッ
トワークを介して提供する業務データを受信して書換手
段に供給するデータ受信制御手段を設けた場合には、マ
ネジメント情報生成システムと業務システムとの位置関
係に関わりなくネットワークを介して容易に業務データ
がマネジメント情報生成システムに供給される。更にま
た、ネットワークを介して接続した端末に、出力手段か
ら出力する業務管理データを送出するデータ送信制御手
段を設けた場合には、遠隔地にある端末に対してネット
ワークを介して容易に業務管理データを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムにより業務データが業務管理データになる過
程を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムの書換手段が固有識別情報をシステム識別情
報に書き換える一例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムの書換手段が実情報のデータ長を調整する一
例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムのシステムデータの階層化した一例を示す説
明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムにおける演算処理の一例を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムにおける抽出処理の一例を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムのデータ処理の過程を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るマネジメント情報生
成システムにて、階層化された業務管理データの抽出例
を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態に係るマネジメント
情報生成システムと業務システムとをネットワークで接
続した場合の一例を示すブロック図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係るマネジメント
情報生成システムのデータ処理の過程を示す説明図であ
る。
【図12】従来のマネジメント情報生成システムの一例
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
S マネジメント情報生成システム G 業務システム G1 財務会計システム G2 給与計算システム G3 販売管理等システム G4 個別管理項目 N ネットワーク T 端末 10 書換手段 11 マップ 12 1次計算式設定部 13 業務項目選択部 20 1次記憶手段 21 業務ファイル 21a 財務ファイル 21b 給与ファイル 21c 販売等ファイル 22 個別ファイル 23 履歴ファイル 30 演算処理手段 31 2次計算式設定部 35 2次記憶手段 36 履歴記憶部 37 抽出手段 38 識別情報選択部 39 期間指定部 40 出力手段 41 ファイル出力機構 50 修正手段 51 識別情報修正部 52 計算式修正部 61 受信制御手段 62 送信制御手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の業務システムに夫々蓄積され、各
    業務システム固有の形式の固有識別情報で区別された多
    数の業務項目毎に実情報が書き込まれた多数の業務項目
    データを備えた業務データを利用して、業務管理用のデ
    ータを調整するマネジメント情報生成システムにおい
    て、 上記業務項目データを、上記多数の業務項目毎に対応し
    て定めた統一した形式のシステム識別情報に従って、上
    記業務項目をシステム識別情報に書き換えてシステムデ
    ータとする書換手段と、 上記書換手段で書き換えられた上記システムデータを記
    憶する1次記憶手段と、 上記1次記憶手段に記憶された上記システムデータに演
    算処理を施し、新たなシステムデータである演算処理デ
    ータを生成する演算処理手段と、 上記システムデータと上記演算処理データとを業務管理
    データとして記憶する2次記憶手段と、 上記2次記憶手段に記憶された業務管理データから必要
    とする上記業務管理データを抽出する抽出手段と、 上記抽出手段で抽出した上記業務管理データを定形で出
    力する出力手段とを備えて構成したことを特徴とするマ
    ネジメント情報生成システム。
  2. 【請求項2】 上記システムデータを、階層化したこと
    を特徴とする請求項1記載のマネジメント情報生成シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記書換手段に、上記業務項目と上記シ
    ステム識別情報とをマッチングするマップを備えたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のマネジメント情報
    生成システム。
  4. 【請求項4】 上記書換手段に、書き換え対象にする上
    記業務項目を選択する業務項目選択部を備えたことを特
    徴とする請求項1,2または3記載のマネジメント情報
    生成システム。
  5. 【請求項5】 上記書換手段に、上記システム識別情報
    を用いて演算処理の計算式を設定する1次計算式設定部
    を備えたことを特徴とする請求項1,2,3または4記
    載のマネジメント情報生成システム。
  6. 【請求項6】 上記1次記憶手段に、上記システムデー
    タを業務システム毎に記憶する業務ファイルを備えたこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載のマ
    ネジメント情報生成システム。
  7. 【請求項7】 上記1次記憶手段に、上記業務システム
    以外から供給される業務項目データを上記システムデー
    タと別個のシステムデータとして記憶する個別ファイル
    を備えたことを特徴とする請求項6記載のマネジメント
    情報生成システム。
  8. 【請求項8】 上記業務ファイルに、記憶された上記シ
    ステムデータの履歴を保持する履歴ファイルを備えたこ
    とを特徴とする請求項6または7記載のマネジメント情
    報生成システム。
  9. 【請求項9】 上記演算処理手段に、上記システム識別
    情報を用いて演算処理の計算式を設定する2次計算式設
    定部を備えたことを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,6,7または8記載のマネジメント情報生成システ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記2次記憶手段に、上記演算処理手
    段から供給されたシステムデータを保持する履歴記憶部
    を備えたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
    6,7,8または9記載のマネジメント情報生成システ
    ム。
  11. 【請求項11】 上記抽出手段に、抽出条件として、上
    記システム識別情報を選択する識別情報選択部と抽出期
    間を指定する期間指定部とを備えたことを特徴とする請
    求項1,2,3,4,5,6,7,8,9または10記
    載のマネジメント情報生成システム。
  12. 【請求項12】 上記出力手段に、上記抽出手段で抽出
    した上記業務管理データをファイル形式で出力するファ
    イル出力機構を備えたことを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8,9,10または11記載のマ
    ネジメント情報生成システム。
  13. 【請求項13】 上記業務管理データを修正する修正手
    段を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8,9,10,11または12記載のマネ
    ジメント情報生成システム。
  14. 【請求項14】 上記修正手段に、上記システム識別情
    報を変更する識別情報修正部と、変更したシステム識別
    情報に係る計算式を修正する計算式修正部とを備えたこ
    とを特徴とする請求項13記載のマネジメント情報生成
    システム。
  15. 【請求項15】 上記業務システムを搭載した端末にネ
    ットワークを介して接続し、当該接続した業務システム
    がネットワークを介して提供する上記業務データを受信
    して上記書換手段に供給するデータ受信制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9,10,11,12,13または14記載の
    マネジメント情報生成システム。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して接続した端末
    に、上記出力手段から出力する上記業務管理データを送
    出するデータ送信制御手段を設けたことを特徴とする請
    求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
    1,12,13,14または15記載のマネジメント情
    報生成システム。
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