JPH0721068A - データ項目辞書生成方法 - Google Patents

データ項目辞書生成方法

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JPH0721068A
JPH0721068A JP5165516A JP16551693A JPH0721068A JP H0721068 A JPH0721068 A JP H0721068A JP 5165516 A JP5165516 A JP 5165516A JP 16551693 A JP16551693 A JP 16551693A JP H0721068 A JPH0721068 A JP H0721068A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定水準以上の品質のデータ項目辞書を自動
的に生成することを可能にし、データ項目辞書の開発効
率と品質の向上を図る。 【構成】 データが実際に存在しているまたは用いられ
ている状態、形式等に着目し、そのデータの名称、属
性、関連する処理を定義した標準データ項目辞書205
を予め構築しておく。データ項目の日本語名称が入力さ
れると、これを標準辞書の定義に準ずるように編集(2
02)し、日本語名称をキーとして、前記標準データ項
目辞書を検索(204)し、入力データ項目名称の意味
に最も近いデータ項目を、標準データ項目辞書から選択
する。そして、この選択したデータ項目の辞書の定義内
容を複写(208)することにより、入力されたデータ
項目についてのデータ項目辞書209を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ項目辞書自動生
成方法に係り、特に、計算機を利用するシステムにおい
て、システム内で扱うデータ項目を管理するために使用
して好適なデータ項目辞書自動生成方法に関する。
【0002】
【従来技術】データ項目辞書に関する従来技術として、
例えば、特開平4−172529号公報等に記載された
技術が知られている。
【0003】一般に、データ項目辞書は、データ項目の
部品化を図ることのできるものであり、前記従来技術
は、データ項目の部品化を図るために、個々のプログラ
ムに対して、それぞれのプログラムにおける処理プロセ
スに基づいて、機能を分割することによって部品を定義
するというものである。
【0004】この従来技術は、データ項目の部品化を行
うことにより、データ項目の有効利用と一元管理とを可
能にする有効な方法であるが、システム内で扱うデータ
項目について、これらを個々にデータ項目辞書として登
録しなければならないものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
部品の定義が設計者に委ねられており、さらに、その選
択を人間が行うものであるため、作成されたデータ項目
辞書を大規模プロジェクト、複数プロジェクトにわたっ
て再利用することが困難であるという問題点を有してい
る。
【0006】また、前記従来技術は、データ項目辞書の
作成において、データ項目の登録に知識を要求されるた
め、作成が難しく、品質の高いデータ項目辞書の作成を
行うことができず、アプリケーション当りのデータ項目
数が膨大なものになるため、作成工数が大きいこととい
う問題点を有している。
【0007】さらに、前記従来技術は、アプリケーショ
ン毎に独自のデータ項目辞書を作成しているため、複数
のアプリケーションにわたってデータ項目辞書を再利用
することが難しく、データ項目の有効利用を図ることが
できないという問題点を有している。
【0008】本発明の第1の目的は、前述した従来技術
の問題点を解決し、手作業で行っていたデータ項目辞書
作成作業を機械化することにより、データ項目辞書作成
作業の工数を削減し作業の簡略化を図り、システム開発
の生産性及び信頼性の向上を図ることのできるデータ項
目辞書生成方法を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、データ項目辞書の
作成、及び、データ項目に関する専門的な知識を必要と
することなく、常に一定水準以上の品質を有するデータ
項目辞書を作成できるようにし、個人の能力に影響され
ることなく、品質の高いデータ項目辞書の作成を可能す
るデータ項目辞書生成方法を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、データ項目辞書を
生成しようとする各データ項目に、特定の情報を与え、
生成するデータ項目辞書に、ユーザ固有の情報を反映さ
せることができるようにして、生成するデータ項目辞書
をユーザの要求を満たした精度の高いデータ項目辞書に
することを可能にすると共に、生成後に修正する工数を
減少させることのできるデータ項目辞書を作成すること
のできるデータ構成項目辞書生成方法を提供することに
ある。
【0011】本発明の第4の目的は、体系付けたデータ
項目辞書の生成を行い、データ項目辞書の内容をシステ
ムの業務内容により固定化することによって、業務内容
の類似する複数のアプリケーションにわたる再利用を可
能にし、データ項目資源の有効利用を図るデータ項目辞
書を作成することできるデータ構成項目辞書生成方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記第1
の目的は、次のような操作を行うことにより達成され
る。まず、データが実際に存在しているまたは用いられ
ている状態、形式等に着目し、そのデータの名称、属
性、関連する処理を定義したデータ項目辞書を予め構築
しておき、これを標準データ項目辞書と名付ける。デー
タ項目の日本語名称が入力されると、これをキーとし
て、前記標準データ項目辞書を検索し、入力データ項目
名称の意味に最も近いデータ項目を、標準データ項目辞
書から選択する。そして、この選択したデータ項目の辞
書の定義内容を複写することにより、入力されたデータ
項目についてのデータ項目辞書を生成する。
【0013】なお、日本語名称に基づいて、前記の標準
データ項目辞書を検索する際には、データ名称の標準化
を図るために、従来から考案されているデータ項目名称
の語構成として「実態名称−属性名称−ドメイン名称」
を採用し、キーとなるデータ項目の日本語名称と標準デ
ータ項目辞書のデータ項目とのドメイン名称が一致ある
いは同義と判断できる標準のデータ項目辞書のデータ項
目を選択する。
【0014】前記本発明の第2の目的は、データ項目辞
書の作成に必要な、有識者が持つ業務内容及びデータ項
目に関する知識等の専門的な知識を蓄積した知識ベース
を備え、この情報を用いることにより、標準データ項目
辞書の検索、及び、複写、編集を行い、データ項目辞書
を生成するようにすることにより達成される。
【0015】前記本発明の第3の目的は、データ項目辞
書を生成する際に、データ項目に特定の情報を与え、標
準データ項目辞書の定義内容の複写時に、標準データ項
目辞書の定義内容にこれを追加し、あるいは、これと置
換する等の編集を行うことにより、付与した情報を反映
したデータ項目辞書を生成するようにすることにより達
成される。
【0016】前記本発明の第4の目的は、データ項目辞
書を生成方法として、前記標準データ項目辞書から同義
と判断できるデータ項目の内容を検索し、この定義内容
を複写する方法を使用することにより達成される。これ
により、異なるアプリケーションのデータ項目であって
も、同義のデータ項目であればその内容が同一になるよ
うにデータ項目辞書を生成することができる。
【0017】
【作用】本発明は、従来、各データ項目の内容を全て手
作業で入力することにより作成していたデータ項目辞書
を、データ項目の日本語名称を与えることにより、標準
データ項目辞書をしようして自動的に生成することがで
きる。従って、本発明は、手作業が不要となり、データ
項目辞書作成作業の工数を削減し、作業効率を向上さ
せ、ひいては、システム開発の生産性及び信頼性の向上
を図ることができる。
【0018】そして、日本語名称を基に標準データ項目
辞書を検索する際には、キーとなるデータ項目の日本語
名称の文字列と、標準データ項目辞書のデータ項目の日
本語名を、語尾から1文字ずつ比較する。これは、『ド
メイン名がデータ項目の意味を決定する』ことが、経験
則に基づき証明されているために用いられる方法であ
り、名称の末尾にあるドメイン名が一致するデータ項目
の検索は、意味が一致するデータ項目の検索を行ったこ
とになる。
【0019】従って、生成されるデータ項目辞書は、標
準データ項目辞書の中から、意味的に合致するデータ項
目の定義内容に基づいて生成されるため、内容が正確か
つ品質の高いものとなる。
【0020】本発明は、データ項目辞書の作成に必要
な、業務内容及びデータ項目に関する知識等の有識者が
持つ、辞書作成においての専門的な知識を蓄積した知識
ベースを用意し、これを用いることにより、標準データ
項目辞書からのデータ項目の検索、及び、その定義内容
の複写と編集とによるデータ項目辞書の生成を行ってい
る。
【0021】このため、本発明は、単に機械的に処理で
きないような、データ項目の意味及び名称の微妙なニュ
アンスの相違を考慮した、あるいは、データ項目に関す
る知識、データ項目辞書作成のノウハウ等に基づいた、
データ項目辞書の生成を行うことが可能になり、精度の
高いデータ項目辞書を生成することができる。
【0022】本発明は、辞書を生成するデータ項目に利
用者独自の情報を与える手段を備えているので、データ
項目辞書生成の際には、標準データ項目辞書の内容を、
データ項目に与えた利用者独自の情報に置換することが
可能である。このため、本発明は、利用者の求めに応じ
て個別な情報を有するデータ項目辞書を生成することが
でき、利用者の目的とするデータ項目辞書に忠実なデー
タ項目辞書を生成することができる。
【0023】本発明は、データ項目辞書の生成方法とし
て、前記標準データ項目辞書から同義と判断できるデー
タ項目の内容を検索し、この定義内容を複写する方法を
使用することとしたので、データ項目辞書の内容を、標
準データ項目辞書に存在する同義のデータ項目の内容に
依存させることができる。このため、データ項目が固有
のアプリケーションに左右されることがないため、デー
タ項目の意味が同義であれば、辞書の内容を、異なるア
プリケーションのそれと同様とすることができ、異なる
アプリケーション間で作成されたデータ項目辞書の再利
用を可能とすることができる。
【0024】本発明は、前述したように、プログラム単
位ではなく、データ項目単位に部品を定義するようにし
たので、部品の流用、再利用を図ることができ、データ
を処理プロセスから分離し、ソフトウェアの世界にとど
まらず、広く実世界との関係に基づいて、予め設計して
おくことができる。データ項目単位の部品の定義は、具
体的には、データについて、実際に存在している、また
は、用いられている状態、形式などの点に着目し、デー
タに、名称、長さ、タイプ等の属性、及び、そのデータ
項目に対してのみ行う処理を定義することである。
【0025】従って、本発明によれば、プログラム設計
以前に、部品となるデータ項目の設計が終了しているこ
とになるため、データ項目のコンピュータでの処理内
容、及び、ユーザの個別的な要求に影響されることのな
い、データの実体に基づいたデータ設計が可能になる。
【0026】本発明は、このように、データ項目の部品
化を図ることにより、一貫性、安定性を持つデータの設
計を行うことを可能にし、データ項目をシステム内にお
ける共有可能な資源とすることができ、データ項目の有
効利用と一元管理とを可能にする。
【0027】
【実施例】以下、本発明によるデータ項目辞書生成方法
の実施例を図面により詳細に説明する。
【0028】図1は本発明の第1の実施例による方法を
実現するための処理手順を説明するフローチャート、図
2は本発明第1の実施例のシステム構成を示す機能概略
図である。図2において、201はデータ項目日本語名
称テーブル、202は業務データ項目名の編集処理部、
203は検索用データ項目日本語名称テーブル、204
は標準データ項目辞書の検索部、205は標準データ項
目辞書、206は半完成データ項目辞書、207はメッ
セージファイル、208はデータ項目辞書生成部、20
9はデータ項目辞書である。
【0029】以下、図1に示すフローに基づいて、図2
に示す各機能部の動作を説明する。
【0030】(1)まず、業務データ項目名の編集処理
部202は、入力情報として、データ項目日本語名称テ
ーブル201を読み、この中に記述されている業務デー
タ項目日本語名を、標準データ項目辞書205に定義さ
れているデータ項目名に準じるように編集し、検索用デ
ータ項目日本語名称テーブル203を作成する(ステッ
プ101)。
【0031】(2)次に、標準データ項目辞書の検索部
204は、ステップ101で作成された検索用データ項
目日本語名称テーブル203と標準データ項目辞書20
5とを入力情報とし、データ項目日本語名称テーブル2
01に記述されている個々のデータ項目日本語名称をキ
ーとして、標準データ項目辞書205のデータ項目を検
索する(ステップ102)。
【0032】(3)標準データ項目辞書の検索部204
は、標準データ項目辞書205の検索の結果、合致する
データ項目を検索できたか否かを判断する(ステップ1
03)。
【0033】(4)ステップ103の判定で、標準デー
タ項目辞書205から該当する項目を検索できた場合、
標準データ項目辞書の検索部204は、検索用データ項
目日本語名称テーブル203に記述されている検索用デ
ータ項目日本語名称に対応するデータ項目日本語名称を
取得し、データ項目日本語名称のみを定義した、半完成
のデータ項目辞書206を生成する(ステップ10
4)。
【0034】(5)また、ステップ103の判定で、標
準データ項目辞書に該当する項目を検索できなかった場
合、標準データ項目辞書の検索部204は、検索できな
かったデータ項目名とその理由とをメッセージファイル
207に出力する(ステップ106)。
【0035】(6)次に、データ項目辞書生成部208
は、ステップ104で作成された半完成のデータ項目辞
書206における各データ項目について、検索した標準
データ項目辞書における各データ項目の日本語名称以外
の内容を複写することにより、データ項目辞書209を
生成する(ステップ105)。
【0036】(7)入力された全てのデータ項目日本語
名についてデータ項目辞書を生成したかどうかを判定
し、作成していなければ、ステップ102の標準データ
項目辞書の検索からの処理を繰り返し実行し、全てのデ
ータ項目日本語名についてデータ項目辞書を作成してい
れば処理を終了する(ステップ107)。
【0037】図3はデータ項目日本語名称テーブル20
1の例を示す図、図4は検索用データ項目日本語名称テ
ーブル203の例を示す図であり、以下、図3、図4を
参照して、前述の業務データ項目名の編集処理部202
について説明する。
【0038】データ項目日本語テーブル201は、図3
に示すように、辞書を生成しようとするデータ項目につ
いて、日本語名称を定義し、格納するテーブルである。
図3に示す例は、「従業員任用年月日」301、「作業
開始年月日−和暦」302、「従業員任用日付」30
3、「市民転入年月日」304、「住民転入転出年月日
(今月分)」305の5つのデータ項目日本語名称を定
義したテーブルの例である。
【0039】検索用データ項目日本語名称テーブル20
3は、図4に示すように、データ項目日本語名称テーブ
ルに定義されたデータ項目名について、標準データ項目
辞書に定義されているデータ項目の名称に準じるよう
に、データ項目名称の文字列を編集して作成されるもの
である。この業務データ項目名の編集処理が前述したス
テップ101で行われ、この編集を行うことにより、標
準データ項目辞書の検索率を高めることができる。
【0040】図4に示す例は、図3に示すデータ項目日
本語名称テーブル201に対する検索用データ項目日本
語名称テーブルである。図3に示す「従業員任用年月
日」301、「従業員任用日付」303、「市民転入年
月日」304、「住民転入転出年月日(今月分)」30
5の4項目は、検索用データ項目日本語名称とデータ項
目日本語名称とが同一となっている。これは、「従業員
任用年月日」301、「従業員任用日付」303、「市
民転入年月日」304、「住民転入転出年月日(今月
分)」305の4項目が、行うべき編集処理がないため
である。
【0041】これに対して、「作業開始年月日−和暦」
302は、「作業開始年月日(和暦)」402に変換さ
れている。これは、『「−和暦」を「(和暦)」に編集
する』処理を行ったためである。なお、前述は、ほんの
1例であり、この他にも、検索用データ項目日本語名称
テーブル203を作成する編集処理では、標準データ項
目辞書の検索を容易にするための各種処理が行われる。
【0042】図5はデータ項目辞書の構造を説明する
図、図6は標準データ項目辞書の構造を説明する図、図
7は標準データ項目辞書の検索方法を説明する図であ
る。これらの図を参照して、標準データ項目辞書の検索
部204の処理について説明すが、この処理の説明を行
う前に、まず、図5、図6により標準データ項目辞書2
05について説明する。
【0043】データ項目辞書は、データ項目単位に、各
データ項目に関する単独処理のソフトウェア部品を定義
して格納したものである。このデータ項目とは、実世界
において意味を持つ最小単位のデータを示すものであ
り、単独処理とは、そのデータ項目に対してのみ行う操
作であり、それ自身以外のデータ項目に関与しない処理
のことである。
【0044】データ項目辞書のソフトウェア部品は、図
5に示すように、データ項目定義部501、チェック処
理定義部502、入力編集処理定義部503、出力編集
処理定義部504を備えている。そして、チェック処
理、入力編集処理、出力編集処理を以下のように定義す
る。
【0045】チェック処理は、入力帳票、入力画面から
の入力に対し、データの形式及びその妥当性をチェック
する処理である。入力編集処理は、入力されたデータを
データベース、ファイル等に格納する形式に変換する処
理である。また、出力編集処理は、データベース、ファ
イル等の上のデータを出力帳票、出力画面等に出力する
形式に変換する処理である。
【0046】次に、図6を参照して標準データ項目辞書
205について説明する。
【0047】標準データ項目辞書における「データの標
準化」とは、システムの開発、運用において、データを
共有資源として扱うことを可能とするために、対象とす
るデータを規定することである。そのため、データ項目
定義部は、データ項目に意味解釈における一貫性を持た
せることができるように、データ項目日本語名称に基準
を設定し、命名方法を確立している。また、チェック、
入力編集、出力編集の各処理定義部は、データ項目に、
アプリケーション、システム構成、システムソフトウェ
ア、企業組織などの影響を受けない安定性を持たせるこ
とができるように、特定のアプリケーションの立場から
ではなく、データに関し、データ側から決定できる内容
を可能な限り定義している。
【0048】まず、データ項目定義部におけるデータ項
目の名称基準について説明する。データに一貫性を持た
せることができるような命名とは、データの重複を抑制
し、類似のデータからの識別、及び、データの意味内容
の認識を容易にする命名法である。本発明の一実施例
は、この方法を実現する名称基準として、データ項目の
語構成を「実体名称−属性名称−ドメイン名称」とする
方法を採用した。そして、実体とは、実世界に存在し、
人間が認識可能な概念である。属性とは、実体が持つ特
性であり、実体がどのようなものであるかを表すために
修飾するものである。また、ドメインとは、特定の規制
によって規定される値であり、複数の属性によって共有
できるものである。
【0049】前述の名称基準を使用することにより、デ
ータ項目について、実世界における実体が持つ属性を、
特定の属性値集合に対応させ、その値を定義して、デー
タに一貫性を持たせる命名を行うことができる。例え
ば、図3における定義例「従業員任用年月日」301
は、実体の名称が「従業員」、属性の名称が「任用」、
ドメイン名称が「年月日」となる。すなわち、「従業
員」という実体を「任用」という属性に着目してとらえ
た場合、「年月日」というドメインによって特定の値を
持たせることができることを意味する。このように、デ
ータ項目が持つ値は、ドメインに依拠するものであり、
実体の属性を値として特定するドメインの決定は、デー
タ定義の最も基礎となる事柄である。
【0050】処理内容は、コンピュータの処理内容、及
び、個別のアプリケーションにおけるデータの使われ方
に関係なく、実際に存在しているあるいは用いられてい
る状態、形式を重視し、実世界に存在する実体に合わせ
たものである。
【0051】図6に示す標準データ項目辞書205の例
は、標準データ項目辞書205における「年月日」とい
うデータ項目に対する定義例を説明するものである。
【0052】データ項目定義部501は、データ項目日
本語名称と、記号名称、形式、桁数からなる属性と、デ
ータ項目の用途、意味を明記するコメントを定義してい
る。図6に示す例において、601はデータ項目記号名
称が「YMD」であり、602は日本語名が「年月日」
であり、603はデータの属性として、数字タイプの6
桁であるとそれぞれ定義されている。また、604はデ
ータ項目の意味を示している。
【0053】チェック処理定義部502は、データが不
正であると判断するための条件と、不当であることを使
用者に知らせる際に用いるエラーコード、エラーメッセ
ージを定義している。図6に示す例において、605は
本データ項目に関する入力に対して「実在日チェック」
のサブルーチンを呼び出すことによりチェックを行うこ
とを、606はエラーであった場合のエラーコードが
「ER01」であることを、607はエラーメッセージ
が「年月日が正しくありません」であることをそれぞれ
定義している。
【0054】なお、条件に記述された「SUB」とは、
サブルーチンを呼び出すソフトウェア部品を表す文字列
と文法規則とであり、キーワードと呼ぶ。キーワードに
は、この他、数字チェック、英字チェック等のチェック
条件を表すもの、計算式、文字列の連結編集等の編集方
法を表すもの等がある。標準データ項目辞書の全ての処
理定義部は、このキーワードを用いて定義されている。
【0055】入力編集処理定義部503は、入力された
データをデータベース、ファイルに格納する形式に変換
する処理編集方法を定義する。図6示す例において、6
08は本データ項目に関する入力に対し「年月日変換
(和暦→西暦)」のサブルーチンを呼び出すことによ
り、入力された和暦の年月日を西暦に変換する処理を行
うことを定義している。
【0056】出力編集処理定義部504は、データベー
ス、ファイル上のデータを出力帳票、出力画面に出力す
る形式に変換する処理を定義する。図6の例において、
609は「年月日編集(和暦変換編集)」のサブルーチ
ンを呼び出すことにより、データベース、ファイルに格
納されている西暦の年月日を和暦に変換する処理を行う
ことを定義している。
【0057】前述したように、標準データ項目辞書20
5におけるチェック、入力編集、出力編集の各処理定義
部は、複数の処理内容を定義している。これは、実世界
においては、同一データであっても、複数の形式、属性
によって表されるため、標準データ項目辞書の各処理定
義部において、複数の入出力形態に対応させる必要があ
るためである。しかし、その内容は、可能な限り、局部
的な独自の特性を反映させることのないインテグリティ
を維持するものである。
【0058】次に、図7を参照して、標準データ項目辞
書205の検索方法について説明する。
【0059】図7に示す例は、検索用データ項目日本語
名称テーブル203に記述されたデータ項目「従業員任
用年月日」401に該当する、標準データ項目辞書20
5のデータ項目を検索する例である。
【0060】標準データ項目辞書の検索部204は、検
索用データ項目日本語名称テーブル203に定義されて
いる検索用データ項目日本語名称401と、標準データ
項目辞書205に格納されている全データ項目の日本語
名称を、語尾から1文字ずつ比較していき、完全に一致
したデータ項目を検索する。標準データ項目が複数検索
された場合、一致した文字列が最大長の標準データ項目
を検索結果とする。
【0061】図7に示す例では、704として示すよう
に、検索用入力日本語名称「従業員任用年月日」401
に対して、標準データ項目辞書205を検索した結果、
末尾文字列が一致する「日」701、「月日」702、
「年月日」703という3つの標準データ項目名を検索
することができる。そこで、図示例では、一致した文字
列が最も長い「年月日」703を最終的な検索結果とす
る。
【0062】図8は半完成データ項目辞書206の構造
を説明する図であり、以下、図8を参照して、半完成デ
ータ項目辞書206を説明する。図8に示す例は、検索
用データ項目日本語名称テーブル203の「従業員任用
年月日」401について、標準データ項目辞書205を
検索して生成された半完成データ項目辞書206の例で
ある。
【0063】この半完成データ項目辞書206は、デー
タ項目辞書のファイル構成において、データ項目定義部
のみのソフトウェア部品を定義することにより、生成さ
れたものである。このデータ項目定義部501の内容と
しては、検索用データ項目日本語名称テーブル203よ
り取得したデータ項目日本語名称が定義される。図8に
しめす例において、801は、検索用データ項目日本語
名称テーブル203のデータ項目日本語名称欄より取得
した「従業員任用年月日」406が定義されたものであ
る。
【0064】なお、データ項目日本語名称テーブル20
1には、データ項目の日本語名称以外の情報も定義する
ことができる。半完成データ項目辞書206の生成に必
要に最小限の情報は、データ項目の日本語名称である。
しかし、それ以外の情報をデータ項目日本語名称テーブ
ル201に定義しておき、生成する半完成データ項目辞
書206に反映させることも容易である。
【0065】図9は生成されたデータ項目辞書209の
構造を説明する図であり、以下、図9を参照して、デー
タ項目辞書209について説明する。
【0066】図9に示すデータ項目辞書209は、標準
データ項目辞書205から検索した標準データ項目のデ
ータ定義部の日本語名称以外の内容と、チェック、入力
編集、出力編集の各処理定義部を複写することにより生
成される。そして、図示例は、データ項目日本語名称テ
ーブル201の「従業員任用年月日」301について生
成されたデータ項目辞書209の例であり、標準データ
項目辞書205から検索した「年月日」703という標
準データ項目の各ソフトウェア部品の内容を、「従業員
任用年月日」のデータ項目辞書の各ソフトウェア部品へ
複写することにより生成されている。
【0067】図9において、データ項目名901は図6
におけるデータ項目名601を、属性902は属性60
3を、コメント903はコメント604を、条件904
は条件605を、エラーコード905はエラーコード6
06を、エラーメッセージ906はエラーメッセージ6
07を、編集方法907は編集方法608を、編集方法
908は編集方法609をそれぞれ複写したものであ
る。
【0068】図10はメッセージファイル207の構成
を説明する図であり、以下、図10を参照して、メッセ
ージファイル207を説明する。
【0069】メッセージファイル207は、標準データ
項目辞書205を検索した結果、該当する標準データ項
目を検索できない、あるいは、データ項目日本語名称テ
ーブル201に定義された名称が重複する等により、正
常にデータ項目辞書209を生成することができなかっ
た場合に、そのデータ項目日本語名称と詳細な情報を出
力するものである。
【0070】図10に示す例は、図3に示すデータ項目
日本語名称テーブル201について、標準データ項目辞
書205を検索した結果、生成されたメッセージファイ
ルのレコード207の例である。メッセージファイル2
07は、データ項目日本語名称欄1001とメッセージ
欄1002とにより構成される。図10に示す例におい
て、1003は、メッセージの内容に伴い付与した記号
名が「CPMDG200」であることを、1004は、
メッセージの内容が「データ項目『住民転入転出年月日
(今月分)』は、標準データ項目辞書205から該当す
るデータ項目を検索することができなかった」というこ
とをそれぞれ意味している。
【0071】前述した本発明の第1の実施例は、標準デ
ータ項目辞書の検索機能と検索した標準データ項目から
データ項目辞書を生成する機能と備えている。そして、
この本発明の第1の実施例によれば、検索処理の前にデ
ータ項目日本語名称を標準データ項目辞書の名称に準じ
るように編集しているので、検索率の向上を図ることが
できる。
【0072】すなわち、本発明の第1の実施例は、検索
機能が、データ項目の日本語名称をキーとして、標準デ
ータ項目辞書の各項目を末尾から1文字ずつ照合し、末
尾文字列が一致する標準データ項目を検索しているの
で、適切な標準データ項目を検索することが可能なり、
また、データ項目辞書の生成機能が、検索した標準デー
タ項目のソフトウェア部品を複写するものであるあるた
め、データ項目辞書の作成を機械化し、作成作業の省力
化及び作成効率の向上を図ることができる。
【0073】図11は本発明の第2の実施例による方法
を実現するための処理手順を説明するフローチャート、
図12は本発明の第2の実施例のシステム構成を示す機
能概略図である。図12において、1201は知識ベー
ス、1202は検索ルールを用いた標準データ項目辞書
の検索部、1203は生成ルールを用いたデータ項目辞
書生成部であり、他の符号は図2の場合と同一である。
【0074】図1、図2により説明した本発明の第1の
実施例は、標準データ項目辞書を検索する機能と検索し
た標準データ項目の定義内容を複写する機能とを備える
ものであったが、本発明の第2の実施例は、これらの2
つの機能に、辞書作成における人間のノウハウを定義し
た知識ベースを活用する機能を追加したものである。
【0075】すなわち、本発明の第2の実施例は、図1
により説明した本発明の第1の実施例におけるステップ
102の標準データ項目辞書の検索処理、及び、ステッ
プ105の標準データ項目辞書内容の複写処理に、知識
ベースを活用する機能を追加し、ステップ1101及び
1102に変更し、図2に示す標準データ項目辞書の検
索部204及びデータ項目辞書生成部208を、検索ル
ールを用いた標準データ項目辞書の検索部1202及び
生成ルールを用いたデータ項目辞書生成部1203に変
更し、さらに、知識ベース1201を備えたもので、そ
れ以外は、図1により説明した本発明の第1の実施例と
同一である。
【0076】以下、図11に示すフローと、図12に示
す各機能部の動作を、図1、図2と相違する部分につい
てのみ説明する。
【0077】図11に示すステップ1101の処理は、
図12に示す検索ルールを用いた標準データ項目辞書の
検索部1202により行われる処理であり、検索用デー
タ項目日本語名称テーブル203、標準データ項目辞書
205、及び、知識ベース1201を入力情報とし、検
索用データ項目日本語名称テーブル203に記述されて
いる個々の検索用データ項目日本語名称をキーとして、
知識ベースに格納された情報に基づいて、標準データ項
目辞書205のデータ項目を検索処理である。また、ス
テップ1102の処理は、図12に示す生成ルールを用
いたデータ項目辞書生成部1203ににより行われる処
理であり、半完成データ項目辞書206、標準データ項
目辞書205、及び、知識ベース1201を入力情報と
し、知識ベース1201に格納された情報に基づいて、
半完成データ項目辞書206の内容を編集することによ
り、目的とするデータ項目辞書209を生成する処理で
ある。
【0078】次に、知識ベース1201の情報に基づい
て、標準データ項目辞書205を検索する方法について
説明する。
【0079】図13、図14は知識ベースの定義例を説
明する図、図15は標準データ項目辞書205を検索す
る方法を説明する図である。
【0080】まず、図13、図14を参照して知識ベー
ス1201について説明する。知識ベースとは、エキス
パートシステムを用いたシステム開発において使用する
ものであり、本発明の第2の実施例では、専門家が有す
る各データ項目に関する情報及びデータ項目辞書を作成
するノウハウを定義して、格納しているファイルであ
る。知識ベースは、図13(a)に示すルール制御定義
部1301、図13(b)に示す規則型ルール定義部1
305、及び、図14に示す事実型ルール定義部130
8により構成され、これらの全ての定義部を総称して名
付けたものである。これらのルール制御、規則型ルー
ル、及び、事実型ルールは、それぞれ、以下のように定
義される。
【0081】ルール制御とは、複数のルールを効果的に
使用するために、その実行順序を制御することである。
規則型ルールとは、同一のデータ項目日本語名称であっ
ても、特定の条件、状況の下では、その意味、処理方法
が異なるデータ項目について、有識者が持つデータ項目
に関する情報を表現したものである。事実型ルールと
は、個々のデータ項目についての性質、要素を表現した
ものである。本発明の第2の実施例は、標準データ項目
辞書を読み込み、これを事実型ルール定義部に展開す
る。
【0082】図13(a)に示すルール制御定義部13
01には、「IF(ルール実行を指示する名称) TH
EN(ルール名、優先度)」の形式で、ルール実行を指
示する名称、ルール名、実行する優先度が定義される。
実行する優先度は、数字で定義し、大きいほど実行する
優先度が高いことを意味する。この値によって、各ルー
ルの実行順序が決定される。図13(a)に示す例にお
いて、1302は、ルール実行を指示する名称が「st
art」であることを、1303は、ルール名が「入力
項目読み込みルール」であることを、1304は、実行
する優先度が「100」であることをそれぞれ定義して
いる。
【0083】図13(b)に示す規則型ルール定義部に
は、「IF(条件) THEN(処理)」の形式で、特
定の条件あるいは状況と、データ項目の意味、チェック
処理、入力編集処理、出力編集処理等との関係が定義さ
れる。図13(b)に示す例において、1305は、
「年月日検索ルール」を定義しており、このルール定義
において、1306は「条件部」を、1307は「処
理」をそれぞれ定義している。「入力項目読み込みルー
ル」、「検索項目出力ルール」についても同様に定義さ
れる。
【0084】図14に示す事実型ルール定義部には、デ
ータ項目名称、及び、そのデータ、チェック処理、入力
編集処理、出力編集処理等の標準データ項目辞書の定義
内容が展開され、属性と属性値とによる表形式でルール
が定義される。図14に示す例は、データ項目「年月
日」1311、「受付年月日」1319、「任用年月
日」1323、「額」1327、「損害保険控除額」1
328の定義例を示すものである。
【0085】データ項目「年月日」1310の定義にお
いて、1312は、クラスが「data」であること
を、1313は、日本語名が「年月日」であることを、
1314は、タイプが「数字」であることを、1315
は、長さが「8桁」であることを、1316は、同義語
が「日付」であることを、1317は、チェック処理が
「実在日チェック」であることを、1318は、入力編
集処理が「和暦西暦変換処理」であることをそれぞれ定
義している。
【0086】なお、前述した各定義部は、個々のデータ
項目をその概念による階層構造として表現することが可
能である。この場合、階層構造の認識は、定義内容の中
の「クラス」の値を判断することにより行われる。「ク
ラス」には、上位概念のデータ項目名が定義される。図
14に示す例では、データ項目全体を表す最上位の定義
部分1309があり、その中の1項目として、「年月
日」1310、「額」1326が下位概念のデータ項目
として位置付けられている。また、データ項目「年月
日」1311の下位概念であるデータ項目として、「受
付年月日」1319と「任用年月日」1323とがある
ことが示されている。「額」1327と「損害保険控除
額」1328とについても同様である。
【0087】さらに、前述した各定義部は、上位概念の
データ項目から下位概念のデータ項目へ定義内容を継承
する仕組を備え、従って、上位概念のデータ項目の定義
内容は、下位概念のデータ項目で定義する必要がない。
図14に示す例では、「年月日」データ項目で定義した
タイプ、長さ、同義語、チェック処理、入力編集処理の
情報は、全て、「受付年月日」1319、「任用年月
日」1323の各データ項目に継承される。
【0088】また、前述の例において、データ項目「受
付年月日」1319は、入力編集処理における定義内容
が、上位概念のデータ項目「年月日」1311と異なっ
ている。このような場合、下位概念の定義内容が優先さ
れる。そのため、図14に示す例では、データ項目「受
付年月日」1319の入力編集処理における定義内容
は、「和暦編集処理」1322となる。
【0089】次に、図15を参照して、知識ベース12
01に基づいた、標準データ項目辞書の検索部1202
の動作の仕組みを説明する。図15は、図2により説明
した検索用データ項目日本語名称テーブル203を読み
込み、図13、図14により説明した知識ベース120
1を使用して、データ項目「従業員任用日付」の半完成
データ項目辞書を生成する処理を説明するものである。
【0090】検索ルールを用いた標準データ項目辞書の
検索部1202による半完成データ項目辞書206の生
成は、「検索用データ項目日本語名称テーブルの読み込
み処理」、「標準データ項目辞書の検索処理」、「半完
成データ項目辞書の生成」という一連の処理により行わ
れる。その実行は、「ルール制御定義部」1301、
「規則型ルール定義部」1404の命令を組合せること
により行われる。具体的には、「ルール制御定義部」1
301から、「規則型ルール定義部」1404へ実行指
示を出し、これを受けて、「規則型ルール定義部」14
04が、該当するルールを実行することにより、実際
に、「入力項目を読み込む」、「事実型定義部を検索す
る」、「半完成データ項目辞書を出力する」という各処
理を行うことにより実行される。
【0091】なお、「ルール制御定義部」1301は、
優先度の高いルールから低いルールへと順次処理を行う
ように指示を出す。図15に示す例において、「ルール
制御定義部」1301の指示による処理は、黒矢印によ
り、「規則型ルール定義部」1404の指示による処理
は、斜線を付した矢印により表されている。
【0092】次に、処理手順に従い、個々の処理につい
て詳細に説明する。
【0093】第1の処理として、「ルール制御定義部」
1301からの「入力項目読み込みルール」1401の
実行指示により、「規則型ルール定義部」1404の
「入力項目読み込みルール」1405が実行され、検索
用日本語名称テーブルの読み込み処理が行われる。図1
5に示す例では、「従業員任用日付」402が読み込ま
れる。
【0094】第2の処理として、「ルール制御定義部」
1301からの「年月日検索ルール」1402の実行指
示により、「規則型ルール定義部」1404の「年月日
検索ルール」1305が実行される。ここで例としてい
る「従業員任用日付」は、ルールの条件部「データ項目
日本語名称に『日付』という文字列がある」1306の
内容に合致している。このため、処理部の「同義語が
『日付』であるデータ項目を検索する」1307の処理
を実行し、「事実型ルール定義部」1407の各データ
項目の内容(1311、1319、1323、132
7、1328)と比較する処理が行われる。
【0095】その結果、データ項目「年月日」131
1)と、この性質を継承する「受付年月日」1319、
「任用年月日」1323の3個のデータ項目が検索され
る。そして、このように、ルール内容と合致するデータ
項目が複数個検索された場合、データ項目日本語名称が
最も類似する「任用年月日」1323が検索結果とされ
る。
【0096】第3の処理として、「ルール制御定義部」
1301からの「検索項目出力ルール」1403の実行
指示により、「規則型ルール定義部」1404の「検索
項目出力ルール」1406が実行される。これにより、
図示例では、データ定義部のデータ項目名1409が
「従業員任用日付」である半完成のデータ項目辞書14
08が生成する。
【0097】前述した本発明の第2の実施例は、知識ベ
ースを用いて標準データ項目辞書の検索を行っている。
このため、本発明の第2の実施例は、機械的に文字列の
比較を行う前述した第1の実施例の検索処理では検索す
ることのできない「日付」という文字列を、「年月日」
という文字列から検索することができる。すなわち、本
発明の第2の実施例は、知識ベースを用いることによ
り、「『日付』と『年月日』が同義である」ことを認識
することができるため、「日付」という文字列を「年月
日」という文字列から検索することが可能である。
【0098】前述したように本発明の第2の実施例によ
れば、データ項目及びデータ項目辞書についての情報、
あるいは、データ項目辞書作成におけるノウハウを知識
ベースに持たせておき、これをデータ項目辞書の生成に
活用することができるため、品質の高いデータ項目辞書
を生成することが可能である。
【0099】なお、同様に、生成ルールを用いたデータ
項目辞書生成部1203によるステップ1102のデー
タ項目辞書生成の処理においても、データ項目辞書生成
の際に知識ベース1201を用いることができる。
【0100】図16は本発明の第3の実施例による方法
を実現するための処理手順を説明するフローチャート、
図17は本発明の第3の実施例のシステム構成を示す機
能概略図である。図17において、1601はユーザ仕
様情報、1602はユーザ仕様情報を反映したデータ項
目辞書の生成部であり、他の符号は図12の場合と同一
である。
【0101】図1、図2により説明した本発明の第1の
実施例は、標準データ項目辞書を検索する機能と検索し
た標準データ項目の定義内容を複写する機能とを備える
ものであったが、本発明の第3の実施例は、これらの2
つの機能に、ユーザ仕様情報を取得する機能を追加した
ものである。
【0102】すなわち、本発明の第3の実施例は、図1
により説明した本発明の第1の実施例におけるステップ
105の標準データ項目辞書内容の複写処理に、ユーザ
仕様情報を活用する機能を追加して、ステップ1501
に変更し、図2に示すデータ項目辞書生成部208を、
ユーザ仕様情報を反映したデータ項目辞書の生成部16
02に変更し、さらに、ユーザ仕様情報1601を備え
たもので、それ以外は、図1により説明した本発明の第
1の実施例と同一である。なお、図17には、知識ベー
ス1201も備えるように構成されており、本発明の第
3の実施例は、前述した本発明の第2の実施例に追加す
ることもできるものである。
【0103】以下、図16に示すフローと、図17に示
す各機能部の動作を、前述した本発明の第1及び第2の
実施例と相違する部分を中心に説明する。
【0104】ステップ1501の処理は、ユーザ仕様情
報を反映したデータ項目辞書の生成部1602により行
われる処理であり、第1及び第2の実施例説明した半完
成データ項目辞書206、標準データ項目辞書205、
さらに、存在する場合には知識ベース1201に加え、
新たにユーザ仕様情報1601を入力情報として、デー
タ項目辞書を生成する処理である。
【0105】データ項目辞書209の生成は、基本的に
は、標準データ項目辞書205から検索したデータ項目
のデータ項目名名以外の定義内容を複写することにより
行われる。これに対し、ステップ1501の処理は、個
々のデータ項目に関して、ユーザ特有の仕様情報を持た
せる場合に、これをユーザ仕様情報1601として定義
しておくことにより、標準データ項目辞書205の定義
内容に、ユーザ仕様情報を反映させて、データ項目辞書
を生成するものである。
【0106】図18は図2に示したデータ項目日本語名
称テーブルに対応するユーザ仕様情報1601のレコー
ドの定義例を説明する図であり、以下、ユーザ仕様情報
1601について説明する。
【0107】図18に示すユーザ仕様情報レコードは、
既に説明したデータ項目日本語名称テーブル201に定
義されたそれぞれのデータ項目について、標準データ項
目辞書205とは異なる、ユーザ特有の仕様情報を定義
するものである。その定義内容は、本来、データ項目辞
書に定義するべき、データ定義、チェック処理、入出力
編集処理における日本語名称以外のいかなる情報であっ
てもよい。
【0108】図18において、1701は、データ項目
「従業員任用年月日」に対するユーザ仕様レコードであ
り、1702は、データ項目名を「YYMMDD」と定
義し、1703は、入力編集処理定義部を「期間算出処
理サブルーチン」と定義していることを示している。ま
た、1704は、データ項目「市民転入年月日」に対す
るユーザ仕様レコードであり、1705は、コメントに
「自治体」を記述することにより、「『自治体』業務の
データ項目である」という意味を持たせている。
【0109】図19は図18に示したユーザ仕様情報を
反映して生成されたデータ項目辞書の例を説明する図で
あり、以下、図18及び図19を参照して、図3に示し
た日本語データ項目名称テーブルに定義されたデータ項
目「従業員任用年月日」301について、ユーザ仕様情
報を反映させてデータ項目辞書を生成する方法を説明す
る。
【0110】前述した本発明の第1の実施例で説明した
図9に示すデータ項目「従業員任用年月日」を生成した
データ項目辞書は、標準データ項目辞書に定義されてい
る「年月日」項目を複写したものである。しかし、本発
明の第3の実施例は、図18に示すように、データ項目
名として『YYMMDD』1702が、入力編集処理と
して『期間算出処理』1703が、それぞれ定義された
ユーザ仕様情報が存在する場合、標準データ項目辞書の
定義内容に対して、ユーザ仕様情報を優先し、標準デー
タ項目辞書の定義内容をユーザ仕様情報に置換する。従
って、本発明の第3の実施例により生成されるデータ項
目辞書209は、図19に示すように、データ項目名が
「YYMMDD」1801に、入力編集処理が「期間算
出処理」1802とされる。
【0111】なお、前述した本発明の第3の実施例は、
知識ベースを用いずに、データ項目辞書を生成するとし
て説明しているが、本発明は、ユーザ仕様情報と知識ベ
ースとを組合せてデータ項目辞書を生成することもでき
る。
【0112】次に、このユーザ仕様情報と知識ベースと
を組合せてデータ項目辞書を生成する方法を説明する。
【0113】図20、図21は知識ベースの定義例を説
明する図、図22は知識ベース及びユーザ仕様情報から
データ項目辞書を生成する処理を説明する図である。
【0114】この例では、図3に示した日本語データ項
目名称テーブルに定義されたデータ項目「市民転入年月
日」304について、図18に示したユーザ仕様情報を
反映してデータ項目辞書を生成するものとして説明す
る。
【0115】図18に示すユーザ仕様レコードにおい
て、データ項目「市民転入年月日」は、コメント欄に
「自治体」1705が定義されている。この定義はは、
このデータ項目を「自治体業務」のデータ項目として位
置付けることを意味している。
【0116】図21に示す知識ベースの事実型ルール定
義部は、データ項目の各処理定義部において、業務ごと
に異なった処理内容1901〜1910を定義してい
る。これは、同一データ項目であっても、そのデータ項
目が使用される業務により、定義される処理内容が異な
るためである。図21に示す例では、データ項目「転入
年月日」の入力編集処理として、官公庁業務で使用され
る場合には「半角⇔全角変換処理」1901を、自治体
業務で使用される場合には「年号コード変換処理」19
02を行うことがそれぞれ定義されている。同様に、出
力編集処理として、官公庁業務で使用される場合には
「年齢計算処理」1903を、自治体業務で使用される
場合には「和暦編集処理」1904を、病院業務で使用
される場合には「期間算出処理」1905を行うことが
それぞれ定義されている。
【0117】なお、図20(a)、(b)に示すルール
説明定義部、規則型ルール定義部は、図13(a)、
(b)と同様に構成されている。
【0118】図22に示すデータ項目辞書を生成する処
理の例では、ユーザ定義情報に業務名が定義されている
場合に、知識ベースを用いることにより、適切な業務の
定義内容を持つデータ項目辞書を生成する例である。
【0119】このデータ項目辞書の生成は、「ユーザ仕
様情報の読み込み処理」、「業種別処理の検索処理」、
「業種別処理の選択」という一連の処理により行われ
る。そして、その実行は、第2の実施例の場合と同様に
行われる。すなわち、「ルール制御定義部」2001、
「規則型ルール定義部」2005の命令を組合せること
により、命令が実行される。また、処理は、「ルール制
御定義部」2001から、「規則型ルール定義部」20
05へ実行指示を出し、これを受けて、「規則型ルール
定義部」2001が、該当するルールを実行し、実際
に、「ユーザ仕様情報を読み込む」、「業種別処理を検
索する」、「業種別処理を選択する」という各処理を行
うことにより実行される。
【0120】なお、「ルール制御定義部」2001は、
本発明の第2の実施例の場合と同様に、優先度の高いル
ールから低いルールへと順次処理を行うように指示を出
す。図22に示す例において、「ルール制御定義部」2
001の指示による処理は、黒矢印により、「規則型ル
ール定義部」2005の指示による処理は、斜線を付し
た矢印により表わされている。
【0121】次に、処理手順に従い、個々の処理につい
て詳細に説明する。
【0122】第1の処理として、「ルール制御定義部」
2001からの「ユーザ仕様情報読み込みルール」20
02の実行指示により、「規則型ルール定義部」200
5の「ユーザ仕様情報読み込みルール」2006が実行
され、ユーザ仕様情報レコードの読み込み処理が行われ
る。図22に示す例では、「市民転入年月日」レコード
1704が読み込まれる。
【0123】第2の処理として、「ルール制御定義部」
2001からの「業務別処理検索ルール」2003の実
行指示により、「規則型ルール定義部」2005の「業
務別処理検索ルール」2007が実行される。ここで例
としている「転入年月日」のユーザ仕様情報レコード1
704には、ルールの条件部「コメントに『自治体』が
定義されている」2008があり、これに合致するた
め、処理部「業務名が『自治体』である処理内容を検索
する」2009を実行する。その結果、事実型ルール定
義部2011における、データ項目「転入年月日」の定
義内容と合致する処理内容として、入力編集定義部は
「年号コード変換処理」1902を、また、出力編集定
義部は「和暦編集処理」1904をそれぞれ検索する。
【0124】第3の処理として、「ルール制御定義部」
2001からの「業務処理選択ルール」2004の実行
指示により、「規則型ルール定義部」2005の「検索
項目出力ルール」2010が実行され、「市民転入年月
日」のデータ項目辞書2012が生成される。このデー
タ項目辞書は、入力、出力の各編集処理定義部におい
て、第2の処理で検索した自治体業務処理2013、2
014が定義されたものとなる。
【0125】前述した本発明の第3の実施例によれば、
単純に標準データ項目辞書の内容を複写するだけでな
く、データ項目に、ユーザ特有の仕様あるいは意味を持
たせたることができ、さらに、ユーザ仕様情報と知識ベ
ースとを組合せた、データ項目辞書を生成することがで
きる。
【0126】前述したように、本発明の実施例によれ
ば、データを標準化した標準データ項目辞書を開発し、
データ項目名の語構成を定めたデータ項目名称基準を確
立し、データ項目の日本語名称をキーとして、標準デー
タ項目辞書の各項目と末尾から1文字ずつ照合し、末尾
文字列が一致する標準データ項目の定義内容を複写する
ことによって、自動的にデータ項目辞書を生成すること
ができる。
【0127】このため、本発明の実施例によれば、デー
タ項目辞書の生成に必要な情報として、データ項目日本
語名称を入力するだけで、従来手作業で行っていたデー
タ項目辞書の作成作業、すなわち、データに対して、デ
ータ項目、及び、チェック、入出力編集の各処理内容の
定義を自動化することができる。
【0128】また、前述した本発明の実施例によれば、
データ項目に関する情報、及び、データ項目辞書の作成
に関する有識者のノウハウを格納した知識ベースを用い
ることができ、これにより、機械的な文字列の比較では
検索不可能なデータ項目の検索を行うことが可能とな
り、また、単なる標準データ項目辞書の複写によらな
い、ユーザが希望する条件に対して適切なデータ項目の
内容を持つデータ項目辞書の生成を行うことができる。
【0129】さらに、前述した本発明の実施例によれ
ば、それぞれのデータ項目に関して、ユーザ特有の仕様
を与えることができ、そのため、データ項目辞書を生成
する際に、ユーザ特有の仕様に即したデータ項目辞書を
生成することができる。
【0130】前述により、本発明の実施例は、データ項
目辞書作成作業の省力化、効率化、システム及びソフト
ウェア開発の効率化を図ることができ、かつ、品質の高
いデータ項目辞書を生成することが可能であり、これを
もとに開発するソフトウェア及びシステムの信頼性を向
上することができる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ項目辞書の作成方法を常套手段として確立すること
ができ、これにより、一定水準以上の品質のデータ項目
辞書を自動的に生成することができ、データ項目辞書の
開発効率と品質の向上を図ることができ、これより、シ
ステム開発における生産性と信頼性の向上をも図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による方法を実現するた
めの処理手順を説明するフローチャートである。
【図2】本発明第1の実施例のシステム構成を示す機能
概略図である。
【図3】データ項目日本語名称テーブルの例を示す図で
ある。
【図4】検索用データ項目日本語名称テーブルの例を示
す図である。
【図5】データ項目辞書の構造を説明する図である。
【図6】標準データ項目辞書の構造を説明する図であ
る。
【図7】標準データ項目辞書の検索方法を説明する図で
ある。
【図8】半完成データ項目辞書の構造を説明する図であ
る。
【図9】生成されたデータ項目辞書の構造を説明する図
であである。
【図10】メッセージファイルの構成を説明する図であ
である。
【図11】本発明の第2の実施例による方法を実現する
ための処理手順を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例のシステム構成を示す
機能概略図である。
【図13】知識ベースの定義例を説明する図である。
【図14】知識ベースの定義例を説明する図である。
【図15】標準データ項目辞書を検索する方法を説明す
る図である。
【図16】本発明の第3の実施例による方法を実現する
ための処理手順を説明するフローチャートである。
【図17】本発明の第3の実施例のシステム構成を示す
機能概略図である。
【図18】図2に示したデータ項目日本語名称テーブル
に対応するユーザ仕様情報1601のレコードの定義例
を説明する図である。
【図19】図18に示したユーザ仕様情報を反映して生
成されたデータ項目辞書の例を説明する図であ
【図20】知識ベースの定義例を説明する図である。
【図21】知識ベースの定義例を説明する図である。
【図22】知識ベース及びユーザ仕様情報からデータ項
目辞書を生成する処理を説明する図である。
【符号の説明】
201 データ項目日本語名称テーブル 202 業務データ項目名の編集処理部 203 検索用データ項目日本語名称テーブル 204 標準データ項目辞書の検索部 205 標準データ項目辞書 206 半完成データ項目辞書 207 メッセージファイル 208 データ項目辞書生成部 209 データ項目辞書 1201 知識ベース 1202 検索ルールを用いた標準データ項目辞書の検
索部 1203 生成ルールを用いたデータ項目辞書生成部 1601 ユーザ仕様情報 1602 ユーザ仕様情報を反映したデータ項目辞書の
生成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機を利用するシステム内で扱うデー
    タ項目を管理するためデータ項目を定義したデータ項目
    辞書を作成するデータ項目辞書生成方法において、その
    データ項目の名称、属性、関連する処理を定義した標準
    データ項目辞書を予め構築しておき、データ項目の日本
    語名称が入力されると、これをキーとして、前記標準デ
    ータ項目辞書を検索し、入力データ項目名称の意味に最
    も近いデータ項目を、標準データ項目辞書から選択し、
    この選択したデータ項目の辞書の定義内容を複写するこ
    とにより、入力されたデータ項目についてのデータ項目
    辞書を生成することを特徴とするデータ項目辞書生成方
    法。
  2. 【請求項2】 入力される業務データ項目の日本語名称
    をキーとして、標準データ項目辞書を検索する際、入力
    される業務データ項目日本語名称と標準データ項目辞書
    のデータ項目日本語名称とを語尾から1文字ずつ照合す
    ることによって、語構成上末尾にあるドメイン名称が一
    致するデータ項目名称を選択することを特徴とする請求
    項1記載のデータ項目辞書生成方法。
  3. 【請求項3】 有識者が持つデータ項目辞書作成上のノ
    ウハウ及び各データ項目に関する知識等の専門的な知識
    を、ルール制御定義部、規則型ルール定義部、事実型ル
    ール定義部の3種類に分けて有する知識ベースを備え、
    ルール制御定義部から規則型ルール定義部に出す実行指
    示に基づいて、規則型ルール定義部の該当するルールを
    実行し、そのルールの定義内容に合致する事実型ルール
    の定義内容を取得することにより、前記標準データ項目
    辞書の検索、及び、その定義内容の複写、編集を行うこ
    とにより、入力されたデータ項目についてのデータ項目
    辞書を生成することを特徴とする請求項1または2記載
    のデータ項目辞書生成方法。
  4. 【請求項4】 入力される各業務データ項目に対して特
    定の情報を与えるユーザ仕様情報を有し、この情報と前
    記標準データ項目辞書の定義内容とを統合し、前記標準
    データ項目辞書の定義内容に追加し、あるいは、ユーザ
    仕様情報を優先しさせて、前記標準データ項目辞書の定
    義内容をこれに置換することにより、入力されたデータ
    項目についてのデータ項目辞書を生成することを特徴と
    する請求項1、2または3記載のデータ項目辞書生成方
    法。
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JP2001325420A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 Joho System Kenkyusho:Kk マネジメント情報生成システム
JP2017211993A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 雲拓科技有限公司 請求の範囲の中の請求の範囲構成要素名詞所属構成要素対応符号を対応検出する方法

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