JPH11203363A - データ管理システム - Google Patents

データ管理システム

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JPH11203363A
JPH11203363A JP677798A JP677798A JPH11203363A JP H11203363 A JPH11203363 A JP H11203363A JP 677798 A JP677798 A JP 677798A JP 677798 A JP677798 A JP 677798A JP H11203363 A JPH11203363 A JP H11203363A
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JP677798A
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English (en)
Inventor
Tomomasa Nakada
智将 仲田
Yasumasa Kawashima
泰正 川島
Shigeru Ogoshi
茂 大越
Naoyuki Honda
尚之 本多
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンカレントエンジニアリングにおける、相互
に関連を有する複数の共有データ間の整合化業を支援す
る。 【解決手段】コンカレントエンジニアリングデータ管理
装置10n1の制御部14は、1つの製品の構成要素(エ
ンティティ)単位のバージョン管理を行うと共に、コン
カレントエンジニアリングの各業務において管理される
構成要素の集合(スコープ)単位のバージョン管理を行
う。但し、各スコープは、データ公開時にグレードアッ
プする公開バージョンと、各業務担当者のデータ参照時
にグレードアップする参照バージョンとによって、二重
にバージョン管理されている。そして、コンカレントエ
ンジニアリングデータ管理装置10n1の制御部14
は、各業務担当者が使用している情報処理装置10
1,...,10nkに、全業務の業務内容が反映された最
新スコープ、各業務担当者参照時の旧スコープと最新ス
コープとの差分データ等を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンカレントエン
ジニアリング業務の共有データのバージョン管理技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】コラボレーティブエンジニアリング、即
ち、業務担当者相互の意志疎通が比較的容易な共同作業
においては、個々の業務で発生した業務データを、共有
データとして共有データベースで一元的に管理しても殆
ど問題を生じない。
【0003】ところが、プラント設計等のコンカレント
エンジニアリング、即ち、各業務の進捗に応じた適当な
タイミングでしか業務担当者相互の意志疎通が図られな
い共同作業において、コラボレーティブエンジニアリン
グと同様なデータ管理方式を採用すると、共有データベ
ースの共有データの更新によって他業務に混乱が発生す
ることが多い。
【0004】そこで、このような混乱の発生を防止する
ため、従来から、様々な提案がなされている。例えば、
特開平9−198291号公報には、共有データベース
の変更によって、他業務に波及する影響度を推定し、そ
の影響を受ける業務担当者に、逐次、その旨を通知する
コンカレントエンジニアリング支援システムが開示され
ている。また、特開平5−225027号公報には、ネ
ットワーク上に分散された複数データベース間の共通デ
ータの整合性を維持するデータ管理方法が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際のコン
カレントエンジニアリングでは、自己の業務遂行中に、
他業務において、自己の業務と関連を有する大量の共有
データが繰り返し変更されているため、自己の現業務デ
ータを共有データとして公開する前に、多大な時間と労
力とを費して、自己の現業務データと他の共有データと
の間に生じた矛盾を解消する必要がある。
【0006】そこで、本発明は、相互に関連を有する複
数の共有データ間の整合化作業を支援するコンカレント
エンジニアリングデータ管理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、1の製品に関する作業を複数業務で分担
するコンカレントエンジニアリングにおいて、前記複数
業務間で共有される共有業務データのバージョンを管理
するデータ管理システムであって、前記1の製品を構成
する各構成要素毎に、それぞれ、当該構成要素の各バー
ジョンの共有実データを記憶した第一記憶手段と、前記
各業務毎に、それぞれ、当該業務に関連する構成要素群
の内の各々の構成要素について、当該構成要素の最新の
バージョンを表す最新バージョン情報と、当該業務によ
るデータ参照時における当該構成要素のバージョンを表
す参照バージョン情報とを対応付けて記憶した第二記憶
手段と、前記各業務からの参照要求を受け付ける要求受
付手段と、前記第二記憶手段から、前記要求受付手段に
前記参照要求を与えた業務に対応する前記最新バージョ
ン情報と前記参照バージョン情報とをそれぞれ取り出
し、前記第一記憶手段から、当該最新バージョン情報に
適合する共有実データと当該参照バージョン情報に適合
する共有実データとをそれぞれ取り出すデータ取得手段
と、前記データ取得手段が取り出した前記二種類の共有
実データを比較し、各構成要素毎に差分情報を取り出す
差分抽出手段と、前記差分抽出手段が取り出した各構成
要素毎の差分情報を出力する出力手段とを備えることを
特徴とするデータ管理システムを提供する。
【0008】本発明に係るデータ管理システムによれ
ば、コンカレントエンジニアリングの各業務担当者は、
自己の現業務データの作成に先立ち参照した各構成要素
の共有実データと、それらの最新バージョンの共有実デ
ータとの間の差分情報、即ち、相互に関連を有する自他
業務の並行によって自他業務の重複範囲に生じた矛盾だ
けを確認することができる。従って、コンカレントエン
ジニアリングの各業務担当者は、その差分情報を参照し
ながら、自己の現業務データを共有データとして公開す
る前に、自己の現業務データの作成中に他業務で達成さ
れた成果を自己の現業務データにスムーズに反映させる
ことができる。
【0009】即ち、本発明によれば、コンカレントエン
ジニアリングにおいて、相互に関連を有する複数の共有
データ間の整合をとるために費やされていた労力の軽減
を図ることができる。
【0010】また、このようなデータ管理システムにお
いて、前記第一記憶手段は、前記各共有実データに含ま
れる確定済みデータ項目を表すステータス情報を更に記
憶し、前記第一データ取得手段は、前記第一記憶手段か
ら、前記最新バージョン情報に適合する共有実データ群
に含まれる各共有実データのステータス情報を更に取り
出し、前記第一差分抽出手段は、前記データ取得手段が
取り出したステータス情報が表す確定済みデータ項目の
差分を取り出すようにすれば、コンカレントエンジニア
リングの各業務担当者は、これらから変更されるかもし
れない仮決めデータを除き、他業務において既に確定さ
れたデータの差分だけを確認することができるため、自
己の現業務データと他の共有データとの整合をとるため
のデータ修正作業の効率を一層向上させることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0012】最初に、図1により、本実施の形態におけ
る重要な概念、エンティティ、スコープ、公開バージョ
ン、参照バージョンについて説明しておく。
【0013】エンティティとは、1つの製品を構成する
個々の構成要素a1,a2,....,ak、例えば、部品、情報
等のことである。そして、スコープとは、個々の業務に
おいて取り扱われる構成要素群A1,A2,.....,An、例
えば、個々の業務において作成される設計図面等に含ま
れる構成要素群のことである。尚、スコープは、エンテ
ィティの重複を許容する、互いに非排他的な集合であ
る。
【0014】公開バージョンとは、内容変更を加えられ
たスコープのデータ公開時にバージョンアップするスコ
ープバージョンのことである。また、参照バージョンと
は、業務担当者がデータ参照したスコープの公開バージ
ョンを識別するためのバージョンのことである。これら
のバージョンとしては、例えば、変更を加えられたスコ
ープの公開時の日時情報、連続番号等を用いることがで
きる。
【0015】尚、スコープの公開バージョンがバージョ
ンアップした場合、そのスコープに含まれているエンテ
ィティの内、今回変更を加えられたエンティティだけが
一律にバージョンアップする。
【0016】次に、本実施の形態に係るコンカレントエ
ンジニアリングデータ管理システムの基本構成について
説明する。
【0017】図2に示すように、ネットワーク11等を
介して、複数の情報処理装置10n1,....,10nkが相
互に接続されている。それらの内の1台の情報処理装置
10n1は、共有データを一元管理するコンカレントエ
ンジニアリングデータ管理装置であり、それらの内の1
台の情報処理装置10n1は、共有データを一元管理す
るコンカレントエンジニアリングデータ管理装置であ
り、その他の情報処理装置10n2,....,10nkは、業
務別データベースサーバ、業務別アプリケーションサー
バ、各業務担当者の入出力端末等である。
【0018】さて、コンカレントエンジニアリングデー
タ管理装置10n1は、他の情報処理装置10n2,...,
10nkとの間のデータ送受信を制御する入出力インタ
フェイス13、後述のコンカレントエンジニアリングデ
ータ管理処理を実行する制御部14、制御部14におけ
るコンカレントエンジニアリングデータ管理処理に必要
な各種管理テーブルを記憶するデータベース12を備え
ている。以下、各部について、それぞれ説明する。
【0019】入出力インタフェイス13は、後述のスコ
ープ情報等を作成するために必要な各種データ(例え
ば、スコープのスコープID情報、スコープに含まれて
いる各エンティティのエンティティID情報及びエンテ
ィティ実データ、スコープの責任元の所属情報等)を含
むスコープデータ、コンカレントエンジニアリングデー
タ管理処理の実行コマンド等の入力を受け付けると共
に、その実行コマンドの発信元である情報処理装置10
2,...,10nkに、後述のコンカレントエンジニアリ
ングデータ管理の実行結果を送信する。
【0020】また、データベース12には、図3に示す
ように、以下の5つの管理テーブル、即ち、スコープ情
報管理テーブル30A、エンティティ情報管理テーブル
31A、公開バージョン情報管理テーブル32A、参照
バージョン情報管理テーブル33A、エンティティバー
ジョン情報管理テーブル34Aが記憶されている。
【0021】スコープ情報管理テーブル30Aには、各
スコープ毎に、それぞれ、そのスコープに関するスコー
プ情報30が登録されている。そして、スコープ情報3
0には、そのスコープに割り当てられた固有のスコープ
ID情報、そのスコープの公開バージョン情報を検索す
るために用いる公開バージョン検索情報、各業務担当者
の参照バージョン情報を検索するために用いる参照バー
ジョン検索情報、そのスコープの最新バージョンについ
てのエンティティ情報を検索するために用いる構成エン
ティティ検索情報、そのスコープの責任元を表す所属情
報(所属部署名、所属部署ID、担当者名、担当者ID
等)等が含まれている。尚、公開バージョン検索情報及
び参照バージョン検索情報には、それぞれ、検索対象テ
ーブル32A,33Aのアドレス情報、そのスコープの
スコープID情報、SQL等の検索条件の記述等が含ま
れ、構成エンティティ検索情報には、検索対象テーブル
31Aのアドレス情報、そのスコープに含まれているエ
ンティティのエンティティID情報のリスト、SQL等
の検索条件の記述等が含まれている。
【0022】エンティティ情報管理テーブル31Aに
は、各エンティティ毎に、それぞれ、そのエンティティ
のエンティティ情報31が登録されている。そして、エ
ンティティ情報31には、そのエンティティに割り当て
られた固有のエンティティID情報、そのエンティティ
の最新エンティティバージョン情報を検索するために用
いる関連バージョン検索情報、そのエンティティが削除
されたか否かを表す削除情報(例えば、二値フラグ等)等
が含まれている。尚、関連バージョン検索情報には、検
索対象テーブル34Aのアドレス情報、そのエンティテ
ィのエンティティID情報、そのエンティティの最新バ
ージョンを表すバージョン情報、SQL等の検索条件の
記述等が含まれている。
【0023】公開バージョン情報管理テーブル32Aに
は、各スコープ毎に、それぞれ、そのスコープの公開バ
ージョン情報32が登録されている。そして、公開バー
ジョン情報32には、そのスコープの公開バージョンを
表すバージョン情報、そのスコープの公開時におけるエ
ンティティバージョン情報を検索するために用いる構成
エンティティ検索情報等が含まれている。尚、構成エン
ティティ検索情報には、検索対象テーブル34Aのアド
レス情報、そのスコープに含まれている各エンティティ
のエンティティID情報とバージョン情報(スコープ公
開時のバージョン情報)とを対応付けた対応情報のリス
ト、SQL等の検索条件の記述等が含まれている。
【0024】参照バージョン情報管理テーブル33Aに
は、各スコープ毎に、それぞれ、各業務担当者の参照バ
ージョン情報33が登録されている。そして、参照バー
ジョン情報33には、各業務担当者の参照バージョンを
表すバージョン情報、各業務担当者の参照時におけるエ
ンティティバージョン情報を検索するために用いる構成
エンティティ検索情報等が含まれている。尚、構成エン
ティティ検索情報には、検索対象テーブル34Aのアド
レス情報、そのスコープに含まれている各エンティティ
のエンティティID情報とバージョン情報(各業務担当
者参照時のバージョン情報)とを対応付けた対応情報の
リスト、SQL等の検索条件の記述等が含まれている。
【0025】エンティティバージョン情報管理テーブル
34Aには、各エンティティ毎に、それぞれ、そのエン
ティティのエンティティバージョン情報34が登録され
ている。そして、エンティティバージョン情報34に
は、そのエンティティの各バージョン毎に、それぞれ、
そのバージョンを表すバージョン情報、そのバージョン
のエンティティに関するエンティティ実データ、エンテ
ィティ実データに含まれる各データの確定/仮決めの別
を表すステータス情報(例えば、二値のフラグ、確定度
を表す連続値若しくは離散値等)等が含まれている。
尚、エンティティの削除履歴を保存する必要がある場合
には、このエンティティバージョン情報34に、エンテ
ィティの削除情報(例えば、二値のフラグ等)を追加すれ
ばよい。
【0026】尚、本実施の形態では、公開バージョン情
報32と参照バージョン情報33とを個別の管理テーブ
ル32A,33Aで管理しているが、必ずしも、このよ
うにする必要はない。例えば、公開バージョン情報と参
照バージョン情報の双方に識別情報を付加し、公開バー
ジョン情報と参照バージョン情報とを共通の管理テーブ
ルでまとめて管理するようにしても構わない。
【0027】また、制御部14は、スコープ情報30と
公開バージョン情報32と参照バージョン情報33(以
下、これらをまとめてスコープ関連情報と呼ぶ)の作成
・更新処理を行うスコープ制御部17、エンティティ情
報31とエンティティバージョン情報34(以下、これ
らをまとめてエンティティ関連情報と呼ぶ)の作成・更
新処理を行うエンティティ制御部16、検索・登録等の
データベース処理を実行する記憶データ制御部15、同
一スコープの新旧公開バージョン間の差分を抽出する差
分抽出部18を備えている。これら各部15,16,1
7,18は、実際には、プログラム等のデータ及びCP
Uにより実現されるプロセスである。そして、これら各
部15,16,17,18は、更に、以下の機能構成を備
えている。
【0028】スコープ制御部17は、図4に示すよう
に、入出力インタフェイス13が受け付けた最新バージ
ョン参照コマンド若しくはスコープデータに含まれてい
るスコープID情報に対応する既存スコープのスコープ
関連情報30,32,33等を取得するスコープ情報取得
部17A、スコープ情報取得部17Aが取得した既存ス
コープのスコープ関連情報30,32,33を更新するス
コープバージョン更新部17B、入出力インタフェイス
13が受け付けたスコープデータから新規のスコープ関
連情報30,32,33を作成するスコープ生成部17C
を備えている。
【0029】エンティティ制御部16は、図5に示すよ
うに、スコープ情報取得部17Aから与えられた構成エ
ンティティ情報を用いてエンティティ関連情報31,3
4を取得するエンティティ情報取得部16A、エンティ
ティ情報取得部16Aが取得したエンティティ関連情報
31,34を更新するエンティティバージョン更新部1
6B、新規エンティティのエンティティ関連情報31,
34を作成するエンティティ情報生成部16C、エンテ
ィティ毎に予め定めれた確定権限若しくはエンティティ
実データ中のデータ項目毎に予め定められた確定権限を
有する業務担当者から与えられたデータ項目承認/未承
認情報に基づいてステータス情報の設定を変更するステ
ータス情報設定部16Dを備えている。
【0030】差分抽出部18は、図6に示すように、ス
コープの新旧公開バージョン間で追加若しくは削除され
たエンティティのエンティティ情報31を取り出すエン
ティティ差分抽出部18A、スコープの新旧公開バージ
ョン間で変更が加えられたエンティティのエンティティ
情報31を取り出すエンティティバージョン差分抽出部
18Bを備えている。
【0031】次に、制御部14において実行されるコン
カレントエンジニアリングデータ管理処理(スコープ関
連情報作成・更新処理、エンティティ関連情報作成・更
新処理、最新バージョンデータ参照処理)について説明
する。
【0032】まず、図7により、スコープ制御部17が
実行するスコープ関連情報作成・更新処理について説明
する。
【0033】入出力インタフェイス13がスコープデー
タの入力を受け付けると、S60において、スコープバ
ージョン更新部17Aは、その入力スコープデータに含
まれているスコープID情報に基づいて、その入力スコ
ープデータが新規スコープのものであるか否かを判断す
る。但し、入力スコープデータ発信元の情報処理装置の
機種等の相違によって入力スコープデータのデータ形式
が異なるような場合には、データベース12のデータ形
式を共通化するために、以下の処理を実行する前に、ス
コープ情報取得部17Bが、国際標準規格ISO103
03で規定されているSTEP等のデータ交換標準によ
って、その入力スコープデータを共通データ形式に変換
する。
【0034】そして、その入力スコープデータが新規ス
コープのものであった場合には、S62において、スコ
ープ生成部17Cが、その入力スコープデータを参照し
て、新規スコープのスコープ関連情報を作成する。そし
て、このとき作成されたスコープ関連情報は、データベ
ース12のスコープ情報管理テーブル30Aへの更新登
録のため、一旦、記憶データ制御部15に保持される。
【0035】一方、その入力スコープデータが既存スコ
ープのものであった場合には、S61において、スコー
プ情報取得部17Bは、記憶データ制御部15にデータ
ベース検索要求を与え、その入力スコープデータに含ま
れているスコープID情報に対応する公開バージョン情
報を取得する。そして、スコープバージョン更新部17
Aは、その公開バージョン情報に含まれているバージョ
ン情報をバージョンアップさせる。
【0036】その後、S63において、エンティティ情
報取得部16Aが、記憶データ制御部15にデータベー
ス検索要求を与えて、スコープ情報取得部17Bが取得
した公開バージョン情報の構成エンティティ検索情報に
よって引き出されるエンティティ関連情報を取得する。
そして、スコープ制御部17Bは、このときエンティテ
ィ情報取得部16Aが取得したエンティティ関連情報と
共に入力スコープデータを差分抽出部18に与える。
【0037】その後、差分抽出部18が後述の差分抽出
処理を実行し、その処理結果に基づいて、エンティティ
制御部16が、後述のエンティティ関連情報作成・更新
処理を実行して、新規エンティティのエンティティ関連
情報を作成、若しくは、既存エンティティのエンティテ
ィ関連情報を更新する。尚、このとき作成若しくは更新
されたエンティティ情報は、データベース12のエンテ
ィティ情報管理テーブル31Aへの新規登録若しくは更
新登録のため、記憶データ制御部15に保持されてい
る。また、このとき作成若しくは更新されたエンティテ
ィバージョン情報も、データベース12のエンティティ
バージョン情報管理テーブル34Aへの新規登録若しく
は追加登録のため、記憶データ制御部15に保持されて
いる。
【0038】その後、スコープバージョン更新部17A
は、エンティティ制御部16が作成若しくは更新したエ
ンティティ関連情報に含まれているエンティティID情
報及びバージョン情報に基づいて、S61でスコープ情
報取得部17Bが取得した公開バージョン情報に含まれ
ている構成エンティティ検索情報を更新する。そしてこ
の公開バージョン情報は、データベース12の公開バー
ジョン管理テーブル32Aへの更新登録のため、一旦、
記憶データ制御部15に保持される。
【0039】最終的に、S64において、記憶データ制
御部15は、以上の処理過程で保持したデータを、デー
タベース12の所定の管理テーブルに、新規登録、追加
登録若しくは更新登録する。
【0040】次に、図8により、図7のS63において
差分抽出部18が実行する差分抽出処理、及び、エンテ
ィティ制御部16が実行するエンティティ関連情報作成
・更新処理について説明する。
【0041】前述したようにスコープ制御部17Bから
エンティティ関連情報と入力スコープデータとが与えら
れると、S70において、エンティティ差分抽出部18
Aは、そのエンティティ関連情報の内のエンティティ情
報に含まれているエンティティID情報と、その入力ス
コープデータに含まれているエンティティID情報とを
比較する。
【0042】その後、S71において、エンティティ差
分抽出部18Aは、S70の比較結果に基づき、公開バ
ージョンのバージョンアップに伴い削除されたエンティ
ティのエンティティID情報を抽出する。そして、この
ときエンティティID情報を抽出した場合、エンティテ
ィ差分抽出部18Aは、その後のS72において、その
エンティティID情報に対応するエンティティ情報に含
まれている削除情報を、削除されたことを表す情報(例
えば、ONフラグ)に変更する。このとき変更が加えら
れたエンティティ情報は、データベース12のエンティ
ティ情報管理テーブル31Aへの更新登録のため、前述
の通り記憶データ制御部15に保持される。
【0043】その後、S73において、エンティティ差
分抽出部18Aは、S70の比較結果に基づき、公開バ
ージョンのバージョンアップに伴い追加された新規エン
ティティのエンティティID情報を抽出する。このとき
エンティティID情報が抽出された場合、その後のS7
4において、エンティティ制御部16のエンティティ生
成部16Cは、入力スコープデータを参照し、新規エン
ティティのエンティティ関連情報を作成する。このとき
作成されたエンティティ関連情報の内のエンティティ情
報は、データベース12のエンティティ情報管理テーブ
ル31Aへの新規登録のため、前述の通り記憶データ制
御部15に保持される。また、このとき作成されたエン
ティティバージョン情報は、その後、そのエンティティ
自体若しくはそのエンティティのエンティティ実データ
中の各データ項目についての決定権限を有する業務担当
者を有する業務担当者から与えられたデータ項目承認/
未承認情報に基づいてステータス情報の設定変更が行わ
れた後、データベース12のエンティティバージョン情
報管理テーブル34Aへの新規登録のため、前述の通り
記憶データ制御部15に保持される。
【0044】その後、S75において、エンティティバ
ージョン差分抽出部18Bは、スコープ制御部17から
与えられたエンティティ関連情報の内のエンティティバ
ージョン情報に含まれているエンティティ実データと、
入力スコープデータに含まれているエンティティ実デー
タとを比較する。
【0045】その後、S76において、エンティティバ
ージョン差分抽出部18Bは、S75の比較結果に基づ
き、公開バージョンのバージョンアップに伴い変更が加
えられたデータ項目を抽出する。このときデータ項目が
抽出された場合、エンティティ制御部16のエンティテ
ィバージョン情報更新部16Bは、そのエンティティバ
ージョン情報に含まれているエンティティ実データのデ
ータ項目の内、その抽出データ項目のデータ内容を変更
すると共に、そのエンティティバージョン情報に含まれ
ているバージョン情報をバージョンアップさせる。即
ち、今回変更が加えられたエンティティだけをバージョ
ンアップさせる。そして、このとき更新されたエンティ
ティバージョン情報は、データベース12のエンティテ
ィバージョン情報管理テーブル34Aへの追加登録のた
めに、前述の通り記憶データ制御部15に保持される。
【0046】次に、図9により、入出力インタフェイス
13が最新バージョン参照コマンドを受け付けた場合に
実行される最新バージョン参照処理について説明する。
【0047】S80において、スコープ情報取得部17
Bは、記憶データ制御部15にデータベース検索要求を
与えて、最新バージョン参照コマンドに含まれているス
コープID情報に対応するスコープ関連情報を取得す
る。
【0048】その後、エンティティ制御部16は、記憶
データ制御部15にデータベース検索要求を与えて、こ
のときスコープ情報取得部17Bが取得したスコープ情
報に含まれている構成エンティティ検索情報によって引
き出されるエンティティ関連情報を取得する。
【0049】その後、S81において、入出力インタフ
ェイス13が参照バージョン更新依頼の入力を受け付け
た場合、その後のS82において、スコープバージョン
更新部17Aは、S80で取得された参照バージョン情
報を最新バージョンに対応するように更新する。この参
照バージョン情報は、記憶データ制御部15により、デ
ータベース12の参照バージョン管理テーブルに更新登
録される。
【0050】また、S83において、入出力インタフェ
イス13が差分データ抽出依頼の入力を受け付けた場
合、その後のS84において、エンティティ情報取得部
16Aは、S80で取得された更新前の参照バージョン
情報に含まれていた構成エンティティ検索情報によって
引き出されるエンティティ関連情報を取得する。そし
て、スコープ情報取得部17Bは、そのエンティティ関
連情報と、S80で取得しておいたエンティティ関連情
報とを差分抽出部18に与える。
【0051】その後、差分抽出部18のエンティティ差
分抽出部18Aは、前述と同様なエンティティID情報
同士の比較によって、その業務担当者が、前回参照した
旧バージョンから最新バージョンにバージョンアップさ
れたときに削除・追加されたエンティティのエンティテ
ィID情報を取り出す。
【0052】その後、エンティティバージョン差分抽出
部18Bは、前述と同様なエンティティ実データ同士の
比較によって、その業務担当者が前回参照した旧バージ
ョンから最新バージョンにバージョンアップされたとき
に変更を加えられたデータ項目の内、確定を表すステー
タス情報が設定されているデータ項目の変更前後のデー
タ内容だけを取り出す。即ち、もはや他業務で変更され
ることがない確定済のデータ項目についてだけ、その変
更前後のデータ内容を取り出す。
【0053】最終的に、S86において、スコープ情報
取得部17Bは、入出力インタフェイス13を制御し
て、以上の処理結果、即ち、参照を要求された最新バー
ジョンのエンティティ関連情報、削除されたエンティテ
ィのエンティティID情報、追加されたエンティティの
エンティティID情報とエンティティ実データ、変更を
加えられたエンティティのエンティティID情報と確定
済みのデータ項目の変更前後の内容を、最新バージョン
参照コマンドの発信元である情報処理装置に適したデー
タ形式に変換してから、その情報処理装置に送信する。
従って、その情報処理装置を使用している業務担当者
は、自身の作業用スコープデータを公開する前に、コン
カレントエンジニアリングデータ管理装置から送信され
た情報を参照しながら、自己が担当するスコープと関連
を有するスコープの内容を自己の作業用スコープデータ
に容易に反映させることができる。
【0054】尚、ここで述べた最新バージョン参照処理
によれば、業務担当者が担当しているスコープの最新ス
コープデータ等が提供されるが、この最新バージョン参
照処理と基本的には同様な処理によって、業務担当者が
任意に指定したバージョンのスコープデータや、業務担
当者が任意に指定した新旧バージョンのスコープデータ
の差分、例えば、(1)その業務担当者が過去に公開した
旧公開バージョンのスコープデータ、(2)その業務担当
者が公開した新旧公開バージョンのスコープデータ間の
差分データ、(3)その業務担当者が過去に参照した旧参
照バージョンのスコープデータ、(4)その業務担当者が
参照した新旧参照バージョンのスコープデータ間の差分
データ等を提供するようにもできることは言うまでもな
い。即ち入出力インタフェイス13が受け付けた旧バー
ジョン参照コマンドに含まれているスコープID情報及
び公開/参照バージョンに基づいて、業務担当者が参照
を望むエンティティ実データをデータベース12から引
き出し、コマンド発信元の情報処理装置に送信すること
もできるし、入出力インタフェイス13が受け付けた差
分抽出コマンドに含まれているスコープID情報及び新
旧参照/公開バージョンに基づいて、データベース12
から新旧バージョンのエンティティ実データをデータベ
ース12から引き出し、それら新旧バージョンのエンテ
ィティ実データ間の差分データを、コマンド発信元の情
報処理装置に送信することもできる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、コンカレントエンジニ
アリングの各業務担当者が、自己の現業務データの作成
の基礎とした過去の共有データと、他の業務担当者によ
って変更を加えられた現在の共有データとの間の差違、
即ち、相互に関連を有する自他業務の並行によって自他
業務の重複範囲に現在生じている矛盾を認識することが
できる。また、自己が公開した共有データの任意のバー
ジョン、自己が過去に参照した共有データの任意のバー
ジョン、それらの任意バージョン間の差分等、自他業務
の重複範囲に生じた矛盾を解消するために有用なデータ
を再確認することができる。
【0056】従って、コンカレントエンジニアリングの
各業務担当者は、自身の現業務データを共有データとし
てデータベースに登録する前に、これらのデータを参照
しながら、自己の業務と関連を有する他業務の業務内容
を自己の現業務データに容易に反映させることができ
る。
【0057】即ち、本発明によれば、コンカレントエン
ジニアリングにおいて、相互に関連を有する複数の共有
データ間の整合をとるために費やされていた労力の軽減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンティティとスコープとの関係を説明するた
めの図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るコンカレントエン
ジニアリングデータ管理システムの基本構成図である。
【図3】図2のデータベースのデータ構造の概念図であ
る。
【図4】図2のスコープ制御部の機能構成図である。
【図5】図2のエンティティ制御部の機能構成図であ
る。
【図6】図2の差分抽出部の機能構成図である。
【図7】スコープ制御部が実行するスコープ関連情報作
成・更新処理の流れを示したフローチャート図である。
【図8】差分抽出部が実行する差分抽出処理、及び、エ
ンティティ制御部が実行するエンティティ関連情報作成
・更新処理の流れを示したフローチャート図である。
【図9】最新バージョン参照処理の流れを示したフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1,a2,....,ak…エンティティ A1,A2,.....,An…スコープ 10n1,....,10nk…情報処理装置 11…ネットワーク 12…データベース 13…入出力インタフェイス 14…制御部 15…記憶データ制御部 16…エンティティ制御部 16A…エンティティ情報取得部 16B…エンティティバージョン情報更新部 16C…エンティティ情報生成部 16D…ステータス情報設定部 17…スコープ制御部 17A…スコープ情報取得部 17B…スコープバージョン更新部 17C…スコープ生成部 18…差分抽出部 18A…エンティティ差分抽出部 18B…エンティティバージョン差分抽出部 30A…スコープ情報管理テーブル 30…スコープ情報 31A…エンティティ情報管理テーブル 31…エンティティ情報 32A…公開バージョン情報管理テーブル 32…公開バージョン情報 33A…参照バージョン情報管理テーブル 33…参照バージョン情報 34A…エンティティバージョン情報管理テーブル 34…エンティティバージョン情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 尚之 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1の製品に関する作業を複数業務で分担す
    るコンカレントエンジニアリングにおいて、前記複数業
    務間で共有される共有業務データのバージョンを管理す
    るデータ管理システムであって、 前記1の製品を構成する各構成要素毎に、それぞれ、当
    該構成要素の各バージョンの共有実データを記憶した第
    一記憶手段と、 前記各業務毎に、それぞれ、当該業務に関連する構成要
    素群の各々の構成要素について、当該構成要素の最新の
    バージョンを表す最新バージョン情報と、当該業務によ
    るデータ参照時における当該構成要素のバージョンを表
    す参照バージョン情報とを対応付けて記憶した第二記憶
    手段と、 前記各業務からのデータ参照要求を受け付ける要求受付
    手段と、 前記第二記憶手段から、前記要求受付手段に前記データ
    参照要求を与えた業務に対応する前記最新バージョン情
    報と前記参照バージョン情報とをそれぞれ取り出し、前
    記第一記憶手段から、当該最新バージョン情報に適合す
    る共有実データ群と当該参照バージョン情報に適合する
    共有実データ群とをそれぞれ取り出す第一データ取得手
    段と、 前記第一データ取得手段が取り出した前記二種類の共有
    実データ群を比較し、前記二種類の共有実データ群の間
    の差分情報を各構成要素毎に取り出す第一差分抽出手段
    と、 前記第一差分抽出手段が取り出した各構成要素毎の差分
    情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ管理システム。
  2. 【請求項2】1の製品に関する作業を複数業務で分担す
    るコンカレントエンジニアリングにおいて、前記複数業
    務間で共有される共有業務データのバージョンを管理す
    るデータ管理システムであって、 前記1の製品を構成する各構成要素毎に、それぞれ、当
    該構成要素の各バージョンの共有実データを記憶した第
    一記憶手段と、 前記各業務毎に、それぞれ、当該業務に関連する構成要
    素群の各々の構成要素について、当該業務によるデータ
    公開時における当該構成要素のバージョンを表す公開バ
    ージョン情報と、当該業務によるデータ参照時における
    当該構成要素のバージョンを表す参照バージョン情報と
    を対応付けて記憶した第二記憶手段と、 前記各業務から、2つのバージョン指定を含むデータ参
    照要求を受け付ける要求受付手段と、 前記要求受付手段に前記データ参照要求を与えた業務に
    対応する公開バージョン情報及び参照バージョン情報の
    内、当該データ参照要求により指定された各バージョン
    に適合するバージョン情報を前記第二記憶手段からそれ
    ぞれ取り出し、当該各バージョン情報に適合する共有実
    データ群を前記第一記憶手段からそれぞれ取り出す第一
    データ取得手段と、 前記第一データ取得手段が取り出した前記二種類の共有
    実データ群を比較し、前記二種類の共有実データ群の間
    の差分情報を各構成要素毎に取り出す第一差分抽出手段
    と、 前記第一差分抽出手段が取り出した各構成要素毎の差分
    情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデータ管理システ
    ムであって、 前記第一記憶手段は、前記各共有実データに含まれる確
    定済みデータ項目を表すステータス情報を更に記憶し、 前記第一データ取得手段は、前記第一記憶手段から、前
    記最新バージョン情報に適合する共有実データ群に含ま
    れる各共有実データのステータス情報を更に取り出し、 前記第一差分抽出手段は、前記データ取得手段が取り出
    したステータス情報が表す確定済みデータ項目の差分を
    取り出すことを特徴とするデータ管理システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のデータ管理システムであっ
    て前記第一記憶情報に記憶された前記ステータス情報の
    更新は、当該ステータス情報に対応する構成要素または
    データ項目についての確定権限を有するユーザに制限さ
    れることを特徴とするデータ管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3及び4の何れか1項記載
    のデータ管理システムであって前記第二記憶手段が記憶
    する参照バージョン情報の内、前記参照要求を与えた業
    務に対応する参照バージョン情報を、前記第一データ取
    得手段が取り出した最新バージョン情報に基づき更新す
    る参照バージョン情報更新手段を備えることを特徴とす
    るデータ管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4及び5の何れか1項
    記載のデータ管理システムであって前記構成要素群単位
    で、当該構成要素に含まれる各構成要素の実データを含
    む入力データを受け付けるデータ受付手段と、 前記第二記憶手段から、前記データ受付手段に前記入力
    データを与えた業務に対応する前記最新バージョン情報
    を取り出し、前記第一記憶手段から、当該最新バージョ
    ン情報に適合する共有実データ群を取り出す第二データ
    取得手段と、 前記第二データ取得手段が取り出した共有実データ群に
    含まれる共有実データと、前記データ受付手段が受け付
    けた前記入力データに含まれる実データとを各構成要素
    毎に比較し、各構成要素毎に差分情報を取り出す差分抽
    出手段と、 前記差分抽出手段が取り出した差分情報に基づいて、前
    記データ受付手段が受け付けた入力データに含まれてい
    る実データを、新たなバージョンの共有実データとして
    前記第一記憶手段に記憶させると共に、前記第二記憶手
    段に記憶された最新バージョン情報を更新するデータ更
    新手段とを備えることを特徴とするデータ管理システ
    ム。
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