JP2001324869A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001324869A
JP2001324869A JP2000143180A JP2000143180A JP2001324869A JP 2001324869 A JP2001324869 A JP 2001324869A JP 2000143180 A JP2000143180 A JP 2000143180A JP 2000143180 A JP2000143180 A JP 2000143180A JP 2001324869 A JP2001324869 A JP 2001324869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
image
developing device
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000143180A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nishida
聡 西田
Kazutoshi Kobayashi
一敏 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000143180A priority Critical patent/JP2001324869A/ja
Publication of JP2001324869A publication Critical patent/JP2001324869A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー飛散及びトナー飛散が引き起こす現像
性や画質の低下や機内の汚れ等の各種問題を解決した画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 現像スリーブとその中にマグネットを装
着した同心のマグネットローラとを設けた現像器を有す
る画像形成装置において、前記マグネットローラは現像
剤が感光体と接する様に設定したマグネット角度1と現
像剤が感光体と接しない様に設定したマグネット角度2
の2つの位置に切り換えられて固定される手段を有し、
現像動作中にマグネット角度1とマグネット角度2間の
相互変換を可能にした制御手段を有することを特徴とす
る画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式の画像
形成におけるトナーの飛散を防止する現像器を備えた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において
は、感光体上にトナー像を形成するために、現像装置内
の固定したマグネットローラと同心に設けられた現像ス
リーブをその表面に現像剤を保持した状態で回転させて
トナーを感光体上の潜像に付着させて現像している。
【0003】しかし、固定のマグネットローラを内蔵し
た現像スリーブ表面の現像剤にはある基準となる帯電量
に対して帯電量の大きいトナー、小さいトナー、逆極性
に帯電したトナーが存在し、その中で帯電量の小さいト
ナー、逆極性に帯電したトナーは感光体上の潜像以外の
位置や感光体以外の各プロセス装置やそれ以外の紙搬送
装置等に飛散する。そして、ひどい場合には飛散したト
ナーが堆積し感光体上の潜像以外の位置に付着したり、
紙の上に落ちたりして画像欠陥を引き起こす。
【0004】このようなトナー飛散を少なくし、かつ現
像剤の耐久性を上げるためには現像ローラとしての現像
スリーブと感光体ドラムとの周速比Vs/Vpを低くし
たり、現像器の上にシートを付けたり、現像スリーブの
両脇にシートを付けたり、あるいは現像器の下アゴと現
像スリーブとの隙間を規制したり、現像スリーブ周辺を
機構的に覆うことで解決しようとしていた。
【0005】しかし、トナーの飛散をなくし、高い現像
性を得ることは難しかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
トナー飛散及びトナー飛散が引き起こす現像性や画質の
低下や機内の汚れ等の各種問題を解決した画像形成装置
を提供することを課題目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(22)項の何れかによって達成される。
【0008】(1) 現像器を有する電子写真方式の画
像形成装置において、画像形成時の現像器の位置である
第1の位置に対し現像スリーブの軸を中心に現像器自体
を回動せしめる第2の位置を設けたことを特徴とする画
像形成装置。
【0009】(2) 前記第2の位置では現像器内の現
像剤が感光体と当接する部分の四方を遮蔽部材で囲まれ
る構成としたことを特徴とする(1)項に記載の画像形
成装置。
【0010】(3) 現像ニップ部の感光体下流側に、
非画像領域の一部がかかるタイミングで第2の位置が設
定されることを特徴とする(1)項又は(2)項に記載
の画像形成装置。
【0011】(4) 前記現像器の前記現像スリーブ回
転方向に対し現像剤が感光体と当接する部分より下流側
にある下流側遮蔽部材より内側に吸引ダクト口を設けた
ことを特徴とする(1)〜(3)項の何れか1項に記載
の画像形成装置。
【0012】(5) 前記第1、第2の位置の設定、解
除を1画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、前記現
像器の使用時間あるいはコピー数によって制御する制御
手段を有することを特徴とする(1)〜(4)項の何れ
か1項に記載の画像形成装置。
【0013】(6) 前記第1、第2の位置の設定、解
除を1画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、前記感
光体の使用時間によって制御する制御手段を有すること
を特徴とする(1)〜(4)項の何れか1項に記載の画
像形成装置。
【0014】(7) 前記第1、第2の位置の設定、解
除を1画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、前記現
像器内のトナー濃度によって制御する制御手段を有する
ことを特徴とする(1)〜(4)項の何れか1項に記載
の画像形成装置。
【0015】(8) 前記第1、第2の位置の設定、解
除を1画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、機内の
温度センサの値によって制御する制御手段を有すること
を特徴とする(1)〜(4)項の何れか1項に記載の画
像形成装置。
【0016】(9) 前記第1、第2の位置の設定、解
除を1画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、機内の
湿度センサの値によって制御する制御手段を有すること
を特徴とする(1)〜(4)項の何れか1項に記載の画
像形成装置。
【0017】(10) 前記遮蔽部材は弾性体であるこ
とを特徴とする(2)〜(9)項の何れか1項に記載の
画像形成装置。
【0018】(11) 前記遮蔽部材は基体に織物、不
織布、繊維部材あるいは繊維状シートを貼り付けて構成
したことを特徴とする(2)〜(9)項の何れか1項に
記載の画像形成装置。
【0019】(12) 現像スリーブとその中にマグネ
ットを装着した同心のマグネットローラとを設けた現像
器を有する画像形成装置において、前記マグネットロー
ラは現像剤が感光体と接する様に設定したマグネット角
度1と現像剤が感光体と接しない様に設定したマグネッ
ト角度2の2つの位置に切り換えられて固定される手段
を有し、現像動作中にマグネット角度1とマグネット角
度2間の相互変換を可能にした制御手段を有することを
特徴とする画像形成装置。
【0020】(13) 前記制御手段は、画像形成領域
では前記マグネット角度1に設定し、非画像領域では前
記マグネット角度2に設定したことを特徴とする(1
2)項に記載の画像形成装置。
【0021】(14) 前記制御手段は、前記マグネッ
ト角度1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎
に繰り返す動作の開始時期を、現像器内のトナーとキャ
リアの比によって制御することを特徴とする(12)又
は(13)項に記載の画像形成装置。
【0022】(15) 前記制御手段は、前記マグネッ
ト角度1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎
に繰り返す動作の開始時期を、感光体上に現像されたト
ナー像の濃度によって制御することを特徴とする(1
2)又は(13)項に記載の画像形成装置。
【0023】(16) 前記制御手段は、前記マグネッ
ト角度1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎
に繰り返す動作の開始時期を、コピー数、感光体回転時
間、現像器動作時間のいずれかによって制御することを
特徴とする(12)又は(13)項に記載の画像形成装
置。
【0024】(17) 前記制御手段は、前記マグネッ
ト角度1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎
に繰り返す動作の開始時期を、機械内に設けた温度計の
値によって制御することを特徴とする(12)又は(1
3)項に記載の画像形成装置。
【0025】(18) 前記制御手段は、前記マグネッ
ト角度1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎
に繰り返す動作の開始時期を、機械内に設けた湿度計の
値によって制御することを特徴とする(12)又は(1
3)項に記載の画像形成装置。
【0026】(19) 前記現像剤はトナーとキャリア
からなる2成分現像剤を用いたことを特徴とする(2)
〜(18)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0027】(20) 前記トナーは重量平均粒径7μ
m以下のトナーを用いたことを特徴とする(19)項に
記載の画像形成装置。
【0028】(21) 感光体からクリーニングされた
トナーを再度現像器へ戻すリサイクル機構を設けたこと
を特徴とする(1)〜(20)項の何れか1項に記載の
画像形成装置。
【0029】(22) 前記制御手段は、前記マグネッ
ト角度1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎
に繰り返す動作の開始時期を、クリーニング部から現像
器へ戻る前記リサイクル機構のリサイクルトナーの量に
よって制御することを特徴とする(12)又は(13)
項に記載の画像形成装置。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明に適用される画像形成装置
の実施の形態について、先ず、図1の概略構成図により
説明する。
【0031】図1に示す画像形成装置1は、デジタル方
式による画像形成装置であって、画像読取り部A、画像
処理部B、画像形成部C、転写材搬送手段としての転写
材搬送部Dから構成されている。
【0032】画像読取り部Aの上部には原稿を自動搬送
する自動原稿送り手段が設けられていて、原稿載置台1
1上に載置された原稿は原稿搬送ローラ12によって1
枚宛分離搬送され読み取り位置13aにて画像の読み取
りが行われる。原稿読み取りが終了した原稿は原稿搬送
ローラ12によって原稿排紙皿14上に排出される。
【0033】一方、プラテンガラス13上に置かれた場
合の原稿の画像は走査光学系を構成する照明ランプ及び
第1ミラーから成る第1ミラーユニット15の速度vに
よる読み取り動作と、V字状に位置した第2ミラー及び
第3ミラーから成る第2ミラーユニット16の同方向へ
の速度v/2による移動によって読み取られる。
【0034】読み取られた画像は、投影レンズ17を通
してラインセンサである撮像素子CCDの受光面に結像
される。撮像素子CCD上に結像されたライン状の光学
像は順次電気信号(輝度信号)に光電変換されたのちA
/D変換を行い、画像処理部Bにおいて濃度変換、フィ
ルタ処理などの処理が施された後、画像データは一旦メ
モリに記憶される。
【0035】画像形成部Cでは、画像形成ユニットとし
て、像担持体であるドラム状の感光体21と、その外周
に、帯電手段である帯電器22、現像手段である現像器
23、転写手段である転写器24、分離手段である分離
器25、クリーニング手段26及び光除電手段としての
PCL(プレチャージランプ)27が各々動作順に配置
されている。感光体21は、光導電性化合物をドラム基
体上に塗布形成したもので、例えば有機感光体(OP
C)が好ましく使用され、図示の時計方向に駆動回転さ
れる。
【0036】回転する感光体21へは帯電器22による
一様帯電がなされた後、像露光手段としての露光光学系
30により画像処理部Bのメモリから呼び出された画像
信号に基づいた像露光が行われる。書き込み手段である
像露光手段としての露光光学系30は図示しないレーザ
ーダイオードを発光光源とし、回転するポリゴンミラー
31、fθレンズ34、シリンドリカルレンズ35を経
て反射ミラー32により光路が曲げられ主走査がなされ
るもので、感光体21に対してAoの位置において像露
光が行われ、感光体21の回転(副走査)によって潜像
が形成される。本実施の形態の一例では文字部に対して
露光を行い潜像を形成する。
【0037】感光体21上の潜像は現像器23によって
反転現像が行われ、感光体21の表面に可視像のトナー
像が形成される。転写材搬送部Dでは、画像形成ユニッ
トの下方に異なるサイズの転写材Pが収納された転写材
収納手段としての給紙ユニット41(A)、41
(B)、41(C)が設けられ、また側方には手差し給
紙を行う手差し給紙ユニット42が設けられていて、そ
れらの何れかから選択された転写材Pは案内ローラ43
によって搬送路40に沿って給紙され、給紙される転写
材の傾きと偏りの修正を行うレジストローラ対44によ
って転写材Pは一時停止を行ったのち再給紙が行われ、
搬送路40、転写前ローラ43a、給紙経路46及び進
入ガイド板47に案内され、感光体21上のトナー画像
が転写位置Boにおいて転写器24によって転写材Pに
転写され、次いで分離器25によって除電されて転写材
Pは感光体21面より分離し、搬送装置45により定着
器50に搬送される。
【0038】定着器50は定着ローラ51と加圧ローラ
52とを有しており、転写材Pを定着ローラ51と加圧
ローラ52との間を通過させることにより、加熱、加圧
によってトナーを熔着させる。トナー画像の定着を終え
た転写材Pは排紙トレイ64上に排出される。
【0039】以上は転写材の片側への画像形成を行う状
態を説明したものであるが、本実施の形態の画像形成装
置1は転写材の排出前に反転搬送を行い、転写材の裏面
への画像形成も行い両面転写も行えるようにしてある
が、この両面転写については本発明に直接関係がないの
で説明を省略する。
【0040】次に本発明の大きな特徴であるトナー飛散
防止策によって現像性の低下や画質の低下を防止する手
段を施した画像形成装置について、その感光体と現像器
の関係を示す図2、図3、図4、図5の断面図を用いて
詳細に説明する。
【0041】本発明の第1の発明の実施の形態として、
図2に示すように、現像器23には筐体231の中に現
像スリーブ232、汲み上げローラ233、攪拌スクリ
ュー234、規制部材235が設けられ、更に感光体2
1と前記現像スリーブ232が近接するように配置され
ている。そして、現像器23の現像口23Aの感光体2
1に近接する領域の四方に遮蔽手段としての遮蔽部材2
39が筐体231の定位置に取り付けられている。
【0042】また、前記現像器自体を現像スリーブを中
心に僅か回動させて位置を第1の位置と第2の位置との
間で変えることを可能にした構成であり、下流側の遮蔽
部材239の感光体面からの着脱を行わせるようにする
ことができる。それに対して、前記三方の遮蔽部材は弾
性体又は布状のものを用い常に感光体に接触状態にさせ
てある。三方の内両サイドのものは図示されていない
が、遮蔽部材239として弾性体状又は布状の遮蔽部材
239を現像器の筐体231の外壁に固定しておくこと
により、現像器23の位置が第1の位置から第2の位置
に変わっても常に感光体面の両サイドの非画像面に接触
したままに保持されて遮蔽の効果が現れている。
【0043】因みに、図2は四方の遮蔽部材239のう
ち、下流側の遮蔽部材239だけが感光体と接触状態に
無い場合を示してあり、図3は下流側の遮蔽部材239
を含めて四方の遮蔽部材239の全てが感光体と接触状
態にある場合を示している。
【0044】画像形成中は、感光体21上に現像された
トナー像に遮蔽部材239を接触させて該トナー像を乱
すことは出来ないため現像ニップ部Nの下流側の遮蔽部
材239は画像領域の画像面から逃げていなければなら
ない。従来、トナー飛散を皆無にする事は不可能であっ
たが、現像ニップ部Nの下流側に前述のような感光体と
当接、解除が可能な遮蔽部材239を設け、画像領域に
対しては逃がしておき非画像領域が来たときに接触させ
ることにより、より完全に近いトナー飛散防止が達成で
きた。
【0045】この方式は図2に示すように画像領域にあ
るときのみこれを解除し、図3に示すように非画像領域
が来たときには感光体に当接させ現像ニップ部Nを含む
現像口を密閉することに成功した。
【0046】こうすることで現像する必要の無いときは
飛散トナーを現像器の外に出さなくて済むため、トナー
の飛散を極力少なくできる。
【0047】また、現像ニップ部Nの下流側の遮蔽部材
239と現像ニップの間に吸引ダクト246の吸引口2
47、吸引ファン248を設けここから飛散トナーを吸
引する事で現像ニップ部Nの下流側の遮蔽部材239が
感光体面から離れ遮蔽が解除されている間に現像器23
から出てゆくトナーの量も極力減らすことができる。
【0048】そして、前記遮蔽手段の遮蔽部材239は
ポリウレタン等の弾性体で構成されることができるし、
基体に織物、不織布、繊維部材あるいは繊維状シートを
貼り付けて構成することもできる。
【0049】前記遮蔽手段の遮蔽部材を開閉する開閉手
段の動作は一画像作成毎に行うことができるが、現像器
23内のトナー帯電量バラツキの少ない間はトナーの飛
散が少なく実用上殆ど差し支えないので、前記遮蔽手段
の開閉手段の使用はそれほど必要としない。しかし、前
記帯電量のバラツキが大きくなってくるとトナー飛散が
多くなり画像劣化や機内汚染をもたらし問題になってく
る。その時期を選んで前記開閉手段の動作を開始すれば
非常に効果的である。その作動開始タイミングは、制御
手段により前記現像器の使用時間又はコピー枚数又は前
記現像器内のトナー濃度の値や機内の温度や湿度の値で
適正に制御をすることができる。
【0050】次に本発明の第2の発明の実施の形態とし
て、図4、図5を用いて説明する。現像器23には筐体
231の中に現像スリーブ232、汲み上げローラ23
3、攪拌スクリュー234、規制部材235が設けら
れ、更に感光体21と前記現像スリーブ232が近接す
るように配置されている。現像スリーブ232の内部に
はN1、N2やS1、S2、S3等のマグネットが配列
されたマグネットローラ232Mが同心に設けられてい
る。そして固定のマグネットローラのまわりに現像スリ
ーブ232が回転して現像剤を運び感光体21にできた
潜像に付着させて現像が行われるようにしてある。本発
明ではマグネットローラ232Mを2つの位置に回動さ
せるようにした。
【0051】第1の位置はマグネットN1の位置が感光
体21と現像スリーブ232の各中心を結ぶ中心線に対
して+7度になった位置であり、第2の位置は−45度
になった位置である。前者で現像動作を行い、後者では
現像動作を行わないように制御させるようにした。この
ようにすることにより20万コピーを行っても画面に傷
害を与えたり機内を汚すようなトナー飛散の現象は見ら
れなかった。
【0052】そして、前記マグネット角度1と前記マグ
ネット角度2の変換を画像毎に繰り返す動作の開始時期
を、現像器内のトナーとキャリアの比即ちトナー濃度値
によって制御手段を通じて制御することができ、又は、
感光体上に現像されたトナー像の濃度によって制御手段
を通じて制御することができ、又は、コピー数、感光体
回転時間、現像器動作時間のいずれかによって制御手段
を通じて制御することができ、又は機械内に設けた温度
計の値或いは湿度計の値、更にはクリーニング部からの
リサイクルトナーの量によって制御手段を通じて制御す
ることができる。
【0053】本発明全体を通して用いる現像剤はトナー
とキャリアからなる2成分現像剤とすることができ、ト
ナーの重量平均粒径は7μm以下のものを用いることが
画質を良好とする上で好ましい。
【0054】本発明の画像形成装置においては、クリー
ニングされたトナーを再度現像器に戻すリサイクル機構
を設けることができる。そして減力されたトナーも飛散
防止策を施し、且つ、帯電量のバラツキを狭めるように
した本発明の画像形成装置を適用させることにより高い
寿命でトナーを使用できるようになった。
【0055】
【発明の効果】本発明の画像形成装置により現像器の現
像ニップ近傍からのトナー飛散が著しく抑えられ、現像
器中のトナーの帯電量のバラツキも少なく適正範囲のも
のになり、画像形成装置内や転写画像の汚れが無くなり
画質が大きく向上し、作業環境も良くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体の構成を示す概略
構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置の画像領域における感光
体と現像器の関係を示す断面図である。
【図3】本発明の画像形成装置の非画像領域を含む場合
における感光体と現像器の関係を示す断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置における感光体とマグネ
ットローラを特定位置にセットした現像器との関係を示
す断面図である。
【図5】本発明の画像形成装置における感光体とマグネ
ットローラを別の特定位置にセットした現像器との関係
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 21 感光体 22 帯電器 23 現像器 23A 現像口 231 筐体 232 現像スリーブ 232M マグネットローラ 233 汲み上げローラ 234 攪拌スクリュー 235 規制部材 239 遮蔽部材 246 吸引ダクト 247 吸引口 248 吸引ファン N 現像ニップ部 N1,N2,S1,S2,S3 マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 EA05 FA02 2H027 DA11 DA14 DA38 DA41 DD07 DD09 DE01 DE07 EA04 EC06 EC07 EC09 ED08 EF01 JC06 2H031 AC08 AC13 AC19 AC22 AC39 BA05 BA09 BC00 EA03 2H077 AA37 AD06 BA08 CA12 CA15 CA16 DA10 DA18 DA22 DA42 DA47 DA82 DB18 EA01 FA19 FA21

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器を有する電子写真方式の画像形成
    装置において、画像形成時の現像器の位置である第1の
    位置に対し現像スリーブの軸を中心に現像器自体を回動
    せしめる第2の位置を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の位置では現像器内の現像剤が
    感光体と当接する部分の四方を遮蔽部材で囲まれる構成
    としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 現像ニップ部の感光体下流側に、非画像
    領域の一部がかかるタイミングで第2の位置が設定され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記現像器の前記現像スリーブ回転方向
    に対し現像剤が感光体と当接する部分より下流側にある
    下流側遮蔽部材より内側に吸引ダクト口を設けたことを
    特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の位置の設定、解除を1
    画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、前記現像器の
    使用時間あるいはコピー数によって制御する制御手段を
    有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2の位置の設定、解除を1
    画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、前記感光体の
    使用時間によって制御する制御手段を有することを特徴
    とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2の位置の設定、解除を1
    画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、前記現像器内
    のトナー濃度によって制御する制御手段を有することを
    特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2の位置の設定、解除を1
    画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、機内の温度セ
    ンサの値によって制御する制御手段を有することを特徴
    とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1、第2の位置の設定、解除を1
    画像形成毎に繰り返す動作の開始時期を、機内の湿度セ
    ンサの値によって制御する制御手段を有することを特徴
    とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記遮蔽部材は弾性体であることを特
    徴とする請求項2〜9の何れか1項に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記遮蔽部材は基体に織物、不織布、
    繊維部材あるいは繊維状シートを貼り付けて構成したこ
    とを特徴とする請求項2〜9の何れか1項に記載の画像
    形成装置。
  12. 【請求項12】 現像スリーブとその中にマグネットを
    装着した同心のマグネットローラとを設けた現像器を有
    する画像形成装置において、前記マグネットローラは現
    像剤が感光体と接する様に設定したマグネット角度1と
    現像剤が感光体と接しない様に設定したマグネット角度
    2の2つの位置に切り換えられて固定される手段を有
    し、現像動作中にマグネット角度1とマグネット角度2
    間の相互変換を可能にした制御手段を有することを特徴
    とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、画像形成領域では前
    記マグネット角度1に設定し、非画像領域では前記マグ
    ネット角度2に設定したことを特徴とする請求項12に
    記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記マグネット角度
    1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎に繰り
    返す動作の開始時期を、現像器内のトナーとキャリアの
    比によって制御することを特徴とする請求項12又は1
    3に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記マグネット角度
    1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎に繰り
    返す動作の開始時期を、感光体上に現像されたトナー像
    の濃度によって制御することを特徴とする請求項12又
    は13に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記マグネット角度
    1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎に繰り
    返す動作の開始時期を、コピー数、感光体回転時間、現
    像器動作時間のいずれかによって制御することを特徴と
    する請求項12又は13に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記マグネット角度
    1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎に繰り
    返す動作の開始時期を、機械内に設けた温度計の値によ
    って制御することを特徴とする請求項12又は13に記
    載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記マグネット角度
    1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎に繰り
    返す動作の開始時期を、機械内に設けた湿度計の値によ
    って制御することを特徴とする請求項12又は13に記
    載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記現像剤はトナーとキャリアからな
    る2成分現像剤を用いたことを特徴とする請求項2〜1
    8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記トナーは重量平均粒径7μm以下
    のトナーを用いたことを特徴とする請求項19に記載の
    画像形成装置。
  21. 【請求項21】 感光体からクリーニングされたトナー
    を再度現像器へ戻すリサイクル機構を設けたことを特徴
    とする請求項1〜20の何れか1項に記載の画像形成装
    置。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、前記マグネット角度
    1と前記マグネット角度2の変換を1画像形成毎に繰り
    返す動作の開始時期を、クリーニング部から現像器へ戻
    る前記リサイクル機構のリサイクルトナーの量によって
    制御することを特徴とする請求項12又は13に記載の
    画像形成装置。
JP2000143180A 2000-05-16 2000-05-16 画像形成装置 Pending JP2001324869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000143180A JP2001324869A (ja) 2000-05-16 2000-05-16 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000143180A JP2001324869A (ja) 2000-05-16 2000-05-16 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001324869A true JP2001324869A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18650034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000143180A Pending JP2001324869A (ja) 2000-05-16 2000-05-16 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001324869A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145539A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Ricoh Co Ltd トナー凝集防止装置、画像形成装置
JP2012163845A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145539A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Ricoh Co Ltd トナー凝集防止装置、画像形成装置
JP2012163845A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5742873A (en) Image forming apparatus and oil cleaning member
US5119144A (en) Cleaner provided in a copying machine
JP2001324869A (ja) 画像形成装置
JP2001305929A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
US11500330B2 (en) Image forming apparatus having developing device with air suction device
JP2005234468A (ja) クリーニングユニット
JP3160104B2 (ja) 画像形成装置
JP2001324870A (ja) 画像形成装置
JPH07261478A (ja) 画像形成装置
US5049936A (en) Electrophotographic copier/duplicator having dual imaging apparatus
JP3284053B2 (ja) 画像形成装置
JPH03231763A (ja) 画像記録装置
JPH0493955A (ja) 画像記録装置
JPH0548197Y2 (ja)
JP2001228703A (ja) 画像形成装置
JP2001272848A (ja) 帯電装置
JPH04141676A (ja) 画像形成装置におけるイレース制御方法
JPS63108362A (ja) 画像形成装置
EP0526018A2 (en) Image forming apparatus including a developing device for developing a latent image
JPS60194484A (ja) 画像記録装置のクリ−ニング性能向上方法
JPS61250662A (ja) 画像形成装置
JPH0887196A (ja) 定着装置
JPH041670A (ja) カラー画像形成装置
JPH07199680A (ja) 画像形成装置
JPH07209932A (ja) 画像形成装置