JP2011145539A - トナー凝集防止装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非画像形成時、機内湿度用湿度センサで検知した画像形成装置内の絶対湿度が所定値以上の場合、現像部9とトナーホッパ28とを結ぶ連通部Bをシャッタ291で閉塞して、トナー補給装置Aやトナーカートリッジ24へ湿気を帯びた空気の進入を阻止し、さらに、除湿機31によって、トナー補給装置A内の絶対湿度が所定値未満に達するまで除湿する。
【選択図】図2
Description
この種の画像形成装置は、画像形成時や、画像形成装置の電源が入状態時、すなわち、稼動時の機内環境として、通常、トナーが凝集しないように設計されているものの、昨今、省エネルギー化のために、より低い温度で軟化するトナーを使用している場合が往々にしてあり、その場合、そのトナーの物性から低い温度でも吸湿しやすく、凝集してしまう虞がある。
このようなトナーの凝集の問題を解決するものとして、例えば、感光体とその回りである画像形成部を除湿するもの(例えば特許文献2、3参照)や、湿度に応答してトナー補給装置内や現像部内の攪拌部材の動作を制御するもの(例えば特許文献4参照)などが知られている。
もっとも、現像部内では、現像剤中にキャリアとトナーが分散された状態であるため、トナーの凝集は部分的に僅かに発生する程度であり、画像形成装置の稼動により崩されたり、上述した攪拌部材の動作により崩されたり、非画像部でのトナー消費などで、トナーの凝集に対応することは可能である。
請求項1にかかる発明は、感光体に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像部とトナー容器に収容されたトナーを前記現像部に補給させるトナー補給装置とを結ぶ連通部を開閉させるシャッタを設け、前記現像部と前記トナー補給装置とを備えた画像形成装置に機内の湿度を検知する湿度センサを設け、非画像形成時に前記湿度センサで検知された前記機内の湿度が所定値を超えた場合に前記シャッタで前記連通部を閉じる制御部を設けたトナー凝集防止装置を特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1において、前記トナー補給装置の内部を除湿する除湿部を設け、前記制御部を、前記シャッタを閉じて前記連通部を閉塞した後に前記除湿部による除湿を実行するように構成したことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2において、前記制御部は、前記画像形成装置の主電源の切命令をトリガーにして、前記シャッタの閉動作と、前記除湿部による除湿動作とを実行し、その実行後に前記主電源の切動作を実行することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、前記現像部と、前記トナー補給装置と、請求項1乃至3の何れか1項に記載のトナー凝集防止装置とを備えた画像形成装置を特徴とする。
本実施の形態にかかる画像形成装置は、図1に示すように、中間転写ベルト部と、画像形成部と、画像読取部10と、露光部11と、給紙トレイ部と、用紙搬送部と、定着部20と、本発明の要部であるトナー凝集防止装置とを備える。
露光部11は、画像形成部と画像読取部との間に設けられ、画像読取部10で生成された画像データに基づいたレーザー光を、帯電部9と現像部9との間から感光ドラム6の表面に照射して、画像データに基づいた静電潜像を感光ドラム6の表面に形成するようになっている。
第1搬送路部14は、複数の搬送ローラと複数のガイド板(図示せず)とを備え、給紙ローラ13で送り出された用紙を、中間転写ベルト4を挟んだ第2従動ローラ3を通過するように移動させ、画像形成装置本体の側面中間部に設けられた排紙トレイ16に排出可能に構成される。
本発明の要部であるトナー凝集防止装置の説明は後述する。
各帯電部8は、対応した各感光ドラム6の表面を一様な電位に帯電し、露光部11が、画像データに基づいたレーザー光を各感光ドラム6の表面に照射して露光する。
二次転写ローラ17は、印加された転写バイアス及び押圧力によって、中間転写ベルト4上のフルカラートナー像を、二次転写ニップで用紙上に二次転写する。
そして、定着部20が、未定着のフルカラートナー像を担持した用紙に、熱と圧力を加えて、フルカラートナー像を溶融し、その用紙上にフルカラートナー像を固化、定着する。
現像部9まわりは、上述した現像部9と、トナー補給装置Aとを備える。
また、本実施の形態では、トナー収納袋244を例示しているが、ボトル状のものでも良い。
また、このトナーホッパ28内には、トナーホッパ28内のトナーと接触する位置に、圧電センサ面を配してトナーホッパ28内のトナー残量が所定量以上あるか、ないかを判断するホッパ残量センサ(図示せず)が設けられている。
また、本実施の形態では、この除湿部とは別に、画像形成装置内を除湿する除湿機を備える。この除湿機も、上述した機内湿度用湿度センサ30で検知された湿度が所定値を超えた場合、所定のタイミングで除湿するようになっている。
本実施の形態では、非画像形成時、トナー補給装置A内を絶対湿度を15%未満にしてトナーの凝集が発生しないようにしている。
現像部9に設けたトナー濃度センサー(図示せず)が、所定の時間継続してトナーが無い状態を検知すると、吸引ポンプ用クラッチ・モーター265のクラッチが繋がって吸引ポンプ26が駆動する。また、これと同時に搬送スクリュー用クラッチ・モーター283のクラッチが繋がって搬送スクリュー282が駆動する。この駆動は、断続的な駆動になっている。
本実施の形態にかかるトナー凝集防止装置は、画像形成装置の主電源の電源ON命令の入力、または、画像形成装置の主電源がすでにONの状態で、画像形成命令の入力により、図3に示す動作が実行される。
機内湿度が絶対湿度40%未満の場合(S3N)、次の湿度検知に備え、機内湿度が絶対湿度40%以上の場合(S3Y)、画像形成中(印刷動作中)であるか否かを判断する(S4)。画像形成中である場合(S4Y)、各構成部が動作して、トナーの凝集発生は生じないから、次の湿度検知に備える。
電源OFF命令の入力により(S9)、上述した除湿の動作中か否かを判断する(S10)。除湿中である場合(S10Y)、そのまま除湿を続行し、トナーホッパ28内の湿度が絶対湿度15%以上か未満か判断する(S14)。トナーホッパ28内の湿度が絶対湿度15%以上の場合(S14N)、トナーの凝集が発生する虞がまだあることから除湿を続行する。トナーホッパ28内の湿度が絶対湿度15%未満に達した場合(S14Y)、トナーの凝集が発生する虞がなくなったことから除湿動作を終了し(S15)、電源をOFFにする(S16)。
トナーホッパ28内の湿度が絶対湿度15%以上の場合(S12N)、除湿を開始し(S13)、上述と同じくS14〜S16の動作となる。トナーホッパ28内の湿度が絶対湿度15%未満の場合(S12Y)、トナーの凝集が発生する虞がないことから、電源をOFFにする(S16)。
このように、画像形成装置の主電源の切命令(電源OFF命令)をトリガーにして、シャッタ291の閉動作と、除湿部による除湿動作とを実行し、その実行後に主電源の切動作を実行する。
Claims (4)
- 感光体に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像部とトナー容器に収容されたトナーを前記現像部に補給させるトナー補給装置とを結ぶ連通部を開閉させるシャッタを設け、前記現像部と前記トナー補給装置とを備えた画像形成装置に機内の湿度を検知する湿度センサを設け、非画像形成時に前記湿度センサで検知された前記機内の湿度が所定値を超えた場合に前記シャッタで前記連通部を閉じる制御部を設けたことを特徴とするトナー凝集防止装置。
- 前記トナー補給装置の内部を除湿する除湿部を設け、前記制御部を、前記シャッタを閉じて前記連通部を閉塞した後に前記除湿部による除湿を実行するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のトナー凝集防止装置。
- 前記制御部は、前記画像形成装置の主電源の切命令をトリガーにして、前記シャッタの閉動作と、前記除湿部による除湿動作とを実行し、その実行後に前記主電源の切動作を実行することを特徴とする請求項2に記載のトナー凝集防止装置。
- 前記現像部と、前記トナー補給装置と、請求項1乃至3の何れか1項に記載のトナー凝集防止装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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