JP2001324867A - 低硬度現像ローラ及びそれを用いた現像装置 - Google Patents

低硬度現像ローラ及びそれを用いた現像装置

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JP2001324867A
JP2001324867A JP2000140876A JP2000140876A JP2001324867A JP 2001324867 A JP2001324867 A JP 2001324867A JP 2000140876 A JP2000140876 A JP 2000140876A JP 2000140876 A JP2000140876 A JP 2000140876A JP 2001324867 A JP2001324867 A JP 2001324867A
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developing roller
synthetic resin
surface layer
toner
elastic layer
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JP2000140876A
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English (en)
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Kenji Kobayashi
健二 小林
Keizo Asaoka
圭三 浅岡
Hidenari Tsunemi
常深  秀成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラの耐久性を向上させる。 【解決手段】 導電性芯体2の外周に弾性層3を設け、
弾性層3の外周表面に合成樹脂の表面層4を設けた現像
ローラ1で、少なくともトナーシール部材に接触するロ
ーラ軸方向両端部表面をテフロン(登録商標)フェルト
に対する動摩擦係数が0.5以下の合成樹脂で形成した
現像ローラ及びそれを用いた現像装置で、低硬度弾性層
を用いた場合でも、表面層のしわ、弾性層からの表面層
の剥離を防止でき、トナー劣化が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ーあるいはファクシミリの受信装置など電子写真方式を
採用した装置に組み込まれるローラに関し、特に非磁性
現像方式を採用した現像装置に用いる現像ローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用する装置において、
現像ローラは感光体などの静電潜像担持体へトナーを搬
送する機能を有するものである。図1は、非磁性一成分
トナーを用いた非磁性一成分接触現像方式で用いられる
現像ローラ1とその周辺構造を模式的に示した説明図で
ある。現像ローラ1は、SUS製やアルミニウム合金製
などの導電性シャフト2の周りに形成された導電性弾性
層3と、この導電性弾性層3の上に必要に応じて合成樹
脂により形成された表面層4から構成される。トナー容
器5に貯蔵されたトナー6は、供給ローラ7によって確
実に現像ローラ1の表面に担持され、トナー容器5に取
付けられた規制ブレードなどの規制部材8によって押圧
されて接触帯電・摩擦帯電してトナー薄層となった後、
このトナー薄層が感光体9の表面の静電潜像に付着する
ことによって、トナー像が形成される。現像ローラ1や
供給ローラ7、規制部材8には、これらの表面電位を調
整すべく、直流電圧が印加されている場合が多い。ま
た、ここには図示していないが、トナー容器5からトナ
ーが漏れると周囲を汚染するだけではなく、画像品質も
大きく劣化させる要因となるため、現像ローラ1の軸方
向両端部分においてトナー漏れを防止するシール機構を
必要に応じて設けている。このシール機構としては、ト
ナー容器5に、現像ローラ1の軸方向両端部の表面に接
触するトナーシール部材が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子写真装置
の、小型軽量化、省エネルギー化がますます重要になっ
ているのはいうまでもないことである。装置の小型軽量
化、省エネルギー化のためには、ローラの駆動系を小さ
くする必要があるが、そのため、現像ローラとしては導
電性弾性層の硬度を低くして、現像ローラと感光体との
摩擦抵抗を低減させ、駆動系の負荷を低減することが望
まれている。また、画質耐久性の観点でもトナー劣化が
少ないことから導電性弾性層の硬度を低くするメリット
は大きい。しかしながら、導電性弾性層の硬度を低下さ
せると、その耐摩耗性能が低下するため、長期間使用し
ている間に画質が低下したり、トナーシール部材に接触
しているローラ軸方向両端部表面のトナーシール部分が
摩耗し、トナー漏れが発生するという問題が新たに発生
する。このため、従来より、導電性弾性層の表面に一層
以上の合成樹脂をコーティングした表面層を形成するこ
とにより、導電性弾性層の耐摩耗性およびトナーに対す
る帯電性能等を改善する試みがなされている。しかしな
がら、この方法を用いた場合でも、導電性弾性層と表面
層との硬度の差が大きくなると、トナーシール部材に接
触しているローラの軸方向両端部分のトナーシール部分
で表面層の剥離あるいは、表面層のしわによるトナー漏
れ等の問題が発生するため、導電性弾性層の硬度を大き
く低減することは困難であった。
【0004】上記、表面層の剥離あるいは、表面層のし
わを解決する手段として、導電性弾性層と表面層との界
面に接着剤を用いて界面接着性を向上させることが報告
されている。しかし、この方法では、接着剤の抵抗が高
く、現像ローラに必要な中抵抗領域のローラ抵抗に制御
することが容易ではない。
【0005】本発明は、これら従来の技術における問題
点に鑑み、低硬度でトナー劣化が少なく、かつトナーシ
ール部材に接触している軸方向両端部表面のトナーシー
ル部分の耐久性が高く、トナー漏れの改善された現像ロ
ーラを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、現像ローラの導電
性弾性層を低硬度とするとともに、トナーシール部材に
接触するローラ表面の滑り性を改善することにより、ト
ナー劣化の抑制という導電性弾性層低硬度化の利点と、
トナーシール部分の耐久性とを両立させることができる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明の現像ローラは、導電性芯体
の外周に、弾性層、合成樹脂からなる表面層を順に設け
てなり、トナー容器に設けられたトナーシール部材と接
触する現像ローラであって、少なくとも前記トナーシー
ル部材と接触するローラ軸方向両端部表面が、テフロン
フェルトに対する動摩擦係数が0.5以下である合成樹
脂からなること特徴とする現像ローラである(請求項
1)。
【0008】本発明でいう上記動摩擦係数とは、JIS
C 2151−1990の電気用プラスチックフィル
ムの試験方法の試験項目(4)の摩擦係数の測定に従っ
て測定した、現像ローラ表面におけるトナーシール部分
を構成する合成樹脂材料のテフロンフェルトに対する動
摩擦係数をいう。
【0009】また、本発明の現像ローラは、前記合成樹
脂からなる表面層の全表面が、テフロンフェルトに対す
る動摩擦係数が0.5以下である合成樹脂からなる現像
ローラ(請求項2)、前記表面層を構成する合成樹脂
が、平均粒径5〜50μmの樹脂製微粒子を添加してな
るものである現像ローラ(請求項3)、前記表面層を構
成する合成樹脂が、主成分が熱可塑性ウレタン樹脂であ
り、該ウレタン樹脂100重量部に対し、ブロックドイ
ソシアネート架橋剤を1〜20重量部添加してなるもの
である現像ローラ(請求項4)、というものである。
【0010】また、本発明の現像ローラは、前記弾性層
の硬度がJIS A硬度で30°以下である現像ローラ
(請求項5)、前記弾性層が、(A)分子中に少なくと
も1個のアルケニル基を有し、主鎖を構成する繰り返し
単位がオキシアルキレン単位または飽和炭化水素系単位
である重合体と、(B)分子中に少なくとも2個のヒド
ロシリル基を有する硬化剤と、(C)ヒドロシリル化触
媒と、(D)導電性付与剤を主成分とする硬化性組成物
の反応物からなる現像ローラ(請求項6)というもので
ある。
【0011】また、本発明に係る現像装置は、上記のよ
うな本発明の現像ローラを感光体と接触又は近接して設
けてなり、前記現像ローラにより搬送した非磁性一成分
トナーを感光体上の静電潜像に付着させることにより可
視化することを特徴とする現像装置である(請求項
7)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明に係る現像ローラは、直径1〜12
mm程度のSUS、アルミニウムまたは導電性樹脂など
からなる導電性芯体の周りに同心円状に弾性層を設け、
さらにその外周面に合成樹脂からなる表面層を5μm〜
300μm程度、好ましくは5μm〜50μmの厚みで
被覆して構成される。
【0013】前記現像ローラを現像装置に装着した場
合、該現像ローラの軸方向両端部において、感光体に面
したトナー容器開口部両側端部にトナー漏れを防止する
ために配置されたトナーシール部材が、現像ローラ表面
(トナーシール部)と接触する。前記現像ローラのトナ
ーシール部表面の滑り性をよくする、具体的には、該ロ
ーラ表面を、テフロンフェルトに対する動摩擦係数が
0.5以下の合成樹脂から形成することにより、現像ロ
ーラとトナーシール部材との滑り性を良好に保つことが
でき、その結果、現像ローラの表面層の磨耗を防ぐこと
が可能となり、さらに現像ローラの表面層と弾性層界面
のせん断力を最小限に抑え、両者の伸び、硬度の違いに
よる表面層の剥離、しわを有効に防ぐことができる。こ
れにより、現像ローラに要求される5000〜5000
0枚の画だし耐久性に十分耐えうることができる。
【0014】現像ローラ表面を、テフロンフェルトに対
する動摩擦係数が0.5を越えるような合成樹脂から形
成した場合には、言うまでもなく、現像ローラの軸方向
両端部のトナーシール部の現像ローラ表面とトナーシー
ル部材との滑り性が悪くなり、現像ローラ表面層の磨
耗、剥離、破れが進行し、現像ローラとトナーシール部
材間のシール性が悪化してトナー容器の外部にトナー漏
れが起こり、プリンターや複写機の内部、感光体などを
汚染することになる。
【0015】ここで、本発明でいう動摩擦係数は、JI
S C 2151−1990の電気用プラスチックフィ
ルムの試験方法の試験項目(4)の摩擦係数の測定に従
って測定した動摩擦係数をさす。
【0016】前記トナーシール部材の材料としては、テ
フロンフェルトが用いられるのが一般的であるが、トナ
ーシール部材がこれ以外の材料で作成されている場合で
も、現像ローラ表面を形成している合成樹脂が、テフロ
ンフェルト部材に対する動摩擦係数が0.5以下のもの
であれば、本発明の目的を達成することができる。
【0017】前記トナーシール部材と接触する部分の現
像ローラ表面層を形成するための合成樹脂材料の具体例
としては、前記のような滑り性を満足するものであれ
ば、特に限定はないが、トナーフィルミング防止や負帯
電トナーの帯電特性を良好にする観点から、ポリウレタ
ン系樹脂が好適であり、これに合成樹脂製微粒子を添加
した表面層、ポリウレタン系樹脂にブロックドイソシア
ネート等の架橋剤を添加して形成された表面層、さらに
はこれらの組み合わせにより、トナーシール部材に対す
る滑り性を所望の値にすることが可能である。上記のよ
うな合成樹脂材料を用いれば、トナーシール部材と接触
する現像ローラ軸方向両端部の表面層と、画質領域であ
る中央部の表面層とを同一材料で一度に形成することが
可能で有り、現像ローラの製造コスト面でも有利であ
る。
【0018】また、前記ポリウレタン系樹脂の中でも、
入手のし易さや抵抗調整がしやすく、好適なローラ抵抗
を得やすい観点からはポリカーボネートウレタンやエー
テルウレタンが好ましい。さらに、トナーシール部材と
の摩擦係数を下げる観点から、上記ウレタンに表面エネ
ルギーの小さいシリコーン、フッ素を導入したシリコー
ン変性ポリカーボネートウレタン、フッ素変性ポリカー
ボネートウレタン、シリコーン変性エーテルウレタン、
フッ素変性エーテルウレタンも好適に用いられる。
【0019】また、前記表面層を形成する合成樹脂に添
加される粒子としては特に限定はないが、負帯電性のト
ナーを使用する電子写真装置の現像ローラとして使用す
る場合、トナーと逆極性のウレタン、ナイロン、アクリ
ル等の粒子がトナー荷電性向上の観点から好ましい。正
帯電性のトナーを使用する電子写真装置の現像ローラと
して使用する場合はフッ素、シリコーン系粒子が好まし
い。いずれの場合も粒径については、磨耗係数低減の観
点から大きい方が好ましいが、現像ローラに必要な表面
粗さ(十点平均粗さ;Rz)3〜10μmに制御すると
いう観点で、5〜50μmが好ましい。添加量に関して
も、摩擦係数低減の観点から多いほうが好ましいが、表
面層を形成する合成樹脂の固形分100重量部に対し
て、5〜60重量部が好ましい。5重量部未満では、上
記現像ローラに必要な表面粗さ(十点平均粗さ;Rz)
3〜10μmに制御する効果が期待できず、60重量部
を超える量を添加しても摩擦係数や表面粗さに殆ど影響
が現れなくなる。この微粒子添加はトナーシール部材と
の接触面積を減少させることにより、ローラ表面の動摩
擦係数低減に効果を発揮する。
【0020】また、ポリウレタン系樹脂にブロックドイ
ソシアネート等の架橋剤を添加した合成樹脂材料にて形
成した表面層は、伸びを大きく低下させず、表面層材料
の硬度を上げ、それによりトナーシール部材との滑り性
を良好にする、すなわち摩擦係数を低減させるものと思
われる。ウレタン樹脂成分に対し、添加される架橋剤の
量は1〜20重量部が適量であり、3〜10重量部が特
に好ましい。架橋剤の添加量が1重量部以下になると添
加しない場合と材料硬度は変化せず、摩擦係数低減効果
はほとんど認められない。一方、20重量部を越える
と、材料の硬度が高く、また伸びが小さくなるため、摩
擦係数は所望の値を示すものの、低硬度の弾性層上に表
面層を形成した直後に、両層の伸びの違いによりしわが
発生するため、好ましくない。
【0021】上記表面層を形成する合成樹脂材料には、
必要に応じて、抵抗調整用の導電性金属酸化物、カーボ
ンブラックなどを混入、分散させてもよい。
【0022】以上、表面層の構成として、トナーシール
部材と接触する現像ローラの軸方向両端部と画質領域で
ある中央部とを同一材料で弾性層上に一度に形成する1
層構成について説明したが、必要に応じ、弾性層の上に
中間層を設け、中間層の外周全面に表面層材料として前
記材料を設けた複層構成のもの、また、画質領域である
軸方向中央部の弾性層の上に任意の合成樹脂材料から表
面層を形成し、トナーシール部材と接触する現像ローラ
軸方向両端部分にのみ前記合成樹脂材料で表面層を形成
したものなども適用できるのはいうまでもない。
【0023】前記現像ローラにおける弾性層の材料とし
ては、低硬度化が可能な材料であれば特に限定はなく、
NBR、シリコーン、ウレタン等の材料を用いることが
可能である。感光体等の接触部材へのブリードの危険性
の有る可塑剤を用いず、低硬度化できる観点から弾性層
材料として、(A)分子中に少なくとも1個のアルケニ
ル基を有し、主鎖を構成する繰り返し単位がオキシアル
キレン単位または飽和炭化水素系単位である重合体と、
(B)分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を有す
る硬化剤と、(C)ヒドロシリル化触媒と、(D)導電
性付与剤と、を主成分とする硬化性組成物の反応物が特
に好ましい。
【0024】前記硬化性組成物における(A)成分の重
合体は、(B)成分とヒドロシリル化反応して硬化する
成分であり、分子中に少なくとも1個のアルケニル基を
有するため、ヒドロシリル化反応が起こって高分子状に
なり硬化する。(A)成分に含まれるアルケニル基の数
は、(B)成分とヒドロシリル化反応するという点から
少なくとも1個以上必要であるが、充分なゴム弾性を得
るという点からは、直鎖状分子の場合、分子の両末端に
2個のアルケニル基が存在し、分岐のある分子の場合、
分子末端に2個以上のアルケニル基が存在することが望
ましい。(A)成分の主鎖を構成する主な繰り返し単位
は、オキシアルキレン単位または飽和炭化水素系単位で
ある。
【0025】まず、(A)成分の主鎖を構成する主な繰
り返し単位がオキシアルキレン単位からなる重合体の場
合について説明する。このオキシアルキレン系重合体と
は、主鎖を構成する単位のうち30%以上、好ましくは
50%以上がオキシアルキレン単位からなる重合体をい
う。オキシアルキレン単位以外に含有される単位は、重
合体製造時の出発物質として使用される、活性水素を2
個以上有する化合物、たとえば、エチレングリコール、
ビスフェノール系化合物、グリセリン、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトールなどからなる単位など
である。このオキシアルキレン系重合体としては、前記
主鎖を構成する主な繰り返し単位がオキシプロピレン単
位であるオキシプロピレン系重合体が望ましい。なお、
前記繰り返し単位がオキシプロピレン系の場合、エチレ
ンオキシド、ブチレンオキシドなどからなる単位との共
重合体(グラフト共重合体を含む)であって良い。
【0026】このようなオキシアルキレン系重合体の分
子量は、反応性および低硬度化のバランスを良くする観
点から、数平均分子量(Mn)で500〜50,00
0、さらには1,000〜40,000であることが好
ましい。特に、数平均分子量が5,000以上のもの、
さらには5,000〜40,000であるものが好まし
い。数平均分子量が500未満の場合、この硬化性組成
物を硬化させたときに充分な機械的特性(ゴム硬度、伸
び率)などが得られにくくなる。一方、数平均分子量が
あまり大きくなると、分子中に含まれるアルケニル基1
個あたりの分子量が大きくなったり、立体障害で反応性
が落ちたりするため、硬化が不充分になることが多く、
また、粘度が高くなりすぎて加工性が悪くなる傾向にあ
る。
【0027】なお、前記オキシアルキレン系重合体が有
するアルケニル基に特に制限はないが、下記一般式
(1)で示されるアルケニル基が、硬化性に優れる点で
特に好ましい。 H2C=C(R1)− (1) (式中、R1は水素原子またはメチル基)
【0028】また、この硬化性組成物の特徴の1つは、
硬化物を低硬度に設定し易いことであり、この特徴を発
揮させるには、アルケニル基の数は分子末端に2個以上
存在することが好ましい。但し、(A)成分の分子量に
比してアルケニル基の数が多くなりすぎると剛直にな
り、良好なゴム弾性が得られにくくなる。
【0029】次に、(A)成分が、主鎖を構成する主な
繰り返し単位が飽和炭化水素系単位である重合体の場合
について説明する。この重合体は低吸水率であり、電気
抵抗の環境変動が小さい硬化物を得られやすいという点
で好ましいものである。この飽和炭化水素系重合体は、
前記オキシアルキレン系重合体の場合と同様に、(B)
成分とヒドロシリル化反応して硬化する成分であり、分
子中に少なくとも1個のアルケニル基を有するため、ヒ
ドロシリル化反応が起こって高分子状になり硬化するも
のである。
【0030】前記飽和炭化水素系重合体の代表例として
は、イソブチレン系重合体、水添イソプレン系重合体、
水添ブタジエン系重合体が挙げられる。これら重合体
は、共重合体などの他成分の繰り返し単位を含むもので
あっても構わないが、少なくとも飽和炭化水素系単位を
50%以上、好ましくは70%以上、より好ましくは9
0%以上含有することが、飽和炭化水素系の、吸水率が
低いという特徴を損なわないようにする上で重要であ
る。
【0031】前記飽和炭化水素系重合体の分子量として
は、数平均分子量(Mn)で500〜50,000程
度、さらには1,000〜15,000程度であって、
常温において液状物で流動性を有するものが、取り扱い
易さ、加工性の点で好ましい。
【0032】このような飽和炭化水素系重合体に導入さ
れるアルケニル基については、前記オキシアルキレン系
重合体の場合と同様である。
【0033】したがって、(A)成分としての、分子中
に少なくとも1個のアルケニル基を含み、主鎖を構成す
る主な繰り返し単位が飽和炭化水素系単位である重合体
の好ましい具体例としては、両末端にアルケニル基を2
個有し、直鎖状の数平均分子量(Mn)が2,000〜
15,000で、Mw/Mnが1.1〜1.2のポリイ
ソブチレン系、水添ポリブタジエン系、水添ポリイソプ
レン系重合体などが挙げられる。
【0034】また、硬化性組成物中の(B)成分は、分
子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を有する化合物
である限り特に制限はないが、分子中に含まれるヒドロ
シリル基の数が多すぎると、硬化後も多量のヒドロシリ
ル基が硬化物中に残存し易くなり、ボイドやクラックの
原因となるため、分子中に含まれるヒドロシリル基の数
は50個以下が良い。さらにはこのヒドロシリル基の数
は、硬化物のゴム弾性のコントロールや貯蔵安定性の点
から、2〜30個、より好ましくは2〜20個であるこ
とが好ましく、さらに、硬化時の発泡を容易に防ぐとい
う点では、20個以下、そしてヒドロシリル基が失活し
ても硬化不良が発生しにくいという点では3個以上が好
ましく、最も好ましい範囲は3〜20個である。
【0035】なお、本発明で、前記ヒドロシリル基を1
個有するとは、Siに結合するHを1個有することをい
い、SiH2の場合には、ヒドロシリル基を2個有する
ことを意味するが、Siに結合するHは異なるSiに結
合する方が、硬化性や硬化物のゴム弾性の点から好まし
い。
【0036】(B)成分の分子量は、(D)成分である
導電性付与剤を添加する場合の分散性やローラ加工性な
どの点から、数平均分子量(Mn)で30,000以下
にあることが好ましく、さらには20,000以下、特
には15,000以下が好ましい。(A)成分との反応
性や相溶性まで考慮すると、数平均分子量が300〜1
0,000にあることが好ましい。
【0037】この(B)成分に関しては、(A)成分の
凝集力が(B)成分の凝集力に比べて大きいために、相
溶性の点でフェニル基含有変性が重要であり、(A)成
分との相溶性、入手のし易さの点でスチレン変性体など
が好ましく、貯蔵安定性の点でα−メチルスチレン変性
体が好ましい。
【0038】また、(C)成分であるヒドロシリル化触
媒としては、ヒドロシリル化触媒として使用し得るもの
である限り特に制限はなく、白金単体、アルミナなどの
単体に固体白金を担持させたもの、塩化白金酸(アルコ
ールなどの錯体も含む)、白金の各種錯体、ロジウム、
ルテニウム、鉄、アルミニウム、チタンなどの金属の塩
化物などが挙げられる。これらの中でも、触媒活性の点
から塩化白金酸、白金−オレフィン錯体、白金−ビニル
シロキサン錯体が望ましい。これらの触媒は単独で使用
しても良く、2種以上で併用しても良い。
【0039】以上のような硬化性組成物の(A)成分に
対する(B)成分の使用割合として、(A)成分中のア
ルケニル基1モル当たり、(B)成分中のヒドロシリル
基が0.2〜5.0モル、さらには0.4〜2.5モル
存在するように設定されると、良好なゴム弾性を得る点
から好ましい。
【0040】また、(C)成分の使用量としては、
(A)成分中のアルケニル基1モルに対して、10-1
10-8モル、特に10-3〜10-6モルの範囲で用いるの
が好ましい。(C)成分の使用量が10-8モルに満たな
いと反応が進行しない。一方でヒドロシリル化触媒は、
一般に高価で、また腐食性を有し、しかも水素ガスが大
量に発生して硬化物が発泡してしまう性質を有している
ので、10-1モルを超えて用いない方が好ましい。
【0041】さらに、上記硬化性組成物に、(D)成分
である導電性付与剤を添加して導電性組成物とすれば、
現像ローラとして好適である。この(D)成分の導電性
付与剤としては、カーボンブラックや、金属微粉末、さ
らには第4級アンモニウム塩基、カルボン酸基、スルホ
ン酸基、硫酸エステル基、リン酸エステル基などを有す
る有機化合物もしくは重合体、エーテルエステルアミド
もしくはエーテルイミド重合体、エチレンオキサイド−
エピハロヒドリン共重合体、メトキシポリエチレングリ
コールアクリレートなどで代表される導電性ユニットを
有する化合物または高分子化合物などの帯電防止剤など
の、導電性を付与できる化合物などを挙げることができ
る。これらの導電性付与剤は、単独で使用しても良く、
2種以上を併用しても構わない。
【0042】なお、(D)成分である導電性付与剤の添
加量は、(A)〜(C)成分の合計量に対して30重量
%以下とすることが、ゴム硬度を上げない点から好まし
い。一方、均一な体積抵抗率を得るためには、この添加
量が10重量%以上であるのが好ましく、さらに硬化物
の体積抵抗率が103〜1010Ωcmとなるように、添
加量を定めることが好ましい。
【0043】上記硬化性組成物には、上記(A)〜
(D)成分の他、貯蔵安定性改良剤、たとえば、脂肪族
不飽和結合を有する化合物、有機リン化合物、有機硫黄
化合物、チッ素含有化合物、スズ系化合物、有機過酸化
物などを加えても良い。その具体例としては、たとえ
ば、ベンゾチアゾール、チアゾール、ジメチルマレー
ト、ジメチルアセチレンカルボキシレート、2−ペンテ
ンニトリル、2,3−ジクロロプロペン、キノリンなど
が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。こ
れらの中では、ポットライフおよび速硬化性の両立とい
う観点から、チアゾール、ジメチルマレートが特に好ま
しい。なお、前記貯蔵安定性改良剤は、単独で用いても
よく、2種以上を併用しても良い。
【0044】また、上記硬化性組成物には、加工性やコ
ストを改善するという点から、充填剤、保存安定剤、可
塑剤、紫外線吸収剤、滑剤、顔料などを添加しても良
い。
【0045】前記弾性層は、上記硬化性組成物、ウレタ
ンゴム、シリコーンゴムなどの弾性材料を、たとえば、
中心にSUS製やアルミニウム合金製などの導電性芯体
を設置した金型に注型、射出成形、押出成形などをし、
適当な温度、時間で加熱硬化させることにより、導電性
芯体の周りに導電性弾性層を形成する。この場合、半硬
化後、後硬化させてもよい。
【0046】上記のような硬化性組成物や、NBR、シ
リコーン、ウレタンなどからなる導電性弾性層の硬度
は、JIS A硬度で30°以下とすることが好まし
い。
【0047】本発明に係る現像ローラは、この弾性層の
外周面上に、表面層をロールコーター、ディッピングま
たはスプレーなどで所定の厚みに塗布し、所定の温度で
乾燥させることにより得られる。
【0048】上記のような本発明の現像ローラは、感光
体と接触又は近接して設けてなり、前記現像ローラによ
り搬送した非磁性一成分トナーを感光体上の静電潜像に
付着させることにより可視化する現像装置に使用され
る。
【0049】
【実施例】以下に、本発明に係る実施例の構成を説明し
た後に、これら実施例と比較例との比較を行う。なお、
これらの実施例は何ら本発明を制限するものではない。
【0050】以下の実施例および比較例の現像ローラ
は、直径10mmのSUS製シャフトの周りに、厚さ4
mmの弾性層を同心円状に設け、この弾性層上に表面層
を被覆して構成した。
【0051】<実施例1〜5>前記弾性層には、以下に
示す弾性層を用いた。 (弾性層) (A−1)数平均分子量(Mn):8,000、分子量
分布2.0の末端アリル化ポリオキシプロピレン系重合
体100重量部に対して、(B−1)ポリシロキサン系
硬化剤(SiH価0.36モル/100g):6.6重
量部、(C−1)塩化白金酸の10%イソプロピルアル
コール溶液:0.06重量部、(D−1)カーボンブラ
ック3030B(三菱化学社製):8重量部、を混合
し、1.3×103Pa以下で120分間減圧脱泡して
得られた組成物を、シャフト上に被覆し、金型内120
℃の環境下で30分間静置して硬化させ、厚さ4mmの
ゴム弾性体からなる弾性層を形成した。前記組成物を用
いて直径30mm、高さ12.7mmの円筒状試料(シ
ャフトなし)を製造し、23℃でJIS A硬度を測定
したところ、13°であった。
【0052】次に、弾性層外周面全体に以下の表面層を
形成した。 (実施例1) (1)ウレタン樹脂溶液(大日精化社製の製品名「Y−
258」;エーテルウレタン):100重量部 (2)ウレタン微粒子(大日精化社製の製品名「UP0
904」;平均粒径15μm):20重量部 上記の配合による配合物の固形分を、DMF(N,N−
ジメチルホルムアミド):MEK(メチルエチルケト
ン)=1:1の混合溶媒で6%に希釈し、1時間静置し
た溶液を作成した。この溶液を弾性層の周りにディッピ
ング塗布し、乾燥させ、厚みが約20μmの表面層1を
形成した。
【0053】(実施例2) (1)ウレタン樹脂溶液(大日精化社製の製品名「Y−
258」;エーテルウレタン):100重量部 (2)ブロックドイソシアネート架橋剤(大日精化社製
の製品名「X108」):3重量部 上記の配合による配合物の固形分を、DMF(N,N−
ジメチルホルムアミド):MEK(メチルエチルケト
ン)=1:1の混合溶媒で6%に希釈し、1時間静置し
た溶液を作成した。この溶液を弾性層の周りにディッピ
ング塗布し、乾燥させ、厚みが約20μmの表面層2を
形成した。
【0054】(実施例3) (1)ウレタン樹脂溶液(大日精化社製の製品名「Y−
258」;エーテルウレタン):100重量部 (2)ウレタン微粒子(大日精化社製の製品名「UP0
904」;平均粒径15μm):20重量部 (3)ブロックドイソシアネート架橋剤(大日精化社製
の製品名「X108」):3重量部 上記の配合による配合物の固形分を、DMF(N,N−
ジメチルホルムアミド):MEK(メチルエチルケト
ン)=1:1の混合溶媒で6%に希釈し、1時間静置し
た溶液を作成した。この溶液を弾性層の周りにディッピ
ング塗布し、乾燥させ、厚みが約20μmの表面層3を
形成した。
【0055】(実施例4) (1)ウレタン樹脂溶液(大日精化社製の製品名「Y−
258」;エーテルウレタン):100重量部 (2)ブロックドイソシアネート架橋剤(大日精化社製
の製品名「X108」):18重量部 上記の配合による配合物の固形分を、DMF(N,N−
ジメチルホルムアミド):MEK(メチルエチルケト
ン)=1:1の混合溶媒で6%に希釈し、1時間静置し
た溶液を作成した。この溶液を弾性層の周りにディッピ
ングし、乾燥させ、厚みが約20μmの表面層4を形成
した。
【0056】(比較例1)ウレタン微粒子を使用しない
以外は実施例1と同様の方法で現像ローラを作製した
(表面層5)。
【0057】実施例1〜4、比較例1で作製した現像ロ
ーラを、沖データ製レーザープリンタ、マイクロライン
700Nに組み込み、各々一定パターンの画像を出力し
ながら、千枚ごとにローラ端部のしわ、剥がれの状態、
及びトナー漏れの状態を観察し、2万枚まで耐久評価を
実施した。結果を表1に示した。また、実施例1〜4、
比較例1で用いた表面層材料のテフロンフェルトに対す
る動摩擦係数を測定し、その結果も表1に記載した。
【0058】(動摩擦係数の測定方法)動摩擦係数の測
定は、JIS C 2151−1990の電気用プラス
チックフィルムの試験方法の試験項目(4)の摩擦係数
の測定に従ったが、簡単に説明すると次のとおりであ
る。厚さ0.5mmのアルミ板上に厚さ約20μmの合
成樹脂層を形成したテストピース(面積;63.5×6
3.5mm)を、そり(面積;63.5×63.5m
m、厚さ6mm)に貼り付けた(総重量203g)。テ
フロンフェルトは、市販のものを150×300mmに
カットして、同じ大きさの平板に貼り付けた。平板のテ
フロンフェルトと、テストピースの合成樹脂層が接触す
るように、そりを平板上において、一定速度(150m
m/分)でそりを引っ張り、そりが130mmの行程を
滑る間の荷重の平均値を読みとった。なお、測定にはオ
ートグラフを使用し、動摩擦係数は次式により求めた。 μk=Ak/B ここに、μk:動摩擦係数 Ak:表面が一様に滑っている間の平均荷重(g) B :そりの質量(g)=203g
【0059】
【表1】
【0060】表1より本実施例のローラは、比較例と比
べて表面層のしわ、剥がれがなく、良好な耐久性を示す
ことがわかる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明の現像ローラは、
導電性芯体の外周に、低硬度弾性層を設け、該弾性層の
上に設けられた表面層の、少なくともトナーシール部材
に接触するローラ軸方向両端部のトナーシール部の滑り
性を改善することにより、トナー劣化を抑制し、しかも
トナーシール部の耐久性に優れた現像ローラが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 非磁性一成分接触現像方式で用いられる現像
ローラとその周辺構造を示す模式図。
【符号の説明】
1:現像ローラ、2:導電性シャフト、3:導電性弾性
層、4:表面層、5:トナー容器、6:トナー、7:供
給ローラ、8:規制部材、9:感光体。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 71/00 C08L 75/04 75/04 F16C 13/00 A F16C 13/00 B E C08K 5/54 Fターム(参考) 2H077 AD06 CA12 EA14 EA15 EA16 FA13 FA22 3J103 AA02 AA14 AA33 AA51 BA41 FA09 FA10 FA12 GA02 GA52 GA57 GA58 GA60 HA03 HA04 HA05 HA12 HA15 HA20 HA33 HA37 HA41 HA48 HA53 4J002 AC111 BB171 BB201 CH042 CH051 CH052 CL082 CM042 DA038 DA068 DD077 DE097 DE187 EN138 EX006 EZ007 FD112 FD118 FD200 FD207 GM00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性芯体の外周に、弾性層、合成樹脂
    からなる表面層を順に設けてなり、トナー容器に設けら
    れたトナーシール部材と接触する現像ローラであって、
    少なくとも前記トナーシール部材と接触するローラ軸方
    向両端部表面が、テフロンフェルトに対する動摩擦係数
    が0.5以下である合成樹脂からなることを特徴とする
    現像ローラ。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂からなる表面層の全表面
    が、テフロンフェルトに対する動摩擦係数が0.5以下
    である合成樹脂からなる請求項1記載の現像ローラ。
  3. 【請求項3】 前記表面層を構成する合成樹脂が平均粒
    径5〜50μmの樹脂製微粒子を添加してなるものであ
    る請求項1又は2に記載の現像ローラ。
  4. 【請求項4】 前記表面層を構成する合成樹脂が、主成
    分が熱可塑性ウレタン樹脂であり、該ウレタン樹脂10
    0重量部に対し、ブロックドイソシアネート架橋剤を1
    〜20重量部添加してなるものである請求項1〜3のい
    ずれかに記載の現像ローラ。
  5. 【請求項5】 前記弾性層の硬度が、JIS A硬度で
    30°以下である請求項1記載の現像ローラ。
  6. 【請求項6】 前記弾性層が、(A)分子中に少なくと
    も1個のアルケニル基を有し、主鎖を構成する繰り返し
    単位がオキシアルキレン単位または飽和炭化水素系単位
    である重合体と、(B)分子中に少なくとも2個のヒド
    ロシリル基を有する硬化剤と、(C)ヒドロシリル化触
    媒と、(D)導電性付与剤を主成分とする硬化性組成物
    の反応物からなる請求項1〜5のいずれかに記載の現像
    ローラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の現像ロ
    ーラを感光体と接触又は近接して設けてなり、前記現像
    ローラにより搬送した非磁性一成分トナーを感光体上の
    静電潜像に付着させることにより可視化することを特徴
    とする現像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145460A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Kyocera Mita Corp 現像装置及び画像形成装置
JP2010211137A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Canon Inc 電子写真用弾性ローラの製造方法
JP2014074750A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Bando Chem Ind Ltd 電子写真装置用現像部材

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