JP2001324850A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001324850A JP2001036076A JP2001036076A JP2001324850A JP 2001324850 A JP2001324850 A JP 2001324850A JP 2001036076 A JP2001036076 A JP 2001036076A JP 2001036076 A JP2001036076 A JP 2001036076A JP 2001324850 A JP2001324850 A JP 2001324850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像とモノカラー画像とが形成可能な
複数の感光ドラムを並設したタンデム型の画像形成装置
において、感光ドラムの長寿命化を図れるようにする。 【解決手段】 複数の感光ドラム2a、2b、2c、2
dを並設したタンデム型の画像形成装置において、高圧
電源回路20から帯電ローラ3a、3b、3cへの印加
電圧の交流成分の電圧値を、フルカラー画像形成モード
が選択されている場合よりも黒単色画像形成モードが選
択されている場合の方を小さくする。従って、黒単色画
像形成モードにおいて、画像が形成されない感光ドラム
2a、2b、2cと帯電ローラ3a、3b、3c間の放
電が低減されることによって、感光ドラム2a、2b、
2cの表面の削れ現象を少なくすることができ、感光ド
ラム2a、2b、2cの長寿命化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた画像形成装置に関し、例えば、複写機、プリンタ、
FAX等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の複数色またはフル
カラーの画像形成装置として、各色毎に応じて感光ドラ
ムを1列に複数配置し、各感光ドラム上に形成された各
色のトナー像を記録材上に順次重ね合わせてカラー画像
を形成する、いわゆるタンデム型の画像形成装置が提案
されている。
【0003】図7は、従来の電子写真方式でタンデム型
のフルカラー画像形成装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【0004】この画像形成装置は、マゼンタ色の画像を
形成する画像形成部101Mと、シアン色の画像を形成
する画像形成部101Cと、イエロー色の画像を形成す
る画像形成部101Yと、ブラック色の画像を形成する
画像形成部101Bkの4つの画像形成部(画像形成ユ
ニット)を備えており、これらの4つの画像形成部は一
定の間隔をおいて一列に配置されている。
【0005】各画像形成部101M、101C、101
Y、101Bkには、それぞれ感光ドラム102a、1
02b、102c、102dが設置されている。各感光
ドラム102a、102b、102c、102dの周囲
には、帯電ローラ103a、103b、103c、10
3d、現像装置104a、104b、104c、104
d、転写ローラ105a、105b、105c、105
d、ドラムクリーニング装置106a、106b、10
6c、106dがそれぞれ設置されており、帯電ローラ
103a、103b、103c、103dと現像装置1
04a、104b、104c、104d間の上方には露
光装置107a、107b、107c、107dがそれ
ぞれ設置されている。各現像装置104a、104b、
104c、104dには、それぞれマゼンタトナー、シ
アントナー、イエロートナー、ブラックトナーが収納さ
れている。
【0006】上記の画像形成装置による記録材へのフル
カラー画像形成方法としては、各感光ドラム102a、
102b、102c、102d上に電子写真プロセスで
それぞれ形成された各色のトナー像を、給紙ローラ11
3で給紙されて記録材搬送ベルト108上に担持搬送さ
れた記録材Pに順次重ねて転写することによって行なわ
れる。その後、記録材搬送ベルト113から分離された
記録材Pに、定着装置112の定着ローラ112aと加
圧ローラ112b間の定着ニップ部にてフルカラーのト
ナー像を定着して、記録材Pは機外に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが上
記したカラー画像形成装置を使用する場合、フルカラー
プリントの印字のみならずモノカラープリント(黒単
色)の印字も多く行うケースが多く、近年、その比率は
高まる傾向にある。
【0008】しかしながら、上述した従来のカラー画像
形成装置では、モノカラー画像形成(黒単色プリント)
時においても、4つの画像形成部(画像形成ユニット)
101M、101C、101Y、101Bkが動作す
る。このため、画像を形成しない色トナーの画像形成部
101M、101C、101Yの感光ドラム102a、
102b、102c表面も、上記フルカラープリント時
と同様に、帯電ローラ103a、103b、103c、
現像装置104a、104b、104c、ドラムクリー
ニング装置106a、106b、106c、記録材Pと
の摺擦によって機械的に研磨されてしまう。
【0009】つまり、モノカラープリント時において、
画像を形成しない画像形成部101M、101C、10
1Yの感光ドラム102a、102b、102c表面も
消耗してしまうという無駄が生じる。
【0010】また、上述の帯電ローラを使用して感光ド
ラムを帯電する際、感光ドラム表面の帯電の均一性を高
めるために、帯電ローラに直流電圧と交流電圧とを重畳
した電圧を印加することによって行なわれている。
【0011】このような構成の場合、モノカラープリン
ト時、画像形成が行われない感光ドラム102a、10
2b、102cの表面は上記交流電圧により劣化し、耐
久寿命が低下してしまう可能性があった。このような感
光ドラムの劣化現象は、上記交流電圧によって生じる放
電(帯電ローラと感光ドラムとの間で生じる)が主な原
因である。
【0012】更に、近年のカラー画像形成装置では、ユ
ーザビリティーを向上させるために、感光ドラムに帯電
装置や現像装置やトナー容器などを一体化したプロセス
カートリッジを用いる場合がある。このような画像形成
装置で、モノカラー(黒単色)プリントが多く行われた
場合、カラートナー用のプロセスカートリッジは、カラ
ートナーがあまり消費されていなくても、上述したよう
に感光ドラムの消耗は進んでしまうので、カラートナー
を消費する前に感光ドラムが先に寿命に達してしまい、
トナーが無駄に廃棄されてしまう可能性があった。
【0013】そこで本発明は、像担持体(感光ドラム)
の長寿命化を図ることができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、トナー像を担持する第1の像
担持体と、前記第1の像担持体の移動方向下流側に配し
たトナー像を担持する第2の像担持体と、前記第1の像
担持体を帯電する第1の帯電手段と、前記第2の像担持
体を帯電する第2の帯電手段と、前記第1の帯電手段及
び前記第2の帯電手段にそれぞれ少なくとも振動電圧を
印加可能な電圧印加手段と、前記第1の像担持体と前記
第2の像担持体にそれぞれ当接自在であり、前記第1の
像担持体と前記第2の像担持体にそれぞれ形成されたト
ナー像が転写される転写媒体と、を備えた画像形成装置
において、前記第1像担持体及び前記第2の像担持体上
に形成されたそれぞれのトナー像を前記転写媒体に重畳
転写する第1のモードと、前記第1の像担持体上にトナ
ー像を形成することなく、前記第2の像担持体上に形成
されたトナー像を前記転写媒体に転写する第2のモード
と、を選択可能であり、前記電圧印加手段より前記第1
の帯電手段に印加される振動電圧のピーク間電圧の大き
さは、前記第1のモードが選択される場合よりも前記第
2のモードが選択される場合の方が小さいことを特徴と
している。
【0015】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に印加
される振動電圧のピーク間電圧はゼロであることを特徴
としている。
【0016】また、前記電圧印加手段より前記第1の帯
電手段に印加される振動電圧の周波数の大きさは、前記
第1のモードが選択される場合よりも前記第2のモード
が選択される場合の方が小さいことを特徴としている。
【0017】また、前記第1の帯電手段は、前記第1の
像担持体に接触して帯電することを特徴としている。
【0018】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記第2の像担持体から前記転写媒体に黒色の像
が転写されることを特徴としている。
【0019】また、前記転写媒体に転写されたトナー像
は記録材に転写されることを特徴としている。
【0020】また、前記第1のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段及び前
記第2の帯電手段に直流電圧を含む振動電圧がそれぞれ
印加されることを特徴としている。
【0021】また、前記電圧印加手段より前記第1の帯
電手段及び前記第2の帯電手段に印加される振動電圧に
含まれる前記直流電圧の極性は、前記トナー像を形成す
るトナーの帯電極性と同極性であることを特徴としてい
る。
【0022】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に直流
電圧を含む振動電圧が印加されることを特徴としてい
る。
【0023】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第2の帯電手段に直流
電圧を含む振動電圧が印加されることを特徴としてい
る。
【0024】また、請求項11記載の発明は、トナー像
を担持する第1の像担持体と、前記第1の像担持体の移
動方向下流側に配したトナー像を担持する第2の像担持
体と、前記第1の像担持体を帯電する第1の帯電手段
と、前記第2の像担持体を帯電する第2の帯電手段と、
前記第1の帯電手段及び前記第2の帯電手段にそれぞれ
少なくとも振動電圧を印加可能な電圧印加手段と、前記
第1の像担持体と前記第2の像担持体にそれぞれ当接自
在であり、前記第1の像担持体と前記第2の像担持体に
それぞれ形成されたトナー像が転写される転写媒体と、
を備えた画像形成装置において、前記第1像担持体及び
前記第2の像担持体上に形成されたそれぞれのトナー像
を前記転写媒体に重畳転写する第1のモードと、前記第
1の像担持体上にトナー像を形成することなく、前記第
2の像担持体上に形成されたトナー像を前記転写媒体に
転写する第2のモードと、を選択可能であり、前記電圧
印加手段より前記第1の帯電手段に印加される振動電圧
の周波数の大きさは、前記第1のモードが選択される場
合よりも前記第2のモードが選択される場合の方が小さ
いことを特徴としている。
【0025】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に印加
される振動電圧の周波数の大きさはゼロであることを特
徴としている。
【0026】また、前記第1の帯電手段は、前記第1の
像担持体に接触して帯電することを特徴としている。
【0027】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記第2の像担持体から前記転写媒体に黒色のト
ナー像が転写されることを特徴としている。
【0028】また、前記転写媒体に転写されたトナー像
は記録材に転写されることを特徴としている。
【0029】また、前記第1のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段及び前
記第2の帯電手段に直流電圧を含む振動電圧がそれぞれ
印加されることを特徴としている。
【0030】また、前記電圧印加手段より前記第1の帯
電手段及び前記第2の帯電手段に印加される振動電圧に
含まれる直流電圧の極性は、前記トナー像を形成するト
ナーの帯電極性と同極性であることを特徴としている。
【0031】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に直流
電圧を含む振動電圧が印加されることを特徴としてい
る。
【0032】また、前記第2のモードが選択される場合
には、前記電圧印加手段より前記第2の帯電手段に直流
電圧を含む振動電圧が印加されることを特徴としてい
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を用いて説明する。
【0034】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像形成装置(本実施の形態では、電子写
真方式のタンデム型のフルカラープリンタ)を示す概略
構成図である。
【0035】この画像形成装置は、マゼンタ色の画像を
形成する画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する
画像形成部1Cと、イエロー色の画像を形成する画像形
成部1Yと、ブラック色の画像を形成する画像形成部1
Bkの4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えて
おり、これらの4つの画像形成部は一定の間隔をおいて
一列に配置されている。
【0036】各画像形成部1M、1C、1Y、1Bkに
は、それぞれ像担持体としての感光ドラム2a、2b、
2c、2dが設置されている。各感光ドラム2a、2
b、2c、2dの周囲には、帯電手段としての帯電ロー
ラ3a、3b、3c、3d、現像装置4a、4b、4
c、4d、転写ローラ5a、5b、5c、5d、ドラム
クリーニング装置6a、6b、6c、6dがそれぞれ設
置されており、帯電ローラ3a、3b、3c、3dと現
像装置4a、4b、4c、4d間の上方には露光装置7
a、7b、7c、7dがそれぞれ設置されている。各現
像装置4a、4b、4c、4dには、それぞれ負帯電特
性のマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、
ブラックトナーが収納されている。
【0037】感光ドラム2a、2b、2c、2dは、本
実施の形態では負帯電の有機感光体でアルミニウム等の
ドラム基体上に感光層を有しており、駆動装置(不図
示)によって矢印方向(時計方向)に所定のプロセスス
ピードで回転駆動される。
【0038】帯電ローラ3a、3b、3c、3dは、そ
れぞれ感光ドラム2a、2b、2c、2dに所定の圧接
力で接触し、高圧電源回路(帯電バイアス電源)20か
ら印加される帯電バイアスによって各感光ドラム2a、
2b、2c、2d表面を所定の電位に均一に帯電する。
なお、本実施の形態では、各感光ドラム2a、2b、2
c、2dは各帯電ローラ3a、3b、3c、3dにより
負極性に帯電される。
【0039】現像装置4a、4b、4c、4dは現像剤
担持体としての現像スリーブを有しており、現像スリー
ブ上の薄層担持されたトナーは現像スリーブの回転によ
り感光ドラム2a、2b、2c、2dとの対向部(現像
部)に搬送され、感光ドラム上に形成された静電潜像は
現像スリーブに印加された現像バイアスによりトナー像
として現像(反転現像)される。なお、現像部における
現像スリーブと感光ドラムとの距離は、後述するモノカ
ラー画像形成モードであってもフルカラー画像形成モー
ドであっても変わらない構成となっている(2色モー
ド、3色モードも同様)。
【0040】転写ローラ5a、5b、5c、5dは弾性
部材で構成されており、各転写部Nにて無端状の記録材
搬送ベルト8を介して各感光ドラム2a、2b、2c、
2dに当接している。転写ローラ5a、5b、5c、5
dには、転写電源(不図示)が接続されている。
【0041】露光装置(レーザスキャナ装置)7a、7
b、7c、7dは、ホストコンピュータ(不図示)から
それぞれ入力される画像情報の時系列電気デジタル画素
信号に対応して変調されたレーザ光がレーザ出力部(不
図示)から出力され、各反射ミラー(不図示)を介して
各感光ドラム2a、2b、2c、2d表面を画像露光す
ることにより、各帯電ローラ3a、3b、3c、3dで
帯電された各感光ドラム2a、2b、2c、2d表面に
画像情報に応じた静電潜像を形成する。
【0042】記録材担持体としての記録材搬送ベルト8
は、駆動ローラ9と支持ローラ10間に張架されてお
り、駆動ローラ9の駆動によって矢印方向(反時計方
向)に回転(移動)される。記録材搬送ベルト8上の画
像形成部1Mの上流側には、転写媒体としての記録材P
を記録材搬送ベルト8上に静電吸着させる吸着ローラ
(不図示)が設置されている。
【0043】記録材搬送ベルト8外側の駆動ローラ9近
傍にはベルトクリーニング装置11が設置されている。
また、記録材搬送ベルト8の記録材搬送方向の画像形成
部1Bkの下流側には、定着ローラ12aと加圧ローラ
12bを有する定着装置12が設置されている。
【0044】次に、上記した画像形成装置による画像形
成動作について説明する。
【0045】画像形成動作開始信号が発せられると、所
定のプロセススピードで回転駆動される画像形成部1
M、1C、1Y、1Bkの各感光ドラム2a、2b、2
c、2dは、それぞれ帯電ローラ3a、3b、3c、3
dによって一様に負極性に帯電される。そして、露光装
置7a、7b、7c、7dは、ホストコンピュータ(不
図示)から入力されるカラー色分解された画像信号をレ
ーザ出力部(不図示)にて光信号にそれぞれ変換し、変
換された光信号であるレーザ光を、反射ミラー(不図
示)を介して帯電された各感光ドラム2a、2b、2
c、2d上にそれぞれ走査露光して静電潜像を形成す
る。
【0046】そして、先ず感光ドラム2a上に形成され
た静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と
同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより
マゼンタのトナーを付着させて、トナー像として可視像
化する。
【0047】そして、このタイミングに合わせて給紙ロ
ーラ13で搬送された記録材Pが、駆動ローラ9の駆動
によって移動される記録材搬送ベルト8表面に、吸着バ
イアスが印加された吸着ローラ(不図示)によって静電
吸着されて画像形成部1Mの転写部Nに搬送され、転写
電源(不図示)から転写バイアス(トナーと逆極性(正
極性))が印加された転写ローラ5aにより、マゼンタ
のトナー像が記録材P上に転写される。
【0048】マゼンタのトナー像が転写された記録材P
は、記録材搬送ベルト8表面に吸着されて画像形成部1
C側に移動される。そして、画像形成部1Cの転写部N
においても、前記同様にして感光ドラム2bに形成され
たシアンのトナー像が、記録材P上のマゼンタのトナー
像上に重ね合わせて、転写バイアス(トナーと逆極性
(正極性))が印加された転写ローラ5bにより転写さ
れる。
【0049】以下、同様にして記録材P上に重畳転写さ
れたマゼンタ、シアンのトナー像上に、画像形成部1
Y、1Bkの感光ドラム2c、2dで形成されたイエロ
ー、ブラックのトナー像を、各転写部Nにて転写バイア
ス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ロー
ラ5c、5dにより順次重ね合わせて、フルカラーのト
ナー像を記録材P上に形成する。
【0050】そして、フルカラーのトナー像が形成され
た記録材Pは、記録材搬送ベルト8表面から分離されて
定着装置12に搬送され、定着装置12の定着ローラ1
2aと加圧ローラ12b間の定着ニップ部でフルカラー
のトナー像を加熱、加圧して記録材P表面に熱定着した
後に外部に排出して、一連の画像形成動作を終了する。
【0051】上記した各転写時において、感光ドラム2
a、2b、2c、2d上に残留している転写残トナー
は、それぞれドラムクリーニング装置6a、6b、6
c、6dによって摺擦除去されて回収される。また、転
写後に記録材搬送ベルト8表面に残った残トナー(濃度
検知用トナー像など)は、ベルトクリーニング装置11
によって除去されて回収される。
【0052】なお、本画像形成装置は上記したフルカラ
ーモードの他に、黒単色トナー像を形成するモノカラー
モードも選択可能な構成となっている。モノカラーモー
ドが選択される場合、黒画像を形成する画像形成部1B
kだけが上記のフルカラーモードと同様に動作され、そ
の他の画像形成部1M、1C、1Yでは各感光ドラム2
a、2b、2cの回転機構、各帯電ローラ3a、3b、
3cによる帯電機構だけが動作される。
【0053】即ち、モノカラーモードが選択されても、
画像形成が行われない画像形成部では、感光ドラムは回
転駆動され、かつ、記録材搬送ベルトとの接触を維持さ
れ、さらに、現像スリーブの回転及び現像バイアスの印
加、現像装置からのトナーのかぶりを防止するために帯
電ローラの回転及び帯電バイアスの印加が行われる。
【0054】そして、画像形成が行われない画像形成部
では、感光ドラムに対して露光装置による露光は行われ
ず(もしくは白紙原稿に対応する露光が行われる)、感
光ドラムをクリーニングするドラムクリーニング装置
(クリーニングブレード)は感光ドラムとの当接を維持
されている。
【0055】次に、各画像形成部1M、1C、1Y、1
Bkの帯電機構について詳細に説明する。
【0056】本実施の形態では、画像形成部(画像形成
ユニット)1M、1C、1Y、1Bkを帯電する各帯電
ローラ3a、3b、3c、3dには電圧印加手段として
の高圧電源回路20が接続されており、高圧電源回路2
0は各帯電ローラ3a、3b、3c、3dに対して、フ
ルカラー画像形成時とモノカラー(黒)画像形成時には
異なる電圧を印加するようにした(高圧電源回路20の
詳細については後述する)。
【0057】感光ドラム2a、2b、2c、2dをそれ
ぞれ帯電する帯電ローラ3a、3b、3c、3dは、中
心に金属製の芯金(不図示)を有し、この芯金上に導電
性の弾性層(不図示)を設け、この弾性層の表面にさら
にカーボンを分散したウレタンゴム層(不図示)を設け
て構成している。そして、芯金の両端を付勢部材(不図
示)によって押し付けて、ウレタンゴム層を適度な押圧
力で各感光ドラム2a、2b、2c、2dの表面に当接
させている。
【0058】そして、帯電時には、高圧電源回路20か
ら芯金に−600Vの直流電圧と周波数が2000Hz
でピーク間電圧(以下、Vppという)が1800Vの
交流電圧とを重畳した重畳電圧(交番電圧)を印加する
ことによって、各感光ドラム2a、2b、2c、2dの
表面をほぼ−600Vの均一な電位に帯電している。本
実施の形態での交流電圧の波形はサイン波形となってい
る。なお、交流電圧の波形はこれに限らず、矩形波、三
角波等でも良い。
【0059】なお、各感光ドラム2a、2b、2c、2
dの表面電位を各帯電ローラ3a、3b、3c、3dに
印加される直流電圧値(−600V)と等しい電位に収
束させるためには、交流電圧成分のVppを放電開始電
圧の2倍以上にするのが好ましく、本実施の形態では、
Vppが約1100V(放電開始電圧値は約550V)
であるが、この電圧(Vpp=1100V)では、ハー
フトーン画像上などに濃度ムラが発生してしまう。これ
は、帯電ローラ3a、3b、3c、3dの表面抵抗の微
少なムラなどが原因で、その結果、各感光ドラム2a、
2b、2c、2dの帯電電位にわずかなムラが生じてい
るからである。
【0060】従って、良好な画像を得るためには、各感
光ドラム2a、2b、2c、2dの帯電ムラを生じさせ
ない電圧を各帯電ローラ3a、3b、3c、3dに印加
するのが好ましく、交流電圧成分のVppを1800V
以上にするのが好ましい。また、交流電圧成分の周波数
は、画像の周波数と帯電周波数の干渉によって生じるモ
アレ画像(干渉模様)の発生を防止する値にするのが好
ましく、本実施の形態では2000Hzとしている。こ
の値より周波数を小さくすると、モアレ画像が発生する
場合があった。
【0061】次に、本実施の形態における高圧電源回路
20の構成について説明する。
【0062】高圧電源回路20は、各帯電ローラ3a、
3b、3c、3dに印加する電圧を発生する回路であ
り、交流電圧発生部21、直流電圧発生部22、増幅回
路部23を備えている。
【0063】交流電圧発生部21は、同一構成の第1、
第2の交流電圧発生回路24a、24bと、切替えスイ
ッチ25と、第1、第2、第3の交流増幅回路26a、
26b、26cを有しており、第1の交流電圧発生回路
24aは切替えスイッチ25を介して第1の交流増幅回
路26a又は第2の交流増幅回路26bに接続され、第
2の交流電圧発生回路24bは第3の交流増幅回路26
cに接続されている。
【0064】第1、第2の交流電圧発生回路24a、2
4bは、周波数2000Hz、Vpp=1Vの正弦波交
流電圧を発生する。また、第1、第3の交流増幅回路2
6a、26cは入力される交流電圧値を18倍に増幅
し、第2の交流増幅回路26bは入力される電圧値を1
1倍に増幅する。
【0065】直流電圧発生部22は、同一構成の第1の
直流電圧発生回路27aと第2の直流電圧発生回路27
bを有しており、それぞれ−6Vの直流電圧を発生す
る。
【0066】増幅回路部23は、同一構成の第1の増幅
回路28aと第2の増幅回路28bを有しており、それ
ぞれ入力される電圧値を100倍に増幅する。第1の増
幅回路28aは帯電ローラ3a、3b、3cに接続さ
れ、第2の増幅回路28bは帯電ローラ3dに接続され
ている。
【0067】次に、本実施の形態における高圧電源回路
20から各帯電ローラ3a、3b、3c、3dに対し
て、フルカラー画像形成時とモノカラー(黒)画像形成
時での印加電圧制御について説明する。
【0068】黒トナー用の画像形成部1Bkの感光ドラ
ム2dを帯電する帯電ローラ3dに印加する高圧電圧
は、フルカラー画像形成時とモノカラー画像形成時とで
同じであり、−600Vの直流電圧と周波数2000H
z、Vpp=1800Vの交流電圧が重畳された電圧が
印加される。この高圧電圧は、第2の交流電圧発生回路
24bと、第3の交流増幅回路26cと、第2の直流電
圧発生回路27bと、第2の増幅回路28bとの組み合
わせによって発生される。
【0069】黒トナー用の画像形成部1Bkの感光ドラ
ム2dを帯電する帯電ローラ3dに印加する高圧電圧
は、記録材Pに形成されるトナー像濃度の調整のため
や、画像形成装置内の雰囲気環境(温度、湿度)に応じ
て変更可能な構成となっている。従って、上記環境条件
などがほぼ同じ又は所定の範囲内であれば、黒トナー用
の帯電ローラ3dに印加する高圧電圧は、フルカラー画
像形成時とモノカラー画像形成時とで同じ値とされる。
【0070】一方、色トナー用の画像形成部1M、1
C、1Yの各感光ドラム2a、2b、2cを帯電する帯
電ローラ3a、3b、3cには、フルカラー画像形成時
とモノカラー(黒)画像形成時とで切替えスイッチ25
を切替えることにより異なる電圧値の高圧電圧が印加さ
れる。
【0071】即ち、フルカラー画像形成時には、切替え
スイッチ25を第1の交流増幅回路26a側に導通させ
て、600Vの直流電圧と周波数2000Hz、Vpp
=1800Vの交流電圧が重畳された電圧が、帯電ロー
ラ3a、3b、3cに印加される。この高圧電圧は、第
1の交流電圧発生回路24aと、第1の交流増幅回路2
6aと、第1の直流電圧発生回路27aと、第1の増幅
回路28aとの組み合わせによって発生される。
【0072】一方、モノカラー(黒)画像形成時には、
切替えスイッチ25を第2の交流増幅回路26b側に導
通させて、−600Vの直流電圧と周波数2000H
z、Vpp=1100Vの交流電圧が重畳された電圧
が、帯電ローラ3a、3b、3cに印加される。この高
圧電圧は、第1の交流電圧発生回路24aと、第2の交
流増幅回路26bと、第1の直流電圧発生回路27a
と、第1の増幅回路28aとの組み合わせによって発生
される。
【0073】このように、モノカラー画像形成時には、
色トナー用の画像形成部1M、1C、1Yの各感光ドラ
ム2a、2b、2cを帯電する帯電ローラ3a、3b、
3cに印加する高圧電圧の電圧値を、フルカラー画像形
成時に帯電ローラ3a、3b、3cに印加する高圧電圧
の電圧値(Vpp)よりも小さくする(1800Vから
1100Vに下げる)。なお、モノカラー画像形成時と
フルカラー画像形成時における画像形成装置内の雰囲気
環境(温度、湿度)がほぼ同じ、又は所定の範囲内とな
っている場合においての大小の比較である。
【0074】これは、モノカラー画像形成時には、色ト
ナー用の画像形成部1M、1C、1Yは画像を形成しな
いので、これらの感光ドラム2a、2b、2cの表面は
トナーが現像されない(かぶらない)程度に帯電されて
いればよく、帯電の均一性をさほど必要としないからで
ある。従って、感光ドラム2a、2b、2cを帯電する
帯電ローラ3a、3b、3cへの印加電圧の交流成分の
Vppを、感光ドラム2a、2b、2cの表面電位を収
束させるのに最低限必要とされる1100Vとした。
【0075】このような電圧制御により本実施の形態で
は、モノカラー(黒)画像形成時においては、色トナー
用の画像形成部1M、1C、1Yの感光ドラム2a、2
b、2cと帯電ローラ3a、3b、3cとの間の放電が
低減されることにより、感光ドラム2a、2b、2c表
面の削れ現象を小さくすることができるので、感光ドラ
ム2a、2b、2cの長寿命化を図ることができる。
【0076】〈実施の形態2〉図2は、本発明の実施の
形態2に係る画像形成装置を示す概略構成図である。な
お、上述した実施の形態1と同一機能を有する部材には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形
態においても、上述した実施の形態1の画像形成装置と
同様にして画像形成が行われ、本実施の形態では画像形
成動作の説明は省略する。
【0077】本実施の形態では、モノカラー(黒)画像
形成時に、画像を形成しない色トナー用の帯電ローラ3
a、3b、3cに高圧電源回路20から印加される交流
電圧の周波数の値を、フルカラー画像形成時より小さい
値に設定するようにした。他の構成は実施の形態1と同
様である。
【0078】次に、本実施の形態における高圧電源回路
20の構成について説明する。
【0079】高圧電源回路20は、各帯電ローラ3a、
3b、3c、3dに印加する電圧を発生する回路であ
り、交流電圧発生部21、直流電圧発生部22、増幅回
路部23を備えている。
【0080】交流電圧発生部21は、同一構成の第1の
交流電圧発生回路24aと第2の交流電圧発生回路24
b、及び第3の交流電圧発生回路24cを有しており、
切替えスイッチ25を介して第1の交流電圧発生回路2
4aと第3の交流電圧発生回路24cは切替え自在であ
る。第1、第2の交流電圧発生回路24a、24bは、
周波数2000Hz、Vpp=18Vの正弦波交流電圧
を発生し、第3の交流電圧発生回路24cは、周波数1
000Hz、Vpp=18Vの正弦波交流電圧を発生す
る。
【0081】直流電圧発生部22は、同一構成の第1の
直流電圧発生回路27aと第2の直流電圧発生回路27
bを有しており、それぞれ−6Vの直流電圧を発生す
る。
【0082】増幅回路部23は、同一構成の第1の増幅
回路28aと第2の増幅回路28bを有しており、それ
ぞれ入力される電圧値を100倍に増幅する。第1の増
幅回路28aは帯電ローラ3a、3b、3cに接続さ
れ、第2の増幅回路28bは帯電ローラ3dに接続され
ている。
【0083】次に、本実施の形態における高圧電源回路
20から各帯電ローラ3a、3b、3c、3dに対し
て、フルカラー画像形成時とモノカラー(黒)画像形成
時での印加電圧制御について説明する。
【0084】黒トナー用の画像形成部1Bkの感光ドラ
ム2dを帯電する帯電ローラ3dに印加する高圧電圧
は、フルカラー画像形成時とモノカラー画像形成時で同
一であり、−600Vの直流電圧と周波数2000H
z、Vpp=1800Vの交流電圧が重畳された電圧が
印加される。この高圧電圧は、第2の交流電圧発生回路
24bと、第2の直流電圧発生回路27bと、第2の増
幅回路28bとの組み合わせによって発生される。
【0085】一方、色トナー用の画像形成部1M、1
C、1Yの各感光ドラム2a、2b、2cを帯電する帯
電ローラ3a、3b、3cには、フルカラー画像形成時
とモノカラー(黒)画像形成時とで切替えスイッチ25
を切替えることにより異なる電圧値の高圧電圧が印加さ
れる。
【0086】即ち、フルカラー画像形成時には、切替え
スイッチ25を第1の交流電圧発生回路24a側に導通
させて、600Vの直流電圧と周波数2000Hz、V
pp=1800Vの交流電圧が重畳された電圧が、帯電
ローラ3a、3b、3cに印加される。この高圧電圧
は、第1の交流電圧発生回路24aと、第1の直流電圧
発生回路27aと、第1の増幅回路28aとの組み合わ
せによって発生される。
【0087】一方、モノカラー(黒)画像形成時には、
切替えスイッチ25を第3の交流電圧発生回路24c側
に導通させて、−600Vの直流電圧と周波数1000
Hz、Vpp=1800Vの交流電圧が重畳された電圧
が、帯電ローラ3a、3b、3cに印加される。この高
圧電圧は、第3の交流電圧発生回路24cと、第1の直
流電圧発生回路27aと、第1の増幅回路28aとの組
み合わせによって発生される。
【0088】このように、モノカラー画像形成時には、
色トナー用の画像形成部1M、1C、1Yの各感光ドラ
ム2a、2b、2cを帯電する帯電ローラ3a、3b、
3cに印加する高圧電圧の周波数を、フルカラー画像形
成時の周波数より小さくする(2000Hzから100
0Hzに下げる)。
【0089】これは、モノカラー画像形成時には、色ト
ナー用の画像形成部1M、1C、1Yは画像を形成しな
いので、これらの感光ドラム2a、2b、2cの表面は
トナーが現像されない程度に帯電されていればよく、帯
電の均一性をさほど必要としないからである。従って、
感光ドラム2a、2b、2cを帯電する帯電ローラ3
a、3b、3cへの印加電圧の交流成分の周波数を10
00Hzとした。
【0090】また、より一層の効果を得るために、実施
の形態1と同様に、モノカラー画像形成時に帯電ローラ
3a、3b、3cに印加する高圧電圧のピーク間電圧を
フルカラー画像形成時よりも小さくしても良い。
【0091】このような電圧制御により本実施の形態で
は、モノカラー画像形成時においては、色トナー用の画
像形成部1M、1C、1Yの感光ドラム2a、2b、2
cと帯電ローラ3a、3b、3cとの間の放電が低減さ
れることにより、感光ドラム2a、2b、2c表面の削
れを小さくすることができるので、感光ドラム2a、2
b、2cの長寿命化を図ることができる。
【0092】〈実施の形態3〉図3は、本発明の実施の
形態3に係る画像形成装置を示す概略構成図である。な
お、上述した実施の形態1と同一機能を有する部材には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形
態においても、上述した実施の形態1の画像形成装置と
同様にして画像形成が行われ、本実施の形態では画像形
成動作の説明は省略する。
【0093】本実施の形態では、モノカラー(黒)画像
形成時に、画像を形成しない色トナー用の帯電ローラ3
a、3b、3cに高圧電源回路20から印加する電圧を
直流電圧のみ印加するようにした。他の構成は実施の形
態1と同様である。
【0094】次に、本実施の形態における高圧電源回路
20の構成について説明する。
【0095】高圧電源回路20は、各帯電ローラ3a、
3b、3c、3dに印加する電圧を発生する回路であ
り、交流電圧発生部21、直流電圧発生部22、増幅回
路部23を備えている。
【0096】交流電圧発生部21は、同一構成の第1、
第2の交流電圧発生回路24a、24bと、切替えスイ
ッチ25を有している。第1、第2の交流電圧発生回路
24a、24bは、それぞれ周波数2000Hz、Vp
p=18Vの正弦波交流電圧を発生する。
【0097】直流電圧発生部22は、同一構成の第1の
直流電圧発生回路27aと第2の直流電圧発生回路27
b、及び第3の直流電圧発生回路27cを有している。
第1、第2の直流電圧発生回路27a、27bは、それ
ぞれ−6Vの直流電圧を発生し、第3の直流電圧発生回
路27cは、−11.5Vの直流電圧を発生する。
【0098】増幅回路部23は、同一構成の第1の増幅
回路28aと第2の増幅回路28bを有しており、それ
ぞれ入力される電圧値を100倍に増幅する。第1の増
幅回路28aは帯電ローラ3a、3b、3cに接続さ
れ、第2の増幅回路28bは帯電ローラ3dに接続され
ている。
【0099】次に、本実施の形態における高圧電源回路
20から各帯電ローラ3a、3b、3c、3dに対し
て、フルカラー画像形成時とモノカラー(黒)画像形成
時での印加電圧制御について説明する。
【0100】黒トナー用の画像形成部1Bkの感光ドラ
ム2dを帯電する帯電ローラ3dに印加する高圧電圧
は、フルカラー画像形成時とモノカラー画像形成時で同
一であり、−600Vの直流電圧と周波数2000H
z、Vpp=1800Vの交流電圧が重畳された電圧が
印加される。この高圧電圧は、第2の交流電圧発生回路
24bと、第2の直流電圧発生回路27bと、第2の増
幅回路28bとの組み合わせによって発生される。
【0101】一方、色トナー用の画像形成部1M、1
C、1Yの各感光ドラム2a、2b、2cを帯電する帯
電ローラ3a、3b、3cには、フルカラー画像形成時
とモノカラー(黒)画像形成時とで切替えスイッチ25
を切替え制御することにより異なる高圧電圧が印加され
る。
【0102】即ち、フルカラー画像形成時には、切替え
スイッチ25を第1の交流電圧発生回路24a側に導通
させて、600Vの直流電圧と周波数2000Hz、V
pp=1800Vの交流電圧が重畳された電圧が、帯電
ローラ3a、3b、3cに印加される。この高圧電圧
は、第1の交流電圧発生回路24aと、第1の直流電圧
発生回路27aと、第1の増幅回路28aとの組み合わ
せによって発生される。
【0103】一方、モノカラー(黒)画像形成時には、
切替えスイッチ25を第3の直流電圧発生回路27c側
に導通させて、−1150Vの直流電圧が、帯電ローラ
3a、3b、3cに印加される。この高圧電圧は、第3
の直流電圧発生回路27cと、第1の増幅回路28aと
の組み合わせによって発生される。
【0104】このように、モノカラー画像形成時には、
帯電ローラ3a、3b、3cに直流電圧のみを印加して
各感光ドラム2a、2b、2cの帯電を行うことによ
り、各感光ドラム2a、2b、2cの帯電電位は印加電
圧(−1150V)から放電開始電圧(−550V)を
差し引いた値となる。従って、この時の各感光ドラム2
a、2b、2cの帯電電位は約−600Vとなる。直流
電圧による帯電方法は、交流電圧を用いた帯電に比べて
帯電の均一性は劣るものの、帯電時の放電が非常に少な
くなることが知られている。
【0105】また、モノカラー画像形成時には、色トナ
ー用の画像形成部1M、1C、1Yは画像を形成しない
ので、これらの感光ドラム2a、2b、2cの表面はト
ナーが現像されない程度に帯電されていればよく、帯電
の均一性をさほど必要としない。従って、感光ドラム2
a、2b、2cを帯電する帯電ローラ3a、3b、3c
には直流電圧のみを印加するようにした。
【0106】このような電圧制御により本実施の形態で
は、モノカラー画像形成時においては、色トナー用の画
像形成部1M、1C、1Yの感光ドラム2a、2b、2
cと帯電ローラ3a、3b、3cとの間の放電が低減さ
れることにより、感光ドラム2a、2b、2cの表面の
削れを小さくすることができるので、感光ドラム2a、
2b、2cの長寿命化を図ることができる。
【0107】〈実施の形態4〉図4は、本発明の実施の
形態4に係る画像形成装置を示す概略構成図である。な
お、上記した実施の形態1と同一機能を有する部材には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形
態では、4つの各感光ドラム上に形成された各色のトナ
ー像を中間転写体としての中間転写ベルト上に順次重ね
合わせ、2次転写部にて一括して記録材上に転写する構
成の画像形成装置に、実施の形態1で述べた第1の発明
を適用したものである。
【0108】この画像形成装置は、画像形成部1Y、1
M、1C、1Bkの各感光ドラム2a、2b、2c、2
dの各1次転写部Nに、上記した記録材搬送ベルトの代
わりに転写媒体としての無端ベルト状の中間転写体30
が当接している。中間転写ベルト30は、駆動ローラ3
1、支持ローラ32、2次転写対向ローラ33間に張架
されており、駆動ローラ31の駆動によって矢印方向
(反時計方向)に回転(移動)される。
【0109】1次転写用の各転写ローラ5a、5b、5
c、5dは、各1次転写ニップ部Nにて中間転写ベルト
30を介して各感光ドラム2a、2b、2c、2dに当
接している。2次転写対向ローラ33は、中間転写ベル
ト30を介して2次転写ローラ34と当接して、2次転
写部Mを形成している。2次転写ローラ34は、中間転
写ベルト30に接離自在に設置されている。中間転写ベ
ルト30の外側の駆動ローラ31近傍には、中間転写ベ
ルト30表面に残った転写残トナーを除去して回収する
ベルトクリーニング装置35が設置されている。また、
2次転写部Mの記録材Pの搬送方向下流側には、定着ロ
ーラ12aと加圧ローラ12bを有する定着装置12が
設置されている。
【0110】次に、本実施の形態の画像形成装置による
画像形成動作について説明する。
【0111】画像形成動作開始信号が発せられると、所
定のプロセススピードで回転駆動される画像形成部1
Y、1M、1C、1Bkの各感光ドラム2a、2b、2
c、2dは、それぞれ帯電ローラ3a、3b、3c、3
dによって一様に本実施の形態では負極性に帯電され
る。そして、露光装置7a、7b、7c、7dは、入力
されるカラー色分解された画像信号をレーザ出力部(不
図示)にて光信号にそれぞれ変換し、変換された光信号
であるレーザ光を帯電された各感光ドラム2a、2b、
2c、2d上にそれぞれ走査露光して静電潜像を形成す
る。
【0112】そして、先ず感光ドラム2a上に形成され
た静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と
同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより
マゼンタのトナーを付着させて、トナー像として可視像
化する。このマゼンタのトナー像は、1次転写部Nにて
1次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加
された転写ローラ5aにより、回転している中間転写ベ
ルト30上に1次転写される。マゼンタのトナー像が転
写された中間転写ベルト30は画像形成部1C側に回転
される。
【0113】そして、画像形成部1Cにおいても、前記
同様にして感光ドラム2bに形成されたシアンのトナー
像が、中間転写ベルト30上のマゼンタのトナー像上に
重ね合わせて、1次転写部Nにて転写される。
【0114】以下、同様にして中間転写ベルト30上に
重畳転写されたマゼンタ、シアンのトナー像上に、画像
形成部1Y、1Bkの感光ドラム2c、2dで形成され
たイエロー、ブラックのトナー像を各1次転写部Nにて
順次重ね合わせて、フルカラーのトナー像を中間転写ベ
ルト30上に形成する。
【0115】そして、中間転写ベルト30上のフルカラ
ーのトナー像先端が2次転写部Mに移動されるタイミン
グに合わせて、レジストローラ36により記録材Pを2
次転写部Mに搬送して、この記録材Pに、2次転写バイ
アス(トナーと逆極性(正極性))が印加された2次転
写ローラ34によりフルカラーのトナー像が一括して2
次転写される。フルカラーのトナー像が形成された記録
材Pは定着装置12に搬送されて、定着ローラ12aと
加圧ローラ12b間の定着ニップ部でフルカラーのトナ
ー像を加熱、加圧して記録材P表面に熱定着した後に外
部に排出して、一連の画像形成動作を終了する。
【0116】上記した1次転写時において、感光ドラム
2a、2b、2c、2d上に残留している1次転写残ト
ナーは、ドラムクリーニング装置6a、6b、6c、6
dによって除去されて回収される。また、2次転写後に
中間転写ベルト30上に残った2次転写残トナーは、ベ
ルトクリーニング装置35によって除去されて回収され
る。
【0117】また、上記実施の形態1にて説明した画像
形成装置と同様に、上記フルカラー画像形成モードの他
にモノカラー(黒単色)画像形成モードも選択可能な構
成となっている。モノカラーモードが選択される場合、
黒画像を形成する画像形成部1Bkだけがフルカラーモ
ードと同様に動作され、その他の画像形成部部1Y、1
M、1Cでは感光ドラム2a、2b、2cの回転機構、
帯電ローラ3a、3b、3cによる帯電機構だけが動作
される。
【0118】即ち、モノカラーモードが選択されても、
画像形成が行われない画像形成部では、感光ドラムは回
転駆動され、かつ、中間転写ベルトとの接触を維持さ
れ、さらに、現像スリーブの回転及び現像バイアスの印
加、現像装置からのトナーのかぶりを防止するために帯
電ローラの回転及び帯電バイアスの印加が行われる。そ
して、画像形成が行われない画像形成部では、感光ドラ
ムに対して露光装置による露光は行われず(もしくは白
紙原稿に対応する露光が行われる)、感光ドラムをクリ
ーニングするドラムクリーニング装置(クリーニングブ
レード)は感光ドラムとの当接を維持されている。
【0119】そして、本実施の形態においても、各帯電
ローラ3a、3b、3c、3dに高圧電源回路20が接
続されている。本実施の形態における高圧電源回路20
の構成は実施の形態1と同様であり、本実施の形態では
高圧電源回路20の構成の説明は省略する。
【0120】本実施の形態においても、高圧電源回路2
0から各帯電ローラ3a、3b、3c、3dに対して、
フルカラー画像形成時とモノカラー(黒)画像形成時に
て実施の形態1で述べたような電圧制御を行う。即ち、
モノカラー画像形成時には、色トナー用の画像形成部1
M、1C、1Yの各感光ドラム2a、2b、2cを帯電
する帯電ローラ3a、3b、3cに印加する高圧電圧の
電圧値を、フルカラー画像形成時の電圧値より小さくす
る(1800Vから1100Vに下げる)。
【0121】このような電圧制御により本実施の形態で
は、モノカラープリント時においては、色トナー用の画
像形成部1M、1C、1Yの感光ドラム2a、2b、2
cと帯電ローラ3a、3b、3cとの間の放電が低減さ
れることにより、感光ドラム2a、2b、2cの表面の
削れを小さくすることができるので、感光ドラム2a、
2b、2cの長寿命化を図ることができる。
【0122】〈実施の形態5〉図5は、本発明の実施の
形態5に係る画像形成装置を示す概略構成図である。な
お、上記した実施の形態4と同一機能を有する部材には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形
態では、4つの各感光ドラム上に形成された各色のトナ
ー像を中間転写体としての中間転写ベルト上に順次重ね
合わせ、2次転写部にて一括して記録材上に転写する構
成の画像形成装置に、実施の形態2で述べた第2の発明
を適用したものである。
【0123】本実施の形態においても、各帯電ローラ3
a、3b、3c、3dに高圧電源回路20が接続されて
いる。本実施の形態における高圧電源回路20の構成は
実施の形態2と同様であり、本実施の形態では高圧電源
回路20の構成の説明は省略する。そして、本実施の形
態においても、高圧電源回路20から各帯電ローラ3
a、3b、3c、3dに対して、フルカラー画像形成時
とモノカラー(黒)画像形成時にて実施の形態2で述べ
たような電圧制御を行う。即ち、モノカラー画像形成時
には、色トナー用の画像形成部1M、1C、1Yの各感
光ドラム2a、2b、2cを帯電する帯電ローラ3a、
3b、3cに印加する高圧電圧の周波数を、フルカラー
画像形成時の周波数より小さくする(2000Hzから
1000Hzに下げる)。
【0124】また、より一層の効果を得るために、実施
の形態4と同様に、モノカラー画像形成時に帯電ローラ
3a、3b、3cに印加する高圧電圧のピーク間電圧を
フルカラー画像形成時よりも小さくしても良い。
【0125】このような電圧制御により本実施の形態で
は、モノカラー画像形成時においては、色トナー用の画
像形成部1M、1C、1Yの感光ドラム2a、2b、2
cと帯電ローラ3a、3b、3cとの間の放電が低減さ
れることにより、感光ドラム2a、2b、2cの表面の
削れを小さくすることができるので、感光ドラム2a、
2b、2cの長寿命化を図ることができる。
【0126】〈実施の形態6〉図6は、本発明の実施の
形態6に係る画像形成装置を示す概略構成図である。な
お、上記した実施の形態4、5と同一機能を有する部材
には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施
の形態では、4つの各感光ドラム上に形成された各色の
トナー像を中間転写体としての中間転写ベルト上に順次
重ね合わせ、2次転写部にて一括して記録材上に転写す
る構成の画像形成装置に、実施の形態3で述べた第3の
発明を適用したものである。
【0127】本実施の形態においても、各帯電ローラ3
a、3b、3c、3dに高圧電源回路20が接続されて
いる。本実施の形態における高圧電源回路20の構成は
実施の形態3と同様であり、本実施の形態では高圧電源
回路20の構成の説明は省略する。そして、本実施の形
態においても、高圧電源回路20から各帯電ローラ3
a、3b、3c、3dに対して、フルカラー画像形成時
とモノカラー(黒)画像形成時にて実施の形態3で述べ
たような電圧制御を行う。即ち、モノカラー画像形成時
には、帯電ローラ3a、3b、3cに直流電圧のみを印
加して各感光ドラム2a、2b、2cの帯電を行い、各
感光ドラム2a、2b、2cの帯電電位を印加電圧(−
1150V)から放電開始電圧(−550V)を差し引
いた値にする。
【0128】このような電圧制御により本実施の形態で
は、モノカラー画像形成時においては、色トナー用の画
像形成部1M、1C、1Yの感光ドラム2a、2b、2
cと帯電ローラ3a、3b、3cとの間の放電が低減さ
れることにより、感光ドラム2a、2b、2cの表面の
削れを小さくすることができるので、感光ドラム2a、
2b、2cの長寿命化を図ることができる。
【0129】また、上述した各実施の形態において、画
像形成部1M、1C、1Y、1Bkの感光ドラム2a、
2b、2c、2d、帯電ローラ3a、3b、3c、3
d、現像装置4a、4b、4c、4dなどをそれぞれ一
体化したプロセスカートリッジを備えた画像形成装置の
場合は、上述したようにカラートナーを用いる感光ドラ
ム2a、2b、2cの削れを低減して長寿命化を図れる
ので、充填されているトナーを無駄にすることなく使い
きることができる。
【0130】また、上述した各実施の形態では、モノカ
ラー(黒)画像形成時に色トナー用の感光ドラム2a、
2b、2cの表面の削れを軽減する制御について述べた
が、本発明はこれに限定されることなく、イエロー、マ
ゼンタ、シアンのいずれかの単色のモノカラー画像形成
や、4色のうち2色や3色のみのトナーを用いて画像形
成を行う2色モードや3色モードに本発明を応用しても
同様の効果を得ることができる。即ち、2色モードや3
色モードが選択される場合、画像形成が行われない画像
形成部に本発明を適用すれば良く、画像形成が行われな
い感光ドラムの長寿命化を図ることができる。
【0131】また、上述した各実施の形態では、帯電手
段に接触式のローラ帯電器(帯電ローラ)を用いた例に
ついて説明したが、これは本発明の効果が最大に活かさ
れる一例であり、他の構成の帯電装置、あるいは非接触
帯電装置等において本発明を適用した場合についても、
電界作用による感光ドラム表面の削れを軽減することが
できる。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
に係る画像形成装置によれば、第1像担持体及び第2の
像担持体上に形成されたそれぞれのトナー像を転写媒体
に重畳転写する第1のモードと、第1の像担持体上にト
ナー像を形成することなく、第2の像担持体上に形成さ
れたトナー像を転写媒体に転写する第2のモードと、を
選択可能であり、電圧印加手段より第1の帯電手段に印
加される振動電圧のピーク間電圧の大きさを、第1のモ
ードが選択される場合よりも第2のモードが選択される
場合の方が小さくなるようにしたことによって、第1の
像担持体と第1の帯電手段との間の放電が低減されるこ
とにより、第1の像担持体表面の削れ現象を小さくする
ことができるので、第1の像担持体の長寿命化を図るこ
とができる。
【0133】また、請求項11記載の発明に係る画像形
成装置によれば、第1像担持体及び第2の像担持体上に
形成されたそれぞれのトナー像を転写媒体に重畳転写す
る第1のモードと、第1の像担持体上にトナー像を形成
することなく、第2の像担持体上に形成されたトナー像
を転写媒体に転写する第2のモードと、を選択可能であ
り、電圧印加手段より第1の帯電手段に印加される振動
電圧の周波数の大きさを、第1のモードが選択される場
合よりも第2のモードが選択される場合の方が小さくな
るようにしたことによって、第1の像担持体と第1の帯
電手段との間の放電が低減されることにより、第1の像
担持体表面の削れ現象を小さくすることができるので、
第1の像担持体の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図3】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図4】本発明の実施の形態4に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図5】本発明の実施の形態5に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図6】本発明の実施の形態6に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図7】従来例における画像形成装置を示す概略構成
図。
【符号の説明】
1M、1C、1Y、1Bk 画像形成部 2a、2b、2c、2d 感光ドラム(第1、第
2の像担持体) 3a、3b、3c、3d 帯電ローラ(第1、第
2の帯電手段) 4a、4b、4c、4d 現像装置 5a、5b、5c、5d 転写ローラ 6a、6b、6c、6d ドラムクリーニング装
置 7a、7b、7c、7d 露光装置 8 記録材搬送ベルト 12 定着装置 20 高圧電源回路(電圧印加手段) 21 交流電圧発生部 22 直流電圧発生部 23 増幅回路部 24a 第1の交流電圧発生回路 24b 第2の交流電圧発生回路 24c 第3の交流電圧発生回路 25 切替えスイッチ 26a 第1の交流増幅回路 26b 第2の交流増幅回路 26c 第3の交流増幅回路 27a 第1の直流電圧発生回路 27b 第2の直流電圧発生回路 27c 第3の直流電圧発生回路 28a 第1の増幅回路 28b 第2の増幅回路 30 中間転写ベルト(転写媒体) P 記録材(転写媒体)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する第1の像担持体と、
    前記第1の像担持体の移動方向下流側に配したトナー像
    を担持する第2の像担持体と、前記第1の像担持体を帯
    電する第1の帯電手段と、前記第2の像担持体を帯電す
    る第2の帯電手段と、前記第1の帯電手段及び前記第2
    の帯電手段にそれぞれ少なくとも振動電圧を印加可能な
    電圧印加手段と、前記第1の像担持体と前記第2の像担
    持体にそれぞれ当接自在であり、前記第1の像担持体と
    前記第2の像担持体にそれぞれ形成されたトナー像が転
    写される転写媒体と、を備えた画像形成装置において、 前記第1像担持体及び前記第2の像担持体上に形成され
    たそれぞれのトナー像を前記転写媒体に重畳転写する第
    1のモードと、前記第1の像担持体上にトナー像を形成
    することなく、前記第2の像担持体上に形成されたトナ
    ー像を前記転写媒体に転写する第2のモードと、を選択
    可能であり、 前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に印加される
    振動電圧のピーク間電圧の大きさは、前記第1のモード
    が選択される場合よりも前記第2のモードが選択される
    場合の方が小さい、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に印加さ
    れる振動電圧のピーク間電圧はゼロである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧印加手段より前記第1の帯電手
    段に印加される振動電圧の周波数の大きさは、前記第1
    のモードが選択される場合よりも前記第2のモードが選
    択される場合の方が小さい、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の帯電手段は、前記第1の像担
    持体に接触して帯電する、ことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記第2の像担持体から前記転写媒体に黒色の像が
    転写される、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写媒体に転写されたトナー像は記
    録材に転写される、ことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段及び前記
    第2の帯電手段に直流電圧を含む振動電圧がそれぞれ印
    加される、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記電圧印加手段より前記第1の帯電手
    段及び前記第2の帯電手段に印加される振動電圧に含ま
    れる前記直流電圧の極性は、前記トナー像を形成するト
    ナーの帯電極性と同極性である、 ことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に直流電
    圧を含む振動電圧が印加される、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第2の帯電手段に直流電
    圧を含む振動電圧が印加される、 ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 トナー像を担持する第1の像担持体
    と、前記第1の像担持体の移動方向下流側に配したトナ
    ー像を担持する第2の像担持体と、前記第1の像担持体
    を帯電する第1の帯電手段と、前記第2の像担持体を帯
    電する第2の帯電手段と、前記第1の帯電手段及び前記
    第2の帯電手段にそれぞれ少なくとも振動電圧を印加可
    能な電圧印加手段と、前記第1の像担持体と前記第2の
    像担持体にそれぞれ当接自在であり、前記第1の像担持
    体と前記第2の像担持体にそれぞれ形成されたトナー像
    が転写される転写媒体と、を備えた画像形成装置におい
    て、 前記第1像担持体及び前記第2の像担持体上に形成され
    たそれぞれのトナー像を前記転写媒体に重畳転写する第
    1のモードと、前記第1の像担持体上にトナー像を形成
    することなく、前記第2の像担持体上に形成されたトナ
    ー像を前記転写媒体に転写する第2のモードと、を選択
    可能であり、 前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に印加される
    振動電圧の周波数の大きさは、前記第1のモードが選択
    される場合よりも前記第2のモードが選択される場合の
    方が小さい、 ことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に印加さ
    れる振動電圧の周波数の大きさはゼロである、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の帯電手段は、前記第1の像
    担持体に接触して帯電する、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記第2の像担持体から前記転写媒体に黒色のトナ
    ー像が転写される、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記転写媒体に転写されたトナー像は
    記録材に転写される、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段及び前記
    第2の帯電手段に直流電圧を含む振動電圧がそれぞれ印
    加される、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記電圧印加手段より前記第1の帯電
    手段及び前記第2の帯電手段に印加される振動電圧に含
    まれる直流電圧の極性は、前記トナー像を形成するトナ
    ーの帯電極性と同極性である、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第1の帯電手段に直流電
    圧を含む振動電圧が印加される、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16又は17記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記第2のモードが選択される場合に
    は、前記電圧印加手段より前記第2の帯電手段に直流電
    圧を含む振動電圧が印加される、 ことを特徴とする請求項18記載の画像形成装置。
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