JP2001322437A - ドアグラスランのコーナー部シール構造 - Google Patents

ドアグラスランのコーナー部シール構造

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JP2001322437A
JP2001322437A JP2000142996A JP2000142996A JP2001322437A JP 2001322437 A JP2001322437 A JP 2001322437A JP 2000142996 A JP2000142996 A JP 2000142996A JP 2000142996 A JP2000142996 A JP 2000142996A JP 2001322437 A JP2001322437 A JP 2001322437A
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glass
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Masahiro Usuha
昌弘 薄葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアサッシュ上辺部のコーナー部間寸法と同
等部位のドアグラスランのコーナー部間寸法がばらつい
た場合のシール不良等の二次的不具合の発生をなくす。 【解決手段】 グラスラン上辺部6とグラスランチャン
ネル部7とを接続するコーナー型成形部8のうちグラス
ラン延長部に相当するコーナーチャンネル部27に袋状
もしくはカップ状のシールリップ28を一体に形成す
る。シールリップ28をグラスラン上辺部6側のガラス
受容溝17に内接させることで、グラスラン上辺部6側
とグラスランチャンネル部7側のシール部位同士の連続
性を保ちながら、そのグラスラン上辺部6とグラスラン
チャンネル部7との前後方向での相対変位を許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアサッ
シュに沿って装着されるドアグラスランに関し、特に車
体のルーフサイド部に沿うかたちとなるグラスラン上辺
部とピラー部もしくはパーティションサッシュ等の縦辺
部に沿うかたちとなるグラスランチャンネル部とが相互
に接続されることになるコーナー部でのシール構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば図4に示す自動車のリアドア1の
ドアサッシュSに装着されるドアグラスランにあって
は、そのコーナー部C1に相当する部分では、ドアサッ
シュ上辺部S1に沿って配設されることになる均一断面
のグラスラン上辺部と、センターピラー側(前側)のド
アサッシュ縦辺部S2に沿って配設される均一断面のグ
ラスランチャンネル部とを、所定角度をなすように突き
合わせた上で金型成形を施してコーナー型成形部を成形
することで両者を接続するのが一般的である(例えば、
特願平6−264708号および特願平7−23891
3号等参照)。この構造は、ドアサッシュ上辺部S2と
パーティションサッシュS3とのなすコーナー部C2に
おいても基本的に同様である。
【0003】そして、上記グラスランチャンネル部をド
アサッシュ縦辺部S2側のチャンネル状空間に嵌合保持
させる一方で、グラスラン上辺部は断面略U時状のウエ
ルト部をもってドアサッシュ上辺部S1側のフランジ部
に嵌合保持させる場合には、そのウエルト部のみに嵌合
保持力を得るための芯金が埋設されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ドアグラスランの
構造において、ドアグラスラン自体の製造誤差あるいは
ドアサッシュSの組付誤差等のために、ドアグラスラン
側のコーナー部C1,C2間寸法とそのドアグラスラン
が組み付けられるべきドアサッシュS側のコーナー部C
1,C2間寸法との間にばらつきが生じた場合、必然的
にドアグラスランのコーナー部C1またはC2とそれに
対応するドアサッシュS側のコーナー部との間に相対的
な位置ずれが生じることになる。特に、グラスラン上辺
部に芯金が埋設されていない場合にはグラスラン自体の
伸び変形によって上記位置ずれをある程度は吸収できる
ものの、上記のようにグラスラン上辺部に芯金が埋設さ
れているとその伸び変形が許容されないために、コーナ
ー部C1やC2での位置ずれの発生が顕著となる。
【0005】そして、この位置ずれの度合いによって
は、例えばドアガラス2の上昇時にそのドアガラス2の
コーナー部とドアグラスラン側のコーナー型成形部とが
強く圧接しすぎる過干渉状態となって、ドアガラス2を
完全に閉めきることができなくなるおそれがあり、同時
にグラスラン上辺部側のシール面とグラスランチャンネ
ル部側のシール面との連続性が損なわれて、風切り音や
水漏れ等のシール性不良が発生することとなって好まし
くない。また、図5に示すように、ドアサッシュ縦辺部
S2の端縁とドアサッシュSの外部に露出することにな
るドアグラスランRの端縁とが上記位置ずれQのために
非平行状態となって見栄えが悪くなる。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、とりわけドアグラスラン側のコーナー部間
寸法とそのドアグラスランが組み付けられるべきドアサ
ッシュ側のコーナー部間寸法との間にばらつきが生じた
場合にも、その両者の相対位置誤差を許容しつつシール
性の低下や見栄えの悪化等の二次的不具合の発生を防止
したコーナー部シール構造を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、自動車のドアサッシュに装着されて昇降式のドアガ
ラスの周縁部との間をシールするドアグラスランにし
て、ドアサッシュの上辺部に嵌合保持されるウエルト部
とこのウエルト部と一体に形成されてドアガラス上昇時
にそのドアガラス上縁部を受容しつつこれに圧接するガ
ラス受容溝とを有するグラスラン上辺部と、ドアサッシ
ュの縦辺部に嵌合保持されるとともにドアガラスに圧接
しつつそのドアガラスの昇降を案内するグラスランチャ
ンネル部と、を備えていて、前記グラスラン上辺部とグ
ラスランチャンネル部とが所定の角度をなすようにコー
ナー型成形部を介して相互に一体に接続されている構造
であることを前提としている。
【0008】そして、前記コーナー型成形部は、グラス
ランチャンネル部の車室内側の側壁部をグラスラン上辺
部側の同等部位に滑らかに接続している一方で、そのグ
ラスランチャンネル部の底壁部および車室外側の側壁部
をグラスラン上辺部側の同等部位に対して非接続とした
形状となっていて、さらに前記コーナー型成形部には、
グラスランチャンネル部のうちグラスラン上辺部に対し
て非接続とされた部分にそのチャンネル形状を上方へ延
長成形するべく略カップ状のシールリップが一体に形成
されている。
【0009】その上で、上記カップ状のシールリップが
グラスラン上辺部側のガラス受容溝に内接することで、
該ガラス受容溝側の底壁部および車室外側の側壁部のシ
ール面とグラスランチャンネル部の同等部位のシール面
とが連続していることを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明のより具体的な構造として、前記グラスラン上辺
部のガラス受容溝およびグラスランチャンネル部は、ド
アガラスに圧接するアウタおよびインナの各シールリッ
プを含んだ形状となっているとともに、前記コーナー型
成形部は、グラスランチャンネル部のインナシールリッ
プを含む車室内側の側壁部をグラスラン上辺部側の同等
部位に滑らかに接続している一方で、そのグラスランチ
ャンネル部の底壁部および車室外側の側壁部をグラスラ
ン上辺部側の同等部位に対して非接続とした形状となっ
ていて、前記カップ状のシールリップがグラスラン上辺
部側のガラス受容溝に内接することで、該ガラス受容溝
側およびグラスランチャンネル部側の底壁部のシール面
同士およびアウタシールリップを含む車室外側の側壁部
のシール面同士が連続していることを特徴としている。
【0011】したがって、これら請求項1,2に記載の
発明では、グラスラン上辺部とグラスランチャンネル部
とがコーナー型成形部をもって一体不可分に接続されて
いながらも、グラスランチャンネル部の上端部に一体成
形されたカップ状のシールリップがグラスラン上辺部側
のガラス受容溝に内接していることから、このカップ状
のシールリップはグラスラン上辺部側のシール面とグラ
スランチャンネル部側のシール面との連続性を保ちつ
つ、グラスラン上辺部とグラスランチャンネル部との前
後方向での相対変位を許容している。
【0012】そのため、ドアグラスラン側のコーナー部
間寸法とそのドアグラスランが組み付けられるべきドア
サッシュ側のコーナー部間寸法との間にばらつきが生じ
た場合にも、その両者の相対位置誤差を吸収しつつ先に
延べたようなシール性の低下や見栄えの悪化等の二次的
不具合の発生を確実に防止できるようになる。
【0013】
【発明の効果】請求項1,2に記載の発明によれば、ド
アグラスラン側のコーナー部間寸法とそのドアグラスラ
ンが組み付けられるべきドアサッシュ側のコーナー部間
寸法との間に、製造ばらつき等による相対位置誤差が生
じた場合に、グラスラン上辺部側のシール面とグラスラ
ンチャンネル部側のシール面との連続性を保ちながら、
そのグラスラン上辺部とグラスランチャンネル部との前
後方向での相対変位によって上記相対位置誤差を吸収で
きることから、従来のようなシール性の低下や見栄えの
悪化等を招くことがなくなり、ドアグラスランの品質向
上に寄与できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜3は本発明に係るドアグラ
スランのコーナー部シール構造の好ましい実施の形態を
示す図で、図4に示すリアドア1におけるドアサッシュ
上辺部S1とパーティションサッシュS3とのなすコー
ナー部C2での構造を示している。そして、特に図1は
ドアグラスラン5がドアサッシュSに正規取付状態をも
って装着された状態を、図2はそのドアグラスラン5単
体での状態をそれぞれ示している。なお、周知のよう
に、ドアガラス2は昇降可能であるのに対してパーティ
ションガラス3はいわゆる嵌め殺しタイプとなってい
る。
【0015】図1,2に示すように、ドアグラスラン5
は大別して、車体側のルーフサイド部に沿うことになる
ドアサッシュS側のドアサッシュ上辺部S1に沿って配
設されるグラスラン上辺部6と、同じくドアサッシュS
側のドアサッシュ縦辺部たるパーティションサッシュS
3に沿って配設されるグラスラン縦辺部たるグラスラン
チャンネル部7と、これらグラスラン上辺部6とグラス
ランチャンネル部7の上部端末部との間に位置して両者
を略T字状に接続するコーナー型成形部8とで形成され
る。そして、ドアグラスラン5の一般部たるグラスラン
上辺部6およびグラスランチャンネル部7はともに公知
の押出成形法により所定のゴム材料もしくは樹脂材料を
もって成形される。
【0016】なお、上記グラスラン上辺部6のうちドア
ガラス2との間のシールを司る部分とパーティションガ
ラス3との間のシールを司る部分とでは要求断面形状が
異なることから、上記グラスラン上辺部6のうち少なく
ともドアガラス2との間のシールを司る部分は長手方向
においてほぼ均一断面形状のものとして成形される。
【0017】前記グラスラン上辺部6は、芯金9が埋設
された断面略U字状のウエルト部10を中心に形成され
ていて、そのウエルト部10の上面側にはドア閉時に車
体側のドア開口縁に弾接する一対のシールリップ11,
12が突設されているほか、ウエルト部10の下面側に
はサッシュ上辺部S1を隠蔽するための長短一対のモー
ル部13,14が延設形成されていて、一方のモール部
13の下端にはアウタシールリップ15が、他方のモー
ル部14の下端にはインナシールリップ16がそれぞれ
斜めに突設されている。そして、これら一対のモール部
13,14とアウタ,インナの各シールリップ15,1
6とをもってガラス受容溝17が形成されていて、ドア
ガラス2の上昇時にそのガラス受容溝17をもってドア
ガラス2の上端部を受容することでシール効果が発揮さ
れるようになっている。
【0018】なお、そのガラス受容溝17の内底面にも
底部リップ18が突設されているほか、グラスラン上辺
部6のうち後述するようにグラスランチャンネル部7と
接続される部分には、モール部14を切除するようにし
て長手方向に対して面直角となる接合面30が形成され
ている。
【0019】他方、グラスランチャンネル部7は、車室
内側の側壁部19と車室外側の側壁部20および底壁部
21とをもっていわゆるチャンネル状の均一断面形状の
ものとして形成されていて、車室外側の側壁部20には
アウタシールリップ22が、車室内側の側壁部19には
インナシールリップ23がそれぞれ突設されている。こ
れにより、グラスランチャンネル部7はそのチャンネル
状空間をもってドアガラス2の昇降を案内しつつシール
するようになっている。
【0020】そして、予め別々に押出成形された上記グ
ラスラン上辺部6とグラスランチャンネル部7とが所定
の相対位置関係となるように図示外の金型に挿入したう
えで、グラスラン上辺部6側の接合面30とグラスラン
チャンネル部7側の接合面であるグラスランチャンネル
部の上端面24とのなす間隙内に所定のゴムあるいは樹
脂材料を注入して上記コーナー型成形部8を成形するこ
とで、そのコーナー型成形部8を介してグラスラン上辺
部6とグラスランチャンネル部7とが相互に一体に接合
されている。
【0021】より詳しくは、図2に示すように、モール
部14の背面側にはノッチ部25が形成されていること
から、このノッチ部25相当部を折れ線26としてガラ
ス受容溝17を展開するべくそのモール部14を略くの
字状に折り曲げた状態でグラスラン上辺部6がグラスラ
ンチャンネル部7とともに所定の金型にセットされ、そ
の状態でコーナー型成形部8が成形される。
【0022】このコーナー型成形部8は、グラスランチ
ャンネル部7を形成しているコ字状の三つの側壁部1
9,20,21をそのまま上方に延長したかのごとき形
状をなすコーナーチャンネル部27と、そのコーナーチ
ャンネル部27の三つの側壁部が共有しつつ上方に膨出
した袋状(カップ状)もしくはドーム状で且つ薄膜状の
シールリップ28とを含む形状に成形される。そして、
上記コーナーチャンネル部27のうち車室内側の壁部1
9に相当する部分を介して、グラスラン上辺部6側のモ
ール部14がグラスランチャンネル部7側の車室内側の
壁部19に連続することによって、グラスラン上辺部6
側のインナシールリップ16がグラスランチャンネル部
7側のインナシールリップ23に滑らかに連続してい
る。その結果として、グラスランチャンネル部7のうち
残る側壁部20と底壁部21はグラスラン上辺部6に対
して非接続状態となっている。
【0023】また、上記カップ状のシールリップ28は
段状部29を有しつつグラスラン上辺部6側のガラス受
容溝17に内接し得る形状に成形されていることから、
図3に示すようにグラスラン上辺部6をその展開状態か
ら正規状態に復元させるべく実質的に上記カップ状のシ
ールリップ28にグラスラン上辺部6をかぶせたときに
は、同図に仮想線で示すように上記段状部29にグラス
ラン上辺部6側のアウタシールリップ15が圧接し且つ
グラスラン上辺部6側の底部リップ18がカップ状のシ
ールリップ28の頂部に圧接するようになっている。こ
れにより、グラスラン上辺部6側のガラス受容溝17内
のシール面である底部リップ18がカップ状のシールリ
ップ28を介してグラスランチャンネル部7側のシール
面である底壁部21の内面に連続し、同時にグラスラン
上辺部6側のアウタシールリップ15がカップ状のシー
ルリップ28および上記段状部29を介してグラスラン
チャンネル部7側のアウタシールリップ22に連続する
ことになる。
【0024】すなわち、上記のようにグラスラン上辺部
6を折れ線26から折り曲げて展開したとき(図2の状
態)には、グラスラン上辺部6とグラスランチャンネル
部7とがコーナー型成形部8のうち車室内側の壁面(グ
ラスラン上辺部6のモール部14に相当する部分)のみ
をもって接続されている一方で、正規組付状態ではカッ
プ状のシールリップ28をグラスラン上辺部6側のガラ
ス受容溝17に内接させることで、グラスラン上辺部6
側とグラスランチャンネル部7側の底壁部のシール部位
同士および車室外側の側壁部のシール部位同士の連続性
を保ちながら、上記ガラス受容溝17とカップ状のシー
ルリップ28との圧接部位において、グラスラン上辺部
6とグラスランチャンネル部7との間でのグラスラン上
辺部長手方向での相対変位を許容するようにしてある。
【0025】したがって、本実施の形態によれば、図4
にも示すようにドアサッシュSのドアサッシュ上辺部S
1のうちそのコーナー部C1,C2間距離とドアグラス
ラン5側の同等部位の距離とがドアサッシュSの組付誤
差あるいはドアグラスラン5の製造誤差等のためにばら
ついたとしても、先に説明したようにカップ状のシール
リップ28の圧接部においてグラスラン上辺部6とグラ
スランチャンネル部7との前後方向での相対変位が許容
されることから、上記のばらつきを吸収しつつ、グラス
ラン上辺部6はドアサッシュ上辺部S1を基準として、
またグラスランチャンネル部7はパーティションサッシ
ュS3を基準としてそれぞれ組み付けることが可能とな
る。また、ドアガラス2の上昇時には上記カップ状のシ
ールリップ28がそのドアガラス2の後部上方のコーナ
ー部を受容する。
【0026】これにより、図5に示したような位置ずれ
Qの発生を未然に防止できるとともに、ドアガラス2と
ドアグラスラン5との過干渉によってドアガラス2が完
全に閉め切らない等のトラブルを確実に防止できるよう
になる。その上、上記のようにグラスラン上辺部6とグ
ラスランチャンネル部7との相対変位を許容しつつも、
グラスラン上辺部6側とグラスランチャンネル部7側の
シール部位の連続性は保たれたままであるあら、シール
不良等を招くことなく本来のシール性も向上することに
なる。
【0027】ここで、上記実施の形態では、自動車のリ
アドア1におけるドアサッシュ上辺部S1とパーティシ
ョンサッシュS3とのなすコーナー部C2に本発明を適
用した場合を例にとって説明したが、本発明は図4のコ
ーナー部C1のほか、フロントドア側の同等部位にも適
用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す図で、図4
のコーナー部C2に相当する部分の要部拡大斜視図。
【図2】図1に示すドアグラスラン単体での展開状態を
示す斜視図。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】自動車のリアドアの説明図。
【図5】図4に示すコーナー部C1の拡大説明図。
【符号の説明】
2…ドアガラス 3…パーティションガラス 5…ドアグラスラン 6…グラスラン上辺部 7…グラスランチャンネル部(グラスラン縦辺部) 8…コーナー型成形部 10…ウエルト部 14…モール部 15…アウタシールリップ 16…インナシールリップ 17…ガラス受容溝 19…車室内側の側壁部 20…車室外側の側壁部 21…底壁部 22…アウタシールリップ 23…インナシールリップ 26…折れ線 27…コーナーチャンネル部 28…カップ状のシールリップ S…ドアサッシュ S1…ドアサッシュ上辺部 S3…パーティションサッシュ(ドアサッシュ縦辺部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアサッシュに装着されて昇降
    式のドアガラスの周縁部との間をシールするドアグラス
    ランにして、 ドアサッシュの上辺部に嵌合保持されるウエルト部とこ
    のウエルト部と一体に形成されてドアガラス上昇時にそ
    のドアガラス上縁部を受容しつつこれに圧接するガラス
    受容溝とを有するグラスラン上辺部と、 ドアサッシュの縦辺部に嵌合保持されるとともにドアガ
    ラスに圧接しつつそのドアガラスの昇降を案内するグラ
    スランチャンネル部と、 を備えていて、 前記グラスラン上辺部とグラスランチャンネル部とが所
    定の角度をなすようにコーナー型成形部を介して相互に
    一体に接続されている構造であって、 前記コーナー型成形部は、グラスランチャンネル部の車
    室内側の側壁部をグラスラン上辺部側の同等部位に滑ら
    かに接続している一方で、そのグラスランチャンネル部
    の底壁部および車室外側の側壁部をグラスラン上辺部側
    の同等部位に対して非接続とした形状となっていて、 さらに前記コーナー型成形部には、グラスランチャンネ
    ル部のうちグラスラン上辺部に対して非接続とされた部
    分にそのチャンネル形状を上方へ延長成形するべく略カ
    ップ状のシールリップが一体に形成されていて、 このカップ状のシールリップが前記グラスラン上辺部側
    のガラス受容溝に内接することで、該ガラス受容溝側の
    底壁部および車室側の側壁部のシール面とグラスランチ
    ャンネル部の同等部位のシール面とが連続していること
    を特徴とするドアグラスランのコーナー部シール構造。
  2. 【請求項2】 前記グラスラン上辺部のガラス受容溝お
    よびグラスランチャンネル部は、ドアガラスに圧接する
    アウタおよびインナの各シールリップを含んだ形状とな
    っているとともに、 前記コーナー型成形部は、グラスランチャンネル部のイ
    ンナシールリップを含む車室内側の側壁部をグラスラン
    上辺部側の同等部位に滑らかに接続している一方で、そ
    のグラスランチャンネル部の底壁部および車室外側の側
    壁部をグラスラン上辺部側の同等部位に対して非接続と
    した形状となっていて、 前記カップ状のシールリップがグラスラン上辺部側のガ
    ラス受容溝に内接することで、該ガラス受容溝側および
    グラスランチャンネル部側の底壁部のシール面同士およ
    びアウタシールリップを含む車室外側の側壁部のシール
    面同士が連続していることを特徴とする請求項1に記載
    のドアグラスランのコーナー部シール構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8479449B2 (en) 2002-10-02 2013-07-09 Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. Sealing, trimming and guiding strip

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8479449B2 (en) 2002-10-02 2013-07-09 Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. Sealing, trimming and guiding strip

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