JP2001321715A - 基板処理装置および端縁洗浄装置 - Google Patents

基板処理装置および端縁洗浄装置

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JP2001321715A
JP2001321715A JP2000144787A JP2000144787A JP2001321715A JP 2001321715 A JP2001321715 A JP 2001321715A JP 2000144787 A JP2000144787 A JP 2000144787A JP 2000144787 A JP2000144787 A JP 2000144787A JP 2001321715 A JP2001321715 A JP 2001321715A
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substrate
cleaning
edge
coating liquid
width
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JP2000144787A
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English (en)
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Koji Kizaki
幸治 木▲崎▼
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な周辺露光装置等を配設することなく、
基板の端縁付近に形成された塗布液の隆起部を有効に洗
浄除去することが可能な基板処理装置および端縁洗浄装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 モータ113の駆動でボールネジ115
が回転することにより、塗布液除去ヘッド61は基板5
の端縁と交差する方向に移動する。そして、この塗布液
除去ヘッド61の位置を基板5の端縁と交差する方向に
調整することにより、塗布液除去ヘッド61による塗布
液の洗浄幅が基板5の端縁部に形成される塗布液の隆起
部の幅より大きくなるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示パネル
用ガラス基板等の矩形状の基板の表面にフォトレジスト
等の塗布液を供給することにより塗布液を薄膜状に塗布
する塗布装置と、この塗布装置により塗布液の薄膜が塗
布された基板の端縁付近に洗浄液を供給することによ
り、基板の端縁付近に塗布された塗布液を所定の洗浄幅
で洗浄除去する端縁洗浄装置とを備えた基板処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】このような基板処理装置に使用される端
縁洗浄装置は、基板の端縁に塗布された塗布液の薄膜が
基板搬送機構や基板収納カセットの収納溝等に当接して
基板から剥離し、パーティクル発生の原因となることを
防止するために使用されるものである。このため、この
種の端縁洗浄装置においては、従来、基板の端縁から比
較的小さい領域にのみ洗浄液を供給することにより、比
較的小さな洗浄幅で塗布液を洗浄除去する構成となって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、基板を回転さ
せながらその表面にフォトレジスト等の塗布液を供給す
ることにより基板の表面に塗布液を薄膜状に塗布する回
転式塗布装置を使用して基板の表面に塗布液の薄膜を形
成した場合においては、基板の端縁部に塗布液の隆起部
が形成される。
【0004】図15は、このような隆起部を説明するた
めの基板5の平面図である。
【0005】回転式塗布装置においては、基板5の回転
に伴う遠心力により、基板5の表面に供給された塗布液
のうちの余分な塗布液を基板5の端縁から吹き飛ばし、
均一な薄膜状の塗布液層を形成する構成である。このよ
うな構成を有する回転式塗布装置においては、基板5の
回転を停止した直後に、遠心力で吹き飛ばせなかった塗
布液が基板5を中央部に戻ろうとする現象が生ずる。
【0006】このため、基板5の端縁部には、図15に
示す隆起部11が、基板5の表面に形成された塗布液の
薄膜10と連続する状態で形成される。この隆起部11
は、基板5の各辺の中央部においては、均一な幅を有す
る隆起部11aとなり、また、基板5の角部付近におい
ては、扇状の形状を有する隆起部11bとなる。
【0007】図16は、この隆起部11の形状を模式的
に示す拡大図である。なお、図16においては、隆起部
11を誇張して表現している。
【0008】図16(a)に示すように、回転式塗布装
置において基板5の回転を停止した直後においては、比
較的高い山状の隆起部11が形成されている。この隆起
部11は、回転停止後の時間の経過に伴って、図16
(b)に示すように、比較的低くそのすそ野が広い山状
の隆起部12となる。
【0009】その端縁付近にこのような隆起部12が形
成された基板5を従来の端縁洗浄装置により、図16
(c)に示すように、その端縁から洗浄幅Sで洗浄処理
した場合においては、隆起部12の一部が基板5上に残
存するばかりではなく、洗浄処理時に隆起部12の一部
が洗浄液により膨潤することにより生ずる新たな隆起部
12bが形成されることになる。
【0010】このような隆起部12、12bが基板5の
端縁付近に残存した場合には、後段の露光装置において
パターン露光を行う際に、現像工程においてこの隆起部
12、12bを除去し得るだけの十分な露光量で露光を
行うことは困難となる。
【0011】このため、従来においては、パターン露光
を行うための露光装置とは別に、基板5の周辺部を露光
するための周辺露光装置を別途設置し、この周辺露光装
置により基板5の周辺部のみを、現像工程においてその
端縁付近に形成された隆起部12、12bを除去し得る
だけの十分な露光量で露光する構成を採用している。
【0012】このため、パターン露光を行うための露光
装置とは別に、周辺露光装置を別途設置する必要が生ず
ることから、基板5の製造ラインのコストが増大し、ま
た、基板5の生産性が低下するという問題を生ずる。
【0013】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、特別な周辺露光装置等を配設すること
なく、基板の端縁付近に形成された塗布液の隆起部を有
効に洗浄除去することが可能な基板処理装置および端縁
洗浄装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、矩形状の基板の表面に塗布液を供給することにより
塗布液を薄膜状に塗布する塗布装置と、前記塗布装置に
より塗布液の薄膜が塗布された基板の端縁付近に洗浄液
を供給することにより、前記基板の端縁付近に塗布され
た塗布液を、前記基板の端縁から所定の洗浄幅で洗浄除
去する端縁洗浄装置と、を備える基板処理装置におい
て、前記端縁洗浄装置は、前記基板の端縁付近に塗布さ
れた塗布液を、前記基板の端縁部に形成される塗布液の
隆起部の幅より大きな洗浄幅で洗浄除去することを特徴
とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記塗布装置は、前記基板の表面に塗
布液を供給するとともにこの基板を回転させることによ
り、前記基板の表面に塗布液を薄膜状に塗布している。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記端縁洗浄装置は、前記隆起部にお
ける最も内側の位置に向けて洗浄液を供給する洗浄液供
給ノズルを備えている。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記洗浄液供給ノズルは、前記基板の
端縁から前記隆起部の幅より大きい距離だけ離隔した位
置の上方に配置されている。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記端縁洗浄装置は、前記隆起部の幅
を検出する検出機構を備え、当該検出機構により検出し
た前記隆起部の幅に基づいて前記洗浄幅を決定すしてい
る。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記検出機構により検出した前記隆起
部の幅に基づいて前記洗浄液供給ノズルを前記基板の端
縁と交差する方向に移動させるノズル移動機構を備えて
いる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記端縁洗浄装置は、前記基板の角部
付近において扇状に形成される隆起部に向けて洗浄液を
供給することにより当該扇状の隆起部を洗浄除去するた
めの角部付近専用の洗浄液供給ノズルを備えている。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記端縁洗浄装置は、前記基板の角部
付近の洗浄幅を前記基板の各辺の中央部の洗浄幅より大
きく設定することにより、前記基板の角部付近において
扇状に形成される隆起部を洗浄除去する。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請
求項8いずれかに記載の発明において、前記塗布装置に
より塗布液が塗布された後、前記端縁洗浄装置により塗
布液を洗浄除去する前に、前記基板の表面に塗布された
薄膜を乾燥する予備乾燥装置をさらに備えている。
【0023】請求項10に記載の発明は、矩形状の基板
の表面に塗布液を供給して塗布液を薄膜状に塗布する塗
布装置により塗布液の薄膜が形成された基板に対し、そ
の端縁付近に洗浄液を供給することにより当該端縁付近
に塗布された塗布液を所定の洗浄幅で洗浄除去する端縁
洗浄装置において、前記基板の端縁付近に塗布された塗
布液を、前記基板の端縁部に形成される塗布液の隆起部
の幅より大きな洗浄幅で洗浄除去することを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る基板処理
装置の概要図である。
【0025】この基板処理装置は、回転式塗布装置2
と、予備乾燥装置3と、端縁洗浄装置4と、これらの回
転式塗布装置2、予備乾燥装置3および端縁洗浄装置4
に対して順次基板5を搬送する図示しない基板搬送装置
とから構成される。
【0026】回転塗布装置2は、基板5の表面にフォト
レジスト等の塗布液を供給した後、この基板5を回転す
ることにより、基板5の表面に塗布液を薄膜状に塗布す
るためのものであり、基板5を回転可能に支持するスピ
ンチャック101と、このスピンチャック101に支持
された基板5の表面に塗布液を供給するための図示しな
い塗布液供給ノズルとを備える。
【0027】予備乾燥装置3は、塗布液が塗布された基
板5を減圧された空間中に配置することにより塗布液を
減圧乾燥する減圧乾燥装置として構成される。この予備
乾燥装置3は、ケース本体102と蓋体103とから構
成される減圧チャンバー106と、減圧チャンバー10
6内で基板5を支持するための支持ピン104と、減圧
チャンバー106内の気体を排気して減圧するための切
替弁105を含む排気機構107とを備える。
【0028】端縁洗浄装置4は、塗布液の薄膜が塗布さ
れた基板5の端縁付近に洗浄液を供給することにより、
基板5の端縁付近に塗布された塗布液を基板5の端縁か
ら所定の洗浄幅で洗浄除去するためのものである。
【0029】図2はこの端縁洗浄装置4の側面図であ
り、図3はその平面図である。なお、図3においては、
一部のカバー等を省略して図示している。
【0030】この端縁洗浄装置は、その表面に塗布液が
塗布された基板5をその下面より支持する真空チャック
51と、矩形状の基板5における各辺に対応して配設さ
れた4個の塗布液除去ヘッド61と、各塗布液除去ヘッ
ド61を基板5の各辺に沿って往復移動させるための塗
布液除去ヘッド移動機構81とを備える。
【0031】前記塗布液除去ヘッド61は、前記真空チ
ャック51に支持された基板5の端縁に洗浄液を供給し
て塗布液を洗浄除去するためのものである。図4はこの
塗布液除去ヘッド61を真空チャック51の一部ととも
に示す断面図であり、図5は塗布液除去ヘッド61のカ
バー13を破断して示す正面図である。
【0032】これらの図に示すように、この塗布液除去
ヘッド61は、基板5の端縁表面に溶剤等の洗浄液を供
給するための洗浄液供給ノズル14と、基板5の端縁表
面に窒素ガスや空気等の気体を供給するための気体供給
ノズル15と、基板5の端縁裏面に溶剤等の洗浄液を供
給するための裏面用洗浄液供給ノズル16と、基板5の
端縁裏面に窒素ガスや空気等の気体を供給するための裏
面用気体供給ノズル17と、基板5の端縁に供給された
洗浄液を吸引除去するための排気部18とを有する。
【0033】洗浄液供給ノズル14は、洗浄液供給管2
4と接続されている。また、この洗浄液供給管24は、
図示しない加圧タンクを介して洗浄液の供給源と接続さ
れている。一方、気体供給ノズル15は、気体供給管2
5と接続されている。また、この気体供給管25は、図
示しない電磁弁等を介して気体の供給源と接続されてい
る。
【0034】同様に、裏面用洗浄液供給ノズル16は、
洗浄液供給管26と接続されている。また、この洗浄液
供給管26は、図示しない加圧タンクを介して洗浄液の
供給源と接続されている。一方、気体供給ノズル17
は、気体供給管27と接続されている。また、この気体
供給管27は、図示しない電磁弁等を介して気体の供給
源と接続されている。
【0035】また、排気部18は、図2および図3に示
す排気管64と接続されている。この排気管64は、排
気量の自動調整が可能なシーケンシャルダンパー110
を介して真空ポンプや排気ファン等の排気手段と接続さ
れている。
【0036】この塗布液除去ヘッド61により基板5の
端縁付近に塗布れた塗布液を洗浄除去する際には、洗浄
液供給ノズル14および裏面用洗浄液供給ノズル16か
ら基板5の端縁両面に洗浄液を供給するとともに、気体
供給ノズル15および裏面用気体供給ノズル17から基
板5の端縁両面に向けて気体を噴出することにより、洗
浄液により溶解された塗布液を含む洗浄液を基板5の端
縁から外方に吹き飛ばす。そして、基板5の端縁から外
方に吹き飛ばされた洗浄液を排気部18により吸引除去
するように構成されている。
【0037】図2および図3に示すように、前記塗布液
除去ヘッド移動機構81は、支持具82を介して各塗布
液除去ヘッド61を支持するとともに、固定フレーム8
4に付設された上下一対のガイド部材85に案内され、
矩形状をなす基板5の端縁に沿って移動可能な4個の支
持アーム83を有する。そして、各支持アーム83は、
駆動モータ86に連動連結された駆動プーリ87と複数
の従動プーリ88とに亘って巻回されたワイヤー89に
連結されている。このため、駆動モータ86を正逆転さ
せることにより、各塗布液除去ヘッド61は、基板5の
端縁に沿って往復移動する。
【0038】また、塗布液除去ヘッド61は、支持アー
ム83上を摺動することにより、基板5の端縁と交差す
る方向に移動可能に構成されている。すなわち、図4に
示すように、塗布液除去ヘッド61を支持する支持具8
2には、ネジ部112が付設されている。また、支持ア
ーム83上には、モータ113が固定されており、この
モータ113の回転軸114は、カップリング116を
介してボールネジ115と接続されている。そして、こ
のボールネジ115は、支持具82に付設されたネジ部
112と螺合している。
【0039】このため、モータ113の駆動でボールネ
ジ115が回転することにより、塗布液除去ヘッド61
は基板5の端縁と交差する方向に移動する。そして、後
述するように、この塗布液除去ヘッド61の位置を基板
5の端縁と交差する方向に調整することにより、塗布液
除去ヘッド61による塗布液の洗浄幅を調整することが
可能となる。
【0040】図2に示すように、真空チャック51に支
持された基板5の上方には、一対のCCDカメラ111
が配設されている。これらのCCDカメラ111は、図
3において符号Aで示す基板5の角部付近を撮像するこ
とにより、図15に示す基板5の各辺の中央部に形成さ
れた隆起部11aの幅と、基板5の角部付近に形成され
た扇状の隆起部11bの大きさとを測定するためのもの
である。
【0041】図6は上述した端縁洗浄装置4の主要な電
気的構成を示すブロック図である。
【0042】この端縁洗浄装置4は、装置の制御に必要
な動作プログラムが格納されたROM121と、制御時
にデータ等が一時的にストアされるRAM122と、論
理演算を実行するCPU123とから成る制御部120
を有する。この制御部120は、インターフェース12
4を介して、上述したCCDカメラ111およびこのC
CDカメラにより撮像した画像を表示するためのCRT
125を接続されている。また、制御部120は、上述
したシーケンシャルダンパ110および塗布液除去ヘッ
ド61を移動するためのモータ113とも接続されてい
る。
【0043】次に、上述した端縁洗浄装置4を含むこの
発明に係る基板処理装置全体の基板処理動作について説
明する。
【0044】この基板処理装置により処理されるべき基
板5は、最初に、回転式塗布装置2に搬入される。そし
て、この基板5は、スピンチャック101に支持された
状態で、その表面にフォトレジスト等の塗布液が供給さ
れる。しかる後、基板5がスピンチャック101ととも
に高速回転することにより、基板5の表面に塗布液の薄
膜が形成される。なお、基板5を高速回転させながらそ
の表面に塗布液を供給する構成としてもよい。
【0045】回転式塗布装置2により塗布液が塗布され
た直後の基板5の端縁部には、図15に示す隆起部11
が、基板5の表面に形成された塗布液の薄膜10と連続
する状態で形成される。この隆起部11は、基板5の各
辺の中央部においては、均一な幅を有する隆起部11a
となり、また、基板5の角部付近においては、扇状の形
状を有する隆起部11bとなる。
【0046】次に、塗布液塗布後の基板5をよび乾燥装
置3に搬入する。そして、排気機構107によりケース
本体102と蓋体103とから構成される減圧チャンバ
ー106内を排気して基板5の表面に塗布された塗布液
を減圧乾燥する。
【0047】このような減圧乾燥を実行することによ
り、図16(a)に示すような塗布直後の比較的高い山
状の隆起部11が、図16(b)に示すような比較的低
くそのすそ野が広い山状の隆起部12に変化することを
防止することができる。このため、隆起部12を洗浄除
去するために必要となる洗浄幅を大きく設定する必要は
ない。また、未乾燥の塗布液の対流に起因する基板5の
搬送時の搬送装置との接触ムラを防止することも可能と
なる。
【0048】そして、端縁洗浄装置4により、減圧乾燥
後の基板5の端縁付近に塗布された塗布液を洗浄除去す
る。この塗布液の洗浄除去は、図7のフローチャートに
示す工程により実行される。
【0049】すなわち、最初に、基板5の端縁付近に形
成された隆起部11の幅を測定する(ステップS1)。
より具体的には、図15に示す基板5の各辺の中央部に
形成された隆起部11aの幅と、基板5の角部付近に形
成された扇状の隆起部11bの大きさ(曲率半径等)と
を測定する。この測定は、図2に示す一対のCCDカメ
ラ111により、図3に示す基板5の角部付近の領域A
を撮像し、その画像データを制御部120で画像処理す
ることにより実行される。
【0050】次に、ステップS1で測定した隆起部11
a、11bの幅に基づいて、端縁洗浄装置4による洗浄
幅を決定する(ステップS2)。より具体的には、図4
に示すモータ113の駆動により塗布液除去ヘッド61
を基板5の端縁と交差する方向に移動させることによ
り、塗布液除去ヘッド61における洗浄液供給ノズル1
4の基板5の端縁からの距離を調整し、基板5の端縁付
近に塗布された塗布液を基板5の端縁部に形成される塗
布液の隆起部11a、11bの幅より大きな洗浄幅で洗
浄除去し得るような塗布液除去ヘッド61の位置を決定
する。
【0051】図8は、このような位置に配置された状態
における基板5と洗浄液供給ノズル14との配置関係を
示す説明図である。
【0052】この図に示すように、基板5の端縁付近に
塗布された塗布液を基板5の端縁部に形成される塗布液
の隆起部11の幅より大きな洗浄幅で洗浄除去し得るよ
うにするためには、洗浄液供給ノズル14から隆起部1
1における最も内側の位置に向けて洗浄液を供給する必
要がある。これを可能とするためには、洗浄液供給ノズ
ル14を、基板5の端縁から隆起部11の幅L2より大
きい距離L1だけ離隔した位置の上方に配置することが
好ましい。
【0053】但し、図9に示すように、洗浄液供給ノズ
ル14を基板5の端縁から隆起部の幅L2より小さいだ
け離隔した位置の上方に配置した場合であっても、洗浄
液100の表面張力等を利用して隆起部11における最
も内側の位置に向けて洗浄液100を供給する構成とす
ることも可能である。
【0054】このとき、上述したように、基板5の各辺
の中央部に形成された隆起部11aの幅と、基板5の角
部付近に形成された扇状の隆起部11bの大きさ(曲率
半径等)とは異なるため、洗浄装置4により洗浄幅は、
隆起部11aと隆起部11bとで各々異なる値に設定す
ることが好ましい。このため、この洗浄装置4において
は、基板5の各辺の中央部を洗浄する場合と角部付近を
洗浄する場合とで、その洗浄幅を異ならせている。
【0055】図10は、基板5の各辺の中央部を洗浄す
る場合と角部付近を洗浄する場合の各々の洗浄幅を説明
する説明図である。
【0056】この図に示すように、基板5の各辺の中央
部を洗浄する場合においては、隆起部11aの幅よりも
大きな洗浄幅aで洗浄し得るように、洗浄液供給ノズル
14の位置を設定する。一方、基板5の角部付近を洗浄
する場合においては、隆起部11bの幅よりも大きな洗
浄幅bで洗浄し得るように、洗浄液供給ノズル14の位
置を設定する。これにより、互いに大きさの異なる隆起
部11a、11bを効率的に洗浄することが可能とな
る。
【0057】なお、これらの洗浄幅a、bに基づく洗浄
液供給ノズル14の位置の設定値は、制御部120にお
けるRAM122に一旦記憶され、後述する洗浄工程に
おいてCPU123により呼び出される。
【0058】なお、基板5として、その各辺の中央部に
形成された隆起部11aに近接した位置にパターンが存
在しないものを使用する場合においては、基板5の端縁
全域を図10に示す洗浄幅bで洗浄するようにしてもよ
い。また、基板5として、その端縁付近にアライメント
マーク等が配置されたものを使用する場合においては、
アライメントマーク等の付近のみ洗浄幅を小さく設定す
るようにしてもよい。
【0059】再度図7を参照して、洗浄幅の設定が完了
すれば、排気量の設定を行う(ステップS3)。すなわ
ち、上述したように洗浄液供給ノズル14の位置を調整
して洗浄幅を変更した場合には、図4に示す排気部18
からの排気量を洗浄幅に対応させて変更することが好ま
しい。より具体的には、シーケンシャルダンパ110を
調整することにより、洗浄幅が大きい場合には排気量を
大きく、また、洗浄幅が小さい場合には排気量が小さく
なるような設定を行う。
【0060】これらの洗浄幅に基づく排気量の設定値
は、制御部120におけるRAM122に一旦記憶さ
れ、後述する洗浄工程においてCPU123により呼び
出される。
【0061】以上の行程が完了すれば、洗浄動作を実行
する(ステップS4)。
【0062】先ず、図4に示すモータ113の駆動によ
り、塗布液除去ヘッド61における洗浄液供給ノズル1
4を、上述した洗浄幅bで洗浄が可能な位置に配置す
る。また、排気部18からの排気量が洗浄幅bと対応す
る値になるようにシーケンシャルダンパ110を調整す
る。そして、塗布液除去ヘッド61における洗浄液供給
ノズル14および裏面用洗浄液供給ノズル16から基板
5の端縁両面に洗浄液を供給するとともに、気体供給ノ
ズル15および裏面用気体供給ノズル17から基板5の
端縁両面に向けて気体を噴出する。
【0063】しかる後、塗布液除去ヘッド移動機構81
により、各塗布液除去ヘッド61を基板5の端縁に沿っ
て移動させる。これにより、基板5の端縁両面に洗浄液
が供給され、基板5の端縁付近に塗布された塗布液が溶
解除去される。塗布液の洗浄除去に供された洗浄液と溶
解除去された塗布液は、気体供給ノズル15および裏面
用気体供給ノズル17から基板5の端縁両面に向けて噴
出される気体により、基板5の端縁から外方に吹き飛ば
された後、排気部18により吸引除去される。この状態
において、各塗布液除去ヘッド61が基板5の端縁に沿
って移動することにより、基板5の端縁全域に亘って塗
布液を吸引除去することができる(第1洗浄工程)。
【0064】各塗布液除去ヘッド61が基板5の角部付
近を通過し、隆起部11bが洗浄除去されれば、モータ
113の駆動により、塗布液除去ヘッド61における洗
浄液供給ノズル14を、上述した洗浄幅aで洗浄が可能
な位置に配置する。また、排気部18からの排気量が洗
浄幅aと対応する値になるようにシーケンシャルダンパ
110を調整する。そして、引き続き各塗布液除去ヘッ
ド61の基板5の端縁に沿った移動を継続する(第2洗
浄工程)。
【0065】各塗布液除去ヘッド61が基板5の各辺の
中央部を通過し、隆起部11aが洗浄除去されれば、モ
ータ113の駆動により、塗布液除去ヘッド61におけ
る洗浄液供給ノズル14を、再度洗浄幅bで洗浄が可能
な位置に配置する。また、排気部18からの排気量が洗
浄幅bと対応する値になるようにシーケンシャルダンパ
110を調整する。そして、引き続き各塗布液除去ヘッ
ド61の基板5の端縁に沿った移動を継続する(第3洗
浄工程)。
【0066】そして、各塗布液除去ヘッド61が基板5
の角部を通過すれば、洗浄動作を終了する。これによ
り、基板5の端縁付近に形成された隆起部11a、11
bの全てを有効に洗浄除去することが可能となる。
【0067】なお、上述した第1洗浄工程において、基
板5の角部付近に形成された隆起部11bを完全に洗浄
除去しうる場合においては、第3洗浄工程を実行するこ
となく、洗浄幅aの状態のまま、各塗布液除去ヘッド6
1を基板5の角部を通過するまで移動させるようにして
もよい。
【0068】上述した実施形態における端縁洗浄装置4
においては、基板5の角部付近の洗浄幅を基板5の各辺
の中央部の洗浄幅より大きく設定することにより、基板
5の角部付近において扇状に形成される隆起部11bを
洗浄除去する構成を採用している。しかしながら、基板
5の各辺の中央部に形成される隆起部11aを洗浄する
ための洗浄液供給ノズルとは別に、基板5の角部付近に
おいて扇状に形成される隆起部11bを洗浄除去するた
めの角部付近専用の洗浄液供給ノズルを配設し、この角
部専用の洗浄液供給ノズルを利用して扇状の隆起部を洗
浄除去する構成としてもよい。
【0069】図11乃至図13は、このような実施形態
に係る端縁洗浄装置の構成を示す概要図である。
【0070】端縁洗浄装置は、上述した実施形態に係る
塗布液除去ヘッド61の他に、基板5の角部付近におい
て扇状に形成される隆起部11bを洗浄除去するための
角部付近専用の塗布液除去ヘッド62を備える。この塗
布液除去ヘッド62は、塗布液除去ヘッド61と同様の
構成を有する。但し、塗布液除去ヘッド61は、上述し
た実施形態の場合と同様、図12に示すように基板5の
端縁に沿って移動するのに対し、塗布液除去ヘッド61
は、図13に示すように基板5の角部に対して近接ある
いは離隔する方向に往復移動する構成となっている。
【0071】また、図11に示すように、塗布液除去ヘ
ッド61と塗布液除去ヘッド62とは、上下方向に重畳
した状態で配設されている。そして、スピンチャック5
1は、基板5を吸着保持した状態で上下方向に移動可能
に構成されている。
【0072】このような構成を有する端縁洗浄装置にお
いては、先ず、図11において仮想線で示すように、基
板5の端縁が塗布液除去ヘッド61と対向する高さ位置
となるようにスピンチャック51を配置する。しかる
後、塗布液除去ヘッド61を基板5の端縁に沿って移動
させることにより、図14に示すように、洗浄幅aで基
板5の端縁付近を洗浄する。
【0073】この状態においては、基板5の各辺の中央
部に形成された隆起部11aは完全に洗浄除去される
が、基板5の角部に形成された隆起部11bはその一部
が基板5上に残存する。
【0074】このため、図11において実線で示すよう
に、基板5の端縁が塗布液除去ヘッド62と対向する高
さ位置となるようにスピンチャック51を配置する。し
かる後、塗布液除去ヘッド62を基板5の角部から中央
部方向に向けて移動させることにより、図14に示すよ
うに、基板5の角部から距離cの領域を洗浄する。
【0075】以上の2工程の動作により、基板5の端縁
付近に形成された隆起部11a、11bの全てを有効に
洗浄除去することが可能となる。
【0076】なお、上述した実施形態においては、塗布
装置として、基板の表面に塗布液を供給するとともにこ
の基板を回転させることにより基板の表面に塗布液を薄
膜状に塗布する回転式塗布装置3を採用しているが、上
述のような端縁部の隆起部を除去するのには上記に限ら
ず本発明は有効であり、例えばこのような回転式塗布装
置3のかわりに、スリット状の塗布液吐出口から塗布液
を吐出するとともに、この塗布液吐出口と基板とを相対
的に移動させることにより、塗布液を薄膜状に塗布する
塗布装置等を使用してもよい。
【0077】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4に記載の発明によ
れば、端縁洗浄装置が基板の端縁付近に塗布された塗布
液を基板の端縁部に形成される塗布液の隆起部の幅より
大きな洗浄幅で洗浄除去することから、基板の端縁付近
に形成された塗布液の隆起部を有効に洗浄除去すること
ができる。このため、パターン露光を行うための露光装
置とは別に周辺露光装置を別途設置する必要がなくな
り、基板の製造ラインのコストが低減と基板の生産性の
向上を実現することが可能となる。
【0078】請求項5に記載の発明によれば、検出機構
により検出した隆起部の幅に基づいて洗浄幅を決定する
ことにより、各種の幅を有する隆起部を有効に洗浄除去
することが可能となる。
【0079】請求項6に記載の発明によれば、検出機構
により検出した隆起部の幅に基づいて洗浄液供給ノズル
を基板の端縁と交差する方向に移動させることにより、
共通の洗浄液供給ノズルを利用して幅の異なる隆起部を
有効に洗浄除去することが可能となる。
【0080】請求項7に記載の発明によれば、基板の角
部付近において扇状に形成される隆起部に向けて洗浄液
を供給する角部付近専用の洗浄液供給ノズルにより、扇
状の隆起部を洗浄除去することが可能となる。
【0081】請求項8に記載の発明によれば、基板の角
部付近の洗浄幅を基板の各辺の中央部の洗浄幅より大き
く設定することにより、特別の洗浄液供給ノズルを配設
することなく基板の角部付近において扇状に形成される
隆起部を洗浄除去することが可能となる。
【0082】請求項9に記載の発明によれば、塗布装置
により塗布液が塗布された後、端縁洗浄装置により塗布
液を洗浄除去する前に、基板の表面に塗布された薄膜を
乾燥する予備乾燥装置をさらに備えることから、隆起部
が広がりその幅が増大することを防止することができ
る。このため、隆起部を洗浄除去するための洗浄幅が大
きくなることを防止することが可能となる。
【0083】請求項10に記載の発明によれば、基板の
端縁付近に塗布された塗布液を、前記基板の端縁部に形
成される塗布液の隆起部の幅より大きな洗浄幅で洗浄除
去することから、基板の端縁付近に形成された塗布液の
隆起部を有効に洗浄除去することができる。このため、
パターン露光を行うための露光装置とは別に周辺露光装
置を別途設置する必要がなくなり、基板の製造ラインの
コストが低減と基板の生産性の向上を実現することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板処理装置の概要図である。
【図2】端縁洗浄装置4の側面図である。
【図3】端縁洗浄装置4の平面図である。
【図4】塗布液除去ヘッド61を真空チャック51の一
部とともに示す断面図である。
【図5】塗布液除去ヘッド61のカバー13を破断して
示す正面図である。
【図6】端縁洗浄装置4の主要な電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図7】洗浄工程を示すフローチャートである。
【図8】基板5と洗浄液供給ノズル14との配置関係を
示す説明図である。
【図9】基板5と洗浄液供給ノズル14との配置関係を
示す説明図である。
【図10】基板5の各辺の中央部を洗浄する場合と角部
付近を洗浄する場合の各々の洗浄幅を説明する説明図で
ある。
【図11】第2実施形態に係る端縁洗浄装置の構成を示
す概要図である。
【図12】第2実施形態に係る端縁洗浄装置の構成を示
す概要図である。
【図13】第2実施形態に係る端縁洗浄装置の構成を示
す概要図である。
【図14】基板5の各辺の中央部を洗浄する場合と角部
付近を洗浄する場合の各々の洗浄領域を説明する説明図
である。
【図15】隆起部11を説明するための基板5の平面図
である。
【図16】隆起部11の形状を模式的に示す拡大図であ
る。
【符号の説明】
2 回転式塗布装置 3 予備乾燥装置 4 端縁洗浄装置 5 基板 11 隆起部 12 隆起部 14 洗浄液供給ノズル 15 気体供給ノズル 18 排気部 24 洗浄液供給管 51 真空チャック 61 塗布液除去ヘッド 62 塗布液除去ヘッド 81 塗布液除去ヘッド移動機構 82 支持具 83 支持アーム 101 スピンチャック 106 減圧チャンバー 107 排気機構 110 シーケンシャルダンパ 111 CCDカメラ 112 ネジ部 113 モータ 115 ボールネジ 120 制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の基板の表面に塗布液を供給する
    ことにより塗布液を薄膜状に塗布する塗布装置と、 前記塗布装置により塗布液の薄膜が塗布された基板の端
    縁付近に洗浄液を供給することにより、前記基板の端縁
    付近に塗布された塗布液を、前記基板の端縁から所定の
    洗浄幅で洗浄除去する端縁洗浄装置と、 を備える基板処理装置において、 前記端縁洗浄装置は、前記基板の端縁付近に塗布された
    塗布液を、前記基板の端縁部に形成される塗布液の隆起
    部の幅より大きな洗浄幅で洗浄除去することを特徴とす
    る基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記塗布装置は、前記基板の表面に塗布液を供給すると
    ともにこの基板を回転させることにより、前記基板の表
    面に塗布液を薄膜状に塗布する基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記端縁洗浄装置は、前記隆起部における最も内側の位
    置に向けて洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルを備える
    基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の基板処理装置におい
    て、 前記洗浄液供給ノズルは、前記基板の端縁から前記隆起
    部の幅より大きい距離だけ離隔した位置の上方に配置さ
    れる基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記端縁洗浄装置は、前記隆起部の幅を検出する検出機
    構を備え、当該検出機構により検出した前記隆起部の幅
    に基づいて前記洗浄幅を決定する基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の基板処理装置におい
    て、 前記検出機構により検出した前記隆起部の幅に基づいて
    前記洗浄液供給ノズルを前記基板の端縁と交差する方向
    に移動させるノズル移動機構を備える基板処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記端縁洗浄装置は、前記基板の角部付近において扇状
    に形成される隆起部に向けて洗浄液を供給することによ
    り当該扇状の隆起部を洗浄除去するための角部付近専用
    の洗浄液供給ノズルを備える基板処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の基板処理装置におい
    て、 前記端縁洗浄装置は、前記基板の角部付近の洗浄幅を前
    記基板の各辺の中央部の洗浄幅より大きく設定すること
    により、前記基板の角部付近において扇状に形成される
    隆起部を洗浄除去する基板処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8いずれかに記載の
    基板処理装置において、 前記塗布装置により塗布液が塗布された後、前記端縁洗
    浄装置により塗布液を洗浄除去する前に、前記基板の表
    面に塗布された薄膜を乾燥する予備乾燥装置をさらに備
    えた基板処理装置。
  10. 【請求項10】 矩形状の基板の表面に塗布液を供給し
    て塗布液を薄膜状に塗布する塗布装置により塗布液の薄
    膜が形成された基板に対し、その端縁付近に洗浄液を供
    給することにより当該端縁付近に塗布された塗布液を所
    定の洗浄幅で洗浄除去する端縁洗浄装置において、 前記基板の端縁付近に塗布された塗布液を、前記基板の
    端縁部に形成される塗布液の隆起部の幅より大きな洗浄
    幅で洗浄除去することを特徴とする端縁洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343704A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Nec Corp 塗付膜形成方法およびその装置
JP2014175461A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Disco Abrasive Syst Ltd 保護膜形成装置

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