JP2001320625A - モニタ部を備えた制御装置 - Google Patents
モニタ部を備えた制御装置Info
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- JP2001320625A JP2001320625A JP2000138137A JP2000138137A JP2001320625A JP 2001320625 A JP2001320625 A JP 2001320625A JP 2000138137 A JP2000138137 A JP 2000138137A JP 2000138137 A JP2000138137 A JP 2000138137A JP 2001320625 A JP2001320625 A JP 2001320625A
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Abstract
コン装置として使用可能で、グリップ部を左右何れの手
で把持しても、モニタは常に正立した映像を表示し、正
立した映像を確認しながらリモコン操作を行う。 【構成】 モニタ部付き制御装置1の液晶表示部2とグ
リップ部5は、縦軸13と横軸16を有するチルトユニ
ット10を介して結合されており、グリップ部5でカメ
ラ一体型記録再生装置本体と着脱自在に結合される。モ
ニタ部付き制御装置1は、ケーブル7または無線で記録
再生装置本体と接続され、操作ボタン4によって記録再
生装置本体をリモコン操作する。グリップ部5を左手で
把持するとき、グリップ部5を横軸16のまわりに18
0°回転させると反転検出スイッチ20が押圧され、液
晶パネル3に表示される映像は上下反転されて正立状態
の映像となる。
Description
カメラ一体型記録再生装置、特に液晶モニタ付きビデオ
カメラのような映像の記録再生装置のモニタ部を備えた
制御装置に関し、さらに詳しくは、映像の記録再生装置
本体を遠隔操作(リモコン操作)するために映像の記録
再生装置から分離することが可能なモニタを備えた制御
装置(リモコン装置)に関する。
装置において、液晶表示装置からなるモニタがカメラ一
体型記録再生装置から分離可能であって、分離した液晶
モニタとカメラ一体型記録再生装置本体をケーブルで接
続し、カメラ部が撮影している被写体を手元の液晶モニ
タで確認しながら、リモコンとして遠方に設置されたカ
メラ一体型記録再生装置本体を操作するものが実用化さ
れている。
再生装置に用いられるモニタ部付き制御装置(リモコン
装置)の一例を図14,15に基いて説明する。図14
は、従来のモニタ部付き制御装置101の正面図で、図
示しないカメラ一体型記録再生装置本体と分離した状態
を、液晶モニタの表面側から見た図である。図15は、
図14の状態のモニタ部付き制御装置101を紙面内で
180°回転させた状態を示す正面図である。
示すように液晶表示部102とグリップ部105が一体
に形成されている。液晶表示部102には、液晶パネル
103と、カメラ一体型記録再生装置を記録あるいは再
生操作するための操作ボタン104が液晶パネル103
の上部に設けられている。液晶パネル103の側方に配
置されたグリップ部105の上部にはコネクタプラグ1
06が設けられ、カメラ一体型記録再生装置本体とケー
ブル107の末端に設けられたコネクタソケット108
で接続される。
型記録再生装置から取り外し、ケーブルで接続して、リ
モコン装置として用いるとき、カメラ一体型記録再生装
置本体のカメラ部が撮影した映像は、液晶パネル103
に図14に示すように正立して表示される。また、同様
に、カメラ一体型記録再生装置本体をリモコン操作して
再生動作させ、手元の液晶パネル103に表示する際の
映像も、図14に示すように正立して表示される。しか
し、モニタ部付き制御装置101を紙面内で180°回
転させ上下を逆にすると、図15に示す状態となり、当
然のことながら液晶パネル103に表示されている被写
体映像あるいは再生映像も上下が逆になった倒立した映
像が観察されることとなる。
を使用してカメラ一体型記録再生装置本体をリモコン操
作をする際は、図14に示すようにモニタ部付き制御装
置101のグリップ105を右手で把持し、液晶パネル
103に表示された被写体の映像を確認しながら液晶パ
ネル103上部の操作ボタン104を操作することによ
って、カメラ一体型記録再生装置本体から離れた位置か
らカメラ一体型記録再生装置本体を操作して撮影するこ
とができる。
御装置は、カメラ一体型記録再生装置から分離させ記録
再生装置本体とケーブルで接続することによって、モニ
タ部付き遠隔制御装置を用いて手軽にリモコン撮影をす
ることができる。しかしながら、従来のモニタ付き制御
装置は、グリップを右手で把持する場合を考慮して設計
されているため、その場合には被写体の映像が図14に
示すように正立して表示されるので、リモコン操作は不
都合なく行われるが、理由あってグリップを左手で把持
してリモコン操作を行う場合は、被写体の映像が図15
に示すように倒立して表示されることとなるので、右手
で操作ボタンを押そうとしても映像を確認しながらの操
作が難しいという問題点があった。
ち液晶表示ユニットをカメラ一体型記録再生装置から取
り外してコネクタ付きのケーブルで接続するか、または
ワイヤレスの送受信ユニットを用いて接続することによ
って、モニタ部を機器本体のリモートコントローラとし
て使用できるとともに、機器本体と一体としても使用す
ることができるモニタ部付き制御装置を提供することを
目的とする。また、モニタ部付き制御装置を着脱自在に
備えたカメラ一体型記録再生装置において、モニタ部付
き制御装置のグリップ部を左右何れの手で把持して操作
しても、モニタに表示される映像は上下反転することが
なく、常に正立した映像を確認しながらリモコン操作を
することが可能なモニタ部付き制御装置を提供すること
を目的とする。
決するためになされたものであって、そのための第1の
技術手段は、機器本体を遠隔操作することが可能なモニ
タ部を備えた制御装置であって、画像を表示するモニタ
部とグリップ部からなり、該グリップ部が前記モニタ部
に対して回動自在に結合されていることを特徴とする。
タ部を備えた制御装置において、前記モニタ部とグリッ
プ部は、互いに概ね直交する2軸を中心として回動する
よう結合されていることを特徴とする。
手段のモニタ部を備えた制御装置において、前記モニタ
部に対する前記グリップ部の相対的な回動位置の検出機
構を有することを特徴とする。
段のモニタ部を備えた制御装置において、前記グリップ
部は、前記機器本体と着脱自在であるとともに前記機器
本体と一体的に結合することが可能であって、一体的に
結合した状態において前記モニタ部は回動可能であるこ
とを特徴とする。
〜図13に示す実施例に基いて説明する。なお、実施例
の説明において、前記した従来例と同様の機能の構成要
素については、従来例の説明で使用したと同様の用語を
使用する。図1は本発明の実施例によるモニタ部付き制
御装置の正面図で、モニタ付きカメラ一体型記録再生装
置から取り外した状態を示した図である。図2は図1の
モニタ部付き制御装置の上面図、図3は図1の状態のモ
ニタ部付き制御装置を紙面内で180°回転した状態を
示す図、図4は図3の状態よりグリップ部を横軸を中心
として180°回転した状態を示し、この時液晶パネル
に表示されている被写体の映像は上下反転して表示され
ることを示す図である。
とグリップ部5が後述のチルトユニット10を介して互
いに回動自在に結合されており、グリップ部5が後述の
カメラ一体型記録再生装置本体9と着脱自在に機械的及
び電気的に結合されている。グリップ部5をカメラ一体
型記録再生装置本体9に装着したときは、モニタ部付き
制御装置1とカメラ一体型記録再生装置本体9とは図1
2に示すように一体的に結合し、その状態において液晶
表示部2を図13に示すように回転して起立させ、液晶
表示部2の液晶パネル3に表示された画像を確認しなが
ら、従来のカメラ一体型記録再生装置と同様に操作する
ことができる。
ン4からなり、操作ボタン4は液晶パネル3の上部に設
けられ、カメラ一体型記録再生装置本体9の記録動作や
再生動作を制御するための複数の操作ボタンからなる。
6は、ケーブル7の末端に設けられたコネクタソケット
8により、カメラ一体型記録再生装置本体9と接続され
る。また、グリップ部5は、チルトユニット10を介し
て液晶表示部2と連結されており、図1において水平方
向の横軸を中心として液晶表示部2に対して回動させる
ことができ、図3の状態から図4の状態に、また図4の
状態から図3の状態に自由に回動させて表裏反転するこ
とができる。
1のグリップ部5を垂直方向の縦軸のまわりに90°回
動した状態を示す上面図である。グリップ部5は、液晶
表示部2の液晶パネル3に対して垂直に折り曲げる方向
にも回動させることができ、図2の状態から図5の状態
に、また図5の状態から図2の状態に自由に回動させる
ことができるように構成されている。すなわち、グリッ
プ部5は液晶パネル3に対して直交する2軸(横軸、及
び縦軸)を中心として回動可能に結合されている。
ルトユニット10について説明する。図6は、図1のモ
ニタ部付き制御装置1の一部を切り欠いて示す正面図で
ある。図7は、図6の状態のモニタ付き制御装置1を紙
面内で180°回転させ、さらにグリップ部5を横軸1
6のまわりに180°回転させた状態の一部を切り欠い
て示す図である。図8,図9,図10は、それぞれチル
トユニット10の正面図、側面図、裏面図である。図8
は図6の状態のチルトユニット10を示し、図10は図
7の状態のチルトユニット10を示している。図9は図
8の状態のチルトユニット10の側面図である。図11
は、図5に示す状態のモニタ部付き制御装置1の一部を
切り欠いて示す正面図である。
バネ11に形成された上下一対のカール部12a,12
b中を貫通して圧入されることによりバネ力が付加され
た状態で軸支された縦軸13と、板バネ11を水平方向
に貫通し一方端部に回動ブラケット15を固着した横軸
16を有する。縦軸13の両端部には固定穴14a,1
4bが穿設され、図示しないネジによってグリップ部5
が取り付けられる。横軸16の一方端部に固着された回
動ブラケット15は図示しないネジによって液晶表示部
2が取り付けられる。また、横軸16の他方端部にスト
ッパカム17が固着されており、ストッパカム17は、
横軸16の板バネ11への圧接と抜け止めの機能と回動
ブラケット15、すなわち横軸16の回動角度を制限す
る機能を有する。すなわち、ストッパカム17に形成さ
れた突起部18が回動し、板バネ11の切り起こし部1
9と当接する。
イッチ20が設けられ、前記ストツパカム17の突起部
18により押圧されて、回動ブラケット15すなわち横
軸16の回動位置が検出されるよう構成されている。縦
軸13と横軸16は、板バネ11を介して概ね直交方向
に配置され、それぞれ板バネ11に対してバネ圧による
摩擦トルクを負荷した状態で回転させることが可能であ
る。
され、垂直方向の縦軸13がグリップ部5に固定穴14
a,14bを介して図示しないネジにより固定されてい
る。回動ブラケット15を図8の状態から図10の状態
へ横軸16を軸として180°回動させた時、ストッパ
カム17の突起部18が反転検出スイッチ20と係合し
て反転状態が検出される。このようにして、グリップ部
5が180°回動したことが検出されると、記録再生装
置本体の映像回路に対し、液晶パネルに表示される画像
を上下反転するように指示し、液晶パネル3に表示され
る映像を上下反転させることが可能となる。
13を中心として概ね90°回動することが可能である
ので、グリップ部5を液晶表示部2に対して図示の方向
へ回転させることにより、手で握った感触を変えること
ができ、握りやすいグリップ部5の姿勢を選ぶことが可
能となる。
ラ一体型記録再生装置本体9に一体的に装着した状態を
示す。カメラ一体型記録再生装置本体9に設けられた図
示しないコネクタソケットとモニタ部付き遠隔制御装置
1のコネクタプラグ6を嵌合させることにより、モニタ
部付き制御装置1をカメラ一体型記録再生装置本体9に
一体的に装着することができる。
生装置本体9への装着状態にて、液晶表示部2を起立さ
せて開いた状態を示す。液晶表示部2を記録再生装置本
体9へ一体的に装着した状態で、モニタ付き制御装置1
の液晶表示部2を縦軸13を中心として開閉し、また横
軸16を中心として回転することが可能である。
施例においては、モニタ付き制御装置1とカメラ一体型
記録再生装置本体9とをコネクタ付きのケーブル7で接
続して遠隔操作をする例であったが、ケーブル7を用い
て接続するものに限らず電波あるいは赤外線等を用いて
ワイヤレスで遠隔操作を行うようにすることができる。
この場合には、ワイヤレスの送受信ユニットをカメラ一
体型記録再生装置本体9とモニタ付き制御装置1の双方
に設けることが必要である。
本発明は次のような効果を奏する。 (1)モニタ部付き制御装置のグリップ部を左右どちら
の手で把持しても操作性のよいモニタ部付きリモコン装
置を提供することができる。 (2)グリップ部の姿勢を握りやすく変えることが可能
で、カメラ一体型記録再生装置本体に一体的に装着する
ことができるモニタ部付きリモコン装置を提供すること
ができる。 (3)モニタ、すなわち液晶表示ユニットをカメラ一体
型記録再生装置から取り外してコネクタ付きのケーブル
で接続するか、またはワイヤレスの送受信ユニットをカ
メラ一体型記録再生装置本体とモニタ部付き制御装置に
設けることにより、モニタ部を機器本体のリモートコン
トローラとして使用できる。また、モニタ部はカメラ一
体型記録再生装置本体に着脱可能であるので、本体と一
体としても使用することができる。 (4)チルトユニットの液晶表示部に対する回転位置を
検出する機構を設けて、チルトユニットを反転させた時
にそれを検出して、液晶の表示を上下反転させることに
より、グリップを180°回転させて使用することがで
きる。すなわち、右利き・左利きの使用者に対応が可能
となる。
正面図である。
°回転した状態を示す図である。
軸を中心として180°回転した状態を示す図である。
軸を中心として90°回転した状態を示す上面図であ
る。
面図である。
°回転させ、さらにグリップ部を横軸を中心として18
0°回転した状態の切欠図である。
である。
図である。
0°回転させた状態の図で、図5に対応する切欠図であ
る。
生装置本体に一体的に装着した図である。
装着し、液晶表示部を開いた状態を示す図である。
る。
80°回転させた状態を示す正面図である。
パネル、4…操作ボタン、5…グリップ部、6…コネク
タプラグ、7…ケーブル、8…コネクタソケット、9…
カメラ一体型記録再生装置本体、10…チルトユニッ
ト、11…板バネ、12a,12b…カール部、13…
縦軸、14a,14b…固定穴、15…回動ブラケッ
ト、16…横軸、17…ストッパカム、18…突起部、
19…切り起こし部、20…反転検出スイッチ。
Claims (4)
- 【請求項1】 機器本体を遠隔操作することが可能なモ
ニタ部を備えた制御装置であって、画像を表示するモニ
タ部とグリップ部からなり、該グリップ部が前記モニタ
部に対して回動自在に結合されていることを特徴とする
モニタ部を備えた制御装置。 - 【請求項2】 前記モニタ部とグリップ部は、互いに概
ね直交する2軸を中心として回動するよう結合されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のモニタ部を備えた
制御装置。 - 【請求項3】 前記モニタ部に対する前記グリップ部の
相対的な回動位置の検出機構を有することを特徴とする
請求項1または2に記載のモニタ部を備えた制御装置。 - 【請求項4】 前記グリップ部は、前記機器本体と着脱
自在であるとともに前記機器本体と一体的に結合するこ
とが可能であって、一体的に結合した状態において前記
モニタ部は回動可能であることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載のモニタ部を備えた制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000138137A JP3549460B2 (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | モニタ部を備えた制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000138137A JP3549460B2 (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | モニタ部を備えた制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3549460B2 JP3549460B2 (ja) | 2004-08-04 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1481227A1 (en) * | 2002-03-01 | 2004-12-01 | Flir Systems AB | Infrared camera with slave monitor |
CN100407767C (zh) * | 2002-09-13 | 2008-07-30 | 日本胜利株式会社 | 摄像机一体式记录再生装置 |
JP2017116815A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
-
2000
- 2000-05-11 JP JP2000138137A patent/JP3549460B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP1481227A1 (en) * | 2002-03-01 | 2004-12-01 | Flir Systems AB | Infrared camera with slave monitor |
CN100407767C (zh) * | 2002-09-13 | 2008-07-30 | 日本胜利株式会社 | 摄像机一体式记录再生装置 |
JP2017116815A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
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