JP2001320623A - 電子スチル撮像装置 - Google Patents

電子スチル撮像装置

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JP2001320623A JP2001103927A JP2001103927A JP2001320623A JP 2001320623 A JP2001320623 A JP 2001320623A JP 2001103927 A JP2001103927 A JP 2001103927A JP 2001103927 A JP2001103927 A JP 2001103927A JP 2001320623 A JP2001320623 A JP 2001320623A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画像の記録を効率良く行う電子スチル撮
像装置を提供すること。 【構成】 差分検出回路35がCCDセンサ32に連続
的に結像した静止画像を前回の静止画像と比較し、前回
に対する画像の動きを検出しその動きに変化が検出され
た静止画像の画像信号をメモリカード5Bの画像領域5
fに順次電気的に記録する。前記差分検出回路35にお
ける動き検出は、連写モードでCCDセンサ32に結像
した連続する静止画像の前回の静止画像に今回の静止画
像の差分を求めてその差分が所定の有意差を有するとき
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチル撮像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラで撮像された静止画像
は、再生装置を用いてディスプレイ等に映し出される。
従来の電子スチルカメラは、撮像した複数の静止画像を
全て記録している。また、従来の再生装置は、電子スチ
ルカメラで連写にて撮像された静止画像もそのディスプ
レイ等に一定の時間間隔でインデックス順またはランダ
ムに表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子ス
チルカメラでは、連写にて撮像され差分が少ない複数の
静止画像も全て記録され、制限のある記録容量を有効に
使用しているとはいえない。また、従来の再生装置で
は、連写にて撮像された動きのある画像を静止画像とし
て一定の時間間隔でそれぞれディスプレイ等に表示する
のみで、これらを動画として見ることはできない。さら
に、電子スチルカメラが連写にて撮像した静止画像をス
トロボ方式の動画として再生する再生装置はまだ知られ
ていない。
【0004】本発明は上述した従来技術の問題を解決
し、電子スチルカメラの静止画像の記録を効率良く行う
電子スチル撮像装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、第1の発明の電子スチル撮像装置は、連写機能
を有し、撮像内容をそれぞれ静止画像として電気的に記
録する電子スチル撮像装置であって、撮像した連続する
静止画像を前回の静止画像と比較し、前回の静止画像の
差分が所定の有意差を有するときに有効な動きとして検
出し、その動きに変化が検出されたとき、前回の静止画
像に対する今回の静止画像の差分の画像信号を順次電気
的に記録する。
【0006】第1の発明の電子スチル撮像装置は、好ま
しくは、複数回の連写を行う場合に、同じ連写で得られ
た前記連続する静止画像を特定するための連写情報を生
成し、当該連写情報を記憶する。
【0007】また、第1の発明の電子スチル撮像装置
は、好ましくは、前記連写情報は、複数の連写領域と非
連写領域とを有し、前記複数の連写領域の各々は、1回
の連写で得られた前記連続する静止画像を特定する情報
を含み、前記非連写領域は、非連写で得られた単数また
は複数の静止画像を特定する情報を含む。
【0008】また、第2の発明の電子スチル撮像装置
は、連写機能を有し、撮像内容をそれぞれ静止画像とし
て電気的に記録する電子スチル撮像装置であって、撮像
した連続する静止画像を前回の静止画像と比較し、前回
の静止画像に対する今回の静止画像の差分が所定の有意
差を有するとき有効な動きとして検出し、その動きに変
化が検出されたとき、動きに変化が検出された静止画像
全体の画像信号を順次電気的に記録する。
【0009】
【作用】第1の発明の電子スチル撮像装置では、撮像が
行われると、撮像した連続する静止画像が前回の静止画
像と比較される。そして、当該電子スチル撮像装置で
は、前回の静止画像の差分が所定の有意差を有するとき
に有効な動きとして検出される。そして、当該電子スチ
ル撮像装置では、その動きに変化が検出されたとき、前
回の静止画像に対する今回の静止画像の差分の画像信号
が順次電気的に記録される。
【0010】当該第1の発明の電子スチル撮像装置で
は、被写体の全ての動きを時間軸に沿って記録するので
はなく、被写体がわずかに変化したにすぎない場合は、
これを無視し、被写体に所定の有意差がある場合にのみ
画像信号を記録している。この構成によれば、記録され
る画像信号のデータ量が従来に比べて削減される。
【0011】また、第1の発明の電子スチル撮像装置で
は、複数回の連写を行う場合に、同じ連写で得られた前
記連続する静止画像を特定するための連写情報を生成
し、当該連写情報を記憶することで、連写を複数回行う
ことができる。
【0012】また、第2の発明の電子スチル撮像装置で
は、動きに変化が検出された静止画像全体の画像信号を
順次電気的に記録するが、当該記録は、前回の静止画像
に対する今回の静止画像の差分が所定の有意差を有する
ときにのみ行われることから、記録される画像信号のデ
ータ量が従来に比べて削減される。
【0013】
【発明の実施の形態】第1の発明の実施の形態について
説明する。図1に示すように、画像再生装置1のカード
入出力回路8には、電子スチル撮像装置としての電子ス
チルカメラ3のカード入出力回路34から取り出された
記録媒体としてのメモリカード5が組み込まれる。メモ
リカード5には、図3に示すように、電子スチルカメラ
3が撮像した複数の静止画像に応じたフレーム画像信号
5a1 〜5an がそれぞれアドレス1〜nの領域に記録
されている。
【0014】本実施形態の画像再生装置について説明す
る。画像再生装置1は、図1および図3に示す連写機能
を有する電子スチルカメラ3のメモリカード5を再生す
る装置である。図2に示すように、画像再生装置1は、
連写用画像メモリ4、カード入出力回路8、表示手段と
してのディスプレイ10、メモリ12、入力操作回路1
4、および、検出手段および制御手段としての制御回路
20で構成される。
【0015】カード入出力回路8は、メモリカード5が
画像再生装置1に組み込まれるとこのメモリカード5と
接続される。そして、制御回路20からの信号に応じて
メモリカード5に記録されたフレーム画像信号5ak
(1≦k≦n)を連写用画像メモリ4フレーム記録部4
j (1≦j≦m)またはディスプレイ10に出力す
る。このフレーム画像信号は、電子スチルカメラ3が撮
像した静止画像の1フレーム分の画像情報を有してい
る。
【0016】ディスプレイ10は、連写用画像メモリ4
のフレーム記録部4aj またはカード入出力回路8を介
してメモリカード5からフレーム画像信号5ak を入力
し、これに応じた画像を表示する。
【0017】入力操作回路14は、たとえば、複数の釦
で構成される入力手段を有し、これらの釦を利用者が操
作することで連写モードおよび連写用切換間隔を入力
し、これらに応じた信号を制御回路20に出力する。
【0018】連写用画像メモリ4は、フレーム記録部4
1 〜4am で構成され、制御回路20からの信号に応
じてカード入出力回路8を介してメモリカード5から連
写された複数のフレーム画像信号5ak を順次入力し、
これらのフレーム画像信号5ak をフレーム記録部4a
1 から順番に記録する。メモリ12には、連写情報が記
録されている。図4(A)に連写情報のデータ構造の図
を示す。図4(A)に示すように、連写情報は、p個の
連写領域Aおよび非連写領域Bを有する。連写領域Aお
よび非連写領域Bは、電子スチルカメラのメモリカード
5がn個の静止画像に応じたフレーム画像信号を記録す
る場合にはそれぞれnビットで構成され、k(1≦k≦
n)ビット目がメモリカード5のアドレスkに記録され
たフレーム画像信号5ak の連写に関する情報(たとえ
ば、連写で撮像されたフレーム画像信号であれば”
1”、そうでなければ、”0”になっている)を示して
いる。pは、後述する画像再生装置1で動画として表示
できる連写の回数である。
【0019】図4(B)に連写情報の連写領域Aの例を
示す。連写領域Aは図4(B)に示すようにnビットで
構成され、この連写にて4回撮像が行われた場合にはこ
のnビットのうち4ビットが1になっている。k(1≦
k≦n)ビット目が電子スチルカメラに記録されたアド
レスkのフレーム画像信号5ak の連写情報に対応して
いるため、この連写領域Aは、メモリカード5のアドレ
ス1,3,4,9のフレーム画像信号5a1 ,5a3
5a4 ,5a9が連写にて撮像されたことを示してい
る。連写されたフレーム画像信号が記録されたメモリカ
ード5のアドレスが連続でないのは、電子スチルカメラ
は撮像したフレーム画像信号の消去が可能なため連写時
に記録可能なメモリカード5のアドレスが不連続である
場合があり、この場合には、たとえば、小さなアドレス
番号から順にフレーム画像信号が記録されるからであ
る。連写情報は、制御回路20によって更新される前
は、全ての連写領域Aおよび非連写領域Bの全てのビッ
トが”0”になっている。
【0020】制御回路20における処理について説明す
る。図5に制御回路20における処理のフローチャート
図を示す。ステップS1では、制御回路20は、入力操
作回路14から画像出力モードの入力が行われたことを
示す信号を入力するとステップS2の処理を実行する。
ステップS2では、制御回路20は、ステップS1で入
力された画像出力モードが連写用モードであるかを判断
し、連写用モードであればステップS3の処理を実行
し、非連写用モードであればステップS9の処理を実行
する。ステップS3では、制御回路20は、メモリカー
ド5に記録された複数の静止画像に応じたフレーム画像
信号のそれぞれについてそれらが連写にて撮像されたか
を示す連写情報を作成する。ステップS3における制御
回路20の処理のフローチャート図を図6および図7に
示す。図6および図7の説明は後述する。
【0021】ステップS4では、制御回路20は、ステ
ップS3で作成した連写情報の連写領域Aを読み込む。
このとき複数の連写情報を所定の順序で読み込みむ。ス
テップS5では、制御回路20は、ステップS4で読み
込みを行った連写情報Aに連写情報が記載されているか
を判断する。制御回路20は、連写情報Aの全てのビッ
トが”0”であれば連写情報は記載されていないと判断
する。ステップS5で連写情報が記載されていと判断す
ると、制御回路20はステップS6の処理を実行し、記
載されていないと判断するとステップS8の処理を実行
する。
【0022】ステップS6では、制御回路20は、ステ
ップS4で読み込みを行った連写領域Aに記載された連
写で撮像された複数の静止画像に応じたフレーム画像信
号をカード入出力回路8を介してメモリカード5から読
み込み連写用画像メモリ4に出力する。連写用画像メモ
リ4はフレーム画像信号をメモリカード5から入力する
と、これらを所定のフレーム記録部4aに記録する。
【0023】ステップS7では、制御回路20は、ステ
ップS6で連写用画像メモリ4の複数のフレーム記録部
4aに記録されたフレーム画像信号を所定の順序でディ
スプレイ10に出力する。このとき、フレーム画像信号
のディスプレイ10への連写用出力間隔を電子スチルカ
メラ3が連写撮像を行う際のシャッタ間隔(静止画像が
連続して撮像された時間間隔)とすれば、連写にて撮像
された物体の動きと同一の動きをした動画としてディス
プレイ10に映し出される。
【0024】ステップS8では、制御回路20は、ステ
ップS4で連写情報の全ての連写領域Aの読み込みが行
われたかを判断する。そして、連写領域Aの読み込みが
行われたと判断すると制御回路20はその処理を終了
し、行われていないと判断するとステップS4の処理を
再び実行する。
【0025】また、ステップS2で制御回路20は、ス
テップS1で入力された画像出力モードが非連写用モー
ドであるとステップS9の処理が実行される。ステップ
S9では、制御回路20は、メモリカード5に記録され
た複数の静止画像に応じたフレーム画像信号をカード入
出力回路8を介してメモリカード5から順に読み込みデ
ィスプレイ10に出力する。フレーム画像信号のディス
プレイ10への出力間隔は、連写用出力間隔より長い非
連写用出力間隔である。
【0026】以下、制御回路20のステップS3におけ
る連写情報作成の処理の詳細について説明する。図6お
よび図7に制御回路20のステップS3における処理の
フローチャート図を示す。ステップS100では、制御
回路20は、メモリカード5に記録されたフレーム画像
信号の読み込みを行う。このフレーム画像信号の読み込
みは、ステップS100を最初に実行するときは、アド
レス1に記録されたフレーム画像信号5a1 を読み込
む。また、2回目以降に読み込むときは、連写情報に記
載されたいずれの連写領域Aで連写であると記載されて
いなく、なおかつ以前にステップS100を実行した際
に読み込みを行っていないアドレスのフレーム画像信号
を読み込む。
【0027】ステップS101では、制御回路20は、
ステップS100で読み込みを行ったフレーム画像信号
とメモリカード5の全てのアドレスに記録されたフレー
ム画像信号とを比較し差分を求める。ステップS102
では、制御回路20は、ステップS101で求めた差分
が予め定められた差分値(所定の有意差)未満であれば
同一連写にて撮像されたフレーム画像信号であると判断
してステップS103の処理を実行し、予め定められた
差分以上であればステップS104の処理を実行する。
【0028】ステップS103では、制御回路20は、
連写領域AのステップS100およびステップS101
で読み込みを行ったメモリカード5のアドレスに対応す
るビットを”1”にする。ステップS100で読み込ん
だフレーム画像信号についてステップS103の処理を
最初に実行するときには、制御回路20は、以前にステ
ップS103の処理が行われていない新規な連写領域A
(nビット全てが”0”である連写領域A)についてス
テップS103の処理を行う。
【0029】ステップS104では、制御回路20は、
ステップS101においてメモリカード5の全てのアド
レスのフレーム画像信号と比較を行ったかを判断し、行
っていればステップS105の処理を実行し、行ってい
なければステップS101の処理を再び実行する。ステ
ップS105では、制御回路20は、連写情報の全ての
連写領域Aにおいて連写であると記載されていなく(ビ
ットが”0”である)、なおかつステップS100で読
み込みが行われていないメモリカード5のアドレスがあ
るかを判断し、なければステップS106の処理を実行
し、あればステップS100の処理を再び実行する。
【0030】ステップS106では、制御回路20は、
連写情報の全ての連写領域Aにおいて連写であると記載
されていない(ビットが”0”である)メモリカード5
のアドレスには非連写フレーム画像信号が記録されてい
ると判断し、連写領域Bのそのアドレスに対応するビッ
トを”0”とし、それ以外のビットを”1”にする。こ
のように本実施形態の画像再生装置1では、メモリカー
ド5に記録された静止画像に応じたフレーム画像信号か
らそのフレーム画像信号の撮像時の連写の有無を検出
し、この連写情報を用いて連写にて撮像されたフレーム
画像信号を精度の高い動画としての再生することができ
る。
【0031】第2の発明の実施の形態について説明す
る。本実施形態の電子スチルカメラについて説明する。
図8に、電子スチルカメラ3Aの構成図を示す。電子ス
チルカメラ3Aは、シャッタ機構30、CCDセンサ3
2、メモリカード5A、入力操作回路38、カード入出
力回路34A、および、制御回路36Aで構成される。
【0032】メモリカード5Aは、連写情報が記録され
る連写情報記録手段としての連写情報領域5b、およ
び、電子スチルカメラ3Aが撮像した静止画像に応じた
フレーム画像信号を記録する画像領域5aを有する。シ
ャッタ機構30は、制御回路36Aから開動作信号を入
力するとシャッタを開き、閉動作信号を入力するとシャ
ッタを閉じる。CCDセンサ32は、制御回路36Aか
らの結像信号に応じてシャッタ機構30を介して外部の
風景(物体)を結像し、この結像に応じたフレーム画像
信号を制御回路36Aからの信号に応じてメモリカード
5Aに出力する。
【0033】メモリカード5Aの画像領域5aは、CC
Dセンサ32からフレーム画像信号を入力し、これを画
像領域5aの所定のアドレスに記録する。メモリカード
5Aの連写情報領域5bは、制御回路36Aが後述する
処理を行い作成した連写情報を記録する。この連写情報
は、上述した第1の発明の実施の形態の画像再生装置1
で説明した図3に示す連写情報と同一のデータ構造であ
る。入力操作回路38は、シャッタ釦を有し、利用者が
シャッタ釦を操作し、操作に応じた信号が制御回路36
Aに出力される。
【0034】カード入出力回路34Aは、メモリカード
5Aが組み込まれると、これと接続し、CCDセンサ3
2の結像に応じたフレーム画像信号を入力し、このフレ
ーム画像信号をメモリカード5Aの画像領域5aの所定
のアドレスに記録する。また、制御回路36Aからの信
号に応じてメモリカード5の連写情報領域5bの更新を
行う。
【0035】制御回路36Aにおける処理について説明
する。図9および図10に制御回路36Aにおける処理
のフローチャート図を示す。ステップS10では、制御
回路36Aは、メモリカード5Aが組み込まれたことを
検出するとステップS11の処理を実行する。ステップ
S11では、制御回路36Aは、メモリカード5の連写
情報領域5bに記録された連写情報を初期化する。初期
化された連写情報は、図4(A)に示す全ての連写領域
Aの全てのビットが”0”、連写領域Bの全てのビット
が”1”になっている。ステップS12では、制御回路
36Aは、入力操作回路38からシャッタ釦が押された
ことを示す信号を入力するとステップS13の処理を実
行する。
【0036】ステップS13では、シャッタ機構30に
シャッタ開動作信号を出力し、その後所定の連写用切換
間隔でシャッタ閉動作信号を出力する。シャッタ機構3
0は制御回路36Aから開動作信号を入力するとシャッ
タを開き、閉動作信号を入力するとシャッタを閉じる。
また、制御回路36Aは、CCDセンサ32にシャッタ
機構30に開動作信号を出力するタイミングで画像結像
信号を出力し、シャッタ機構30に閉動作信号を出力す
るタイミングで画像非結像信号を出力する。CCDセン
サ32は、制御回路36Aから画像結像信号を入力する
とシャッタ機構30を介して外部の風景を受光素子に結
像させ、この結像に応じたフレーム画像信号を作成し、
このフレーム画像信号をメモリカード5Aに出力する。
メモリカード5Aは、CCDセンサ32からフレーム画
像信号を入力するとこのフレーム画像信号を画像領域5
aの所定のアドレスに記録する。つまり、メモリカード
5Aの画像領域5aには連写にてCCDセンサ32に結
像した複数のフレーム画像信号が記録される。
【0037】ステップS14では、制御回路36Aは、
メモリカード5の画像領域5aのメモリ容量に余裕があ
るかを判断し、余裕がなければ処理を終了し、余裕があ
ればステップS15の処理を実行する。ステップS15
では、制御回路36Aは、入力操作回路38からの信号
を基に、シャッタ釦が継続して押されているかを判断す
る。そして、押されていなければステップS19の処理
を実行し、押されていればステップS16の処理を実行
する。ステップS19では、制御回路36Aは、ステッ
プS13で撮像したフレーム画像信号が記録されたメモ
リカード5Aの画像領域5bのアドレスに対応する非連
写領域Bのビットを”0”にする。
【0038】一方、ステップS15で制御回路36Aが
シャッタ釦が押されていると判断するとステップS16
の処理を実行する。ステップS16における制御回路3
6Aの処理はステップS13における処理と同一であ
る。ステップS17では、制御回路36Aは、ステップ
S16で撮像したフレーム画像信号が記録されたメモリ
カード5Aの画像領域5bのアドレスに対応する連写領
域Aのビットを”1”にする。ステップS15の処理の
次にステップS17における処理を行う場合には連写情
報の新規な連写情報A(全てのビットが”0”である連
写領域A)について処理を行い、そうでない場合には以
前に書き込みを行った連写領域Aについて処理を行う。
【0039】ステップS18における処理はステップS
14における処理と同一である。制御回路36Aは,ス
テップS18でメモリ容量に余裕がないと判断すると処
理を終了し、余裕があると判断するとステップS20の
処理を実行する。ステップS20における処理はステッ
プS15における処理と同一である。制御回路36A
は、ステップS20でシャッタが押されていると判断す
るとステップS16の処理を再び実行し、押されていな
いと判断するとステップS12の処理を再び実行する。
このように本実施形態の電子スチルカメラ3Aでは、連
写にて撮像されたフレーム画像信号を示す連写情報をメ
モリカード5Aに記録することができる。
【0040】本実施形態の画像再生装置について説明す
る。本実施形態の画像再生装置1aは、上述の電子スチ
ルカメラ3Aで撮像された静止画像を再生する装置であ
る。本実施形態の画像再生装置1Aは、上述の第1の発
明の実施の形態の画像再生装置1と同様に、連写用画像
メモリ4、カード入出力回路8A、表示手段としてのデ
ィスプレイ10、メモリ212、入力操作回路14、お
よび、制御手段としての制御回路20Aで構成される。
【0041】カード入出力回路8Aは、メモリカード5
Aが画像再生装置1Aに組み込まれるとこのメモリカー
ド5Aと接続される。そして、制御回路20Aからの信
号に応じてメモリカード5Aの連写情報領域5bに記録
された連写情報をメモリ212に出力する。また、制御
回路20Aからの信号に応じてメモリカード5Aの画像
領域5aの所定のアドレスに記録されたフレーム画像信
号を連写用画像メモリ4の所定のフレーム記録部4aに
出力する。メモリ212は、カード入出力回路8Aを介
してメモリカード5Aから入力した連写情報を記録す
る。
【0042】制御回路20Aにおける処理について説明
する。図11に制御回路20Aのフローチャート図を示
す。制御回路20Aにおける処理は、ステップS32に
おける処理が図5に示す上述した第1の発明の実施の形
態の画像再生装置1のステップS3における処理が異な
ること以外は画像再生装置1と同一である。本実施形態
では、上述した電子スチルカメラ3Aがメモリカード5
Aの連写情報領域5bに連写情報を記録したため、画像
再生装置1Aは、連写情報をメモリカード5Aの連写情
報領域5bから読み込めばよい。
【0043】ステップS30、ステップS31、におけ
る処理が第1の発明の実施の形態の画像再生装置1の制
御回路20のステップS1、ステップS2における処理
とそれぞれ同一である。
【0044】ステップS32では、制御回路20Aは、
メモリカード5Aの連写情報領域5bから連写情報を読
み込む。ステップS33〜ステップS38における処理
が第1の発明の実施の形態の画像再生装置1の制御回路
20のステップS4〜ステップS9における処理とそれ
ぞれ同一である。このように本実施形態の画像再生装置
1Aでは、メモリカード5Aに記録された連写情報を基
に、電子スチルカメラ3Aで連写にて撮像されたフレー
ム画像信号を動画として再生することができる。
【0045】本実施形態では、電子スチルカメラ3Aが
撮像時に連写情報を記録し、画像再生装置1Aはこの連
写情報を基に連写にて撮像された静止画像を特定しこれ
らを動画としてディスプレイに表示したが、電子スチル
カメラ3Aがそれぞれの静止画像について撮像時刻を記
録し、画像再生装置1Aはこの撮像時刻から連写にて撮
像された静止画像を特定しこれらを動画としてディスプ
レイに表示してもよい。
【0046】第3の発明の実施の形態について説明す
る。本実施形態の電子スチルカメラ3Bについて説明す
る。図12に本実施形態の電子スチルカメラの構成図を
示す。本実施形態の電子スチルカメラは、シャッタ機構
30、CCDセンサ32、差分検出回路35、入力操作
回路38、、メモリ入出力回路34B、メモリカード5
Bおよび制御回路36Bで構成される。
【0047】差分検出回路35は、制御回路36Bから
の連写用信号を入力すると、シャッタ機構30のシャッ
タが連写によって切り換わる毎にCCDセンサ32の結
像に応じたフレーム画像信号を順次入力し、これを前回
に入力し記録したフレーム画像信号との差分を求め、こ
の差分が所定の有意差を有すれば、入力したフレーム画
像信号をメモリカード5Bに出力する。また、差分検出
回路35は、制御回路36Bから非連写用信号を入力す
ると、CCDセンサ32から入力したフレーム画像信号
を記録すると同時にメモリカード5Bに出力する。
【0048】メモリカード5Bの連写情報領域5eは、
上述した第1の発明の実施の形態で説明した図3に示す
連写情報を記録する。メモリカード5Bの画像領域5f
は、差分検出回路35からフレーム画像信号を入力し記
録する。画像領域5fに記録されるフレーム画像信号
は、図13に示すように各フレーム画像信号毎に撮像時
刻が記録されている。
【0049】制御回路36Bにおける処理について説明
する。図14および図15に制御回路36Bにおける処
理のフローチャート図を示す。ステップS40〜ステッ
プS42における制御回路36B処理は、上述した第2
の発明の実施の形態の電子スチルカメラ3Aの制御回路
36AにおけるステップS10〜ステップS12におけ
る処理とそれぞれ同一である。
【0050】ステップS43およびステップS44で
は、制御回路36Bは、シャッタ機構30およびCCD
センサ32に所定の信号を出力してCCDセンサ32に
外部の風景に応じた像を結像させる。それと同時に制御
回路36Bは差分検出回路35に非連写用信号を出力す
る。差分検出回路35は、この信号を入力するとCCD
センサ32の結像に応じたフレーム画像信号を入力し記
録すると同時にメモリカード5に出力する。メモリカー
ド5は、このフレーム画像信号を画像領域5fの所定の
アドレスに記録する。
【0051】ステップS45では、制御回路36Bは、
メモリカード5の画像領域5fの残存容量を調べ、所定
の基準未満であれば処理を終了し、所定の基準以上であ
ればステップS46の処理を実行する。ステップS46
では、入力操作回路38からの信号を基にシャッタが押
されているかを判断し、押されていなければステップS
54の処理を実行し、押されていればステップS47の
処理を実行する。
【0052】ステップS54では、メモリカード5の連
写情報領域5eに記録された連写情報を読み込み、この
連写情報の非連写領域B内のステップS44で書き込み
を行ったアドレスに対応するビットを”0”にする。一
方、ステップS47では、制御回路36Bは、シャッタ
機構30およびCCDセンサ32に所定の信号を出力し
てCCDセンサ32に外部の風景に応じた像を結像させ
る。ステップS48では、制御回路36Bは、差分検出
回路35に連写用信号を出力する。差分検出回路35は
この信号を入力すると、CCDセンサ32から結像に応
じたフレーム画像信号を入力し、このフレーム画像信号
と前回入力し記録されたフレーム画像信号との差分を検
出する。そして、制御回路36Bは、今回入力したフレ
ーム画像信号を記録する。
【0053】ステップS49では、制御回路36Bは、
ステップS48で検出した差分が所定の差分値より大き
ければ(所定の有意差を有すれば)ステップS50の処
理を実行し、小さければステップS52の処理を実行す
る。ステップS50では、制御回路36Bは、差分検出
回路35に所定の信号を出力し、ステップS47で差分
検出回路35に記録したフレーム画像信号をメモリカー
ド5の画像領域5fの所定のアドレスに記録させる。ス
テップS51では、制御回路36Bは、連写情報の連写
領域AのステップS50でフレーム画像信号を出力した
画像領域5fのアドレスに対応するビットを”1”にす
る。このとき制御回路36Bは、以前にステップS47
の処理をステップS46の処理の直後に行った場合に
は、新規な連写領域Aについてこの処理を行う。
【0054】ステップS52では、制御回路36Bは、
メモリカード5の画像領域5fの残存容量を調べ、所定
の基準未満であれば処理を終了し、所定の基準以上であ
ればステップS53の処理を実行する。ステップS53
では、入力操作回路38からの信号を基にシャッタが押
されているかを判断し、押されていなければステップS
42の処理を再び実行し、押されていればステップS4
7の処理を再び実行する。上述した電子スチルカメラ3
Bでは、前回の静止画像との差分が基準差分値より大き
ければ静止画像全体のフレーム画像信号をメモリカード
5Bに記録したが、前回のフレーム画像信号に対する今
回のフレーム画像信号の差分画像信号のみをメモリカー
ド5Bに記録するようにしてもよい。
【0055】本実施形態の画像再生装置について説明す
る。本実施形態の画像再生装置1Bは、上述した電子ス
チルカメラ3Bで撮像されメモリカード5Bに記録され
た静止画像を再生する装置である。画像再生装置1B
は、図2に示す上述した画像再生装置1と同一の構成で
ある。
【0056】制御回路20Bにおける処理が画像再生装
置1の制御回路20と異なる。制御回路20Bにおける
処理について説明する。図16および図17に制御回路
20Bにおける処理のフローチャート図を示す。ステッ
プS70〜ステップS75における制御回路20Bの処
理は、図5に示す制御回路20のステップS1〜ステッ
プS6における処理と同一である。
【0057】ステップS76では、制御回路20Bは、
フレーム記録部4aに所定の信号を出力し、連写用画像
メモリ4の所定のフレーム記録部4aに記録されたフレ
ーム画像信号をディスプレイ10に出力させる。このと
き、制御回路20Bは、以前ディスプレイ10に出力し
たフレーム記録部4aの次にアドレスの大きなフレーム
記録部4aのフレーム画像信号をディスプレイ10に出
力する。ステップS77では、制御回路20Bは、連写
用画像メモリ4の全てのフレーム記録部4aに記録され
たフレーム画像信号をディスプレイ10に出力したかを
判断し、出力していればステップS78の処理を実行
し、出力していなければステップS81の処理を実行す
る。
【0058】ステップS78では、制御回路20Bは、
ステップS76でディスプレイ10に出力したフレーム
画像信号と、次にアドレスの大きなフレーム記録部4a
に記録されたフレーム画像信号とをその撮像時刻につい
て比較し、撮像時刻の時刻差を検出する。
【0059】ステップS79では、制御回路20Bは、
ステップS78で検出した時刻差と電子スチルカメラ3
Bのシャッタ間隔時間と比較し、時刻差がシャッタ間隔
時間より大きければ、電子スチルカメラ3Bによる連写
時にこれらのフレーム画像信号の間にフレーム画像信号
が存在したと判断しステップS80の処理を実行する。
つまり、これらのフレーム画像信号の間に電子スチルカ
メラ3Bで前回のフレーム画像信号(ステップS76で
ディスプレイ10に出力したフレーム画像信号)と差分
が基準値以下であったためメモリカード5に記録されな
かったフレーム画像信号が存在する。
【0060】ステップS80では、制御回路20Bは、
ステップS78で検出した時刻差の時間だけステップS
76のフレーム画像信号に応じた画像をディスプレイ1
0に映し出す。一方、ステップS79で時刻差がシャッ
タ間隔時間以下であれば、ステップS76の処理を実行
し次のアドレスのフレーム記録部4aのフレーム画像信
号をディスプレイ10に出力する。
【0061】本実施形態の電子スチルカメラ3Bでは、
撮像したフレーム画像信号を前回撮像したフレーム画像
信号との差分が基準値を越えた場合にのみメモリカード
5に記録する。そのため、電子スチルカメラBが撮像可
能な静止画像の数を増やすことができる。画像再生装置
1Bで再生する際には各フレーム画像信号に記載された
撮像時刻を基にフレーム画像信号が間引かれたことを検
出し、間引いたフレーム画像信号の代わりに前回に撮像
されたフレーム画像信号を用いることでほぼ同一のフレ
ーム画像信号を得ることができる。
【0062】本発明の第4の発明の実施の形態について
説明する。本実施形態の画像再生装置は、上述した第2
の発明の実施の形態の電子スチルカメラ3Aのメモリカ
ード5Aに記録された連写にて撮像された静止画像のス
トロボ画像(ストロボ画像)を作成する装置である。図
18に本実施形態の画像再生装置のシステム構成図を示
す。図18に示すように、本実施形態の画像再生装置
は、メモリ4C、差分検出回路9、カード入出力回路8
C、画像合成回路11、ディスプレイ10、入力操作回
路14C、および、制御回路20Cで構成される。
【0063】メモリ4Cは、差分情報領域4i,連写情
報領域4j,ストロボ画像領域4mを有する。差分情報
領域4iには、差分検出回路9が検出した差分画像信号
を記録する。連写情報領域4jには、メモリカード5A
に記録された連写情報が記録される。ストロボ画像領域
4mには、画像合成回路11にて合成されたストロボ画
像信号が記録される。
【0064】カード入出力回路8Cは、制御回路20C
からの信号に応じてメモリカード5Aに記録された連写
情報およびフレーム画像信号をメモリ4Cおよび差分検
出回路9に出力する。入力操作回路14Cは、ストロボ
表示釦が設けられ、利用者がストロボ表示釦を操作する
と、この操作に応じた信号が制御回路20Cに出力され
る。差分検出回路9は、制御回路20Cからの信号に応
じて、メモリ入出力回路8Cを介してメモリカード5A
からフレーム画像信号を入力し、このフレーム画像信号
と前回入力し記録したフレーム画像信号との差分を検出
し、この差分に応じた差分画像信号をメモリ4Cに出力
する。画像合成回路11は、メモリ4Cのストロボ画像
領域4mに記録されたストロボ画像信号に差分情報領域
4iに記録された差分画像信号を合成してストロボ画像
信号を作成する。そして、このストロボ画像信号をメモ
リ4Cに出力する。
【0065】制御回路20Cにおける処理について説明
する。図19および図20に制御回路20Cにおける処
理のフローチャート図を示す。ステップS60では、制
御回路20Cは、入力操作回路14Cからストロボ表示
信号を入力するとステップS61の処理を実行する。
【0066】ステップS61では、制御回路20Cは、
カード入出力回路8Cに連写情報読込信号を出力する。
カード入出力回路8Cは、この信号を入力するとメモリ
カード5Aの連写情報領域5bに記録された連写情報を
読み込みこれをメモリ4Cに出力する。メモリ4Cは、
この連写情報を連写情報領域4jに記録する。ステップ
S62では、制御回路20Cは、メモリ4Cの連写情報
領域4jに記録された連写情報の連写領域Aの読み込み
を行う。ステップS63では、制御回路20Cは、ステ
ップS62で読み込んだ連写領域Aが連写を示すもので
あるかを判断し、連写を示すものであればステップS6
4の処理を実行し、連写を示すものでなければステップ
S67の処理を実行する。
【0067】ステップS64では、制御回路20Cは、
ステップS62で読み込まれた連写領域Aによって連写
であると示されたメモリカード5Aの画像領域5aのア
ドレスのうちアドレス番号の一番小さなアドレスに記録
されているフレーム画像信号(たとえば、図3(B)の
場合には1ビット目に対応する画像領域5aのアドレス
に記録されたフレーム画像信号)をメモリ4Cおよび差
分検出回路9に出力する。メモリ4Cは、このフレーム
画像信号をストロボ画像領域4mに初期ストロボ画像信
号として記録する。また、差分検出回路9は、このフレ
ーム画像信号を記録を前回フレーム画像信号として記録
する。
【0068】ステップS65では、制御回路20Cは、
差分検出回路9にフレーム画像信号の読み込みを示す信
号を出力する。差分検出回路9は、この信号を入力する
と連写領域Aによって連写によるフレーム画像信号が記
録されていると示されたメモリカード5Aの画像領域5
aのアドレスのうち、ステップS65を前回に実行した
とき、または、ステップS64を実行したときに読み込
みを行ったアドレスの次に大きなアドレス番号に記録さ
れたフレーム画像信号を読み込む。ステップS66で
は、制御回路20Cは、差分検出回路9に差分検出開始
を示す信号を出力する。差分検出回路9は、この信号を
入力すると、フレーム画像信号と前回フレーム画像信号
との差分フレーム画像信号を検出する。
【0069】ステップS67では、制御回路20Cは、
メモリ4Cのストロボ領域4mに記録されたストロボ画
像信号を読み込み、ステップS66で検出した差分フレ
ーム画像信号を合成し、この合成信号をストロボ画像信
号としてストロボ領域4mに記録する。ステップS68
では、制御回路20Cは、ステップS67で記録したス
トロボ画像信号をディスプレイ10に出力する。ディス
プレイ10は、このストロボ画像信号に応じた画像を表
示する。
【0070】ステップS69では、制御回路20Cは、
ステップS62で読み込みを行った連写情報Aに記載さ
れたフレーム画像信号の読み込みを全て終了したかを判
断し、終了していればステップS70aの処理を実行
し、終了していなければステップS65の処理を再び実
行する。ステップS70aでは、制御回路20Cは、連
写情報の全ての連写領域Aの読み込みが終了したかを判
断し、終了していれば処理を終了し、終了していなけれ
ばステップS62の処理を再び実行する。利用者は、連
写にて撮像された動きのある物体の変化が映し出された
ストロボ画像をディスプレイ10上に見ることができ
る。連写が複数回行われていれば、連写情報に複数の有
効な連写情報領域Aが存在し、それぞれに応じたストロ
ボ画像がディスプレイ10に表示される。
【0071】第5の発明の実施の形態について説明す
る。図21に本実施形態の電子スチルカメラ3Dの構成
図を示す。図21に示すように、電子スチルカメラ3D
は、シャッタ機構30、CCDセンサ32、入力操作回
路38、制御回路36D、マイクロフォン37、メモリ
入出力回路34Dおよび、メモリカード5Dで構成され
る。
【0072】マイクロフォン37は、制御回路36Dか
らの信号に応じて外部の音響を入力し、この音響に応じ
たフレーム音響信号をメモリカード5Dに出力する。メ
モリカード5Dは、連写情報領域5p,画像領域5g,
および,音響領域5rを有する。連写情報領域5pは、
上述の第1の発明の実施の形態で説明した図3に示す連
写情報を記録する。画像領域5gは、CCDセンサ32
の結像に応じたフレーム画像信号を記録する。音響領域
5rは、マイクロフォン37が入力した音響に応じたフ
レーム音響信号を記録する。
【0073】制御回路36Dにおける処理について説明
する。制御回路36Dにおける処理は、図9および図1
0に示す、上述した第2の発明の実施の形態の電子スチ
ルカメラ3Aの制御回路36Aにおける処理とステップ
S13およびステップS16における処理が異なること
以外は同一である。
【0074】ステップS13およびステップS16で
は、制御回路36Dは、シャッタ機構30、CCDセン
サ32に対して制御回路36Aと同一の信号を出力し
て、メモリカード5Dの画像領域5gに連写に応じた複
数のフレーム画像信号を記録させる。それと同時に、マ
イクロフォン37に外部の音響を入力することを示す信
号を出力する。マイクロフォン37は、この信号を入力
すると、外部の音響を入力し、この音響に応じたフレー
ム音響信号をメモリカード5Dに出力する。メモリカー
ド5Dはこのフレーム音響信号を音響領域5rに記録す
る。マイクロフォン37は、ステップS15およびステ
ップS20で制御回路20Dがシャッタ釦が押されてい
ないと判断したときに外部の音響の入力を停止する。本
実施形態の電子スチルカメラ3Dでは、静止画像と共に
音響も記録できる。
【0075】本実施形態の画像再生装置について説明す
る。本実施形態の画像再生装置1Dは、上述の電子スチ
ルカメラ3Dで撮像および録音された静止画像および音
響を再生する装置である。図22に本実施形態の画像再
生装置1Dのシステム構成図を示す。図22に示すよう
に、画像再生装置1Dは、連写用画像メモリ4D、連写
用音響メモリ7、カード入出力回路8D、ディスプレイ
10、スピーカ11、入力操作回路14D、メモリ12
D、および、制御回路20Dで構成される。
【0076】連写用画像メモリ4Dは、上述の第1の発
明の実施の形態の連写用画像メモリ4と同一である。連
写用音響メモリ7は、n個のフレーム記録部7aで構成
され、制御回路20Dからの信号に応じてカード入出力
回路8Dを介してメモリカード5Dの音響領域5rに記
録されたフレーム音響信号を入力する。
【0077】カード入出力回路8Dは、メモリカード5
Dが画像再生装置1Dに組み込まれるとこのメモリカー
ド5Dと接続される。そして、制御回路20Dからの信
号に応じてメモリカード5Dの連写情報領域5pに記録
された連写情報をメモリ12Dに出力する。また、制御
回路20Dからの信号に応じて画像領域5gおよび音響
領域5rに記録された連写情報、フレーム画像信号およ
びフレーム音響信号をそれぞれ連写用画像メモリ4Dお
よび連写用音響メモリ7、または、ディスプレイ10お
よびスピーカ11に出力する。スピーカ11は、連写用
音響メモリ7またはカード入出力回路8Dからフレーム
音響信号を入力し、このフレーム音響信号に応じた音響
を出力する。
【0078】制御回路20Dにおける処理について説明
する。制御回路20Dにおける処理は、図11に示す上
述の第2の発明の実施の形態で説明した画像再生装置1
Aの制御回路20Aにおける処理とステップS35、ス
テップS36およびステップS38における処理が異な
ること以外は同一である。
【0079】ステップS35では、制御回路20Dは、
ステップS33で読み込みを行った連写領域Aに記載さ
れた連写で撮像された複数の静止画像に応じたフレーム
画像信号をカード入出力回路8Dを介してメモリカード
5Dの画像領域5gから読み込み連写用画像メモリ4D
に出力する。連写用画像メモリ4Dは、フレーム画像信
号をメモリカード5Dから入力すると、これらを所定の
フレーム記録部4Daに記録する。それと同時に、制御
回路20Dは、連写領域Aに記載された連写で撮像され
た複数の静止画像に応じたフレーム音響信号をカード入
出力回路8Dを介してメモリカード5Dの音響領域5r
から読み込み連写用音響メモリ7に出力する。連写用音
響メモリ7は、フレーム音響信号をメモリカード5Dか
ら入力すると、これらを所定のフレーム記録部7aに記
録する。
【0080】ステップS36では、制御回路20Dは、
ステップS35で連写用画像メモリ4Dおよび連写用音
響メモリ7に記録されたフレーム画像信号およびフレー
ム音響信号を連写用切換間隔で所定の順序でそれぞれデ
ィスプレイ10およびスピーカ11に出力する。このと
き、フレーム画像信号およびフレーム音響信号のディス
プレイ10およびスピーカ11ヘの出力間隔を電子スチ
ルカメラ3が連写撮像を行う際のシャッタ間隔とすれ
ば、連写にて撮像された物体の動きと同一の動きをした
動画がディスプレイ10に映し出されると共にそれに応
じた音響がスピーカ11から出力される。
【0081】また、ステップS38では、制御回路20
Dは、複数の静止画像に応じたフレーム画像信号および
フレーム音響信号をメモリカード5Dからカード入出力
回路8Dを介して読み込みこれらをそれぞれディスプレ
イ10およびスピーカ11に出力する。フレーム画像信
号およびフレーム音響信号のディスプレイ10およびス
ピーカ11への出力間隔は、連写用出力間隔より長い非
連写用出力間隔である。このように本実施形態の画像再
生装置1Dは、電子スチルカメラ3Dで連写にて撮像さ
れた静止画像を動画として表示し、さらに動画に応じた
音響も出力することができる。
【0082】上述の発明の実施の形態では、図1に示す
ように電子スチルカメラ3で撮像した静止画像をメモリ
カード5に記録し、このメモリカード5を画像再生装置
1に組み込んで画像再生装置1で再生を行ったが、電子
スチルカメラ3および画像再生装置1にそれぞれモデム
40,60を内設し、電子スチルカメラ3で撮像し記録
された静止画像をモデム40から通信回線41を介して
画像再生装置1のモデム60に出力して再生を行っても
よい。
【0083】
【発明の効果】上述したように、本発明の電子スチル撮
像装置によれば、記録される画像信号のデータ量を従来
に比べて削減でき、より多くの撮像を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の形態の概念図である。
【図2】第1の発明の実施の形態の画像再生装置のシス
テム構成図である。
【図3】第1の発明の実施の形態の画像再生装置のカー
ド入力出力回路に接続されるメモリカードに記録される
フレーム画像信号を説明するための図である。
【図4】第1の発明の実施の形態の画像再生装置の連写
情報を説明するための図である。
【図5】第1の発明の実施の形態の画像再生装置の制御
回路における処理のフローチャート図である。
【図6】第1の発明の実施の形態の画像再生装置の制御
回路における図5のステップS3における処理のフロー
チャート図である。
【図7】第1の発明の実施の形態の画像再生装置の制御
回路における図5のステップS3における処理のフロー
チャート図である。
【図8】第2の発明の実施の形態の電子スチル撮像装置
のシステム構成図である。
【図9】第2の発明の実施の形態の電子スチル撮像装置
の制御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図10】第2の発明の実施の形態の電子スチル撮像装
置の制御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図11】第2の発明の実施の形態の画像再生装置の制
御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図12】第3の発明の実施の形態の電子スチル撮像装
置のシステム構成図である。
【図13】第3の発明の実施の形態の電子スチル撮像装
置のメモリカードに記録されるフレーム画像信号を説明
するための図である。
【図14】第3の発明の実施の形態の電子スチル撮像装
置の制御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図15】第3の発明の実施の形態の電子スチル撮像装
置の制御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図16】第3の発明の実施の形態の画像再生装置の制
御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図17】第3の発明の実施の形態の画像再生装置の制
御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図18】第4の発明の実施の形態の画像再生装置のシ
ステム構成図である。
【図19】第4の発明の実施の形態の画像再生装置の制
御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図20】第4の発明の実施の形態の画像再生装置の制
御回路の処理を示すフローチャート図である。
【図21】第5の発明の実施の形態の電子スチル撮像装
置のシステム構成図である。
【図22】第5の発明の実施の形態の画像再生装置のシ
ステム構成図である。
【符号の説明】
1・・・画像再生装置 3,3A,3B・・・電子スチルカメラ 4,4C・・・連写用画像メモリ 5,5A,5B,5C,5D・・・メモリカード 7・・・音響メモリ 8,8C・・・メモリ入出力回路 9・・・差分検出回路 10・・・ディスプレイ 11・・・画像合成回路 12・・・メモリ 14,14C・・・入力操作回路 16・・・スピーカ 20,20C,20D・・・制御回路 22・・・画像合成回路 30・・・シャッタ機構 32・・・CCDセンサ 34,34A,34D・・・メモリ入出力回路 35・・・差分検出回路 36,36A,36B,36D・・・制御回路 37・・・マイクロフォン 38・・・入力操作回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連写機能を有し、撮像内容をそれぞれ静止
    画像として電気的に記録する電子スチル撮像装置であっ
    て、 撮像した連続する静止画像を前回の静止画像と比較し、 前回の静止画像の差分が所定の有意差を有するときに有
    効な動きとして検出し、 その動きに変化が検出されたとき、前回の静止画像に対
    する今回の静止画像の差分の画像信号を順次電気的に記
    録することを特徴とする電子スチル撮像装置。
  2. 【請求項2】複数回の連写を行う場合に、同じ連写で得
    られた前記連続する静止画像を特定するための連写情報
    を生成し、当該連写情報を記憶することを特徴とする請
    求項1に記載の電子スチル撮像装置。
  3. 【請求項3】前記連写情報は、複数の連写領域と非連写
    領域とを有し、 前記複数の連写領域の各々は、1回の連写で得られた前
    記連続する静止画像を特定する情報を含み、 前記非連写領域は、非連写で得られた単数または複数の
    静止画像を特定する情報を含む請求項2に記載の電子ス
    チル撮像装置。
  4. 【請求項4】連写機能を有し、撮像内容をそれぞれ静止
    画像として電気的に記録する電子スチル撮像装置であっ
    て、 撮像した連続する静止画像を前回の静止画像と比較し、 前回の静止画像に対する今回の静止画像の差分が所定の
    有意差を有するとき有効な動きとして検出し、 その動きに変化が検出されたとき、動きに変化が検出さ
    れた静止画像全体の画像信号を順次電気的に記録するこ
    とを特徴とする電子スチル撮像装置。
  5. 【請求項5】複数回の連写を行う場合に、同じ連写で得
    られた前記連続する静止画像を特定するための連写情報
    を生成し、当該連写情報を記憶することを特徴とする請
    求項4に記載の電子スチル撮像装置。
  6. 【請求項6】前記連写情報は、複数の連写領域と非連写
    領域とを有し、 前記複数の連写領域の各々は、1回の連写で得られた前
    記連続する静止画像を特定する情報を含み、 前記非連写領域は、非連写で得られた単数または複数の
    静止画像を特定する情報を含む請求項5に記載の電子ス
    チル撮像装置。
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