JPH05328279A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JPH05328279A
JPH05328279A JP4154100A JP15410092A JPH05328279A JP H05328279 A JPH05328279 A JP H05328279A JP 4154100 A JP4154100 A JP 4154100A JP 15410092 A JP15410092 A JP 15410092A JP H05328279 A JPH05328279 A JP H05328279A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像データを記憶する1次メモリA,B,
C,Dを有し、レリーズスイッチ11のオン前から例え
ば1次メモリA,Bに画像データを順次記憶すると共
に、スイッチオン以後の画像データを残りの1次メモリ
C,Dに記憶し、各1次メモリに記憶された画像データ
を記録媒体10に記録するようにし、更にモード設定ス
イッチ13によって、スイッチオン前後の各1次メモリ
への画像データの書き込み間隔を任意に設定すると共に
スイッチオン前後の各1次メモリの個数を任意に設定す
る。 【効果】 シャッタチャンスを逃さずに撮影を行うこと
ができ、また手振れを防止でき、更に連写も可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影された画像データ
を例えばいわゆるメモリカードやフロッピィディスク等
の記録媒体に記録する電子スチルカメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆる写真フィルムを用いて静
止画の撮影を行う通常のカメラの他に、例えばCCD
(チャージ・カップルド・デバイス)等の固体撮像素子
で撮像した画像をフロッピィディスク等の磁気記録媒体
に記録する電子スチルカメラが製品化されている。ま
た、上記フロッピィディスク等に代わる記録媒体として
例えばいわゆるICメモリカードを使用することで装置
を小型化した電子スチルカメラも存在する。
【0003】なお、上記記録媒体としていわゆるメモリ
カードを用いる従来の電子スチルカメラとしては、例え
ば特開平2−203684号公報に記載されたもの(電
子カメラ)がある。この公報記載のカメラは、撮影され
た画像データを記録する記録手段が装着されてなる電子
カメラにおいて、記録すべき画像データを圧縮するため
の手段と、この手段に対応して設けられた圧縮モードを
選択するための手段と、この手段で選択された圧縮モー
ドで圧縮された画像データを一旦記憶するメモリと、こ
のメモリに記憶された画像データが前記記録手段に記録
できるか否かを判定する判定手段とを有し、この手段に
より否と判断された際に、前記メモリに記憶された画像
データは前記記録手段が記録可能な状態となるまでこの
メモリに保存されてなることを特徴とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記写真フ
ィルムを用いる通常のカメラや上記電子スチルカメラの
ような静止画撮影用のカメラ(スチルカメラ)によっ
て、任意の被写体を撮影する場合には、通常、上記被写
体が撮影に最も好ましい状態となっている時(いわゆる
シャッタチャンス)に撮影を行うことが望まれる。
【0005】しかし、上記従来のスチルカメラというも
のは、シャッタボタンを押した後に被写体の画像が撮影
されるものである。したがって、当該カメラの使用者
が、シャッタチャンスであると判断してシャッタを押し
た時には、上記被写体の撮影に最も好ましい状態を既に
過ぎてしまっていて遅い場合がある。更に、シャッタを
押す動作によって手振れを起こしてしまい、良好な撮影
ができない場合もある。
【0006】また、上記写真フィルムを用いるカメラに
おいては、シャッタボタンを1回押すだけで連続的に撮
影が行われるいわゆる連写モードも存在するが、この場
合も上記シャッタを押した時には上記シャッタチャンス
を過ぎて既に遅くなっていることがあり、シャッタを押
す動作により手振れが発生する虞れもある。
【0007】またさらに、上記メモリカードを使用する
電子スチルカメラにおいては、上記メモリカードのメモ
リとして例えばいわゆるフラッシュEEPROMが使用
されている。このフラッシュEEPROMは、書き込み
速度が遅い(例えば画像1枚につき1分程度)ため、当
該従来の電子スチルカメラは上記連写モードのような連
続撮影を行うことができない。
【0008】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みて提案されたものであり、シャッタチャンスを逃さず
に撮影を行うことができると共に、手振れを防止でき、
更に連写も可能な電子スチルカメラを提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子スチルカメ
ラは、上述の目的を達成するために提案されたものであ
り、撮影して得た画像データを記録媒体に記録する電子
スチルカメラであって、上記撮影して得た画像データを
例えばフレーム或いはフィールド単位で記憶する1次メ
モリをN個有し、撮像動作をトリガするトリガ手段(例
えばいわゆるレリーズスイッチ)でのトリガ動作前から
上記N個の1次メモリのうちのn(N≧n≧0)個の1
次メモリに画像データを順次記憶すると共に、上記トリ
ガ動作以後の画像データを上記N個のうちの残りのm
(N≧m≧0)個の1次メモリに記憶し、上記N個の1
次メモリに記憶された画像データの全て或いは幾つかを
上記記録媒体に記録するようにしたものである。
【0010】また、本発明の電子スチルカメラは、上記
トリガ動作前の上記n個の1次メモリへの画像データの
書き込み間隔と、上記トリガ動作以後の上記m個の1次
メモリへの画像データの書き込み間隔とを任意に設定す
る1次メモリ書き込み間隔設定手段を有している。
【0011】さらに、本発明の電子スチルカメラは、上
記トリガ動作前の上記n個の1次メモリの個数と、上記
トリガ動作以後の上記m個の1次メモリの個数とを任意
に設定する1次メモリ個数設定手段を有している。
【0012】すなわち、本発明の電子スチルカメラは、
電子シャッタの機能を有する固体撮像素子と、複数の1
次メモリとを有し、上記固体撮像素子からの画像データ
が指定された間隔で順次1次メモリに記録されるように
なっていると共に、レリーズスイッチが押される前と後
の画像データがこれら1次メモリに記憶されるものであ
る。なお、この電子スチルカメラにおける画像信号処理
は、上記固体撮像素子からの画像信号をA/D(アナロ
グ/ディジタル)変換する前にアナログ的に行う場合
と、上記固体撮像素子からの画像信号をA/D変換した
後で1次メモリへの書き込み前に行う場合と、上記固体
撮像素子からの画像信号をA/D変換して1次メモリへ
書き込んだ後この1次メモリから読み出した画像データ
に対して行う場合とが考えられる。
【0013】
【作用】本発明によれば、撮影された画像データをそれ
ぞれ記憶可能なN個の1次メモリを有しており、トリガ
動作前からこれらN個の1次メモリのうちのn個の1次
メモリに画像データを記憶することで、トリガ動作前の
画像を後に取り出すことができ、したがってシャッタチ
ャンスに遅れない画像が得られる。また、N個のうちの
残りのm個の1次メモリにトリガ動作以後の画像データ
を記憶することで、連写に対応する画像を取り出すこと
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の電子スチルカメラの実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0015】本発明の第1の実施例の電子スチルカメラ
は、図1に示す本発明の基本構成のように、撮影して得
た画像データを例えばいわゆるICメモリカードやフロ
ッピィディスク等の記録媒体10に記録する電子スチル
カメラであって、上記撮影して得た画像データを記憶す
る1次メモリをN個(図1の例では3個の1次メモリ
A,B,C)有し、撮像動作をトリガするトリガ手段
(例えばいわゆるレリーズスイッチ11)でのトリガ動
作前(レリーズスイッチのスイッチオン前)から上記N
個(3個)の1次メモリのうちのn(N≧n≧0)個の
1次メモリ(図1の例では2個の1次メモリA,B)に
画像データを順次記憶すると共に、上記レリーズスイッ
チ11のスイッチオン以後の画像データを上記N個のう
ちの残りのm(N≧m≧0)個の1次メモリ(図1の例
では1個の1次メモリC)に記憶し、これら3個の1次
メモリA,B,Cに記憶された画像データを上記記録媒
体10に記録するようにしたものである。
【0016】この図1において、被写体からの光が図示
を省略するレンズ系や絞り,色フィルタ等を介してCC
D(チャージ・カップルド・デバイス)1に入射するこ
とで当該CCD1からは画像信号が得られる。この画像
信号は、いわゆる相関2重標本化処理を行うCDS(cor
related double sampling)回路2で相関2重サンプリン
グされ、信号処理回路12で所定の信号処理が施された
後、A/D(アナログ/ディジタル)コンバータ3でデ
ィジタル信号(画像データ)に変換される。なお、本実
施例では上記CCD1を全画素読み出し可能なフレーム
インタライン(FIT)型としている。また、タイミン
グジェネレータ4は、上記CCD1を駆動する駆動パル
スや上記CDS回路2,信号処理回路12での信号処理
に必要なパルスを発生させ、更にこのタイミングジェネ
レータ4は後述するメモリコントローラ8により制御さ
れている。
【0017】上記信号処理回路12を介した上記CCD
1からの例えば1フレーム毎の画像信号が上記A/Dコ
ンバータ3によりディジタル信号とされた画像データ
は、上記1次メモリA,B,Cに後述するように一旦書
き込まれた後、上記記録媒体10に記録される。
【0018】本発明実施例においては、上記1次メモリ
A,B,Cへの画像データの書き込みを例えば図2に示
すようなタイミングで行うようにしている。
【0019】先ず、撮像動作をトリガするトリガ手段と
しての上記レリーズスイッチ11のスイッチオン前に
は、上記画像データを例えば上記1次メモリAと1次メ
モリBに交互に書き込むようにする。このような上記1
次メモリA,Bへの画像データの書き込み動作は、メモ
リコントローラ8からの書き込みパルスPA ,PB に基
づいて行われる。なお、上記A/Dコンバータ3から出
力される画像データは図2に示すフレーム期間Fのよう
なタイミングとなっており、したがって上記1次メモリ
への画像データの書き込みは上記フレーム期間Fのフレ
ームf単位で行われる。
【0020】上述したように、1次メモリA,Bへ交互
に画像データが書き込まれている時、例えば図2のレリ
ーズ出力Rに示すように上記レリーズスイッチ11のス
イッチオンに対応するパルスrpが上記メモリコントロ
ーラ8に供給されると、当該メモリコントローラ8は上
記1次メモリAと1次メモリBへの書き込みパルス
A ,PB の供給を停止して新たなフレーム画像データ
の書き込みを止めさせ、次のフレーム(或いはフィール
ド)の画像データについては書き込みパルスPC によっ
て1次メモリCに書き込むように制御する。その後、上
記メモリコントローラ8は上記1次メモリA,B,Cへ
の画像データの書き込みを停止する。なお、この図2の
例では、上記パルスrpが上記1次メモリBへの画像デ
ータの書き込み途中に上記メモリコントローラ8に供給
された場合を示している。
【0021】すなわち、上記1次メモリAには図2のW
A に示すように上記レリーズスイッチ11のオンに対応
するパルスrpの前のフレームの画像データDA が記憶
され、上記1次メモリBには図2のWB に示すように上
記パルスrp入力時のフレームの画像データDB が記憶
され、上記1次メモリCには図2のWC に示すように上
記パルスrpの後のフレームの画像データDC が記憶さ
れるようになる。
【0022】上述のようにして各1次メモリA,B,C
に書き込まれた画像データDA ,DB ,DC は、上記メ
モリコントローラ8からの読み出し信号に基づいて読み
出され、上記ICメモリカード等の記録媒体10に記録
される。
【0023】以上の動作により、本実施例の電子スチル
カメラにおいては、レリーズスイッチ11がオンされる
前とオンされた時とオンされた後の画像データが、記録
媒体10に記録されたことになる。なお、この記録媒体
10への記録も上記メモリコントローラ8が行ってい
る。
【0024】ところで、本実施例の上述した図2には、
レリーズスイッチ11のオンに対応するパルスrpが1
次メモリBへの画像データの書き込み途中に供給された
例を示したが、このパルスrpは1次メモリAへの書き
込み途中であっても、また、ブランキング期間bk中で
あってもよい。当該ブランキング期間bk途中に上記パ
ルスrpが供給された場合は、例えば、当該ブランキン
グ期間bkの前の1フレームと当該ブランキング期間b
k後の2フレーム分の画像を上記1次メモリに記憶させ
てこれを記録媒体10に記録するようにすることができ
る。
【0025】また、図1の例では上記1次メモリを1次
メモリA,B,Cの3種類としたが、当該1次メモリの
個数をより多くしても良く、これにより上記レリーズス
イッチ11のスイッチオンの前後に上述した第1の実施
例よりも多くのフレームの画像データを記憶することが
できる。さらに、本発明の電子スチルカメラは、撮影間
隔(画像データの記録間隔)を、上述した図2の例のよ
うにフレーム(或いはフィールド)毎に連続した間隔と
するのみならず、このフレーム(或いはフィールド)間
隔よりも長い撮影間隔でかつ当該撮影間隔を可変とする
こともでき、レリーズスイッチ11のオン前後でこの撮
影間隔を変えることも可能となっている。また更に、レ
リーズスイッチ11のオン前後で使用する1次メモリの
個数も可変することができる。その他、記録媒体10に
記録する画像を、例えば1次メモリを2種のみとした場
合には1次メモリAとB、又はBとC、又はAとCのよ
うに切り換えて記録することも可能である。
【0026】このようなことを実現するため、本発明の
電子スチルカメラは、より具体的には、図3に示すよう
な第2の実施例の構成となされるものである。なお、こ
の図3には1次メモリとしてA,B,C,Dの4個を用
いた例を示している。また、この図3において、図1と
同じ構成要素には同一の指示符号を付し、その説明につ
いては省略する。
【0027】すなわち、この第2の実施例の電子スチル
カメラは、上記第1の実施例の構成の他に、上記レリー
ズスチル11のスイッチオン前の前記n個の1次メモリ
への画像データの書き込み間隔と上記レリーズスイッチ
11のスイッチオン以後の前記m個の1次メモリへの画
像データの書き込み間隔とを任意に設定すると共に、上
記スイッチオン前の上記n個の1次メモリの個数と上記
スイッチオン以後の上記m個の1次メモリの個数とを任
意に設定する1次メモリ書き込み間隔設定手段及び1次
メモリ個数設定手段としてのモード設定スイッチ(タイ
ミング設定スイッチ)13を有してなるものである。
【0028】この図3に示す第2の実施例において、A
/Dコンバータ3からのフレーム毎の画像データは、後
述するように例えば4個の各1次メモリA,B,C,D
に送られ一旦記憶される。これら各1次メモリA,B,
C,Dも上記メモリコントローラ8により制御されてい
る。当該メモリコントローラ8は、マイクロコンピュー
タにより構成されており、各1次メモリA,B,C,D
への画像データの記憶間隔や記憶される画像データのフ
レーム数(或いはフィールド数)を設定する上記モード
設定スイッチ13と上記レリーズスイッチ11からの信
号を入力とすることで、上記レリーズスチル11のスイ
ッチオン前後の1次メモリへの画像データの書き込み間
隔の任意の制御と、上記スイッチオン前後に使用される
1次メモリの個数の任意の制御とを可能としている。ま
た、上記メモリコントローラ8は、上記各1次メモリ
A,B,C,Dの他に前記タイミングジェネレータ4や
A/Dコンバータ3,記録媒体10等をも制御してい
る。
【0029】以下、この第2の実施例において、例え
ば、レリーズスイッチ11のスイッチオン前の1フレー
ム、スイッチオン後(スイッチオン時も含む)の3フレ
ームの画像データを記録媒体10に記録する際のフロー
チャート(メモリコントローラ8の動作のフローチャー
ト)を図4に示す。なお、この図4のフローチャートに
おいては、上記レリーズスイッチ11がオンされる前
は、上記モード設定スイッチ13で設定された書き込み
間隔(例えば1フレームおきの間隔)で1次メモリA,
B,Cに順次A→B→A→・・・の順で書き込みが行わ
れる。
【0030】すなわち、この図4のフローチャートにお
いて、ステップS1で上記モード設定スイッチ13によ
りレリーズスイッチ11のスイッチオン前(以下レリー
ズ前とする)に1フレーム分の画像データを記録するモ
ードに設定される。
【0031】このステップS1の後、ステップS2では
上記ステップS1で設定されたレリーズ前の設定間隔
(1次メモリへの書き込み間隔)の書き込みパルスが上
記メモリコントローラ8から発生される。次に、ステッ
プS3では、上記レリーズスイッチ11がスイッチオン
されたか否か(前記パルスrpが供給されたか否か)の
判断がなされ、スイッチオンされていないと判断した場
合(No)はステップS2に戻り、スイッチオンされた
と判断した場合(Yes)にはステップS4に進む。
【0032】上記ステップS4では、上記レリーズスイ
ッチ11のスイッチオンのタイミングが上記1次メモリ
Aに画像データが書き込まれている途中か否か(1次メ
モリAへの書き込みパルス出力中か否か)の判断が行わ
れ、当該1次メモリAに画像データが書き込まれている
途中であると判断した場合(Yes)にはステップS5
に進み、否と判断した場合(No)は後述するステップ
S7に進む。
【0033】上記ステップS5では、上記レリーズスイ
ッチ11のスイッチオンのタイミングが上記1次メモリ
Aに画像データが書き込まれている途中であるのでこの
フレームの画像データを当該1次メモリAに書き込んだ
ならば、次のブランキング期間で書き込みを禁止する。
すなわち、上記メモリコントローラ8は、上記1次メモ
リA→B→A→・・・の順で行われていた書き込みを上
記ブランキング期間で停止させる。これにより、1次メ
モリBに上記レリーズ前の1フレームの画像データが記
憶されるようになる。
【0034】上記ステップS5の次のステップS6で
は、既に上記ステップS1で設定されたレリーズスイッ
チ11のスイッチオン後(以下レリーズ後とする)の設
定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メモリ
コントローラ8から上記1次メモリCとDへの書き込み
パルスがそれぞれ1回発生される。これにより、上記レ
リーズ以後のフレームの画像データは、上記1次メモリ
AとCとDに記憶されるようになる。
【0035】なお、この場合、1次メモリBとAの書き
込み間隔は上記ステップS1で設定したレリーズ前の書
き込み間隔となり、1次メモリAとCとDの書き込み間
隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0036】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、ステップS12で上記記録媒体
10に送って記録する。
【0037】また、上記ステップS4で否(No)と判
断されてステップS7に進むと、当該ステップS7で
は、上記レリーズスイッチ11のスイッチオンのタイミ
ングが上記1次メモリAと1次メモリBへの書き込みパ
ルスの間か否かの判断がなされる。当該ステップS7に
おいて上記スイッチオンのタイミングが上記1次メモリ
AとBへの書き込みパルスの間であると判断した場合
(Yes)はステップS8に進み、否と判断した場合
(No)は後述するステップS10に進む。
【0038】上記ステップS7でYesと判断してステ
ップS8に進むと、当該ステップS8では上記メモリコ
ントローラ8が直ちに上記1次メモリA→B→A→・・
・の順で行われていた書き込みを停止させる。これによ
り、1次メモリAに上記レリーズ前の1フレームの画像
データが記憶されるようになる。
【0039】上記ステップS8の次のステップS9で
は、既に上記ステップS1で設定されたレリーズ後の設
定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メモリ
コントローラ8から上記1次メモリCとDへの書き込み
パルスをそれぞれ1回発生する。これにより、上記レリ
ーズ後のフレームの画像データは、上記1次メモリBと
CとDに記憶されるようになる。
【0040】なお、この場合、1次メモリAとBとCと
Dの書き込み間隔は上記ステップS41で設定したレリ
ーズ後の書き込み間隔となる。
【0041】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、上記ステップS12で上記記録
媒体10に送って記録する。
【0042】また、上記ステップS7で否(No)と判
断されてステップS10に進むと、当該ステップS10
では、上記レリーズスイッチ11のスイッチオンのタイ
ミングが上記1次メモリBに画像データが書き込まれて
いる途中であるのでこのフレームの画像データを当該1
次メモリBに書き込んだならば、次のブランキング期間
で書き込みを禁止する。すなわち、上記メモリコントロ
ーラ8は、上記1次メモリA→B→A→・・・の順で行
われていた書き込みを上記ブランキング期間で停止させ
る。これにより、1次メモリAに上記レリーズ前の1フ
レームの画像データが記憶されるようになる。
【0043】上記ステップS10の次のステップS11
では、既に上記ステップS1で設定されたレリーズ後の
設定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メモ
リコントローラ8から上記1次メモリCとDへの書き込
みパルスをそれぞれ1回発生する。これにより、上記レ
リーズ以後のフレームの画像データは、上記1次メモリ
BとCとDに記憶されるようになる。
【0044】なお、この場合、1次メモリAとBの書き
込み間隔は上記ステップS1で設定したレリーズ前の書
き込み間隔となり、1次メモリBとCとDの書き込み間
隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0045】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、ステップS12で上記記録媒体
10に送って記録する。
【0046】また、上記第2の実施例において、例え
ば、レリーズスイッチ11のスイッチオン前の2フレー
ム、スイッチオン後(スイッチオン時も含む)の2フレ
ームの画像データを記録媒体10に記録する際のフロー
チャートを図5に示す。なお、この図5のフローチャー
トにおいては、上記レリーズスイッチ11がオンされる
前は、上記モード設定スイッチ13で設定された書き込
み間隔(例えば1フレームおきの間隔)で1次メモリ
A,B,Cに順次A→B→C→A→・・・の順で書き込
みが行われる。
【0047】すなわち、この図5のフローチャートにお
いて、ステップS41で上記モード設定スイッチ13に
よりレリーズスイッチ11のスイッチオン前(レリーズ
前)に2フレーム分の画像データを記録するモードに設
定される。
【0048】このステップS41の後、ステップS42
では上記ステップS41で設定されたレリーズ前の設定
間隔(1次メモリへの書き込み間隔)の書き込みパルス
が上記メモリコントローラ8から発生される。次に、ス
テップS43では、上記レリーズスイッチ11がスイッ
チオンされたか否か(前記パルスrpが供給されたか否
か)の判断がなされ、スイッチオンされていないと判断
した場合(No)はステップS42に戻り、スイッチオ
ンされたと判断した場合(Yes)にはステップS44
に進む。
【0049】上記ステップS44では、上記レリーズス
イッチ11のスイッチオンのタイミングが上記1次メモ
リAに画像データが書き込まれている途中か否か(1次
メモリAへの書き込みパルス出力中か否か)の判断が行
われ、当該1次メモリAに画像データが書き込まれてい
る途中であると判断した場合(Yes)にはステップS
45に進み、否と判断した場合(No)は後述するステ
ップS47に進む。
【0050】上記ステップS45では、上記レリーズス
イッチ11のスイッチオンのタイミングが上記1次メモ
リAに画像データが書き込まれている途中であるのでこ
のフレームの画像データを当該1次メモリAに書き込ん
だならば、次のブランキング期間で書き込みを禁止す
る。すなわち、上記メモリコントローラ8は、上記1次
メモリA→B→C→A→・・・の順で行われていた書き
込みを上記ブランキング期間で停止させる。これによ
り、1次メモリBとCに上記レリーズ前の2フレームの
画像データが記憶されるようになる。
【0051】上記ステップS45の次のステップS46
では、既に上記ステップS41で設定されたレリーズス
イッチ11のスイッチオン後(レリーズ後)の設定間隔
(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メモリコント
ローラ8から上記1次メモリDへの書き込みパルスが1
回発生される。これにより、上記レリーズ以後のフレー
ムの画像データは、上記1次メモリAと1次メモリDに
記憶されるようになる。
【0052】なお、この場合、1次メモリBとCとAの
書き込み間隔は上記ステップS41で設定したレリーズ
前の書き込み間隔となり、1次メモリAと1次メモリD
の書き込み間隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0053】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、ステップS61で上記記録媒体
10に送って記録する。
【0054】また、上記ステップS44で否(No)と
判断されてステップS47に進むと、当該ステップS4
7では、上記レリーズスイッチ11のスイッチオンのタ
イミングが上記1次メモリAと1次メモリBへの書き込
みパルスの間か否かの判断がなされる。当該ステップS
47において上記スイッチオンのタイミングが上記1次
メモリAとBへの書き込みパルスの間であると判断した
場合(Yes)はステップS48に進み、否と判断した
場合(No)は後述するステップS50に進む。
【0055】上記ステップS47でYesと判断してス
テップS48に進むと、当該ステップS48では上記メ
モリコントローラ8が直ちに上記1次メモリA→B→C
→A→・・・の順で行われていた書き込みを停止させ
る。これにより、1次メモリAとCに上記レリーズ前の
2フレームの画像データが記憶されるようになる。
【0056】上記ステップS48の次のステップS49
では、既に上記ステップS41で設定されたレリーズ後
の設定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メ
モリコントローラ8から上記1次メモリBとDへの書き
込みパルスをそれぞれ1回発生する。これにより、上記
レリーズ後のフレームの画像データは、上記1次メモリ
Bと1次メモリDに記憶されるようになる。
【0057】なお、この場合、1次メモリAとCの書き
込み間隔は上記ステップS41で設定したレリーズ前の
書き込み間隔となり、1次メモリAとBとDの書き込み
間隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0058】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、上記ステップS61で上記記録
媒体10に送って記録する。
【0059】また、上記ステップS47で否(No)と
判断されてステップS50に進むと、当該ステップS5
0では、上記レリーズスイッチ11のスイッチオンのタ
イミングが上記1次メモリBに画像データが書き込まれ
ている途中か否か(1次メモリBへの書き込みパルス出
力中か否か)の判断が行われ、当該1次メモリBに画像
データが書き込まれている途中であると判断した場合
(Yes)にはステップS51に進み、否と判断した場
合(No)は後述するステップS53に進む。
【0060】上記ステップS51では、上記レリーズス
イッチ11のスイッチオンのタイミングが上記1次メモ
リBに画像データが書き込まれている途中であるのでこ
のフレームの画像データを当該1次メモリBに書き込ん
だならば、次のブランキング期間で書き込みを禁止す
る。すなわち、上記メモリコントローラ8は、上記1次
メモリA→B→C→A→・・・の順で行われていた書き
込みを上記ブランキング期間で停止させる。これによ
り、1次メモリAとCに上記レリーズ前の2フレームの
画像データが記憶されるようになる。
【0061】上記ステップS51の次のステップS52
では、既に上記ステップS41で設定されたレリーズ後
の設定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メ
モリコントローラ8から上記1次メモリDへの書き込み
パルスを1回発生する。これにより、上記レリーズ以後
のフレームの画像データは、上記1次メモリBと1次メ
モリDに記憶されるようになる。
【0062】なお、この場合、1次メモリAとCとBの
書き込み間隔は上記ステップS41で設定したレリーズ
前の書き込み間隔となり、1次メモリBと1次メモリD
の書き込み間隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0063】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、ステップS61で上記記録媒体
10に送って記録する。
【0064】ここで、例えば上記ステップS50でYe
sと判断された場合のこの第2の実施例における上記1
次メモリA,B,C,Dへの画像データの書き込みは、
図6に示すようなタイミングとなる。なお、この図6に
おいては前述した図2と同一の符号を用いている。
【0065】すなわちこの図6のタイミングチャートに
おいて、先ず、上記レリーズスイッチ11のスイッチオ
ン前の上記1次メモリA,B,Cへの画像データの書き
込み動作は、上記メモリコントローラ8からのレリーズ
前の書き込み間隔Sbの書き込みパルスPA ,PB ,P
C に基づいて行われる。
【0066】上述したように、レリーズ前の書き込み間
隔Sbで1次メモリA,B,Cへ順次画像データが書き
込まれている時、例えば上記レリーズスイッチ11のス
イッチオンに対応するパルスrpが上記メモリコントロ
ーラ8に供給されると、当該メモリコントローラ8は上
記1次メモリAとBとCへの書き込みパルスPA
B ,PC の供給を停止して新たなフレーム画像データ
の書き込みを止めさせ、次のフレーム(或いはフィール
ド)の画像データについてはレリーズ後の書き込み間隔
Saの書き込みパルスPD によって1次メモリDに書き
込むように制御する。その後、上記メモリコントローラ
8は上記1次メモリA,B,C,Dへの画像データの書
き込みを停止する。
【0067】すなわち、上記1次メモリAには図6のW
A に示すように上記レリーズスイッチ11のオンに対応
するパルスrpの前のフレームの画像データDA が上記
レリーズ前の書き込み間隔Sbで記憶され、上記1次メ
モリBには図6のWB に示すように上記パルスrp入力
時のフレームの画像データDB が上記レリーズ前の書き
込み間隔Sbで記憶され、上記1次メモリCには図6の
C に示すように上記パルスrpの前のフレームの画像
データDC が上記レリーズ前の書き込み間隔Sbで記憶
され、上記1次メモリDには図6のWD に示すように上
記パルスrpの後のフレームの画像データDD が上記レ
リーズ後の書き込み間隔Saで記憶されるようになる。
【0068】上述のようにして各1次メモリA,B,C
に書き込まれた画像データDA ,DB ,DC ,DD が、
上記メモリコントローラ8からの読み出し信号に基づい
て読み出され、上記ICメモリカード等の記録媒体10
に記録される。
【0069】再び図5に戻って、上記ステップS50で
否(No)と判断されてステップS53に進むと、当該
ステップS53では、上記レリーズスイッチ11のスイ
ッチオンのタイミングが上記1次メモリBと1次メモリ
Cへの書き込みパルスの間か否かの判断がなされる。当
該ステップS53において上記スイッチオンのタイミン
グが上記1次メモリBとCへの書き込みパルスの間であ
ると判断した場合(Yes)はステップS54に進み、
否と判断した場合(No)は後述するステップS56に
進む。
【0070】上記ステップS53でYesと判断してス
テップS54に進むと、当該ステップS54では上記メ
モリコントローラ8が直ちに上記1次メモリA→B→C
→A→・・・の順で行われていた書き込みを停止させ
る。これにより、1次メモリAとBに上記レリーズ前の
2フレームの画像データが記憶されるようになる。
【0071】上記ステップS54の次のステップS55
では、既に上記ステップS41で設定されたレリーズ後
の設定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メ
モリコントローラ8から上記1次メモリCとDへの書き
込みパルスをそれぞれ1回発生する。これにより、上記
レリーズ後のフレームの画像データは、上記1次メモリ
Cと1次メモリDに記憶されるようになる。
【0072】なお、この場合、1次メモリAとBの書き
込み間隔は上記ステップS41で設定したレリーズ前の
書き込み間隔となり、1次メモリBとCとDの書き込み
間隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0073】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、上記ステップS61で上記記録
媒体10に送って記録する。
【0074】また、上記ステップS53で否(No)と
判断されてステップS56に進むと、当該ステップS5
6では、上記レリーズスイッチ11のスイッチオンのタ
イミングが上記1次メモリCに画像データが書き込まれ
ている途中か否か(1次メモリCへの書き込みパルス出
力中か否か)の判断が行われ、当該1次メモリCに画像
データが書き込まれている途中であると判断した場合
(Yes)にはステップS58に進み、否と判断した場
合(No)は後述するステップS59に進む。
【0075】上記ステップS57では、上記レリーズス
イッチ11のスイッチオンのタイミングが上記1次メモ
リCに画像データが書き込まれている途中であるのでこ
のフレームの画像データを当該1次メモリCに書き込ん
だならば、次のブランキング期間で書き込みを禁止す
る。すなわち、上記メモリコントローラ8は、上記1次
メモリA→B→C→A→・・・の順で行われていた書き
込みを上記ブランキング期間で停止させる。これによ
り、1次メモリAとBに上記レリーズ前のフレームの画
像データが記憶されるようになる。
【0076】上記ステップS57の次のステップS58
では、既に上記ステップS41で設定されたレリーズ後
の設定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メ
モリコントローラ8から上記1次メモリDへの書き込み
パルスを1回発生する。これにより、上記レリーズ以後
のフレームの画像データは、上記1次メモリCと1次メ
モリDに記憶されるようになる。
【0077】なお、この場合、1次メモリAとBとCの
書き込み間隔は上記ステップS41で設定したレリーズ
前の書き込み間隔となり、1次メモリCと1次メモリD
の書き込み間隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0078】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、ステップS61で上記記録媒体
10に送って記録する。
【0079】また、上記ステップS56で否(No)と
判断されてステップS59に進むと、当該ステップS5
9では、上記メモリコントローラ8が直ちに上記1次メ
モリA→B→C→A→・・・の順で行われていた書き込
みを停止させる。これにより、1次メモリBとCに上記
レリーズ前の2フレームの画像データが記憶されるよう
になる。
【0080】上記ステップS59の次のステップS60
では、既に上記ステップS41で設定されたレリーズ後
の設定間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で、上記メ
モリコントローラ8から上記1次メモリAとDへの書き
込みパルスをそれぞれ1回発生する。これにより、上記
レリーズ後のフレームの画像データは、上記1次メモリ
Aと1次メモリDに記憶されるようになる。
【0081】なお、この場合、1次メモリBとCの書き
込み間隔は上記ステップS41で設定したレリーズ前の
書き込み間隔となり、1次メモリCとAとDの書き込み
間隔はレリーズ後の設定間隔となる。
【0082】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、上記ステップS61で上記記録
媒体10に送って記録する。
【0083】さらに、上記第2の実施例において、例え
ば、レリーズスイッチ11のスイッチオン前のみの各フ
レームの画像データを記録媒体10に記録する際のフロ
ーチャートを図7に示す。なお、この図7のフローチャ
ートにおいて、上記レリーズスイッチ11がオンされる
前としては、上記モード設定スイッチ13で設定された
書き込み間隔(例えば1フレームおきの間隔)で、例え
ば、前述の図4の例のように2つの1次メモリA,Bを
A→B→A→・・・のように交互に書き込みを行う場合
と、前述の図5の例のように3つの1次メモリA,B,
Cを順次A→B→C→A→・・・の順で書き込む場合
と、4つの1次メモリA,B,C,Dを順次A→B→C
→D→A・・・の順で書き込む場合とが考えられる。こ
の図7のフローチャートの例では、上記4つの1次メモ
リA,B,C,Dを順次A→B→C→D→A→・・・の
順で書き込む場合を例に挙げている。
【0084】すなわち、この図7のフローチャートにお
いて、ステップS21で上記モード設定スイッチ13に
よりレリーズ前のフレームの画像のみを記録するモード
に設定する。
【0085】このステップS21の後、ステップS22
では上記ステップS21で設定されたレリーズ前の設定
間隔(1次メモリへの書き込み間隔)で上記メモリコン
トローラ8から各1次メモリA,B,C,Dへの書き込
みパルスが発生される。次に、ステップS23では、上
記レリーズスイッチ11がスイッチオンされたか否か
(前記パルスrpが供給されたか否か)の判断がなさ
れ、スイッチオンされていないと判断した場合(No)
はステップS22に戻り、スイッチオンされたと判断し
た場合(Yes)にはステップS24に進む。
【0086】上記ステップS24では、上記レリーズス
イッチ11のスイッチオンのタイミングが上記1次メモ
リA,B,C,Dの何れかに画像データが書き込まれて
いる途中か否か(1次メモリA,B,C,Dへの書き込
みパルス出力中か否か)の判断が行われ、各1次メモリ
の何れかに画像データが書き込まれている途中であると
判断した場合(Yes)にはステップS25に進み、否
と判断した場合(No)は後述するステップS26に進
む。
【0087】上記ステップS25では、上記レリーズス
イッチ11のスイッチオンのタイミングが上記各1次メ
モリの何れかに画像データが書き込まれている途中であ
るのでこのフレームの画像データを当該1次メモリに書
き込んだならば、次のブランキング期間で書き込みを禁
止する。すなわち、上記メモリコントローラ8は、上記
1次メモリA→B→C→D→A→・・・の順で行われて
いた書き込みを上記ブランキング期間で停止させる。こ
れにより、各1次メモリに上記レリーズ前の各フレーム
の画像データが上記ステップS21で設定された書き込
み間隔で記憶されるようになる。
【0088】また、上記ステップS24で否(No)と
判断されてステップS26に進むと、当該ステップS2
6では、上記メモリコントローラ8が直ちに上記1次メ
モリA→B→C→D→A→・・・の順で行われていた書
き込みを停止させる。これにより、各1次メモリに上記
レリーズ前の各フレームの画像データが上記ステップS
21で設定された書き込み間隔で記憶されるようにな
る。
【0089】その後、各1次メモリA,B,C,Dに記
憶された画像データを、ステップS27で上記記録媒体
10に送って記録する。
【0090】またさらに、上記第2の実施例において、
例えば、レリーズスイッチ11のスイッチオン後のみの
各フレームの画像データを記録媒体10に記録する際の
フローチャートを図8に示す。このようにレリーズ後の
み記録する場合には、レリーズ前に各1次メモリに画像
データを記憶する必要はない。もちろん、レリーズ前に
各1次メモリに画像データを記憶するように制御してお
いても構わない。また、レリーズ後の各フレームの画像
データが記憶される1次メモリとしては、1個,2個,
3個,4個の何れでもよいが、この図8のフローチャー
トの例では、4個の1次メモリに書き込む場合を例に挙
げている。
【0091】すなわち、この図8のフローチャートにお
いて、ステップS31で上記モード設定スイッチ13に
よりレリーズ後のフレームの画像のみを記録するモード
に設定する。
【0092】このステップS31の後、ステップS32
では上記レリーズスイッチ11がスイッチオンされたか
否か(前記パルスrpが供給されたか否か)の判断がな
され、スイッチオンされていないと判断した場合(N
o)は当該ステップS32の判断を繰り返し、スイッチ
オンされたと判断した場合(Yes)にはステップS3
3に進む。
【0093】上記ステップS33では、各1次メモリに
上記レリーズ後の各フレームの画像データが上記ステッ
プS31で設定された書き込み間隔で記憶されるように
なる。その後、各1次メモリA,B,C,Dに記憶され
た画像データを、ステップS34で上記記録媒体10に
送って記録する。
【0094】上述したようなことから、本発明の各実施
例の電子スチルカメラによれば、1次メモリを複数持つ
ことにより、レリーズ前とレリーズ以後の画像データを
記憶できるため、シャッタチャンスを逃さずに撮影を行
うことができ、シャッタオン時の画像データを使わない
ようにすれば手振れ防止にもなる。また、撮影間隔を自
由に設定でき、さらに、記録媒体10が例えばフラッシ
ュメモリ等の書き込み速度の遅いものであったとしても
連写と同様の効果を得ることが可能となっている。
【0095】また、上述した各実施例では、上記信号処
理回路12をA/Dコンバータ3の前段に設けている
が、例えば前述した図1の構成に対応する図9に示す第
3の実施例のように、信号処理回路22を1次メモリの
後段に設けるようにすることも可能である。
【0096】更に、各実施例において、上記記録媒体1
0に記録される画像データは、例えば圧縮したものとす
ることもできる。この場合、例えば当該記録媒体10の
前段にデータ圧縮回路を設けるようにする。これによ
り、記録媒体10に記録される画像の枚数を多くするこ
とが可能となる。
【0097】なお、上述した各実施例のCCD1は、フ
レームインタライン型(FIT型)としているが、例え
ばインターライン型のCCDを用い、フィールド画像と
して処理,記憶するようにしてもよい。また、このCC
Dは単板であっても2板,3板等の多板であってもよい
(シャッタ機能は電子シャッタとする)。
【0098】また、図1及び図3の信号処理回路12
は、例えば図示を省略したカメラ部をアナログカメラと
して構成した場合にはガンマ補正,ホワイトバランス等
のアナログ処理を行うものとする。また、前記図9のよ
うな場合は、上記信号処理回路22は上記処理をディジ
タル的に処理するものとすることも可能である。
【0099】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の電子スチルカメラによれば、撮影して得た画像デー
タを記憶する1次メモリをN個有し、撮像動作をトリガ
するトリガ動作前からN個の1次メモリのうちのn個の
1次メモリに画像データを順次記憶すると共に、トリガ
動作以後の画像データをN個のうちの残りのm個の1次
メモリに記憶し、N個の1次メモリに記憶された画像デ
ータを記録媒体に記録するようにし、更に、トリガ動作
前のn個の1次メモリへの画像データの書き込み間隔と
トリガ動作以後のm個の1次メモリへの画像データの書
き込み間隔とを任意に設定すると共に、トリガ動作前の
n個の1次メモリの個数とトリガ動作以後のm個の1次
メモリの個数とを任意に設定するようにしたことによ
り、シャッタチャンスを逃さずに撮影を行うことがで
き、また手振れを防止でき、更に連写も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電子スチルカメラの基
本構成を示すブロック回路図である。
【図2】第1の実施例の電子スチルカメラにおける1次
メモリへの書き込みの一例を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施例の電子スチルカメラの具
体的構成を示すブロック回路図である。
【図4】レリーズ前に1フレームを記録する場合の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図5】レリーズ前に2フレームを記録する場合の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図6】図5のフローチャートにおける1次メモリへの
書き込みの一例を示すタイミングチャートである。
【図7】レリーズ前のみ記録する場合の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】レリーズ後のみ記録する場合の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例の電子スチルカメラの具
体的構成を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1・・・・・・CCD 2・・・・・・CDS回路 3・・・・・・A/Dコンバータ 4・・・・・・タイミングジェネレータ 8・・・・・・メモリコントローラ 10・・・・・記録媒体 11・・・・・レリーズスイッチ 12,22・・信号処理回路 13・・・・・モード設定スイッチ A,B,C,D・・・1次メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影して得た画像データを記録媒体に記
    録する電子スチルカメラにおいて、 上記撮影して得た画像データを記憶する1次メモリをN
    個有し、 撮像動作をトリガするトリガ動作前から上記N個の1次
    メモリのうちのn個の1次メモリに画像データを順次記
    憶すると共に、上記トリガ動作以後の画像データを上記
    N個のうちの残りのm個の1次メモリに記憶し、上記N
    個の1次メモリに記憶された画像データを上記記録媒体
    に記録することを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 上記トリガ動作前の上記n個の1次メモ
    リへの画像データの書き込み間隔と、上記トリガ動作以
    後の上記m個の1次メモリへの画像データの書き込み間
    隔とを任意に設定する1次メモリ書き込み間隔設定手段
    を有してなることを特徴とする請求項1記載の電子スチ
    ルカメラ。
  3. 【請求項3】 上記トリガ動作前の上記n個の1次メモ
    リの個数と、上記トリガ動作以後の上記m個の1次メモ
    リの個数とを任意に設定する1次メモリ個数設定手段を
    有してなることを特徴とする請求項1記載の電子スチル
    カメラ。
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