JP2001319498A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2001319498A
JP2001319498A JP2000134074A JP2000134074A JP2001319498A JP 2001319498 A JP2001319498 A JP 2001319498A JP 2000134074 A JP2000134074 A JP 2000134074A JP 2000134074 A JP2000134074 A JP 2000134074A JP 2001319498 A JP2001319498 A JP 2001319498A
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data
signal
ram
test mode
input
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JP2000134074A
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Takashi Otori
隆志 大鳥
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RAMのテスト手法に自由度をもたせRAM
の動作解析が容易な半導体集積回路装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 RAM103と内部論理回路領域102
を内蔵し、テストモード時にRAM103のアドレス信
号107と制御信号108を、外部端子から入力可能に
する各セレクタ104,105と、RAM103のデー
タ入力信号109を外部端子101から一旦格納するデ
ータレジスタ115と、RAM103のデータ入力信号
109をテストモード時にはデータレジスタ115から
入力するセレクタ106と、RAM103のデータ出力
信号110とデータレジスタ115の信号とを比較し、
比較結果信号117を外部端子101に出力する比較器
116を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置のテストを容易に実現し、更に通常動作時の読み出し
書き込み可能な記憶回路(以下RAMとする)の任意の
アドレスのデータをテストモード設定することにより容
易にリード及びライトすることのできる半導体集積回路
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の半導体集積回路装置につい
て説明する。図4は、従来の半導体集積回路装置の構成
図を示すものである。
【0003】図4において、401は半導体集積回路装
置の外部端子であり、ここから半導体集積回路装置にデ
ータを入力したり、データが出力される。402は半導
体集積回路装置の内部論理回路領域である。403は半
導体集積回路装置に内蔵されているRAMである。40
4はセレクタであり、テストモード時はテスト用アドレ
スがRAM403に入力され、非テストモード時は内部
論理回路領域402で発生されるアドレスがRAM40
3に入力される。405はセレクタであり、テストモー
ド時はテスト用制御信号がRAM403に入力され、非
テストモード時は内部論理回路領域402で発生される
制御信号がRAM403に入力される。406はセレク
タであり、テストモード時はテスト用データがRAM4
03に入力され、非テストモード時は内部論理回路領域
402で発生されるデータがRAM403に入力され
る。407はRAM403のアドレス信号であり、セレ
クタ404の出力である。408はRAM403の制御
信号であり、セレクタ405の出力である。409はR
AM403のデータ入力信号であり、セレクタ406の
出力である。410はRAM403の出力信号であり、
内部論理回路領域402に入力される。411は外部端
子401から入力されるテストモード信号であり、セレ
クタ404とセレクタ405とセレクタ406に入力さ
れる。412はアドレス発生器、413は制御信号発生
器、414は入力データ発生器である。415は比較器
であり、RAM403のデータ出力410と入力データ
発生器415のデータを比較し結果を1ビットで出力す
る。416は比較器415の1ビットの比較結果信号で
あり、外部端子401から出力される。
【0004】以上のように構成された半導体集積回路装
置について、以下RAMのチェッカーボードテスト時の
動作について説明する。まず、外部端子401からテス
トモード信号411を設定する。これにより、半導体集
積回路装置はRAMのチェッカーボードテストモードに
され、セレクタ404はアドレス発生器412のデータ
を選択しRAM403のアドレス信号407として出力
する。セレクタ405は制御信号発生器413のデータ
を選択しRAM403に制御信号408を出力し、セレ
クタ406は入力データ発生器414のデータを選択し
RAM403にデータ入力信号409を出力する。
【0005】次に、RAM403をチェッカーボード状
態にするため、アドレス発生器412はアドレスデータ
「0」から順次所望の最終RAMアドレスまでインクリ
メントする。この際、制御信号発生器413はライト信
号を発生し続け、RAM403をライト状態にし、入力
データ発生器はデータとして全ビット“0”と全ビット
“1”を交互に発生させる。これにより、RAM403
はチェッカーボード状態のデータが書き込まれる。
【0006】次に、RAM403のデータを読み出すた
め、アドレス発生器412はアドレスデータ「0」から
順次所望の最終RAMアドレスまでインクリメントす
る。この際、制御信号発生器413はリード信号を発生
し続け、RAM403をリード状態にする。これによ
り、順次RAM403に格納されているデータがデータ
出力信号410から読み出される。この時、比較器41
5は入力データ発生器414のデータとデータ出力41
0のデータを比較判定し、一致または不一致かどうかを
1ビットの比較結果信号416として外部端子401に
出力する。このようにして、RAM403のチェッカー
ボードテストを実施する。
【0007】次にRAMのマーチングテスト時の動作に
ついて説明する。まず、外部端子401からテストモー
ド信号411を設定し、半導体集積回路装置をRAMの
マーチングテストモードにする。これにより、セレクタ
404はアドレス発生器412のデータを選択しRAM
403のアドレス信号407として出力する。また、セ
レクタ405は制御信号発生器413のデータを選択し
RAM403に制御信号408を出力し、セレクタ40
6は入力データ発生器414のデータを選択しRAM4
03にデータ入力信号409を出力する。
【0008】次に、RAM403のデータを全ビット
“0”の状態にするため、アドレス発生器412はアド
レスデータ「0」から順次所望の最終RAMアドレスま
でインクリメントする。この際、制御信号発生器413
はライト信号を発生し続け、RAM403をライト状態
にし、入力データ発生器はデータとして全ビット“0”
を発生させる。これにより、RAM403のデータとし
て全ビット“0”の状態が書き込まれる。
【0009】次に、アドレス発生器412はRAM40
3のアドレスを「0」番地から順次所望の最終RAMア
ドレスまで2サイクルに1回インクリメントし、制御信
号発生器413はRAM403のリード信号とライト信
号を交互に有効にする。その際、入力データ発生器41
5は、制御信号発生器413がリード信号有効時には比
較器415に期待値を出力し、制御信号発生器413が
ライト信号有効時にはセレクタ406へ全ビット“1”
のデータを出力する。比較器415は制御信号発生器4
13がリード信号有効時に、入力データ発生器414の
データとデータ出力410のデータを比較判定し、一致
または不一致かどうかを1ビットの比較結果信号416
として外部端子401に出力する。
【0010】つまり、最初全ビット“0”を読み出し、
その読み出したアドレスに全ビット“1”のデータを書
き込む。この操作を繰り返すことで、マーチングテスト
を実施する。
【0011】以上の動作は、RAMの物理的構造に合わ
せて細部を調整する必要がある場合がある。次に、通常
動作時について説明する。
【0012】テストモード信号411を無効にすること
で、セレクタ404は論理回路領域402のアドレスを
選択しアドレス信号407として出力する。セレクタ4
05は論理回路領域402のデータを選択し制御信号4
08として出力し、セレクタ406は論理回路領域40
2のデータを選択しデータ入力信号409として出力す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、RAMのテスト手法とテストフローをあ
らかじめハードウエアで構成しているため、任意のデー
タを書き込んだり、任意のアドレスのみのリードやライ
トが不可能なため、RAMの動作解析が困難という問題
点を有していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な手法でRAMのテストを実現しつつ、RAM
のテスト手法に自由度をもたせRAMの動作解析が可能
な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の半導体集積回路装置は、外部端子から設定
可能なテストモード信号と、RAMのアドレス信号をテ
ストモード時には外部端子から入力可能にする第1のセ
レクタと、RAMの制御信号をテストモード時には外部
端子から入力可能にする第2のセレクタと、RAMのデ
ータ入力信号をテストモード時には外部端子から一旦格
納可能な第1のデータレジスタと、RAMのデータ入力
信号をテストモード時には第1のデータレジスタのデー
タを入力可能にする第3のセレクタと、RAMのデータ
出力信号と第1のデータレジスタの信号とを比較し、比
較結果を外部端子に出力する比較器から構成されてい
る。
【0016】この構成によって、RAMのテストを実現
しつつ、RAMのテスト手法に自由度をもたせRAMの
動作解析が可能な半導体集積回路装置を提供することが
できる。
【0017】また、第1のデータレジスタのデータに対
してビット反転したデータを同時に保持する第2のデー
タレジスタを備えることが望ましい。この構成により、
一度の書き込み動作で、必要なデータとビット反転した
データをレジスタに保持することができるため、様々な
試験のデータ入力を効率的に行うことができる。
【0018】さらに、外部端子から設定可能なテストモ
ード発生回路と、テストモード発生回路の状態で制御さ
れるRAMのアドレス発生器と、テストモード発生回路
の状態で制御されるRAMの制御信号発生器を備えてい
ることが望ましい。
【0019】この構成により、外部端子からテストモー
ド発生回路にて自由に試験の形態を設定でき、あらかじ
め半導体集積回路装置内に必要な試験を実現できるよう
な回路を備えることなく、外部端子の設定により必要な
試験を実現することができる。また、アドレスや制御信
号を外部端子から設定する必要がなくなるため、テスト
モード時に割り当てられた端子数を削減することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の
第1の実施形態の構成図であり、半導体集積回路装置を
示すものである。図1において、101は半導体集積回
路装置の外部端子であり、ここから半導体集積回路装置
のデータを入力したり、データが出力される。102は
半導体集積回路装置の内部論理回路領域である。103
は半導体集積回路装置に内蔵されているRAMである。
104はセレクタであり、テストモード時はテスト用ア
ドレスがRAM103に入力され、非テストモード時は
内部論理回路領域102で発生されるアドレスがRAM
103に入力される。105はセレクタであり、テスト
モード時はテスト用制御信号がRAM103に入力さ
れ、非テストモード時は内部論理回路領域102で発生
される制御信号がRAM103に入力される。106は
セレクタであり、テストモード時はテスト用データがR
AM103に入力され、非テストモード時は内部論理回
路領域102で発生されるデータがRAM103に入力
される。107はRAM103のアドレス信号であり、
セレクタ104の出力である。108はRAM103の
制御信号であり、セレクタ105の出力である。109
はRAM103のデータ入力信号であり、セレクタ10
6の出力である。110はRAM103の出力信号であ
り、内部論理回路領域102に入力され、同時に外部端
子101に出力される。111は外部端子101から入
力されるテストモード信号であり、セレクタ104とセ
レクタ105とセレクタ106に入力される。112
は、外部端子101から入力されるアドレス信号であ
り、セレクタ104に入力される。113は外部端子1
01から入力される制御信号であり、RAM103のラ
イト信号やリード信号などの制御信号パルスをセレクタ
105に入力する。114は、外部端子101から入力
されるRAM103のデータ入力信号であり、115は
データレジスタである。データレジスタ115はデータ
入力信号114のデータを蓄え、セレクタ106にデー
タを出力する。116は比較器である。117は比較器
116の比較結果信号を出力する1ビットの比較結果信
号であり、外部端子101に出力される。比較データ器
116はデータレジスタ115とデータ出力信号110
とを比較し、一致したかどうかを比較結果信号117に
出力する。
【0021】以上のように構成された半導体集積回路装
置について、以下RAMのテスト時の動作について説明
する。まず、外部端子101からテストモード信号11
1を設定する。これにより、半導体集積回路装置をRA
Mのテストモードにし、セレクタ104はアドレス信号
112のデータを選択してRAM103のアドレス信号
107として出力し、セレクタ105は制御信号113
のデータを選択してRAM103に制御信号108を出
力し、セレクタ106はデータレジスタ115のデータ
を選択してRAM103にデータ入力信号109を出力
する。
【0022】次に、RAM103にデータを書き込むた
めに、アドレス信号112は外部端子101からアドレ
スデータを「0」から順次所望の最終RAMアドレスま
でインクリメントして入力される。この際、制御信号1
13は外部端子101からライト信号として入力し続け
られ、RAM103をライト状態にし、データレジスタ
115には外部端子101からのデータ入力信号114
によってテストしたいデータを設定しておく。この時チ
ェッカーボードテストを実現するなら、データレジスタ
115にデータとして全ビット“0”と全ビット“1”
を交互に設定する。マーチングテストを実施するなら、
データレジスタ115にデータとして全ビット“0”を
設定する。これにより、RAM103に所望のデータが
書き込まれる。この動作の繰り返しが必要な回数分実行
される。
【0023】次に、RAM103のデータを読み出すた
め、アドレス信号112は外部端子101からアドレス
データを「0」から順次所望の最終RAMアドレスまで
インクリメントして入力される。この際、制御信号11
3は外部端子101からリード信号として入力し続けら
れ、RAM103をリード状態にし、データレジスタ1
15には外部端子101からのデータ入力信号114に
よって期待値データを設定しておく。この時、比較器1
16は入力データ信号114のデータとデータ出力11
0のデータを比較判定し、一致または不一致かどうかを
1ビットの比較結果信号117として外部端子101に
出力する。マーチングテストは、外部端子101からの
制御信号113によりリードとライト状態を交互に発生
させることで実現できる。
【0024】以上のように本実施形態によれば、アドレ
ス信号112や制御信号113やデータレジスタが自由
に設定できるため、任意アドレスのデータをリードやラ
イト可能なうえ、書き込みデータの設定も自由である。
【0025】次に、通常動作時について説明する。テス
トモード信号111を無効にすることで、セレクタ10
4は論理回路領域102から出力されたアドレスを選択
してアドレス信号107として出力し、セレクタ105
は論理回路領域102の制御信号を選択して制御信号1
08として出力し、セレクタ106は論理回路領域10
2のデータを選択してデータ入力信号109として出力
する。
【0026】次に本発明の第2の実施形態について、図
面を参照しながら説明する。図2は、本発明の第2の実
施形態の構成図であり、半導体集積回路装置を示すもの
である。図2において、外部端子101と、内部論理回
路領域102と、RAM103と、セレクタ104と、
セレクタ105と、RAM103のアドレス信号107
と、RAM103の制御信号108と、RAM103の
出力データ信号110と、外部端子101から入力され
るテストモード信号111と、外部端子101から入力
される制御信号113と、外部端子101から入力され
るデータ入力信号114と、比較器116と、比較結果
信号117は第1の実施形態と同じ構成である。201
はセレクタであり、テストモード時はデータレジスタ2
04,205のデータがRAM103に入力され、非テ
ストモード時は内部論理回路領域102で発生されるデ
ータがRAM103に入力される。202はRAM10
3の入力データ信号であり、セレクタ201で選択出力
された信号である。203はアドレス信号112の最下
位1ビットの信号である。204はデータレジスタであ
り、データ入力信号114のデータを蓄え、セレクタ2
01に出力される。205はレジスタであり、レジスタ
204各ビットの反転データが書き込まれ、セレクタ2
01に出力される。データレジスタ204とデータレジ
スタ205はアドレスの最下位1ビットの信号203の
値に応じて比較器116で比較する入力データを決定
し、アドレスの最下位1ビット信号203がローレベル
の時はデータレジスタ204が選択され、アドレスの最
下位1ビットの信号203がハイレベルの時はデータレ
ジスタ205が選択される。セレクタ201は、テスト
モード信号111により、データレジスタ204とデー
タレジスタ205と内部論理回路領域102のデータの
中から1つを選択し、データ入力信号202として出力
する。
【0027】以上のように構成された半導体集積回路装
置について、以下テスト時の動作について説明する。ま
ず、外部端子101からテストモード信号111を設定
する。これにより、半導体集積回路装置はRAMのテス
トモードにされ、セレクタ104はアドレス信号112
のデータを選択してRAM103のアドレス信号107
として出力する。セレクタ105は制御信号113のデ
ータを選択してRAM103の制御信号108として出
力し、セレクタ201はデータレジスタ204またはデ
ータレジスタ205のデータを選択してRAM103に
データ入力信号202を出力する。データレジスタ20
4またはデータレジスタ205のデータのうちどちらを
選択するかはアドレスの最下位1ビット信号203の値
に依存する。
【0028】次に、RAM103のデータを書き込むた
めに、アドレス信号112は外部端子101から、アド
レスデータを「0」から順次所望の最終RAMアドレス
までインクリメントして入力される。この際、制御信号
113は外部端子101からライト信号として入力し続
けられ、RAM103をライト状態にし、データレジス
タ204には外部端子101からのデータ入力信号11
4によってテストしたいデータを設定しておく。同時に
データレジスタ205はデータレジスタ204のビット
反転データが設定される。この時、チェッカーボードテ
ストを実現するなら、データレジスタ204にデータと
して全ビット“0”を設定すると、データレジスタ20
5にはデータとして全ビット“1”が設定される。ここ
で、アドレス信号112のアドレス最下位1ビットの信
号203がローレベルの時はデータレジスタ204のデ
ータがRAM103に書き込まれ、アドレス信号112
のアドレス下位1ビットの信号203がハイレベルの時
はデータレジスタ205のデータがRAM103に書き
込まれる。この動作の繰り返しが必要な回数分実行され
る。
【0029】次に、RAM103のデータを読み出すた
め、アドレス信号112は外部端子101から、アドレ
スデータを「0」から順次所望の最終RAMアドレスま
でインクリメントして入力される。この際、制御信号1
13は外部端子101からリード信号として入力し続け
られ、RAM103をリード状態にし、データレジスタ
204には外部端子101からのデータ入力信号114
によって期待値データを設定しておく。同時にデータレ
ジスタ205はデータレジスタ204のビット反転デー
タが設定される。このとき、比較器116は入力データ
信号114のデータとデータ出力110のデータを比較
判定し、一致または不一致かどうかを1ビットの比較結
果信号117として外部端子101に出力する。
【0030】以上のように本実施の形態によれば、アド
レス信号112や制御信号113ならびにデータレジス
タ204,205が自由に設定できるため、任意アドレ
スのデータをリードやライト可能なうえ、書き込みデー
タの設定も自由である。そのため、マーチングテストも
実現可能である。また、通常RAMのテストに必要なデ
ータは任意のデータと任意のデータのビット反転データ
が必要であるが、これはデータレジスタ204に一度デ
ータを設定しておけば、データレジスタ205にも各ビ
ットが反転したデータが設定され容易にRAMのテスト
が実現可能になる。
【0031】テストモード信号111を無効にすること
で、セレクタ104は論理回路領域102のデータを選
択しアドレス信号107として出力する。セレクタ10
5は論理回路領域102のデータを選択し制御信号10
8として出力し、セレクタ201は論理回路領域102
のデータを選択しデータ入力信号202として出力す
る。
【0032】次に本発明の第3の実施形態について、図
面を参照しながら説明する。図3は、本発明の第3の実
施形態の構成図であり、半導体集積回路装置を示すもの
である。図3において、外部端子101と、内部論理回
路領域102と、RAM103と、RAM103の出力
データ信号110と、外部端子101から入力されるデ
ータ入力信号114と、比較器116と、比較結果信号
117は第1の実施形態と同じ構成である。セレクタ2
01と、RAM103のデータ入力信号202と、アド
レス最下位の1ビット信号203と、データレジスタ2
04と、データレジスタ205は第2の実施形態と同じ
構成である。301はセレクタであり、テストモード時
はテスト用アドレスがRAM103に入力され、非テス
トモード時は内部論理回路領域102で発生されるアド
レス信号がRAM103に入力される。302はセレク
タであり、テストモード時はテスト用制御信号がRAM
103に入力され、非テストモード時は内部論理回路領
域102で発生される制御信号がRAM103に入力さ
れる。303はRAM103のアドレス信号であり、セ
レクタ301で選択出力された信号である。304はR
AM103の制御信号であり、セレクタ302で選択出
力された信号である。305はテストモード発生回路で
あり、306は外部端子101から入力されたテストモ
ード発生回路305を制御するテストモード信号であ
る。テストモード発生回路305はRAMのテストに必
要な状態をハードウエアで実現し、テストモード信号3
06により、RAMのテストに必要な連続リードや、連
続ライトや、ライト/リードの繰り返しが自由に設定可
能である。307はアドレス発生器であり、テストモー
ド発生回路305の信号により、アドレスのインクリメ
ントやデクリメントが実現される。308は制御信号発
生器であり、テストモード発生回路305の信号によ
り、連続リード時はリード信号を設定しRAM103を
リード状態にし、連続ライト時はライト信号を設定しR
AM103をライト状態にし、ライト/リードの繰り返
し時は、ライト信号とリード信号を交互に出力し、RA
M103をライト/リードの繰り返し状態にする。
【0033】以上のように構成された半導体集積回路装
置について、以下テスト時の動作について説明する。ま
ず、外部端子101からテストモード信号306を設定
し、半導体集積回路装置をRAMのテストモードにす
る。これにより、セレクタ301はアドレス発生器30
7の出力信号を選択してRAM103のアドレス信号3
03として出力し、セレクタ302は制御信号発生器3
08の出力信号を選択してRAM103に制御信号30
4を出力し、セレクタ201はデータレジスタ204ま
たはデータレジスタ205のデータを選択してRAM1
03にデータ入力信号202を出力する。データレジス
タ204またはデータレジスタ205のデータのどちら
を選択するかはアドレスの最下位1ビットの信号203
の値に依存する。
【0034】次に、RAM103にデータを書き込むた
めに、外部端子101はテストモード信号306を入力
されテストモード発生回路305を連続ライト状態に設
定する。これにより、アドレス発生器307はアドレス
データ「0」から順次所望の最終RAMアドレスまでイ
ンクリメントするデータを発生させる。更に、制御信号
発生器308は連続でライト信号を発生させる。また、
データレジスタ204には外部端子101からのデータ
入力信号114によってテストしたいデータを設定して
おく。同時にデータレジスタ205はデータレジスタ2
04のビット反転データが設定される。この時、チェッ
カーボードテストを実現するなら、データレジスタ20
4にデータとして全ビット“0”を設定すると、データ
レジスタ205にはデータとして全ビット“1”が設定
される。ここで、アドレス発生器307のアドレス最下
位の1ビットの信号203がローレベルの時はデータレ
ジスタ204のデータがRAM103に書き込まれ、ア
ドレス発生器307のアドレス最下位の1ビットの信号
203がハイレベルの時はデータレジスタ205のデー
タがRAM103に書き込まれる。この動作の繰り返し
が必要な回数分実行される。
【0035】次に、RAM103のデータを読み出すた
め、外部端子101はテストモード信号306を入力さ
れテストモード発生回路305を連続リード状態に設定
する。これにより、アドレス発生器307はアドレスデ
ータ「0」から順次所望の最終RAMアドレスまでイン
クリメントするデータを発生させる。更に制御信号発生
器308は連続でリード信号を発生させる。また、デー
タレジスタ204には外部端子101からのデータ入力
信号114によって期待値データを設定しておく。同時
にデータレジスタ205はデータレジスタ204のビッ
ト反転データが設定される。このとき、比較器116は
入力データ信号114のデータとデータ出力110のデ
ータを比較判定し、一致または不一致かどうかを1ビッ
トの比較結果信号117として外部端子101に出力す
る。
【0036】以上のように本実施形態によれば、テスト
モード発生回路305の状態の組み合わせで自由にテス
トフローが設定でき、外部端子数の削減にも役立つ。ま
た、通常RAMのテストは任意のデータと任意のデータ
のビット反転データが必要であるが、これはデータレジ
スタ204に一度データを設定しておけば、データレジ
スタ205にも反転データが設定され容易にRAMのテ
ストが実現可能になる。
【0037】テストモード信号306を無効にすること
で、セレクタ301,セレクタ302,セレクタ201
は、それぞれ論理回路領域102のデータを選択してア
ドレス信号303,制御信号304,データ入力信号2
02として出力する。
【0038】以上の実施の例では、チェッカーボードテ
ストとマーチングテストについて説明したが、本発明の
構造にすれば、その他の任意のテストについても実施可
能である。
【0039】
【発明の効果】以上のような構成により、本発明の半導
体集積回路装置は、RAMのアドレスと制御信号を外部
から設定でき、RAMに書き込むデータはレジスタに蓄
え、またレジスタの値をRAMのリード時の期待値とす
ることにより、簡単な手法でRAMのテストを実現しつ
つ、RAMのテスト手法に自由度をもたせRAMの動作
解析の多様化を実現するものである。
【0040】また、本発明はデータレジスタのビット反
転データを蓄えるデータレジスタを設けることで、2種
類の入力データが設定可能になり、RAMのテスト時に
書き込むデータの設定を最初にしておけば、最後まで設
定が不要になり、簡単な手法でRAMのテストを実現し
つつ、RAMのテスト手法に自由度をもたせRAMの動
作解析の容易化を実現するものである。
【0041】さらに、本発明はテストモード発生回路
と、アドレス発生器と制御信号発生器を持たせ、RAM
のテスト時に使用される動作シーケンスをテストモード
発生回路を通じて設定できるため、簡単な手法でRAM
のテストを実現しつつ、RAMのテスト手法に自由度を
もたせRAMの動作解析の多様化を実現するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路
装置。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路
装置。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路
装置。
【図4】従来の実施形態に係る半導体集積回路装置。
【符号の説明】
101 外部端子 102 内部論理回路領域 103 RAM 104 セレクタ 105 セレクタ 106 セレクタ 107 アドレス信号 108 制御信号 109 データ入力信号 110 データ出力信号 111 テストモード信号 112 アドレス信号 113 制御信号 114 データ入力信号 115 データレジスタ 116 比較器 117 比較結果信号 201 セレクタ 202 データ入力信号 203 アドレス最下位の1ビットの信号 204 データレジスタ 205 データレジスタ 301 セレクタ 302 セレクタ 303 アドレス信号 304 制御信号 305 テストモード発生回路 306 テストモード信号 307 アドレス発生器 308 制御信号発生器 401 外部端子 402 内部論理回路領域 403 RAM 404 セレクタ 405 セレクタ 406 セレクタ 407 アドレス信号 408 制御信号 409 データ入力信号 410 データ出力信号 411 テストモード信号 412 アドレス発生器 413 制御信号発生器 414 入力データ発生器 415 比較器 416 比較結果信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み出し書き込み可能な記憶回路と論理回
    路を内蔵し、テストモード時に前記読み出し書き込み可
    能な記憶回路をテスト可能にする半導体集積回路装置に
    おいて、前記読み出し書き込み可能な記憶回路のアドレ
    ス信号をテストモード時には外部端子から入力可能にす
    る第1のセレクタと、前記読み出し書き込み可能な記憶
    回路の制御信号をテストモード時には外部端子から入力
    可能にする第2のセレクタと、前記読み出し書き込み可
    能な記憶回路のデータ入力信号をテストモード時には外
    部端子から一旦格納可能な第1のデータレジスタと、前
    記読み出し書き込み可能な記憶回路のデータ入力信号を
    テストモード時には前記第1のデータレジスタのデータ
    を入力可能にする第3のセレクタと、前記読み出し書き
    込み可能な記憶回路のデータ出力信号と前記データレジ
    スタの信号とを比較し、比較結果を外部端子に出力する
    比較器を備えていることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体集積回路装置におい
    て、前記第1のデータレジスタのビット反転データを保
    持する第2のデータレジスタを備えていることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の半導体集積回路装置におい
    て、外部端子から設定可能なテストモード発生回路と、
    前記テストモード発生回路の状態で制御される前記読み
    出し書き込み可能な記憶回路のアドレス発生器と、前記
    テストモード発生回路の状態で制御される前記読み出し
    書き込み可能な記憶回路の制御信号発生器を備えている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128922A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Toshiba Corp 半導体記憶装置及びそのテスト方法

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